佐藤観樹

さとうかんじゅ



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佐藤観樹の2001年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月09日第151回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○佐藤(観)委員 民主党の佐藤観樹でございます。  昨日の菅委員の続きをさせていただきますが、大変森総理にはきついことでありますけれども、二月六日でございますか、調べた新聞の世論調査によりますと、森内閣の支持率はついに一四%というところまで来てしまった。これは、ついにと言う人も...全文を見る
○佐藤(観)委員 世論調査によりますと、いろいろな項目がありますね、政策がいいとか人柄がいいとか指導力があるとか。総理は、そういう項目の中で、どうして支持率が下がるのだということはお考えになったことはありますか。
○佐藤(観)委員 総理の政治行動を見ていると、顔が見えないと言われる。やはりそういうあれの中で、支持率が下がっていく要因の中に、指導力が期待できないというのが一番大きな項目なんですよね。  それはどういうことかというと、結局、総理が、一生懸命やっていらっしゃるのだろうけれども見...全文を見る
○佐藤(観)委員 そういう失礼なことを言ってはいけませんよ、あなた。代表質問の本会議にちゃんと出て、その答弁は聞いています。  しかし私から見ると、いかにもあの言い方は森さんらしいなと。あなた、自分のところの、外務省の事務官だろうとあなたの内閣のもとにある職員なんですから、起こ...全文を見る
○佐藤(観)委員 我々のところに、後で河野外務大臣にお伺いしますけれども、この松尾元室長がやったことにつきまして、不十分ながら報告書が来ているわけであります。とりあえずは五千四百万の横領ということで出ているわけでありますけれども、しかし、国会という立場からいいますと、いやしくも国...全文を見る
○佐藤(観)委員 今度の松尾元室長の横領問題につきまして、何といっても一番責任が重いのは、河野外務大臣だと思います。これはまさに細川内閣から森内閣までの間に、村山内閣そして森内閣ということで二度、十九カ月ぐらい外務大臣をやっていらっしゃる。そういう意味では、それは全部に目が届かな...全文を見る
○佐藤(観)委員 具体的には、省内のことでございますから、人事の問題ですから、これは官房長がやらなきゃいかぬことだと思いますが、私は、この事件を最初に聞いたときに、機密費、報償費と言われるものを扱うポストに六年間近くもいるということ、これは異常なことだなと、まずそれを思いました。...全文を見る
○佐藤(観)委員 ことしの一月二十五日付で「松尾前要人外国訪問支援室長による公金横領疑惑に関する調査報告書」というのが御承知のように出ていますね。大変評判が悪い。与党の自民党さえ認めないと言われて突き返されたものであります。  そのことについて外務大臣がどう思っていらっしゃるの...全文を見る
○佐藤(観)委員 この問題の全体像というのは、お金は内閣官房の機密費だ、それを横領したのは外務省の事務官、職員である、そこで、どう結びつくんだろうかと。  この松尾元室長の経歴を見てみますと、総理府に兼任したときもあるんですね。しかし、この室長の間というのは、私が調べた限りでは...全文を見る
○佐藤(観)委員 もう一つ。こういう場合に、本来でしたら兼任発令していかなきゃいかぬのじゃないですか。
○佐藤(観)委員 そこがおかしいんですよ。お金を扱うのは、そのお金自体は、あなた方の言われるのは内閣官房のお金だというわけでしょう。仕事としてはわかるけれども、外務省の事務官が内閣官房へ行って内閣のお金を持っていくというときに、総理府の兼任ということにしなきゃ扱えないでしょう。 ...全文を見る
○佐藤(観)委員 公金、つまり国民の税金ですから、そういう意味では、取り扱い方が慎重の上に慎重であってもいいと思うのですね。そういった意味からいきますと、私は、兼任発令もされていない外務省事務官が内閣官房へ行ってお金を受け取るという行為がどうしてできるのかという、つまり、法的根拠...全文を見る
○佐藤(観)委員 そこのところはしっかりとした体制でやらないと、このような事件が再発する。再発防止のために、私はもう一回、後で申し上げますけれども。  それと、今、官房長官の答弁ですと、松尾が支払ってきたというのは、ホテル代そのものですか、それともホテル代の差額ですか。ホテル代...全文を見る
○佐藤(観)委員 いずれにしろ、今官房長官が言われるのは、ホテル代及びその差額だけですか。
○佐藤(観)委員 一つは、ホテル代なんかだったら幾らでも送金の方法はありますね。差額のことは、幾らか、その後その他の行動が現地に行ったらいろいろありますから、差額のことはわかりますけれども、ホテル代をわざわざその日の帰るまでに払わなきゃいかぬということはないでしょう。国民から見れ...全文を見る
○佐藤(観)委員 そういう話はやめた方がいいのじゃないですか。  お伺いしますけれども、財務省、ホテル代というのはそもそも庁費の中に入っているのじゃないのですか。総理が行くときは全部機密費で泊まるのですか。何かやみで泊まっているみたいな、そういうあり方はおかしいよ。ホテル代とい...全文を見る
○佐藤(観)委員 いいですよ、今は森総理の話じゃなくても。  いずれにしろ、それじゃ航空運賃はどこで払っているのですか、今までは、松尾時代は。
○佐藤(観)委員 みんなわかりましたか。  航空運賃は旅費で払っておる、それはそうでしょう。航空運賃といえば旅費でしょう、それは。要するに、松尾室長が扱っていたお金というのは——こんなことで私、そればかりやっていられない、もっと重要なことがたくさんあるんだ。ホテル代及びその差額...全文を見る
○佐藤(観)委員 それでは、松尾が持っていったのは、ホテル代の差額を持っていった、こういうことですね。
○佐藤(観)委員 いいですか、その答弁で。きのうはあなたは差額代だと言ったんですよ、きのうの答弁では。差額代だと言われたんですよ。差額だと言われたじゃないですか。
○佐藤(観)委員 したがって、航空運賃とかあるいはホテルに直接払うものについては、これはいわば庁費の中に組んであって払うわけでしょう。
○佐藤(観)委員 そんな難しいことを私聞きましたかね。これだけ横領されたと言われて、国民の税金がどこへ行っちゃったかわからないということに、一体、松尾という人が何を払いに行ったかということぐらいしっかりしておいてもらいたい。  そうすると、きのう官房長官が、九億六千五百万円穴が...全文を見る
○佐藤(観)委員 そこで、河野外務大臣、苦労して調査をされたけれども、与党でも受け入れられないようなこの報告書、これからさらに事実関係について調べるんですね。そして、庁内にそれを出したわけですね。ちょっと簡単でいいですから答えてください。
○佐藤(観)委員 まず一つ、体制の問題ですけれども、会計学では、別にそう書いてあるわけじゃないが、会計学の基本の中に、内部監査は監査にあらずというんですよね。内部監査は監査にあらず。それは、身内で調べておったら、荒木さんは立派な人であっても、これは本当に国民は信じない。この際、や...全文を見る
○佐藤(観)委員 大体、世間ではそう思っているから、そういう視点で物を調べないとこの問題は本当に国民は納得しませんよということを言っておるわけでございます。それにたぐいしたことを申し上げます。いろいろとあるんですが、ちょっと時間が大分過ぎていますので。  それからもう一つ、国民...全文を見る
○佐藤(観)委員 国民感情からして、ちょっとお笑いになるかもしれませんが、馬というのはどうしているんですかね、今。これはあなた、国民の税金でまだ食べさせておるというわけにいかぬわけで、こういうことは一体だれが処理をして、どうするんですか。これはまじめな質問なんです。
○佐藤(観)委員 これは国民から見れば大変大事なことで、八口座あったのを二口座しか調べていない。残り六口座があるわけで、その厩舎との間に自動振り込みでなっているとか、つまり財産保全の部分で私はそういうことをお伺いしたのですが、外務省がそのことについてどこまで責任があることか。他人...全文を見る
○佐藤(観)委員 それは、場所はどこで情報交換しているのですか。
○佐藤(観)委員 それは適切な情報交換だ、時と場所、適切だと思いますか。
○佐藤(観)委員 やはり物事には時と場所というのがあるのではないでしょうか。あの大統領の官邸の前の広い道で投石騒ぎがある、警官の発砲がある、いつどういう格好で倒れるかというときに、確かに河野さんが言われるように、新しく貿易相になった方ではありますが、そこでゴルフをしていたというこ...全文を見る
○佐藤(観)委員 私も森総理とアメリカへ、大蔵委員会だったか、視察に行ったことがありまして、アメリカのゴルフ場というのは食事をしたりなんかする非常に質素なところで、そういうことは私も知らぬわけではありません。しかし、もうそこで騒動が起こって、投石があって、警官の発砲があってという...全文を見る
○佐藤(観)委員 私は、情報収集自体が悪いと言っているのではないのですよ。一つは、委託契約を結んで、私の手元にそれが入るぐらいのことをやっていて、しかも大使館の特別顧問という肩書を付しているということはこれはおかしいのではないですかということを申し上げている。情報収集自体は別に悪...全文を見る
○佐藤(観)委員 次に、予算修正の問題についてお伺いしたいと思います。  いろいろと疑問の出たこの報告書によりましても、この時点では出ていった公金が五億六千万。そして、外交上使ったであろう、しかしこれは膨らましているわけでありますから、その金額が二億五千万でありますから、三億一...全文を見る
○佐藤(観)委員 これは内閣官房費から横領されたということでありますから、福田官房長官にお伺いしますけれども、今申しました三億一千万、六年間、割れば五千万ということになるわけでありますが、少なくもこれだけは官房機密費から除いていくべきである。そうしないと、とてもじゃないですが国民...全文を見る
○佐藤(観)委員 官房長官は個人的にはまことにいい方なんでありますが、その答弁で国民は納得しますかね、これは。そんなわからないところの金、しかもそれが横領されちゃった。やはり政権の対応として、その分だけはせめて国民に謝る意味において減らすという答弁がなければ、冒頭申しましたように...全文を見る
○佐藤(観)委員 それは、予算の減額修正もあり得るという意味ですか。
○佐藤(観)委員 一番わかりやすいことだと思うんですね。  総理、いかがですか。今の総理の答弁でいきますと、このことの解明がされていけば、そして具体的な数字がさらにはっきりしていけば、これは考えなきゃいかぬなというふうに私たちは少なくもとりましたけれども、いかがでございますか。
○佐藤(観)委員 国会で話を聞くだけではいかぬのですよね。ああ、これは正しい意見だなと思えば、当然のことながら、それを具体的な政治的な行動であらわしてこそ初めて生きた政治になるわけでありまして、今のような答弁では国民の皆さんはとても納得しないですよ。まあいいわ、もういい、どうせ言...全文を見る
○佐藤(観)委員 一昨年の十二月の二十六日が最後だと思うのですけれども、小渕総理に原稿の最後の読み合わせをしたということでありますが、そのときのメンバーはわかっていますか。私も小渕日誌というので日々追ってきましたけれども、確認をしたいと思います。
○佐藤(観)委員 総理の施政方針演説をつくるときに、そんなに出たり入ったり、そして、なかなか確定しない人が、あっちはこうだこっちはこうだとやるんですか。
○佐藤(観)委員 きのう、労働省の方から、このものつくり大学につきまして入れてもらいたいということを言われたことはない、私もそうだと思うんです。これから進めますけれども、金自身は、補助金自身はもう平成十年から入っている話でありますから、何もわざわざ小渕総理の施政方針演説に、何で入...全文を見る
○佐藤(観)委員 いやいや、そんなのはわかっているんだ、全部調べて聞いているんだから。そうじゃなくて、本人が来てもらわないと……(発言する者あり)全然質問していることが違うから、しようがないじゃないか。  私が言っているのは、小渕総理がつくられた施政方針演説のときに、最後でいい...全文を見る
○佐藤(観)委員 政倫審というのは、御承知のように、うそを言ってもこれは罪にならない、そういう制度ですよ。それでは本当に真実の解明というのはできないのじゃないかということで、私たちは証人喚問をすべきであるというふうに申し上げておるのであります。  そこで、問題になったものつくり...全文を見る
○佐藤(観)委員 今お聞きになったと思いますが、雇用保険勘定から出ているのですね。この三事業のうちの能力開発事業から出ているわけであります。確かに、これは事業者の方が保険料として千分の三・五の料率を払っている。それだけじゃなくて、国の金も入っていることも事実であります。それでもっ...全文を見る
○佐藤(観)委員 大臣、わかりましたよね。それのどういう項目、この技能向上対策費補助金というのは、どういう内容を持って、それがものつくり大学にどういうふうに関係するんですか。
○佐藤(観)委員 いや、おれは大臣に聞いているんだよ。大臣に聞いているんだよ。委員長、だめだよ、求めている人に聞かなきゃ。
○佐藤(観)委員 そんなに重要なら、労働省立の大学をつくったらいいんですよ、そんなことを言うなら。もう始まっちゃっているから一生懸命、今のように、私から見ればこじつけなんで、技能向上対策費補助金というのは、都道府県の、技能を向上させるための能力開発の協会の補助金とか、あるいは中央...全文を見る
○佐藤(観)委員 ちょっと、厚生労働大臣、大学に出したんじゃないでしょう、それは。
○佐藤(観)委員 総理、よくごらんいただきたいんですが、今日までに、平成十年に一億四千万、労働省が今申しました雇用保険特会から、事業主も千分の三・五を掛けている雇用保険特会から一億三千万なんです。もう既に平成十年のときには大学の校舎等の設計に関する経費というのが出ているんです。 ...全文を見る
○佐藤(観)委員 これは異なことを聞いた。坂口さん、最後にできるものがいいものなら、その過程はどんなにおかしなことがあってもいいんですか、これは。そんなことないでしょう。今言っていることはそういうことですよ。  財界からもいろいろ来た。ものつくり大学はいい大学だから、それをつく...全文を見る
○佐藤(観)委員 それは、最終的には閣議になりますよ。それはわかっておるけれども、主管は当時の労働省がやって、どんどん進めてきた。しかし、労働省が進めるにおいてはかなり政治的な大きなバックがあったのではないかということが言われておるわけでありまして、もう皆さん御承知のように、村上...全文を見る
○佐藤(観)委員 その件について二つお伺いしたいのですが、先ほど出資比率について見ていただきました。十億、KSDから出ております。  今文部科学大臣が言われるようなことだったら、本当にこれから四月から開校して、生徒が意欲を持って勉強をしようというのだったら、KSDからの関係を遮...全文を見る
○佐藤(観)委員 それなら、豊田章一郎氏が準備財団の理事長でありますけれども、文部省に対して、言葉として言えば、この騒動が終結するまでは文部省の言われたようにいたしますというのは、何で入るのですか。今大臣が言われたのは、極めて形式的な、極めて役人的な答弁ですよ。今これだけ問題にな...全文を見る
○佐藤(観)委員 心からの祝福をしたいから、KSDの出資金十億は取り除いた方がいいんじゃないですかということを言っているわけであります。  私も、お断りをしましたように、埼玉県知事とも親しいし、土屋さんに悪いけれども、労働省立KSDものつくり大学と言われるような性格のものは、せ...全文を見る
○佐藤(観)委員 まだまだ多くの疑問がありますけれども、その点につきましては、時間が来ましたので、残念ですけれども、仙谷委員にかわらせていただきたいと存じます。どうぞ私の言っている趣旨に十分政治的にこたえていただきますように最後に申し添えまして、私の質問を終わります。
02月21日第151回国会 衆議院 本会議 第7号
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○佐藤観樹君 私は、ただいま議題となりました予算委員長野呂田芳成君の解任決議案につきまして、民主党・無所属クラブ、自由党、日本共産党、社会民主党・市民連合を代表して、提案の趣旨を御説明いたします。(拍手)  主文、   本院は、予算委員長野呂田芳成君を解任する。  以下、そ...全文を見る
02月26日第151回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○佐藤(観)委員 きょうは二月の二十六日、午前中にもお話がございましたが、六十五年前は二・二六事件が勃発した日でございまして、もちろん、私はそのときのことは知りませんけれども、国会の中では、御承知のように、参議院の自民党の前参議院議員会長でございました村上正邦氏が議員辞職を承認さ...全文を見る
○佐藤(観)委員 領収書の問題というのは非常に大事で、我々のところだって微々たるものでございますけれども、受け取るときはやはりちゃんと領収書を、しかも、私のときにはそんな心配はないのですが、五百万、一千万となりますと、一体、向こうが政治資金規正法上出していい金額かどうなのか、残念...全文を見る
○佐藤(観)委員 そうでしょう。一番最後の言葉が大事なんです。政治資金規正法上では、そういう預かり金なんというものは認められていないんですよ。だから、それがそういう格好になっているというのは、まことにまず不思議であります。  それと、今額賀さんが疑問を持たれているのは、小渕総理...全文を見る
○佐藤(観)委員 もう一回確認しますけれども、最後の読み合わせでいいのでありますが、最後の読み合わせのときにはどういう方が最低限そろっていなきゃいかぬ、あわせて、そのことの事務の責任者は一体だれになるんですか。
○佐藤(観)委員 どうも官房長官の話を聞いていますと、あやふやなんだな。  橋本行革担当大臣、あなたはこういうことを非常によく覚えていらっしゃる方なんで、橋本内閣のときには、橋本総理が最終的に演説なさる施政方針演説というのは、どういうポジションが最後にはいらっしゃるんですか。
○佐藤(観)委員 閣議はわかっていますが、その前に総理の周辺で原稿をつくりますでしょう、つくる最後の読み合わせをしますよね。その読み合わせのときに最低限だれとだれとだれがいなきゃいかぬということになりますか。
○佐藤(観)委員 額賀さんの疑念というのは、額賀さんがそれを入れたのではないか、ものつくり大学のことを入れたのではないかということで疑念を持たれているわけですよね。その真実の解明を今やっておるわけでございますけれども、どうもそのあたりが、それは内閣、内閣、あるいは総理の個性によっ...全文を見る
○佐藤(観)委員 どうも問答が時間ばかりかかるようなんで、この部分は省きます。  そこで、橋本大臣にお伺いしたいんですが、今政治倫理審査会で弁明が終わりました額賀さん、あなたのところのグループから第二次森内閣に経済財政大臣ということで、あなたのグループということで入れられた、こ...全文を見る
○佐藤(観)委員 額賀さんのKSDの問題というのは、その前からいろいろなことを言われておるわけですよね。そういうときに、自民党さんのあれというのは、おいおい、どうなっているんだねというふうに呼んで聞かれる、ましてやグループの人だったら聞かれるということはないんですか。そして結局そ...全文を見る
○佐藤(観)委員 ただ、KSDの問題というのは前から随分言われていた問題ですよね。その意味で、預かっていたということ、どうなっていたかということについてもやはりお伺いすべきではないだろうか。  先ほどの弁明では、質問に対しまして額賀さんは、野中その当時の橋本派事務局長にはお話を...全文を見る
○佐藤(観)委員 このKSDの疑惑というのは、逮捕された小山さん、それから議員辞職をされた村上さんだけの問題じゃないんですね。これは、自民党の方を中心にして陣中見舞いが出た方が五回で百四十二人という膨大な数字に上っている。それから、参議院の本会議場、あるいは参議院の委員会、あるい...全文を見る
○佐藤(観)委員 私は、元総理のその発言だけをとらえているのではないんです。自民党全体がこの問題にかかわったということ、各議員が。かかわっていない方には失礼だけれども、そういう意味じゃなくて、多くの自民党の議員の方が、KSDのお金なり、秘書をあれしてもらうなり、あるいは事務所のお...全文を見る
○佐藤(観)委員 我が党のことについては、返すべきものは返し、かつ、実費として朝の勉強会でいただいたものは、それは食事もしている、講師代も要ることですから、それはそういう処理をしておりますので誤解のないようにお願いいたします。  それで、私は、前回は落ちましたけれども、それまで...全文を見る
○佐藤(観)委員 連立をしているためか、かなり寛大なる答弁だと私は見るのでありますけれども。  さてそこで、今、政治の最大の関心事は、森総理にとりましてはまことに残念と思いますけれども、森総理がいつやめるんだろうかというのが最大の関心事になっている。これは何も私だけが言うのでは...全文を見る
○佐藤(観)委員 今予算の審議中でありますけれども、予算はいずれ成立をする、参議院は自然成立という日程がだんだん迫っておる。  今総理が言われた、予算と言っている中には、予算関連法案も当然入っての話ですね。
○佐藤(観)委員 そこで、三月十三日に御党の党大会を迎えるわけでありますけれども、森総理という、あるいは森総裁ということが一字も出てこないということが言われておるのでありますけれども……(森内閣総理大臣「何に」と呼ぶ)運動方針。  それは御党のことでありますから、私が触れるべき...全文を見る
○佐藤(観)委員 そこで、坂口さんにもう一言聞きたいのですが、あなたも連立を組んでいるわけだ。そして、あなたの党から、もうやめてもらいたいとか、名誉ある撤退をとか、あなたのところの幹部が講演でしゃべったりしているわけですね、退陣の流れはできたとか。連立を組んでいる片方の方からそう...全文を見る
○佐藤(観)委員 もうやめてもらいたいとか名誉ある撤退とかいうのが叱咤激励だと受け取る日本人はいないのではないか。退陣の流れができたという、これはおたくの党の幹部が公に言っていることでありまして、そういう意味では、坂口さんの立場は私もわからぬわけじゃないからこれ以上は聞きませんけ...全文を見る
○佐藤(観)委員 米国側が土日は会わないといいますと、国会は六月二十九日まであるので、なかなかそこのところは日程が合わないということになりますよね。それは、予算関連法案が通った後は、一般的な法案がいろいろあるから、そのすき間を縫って、総理が出ない委員会も多いからとも言えますけれど...全文を見る
○佐藤(観)委員 それで、訪米についても訪ロについても、それは総理としては意欲的にやられる、それはわかるけれども、とにかく、国内で、政治的に、森総理がいつやめるんだろうか、いつやめるんだろうかとばかりいろいろ報道されている中で、訪米される、訪ロ、ロシアに行かれる。そして、ロシアと...全文を見る
○佐藤(観)委員 今、アメリカとの関係については、細かく言えばいろいろなことがあるのだろうけれども、全体的には、えひめ丸の沈没の問題等をちょっと除けば、外交上の大きな課題があるわけじゃない。細かく言えばまた幾らもあるのだけれども。  そういう意味では、アメリカとの関係は別といた...全文を見る
○佐藤(観)委員 本会議で、もっとふやしてもらいたいという、国民感情からいったらまことに逆なでするようなお話があったわけですけれども、実は、こういう議論をしているときに私の方にも電話があって、河野外務大臣がこの大きな機密費を、大臣だけが扱うわけじゃありませんが、扱っているのはおか...全文を見る
○佐藤(観)委員 あなたは外務大臣ですから、条約が締結される前に自分で勝手にやっちゃいけないことぐらいのことはわかっているわけで、そういった意味で、国民の気持ちとはそういうものですよ。一事が万事という言葉がありますように、それで指摘したんです。  終わります。
03月02日第151回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○佐藤(観)委員 御承知のように、村上前参議院議員と申しましょうか、自民党の参議院の会長と申しましょうか、きのう逮捕されたわけでございます。  その前に、議員辞職のときに、総理に、議員辞職をされたことについてどう思いますかということを、私なりほかの方からいろいろとお伺いをしたわ...全文を見る
○佐藤(観)委員 ものつくり大学の是非についてはここで随分いろいろと議論をしたわけで、そのことの内容自体が決して悪いということを言っているわけではない。  ただ、基本的に、KSDという、業界といってもそれ自体はそう大きくはないわけですけれども、いわば政官業という言葉で言えば、K...全文を見る
○佐藤(観)委員 私が指摘するような、あるいは国民の皆さんがそう思っているような、この事件の起こった背景あるいは構図、政官業がもたれ合いでこういう事件が発生をした、そういう認識はどうもないようでございますので、次に角度を変えます。  皆さんのお手元に三枚、ホチキスでとめた資料が...全文を見る
○佐藤(観)委員 片山総務大臣の有名なあうん党員という、つまり、総務大臣が言いたかったのは、全くコミュニケーションがなくて別の団体が党費の肩がわりをしている、それは事実上、そのお金は、政治資金規正法上、寄附の扱いであるということであります。  それで、この際ちょっとお伺いしてお...全文を見る
○佐藤(観)委員 したがって、私は、総務大臣も言われましたけれども、ある会に所属する個人に全く了解を得ぬまま、つまり意思疎通を欠いたまま私印を使ってB党に入党届を出すという行為、私は豊明会とかKSDとか言ってないんですよ、そのことは有印私文書偽造罪に当たる可能性があるんじゃないで...全文を見る
○佐藤(観)委員 そんなばかな話はないでしょう。時間のむだだ。  ちょっとおかしなことになったけれども、昔、あなたたちの先輩で則定刑事局長というのがいたんだ。まことにいい答弁をなさった。一般論であれ、いい答弁をなさった。  私は何も豊明会の話とかそういうことを言っているわけじ...全文を見る
○佐藤(観)委員 そうすると、量的制限では、いかなる団体の経費がありましても、一億円を超える寄附というのはできませんね。
○佐藤(観)委員 そうしますと、当然のことながら政治資金規正法上、一つの団体から一億を超えるような寄附は、政治資金規正法上、二十二条の二、皆さんのお手元にも法律が行っておりますけれども、二十二条の二によりまして「受けてはならない。」と。そして、受けた場合には、違反をした場合には罰...全文を見る
○佐藤(観)委員 そうしますと、寄附をした方も受けた方も、認識の問題はこれから、何か頼りないけれども刑事局の方で調べると思いますけれども、これは五十万円以下の罰金とか一年以下の禁錮とか、当然そういう罰則が一般論として、これは法の二十六条にかかわりますね。
○佐藤(観)委員 その受けた方が団体である場合には、団体も、あるいはその役員または構成員、これも両罰規定があって五十万円以下の罰金、あるいは、団体は監獄に入れるわけにはいきませんから、ありませんけれども、役員または構成員の場合には一年以下の禁錮または五十万円以下の罰金、こういう法...全文を見る
○佐藤(観)委員 そこで、これはちょっと余り今まで例がないと思いますが、団体の役員または構成員というのは、今までこういうのが抵触したことはあるんでしょうか。恐らくないと思いますので、どこまでかわかりませんが、いわばこの場合、団体と言っている場合には、今、事実認定でありますから、そ...全文を見る
○佐藤(観)委員 今申しましたように、この問題はきのうきょうではなく、予算委員会が始まったのは二月の八日でして、そのときからもう各党から言われている話で。そして、調べている、調べていると言っても、これは単なる御党だけの問題ではなくて、政治の信頼にかかわる話なんですよね。  した...全文を見る
○佐藤(観)委員 この前、二十八日に、村上前参議院議員の証言の中にも、このにせ党員問題というのが追及をされまして、党においてしかるべき返済、返還ということも考えられるでしょうということを村上さんも言っておられるわけであります。  これは、中小企業の人々が月々二千円ずつ掛金をして...全文を見る
○佐藤(観)委員 総理の答弁では、その当時はわからなかったと。その当時はわからなかったと言われるけれども、今はそれから時間がたっているんです。それで、この件については野党である我々みんなが指摘をして、我々でも調べられるようなことなんですから。大体、そこにおたくの、自民党の支部があ...全文を見る
○佐藤(観)委員 総裁に二点お伺いしたいのですが、一つは、量的緩和を求める声というのがありますね。ところが、いろいろ調べてみますと、M2プラスCDのGDP比というのは一一〇%から一二五%と、量的にかなりあるのです。貸し出しの方がむしろマイナスになっている。これ以上量的緩和をしてみ...全文を見る
○佐藤(観)委員 構造改革の話はちょっと後でお伺いしますけれども、この前の記者会見で、今言われたように、ゼロ金利政策がいろいろと問題がある、買いオペもいろいろと限界があるというような中で、総裁が言っておられましたのは、ゼロ金利政策を含め、通常行われないような政策も慎重に検討する必...全文を見る
○佐藤(観)委員 いや、限度のあることが私もわからぬわけじゃないが、それでもなおかつ、総裁が記者会見で、通常行われないような政策も考えると言われるから、どういう手があるのかなということを私はお伺いしているので、今言われたアイテムにおのおの限界があるのは私たちもわかっているので、そ...全文を見る
○佐藤(観)委員 せっかくの機会ですから、宮澤財務相も含めてちょっとお伺いしたいのは、今、アメリカが急激に、思った以上に悪くなってきていますね、一々数字は挙げませんけれども。  しかし、ちょうどきのうですか、ブッシュ大統領が予算教書を議会に送っている。それを見ますと、もちろん予...全文を見る
○佐藤(観)委員 柳澤金融大臣、今、日銀総裁からも直接償却の話がありました。これは、我が衆議院の財政金融委員会の方でも真剣にいろいろな議論がされております。ただ、御承知のように、銀行は国民の税金を注入しておるところもありますから、やり方には一定の限度、節度というのがいろいろとある...全文を見る
○佐藤(観)委員 その問題についてもいろいろあるんですけれども、時間の関係もございますので。  今のような低金利が続いておりますと、銀行は大変助かる、借りている企業も助かる。一番困っているのはお互い身近な生命保険です。これは恐らく銀行十社、経常一兆七千億ぐらいになるんじゃないか...全文を見る
○佐藤(観)委員 最後に、例の機密費の問題でありますけれども、いろいろとここで審議をしましたが、なかなかわからぬ。予算委員会は予算委員会の限度においてその限り、その後は外務委員会の方でさらに、国民の税金にかかわる話ですから、していきたいと思います。  過日の審議の中で福田官房長...全文を見る
○佐藤(観)委員 それでは、その次に多いのが昔の通産省なんですね。通産省の人が行く場合にはどうなっていますか。
○佐藤(観)委員 農水省はいかがでございますか。
○佐藤(観)委員 昔の経企庁。
○佐藤(観)委員 昔の郵政大臣、今の総務大臣。
○佐藤(観)委員 実は、まだまだ、法務省もそうだし、労働省の方もついていかれたことがあるのですが、警察を除いてはみんな一けたなので、聞いても恐らく同じだと思います。  つまり、官房長官が言われましたように、内閣官房の機密費から出ているというのは、結局、内閣官房の方の旅費の差額と...全文を見る
○佐藤(観)委員 そこで私は、昔の大蔵省どうですか、農水省どうですかと聞いたら、そういう差額は内閣官房の機密費から出ていないと。ほかのところも、みんな。
○佐藤(観)委員 それは官房長官、あんまりな答弁だ。今あなた少し前に、他省庁のと言ったじゃないですか。そうすると、今度は、今警察に捜査されているからそれは答えられないとか。私は、だから、あらかじめ他の省庁はどうなっているのですかとお伺いしたら、他の省庁は、今重立った、二けたの方が...全文を見る
○佐藤(観)委員 今の答弁は納得できません。それなるがゆえに私は他の省庁の方はどうなっているんだと聞いているのです。  つまり、これは本問題の、一番最初からありましたように、やはり内閣官房の中に俗に言う外務省分があるのではないか。外務省の機密費なんかそっちへ行っているのではない...全文を見る
○佐藤(観)委員 終わります。
05月25日第151回国会 衆議院 財務金融委員会 第12号
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○佐藤(観)委員 大変短い質問時間でありますので、経過はなるべく省いて質問をさせていただきたいと思いますので、答弁の方も、その点をよろしくお願いします。  参議院の財政金融委員会におきましても、あるいは当委員会におきましても、委員の方からございました許可公認会計士制度の廃止の問...全文を見る
○佐藤(観)委員 結局、行政の効率化、簡素化、あるいは行政がなるべくそういった独自の会に対して規制を緩和していこうという全体的な流れからいいますと、どうも今、次長の話は、自分の懐の中に入れておきたいという感じがしてならないのであります。  公認会計士は、税理士法において、その資...全文を見る
○佐藤(観)委員 だから、私言いましたように、あなた方国税庁の立場から税理士業務ということをやる限りは、なるべく役所として一元化したいという気持ちはわからぬわけではない。しかし今、全体の流れは、なるべく自主的にやれるところはやっていこう、いわば行政によるところの規制緩和と申しまし...全文を見る
○佐藤(観)委員 私も、その法律論の前提を知らぬわけではありません。しかし、実際には公認会計士さんも、現状においては、許可を求めれば税務ができることになっている。しかも、公認会計士になるには、税関係の法律もかなりいろいろとやっていらっしゃる。  今の法律論を盾にいきますと、許可...全文を見る
○佐藤(観)委員 私が言っているのは、一つは、あなた答えていないけれども、公認会計士法を変える方が法全体は整うのじゃないかということ。  それから、田舎のと言ってはいかぬのだけれども、地方の都市に行って、公認会計士の資格を取っても、仕事はありませんよ。監査なんかを求めるような企...全文を見る
○佐藤(観)委員 あなた、そんな答弁をすると大変なことになるよ。それなら税理士法で何でここで特別な資格を、分離をして試験をやっているのですか。  公開性の問題といったって、監査の対象になるもとをつくるときには、そんなもの、べらべらしゃべっていいわけじゃないでしょう。これだってち...全文を見る
○佐藤(観)委員 それから最後に、税務職員にも大変御苦労をいただいているのですけれども、この特別試験の問題から今の試験にずっとなってきたわけでありますが、今度第八条の十号のところで、前の方を略しますが、「国税審議会の指定した研修(財務省令で定める要件を満たす研修のうち、国税審議会...全文を見る
○佐藤(観)委員 時間が来ましたので、終わります。
10月26日第153回国会 衆議院 財務金融委員会 第3号
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○佐藤(観)委員 私は、民主党の佐藤観樹でございますが、今テーマになっております銀行等の株式等の保有の制限等に関する法律案について質問をいたしますが、その前に、緊急のテーマでございますテロ問題についてお伺いをいたします。  参議院でもテロ特措法をやっておりますし、また我が財務金...全文を見る
○佐藤(観)委員 今、日本がまだサインをしていないことも知っています。それから、各省庁の調整をしていることも知っています。皆さんの方で難儀をしているのも、それも知っています。問題は、それが最終的に終わったら仮訳として我々のところに、手元に来るという、それでは遅いんじゃないですかと...全文を見る
○佐藤(観)委員 内容の概要というのは出ていますが、そうすると、我々の立場からいえば、さらにここのところはどうなっているのか、条文でどうなっているのかというのを審査するのが我々の責任ですから、もちろん今ここは条約そのものを審議するわけじゃないけれども、一体この条約を結んだときに、...全文を見る
○佐藤(観)委員 それで、今副大臣からお話があった問題については、私もいろいろと条約を読んでみて、つまり今まで現行法の外為法なりあるいは組織的犯罪防止法というのでは、いわば黒いお金をテロ等に渡すことは、これはいけませんということで今監視をしてもらっているわけですね。今度は黒だけで...全文を見る
○佐藤(観)委員 今は、国連監視委員会からタリバン関係者等ということで百八十八の個人、組織について来てはおるわけでありますので、それをチェックしている、そして若干の報告をしているということでありますが、私が聞きたいのは、その次に、条約ができたときに、白い、つまり直接的に犯罪にかか...全文を見る
○佐藤(観)委員 本テロの資金問題は、決議としてはテロ対策の十二本目ということでありますが、表の総会に出ているのは九五年のハリファックス・サミットのときからずっと出ているわけで、だからそれ以前からずっと出ているわけですね。  自衛隊を出すことは一生懸命やって、どんどん早く、早く...全文を見る
○佐藤(観)委員 したがって、約十一兆円を保有機構をつくればこれから十年でさばいていこうということなのですが、金融大臣、一体、先ほども質問がありましたけれども、銀行がリスクの多い株式というものを持つ、今度はとりあえず自己資本、ティア1までということでありますが、基本的にどうあるべ...全文を見る
○佐藤(観)委員 私がお伺いしたいのは、いわば銀行がリスキーなものを持つということについての哲学といいましょうか、基本的にどうしていくか。したがって、これは株式だけの問題ではないと思うんです。本格的には、これだけ膨大になった国債の問題、後で最後に財務大臣にちょっとお伺いしますけれ...全文を見る
○佐藤(観)委員 恐らく、見るところ、ベンチャービジネスというのはそんな大きな株数、資金ではないだろうと思っていますから、それは私もわかります。  そこで、ことしの二月とか三月ぐらいに本問題がいろいろ出たときに、むしろ柳澤さんは、こういう買い取り機構を設けるやり方じゃなくて、株...全文を見る
○佐藤(観)委員 大臣の言われていることも私も理解をいたしますが、だから何もこの道を閉ざす必要は当然ないけれども、銀行のビヘービアとして、ETFに入れていいような株を放出するような行動になるかなということを私は思うんです。  もう一つは、どうしてもこの法案でわからないのは、売却...全文を見る
○佐藤(観)委員 私もそう思いますね。それは、ティア1に近づけるためにとにかく放出しなきゃいかぬ、時期は迫っているわけですから。それで、市場では売れないものばかり機構に持ってくる。いわばぼろ株のごみ箱みたいなのを機構が持つ。最終的に突き詰めて言えばそういう状況でしか考えられない。...全文を見る
○佐藤(観)委員 売れるものはトリプルBマイナスのものであるということも私も知っておりますし、しかし、つぶれたときの、破綻したときのマイカルはトリプルBだったというようなこともこれあり、それは大臣としては、先は上に、株価も幾らか上がるだろうと思って物を言わなければ答弁にならぬこと...全文を見る
○佐藤(観)委員 一番聞いていないのは国民ですよ。国民が負担するわけだから、最後は。技術的にどうあろうとも、最終的には、やはり結局は国民が負担する。今九兆円の資本注入をしたところ、あるいは今度の場合も、それからまた債権買い取り機構の強化をするという話も、結局は、最後は国民に負担が...全文を見る
○佐藤(観)委員 経営健全化計画、フォローアップが我々に示されることは、それはそれなりに前進とは思います。  ただ、これを見ますと、平均役員退職慰労金、計画したものよりも実績が倍になっているところとか、某銀行は四千万が八千七百万になっているとか九千万が一億四千百万になっていると...全文を見る
○佐藤(観)委員 それから、せっかく財務大臣いらっしゃるのに、法案が金融庁関係が主でありますからそうなったのでありますけれども、国債の膨大な発行、この返還、これから先々大変な状況になってくる。それは、小泉さんが言われるように、五十兆の収入で三十兆借金するというのは、もうこのこと自...全文を見る
○佐藤(観)委員 いや、結論的にはおさまるんですか。
○佐藤(観)委員 それから、けさ国会へ出てきたら極めて不愉快な記事が出ておりました。それは、本法案の実務的な責任者でございます原口総務企画局長の問題でございます。  九六年、九七年にあなたが近畿財務局長のときに、大阪地検、大阪高検、神戸地検、兵庫県警、京都地検、九七年のときには...全文を見る
○佐藤(観)委員 そう私も追及するつもりはなかったんだけれども、場所が悪いだけというようなことを言って、必要性があるようなことを言っています。どういう必要があるんですか、この地検やらあれやら。その当時は、金融事件というのが随分出ていたし、おたくの管内でも旧阪和銀行が倒産するという...全文を見る
○佐藤(観)委員 あなた、余計なことばかり言うからだんだん時間がたってくるんだよ。高検や県警がつぶれた銀行を警備しますか。あれはおのおのの金融機関がちゃんと警備会社を雇ってやるのであって、わざわざあなたが、あなただけじゃないけれども、財務局がわざわざそうしなきゃやってくれないんで...全文を見る
○佐藤(観)委員 もう時間ですからやめますが、あなたが監督すべき金融機関が破綻の事件がいろいろと多い。それを調べたり告発したりするのは地検や高検やいろいろなところの仕事なので、何で財務局がお金を出して、しかもそれは公金でしょう、恐らく。恐らくですよ、調べていないから。出して、地検...全文を見る
○佐藤(観)委員 時間ですからやめますが、私がたびたび言っているように、重要なことは、九五年前後から、前から、官官接待というのは問題になっているわけですよ。そして、九五年には、これは各省自粛しなさい、九六年から禁止になって、今細かい規程がございますよね。ですから、大臣みたいにそう...全文を見る
11月07日第153回国会 衆議院 財務金融委員会 第7号
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○佐藤(観)委員 ただいま金融担当大臣から報告がありました破綻金融機関の処理のために講じた措置の内容等に関する報告、まことに多岐にわたり、とりわけ預金保険機構のあり方等々、お伺いしたい点は多々あるのでありますが、きょうは、急遽時間が短くなりましたのでペイオフ問題、ここでも触れてお...全文を見る
○佐藤(観)委員 そこで、私が非常に心配をしておりますのは、地方公共団体が持っております公金ですね、これがペイオフ解禁によってどういう影響をこうむるかというのをちょっと点検をしたいのであります。  それで、総務省、林さん、ちょっと簡単な前提を一応確認しておきたいのであります。 ...全文を見る
○佐藤(観)委員 そこで、一つは、ことしの三月に、これは徳島県が阿波銀行に預けていた公金でありますけれども、オンブズマンから指摘を受けて、高松高裁はことしの三月に、正当な運用なら得られたであろう利益を失い、自治体が損害をこうむるおそれは否定できないという判断で、いわば自治体にこう...全文を見る
○佐藤(観)委員 今審議官が言った後の方の問題は、そこが一番大事なんですが、もう少し詳しく後でお伺いします。  そこで、何が一番安全であろうか、まず思いつくのは郵便貯金であります。  しかし、現下のさまざまな政治的状況の中で、全部が全部行くとは限りませんが、二十兆円という地方...全文を見る
○佐藤(観)委員 総務省、結構です。  それで、私は、何といっても地方公共団体のこれは公金ですから、金融機関が倒産をした、あるいは清算をしたときに、これは優先的に、国税、地方税、労働債権あるいはその後のいろいろ事務的にやっていく費用等と同じように、優先的に地方公共団体の公金とい...全文を見る
○佐藤(観)委員 今審議官が言われた中で、一つは、それは当然のことながら、指定金融機関の中身をよく調べなさいということが言われています。当然のことながら、健全性の分析、収益性の分析、流動性の分析等のほかに、二〇〇〇年の金融再生法の中で、金融機関にリスク債権の開示の公表を義務づけて...全文を見る
○佐藤(観)委員 私は、大臣の言われるとおりだと思います。つまり、ディスクロージャーするにしても、一般の人にディスクロージャーするのと、地方公共団体と指定金融機関だからという特別な関係でその中の個々をディスクロージャーするということは、やはりこれは秘密事項等を開示することになるわ...全文を見る
○佐藤(観)委員 一番大事なのは最後のところなんでありまして、一つは、この契約が金額ベースでもどのくらいなされているものかということをひとつ、これからまだいろいろ委員会がありますから、ぜひ調べ上げた上に発表してもらいたい。  それから、金融庁の方に要望でありますが、今審議官から...全文を見る
○佐藤(観)委員 終わります。
11月19日第153回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第2号
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○佐藤(観)委員 今、議会制民主主義の根幹にかかわります選挙制度が大変危ういところへ来ている。政治改革ということで、日本の政治が持っているさまざまな問題点につきまして、私は、当委員会の前が政治改革特別委員会、その前が公職選挙法等改正特別委員会かな、ずっと席を置かせていただきまして...全文を見る
○佐藤(観)委員 ところが、与党三党の方では、都市部は中選挙区制にし、都市部に対して郡部というんでしょうか、それ以外のところは小選挙区制のままにしていこうと、これは与党にとりましては大変都合のいい、そういう党利党略の制度にしようとする画策が行われたわけであります。  最近、いろ...全文を見る
○佐藤(観)委員 その問題をきょう片山大臣にお伺いしようと思っているわけでありますが、それだけなら、選挙区画定審議会の案がもう出るわけでありますから、それを待っていればいいだけの話で、そうじゃないところに問題があるわけであります。  もう一つ、今いみじくも大臣も言われましたよう...全文を見る
○佐藤(観)委員 そこで、この第五条、私が答弁をした平成六年のときには、内閣総理大臣はこの勧告を尊重しなきゃならぬという言葉があったんでありますけれども、この尊重するが、中央省庁等改革のための国の行政組織関係法律の整備等に関する法律というんで、五条の第一項がなくなっちゃったんです...全文を見る
○佐藤(観)委員 そこで、その尊重する、今大臣が言われた答弁なんですが、それは、先ほど大竹部長が言われましたように、最終的に国会議員に全部勧告案というのは配ることになっています。そこまでをやるという意味ですか。  私はそれ以上に、尊重するということは、わざわざ画定審議会というも...全文を見る
○佐藤(観)委員 ですから、先ほど言いましたように、これだけ酷評を得た案というのは私の知る限りない。そして、後でお伺いしますが、どうも大臣も第九次選挙制度審議会を設置するおつもりもなさそうである。  先ほど言いましたように、近く言えばこの六年間、三内閣にわたりましてこの政治改革...全文を見る
○佐藤(観)委員 結局、最後は逃げちゃっているのでありますが、こういう審議会を設置して、勧告を出してもらって、そして、出されたものについて、今言われておりますように、一年間もたなざらしをしておくということは、これは政府だけの責任ではなくて、国会、我々全部の責任です。全部が一体何を...全文を見る
○佐藤(観)委員 それはおかしいのですよ、大臣。あなたは提出する義務があるんですよ。画定審議会設置法に基づいて、それを実現させるのは、これは文章は内閣総理大臣になっておりますが、所掌するのは総務大臣片山さんなのでありまして、あなた、人ごとみたいに国会に預けてではだめですよ、それは...全文を見る
○佐藤(観)委員 答弁としてはわかります。  そこで、私は、うちの理事に、きょうは総理は来ないの、基本的にはこれはあくまで内閣総理大臣が画定審議会からもらう方でもありと言ったのでありますけれども、言われるように、当然のことながら、画定審議会設置法の中の第三条の一と二を変えていく...全文を見る
○佐藤(観)委員 終わりますけれども、これだけ長い間かけてつくってきて、妥協したところがありますけれども、小選挙区比例代表並立制という案にとにかくたどり着いたので、二回しかやっていないというか、二回やってそれなりのメリットを発揮していることでありますから、私は、新しい審議会をやっ...全文を見る
11月30日第153回国会 衆議院 財務金融委員会 第12号
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○佐藤(観)委員 提案者の皆さん方、御苦労さまでございます。  私も、この法案を審議するに当たりましてかなり勉強したつもりでありますけれども、極めて特徴的だったのは、提案者が意図していることの説明はありましたけれども、相沢先輩に大変申しわけございませんが、高く評価をしている、そ...全文を見る
○佐藤(観)委員 細部につきましては、既に同僚議員からもありましたし、この後、五十嵐さんからも質問があると思いますのでもういたしませんけれども、提出者として、また与党として、とにかくこのままじゃいかぬ、何かしなきゃいかぬ、こういう心境で出されているということについては御同情申し上...全文を見る
○佐藤(観)委員 そこで、私が問題にしたいのは、後で最終的に、なぜこれが問題などという言葉を使うかと申しますと、全部で六十二億あるわけでありますが、預託金を出したグループというのが、おたくが引き継いだときというのは唯一の債権者ですよね。どうしてそこに相談が行かなかったんだろうか、...全文を見る
○佐藤(観)委員 そこが社長、問題なんですよ。入札のこと自体は何にも、唯一の債権者である預託金を預けている六十二億の資金を持っている人々に、入札があること自体もあるいは現状がどういうふうになっているかも、先ほどの佐々木さんの質問じゃないけれども、何も言わないんですから、それは入札...全文を見る
○佐藤(観)委員 経過はそういうことなんでしょうけれども、グループができていなかったことは確かでありますけれども、債権者会議をやっても私はしかるべきじゃないかと。  これは、なぜここのところで私はくどく言うかというと、この後のことがあるからでありますけれども、実は時間がないもの...全文を見る
○佐藤(観)委員 社長の答弁が大変よろしいので、これから新しい流れになっていくんじゃないかと思うんですね。清川カントリークラブで横浜地裁がそういう判決を下したということの流れが、いろいろなところの倒産しかかっているゴルフ場の解決に一つの大きなきっかけになっていると思いますので、ど...全文を見る