佐田玄一郎

さたげんいちろう



当選回数回

佐田玄一郎の2011年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月04日第177回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○佐田委員 おはようございます。自由民主党の佐田玄一郎でございます。  きょうは、先般、金子議員の方からもありましたが、八ツ場の問題につきまして中心に、これは民主党のマニフェストでもありますので、質問をさせていただきたいと思います。  先立って、今回、河川局長を呼んでおります...全文を見る
○佐田委員 大臣、これは地元の、本当に苦しんでいる吾妻地区の、もう五十年以上苦しんでいる方々も聞いておるわけでありますから、しっかりとした議論を私はしていきたいと思っております。  それと、事前に私申し上げますけれども、今の状況、今までずっと私もこれを議論してまいりました。もう...全文を見る
○佐田委員 せっかくのお言葉ですけれども、大臣、地元の方々、私は十二月の十九日に、この間視察をやってまいりました。もう何度もやっておりますけれども、そのときには我が党の議連の方々、友党の方々も一緒になって、そしてまた一都五県の知事も含めた、要するに推進議連の県議そして都議の人たち...全文を見る
○佐田委員 大臣、知事ももちろん一生懸命推進ですよ。東吾妻も長野原の町長さんもみんな推進ですよ。ただ、一番苦しんでいるのはだれだと思いますか、住民の皆さん方ですよ。  要するに、どかなくてもいい、湖底に沈む、そういうことで大変に親戚同士も争ってきた。そして、そういう中において、...全文を見る
○佐田委員 大臣、私がちょっと時間をとって説明させていただきますよ、なぜ怒っているかということを。私は自分で想像して言っているんじゃないんですよ。地元の方々と先日話し合って、その中の苦しい思いを聞いてきたから、大臣にお伝えしているんです。大臣が行ったって話なんかしてくれませんよ、...全文を見る
○佐田委員 大臣、これを理解しないと困るんですよ。だって、先ほど言ったことと全然違うんですよ。これに基づいて、中止かやるかどうかというのを国土交通省で検討しているんですよ。にもかかわらず、秋までに検証しますと大臣は何で言えるんですか、これを理解しないで。何で検証するんですか。 ...全文を見る
○佐田委員 大臣、概要なんというんじゃ困るんですよ、はっきり言って。これがメーンなんですよ。これによって国土交通省、役人の皆さん方は検証をして、やるわけですよ。  では、この要素が何かわからないで、何でこれから検証して一日でも早く結論を出せるんですか。全然おかしいと思いますよ、...全文を見る
○佐田委員 わかりました。  では、その概要を読んで、中止かどうかの要するに決定をする要素があるでしょう、いろいろ。その要素は何ですか。
○佐田委員 全然答弁になっていないんですけれども、委員長。  私は、中止かどうかを判断する有識者会議、これは前原さんがつくった独立した組織なんですよ。この資料で出てきた有識者会議の結論の中で、中止にするかどうかという幾つかの要素があるわけですよ。要するに、その要素は何かと聞いて...全文を見る
○佐田委員 全然明快じゃないんですよ、皆さん。  そして、今言われたように、環境の問題、そしてコストの問題……(発言する者あり)ちょっと黙ってください。コストの問題、そして、今お話がありましたように、住民のことも考えていかなくちゃいけない。それは載っていませんけれどもね。  ...全文を見る
○佐田委員 そういうことを言ったんですよ。それでもう住民はかんかんになっちゃった、また。  九月にやっとですよ、皆さん……(発言する者あり)ちょっと、聞いていてくださいよ、時系列的に話をしているんだから。知らないんだから、どうせ。  九月に有識者会議、それも大臣は知らなかった...全文を見る
○佐田委員 それでは、議院内閣制じゃないんですね。(発言する者あり)だって、内閣が国会に対して責任を負うんですよ。それに与党の中から選ばれているんですよ。  先ほども言ったけれども、これはちゃんと地元紙の中で、本当に言ったかどうかって、ちゃんと言っていますよ。「地元と話し合うた...全文を見る
○佐田委員 はい、済みません。今のは十一月の十六日です。  もう一つ。十一月の八日、これは地元紙ですね。
○佐田委員 上毛新聞。馬淵氏の発言について、岡田さんが発言されているんです。  岡田幹事長は七日、茨城県茨城町の集会で、八ツ場ダムの中止の方向性を事実上撤回したことに関して、地元と話し合う環境をつくるための発言で、必ずしも方向転換ではないと。  だって、同じじゃないの。馬淵氏...全文を見る
○佐田委員 だから大臣、そういうことで非常に傷ついてるんですよ。まだそれで終わらないんですよ、大臣。これがまた問題なんですよ。  そして、要するに、馬淵さんが視察をしたけれども、このときは住民は結局拒否したんです。そして、しばらくしてこの岡田さんの発言があって、もう地元の人たち...全文を見る
○佐田委員 そういう中で、うちの方にも相当陳情が来ているんですよ。  そして、七月の二十七日に、地方負担金、六割あるんですよ、地方の負担分が。それを、完成のめどが立たないということで、負担金の支払いの拒否をしたんですよ。どうしてだと思います。
○佐田委員 大臣、それは全然違うんですよね、はっきり言って。  要するに、七月の二十七日にこれを表明しているんですね。二〇一〇年の七月の二十七日。なぜこれを拠出しなくなったか。それは、大臣も先ほど読んでいなかった、これに関係あるんですよ。まとめの前に、事前にこういうのが出ている...全文を見る
○佐田委員 大臣、秋までにやる、結構ですよ、それは。だけれども、大臣、では秋までにやったらいつ完成するんですか、八ツ場ダムは。もしも、秋でやれることになって、予算計上できて、やるとしたらいつやるんですか。いつ完成するんですか。
○佐田委員 大臣、これはめちゃくちゃな話ですよ。最初、前原さんのときに夏までと言って、大臣のときに秋までと言って、今度は何、平成三十年。  例えば、秋までに予算計上して始めたらどのぐらいでできるかと聞いているんですよ。
○佐田委員 平成三十年と言ったでしょう、今。だから、ずっと延びちゃっているわけですよ、はっきり言って。また延びているんですよ。二〇一五年に完成するということになって、基本計画もできているんですよ。それによって特ダム法があるんですよ。  では、その手続というようなことについても議...全文を見る
○佐田委員 私は、はっきり言って地元の方々に本当に申しわけないと思っていますよ。大体、国交大臣がころころかわって、三人もかわって、地元の人たちもそのたびに期待をして裏切られているんですよ。今度また平成三十年ですか。そんなばかな話ないでしょう、今もこんなに苦しんでいるのに。  一...全文を見る
○佐田委員 だから大臣、これは簡単に、工期を二〇一五年から先に延ばすということはできないんです、基本計画というのがあって。手続のことは議論しているんですか、議論は。これは基本計画を変更していないんだから。  例えば、地方負担分の問題やら、そして、何年、二〇一五年までに完成すると...全文を見る
○佐田委員 とにかく、大臣、これも全然読まないで、これが基本なんですよ。そして、中止かどうか、要するに頑張りますと言ったって、これは本当に不誠実ですよ、はっきり言って。そして、あげくの果ては、役所に聞いたら平成三十年には完成するでしょうと、もしも順調にいって、今からやって。そんな...全文を見る
○佐田委員 これでわかりましたことは、やはり、大臣、政治主導なんて全くうそっぱちですね、はっきり言って。要するに、知事さんにお任せ、役所にお任せ、今言っているのはそういう話ばっかりですよ。  御自分で判断したらどうなんですか。自分の判断基準で、ちゃんとこういうものを勉強して、一...全文を見る
○佐田委員 大臣、今大臣が言った人たちは、全部建設促進ですよ。それは御理解していただいているでしょう。  本来なら、大臣、要するに、一番の可否を決めるこの資料、これを読んでいないで、概要だけで検証……(発言する者あり)読んでいないと言っているんだから、概要だけだもの。  検証...全文を見る
○佐田委員 局長、ひとつしっかりやってくださいよ、そういう生活再建につきましては。  ただ、生活再建というのは、申し上げますけれども、私も、生活再建は与野党挙げてこれをやりますよと言いましたよ、それは。ただ、地元の人たちは、皆さん、行っていない方は行ってもらいたいんですけれども...全文を見る
○佐田委員 馬淵前大臣も大畠大臣も技術屋だから御案内のとおり、物事をやるときというのは必ず安全率というのが必要ですよね。基本高水についても、これは人の生命財産がかかっていることですよ。このキャサリン台風のときにも、うちの群馬県においては五百九十二人の貴重な生命が失われているんです...全文を見る
○佐田委員 だから、大臣、一度出たものを、そういう判決が出たものに対してまた再度国費を使って再検証する必要があるかどうかというのは、疑問に感じますよ。もしも変わらなかったら責任をとらなくちゃいけませんよ、はっきり言って。  それと同時に、先ほど大臣は、要するに、この資料において...全文を見る
○佐田委員 大臣、本当は大臣としっかりと議論したいんだけれども、これはやはり、どう見ても、黒を白に塗りつぶそう、こうやっているのと同じですよ。治水の面から、利水の面から見ても、物すごい無理がありますよ、はっきり言って、大臣。よく勉強してください。次またやりますから。いいですか。 ...全文を見る
○佐田委員 では、きょうはちょっと優しかったけれども、また頑張ります。
02月24日第177回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○佐田委員 二月四日に引き続きまして、また質問をさせていただくわけでありますけれども、質問に先立ちまして、ニュージーランドの地震に際しましては、本当に心から国民の皆様方にはお見舞いを申し上げる次第でございます。また、連絡がとれなく、そしてまた被災をされている邦人の方々も含めて、い...全文を見る
○佐田委員 大臣、今言われたことはこの間も答弁で聞きました。要するに、私の発言がすべてであって、党とはかけ離れて、私の方が正しいと言われていますけれども、それはおかしいですよ。民主党の皆さん方は政府と党は一体だと言い続けてきたんですから、それは幹事長が言ったことですから、これは重...全文を見る
○佐田委員 大臣、検証の結果って、この間、私もその質問をさせていただきましたけれども、検証に際しては概略じゃ困るんですよ。要するに、中間報告をすべて読んでいただいて、中身はいろいろなことが書いてありますから、それは学者の皆さん方が客観的に書かれているわけでありますけれども、そうい...全文を見る
○佐田委員 大臣、その辺がちょっとかみ合っていないんですよ。  まず、大臣に現地を見ていただいて、地元の方々もちょっとがっかりしているんですね。足早に見ていって、それだったら来ない方がいいとか、いろいろな意見を聞いています。ただ、その中で、もっと謙虚に、そして一日でも早く中止撤...全文を見る
○佐田委員 大臣、それならば、検証をして秋までと言われましたけれども、検証をした中で、この中間報告と大きく違うということはないですね。
○佐田委員 大臣は、それはこの間も答弁でされました。私が一番気になったのが、中間報告ということは困るんですよ。後になって、結論ありきで、結論に合わせて、中間報告じゃなくて本当の報告ができましたというんじゃ、これは本当に裏切られたという話になりますよ。いつまでも大臣の所信というのは...全文を見る
○佐田委員 大臣のそういう話を今お聞きしました。  そして、中間取りまとめがあります、ここに。この間、この内容はどうですかと大臣にお聞きしました。大臣は読んでないと言っていましたけれども、この中の要するに判断の基準は、コストと環境というふうに言われましたよね、答弁のときに。(大...全文を見る
○佐田委員 これはもうコストということでかなり入っているということで、大臣、わかりましたでしょう。だから、コストを中心として考える。もちろん安全度がありますよ。先ほど私が読んだ文章ですと、もう安全度よりもコストぐらいな、こういう文章になっているわけですよ。  そういう中で、私は...全文を見る
○佐田委員 きょう、厚労大臣に来ていただきましたけれども、厚労大臣は埼玉の出身でしょう。この八ツ場ダムをやめた場合の埼玉の被害というのは、一番大きいんですよ、群馬県の次に。これは、暫定水利権がなくなったら三割の水道水がなくなるんですよ。埼玉は既に、地下水を掘って、かなりの地盤沈下...全文を見る
○佐田委員 今、大臣は、ダムにかわるものができるかどうかを検討していると言われましたけれども、それでは、今もう心の中で、ダム以外のものを考えたいという考えなんですけれども、大臣が考えているダム以外のものというのは具体的に何なのか、ここでちょっと説明してくださいよ。
○佐田委員 では、大臣は、その二十六の検討の中でできない場合は進めるということですね、そういうことですね。
○佐田委員 もう時間がなくなってまいりましたけれども、大臣、要するに、検証の基準であるこの中間報告がコストということになっていることを忘れないでくださいね。  そして、現場の方も、これは八百億ぐらいコストがかかる、中止した方が八百億ぐらいかかる。もしも中止して、今言われたような...全文を見る
○佐田委員 もう時間になりましたけれども、大臣、私はそんなこと全然聞いていないでしょう。私の言った質問に答えてくださいよ。  要するに、理詰めで、この中間報告を基準にすると今言ったでしょう。その中間報告がコストということになっているんだから、あと安全度だって。特にコストなんです...全文を見る
○佐田委員 全然答弁になっていないじゃないですか、だって。
○佐田委員 終わりますよ。だって、同じ党なんだから、いいじゃないですか、会派で。  もうこれで終わりにしますけれども、大臣、自分の言っていることをよく考えて発言してください、答弁は。私の質問に対してしっかり答えて。全然答えてないじゃない。私は、だから、細かく数字で言っているんで...全文を見る
○佐田委員 もういい、もういい、もういいです。大臣、いいよ、もう。  では、答えてください。
○佐田委員 委員長、全然答弁になっていないですよ。
○佐田委員 答弁になっていないよ、全然。私の言っていることが間違っているなら間違っていると言ってくれればいいんですよ、そこで議論するんだから。そんな、おかしいよ、全然、数字で言っているのに。そちらも技術者でしょう。私だって技術者だったんだから、数字で議論しましょうよ、コストと言っ...全文を見る
04月13日第177回国会 衆議院 国土交通委員会 第7号
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○佐田委員 自由民主党の佐田玄一郎でございます。きょうは、法案並びに災害につきまして質問をさせていただきたいと思います。時間も限られますので、答弁におきましては簡潔にお願いしたい、こういうふうに思っております。  今回の災害、一カ月たったわけでありますけれども、果たして今どうい...全文を見る
○佐田委員 大臣、私が聞いているのは、今居住している方、要するに、完全にでき上がって住めるようになった住宅は幾つあるかと聞いているんです。
○佐田委員 大臣、だからそういう努力、例えば港湾であるとか鉄道であるとか、それを復旧させるということも大事ですけれども、まずやらなくてはいけないのは被災者の方々の生活の安定であるということを忘れないでいただきたいんです。  そして、その中において、今言われたように、もう一カ月た...全文を見る
○佐田委員 大臣、答弁はできるだけ短目にしてください、時間がないので。  それで、大臣はそういうふうに努力をされておる。その中におきまして、やはり環境省でやる、または厚生労働省でやる、これは実質的に手がないわけですよね、はっきり言って。その中において国土交通省は、かなり道路の方...全文を見る
○佐田委員 大臣、これは非常に重要なことで、今、現場を見ておると、ほとんど自衛隊の方が不眠不休で大変な瓦れき撤去に当たられておる。これを見たときに、本当に自衛隊の方々は大変だなと。本来業務じゃないわけですね。それにもかかわらず、お亡くなりになった方もいらっしゃる。それほどまでに真...全文を見る
○佐田委員 それで、この新聞によりますと、政府で、避難が必要な期間が数年に及ぶ可能性は否定できないと言っているんですよ。そういうことを言ったときに、被災されている方が今非常に不安になっているんですね。ですから、そういう言葉一つ一つにも、やはり非常に考えて、被災者の方々を安心させる...全文を見る
○佐田委員 大臣、私がなぜこれをしつこく言うかというと、今現在、我々は県と県でやっています。仲介役がないので直接県と県でやっているんですけれども、直接県と県でやって、こういうふうな、例えば自主退避であるとか計画的避難区域であるとか、こういうことをやったときにどういう現象が起きるか...全文を見る
○佐田委員 では、もう時間が、地震の時間は抜けたと思ったんですけれども、ちょっと最後の質問になると思いますけれども、質問というか申し上げたいのは、四月八日開催の電力需給緊急対策本部に付議された夏期の電力需給対策の骨格の中に、夏期節電対策の具体例として「電力需要ピーク期の家族旅行(...全文を見る
08月23日第177回国会 衆議院 環境委員会 第14号
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○佐田委員 ただいま委員長から趣旨の御説明がありました石綿による健康被害の救済に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、自由民主党・無所属の会を代表して発言をさせていただきます。  石綿健康被害救済法は、平成十八年に制定の後、平成二十年には医療費等の支給期間の拡大等の措置...全文を見る
08月25日第177回国会 参議院 環境委員会 第11号
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○衆議院議員(佐田玄一郎君) 水野先生の言われるとおりでありまして、また、大変原点にかかわる大事な御質問だと思っております。  この法律をまず最初に考えたのは、平成十七年にクボタ・ショックがありまして、この中で近辺で遊んでいた子供さんが働き盛りになってこの疾病になるとか、又はい...全文を見る
○衆議院議員(佐田玄一郎君) 先生の言われるとおりでありまして、今回の改正につきましては、この一番最初の施行されたのが平成十八年三月二十七日、そして五年後の見直しでありますから平成二十三年三月二十七日なわけです。つまり、言い換えると、要するに今のところは穴が空いておりまして、これ...全文を見る
○衆議院議員(佐田玄一郎君) 当初、平成十八年三月二十七日から五年間ということで、それ以前のものも含めて五年で見直しをすると。それまでに、要するに五年がたつと時効が発生して、今度は、続いていれば特別遺族給付金が支給されるんですけれども、その制度がなかったので今回穴が空いてしまった...全文を見る
○衆議院議員(佐田玄一郎君) 当時、私はそれほど関係はしておりませんでしたけれども、実は私は技術者ですから、トンネルの技術で入っていたことあります、実際。それはやっぱりいろいろな、今委員が言われたように、中には数量計で数字で測るものもありますし、ただ、中に入りますと湿度が一〇〇%...全文を見る
10月26日第179回国会 衆議院 国土交通委員会 第2号
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○佐田委員 引き続きまして、私も群馬県ですから、八ツ場につきまして質問をさせていただきたいと思います。  それに先立ちまして、先般、大臣も我が群馬県に視察に来られた。そのときにお感じになったのは、かなりの事業が進んでいる、そういうことだと思います。  大臣、率直に、大臣も過去...全文を見る
○佐田委員 つまり、本体工事は進んでおりませんけれども、ほかのところの、例えば百四十五号の切り回しであるとか吾妻線の切り回しであるとか、そしてまた住民の方々の移転の問題であるとか、これはもうほとんど八割近く終わっております。  そういう中において、生活再建という話がありますけれ...全文を見る
○佐田委員 大臣の今の持続可能というお言葉を聞いて、私もそのとおりだと思います。  持続可能とは、つまり、何百年も歴史のある吾妻地区が、これからも住民の皆さん方が安寧を持って暮らしていけるというのが持続的だ、私はそういうふうに考えています。そのための生活再建事業である。ただ単に...全文を見る
○佐田委員 大臣、それがなければだめなんですよ、はっきり言って。  首長の方々もいろいろな意見を持っています。うちの知事の方もいろいろな意見を持っています。治水、利水についてもいろいろな考え方を持っています。そしてまた、東京を含めた、埼玉を含めた利根水系の皆さん方の意見も、これ...全文を見る
○佐田委員 大臣が素直にお答えいただいて、私もそれは正しい判断だ、こういうふうに思っております。  要するに、ダム湖がなければこれは全く生活再建事業にならないんですよ。移転をしてみても、そして下水道、上水道を整備してみても、今までにずっと水特法なんかでもやってきましたけれども、...全文を見る
○佐田委員 それでは、大臣は、馬淵大臣、大畠大臣の流れの中で、同じ方向性でやるということで今確認をさせていただきました。  もう一つお聞きしたいことは、大臣が就任をされたときに、非常に地方自治体の意見を尊重するというふうに言われたと思うんですけれども、それは確かですか。
○佐田委員 これから非常に重要な話なものですから、大臣は河川局におられたからよくわかっていると思いますけれども、今の八ツ場ダムは基本計画も変わっていない、そしてまたなおかつ、そういう中において中止宣言をされてしまった。特ダム法違反だということは以前にも委員会の中で非常に議論をされ...全文を見る
○佐田委員 大臣、概要というのも困るんですけれども、この中で、大きな基準は何かということを大臣は御存じですか。要するに、そんなに何点もないんです、この中間報告の中で一番大事なところというのは。  大臣、大きな基準は御存じですか。
○佐田委員 大臣、それじゃなくて、それは九月十三日の結論なんです。そうじゃなくて、これは去年の有識者会議が判断軸として出してきたものなんですよ。  きょう河川局長は来ていますか。本来ならここでとめたいんですけれども、時間がありませんから、言いたいことはたくさんありますから、局長...全文を見る
○佐田委員 今局長が言ったとおりでありまして、この中に書いてあるのは、要するに、一番大事なものはこれからのコストだと。ダムをつくった場合のコスト、ダムに頼らない場合のコスト、これが一番重要である。  これは、なぜそういうふうに有識者会議の方々が言っていると思いますか。これは、前...全文を見る
○佐田委員 そこで私が申し上げたいのは、これだけ綿密にやってきた。そして前原さんが自分のそういう有識者会議をつくって、有識者会議がこういうプロセスで判断しますよ、こういう時期までにやりますよ、こういうふうなやり方でやって結論を出しますよ、そして最終的にまた有識者会議が、自分の言っ...全文を見る
○佐田委員 そういう中におきまして、このたび、九月十三日に、関東地方整備局の方からこういう結論が出てきた。そして、総合的に評価をした場合にダムが一番最良である。  最良であるということはどういうことかというと、先ほども申し上げましたように、お金がかからない、コストが一番かからな...全文を見る
○佐田委員 これは、治水においても利水においても検討されております。  そして今も申し上げましたように、治水につきましては、例えば渡良瀬遊水地の整備、そしてまた遊水地を新たに群馬県につくるとか、埼玉県の水田を水の逃げ場にするとか、すべてにおいてかなりの額、ダムをつくるよりも相当...全文を見る
○佐田委員 大臣、それであるならば、もうこれは結論が出ていても全然おかしくないし、だれにも何も異論を挟む余地はないんじゃないか、こういうふうに思うんですが、いかがですか。
○佐田委員 大臣、非常に大事なことというのは、今大臣が言われたプロセスなんですね。  というのは、小渕委員の方から先ほど話がありましたけれども、みんなそれを期待しているんですよ。吾妻の方々は自分の生活がかかっているんです。あそこに水が来なかったら、ダム湖ができなかったら、どんな...全文を見る
○佐田委員 つまり、大臣、災害というのは待ってくれないわけですね。したがって一日でも早く、我々の行政目的で国民の生命財産を守る以上のことはないんですよ、はっきり言って。  マニフェストにあるからやめるんだとか、そんな発言は絶対しないでもらいたいんです。では、マニフェストに書いて...全文を見る
○佐田委員 時間がないんだけれども、大臣、それともう一つ、暫定水利権の問題がいろいろ議論になります。専門的な用語だから、なかなか難しいかもしれませんけれども。  大臣、これは利根水系においては、特に利水においても、もう水が足りているんじゃないかとか、水がもう余っているんじゃない...全文を見る
○佐田委員 ですから、大臣、私も視察をさせてもらいました。大変な地盤沈下です。技術者からいうと、一センチ、二センチの地盤沈下だって、上にある構造物はもうめちゃくちゃになってしまう。その中において大変な地盤沈下をもう既に起こしている。だからこそ、埼玉の知事さんは、自分の県民のために...全文を見る
○佐田委員 私は、その前の前原さん、馬淵さん、大畠さん、全員に質問させていただきました。その中で、秋までというのは大畠さんは言われましたけれども、予算に反映するとかそんなことは一言も言っていませんでしたよ、たしか。  もしも予算に反映するのであるならば、秋までにだって決まらない...全文を見る
○佐田委員 それでは、大臣にお聞きしたいんですけれども、九月十三日に、いわゆる総合的な評価としてダムが最適であるという結論が出ました。これからパブリックコメントをやっています、そしてこれから本省に対して報告書を出さなくちゃいけない。どのぐらい時間がかかるんですか。
○佐田委員 そうすると、十一月の初めごろまでパブリックコメントをやって、それをまとめて本省まで持っていくということになると、十二月近くになるということですよね。そういうことですね。
○佐田委員 国土交通省もそうなんだけれども、物事をやるのには納期もあるし、そういう期間があるわけだよね。それは追ってやってきているわけでしょう。それを大臣が、大臣の発言というのは大きいんですよ。十二月はだれが見たって秋じゃないですよ。それが全体的に秋からおくれるということは何カ月...全文を見る
○佐田委員 大臣、今スキームにのっとってと言われました。私も先ほど、有識者会議が決めたいわゆるプロセス、スキームを全部守ってくださいねと。そうしたら、大臣はそれでいきますと言った。  最近になって、この間私どもが大臣のところにお伺いしたときに、たしか九月二十二日にお伺いしていま...全文を見る
○佐田委員 それは大臣、やっぱりおかしいですよ。  要するに、有識者会議が、自分たちが決めた具体的な評価軸について関東地方整備局でやってくださいよ、こういうふうに言っておるわけでありますから、それを淡々とやっていって、そして本省に報告をし、本省でそれが間違っていないかチェックし...全文を見る
○佐田委員 大臣、ですから、その中でタスクフォースをつくる。その中には技監とか事務次官、そして有識者会議に対して提言を行っていくという話……(前田国務大臣「提言じゃありません」と呼ぶ)資料を出すということですね。わかりました。私は、こういう新たな評価的なものを入れるということは非...全文を見る
○佐田委員 大臣、そこがちょっと見解が違うんですけれども。  要するに、有識者会議というのはプロセスとそして評価軸をつくるのが役目なわけですよ。その評価軸に忠実にちゃんと、国土交通省つまり関東地方整備局がしっかりと、そういう仕事をその評価軸にのっとってやったかどうかということを...全文を見る
○佐田委員 ちょっときつい言い方ではありましたけれども、大臣も、やはり秋までに結論を出すという約束が守れなかったということに対してじくじたる思いがあるんじゃないか、こういうふうに私は思っております、はっきり言って。そうでなかったら、地元の方々に申しわけないという発言はないと思いま...全文を見る
○佐田委員 そこで、なかなか議論をされないものですから、北海道観光振興特別措置法案というものをつくらせてもらったんです。これはやはり一つのインセンティブを与えるものだと思っているんです。  この法律は、観光産業が北海道の基幹的な産業であることから北海道の経済的基盤の確立にはその...全文を見る
○佐田委員 副大臣、今の前向きな答弁、ありがとうございます。  私はこの観光振興法を出しましたけれども、実は、これは北海道を優遇するとかそういうことじゃないんです、はっきり言って。全体、要するに、いろいろな出てきたものに対して、本当の意味の地方分権、本当の意味の行政改革を進めて...全文を見る