佐藤栄佐久

さとうえいさく



当選回数回

佐藤栄佐久の1985年の発言一覧

開催日 会議名 発言
11月21日第103回国会 参議院 商工委員会 第2号
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○佐藤栄佐久君 日本における原子力発電の歴史は、昭和三十二年に日本原子力発電株式会社ができまして、三十六年に東海発電所の建設が始まりまして、四十一年に稼働を始め、二十年に及ぶわけでございますが、私は、この間、四十九年、五十四年、二度にわたる石油ショックを経験したわけでございまして...全文を見る
○佐藤栄佐久君 この十六件のうち、東京電力関係、すなわち福島第一原子力、第二原子力関係の事故の件数はおわかりになりますでしょうか。
○佐藤栄佐久君 簡単にでよろしいんですが、この内容についてお話しいただければありがたいと思います。  なお、私の方で調べた限りでは、一号機の事故については三件になっておるわけでございますが、八月の二十一日、八月の二十三日、それから八月の三十一日、第一原子力の方につきましては三件...全文を見る
○佐藤栄佐久君 それじゃ内容については省略いたしますけれども、実は福島第一原子力の一号機に関しましては、今お話しのように、火災の件も含めますと三件、事故ないし故障が起きているわけでございます。これも非常に短期間に起きておるわけでございまして、短期間と申しますのは、八月の二十一日か...全文を見る
○佐藤栄佐久君 耐用年数についてはまだまだ安心ということで、私も安心いたしました。  これはちょっと話が飛躍いたしますが、スリーマイル島の「恐怖の二時間十八分」という、ノンフィクションみたいなフィクションみたいな小説がございます。その小説を読みましたときにもちょっと出ておりまし...全文を見る
○佐藤栄佐久君 今も御指摘ありましたように、この火災の問題ですね、これは原子力の直接の事故、故障と関係ない通達上の問題であるというお話でしたけれども、これが住民あるいは近隣市町村の一番の不安のもとになったわけでございますが、六時四十二分に火災が発生して、消防署に連絡が入ったのが八...全文を見る
○佐藤栄佐久君 時間が来ましたのでこれで終わりますが、原子力発電の大切さについて十分認識しておるだけに、特に二十年たち、新しい経験のない世界のことでもありますので、十分管理体制等について御配慮願うことをお願いいたしまして質問を終わります。  以上でございます。
12月06日第103回国会 参議院 外交・総合安全保障に関する調査特別委員会安全保障問題小委員会 第1号
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○佐藤栄佐久君 過日十一月五日に当委員会で視察に北海道の方に行ってまいりました。旭川の陸上自衛隊第二師団等も見学してまいりましたが、堂内居住環境は大変改善されつつあるというお話でございましたが、陸曹が二段ベッドを使用しているというような状況をつぶさに拝見してまいりました。  自...全文を見る
○佐藤栄佐久君 自衛隊の隊舎は宮内居住隊員の生活の基盤でありますが、一部に老朽、狭隘なものがあると聞いております。また、隊員とその家族のための宿舎には、いわゆる九・五坪型宿舎という自衛隊創設期に建設した木造宿舎で老朽化が著しく、狭いものが多くあると聞いておりますが、隊員の生活環境...全文を見る
○佐藤栄佐久君 自衛隊においては、任務の特殊性から特に宿舎を整備する必要があるにもかかわらず宿舎が不足している地域が多いと聞いております。それを解消するためどのような施策を講じているかお伺いしたいと思います。
○佐藤栄佐久君 自衛隊は精強でなければならないので、若年定年制であることもやむを得ないと思いますが、若年定年制であるがゆえに不利益を受けるのはおかしいと思います。大部分の自衛官は五十三歳の定年で強制的に退職させられるわけでありまして、これはある意味では選択の余地のある一般職の勧奨...全文を見る
○佐藤栄佐久君 次に、隊員の大学院への入学についてお伺いしたいと思います。  かつて、自衛隊員であるという理由で隊員が大学院から締め出されていたことがございますが、最近の大学院への入学状況はどうなっているのかお伺いしたいと思います。
○佐藤栄佐久君 最近も希望する大学院へ入学できないと訴える者がいると聞きますが、これは事実かどうかお伺いしたいと思います。もし事実であるとすれば、このような制限は教育の機会均等の原則を定めた憲法及び教育基本法の精神に反することとなり、許されないことであると思います。防衛庁はこの撤...全文を見る
○佐藤栄佐久君 次に、訓練の問題についてお伺いいたしたいと思います。  自衛隊が有事に際して我が国防衛の任務を有効 に遂行するためには、装備品等の整備充実を図るだけでなく、部隊として高い練度を有していることが重要であると考えます。このためにはたゆみない訓練の積み重ねが必要不可...全文を見る
○佐藤栄佐久君 海上自衛隊の訓練海面は、漁業などの関係からその使用時期や場所などに制約を受けており、特に掃海訓練や潜水艦救難訓練などに必要な比較的水深の浅い海面については制約があると聞いておりますが、訓練海域の現状はどうなっているのかお伺いしたいと思います。
○佐藤栄佐久君 訓練の実施に当たっては安定した訓練施設が不可欠でありますが、自衛隊機の飛行訓練空域にも制約があり、十分な訓練ができないと聞いております。現在の自衛隊の訓練空域は何カ所で、どれくらいの広さが確保されているのかお伺いしたいと思います。  また、訓練実施に当たってどの...全文を見る
○佐藤栄佐久君 各自衛隊は、制約された飛行訓練環境下で練度の維持向上のため不断の訓練を実施しているとのことでありますが、一たん航空事故が発生すればそれも無に帰するばかりか、貴重な人命、財産が失われ、場合によっては部外者に被害を与える等その影響は深刻であります。防衛庁ではどのような...全文を見る
○佐藤栄佐久君 年金の問題について人事局長にお伺いしたいと思いますが、今回の共済年金制度の改革に伴い、国家公務員等共済組合審議会の答申において、「自衛官の若年定年制に係る支給開始年齢の特例を維持することとしているが、将来制度が成熟した段階においては掛金負担の限界を超えることが予想...全文を見る
○佐藤栄佐久君 訓練の方に戻りまして、陸海空自衛隊はそれぞれ米軍との間で共同訓練を実施しており、着実な成果を積み重ねてきているとのことでありますが、現状はどうなっておりますか。また、日米共同訓練は有事の際の日米共同対処行動を円滑に行うために不可欠であるとともに、日米安保体制の信頼...全文を見る
○佐藤栄佐久君 次に、隊員の健康管理等の問題についてお伺いしたいと思います。  自衛隊の精強性を維持するためには装備面だけではなく、人の面についても留意すべきであると思います。すなわち、自衛隊員はいついかなる状況下においても任務を遂行し得るよう常に高度の健康水準、体力水準を維持...全文を見る
○佐藤栄佐久君 防衛庁においては、その任務の特殊性から隊員の健康管理を重要視し、数多くの部内医療施設を保有するとともに、その中核となるべき医師いわゆる自衛隊医官についても部内養成を行っているとのことでありますが、この医官の充足状況は従来から余り高くないと聞いております。現在の医官...全文を見る
○佐藤栄佐久君 以上で私の用意した質問を終わりますけれども、隊員の仕事の特殊性等をかんがみながら、どうぞ隊員の処遇の改善等に当たっては十分留意して、鋭意努力するよう希望いたしまして質問を終わります。