佐田玄一郎

さたげんいちろう



当選回数回

佐田玄一郎の2010年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月05日第174回国会 衆議院 国土交通委員会 第5号
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○佐田委員 それでは、十一月に引き続きまして質問をさせていただきたいと思います。  今大臣の方から、我々、非常に要望が、中止の撤回をやってくれという話が相当うちの方にも来ておりますけれども、それは、あくまでもやはり地元の方々が中心となって、吾妻地区というんですけれども、吾妻地区...全文を見る
○佐田委員 ぜひ、そういう情熱を大臣もよく御理解いただいて、そして大臣もしっかりとした対話を持っていただきたい、私はそういうふうに個人的には思っております。  また、私は大臣に御指摘申し上げたいのは、どうも大臣の言動が変わりつつあるんじゃないかなというような気もするんですよ。 ...全文を見る
○佐田委員 今のお話がありましたけれども、後でまた質問させていただきます。  予断を持たずに再検証するから、この間の一月二十四日の住民対話を、そして地元の方々がそれに応じたということでは私はないと思っております。やはり、生活再建について大臣が真剣に考えていただく、そしてそういう...全文を見る
○佐田委員 つまり、再検証するということに対して、住民の方々はやはり一縷の望みを感じたわけですよ。完全中止だというふうに言っておったのが再検証の中に入れると言われたことは、じゃ、これはもしかしたら中止の撤回もあり得るんじゃないか、そういう希望を持って住民の方は行ったにもかかわらず...全文を見る
○佐田委員 一つの歴史の中で、五十七年間、大変に地元の方は苦労してきた。私は、その苦労を思ったときに、同じ群馬県人として、しっかりとそれは大臣に申し上げていきたいと思っているんですよ。  この基本になる基本計画のときには、前にも他の委員から質問がありましたけれども、大臣もさきが...全文を見る
○佐田委員 それで、その対話の中で大臣が、ダムのない生活再建、これについて考えているということを述べられて、地元の方々は非常に失望したということを聞いております。  五地区の連合の対策委員長は、中止方針を受け入れたわけではない、ダム湖前提に代替地での生活再建を望んでいる、こうい...全文を見る
○佐田委員 つまり、大臣、再検証するということで、地元の方は一縷の望みを持って大臣と対話に臨んだわけですよ。それまでは、要するにダム中止ありきで、対話しないと言っていたわけです。そういう対話の中で、大臣が言われた、ダム湖なしの、ダムなしの生活再建をやるんだということに対して、大変...全文を見る
○佐田委員 今大臣が理解をいただくように努力をしていきたいと言われましたけれども、私は、今もう繰り返しませんけれども、地元の住民の皆さん方の思いを考えたときに、では、ダム湖はなくてもいいですよというふうにはならないと思いますよ。そういうことになった場合に、この間の一月二十四日の会...全文を見る
○佐田委員 大臣、お気づきでしょうけれども、そういう中においてこれからまた対話を開きたいといっても、これはなかなか難しいと思いますよ、はっきり言って。大臣は、これから将来に向けて対話をして御理解をいただきたい、その繰り返しですよ、はっきり言って。あともう一つは、予断なくこれからも...全文を見る
○佐田委員 財政面の問題もありますから、どこまでできるかということはありますけれども、大臣の今のイメージですと、地元の方から上げてもらったことを考えていきたい、こういうふうに言われていますけれども、地元の方としては、これは完全にダム湖が必要だ、それを前提でやっているんだからと。い...全文を見る
○佐田委員 だから、大臣、自分が確固たる意思で中止の方針だというふうに思うぐらいであるならば、そして生活再建をきちっとやりますと言うんだったら、大臣が本当に、地元の方々の意見をこの間聞いたわけですから、そういう中において、イメージ、では、地元の方々にどういうことをすれば御理解いた...全文を見る
○佐田委員 それと、有識者会議をつくられて再検証されているということなんでありますけれども、既に審議会があるからこれはおかしいんじゃないかというふうなことを前、脇先生も質問されておりましたけれども、まさにそういうことであって、この間、私が質問をさせていただきましたけれども、代替地...全文を見る
○佐田委員 大臣に申し上げたいのは、もう本当に時間がないんですよ。ことしの夏、そしてまたそれからその基準にのっとって議論をしていくということになったら、先の先に行くわけですね。そういう形で、そういうことに対する不安というのは物すごく大きいんですよ。ぜひ、そういうところを大臣も御理...全文を見る
○佐田委員 もう時間が尽きましたので、最後に一言。  これは大臣、今も申し上げましたが、私は、うちの県というのはキャサリン台風がありまして、群馬県で六百人近くの方が亡くなられた。栃木県でも三百五十人ぐらいの方が、貴重な生命が、亡くなられたわけですね。我々国会議員、大臣もそうです...全文を見る
○佐田委員 具体的に……
○佐田委員 済みません。  ダムに頼らない治水というものをぜひ今度議論させていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。終わります。
03月17日第174回国会 衆議院 国土交通委員会 第7号
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○佐田委員 それでは、質問をさせていただきます。  きのう、参考人で、長野原の旅館組合の豊田さんがおいでになりました。豊田さんの主張は、一月の二十四日に大臣と対話をさせていただき、その中の条件としては、生活再建並びに予断なく再検証をするという条件でやらせていただいた、こういうふ...全文を見る
○佐田委員 生活再建につきましてはこれから話し合っていくという話でありますけれども、この間も大臣にお聞きしましたけれども、大臣は中止ということで考えをお持ちですけれども、中止の場合の大臣の生活再建の考え方、これからどういうふうに地域に対して中止をしていくか、こういうこともぜひお述...全文を見る
○佐田委員 大臣、ですから、そこの辺がちょっと食い違うわけですね。大臣は、ダムのない生活再建の話をしたい。ただ、向こうの方は、住民の方々は、ダムなしの生活再建はもう考えられない、きのうも言われたように。もう十年以上それは計画を立ててきた、こういうことがあるわけですから。  それ...全文を見る
○佐田委員 私も同じ群馬県ということで、地元であるわけですから、よく川原湯の町長さんだとか東吾妻の町長さん、おいでになったり電話をいただいたりするんですけれども、生活再建ということが、大臣の言われている生活再建と、十年間一生懸命頑張って考えてこられた地元の生活再建が、全然かけ離れ...全文を見る
○佐田委員 大臣、ぜひその辺の生活再建は、大臣の方も、役所の人たちもいますから、地域のことをよく考えて、また向こうに事務所もあるわけですから、事務所の所長さん方も随分長くいるんでしょうから、その辺をよく話し合いをしながら、角の立たないように、そして具体的にどういうことをやっていく...全文を見る
○佐田委員 地元の方々も非常に悲観をされているので、全部もとに戻してくれというふうに言われたんだと思いますけれども、現実としてそれはもう不可能ですからね、はっきり言って。外へ出られている方も随分いらっしゃいますし、工事も進んでいるということもありますし。そういう中において、大臣も...全文を見る
○佐田委員 そういうことがありますので、ここで一番大事なのはもう時間がないということですから、大臣、ぜひこの辺は誠意を持ってしっかりと地元の方々に伝えていただきたい、こういうふうに思います。  それでは次に行きますけれども、八ツ場ダムの建設事業は、一都五県が治水の負担金と利水の...全文を見る
○佐田委員 これはよく話し合いをしていかないと、地方と全く分離してしまって、地方は本体分も計上しているわけであって、本体に移っていないからそれはやらないんだというふうに大臣は言われましたけれども、まあこれはへ理屈ですけれども、本体の導水路はやっているわけですからね、一部は。大臣も...全文を見る
○佐田委員 ここで非常に問題になるのは、もしも中止ということになると、うちの群馬県でも、藤岡市で水道水が、暫定水利権の半分ぐらいがなくなります。そしてまた、埼玉県も、暫定水利権がなくなると水道が二二%減ります。それを地下水からくみ上げると、要するに、今の一・八倍くみ上げなくちゃい...全文を見る
○佐田委員 だめですか。  では、大臣にお聞きしますけれども、要するに、暫定水利権がなくなるというのは、中止から、特ダム法の処理であるとかそういうことを含めて、いつなくなるものなんですか。それとも、これは本体を予算計上しないというときに暫定水利権がなくなるのか。河川法にのっとっ...全文を見る
○佐田委員 大臣、前にも申し上げましたけれども、利根水系に限ってお話しすると、もうダムが幾つかありますけれども、そのダムについて、利水や治水に対して、各利水者、治水者の方々は負担金をちゃんと出しております。その人たちが、例えば、要するに、八ツ場なんかがなくても水がとれるんだ、暫定...全文を見る
○佐田委員 大臣、この二万二千というのは、基本的に、技術的に、私も、計算方法は非常に複雑だというから聞いておりませんけれども、社会資本整備審議会で決められて、前橋と水戸と東京の裁判で、これは間違っていないというふうな判決が出ているんですよね。  そういう中で一万六千五百というこ...全文を見る
○佐田委員 だんだん時間もなくなってきましたけれども、大臣、群馬県の例えば烏川であるとか奥利根であるとか、そして今度の吾妻であるとか、こういうところのどこに雨が降るかわかりません。大洪水がどこに来るか。  キャサリン台風は私の住んでいるところの赤城山というところに降りました。だ...全文を見る
○佐田委員 大臣、もう時間が参りましたので、最後に、これからも議論をさせていただきたいと思うんですけれども、群馬県のホームページによりますと、平均的な洪水調整量をすべて川幅を広げる引き堤、広くして断面積を広げて水位を下げる。そうすると、すべての川の現在の川幅の一割以上の六十メート...全文を見る
11月12日第176回国会 衆議院 国土交通委員会 第5号
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○佐田委員 自民党の佐田玄一郎でございます。質問をさせていただきます。  実は、尖閣の問題なんですけれども、これは大臣が所管をされておるわけでありますけれども、今回の件、毎日毎日本当に新しい情報が出てまいりまして、この情報管理は一体どうなっているのか、私は、国民の一人として非常...全文を見る
○佐田委員 再発防止をするということは当然のことであります、学習能力がなければ困りますから。そうではなくて、私の申し上げているのは、所管大臣としてどういう責任を感じておられるかということを聞いているんです。
○佐田委員 委員長、私の聞いていることにお答えいただいておりませんので、それは私はおかしいと思いますよ。要するに、今回、神戸の海上保安官がこういうふうな漏えいをした。また、これを情報公開しない関係で国益を損ねた。この二点でありますけれども、所管の大臣が責任を感じておるのかどうかと...全文を見る
○佐田委員 ということは、大臣、自分の責任は感じておられない、そういうことですね。
○佐田委員 全然答えていないんだよ、委員長。  要するに、責任があるのか。自分に責任がないのなら、ないと言っても構いませんから、ちゃんと答えてください、大臣。
○佐田委員 大臣、では私は、そういうことで、要するに、大臣は責任がないと自分で思われているというふうに判断してもよろしいんですね。だって、そういうふうに言ってますよ、私が聞いていることに全く答えていないわけでありますから。  私は、そういうことを考えたときに、今回の件につきまし...全文を見る
○佐田委員 全く言っていることが、ちょっと話がずれているんですけれども。  私はとにかく責任問題について言っているにもかかわらず、調査をします、そしてまた再発防止をします。そんなことは当たり前のことですよ、大臣。大臣が言うべき話じゃないですよ、はっきり言って。  大臣は、十一...全文を見る
○佐田委員 大臣、要するに、官邸に報告をしたとき、事情聴取が始まるような時間なわけですよね。そういうことを考えたときに、本当にこれは、機敏性がないというか即時性がないというか、かなり危機管理がないというふうに私は思うんです。  よく調べてから。では、それは一日たってもいいんです...全文を見る
○佐田委員 それでは、大臣は、情報が九時四十分に入って、そしてまた官邸に知らせるのがお昼になってしまった。三時間ぐらいかかっておるわけでありますけれども、それでもいいというふうに、要するに、情報管理の立場として、確認してからでいいのであるから少しぐらいおくれてもいい、こういうふう...全文を見る
○佐田委員 そういうことで、官邸に報告がかなりおくれたことは事実であります。  また、前の委員会のときに大臣は、ビデオにつきましては、石垣の海上保安部と那覇地検の二つしかない、二つある、こういうふうに言われておりましたけれども、今回、相当に出ていたということが判明したわけであり...全文を見る
○佐田委員 大臣は、前回の委員会からいろいろ答弁されておりますけれども、誠実性に欠けるんじゃないかと私は思うんですよ。例えば、もちろん責任逃れでもありますし、この二つありますというふうに言っておった。それと同時に、我が党の方からの質問に対して、ビデオを見られたと。見てどうでしたか...全文を見る
○佐田委員 前の前原大臣は、これはビデオを見ればもう明らかだ、こういうふうに言っておりました。この間、私は六分間のビデオを見たときに、説明の中で、追突するときには船が傾く、ですから当然これはぶつかってきたんだ、こういうふうに解説されているんですよ。大臣がそれを知らないわけはないわ...全文を見る
○佐田委員 大臣、短く言ってくださいね。  大臣の言われた、海上保安官の皆さん方が大変に努力されている、私はもうこのビデオを見てよくわかりました。命がけで、相手が武器を持っているかわからないのに、海上保安官の人たちは丸腰で立入検査をする、殉職者が出るまで領海の警備の問題に国は向...全文を見る
○佐田委員 大臣の言われていることは、要するに、議員として客観的に物事を言うべきだというふうに言っていますけれども、では、なぜ先ほどそういうふうな答弁をされたんですか。私は、幾ら国会議員といえども、今度のビデオを見て、国民の知る権利ということも考えて、海上保安官の人たちが本当に命...全文を見る
○佐田委員 大臣の言われていることは、答弁がつながっていないわけですね。先ほどは、そういうふうな、海上保安官の方々が大変な仕事をしていると言っていながら、そしてこういう事件になった発端は自分の責任にあるにもかかわらず、自分を擁護して責任を認めない。こういうふうなことを繰り返されて...全文を見る
○佐田委員 つまり、この事故が起きた、要するに、尖閣列島で中国船が海上保安庁の巡視船に衝突したのは九月の七日、そうですよね。そして今、大臣が秘匿性を持たせるように指示を出したのが十月十八日。この一カ月間、一カ月以上ですね、ほとんどほったらかしだった、こういうことですよね、はっきり...全文を見る
○佐田委員 いずれにいたしましても、七日から十月十八日までは共用パソコンで見られた、こういうことは事実でありますから、これはまさに、危機管理、情報管理が全然できていないということは事実であります。  私は、今、こういう一連の質問をさせていただきましたけれども、原点にあるのはやは...全文を見る
○佐田委員 つまり、八月十五日に終戦で、その後に、来てみてアメリカ軍もいないということで、占領したのが、占有したのが九月の二日だ、こういうことであります。まさに屈辱的。これは一連の事件であるわけであります。  今回の尖閣の問題もそうであります。右往左往しながら、結局、私個人の意...全文を見る
○佐田委員 つまり、口では海上保安官の仕事に対する評価をしていながら、やっていることは保身に走っているというふうに解釈されてもおかしくない、私はこういうふうに思っております。現場は本当に悲しい思いをしておられると私は思っておりますよ。  それで、予算委員会で菅直人首相は、今回の...全文を見る
○佐田委員 それでは、総理に責任があって所管の大臣には責任がない、こういうふうな御判断なんですか。
○佐田委員 それで、時間もなくなってきまして、先日、仙谷長官が、政治職と執行職のトップは責任のあり方が違う、政治職の方が軽いみたいな発言をされました。これはとんでもない発言だと思いますよ、はっきり言って。民主党全体の皆さんもそう思いませんか。民主党は政治家主導なんでしょう、政治主...全文を見る
○佐田委員 この事案につきましては、私は非常に重大な事案だと思っております。そして、もう時間がなくなりましたからまたもう一度やらせていただきますけれども、とにかく情報管理、これも、先ほど申し上げましたけれども、全くなっていない。そして、危機管理も全くない。そういう結果として、最初...全文を見る
○佐田委員 結局、大臣は、最後まで自分の責任について言及しなかった。私は、はっきり言って非常に無責任だと思いますよ。どんな社会においても、こういうことについて責任を感じる。総理まで責任を感じていると言っているにもかかわらず、担当大臣の馬淵大臣が責任論は全く言及しない。こんな無責任...全文を見る
○佐田委員 終わります。