佐藤栄佐久

さとうえいさく



当選回数回

佐藤栄佐久の1995年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月13日第132回国会 衆議院 地方分権に関する特別委員会 第8号
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○佐藤栄佐久君 まず初めに、本日、衆議院地方分権特別委員会の地方公聴会がここ福島県で開催され、意見陳述の機会を与えていただきましたことに対しまして、厚く御礼を申し上げます。また、今通常国会における法案の審議など、地方分権の推進に向けた国会関係各位の御尽力に深く敬意を表する次第であ...全文を見る
○佐藤栄佐久君 政府の案と新進、衆議院の案と二つ出ておりますけれども、まず最初に申し上げたいのは、私、意見陳述でも申し上げましたように、昨年の今ごろ、あるいは半年前でございますが、こういう両方の法律が、大綱ができ、法律まで提案されるということは考えてもおりませんでした。そういう意...全文を見る
○佐藤栄佐久君 この「うつくしま、ふくしま。宣言」でも申し上げておりますように、それぞれの役割をはっきりさせる、そういう中で考えますと、機関委任事務というのは、もちろん廃止しない方がいいような問題、先生も御承知のようにパスポートとか国政選挙の問題とか、いろいろあろうかと思いますけ...全文を見る
○佐藤栄佐久君 その件は決して、県に全部よこせという趣旨でとられると困る。私どもの考え方は、あくまでも市町村におろせよ、新市町村主義、そういう考え方でございます。  市町村におろすというのは、あくまで住民に近いところ、あるいは住民自治といいますか、住民の考え方を大切にした市町村...全文を見る
○佐藤栄佐久君 今度の選挙についてはいろいろ見方もあろうかと思います。私は、一つは、今までの中央集権のそういう体制の結果がこういう選挙にあらわれてきているのではないかと思いますね。それが一つですね。それから、中央との関係でいいますと、政党間の、新しい過渡期でいろいろあるのでしょう...全文を見る
○佐藤栄佐久君 お話ありましたように、もう四十年、五十年たって、これはある意味で明治以来の中央集権がこれだけの経済をつくり上げるのに役に立ってきたように、中央集権で戦後やってきたということは、厳しいいろいろな状況の中で、大体、シビルミニマムといいますか、村も町も一定の基準のもとに...全文を見る
○佐藤栄佐久君 これは野田先生の御質問にもお答えしたとおりでございまして、やはり推進法の中で方向をはっきりさせる必要がある。  その方向というのが、先ほど言いましたように、国と地方の役割、国と都道府県と市町村と三つに分けての役割分担を申し上げましたが、決して国の役割を限定しろと...全文を見る
○佐藤栄佐久君 考え方だと思うのですね。ここに河川審議会の委員さんもいらっしゃいますが、例えば阿武隈川というのは福島県を流れておるのですが、この川はどういうふうに整備してどういうふうに考えてどう使うか、またどういう位置づけにあるかというのは、我が県にとって大切なものなんですね。そ...全文を見る
○佐藤栄佐久君 私は学者でないのでその分析はしていないのですが、政治改革の過渡期であるというのが、我が県の状況なんかを見ますと、そういうことも言えるのでないかと思います。  私は、これは先生方がもう十分な議論をして、こういう方向で、もう国のことは国でやるよ、地方のことは地方にと...全文を見る
○佐藤栄佐久君 私は、地方分権が進めば地方議会も、人数が何人というのは別問題としまして、活性化が、少なくとも自分の意思が政策決定にかかわれるという部分が非常に出てくると思いますので、そういう意味では活性化がしてくるのではないかというふうに、非常に希望的な観測かもしれませんが、その...全文を見る
○佐藤栄佐久君 一言だけ。  基本的に、私はパートナーという言葉を使いましたが、イコールパートナーである、対等。だから、国にもそういう姿勢で接触していますが、イコールパートナーであるという考え方で進めております。ただ、お話のように、国の悪い部分は県でも持っておりまして、体質的に...全文を見る
○佐藤栄佐久君 今回の法律によりまして、住民発議とか市町村建設計画あるいは議員が二年任期とか、いろいろ合併しやすい制度になったということに関しては非常にすばらしいことだと思いますが、基本的には、やはり市町村合併というのは関係自治体の自主的判断によって進められるべきであるというふう...全文を見る
○佐藤栄佐久君 先ほどちらっと申し上げましたが、福島県は幸い一極集中していない県なのです。福島、郡山、会津、それからいわき、大体三十万ぐらいの都市が分散している。高速体系が縦横三本ぐらいずつ、ここ十年、あるいは今後十年、二十年で整備される。それぞれが三本ずつですね。そうすると、七...全文を見る
○佐藤栄佐久君 はい。もちろん具体的には、いろいろ今度の震災を参考にして防災計画の見直し等は進めておりますけれども、県土全体としての物の考え方はこの方向でいこう、後はそれぞれの都市のお考えで。
○佐藤栄佐久君 最後に。  厚生省関係のゴールドプラン等につきましては、計画を市町村でつくって積み上げていくという、本当に地方分権の実験を今しておるわけです。財政面で、財源等の問題で非常に苦労しておりますけれども、そういう意欲に対して敬意を表して、お答えにしたいと思います。