佐藤観樹

さとうかんじゅ



当選回数回

佐藤観樹の2002年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月28日第154回国会 衆議院 財務金融委員会 第5号
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○佐藤(観)委員 おはようございます。民主党の佐藤観樹でございます。  昨日、政府の方から総合デフレ対策ということで発表になったわけでございますけれども、まず、この問題からお伺いをしていきたいと思っております。  一言で言いますならば、政府が出したものというのは、既に出された...全文を見る
○佐藤(観)委員 今の柳澤大臣のお話をお伺いしますと、やり方としては、ここでずっと審議をしてきたように、特別検査の延長線であるということは変わりないんじゃないかと思うんですね。  それから固有名詞、どこの銀行はどんな状況だというのは、風評被害もあるからこれは表へ出せないというこ...全文を見る
○佐藤(観)委員 そこでもう一つは、これは非常に難しい問題ではあるけれども、速やかに国民に公表するというのがありますね。それが、何々銀行という固有名詞が入っていないときに、どうあるべきかの問題でその次の公的資金の投入の問題と絡んでくるんですけれども、非常に難しいけれども、A銀行、...全文を見る
○佐藤(観)委員 特別検査をやった結果、A銀行は資本比率が八%を切っていたということが、表へ出す出さないは別として、検査で出てくるわけですね。その際に、八%を超えている場合には、あるいは四%の金融機関もありますけれども、足りない場合には当然これから議論します公的資金の投入の問題と...全文を見る
○佐藤(観)委員 確かに理屈はそうであります。しかし、世間の心配は、柳澤大臣が言うような感覚ではとられていない、どちらが正しいかどうかは別にいたしまして。  これは、自民党さんの国家戦略本部というのがあるのですか、ここで総理に進言をしたという数字が出ているわけですね。これは二月...全文を見る
○佐藤(観)委員 柳澤さん、実態が、債務超過はもちろん問題外ですけれども、BIS規制の八%以下になっているとか地方銀行について四%以下になっているとか、こういうふうになっているときに、資本がしっかりしないで銀行の利益というものが出てくるだろうか。やはり銀行業、金融業というのは信用...全文を見る
○佐藤(観)委員 もう一つ金融庁が国民に信頼をされていないと思われるのは、石川銀行の倒産の問題であります。  これは、時間がないから私の方から簡単に筋書きだけ言いまして、あと、金融庁の方からお答え願いたいのでありますが、去年の一月に石川銀行の検査が入りまして、このときの結論、こ...全文を見る
○佐藤(観)委員 これは、金融庁というものに対する国民の信頼を著しく損なった。せっかく検査に入って、発表が五月の二十五日ということで、そんなにかかるんでしょう、かかるんでしょうが、今大臣言われたように、好きで応じた人はテレビで見る限りはいないんですよね。みんなたんす預金を出したり...全文を見る
○佐藤(観)委員 次に、冒頭今度の政府のデフレ対策について極めて厳しい評価をいたしましたが、私たちの中で一点気がつくのは保証協会の問題であります。  これは、本当に私たちの周辺からいいますと、保証協会の保証の延長といいましょうか、平成十年から新たなこともいろいろとしてくれて、中...全文を見る
○佐藤(観)委員 そこで、これは平成十年から始まった制度ですけれども、去年の三月の利用件数が百七十二万件、大変多いですね。それで融資総額が二十九兆円と出ているんですが、保証協会が代位弁済したのが、去年の十二月現在で融資額の三・六%、最終的には経産省では一〇%ぐらいになるんじゃない...全文を見る
○佐藤(観)委員 そこで塩川大臣、次長、これは平成十三年度の分から実際にはこのデフレ対策の中でワークすると思うんですが、今までの代位弁済額が一兆円を超えているということで、いずれにしろ、いいことだけれどもお金がかかる話なんですね。今までの三年間で一兆円代位弁済でかかっている。これ...全文を見る
○佐藤(観)委員 時間がありませんので、たくさん課題ありますけれども最後に、税関の法律が出ておりますので一言だけ聞いておきたいんでありますが、実は、私が住んでいるところの警察は、名古屋港に面しているものですから密入国者が多いのであります。したがって、海上保安庁、税関、それから法務...全文を見る
○佐藤(観)委員 終わります。     —————————————
04月09日第154回国会 衆議院 財務金融委員会 第10号
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○佐藤(観)委員 きょうは、せっかく前田社長にお越しをいただきましたので、大変な問題になっておりますみずほの問題について、若干お伺いをいたします。  一つは、これは設計ミスあるいはバックアップミス、そもそも扱う想定量が小さ過ぎたのではないか、その辺のところはどう見ているんだろう...全文を見る
○佐藤(観)委員 お伺いしますけれども、全体的にやってみるという試みというのは、一体、二年間あった、こう言われますけれども、何回やられたんですか。
○佐藤(観)委員 大抵、これだけ大きなことをやるには、お客様の大事な財産を預かっているわけですから、何度か全体のこういうテストを、時間的に、どういう時間にやるかということはいろいろあるかと思いますけれども、何度かやってみて、やってみたって何か起こるかもしれないですね、こういうこと...全文を見る
○佐藤(観)委員 聞いていた方もわかると思いますが、部分部分はみんなうまくいったんだ、最後にまとめてみたらうまくいかなかった、社長の御説明はそういうことですよね。どうもそのあたりが納得できないところがあるのでありますが、時間がありませんから先に行きますが、一つは、先ほど生方議員も...全文を見る
○佐藤(観)委員 先ほど生方議員も言われたけれども、あしたは五十日という、また決済するのには一番大きなときですよね。それで、例えばあした落ちることになっているものというのは、今の社長の御説明というのは、手作業で調べるんですか、あした落とすものなどは。それは、十日のものは十日でちゃ...全文を見る
○佐藤(観)委員 それで、企業向けですね。これはいついつに落ちるはずだ、その金を今度はこっちへ回してちゃんと決済をするというシステム、当然ある。手形ではありませんから、交換したり何かする手間はないけれども、本来落ちるべきものが落ちてなくて企業がつぶれる場合だって、これはあり得るわ...全文を見る
○佐藤(観)委員 そこで、金融大臣にお伺いするんですが、金融庁長官は、そんな、システムがしっかりできていないのに四月一日から合併するという見切り発車なんかしないと。いわば、これはみずほさんの、みずほ銀行の方の不手際、準備不足だということを言われている。こういうことになると、いつも...全文を見る
○佐藤(観)委員 それで、先ほど生方委員の質問に対して、何かあした、金融庁の方は聞くような話であります。ただ、前田社長のお話ですと、ほぼ一週間まだその回復に時間がかかるんじゃないかという話なので、一週間というのは本当かどうか、これはよくわかりませんが、いずれにしろ、あしたその調査...全文を見る
○佐藤(観)委員 まだまだ問題ありますけれども、法案がかかっている話でございますので、もう時間が余りありませんので、金融機関等による顧客等の本人確認等に関する法律案と外国為替及び外国貿易法の一部を改正する法律案について、残された時間、少々お伺いをいたします。  それで、三年前で...全文を見る
○佐藤(観)委員 去年、本委員会で、テロ対策ということで国連から言ってきた、アルカイーダ、オサマ・ビンラディン以下、たしか二百二十一の個人及び団体じゃなかったかと思いますが、このときには名前がはっきりしているわけですね。それがアラビア語と英語と、コンピューターで変えられるかどうか...全文を見る
○佐藤(観)委員 そこで、これについては、金融庁はたしか特定金融情報室というのを持っていらっしゃると思うんですね。それで、そもそものデータを上げてくる、例えば二〇〇一年の一万二千三百七十二件などという膨大な件数を上げてくるためには、各金融機関もそれなりの人を置いていなきゃならぬと...全文を見る
○佐藤(観)委員 僕は、この前の、去年の質問のときに、一体それが金融機関にどのくらい負担がかかることなのかどうなのかということを聞こうと思って、この条約をとってきたら、外務省、三年前の条約がまだできていないといって大げんかになったんでありますが、その辺のところ、これは各金融機関が...全文を見る
○佐藤(観)委員 それから、このマネーロンダリングの防止に関する本人確認の取り扱いに係る全国銀行協会のガイドラインがありますね。これそのものは法律に入っていないわけでありますけれども、今度、政令なり省令には、政令だと思いますが、全銀協がつくった、あるいは証券会社の場合には何と呼ん...全文を見る
○佐藤(観)委員 それから、各金融機関から疑わしい取引ということで上がってくる、金融庁に上げる、その後、金融庁はそれを全部、どこでしょうか、警視庁でしょうか警察庁でしょうか、上げるんですか。
○佐藤(観)委員 それと、もう一つ確認しておきたいんですが、各金融機関が金融庁に上げた、金融庁が今言ったような各捜査機関に上げる。しかし、後から振り返ってみると事件になっているお金がその報告書の中になかった、金融機関から金融庁に上がっていなかったという場合に、銀行は当然のことなが...全文を見る
○佐藤(観)委員 大分時間がなくなりましたので、最後に、北方四島のいろいろと疑惑のある建物についての消費税の問題はどうなったかというのをお伺いしたいと思います。  まず、確認でございますけれども、これはことしの予算委員会の三月五日のときに、消費税については、これは実効支配をして...全文を見る
○佐藤(観)委員 予算委員会で問題になったんですが、平成八年の九月の二十日に北方支援委員会事務局から、こういった北方領土で行う建設工事については消費税を払うんでしょうか、払わないんでしょうかということで、今お話があったような、結論的になっているんですが、そのときに、電話でというこ...全文を見る
○佐藤(観)委員 プライバシーというのはどういう意味ですか。消費税がかかるか、かからないかなんというのは消費税法に基づいてちゃんとあって、国税庁はちゃんと、あるいは主税局はちゃんと見解を持って、何だったらもっと細かくどこにそういうことが書いてあるか言いますけれども、時間がないから...全文を見る
○佐藤(観)委員 何だったらまた私、次回に委員会でやらしていただいて、消費税法のどこにどう書いてあるかということを全部逐一言って、そして、結論は今外務省の方からお話があったようなことになるわけで、それはそんな大げさなものじゃないと思うんですよね。
○佐藤(観)委員 私の記憶では、財務大臣のうちの前の方の、支払ったか支払わないかは定かでないと外務省が言ったというのは、それは恐らくちょっと記憶力のいい財務大臣の記憶違いで、それはちゃんと払っているんですよ、消費税。  したがって、そういう議論になるといけないから、択捉島のディ...全文を見る
○佐藤(観)委員 消費税の納め方は、先ほど言いましたようにまとめて、他の案件等も一緒に入っていますから、それはそれとして聞いておきますけれども、国として、その金額を払ったという、全体の金額を払ったということを確認のために、塩川財務大臣がお答えになったようにお願いします。  それ...全文を見る
○佐藤(観)委員 繰り返しになりますけれども、予算委員会で問題になってからほぼ一カ月余たっておるものですから、それで、やはり塩川財務大臣がおられる当財務金融委員会でちゃんとしていかなきゃいかぬというふうに思い、私は質問したわけでございますので、塩川財務大臣の人柄を信じて、理事の皆...全文を見る
05月22日第154回国会 衆議院 財務金融委員会 第18号
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○佐藤(観)委員 昨日、財政諮問会議が、いわば四人の意見とはいうものの、たたき台ということで出たわけであります。本委員会でもいろいろな角度からこの問題について議論がありましたし、また、これからこの問題自身は継続することでありますから、これからどういうふうにおのおのの分野で発展して...全文を見る
○佐藤(観)委員 ちょっと大臣の中で、主税局が書きというところはどうも私は気に入らない。それがどこまでタッチしたかは別ですがね。  それで、私は、どちらかというと活力派なんです、中立というような時代ではないと。きのうのたたき台というのですか、法人に対する課税については国際競争力...全文を見る
○佐藤(観)委員 今、金融危機の問題は、確かに失われた十年の出発点かそれまでの結果の集積かどうかはわかりませんが、もう一つ、人間はどこかで働かなきゃいかぬわけで、その働き場、そして日本のこの十年間におくれてしまった国際競争力というものについて、これもまた怠ったことの一つの重要なこ...全文を見る
○佐藤(観)委員 余り細かいことを聞いておられないので残念ですが、やはりこの際、付加税の二%問題にどうしても触れていかなきゃいけない。  今、塩川大臣が言われた方向性について、経産省は、医療の問題とか、今、薬というのも大変大きな業界になりつつ、製薬という問題やら、あるいはエネル...全文を見る
○佐藤(観)委員 日米の経済関係だけではなくて、本当に税というのは細部までわからぬとわからぬに等しいようなところがありますけれども、英独型の場合あるいはフランス型の場合でも、どうも読んでいる限り、企業分割というよりも赤字を黒字で埋めるというふうに主眼が置かれていて、どうも、この企...全文を見る
○佐藤(観)委員 今事務方からそういう御答弁をいただきましたが、そういう面で、大臣が考えているように四つの分野にしろ経産省が言っている七つにしろ、いずれにしろ、日本の戦略産業というものを育成していくためには分割が必要だ、分割がやりやすいようにしていこう、前の商法の改正もございまし...全文を見る
○佐藤(観)委員 ちょっと発言の中で、ポジティブと申しましょうか、その反対のネガティブ、つまり、できても、使うというのが出ているところは、もう御承知のように、使う可能性があるだろうなというのは二割ぐらいです、これは。ですから、考え方によっては、ほとんど使わないシステムの問題を当委...全文を見る
○佐藤(観)委員 次に、主税局長に聞きますが、企業グループ内の内部取引、いわゆる寄附の取り扱いの問題であります。  簡単に確認ですからいいんですが、寄附、内部取引といっても、固定資産、あるいはノウハウなんかも含めてサービス、それと、今は知的財産権ということが非常に大きな要件です...全文を見る
○佐藤(観)委員 それは、確かに活字にしてみればそのとおりでしょうけれども、要するに、私の言っているような取り扱いで、従来の延長線上だ、特別、連結納税制度を入れたから適正な時価というのが何か非常に厳しくなるというようなことではないということで確認してよろしいですね。
○佐藤(観)委員 次に、会社分割の問題ですけれども、これは、いいケースで会社を分割する場合と、非常に負担になってしようがないので会社を分割しようという両方のケースがあり得ると思うんですね。  それで、いい方の場合でも、その事業を引き継ぐわけですから、常務以上の役員とそれから従業...全文を見る
○佐藤(観)委員 それから、今度、法人税法の改正本体の中で、退職給与引当金を簡単に言えばなくすということにいたしました。  これは、長い長い歴史があって、不公平税制と言っていた中で一番金額の多いものですね。私たちがかつて社会党の時代に、これは最高四〇%まで積み立てができる。当時...全文を見る
○佐藤(観)委員 非常に大事なことなのでちょっと聞きますけれども、OECDの中での議論というのは、例えば中国なり、例えば香港なり、シンガポールなり、そういうところは先進国とある程度協調して、自分のところだけで、本社まで移して自分のところに全部税金を移させるというようなことでは世界...全文を見る
○佐藤(観)委員 これは、もう本当に、グローバルな意味で大事なことでありますから、今後ともいろいろと研究しておいていただきたいと思います。  それから、日米の法人課税の率の問題なのでありますけれども、ちょっと私もここまでは自分で調べ切れなかったんですが、読んでびっくりしたのであ...全文を見る
○佐藤(観)委員 いずれにしましても、大事な問題ですので、ちょっとおたくの方でも追求して、よく調べていただきたいと存じます。大体、主税局長の言われた意味はわかりました。  それから、先ほど大臣が言われましたように、日本の工業、私のところはたしか、愛知県ですけれども、工業出荷額第...全文を見る
○佐藤(観)委員 ちょっと答弁がよくわからなかったんですが、その残っているというのは、四年というのは何のことでしょうか。いずれにしろ、税法上減価償却の期間が決まっておって、それが残っているというのでしょうか。  いずれにしろ、私が求めているのは、新規のものについて償却を早めて、...全文を見る
○佐藤(観)委員 いずれにしろ、今私が挙げた例というのは、たまたま今失業している方を再訓練をしてやるところの話でありますので、今その私が申し上げた数字にこだわる話ではなくて、基本的に減価償却を早くすることによって、日本の産業を強くしていくということを求めているのであります。  ...全文を見る
○佐藤(観)委員 終わります。
07月05日第154回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第9号
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○佐藤(観)委員 民主党の佐藤観樹でございます。  五増五減案が出ておりますけれども、それを決めました小選挙区画定審議会、この法案の提案理由を申し上げ、かつ成立をさせたのは私が自治大臣を仰せつかったときでございます。そして、具体的にこの答申を出したのは野中広務自治大臣でございま...全文を見る
○佐藤(観)委員 したがって、国会でこの法律が通り、そして、国会の人事案件として審議会の委員が決まり、それに任せることをお互い当時いた国会議員は全部了承の上にこの五増五減案ができて、御苦労を重ねて作業をしていただいた。それが五増五減であります。  確かに、細かくいろいろ、その議...全文を見る
○佐藤(観)委員 確かに、この区画定審議会というのは、内閣府の下にありまして、実務的には総務大臣の責任になっておりますが、本来、これは我々国会議員に課せられた最大の責任でございまして、国会を構成するのは国会議員でございますから、あるべき民主主義の姿、権利というものが十分保障される...全文を見る
○佐藤(観)委員 大臣もいみじくも言われましたけれども、各県平等。交付税なんか、その他いろいろ違いますけれども、基本的発言権としては平等になっているわけですね。  それで、今度のというか、これは先ほど言いましたように、当時、野中自治大臣のときの作成方針と変わりないのでありますが...全文を見る
○佐藤(観)委員 それと、今、片山大臣も市町村合併について、市町村合併特例法を設け、あれは片山さんの時代だったかその前の大臣の時代だったか、いずれにしろ、前の大臣のときでしたか、十七年の三月までに各議会で合併を承認したものについては特例が設けられている。したがって、平成十七年の三...全文を見る
○佐藤(観)委員 この区画定審議会法が成立をいたしました平成六年の十一月二日、このときに、衆議院の政治改革特別委員会では附帯決議を付しているのであります。  衆議院議員の小選挙区の区割りを定めることにより、ここに政治改革関連法は施行の段階を迎えることになるが、政治改革は、ここに...全文を見る
10月30日第155回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号
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○佐藤(観)委員 民主党の佐藤観樹でございます。  当委員会で私も一年間皆さんと一緒に議論をしてきたわけでございますけれども、柳澤大臣のときには、いや、銀行は健全なんですと。我々は大体、他党の方もそうでございますけれども、民主党の方は、公的資金を入れてしゃんとしないといかぬのじ...全文を見る
○佐藤(観)委員 危機がというのはどういう状況で、病んでいるというのはどういう状況なのかという抽象的な議論は私は余り好きじゃないものですからそれはやりませんが、そういう意味で、国民に対しての説明責任といいましょうか、なぜ竹中さんになったら、百八十度変わったと言っていいのかどうか、...全文を見る
○佐藤(観)委員 プロセスが出てくるのかなと思ったんですが。  私は、この問題というのは、私流に言えば三段階あるんだと。今の状況、まさに不良債権で満ち満ちているという言葉がいいかどうかわかりませんが、そういう状況と、最終的にはニュービジネスなりベンチャーなり産業の活性化なりとい...全文を見る
○佐藤(観)委員 言われるように、私も大まかに言って三段階に分けましたけれども、ある部分では入り乱れているんですね。現在でも、ニュービジネスなりベンチャーなり、あるいはまたニュービジネスをつくる背景を、研究所の問題とか税務上これが現状でいいのかというようないろいろな問題も、今もや...全文を見る
○佐藤(観)委員 これはやはり、きょうは金融庁の幹部を呼びませんでしたけれども、金融庁のいわば事務方の怠慢ですよね。それは最終的にではあるけれども二兆五千億もの貸し出しをされていない。いや、来年度は五百億円ふやしますなんということがよう恥ずかしくもなく出してこられる。またそれを許...全文を見る
○佐藤(観)委員 それで、委員長、各位も御同意いただけると思いますけれども、一度、何行でもいいですが、少なくもこの前、この当財務金融委員会にお呼びをした銀行の頭取に参考人として来ていただいて、しっかりとそのあたりのことは、間接話法ではなくて直接話法として、今の実態について聞く機会...全文を見る
○佐藤(観)委員 それから、皆さんもそうだと思いますが、我々は、地域を歩いていますと、全く、銀行に対する批判というのは非常に大きいです、これは。そもそもが、今の不良債権というのは、バブル期のときに、借りてくれ、借りてくれ、貸出先がないから借りてくれ、借りてくれといって拝み倒して借...全文を見る
○佐藤(観)委員 ひとつぜひ、私は、金融機関というのはますます厳しい方向に行っていると思っているわけで、状況は悪くなっていると思っているわけでありますから、今竹中大臣が言われるような、透明性を高める、国民の信頼を得ることは一つ一つやはりやっていかなきゃいかぬというふうに思っており...全文を見る
○佐藤(観)委員 小泉流というのは、小泉内閣というのは、言われているように、原則はあるけれども、異例の場合というのはなし崩しというのが、これが小泉流ですよね。ペイオフでも、あれは五カ月だったか、延期すると言ったら、今度は二年延期するという話になって、だんだんなし崩しに、原則が虫食...全文を見る
○佐藤(観)委員 もうその発想は民間では現にやられているわけですよね。それから、今人生八十年時代で、五十七なり八なりで民間で肩たたきするにしては、肉体的には若過ぎる。労働力が減ってくる時代でありますから、そのこともそうだし、それから、企業によっては民間では、民間ですよこれは、五十...全文を見る
○佐藤(観)委員 時間もそうありませんので、次に移ります。  どうやって金融機関を再生させ、また企業の活性化を図っていくかということで、いろいろとお互いに議論を闘わせているわけでありますけれども、なぜか塩川大臣の写真入りで再生委員会というのが報じられております。いやいや、まだ完...全文を見る
○佐藤(観)委員 もう時間がないものですからさらに詰められないのでありますけれども、発想はそのとおりだとは思うんですが、先ほど渡辺委員の質問にもありましたように、そのやり方で金融機関の資本というものは、減らないというか、そのことを傷つけずに一体できるんだろうかと。  確かに、不...全文を見る
○佐藤(観)委員 終わりますが、私は、構想自体は、細部は別にいたしましても、いろいろあるにしても、予見を持って、公的資金を入れるかどうかというのは、一般論としてはそうだけれども、私の見る限り、かなり、そのくらい公的資金を入れることも覚悟してやらなければ、とてもできる話ではないとい...全文を見る
11月15日第155回国会 衆議院 財務金融委員会 第7号
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○佐藤(観)委員 きょうは、参考人の皆さん方には、大変お忙しいところ御苦労さまでございます。  傍聴席を見ていただきたいんですが、大体財務金融委員会が、こんなに傍聴席が込むということはめったにないことでございまして、それぐらい国民の皆さん方も大変関心が深いというあかしでございま...全文を見る
○佐藤(観)委員 ありがとうございました。  確かに、産業再生機構というものが発足するのは来年の四月ということで、私たちもこれから、どういうものは再生して、どういうものはRCCに送るのか、どういう仕分けをするのか、その他の法案もいろいろありますから、確かにそういう意味での、西川...全文を見る
○佐藤(観)委員 これからは三カ月に一遍ずつ金融庁から我々も、中小企業向けの融資につきまして知らせてくれることになりますから、ひとつ、今頭取が言われたことがそのとおりになっているかどうか、大変な金額ですからできるのかなというふうに思いますけれども、答弁は答弁として受けておきます。...全文を見る
○佐藤(観)委員 こういうものの経営責任はどういうふうにとられるのか、それから、救ってあげるところと救ってあげないところとはどういうことで仕分けをするのか、今度は産業再生法のときもそのことを問題にいたしますけれども、申し上げておきます。  最後に、ペイオフがあったときには、全部...全文を見る
○佐藤(観)委員 これで終わりますけれども、この前の答弁と同じですよ。
○佐藤(観)委員 その後、行われていることは、競売なり、保険の差し押さえなり、家賃の差し押さえなり、身ぐるみはいでいるというのが実態ですよ。
○佐藤(観)委員 あなた、公正というけれども、あなた側の代理人というのは弁護士で、それは公正じゃないんですよ。そのことを申し上げて、終わります。
12月11日第155回国会 衆議院 財務金融委員会 第9号
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○佐藤(観)委員 民主党の佐藤観樹でございます。  竹中金融大臣が参議院の審議のため若干おくれておられるそうでございますので、質問の順序を変えまして、ちょっと塩川大臣と国土交通省の方にお伺いをしたいのであります。  二〇〇三年問題と申しまして、今、東京二十三区のオフィスビルが...全文を見る
○佐藤(観)委員 今御説明がございましたけれども、大きいところはどんどんつくっていきますと、中小の方が空き家がふえてくる。そうすると、そこにまたお金を貸していた地域の金融なり、あるいはかなり大手のところもあるかもしれませんが、それがまた不良債権化していく可能性を持っている。もう中...全文を見る
○佐藤(観)委員 確かに、都市再生という意味からいえば、いろいろビルの機能も高度化をしていくということで必要なことだと私も思うんです。しかし、例えばこの十年をとったときに、今大臣が言われたように、その周辺の中小のビルのテナントはどうなっていくんだろうかということ、さらに、そして最...全文を見る
○佐藤(観)委員 これは、長い長い議論がこの財務金融委員会の前の大蔵委員会からもございまして、今伊藤さん言われたように、特に平成十二年に、新たに改正をしたときに今言われたようなことになっているわけであります。  平成十二年のときから、それでは生命保険会社、会社というよりも生命保...全文を見る
○佐藤(観)委員 確かに保険会社の方も、九四年から例にとってみれば、いろいろな経費を八七%減らし、それからお店の数も七七%にし、それから中で勤めていらっしゃる方の数も八二%、外で営業していらっしゃる方も八〇%、それから給与も六九%と、それなりに大変努力をしているわけですよ。しかし...全文を見る
○佐藤(観)委員 ですから、私が言っているように、保険会社が努力するについても限界がある。それで、この低金利というのは保険会社がやっているわけじゃないんですね。利回りが悪いというのは保険会社がやっているのじゃなくて、国の政策として、世界のどこでもやっていないこの超低金利政策という...全文を見る
○佐藤(観)委員 今副大臣言われましたように、高齢化社会に入りつつあるじゃない、もう入っているわけですけれども、高齢化社会の中で、将来の安全、死んだ場合、けがをした場合、入院した場合等々、保障するために生命保険に入っているわけですけれども、社会保障給付総額の約三分の一、社会保障給...全文を見る
○佐藤(観)委員 せっかく金融大臣お着きでございますから、もう一度粗筋だけ申し上げておきます。  これは時間が限られている。本年度の予算措置を、直接銭は要らないけれども予算措置をしていかなきゃいかぬ問題でありますから、隣に塩川財務大臣もいらっしゃいますので、極めて大事なことであ...全文を見る
○佐藤(観)委員 もう既にこの問題は、アメリカの保険会社は追加のお金は出しませんということを明らかにしていますよね、アメリカンファミリーとかその他、米系の保険会社も。これは、米系の場合には、特に簡易保険との比較も理由に挙げているわけでありますけれども、しておるわけであります。 ...全文を見る
○佐藤(観)委員 最後に、伊藤副大臣には言ったんですが、最後に竹中さん、この問題の最後ですよ、言っておきますけれども、報道によると、あるいは金融庁の役人方の論理を聞いていると、業界、もっと出しなさい、出さなきゃ延長しません、延長すらできないですよというようなことを言っているやに仄...全文を見る
○佐藤(観)委員 相互会社とか株式会社とか、余り私は本問題には関係ないんだと思うんですね、その会社の形態は。ちょっとポイントが違うように思いますが、いずれにしろ、これは極めて重大な問題です、国民全般にかかわる問題でございますので。  確かに、竹中大臣が言われたように、銀行の機構...全文を見る
○佐藤(観)委員 これは、本格的には来年度予算案の予算委員会でやるべき問題かと思いますけれども、私もこの前指摘しましたように、債務免除の会社が、では五千億も債務免除されている例えばゼネコンなり流通なりそういうところがうまくいっているだろうか。ことしの九月期の決算を見たときに、これ...全文を見る
○佐藤(観)委員 終わります。