佐藤観樹

さとうかんじゅ



当選回数回

佐藤観樹の1994年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月05日第128回国会 参議院 政治改革に関する特別委員会 第6号
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○国務大臣(佐藤観樹君) もう時間がないので、簡単に要点のみとさせていただきたいと思います。  今、山花政治改革担当相からお話しございましたように、かなりこの連座制につきましては範囲を広げておりまして、買収供応等が選挙の前に行われた場合でも今度は連座制がかかり当選無効あるいは立...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 今度の改正によりまして、政治家個人が個人的な寄附を受け取ろうなどという場合には資金管理団体というのを設けまして、それはあくまで政治家が代表者になる、こういうことになっておるわけでございます。  したがって、もし不正なことがあった場合には、会計責任者がも...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 私も一月四日の朝、毎日新聞を見てびっくりしたぐらいですから、政府の中では検討はされておりません。  ただ、今日までの衆議院、参議院におきます議論を通じていろいろとそういう御意見があった、あるいは昨年のたしか民社党案はそういう考えに非常に近い、あるいはド...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 私も、衆議院におりますときに全く同じ認識を持ったわけでございます。  そこで私は、衆議院でも例えば法制局の強化をしなければ、やっぱり行政府の方がたくさんいるわけですから、法制局の強化もしなければならぬということも国会改革の中で申し上げたことがございます...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 八幡判決の当時に比べましてまことに金の動きが大きくなっている。そういう意味では、今、政治改革のこの法案を通していただいて、企業・団体献金というものを原則禁止する、政党のみに限るということに大きく踏み出さなきゃいかぬと思っているわけであります。  ただ、...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 経過的には細川内閣が成立するときのいわば提案ということになるわけでありますが、私たちがこれを自信を持って提案しておりますのは、先生今お話しのように、民意の反映というものと政権の選択というものを同時にする衆議院という選挙の性格からいって、これを同数にするこ...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 先生御指摘のように、比例代表の方の数をどんどん減らしてまいりますと、比例代表の一議席当たりの有権者数あるいは投票者数というものが非常に大きくなってきて、逆に言えば比例代表の役目がだんだん薄くなってくるということになるわけでございます。  しかし、衆議院...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 言うまでもなく、国民の民意をできる限り正確に反映をしようという趣旨で比例代表を設けているわけでございますから、有権者、国民の皆さん方の意思ができる限り反映をするようにするためには母数を大きくした方が正確に反映する。逆に言えば、県別にした場合には、例えば自...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 八次審では御承知のようにブロックにという結論になっておるので、そこが候補者数が多くなるということが強調されたんだと思いますけれども、これは重複立候補も政府が出させていただきました案には認められておりますし、あるいはその順番を決めるにつきましては惜敗率とい...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 御質問の中にもございましたように、ブロックといっても経済的あるいは行政的にこれを仕切ることは非常に困難でございますし、また、新たに選挙管理委員会をブロックごとにつくらなければならぬという問題が生じてまいります。東京都は一つというふうに恐らくなるでありまし...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) あのとき下村委員へのお答えの冒頭で私はお怒りは十分わかるということを申し上げましたけれども、私も最初に回答書を事務局から持ってこさせたときに何を今までやっていたんだというのが率直なところでございました。  したがいまして、結論的に、当委員会がいつまで審...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 今、総理からお答えがございましたように、政党を除きます政治団体につきましては、収入の問題については五万円超、それから支出につきましては五万円以上、国民の前に明らかにしなきゃならぬということで、透明性が非常に増したこともございますし、午前中の審議にもござい...全文を見る
01月06日第128回国会 参議院 政治改革に関する特別委員会 第7号
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○国務大臣(佐藤観樹君) 関根委員が御心配いただきますように、私も、三千三百の地方自治体を指導する立場からいいまして、御指摘のとおりだと思っております。  したがいまして、閣議の中でも自治大臣という立場におきまして、一月末までに税制改正大綱、地方財政計画、これはぜひつくって、そ...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 今年度は約一兆円の減収見込み、そして来年度についてはもちろんまだわかりませんが、いずれにいたしましても、景気の悪いときでありますから多少借金をしても地方財政計画あるいは地方自治体の運営そのものがいわば景気の下支えになっていくわけでございますから、私といた...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 今、関根委員が言われましたものに加えまして、その連合体と申しましょうか、極端な話、東京都には各市区町村があるわけでございますのでその連合体とか、そういったものも認められます。
○国務大臣(佐藤観樹君) 政党というのは本部があり支部があるわけでございまして、その運営上、単なる企業、団体からの献金を得るためにそういった支部を続々とつくるかどうかということは別でございますけれども、今、関根委員が言われました百ということになれば、それはいろいろなケースがありま...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) これは政治活動の自由がございますし、いわば結社の自由があるわけで ございますので、しかし一方では、今申しましたように、お金の問題について明朗化をしようということで企業・団体献金の禁止ということを前提にしながら政党しかいけない、こういうことになっているわ...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) それはできます。
○国務大臣(佐藤観樹君) 政治資金規正法上、企業からの献金を受け取っていいという意味におきます党の支部という位置づけとして認められるということであります。つくるかつくらないかはもう関根委員が言われましたようにこれは別の話でございますけれども、政治資金規正法上、この法律で言っており...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 何々市に何々党の青年部というので、一市なら一市の中にそういう組織ができるということについて、これが政党の支部。として企業・団体献金を受け入れるという立場において、これは支部として認められます。
○国務大臣(佐藤観樹君) これは御承知のように、支部をつくった場合には、つくった後七日以内に県をまたがる場合には自治大臣に、それから県内の場合には県の選挙管理委員会に届け出てもらうということがございますので、今御質問のようなことになるかどうか別といたしまして、法律論といたしまして...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 関根委員の御質問が青年部、婦人部の場合は一の市区町村の中にできるというお話で私は理解をいたしましたので、そこで一の市区町村の中ではそれは認められるということを申し上げているので、前提として当然法律の中には一の市区町村の中に認められるという法律になっておる...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 私たちは混乱がないと思っておるのでございますけれども、いろいろなケースの場合、実態の問題等がございますので、後ほど整理をして答えさせていただきたいと存じます。
○国務大臣(佐藤観樹君) お金の性格は、関根委員言われましたように、国民の皆さんの貴重な税金で成り立っております政党交付金でございますから、運用あるいは預かりのあり方等については政党に任せますけれども、しかし関根委員今言われましたお金の性格からいって、それは適正にされるのは当然な...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 当然のことながら、選挙部長から言いましたように、政治資金規正法の上に乗ってこの資金は使われるわけでございますので、あるいは運用についても、支出について五万円以上のものにつきましてはこれは支出を明らかにするということになっているわけでありまして、それは政治...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 鎌田委員言われますように、地方の選挙制度のあり方と国の選挙制度のあり方の整合性というそちらの整合性も大事かと思うのでございますが、もう委員に言うまでもなく、地方議会の場合にはいわば首長さんというのは大統領制のように直接選挙になっているということもございま...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 大正四年のときが七千四百十円、これは一人当たりでございますけれども、大選挙区制でございます。大正六年のときは大選挙区制で八千七十三円、それから大正九年のときが小選挙区で二万六千四百七十三円、それから大正十三年が小選挙区制で二万六百四十七円ということになっ...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 今、吉川委員が読み上げられましたように、小沢佐重喜議員がそのように申していることは私たちも十分存じておるわけであります。  ただ、我々がこれから目指しております選挙制度というのは、単に小選挙区制ということだけではなくて、小選挙区比例代表並立制ということ...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) そこは、私が申し上げた表現の部分をとったわけでございまして、現行中選挙区制でも問題になっておりますように、選挙抗争が激烈になってお金がかかる。その際に、これは今日までの中選挙区制の中で政党によって実態はいろいろ違うと思うんです。  羽田外務大臣、副総理...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) データはございませんけれども、選挙区の面積も小さくなることでありますし、同士打ちというのがなくなるわけでございますから……
○国務大臣(佐藤観樹君) いや、それが大きな理由でございますので、私たちは、推測として考え得る制度としてはお金がかからなくなってくる、ただし政党の活動の中には、当然のものは、政策の宣伝その他はさらにかかる政党もあろうかと思いますが、個人の負担という意味においてはお金がかからなくな...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 社会的存在でも、先ほど選挙部長から申し上げましたように、一定の要件を備え、あるいは国が株式を持っているとか補助金を出しているとか、あるいは国と請負契約をしているとか、一定の期間、選挙に関してですけれども、というようなものについては社会的存在の中の一定の部...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 御承知のように、昭和四十五年のいわゆる八幡判決では、企業の社会的存在というものを認めて、したがって政治活動の自由という観点から企業献金はいいというふうに判決が下っておるわけですね。そういう意味におきまして、だからといってそれじゃ社会的存在だからすべての企...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 岡原氏の御意見は参考人としての御意見でありますから、それはそれといたしますが、私も十分そのことは存じておりまして、まず八幡判決の要旨の中では、企業といえども社会的な存在であるからやることはできるんだという一般論を御承知のように言っております。  しかし...全文を見る
01月07日第128回国会 参議院 政治改革に関する特別委員会 第8号
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○国務大臣(佐藤観樹君) 全体的な認識につきましては山花大臣から言われたとおりでございまして、我々お互いに今やがけっ縁に立っている、ここでこの政治改革四法案が成立をしない場合には全く議会制度、日本の政治そのものがますます危機感に陥ってしまうという認識を持っておるわけでございます。...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 会田委員が言われます直の数字が手元にはございませんけれども、地方選挙の場合には、やっぱり一番身近な市区町村の議会の選挙というのが一番投票率が高い、その次は県議選、そして残念ながら一番投票率が悪いのが知事選挙だという一つの傾向がそこから推察できると思うので...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 私の記憶しておる限り、仙台におきましても、茨城におきましても、あるいは宮城県知事選挙におきましても、選挙の帰趨はわからないという非常に厳しい選挙そのものだったわけでありますが、なおかつ、委員今御指摘になりましたような四割を切るような投票率ということでござ...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 時間の関係もありますので、六つの欠陥に対しましてどういう対応をしたかということを、もう先生もよく中身を御存じでございますから、簡単に述べさせていただきたいと思います。  まず第一番目には、現行の政治資金規正法というのは、一団体百五十万円まで受けられると...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 一つは使途不明金の問題でございますけれども、もう先生の言われることは十分わかっておりますし、またいろいろ世論もあることは御承知のとおりでございますので、我々政治改革を担当する者といたしまして、今度の税制改革の中で何か結論が前に出せないかどうか、大蔵省ある...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) これはもう三木内閣にできました別表というのは出せる方の金額というのは変わっておりませんので、この中で私たちは対応できるのではないかと考えた次第でございます。
○国務大臣(佐藤観樹君) 私たちは、政治活動の自由ということは最大限重んずるのが憲法の精神であり、またそうあるべきだと思っておりますので、政党の組織論まで介入をしないということを大原則にしてこの法律はつくられておるわけでございます。したがいまして、法律論としてきのうございましたよ...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 憲法に定められた投票権でございますから極めて重要なことでございますが、昭和五十九年に政府から、海外に居住する日本人につきまして在外選挙人名簿、この場合には長期の滞在者つまり三カ月以上の方でございましたけれども、その登録を行いまして、国会議員の選挙の際に在...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 投票権の平等というのは非常に重要な要素だと私たちも思っているわけでございまして、今度、御承知のように衆議院の小選挙区につきましては選挙区画定審議会ということで第三者機関でつくっていただこうと。それは二倍以内を基本として地方自治体のあり方、あるいは地勢とか...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 直嶋委員の御質問、ある意味では一と二は共通している部分があるかと思うんですが、いずれにしろ一対二未満を基本とするというのをどのくらい重視をするか、あわせて、行政区画なり地勢なり交通等を総合的に勘案するという部分をどのくらい理解をするか。  中選挙区制で...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 確かに、直嶋委員言われますように他の調査会、審議会なんかの場合には尊重するということになっていますが、まず政府なら政府でいろいろとそこを直し、また国会でも当然御審議の中で直される場合もあると思います。  ただ、この場合の「尊重」は、事の性格上非常に重い...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) この法案を通していただきました場合には、直ちに審議会の委員を選ばなければなりません。そして、これは国会の御了承をいただいて初めて審議会ができるわけでございます。できましたら、六ケ月以内に審議をしていただいて区割り案を出していただく。当然、今申しましたよう...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 衆議院の小選挙区の区画画定の問題は四法の中での政府提案として出させていただいたわけでございますので、また選挙制度審議会の中の区割り等は総理府で今までやってきた所管事項でございましたので、政府の方で法案を出しておいて区割りは国会でやってくださいというのはこ...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 片山委員が言われておりますのは、ドイツの場合には併用制でございますから、まず各政党に割り当てられる議席というのは御承知のように比例代表で決まってきて、そして小選挙区で当選した者を優先的に当選をさせてくるというのが、これがドイツでやっております併用制でござ...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) これは、この法案を成立させていただきましたら来年の一月一日にということになると思いますけれども、各政党どれだけの所属議員ですかということで計算を始めるわけでございますので、したがって、今、何党には幾らお金が行きますということについてのデータはございません...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 私がありませんと申し上げましたのは、片山委員の比べられる三百九億を各政党どういう配分になるかということについては、各政党が何人我が党は所属しますということが届け出をする時期になっていないものですから、そのもとがないわけでございますので、比べようもそれは私...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 委員御承知のように、最近、政治腐敗をなくそうということでずっとブームをもってできた政党もございます。そういったところは、従来の政治活動の費用に比べまして議席配分とか比率配分からいったら多くなるわけですね。あるいは、政治活動にお金を今までかけてきても、いろ...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 片山委員に二つのことを簡単に答弁をさせていただきたいと思います。  一つは、ここで五年後の見直しというふうに出てきておりますのは、企業・団体献金のあり方につきまして廃止を含めて見直すということのところから五年後見直しになっておるわけであります。  あ...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 一つは、政党が推薦するような場合もございますので、そういった場合には政党から出る資金もございましょうし、また個人献金によって運動を賄ってもらうという手段がございます。個人献金の場合には、例えば首長さんが代表になりまして、そして資金管理団体をつくっていただ...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) その問題は、法律というよりもむしろ執行の面で今日までかなりやってきたと思っております。
○国務大臣(佐藤観樹君) まず、投票所等につきまして、二階にある場合には極めてやはり投票に行きにくいということがございまして、昭和六十一年のときには五万一千七百三十九カ所の投票所に対しまして二・六%でございましたけれども、平成二年二月十八日の総選挙では五万二千三百二十九カ所に対し...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 私も、今度の選挙のときに選挙事務所の方に、投票に行きたいけれども車いすがないかと、ところがその投票所には二台しかないというんで、それをやりくりをして車いすを手配してもらったというような例がございました。  いずれにしろ、せっかく意思のある方がそういうこ...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 平成二年の調査だったと思いましたけれども、選挙に行かなかった理由の最大は、体が悪かった。それは一時的な病気も入っておる統計ではございますけれども、先生御指摘のような問題も十分入っていると思うわけでございます。  特に、私頭が痛いのは、寝たきり老人の方の...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 私も衆議院の公選法の委員をやったときに、先生御指摘のように、それを提案して社会党で法案にしようとしたこともあるのでございますが、それじゃ投票箱が盗まれたときどうする、いわば選挙の公正というのを確保することがなかなかそれは難しい、それから、限られた人数の中...全文を見る
01月10日第128回国会 参議院 政治改革に関する特別委員会 第9号
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○国務大臣(佐藤観樹君) 先生御指摘のように、地方財政というのは車の両輪と言ってきておりますが、平成五年度の当初で見ますと、国が七十二兆、地方自治体三千三百で七十六兆の地方財政計画ということで、どちらかというと地方自治体の方が多くなってきております。  公共事業でも実際には国か...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 比例の単位を全国でやるべきという意見と県でやるべきという意見の折衷案という考え方で考えられたと思うのでありますが、私たち、今、山花さんが言われましたように直接タッチしていないので、いわばこういうものを研究してきた者の一人ということでお答えをさせていただき...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 定まった説があるわけではございませんが、今の先生の質問の中にも答えは入っているような気がするのでありますが、明治憲法下で、貴族院の場合には皇族、華族、勅選議員ということで、直接国民に選ばれた方でない方が議員になっておった。それに対しまして衆議院の方は直接...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 今、山花大臣が言われましたことに尽きるとは思いますけれども、議員の任期が参議院の方が長いということもございますし、そういう意味で二院制のもとにおいてどちらかを優位に置くということはある意味では自己矛盾ではありますが、一方では、決まらないときには国家の意思...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 公聴会の主なる概況につきましては、衆議院の方で十カ所で行われました地方公聴会、それから中央公聴会の報告書が出ているわけでございますけれども、地方公聴会で共通して述べられました主な意見というのは、とにかく今国会で一括成立をすべきである、合意点を見出すべきで...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) これは一昨年の緊急改革のときにも先生今御指摘のような問題も随分出まして、したがいまして、今の政治活動、選挙活動、この中におきますいわゆる秘書というものについての役割というものを実態に合わせてひとつ考えるべきであるということで、今度の法案につきましてもかな...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) さきの問題、警察庁長官をやられました鈴木委員でございますから、大変いろいろな角度から、御経験の中でいろんなケースがあろうと思うことも私もわかるわけでございますが、かなりこれは、今、山花政治改革担当相から申しましたように、いろいろな議論を積み重ねた上、法律...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 鈴木委員が御指摘になること、そのことも私たちは随分衆議院の質疑のときにもいろいろとお伺いをいたしました。  ただ、一方では、今の選挙運動というのは、候補者あるいは運動員が有権者と接する機会というのは極めて少ない。強いて言えば、候補者で言えば個人演説会あ...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 中身につきましては鈴木委員先刻御承知のとおりでございますからもうくどくど申し上げませんが、それじゃ一体その政党法に合っているかどうかというのはどなたが判定してどういうふうにするんでしょうか。  今までの延長線からいきますと自治大臣のところに届けられると...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 貴重なる国民の皆さん方の税金で運営をしますこの公的助成、政党助成金でございますから、国民の皆さん方にその政党の活動、何に使ったかというのがいろいろな角度からわかるようにできるだけしなきゃならぬというのは私は当然だと思うのであります。  ただ、じゃ何に使...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) その点では政治資金規正法の現状よりはさらに国民の皆さん方にわかりやすいものにしていこうということで、法案が成立しましたならば、その政省令におきましてそのあたりは研究をしていく必要があるというふうに私も考えております。
○国務大臣(佐藤観樹君) 先ほど鈴木委員にも御答弁申し上げたんですが、候補者自身が有権者と直接接する、人間として直接接するというのは、今の公選法では街頭演説をするかあるいは個人演説会をするかしかないんです。あとは、はがきとか公報とか候補者の顔が載ったものが行きますけれども、それか...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 時間の関係がございますのでまとめて御答弁した方がいいのかと思いますけれども、委員御指摘のように、十年ごとの国勢調査が行われますとそれに基づきまして一年以内に審議会は勧告をするということになっておりますが、そのほかに、人口の著しい不均衡その他特別の事情があ...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 先生御承知のように、事の中身の性格上これはできる限り二倍以下にすることを基本とするという均衡状況と、それからもう一つは、さりとて行政区画、地勢、交通等総合的にその地域を勘案しなきゃならぬという二つの要素がございますから、そういう中で七人の審議会の委員の方...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 当時の山花委員長からもお話しがございましたけれども、比例代表制というものと小選挙区制というものが持っている性格が違うことはもう委員御承知のとおりでございます。したがいまして、海部内閣のときには小選挙区制を中心にして補完的に比例代表を使ってそういう制度が出...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 今の御質問は二つの問題があると思います。  一つは、記号式を採用いたしましたのは、やはり有権者の投票の意思というものをできるだけ、つまり無効投票にならないようにするためには判定がしやすいとか、あるいは選挙訴訟がそれによって少なくなるとか、短時間で投票が...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 投票に関しましては、できるだけ投票者の利便を促進するために、病院とか老人ホームの場合には、先生がよく御存じのように、おおむね五十人以上のところは選挙管理委員会が指定をいたしましてそこでやっていいということになっておるわけでございます。ただ、寝たきりの在宅...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) そこが、今申しましたように投票用紙の交換の問題とかあるいは不正にほかの人が入れちゃわないかどうか、どうやってそれを十九床の規模で、監視をすると言うと変な言い方でございますけれども、選挙の公正を害させないようにするのか、そういうことで今悩んでおるところであ...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 御承知のように、税調から指摘を受けております不公平税制は法人事業税の関係で二つございまして、一つはマスコミ七税と言われる問題、それから社会保険診療報酬にかかわる問題でございます。  おのおのはちょっと状況が違いまして、一つは、マスコミ七税の関係は、こと...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 委員御承知のように、今度のあり方につきましては、人口の比率を一対二未満にすることを基本としてということが一つであり、もう一つは、御承知のように、行政区画、地勢、交通等を総合的に勘案して合理的に分区をするということを七人の審議会の委員の方にお願いをしている...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 共産党さんの憲法解釈のもとに一対二を超えたら憲法違反であると決めつけられることにつきまして、私たちは是認をするわけにはまいらぬわけでございます。  私たちも一対二未満になることを基本として、しかしそれだけでは現実に有権者の地域意識からいって、じゃ何丁目...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 今、社会党出身の閣僚でございますが、社会党自身がどうするかは聞いておりませんが、一般論で申し上げさせていただきますと、もちろんまだ六十二億という計算をしたことはありません。それから、楢崎委員御承知のように社会党は本部だけが政治団体なのではなくて支部もござ...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 政治資金報告書を提出していただく自治大臣として、また犯罪に関係をいたします国家公安委員長という立場で答えさせていただきますが、政治資金として正規の処理がなされたものであって、それが増収賄事件に問われた事例が過去あるかどうかについては承知していないというふ...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) はしょって物を言わせていただければ、今までいろいろと問題が起こってきたのは、確かに委員御指摘のように届けられたものについては恐らくそれは余りないと思いますが、いわゆるやみ献金、裏の献金ということが贈収賄事件の具体的な金銭だと思います。  その場合に何が...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 政党がチェックをするという意味ではなくて、政党というのはいろんな方が集まって一つの思想、信条、政策に基づいてできている団体でございますから、個人の後援会、政治団体とは違うわけですね。  したがって、そういうふうに性格が違うところに入れることによって、委...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 公認会計士によりますところの第三者としての監査につきましては、御承知のように政党交付金について行うことになっており、かつ政党交付金のお金と政党のお金というのは別の帳簿にするということになっておるわけであります。  後者の、政党に対して公認会計士でやるか...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 佐野部長からも答えましたように、企業・団体献金の禁止ということになっておるわけでございますから、個人献金あるいはパーティー等の事業収入、そういうことで運営をしていただくということで、企業・団体献金の禁止に一歩踏み出すということで新たな状況になってきておる...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 今やはり国民が求めているのはかなり厳しい。企業と政治家個人、あるいは事実上それをバックアップいたします政治団体との関係は断ち切れというのが私たちは世論だと思っておるわけでございます。  したがいまして、私たちとしましては、それは与党の中には五年後全廃せ...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) これは三〇%ということになっておりますので、少額の方は所得控除ではなかなか減税の効果にならないということで、税額控除を入れて、そして個人献金を促進していただきたいということで税額控除制度を新たに創設をしたわけでございます。
○国務大臣(佐藤観樹君) ちょっと誤解があるようでございますが、今、委員、組合かと言われておりますが、組合も企業と同じ扱いになるわけでございますから、組合自身が政党に対してそのような格好で献金するということはこれもいけないわけでございますので、組合員個人が政党にすることは結構でご...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 下村委員御指摘のように、ハンディキャップを持っていらっしゃる方々に参政権の具体的なあり方としてそういった便宜をいろいろと図っていきたいというふうに私たちも考えております。  ただ、やっぱり我々の方は選挙の公正ということも考えなければいかぬものですから、...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) それは結局、各自治体にそこにいらっしゃる障害者の方をそれだけ運ぶだけの実際にリフトバスの運行等が限られた投票時間でございますからできるかどうか。できるできないなんということがあっても困るものですから、そういう意味でのことを申し上げておるわけでございます。...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) どなたかの御質問にも御答弁申し上げたんですけれども、一つは、寝たきり老人の方々を、数が大変多くなってきておるわけでございますが、冒頭の質問とも重なるんですが、どうやってそれを、やはり行政というのは、あの人は運んだけれどもあの人は運べないということはこれは...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 障害を持っていらっしゃる方の投票のあり方につきましては、たびたびお話がございましたように、施設等によりますところの不在者投票というものもございますし、点字投票もございますし、あるいは郵便によりますところの不在者投票、それから字の書けない方についての代理投...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 下村委員にはおしかりばかり受けておりますけれども、私もこの表を見まして、かなり積極的に選挙管理委員会がビデオのテープを貸し出しましてやっているところもあるのでございますが、いずれにしろ御指摘をいただきました問題、選挙管理委員会の連合体もございますのでそう...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 私が見解を申し上げるのはまことに難しい問題だと率直に言って思っております。  公式的には、今御説明がございましたように、公職選挙法に問われた事件でございますけれども、これは三審だと思いましたけれども、御本人は亡くなられたということで公訴が棄却になってい...全文を見る
01月12日第128回国会 参議院 政治改革に関する特別委員会 第11号
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○国務大臣(佐藤観樹君) 御指摘のように、政党助成法におきまして政党交付金というのは議員の数で配分する分が総額の半分、それから得票率で配分する分が半分、こういうことでございますから、委員御指摘のとおりでございます。
○国務大臣(佐藤観樹君) やはり面積が大きくなれば対象の有権者数も多くなってくるわけでございますから、その意味で私は、今例に挙げられました東京の百万票の方がやはりお金はかかるというのは常識だと思うのですね。
○国務大臣(佐藤観樹君) 無所属という立場では、いわゆる得票率という面にはカウントされませんので、御指摘のとおりでございます。
○国務大臣(佐藤観樹君) 法の趣旨全部を流れているものは、政党本位、政策本位の選挙に変えていこうということでございますから、そういう結果になります。
○国務大臣(佐藤観樹君) 御承知のように、総額三百九億なら三百九億を衆議院と参議院に半分ずつ分けます。そして衆議院は議員数と得票数によって分ける。参議院も同じ分け方にするわけでございます。  今、前島委員が冒頭に言われましたように、参議院の場合、東京でとられた何十万と、地名を出...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) もちろんそうです。そしてその前提としては、四法案に流れておりますのは政党本位、政策本位ということでございますから、それはそういう思想で流れております。
○国務大臣(佐藤観樹君) これも実はいろいろと研究をしてみた結果、例えば点字の場合には自書式にしたわけでございます。  と申しますのは、言うまでもなく、限られた期間の中にこの点字の投票の前の紙をつくり、かつその投票用紙をつくるということは非常に時間的なことからいっても困難性もあ...全文を見る
01月13日第128回国会 参議院 政治改革に関する特別委員会 第12号
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○国務大臣(佐藤観樹君) 自治体選挙のあり方につきましては、委員御承知のように、国との選挙制度の整合性ということも大事でございますけれども、あわせまして、御承知のように首長というのは直接選挙で選ばれている、いわば俗に言う大統領制的要素を持っているということで、政治機構自体が全然違...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) この問題は、参議院に比例代表を入れますときから、実は制度をつくる前から大変な議論を呼んだところでございます。私も、自治大臣の立場でそういうことを言ってはいけな小のかもしれませんが、気持ちは森山委員と同じでございます。なぜ政党の枠で出てきた者が政党を離れて...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 外国のその面については、憲法も違うものですから、ちょっと調べておりませんので、答弁できるときにお答えさせていただきたいと存じます。
○国務大臣(佐藤観樹君) 今度強化をいたしました連座制は、私たちはほとんどイギリスの腐敗行為防止法とは違っていないと思っております。  と申しますのは、「意思を通じ」というのがございますのは親族と秘書でございます。親族と秘書が候補者等、等というのは候補者となろうとする者、それか...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 法案をつくるときにも森山委員御指摘のようないろいろな議論がございました。公民権停止、つまり選挙権と被選挙権を両方ともだめにするという公民権停止でいくべきか、立候補制限でいくべきかと。それから期間の問題、衆議院と参議院では任期が違いますので、例えば参議院の...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 私たちも外国にいらっしゃる方々の投票権を確保するということは非常に重要なことだというふうに考えております。  確かに委員御指摘のように、昭和六十一年に出した法案が解散によりまして審議されずに廃案に終わったということもございますけれども、それ以上に選挙の...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) これは、御承知のように中選挙区制の個人本位の選挙という全体的な選挙制度のもとで、あのような激しい、金で金を洗うような選挙の実態になってきたわけでございまして、今度政党本位になったときにあのような選挙を一体行うことができるかどうか。今、山花大臣からお話がご...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 今、先生御指摘の四十万人、八十万人、ちょっとわかりませんが、今、一番最高が、これはおととし直したんだと思いましたが、北海道一区三千五百十六万九千円、それから一番少ないところが愛媛三区二千四百十七万八千九百円ということで、これを積算いたします根拠をかなり現...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 今、警察庁の方から報告いたしました場合は、例えば衆議院の場合には選挙が急でございましたから買収、供応のもとをかなりつかんだということになっておるわけでございます。  法律が改正されますと、買収、供応等をやりまして当選した場合には連座制が働く、しかもそれ...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) まことに申しわけございませんが、存じ上げません。
○国務大臣(佐藤観樹君) 前の毎日新聞の一面冒頭に出たあの記事どきのうの産経新聞の夕刊との違いは山花大臣が今言われましたけれども、いずれにしましてもあの制度は、極めて制度が複雑になることと、それから少数県ではどんなに頑張ってもなかなか議席が回ってこないという問題がございますので、...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 今度の選挙制度というのは非常にいろんなやり方が私はあると思うんです。  今、委員御指摘のように、比例代表の方に小選挙区を持たない重複立候補をしない方、党がどうしても必要な方を上位に載せて、そのあとは今度は重複立候補した人の善戦率にしろ惜敗率にしろそれで...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 衆議院の比例代表選挙におきまして、名簿登載者で当選にならなかった者が除名をされたり離党をしたり、あるいはその他の事由によりまして当該政党に所属する者でなくなった旨の届け出が文書で選挙長に行われておりますときには、もしその順番が来ましてもその人は当選になら...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 訴訟の結果が出たときでございますけれども、既に選挙管理委員会で、除名されなかった人、その下にいた人が繰り上げ当選をしておりますので、当選人の決定という行政処分に影響を与えないというふうに我々は考えております。    〔委員長退席、理事一井淳治君着席〕
○国務大臣(佐藤観樹君) それは結局、除名なり党を離党するなりその他の事由によりまして名簿から離れるということは、党と個人との関係ということが基本でございますので、そしてもう一つ、行為といたしましては、選挙会を開いて選挙長が、あなたが当選人です、と言ってその人以外の繰り上げた人を...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 今の参議院の制度もそうなっていること等もございましてこういうことにしてございますが、なお細部につきまして選挙部長から答弁させます。
○国務大臣(佐藤観樹君) 例えば県会をとりました場合に、ある市におきまして、たしか最高が十八名だと思いましたけれども、という大選挙区もございます。一方、一名区が約四割二分ぐらいだと思いましたけれども、全選挙区であるということで、例えば県議会をとった場合には範囲が非常に広くなってき...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 二つお答えさせていただきたいと思います。  従来、衆議院の選挙区の問題を扱います選挙制度審議会のときには、その区割りを担当しますものは総務庁のもとに置いてきた、いわば総務庁の所掌事務になっているということが一点でございます。  もう一つは、四本一括し...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 山花大臣からるる御説明いたしましたが、衆議院の選挙制度についてのことにつきましてはかなり長い時間衆議院でも討議が行われ、かつ選挙の結果ということになって、いわば政治改革政権としての細川内閣が発足をしたということにかんがみ、政府提案とさせていただいたわけで...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 衆議院におきます比例代表と参議院の比例代表というのは、私は実態的に随分イメージが違うと思うんです。  御承知のように、参議院は一回の選挙は五十名でございます。各政党、実態的には二十五名ですね、候補者を出しているのは。選挙運動の基準等もあるものですから二...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 基本的には、星野委員言われましたように、恐らく衆参同時選挙という場合には、まず衆議院の部分の投票、そして、それが投票が終わりましたらその次が参議院のコーナーということになるんであろうと思います。  その際に、衆議院の場合には、まず一つの紙には政党名、正...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 当然私たちもそのことは考えた上に、一番最大の目的であるところの多様な民意を反映させるにはということで全国にしたわけでございます。  例えば昨年四月、五月に出しました社会党、公明党の案は、これは併用案でございますけれども、その単位はブロックにいたしました...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 大変難しい質問でございますけれども、率直なことを言いますと、私のところの選挙区というのは必ずしも、これは私自身の努力不足にもよるわけですが、党及び労働組合の組織というのはそう多い方じゃございません。そういうことからいろいろ考えてまいりますと、前回は九回目...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) これは前の御質問で星野委員言われましたように、この選挙制度自身あるいは政治改革自身が政党及び政策中心である。中心であって、しかし何といっても憲法上無所属の立候補を認めているということでございますから、その範囲内でやはり制度としては考えなきゃいかぬ。  ...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 一票制の場合、小選挙区で無所属を選んだ人、この人は小選挙区で無所属を選んだのだが比例代表で党がないんだからしょうがないじゃないかと言われますけれども、それは小選挙区で無所属だから、実は政党名も入れたいんだけれども入れる欄がないということと、入れない、書か...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) まず、比例の場合でございますから中央選管のどなたかが選挙長になっているわけでございまして、選挙長が各都道府県にございます選挙の分会長から何々県は何党何万票という票がずっと上がってきて当然集計をするわけでございます。そして、集計をしますから各政党何万票、全...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 委員言われましたように政党の裁量の範囲内でございますが、何分とも新しい制度でございますので、そういう意味では次の選挙があるまでには我々としても周知徹底を十二分に図っていかなきゃならぬと思っておるわけでございます。  このごろ、例がいいかどうかわかりませ...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 松浦委員の御質問に対しまして総理の方から、幾つかの問答がございましたけれども、最終的に総理が言われましたのは、与野党がまとまるならば政府として提出することもあり得るあり得ると言ったか、出しますと言ったのか、いずれにいたしましても、重要な国権の最高機関のあ...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 重要な問題でございますので、ちょっと簡単に補足させていただきたいと思います。  つまり、政党というのは受け入れる金額については制限がないわけですね。出し手の方だけに、政治資金規正法上の別表にございますように、最高一億なら一億というのがあるわけでございま...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) これは各政党の規約がございますからそれに基づくのが常識的とは思いますが、政治資金規正法上では代表者と会計責任者、そして会計責任者に事故があったときにはその代理人ということになっておりますから、したがって最低二人。つまり、代表者と会計責任者に事故があったと...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 衆議院で修正されたわけでございますので、投票用紙が正確に有権者に渡る、選挙公報がちゃんと渡る、それから政見放送等がぴしっと放送局の御協力もいただいてできるということを万全を期してやらなきゃいかぬと思っております。  参議院の十七日間の選挙運動期間につき...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 地方におきます知事以下の首長さんにつきまして、職務権限を持っているということで多選禁止という声が非常に大きいことは私も聞いておりますが、ただ、これも結局有権者の選択にまつべきじゃないかというまた一方の原則的な有力な意見もあります。今、江本委員言われました...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) これは、人口一億以上いる国で有権者を全国を単位にするという制度の国はないんです。そして、銭国区だあるいは残酷区だと言われたように非常に金がかかると。当時言われたのは、五億とか六億とか多い人は言っておったわけでございまして、ここを政党本位に変えることによっ...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 後ろの方の問題についてだけのお答えでいいんだと思うのでありますけれども、衆議院の場合には、もちろん拘束名簿を一部名簿に入れてもいいし、あるいは重複立候補ということで小選挙区で、戦ってその惜敗率によって順番が決まるという制度もございますので、そういう意味で...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) これは、全体的な流れといたしまして、個人と企業との出てきたいろんなスキャンダルをなくそうということで、政治自身を政党本位という大きな流れを今つくりつつあるわけですね。  そういう中におきまして、我々政治家個人も、例えば立法事務費とかその他かなりのものが...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 今お読み上げになりましたものは恐らく複数回答でございますので、そのパーセンテージ自体が合っているかどうかわかりませんが、選挙運動の一つとしての非常に有効な手段であると考えております。
○国務大臣(佐藤観樹君) これは今度の政治改革の全体が、政党本位、政策本位、こういう流れの中にあるわけでございます。現実に、小選挙区に出せる政党のその候補者もこれは個人としての政見放送というのはできないわけでございます。なぜできないかといえば、それは今大電力圏になって、なかなか短...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) よく研究をしておりませんが、放送法で言うところの不偏不党というのは、有働委員が今言われたような角度からの内容ではないと私は理解をしております。
○国務大臣(佐藤観樹君) このごろテレビに出させていただく機会がいろいろと多くなりましたが、昔はもう政治番組というのはチャンネルを変えられちゃったわけですが、本当にこの四、五年というのは、そういう意味では政治に対する不満なりあるいは政治自身がドラマを生みつつあるということもあって...全文を見る
01月14日第128回国会 参議院 政治改革に関する特別委員会 第13号
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○国務大臣(佐藤観樹君) 言うまでもなく、この比例代表の方を全国単位にしたのは、多様な民意を議席に反映させたいということであることは先生御承知のとおりでございます。  どういうふうに比例代表の候補者なり運動をするかについては、もちろん各政党自由であることはもう御承知のとおりでご...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 岡委員の方から、おまえも重複立候補で比例代表に出るかというふうに聞かれましたですが、私も政治活動を続けたいという意味におきましては当然手を挙げるわけでございますが、ただ、党が必要とするかどうかということで、比例代表の方を党が認めるかどうかということでござ...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 岡委員御指摘のように、参議院は日程が大体決まっておるわけでございますが、衆議院の場合には解散、特にこの前の選挙のときは非常に期間が短かったものですから、本当に放送関係者の御協力なくしてはできない。民放の方も広告料をいただいておるわけですので、その間に入れ...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) この点につきましては、選挙制度そのものを政党本位、政策本位にしていこうということの趣旨のために、ある程度差が設けられるのはやむを得ないという観点に立っておるのでございます。
○国務大臣(佐藤観樹君) 今までの政見放送で評判が悪いのは、画面が極めて画一的ではないか、確かに画一的に一面ではやらなきゃいかぬのでありますけれども、三分半たったら顔をアップにするとかまた引くとかということで、極めて画一的でおもしろみがないということでございました。そのあたりのこ...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) もう今の同委員の御質問の中にほとんど答えは入っていると思うのでございますけれども、一つ技術面の問題は、言うまでもなく事前にチェックを放送者とするのは当然だと思うし、また政党側もやっぱりきれいに映してもらいたいというのは当然でございますから、これはそう問題...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 今日までも政見放送をいろいろやってきまして、放送局との間にいろいろな経験も積まれております。今度は政党が前面に出てやるということでございますので、その意味ではいろんな問題が起これば逆に時間がないとか言って放送してもらえないというようなことに今度はなってく...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 今度の選挙制度の改革の中で、委員今御指摘のように、一票の投票価値をできるだけ平等にするということは非常に重要な要素だと思っております。衆議院でも定数是正を何度がやってきたわけでありますが、なかなかこれは時間がかかるということでございますので、やはり国民の...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 投票の一票の価値というものをできる限り尊重するというのは、ある意味では人権に等しい非常に重要なことだと思っております。  ただ、現実にそれを当てはめるときに、委員も例に挙げられましたけれども、昭和六十年の上告に対します最高裁の大法廷の判決が出ているわけ...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 委員もう十二分に御承知のとおり、各都道府県は二月の上旬が知事査定、大体そういう日程になっております。したがいまして、私たちといたしましては、それまでに地方財政対策、それからそれの前提となります地方税を含めた税制改正大綱、これをお示しすることによって。地方...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 供託金をいただくのは、どうしても選挙法をつくるときに候補者の数によって放送時間とか新聞の広告の大きさとかを決めざるを得ない、そのときに、全く当選を度外視して出るということを防止するために供託金をいただいているわけでございます。  これは昭和二十五年のと...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) それは連立与党がどういう選挙協力をしたりするかによっていろいろ違うわけでございますので、私が確たる数字を申し上げることはできません。
○国務大臣(佐藤観樹君) 選挙法を出すときには、当然あらゆるケースに万全な体制がとれるようにして法案を提出させていただいております。
○国務大臣(佐藤観樹君) 突然の御質問なので正確なことはお答えできませんけれども、各省庁それなりの歴史を持っておりますので、違っているところがあれば同じところもあるというふうに認識をしております。  静岡県がどうなっているか、直接には今お答えしかねます。
○国務大臣(佐藤観樹君) これは、このごろ高速道路ができつつございますが、電車でという御質問でございますので、松山と高松でもたしか二時間ぐらいかかると思います。高知ともなりますとずっと回って行かなきゃいかぬので、違っているかもしれませんが、六、七時間かかるのではないかと思いますが...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 東京を除きまして、東の方からいきまして千葉、茨城、栃木、群馬、埼玉まで持ってきたと思っております。それから、西の方が神奈川と山梨と静岡、これを一つにいたしました。静岡は普通は関東とは申しませんが、まとまりからいって、あるいは人口大体一千万ということを頭に...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 自民党案によりますと、衆議院で廃案になりました自民党案では二名区が二十一できるわけですね。二名区の比例代表というのは比例代表という多様な民意を反映するということになるんだろうか、それは阻止率が三%だということで今いろいろな議論がありますけれども、三分の一...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 私が申し上げましたのは、衆議院で廃案になりました自民党案は百七十一が比例区でございますが、二名区が二十一できる、こういうことでございます。四十七都道府県のうち二十一が二名区だということで、その意味では非常に阻止条項も高いし、二名区という単位では比例代表と...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 必ずしも御質問の趣旨がよくわからないのでありますが、衆議院選挙区画定審議会の方から内閣総理大臣に対しまして案が出された場合には、内閣総理大臣はそれを尊重して国会に提出をするということでございますから、当然、審議会が設置されて六カ月以内に出された場合にはで...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 総理府に設置することにしたことは久世委員も十分御承知だと思いますのでそのことは申し上げませんけれども、そこから政府案として衆議院、参議院、国会で審議をしていただくわけでございますから、その意味では憲法に触れるものではないと考えております。
○国務大臣(佐藤観樹君) 委員今お話しの中に、どのような制度を使っても党の一番トップにいろいろ力が働くんじゃないかと言われたので、どの制度でもと言えばそれで答えは尽きてしまうのでありますが、委員今言われましたように、そのために例えば党員な力党友なりをどれだけという義務を課するか課...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 言うまでもなく、この問題の発足は金と政治、金と選挙の問題から発しているわけでございますから、できるのかではなくてやっていただく、そして国民の信頼を取り戻す、このことだと思っております。
○国務大臣(佐藤観樹君) 議会の運営、委員会の運営にかかわることでございますので、中村委員のお気持ちはまことにありがたく私たちは受け取らせていただきますが、私たちはひとつ皆さん方のいろいろな角度からの御審議に十二分にお答えをして一日も早くわかっていただきたい、賛成していただきたい...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 根本のお話につきましては私も大賛成でございまして、引き続きいろんな角度から腐敗を防止するためにお互いに議論を深めていく必要があると思います。  ただ、中村委員が言われた中でも、平成四年十二月のいわゆる緊急改革二十一項目という中には、資産公開とか、あるい...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 警察庁を管理いたします国家公安委員長として答弁させていただきたいと思いますけれども、いかなる事件に対しましても厳正公平、そして不偏不党でやはりやらなければいけません。  ただし、中村委員も言われましたように、新聞の報道したことが事実かどうかわかりません...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 委員御指摘のように、現実に金品の授受があったときのような場合には確かに意思を通じということが非常に端的にあらわれる例であると思いますが、この意思を通じの場合というのは、明示たると黙示たるとを問わず全体の状況の中である程度判断もできるわけでございます。 ...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 投票権というのは国民の基本的な権利でございますから、今、委員御指摘のように、介護を受けていらっしゃる方等高齢化されている方、あるいは身体に障害を持っていらっしゃる方、こういった方々の投票権というのを拡大していくということは、これは非常に重要なことだと思っ...全文を見る
01月19日第128回国会 参議院 政治改革に関する特別委員会 第14号
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○国務大臣(佐藤観樹君) これは自治大臣というよりはむしろ政治家ということかと思いますけれども、長い論争の中で、結局、自民党さんの中の同士打ちというのが、やはりこれが個人本位選挙のためにお金をかなり集めなきゃならぬ、集めることによってかなり政権を維持することにプラスになってきた。...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) まことに恐縮でございますが、私は若干総理と見解が違うのでございます。  というのは、小選挙区との比較でいえば中選挙区制というのはどちらかというと比例に近い性格を持っております。したがって、比例とて各政党の選挙協力なり、あるいは政策協定なり一つのそういう...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 私は全くなかったとは思っていないんです。例えば与党と野党の間にやはり論争は、これからの日本のあり方、財源問題、外交問題、いろいろあったと思います。  ただ、ティピカルに出ている問題は、総理が言われましたように、候補者のかなりの部分を占めます今まででいえ...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 誤解をされないようにお話しさせていただきたいのでありますけれども、服部委員言われることはある意味では御指摘正しいのでありますが、なぜ自民党さんのということを申し上げたかと申しますと、社会党の場合には複数立候補の場合には地域で分かれてできる限りやるようにし...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 五年前といいましょうか、昨年の自民党案あるいは社公案をめぐってのいろいろな議論等々を通じて言えば、結局、中選挙区制の場合には同士打ちというのがある、したがって政策よりは個人的な後援会を通じて個人的なつながりを多くつくることが当選につながる。そこにお金がか...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 後援会の活動というのは、事実上どこかから収入を得てきてやるということになるわけでございますけれども、実際の場合にそれをやるんだったら、とても複数候補者を立てることを前提にしてそれを規制することは無理であるというのが、例えば昨年の自民党案、社公案の議論の中...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 八幡判決の話はちょっと後にさせていただきますが、むしろそれを言いたいのは、自治大臣というよりも、この五年間なら五年間の問答の中でやってきた、今、服部委員が言われますのは、平成四年の緊急改革あるいはあの年のいろんな議論で社会党がむしろそのことを主張してきた...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) これは服部委員、大ざっぱではないのでございまして、このことのために三年四年実は議論してきたのであります。  確かに私は自民党所属ではございませんので、その実態ということについては皆さん方以上に知らないかもしれませんが、これはここで言えば羽田さんなんかと...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 先ほど委員から言われましたけれども、日本人というのは稲作民族だというんで全会一致を求める、そういう同一性の非常に強い民族である、そこが狩猟民族と違うんじゃないかということがかねがね言われておる。そういう大前提というのは私もある程度理解しているわけでありま...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 私、このごろの選挙を見てみますと、かなりマスコミの影響というのがあって、運動量をふやせば必ずそれがまた議席に結びつくということでもない。やはりそこでは政党の持っているイメージなりそこでの候補者のイメージなりということにかなり結びついてくると思うわけであり...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 残念ながら今日まで、近くはリクルート事件からずっと起こっている問題は、政治家個人と企業というものとの関係で起こっているわけですね。したがって、私たちはこの際、政治家個人、それは形上後援会あるいは政治団体を通してくる場合もありますけれども、政治家個人と企業...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) その問題は幾つかの問題を含んでいる問題ですが、政党の役員が法案をつくるために業界からお金をもらう、つくったことによる恩賞といいましょうか、としてもらうということについて、政党の役員もいわば贈収賄事件の対象とした方がいいのではないかという意見はかなり前から...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) ですから、党に入るについても、そこでその政党の役員が大変絶大な権力を振るって政党に入れるということについて、政党の役員というものについてもそういうチェックをすべきじゃないか、あるいは、その発言によっていろいろ政策が変えられるというような地位にある人まで贈...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 何度か議論になりましたけれども、その前に、政党の役員について贈収賄なりなんなりそういうような対象にするかどうかということについては今後の課題だと。かねてから言われていた、しかし今後もいろいろな角度で議論は必要であろうということでございまして、私がここで今...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 結論的には従来申し上げたことと変わっておりません。  ぜひとも、地方の選挙につきましても、有権者の方も意識改革をしていただきたいし、それから企業献金といっても有限会社やあるいは小さな会社からもらっているものはひとつこれは個人献金に切りかえてもらいたい。...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 山花大臣の答弁と同じでございます。
○国務大臣(佐藤観樹君) 確かに、個人献金が今は御承知のように政党に対して二千万、それからその他の政治団体に対して一千万というのが許されておるわけでありますけれども、どうも日本の政治風土というのは個人献金を余りしたくない、したがって税額控除という新たな制度も今度入れたわけでござい...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 先ほども山花大臣から申し上げましたけれども、自治大臣の私のところへ届いている政治資金報告書、各選挙管理委員会に届けられております政治資金の報告書、これを見た上にさらに調査をしたかといえば、それはしていないということで、今出されているものについては我々とし...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) この制度を入れましたときに、議員で言えば国会議員、県会、政令市ということに限りましたのは、一つはこれはやっている範囲が非常に広いということ、そしてもう一つは、いやしくも減税効果になるわけでございますから、したがって税務の執行上そのことがちゃんと担保できる...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) いろいろな議論、委員会におきます長い長い討議経過、国民の皆さんの世論に合わせて、我々が今何を求められているかという視点というものをやっぱり持たなきゃいかぬと思うんですね。  私も、社公案の提案者の一人として自民党案の提案者の方々とも議論をさせていただき...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 先ほども申し上げましたけれども、衆議院におきまして自民党案、社公案ということで百七時間議論をしてきたわけでございます。そういう中で我々がしなければならぬことはどうか。その際に、先ほど申しましたように海部案よりも比例代表の数は多くして多様な民意をより吸収す...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 十二分に対応できるように今全力を挙げて頑張らなきゃいかぬと思っているわけでございます。  ここでも答弁をさせていただきましたけれども、大体各都道府県は二月初めが知事査定でございますので、それまでに地方財政対策、そしてその前提となります税制改正大綱、これ...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) これは事業収入ということで、対価があって、本来ならあそこに出席をして、物を食べて残りを寄附するという格好ですから、寄附の扱いとは違うということになっておりますが、一昨年の緊急改革で、御承知のように一パーティーにつき一企業が買えるものは百五十万円までですよ...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 報道があったことは知っておりますけれども、その団体が四千万円出せるだけの、つまり制限のところ、枠のところ、総額の枠のところが出せるかどうか、ちょっと私も事実関係がわかりませんのでその部分はできませんが、一般論として、企業・団体献金は禁止をするが、とりあえ...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) それは恐らくないと思います。私が申し上げているのは、新聞に報道されたことは知っていますけれども、その事実関係自体はこれは検察なり警察の問題になるわけであります。  ただ、一般論として言えば、今度の改正法案でも、政党に献金をするということ、そして名前がつ...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) おのおののその政党は、御承知のように、五万円以上のものにつきましてはどこに出したというのをやってもらうわけでありますから、その限りの中では明らかになるわけでございます。
○国務大臣(佐藤観樹君) それは、政党から来たものを資金管理団体に入れるか個人という形で受け取るか、二つの方法があるわけであります。資金管理団体の場合には、言うまでもなくいろいろ報告をしていただくことになります。個人で受け取った場合には、これはもうまさに政治家の倫理にかかわる話で...全文を見る
02月16日第129回国会 衆議院 本会議 第4号
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○国務大臣(佐藤観樹君) 井出議員の御質問のうち、地方財政についてお答えをさせていただきたいと思います。  地方公共団体の予算編成に際しましては、地方財政計画の骨子でございます地方財政対策の概要が示されていることが必要であるため、これまでもその早期決定に努めてきたところでござい...全文を見る
02月16日第129回国会 参議院 本会議 第3号
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○国務大臣(佐藤観樹君) 及川一夫議員の御質問のうち、地方財政の問題について私の方から答弁をさせていただきたいと存じます。  地方公共団体が予算編成をする場合には、御承知のように、地方財政計画の骨子でございますところの地財対策の概要というものをお示ししなければならぬわけでござい...全文を見る
02月18日第129回国会 衆議院 予算委員会 第1号
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○佐藤国務大臣 経企庁が組んでおります平成六年度のGDPが、四百八十八兆五千億と組んでおりますが、地方が持つ分というのは、支出におきまして大体一二%台ということでございますので、大変大きな影響を持つわけでございます。  したがいまして、景気回復のためにも、地方公共団体が遺憾なく...全文を見る
○佐藤国務大臣 大変お言葉を返すようでございますが、このあり方自体は、海部内閣のときから出ました政府案、それから自民党さんの案、社公の案、この案でも既に長年の間議論されたとおりでございます。確かに渡辺議員言われますように、そういう考えで国に過度に依存することがあってはならないとい...全文を見る
○佐藤国務大臣 既に経過につきましては皆さん御承知のとおりでございますから、過去にさかのぼって余り言うのも何かと思いますが、御質問でございますから。  私も自治大臣という立場で、この経済問題協議会、羽田座長でございますが、の中の一員でございました。この構想というのを聞いたのは、...全文を見る
○佐藤国務大臣 私が先ほど言ったことは何も日程的に間違いございませんけれども、法律が通りました一月二十九日に、羽田座長のもとで経済問題協議会をやっております。それから、三十一日の月曜日の五時から経済問題協議会をやっておりますが、この三十一日の五時のときには、政府は一体として取り組...全文を見る
02月21日第129回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○佐藤国務大臣 全体のお話をした方がいいのではないかと思っておりますけれども、今は、地方財政計画は御承知のように策定中でございまして確定的なことは申し上げませんけれども、この私学助成につきましては、極めて重要なテーマでございますので、私学経営の実態あるいは保護者負担の状況、こうい...全文を見る
○佐藤国務大臣 文部省の方の補助金の配り方の問題につきましては、これは文部省の問題ですから私からお答えすべきことではないと思っております。  ただ、私の方からそのことについて言わなければならぬのは、かつては地方自治体の方も三段階でこの文部省の予算につきまして配分してくれと、全国...全文を見る
○佐藤国務大臣 政治改革の問題は国民的な大変大きな課題であったことは御承知のとおりでございます。そして、細川総理及び河野総裁のもとに修正を協議をされまして、そして平成六年度の予算の審議の前までにひとつ成立をさせるという総総会談の結論が出ておるわけでございます。  私たちは、この...全文を見る
○佐藤国務大臣 修正の前のときにも東中議員からこの点については御質問を受けたと思いますけれども、公選法でいろいろと運動の量を決めますときにはどうしても候補者数というものを一定の量にして運動量を決めるというやり方でないと、とにかく人数を立てればいいということになったんでは選挙が非常...全文を見る
○佐藤国務大臣 東中議員言われますように、供託金の金額というのは、諸外国の例を挙げられましたけれども、確かにそのとおりだと私も思っております。日本ほど選挙の公営ということが進んでいるところはないのでございまして、ポスターの印刷代から、あるいは新聞の広告代から自動車の使用料から、あ...全文を見る
02月22日第129回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○佐藤国務大臣 だんだん質問の幅が大変広くなっているので、どこの部分にお答えしたらいいのかわかりませんが、経過的には、一昨年の十二月、緊急改革というのをやりましたが、私も当時社会党の責任者という立場で出てまいりました。もっと罰則強化のことやらあるいは政党助成のことは申し上げました...全文を見る
○佐藤国務大臣 これは、世界各国の問題は総理からも言われましたけれども、ドイツはドイツでそれはそれなりいいところがあると思います。アメリカはアメリカでまたいいところがあるんだと思うのです。もちろん制度として、何か言えば欠点はあるかもしれませんが、それは一概に、すべて押しなべて言う...全文を見る
○佐藤国務大臣 一つは、固定資産税の減免の問題につきましては、基本的には宗教法人の境内地の中につきましては、これは非課税ということになっておるわけでございます。ただ、創価学会の会館というのですか、あれがそこに当たるのかどうかは私もつまびらかではありません。  それから、今の島村...全文を見る
○佐藤国務大臣 委員最初にお話がございました明るい選挙推進協会の実態及び事業のやり方、これにつきましては、後から選挙部長の方から答弁させたいと思います。  そもそも、さきの一月の二十八日の細川総理と河野総裁とのいわゆる総総合意によりまして、平成六年度の予算の審議に先立ってこの修...全文を見る
○佐藤国務大臣 どこでこの事業をやるかにつきましては今選挙部長から御答弁いたしましたが、もう今まで寄附の禁止なりあるいはポスターを見られたと思いますし、あるいは電車の中のつるしも見られたかと思いますけれども、これはずっとこういうことを今までやってきてもらっておるところでございまし...全文を見る
○佐藤国務大臣 ちょっと繰り返しになりますけれども、非常に大事なことでございますので、またまとめて改めて答弁をさせていただきたいと思います。  先般の臨時国会における細川総理と河野総裁の合意では、平成六年度予算の審議に先立って修正を実現させることが合意されており、政府としてはこ...全文を見る
02月23日第129回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○国務大臣(佐藤観樹君) 総理からお答えになりましたように、全体的には私も自治大臣という立場で経済問題協議会の中で何度か羽田座長のもとでいろいろな議論をしてきたわけでございます。  一月三十一日、月曜日でございましたけれども、夕方に経済問題閣僚会議がございまして、ここで一任をし...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 私たちはそのような無責任なことで対応しているつもりは毛頭ございません。  国民の皆さん方のあの消費税導入に対する非民主的なやり方に対する怒りで野党第一党でありました当時の社会党に大変票が来た。そのことは事実でございます。その後、参議院の方から消費税の廃...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 山花大臣の答えたとおりでございますけれども、そこに書いてございますように、中身は、私も若干国会に出てから税をやっている者でございますけれども、大変深く広いと思っております。精力的に国民の期待にこたえてやるのが政党の責任だと思っております。  私も今は閣...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 今、御承知のように修正協議をしていただいておりますけれども、母体はこれは政府提案の法律でございますので、その部分の修正でございますから、その議論自体は議員立法になると思いますし委員会の議論となりますが、母体としてはこれは政府提案の修正というふうに考えてお...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 今、私答弁の中で細川総理と申し上げましたけれども、それは今の、この本委員会におきます議論の中で総理から御発言がございましたけれども、与党を代表する細川護熙氏、こういう意味でございますので、その点は御理解いただきたいと存じます。
○国務大臣(佐藤観樹君) 与党を代表いたします細川護熙氏と自民党総裁である河野洋平氏が合意をなされ、そして今修正協議がなされていることでございますから、今仮定の話でそのようなことを言われましたけれども、そういうことは本来あってはならないことだと思いますけれども、御質問に答えれば、...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 今度の三次補正に伴うところの公共事業に対しまして地方負担が約一兆二千億出てくるわけでございますが、これは全額地方債で手当てをいたしまして元利償還金を後で交付税措置をするということにしております。  それから、執行の具体的なことにつきましては、関係省庁と...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 自治省の先輩として地方財政につきまして大変御心配いただいて、まことにありがたいことだと思っております。  もう御質問の中にすべてが入っているように思いますけれども、減税分あるいは地方交付税からのはね返りも含めまして約六兆円財源不足ということになってまい...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 私の方から三点にわたって簡単に答弁をさせていただきたいと思います。  一つは、今やりつつあることでございますが、例えば平成六年度の予算の中でも厚生省関係七件ございますけれども、これも一般財源化するということで、定着をしたものについては財源的に地方に移し...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 御存じのような景気の情勢でございますので、地方財政計画の中で八十兆九千億円という大変大きな地財対策を組んだところでございます。地方交付税につきましても、前年より〇・四%伸ばしまして、十五兆五千億円ということで、地方自治体が心配なくやっていただこう。景気対...全文を見る
03月01日第129回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第2号
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○佐藤国務大臣 当時、海部内閣の案が出たときに、野党の方からこの区割り案は党利党略ではないかといういろいろな声があったことは、私は事実だと思っております。ただ、自治大臣という立場になりましていろいろ調べてみますと、今大島先生言われますように、ワーキンググループ五人の方が公正な形で...全文を見る
○佐藤国務大臣 もう大島委員御承知のように、法律にはちゃんと行政区画、交通あるいは経済的な関係等々、そういったことを総合的に勘案して合理的な案をつくるということが書いてございますので、今委員言われましたように、二倍以内にどのくらい近づけるかということも十分審議会の委員の方が考えて...全文を見る
○佐藤国務大臣 政党法に関する問題は、かなり本委員会でもいろいろな立場からの議論がございました。たくさんの問題があるとは存じますけれども、御質問の件につきましては、連立与党と自由民主党におきまして、政党交付金の交付を受けることができる政党は法人格を有すべきであるとの自由民主党の意...全文を見る
○佐藤国務大臣 政府といたしましては、公職選挙法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案につきましては、特に異議はございません。
○佐藤国務大臣 ただいまの決議につきましては、政府といたしましても、その御趣旨を尊重し、善処してまいりたいと存じます。
03月02日第129回国会 参議院 政治改革に関する特別委員会 第2号
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○国務大臣(佐藤観樹君) ある市町村で議員の報酬を引き下げようということにいたしましたら、そしてそれを町に返すという場合に、これも寄附の禁止に当たるという例等がございまして、ここまでもいかぬのかなという感じが率直に言って私もございます。  ただ、例えば下稲葉議員が言われましたよ...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 現在、国会で御審議いただいているわけでございますし、関根委員から御質問ございましたように、これからの政局とも絡むのかもしれません。したがいまして、一般論としてお答えをさせていただきたいと存じますけれども、もう関根委員ももう十分御承知のことでございますが、...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 特別な事由がなければ、関根委員御指摘のとおり、大体そのぐらいの日程になると考えております。
○国務大臣(佐藤観樹君) これは審議会設置法が通ってから法律に定められておりますような人選、専門家をえり抜きましてお願いをするわけでございますので、今、いつまでにその人事案件を国会にかけられるということまで申し上げることはできませんが、しかし全体の政治改革の重要性から申しましてま...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) それは私たちとしても、できるだけ早く任命をさせていただき両院の議を経て審議会を発足させたいと思っておるわけでございます。  しかし、何分ともこれは極めて専門的な問題をやっていただくわけでございますので、そういう面では、しかもどう見てもこれは客観的にどな...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 審議会の審議は法律上六カ月以内となっているものですから、先生御承知のように、それは委員の方がどういうふうにやられるかということになってくるわけでありますので、本当に六カ月必要なのかどうか、それはもう全部委員の方にやっていただくということでございます。 ...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 審議会の委員の方にやっていただくのは極めて専門的なことをやっていただかなければなりませんので、選挙制度に大変造詣の深い方、あるいはそういう意味での選挙制度についての実務経験をある程度持っていらっしゃる学識経験豊かな方で、だれが考えてもやはりこの方なら公正...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 本問題に答弁する前に、先ほど政治家と言った中には首長さんもやはりこれは除かなきゃいかぬというふうに思っております。  それから、調査票の問題あるいは現地調査の問題、これはどういうやり方をするかは別といたしまして、当然のことながら地域の歴史的な成り立ち、...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) それは当然結構でございます。
○国務大臣(佐藤観樹君) 御承知のように、政党というのは極めて民主主義の土台になる団体でございますから、政治資金規正法上の報告書を出していただくときも全く事務的なミス以外はこれを指摘しないということで公開をしているということになっておるわけです。したがいまして、私たちとしては、今...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 先ほど御説明しましたように、政党への国家の公権力の介入というものを極力排除する、政党の内部にはできる限り立ち入らないということを原則に我々はいろいろな法案を考えたわけでございますが、この政党交付金法でも、政党の届け出あるいは交付金の交付の方法、あるいは使...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 一面ではそうでございますけれども、我が国にも、昭和二十五年以来だと思いますけれども、供託金等のいろいろな歴史があり、物価の上昇率があるということでずっと現在のところ来ているわけでありますし、それから選挙公営がここまで進んでいる国、ここにいろいろと国が公営...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 聴濤委員の話は、一般経費の話と、いわゆる法律上の執行経費の話と公営費の話をちゃんと分けられて物を言っていらっしゃるのかなという気がちょっとするんです。  いずれにいたしましても、平成五年の衆議院のときに、落ちた人も含めて候補者一人当たりのいわば選挙公営...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 昭和二十五年のときには供託金と分担金ということで、分担金というのは返らないということです。それは二十七年までそういうやり方をしてまいりました。  ロッキード事件があったときに、政治家の入りの問題だけじゃなくて出の問題を考えなきゃいかぬと。そのときには、...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) いずれにいたしましても、最初の昭和二十五年の三万円から今の三百万円にいくまでにはいろいろな物価の上昇その他もずっと掛けたこともございます。  そもそも私は、供託金というのは、先ほどもちょっと触れましたけれども、運動量をふやすためにとにかく候補者を立てよ...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) たびたび御説明申し上げておりますように、我々は、昭和二十七年を一回目と数えれば七回その供託金の金額の引き上げを国会に諮り、国会の御承認を得てやってきておるわけです。そのときは、今申しましたように物価の上昇率もございますし、もう一つは公営の拡大ということも...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 日本の場合には、御承知のように七十年間中選挙区制という個人本位選挙をやってきたわけです。そして、いろいろな制度の改正があって、供託金の問題も選挙公営の問題も御承知のように今現状あるようになってきておるわけでございます。    〔委員長退席、理事一井淳治...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 参議院の比例代表の一回の選挙は五十名でございます。衆議院は二百名でございます。一人当たりかかる費用は、先ほど公営費の話は申し上げましたが、そのことを考えれば当然金額は多くなると思います。
○国務大臣(佐藤観樹君) 新しい制度になって今度どのくらい政党ができ、またどのくらい候補者が出るかわかりませんので、そのあたりの公営費はちょっとまだ現時点でははじきようがないわけでございます。したがいまして、先ほど申しました過去の平成四年の参議院、平成五年の衆議院という数字を使っ...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 政党ビラといいましても、今配っているのと違いまして、選挙運動用でございますから各候補者の名前は入っていいわけですね。したがいまして、私たちの方として考えておりますのは、選挙事務所の中での頒布とか、あるいは政党等による演説会の会場内の頒布とか、あるいは街頭...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) これはそもそも今の個人運動用ビラの制定をされるときにいろいろ議論がございました。もっと頒布できる方法を広げたらどうだという議論もありましたし、そういう話し合いの中で、先ほど申しましたように一定の限られたところで頒布をすると。それは、やっぱりビラ公害という...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 今、佐野選挙部長から申し上げましたように二つのケースがございまして、一月一日が基準日になっておりますので、そのときに手を挙げない、私の党は要りませんという場合には、簡単に言えば他の手を挙げてきた政党で三百九億を分ける、こういうことになるわけであります。 ...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 委員から御質問がございましてそのとき答弁させていただきましたけれども、今、自治省の中に政見放送研究会というのを持っていろいろと研究をして今日まで来たわけでございます。  委員からの御質問もあり、大変長いこと慎重に審議をしておるものですから、慎重過ぎるの...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 今申しましたように、研究会の方から報告をまだ受けていないので、下村委員に漏れ伝わったところでございますが、いずれにしろ非常に重要なことでございますので、手話通訳をつけることについての責任を一体どこにするかということもちゃんとしなきゃいかぬと思っています。...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) そこは、手話通訳を連れてこられるのは一体どなたの責任にするか、候補者の責任にするか政党の責任にするか。そのあたりのことも、例えば選挙管理委員会が紹介したけれども、あの人は私の思うとおりにやらなかったなんということが起こったら我々の立場では困るものですから...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 先ほど申しました政見放送研究会の中で、今御指摘の文字放送というものを字幕スーパーということで言いかえてもいいかと思うんですが、それを含めて検討していただいています。  ただし、これは解散になってから告示の日までが非常に短いという時間的な制約がございます...全文を見る
03月03日第129回国会 参議院 政治改革に関する特別委員会 第3号
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○国務大臣(佐藤観樹君) 御承知のように、審議会法の第八条に、「審議会は、その所掌事務を遂行するため必要があると認めるときは、行政機関及び地方公共団体の長に対して、資料の提出、意見の開陳、説明その他の必要な協力を求めることができる。」ということとされておりますし、また、与党と自由...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) これは何度か御説明してまいりましたけれども、政党本位になるということで、どうしても政党としてこの人は当選をさせたい、しかし小選挙区でもやはり戦ってもらって党の票も出していきたい、党に裁量権を与えるということで、小選挙区で戦い敗れる場合もあかもしれませんけ...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 政治活動はできる限り自由な方がいい、自由であるべきであるということは原則として私も賛成でございます。ただ、選挙運動期間というのは、候補者なりその政党にとりまして一定の秩序、公平性ということも求めていかなければならぬわけでございまして、選挙法というのはその...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 私は、選挙期間中においては一定の秩序が選挙運動には必要であるということを申し上げておるわけでございまして、選挙期間じゃないところの政治活動については自由である、しかし選挙に入ったら、候補者の公平性、金があろうとなかろうと一定の範囲内でやってください、運動...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 繰り返しになりますけれども、余りにも無秩序なビラのはんらんというのはいかがなものか、やっぱり一定の秩序を設けるべきではないかということに尽きるのではないかというふうに考えております。
○国務大臣(佐藤観樹君) 自由にといいましても、事前運動とか一定の規制の問題があることは御承知のとおりでございます。  この修正をどう思うかという、閣僚の立場で言うならば、これは与党及び最大野党であるところの自由民主党さんとの間においていろいろ協議の上で国権の最高機関であるとこ...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 警察庁を通じまして警察を管轄をいたします国家公安委員長としても、権力の乱用はあってはいけませんけれども、法律の適正な運用ということは当然やっていかなければならぬと考えております。
○国務大臣(佐藤観樹君) 今の問題について、何か撤去命令なりその他罰則もついておりますけれども、当然その解釈等につきましては自治省とも相談の上執行されるというふうに従来からも、つまり裏打ちのポスターの問題とかあるわけでございますので、その意味で法律が求めていることかどうかは十分精...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 私たちもハンディキャップを持った方にでき得る限りの選挙への参加、投票への参加ということをするために努力することは当然だと思うわけでございます。  ただ、現実に選挙運動期間が短くなり、例えば衆議院の場合に解散から投票日という期間が大変短くなったという中に...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 経過につきまして、下村委員今言われましたように、昭和六十二年にいずみの家をつくるときに、東京都と山梨県との間で今御指摘のように住民票は移動しないで遠隔地扱いをする、それは国保の加入の問題があるのでそういう取り扱いにするということでこの施設を設置をしたよう...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) そうです。
○国務大臣(佐藤観樹君) 全体的なことにつきましては、自治省だけでできることではございませんけれども、今、下村委員から御紹介があったようなことが、たしか議会の中だと思いましたけれども、公式の議会の中でそういう発言がなされたことは、ハンディキャップを持った方々に対する温かみと申しま...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 私たちも住民訴訟と申しましょうか、あるいは直接請求と申しましょうか、このことは首長なりあるいは議員に任せるといういわば代表民主制を補完するものとして非常に重要だというふうに思っております。  しかし一方で、下村委員の絶えずの御質問は性善説に立たれて、そ...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) だんだん春になってまいりましたので、明るい方向で検討しているというふうに御理解をしていただいて結構でございます。
○国務大臣(佐藤観樹君) 私たちも、外国に居住をされている方、しかもだんだんふえているわけでございますから、そういった方々の選挙への参加ということは非常に大事だというふうに考えておるわけでございます。したがって、昭和五十九年に政府で一度出したことがあるわけでございますが、衆議院で...全文を見る
03月24日第129回国会 衆議院 本会議 第11号
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○国務大臣(佐藤観樹君) 地方税法及び地方財政法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  平成六年度の地方税制改正に当たりましては、当面の経済情勢に対応するため、個人住民税の特別減税を実施するとともに、最近における社会経済情勢等にかんがみ、住民負担の...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 塩谷議員の方から、土地の譲渡益課税の措置、それから不動産取得税の負担軽減措置については景気対策として不十分ではないか、どのような考えに基づいてこのような措置をとったかという御質問がございました。  土地の譲渡益課税制度につきましては、御承知のように、基...全文を見る
03月28日第129回国会 参議院 地方行政委員会 第2号
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○国務大臣(佐藤観樹君) ただいま議題となりました新東京国際空港周辺整備のための国の財政上の特別措置に関する法律の一部を改正する法律案及び消防施設強化促進法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  初めに、新東京国際空港周辺整備のた...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) この消防職員の団結権問題というのは、もう関根委員よく御承知のように、長い長い経過を持ってしる難しい課題だというふうに考えております。  一方ではILOという国際機関の中で御指摘をいただき、かつ鈴木公務員部長からもお話しございましたように、平成三年から御...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) ヘリコプター体制というのは、関根委員今言われますように、高いものでもございますし有効に使わないことにはいかぬということで、そういったいろんな体制づくりは今一生懸命考えておるわけでございますが、広域連合制度との関係におきまして実はまだ細部につきまして今鋭意...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 成田もそうでございますけれども、九月四日でございますかに開港いたします関西新国際空港につきましても、これはもう日本の航空事情からいいましても非常に重要な拠点だという認識をしておるわけでございます。  したがいまして、私たちとしても、使われる方の安全性確...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 御承知のように、消防の場合には二十四時間体制ということでございますから、交代制の勤務をやっているというそういう特殊な勤務体制もございますし、また火災出動時には大変な危険を伴う仕事であるということを十分配慮して、今日まで処遇の改善ということにはいろいろ努め...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 前回の改正、前回のこの期限が切れて新たに法律を延長したときが平成元年でございますけれども、御承知のように、このとき新たに市町村の財政力指数が一を超えるところにつきましては七分の三の補助率から十分の四に引き下げたわけでございます。社会党といたしましては、こ...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 平成六年度の地方財政計画の概要について御説明申し上げます。  平成六年度の地方財政につきましては、現下の厳しい経済情勢と地方財政の状況にかんがみ、おおむね国と同一の基調により、歳入面においては、地方税負担の公平適正化及び地方交付税の所要額の確保を図り、...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) ただいま議題となりました地方税法及び地方財政法の一部を改正する法律案及び地方交付税法等の一部を改正する法律案の提案理由とその要旨について御説明申し上げます。  まず、地方税法及び地方財政法の一部を改正する法律案の提案理由とその要旨について御説明申し上げ...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 大変重い大きな負担だというふうに感じておるわけでございますが、ただ、この際やはり景気回復をさせることが政治の最も重要な課題である。したがいまして、私たちといたしましては、恒久的な財源を地方財政の中で見つけることはもちろん今後議論がある中で当然でございます...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 委員今御指摘のように、私たちも大変重大な財政状況にあるという認識を持ち、ただ湯浅局長からも申し上げましたように、減税分につきましてはこれもまた今の税制のあり方でそのまま延長するということでなくて根本的な財源対策というものを与党なりに考えてもらわなきゃいか...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 将来決めますからそれでいいんだという、そのいいんだという意味は必ずしもよくわからないのでありますが、いずれにいたしましても私たちといたしましては、今の国の情勢も御承知のように、国債整理基金の定率繰り入れもやれない、それから国が減税をする場合でもこれまた全...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 関根委員の言われていることと私の思っていることとは違いは全くないのではないかと思っております。  確かに委員言われますように、まだ税制改革自体が日の目を見ているわけじゃない、完結したわけじゃない、一つの結論が出たわけではないということは事実でございます...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 地方消費税の問題につきましては、御承知のように、税制調査会も昨年十一月に国と地方の消費税のあり方について並行して審議をするようにということを言われておりますし、また、今各地方公共団体の方からも恒久的な安定的な財源のために地方消費税の創設をという要望も多く...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 財政局長から今この交付税法を三月三十一日までにお通しをいただくことが地方財政及び関係者にとりましていかに意義のあることかということについて答弁をさせていただいたわけでございますけれども、ここに至るまでには与党はもちろんでございますが、自由民主党さんにおか...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 関根委員の御指摘でございますけれども、これは二十三次地方制度調査会の中でいろんな角度から議論をされてまいった中核市でございますので、委員が今言われました問題について、その議論がどういうふうになったか御承知おきを願いたいものですから、ちょっと吉田行政局長の...全文を見る
03月28日第129回国会 参議院 本会議 第9号
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○国務大臣(佐藤観樹君) 地方税法及び地方財政法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  平成六年度の地方税制改正に当たりましては、当面の経済情勢に対応するため、個人住民税の特別減税を実施するとともに、最近における社会経済情勢等にかんがみ、住民負担の...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 最初に、地方消費税の創設についての御質問がございました。  地方分権の推進は、ただいま総理から言われましたように、衆参両院におきます地方分権の決議もなされておりますし、今や時代の大きな要請となっていると認識をしております。  その際に、言うまでもござ...全文を見る
03月29日第129回国会 参議院 地方行政委員会 第3号
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○国務大臣(佐藤観樹君) 住民にとりまして最も身近な業務というのはできるだけ住民の近いところでやるべきであるという地方自治の思想というのは、地方分権への国民の期待が大きくなるまでにも先輩各位がいろんな形で努力をされてきたことだと思うわけでございます。  しかし、何といいましても...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 先ほどの答弁の中で当面の問題をちょっと落としましたのですが、当面、二十三次の地方制度調査会の答申に基づきますところの地方自治法の改正及び関連法案、つまり中核市制度、それから広域連合制度というものを含めました法案を出させていただきますので、その点もよろしく...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 第三次行革審の最終答申の中にも、鎌田委員が今御指摘になっているようなことが指摘をされておりまして、「国の地方に対する不信と地方の国への過度の依存傾向が、地方分権への積極的な取組を妨げる一因となっていたことは否定できない。」ということが指摘をされております...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 長く地方自治を担当していらした鎌田委員にぴたりとしたお答えができるかどうかわかりませんけれども、地方分権がこれから各省庁のいろいろな、抵抗という言葉を使っていいのかどうかわかりませんが、中でやっていく、これはある意味では近くは明治維新以来の中央集権できた...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) あの国民福祉税構想が出されたときに、一体政府自身が血を出し汗を出してスリム化しようとしているのか、そういうことの前提の上に税というものが成り立っていかなきゃいかぬ、国民から見ますとまだまだ国の行政は肥大化しているのではないかということがございますので、そ...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 地方公共団体がこれからどういうふうになっていくかという問題になりますと非常に法律的に細かくなってまいりますので、逆に鎌田委員が今言われましたように国がどれだけ担うべきかということから言い、かつ身の回りの問題は地方公共団体にという論議の方が非常にわかりやす...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 結論を先に申しますと、平成七年度のありようについてはまだ何らの決定を見ておりません。  私たちといたしましては、レーガン減税を上回るようなかつてない五兆四千億円の所得税、住民税の減税というものは国民総支出の中に占めます割合からいいましても大変高いもので...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 平成六年度限りのというのは、これはいわば平成六年度の予算あるいはそれに関連をいたします法案という限りにおきまして国会に単年度主義で審議をお願いするわけでございますから、当面今議論しますのは平成六年度限り、また住民税減税 所得税減税につきましても平成六年度...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 繰り返しになりますけれども、確かに具体的にそこにお金があってすればこういう形にはならぬわけでございますけれども、言うまでもなく、税収自身も歳入欠陥が生じているという状況でございます。  したがって、経済を浮揚させるために景気回復のためにやる減税でござい...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 減税をした場合にそれが消費に回るか貯蓄に回るか、いろいろかねてから議論があるところでございます。しかし今、日本の経済を構成している中で、住宅は年平均百六十五万戸という体制でかなりハイレベルできている。それから公共事業も、国と地方公共団体で借金が多くなって...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) これは細かくは税務局長の方から補足をしていただきますけれども、その部分だけ言えばそういう御議論もあろうかと思いますけれども、一方、金持ち減税につながってくるではないか、いや金持ちの方が消費は多いはずだというようないろいろな議論があることはあるわけでござい...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 九七でございます。
○国務大臣(佐藤観樹君) 今、大臣という政府における立場でございますので、合意は与党でなされたものでございますので直接的には私は関与していないのでございますが、いやしくも政権を支える与党として天下に公表した合意書ということでございますから、当然その実行を天下に約束したような形でや...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 当然一の結論を得ればあるいは政府の意見を聞かれるときもあると思いますが、そういったときには当然私の方の意見を申し上げ、かつ与党と政府の間で合意ができればそれに基づいていろいろな意味で施行していくのは当然だと思います。  今ちょっと御質問を私その前段の税...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 当然、連立与党がいろいろ結論を出すに当たっても、政府の意見を申し述べる機会もあろうかと思います。政府、与党は一体でございますので、そういった意味では我々の方の意見もある程度入れられて、そして一つの成案を得ればそれに基づいて来年度の税制改正あるいはその他の...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 私は、地方税制の中で最大の問題は、一言で言えば間接税の割合が極めて低い、国が三割に対しましてわずかに一割しかないということに尽きるんだと思っておるわけでございます。歳入の方、税収構造がそうなっているということは、直接税が九割ということでございますから景気...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 委員御指摘のように、地方財政におきます地域的な偏在というもの、これも結局よって立つところの間接税のウエートが少ない。逆に言えば、直接税、特に所得課税に偏り過ぎているということがこの根本の税構造にあるためだというふうに考えておるわけでございます。  した...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 消費税の場合には譲与税という形でもいただいておるわけでございますけれども、地方自治の本旨というのは、課税権の問題についてはきのう関根委員からもいろいろと御議論ございましたが、課税権の問題もございますけれども、せめて徴収権を持つこと。これは、自分たちの町は...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 税金は国民に負担をお願いする、いわば納税、納得していただいて納めていただく税ということでございますから、連立与党の代表者会議の合意書にもございますように、なぜそれだけの負担が必要なのか、これから高齢化社会に向かう中での福祉の全体像というものをやっぱりお示...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 不動産取得税というのは、その税の性格からいいまして、過去一度も評価がえのときに負担調整をするということをやってきたことがないことは委員御承知のとおりでございます。  しかし、滝局長からも今お話しございましたように、今度の評価がえは大変多くの地点もとり、...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 今のこの不況の中で、土地の流動化対策、土地税制のあり方ということはいろいろな格好で議論をされてきたところでございます。  昨年十一月の税制調査会の中でも、景気対策の観点から軽減をすべきじゃないかという意見もございましたが、一方では、これに対しまして、や...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 基本的には与党の税制協議会の中で議論されることとは思いますけれども、現時点におきます私の考えと申しましょうか、考えというほどまだ深く検討しておらぬわけでございますけれども申し述べさせていただくならば、パチンコにつきましては、委員御指摘のように、平成元年の...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 答えを簡単にというのならば、そのとおりでございます。  もう少し説明をしろというのなら原則を申し上げさせていただきますが、言うまでもございませんけれども、国保制度というのは、各種の被用者保険の適用を受けていない一般国民を被保険者としておりますので市町村...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 国保制度は、御承知のように、高齢者の加入者が多いあるいは所得の少ない方の加入者が多いということで、他の被用者保険に比べまして相対的に重くなっているということは私は事実だと思います。  それから、こういうことで、国保が相互扶助共済の精神に基づく医療保険の...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) したがって、今申しました医療保険審議会の方で議論をしていただいておるその認識の前提がなければそういうことにはならないというふうに考えていただきたいと思います。
○国務大臣(佐藤観樹君) 今申しましたように、独自の判断でそれじゃ財政が危機になった場合にどうするかということもやはり考えていかなきゃならぬわけでございます。  何といっても、国保財政の場合には高齢者の方が多い、あるいは低所得者層の方が多いという財政的に極めて脆弱な基盤を持って...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 繰り返しになりますが、御指摘のように国保の場合には、加入者の方に高齢者が多いあるいは低所得の方が多いということでございますので、財政基盤が脆弱であるということが絶えず問題になり、その運営の安定化に常に心がけてきたところであります。したがいまして、真の安定...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 被保険者がどういう格好でどれだけ負担をすべきかという問題、それは当然入ってまいりますし、国保の問題も当然その中で入ってくる その中でといいましょうか、審議会の中での御議論になる、これは当然だと思います。
○国務大臣(佐藤観樹君) 地方財政の円滑な運営のためには何といっても地方交付税の金額というものを確保するということが非常に大事でございますので、借金まみれではないかという御質問もいただきましたけれども、私どもとしては十五兆五千億円の地方交付税、前年より若干多いということ、それから...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) 御指摘のように、大変難しい幅の広い問題でございまして、きょう閣議でも厚生省の方から、厚生大臣の私的諮問機関である二十一世紀の福祉ビジョンのあり方につきまして一定の見解が出されたわけでございますので、そのあたりを十分勘案しながら、かつ国民が一体どのくらいの...全文を見る
○国務大臣(佐藤観樹君) ただいまの附帯決議につきましては、その御趣旨を尊重し、善処してまいりたいと存じます。
○国務大臣(佐藤観樹君) ただいま御決議のありました事項につきましては、その御趣旨を尊重し、善処してまいりたいと存じます。
03月30日第129回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○佐藤国務大臣 大筋の話を今総理からお話がございましたけれども、第三次補正は二月の八日の総合経済対策で決めたわけでございますが、国の予算といたしましては、一般公共が三兆六千四百億、それから教育、研究、医療、社会福祉施設で六千百億、合計四兆二千五百億という数字になるわけでございます...全文を見る
○佐藤国務大臣 国家公安委員長という立場もございますので、この問題につきましては大変私も注視をしておるところでございます。  今山花大臣からもお話ございましたように、国連の制裁決議自体がどうなっていくかわからない状況でございますから、したがって私たちとしては、やはりそういう事態...全文を見る
04月01日第129回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(佐藤観樹君) 事実関係について掌握しておりませんので、私が答える立場ではないと存じます。
07月21日第130回国会 衆議院 予算委員会 第1号
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○佐藤委員長 これより会議を開きます。  この際、一言ごあいさつを申し上げます。  このたび皆様方の御推挙によりまして、私が予算委員長に選任されました。職責の重大さを痛感しておるところでございます。  もとより微力ではございますけれども、練達堪能なる委員各位の御協力を賜りま...全文を見る
○佐藤委員長 まず、理事辞任の件についてお諮りいたします。  理事山田宏君から、理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○佐藤委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  引き続き、理事補欠選任の件についてお諮りいたします。  ただいまの理事辞任並びに委員の異動に伴いまして、現在理事が二名欠員となっております。この際、その補欠選任を行いたいと存じますが、これは、先例によりまし...全文を見る
○佐藤委員長 御異議なしと認めます。  それでは、理事に       野呂田芳成君 及び 伊藤 英成君 を指名いたします。      ────◇─────
○佐藤委員長 閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。  予算の実施状況に関する件について、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○佐藤委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  次に、閉会中審査案件が付託になり、委員派遣を行う必要が生じました場合には、議長に対し、委員派遣の承認申請を行うこととし、その手続等につきましては、あらかじめ委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありません...全文を見る
○佐藤委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  本日は、これにて散会いたします。     午後二時四十七分散会
10月11日第131回国会 衆議院 予算委員会 第1号
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○佐藤委員長 これより会議を開きます。  まず、理事辞任の件についてお諮りいたします。  理事月原茂皓君から、理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○佐藤委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  引き続き、理事補欠選任の件についてお諮りいたします。  ただいまの理事辞任並びに委員の異動に伴い、現在理事が三名欠員となっております。この際、その補欠選任を行いたいと存じますが、これは先例により、委員長にお...全文を見る
○佐藤委員長 御異議なしと認めます。  それでは、理事に       渡部 恒三君   池端清一君    及び 三野 優美君を指名いたします。      ――――◇―――――
○佐藤委員長 国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。  予算の実施状況に関する事項について、議長に対し、国政調査の承認を求めることとし、その手続につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○佐藤委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。      ――――◇―――――
○佐藤委員長 予算の実施状況に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。中野寛成君。
○佐藤委員長 大出法制局長官。
○佐藤委員長 今中野委員の方から御提案ございました資料要求につきましては、理事会で追って語らせていただきます。
○佐藤委員長 この際、田名部匡省君から関連質疑の申し出があります。中野君の持ち時間の範囲内でこれを許します。田名部匡省君。
○佐藤委員長 この際、お諮りいたします。  最高裁判所涌井総務局長から出席説明の要求がありますので、これを承認するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○佐藤委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。     ―――――――――――――
○佐藤委員長 この際、山岡賢次君から関連質疑の申し出があります。中野君の持ち時間の範囲内でこれを許します。山岡賢次君。
○佐藤委員長 ちょっと、あれを借りて大臣に示さないと。
○佐藤委員長 ただいまの山岡君の発言中、穏当を欠く部分がありました場合は、後刻、速記録を調べまして、理事会で協議の上、措置いたします。  この際、草川昭三君から関連質疑の申し出があります。中野君の持ち時間の範囲内でこれを許します。草川昭三君。
○佐藤委員長 午後一時から委員会を再開することとし、この際、休憩いたします。     正午休憩      ――――◇―――――     午後一時一分開議
○佐藤委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。草川昭三君。
○佐藤委員長 静粛に願います。
○佐藤委員長 草川委員に申し上げます。  前段にかなり個別の具体的な問題がずっと出ておりまして、その間に総理に一般論をと言われましても、なかなかこれは総理も御答弁しにくい、こういうふうに思いますので、さらに事実関係につきまして草川委員と亀井運輸大臣の間で詰めていただきまして、最...全文を見る
○佐藤委員長 後刻、理事会にてお諮りをしたいと存じます。
○佐藤委員長 これにて中野君、田名部君、山岡君、草川君の質疑は終了いたしました。  次に、深谷隆司君。
○佐藤委員長 この際、川崎二郎君から関連質疑の申し出があります。深谷君の持ち時間の範囲内でこれを許します。川崎二郎君。
○佐藤委員長 静粛に願います。
○佐藤委員長 これにて深谷君、川崎君の質疑は終了いたしました。  次に、三野優美君。
○佐藤委員長 この際、坂上富男君から関連質疑の申し出があります。三野君の持ち時間の範囲内でこれを許します。坂上富男君。
○佐藤委員長 これにて三野君、坂上君の質疑は終了いたしました。  次に、錦織淳君。
○佐藤委員長 ちょっと速記をとめてください。     〔速記中止〕
○佐藤委員長 速記を起こしてください。  ただいまの錦織委員の御発言は、それも含めまして、後刻理事会で協議をさせていただきたいと思います。  これにて錦織君の質疑は終了いたしました。  次に、志位和夫君。
○佐藤委員長 時間が経過いたしました。結論をお急ぎください。
○佐藤委員長 これにて志位君の質疑は終了いたしました。  次回は、明十二日午前九時より委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。     午後五時五十九分散会
10月12日第131回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○佐藤委員長 これより会議を開きます。  予算の実施状況に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。伊藤英成君。
○佐藤委員長 静粛に願います。
○佐藤委員長 静粛に願います。
○佐藤委員長 これにて伊藤君の質疑は終了いたしました。  次に、山田宏君。
○佐藤委員長 速記をとめてください。     〔速記中止〕
○佐藤委員長 速記を始めてください。  ただいまの件につきまして、総理と文部大臣との答弁の食い違いがあるのではないかという御指摘もございますので、後刻、この件につきましては統一した見解を出していただきます。  山田委員には質問を続けてください。
○佐藤委員長 これにて長浜君の質疑は終了いたしました。  午後一時から委員会を再開することとし、この際、休憩いたします。     午後零時二十分休憩      ————◇—————     午後一時一分開議
○佐藤委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。高市早苗さん。
○佐藤委員長 これにて高市さんの質疑は終了いたしました。  次に、今津寛君。
○佐藤委員長 後日理事会で諮らせていただきます。  これにて今津君の質疑は終了いたしました。  次に、笹川堯君。
○佐藤委員長 どうぞ。
○佐藤委員長 これにて笹川君の質疑は終了いたしました。  次に、増子輝彦君。     〔委員長退席、池端委員長代理着席〕
○佐藤委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。  この際、内閣総理大臣より発言を求められておりますので、これを許します。村山内閣総理大臣。
○佐藤委員長 質疑を続行いたします。日笠勝之君。
○佐藤委員長 静粛にお願いをいたします。
○佐藤委員長 これにて日笠君の質疑は終了いたしました。  次に、佐々木秀典君。
○佐藤委員長 これにて佐々木君の質疑は終了いたしました。  次に、五十嵐ふみひこ君。
○佐藤委員長 これにて五十嵐君の質疑は終了いたしました。  次回は、明十三日午前九時より委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。     午後六時散会
10月13日第131回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○佐藤委員長 これより会議を開きます。  予算の実施状況に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。月原茂皓君。
○佐藤委員長 これにて月原君の質疑は終了いたしました。  次に、山岡賢次君。
○佐藤委員長 静粛に願います。
○佐藤委員長 山岡委員に申し上げます。  今、武村大臣の問題について御指摘がございましたので、この際、武村大蔵大臣からの答弁を委員長として求めます。(山岡委員「国会のルールに違反しますよ。聞いていないことを言ったら、国会のルールに違反します」と呼び、その他発言する者あり)委員長...全文を見る
○佐藤委員長 静粛にお願いをいたします。この委員会室にいらっしゃる方は、どなたがお聞きになっても、ただいまの山岡委員の質問に対しまして、武村大蔵大臣の答弁を求めるのが至当だと私はどなたも考えると思っております。  したがいまして、武村大蔵大臣に答弁を求めます。
○佐藤委員長 時間は確保しますから、どうぞお座りください。
○佐藤委員長 答弁していますから、聞いてください。
○佐藤委員長 どうぞ。
○佐藤委員長 これにて山岡君の質疑は終了いたしました。  次に、村井仁君。
○佐藤委員長 これにて村井君の質疑は終了いたしました。  次に、松本善明君。
○佐藤委員長 後刻理事会で協議をさせていただきます。
○佐藤委員長 これにて松本君の質疑は終了いたしました。  次に、中川秀直君。
○佐藤委員長 この際、保利耕輔君から関連質疑の申し出があります。中川君の持ち時間の範囲内でこれを許します。保利耕輔君。
○佐藤委員長 これにて中川君、保利君の質疑は終了いたしました。  本日は、これにて散会いたします。     午後零時二十八分散会
12月09日第131回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○佐藤委員長 これより会議を開きます。  まず、理事補欠選任の件についてお諮りいたします。  委員の異動に伴いまして、現在理事一名が欠員となっております。この際、その補欠選任を行うのでありますが、これは、先例によりまして、委員長において指名するに御異議ありませんか。    ...全文を見る
○佐藤委員長 御異議なしと認めます。  それでは、理事に桜井新君を指名いたします。      ————◇—————
○佐藤委員長 閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。  予算の実施状況に関する件について、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○佐藤委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  本日は、これにて散会いたします。     午前十時三十一分散会