佐藤観樹

さとうかんじゅ



当選回数回

佐藤観樹の1986年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月12日第104回国会 衆議院 予算委員会 第8号
議事録を見る
○佐藤(観)委員 きょうから六十年度補正予算の質問に入るわけでございますが、それに先立ちまして、昨日、東伊豆町の熱川温泉大東館で二十四名の死亡、行方不明を出すという大変痛ましい事故があったわけでございますので、この問題について、総理にお伺いする前にちょっと担当の自治大臣、それから...全文を見る
○佐藤(観)委員 きょうも後で、第三次産業の話あるいは日本人の生活の態様の変化の問題について少しお伺いしたいと思っておりますので、そういった意味では、せっかく楽しい旅行に行っても人生が狂ってしまうようなこういう痛ましい事故が起きない体制をお互いにつくっていく必要があるのではないか...全文を見る
○佐藤(観)委員 そこで、まずお伺いしたいのは、総理の俗に言うオーバーラン発言というものでございますけれども、これも我が党の石橋委員長も本会議で質問しましたが、どうもなかなか総理も答弁がお上手ですからそれ以上深まってないのであります。どうも私も総理の言われている意味がよくわからな...全文を見る
○佐藤(観)委員 そうすると総理、今のお言葉をそのまま使えば、例えば司法との関係において、何件か戦後憲法違反であるという判決が下っているわけでありますが、司法の関係でいえば、行政府の長としての総理でもいいんですが、行政と司法との関係で今総理の言う言葉をそのまま使えば、私も一般論と...全文を見る
○佐藤(観)委員 そうしますと、憲法の中にございます司法に与えられた行政なり立法へのチェック機能としての違憲立法審査権、このことは決して否定なさるものではない、こう理解していいですか。
○佐藤(観)委員 そこで、それがどうしてじゃオーバーランというああいう発言になるのかがどうもよくわからないのであります。  それで、五十九年の十一月に——東京高等裁判所で例の定数是正について違憲判決が出たわけであります。違憲立法審査権というものが最高裁だけが持っている権限ではな...全文を見る
○佐藤(観)委員 この議論をすると非常に長くなるので、余り私もしたくないのでありますけれども、大体公選法の別表が、公選法がと言うべき性格かもしれませんが、憲法違反だと言われているときに、法律論として、例えば不信任案が成立をしたときに内閣総辞職するかあるいは解散をするか、どちらかが...全文を見る
○佐藤(観)委員 いや、その合意ができなかったポイントは総理はどこだと御理解なさっていらっしゃいますか。
○佐藤(観)委員 どうなんでしょう、野党の方も、これもいわば生命をかけて二名区はだめですと全部これは言っていらっしゃるわけですね。その思いはいろいろなことが臨時国会のときには出ましたし、あるいはそのときには六十年の国勢調査という問題もありましたが、その六十年国勢調査の問題はクリア...全文を見る
○佐藤(観)委員 私も選挙法をずっと党内でやっておりますので、もし総理が本当にそれで乗っていただけるのなら党の意見にいたします。どうですか。
○佐藤(観)委員 繰り返すようですが、結局この問題は二名区問題なんですよ。私はもう前からNHKのテレビのあれでも言っております。結局は二名区問題なんです。そうなると、これはどこをどうやって吹き抜けるかということになれば、いわば与党最高の指導者である総裁の決断以外に私はないと思って...全文を見る
○佐藤(観)委員 今総理も言われましたように、速やかにということでございますから、我々もそれなりに努力をしたいということは間違いないわけでございまして、あわせて、総理が標榜していらっしゃいますように、大統領的総理を目指している総理としては、ひとつこの際大いに指導性を発揮をしていた...全文を見る
○佐藤(観)委員 今言われた今日の時点ではというお話で、そちら様では四月の二十九日に式典をやられるということのようでございますが、これは今官房長官からお話があったように、私も決して好ましいことではないという、あるいは大赦の場合には公訴権もなくすということでございますから、大変これ...全文を見る
○佐藤(観)委員 次に、外交問題についてちょっとお伺いしたいと思いますが、昨年十一月に米ソ首脳会談が行われ、また一月にはシェワルナゼ・ソ連外務大臣が訪日するということで少し暖かい風が吹いてきたという感じがしておるわけでありますが、ただ、中身についてはそう物は簡単ではないと私も思っ...全文を見る
○佐藤(観)委員 これは総理に聞くのもどうかと思うのでございますが、この前総理も会われたワシントン・ポストのキャサリン・グラハム会長が全斗煥大統領と会われて、その際に新聞の報ずるところでは、どうも南北対話というのは北側が力によって南北を合併するということの手段に使っているのではな...全文を見る
○佐藤(観)委員 それでちょっと確認をしておきたいのでありますが、日朝議連の皆さん方の御努力で、幾らかでも朝鮮民主主義人民共和国どの交流について拡大をしていこうという考え方、その他残っております債務の問題等もございまして、許政治局員が九月ぐらいに来日という話がいろいろあるわけでご...全文を見る
○佐藤(観)委員 政治用語で「慎重に」というのはやらないということにふだんとられるのでありますけれども、今外務大臣が言われたように、幾らか前に障害があることは私もわかっておるわけでございますが、総理が言われているように全体的に少しでも前に進むようにということになれば、外務省のお立...全文を見る
○佐藤(観)委員 今の段階ではそういう御返事しかないかと思いますが、そういう意味で、日本外交の中で残された問題でございますので、エアポケット、空白をつくらないようにひとつ進めていただきたいと思います。まあニューリーダーの一人である安倍外務大臣でございますから、これは将来にわたって...全文を見る
○佐藤(観)委員 安倍外務大臣は本当に長いことこの問題でもいろいろと前向きに進めていただいておることを改めて感謝を申し上げ、ひとつ今申しましたように人道問題として、五百億ドルの貿易黒字がある、日本はすごい国になったというだけではなくて、やはりアジアの国民の皆さんからも大変信頼をさ...全文を見る
○佐藤(観)委員 ありがとうございます。  総理、実はまた中国残留孤児の皆さん方が日本に来られますが、ちょうどあのお子さん——お子さんというのはどうも抵抗があるのですが、あの方々というのは私たちと同じ世代なんですね。ここにいらっしゃいます小沢自治大臣、加藤さんはちょっと上ですけ...全文を見る
○佐藤(観)委員 それで、朝鮮半島の問題で最後にお伺いしておきたいのは、なかなか南北の状況というのは大変難しいわけでございますが、外務大臣、新聞が何度か報じているのでございますけれども、皇太子御夫婦の韓国御訪問ということが新聞には出ているわけでありまして、まあアメリカから帰られた...全文を見る
○佐藤(観)委員 私は皇室外交一般を否定をしているんじゃなくて、なかなか政治的に難しいところだけに、その辺のことを頭に入れてということを申し上げたわけでございます。  次に、国際経済の問題に移らしていただきたいと思います。  五月の三日、四日、五日——四日、五日、六日ですか、...全文を見る
○佐藤(観)委員 こういうことはどうなんでしょう。米ソ首脳会談後の世界情勢、とりわけいわば西側として対ソ戦略と申しましょうか、今戦略という言葉がいいかどうかは別といたしまして、東側に対する何かそういうことは改めてテーマとして話されるのかどうなのか。  それともう一つ、大蔵大臣、...全文を見る
○佐藤(観)委員 次に、今総理も挙げられました累積債務問題についてお伺いしたいのでありますが、特に原油の値下がり、かつては日本は大変これはありがたいというふうに簡単に言えたのでありますが、今の日本の地位からいうと、私は簡単にそうも言えないような気がしてならぬわけであります。  ...全文を見る
○佐藤(観)委員 それで、累積債務問題との兼ね合いなんでございますけれども、昨年十月ベーカー財務長官が、ひとつ民間も、あるいは国と申しましょうか政府側も二百億ドルずつ出し合ってさらに補助をしないとこれは世界的な不安定状況を、金融不安を起こすのではないかということでベーカー発言があ...全文を見る
○佐藤(観)委員 今の御発言を聞くと、言語明快、意味不明のところがあるのですが、日本としては新たな追加的な措置というのをやはりしなければならぬのではないか、こういうふうに考えているというように理解をしてよろしいのですか。
○佐藤(観)委員 そこで、今大蔵大臣が言われた民間銀行の話でございますけれども、これは先月の中央公論に服部正也元世界銀行の総裁が、「国際連帯銀行というのをつくったらどうかという提案をなさっているのです。大蔵大臣もお忙しいからその全部は読まれてないと思いますが、簡単に言えば、今大蔵...全文を見る
○佐藤(観)委員 そこで、かねてから私が言っているGIF構想の一環として、ちょうどメコン川支流のナムツン川の開発の問題が国連のメコン暫定委員会で話が出てきたという話が報ぜられました。残念ながらあそこの国際情勢もございまして、必ずしもうまくいっていないようでございますけれども、タイ...全文を見る
○佐藤(観)委員 これはちょうど国家体制が違うところだけに非常に意義があることじゃないかと私は思いますので、そういった意味では、状況が許せばひとつ積極的に前に出てやっていただきたいと思うのであります。  次に、四番目といたしまして、貿易摩擦と内需拡大の問題を少し本格的にやろうと...全文を見る
○佐藤(観)委員 それは常識的に言うと、いろいろな自主規制をした場合のメリット、デメリットが両方あると思うのですが、ともかくやはり具体的に数字にこう表に出てくるということになると、自主規制を続けざるを得ないのかな、こういうふうに思っていらっしゃる。その「慎重に」はいいけれども、勘...全文を見る
○佐藤(観)委員 次に移りますが、俗に言う円高差益還元の問題でございます。  円レートが上がったことと原油価格が下がったことによって幾らくらい差益が出てくるだろうかということはいろいろはじけると思うのでありますが、これは一体六十一年度はいつまで円高が続いて、幾らぐらいになるかと...全文を見る
○佐藤(観)委員 きょうの渡辺通産大臣の答弁は私でもできるような答弁です。例えばこれを電気料金を下げる格好で戻した方がいいか、あるいはアクションプログラムの中に言われております設備投資を追加するというようなやり方にした場合に、一体国民経済にどういう影響があるかというようなことは試...全文を見る
○佐藤(観)委員 今皆さん方のお手元にちょっと資料をお渡しさせていただきましたが、これは名前は申しませんけれども、大変権威のある研究所で試算をしていただいたわけであります。しれは見ていただければおわかりかと思いますが、が一兆円といたしまして還元をした場合でございますけれども、電力...全文を見る
○佐藤(観)委員 今の報告というのは、私から見れば世界に向かって逆行だと私は思っておるわけであります。  それで総理、さっき私も幾つかのいろいろな角度から週休二日と時短の問題を申し上げました。中小企業の問題、それから商業等のサービス業等々難しい問題があることは事実でございます。...全文を見る
○佐藤(観)委員 賃金の問題は私もわからぬわけではありませんけれども、労働時間、時短の問題は労働基準法等の問題があり、労働省がそのためにあるのでございますから。しかもそれが世界の大勢と逆だという話なら別だけれども、世界の皆さんと比べてみて、ぼんぼん袋たたきに遭っているときに、この...全文を見る
○佐藤(観)委員 終わります。
02月15日第104回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第2号
議事録を見る
○佐藤(観)委員 三人の公述人の皆さん方には、きょうは土曜日の午後というときでございますが、大変御苦労さまでございます。  最初に、せっかくきょうは石先生にお越しをいただきましたので、少し税制問題についてお伺いをしておきたいと思うのであります。  一つ目は、先生は、これから負...全文を見る
○佐藤(観)委員 確かに現在も個別消費税は物品税を初めやっているわけでございますが、これはこれなりに特別な担税力という背後にあるものを見てかけているんだと私は思うのですね。それを今度は延べに消費にかけるということになると、これは本当に一つのものを両面からつかまえてしまうというふう...全文を見る
○佐藤(観)委員 その次に、所得税の改正問題についてちょっとお伺いしておきたいのでありますが、先ほど岸本先生も言われましたように、この五、六年というものはベースアップがあってもほとんど可処分所得に結びつかない。これはきつい累進税率の問題だと思うのであります。そこで、私たちも内々に...全文を見る
○佐藤(観)委員 次に、石先生と岸本先生にお伺いしたいのですが、お話がございました少額貯蓄の非課税の問題でございます。  これはいろいろ長いこと議論がございまして、これも物事の考え方は両面あるんじゃないかと思うのです。五十九年の三月でとらまえてみて、個人貯蓄残高が四百二十兆、非...全文を見る
○佐藤(観)委員 今岸本先生からお話があったように、私たちも、経済政策を実行する政治の舞台の中において庶民感情というのもかなり無視できないものがございまして、そういう意味では、今お話があったように平均七百万、もっと少ない方の利子まで税金をかけるという、そういう庶民感情もまた政治の...全文を見る
○佐藤(観)委員 ありがとうございました。  今岸本先生も最後にお話があっておりますように、きょうの公述の中にもございましたように、内需の六割を占めております個人消費の拡大、ここで、政府自身も経済審議会なり国民生活審議会なり何なりでも、週休二日制、時短あるいは成長の範囲内での高...全文を見る
02月21日第104回国会 衆議院 予算委員会 第14号
議事録を見る
○佐藤(観)委員 きょうはお手元に一般質問の項目を配らせていただきましたけれども、「六十一年度の経済運営について」、一ドル百七十円、あるいはそれを割るのではないかというような新しい時代に入った日本経済の運営について、日経連の大槻文平会長あるいは日本商工会議所の五島昇会頭等にもおい...全文を見る
○佐藤(観)委員 ちょっと局長の方にお伺いしておきたいのでございますが、これは三全総の計画ではおおむね十年で二百四十兆の公共投資。これは政府の資本固定ベースでの話でございますけれども、二百四十兆円。ところが、五十年と五十五年と価格が違いがございますので、最近の実績としての百七十兆...全文を見る
○佐藤(観)委員 ちょっと私の理解が悪いからかもしれませんが、その百七十兆を要するに五十五年価格ベースで割り戻すというのでしょうか、掛けて、それから今度土地を買わなければいけませんので、その土地の比率等も入れて計算してみると計画より大きいのじゃないかと思いますが、ちょっと数字の問...全文を見る
○佐藤(観)委員 そこで少し前に進みたいのでございますけれども、一体これからっくろうとする四全総というのは、この三全総で大体一定の方向を目指してそれなりの成果が上がった、ただし投資額につきましては、低成長に入ったときでございますから、数字的には若干達成率等は下がっているところがあ...全文を見る
○佐藤(観)委員 大臣も建設委員会ですか、時間のことがあろうかと思いますので、今大臣からお話があったように、これから四全総の中で、いわば拠点と拠点とをいろいろな格好でつなぐという交流に、今までだって交流があったわけでありますが、非常にウエートを置いて、新しい交流という理念が入って...全文を見る
○佐藤(観)委員 そこで、私も愛知県の出身で、特に全体的に見ますと、私のところは東京圏と関西圏というちょうど間に入って、頭越しにいろいろなイベントを東京と大阪でやるということで、中部は大変地盤沈下をしている。そういう意味では国際性に欠ける。いまひとつ活性化をしていかなければならぬ...全文を見る
○佐藤(観)委員 ちょっとこれは事務局の方でも結構なんでございますが、第五次空港整備五カ年計画がございますね。これが六十一年から六十五年まで五年間、総額一兆九千二百億円ということでなっているわけでございますけれども、空港整備事業が一兆一千五百億円、民間出資の関連事業が六千五百億円...全文を見る
○佐藤(観)委員 これだけは言っておきたいのでございますけれども、四全総の資料の中でも、これから中部圏から外国に出る方々が今の大阪空港の発着人数ぐらいまでいくのではないかという数字が出ているわけであります。私たちから見ますと、実は外国へ出るのに東京まで出てきて成田空港から乗るかあ...全文を見る
○佐藤(観)委員 次に、NTTの株の売却問題についてお伺いをしておきたいと思います。  御承知のように、これは国民的に大変関心のある話なるがゆえに極めて公正を必要とする問題だと私は思っているわけであります。特に私の発想は、ずっと大蔵委員会で証券問題をやってきて、ディスクロージャ...全文を見る
○佐藤(観)委員 それで、これは今電電株式売却問題研究会で議論しているところでございますから大臣もお答えにくいと思いますが、ただ国会という国民を代表する立場で物を言っていかなければいかぬ点、また常識的にさもありなんという点だけやはり踏まえて発言をしていかなければいかぬと思いますの...全文を見る
○佐藤(観)委員 大体私が思っていることだと思うのです。  それで、もう一つだけこの点をぜひ考えていただきたいと思いますのは、物が電話という、いわば国民が苦しい間に債券を買ってつくり上げた、いわば情報通信の国民の共有財産、日本電信電話公社の生まれ変わりの株であります。そういう点...全文を見る
○佐藤(観)委員 それでもう一つだけ聞いておきたいのは、株は買ったがすぐ売れないということじゃ困るわけですね、これは。それで流通価格がどうなるかということ、そういうこともいろいろな問題がありましょうけれども、これは上場はどういうふうにしようとしているのですか。これも研究会でその後...全文を見る
○佐藤(観)委員 確かに基本的にはそうなんですけれども、浮動株が最初はないわけでありますので、その辺のことでスムーズにひとつ事がいくようにやっていただきたいと思うわけであります。  その次に、医師税制の問願について触れておきたいのでありますが、この問題も実は長いこと私も大蔵委員...全文を見る
○佐藤(観)委員 きょうはちょうちょっとやる時間もありませんけれども、この医師税制の場合には、医業の公共性という上に立ってすべてが処理をされてきたわけであります。したがいまして、私たちも随分、農業の営業を続けるという場合には、例えば相続税の猶予等々、そういう制度をつくりましたし、...全文を見る
○佐藤(観)委員 今局長から御答弁いただきましたように、これは長い長い歴史を持った税制の沿革を持っているわけでございますし、また公共性の上に成り立っている医師のあり方、それに伴うところの税制の問題というのはいろいろな議論があったところでございますので、大きな節として一人法人という...全文を見る
02月25日第104回国会 衆議院 予算委員会 第17号
議事録を見る
○佐藤(観)委員 きょうは税制、財政問題の集中審議でございますので、私は主に、サミットに向かって日本の経済運営がこのままの状態で果たしてサミットは成功するんだろうか、そのための経済運営として内需拡大ということは言いますけれども、一体それに相応するような手だてというのはできているん...全文を見る
○佐藤(観)委員 いいです。通産大臣。
○佐藤(観)委員 ちょっと余り前に行かれてもいかぬので、その点については後ほどお伺いさしていただきます。  そこで藁科委員長、労働界側も特に国民生活を支えるという立場から、今日本経済が抱えている問題、長期的底流としてはいわばインフレなき持続的な成長ということだと思いますけれども...全文を見る
○佐藤(観)委員 今藁科参考人から極めて先の話まで、全体的なお話をいただいたわけでございますけれども、いずれにいたしましても関係していらっしゃる皆さん、この国際収支の均衡と申しましょうか、それから波及してくるもろもろの課題について、最終的には言葉としては内需拡大をしなければいかぬ...全文を見る
○佐藤(観)委員 何か答弁の方がどんどん広がっていっちゃうものですから、この問題の焦点が絞れなくなって、ちょっと総理と通産大臣に簡単にお伺いしたいのであります。  総理も、これはそう深い意味で言われたんじゃないと思いますが、大体そう結果は急がないでくださいというようなことをイン...全文を見る
○佐藤(観)委員 私がお伺いしたかったのは、今度は単純に市場だけでできた円高じゃないわけでありますから、一応G5以降各通貨当局がいろいろと話し合って、もちろんその枠を超えたものもありますけれども、やったわけでありますから、一体その先はどういう絵をかいてやろうとしているのかというこ...全文を見る
○佐藤(観)委員 昨年九月あるいは十一月にアクションプログラムということをやっていらっしゃいますが、そのことも詳しくお伺いしたいのですが、時間がありませんので。アクションプログラムでは経済効果が約三兆円だということをはじいていらっしゃるわけですね。しかし、これは経済専門家から言わ...全文を見る
○佐藤(観)委員 そこで経企庁長官、ちょっとお伺いしたいのですが、物を比べるときに名目と実質とを比べて、そしてその実質の方が高いというような結論を出すということは、経済をやる者から言うとこれは比べることにならないのじゃないか。この生産性基準原理というのも、要するに実質成長率から雇...全文を見る
○佐藤(観)委員 私は今そういうことを聞いているのではなくて、この生産性基準原理という考え方自体、名目と実質とを比べるという、極めて経済理論としてもおかしいものではないか。今長官が言われた後半の問題は、それはそれなりに私も一部理解をするところがありますけれども、この生産性基準原理...全文を見る
○佐藤(観)委員 そこで、長官が先走って少しお答えになりましたけれども、今度の国際収支のこれだけの黒字、確かに表面的にはアメリカの財政赤字あるいはドル高というようなこともいろいろありますけれども、その中でも日本がこれだけの貿易黒字を出してきたという背景には、私はそれなりのものがあ...全文を見る
○佐藤(観)委員 フィリピンのアキノ女史の大統領就任式が始まったようでありますので、外務大臣がお急ぎのようでございますので、ちょっと二点だけお伺いして、外務大臣は仕事に——これも仕事ですが、退席していただきたいと思います。  一つは、アキノ女史は本来現地時間九時に就任式という話...全文を見る
○佐藤(観)委員 これは仮定の話でございますので、またどういう情勢になっていくかわかりませんから難しい話でございますけれども、二人の大枚領ができるということになりますと、日本政府の対応も非常に難しくなってくるのじゃないか。きのうの委員会での総理あるいは外務大臣の御答弁というのは、...全文を見る
○佐藤(観)委員 もう一つだけ外務大臣に本論の方を御質問しておきたいのでありますが、五月の四日、五日、六日とサミットを迎える。私もずっといろいろ勉強してみて、このサミットはいわばさんざんなサミットになるのじゃないだろうか。つまり、何にも結果が出てない中で迎えざるを得ないのではない...全文を見る
○佐藤(観)委員 できる限りそれを目指していくわけでありますが、今私が具体的に挙げましたように、どうも具体的な結果としてあらわれることが何もないのではないかということを私は大変危惧をしているわけでありまして、なるがゆえに、ちょっと話をもとに戻しますけれども、今度の春闘と申しましょ...全文を見る
○佐藤(観)委員 企画庁長官の言われていることは大変すばらしいことでありまして、もちろん私たちもホームメードインフレをつくろうなどということは、今藁科参考人も言われたように、思っているわけじゃない。しかも各個別企業で赤字で倒れそうなところをどうしようということを言っているわけじゃ...全文を見る
○佐藤(観)委員 今のところはそれぐらいでございますね。  それで総理、もう一言確認をしておきたいのであります。これはいわば総理の直接的なことではないけれども、しかし、今度の経済運営をうまくするためには、今度の賃上げと申しましょうかベースアップというのはでき得るならば高い方が望...全文を見る
○佐藤(観)委員 それは、先ほど経企庁長官がせっかくお答えになったのをそのとおりと言われたのと後退だと私は思いますよ。  それでは総理、日経連の方ではことしのベースアップはせいぜい三%じゃないかというふうに言っていらっしゃるわけですね。そのとおりになるかどうかわかりませんよ、言...全文を見る
○佐藤(観)委員 私もずっと経済をやってきて、十何年やっているから、それは大体どういう数字が出ればどういう感じになるかという過去のものを調べて物を言っているわけですから、今赤羽局長が言われることの細部についてはわからぬわけではないのですが、ただ、雇用者所得の伸びを三・九とはじかれ...全文を見る
○佐藤(観)委員 それから、時間がなくなりましたので、最後にもう一つこのサミットを前にして重要なことは、私もこの前触れましたけれども、時間短縮、そして週休二日制の問題であります。これはもう本当に私は重要なことだと思っているわけであります。まさに総理が、ゆとり、金だけじゃなくて心の...全文を見る
○佐藤(観)委員 大変全般的な意味から総理から前向きな答弁をいただきましたので、労働省においてもぜひそういう線に沿って……。ただ、先ほど労働大臣からお話がありましたが、例えば審議会の委員の方をもう少し開明的というか、もう少し先を見れる方をあれしてもらって、労働基準法の改正で週四十...全文を見る
03月05日第104回国会 衆議院 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第3号
議事録を見る
○佐藤(観)委員 新しく自治大臣になられた小沢さんは、閣内でも一番若い大臣であり、また議院運営委員長という、議会の運営につきましてはベテランとして自治大臣になられたわけでございます。  また、森政務次官も、昨年は定数是正問題で選挙法や選挙のあり方の問題について大変造詣の深い方で...全文を見る
○佐藤(観)委員 結構でございます。私もずっと戦後の政治を見ていて、これは政府・与党の方と意見が違うかもしれませんけれども、もし日本が一院制であった場合、今のような民主主義の状況だったろうかということを大変危惧しているのであります。衆議院の委員会でかなりの強行採決がございました。...全文を見る
○佐藤(観)委員 それで、せっかくの二院制なのでありますから、どういう格好で参議院を衆議院と違えるか。これは選挙方法を変えること、あるいは審議のあり方を変えるということだと思うのであります。  選挙方法の方では、昔の地方区、今の何々県選挙区あるいは比例代表制が導入される、そして...全文を見る
○佐藤(観)委員 そこで、私は今度、衆参ダブル選挙という問題についてお伺いしたいわけでありますけれども、私の視点は、ただ解散があるかないかという問題ではないのです。一体、二院制のもとで衆議院と参議院というものが両方ともほとんど機能停止をしてしまうということが果たして是か非かという...全文を見る
○佐藤(観)委員 しかし、そのときには、かねてからそういうことも言われていたわけでありますけれども、とにかく現に任期満了になっているわけでありますから、参議院議員の方は半分しかいらっしゃらないわけですね。つまり、身分をもう失っている方を数に入れて、そして、それの三分の一という考え...全文を見る
○佐藤(観)委員 大臣、私は逆説的に物を言っているわけでございまして、確かに総議員というのは総定数だという解釈はかねてからあるわけです。ただ、それが正しいかどうかは別。ただ、私は今極端な例を言って、任期満了後の選挙ということを言っているものですから、こういうことも成り立つのではな...全文を見る
○佐藤(観)委員 いいのです、それは。つまり、それは憲法そのものが、そういうふうに衆議院が解散をしたときには緊急集会ということで、国権の最高機関としてそういう備えをしていこうという想定をした。しかし、衆議院と参議院が一緒に選挙をやるというようなことは、この憲法は想定をしていなかっ...全文を見る
○佐藤(観)委員 私がお伺いしているのは、当面六月にダブルがあるかないかということではなくて、二院制のもとにおいてダブル、衆議院と参議院、国権の最高機関のいわば四分の三というのでしょうかね、その機能をみずから失わせる行為というのは、民主主義のあり方として正しくないのではないかとい...全文を見る
○佐藤(観)委員 そこまでいきますと、七条解散がどうかという問題にも触れてまいりますが、大臣の言われる意味はわかります。ただ、その際にも二院制を重んずる限りは参議院選挙があれば一つの民意が問えるわけでありますので、そうじゃなくても衆議院がにっちもさっちもいかなくなったという場合だ...全文を見る
03月06日第104回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号
議事録を見る
○佐藤(観)主査代理 これにて渡部行雄君の質疑は終了いたしました。  次に、山中末治君。
○佐藤(観)主査代理 これにて山中末治君の質疑は終了いたしました。  次に、森本晃司君。
03月07日第104回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第2号
議事録を見る
○佐藤(観)主査代理 これにて春田重昭君の質疑は終了いたしました。  次に、永井孝信君。
○佐藤(観)主査代理 これにて永井孝信君の質疑は終了いたしました。  次に、田中慶秋君。
○佐藤(観)主査代理 これにて田中慶秋君の質疑は終了いたしました。  次に、五十嵐広三君。
○佐藤(観)主査代理 これにて五十嵐広三君の質疑は終了いたしました。  午後一時から再開することとし、この際、休憩いたします。     午前十一時五十八分休憩      ————◇—————     午後一時開議
03月08日第104回国会 衆議院 本会議 第11号
議事録を見る
○佐藤観樹君 私が本院に議席を得たのが、一九六九年十二月。当時は佐藤内閣でした。ほぼ二年後に田中内閣、そして三木、福田、大平、鈴木といずれも二年ずつ政権を担当し、今四年も続いた中曽根内閣が終わろうとしています。  戦後四十一年の中で、この中曽根内閣の四年間はどう評価されるべきで...全文を見る
03月08日第104回国会 衆議院 予算委員会 第20号
議事録を見る
○佐藤(観)委員 私は、日本社会党・護憲共同を代表し、一九八六年度政府予算三案及び日本共産党・革新共同提出の同予算三案の組み替え動議のそれぞれに反対する討論を行います。  政府予算案は、今日我が国が直面をしている経済、社会及び国際社会に起こっている重要な課題とさまざまな変動に対...全文を見る
05月16日第104回国会 衆議院 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第4号
議事録を見る
○佐藤(観)委員 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、ただいま委員長から趣旨説明がございました公職選挙法の一部を改正する法律案の起草案、いわゆる議長調停に基づく定数是正案につき、意見表明を行います。  そもそも民主主義が、平等な個人の権利の尊重の上に健全な発展があり得ることか...全文を見る
07月23日第106回国会 衆議院 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第1号
議事録を見る
○佐藤(観)委員 動議を提出いたします。  委員長の互選は、投票によらないで、友納武人君を委員長に推薦いたしたいと存じます。
07月25日第106回国会 衆議院 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第2号
議事録を見る
○佐藤(観)委員 動議を提出いたします。  理事は、その数を八名とし、委員長において指名せられんことを望みます。
09月11日第107回国会 衆議院 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第1号
議事録を見る
○佐藤(観)委員 動議を提出いたします。  委員長の互選は、投票によらないで、友納武人君を委員長に推薦いたしたいと存じます。
○佐藤(観)委員 動議を提出いたします。  理事は、その数を八名とし、委員長において指名せられんことを望みます。
12月29日第108回国会 衆議院 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第1号
議事録を見る
○佐藤(観)委員 動議を提出いたします。  委員長の互選は、投票によらないで、友納武人君を委員長に推薦いたしたいと存じます。
○佐藤(観)委員 動議を提出いたします。  理事は、その数を八名とし、委員長において指名せられんことを望みます。