佐藤観樹

さとうかんじゅ



当選回数回

佐藤観樹の1993年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月13日第126回国会 衆議院 本会議 第19号
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○佐藤観樹君 私は、日本社会党・護憲民主連合及び公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となりました公職選挙法の一部を改正する法律案並びに衆議院議員小選挙区画定等審議会設置法案につきまして、提案理由並びにその内容の概略について御説明申し上げます。  昨年来の佐川急便事件、さかの...全文を見る
○佐藤観樹君 ただいま小渕議員の方から、政権交代に最も可能性が大きいのは小選挙区制ではないか、こういうことで、なぜ我々がそれをとらなかったかという、まず冒頭の御質問がございました。  しかし、皆さん方御承知のように、皆さん方が小選挙区制が最もいいということで模範とされますイギリ...全文を見る
○佐藤観樹君(続) 政治学者が言っておりますように、小選挙区制の場合の政権交代というのは、選挙結果が一方的な勝利になる、あるいは地すべり的な勝利になるという、そういう劇的な、あるいはトラスチックな政権交代が小選挙区制の場合には起こります。比例代表の場合だって、一党が過半数をとるか...全文を見る
○佐藤観樹君 米沢議員から、今国会におきます我々の決意についての御質問がございましたけれども、もう私たちも今の情勢というのが待ったなしである、国民の皆さん方は何とかしてくれという悲鳴が出ているということは十分認識をしつつ、したがいまして、きょうのこの審議から、あるいは特別委員会の...全文を見る
04月14日第126回国会 衆議院 本会議 第20号
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○佐藤観樹君 ただいま加藤議員の最初の御質問は、社会党は社会主義を捨てていないのではないか、こういう質問でございました。  総理になる機会もあるのではないか、あるいは前官房長官の、あるいは今与党の幹事長代理をしていらっしゃる加藤さんの御質問とは、私は正直言って思えないのでありま...全文を見る
04月15日第126回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第6号
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○佐藤(観)議員 野田議員とは全く同世代の人間といたしまして、我々政治に身を置く者として、今日本が持っております課題、世界におきます日本の役割あるいは戦後五十年近くたって日本のもろもろの諸制度というものが大きな壁に来ているという問題、あるいは高齢化社会を迎えつつある問題に対するい...全文を見る
○佐藤(観)議員 当然、これは一括して成立させるべきそういう連関性のある法案であると私たちも思っておりますし、今国会、ぜひ成立させなければいかぬ、こう思っております。
○佐藤(観)議員 御指名でございますから私の方からお答えをさせていただきますけれども、おととい本会議で初めて審議に入ったところでございます。  野田先生の言われることはわからぬわけではございませんけれども、私たちは数段自民党さんの案よりもいいというふうに国民の皆さんに御理解いた...全文を見る
○佐藤(観)議員 御承知のように、今の中選挙区制において自民党さんがたびたび言われますように、複数候補者をたくさん百三十選挙区全部立てなきゃいかぬ。無所属の候補者もその中で立たれる。その中では、結局政策の争いではなくて金の争いになっているし、これが今日の腐敗を招いたというのが自民...全文を見る
○佐藤(観)議員 本問題にお答えする前に、石井委員からの鋭いといいましょうか、我々に対しまして大変批判的な御答弁がございましたけれども、まず一つ申し上げておきたいのは、自民党さんも選挙で過半数をとられて、それは過半数をとられておらない方もいらっしゃいますけれども、得票率からいいま...全文を見る
○佐藤(観)議員 イギリスの国の場合には、貴族というのがある国であり、またドイツの場合には、御承知のように第二院というのが連邦政府の代表が来るわけでありますから、簡単にドイツは全く一院だというのはどうかなと思います。  そこで、参議院につきましては、野田委員の御指摘のように、我...全文を見る
○佐藤(観)議員 野田先生に逆にお伺いしたいのですが、自由民主党もたくさんの議席を持っていらっしゃるけれども、それじゃ自由民主党の選挙時に公約したことが全部一〇〇%絶えず実現しているか。必ずしも、予算の問題その他のこともあって、そうならない場合もあり得るわけですよ。今、野田さん心...全文を見る
○佐藤(観)議員 ただいま野田委員から激励をいただきましたので、私たちの方の考え方も述べさせていただきたいと思いますけれども、政権を担える党へということで私たちも大変努力をしているわけでございます。  選挙制度の絡みにおきましては、先ほど平成三年の例で、シミュレーションによると...全文を見る
○佐藤(観)議員 そのことを全く否定をして、三割なり四割の支持率をもってそれを拡大させて、そして政権を維持していこうと。今までの議論を聞いていますと、どうも自民党の皆さん方は過大代表によって政権をつくろうと、そういうふうにしか私たちは思えないわけでありますので、そのことを申し述べ...全文を見る
○佐藤(観)議員 先ほども御答弁させていただきましたけれども、中選挙区制というものに一つの大きな原因があったことも私たちも認めておるわけでございます。  自民党さんの方は、豊富な資金の中で大変な候補者を出し、かつ無所属も出られるという中で戦ってこられて過半数をとられている。うち...全文を見る
○佐藤(観)議員 今、中西委員言われましたように、この政治改革というのは、私は政治のシステムの改革だけじゃないと思っているんです。社会構造そのものを、いわゆるぐう、ちょき、ぱあの関係といいますか、政官財の癒着の関係も含めて総ざらい、本当に日本のもう一度構造自体を全部変えていくよう...全文を見る
○佐藤(観)議員 全体的な認識は、かなり中西さんと私は一致をしていると思います。  それで、ただそれじゃ自民党と私たちと完全に一致しているわけではないのであって、例えば国民の皆さんから見ると、自民党の今の現状というのは大変腐敗しているな、腐敗している人が多いなという問題が一つ。...全文を見る
○佐藤(観)議員 日本の政治がまさに危機的な状況にある中、お互いに本院に議席を持って今最大に果たすことは、この汚れた政治状況、政治不信というものを一日も早く払拭する。そのための政治改革関連法案を十分お互いの意見を交換をする中で今国会で成立をさせる。このことが我々に課せられた最大の...全文を見る
○佐藤(観)議員 私たち決意を申し上げましたけれども、当然のことながら、それは自民党さんの言われるような五百名を単純小選挙区でやる、こういうことでできることではない。それから、妥協云々ということを言われますけれども、これはこれから審議をする中でお互いにさらに深めていく話であって、...全文を見る
○佐藤(観)議員 今国会で何としてでも成立をさせようというときに、廃案になったらどういうことになりますかというのを答えるのは、これは極めて矛盾したことになると思います。私たちは重大な決意を持って、このときにやらなければ日本の政治は大変なことになる、国民の不信はもういやが上に増すで...全文を見る
○佐藤(観)議員 それは、今政党本位になっているわけではないので、なかなか各人によっていろいろ違うと思います。この前NHKが調べたもので、今ちょっと手元に数字ございませんけれども、野党の方が大体一千万以下が大半、自民党さんの方は一千万から五千万、一億という数字が出ておりましたね。...全文を見る
○佐藤(観)議員 これは申すまでもなく、既に法律自体がすべてそれに組み込まれている格好になっておるわけでございまして、選挙制度自体を政党本位あるいは政策を中心にするということで初めて政党の活動に対して公的な助成が入れられるという根拠ができることであります。あわせまして、それだけ政...全文を見る
○佐藤(観)議員 今までの自民党さんの答弁を聞いていますと、極めて異なこと、私には理解できないことがあるわけです。死に票というのを使うのはおかしい、こう言われるわけですが、死に票というのは政治用語として、自分の投票した一票が議席に結びつかなかったものを死に票と言う政治用語なんです...全文を見る
○佐藤(観)議員 今の津島先生の説明は極めて正確を欠くと思うのでありますけれども、派閥といえども複数の候補者を推薦している団体は、それは本来ちゃんと政治資金規正法上届け出なきゃいかぬのでありまして、どうも津島さんほどの方がああいう御答弁をなさるとは私たちとしては理解しかねています...全文を見る
○佐藤(観)議員 津島先生の話を聞いていると、はあっと思うのでありますけれども、肝心な点はよく国民の皆さん方にわかっていただきたいと思うのでありますけれども、津島先生の方では、党にお金を入れればそれはいいんだという基本的な考え方があるわけですね。  しかし、先ほど土井委員からも...全文を見る
○佐藤(観)議員 委員長、もとい、土井さん御指摘のように、我々が持っております政治倫理綱領、これを守ることは当然であり、また、佐川の追及のために、あるいは金丸巨額脱税の事件のために特別委員会をつくって、国会は国会としての自浄能力をつくっていくということは、ぜひ私たちは必要でありま...全文を見る
○佐藤(観)議員 中野議員のお話につい聞きほれておりましたが、まさに、言われるように政権が腐敗をする、チェックする機能がなくなってくる、これはやはり一党が長いこと政権にあったことだと思っております。そのために私たちとしても、今委員御指摘のように、随分いろいろな場面で特別委員会の設...全文を見る
04月16日第126回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第7号
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○佐藤(観)議員 今浜田委員の御指摘、大変もっともなところもございますし、我々と少し違うところもございます。今我々が持っております先に向かってのたくさんの課題、これはもう大体認識が一致をするものではないかと思います。ただ、とにかく当両国民に信頼をされる政治をつくらなければいかぬと...全文を見る
○佐藤(観)議員 今、浜田さんのお話をお伺いしていますと、最初に、皆さんのところも大平内閣のときに過半数をとれずに新自由クラブと組んだことがあるわけです。じゃ、このとき国民に約束していたでしょうか。ですから、皆さんのところもあるわけで、私たちは、あらかじめそれは、原則的には国民の...全文を見る
○佐藤(観)議員 私たちも、一番大きな変化というのは、もう本当にたび重なるこういった政治的なスキャンダル、腐敗も極に達しているということが一番背景としては大きいと思っております。  それを受けて、その根底にはやっぱり政権交代ということがないからではないか、その一端の責任は第一党...全文を見る
○佐藤(観)議員 選挙制度を考える場合に、もちろん国民のものでありますから制度がわかりやすいにこしたことはない。ただ、制度という、非常に国民の最も基本的な人権、主権を代表するものでありますから、わかりやすいだけがこれまた制度の唯一の評価点ではないというふうに思っております。
○佐藤(観)議員 私のわずかな経験で言わしていただきますと、佐藤内閣の末期のときに三百議席とられたことがありました、私が最初に国会に出たときでありますが。このときの委員会というのは、私は大蔵委員会に属しましたが、社会党の理事一人、委員七人ということで、あのときは自動車重量税という...全文を見る
○佐藤(観)議員 牛歩戦術というのは、先輩に教えられたところでは、大野伴睦先生から考案をされてやられたということのようでございますが、そういうことは別にいたしまして、国会は言論の府でございますから、強行採決もなければ牛歩戦術もないというような国会にまずしなきゃいかぬことはお互いに...全文を見る
○佐藤(観)議員 国会の審議自体が極めてやはり形式に流れちゃっていると思うんですね。牛歩のことも言われるけれども、その前には、この場で強行採決があったわけですよね。その先になっているわけでありまして、やはり国会の審議自体も、私は、余り時間制限せずに本当にする。そのためには、政府と...全文を見る
○佐藤(観)議員 それは国民の民意で、選挙でどうなるかということが原則であります。自民党さんが圧倒的に五十何%の得票をとられて一党になるかもしれませんし、自民党さんはやはり四〇%、四〇%を切って、なぜならば我々がたくさんもっと候補者を出しますから、三〇%台になるかもしれない。そう...全文を見る
○佐藤(観)議員 私たちは、基本的に政党活動、政治活動というのは有権者個人に立脚するのが最も理想的な形だと思っているわけでございます。  今、津島委員の方からお話がございましたが、私もかねがね言っておりますように、企業というものが社会的な存在である、また、これなくしては働く場が...全文を見る
○佐藤(観)議員 ちょっと補足をしておきますけれども、言うまでもなく、先ほど井上議員の方から併用制におきますところの小選挙区の意義については御説明がございました。これも私たち提案者として共通の認識でございます。ただ、小澤さんが言われましたのは、あくまで基本的に比例代表の議席比率で...全文を見る
○佐藤(観)議員 先ほどの問題で、 一言だけちょっと申しわけございませんが補足させていただきたいと思います。  参議院の制度は基本的に、第一義的には参議院で考えていただきますが、当然のことながら、私も委員会で答弁したと思いますが、衆議院が私たちの言うような小選挙区併用型の比例代...全文を見る
○佐藤(観)議員 国民の政治不信というものを一日も早く取り除くということのために我々はこうやって汗をかいておるわけでございますから、本委員会、本会議、参議院まで通れば、当然次の総選挙でこれを実施して、国民の皆さん方の信頼にこたえていくというのは当然の帰結であろうと思っております。
○佐藤(観)議員 大変御心配をいただきまして感謝を申し上げますけれども、当然私たちは、次のいかなる格好の選挙にも備えるというのは政党として当然のことでございまして、北川委員に御心配いただいておりますが、鹿児島の場合に、私たちの言っておりますような比例制になれば、小選挙区は三でござ...全文を見る
○佐藤(観)議員 総論的に申せば、私は大変よくなったと思っております。ただ、いろいろな課題がまだまだ大変残っておる、あるいは時代の変遷とともに新しいことを当然取り組んでいかなければならぬと思っております。  経済的には、もう言うまでもなくこれだけのGNPを持つようになったわけで...全文を見る
○佐藤(観)議員 今の北川先生の御質問でございますけれども、まず前半のところで、日本のこれだけの繁栄、あるいはいろいろな課題を持っているということについて、あたかも、自由民主党が政権の座にあったことは間違いございませんけれども、自由民主党だけでできたのではないことも申し上げていか...全文を見る
○佐藤(観)議員 まことに辛らつな御質問でございますけれども、きのうも公明党の渡部一郎さんからもお話がございましたけれども、選挙制度そのものにあることも私たちはそのとおりだと思っております。  それが我が党にとりまして、結果的には、我が党の選挙の歴史を見るとどんどんと候補者が減...全文を見る
○佐藤(観)議員 政党というのは、言うまでもなく、国民、国家のために奉仕をするものだと私は思っております。したがいまして、今北川先生お挙げになりました例えばソ連との問題、これは、鳩山内閣が国交を回復するまで皆さん方の先輩の方々が手をつけなかった問題であります。それを、我々の先輩が...全文を見る
○佐藤(観)議員 うちの前政審会長の早川勝代議士が申しましたのは、うちの方としましては、都議選のございます前に九三年宣言という、国民の皆さん方に、社会党はこういうふうに変わりますという一つの宣言を出したい。今そのあたり、そのことの目標のために、北川先生から御指摘がございました自衛...全文を見る
○佐藤(観)議員 質問の意味が初めてわかったわけでございますけれども、ひとつ逆に、北川委員がこういう御質問をなさるわけでございますから、今労働組合という言葉を財界あるいは企業という言葉に置きかえて、ひとつお答え願いたいと思います。
○佐藤(観)議員 前半は大変すばらしい御意見だったと私は思います。後半については後でお答えをさせていただきますが、財界と決別をしてでもという御発言は、極めて勇気ある発言だと思って、私たちは大変称賛をさせていただきたいと存じます。  まさに私は、さっき北川さんのお言葉をおかりいた...全文を見る
○佐藤(観)議員 今津島さんが挙げられた例というのは、今ここにいらっしゃる議員、お互いにどういう実態を言っているのかというのは全く理解できないと思うんですよ。そんなようなことをやっているようなところは我々の中に全くありませんから、まず一つ認識をお改めいただきたいと思うのであります...全文を見る
○佐藤(観)議員 確かに、見ますと、比例代表と小選挙区というのは水と油のごとく書かれている新聞もあるわけでございますけれども、しかし、私たちの併用案というのは、ちゃんと油の部分であるところの二百議席というのは設けてあるわけですね、小選挙区で。そして、周りはちゃんと水で囲ってあるわ...全文を見る
○佐藤(観)議員 全く山口さんの言われるのと私たちは同感でございまして、本当に国民の目は厳しいわけでございますし、それ以前にむしろ我々は国民の範たるべきでなければならない、こういうふうに思っておりますので、私自身も二十何年国会の中におりますからそのことは十二分に注意しているつもり...全文を見る
○佐藤(観)議員 これは、一昨年の海部内閣が出されました政治改革の法案で、国民があるいは議会が既に決着をつけたものだと思っておりますが、私たちはそのときに申し上げましたけれども、この制度、並立案というのは、第一党、比較第一党にとりましては圧倒的に有利な制度である。つまり、小選挙区...全文を見る
○佐藤(観)議員 今木島委員から言われましたこと、私も鮮明に覚えております。しかし、それは木島委員御承知のように、中選挙区制のもとにおける定数是正でございます。しかし、今中選挙区制そのものがもうまさに危機に瀕しているという状況であることは、貴党を除きましてはみんなそういう大変な危...全文を見る
○佐藤(観)議員 既にその前のリクルートなりあるいは佐川の問題なりというのが起こっているわけでございまして、絶えず、我々議会におる者として、あるいは国民、政党は大変今の政治の状況に心配をし、また憂慮をし、改革をしなきゃならぬということは当然思っていたわけであります。ただ、党内の機...全文を見る
○佐藤(観)議員 造詣の深い川端先生の御質問ですから、キーワードと言われて私も今いろいろ考えておるわけでございますが、一言で言えば、キーワードと言われたら政権交代ということじゃないのかなと。  もう一つは、政治改革というのは政治の部分だけ改革すればいいという問題だけじゃなくて、...全文を見る
○佐藤(観)議員 今、石井さんから答弁がありましたけれども、私は、政権交代あるいはこの制度というものを考えるときに、今自民党の支持率が下がっているから、どうぞ野党の皆さん、これなら政権交代あり得ますよ、こういう短期的な現象の問題で、これが可能だから、可能じゃないからということで制...全文を見る
04月20日第126回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第8号
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○佐藤(観)議員 先週十二日に本会議で質疑を始め、当委員会としては二日間総括質疑をやったわけでございます。この時点で、私たちが党内的にもいろいろ議論を積み重ねてやってまいりました小選挙区併用型の比例代表制、最も私たちは合理的だと思っているわけでございます。自民党さんが六割とりたけ...全文を見る
○佐藤(観)議員 お互いに中選挙区制で出てきたわけでございますから、確かに新しい制度に移るということは、そこにはやはり恐怖感があったり、あるいはもう一期だけという気持ちがある議員もあるかとも思います。しかし、その出てくるべき議会そのものが、議会制度そのものが今もう大変な危機に瀕し...全文を見る
○佐藤(観)議員 穂積さんのお話を聞いておりまして、併用案というのを海部内閣のときに総理に進言をしたというお話をお伺いしまして、我が意を得たりという感がいたすわけでございます。  確かに穂積さん御指摘のように、憲法四十三条の「全国民を代表する選挙された議員」というときに、今伊吹...全文を見る
○佐藤(観)議員 自民党の深谷さんが答えて、うちの方が答えないのは均衡を欠くと思います。簡単に答弁させていただきたいと思います。  宮澤首相も不退転の決意と言われておる。海部さんもかつて不退転の決意、重大な決意と言われて、責任をとってやめられたということは、議会制民主主義の中で...全文を見る
○佐藤(観)議員 今、増子さんからお話がございましたけれども、連用案にいく前に二言だけ。  社公案はわかりにくいというお話でございましたけれども、投票自体は、御承知のように、一枚の投票用紙に、右の欄に政党名、左の欄に個人名を書いて入れてもらえばいいだけですから、そう難しいことは...全文を見る
○佐藤(観)議員 増子さんに申しわけないのですが、私、大事な答弁を落としておりましたので。というのは、先ほど連用制の問題につきまして、小選挙区が三百、比例が二百になっている、まず一見するところ極めて自民党さんに有利だなということを言い落としましたので。大事なことでございます、申し...全文を見る
○佐藤(観)議員 今まで、石井さん初め自民党さんのお話を聞いておったのですが、小選挙区制のときは政権交代が起こりやすい、それはわずかな国民の意識の変化が政権交代をもたらすんだ、こういう論理立てになっているわけですね。一方、比例代表に対しましては、中政党といいますか小政党がキャスチ...全文を見る
○佐藤(観)議員 民間臨調の皆さんが、この政治腐敗を脱却する一つの方法として、選挙制度について、あるいはその他のことも言われておりますけれども、一つの御提示をなさったことには敬意を表したいと思います。  それから、連用案というものは基本的に併用案の変形であるというふうに思ってお...全文を見る
○佐藤(観)議員 松前委員の言われることは私たちも非常に相感ずるところがあるわけでございまして、中選挙区制というものの問題点というのはかなりあぶり出てきたのではないか。これは、かなり共通認識が与野党ともできてきたのではないか。その次のできる新しい家、新しい制度というものはいかにあ...全文を見る
○佐藤(観)議員 きょう午前中にも申し上げましたように、民間の方々、政治改革に熱心に今日まで取り組んでこられた方々がこういう案を提示された、大変いても立ってもいられないという心境にあること、そしてこういう案をとりあえず提示されたことにつきましては、私たちもそれなりの敬意を表すると...全文を見る
○佐藤(観)議員 既に草野委員御承知のように、自民党が保守合同以来、選挙のたびにとってきた得票率というものは過半数を超えたことがないということは、もう御承知のとおりでございます。もちろん、今、渡部委員が前の質問者に対してお答えした中でも言いましたように、定数是正をしていれば、もっ...全文を見る
○佐藤(観)議員 草野委員言われるとおりの決意で、私たちは今審議に臨んでおるわけでございます。
○佐藤(観)議員 先ほど深谷委員の方からアメリカの大統領選挙の話をされましたが、私たちは、執行官、物を決裁して実際に執行する者は、知事であろうと首長であろうと、何も五〇%とっていなければいかぬということは一回も申してはおりませんので、少しお答えが違うのではないかと思います。  ...全文を見る
○佐藤(観)議員 我が党もいろいろの角度から討議中でございますけれども、世界的に見た場合、ドイツでも併用案を御承知のようにやっておるわけでございますが、国が併用案でございますが、州、ラントの方も併用案をやっておるところがたしか私の記憶では半分ぐらい。それから、そうじゃないやり方で...全文を見る
○佐藤(観)議員 どうしても私に答えろということですから、答えさせていただきますが、一番大事なことは、その政党にどれだけの議席が行くかが先であります。しかも、全体的に選挙を覆っておりますのは、小選挙区の問題であろうとも、これは政党本位に、政策中心に選挙全体がなっていくわけでありま...全文を見る
○佐藤(観)議員 今石井委員の御発言、恐らく自民党の一党政権は終わりにしたいと言われたのは初めてではないかと私は思うわけであります。  それならば、ひとつ直ちに私たちが用意しております小選挙区併用型の比例代表にすれば、そのまま民意が反映をするわけでありますから、自民党さんは一党...全文を見る
○佐藤(観)議員 御指摘のように、本来ですと、二院制なんですから、衆議院の意味、参議院の意味というのを考え、そのための選挙制度はどうあるべきかという、全部陣立てをして、本来議論を進めていくべきものだと思いますが、御承知のように、大変な腐敗が進んで今大変な事態になっているということ...全文を見る
04月21日第126回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第9号
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○佐藤(観)議員 簗瀬議員のドイツにおきます憲法制定会議及びその選挙法委員会等につきましては、大変勉強していらっしゃることにつきまして感銘深く聞いておったわけでございますけれども、最初の、退路を遮断をしてやるべきである、過日、野田委員の方からもお話がございましたけれども、お互いに...全文を見る
○佐藤(観)議員 これらを頭に入れながら、私たちはドイツを参考にしながら、あわせまして日本型の小選挙区併用型比例代表制を国民の皆さん方に提示をしている。簗瀬委員の御意見に私は極めて一致をするところが大であるということでございます。
○佐藤(観)議員 田並委員におかれましては、前の選対委員長、その前は広報局長という国民と接する機会の非常に多い仕事をやってこられたわけでありまして、今お話がございましたように、大変敏感に国民の皆さん方の今の怒り、不信、これを端的に受け取っておられる。それを我々受け取って、そして、...全文を見る
○佐藤(観)議員 総理は、八幡製鉄判決をもって、あるいは自民党の方は、さらにそれに諸外国においては企業献金を禁止をしていないということをもって企業献金存続を言っていらっしゃるのでありますが、今、田並委員御指摘のように、一体これは本当に政治改革になっているのだろうか。自民党は、金権...全文を見る
○佐藤(観)議員 今こういうふうに審議が進んでまいりますと、どうもここの審議というのは選挙制度のことばかり審議をしているのじゃないだろうか、根本であるところの政治腐敗の一掃あるいは金権政治の一掃ということがどうも余り聞こえないのではないかというのが我々のところに国民の皆さん方から...全文を見る
04月23日第126回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第10号
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○佐藤(観)議員 我々の考え方を補足させていただきますが、今、戸塚さんから御質問があった、法人としてやるんではなくて、例えば宗教法人の場合、中の構成している人が自発的に自分たちで休みをとって、もちろん自分の給料の範囲内でボランティアでやること、これは従来の観念からいうと、現行法で...全文を見る
○佐藤(観)議員 もう現行の法律のことにつきましては、戸塚さん御承知のとおりでございます。私たちが一番大事なのは、自民党さんの皆さんからも言われましたけれども、結社の自由、政治活動の自由、この自由というのは極めて私たちは大事なものだと思っておるわけでございます。  今戸塚さんの...全文を見る
○佐藤(観)議員 御指名でございますので、お答えさせていただきます。  唯一の立法機関という割には我が衆議院の法制局、これはまことに、私もこの前の法案もつくってみて、人数的に非常に少な過ぎる。皆さんは余り、今度は衆議院法制局に物を頼まれたけれども、大抵は政府がつくってくるので、...全文を見る
○佐藤(観)議員 最近も出たのでありますが、国会議員の給料というんで、これは立法事務費七百八十万も入っておるんでそれは引かなきゃいかぬと思いますが、約三千五百万円が出ているという数字が出ているんです。どこにそんなに我々の生活に行っているかな。私ごとを言って恐縮でございますが、率直...全文を見る
○佐藤(観)議員 国の制度がそういうふうになっていけば、当然のことながら、私たちの地方の議員の方々にもそういうふうにしていかなければいかぬと思います。我々も研究したことはあるのですが、ただ、地方党的なものをどういうふうにするのかとか、やはりちょっと法律上の問題等が発生しますが、原...全文を見る
○佐藤(観)議員 盛んにそのことを言われますけれども、イタリアの選挙制度とドイツの選挙制度では違うことはもう御承知のとおりでございまして、簡単に言えば、足切りがないということで多党化してきた。それだけではない。あそこも、私も二度ばかりイタリアにお邪魔しましたけれども、マフィアの問...全文を見る
○佐藤(観)議員 今衛藤さん御質問のあったいろいろな観点から若干お答えをさせていただきますが、御指摘のように、私もいろいろ選挙制度をやってみますと、政党というもの、特に政党の幹部といいますか、執行部と議員個人との関係というのはこれから非常に重要な要素になってくるということは、私も...全文を見る
○佐藤(観)議員 集会をやる場合には、私たちは後援者あるいは団体に手紙を出したりする場合もありますし、電話で要請する場合もありますし、それから場所等については、やはり一番安い公民館その他、それから新聞発行は、もちろん党として、もちろんお金は我々が出すわけでありますが、なるべく安く...全文を見る
○佐藤(観)議員 小坂さんという大変将来有望な方の御質問でありますから、ぜひお互いに日本の政治のために、私の方からも言わしていただきたいのでございますけれども、小坂さんの御質問は極めて善意に満ちて言っていらっしゃいます。  しかし、私もここで言わしていただきますれば、本当に節度...全文を見る
○佐藤(観)議員 私たちも、かつて随分ああいう考え方で研究したこともございます。ただ、一番肝心なことは、政治活動の自由とのかかわりで、この支出がどうだということを一体どこまでああいう機関で調べていいのかということは、やはり大きな問題が残るのじゃないか。  それならば、例えばおの...全文を見る
○佐藤(観)議員 金丸七十億円巨額脱税事件に見られますような政官財の癒着構造、いや、そのシンボルとしての金丸前自民党副総裁、そこを焦点とします金権腐敗の政治の実態、これが国民の大きな怒りの背景であるというふうに思っております。
○佐藤(観)議員 公約という意味は必ずしもよくわからないのですけれども、少なくも今ここに両党あわせて法案を出しておるわけでございますから、こういう腐敗の温床になっているものはみんなやめましょう、我々は労働組合という団体の献金もやめましょう、みんな個人献金にしましょう、こういうこと...全文を見る
○佐藤(観)議員 日ごろ明晰なる津島先生の御答弁とは思えない、理解できない方が当然ではないでしょうか。今まで政党あるいは政治団体、個人に行っておりますお金よりも、何分の一がは別といたしまして減ると申されたわけであります。それが今度は企業献金は倍にする。ましてや政党助成金ということ...全文を見る
○佐藤(観)議員 せっかくの機会ですから一つだけ戻らせていただきますが、先ほどまさに三野さんの方から自民党さんの本音はというお話がございました。ああいう角度からのお話もあると思いますが、ただ、私たちが国政選挙を無競争で見送るということは、これはないことだけは言わせていただきたいと...全文を見る
○佐藤(観)議員 山田さんから極めて正確に、詳細にお話がございましたが、私も全くそのとおりだと思います。  四十八万円に六年後絞った。いかにも国民の皆さん方にはこれは何か量が少なくなっていくように思いますけれども、それをオーバーした分、A枠、B枠の話は、何もお金に色がついている...全文を見る
04月26日第126回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第11号
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○佐藤(観)議員 今津さんからもお話ございましたように、まず単独政権をつくるために選挙制度を考えるということの前提に立っている限り、なかなかこれは妥協ということは難しいんではないか。皆さん方自身、今日まで政権を握ってきたことは私も否定をいたしませんけれども、それだけ候補者を出され...全文を見る
○佐藤(観)議員 今津さんのお話をお伺いしますと、適当なときには、いいときには皆さん方が責任を持って、成立しない責任はこちらにあるみたいな、そういうのは話としては極めて一方的だと思うわけでございます。  今、私たちは、本当に国民の皆さん方が大変な不信の状況の中で、これを何とか成...全文を見る
○佐藤(観)議員 自民党がこの前の選挙でも、あるいは保守合同以来五〇%の支持率を切っているということは、もう紛れもない事実であります。ただし、その場合には、なるがゆえに政権をつくれるであろう野党が五〇%を超えているということにはならないのでありまして、その数字自体、御承知のように...全文を見る
○佐藤(観)議員 自民党の中でも、戸別訪問は全面解禁をすべきであるという意見もかなりあったということを我々マスコミ等で聞いておるわけでございまして、政党本位になっていく中で、政策の普及ということのためにはこれは必要なのではないか。必要であるし、やるべきであると思っております。 ...全文を見る
○佐藤(観)議員 深谷さんの御答弁は、まさに今鈴木さんから言われましたように、比例にすれば十分政党の顔も見え、かつ我々の場合には二百の小選挙区があるわけでありますから、そう無理して小さな小選挙区で、石井さんの答弁をかりれば九九・何%が必要ない、直接の有権者じゃないという矛盾も、我...全文を見る
○佐藤(観)議員 鈴木さんが言われますように、昔は四分三十秒、白黒でしたが、今は五分三十秒、あれは私も本当に死刑台に上がるような、もちろん上がったことはないのですが、まことに本当に嫌なものであることは間違いがないのですが、もう少しいろいろな創意工夫ができないのかということを随分自...全文を見る
○佐藤(観)議員 今鈴木さんがいみじくも言われましたように、私たちは後ろ暗いという企業・団体献金というのはないというふうに確信をしております。  しかし、たびたび言っておりますように、企業・団体献金というものが今の政治の腐敗を招いたことは事実なのでありますから、私たちといたしま...全文を見る
○佐藤(観)議員 政党交付金法につきまして、午前中使途についての議論がありました。正直言って、私たちもかなり細かくまで政党交付金法の使途、個人まで行かせるべきかということについては十分の討議がされておるわけではありませんが、ただこれは、監査法人なりあるいは公認会計士というもので、...全文を見る
○佐藤(観)議員 一生懸命ここで議論しておるわけでございまして、いろいろなことを言われておりますが、私たちは、合理性という面からいいますれば、選挙制度につきましては公明党さんと一緒に完璧なものができておると思っております。  ただ、この場合に選挙制度だけが問題なんじゃないんです...全文を見る
04月27日第126回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第12号
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○佐藤(観)議員 今日までのいろいろな審議の中で、私たちが提案をしておりますような小選挙区併用型の比例代表をやった場合に恐らく自民党が過半数を割るだろう、そういうことを頭に置きながら、私たちとしましても、率直に言って、ちょっとおくれておりますけれども、公明党さんとも話をし、民社さ...全文を見る
○佐藤(観)議員 政党である以上、我々の先輩の方々も今日まで何度か政権をとるためにいろいろな工夫をしてきたと思っております。私も二十何年議員でおらせていただいておるわけでございますが、全野党そろえた国民連合政権から、あるいは社公民でどうだ、一番近くはこの前の衆議院選挙でも、社公民...全文を見る
○佐藤(観)議員 渡瀬委員はすべて問題を御洞察の上で言っていらっしゃるので話が早いのでありますけれども、私たちとしては、今小澤委員の方からも申し上げましたけれども、なるべくひとつ民主的に民意をくみ上げたいという意図で十二ブロックというふうにしたことはおわかりのとおりでございますが...全文を見る
○佐藤(観)議員 河村委員の今の御指摘というのは、非常に重要な視点を含んでいる問題だと私は思うのです。  今まで中選挙区制で来て、たびたびここでも言われておりますように、自民党さんの得票率と議席率にはかなり乖離がある、そして長いこと政権を持ってこられたということがございまして、...全文を見る
○佐藤(観)議員 先ほどから超過議席のことにつきましていろいろと言われました。  私たちは、超過議席がないようにということも含めて五百議席のうちの二百、四割ということをこの制度では入れておるわけでありまして、それはなぜならば、自民党の支持率が保守合同以来、五〇%を切っておるから...全文を見る
○佐藤(観)議員 もちろん我が党の初代の委員長でございます。
○佐藤(観)議員 今自見委員の方から、片山哲さんの「小選挙区制を主張」という「選挙法改正の急務」、それから蝋山政道さんの「小選挙区制を断行すべし」というコピーをいただきまして、大変自見さんがいろいろな角度から研究されておることに敬意を表するわけでございますけれども、私が議会へ来て...全文を見る
○佐藤(観)議員 私たちも絶えず勉強して、世界の選挙制度あるいは世界の二院制、議会制度というものを研究しておるわけでございます。その中でも、自見先生御承知のように、なかなか一般選挙で二院制がうまくいっているなと思えるところは、アメリカ、それからドイツは完全に州の代表という形をとっ...全文を見る
○佐藤(観)議員 今まで社公で水も漏らさぬ答弁をしてきたわけでありますけれども、この部分だけはちょっと井上先生と違いまして、私はひとつ政策の実効性という面において、参議院というものをそういう格好で、全く個人に帰していいんだろうか。  ということは、例えば何かの法案、何かの政策を...全文を見る
○佐藤(観)議員 必ずしも東西の冷戦が終わったというだけではなくて、日本の経済的な地位あるいは社会の安定性等々から申しまして、国民の間の格差というのは非常に少なくなると同時に、いろいろ言えばたくさんのことがありますけれども、その中にやはり幸福の求め方あるいは価値観の多様化というの...全文を見る
○佐藤(観)議員 津島さん、石井さん、武村さんのお話を聞いていますと、要するに自民党さんは、企業献金がなければ党は運営していかれない、貧血を起こすんだ、こういうお話に尽きると私は思うわけであります。じゃ一体、企業献金がほとんどない、非常にそういう関係の薄い政党はこれからどうしてい...全文を見る
○佐藤(観)議員 この問題は、私は、社会というものが男性と女性で、あるいは女性と男性でと言ってもいいと思いますが、両方で初めて成り立っているということを、どれだけ重要な要素として感じているかどうかに尽きるのではないかと思うんであります。  私も五年間、党の選対委員長をやらせてい...全文を見る
○佐藤(観)議員 私の記憶が間違いかなければ、衆議院というところは体力的に女性が出るところではないのだと言った自民党の議員さんがいらっしゃったことを、私の記憶が間違いなければ、これ自民党さんの議員のかなり有力な方の御発言として報道されたのを思い出すわけでございますけれども、私は、...全文を見る
○佐藤(観)議員 社会党としても、決意に全く変わりはありません。そして、今論議になっております選挙制度の問題だけではなくて、日本の政治風土自体を変える政治資金の問題も、また一括してやらなければいかぬことを強調させていただきたいと存じます。
○佐藤(観)議員 大野さんの御質問にこたえられるように、今十分審議を深め、かつ、いろいろな角度から勉強しつつある、これをもって回答にさせていただきたいと思います。
○佐藤(観)議員 発想としては私たちも当然わかるわけであります。今の政治資金報告書というものは、一体どれだけ信頼性を国民の皆さんが持っているのだろうか、いざ事件が起こってみると全く事実と違うではないかということで、その意味での監視あるいは検査機構をつくったらどうかという発想は、私...全文を見る
○佐藤(観)議員 今、主に前の質問を、私の方は妥協すると言っておらぬわけでございますので、いろいろな案については謙虚に耳を傾けることは表明をしておりますけれども、妥協するという言葉も使っておらぬわけでございますが、この企業・団体献金の禁止というのは、これからの政治のありようの本質...全文を見る
○佐藤(観)議員 東中議員から激励を受けるような格好になるのは何とはなく面映ゆいような気もいたしますが、いずれにいたしましても、これだけの議論を通じ、これからより一層マスコミの中でも、自民党さんは一体金権一掃ということをどう考えていらっしゃるのだろうか、先ほどいろいろ答弁がありま...全文を見る
○佐藤(観)議員 最初にお断りしておきますけれども、先ほど東中委員の質問の中で、一方的に本政党交付金法につきまして、会計検査院が入るということを言われましたけれども、我々の方では、今読み上げられました第二条ですかのこともあり、そしてかわりに公認会計士あるいは監査法人の監査をもって...全文を見る
○佐藤(観)議員 今、高木委員の言われるお言葉を一つ一つお伺いしていて、基本的には大体認識は一緒だなという感じがまずいたします。  五五年体制ということで、自民党対社会党あるいは民社党という体制で来、また公明党さんも出てこられるということで来たわけでございますが、今ここまで政治...全文を見る
○佐藤(観)議員 大変鋭い御質問だと思います。  政官財の癒着構造について私もたびたび発言をさしていただきましたが、今度の法案の中で一番大事なことは、企業・団体献金の禁止ということは政界と経済界、財界というものとの関係を金の面で断ち切る、それによって政治家も堂々と財界や経済界に...全文を見る
05月12日第126回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第15号
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○佐藤(観)議員 きょうの委員会は、理事の計らいで、こういうフリートーキングという格好でございますけれども、私は極めて意義のある委員会になっているんじゃないかと思うのであります。特に自民党の理事さんの方から、従来の単純小選挙区制というかたい殻をかなり破って、内容の話は別といたしま...全文を見る
○佐藤(観)議員 基本的な話につきましては、今、左近理事の方からお話がございました。  石井さんの方から大変社会党の内部のことにつきまして御心配をいただいておりますけれども、私たち、今、左近理事が言いましたように、まさに百年に一遍こういう時期に遭遇するかどうか、日本の政治をかけ...全文を見る
○佐藤(観)議員 我々がいろいろな法案に対しまして、我が党としてどういう態度をとるかにつきましては、党内でも何段階かいろいろな角度から審議をして、一つの法案の賛否を決めるわけでございます。極めてそういう意味では民主的にやっているわけでございますけれども、今までそういうシステムでや...全文を見る
○佐藤(観)議員 戸塚さんの言われる意味はよくわかります。連用制というのが出たときに、私もそれなりに勉強したときに、どうもこれは有権者が入れた一票がねじれたといいましょうか、何党に入れたかによって、またその何党が小選挙区を幾つとったかによって比例代表に影響してくる、そうすると自分...全文を見る
○佐藤(観)議員 今の増子さんの御質問でございますけれども、当然のことながら、いつからというのは次の総選挙でございます。二月までには必ずあるわけでございますので、当然だと思います。私は十分それは間に合うと思うのであります。  今増子さんも言われましたように、衆参セットという話が...全文を見る
○佐藤(観)議員 そういう認識で結構です。
○佐藤(観)議員 恐らく皆さん方が思っている以上に、組合からの献金というのは通常の場合にありません。恐らく皆さん方は、社会党というのは組合の献金か何かで活動しているんじゃないかと思っていらっしゃるんじゃないかと思いますけれども、それは日常の活動の中で個人的に行動その他のことはあり...全文を見る
○佐藤(観)議員 御指名でございますので簡単に申し上げさせていただきますが、正直言って数字でどのくらいというのはありませんが、このごろ例えば盆踊りに行っても何に行っても、私はもう全くずうずうしく何にも持っていかないで行くのです。ですから、招待が来なくなったところもいろいろあります...全文を見る
○佐藤(観)議員 自民党の方のそういうお話をお伺いして私がつくづく思いますのは、皆さん方は幾らかかるかということで、例えばユートピア研究会みたいに一億二千万かかれば、いろいろな格好で、まあ派閥の親分もあるでしょう、あの中には、きょう資料を持ってきませんでしたが。集めちゃうわけです...全文を見る
○佐藤(観)議員 先ほどどなたかのお話にございましたように、一体政治家のコストといいましょうか、費用というのは、どこまでが政治活動の費用でというお話もございました。それから、できれば、今津島先生がよく言われますように、我々ももっと、本当は義務として有権者の方々にもう少し広報活動と...全文を見る
05月13日第126回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第16号
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○佐藤(観)議員 大変、サイゴンの大使館におきます実感を持ったお話があったわけでございますが、個々の政策は別といたしましても、後の質問と関連をするのかもしれませんけれども、私も二十数年国会に置いてもらって、本当にその意味では、一つは政府・与党と申しましょうか、その間に、今前田委員...全文を見る
○佐藤(観)議員 時間もないようでございますので簡単にお答えさせていただきますが、今前田先生御指摘のように、日本の社会というのは極めて硬直化してきて、本当に活力をなくしてきている。これは、後になればなるほどこの悪いところというのはぼんぽん出てくる、既に今出始めていると思うわけであ...全文を見る
○佐藤(観)議員 松田委員の今のお話、いつも隣の選挙区でいろいろ顔を接しながら、十分お話をする機会はなかったわけでありますが、きょう聞かしていただいて、選挙制度のあり方、政治のあり方、そしてそこに含んでいるおのおの制度とそれから政治の関係ですね、その他いろいろ御指摘がございまして...全文を見る
○佐藤(観)議員 政治改革は政治改革に終わらずと、いわばこれは社会変革の突破口だという位置づけで私たちは取り組んでおるわけでございます。政治自身がそのために腐敗し切っておるところを当然これは取り除いていかないかぬし、国会議員が十二分の活躍ができるような国会改革もその一環でございま...全文を見る
○佐藤(観)議員 委員御指摘のように、中選挙区制がどちらかといえば個人本位選挙になっていたにもかかわりませず、その弊害があらわれている。したがって、それを断ち切るときには、政党あるいは政策中心の選挙ができるようにするということが一つの大きな眼目だ。もう一つは、もちろん国民の民意に...全文を見る
○佐藤(観)議員 当然のことながら、この国会で成立をせしめなければいけません。なぜならば、あとのいろいろな準備もございます。我々の任期は来年の二月まででございますから、そういったことを考えますれば、今国会で成立をさせ、次の選挙には新しい選挙制度のもとで、新しい政治的な変化が起きる...全文を見る
○佐藤(観)議員 私たちの案、いわゆる小選挙区併用型の比例代表制は、先生御承知のように二百の小選挙区を用意してあるわけでございます。これは単純小選挙区制と意味が若干、性格が違う小選挙区制であることは御承知のとおりであるわけでございますけれども、私たちとしても、星野委員御指摘のよう...全文を見る
○佐藤(観)議員 佐藤委員が最初に挙げられました中央公論六月号の黒河小太郎氏の文章は、委員御指摘のように「小説野党連立政権誕生す」、こういうことでございますから、あくまでこれはフィクションなのでありまして、先ほど名前をいろいろ挙げられた方の名誉のこともございますので、あくまでこれ...全文を見る
○佐藤(観)議員 私たちは、参議院改革については必要であることはたびたび当委員会で言わせていただきました。ただ、それがこの政治改革との関連においてセットでしなければならぬというような政治情勢でないことは、もう佐藤委員御指摘のとおりでありますので、私たちも衆議院が結論が出たら当然参...全文を見る
○佐藤(観)議員 私もそのときの審議に加わったわけでございますけれども、私たちの認識としましては、死んだものということでございます。それを呼び戻すのはお盆のときということでございますが、お盆までには新しい選挙制度を私たちはつくっておらなければならないと思っております。  なぜ私...全文を見る
○佐藤(観)議員 個々の法案の経過については、今、私鮮明に覚えているわけじゃございませんが、いずれにしろ、そこでは自民党さんといろいろな格好で政治資金の問題についても議論してまいりました。また、昨年、御承知のようにいわゆる二十一項目というもので合意をしました。しかし、私たちの基本...全文を見る
○佐藤(観)議員 私たちも、当然のことながら、主権者が国民であるということは山本委員御指摘のとおりだと思っております。  ただ、選挙制度というのは、やはり重立った各党の合意の中で、お互いの土俵でございますから、やはり決めていくことが一番正しいあり方ではないか、これが議会制度の発...全文を見る
○佐藤(観)議員 既に御承知のように、私たちはこれだけ十分なる審議を進めてまいりまして、かなり争点は浮き上がってきたと思います。そして結論を得ないということは国民に対して責任がとれないということにつながるわけでありますから、決してそれはあってはならないことだと私たちは思っておりま...全文を見る
○佐藤(観)議員 後藤委員が、ワンセットで政治改革と政治資金の問題を成立させなきゃいかぬということの障害を取り除くための一つの具体的な御提案でございます。ただ、根本的に企業・団体献金の禁止という、これはかなり根源的な問題を私たち持っておる問題でございますので、今、後藤委員のせっか...全文を見る
○佐藤(観)議員 実は私、その問題については余り専門ではございません。小澤克介さんが今事務局長で頑張っていただいているわけでありますが、私の知っている限りで申せば、五月十一日の新聞がと存じます。その前から私たち聞いておりまして、要するにカンボジアの選挙につきまして、たしか今御指摘...全文を見る
○佐藤(観)議員 何にもごまかしてはおらぬのでございまして、過日本会議で質問しました嶋崎副委員長は、こういう情勢でございますけれども、やはり現地をさらに視察をしなきゃいかぬということで十五日から出発をするということもいたしまして、いずれにしろ、前提というのはもう柳田委員御承知のと...全文を見る
○佐藤(観)議員 PKOの方々は、これは仕事ではございますけれども派遣されるわけですね。今社会党の行動は自主的な話でございますから、そういう意味でもまた次元が違うのではないかと思います。
05月14日第126回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第17号
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○佐藤(観)議員 国民のすさまじい政治不信、そしてそれにこたえるべく国会は何をやっているんだという厳しい御批判の中で当審議も進んでおると思うわけであります。  私は、それは、単なる選挙制度を変えるとか単なる政治資金を変えるというだけの問題、このことも非常に重要でございますけれど...全文を見る
○佐藤(観)議員 国会のルールといたしまして、法案をどう、処理という言葉は余りよくありませんが、何らかの法案を通過させるわけでありますから、その意味では、私は、当委員会で、それから理事会が中心になってさらに詰めるというのがやはり本筋ではないかと思うのであります。ただ、理事会がそれ...全文を見る
○佐藤(観)議員 中身のやり方は別といたしまして、既に我が党の方は、公明党の石田委員長と我が党の山花委員長の会合の中で、宮澤総理に対しまして、党首会談をやりましょう、そして何としてもこれは解決をしなければいかぬというお呼びかけをしておるわけでございますが、今はその時期ではないとい...全文を見る
○佐藤(観)議員 社会主義の概念が間違っているのです。社会主義そのものの概念が違う。
○佐藤(観)議員 連用制につきましては、今愛知委員言われましたように、考えられた方はいろいろ考えられたと思うのです。余りにもいろいろな要素を入れようと思ったがゆえに、逆の表現を使えば、思想性がないとか哲学がないとか言われているんじゃないかと思うのです、哲学、思想というのはどういう...全文を見る
○佐藤(観)議員 村井委員御指摘のように、ここまで政治が腐敗をしてしまった、あるいは国民の不信を呼んだというのは、第一義的にはほとんど多くは与党である自民党さんのところの政治的なスキャンダルであることは間違いないと思いますが、今御指摘のように、本来ならそういう場合には政権交代があ...全文を見る
○佐藤(観)議員 村山国対委員長の発言につきましては、二回にわたりまして当委員会で我が方から答弁をさせていただいておりますけれども、それはあえて何にもなくなってしまった場合のことを新聞記者に質問されて答えたようでございまして、私たち自身、当委員会におる者は何もなくなっちゃうという...全文を見る
○佐藤(観)議員 政治の役割というものは行政とは違うわけでありまして、それは帰するところ我々のおります立法府、立法府が将来に対しましても国民を引っ張っていく、いわばリーダーシップを発揮をして、いわば船でいけば船長の役割を果たしていく、これがいわば政治の役割だと私は思っているわけで...全文を見る
○佐藤(観)議員 時の委員長でございました土井たか子さんも本来ですと当委員会の委員でございますので、いれば今の村井発言につきましては後ろから鋭い批判が飛んだと思いますが、私の顔がうそつくような顔に見えますかと言って、国民をごまかして売上税を入れるというような政治手法というのが、今...全文を見る
○佐藤(観)議員 臼井委員の言われることは、半面非常によくわかるわけでございます。本来、例えば選挙には選挙の法定費用があって、その中でやっているとか、あるいは政治資金規正法はその団体を幾つでもつくっていいということになっていますから法律自体が穴抜けになっていますけれども、しかし、...全文を見る
○佐藤(観)議員 臼井委員御指摘のように、私たちも併用制というものにつきまして絶対の自信を持っておるわけでございます。  しかし、今問われておりますのは、相打ちは許さない、選挙制度の問題でも政治資金の問題でも結論なしては国民の皆さん方にこたえられないというのが我々の、なるがゆえ...全文を見る
○佐藤(観)議員 中選挙区制というもとで選挙が戦後行われてきたわけで、やはり自民党が第一党であったことは国民の支持が多かったということであります。  ではなぜうちの方が少なかったかといえば、一つは国民の支持を集めるだけの候補者を出し得なかった。なぜ出し得なかったか。それは中選挙...全文を見る
○佐藤(観)議員 よく自民党の方はイタリアの例を出されるのでありますけれども、確かに選挙制度、国民投票によってイタリアの場合には比例代表から小選挙区制へと変わったことは事実であります。しかし一方、ニュージーランドでは今度は小選挙区制を比例代表に変えよう、こういう話もあったりして、...全文を見る
○佐藤(観)議員 先ほど臼井委員の質問に答弁漏れをいたしましたので……。  御承知のように、イタリアの制度の場合には、まあ純粋といいましょうか単純比例代表制、法律論は別といたしまして、実体論として純粋な比例代表制である。我々の併用制というのは、御承知のように小選挙区が二百ござい...全文を見る
○佐藤(観)議員 その点については私もかつてお答えしたことがあるんですが、確かに衛藤委員言われますように、小選挙区でも当然劇的に政権交代が起こることは事実でありますが、じゃ八九年のシミュレーションなるものを使って、五百議席のうち四百二十九を社会党が占める、自民党さんが残りの八十ば...全文を見る
○佐藤(観)議員 我が方の選挙陣営のことにつきましてまで大変御心配いただいて、友人としてまことにありがたく思うわけでございますが、確かに衛藤委員言われるような発想も当然あると思うのです。ただ、今のこの政治腐敗の状況というのは、私たちはもうそれをも身を削って立ち向かわなければならぬ...全文を見る
○佐藤(観)議員 今、衛藤委員のお話で、例は四法案が卵だと言われましたけれども、私は、一つは単純小選挙区制という卵を自民党さんの方が内側からこつこつとたたいて出てくることではないか。企業献金というもののこの殻からひとつとんとんと中から出てきていただいて、おおらかなる天空を仰げばそ...全文を見る
○佐藤(観)議員 私は、相打ちという形になってはならないと思います。  深谷提案者からはああいう御答弁がございましたが、お互いに党をしょっているわけでございますので、私たちが出しているものがベストだとは思っておりますが、相打ちで結果が何にもないということは許されないということを...全文を見る
○佐藤(観)議員 日本人というのは、妥協という言葉は余り好きじゃないんじゃないかと思うのですが、お互いにこれはやはり譲り合う、日本の政治のためにお互い政党人として何をなすべきかということで、もう時間的にも迫っておるわけでございますから、私たちは合意を得る、合意はぜひ必要である。そ...全文を見る
○佐藤(観)議員 選挙制度を考える場合に、これだけ長い議論の中でも自民党さんの方からたびたび指摘をされましたけれども、要するに、選挙制度を変えて、ただ、今の各党の議席がそのまま維持されるというだけの意味しかないというのでは大した選挙制度の改革にならないと思っておるわけでございます...全文を見る
○佐藤(観)議員 私たちが併用制を決めました審議の中で、論議の中で、並立制というのは、昨日も申し上げましたけれども、どちらも、比例代表の部分も小選挙区の部分も第一党に極めて有利であるという二重の恩典を持っているという以前に、塩川先生がたびたび言われますように、この制度というものは...全文を見る
○佐藤(観)議員 政治不信がいかにすさまじいものであるかは、最近の選挙の投票率の低さからもおわかりのとおりでございますし、また、こういう事件をたびたび起こしているのは主に自民党さんであることはもう周知のことでありますが、自民党の支持率が下がるだけではなくて、我が党の支持率まで一緒...全文を見る
○佐藤(観)議員 たびたび申し上げておるわけでございますが、何としてでも今国会で成立をさせる。選挙までのあとの手ばず、選挙ということは、新しい制度で選挙をやる場合の区割りの問題、あるいは審議会の委員を決める問題等々の日程、あるいはお互いに候補者を決めたり、国民への周知期間等々を考...全文を見る
○佐藤(観)議員 今日までこういう真摯な討議をずっと続けてきたわけでございますから、私は、基本的に当委員会の理事会を中心にして、さらに衣を脱いで詰めていくというのが一番正しいやり方ではないか。ただし、問題が問題でございますし、政党の浮沈にもかかわる、将来にもかかわる大きな課題でご...全文を見る
○佐藤(観)議員 単純小選挙区制の場合には五百という、これを四百九十九にするか四百九十八にするとかいうことは余り意味がないことなわけでありますが、我々の併用案というのは、御承知のように、二百の小選挙区を変化をさせるとか、ブロック別を御指摘をいただきましたので、小党分立にならないよ...全文を見る
○佐藤(観)議員 まだ十分研究し尽くしたわけじゃなくて、けさ小林先生にお会いをしてお話をお伺いした程度でございますけれども、連用制の持っている最大の問題は、議席と得票率がかなりいびつになるという問題が起こってまいります。それを調整する。ですから、その意味では極めて議席率と得票率と...全文を見る
06月18日第126回国会 衆議院 本会議 第34号
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○佐藤観樹君 きょうの後にきょうなしとの覚悟で政治改革に取り組んでまいります、今国会中に抜本的な政治政章が実現するよう念願いたしますと言ったのは、本年一月二十二日の本会議場におきます宮澤総理の施政方針演説の一節であります。  それから五カ月、宮澤総理のリーダーシップは何ら発揮さ...全文を見る
○佐藤観樹君(続) 歴史の歯車を力強く前に進めようとする者の勇気こそ国民の共感を呼び、歴史の歯車を逆回転させる者は藻くずとして消え去ることは、古今東西の歴史が既に証明しているところであります。この瞬間に、私たちとともに宮澤内閣不信任決議案に賛成され、歴史を転換させようとする議員こ...全文を見る
08月12日第127回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第1号
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○佐藤国務大臣 このたび自治大臣に就任いたしました佐藤観樹でございます。  当委員会の皆さん方には、かねてから格別の御高配にあずかっていることに対しまして、この機会に厚く御礼を申し上げます。  政治改革の実現が緊急かつ重要な課題になっている折、選挙制度及び政治資金制度を所管す...全文を見る
08月23日第127回国会 参議院 選挙制度に関する特別委員会 第1号
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○国務大臣(佐藤観樹君) このたび自治大臣に就任いたしました佐藤観樹でございます。  当委員会の皆さん方にはかねてから格別の御高配にあずかっていることに対しまして、この機会に厚く御礼を申し上げます。  政治改革の実現が緊急かつ重要な課題になっている折、選挙制度及び政治資金制度...全文を見る
08月26日第127回国会 参議院 地方行政委員会 第1号
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○国務大臣(佐藤観樹君) このたび自治大臣、国家公安委員会委員長を命ぜられました佐藤観樹でございます。何とぞよろしくお願いを申し上げます。  地方行政委員会の委員各位におかれましては、かねてより地方自治行政並びに警察行政の推進に格段の御尽力をいただき、厚く御礼を申し上げます。 ...全文を見る
08月27日第127回国会 衆議院 地方行政委員会 第1号
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○佐藤国務大臣 このたび自治大臣、国家公安委員会委員長を命ぜられました佐藤観樹でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。  地方行政委員会の委員各位におかれましては、かねてより地方自治行政並びに警察行政の推進に格段の御尽力をいただき、厚く御礼を申し上げます。  申し上...全文を見る
09月21日第128回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第1号
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○佐藤国務大臣 このたび国家公安委員会委員長を命ぜられました佐藤観樹でございます。  委員各位におかれましては、平素から交通警察行政の推進に格別の御理解と御協力をいただいており、厚く御礼を申し上げます。  申し上げるまでもなく、自動車交通は国民の日常生活に不可欠なものとなって...全文を見る
09月24日第128回国会 参議院 本会議 第3号
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○国務大臣(佐藤観樹君) 片山議員御指摘のように、最近の一連の公共工事の発注をめぐります知事、市長等の不祥事件は非常に遺憾でありまして、地方分権の推進を図る立場からいたしまして、御指摘のように、まことに憂慮すべきものであると私も考えております。  このような不祥事件は、基本的に...全文を見る
09月28日第128回国会 参議院 地方行政委員会 第1号
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○国務大臣(佐藤観樹君) 委員の皆様方におかれましては、平素から地方行政及び警察行政の推進に格段の御尽力をいただき、厚く御礼を申し上げます。  この機会に所管行政の当面する諸問題につきまして所信の一端を申し上げ、皆様の深い御理解と格段の御協力を賜りたいと存じます。  また、新...全文を見る
10月04日第128回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○佐藤国務大臣 山花大臣の答えたとおりでありますが、正確に申すならば、自衛隊の今の実態は違憲である、こういうことでございます。
○佐藤国務大臣 まず、首長の多選の問題でございますけれども、確かに越智委員御指摘のように、弊害があるという意見もあります。しかし一方、それは基本的には選挙民が選ぶことではないか、それを法律をもって禁止をするということはいかなることかという意見もあります。  しかし、いずれにしま...全文を見る
○佐藤国務大臣 まず一つは、ゼネコン汚職の問題につきまして、私たちも大変憂慮をしておりまして、私も深刻に受け取っております。それは、今越智委員御指摘のように、生活に密着したものはなるべく近い地方自治体でやるべきだという、地方分権を求める声は非常に強いわけでございまして、そういった...全文を見る
○佐藤国務大臣 ほぼもう山花政治改革担当相の答弁に尽きているわけでございますけれども、三年間、我々は、日本の政治の腐敗を取り除くために当時の自民党と、昨年は公明党と一緒に法案を出して、その議論をずっとしてきたわけであります。ずっとしてきたわけであります。そして、結局政治を動かすた...全文を見る
○佐藤国務大臣 せっかく私の議事録を読み上げていただきましたので、よく国民の皆さんにわかるように。  最初の発言は、海部内閣のときに出ました小選挙区三百、比例代表百七十一のときの私の理解であります。二番目に出ましたのは、自民党さんの五百の完全小選挙区制の評価の話でございますから...全文を見る
10月05日第128回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○佐藤国務大臣 自治大臣として直接的な所管ではございませんけれども、今御質問でございますので、社会党の閣僚としてお答えをさせていただければ、今、山花政治改革担当相が言われたことに尽きていると存じます。
○佐藤国務大臣 突然の御質問でございますが、流れを聞いて、大体私の思うところと一緒でございますので、東家先生御承知のように、七十六兆の地方財政計画の中で、既に地方単独事業は約十六兆五千億と大変多く占めてきておりまして、地方単独事業のやっている中身を見ますと、厚生省に関係するものも...全文を見る
○佐藤国務大臣 今、山花国務大臣が答えたとおり、同じ考えでございます。
○佐藤国務大臣 大変な御専門家に答えるわけでございますが、御承知のとおり、昭和三十九年にできました通達によりまして、このような大変な災害をこうむった場合には、税の期間の延長、徴収の猶予、減免という措置が設けられていることは御承知のとおりでございます。  こういう状況でございます...全文を見る
10月06日第128回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○佐藤国務大臣 全く同じでございます。
10月07日第128回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(佐藤観樹君) 先ほど総理及び山花国務大臣からお答えをしたとおりでございます。
○国務大臣(佐藤観樹君) 今の山花政治改革担当相のお答えを前提といたしまして、今、宮澤委員御指摘の問題については、無所属の場合にでも政党推薦という場合がございますね。その場合には政党からの助成もございます。完全に無所属である場合は個人献金をお願いする。御承知のように、所得控除とい...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 指導方針というよりは、今、制度を変えた場合に、法案を通していただいた場合にどういうふうに調達するかということになれば、今私が御説明したとおりでございます。  ただ、将来的にそのままでいいかどうかにつきましては、山花政治改革担当相からお話をしましたように...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) その問題につきましては、先ほど山花政治改革担当相からお答えになりましたように、大体御承知のように、各国とも国の選挙制度と地方の選挙制度というのは非常に似た形をとっているのがヨーロッパ各国でございます。それがいいかどうかはまたいろいろな角度から議論をしなき...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 御指摘のように、今申しましたように、残った課題として先生が今御指摘の問題あるいは参議院のあり方の問題、もう非常に時間的には私も迫っていると思っております。したがいまして、それをどういう場で審議をしていくのがいいのか、これからの政府が出しました四法案の審議...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 閣僚として総理が今述べられたわけでございますので、私もそのような見解で結構だと思っております。
○国務大臣(佐藤観樹君) まず冒頭、各地方自治体を指導する立場にございます自治大臣といたしまして、ゼネコン汚職の収賄側が一部地方自治体の首長になっておるということにつきまして、極めて残念であるし、また深刻に考えております。  綱紀の粛正、厳正な執行ということを改めて通達を発しま...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 今、建設大臣からも言われましたように、既に八月ぐらいから地方自治体の入札のあり方は一体いかにあるべきかということで全部調査をいたしまして、九月の六日に一応の調査は終わりました。  しからば、この指名入札制度というものの持っている問題点というのはどこにあ...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 国家公務員法の百三条の二に、御承知のように、国家公務員の場合には離職する前の五年間に関係をした企業には原則行ってはいかぬ、行く場合には人事院の許可が必要である、こういうことになっておるわけでございますが、地方公務員の場合にはそのような規定はございません。...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 法案の提案者でございます私の方から若干御説明と、国民の皆さん方にも御理解をいただきたいと思います。  今、木庭委員から言われましたように、政府案におきましては企業等の団体が寄附できるのは政党のみ、もちろん政治資金団体を含みますが、政党のみということにな...全文を見る
10月08日第128回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(佐藤観樹君) 先ほど山花国務大臣から御答弁を申し上げましたけれども、そのとおりだと私も考えております。
○国務大臣(佐藤観樹君) ただいま五十嵐大臣あるいは山花国務大臣からお答えをしたとおりだと私も閣僚の一人として考えております。
○国務大臣(佐藤観樹君) 山花国務大臣が言われたとおりの見解を私も持っております。
○国務大臣(佐藤観樹君) 山花国務大臣からもお話しございましたが、この問題につきましては今連立与党の方で詰めておるところでございますので、その結論を待って我々としても対応させていただきたいと存じます。
10月13日第128回国会 衆議院 本会議 第4号
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○国務大臣(佐藤観樹君) 公職選挙法の一部を改正する法律案、衆議院議員選挙区画定審議会設置法案、政治資金規正法の一部を改正する法律案及び政党助成法案、以上四件につきまして、趣旨とその内容の概略を御説明申し上げます。  初めに、公職選挙法の一部を改正する法律案につきまして御説明申...全文を見る
10月14日第128回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第2号
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○佐藤国務大臣 ただいま議題となりました公職選挙法の一部を改正する法律案、衆議院議員選挙区画定審議会設置法案、政治資金規正法の一部を改正する法律案及び政党助成法案、以上四件につきまして、提案理由とその内容の概略を御説明申し上げます。  初めに、公職選挙法の一部を改正する法律案に...全文を見る
○佐藤国務大臣 この機会に、第四十回衆議院議員総選挙及び第十六回最高裁判所裁判官国民審査の結果の概要について御報告申し上げます。  御承知のとおり、今回の選挙は、六月十八日に衆議院が解散されたことによる総選挙でありまして、選挙すべき議員の数は五百十一人でありました。  選挙当...全文を見る
10月14日第128回国会 衆議院 本会議 第5号
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○国務大臣(佐藤観樹君) 投票方法に関します一票制か二票制かの問題でございますけれども、この並立制というのは、確かに政党中心あるいは政策本位の選挙制度ではございますけれども、無所属の方は初めから選挙に出れなくなる制度ではございません。したがいまして、自民党案のように一票制というふ...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 衆議院の選挙運動期間の短縮に関する御質問でございますけれども、御承知のように、昨年衆議院も公選法が改正をされまして、十年ぶりに一日短くして十四日間というふうになったわけでございます。今度の制度で選挙区の面積が小さくなるし、メディアの時代だからもっと短くし...全文を見る
10月18日第128回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第3号
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○佐藤国務大臣 堀込委員十分御承知のように、今回の法律では、企業・団体献金ができる先というのは政党のみに限られて、その他の政治団体は一切、直ちに企業・団体献金ができなくなるということは御承知のとおりでございます。そして、五年後の見直しの際には、その間に個人献金をなるべく、できる限...全文を見る
○佐藤国務大臣 先ほど船田委員からも御指摘があったのでございますけれども、ことしの四月から百七時間かけて当政治改革特別委員会でさんざん議論した問題は、大きく言って私は二つだったと思うのであります。一つは、政治資金のあり方、企業・団体献金のあり方をどうすべきかという問題。もう一つは...全文を見る
○佐藤国務大臣 政治倫理審査会につきましては、昨年十二月まで頑張りました政治改革協議会でいろいろな議論をしてまいりました。  基本的には、議会の中で各党が議論していただくことだと思いますが、その際に、例えば議院証言法を使った証人喚問をするようにすべきではないかとか、あるいは議員...全文を見る
○佐藤国務大臣 今野田委員から、衆議院の選挙というのは政権の選択であるということを非常にウエートを置かれて、それで首尾一貫言われたわけでありますけれども、私たちは必ずしもそれだけではないという前提に立って今度の法案を出させていただいているわけでございます。  そして、政党が上に...全文を見る
○佐藤国務大臣 お断りをしておきますけれども、それは、内閣官房副長官として大変御苦労なさったときの、海部内閣の小選挙区三百、比例代表百七十一の案のときの私の質問の中で言ったことでございますが、いずれにしろ、今、連立の時代に入ったと言われる政治状況の中で、圧倒的第一党があったときに...全文を見る
○佐藤国務大臣 制度論として、もう既に委員御承知のように、政権をどの政党に与えるべきかという国民の選択、これはやはり制度論という面においては小選挙区制に出てくるというのが今までお互いの議論だったと思うのであります。  しかし、それだけでは補えないところかありますから比例代表を入...全文を見る
○佐藤国務大臣 いわば総理の言われたことでほぼ尽きているとは思いますが、補足をして、少し北川委員に御理解をいただきたいと思うわけでございますけれども、今度の法案につきましては、御承知のように、政府提案とさせていただきました。これは、この前の四月からお互いに各政党同士が出し合った国...全文を見る
○佐藤国務大臣 今、北川委員の御質問だけではちょっと聞いていらっしゃる方はわからないと思うのですが、北川委員の言われている二百五十円というのは、企業・団体からの献金を政治団体へ一定の額、許しているわけですね、認めているわけですね。我が方の方は、政治団体に対する企業・団体献金という...全文を見る
○佐藤国務大臣 政党及び、恐らく御質問があると思いますが、政党の支部でも受けられます。
○佐藤国務大臣 それで結構でございます。
○佐藤国務大臣 今度は公開する、公表します企業・団体献金の金額、今まで御承知のように百万超でございましたけれども、今度は五万超という非常に低い金額にしてございます。したがいまして、企業・団体等が政党にした場合には、まずそこで五万円超のものは明らかにしなきゃならぬということでありま...全文を見る
○佐藤国務大臣 第一の御質問は、五十年の改正で県会議員の方の所得控除ということを認めました。その後、政令都市もということもございまして、政令都市までは、今、御承知のように、所得控除については認めておるわけでございます。  それから、御指摘のように、現在では一般都市の問題、認めて...全文を見る
○佐藤国務大臣 戸別訪問を全面的に今法案では解禁をすることにしたわけでございますけれども、これはかねてから、選挙運動はもっと自由であるべきではないかという御意見がたくさんございました。それに対して、来られる方もそれはたまらぬとかあるいはそこで買収、供応あるいは物を持っていくという...全文を見る
○佐藤国務大臣 小選挙区においては、今石破委員例を挙げられましたけれども、消費税反対、反対と言いましたか賛成でありましたか、賛成なら賛成という票を入れる。しかし、当然のことながら、比例代表の方は賛成という政党に入れる場合もあるでしょうし、反対と入れる場合もあると思います。それは、...全文を見る
○佐藤国務大臣 異党派投票、二票制というのは認めているわけでありますから、そういう場合は当然あります。そしてその際に、結局政権党がどちらの政策を言われて、どういうその次の政権ができるか、そういうことになってくるんだと思います。
○佐藤国務大臣 今石破委員が、そういう違った結果のことについての想定で言われましたが、確かにそういう場合は当然あり得ると思います。ただ、私たちは基本的に憲法の原則、つまり一票の平等の価値ということをやはり重点に置いて、自民党さんの案でも、小選挙区で当選される方、それから比例代表で...全文を見る
○佐藤国務大臣 当然、国民の皆さん方の民意を集約いたしまして、それを政治の中で実現させる。そのためにいろいろな広報活動あるいは教宣活動その他のいろいろな活動が必要なわけでございますから、その分を民主主義のコストとして、もちろん自助努力も当然でございます、党費も必要でございますし、...全文を見る
○佐藤国務大臣 政党に対する義務というお言葉がどういう意味か必ずしも明確でないのでありますが、例えば政治資金規正法ではちゃんと届け出をしなきゃいかぬとか、そういう意味での義務はございますけれども、それから今度の政党助成法の中で、その綱領を届けるとか組織を届けるとか、それだけのこと...全文を見る
○佐藤国務大臣 私も政治改革協議会その他いろいろなところで自民党さんの方とも議論させていただきましたが、いろいろな党から、今石破委員御指摘のように、罰則を厳しくしてそして公的助成を中選挙区制のもとで入れたらどうかという御意見も言われた方もいらっしゃいますが、それは主に自民党さんの...全文を見る
10月19日第128回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第4号
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○佐藤国務大臣 ぜひ御理解をいただきたいのでございますけれども、今中川委員御指摘のように、確かに政府案では企業・団体の献金は政党あるいは政治資金団体、これのみに献金を許されることになっております。それから、政党から管理団体へ行くことも許されることになっております。  ただ問題は...全文を見る
○佐藤国務大臣 今御説明されたとおりでございますが、基本的な概念といいましょうか、少し状況が違いますのは、御承知のように五万円超のものは全部、政党へ出す場合でも、公表しなければならぬということであります。  あわせまして、今資金管理団体というのがいかにも膨大な金が入ってくるよう...全文を見る
○佐藤国務大臣 申しわけないのですが、数字がちょっとどこかへ隠れてしまったのでありますけれども、この中の千二百億というのは、政党及び政党の支部それから政治家個人へ今まで企業・団体から来ていたお金、これが合計千二百億になるわけであります。  これは、平成元年から三年までの間のもの...全文を見る
○佐藤国務大臣 吉井委員よく御承知のように、自治省として具体的な、今吉井委員が言われましたことを調べる権限というのはございません。  したがいまして、一般論として申し上げさせていただきますけれども、広告費というものにつきまして、本当にそれが広告であり、かつ経費も常識的なものの範...全文を見る
10月20日第128回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第5号
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○佐藤国務大臣 今御指摘になられましたような行為というのは、法律上違法とは言えません。ただ、基本的に法の趣旨から申しまして、これだけ政治が腐敗をしたのは企業・団体献金と政治家個人との関係において腐敗が生じているということで、現状に即して政党、政治資金団体のみにしようというのが法の...全文を見る
○佐藤国務大臣 企業・団体献金というものがどういう存在として考えるべきかということにつきましては、さきの国会でも百七時間議論したうちのかなりの部分を占めていたと言っても私は過言ではないと思うのであります。企業・団体献金は即時禁止すべきであるという考え方もあれば、社会的存在であり、...全文を見る
○佐藤国務大臣 現在、平成五年でございますけれども、例えば地方の政治資金の状況はどうなっているかというのはまだこれは出ていないというように、若干報告書には落差がございます。  したがって、五年間と置きましたのは、一体今、秋葉委員言われましたように、個人献金というものが税額控除を...全文を見る
○佐藤国務大臣 この経過は、御承知のように連立与党の中で三百三十五円という数字が最終的には出てきたわけでございますけれども、その間で私たちは新聞報道でいろいろな議論がなされたということだけを承知をしておるわけでございます。  しかし、いずれにしましても、秋葉委員御指摘のように、...全文を見る
○佐藤国務大臣 私も議員時代に、今も議員でございますけれども、地方選挙の公営化については随分うるさく言ってきた方でございます。  御承知のように、昨年の十二月に法案が通りました緊急改革と言われたいわゆる二十一項目の中に、やっと地方選挙の公営化というのが入ってきたことは、委員御承...全文を見る
○佐藤国務大臣 せっかくの御質問でございますけれども、国会の中には無所属の方もいらっしゃり、また、無所属の方の票をどうするか、自由民主党なら自由民主党さんが何人でという届け出を、届け出といいましょうか、そのことが確定をいたしませんとこれは計算のしょうがないわけでございます。したが...全文を見る
○佐藤国務大臣 今、前段で言われました、新聞の試算でございますので責任持って私がお答えできる数字ではございませんけれども、そこにはたしか地方の、社会党でいえば県本部での活動費、それがほぼ中央に匹敵する、あるいはちょっと多いくらいの活動費、その数字が入ってないものですから、一・何倍...全文を見る
○佐藤国務大臣 今委員御指摘のように、確かに、国会議員あるいは県議会レベルの議員、それから都道府県知事、それから政令市の市会議員という範囲内、それから首長にある者については、この制度、所得税控除ということを入れましたときに、一つは広域性、面積が一定の面積を持っているところで活動し...全文を見る
○佐藤国務大臣 坂本委員の言われる気持ちは、私も非常によくわかる面があります。  私も、実は衆議院に来てから公職選挙法改正の特別委員会にずっとおるわけでございますけれども、御承知のように寄附の禁止の条項がさらに厳しくなったときがございます。それからどうでしょう、少なくとも私の周...全文を見る
○佐藤国務大臣 公選法の本則が御承知のように四百七十一であることも、私たちも十分存じておるわけでございます。  その四百七十一というのは一体どこから出てきたかといいますと、大正十四年の普通選挙法が施行されたときが四百六十六でございます。それで終戦を迎えまして、その後、簡単に言え...全文を見る
○佐藤国務大臣 定数是正を今度の中で行うわけでございますから、今坂本委員言われますように、県によってはかなり定数が減るところがあることは私たちも承知をしておるわけでございます。基本的には一対二以内にしようということでございますが、今御指摘の問題は、それは制度として比例代表の単位を...全文を見る
○佐藤国務大臣 極めて大胆なる御発想だと思うのでありますが、やはり日本の政治の将来にかかわる話でございますから、小選挙区比例代表並立制というその枠組みだけが一緒だからあとは全部譲れということは、提案をしております自治大臣としては、いろいろな議論を経、しかもさきの国会でも百七時間も...全文を見る
○佐藤国務大臣 まだ法律が制定をされておらぬわけでございますから、具体的に投票方法の広報自体は始めるべきものでは当然ないわけでございまして、委員御指摘のように○をつけるということにしておりますので、バツあるいはチェックということはこれは無効でございます。他事記載になるわけでござい...全文を見る
○佐藤国務大臣 今、斉藤委員が読み上げられました第三条の「行政区画」というところは、都道府県や市町村の区画はもちろんでございますが、区画などを指すというなどという中には、北海道の支庁というのがあるものですから、そういったものを含んでいるわけでございまして、今言われた中で広域行政と...全文を見る
○佐藤国務大臣 戸別訪問につきまして、いろいろな議論があることは私たちも承知をしております。  ただ、御承知のように、海部内閣のときも、これは十五名に限りましたけれども、戸別訪問を解禁するということが法律にございました。これはやはり、戸別訪問がだめだという方の御意見というのは、...全文を見る
○佐藤国務大臣 さきの国会で百七時間、穂積委員も入れて大変活発にして中身のある充実した議論が展開をされたことはもう御承知のとおりであり、またその後の経過については穂積委員言われたとおりでございます。  その後、宮澤内閣の不信任案成立、解散・総選挙、そしてこういう細川内閣が発足し...全文を見る
○佐藤国務大臣 これは基本的に、政党本部、政党支部というものは、御党でもそうだと思いますが、基本的には一体なものだと思っております。  ただし、一以上の市区町村の区域または選挙区の区域、これを単位としたものは、いわゆる地域支部という形で受け取ることができるということでございます...全文を見る
○佐藤国務大臣 政党でございますから、その総額の意味での制限はございませんが、ただし、各支部ごとに、受け取ったものについては全部帳簿を明らかにしていただく、あるいは上部に上げたものについては上部のことを記載をして帳簿を国民の前に明らかにしていただくことでありまして、本部だけで全部...全文を見る
○佐藤国務大臣 十分おわかりだと思いますけれども、今の現行法では、法人が出せる最高限度は一億円になっています。もし、東中委員が言われるようなことをもう少し詳しく説明するならば、本部で例えば一億受け取れば、もうその企業からは支部では受け取ることはできないわけであります。  それか...全文を見る
○佐藤国務大臣 どこでもいいというふうには書いてないわけで、御承知のように、百九十九条のところにもはっきりそういったものについてはいけないという質的制限というのはされているわけですから、そのことは十分御留意ください。
10月21日第128回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第6号
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○佐藤国務大臣 私も、西川委員が言われましたように、昨年のイギリスの選挙で、戸別訪問をどうやっているのか、あれはたしか保守党の方だと思いましたが、見せていただきまして、必ず複数で行くことと、ドアをあけて有権者の方に話をするという、こういう光景を見せていただいたわけでございます。日...全文を見る
○佐藤国務大臣 七次審のことは必ずしも正確に覚えておらないのでございますけれども、今西川委員が質問の中で言われたようなこと、あるいは戸別訪問を解禁をした場合には、組織的にされた政党の方が有利ではないかとかいろいろな議論は確かにあると思います。ただ、これはやっていいということであっ...全文を見る
○佐藤国務大臣 御指摘のように、今選挙部長からお答えさせましたように、政府案は二百五十でございますので各県格差は一・八九、そして増子委員言われましたように、自民党案は三百でございますから一・八二ということになることは、数が多いわけでございますから、なるべくその、わずか〇・〇七しか...全文を見る
○佐藤国務大臣 私たちも有権者の一票の価値の平等ということは非常に重要に考えております。  ただ、今増子委員の論旨によって三百名にしろという論旨は非常に難しいのではないか。なぜならば、海部内閣のときに御承知のように小選挙区は三百にしましたけれども、そのときに出てまいりました案は...全文を見る
○佐藤国務大臣 もう前段の説明は全部省かさしていただいて、私たちがやはり、国民の税金でございますから、三百三十五円という数字を出すときにはそれなりのバックグラウンドの数字がなきゃいかぬわけでございますので、笹川委員御承知のように千二百億円、この三年間の各政党の総支出、本部、支部そ...全文を見る
○佐藤国務大臣 そのことは当然でございます。政党としてより多く国民の皆さんの御支持を得ようとしていることは当然でございます。  せっかく立たせていただきましたので、一言だけ、今までの議論を聞いて言わせていただきますと、細田議員のような御分析をずっとしてまいりますと、自民党さんは...全文を見る
○佐藤国務大臣 小川委員言われましたように、政治を腐敗させないために一生懸命、リクルート事件から五年も、小川委員も参加されましたように、ずっとこの議論をしているわけですね。そこの中では、腐敗をしないように連座制の強化をしたり、あるいは政治資金規正法についても、違反者に公民権の停止...全文を見る
○佐藤国務大臣 今小川委員から御質問がございましたけれども、平均五十万ということになりますと三分の一偏差でございますから、一対二以内に入れることを基本として小選挙区をつくるわけでございますので、三十三万から六十六万の間に一つの選挙区ができるということになりますので、今一番小さなと...全文を見る
○佐藤国務大臣 もう小川先生に言うまでもないのでございますけれども、なぜ比例を入れたかというと、民意の反映といいましょうか、なるべく幅広い国民の皆さん方の民意を入れようということでございますので、そこで私たちは全国単位にしたわけでございます。もし自民党さんの案のように県別にいたし...全文を見る
○佐藤国務大臣 今、衛藤委員御指摘のように、大正十四年の中選挙区制、昭和二十年の大選挙区制限連記制、昭和二十二年の中選挙区制、この場合には修正がなされて、議員修正になりましたけれども、それから、平成三年の例の海部案、海部内閣の案、いずれも、御指摘のように区割りがついておることは確...全文を見る
○佐藤国務大臣 衛藤委員に御理解をいただきたいと思いますが、さきの国会、百七時間議論した中で、企業自体が悪だという議論は私はなかったと思う、企業の存在そのものは。ただ、企業献金というものが、八幡判決以来認められているという意見もあれば、政策的にやめるべきだ、それは政策判断なんだと...全文を見る
○佐藤国務大臣 先ほど政治資金あるいは政党助成の問題についてさらに細かい配慮が必要なのではないか、例えば四百十四億の計算の根拠として、自民党さんの方は昭和六十一年から平成元年分をとられたというお話がございました。私たちは、法律を出すわけでありますから、やはり一番近いところのわかる...全文を見る
○佐藤国務大臣 今議事録、私、そのものが手元にございませんので、日付まではっきり覚えておりませんけれども、この百七時間の議論を通じて私が申し上げたこと、それは事実でございましょう。  ただ、最終的に、じゃ当委員会あるいは衆議院という場で私が言ったことが完全に一つの結論になり得た...全文を見る
10月22日第128回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第7号
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○佐藤国務大臣 この区画画定審議会は、委員御承知のように、単なる最初の区割りをつくるだけではなく、十年ごとに行われます国勢調査本調査ごとに、甚だしく、著しく不均衡になった場合にはこれは直す、そういったことも総理大臣に勧告をするようになっておるわけでございます。そういう常設的な内容...全文を見る
○佐藤国務大臣 これは議院の方に基本的に私は責任があると思っております。  ただ、過去の経過からいいまして、定数是正を政府提案で出したこともありますし、最近では議員立法が多いということになってきていることも承知をしております。
○佐藤国務大臣 これは、自民党さんの案もそうなっておりますけれども、いわゆる定数是正のときの国会決議にもございましたけれども、過疎・過密を配慮して定数は決めなさいということで、著しく国会議員の数が減ってしまうということは、やはり地域の代表権という意味からいっても必ずしも好ましいこ...全文を見る
○佐藤国務大臣 北海道、埼玉、千葉、東京、神奈川、愛知、大阪、兵庫、福岡でございます。
○佐藤国務大臣 結果がそういうふうになっていることは委員御指摘のとおりでございますけれども、このような各県に一名ずつ配分をしたときに、過疎というよりは人口が多いところが割を食う。今申し上げました九県というのは皆人口が多いところでございます。  北海道が過疎かどうか。密度につきま...全文を見る
○佐藤国務大臣 実はあの国会決議に参画をした者の一人として、過疎・過密に配慮してという言葉で書いてございます。しかしそのときの議論は、むしろ過密よりは過疎を配慮してというのが実は裏に書いてある中身でございまして、委員御指摘のように、文面上いえば確かにそうだと思うのであります。過密...全文を見る
10月26日第128回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第9号
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○佐藤国務大臣 選挙制度を含む政治改革の問題は、笹川委員よく御承知のように、この前の総選挙の最大の争点だと言っても過言ではないと思うわけであります。自由民主党さんにおかれましては二つの内閣をつぶされた課題であり、ここでいろいろと議論してまいりましたように、二十一世紀に向けて日本の...全文を見る
○佐藤国務大臣 今、官房長官からお答えになったことで尽きているのではないかと思うのです。  従来、選挙制度審議会があったときにいろいろやりました。そしてそのときには、全体的に関係をするということで総理府のもとに置かれますが、その委員の御下命によりまして、こういうことを調査しろあ...全文を見る
○佐藤国務大臣 一般有権者の方が、今笹川委員御指摘のように思われるのもわからぬわけでもないと思うのです。ただ、これは、我が国におきます人口は、御承知のように国勢調査、本調査としては十年に一遍、それ以外には住民基本台帳があるわけでございますけれども、これも出入りのこと、あるいは今の...全文を見る
○佐藤国務大臣 まず、委員の選任でございますけれども、何といっても大前提といたしまして、これは先生御承知のように、衆議院、参議院の同意を得る人事であること。また、事の内容からいって、小選挙区の改定に関しまして調査それから審議を行うものでありますから、ある程度やはり選挙制度というも...全文を見る
○佐藤国務大臣 委員御指摘のように、これは非常に重要なことだと私たちも思っているわけでございます。したがって、法の体系は、御承知のように、総理大臣に勧告をするということになっております。  それから、十年に一遍ずつこれは見直すということになっておりまして、ある意味では、一番最初...全文を見る
○佐藤国務大臣 これはもちろん人口比例だけでやるやり方もあろうかと思いますけれども、やはり小さな人口を持つ県というものについても、発言権と申しましょうか地域の声を国政の中に反映をさせるということの必要のために、まず各都道府県一名ずつ、そして残りの議席を比例配分するということになっ...全文を見る
○佐藤国務大臣 山本委員言われましたように、確かに一名ずつ配分というには、東京とか大阪とか愛知とか、そこも配分をしております。しかし、それは人口の多いところでございますから、その一名というのは相対的に非常に小さくなるわけですね。そして、この前も議論がございましたように、結果的に一...全文を見る
○佐藤国務大臣 二つの問題があると思います。一つは、何といっても、きょう午前中にも議論がございましたように、これは国民の代表を決める非常に重要な要素の定数配分でございます。したがって、それじゃ何に基づいてまずやるべきかということになれば、結局、客観的にどなたでもわかっていただける...全文を見る
○佐藤国務大臣 一つは、基本としてというのは、あくまでこれは格差二倍以内になるようにこの基準というものを重視して、できる限りその基準に沿った案をつくるという概念が基本としてということでございます。だから、これはあくまで基本なのでございまして、今委員御指摘のように、二倍以内にするこ...全文を見る
○佐藤国務大臣 大前提を申し上げなければいかぬと思いますけれども、今度の法案は、山花政治改革担当相からもお話がございましたけれども、今委員も言われたように、この前の解散前の国会、自分も提案者の一人でまことに言いにくいのでありますが、極めて議員同士で非常に活発ないい議論がされたので...全文を見る
○佐藤国務大臣 繰り返しになって恐縮でございますけれども、細川内閣といたしましては、これはこの前の選挙の結果を受けて、国民の皆さん方に、今、金田委員も言われましたように、政治が解決をしなければならぬ問題はこの問題だけじゃないことはもう今委員御指摘のとおりでございますから、私たちと...全文を見る
○佐藤国務大臣 この部分は多分に個人的な見解もあるかと思うのですが、私は、国会の権威とか尊厳とかあるいは衆議院議員の威厳とかいうものが、汗をかいたり、後援会をたくさんつくったり、お金をたくさん一生懸命集めたりすることのみによって成り立っているのではないと思うのであります。確かにお...全文を見る
○佐藤国務大臣 今の金田委員のお話を聞いていますと、中選挙区制の方が各政党の一人一人が、複数のところもありますけれども、走っていいとも聞こえるわけでありますが、いずれにいたしましても、都道府県でそれを入れましても、候補者の顔は見えるかもしれませんけれども、しかし、それは書くことに...全文を見る
○佐藤国務大臣 たびたび山花大臣から御説明申し上げておりますように、例えば極端な話、一対四になったようなケースがあったといたします。その場合には、当然のことながら県別の定数自体も変えるわけでありますから、そういう勧告をして、そして国会の方でそれは処理をするということになるわけであ...全文を見る
○佐藤国務大臣 先ほど政府案が粗雑ではないかというお話がございましたけれども、この割り方につきましては、失礼ながら、二百五十と百七十一と数字は違いますけれども、自民党さんの案でも同じ割り方をするわけでございます。  それから、そういう三から五の調整議席をというお話がございました...全文を見る
○佐藤国務大臣 済みません、ちょっと失礼をいたしましたが、いずれにいたしましても、私も自治大臣という立場でございまして、公選法を担当し、またその中には、御承知のように電波法の関係とも無関係ではありません。そういう意味で、まことに言いにくい立場でございますが、私たちも報道・評論の自...全文を見る
○佐藤国務大臣 個別の事案につきましては、私の方から、司法当局じゃないものですから、述べる立場ではないのでありますけれども、御指摘のように、百五十一条の三で選挙放送の番組編集の自由は保障しておりますけれども、「虚偽の事項を放送し又は事実をゆがめて放送する等表現の自由を濫用して選挙...全文を見る
○佐藤国務大臣 政治家に対する寄附禁止等は今一生懸命広報をやりまして、今山花大臣からお話があったように、かなり進んできたのではないか。まだまだ足りないといえばそうでありますが、皆さん方の周辺を比べてみて、選挙区にもかなりよりますけれども、そうじゃないかと思います。  今度新たな...全文を見る
○佐藤国務大臣 御承知のように、今度の政府案では、小選挙区も比例代表も政党が中心になるという大前提になっていること、あるいは重複立候補を認めたり、あるいは名簿登載者の方は政党に所属する者しかいけないとか、あるいは解散がある、ないとか、任期六年とか、挙げていけば違いがあるわけでござ...全文を見る
○佐藤国務大臣 地方分権そのものにつきましては、これは大変参考になる提言だと私も思っております。しかも、これもさらに国民的な議論を深めながらどんどん進めていかなければならぬ。自治省といたしましては来年度、広域連合あるいは中核市制度ということで、これは二十三次地方制度調査会で出され...全文を見る
○佐藤国務大臣 ゼネコン汚職等、そういった意味で自治体を扱う者としてはまことに遺憾だと思っているわけでございまして、これは司法当局に任せるにいたしましても、地方の中で、これは直接民主主義、国政に比べれば、首長を選ぶにしてもあるいはリコール制等があるにいたしましても、そういう意味で...全文を見る
10月27日第128回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第10号
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○佐藤国務大臣 多くの説明は要らないと思いますが、今山田委員御指摘のとおりで、したがって、比例代表の場合には全国単位ということにしておるわけでございます。
○佐藤国務大臣 山田委員御承知のように、今度の改正の基本というのは、今までの個人本位によるところの、人格、識見、政策の争いというのを、資金力の争いということで今まで個人は争ってきた、それでは本当のいい政治にならないということで、政党を中心にしてやっていこうということであることは、...全文を見る
○佐藤国務大臣 確かに、山田さんも感じたと思いますけれども、今、候補者同士が選挙期間中顔を合わせるということがない選挙制度なんですね。私も立会演説会があるとき選挙やりましたから感ずるのでありますが、全然相手が見えない。どこかですれ違うことはあるかもしれませんよ、車に乗っていてね。...全文を見る
○佐藤国務大臣 リクルート事件が発覚してから既に五年でございます。若干の改革もいたしましたけれども、なおかつその後頻繁に、残念ながら政治家をめぐる金の関係においての腐敗行為が散見されるわけでございまして、政治の不信というのは極に達している、きわまれりと言って過言ではないと思ってお...全文を見る
○佐藤国務大臣 存じております。
○佐藤国務大臣 献金の道が断たれるのではなくて、個人献金のみになるということでございます。それは、言うまでもなく地方におきましてもゼネコン汚職その他たくさんの、残念ながら政治にまつわる、あるいは政治家にまつわる、首長にまつわる腐敗行為が起こってきております。その原資がどこかといえ...全文を見る
○佐藤国務大臣 それは断たれることではなくて、比例代表の方でも三十人候補者を出していただければ選挙に当然参加できるわけでございますので、その道は断たれてない。あるいは当初小選挙区の方で無所属で立たれて、そして一定のところを超えれば政党という扱いになるわけでございますので、断たれて...全文を見る
○佐藤国務大臣 今度の並立制では、御承知のように、衆議院というのが一面では政権選択の選挙制度というのを入れている、そういう基本的な位置づけがございます。そういう中において、やはり小選挙区で政権選択をするというときに、政党として過去の実績、それにふさわしい、政権選択に参加をしていた...全文を見る
○佐藤国務大臣 衆議院の選挙制度の抜本的な制度改革について出されたのは第八次だけだと思いますけれども、過去のもの、私の覚えている限りでは、ある意味じゃ取り入れられたものもあるし、取り入れられなかったものもあるということだと思います。  審議会というのは、そういう意味での、もちろ...全文を見る
○佐藤国務大臣 これは一般論じゃなくて、今の問題でいえば、政府は責任を持ってこの政治改革をなし遂げなきゃならぬ、これが連立政権の基盤であるという基本的な認識でございますから、当然のことながら、法案を通していただきましたならば、直ちに衆議院区画画定審議会を設置し、委員七名を決める、...全文を見る
○佐藤国務大臣 一つは、きのうも答弁をさせていただいたわけでございますけれども、連立与党の中にも、この問題につきまして、この法案提出につきまして、議員立法でやるべきだという意見もあり、かつ、あるいは政府が提出すべきだという意見もございました。  しかし事の性格上、あるいは連立政...全文を見る
○佐藤国務大臣 今小坂委員の御質問は、政党助成法に関する政党の要件ということに限っていると思うのであります。  政党という場合にも、政治資金規正法なり、公選法なり、いろいろ政党というものがございますが、この政党助成法の場合には、言うまでもなく国民の貴重な税金でございますから、選...全文を見る
○佐藤国務大臣 今小坂委員から御質問がございましたけれども、政党が分裂をした場合、あるいは無所属が党をつくった場合、これらはぴちっと法律に書いてあるわけでございまして、何ら、確かに御指摘のように時には幾らか助成額が変わることがあるわけでございますけれども、これは基準に従ってやるわ...全文を見る
○佐藤国務大臣 それは候補者を出せる名簿届け出政党ということであって、政党というものは、言うまでもなく、政治資金規正法でも政党助成法でも政党ということがあるので、政党という言葉を使うことは私たちは正確ではないと思っているわけです。  それから今の御質問は、小選挙区に候補者を出す...全文を見る
○佐藤国務大臣 葉梨委員のお話をずっとお伺いしておったわけでございますけれども、幾ら組織といってもやはりそこを構成する一人の人間、一人の政治家、これが、いい人といいましょうか、意欲を持っていろいろなことに取り組むということがなければ、その組織自体も活性化をされないと思います。そう...全文を見る
○佐藤国務大臣 その点につきましては、解散前の通常国会でいわゆる百七時間政治改革議論をやったときの中心的な課題だ。もう一つは、企業・団体献金をどうすべきかと。廃止すべき、いや一定の額認めるべき、この二つが、いわば百七時間の基本的な中身だと私思っております。一方の方では、衆議院とい...全文を見る
○佐藤国務大臣 実態につきましては、住委員御指摘のように、私のところの愛知県では今言われたほど激しくないのでありますけれども、かなりそういった氏名の入った文書とかと非常に紛らわしい、あるいは美観を損ねる、そしてお金が非常にかかるということで、いろいろと問題になっていることは私たち...全文を見る
○佐藤国務大臣 今まで禁止をされてまいりましたのは、そこで買収、供応が起こるであろうということ、それから来られる方が次から次から来られたら煩わしいというのが主な理由だったと承知をしておるわけでございますが、今回御承知のように非常に罰則規定というものが厳しくなってきているわけでござ...全文を見る
○佐藤国務大臣 人数の問題については、海部案のときに十五人という、腕章をつけてというお話がございました。しかし、実際には小選挙区の大きさが五十万人を一人という原則ということになってまいりますと、実際にやろうと思うと十五人ではとてもそれは原則的に解禁したということにならぬわけでござ...全文を見る
○佐藤国務大臣 政治資金に対する対応の仕方、それは政治家性悪論に立っているのではないか、ポスターのことについては、それは規制をしないではないか、これは対応の仕方が違うのではないかと言われましたけれども、これはやはり問題によりけりだと思うんです。政治資金に関係する問題は、残念ながら...全文を見る
○佐藤国務大臣 立会演説会というものが昭和五十八年に御承知のように廃止をされたわけでございますけれども、それはそれなりに、例えば候補者がそこに行けば、ちゃんと選挙管理委員会が集めてくれるわけですから話せるとか、そういういい面もあるわけでありますが、一方、候補者側から言わせますと、...全文を見る
○佐藤国務大臣 そういう御意見もあろうかと思いますが、実際のところ、それじゃ二週間、我々の選挙でいえば十四日間の間に、三百人のうち本当に立会演説会聞きに来た人は十人だったといたしますと、一体、本当にそれで選挙運動として我々の政策を訴え続けることができるだろうか。やはり効率の問題と...全文を見る
○佐藤国務大臣 住委員御承知のように、御指摘のとおりでございまして、東京におっても栃木や群馬のものが見れるという形に今なっておるわけでございます。  そこで、今度の場合には、御承知のように名簿届け国政党が政見放送ができるということになっておりまして、今、住委員御指摘のようなこと...全文を見る
○佐藤国務大臣 事は国権の最高機関である国会の議員の選挙が有効であるか無効であるかにかかわる、非常に私は重要な課題だと思っております。  住委員御指摘のような考え方も国民の中には随分あるということも私も承知をしておりますが、起訴される、起訴といいましょうか、こういう新しい裁判制...全文を見る
○佐藤国務大臣 住委員の御指摘、実は私も非常に感ずるわけでございます。  ただ、所掌としては恐らくこれは法務省になると思うんですが、私として答えさせていただければ、政党法は余り関係ないのではないか。ただ、今職務権限ということでかなり逃れられている部分というのはあるのではないかと...全文を見る
○佐藤国務大臣 今細田委員言われますように、県というものがそれなりの評価、位置づけ、あるいは県民、国民からなじまれているということは、もうそのとおりだと思います。したがいまして、自民党案でも我々の案でも、まず県に一つずつ配分するということにしたのがまず大前提でございます。  そ...全文を見る
○佐藤国務大臣 これは、法律で書いてあることは、今委員御心配のようなことはないのでございまして、つまり全部拘束名簿にしていただいても結構です。それは政党の裁量でございます。あるいは全部惜敗率にしていただいても結構であります。あるいはそれを両方ミックスして、例えば上の方は惜敗率、途...全文を見る
○佐藤国務大臣 各党のいろいろな考え方、事情によりましてやれることになっておるわけでございますから、今委員が例に挙げられました例も結構でございます。
○佐藤国務大臣 暫定政権ではございません。いろいろな政治課題をこれからなお一層解決をして、国民の皆さん方に、自民党からかわってよかったなと思っていただけるような内閣にしていくということが我々の責任でございます。
○佐藤国務大臣 きのうもその御質問がございましたけれども、宮澤内閣が不信任案を可決をされ解散・総選挙になった、そのときの政治的な問題は何だったかといえば、政治改革をしろということで国民の皆さん方の審判は下ったというふうに私たちは考えておりますから、当然のことながら、選挙制度を含む...全文を見る
○佐藤国務大臣 もちろん、国民の皆さんが挙げております不況の問題、冷害の問題あるいはロシアの核廃棄の問題、米の問題等々たくさんの政治的な課題があるわけでございまして、それをもちろん我々は解決しなければならぬと思っております。  ただ、御承知のように選挙の結果というものを冷厳に受...全文を見る
○佐藤国務大臣 木村委員もおわかりになって言っていらっしゃると思いますが、我々も政治改革の論議をここで一生懸命やっておりますが、あわせまして景気対策の方も一生懸命やっておるわけでございます。  宮澤内閣がした平成五年度の予算、執行率、契約率を上げるために九月七五%以上の契約率と...全文を見る
○佐藤国務大臣 これは、経企庁の方からお答えをした方が適切であると思います。
10月28日第128回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第11号
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○佐藤国務大臣 衆議院選挙区画定審議会法にもございますように、一対二未満になることを基本として七人の委員にお願いをするわけでございます。あくまで基本としてというのを、そのことを尊重し重視をしてお願いをしたいということでございまして、既にたびたびこの委員会でも御答弁をさせていただい...全文を見る
○佐藤国務大臣 北海道の支庁というのは、行政区画の概念の中に当然入っております。それからブロックというのは、一つの当然参考になるものであって、絶対的なものではないというふうに考えておりますが、そこでの生活圏の一体化ということを考えれば、それも大きな参考になる要素だというふうに考え...全文を見る
○佐藤国務大臣 当然のことながら、理論的には、委員言われましたように、何といっても衆議院と参議院、これが通らなければ法律にならぬわけでございまして、憲法に書いてございますように、選挙区というのは、法律をもって定める、こうなっておるわけでございますから、理論的には委員が言われました...全文を見る
○佐藤国務大臣 法律には、御承知のように、「行政区画、地勢、交通等の事情を総合的に考慮し」という文言になっております。そこで見える言葉としては「行政区画、地勢、交通等」ということでございまして、それしか書いてございませんけれども、総合的に勘案しというところで、今武部委員言われます...全文を見る
○佐藤国務大臣 私も、岩國さんのその論文そのものかどうかわかりませんが、例えば公共事業の国民一人当たりの額が島根が多い、それは非常に東西に長いからであってというような論文を読んだのは覚えておりますが、いずれにしましても、今の先生の意見は、面積というものをいろいろな意味で入れたらど...全文を見る
○佐藤国務大臣 私は、法律に書いてございますように、「行政区画、地勢、交通等の事情を総合的に考慮して合理的に行わなければならない。」という文章の中にすべて含まれておると思っておるわけでございますが、委員御指摘のように、参考にするとなれば、先ほども触れましたけれども、この委員会の中...全文を見る
○佐藤国務大臣 今、過日に行われました県会議員の選挙の定数に関する判決についてお話がございましたけれども、県会の定数の特例区を設ける話とこれとはまた次元を異にする話だと思うのです。  しかし、いずれにいたしましても、今日までの定数是正をめぐります最高裁の判例等々の考え方も頭に入...全文を見る
○佐藤国務大臣 委員御承知のように、有権者の皆さん方に比例代表の場合に候補者の名前があらかじめわかっていて、そしてその政党に入れるというものについては、選挙された議員だということになっておるわけでございまして、何ら憲法上問題がないことは、もう既に参議院の拘束名簿式比例代表制で御承...全文を見る
○佐藤国務大臣 今委員から、具体的なこんな問題が起こるんじゃないだろうかという想定のもとにお話がございましたけれども、本来、選挙活動というのは、原則的にその運動自体は自由であるという根本思想が流れておるわけであります。  ただ、金による力とかいうことは当然規制をされ、また公的に...全文を見る
○佐藤国務大臣 御承知のように、政治資金規正法上、寄附というのは「金銭、物品その他の財産上の利益の供与又は交付で、党費又は会費その他債務の履行としてされるもの以外のものをいう。」ということが法の第四条第三項にされておるわけでございまして、「財産上の利益」というのは、金銭、物品に限...全文を見る
○佐藤国務大臣 答弁するに当たりまして、今委員は創価学会の例を出されましたけれども、具体の例について私が実態を把握し、それをどう見るかということを言明する立場にはございませんので、具体の例については避けさせていただきたいと思います。  ただ、一般論といたしまして、お互いに候補者...全文を見る
○佐藤国務大臣 これは、言われている趣旨は私たちもよくわかり、御説明申し上げましたように、寄附というものは何も金銭だけではございませんと、便宜供与も入っておりますということは申し上げてきたわけでございます。ただし、会費とか党費等はもちろん別でございますが。それにかかわる便宜供与と...全文を見る
○佐藤国務大臣 今までの山花政治改革担当相との間のやりとりの中で答えは出ているのではないかと思うんですが、一般的な意味での政治活動というのは禁止をしていないことは、今、山花大臣も言われたとおりであります。したがって、減税の問題なりその他の政策の問題について経団連が発言をなさること...全文を見る
○佐藤国務大臣 衛藤委員御承知のように、並立制で比例代表の果たす役割というのは、多様な民意を、国民の皆さんのいろいろな民意をできるだけ反映をさせようというのがこの比例代表を入れた趣旨でございますから、そのことから申すならば、県別にした場合は、例えば自民党案の百七十一にいたしますと...全文を見る
○佐藤国務大臣 細川内閣を代表して提案をした自治大臣という立場から申しますならば、ここに提案に至るまでに、山花政治改革担当相ほど昔には私はさかのぼりませんけれども、それなりに与党が大変審議を重ねて本法案の基礎をつくっていただいたわけでございます。政府・与党一体でございますので、私...全文を見る
○佐藤国務大臣 山花改革相の答弁に尽きていると思っておりますけれども、選挙制度そのものをいろいろな観点から論ずる、評価をする、いろいろあろうかと思います。私たちも併用制というのが一番いいのではないかと思ったこともございますが、残念ながら我々が絶対過半数をとれているわけではない。公...全文を見る
○佐藤国務大臣 長い時間審議をされている中で、足切り条項の三%の問題についても、何度も私たちの方としては御答弁申し上げてまいりました。自民党さんの案にも三%の足切り条項はあるわけでございます。
○佐藤国務大臣 政府としてということでございまして、まだ私、女性担当ではないものですから、女性担当大臣がいらっしゃるわけでございますので、それを越えてはいけませんけれども、先ほど広中大臣からもお話がございましたように、全部一律、数字一律をもってやることが果たしていいことかどうかと...全文を見る
○佐藤国務大臣 結論的には大賛成でございます。有権者の半分よりちょっと超しておると思いますが、女性の方が多いわけでありまして、男女でこの日本の社会は成り立っているわけでありますから、もっともっと本当は私も女性が出てきていただいていいと思います。  ただ、先ほど人材と申しましたの...全文を見る
10月29日第128回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第12号
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○佐藤国務大臣 まず冒頭申し上げさせていただきたいのは、自治大臣を担当させていただいて、数々のゼネコン汚職、知事、市長、町長が逮捕され、収賄側は絶えず自治体の長であるということについて、私は大変危機感を持っておるわけでございます。今、地方分権と言われ、先生も長いこと県会におられて...全文を見る
○佐藤国務大臣 今谷津委員が挙げられました無所属の数字は、例えば社会党でいえば社会党推薦という数字はそういう形で入っていませんので、全部が全部、全くそういう意味で党とは無関係という数字ではないと思っておりますが、かなり、市町村会議員に行くほど無所属が多いことは、私も存じております...全文を見る
○佐藤国務大臣 たびたび他の方も答弁しておりますけれども、これを設けるときに、どこに限るべきか、委員御承知のように、初めは県会までだったわけですよね。政令市は入っていなかった。その際の説明と申しましょうか意義というのは、広域性、広い地域だからということで、広域性ということでござい...全文を見る
○佐藤国務大臣 谷津委員が言われますように、個人献金になるべくインセンティブを与えて、なるべくしていただくようにしようじゃないかというその観点からいえば、私たちも全くその意見を無視をしてというつもりで臨んできたわけではないわけであります。  ただ、これは先ほど言いましたように、...全文を見る
○佐藤国務大臣 谷津委員言われますように、本当にその意味では、そういうケースの場合に事実上選挙がないというふうなことは、やはり市政に活力を欠くことになってくると思いますので、私も遺憾だと思っております。  したがって、この前の、昨年十二月のいわゆる緊急改革にもできましたしうに、...全文を見る
○佐藤国務大臣 政治家個人が、地方議員の方であろうと、有権者の方々に接する機会をたくさん持つことは何も否定しているわけではないわけでございます。  ただ、御承知のように、今日まで政治スキャンダルと言われるものが、最近五年間とっただけでもリクルート、共和、佐川と立て続けになって、...全文を見る
○佐藤国務大臣 実は、きょう午前中に自民党の委員の方から一時間半、地方議員の方、首長の方の御質問がございました。私答弁させていただきましたが、今先生の言われていることについて簡単に答弁させていただきますと、一つ、系列化が進むのではないかという問題につきましては、これは、四百十四億...全文を見る
○佐藤国務大臣 先ほどの委員の質問に一つだけ、大事なことを落としましたのでつけ加えさせていただきたいと存じますが、お説教だけでするつもりはないわけでありまして、つまり今まで、企業といっても御承知のように三百万社あって、有限会社まで入っているわけですね、企業という概念の中には。それ...全文を見る
○佐藤国務大臣 一つは、政治が委員言われましたように国家から独立する、これは非常に私たちも重要な要件だと思っております。したがいまして、それと同時に、日本の最近の政治を見たときに、企業からの独立、このことも非常に重要な要素なのではないかというふうな発想が本法律の基本になっているわ...全文を見る
○佐藤国務大臣 今の件に答弁する前に、先ほど私最後の答弁のところで会計検査院と申しましたが、委員御指摘のように公認会計士法の三十二条、三十二条のところでございますので、改めさせていただきたいと存じます。  それから、委員言われましたように、今、議員会館の問題あるいはコンピュータ...全文を見る
○佐藤国務大臣 私も、今委員言われましたように、政治家の身辺は非常にきれいにしていかなきゃいかぬ。私の資産報告を見ていただきますと、二十四年近く国会議員やってこれだけかと言われるのでありますが、それでいいと私は思っておるのでございます。  今ベンツの例を言われましたけれども、ベ...全文を見る
○佐藤国務大臣 その件は、参議院の比例代表を入れるとき、つくる前から実は大変な議論になっておったわけでございます。ただ、御承知のように、憲法四十二条第一項にございますように、議員というのは国民の代表であるという限り、一度国会に議席を持った者は、いわば法的には何物にも拘束されない独...全文を見る
○佐藤国務大臣 今中谷委員が、比例の参議院の場合の拘束名簿で移籍をするというのは、先ほど言いましたように、かなり前からいろいろ議論があるところですが、いわばこれはレアケースだと思うんです。レアケースでも、ありました。その問題と一票制、二票制の問題を絡ませるのは非常に難しいのではな...全文を見る
○佐藤国務大臣 塩谷委員の御質問、ある意味じゃもっともだと思うのであります。というのは、この前の百七時間の審議というのは、自民党は五百の単純小選挙区制、そして、社会党、公明党として出した案というのは、小選挙区を二百として全体は併用制でやろう、比例代表制が非常に強い案だったわけでご...全文を見る
○佐藤国務大臣 今塩谷議員のお話、質問をお伺いしておりまして、私はお父様と一緒だったことがあるものですから、お父様は本当の非常に倫理観の強い謹厳実直な方であったことを思い出しておるわけでございますが、今の御質問もまことにまじめな、本当に真剣な私は質問だと思っておるわけでございます...全文を見る
○佐藤国務大臣 現状におきましては非常に少ないわけでございまして、数字が必要でしたら政府委員に答弁させます。
○佐藤国務大臣 今、前半に言われた調べるということは、なかなか我々にはそれだけの権限がございませんのでそれはできないのでありますけれども、五年後のときには、今塩谷委員言われますように、個人献金につきまして、従来ありました所得控除に加えまして、新たに税額控除を三〇%入れたわけであり...全文を見る
○佐藤国務大臣 きょうは、かなりの部分その問題について審議があったわけでございますけれども、先ほど山花大臣からもお話ございましたし、また塩谷さん自身からもお話ございましたけれども、日本の国政が御存じのように大変不信を呼んで、政治スキャンダルが相次いだ。しかし、その中には、また地方...全文を見る
○佐藤国務大臣 今度の改正の基本は、林委員に言うまでもなく、政党本位、政策を中心にして日本の政治を変えていこうということが、その底に流れる哲学でございます。  したがいまして、例えば今言われた例でも、小選挙区の部分で、それでは小選挙区の選挙運動において、政党が出している、政党の...全文を見る
○佐藤国務大臣 林委員の言われることはよくわかります。  今、林委員の方が極めてリベラルで、我々の方が何か規制派のように見えますが、むしろ我々の方が基本的に政治活動の自由あるいは政党活動の自由、政治家の自由というものを重んずるつもりでおるわけでございまして、しからばすべて自由で...全文を見る
11月02日第128回国会 参議院 地方行政委員会 第2号
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○国務大臣(佐藤観樹君) 鎌田委員にはもう地方自治の御専門ですから私がくどくど申すまでもないわけでございますけれども、できるだけ住民に近い行政事務は地方公共団体でという基本的な考え方にのっとりまして今日まで国の権限移譲ということでそれなりに進めてきたところでございます。具体的には...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 自治大臣に就任してから約三カ月がたとうとしておるわけでございますけれども、今、鎌田委員が御指摘になること、私も感ずるところがあるわけでございます。  二つの点を申し上げさせていただきたいのでありますけれども、一つは、国と地方というものがお互い、国民のゆ...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 率直なというお話もございましたが、事は国会のあり方にもかかわる、あるいは常任委員会制等々もございますので、その部分は若干答弁を控えさせていただきまして、今衆参におきまして地方分権の特別委員会というのができ、かつその中で各省庁にまたがるような問題について幅...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 四月十九日の答申でございますので、今既に各省庁といろいろ調整をとりつつあるわけでございますが、細部につきましては行政局長の方からさらに具体的内容について答弁させていただきたいと思います。
○国務大臣(佐藤観樹君) できるだけ早くと申しましたのは、私たちとしては、今行政局長からお答えさせていただきましたけれども、次の通常国会には調整済みの上法律にして出させていただきたい、それを頭に置きながら準備をさせていただいております。今国会、この臨時国会ということではなく、次の...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 今、財政局長から答弁をいたしましたし、また鎌田委員がむしろ一番御承知でございますが、八十四兆の借金を抱え、かつ歳出面ではこれからどちらかといえばふえる方向ばかりだと言ってもいいし、歳入の状況は御承知のとおりでございますし、また短期的にも非常に苦しい時期だ...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 地方分権の大きな国民的な要望があり、かつ財政がこのように厳しい中でございますから、時あたかも税調がいろんな角度から国も地方も税制につきましていろいろな各般の議論がなされていることは非常に重要な時期だと私考えておるわけでございます。  そこで、私自身も九...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 委員御指摘のように、直接税が九割ということになっておりますから、景気の波に財政が左右されるという度合いが非常に強いということでございます。しかし、一方、地方公共団体がやる事業というのは福祉の問題にいたしましても生活の周りの問題でございますから、これはいわ...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 今、税調で議論されていることにつきまして、答申が出れば細川総理同様答申を尊重するのは当然だと思っておるわけでございます  委員御指摘のように、住民税を含めた所得税減税あるいは消費税率のアップという問題も出ておるわけでございますけれども、その中で消費譲与...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 今申しましたように税調の答申自身が出たわけではないものですから、出るであろうものを想定して最終的な物を言うのはいかがかと思いますけれども、いずれにいたしましても、一つは減税するにしても、あるいは地方分権を支える自主財源という観点からも、いかにあるべきかを...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 委員言われましたように、未曾有の災害と言っても決して過言ではないと私たち思っております。今日まで一応一定の普通交付税の早期交付等々それなりのことはやってまいりましたし、また基本的には当然のことながらゼロがマイナスになったわけですから、マイナスをとにかくゼ...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) ある意味では大変難しい御質問とも言えるのでありますけれども、ボーナス時に賞与からは取っておりませんというのをまたわざわざPRするのも何かとも思いますが、いずれにしろこれからの議論、これはもちろん当委員会は当然でございますけれども、国民的に、一体住民税とは...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 委員御指摘のように、非常に交通網もよくなりましたし、通信網もよくなりましたし、そういった意味では広域経済圏がもう県を超えておるという認識は私も非常に強くしておるわけでございます。  選挙制度の問題等でも、この前社会党と公明党さんと出したときにも、ブロッ...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 今日まで、参議院のあり方の問題につきましては政府は次のような見解を総理以下申し述べておるわけでございます。  衆議院に小選挙区比例代表並立制を導入した場合に、参議院との制度の比較におきまして衆議院の方は、小選挙区も比例代表も完全に党が中心になるという前...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) その趣旨及び実態、考え方につきましては今答弁したところでございますけれども、これから中核市制度というところは人口三十万を中心に物を考えていくというような問題もこれあり、また委員御指摘のように、事業所の転出というのが事業所税だけで起こっていることかどうか、...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 確かにそういう御苦情というんでしょうか、これは私たちもわかるわけでございますので、今岩崎委員言われましたような方向に向けてできる限り努力をさせていただきたいと思います。ただ、細部につきましては局長の方から答弁させます。
○国務大臣(佐藤観樹君) 今岩崎委員が言われました問題につきましては、まだ何ら大蔵省と接触をしたことはないわけであります。  御指摘のように、概算要求の中で当然のことながら我々としては要求をしておるわけでございます。したがいまして、私たちといたしましては過去の経過からいってこれ...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 今岩崎委員言われましたように、まさに日本の政治の縦割り行政の最たるものと言ってもいいのじゃないかと思うわけでございます。  そういう具体的な御指摘を今後ともいただきまして、私たちとしても今吉田局長から答弁いたしましたように、日本ほどそういう意味で住民の...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 若干ダブりますけれども、非常に重要な点でございますので一言お答えをさせていただきたいと思うわけでございます。  固定資産税の評価につきましても、各位のいろいろな御指導もいただきながらかなり現状に近いと申しましょうか非常に納得がいただけるようなシステムに...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 私が就任をさせていただいて以降も、知事それから市長、特別区の区長、町長ということで、収賄側が地方自治体の首長であるということにつきまして私といたしましても極めて遺憾なこと、むしろ正直言いまして危機感を持っているといっても過言ではないと思っているわけでござ...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 先ほども答弁の中に言わせていただきましたけれども、当委員会にも知事御出身の方もいらっしゃって立派な方がいらっしゃるわけでございまして、四十七都道府県の知事全部がそうなっている、副知事がそれに関与しているということではない。やっぱりそこには基本的に職務の公...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 自治大臣として自治省限りの話でございますけれども、一つは繰り返しになりますけれども、御承知のように、知事というのは県民に選ばれてそういう識見なりあるいは経験なりというものを経てやるわけでございますので、その意味で、あとは汚職事件などに巻き込まれるかどうか...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 私の前の大臣でございますが、綱紀の粛正、それから制限つき一般競争入札の活用についても検討を行うことということで、事務次官通達をまず七月三十日に行いました。  しかし、残念ながらその後宮城県知事が九月の末に逮捕されるということがございまして、十月一日付で...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) ちょっと補足をさせていただきたいのでございますが、先ほど岩本委員の御質問の中に全市町村というようなお話もございましたけれども、今申しましたように、この試行につきましては県及び政令市でございます。  それから、ガットの関係での建設協議がございますけれども...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 財政状況につきましては続委員も御専門でございますので、もう短い時間でございますから、くどくどダブらないで考えを述べさせていただきたいと思います。  御承知のように、都道府県税の見込みが大きく下回っているわけでございますので、減収補てん債の発行によりまし...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 規制緩和の問題につきましては、村田自治大臣が三年以内に一万九百四十二件あるのを五千件ほどに減らしたいというふうに言われたように私も承知をしております。  これはきょう鎌田委員からも御指摘いただきましたけれども、一万九百四十二件というものを規制という言い...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 実は続委員御指摘のように、あるいはきょうも岩本委員からもお話ございましたように、収賄側が各地方自治体の首長である、知事であるということにつきまして、大変私も遺憾に思うというよりも、今続委員自身も言われましたように、せっかく地方自治体に対する期待が大きいと...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 細部につきましては公務員部長の方から答えさせていただきますが、問題を二つに分けて、一般職の問題の場合、ここでは人事構成が今平均四十歳になっていると思っておりますが、そういう年齢構成を考えたり、また公務に精通した職員を継続的に確保するという人事計画等からい...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) この問題は自治大臣としてお答えすべき問題がどうかはわかりませんが、私の個人的見解ということで聞いていただきたいのでございますけれども、私は社会というのは男女で成り立っている、どちらがすぐれているとかどちらがすぐれていないではなくて、男は男としての感覚やら...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 実は今山崎委員の御指摘の問題は非常に難しい問題を私は含んでいると思っておりまして、質問をいただいてから公務員部長を中心にいたしましていろいろと検討しておるところでございます。  これから答弁します中に、通称と言っておりますのは一般に通用する名称というこ...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 誤解のないように申し上げておきますが、今山崎委員の言われた電通と朝日新聞は民間でございますので、これは人間社会の中で許されることではないかと思うのでございますけれども、今私は公務員に限って御答弁申し上げましたので、その点はおわかりかと思いますけれども、誤...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 一つは、御心配いただいております政治改革の衆議院におきます審議は、日程的には私も非常に厳しい日程だと思っております。当然のことながら、もう一院であるところの参議院さんにおかれましても十分審議を賜りたいという性格のものでございますから非常に厳しいと思ってお...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 議員各位も外国へ行きますと、まことに街の景観は美しい、どこが違うかと考えれば、長谷川委員に申しわけないんですが、NTTの方になりますけれども、あの電柱が街に立っていることが非常に景観を損なっている。都心へ行けばあれがないだけでいかにすっきりしたきれいな景...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 今これを見せていただきましたけれども、一体こんな職場で勤める気になる人があるでしょうか、私はまずそういう疑問を持ちました。  それは、公務でありますから、金の執行につきましても何事も厳正にやらなきゃいかぬ。ただ、警察というのは突発的に事件が起こればそれ...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 今釘宮委員からも言われましたように、私も衆議院議員という立場でも長いことこの問題を担当してまいりました。  近々からとってみても、リクルート事件が発覚したのは五年前でございます。それから海部内閣があの並立制を出したのがおととしの九月でございます。審議に...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 大変幅広い御質問をいただいたわけでございますけれども、今公的支出のうち地方財政が占める割合が七六%、これはもちろん国で予算を組んだものの、補助金という格好で地方のやる問題も含めて四分の三は地方公共団体が事業を執行するという状況になっておりまして、大変大き...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 今の局長の答弁に尽きておるわけでございますけれども、私に全部権限があればあしたにでもやれると思うのでありますけれども、例えばここで言えば建設省あるいは厚生省ということになるものですから、今も局長から答弁がありましたように、我々としても逐一各省庁とこういっ...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 前半の問題につきましては、都道府県から市町村に移譲されたということで、最も身近な問題でありますから、それが最も身近な行政を行います市町村に移されたということにつきましては私たちとしても前向きに評価をしていきたいと思っております。  今、各計画をつくって...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 今御指摘のように、老人保健福祉計画、これは大体各市町村ででき上がりつつあると思っております。そうしますと、その内容、事業量というのが大体我々の目に見える、計測できるような格好になってくるわけでございます。  そして、今西川委員言われましたように、その次...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) きょう何度か御答弁をさせていただいたわけでございますけれども、まだ税調の完全な答申が出ているわけではないわけでございますけれども、税調答申が出たとき、細川総理も言われておりますように、私たちもそれを重く受けとめるというのが自治大臣という立場で当然だと思っ...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) この問題については長い経過があることはもう御承知のとおりでございまして、我が方といたしましても毎年百八十億から二百二十億の負担の調整事業ということで出しておるわけでございまして、その先につきましては今申しましたように政府全体で審議をするという場になってお...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) かなり実務的な問題にかかわる話でございますけれども、税金の方のことでも納税者番号を入れたらどうだというお話があり、あるいは自治省が所管をしております住民基本台帳を使ったらどうだという話があり、あるいは年金の番号制を入れたらどうだという話があり、かなり実務...全文を見る
11月04日第128回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第14号
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○佐藤国務大臣 今の保岡委員の御質問は、すぐ数字が出てくるのには大分、膨大な量があるものですから、ちょっと政府委員に答弁させます。数字は出ております。
○佐藤国務大臣 一言だけ、議論が先に行く前に申し上げさしていただきたいのは、現行の政治資金規正法は、御承知のように公開基準は百万円超ということになっております。したがいまして、一億円裏献金といいましょうか不透明な格好でもらおうとすれば、現行法では百個政治団体をつくればいいというこ...全文を見る
○佐藤国務大臣 今度の政府案では、御承知のように、個人献金によりまして資金管理団体をつくってもらいたい、こういうことに、現実に自治体議員の方々の場合にはなるわけでございます。それで、今河村議員自身も言われましたように、五千円、一万円、そのくらいの規模なら、企業の企業献金という形を...全文を見る
○佐藤国務大臣 ドイツの比例代表選挙における名簿届け出の要件は、一つといたしまして、連邦議会または邦議会において前回の選挙以降継続して五人以上の議員を有する政党、二番目は、邦内の選挙人の千分の一以上の署名を添えて届け出た政党。それからノルウェーにおける名簿届け出要件は、一つ、あら...全文を見る
○佐藤国務大臣 供託金の話をしますときには、これは換算率を統一していかないといかぬと思いますので――いや、違うのです。金額を、言うまでもなくポンドとかフランとかあるわけでございますから、換算率を統一して物を言わせていただきたいのでありますけれども、我が方の方は通貨の換算は外国為替...全文を見る
○佐藤国務大臣 正森委員に御説明するまでもなく、供託金というのは法定得票数をとればちゃんと返ってくるお金でございますから、それだけの自信があるところは十分それはそれだけのお金を出していただくということは至当だと思っております。  特に、選挙の運動量を決めるときには候補者の数によ...全文を見る
11月05日第128回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第15号
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○佐藤国務大臣 今、赤松委員御指摘のような格好のものはなくなります。
○佐藤国務大臣 私も新聞では拝見をしておりますけれども、具体的な事実関係については承知をしておりませんので、一般論で申し上げさせていただきたいと存じます。  これは、出す方が、一体五百万円というのは一社が出したのか、あるいは俗な言い方をすればグループという格好で何社かが出したの...全文を見る
○佐藤国務大臣 あれは秋ぐらいからと思いましたが、緊急改革ということで、与野党で、当時は十八項目だと思いましたけれども、それを一生懸命やり、さらに、金丸事件が発覚をいたしまして、三項目もつけ加えて二十一項目、もちろんまだ国会改革等に関するものは入っておりませんけれども、それを国会...全文を見る
○佐藤国務大臣 まず、津島先生は大変勉強家でございますから、意図的に私の言ったことを曲げて今言われたと思いますが、私は、重役等が個人献金をするのに会社から上乗せをして出してもらってやればいいじゃないかなどということを勧めたことも、言ったことも、一回もございません。日本の企業、約三...全文を見る
○佐藤国務大臣 国会議員は長い間選挙公営というのを随分やってきたわけでございまして、昨年の緊急改革の中で、御承知のようにはがき、ポスター、自動車等について、地方の議員の方の公営化の道を開きました。あとは、ポスターと自動車につきましては条例をつくってと、こういうことになっておるわけ...全文を見る
○佐藤国務大臣 水野委員の御質問は、これが公選法上触れるのではないかという問題ではないかと思っております。  具体的に私、具体の例でございますので直接お答えするわけにはいきませんのですが、一般論で申しまして、御承知のように公選法の百五十一条の五に、「何人も、この法律に規定する場...全文を見る
11月08日第128回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○国務大臣(佐藤観樹君) 御指摘のように、四月十九日に地方制度調査会の方から答申が出されまして、広域連合制度、中核市制度ということが大きな柱になっておるわけでございます。私たちといたしましては、地方分権の一環といたしまして、その前段と言ってもいいかもしれませんけれども、ぜひこれは...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 鎌田委員言われるほど妙策というのがあるわけではございませんけれども、数年来、抑制ぎみに地方債の方もきたわけでございますけれども、今、委員御指摘のように、地方単独事業を景気対策として積極的にやっていこうということで、かなり地方債の増発ということできて、平成...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 平成五年度の地方税収につきましては、御承知のように道府県税で法人事業税が前年に比べて一五%減収となっております。特に、市町村税におきましても市町村民税、法人税割が大きく落ち込んでおりまして、市町村税全体といたしましてほとんど伸びが見られないという状況でご...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 先ほど触れましたように、地方税収も地方財政計画を二年連続して決算額において下回ること必至じゃないかという財政状況でございますので、代替財源なしに住民税というものを減税する、もちろん減税のやり方には課税最低限を上げるというのやら刻みをどうするという問題もあ...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 私もその報告書を直接見ていないので一般論として申し上げさせていただきますけれども、盆暮れに五百万円ずつということでございますから年間一千万円、そして今挙げられましたように四つの団体ということだとすれば、これは当然のことながら百万円を超えるわけでございます...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 午前中に鎌田委員からも同じような御質問がございましたけれども、私はこの制度自体がほぼ五十年こういう格好で来、そして例えば予算時には中央に陳情に来るという、こういう体系になっているがゆえに、確かに今度の最終答申でも指摘をされておりますけれども、地方の国への...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 地制調の方で出ました広域連合制度あるいは中核市制度、これは現行制度の基本的な大きな枠組みの中で改革をしていくものと考えていただいた方がいいのではないか。  それから、行革審の最終答申で出ましたものは、これは国と地方の役割というものを大胆に本格的に変える...全文を見る
11月16日第128回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第18号
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○佐藤国務大臣 去る十月二十七日に細田委員の方からそのようなお尋ねがございまして、比例代表選挙の名簿順位のつけ方について、一番から五番までは比例だけの候補者として、六番から十番までは小選挙区の立候補者を惜敗率がいい順に五人並べ、この場合にはまだ固有名詞が決まっていないということの...全文を見る
○佐藤国務大臣 政府といたしましては、河野洋平君外十七名提出の各法案につきましては、反対であります。  また、公職選挙法の一部を改正する法律案に対する修正案につきましては、特に異議はございません。     ―――――――――――――
11月26日第128回国会 参議院 本会議 第7号
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○国務大臣(佐藤観樹君) 公職選挙法の一部を改正する法律案、衆議院議員選挙区画定審議会設置法案、政治資金規正法の一部を改正する法律案及び政党助成法案、以上四件につきまして、趣旨とその内容の概略を御説明申し上げます。  初めに、公職選挙法の一部を改正する法律案につきまして御説明申...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 坂野議員の私に対します御質問が四点ございましたけれども、今総理の懇切な答弁の中でほとんど尽きているように思いますので、簡単に答弁をさせていただきたいと存じます。  今度の政治改革につきましては、選挙制度の改革について参議院のことを視野に入れずに改革をし...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 最初に、衆議院に並立制を導入することによって地方選挙の改革についてはどう考えているかという御質問がございました。  確かに、国の選挙制度と地方自治体の選挙制度、この両者の整合性ということについても非常に重要なことでございますが、一方ではまた、御承知のよ...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 戸別訪問を原則自由化した場合に、国民の中にいろいろと不安が出てぐるのではないかという御質問がございました。  戸別訪問につきましては、かねてから買収等の温床になるとか、あるいは選挙をやる側も有権等の側も煩にたえないのではないか等いろいろなことが指摘をさ...全文を見る
12月01日第128回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○佐藤国務大臣 今、越智委員のことについて、幾つか重要なことについてお答えをしなきゃならぬと思っております。また、今、細川内閣になってから、そういう意味での地方分権と申しましょうか、税制のあり方そのものをかなり問われておる時期だというふうに思っております。  まず一つは、国と地...全文を見る
12月03日第128回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○佐藤国務大臣 ゼネコン汚職と言われるもので、一部地方公共団体の工事の執行がおくれているのではないかというお話をいただいているわけでございますが、これは我々の報告を受けております中では全くの一部でございまして、大勢としてそういう御懸念には当たらない、著しい支障が生じているというこ...全文を見る
○佐藤国務大臣 先ほど総理の方から全般的なお話がございましたけれども、決して総理の御発言は私は後ろ向きだと思っているわけではないし、今の高鳥委員のお話を聞けば、大体思っていることは一緒ではないか、こう思います。  今、御承知のようにいわゆるパイロット制度、地方分権特例制度という...全文を見る
○佐藤国務大臣 今法律論についてのお話がございましたけれども、私たちとしては、具体的な今言われたことを認定をして、これが公選法違反になるということを、自治大臣という立場でこれを認定をする立場にはないということであります。
12月06日第128回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○佐藤国務大臣 原田委員御指摘のように、私たちといたしましても、景気対策をやる上におきましても、何といっても土地がないことには物ができぬわけでございますので、そのための先行取得というのは随分進めてきておるわけでございます。  御承知のように、公共用地の取得債もございますし、ある...全文を見る
○佐藤国務大臣 本問題につきましては、この委員会でも、総理を初め、国会決議に基づいて鋭意努力をしているということはもう再々お答えがあるわけでございまして、今、佐藤委員の方から長い経験を通じてそういうふうに言われますけれども、我々はその中身を見たわけではございませんから、今我々は政...全文を見る
12月07日第128回国会 衆議院 地方行政委員会 第1号
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○佐藤国務大臣 ただいま議題となりました地方交付税法等の一部を改正する法律案の提案理由と一その趣旨について御説明申し上げます。  今回の補正予算により平成五年度分の地方交付税が一兆六千六百七十五億二千万円減少することとなりますが、地方財政の状況にかんがみ、当初予算に計上された地...全文を見る
○佐藤国務大臣 今穂積委墓言われましたように、我が国の経済の状況というのはかってない厳しさの中にあると思っております。私もかなり経済問題、長くおつき合いをさせていただいたわけでございますが、合いい指標というのは住宅そして公共事業の執行というのがいい線でございまして、あと個人消費も...全文を見る
○佐藤国務大臣 実は、穂積委員とは公職選挙法の委員会のときに一緒に、たしかイタリア、ハンガリー等だと思いましたが、お邪魔させていただきまして、そのときに、随分穂積委員の農業に対する情熱あるいろいろなお話をいろいろな角度からお伺いしました。  私も、今自治大臣に就任をさせていただ...全文を見る
○佐藤国務大臣 この半年以内に、茨城の知事、仙台の市長、三和町長、それから宮城の知事ということで、贈賄側はいろいろ変わりましたけれども、収賄側は残念ながら一部の地方自治体の首長であるという事態につきまして、自治大臣という立場からも極めて深刻に受け取っておるわけでございます。  ...全文を見る
○佐藤国務大臣 地方財政の状況につきまして、穂積委員言われましたように大変厳しい状況であるということは、先ほど例を挙げましたけれども、この二年の間に、例えば平成五年の当初は八十一兆の借入残高でございましたが、これがこの補正予算、第二次補正予算を終わったときには八十八兆、あっという...全文を見る
○佐藤国務大臣 率直に言わせていただきまして、私もあちらこちらでかなり声を大きくして言ったのでありますが、政府の税制調査会において、これだけ地方分権だと言われる時代に地方の独自財源というものについてどうあるべきかという議論が余り時間的にもなされなかったということについては、極めて...全文を見る
○佐藤国務大臣 地方分権に対する全体的なこれからの構想について若干お話をさしていただきますれば、蓮実委員のこれからの全体的な質疑に資するかと思うわけでございますけれども、御承知のように、地方分権特例制度、いわゆるパイロット自治体というので、これは我が省だけではございませんけれども...全文を見る
○佐藤国務大臣 蓮実委員言われますように、そういう意味で、どこまでとは言いませんけれども、比較的大きい自治体はかなり人材がそろっている。これは、自治省との交流もあり、県と市町村とのいろいろな人事交流等もございます。  それから、蓮実委員御指摘のように、人材というのは私も非常に重...全文を見る
○佐藤国務大臣 市町村合併の最近の状況については後で担当に答えさせますけれども、先ほどの中で、再来年の三月、平成七年の三月、御承知のように市町村合併特例法が時期を迎えるわけでございます。したがいまして、今の市町村の受け皿、総理の言葉で言えばサイズと言われますが、それでいいのかどう...全文を見る
○佐藤国務大臣 蓮実委員もよく御承知のように、現在の市町村の合併の特例に関する法律というのは、合併に対して中立的という表現がいいのかどうかわかりませんが、例えば、合併した場合の議員の任期の特例とか、こういう、合併を促進するわけでもない、促進した場合にはこういうことですよという、特...全文を見る
○佐藤国務大臣 郡というのが法律に出てくるのは公職選挙法だけだそうでございますが、郡も地域地域によると思うのです。一つの一体性を持ったところもあれば、郡の中の町村が隣の市町村に合併してしまって、極端な話、一郡一町というようなところもあるわけでございますので、一概には言えないと思い...全文を見る
○佐藤国務大臣 審議をお願いした、そこから出てきた内容についていろいろと批判めいたことを言うのは何かとは思いますけれども、委員お読みになられましたように、そこに書いてあるのはほぼ現状のことが書いてあるのでありまして、これからの展望というのは余りそこの中から、あるいは行間からも読み...全文を見る
○佐藤国務大臣 今、何兆円の所得税減税ということが言われておりますのでは、所得税だけでいいのか、住民税はどうするのかという問題に必ずその次に発展してまいります。その際に、一体、では住民税を減税する、住民税という本来地方自治体におきます会費と申しましょうかそういろ性格を持っているも...全文を見る
○佐藤国務大臣 私も新聞のかなり隅々までいろいろな格好で見、また自治体の名前が出てくると、またゼネコンのいわゆる汚職の問題等が出てくると、かなり注意をしているつもりでございますが、ちょっと数字まではわかりませんので、吉田行政局長の方から答弁させます。
○佐藤国務大臣 これは佐藤委員御承知のように、地方自治法の施行令百六十七条の十二で、「普通地方公共団体の長は、指名競争入札により契約を締結しようとするときは、当該入札に参加することができる資格を有する者のうちから、当該入札に参加させようとする者を指名しなければならない。」これは指...全文を見る
○佐藤国務大臣 私は必ずしもそうは思わないのであります。やはりこれは、何といっても公共事業というのは、皆様の税金である公金の支出でございますから、その意味では極めて透明性高くやるべきまず性格だと思うのです。  私も、実は選挙法を長くやってきたものですから、佐藤委員言われますよう...全文を見る
○佐藤国務大臣 日本のゼネコンが技術的にもかなり高いレベルで世界的にいろいろ大きな仕事をしている、そのこと自体は私も否定をするものではないと思うわけでございます。ただ、佐藤委員御指摘のように、武蔵野市で二年もやるのはこれは厳しいじゃないかという状況の中でも、残念ながらこれだけゼネ...全文を見る
○佐藤国務大臣 さすが佐藤委員でございまして、私はそこで、何月からだったか、せめて、まずことしは政令市もやってください、政令市の執行状況はどうなっていますかと。市町村はなかなか数が多くて大変なものですからまだできておりませんが、ただ、全体的にいろいろ聞くところ、御承知のように市町...全文を見る
○佐藤国務大臣 局長から答弁をいたしましたように、今回の場合には御承知のような経済情勢でございますから、極めて予測し得ない状況でございますので、地方財政の円滑な運営を維持するためにはやむを得ざる臨時異例の措置ということでございます。  穀田さんにいろいろ御心配いただいております...全文を見る
○佐藤国務大臣 制度のあり方その他の状況につきましては局長から言われたとおりでございますが、内閣は一体であり、重要なことは、国民生活をどう守っていくかということなわけでございます。さりとて地方自治体は三千三百、一つ一つ、一つの財政、一つの会計を持っているわけでございますから、そこ...全文を見る
12月08日第128回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○佐藤国務大臣 今、保利委員からも大変いろいろな角度から質問がございましたし、最後のドゥニ案の位置づけそのものも、今、保利委員まさに御指摘のような状況にもあるわけでございますので、その辺も踏まえて、党は党として、また閣僚の一員としても考えていく課題であるというふうに考えております...全文を見る
○佐藤国務大臣 全体的な話は今大蔵大臣からお話ございましたが、住民税の減税もその中に入っているというお話でございますが、失礼でございますけれども、実は、税調の中でも地方税の問題というのは余り深く審議をされてきませんでした。極めて私としては不満なのでございます、率直に言わせていただ...全文を見る
○佐藤国務大臣 なぜ地方分権が今必要かということにつきましては、野中委員が言われましたことで尽きていると思います。画一的な国づくりから、地域が非常に特性のあるものにしていく、また、きめ細かな行政を行っていくためには、一番身近な行政は一番身近なところでやるという、ここに尽きると思い...全文を見る
○佐藤国務大臣 今、野中委員の御指摘、私もそういう面が非常にあると思います。  パイロット自治体が十五申請があり、十五推進本部で許可をされたわけでありますが、十五という数字が果たしてどう評価されるべきかということも一つ考えてみなければいかぬと思います。それから、今まで長い間、今...全文を見る
○佐藤国務大臣 地方財政のことにつきまして、御専門でありますからでございますけれども、大変力強い御質問をいただきましてまことにありがたいと思っておるわけでございます。  補正の手当て、地方税の一兆六千億それから交付税の一兆七千億弱、足りなくなった分につきましては、今、野中委員御...全文を見る
12月09日第128回国会 参議院 政治改革に関する特別委員会 第3号
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○国務大臣(佐藤観樹君) ただいま議題となりました公職選挙法の一部を改正する法律案、衆議院議員選挙区画定審議会設置法案、政治資金規正法の一部を改正する法律案及び政党助成法案、以上四件につきまして、提案理由とその内容の概略を御説明申し上げます。  初めに、公職選挙法の一部を改正す...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) この機会に、第四十回衆議院議員総選挙及び第十六回最高裁判所裁判官国民審査の結果の概要について御報告申し上げます。  御承知のとおり、今回の選挙は六月十八日に衆議院が解散されたことによる総選挙でありまして、選挙すべき議員の数は五百十一人でありました。 ...全文を見る
12月09日第128回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(佐藤観樹君) そもそも特別交付税自身が昨年に比べまして一・六%減らした地方財政計画になっておりまして、平成四年が九千四百九億円に対しまして平成五年度が九千二百六十二億円ということになっているわけであります。  片山委員もう十二分に御承知のとおり、ことしの場合には、鹿...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 片山委員が御指摘のように、国は所得、都道府県は消費、市町村は資産を課税の財源にすべきではないかという意見はシャウプ勧告以来あって、納税者の方から見ますと、結局何か同じようなものを取られているというよりは、今、委員御指摘のように、その納めていただく財源とい...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) この問題については大蔵大臣だけ御答弁なさるのは不公平だと思いますので。  地方消費税そのものをどうするかにつきましては、先ほど触れましたように消費税をどうするかという基本のことをやらなきゃいかぬということを申し上げさせていただきましたが、ただ、片山委員...全文を見る
12月10日第128回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(佐藤観樹君) 地方自治、地方財政、地方税問題の大変な権威の牛嶋先生にお答えするわけでございますが、専門を生かしましていろいろな御指摘をいただいておりますことにまず敬意を表させていただきたいと思います。  それで、一つは、税調との関係は、御承知のように、税調からは、一...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 先生御指摘のように、地方分権を進める時代におきまして、何といっても権限だけではなくて、それの裏づけとなります財源、それから人材という意味におきます人間、この三つが成り立って初めて地方分権は進められるものだと思っております。  そういう意味におきまして、...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 今、補正予算でも、御承知のように、地方交付税のもとであります交付税正税が五兆五千億ばかり足りなくなっておりますので、地方交付税が一兆六千億足りなくなっている。これにつきましては別の委員会で法案をお願いしますけれども、交付税特会からお借りをするということで...全文を見る
12月13日第128回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(佐藤観樹君) 今、一井委員が大変問題視をしております使途不明金、実際にはやみ献金という形で流れておるわけでございます。  今度の政治資金規正法の中で、御承知のように企業・団体献金というのは政治家個人及びその政治家にかかわる政治団体にはしてはいけません、認められるのは...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 自治省関係について若干御報告をさせていただきたいと思います。  先生御指摘のように、自治体におきまして指名停止をしているところがありますから、そのための再入札というような手間が若干かかるところはあるわけでございますけれども、これは極めて一部だというふう...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 先ほど一井委員にもお答えをしたのでございますけれども、いわゆるそういう使途不明金が政治資金に行っているということが判明をした場合には大変厳しい制裁措置を設けましたことは、先ほど申しましたように両罰規定で、出した方の法人もそうでございますし、罰金も出した方...全文を見る
12月14日第128回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(佐藤観樹君) もう宮崎先生御専門ですから私からくどくど申し上げるまでもないわけでありますけれども、今、先生も言われましたように、公立病院は本来一般行政が行うべき保健衛生とか看護婦の養成の業務を行ったり、あるいはもともと不採算でありますけれどもどうしても地域に必要だとい...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) これから高齢化社会の中で、お年寄りの皆さんあるいは障害者の皆さん方のために優しい町づくりあるいは社会づくりという観点から、今交通機関等をなるべく利用しやすいようにしていくことというのは非常に重要なことだと思っております。  自治省といたしましても、高齢...全文を見る
12月15日第128回国会 参議院 地方行政委員会 第3号
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○国務大臣(佐藤観樹君) ただいま議題となりました地方交付税法等の一部を改正する法律案の提案理由とその要旨について御説明申し上げます。  今回の補正予算により、平成五年度分の地方交付税が一兆六千六百七十五億二千万円減少することとなりますが、地方財政の状況にかんがみ、当初予算に計...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 本問題につきましては、総務審議官の方がずっと担当しておりますので、総務審議官の方から答弁させます。
○国務大臣(佐藤観樹君) 先ほど総務審議官からも答弁させましたけれども、御承知のように、基本的には自治というものは自分の責任においてやるというのが基本でございます。そういった意味におきまして、本渡市なりあるいは五和町なりが議会も含めて御了解のもとに事業を進められてい ると承知を...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 公務員部長から申しましたように、今もし御指摘があるようなことがあったとしたらこれは大変なことでございまして、あってはならないことだというまず認識でございます。  したがいまして、自治省の方から宮城県の方にこれは照会をするというか、調査の報告を上げるよう...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 御質問があれば、その折にでもまた宮城県から来ましたものを公表させていただきたいと存じます。
○国務大臣(佐藤観樹君) 今、西川委員から御指摘のように、ことし八月三日の人事院報告にもございますけれども、介護休暇制度につきまして、労働省が調査したところでは民間の従業員の四四・三%が何らかの形で介護休暇制度を有する事業所に雇用されているということも出ておりまして、そのような情...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 資料によりますと、全国自治体病院協議会が負担をしております不法外国人の未払いの医療費の状況というのは平成三年度で九千百十一万円、それから日本赤十字社が二千九百八十八万円、こういう数字になっておりまして、自治体側が負担をしなきゃならぬという場合が非常に多い...全文を見る
12月15日第128回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(佐藤観樹君) 先生よく御承知のように、固定資産税は今大蔵大臣が言うまでもなく毎年納めるものであり、不動産取得税の方はその土地の取得があったときという、性格が違うことは御承知のとおりでございます。  ただ、今回四十万地点をはかるという、固定資産税始まって以来という言い...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 答弁を申し上げます前に、前の答弁で私三・〇倍と言ったつもりでございますが、三・三倍と言ったかもしれませんのでちょっとそこを訂正させていただきます。正確に言うと三・〇二ぐらいになりますので、済みませんがその部分は訂正させていただきたいと思います。  それ...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) その市町村がそれなりの公園とか学校とかいろいろな寄附等を、これは原則的に強制ではいけないわけでございますが、いただいていろいろな環境整備をしていこうというそのこと自体の目的はそれはそれなりに土地基本法の精神にのっとっているとは思いますが、いずれにしろ余り...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 実は、衆議院の地方行政委員会でも、一番長いところは二年指名停止しているのはおかしいではないかという御意見等もございまして、一体どこまで具体的にさかのぼってやれるかというようなこともいろいろあるものですから、それから三千三百のうちのざっと三分の一まではいき...全文を見る
12月24日第128回国会 参議院 政治改革に関する特別委員会 第4号
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○国務大臣(佐藤観樹君) 今まで選挙制度審議会でたびたび参議院の役割というものについて論議をされてきたわけでございますけれども、参議院は、衆議院に対しまして抑制、均衡、補完の機能を果たすことによって、国会の審議を慎重にし、国民代表機関たる国会の機能を遺憾なく発揮せしめることにある...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 松浦先生と私の記憶に間違いかなければ、昭和五十年の参議院の大改正のときに御一緒させていただいたのではないかと思っているわけでございますが、今まで定数是正につきましてもあるいは選挙制度の改革等につきましても、先生御承知のように、昔はよく自治省がやるべきであ...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 山花政治改革担当相からお話を申し上げましたけれども、確かに先生が言われますように、小選挙区部分と比例代表部分が一緒になっている案であるという意味におきましては、大枠は非常に似ているということは間違いありません。しかし、小選挙区といいましても、衆議院の方は...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 政治資金規正法の改正につきまして、御承知のように企業・団体献金は原則禁止をする、政党のみになるということで、無所属の議員の方々、あるいは無所属で首長選挙、市長選挙、知事選挙等をやっていらっしゃる方々の政治活動あるいは選挙運動の資金が困るのではないかという...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 知事は四十七人いらっしゃいますけれども、四十三人が無所属でございますし、市区町村長については三千二百五十一人中九九・五%が無所属でございます。それから地方公共団体の議会議員の場合には、六万五千三百六十人中七五・八%が無所属でございます。
○国務大臣(佐藤観樹君) 保守系というのは何を言うのかというのはなかなか難しいことかと思いますが、大体そう言っていいのではないか。ただ逆に、都会部におきましては、俗に言う草の根という格好で、今のお言葉で言えば革新系といいましょうか、そういう方もいらっしゃることもまた事実だと思って...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 先ほど私数字を申し上げましたけれども、あの中にも、例えば我が党のことで言えば、社会党推薦という方ももうちょっといらっしゃいますし、それから首長の場合にでも各党推薦という方もいらっしゃいます。そういった場合に、各党から、ひとつ選挙運動だからということで各党...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 衆議院の修正におきまして政党交付金の金額を下げましたけれども、これは誤解を招かないように言っておきますが、国会議員だけで割ってみますと、割るだけでございますが、これは国会議員だけに来るわけじゃございませんから、政党への交付金でございますから、一人当たり約...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) そういう考えがあること、またこの法案をつくるまでにもあったことも事実でございます。しかし、現実に政党というのは、国政、地方の政治にもいろいろ関与して日々活動をしているわけでございますから、一挙にそこまでは行かない。したがって五年後に見直しをしようと。 ...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 私たちがお互いに知り得る限り、全く無所属でやっていらっしゃる方がそれほど多くの企業献金を受けているという感じを持っておらぬわけでございます。ですから、企業献金をもらっているとすれば、そこはひとつ個人献金でその社長さんの許される範囲内でやっていただく。それ...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 今度は、法律改正によりまして、政党から私なら私の後援会に入るお金というのは五万円以上は全部公にしていただくようになります。今までは御承知のように百万円以上のものは公表するということになっているわけでございますが、今度は五万円以上ということになるわけでござ...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 今までは、私がどこかの企業からもらうとすれば、百万円以上は公表することになっていたわけです。今度は、もしそれが政党を通してということになりますと、政党の報告書の中に当然出てくるわけですね。それだけいわゆる公明性が高まるわけでございますし、政党がそういうあ...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 失礼をいたしました。  A社が今まで私に献金をしていた、それを政党に出した場合には、政党がA社から受けたということはわかるけれどもA社が私にしたかどうかはそれは政党のお金に入るからわからない、ということでございますけれども、それは確かにそうでございます...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 何分ともまだ区画ができているわけでもございませんので幾つということは正確なことは申し上げられませんけれども、そう多くはないと思います。この制度ができたときに広域性つまり広さを持っているものですから、国、県、政令市ということでこの所得控除の話が出てきたわけ...全文を見る
12月27日第128回国会 参議院 政治改革に関する特別委員会 第5号
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○国務大臣(佐藤観樹君) 制度上という意味が必ずしも、大変幅広いことになると思いますが、憲法上で言えば予算、条約についての衆議院の優位性というものが認められておりますが、議員という立場、そういう意味で言えば、国民に選挙された議員で両院とも成っているということでお答えになると存じま...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 衆議院の場合には解散があり、当然のことながら任期四年、参議院の場合には六年ということもございますし、それから被選挙権が衆議院の場合二十五、参議院の場合三十という違いがございます。
○国務大臣(佐藤観樹君) 約九千四百万人でございます。
○国務大臣(佐藤観樹君) 選挙制度を政党中心に変えていくということで、できる限り有権者との接点を多くしようということで戸別訪問を時間以外の条件をつけずに解禁をするわけでございますけれども、これはやらなければならないということではないわけでございまして、やることもできるわけでござい...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 委員御指摘の点、私もわからぬわけではございません。平成元年の十二月に、答礼によるもの以外のあいさつ状というものは一切、暑中見舞いにしても年賀状にしても禁止したわけでございますが、それを下稲葉委員の今言われていることをそのまま延長しますと、結局何十万枚とい...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 確かにこの議論をするときに、人間社会の義理を欠くことになるではないか日本のよき風習であるところの各シーズンことにいろいろあいさつ状を出すということはいい風習じゃないかといういろんな議論がありました。しかし、結局、これだけスキャンダルが多くなってまいります...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) そのとおりでございます。
○国務大臣(佐藤観樹君) 具体的な総務部長会議の日程自身は私ちょっと聞いておりませんが、しかし、先生御心配のように、一月の末の一次査定までに税制の改正大綱あるいは地方財政計画をきちっと決めておかないと地方自治体に迷惑をかけますので、そういうことがないようにひとつ予算編成の日程をつ...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) したがって、パーセンテージだけではなくて、候補者の数とかあるいは現職議員があるかとか、そういうことのほかの要件も、「又は」ということで設けておるわけでございます。
○国務大臣(佐藤観樹君) 先生の御指摘は二つ問題があると思うんです。一つは三%、四%とどうしてこの違いができてきたかということと、それからパーセンテージ以外に人数によるところのあれがあるじゃないか、それがあるからいいのではないかという二つの問題があると思います。  そこで、答弁...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 繰り返しになって恐縮でございますが、政党が候補者を出せる要件というのはパーセンテージだけではないわけですね。そこに至らない場合には候補者十人でもいいという要件がちゃんとあるわけでございますから、ちゃんと立候補させることができるから私は十分それを配慮してい...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 一言で言えばお説のとおりでございまして、基本的に政治倫理ということが一番重要であることは私たちも十分存じておりますし、昨年十二月に御承知のように政治倫理審査会につきましても随分いろいろと改正がなされました。しかし、まだ議論が残っておりますが、これはやはり...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 脱法ということが言えるかどうかは別でございますが、いずれにしろ、今までいろいろなスキャンダルが起こったのは、企業と政治家個人との関係が深過ぎたと申しましょうか、そこでいろいろな問題が発生をしてきたわけでございます。今度は基本的に企業・団体献金は禁止をして...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 御承知のように、今度の政党の支部が認められますのは、一つ以上の市区町村あるいは選挙区に一つ。選挙区と申しますのは、所によりましては市が割れを場合もありますので、そういったことも含めて選挙区というのを想定しておるわけでございますが、そういう意味での地域しか...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 政治家の政治団体の中での支出に関することだと思いますけれども、今、委員御指摘のように、政治資金規正法上、支出について政治活動の自由との関係もございますので、そのこと自体は禁止をしているものじゃありません。実態が、例えばそこの中に政治家が入っているのかある...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 判決の趣旨、骨子は岩本委員の今言われたとおりでございますけれども、従来、参議院の選挙区選挙の場合には、昭和五十八年四月二十七日の最高裁大法廷の判決、つまり都道府県が歴史的、政治的、経済的、社会的にも独自の意義と実態を有することから、地域代表の要素を加味し...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 今、山花政治改革担当相から読み上げました仙台高裁の秋田支部の判決でございますけれども、期間というのは必ずしもいつからいつまでというふうには決まっておりません。しかし、そこに言いましたように「選挙運動の財源たらしめる目的」ということでございますから、やっぱ...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 御質問の趣旨は何年間の公民権停止かということだと思いますが、罰金の刑に処せられたときには裁判が確定した日から五年間公民権停止、それから禁錮の刑の場合には、判決が下りまして刑の執行が終わりますが、さらにそれに五年間公民権の停止をする、それから執行猶予の場合...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 平成三年分の個人献金の、これは所得控除の方でございますが、現行ございますので言いますれば、自治大臣と都道府県の選挙管理委員会で発行した確認書、それだけ確かに寄附をしましたという確認書が寄附者数でいきますと七万六千人になっております。寄附金額が二百七十四億...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 先ほどお話ししましたように、寄附をしていただいたことの確認書というのは選挙管理委員会で出すものでございますので、これから新たに税額控除制度を入れた場合に、委員御質問のように、一体どのくらい国民の皆さん方に御理解をいただき、かつ御協力をいただくか、ちょっと...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 今、白浜委員言われましたように、国民の皆さんの税金という貴重な財源でございますから、国民の皆さん方にできる限りわかりやすくしていくことも大事でございます。一方では、政党の活動でございますので、政治活動の自由との兼ね合いでどうあるべきかという問題がもう一つ...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) いずれにいたしましても、衆議院でも先生から今言われました二点の問題もいろんな角度から御議論がございましたし、また参議院でもいろいろな角度からさらに深めていただくということが議会での審議の非常に意味があるところだと私も思っております。  ただ、私たちもそ...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 今までの議会と政府との関係から申すならば、むしろ先生の言われた前者でございまして、私たちもいろいろ考えに考え抜いてこのような提案を出させていただきました。しかし、何といっても議会の審議ということが一番重要なことでございますから、そこでの御指摘をいただけれ...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 最初の「著しい不均衡」というのは、必ずしも数字で示すわけじゃありませんけれども、直嶋委員御指摘のように、本法案は二倍以内に各定数の人口を保つということを基本とするというふうにしてあるわけでございますが、今までの定数是正でいいますと、御承知のように、三倍以...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 下村委員から長い間この問題について御指摘があったことを私も聞いておるわけでございますが、結論を出さなきゃいかぬところまでかなり来ているのではないかと私も思っておるわけでございます。  どこが難しいかといいますと、一つは放送局の技術的な問題がございます。...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 下村委員のお怒りは私もごもっともだと思っております。  ただ、委員今言われましたように、聾唖者同士でしゃべるというのは政治用語をしゃべるわけではないものですから。佐野部長から今答弁ありましたように、そのあたりのことをぴちっとしなきゃいかぬことと、現実の...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 政治用語です。