佐藤昭郎
さとうあきお
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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03月19日 | 第174回国会 参議院 農林水産委員会 第4号 議事録を見る | ○佐藤昭郎君 自由民主党の佐藤昭郎でございます。 今日は、赤松大臣そして郡司副大臣、舟山政務官、御苦労さまでございます。 まず、冒頭、午前中の質疑で岩本委員からもありましたけれども、昨日、昨夜ですね、ドーハでのワシントン条約締約国会合、いい結果を得られました。大臣の指揮の...全文を見る |
○佐藤昭郎君 モデル事業ですと。財政的な面もあって、来年は一兆円です。しかし、私、冒頭申したように、八千億掛かっているんです、これに。大事業です。しかも、今まで私どもが続けてきた極めて重要な政策を大転換される。 大臣はいみじくもおっしゃいましたね、この骨格となる部分がまだはっ...全文を見る | ||
○佐藤昭郎君 全然分かりませんね。 今我々が進めてきた米政策、つまり、規模拡大や効率化を一生懸命やっている方々がこの所得補償制度で努力したら報われると言うんですけれども、これは具体的にどういうことなんですか。何かこの分野の方々が特別にこのモデル事業で特に恩恵を被るんですか。全...全文を見る | ||
○佐藤昭郎君 分からぬですね。 ブランド米を作って努力した人、高く売れる、当たり前ですよ、それは。この制度があろうがなかろうが、懸命な努力をして効率化を励み、値段を高く売るように努力しているんですよ。この政策というのはそういうものでしょう。 いいですか、今まで効率化やブラ...全文を見る | ||
○佐藤昭郎君 いいです、時間もありませんから。また舟山政務官にはしっかり答えていただきましょう。 生産調整の方まで言われて、今までのはメリットがないというふうにおっしゃいましたけれども、我々の生産調整対策、これは決してそういうことなくて、きずな社会の中でみんなでやっていこうと...全文を見る | ||
○佐藤昭郎君 もう少し簡潔にひとつお願いします。 所得補償と。しかし、生産費と販売価格の差額を補償する、これは生産費補償ですよ、どう多言を弄されても。さあ、いろいろほかにも理念の問題で確認したいことがあるので次に行きますけれども。 このすべての販売農家に対して、水田農業、...全文を見る | ||
○佐藤昭郎君 昔、私どもの派閥の大将でありました竹下先生のような、言語明瞭意味不明というのがあるんですよ。大臣、今いろいろ御説明になりましたけれども、議事録を起こしてみたら何を言っておられるのか分からない。私は、農業構造の展望はどう考えているのかと、水田農業という、我々がこの十六...全文を見る | ||
○佐藤昭郎君 すり替えですね。私どもは小規模や高齢者の農業を切り捨てていいと言っていませんよ。集落営農に参加されるもよし、それから、高齢者の方々で、自分は営農はできないけれども、地域のかんがい用水の管理、役立っていきたい。六次産業も結構ですよ、舟山さんの持論の、そっちに持っていく...全文を見る | ||
○佐藤昭郎君 全然質問と答弁がかみ合わない。 ちょっとイメージを言ってください、サラリーマン農家の。サラリーマン農家、年間どれぐらい働いて、収入はどうなっていて、今度の水田農業で。どんなイメージですか。 | ||
○佐藤昭郎君 全然答えられていません。サラリーマン農家というののイメージはどういうことか。年間就業、当たり前じゃないですか、これをあなた方は大変な国費を使って米の生産構造を変えようとしているんですよ。当然それは知っていなきゃ駄目ですよ。どういう方々を、すべての農家を対象に継続して...全文を見る | ||
○佐藤昭郎君 いや、大体でいいです。答えてください。 | ||
○佐藤昭郎君 それは、この米政策、日本農業の米をどうしていくかという政策とは別の政策でやるべきなんですよ。 今おっしゃいましたね、農業収入三十二万円の方、この方々に所得補償をしていくんですよ、生産費の補償を。そうすることで貴重な財源が薄く広くなっていく。選挙にはいいかもしれま...全文を見る | ||
○佐藤昭郎君 いわゆるサラリーマン農家、なぜサラリーマン農家に所得補償するかという先ほどの問題に移っていくわけですが、先ほど農業所得は年間三十万に満たない、こういう方々を所得補償する。そして、全体で、大臣の今日の午前中の表明にもありましたけれども、すべての農家に対して補償していく...全文を見る | ||
○佐藤昭郎君 質問の視点を少し変えます。 この生産目標数量、今、次の作付け期に向かって配分が進んでおる。今行われております米政策改革、新しい所得補償モデル事業についての現在の進捗状況、それはどのようになっていますか。 | ||
○佐藤昭郎君 この生産調整の今の状況でございますけれども、極めて楽観的な見方、生産調整、いわゆるこれに対して任意の加入、いわゆる生産調整をみんなでやっていこうという状況から、メリット措置によって、自由ですよ、どうですかというふうにシステムが変わるわけですね。 今まで生産調整の...全文を見る | ||
○佐藤昭郎君 この農業所得モデル補償の巨額な予算、これは戸別所得補償制度で全体で五千六百十八億、そのほかに水田・畑作経営所得安定対策で二千三百三十億というお金が用意されているわけです。この中で、米価が生産調整の今の対応によって、元々この法案においては生産調整の参加そのものというの...全文を見る | ||
○佐藤昭郎君 今の生産調整、戸別所得補償制度の全体の予算、これは推進事業を入れて五千六百十八億、このうち当初の所得補償の部分と変動部分についてのお金を今回組み入れておられますね、千四百億。これは、しっかりとした今の推進で行われれば、需給調整がなされれば、これは本来一般会計の巨額の...全文を見る | ||
○佐藤昭郎君 この変動部分の積算根拠というのはどういう根拠になるんでしょうか、ちょっとお知らせいただきたい。 | ||
○佐藤昭郎君 この予算というのは非常に貴重な農林水産の予算ですね。しっかりした対応をしていけば、今までのお話伺いますと、多分過剰は出ないだろうと、下がらないだろうということでずっとお話を伺ってまいりました。しかし、これを予算としてお組みになるということは、そのほかの予算にしわ寄せ...全文を見る | ||
○佐藤昭郎君 市町村の事務はまた膨大になっていくわけです。今回、法律をお出しにならないということで、この膨大な作業、国、県、市町村の、まあある意味では生産調整に対する直轄でございますから事務量も膨大になっていく。私は、この法律というものをしっかりお出しになってこういった問題につい...全文を見る | ||
○佐藤昭郎君 もう時間が過ぎてまいりましたので米政策については一応これで終わらせていただきますが、やはり非常に重要な政策、今伺いましたけれども、日本農業の根幹に位置する政策について、政権交代の後大きく転換をされた。我が国の食料、そして農業農村を思う心は一緒でございますので、ひとつ...全文を見る | ||
○佐藤昭郎君 郡司副大臣から力強い御説明をいただきました。 しかし、今回の予算編成、対前年、全く激減をする予算を組まれたわけであります。このような予算編成において、現場において、まだ予算が、全体として実施計画が固まっておりませんから、各それぞれの地域の土地改良区の方々、農業者...全文を見る | ||
○佐藤昭郎君 一つの土地改良事業を仕組んで、それを計画し実行するためには非常に長い実は関係者の努力と手間が掛かっているわけです。 そこで、そういうものを実施していく、これは御案内のように、土地改良法では土地改良事業計画というのを決めまして、それぞれの事業主体である県や国という...全文を見る | ||
○佐藤昭郎君 ひとつ現地の受益者とのこれは実施主体の契約でもございますから、しっかりとひとつ対応していただきたいと思います。 最後に、土地改良区における政治的中立性の確保ということで、時間があればまた戻りますが、今回、土地改良区の組織に関して通達を出されましたね。このことにつ...全文を見る | ||
○佐藤昭郎君 今、大臣、大事な点をさらさらっとおっしゃいましたけれども、土地改良区の役員がそれぞれの地方の議員やそういう国会議員が、今おっしゃいましたが、就任されたときは報酬に関しては返上しておられるのがルールですよ。いやいや、だから、中に、その中でごくわずかの、本当にわずかです...全文を見る | ||
○佐藤昭郎君 報酬をいただいているというふうにおっしゃいましたけれども、そういった特に国会議員がそういう任務に就いたときには報酬を返上して土地改良のために働いている、そういうきちっとした仕分をしながらやっている。 | ||
○佐藤昭郎君 地域のためによかれと、そして汗をかいている方々に対して報酬受けている云々という私は事実に合致しない通達については大いに問題があると思いますので、今後とも引き続き対応していきたいと、質問していきたいと思います。 終わります。 | ||
04月08日 | 第174回国会 参議院 農林水産委員会 第7号 議事録を見る | ○佐藤昭郎君 自由民主党の佐藤昭郎でございます。 おはようございます。今日は大変さわやかな天気でございます。また、国会の中庭にも桜が満開でございます。ゆったりとした気持ちでさわやかなひとつ質疑をしたいと思いますので、よろしくひとつお願いします。 今日は、食料・農業・農村基...全文を見る |
○佐藤昭郎君 それで安心したわけでございますが、やはりこの食料・農業・農村基本計画というのは、国民の多く、そしてまた農業者の方々がずっと御覧になっている。 私どもの政権与党時代にこの土地利用型農業、米政策改革というのをずっと進めてまいりました。前回の、私、質疑でも申し上げまし...全文を見る | ||
○佐藤昭郎君 かなりじゃないんですね。小麦については一〇〇%、大豆については八五%がもう、日本の小麦と大豆の生産は担い手が、経営所得安定対策に基づく担い手が担っているんですよ。それをひとつ認識していただきたい。 着実に進んできた。担い手の経営面積というのは、今基本計画ではさっ...全文を見る | ||
○佐藤昭郎君 ひとつ答弁は今日の天気のようにさわやかに簡潔にお願いいたします。 私が御質問したのは、この十九ページの構造展望で、三十二年にどれだけの担い手、いわゆるしっかりした経営、他産業並みの所得あるいは他産業並みの就業時間でしっかりやっていく方はあるかと聞いたときに、ここ...全文を見る | ||
○佐藤昭郎君 そうしたら、どうして三十二年の目標はこんなに低いんですか。 | ||
○佐藤昭郎君 そこがはっきりしないから分かりにくいんですよ。 水田農業、米作り、これに対して産業政策と地域振興政策、社会政策ごっちゃにするから分からないんですよ。産業政策として、一億二千五百万人の国民に、グローバル化の時代、いろんな厳しい中で安定的に効率的に米を供給していくに...全文を見る | ||
○佐藤昭郎君 それは当たり前ですよ。産業政策と地域政策、ごっちゃにしちゃいけないんです。現地で実施するときは融合していくのは当然必要ですよ、対象は。しかし、国民の血税を使いながら農業にお金を投入していくときに、この政策目的をきちっと分けていくのが私は長い目で見て国民の理解を得られ...全文を見る | ||
○佐藤昭郎君 まだまだ今国会時間がありますので、ゆっくりひとつ聞かせてください。 時間がなくなりましたので、次の、大きな柱であります戸別農家所得補償モデル事業の予算の面についてちょっと大臣の見解を伺いたいんですけれども。 先日の質疑の中で、私は、変動部分の千四百億というの...全文を見る | ||
○佐藤昭郎君 なかなか理解は難しいですね。しかし、ひとつこの反省を踏まえてしっかりした予算編成をお願いしたい。 さあ、今日は総務省の小川政務官にも来ていただいています。最後の質問に移ります。土地改良区における政治的中立性の確保についてという論点です。 お手元に参考資料で配...全文を見る | ||
○佐藤昭郎君 議員はそれぞれ地方公共団体、それぞれのところの選挙で選ばれた方々です。その方々を、こういう公的団体の執行部に就任している、そのためだけに、駄目ですよというのはやり過ぎだと思います。これは交通事故が駄目だからあなたは車を運転するなと言うようなものですよ。 この議員...全文を見る | ||
○佐藤昭郎君 問題を、大臣、やっぱりすり替えられちゃいけませんよ。土地改良区の役員、理事長というのはボランティアですよ。無給ですよ。ですから、報酬との関係で問題があるというならそういう通達を出されればいい。それから、そういうパーティー券を売ったり何だりしたら法令違反ですよ。ですか...全文を見る | ||
○佐藤昭郎君 八十万円と十四万、六人のうちの二人だけです。年間八十万、十四万円といったら月一万円ですよ。しかし、高嶋参議院幹事長とのやり取りの中でいかにも何か、歳費を受け取りながら報酬を受けている、おかしい、それはできないと、そういう誤解をやはり国民の中に与える私は大臣の御発言と...全文を見る |