佐藤観樹

さとうかんじゅ



当選回数回

佐藤観樹の1985年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月14日第102回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○佐藤(観)委員 今私は、日本経済というのは三重苦を持っているんじゃないかと思っているわけであります。一つは何といっても財政の問題であります。もう一つは個人消費と申しましょうか、家計が大変苦しいという問題。そして三つ目は、確かに国際収支は大変いいわけでありますが、資本収支がこんな...全文を見る
○佐藤(観)委員 税制調査会に逃げられるわけですが、税制調査会といっても学者の方々が税理論の勉強をなさるわけではないので、具体的な政治の中に生かすわけでありますから、税制調査会は税制調査会のお立場があるけれども、その最高のいわば審議機関というのはこの国会、この場だと私は思うのであ...全文を見る
○佐藤(観)委員 スタートのときはとんとんだというのは、後になれば上がるかもしれない、ただしそれは中曽根内閣じゃないかもしれません、先の内閣かもしれませんが、まあそう受け取っておきます。  それで、この議論というのは、今総理に初めにそのことを御確認いただいたのは、初めに増税あり...全文を見る
○佐藤(観)委員 総理に余り細かいことを私も聞きたくはないのですが、その場合、例えば具体的にトーゴーサンというのが言われておりますね。しかし大蔵省は公式にはこれはないんだということを言われていたわけでございますが、総理は少なくも公平と言う限りはその相対する語の不公平が存在している...全文を見る
○佐藤(観)委員 税をやっていて一番難しいのは、自分だけが不公平じゃないか、ほかの人はうまくやっているんじゃないか、もう少しこれを公平にやってもらいたい、こう言うわけですね。公平にやることによって自分が重くなるかもしれないのです。そうすると文句を言うというのが、実は税を扱っている...全文を見る
○佐藤(観)委員 総理、大体大蔵大臣が言っていらっしゃる内容ぐらいのことは総理も、そんなことがあるものだから公正、公平という言葉が出てくるのだ。余りもう細かいことは総理はそう知らなくていいのだと思うのです。だけれども、感じとして大蔵大臣が今言われたようなことは何となく、何となくと...全文を見る
○佐藤(観)委員 なぜ私がそう言うかといいますと、次の改革、これはいわば税の永遠の改革のテーマみたいなものでして、ここになかなかいい言葉があるのですが、人間の知恵が発達したといってもいまだに公平な課税方法を考え出していない、これはだれが言っているかというと、あれは何代目になります...全文を見る
○佐藤(観)委員 私は何度も申しますように、一度総ざらいをしてみないと、この問題というのは初めに増税ありきという話になってしまうと思う。しかし、総理の言われる四つのスローガンは非常に重要な示唆に富んでいる話ですから、それをいわば実現をして国民の皆さん方に本当に入っていくためには、...全文を見る
○佐藤(観)委員 総理、幾らかかるかわからないものを――私は、公共的なものでありますから全部が黒字にならなければいかぬとは申しません。申しませんが、しかし、今国がこういう財政事情、それから国鉄はどういうふうにしようかといって、もう何ともならぬような状況になっている。その中でこの新...全文を見る
○佐藤(観)委員 御了承はとてもできないので、しかしそれにしても、国鉄再建監理委員会というのが法律に基づいてあるのも私も知っています。しかし、いやしくも国会に予算を出してくる以上、工事費は幾らかかる、いつ収支はこうなるという基礎データぐらいなければ、これは本当は審議になりませんよ...全文を見る
○佐藤(観)委員 皆さん方と、政府とこれは自民党との約束というのでしょうか、その中に、一項目は、要するに六十年度から建設に着手する、二番目に、そのために五十億ずつ計上するということを書いてあって、三番目に、「着手に当たっては、所要の立法措置を講じて並行在来線の廃止を決定するととも...全文を見る
○佐藤(観)委員 それじゃもう一つだけお伺いします。  ここに「国及び地域負担(建設費一〇%)」、こうありますけれども、これは地方自治体が、県なり市町村がどういう割合になるのかわかりませんが、これは持つことは決定したのですか。
○佐藤(観)委員 もう一つお伺いしておきますが、総理も言われた国鉄再建監理委員会との関係ですね。今、決して私たちはそれを認めるわけじゃありませんし、これから国鉄改革の問題はいろいろな格好で議論をしていかなければいかぬと思っているのですが、まあ言われるところ、北海道、九州、四国はお...全文を見る
○佐藤(観)委員 お聞きのように、国会に予算はつけてきたけれども、皆目わからない。これはどうなるのか、さっぱりわからない。これで例えば東海道・山陽新幹線の場合も、確かに東海道・山陽新幹線、無手だ黒字だ、五十八年が三千六百八十七億円黒字が出ているわけですね。しかし、在来線はほぼ等し...全文を見る
○佐藤(観)委員 何かどうもよくわからない。運輸大臣、安くなるというのはどういう意味なんですか。要するに国の出し分が安くなる、国鉄の出し分が安くなるという意味で、結局それは建設費は、盛岡から青森百七十キロかかる、鉄が要り、セメントが要り、レールが要るというのは一緒なんだ。問題は、...全文を見る
○佐藤(観)委員 極めて不満でありますけれども、時間のこともありますから次へいかしていただきます。  その次は、四月一日から電電公社が電信電話株式会社になるわけであります。私も審議に参加をし、民営化することのそれなりのメリット、それはそれであるだろう。しかし、従来公社として持っ...全文を見る
○佐藤(観)委員 今お聞きの答弁、どこがどう違うかわかった方というのは大変な方だと思います。まあ村田通産大臣も、何か最後は少し言いわけめいて言っているような感じがありますが、総理、これから私たちも情報化社会の中にますます入っていくわけでありますから、そういった意味で各省が一生懸命...全文を見る
○佐藤(観)委員 きょうはそれぐらいで、了承したわけじゃありませんけれども、しておきますけれども、今後具体的に、本当に税金を使ってやる限り余り同じようなものがダブることは好ましいことじゃないと私は思いますので、この一元化問題というのは今後も少し詰めていきたいと思うのであります。 ...全文を見る
○佐藤(観)委員 まことに結構な御答弁でございます。ひとつそういうように、本当に天下り先が一つふえたなどというような、そんな省庁は絶対入れないということをひとつ監視をしていただきたいと思うわけであります。  それでもう一つは、新会社になった場合にその役員、これは担当としては郵政...全文を見る
○佐藤(観)委員 せっかく民間会社になるということのメリットを生かすことが非常に重要なことでありますから、その趣旨にのっとってひとつやっていただきたいと思うのであります。  まだまだ電電公社の民営化に当たって少し具体的にお伺いをしたいこともあるのでありますが、時間も迫っておりま...全文を見る
○佐藤(観)委員 その努力というのは、安倍外務大臣の外交演説にも言ってらっしゃるわけでありますが、具体的にどういうことを考えていらっしゃるのか。
○佐藤(観)委員 確かにラングーン事件後の規制を緩和した、これはいわばマイナスをゼロにしただけでございまして、それから民間とのあれでも、口幅ったいようでございますが、我が党の石橋委員長が行って漁業協定をやるとか、我が党もそれはそれなりに補完外交として国民のためにやっているつもりで...全文を見る
○佐藤(観)委員 具体的にどういうふうに環境をよくしていくのかという話がないのでありまして、私も当事者同士の話し合いが一番重要だということは何も否定をしていないわけであります。ただ、環境をそういうふうにするためには、かたくなに日本国政府が共和国と関係を持たないことは、これはまずい...全文を見る
○佐藤(観)委員 まあ歴史をさかのぼればそこまでも入っているかもしれませんが、やはり最大のものは植民地時代の三十六年間、このことが最初にとにかく頭に出てくるわけでありますね。それが調査に出ているわけであります。それで、韓国内で日本を好きと言われる方が二三%、嫌いだと言われる方が三...全文を見る
○佐藤(観)委員 時間も余りないのですけれども、この吉田清治さんが書いたものをちょっとだけ読ませていただきたいと思います。これは昭和十八年、今の韓国の光州のあたりでございますけれども、   町の入口で私の組が降りると、二台の護送車は速度を早めて土ぼこりをあげて町の中を北へ直進し...全文を見る
○佐藤(観)委員 総理からお言葉があったからそれ以上のことは申しませんが、ひとつ外務大臣、これはやはり韓国との関係のこともある問題でもありますし、あるいは厚生省もかんでくるでありましょうし、戦前の労務報国会というのを見ると、どうも今で言えば自治省も絡んでくるでありましょうし、ある...全文を見る
○佐藤(観)委員 結構でございますが、私が申し上げたのは、具体的な福岡県嘉穂郡桂川町の麻生炭鉱の問題に限らず、まだまだ遺骨が残っておるものもございますし、その方のことも含めて、今、官房長官からあるいは総理大臣からお話があったような点で前へ進めていただきたいと思うのであります。 ...全文を見る
○佐藤(観)委員 総理、この附則について見直し条項は、要するになるべく個人献金にいくようにしようじゃないかという見直しがついているので、その趣旨がついているのでございまして、もう全然、さらには実情に合うようにしようではないかというようなことではないのでございまして、私も昭和五十年...全文を見る
○佐藤(観)委員 極めて不満な答弁でございますが、時間が来ましたので、残念ながら私の質問を終わらせていただきたいと思います。
02月18日第102回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○佐藤国務大臣 吉田先生にお答えします。  今総理がおっしゃったことに尽きるわけでございますが、木材界の不況につきましては先生御存じのとおりでございますが、内外ともに厳しい状況にございます。これは、例えば木材の需要が落ちており、昭和五十五年が木造住宅が七十五万戸ぐらいですが、現...全文を見る
02月22日第102回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○佐藤(観)委員 大臣のいろいろな時間があるようでございますので、私は、まず最初にガソリンの輸入問題と今後の石油行政あるいはその政策についてお伺いをしておきたいと思います。  御存じのように、昨年ライオンズ石油社長が、私と同じ名前の、佐藤太治と読むのでしょうか、この方がシンガポ...全文を見る
○佐藤(観)委員 いわば、少し結論と申しましょうか、今後いろいろな意味で検討に入るということも言われているわけでありますが、少し確認をしておきたいのであります。  これは外務省にお伺いした方がいいかと思いますが、実態を見ますと、実際には、石油の供給計画というのがあって精製会社は...全文を見る
○佐藤(観)委員 それでもう一つの問題は、ガットの場合には、今申しましたように、建前としては法律をつくって輸入してはいけませんよとする、あるいは、かなり行政権限と申しましょうか、威力業務妨害というような言い方をしておりましたけれども、こういうようなやり方によって行政が事実上禁止を...全文を見る
○佐藤(観)委員 もう一つ、産油国からの、圧力という言葉は余り正確じゃありませんが、動向の問題ですね。何か聞くところによりますと、サウジアラビアとかクウェート、こういったところで、自国で精製をして、ガソリンあるいはナフサにいたしましてもその他の連産品を自分の国で精製をして売ってい...全文を見る
○佐藤(観)委員 もう一つ、大臣も冒頭に触れられましたけれども、この石油業法自体三十六年の九月にできた法律ですね。かなり古い。まだ自動車もこんなに皆さんのところに行き渡るような時代ではなかった。当時は高度成長の当初でありますから、むしろ日本の産業としては大変重油が欲しいときでもあ...全文を見る
○佐藤(観)委員 次の問題に移りたいと思いますが、それは債務国の累積債務の返済の問題なのであります。特に、五月にボンでサミットがあるわけでございますので、恐らく大蔵大臣も外務大臣も行かれることになると思いますので、私がかねてから御提起をしたい問題について、通産大臣も含めまして、ぜ...全文を見る
○佐藤(観)委員 安倍外務大臣からもお話が出ましたように、尽きるところは、やはり発展途上国側の金融財政の健全化、あるいはなるべく投資をしやすいようないろいろな環境を、自助努力をしてもらうというのが基礎にあると思うのでありますが、あわせて、何といったって基本的には経済がテークオフす...全文を見る
○佐藤(観)委員 今、通産大臣最後に言われましたように、これは三大臣非常に重要な仕事だと思いますし、また五月まで、ボン・サミットまでは少し時間がありますので、具体的に何か少し前進をしていくような格好でひとつ御協議を願いたいと思います。では、外務大臣、通産大臣、ありがとうございまし...全文を見る
○佐藤(観)委員 そうしますと、総理がきょうかなり強い言葉で、ぜひ所得税の減税をやりたい、法人税もやりたいですねと、ばかに自信を持ったことを言われたので、ははあ、そうすると六十一年度、来年度の中でやっていく、所得税の減税、法人税の減税というのは単独で言っている話じゃないので全体的...全文を見る
○佐藤(観)委員 もう一つ、スケジュールの問題についてお伺いしておきたいのでありますが、総理が言われるようにシャウプ勧告以来のいろいろな意味での税のゆがみ、これを直していこうという発想自体は私は的確なものだと思っております、だれが知恵を授けたのか知りませんけれども。それ自体は非常...全文を見る
○佐藤(観)委員 私は別に税だけでやれと言うのじゃなくて、その間にいろいろなテーマがもちろんあるわけでありますが、我が国の経済にとりましても政治にとりましても財政再建という問題、その裏腹であります税制の改革というのは、それは国民にとりましても大変大きな課題でありますし、いわば後年...全文を見る
○佐藤(観)委員 言語明快、意味不明的な御発言ですが、財政論議がどうも話がつまらないのではないかという中に、予算自体単年度主義でやっているものですから、今六十年度予算を審議しながら、絶えず我々は六十一年度の話をしている。そしてきょう松浦委員から御指摘があったように、計数表だけは出...全文を見る
○佐藤(観)委員 そういう意味で、来るべき今度の政治課題に上っておりますこの一兆円余の減税は別といたしましても、所得税の正しいあり方から押せば、この十五段階を、アメリカは十四段階を三段階にしようということを財務省は考えているようでありますけれども、この刻みをどのくらいにすればいい...全文を見る
○佐藤(観)委員 それを今度は年齢を、税制でありますから所得階層に引き直す作業というのは実はなかなかいいデータがありませんで、なかなか難しいのでありますが、総理は二百万円から六百万円ぐらいの方々を軽減をしたい、こういうことを言われているわけですね。これは大変ありがたい話でございま...全文を見る
○佐藤(観)委員 二百万から六百万と言っても、一体十五段階の刻みを何段階ぐらいにするのか、それから累進税率をどのぐらいにするのかによっていろいろなことが変わってくるわけでありますけれども、いろいろな意味で生活実態から見てどこの層に焦点を当ててやらなければいかぬかというのは、なお一...全文を見る
○佐藤(観)委員 事業所税の方は。
○佐藤(観)委員 局長、書類があれだったらとっていただいていいのですが、事業所税というのは、これは使う目的が決まっていますね。ちょっと例示をしてみてください。
○佐藤(観)委員 今大臣お聞きになりましたように、地方では応益負担と申しましょうか、事業が赤字であっても今局長から言っていただきましたような道路とかあるいは公園とか水道とか河川とか学校とかを使うわけでありますので、その行政サービスの対価として一定の規模を、法人住民税の均等割であれ...全文を見る
○佐藤(観)委員 ちょっと大臣、それは後に……。  地方税は応益主義、国税の方は応能主義というわけでもないのですよね、御承知のように。地方だって法人住民税の均等割じゃないのを取っているわけでありますから、必ずしも峻別されているわけじゃない。  それから、大臣言われますように、...全文を見る
○佐藤(観)委員 終わります。
03月07日第102回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号
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○佐藤(観)主査代理 これにて滝沢幸助君の質疑は終了いたしました。  次に、渡辺嘉藏君。
○佐藤(観)主査代理 これにて渡辺嘉藏君の質疑は終了いたしました。  次に、浦井洋君。     〔佐藤(観)主査代理退席、主査着席〕
03月08日第102回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第2号
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○佐藤(観)主査代理 これにて串原義直君の質疑は終了いたしました。  次に、鈴木強君。
06月24日第102回国会 衆議院 本会議 第38号
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○佐藤観樹君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、自由民主党・新自由国民連合提出による二人区創設を含みます公職選挙法改正案、いわゆる六増・六減案に反対、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、民社党・国民連合、社会民主連合四党による公選法改正案、野党統一案に賛成の立場から、議員...全文を見る
○佐藤観樹君(続) 法解釈の前に、政治的常識、市民的常識のもとで政治運営をすべきであって、総理の民主主義観がこれで問われると私は思います。一般的な政治的な意味での解散をやるやらないの問題ではなく、民主主義の議論としての解散について総理にお伺いをいたしまして、私の質問を終わりにさせ...全文を見る
10月14日第103回国会 衆議院 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第1号
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○佐藤(観)委員 動議を提出いたします。  委員長の互選は、投票によらないで、三原朝雄君を委員長に推薦いたしたいと存じます。
○佐藤(観)委員 動議を提出いたします。  理事は、その数を八名とし、委員長において指名せられんことを望みます。
12月24日第104回国会 衆議院 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第1号
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○佐藤(観)委員 動議を提出いたします。  委員長の互選は、投票によらないで、三原朝雄君を委員長に推薦いたしたいと存じます。
○佐藤(観)委員 動議を提出いたします。  理事は、その数を八名とし、委員長において指名せられんことを望みます。