佐藤観樹

さとうかんじゅ



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佐藤観樹の1983年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月07日第98回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○佐藤(観)委員 総理、大変遅くまで御苦労さまでございます。私で十人目の質問になるのでございますけれども、私は主に経済の問題についてお伺いをしたいと思いますが、今日までずっと総理の御答弁を聞かしていただきまして、若干総理の政治姿勢についてお伺いをしておいた方がいいなと思うので、ま...全文を見る
○佐藤(観)委員 実はこの問題も非常に重要な問題なものですから、もう少し議論をしたいと思うのでございますけれども、いま総理が言われましたように、戦前の軍国主義的な、国家主義的な、そういう方向への歴史の転換点というのではわれわれあるいは国民の皆さんも大変困るわけでございますから、ひ...全文を見る
○佐藤(観)委員 総理の言われること非常によくわかるので、私も最終的には混合経済の形態だと思うのです。問題は、民と官とのウエートをどういうふうにするかという、そのあたりが一つ問題だと思うのです。  もう一つは、いま総理が言われましたように、経済原則ということは、言いかえてみれば...全文を見る
○佐藤(観)委員 そこまで総理のお話がございましたので、私も次のテーマに移る前に若干述べておきたいのでございます。  これはわが党の委員から前年お話があったかと思いますけれども、いまの総理のお話の中で、やはり世界経済をもう一回再活性化させるというためには、いま新興国を含めて百六...全文を見る
○佐藤(観)委員 ぜひ具体化には、これは西側だけというのではなくて、本当は東西両方入れることが意義があるし、いわば軍縮の具体的に目に見えるものが地球に存在するということは私は大変意義があることではないかと思いますので、私たちもこれからいろいろな形でこの構想を前に進めていきたいと思...全文を見る
○佐藤(観)委員 アメリカ経済の見通し自体も必ずしも、なかなか見通しというのはむずかしいわけですから、それ以上それを進めてもちょっと議論が進まないと思いますので、直接関係します内需の方でございますけれども、この民間最終消費支出は百六十九兆三千億という数字を一応立てて、前年度の伸び...全文を見る
○佐藤(観)委員 いま数字のお示しがございましたけれども、五十八年度雇用者一人当たりの所得の伸びというのは五・二を見ているわけですね。一体これが達成できるかどうかによって、私は、一番大きなウエートを占めます民間最終消費支出、この行方が決まると思うのです。  事務当局で結構でござ...全文を見る
○佐藤(観)委員 ちょっと私の質問が悪かったのかもしれませんが、民間の最終消費支出の中に占めます雇用者の総所得ですね、これは大体三分の二ぐらいウエートを占めているのじゃないですか。
○佐藤(観)委員 そこで、雇用者の所得の伸びというのが民間最終消費支出に大変大きな影響があるわけですね。いま御説明がございましたように、一人当たりの伸びは五・二と見ている。ところが、いま、まだ春闘は本格的には始まっておりませんけれども、財界は、大体定昇も、これは高度成長のときの遺...全文を見る
○佐藤(観)委員 確かに、春闘でカバーできるところの限界はありますが、しかし、去年の春闘を見たって、春闘で出るような大きなところと、出ないような小さなところと比べれば、いま一番問題なのはこの乖離、つまり、春闘で上げたところは、たとえば七%とか六・何%とか大きいけれども、いわばその...全文を見る
○佐藤(観)委員 いや、それはわかっているのですよ。わかっているけれども、それだって大きな要素である。  別な言い方をしましょうか。たとえば、実績ですから、おととし、五十六年度の賃金総額を見ましても、名目で五・一%伸びているのですね。そして、それが民間最終消費支出にどれだけ響い...全文を見る
○佐藤(観)委員 何とか逃れようとしているようでございますけれども、あなたの方で民間最終消費支出の伸びを七・四と見ておりますけれども、その中でも、いろいろと議論がございましたように、一人当たりの所得が五・二伸びたといたしましても、御存じのように、これは累進税で大変税の負担が重くな...全文を見る
○佐藤(観)委員 これは本論に入る前にちょっと言っておかなければいかぬのでございますけれども、私たちも、去年減税を要求したときに、確かに意見としては、この際景気回復のためには、六年、当時は五年間でございますが、据え置かれている課税最低限をこのままにしていくということは大変不公平で...全文を見る
○佐藤(観)委員 そうしますと、たとえば専売公社の納付金にしましても、これはまた来年上げるということになればまた法案を通さなければいかぬ。しかし、約三千億本に消費は戻ったようでございますけれども、値上げしますと三千億本に戻らないですね、やっと最近戻ったということですから。まさかこ...全文を見る
○佐藤(観)委員 だれも、私ごまかしていると言っているのじゃない。それは法律でございますが、そのほか、これは行革に関連すると言ってもいいかもしれませんけれども、たとえば給与改善費、ことしも一%しか組んでいないということ、あるいは年金、恩給は据え置きになっていますね。こんなことをま...全文を見る
○佐藤(観)委員 時間がないから数字だけで結構です。
○佐藤(観)委員 主計局から出してもらいましたいまの臨調答申の措置の状況の中で、数字がはじけるものだけを足してみたわけでございます。そうすると、これは政策的にはいい悪いの価値判断はまた別に申し上げまして、それは別といたしましても、八千九百九十五億、約九千億円これで削れているわけで...全文を見る
○佐藤(観)委員 私は、とにかく総予算の五十兆の中でしていたものですからそういうことになるわけでございますが、いずれにしろ一番心配をしておりますのは、一体これで五十九年度予算は――五十八年度予算が通らぬうちに五十九年度予算の話をしていてもこれもおかしなものでございますが、一番心配...全文を見る
○佐藤(観)委員 大蔵大臣として、また言葉として私はそういうことは言えると思うのですね。しかし、なかなかそれは来年度の五十八年度予算を見てもそうはいかないだろうということを、きょうは枠組みを少し細かく見てみたわけであります。  あわせて、きょうは藤田委員からも指摘がありましたよ...全文を見る
○佐藤(観)委員 いや、考え方はございませんと言ったって、この財政再建に関する決議というのは、これは、いま大蔵大臣の説明はわかりますよ。これはいわば、ここに言うところのいわゆる一般消費税というのは五十三年税調に大綱がいろいろ書いてあるわけでございます。一般的に言えば、前段階の仕入...全文を見る
○佐藤(観)委員 それじゃ全然私の質問に沿うていないじゃないですか、いまの答弁は。これは武器輸出の問題じゃございませんけれども、これも国会決議なんですよ。この中で、先ほど、もう時間がありませんので余り詳しく言いませんけれども、前の答弁には、いわばここで五十三年税調答申で言われた一...全文を見る
○佐藤(観)委員 恐らく私はそう考えているのじゃないかなと思ったから……。  そこで総理、この問題の最後に詰めておきたいのでありますけれども、きょう藤田委員からも御説明があったように、国民も、一体財政はこれからどうなっていくんだろうか、それから、一体われわれの負担はどうなってい...全文を見る
○佐藤(観)委員 なぜ私がこういう一見先走ったようなことをお伺いしたかと申しますと、もう財政も、あと実は私は利子配当の総合課税、グリーンカードの問題もやりたいし、それから、うちの書記長から申し上げました土地の再評価税の話もやりたいと思うのでございますが、そういうように私たちが提案...全文を見る
○佐藤(観)委員 私は、しかも二兆、三兆という大きな額の話になるでございましょうから、やはり国民にその問題で信を問うということは、議会制度のルールからいっても非常に重要だと思います。いまの御答弁についてはきわめて不満でございますが、時間が大変迫ってまいりました。実は、本当は一番や...全文を見る
○佐藤(観)委員 ですから、私は総投資額で申し上げなかったのです。それは北海道とか過密の東京とか、そういうところは絶対多いですよ。愛知県は大県ですから、衆議院の選挙区では六つまである大県ですからね、それは総投資額で言えば多いんですよ。だから私は、一人当たりの投資額ということで、お...全文を見る
○佐藤(観)委員 終わります。
02月10日第98回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第2号
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○佐藤(観)委員 社会党の佐藤観樹でございます。  三公述人の皆さん方には、大変お忙しいところ、貴重な御意見をありがとうございます。  簡単にお伺いをさせていただきたいと思うのでございますが、最初に石田さんに、きょうお話しになりましたことの前提といたしまして、経済見通しと春闘...全文を見る
○佐藤(観)委員 ただ、それは春闘の問題、ベースアップの問題、いろいろと議論すれば、生活レベルから見た問題がいろいろあると思うのでございますけれども、いまそういうお答えでございますから、それ以上深追いは申し上げません。  次に、財政再建の問題についてなんでございますが、これは石...全文を見る
○佐藤(観)委員 もう一問ぐらいお伺いしたいのですが、時間が参りましたので、きょうはありがとうございました。
02月23日第98回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○佐藤(観)委員 最初に、この委員会でも各委員からいろいろと議論をされたわけでございますけれども、どうも中曽根内閣の姿勢を見ておりますと、大変危なっかしい感じがしてならない。日本人が一体どこへ連れていかれるのだろうか、これで世界から見て平和日本というのは一体どこへ行ってしまうのだ...全文を見る
○佐藤(観)委員 そして、持ち込ませずについては政府は従来事前協議の対象である、そして核の問題については事前協議の場合にすべてノーである、こう言ってきたということも変更ございませんね。
○佐藤(観)委員 そうしますと、非核三原則の三つの中で、いわば持ち込ませずの三項目目の中にこの寄港あるいは領海通過というのも入っている。そしてこの場合についても、従来から政府が言ってきたように事前協議の場で絶えずノーという答えであるという理論的な組み立てになりますならば、トランジ...全文を見る
○佐藤(観)委員 なぜ私がこんなことを聞いたかといいますと、国防報告あるいはアメリカの国防予算、これ等を見ましても、エンタープライズを初め第七艦隊の中には約二百個ぐらいの核が積まれているのではないかということも言われておりますし、またエンタープライズの入港という問題もございます。...全文を見る
○佐藤(観)委員 次に、電電公社の経営形態の変更問題についてお伺いをしたいと思うのでございます。  きょうの日経新聞を見ますと、中曽根総理の方から郵政省に対しまして、なるべく早く電電改革については自民党と連絡をとって法案をつくるようにという指示があったということでございますが、...全文を見る
○佐藤(観)委員 そこで大臣、電気通信あるいは情報処理というのは、これから戦略産業としても、また国民生活に大変関係が深いという面におきましても、どういうふうに経営形態を変えていくかという問題は私は大変重要な問題だと思っているのです。そこで、臨調での答申と比較をしながら、若干大臣及...全文を見る
○佐藤(観)委員 もう一つ非常に重要なことは、まさに先々もそうでございますけれども、単にそれは国内の市場だけの話ではなくて激しい競争が外国と行われているという認識ですね。端的に言えば、たとえばIBMと三菱商事が技術提携をして新しいものを始めるとか、あるいはすでに電電の資材調達の問...全文を見る
○佐藤(観)委員 私は、この問題は、そういった単なる、臨調で指摘をしているような効率化、効率的運用といういわば最終目標に行くまでの手段、本来手段であるべき効率的追求の方が逆に目的になっているような、そういう臨調答申に対して大変疑問を持っているわけでございます。私たちも大変効率化と...全文を見る
○佐藤(観)委員 いまここで大臣に地域分割なんてナンセンスということを言わせようとは思いませんが、いまの大臣のお言葉の中には、大体そういうニュアンスがあったとだれでも理解するのではないかと私は思うのであります。  次に、いま私、若干臨調の問題でも触れたわけでございますけれども、...全文を見る
○佐藤(観)委員 余剰人員の問題。
○佐藤(観)委員 いま総裁の御意見を伺ったわけでございますけれども、財務の基盤が非常に重要である、まさにそのとおりだと思いますし、私も公共性と言うときには、国鉄の問題のときのように、とにかく不採算部門であろうと構造的な欠損が出る問題であろうと、全部国鉄にしりを持っていくというよう...全文を見る
○佐藤(観)委員 もう一問だけ総裁にお伺いしておきたいのでありますけれども、ここまで公社制度の限られた枠の中で、私は電電というのは大変うまくいっているところだと思うんですね。私も世界的な公社制度というのはイギリスを中心にいろいろと調べてみましたけれども、電電というのは大変うまくい...全文を見る
○佐藤(観)委員 実はもう少しいろいろとお伺いしたいのでございますし、また郵政大佐の方も私が言ったことに一言言いたいような顔をしていらっしゃいましたけれども、この際余り言っていただかない方がいいように思いますので、この問題につきましては時間が参ってしまいましたから、また改めて別の...全文を見る
○佐藤(観)委員 よくしゃべられますな。まだそこまで話が行ってないのに大臣はもう先の方までずっと……。  そこで大臣、ひとつ認識を統一していかなければいかぬのは、簡単でいいんですが、これは少し長期に続くという、二、三年ぐらいこういう状況が続くと見るか、いやしかし、いま大臣言われ...全文を見る
○佐藤(観)委員 そこで、日本の国内経済への立場からちょっとお伺いしておきたいのでございますが、経企庁長官、おたくの方で石油が下がった場合の日本経済に与える影響等をはじいていらっしゃるようでございますが、その点と、その場合に当然石油価格が下がってくればそれに関連する商品も下がると...全文を見る
○佐藤(観)委員 そこで、私の二番目の疑問なんですが、いまはじかれているその数字というのは、石油価格が下がれば、原料が下がれば電気代もおのずと下がるだろう、石油化学製品の原材料も下がるだろう、あるいはわれわれが乗る自動車のガソリン代も下がるだろう、こういう前提で消費者物価が下がっ...全文を見る
○佐藤(観)委員 ですから、石油の価格を動かしますと、それを大量に使うところのものは原則的に大体下がっていくという前提で結論が出てくるんじゃないですか。
○佐藤(観)委員 そこで通産大臣、確かに石油価格が下がってくるということは日本経済にとりましてはプラスになるわけで、その意味では確かに経済企画庁でも、いま塩崎さんから御説明があったようにいい効果、物価が安くなる、経済成長が伸びてくるという面ではいい傾向だと私も思うのであります。 ...全文を見る
○佐藤(観)委員 次に、大蔵大臣、大変お待たせをしていて恐縮でございますが、国際金融面から見て、理屈上は産油国の外貨が減ってくるのでいままで投資したものが減ってくるだろう、取り崩しが行われるだろう、短期的に見ればそれにつれて値崩れを起こすのではないか。しかし、引き揚げたお金はまた...全文を見る
○佐藤(観)委員 あわせて言えば、世界の途上国に貸し出されている額が、少ない額で六千億ドル、多い人は九千億ドルというふうに言うわけでございますし、日本の融資につきましてもかなり、先進国が危ないのではないかといってやらなかったところに最後に出かけていっている等とも言われているわけで...全文を見る
○佐藤(観)委員 答えになっているような、なっていないような気もしますけれども、時間がありませんので、最後に一つ、グリーンカード制、総合課税化の問題についてお伺いしていきたいと思うのでございますけれども、この問題につきましては、私も国会へ出てからほぼ十五年、ずっとこの問題をやって...全文を見る
○佐藤(観)委員 大臣、税調の論議の経過は大体御存じだと思いますが、端的にお伺いしますが、総合課税化ということはやるのですか、やらないのですか。イエス・オア・ノーで結構です。
○佐藤(観)委員 総合的にということは、その総合課税の考え方自体をやめる場合もあり得ると。要するに、全くちゃらから、ちゃらという言葉は余り予算委員会で使う言葉じゃありませんが、総合課税が正しいあり方かどうかも含めて税調で審議してもらうということですか。
○佐藤(観)委員 これは長い長い経過がありまして、大臣御存じのように、すでに四十五年の税調答申で「利子・配当所得の税制上の優遇措置は、貯蓄奨励の観点から多年にわたり継続されてきた特別措置である。それだけに、制度の改廃が預金者心理や貯蓄の動向に対して与えるかもしれない不測の影響につ...全文を見る
○佐藤(観)委員 これは大変重大な問題でございます。ただ大蔵大臣の責任云々という問題よりも、長い長い経緯を経てここまで到達した問題をまたもとに戻すということは、政治のあり方としても私は大変な問題だと思いますので、その点について申し上げておきまして、この問題につきまして私の後のまた...全文を見る
03月05日第98回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第2号
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○佐藤(観)主査代理 休憩前に引き続き会議を開きます。  建設省所管について質疑を続行いたします。渡部一郎君。
○佐藤(観)主査代理 これにて渡部一郎君の質疑は終了いたしました。  次に、小川国彦君。
○佐藤(観)主査代理 これにて小川国彦君の質疑は終了いたしました。  次に、岡田正勝君。
○佐藤(観)主査代理 これにて岡田正勝君の質疑は終了いたしました。  次回は、来る七日月曜日午前九時三十分より開会することとし、建設省所管について審査をいたします。  本日は、これにて散会いたします。     午後二時四十三分散会
07月18日第99回国会 衆議院 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第1号
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○佐藤(観)委員 動議を提出いたします。  委員長の互選は、投票によらないで、中野四郎君を委員長に推薦いたしたいと存じます。
○佐藤(観)委員 動議を提出いたします。  理事は、その数を八名とし、委員長において指名せられんことを望みます。
09月08日第100回国会 衆議院 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第1号
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○佐藤(観)委員 動議を提出いたします。  委員長の互選は、投票によらないで、中野四郎君を委員長に推薦いたしたいと存じます。
○佐藤(観)委員 動議を提出いたします。  理事は、その数を八名とし、委員長において指名せられんことを望みます。
09月28日第100回国会 衆議院 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第2号
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○佐藤(観)委員 ただいま自治大臣からも御報告があったわけでございますが、今度の参議院選挙の特徴というのは、何といっても、比例代表制の制度が新しく取り入れられたことにあると思うのであります。それに関しまして、実施する前からあるいは実施中、選挙中あるいは選挙後も、いろいろな角度から...全文を見る
○佐藤(観)委員 そうすると、その事務管理上というのはどういう範囲を言うのでしょうか。たとえば、比例代表制一人で選挙区選挙に九人候補者を出すそういう政党、これはたとえば立会演説会なんかでも全然出てこない。それから、ポスターも全然、選挙区選挙の方は張らない。これは選挙管理上好ましい...全文を見る
○佐藤(観)委員 ちょっと、執行の具体的責任者でございました岩田選挙部長、大臣の補足をするような意味で結構でございますが、いま大臣言われましたように、確かに政党要件というのは政党本位の選挙でございますから、いわば非常に根幹に触れる問題なんですね。したがいまして、実際執行上、皆さん...全文を見る
○佐藤(観)委員 実は政党要件というのは、非常に重要な要素だと私は思っているわけです。その意味で、なぜ議員でない立候補者十名で一つの政党というのを認めたかというのは、これは十名がいいか五名がいいかという議論がいろいろございました。しかし自民党案では、公職選挙法の関係から、あるいは...全文を見る
○佐藤(観)委員 これは、まさに本当に根幹に触れる問題で、比例代表制の選挙というのは、いわば自民党案というのは、選挙区選挙と比例代表制というのは一体でという考え方があって、そしてそれゆえに地方区ではなくて選挙区という名称がついているのも、いわば二つで一つの参議院の選挙を構成するん...全文を見る
○佐藤(観)委員 それから、先ほど岩田選挙部長が言われました、いわば選挙管理委員会から出ている問題で、選挙運動の問題ですね。事実上、比例代表制の場合にはほとんどできない。選挙区選挙の上に乗ってやるのが主だ。それゆえに、先ほど刑事局長さんから御報告がございましたように、選挙違反がき...全文を見る
○佐藤(観)委員 比例代表制の選挙運動の拡大というのは、もう少し各党とも意見を出し合って詰めていかなければならぬことだと私は思っておるわけであります。  そこで、大臣、初めての比例代表制というのが行われた。いま岩田部長からは、主に管理上、特に選挙管理委員会からの観点でお話しをい...全文を見る
○佐藤(観)委員 次に、当委員会でも余りやってない問題について、私自身の考えもまとまってないのでございますけれども、大臣の御所見を伺いたいと思うのでございますが、それは選挙権の年齢の問題なんですね。  最近、フランスでも年齢が引き下げられて十八歳ということですが、この十八歳を適...全文を見る
○佐藤(観)委員 若干、私も調べてみたのでありますけれども、一つは学生運動等の動きで、大体日本で言えば高校を出るのが十八歳、その上大学へ行く。学生運動になって大変社会的な混乱が起こったところなどは、学生自体も政治に参加をさした方がいいのではないかという議論があったり、あるいは兵役...全文を見る
○佐藤(観)委員 ひとつこれは自治省の内部でも——これは自治省だけのことではないと思うのです。いま申しましたように、民法上の問題もございますし、また少年法というと法務省の問題にもなってきますので。ただ、国家がこれだけ高齢化社会に向かっているときに、従来のようなかっこうでいいのかな...全文を見る
○佐藤(観)委員 大臣、御意見があったら。
○佐藤(観)委員 時間ですから残余は後でいたしますけれども、私も、公開ということは非常に重要なことなものですから、このことは何にも言いません。ですから、事業収入も公開したらいいと思うのです。ただ、政治資金という概念で入ってきた新聞を売った額、コストは別として、全部政治資金です、一...全文を見る
○佐藤(観)委員 午前に引き続き、政治資金規正法の問題についてお伺いしたいと思います。  先ほど触れました、事業収入は経費を引いた残りを政治資金として考えるべきではないかという問題につきましては、さらに詰めたいと思いますが、ちょっときょうは時間がありませんので、またの機会に譲り...全文を見る
○佐藤(観)委員 まさに、部長とこうやりとりしていますと、こちら側はいわば性悪説なんだな。質問している議員側の方は、大体正確にやってない。部長の御答弁は、いや正確にやっていただいているものと思うという前提に立って、何かこちらはもう、私個人は別といたしましても、全体的にはこそばゆい...全文を見る
○佐藤(観)委員 大変不満な答弁でございますが、時間が来ましたので、私の質問を終わらせていただきます。
10月04日第100回国会 衆議院 本会議 第7号
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○佐藤観樹君 私は、日本社会党を代表して、ただいま御提案のございました自民党案に対しまして反対の立場から、選挙運動と民主主義のあり方、日本の政治の浄化について、八点ばかり質問をしてみたいと思うわけでございます。  近代の民主主義社会におきましては代議制度をとるわけでございますか...全文を見る
○佐藤観樹君(続) これは、国民は納得しないと私は思うわけでございます。どうぞひとつ、その点についてどう考えられているのか、お伺いをしたいと思います。  最後に、恐らく中曽根総理からそういい答えは出てこないと私は思うのでございますが、昭和五十年には、三木内閣のときに選挙法の改正...全文を見る
10月07日第100回国会 衆議院 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第4号
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○佐藤(観)委員 同僚議員が大分触れられましたので、その辺の問題につきましては省かせていただきまして、若干質問しておきたいと思います。  私も本会議で申し上げましたように、今度の法律がきわめて異常なのは、戦後幾つも選挙法の改正がございましたけれども、選挙があるであろうとほぼ新聞...全文を見る
○佐藤(観)委員 いま前半にお話しになりました問題は、いろいろ議論がありますが、後で触れるといたしまして、いま片岡先生からお話がありましたように、皆さん方は、地方六団体の意見も賛成だった、本法案を提出するのに意見を聞いたのだということに大変大きなウエートがあるように、私たちは受け...全文を見る
○佐藤(観)委員 演説を頼みにいくとか、それは準備行為という範囲になると思いますが、推薦はがきでございますから何々党公認、何々選挙立候補者というのは完全に入っているのですよ。したがいまして、回覧行為というのはいわば結果として起こるのでございまして、あくまで言うのは、公選法に触れな...全文を見る
○佐藤(観)委員 私は、本会議のときでも指摘をしましたように、一人で三万人知っている人がおるわけではないので、五十人とか百人とか書いていただくということになると思うのです。一人で二人という場合もあるでしょうけれども、書いていただく。こうなってまいりますと、いま衆議院選挙の例だけを...全文を見る
○佐藤(観)委員 私は、推薦はがきという選挙戦術上きわめて有効な武器を具体例に挙げて、その事前運動のことをお伺いしたわけでございます。  次に、先ほど山花委員からも御指摘があった選挙運動の開始時間の問題でございますけれども、私は、これは党利党略ではないかと思うのですね。いま社会...全文を見る
○佐藤(観)委員 私は、廃止しなくてもいいだろうというふうに言えるのではないかと思うのであります。  ただ、いまの御答弁の中で静ひつを害するという表現もございましたけれども、逆に私は、いま大変棄権率が高くなったというのも、われわれ選挙法を扱う者として、お互いに考えなければいかぬ...全文を見る
○佐藤(観)委員 発表するというのは、どういう形式で発表するのですか。
○佐藤(観)委員 そうすると、いつありますよと知らせるのは、マスコミの話は別としても、事前の説明会というのでしょうかね、説明会がいわば公的に初めて知らせるもの、こういうことになりますね。
○佐藤(観)委員 そこで、私ちょっと不思議に思ってお伺いしたのでありますけれども、有権者の方々が法律のたてまえ上いつその告示を知ったのかというのは、そういう意味ではマスコミ以外のものということになると説明会なのかな。今度それを一日にするということになりますと、有権者の人に、おれ出...全文を見る
○佐藤(観)委員 問題点がいろいろとありますけれども、時間が参りましたので、きょうはこれで終わります。
12月28日第101回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第1号
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○佐藤委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、私が委員長の重責を担うことになりました。まことに光栄に存ずる次第でございます。  何分にも微力な私ではございますが、練達堪能なる委員各位の御支援と御協力をいただきまして、誠心誠意、公...全文を見る
○佐藤委員長 これより理事の互選を行います。
○佐藤委員長 ただいまの今井勇君の動議に御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○佐藤委員長 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に       今井  勇君    佐藤  隆君       高鳥  修君    渡辺 秀央君       田中 恒利君    中村  茂君       薮仲 義彦君    横手 文雄君以上入名の方を指名いたします...全文を見る
○佐藤委員長 次に、お諮りいたします。  年末年始の自然休会中に災害が発生し、委員派遣の必要が生じました場合は、議長に対し、委員派遣の承認申請をすることとし、派遣委員、派遣地及び期間の選定等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。     〔...全文を見る
○佐藤委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  本日は、これにて散会いたします。     午後一時四十分散会