佐藤観樹

さとうかんじゅ



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佐藤観樹の2003年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月14日第156回国会 衆議院 財務金融委員会 第4号
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○佐藤(観)委員 最初に、予定しておりませんけれども、きょうの午後の、塩川財務大臣に対しまして我が党の山花議員が、なぜたばこを値上げするんですかということに対して、どういう答弁をされたか、大臣、覚えていらっしゃいますか。
○佐藤(観)委員 酒の問題につきましては、別にラベルにそういうことが書いてあるわけではないし、これからの法案、正式には出ていませんけれども、それはまた酒税が出ましたときに本格的に審議をすることにいたしまして、たばこにつきまして、今答弁がございましたように、禁煙を奨励するために値上...全文を見る
○佐藤(観)委員 私は確認のために、私も三十年議員をやっておって、理事の時代のときに三度たばこの値上げがありました。きょうは、一緒にいるのは、いたのは中村正三郎先生ぐらいかと思いますけれども、ありましたときに、そんな話は初めて聞いた。初めて聞いたですよ。  確かに、副次的に、値...全文を見る
○佐藤(観)委員 世界的に確かに禁煙運動、嫌煙運動、分煙運動というのが進んでいることは、私も十二分に知っております。それは、今、たばこはいろいろな意味で害がありますよということで、たばこ、大臣は吸わないのかな、私も吸わないから持っていないんですが、吸い過ぎには注意をしましょうとい...全文を見る
○佐藤(観)委員 きょう、事務方はいないから、呼びませんし、必要ないと思いますけれども、副大臣でも政務官でも、ざっとたばこ税というのは幾らありますか。
○佐藤(観)委員 塩川大臣の答弁によりますと、国だけでは、ざっと八千億の大きな税収ですよ。八千億の、国だけでは。  そうしますと、これは、塩川大臣の言うように、禁煙の奨励のために値上げするんだ。みんながどんどん、禁煙の奨励のために値上げして、吸わなくなったら、その分だけ税収欠陥...全文を見る
○佐藤(観)委員 それなら、逆に禁煙の奨励にならないじゃないですか。たばこの税収が確かに若干減っていますが、論理矛盾ですよ、そんなことは。  財源が足りないことは私もわかっておる。わかっているし、禁煙運動が世界的に嫌煙なり分煙なりということで進んでいることはわかっているけれども...全文を見る
○佐藤(観)委員 いや、素直にそういうふうに山花委員に本会議で答えれば、別に私は、わずか三十分しかないのにこんなことを言うことはない。大臣が禁煙の奨励のために値上げをするんだと言うから、これは、私も、三度値上げをやって、強行採決されたこともありましたけれども、その者といたしまして...全文を見る
○佐藤(観)委員 僕は、性格上、余り言葉の端々をつかむことはやめたいんですが、あなたはそう言っていないんです。奨励のためにだけ言っているんです。だから、私が遠くからやじったのが聞こえたでしょう。そんなばかな話ありませんよ。  確かに世界的にはそのようになって、禁煙なり分煙なり、...全文を見る
○佐藤(観)委員 今までもそういう考えをとっていたんですか、シンタックスというのは。酒はシンタックスじゃないんですか。単なる酒の種類の間の差を縮めるということのためにというふうに大臣は言われたが、酒はシンタックスじゃないんですか。そんなころころその場限りのことを言ったらだめだって...全文を見る
○佐藤(観)委員 答弁なさったのは塩川大臣でございます。これは大変巨額な税源であります。確かに禁煙なりシンタックス的な意味はあるけれども、値上げのそれは理由じゃないでしょう。我々だって、みんな財源が足りないということはわかっているわけで、ただし、大衆に課税をすることがいいか悪いか...全文を見る
○佐藤(観)委員 何を言っているんだ。最も基本的なことであって、私は議事録を云々と言われるだろうからと思ってちゃんとビデオを何度も聞いて、こういう論理というのは、私も長いこといて初めて聞いた。側面的にはありますよ、それは。ありますけれども、嫌煙を奨励するために値上げをするというよ...全文を見る
○佐藤(観)委員 よくわかりませんね。よくわからない。今、一言で答えてください。酒は、値上げをしたのはシンタックスなんですか。
○佐藤(観)委員 そうすると、酒は飲むことを別に奨励しているわけじゃないんですね。たばこのように、禁煙を奨励するために値上げするというんだけれども、酒というのは別に悪いものじゃない、酒類間の調整のためにするのであって、シンタックスじゃないんだ、こういうことですね。整理をさせてもら...全文を見る
○佐藤(観)委員 いずれにしろ、たばこ税にしろ酒税にしろ、また議論する場がありますから、また同僚議員がいろいろとやってくださると思いますので、とりあえずそういうことにしておきます。  そこで、国民みんなが心配しているのは、一つは、デフレ不況を、小泉不況というのは一体いつ脱出でき...全文を見る
○佐藤(観)委員 そこで、聞きたいのでありますけれども、道路特定財源の問題でございます。  これは、財源としては何ら改革がされていない。それどころか、去年は、自動車重量税のうちの二千二百四十七億というのは一般財源化していたわけですね。しかし、それも取り上げられて、道路特定財源と...全文を見る
○佐藤(観)委員 結局、いろいろ言われましたけれども、最後に言われた部分は、道路特定財源というのは約二兆八千億ですね。そのうちの、その他のところに向けられるというのはわずか三百億ちょっとですよ。しかも、大臣が前半で言われたことというのは、結局、何も改革されていないということを言っ...全文を見る
○佐藤(観)委員 本論ができなくてまことに残念でございますけれども、終わります。
04月18日第156回国会 衆議院 財務金融委員会 第12号
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○佐藤(観)委員 民主党の佐藤観樹です。  本筋に入る前に、日銀総裁にお伺いをしたいのでありますけれども、日本の中央銀行というのは、ニッポン銀行というんでしょうか、ニホン銀行というんでしょうか。小坂委員長はちゃんと気をつけてニッポン銀行と言っておられるのですが、きょうあなたの答...全文を見る
○佐藤(観)委員 全然別の件ですが、きのう説明に来られた日本銀行の課長クラスの方も、一回もニッポン銀行という言葉は使わない、ニホン銀行だ。ニホン銀行がニッポン銀行券を発行するというのは、これはおかしいのであって、わざわざ、あなた、ローマ字でNIPPONと書いてあるわけだから、ニッ...全文を見る
○佐藤(観)委員 日本銀行総裁にわざわざお越しいただいているので、きょうは前段の話を聞くためにしたわけじゃないので、大体今の塩川大臣の話でよろしゅうございますか。
○佐藤(観)委員 次に、法案としては本委員会を通っていったのでありますけれども、議事録を見てみますと、これはちょっといかぬなと思ったのは、生命保険契約者保護機構の問題でございます。  御承知のように、これは、あと二百億、三月三十一日まで残っていて、さらに一千億、契約者分、俗に言...全文を見る
○佐藤(観)委員 これは、亡くなられた小渕総理あるいは宮澤さんの時代から、生保の持てる金額はもう限界であるということを、三、四年前から言ってきているわけですよね。  したがって、今度の制度をもう一度再編するについても、もうそれは業界に持たせる、業界というのは要するに契約者ですか...全文を見る
○佐藤(観)委員 確かに、予算は単年度主義ですから、これは今起こっていないことも予算に組んでいけということを私は要求しているんじゃなくて、いわば関係のないといいましょうか、自分の負債ではない、他の保険会社がつぶれたものについて、契約者がこれ以上負担をしなきゃならぬということはあり...全文を見る
○佐藤(観)委員 まだ若干ひっかかるところがありますが。  それともう一つ、今度の、二回目の、さらに契約者に一千億持たせ、さらに四千億を、これも見せ金だったわけですね、使わなかったんだから。その前のときには、あるよ、あるよということを言ったけれども、結局業界の側に一千億出させて...全文を見る
○佐藤(観)委員 私は、国会が終わったらすぐ、結構これは時間かかると思うんですよ。いろいろな、初めてのケースでもあるし、今申しましたような、学者さんだけじゃなくて、契約者なりあるいは業界なりその他の方々の意見をいろいろ聞くには時間がかかると思いますので、そういう意味では、結構あっ...全文を見る
○佐藤(観)委員 だから、私が言ったように、そんなに違うわけもないがなということを申しておるわけで、竹中さん、そういうことでよろしいですか。
○佐藤(観)委員 塩川大臣が言われたように、国の補助金あるいは負担金、これを減らしていこう、それと同時に、地方も、地方がやらなきゃいかぬこと、これは本当はもう少し、一体それがどのくらいで、どういうふうにするのか、これは六月いっぱいまでに決められるということでありますから、それも並...全文を見る
○佐藤(観)委員 本来ならば、もう少し細かにいろいろ詰めていかないかぬところでありますが、時間がありませんので、きょうはこれで終わらせていただきます。
05月16日第156回国会 衆議院 財務金融委員会 第15号
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○佐藤(観)委員 本題に入る前に、生保の予定利率引き下げの問題について、各マスコミ等も大変にぎわしくなっておりますので、これについて一言だけ申し述べ、かつ我々の要求を言っておきたいと思うのであります。  というのは、これは保険業法の前の審議のとき、つまりセーフティーネットを張る...全文を見る
○佐藤(観)委員 それでは、本題の公認会計士法の改正の問題に移りたいと思います。  御承知のように、平成十年十月二十三日に長期信用銀行は、金融再生法第六十八条二項に基づきまして即日特別公的管理下に入ったわけであります。何も長銀を出さなくても、ほかの例でもいいんですが、長銀が一番...全文を見る
○佐藤(観)委員 私は、公認会計士の品質管理、どうも品質管理という言葉は余りふさわしくないと思うんですけれども、そのレビューが悪かったからこういうようなことになっているんじゃないんだと思うんですよ。ちょっと伊藤副大臣の答弁は私は納得できないのであります。  問題は、日本の株式市...全文を見る
○佐藤(観)委員 何十年、投資家保護というのを私も聞いております。ただ、このシステムを変えない限り、本当の意味での個人投資家の保護ということになりません。コンビニで株を売ったって、ちっともこれはふえません。何しろ本体が、投資しようという会社がどういうふうになっていて、ひょっとした...全文を見る
○佐藤(観)委員 先ほどの過去の経過からいって、問題認識は大臣もおありになると思いますので、ぜひこれは、せめて一年以内に、どういうシステムをつくるのが一番いいのか。私たちは、参考になるものといえば、アメリカのSECが一番それだけの権限を発揮して、まさに一般大衆の投資家保護というの...全文を見る
○佐藤(観)委員 いずれにしろ、トータルにこれはやっていかないと、日本の証券市場というのは発展していかないし、これは銀行とも裏表の関係もありますから、日本の金融自身が強くなっていくことにならないと思います。  それで、後、各条項にいきますけれども、先ほど増原議員からもございまし...全文を見る
○佐藤(観)委員 国会では議事録が残りますからそれは残りますけれども、法律というのはひとりで歩くわけです。どうしても本当に必要ならば、国会へ出して、国会の場で審議をするというのが、今あなたの言っていること自体が行政優位なんですよ。新しいことが起こったら自分たちの方でやらせてもらい...全文を見る
○佐藤(観)委員 これは、実はこの法案だけではないんですよ、お互いに国会人として、非常にそういう傾向が見られる。アメリカのコンサル業務と日本のコンサル業務というのは全然イメージが違うわけであります。アメリカの監査法人と言っておるけれども、あれはいわば会計事務所と言った方が日本人に...全文を見る
○佐藤(観)委員 今まで五科目でしたか、一回で全部通らなきゃいかぬという制度がありましたが、これは二年に延長されたことはいいことだと思うんです。税理士さんの場合には、あれは永久に持っているんだったかな、になっていますので、それは評価しますが、今の答弁のように、いわば、失礼だけれど...全文を見る
○佐藤(観)委員 次に今度は、アメリカのエンロン事件もございまして、アメリカのを読んでみると、ちょっと日本とは性格が違うことなんでありますが、それは別として、今度の法案では、七年間の範囲内で政令で定める期間ということとして、インターバルを二年間置くという、七・二と我々呼んでいます...全文を見る
○佐藤(観)委員 もう終わりますけれども、答えになっていないんだわ。私は、かつて公認会計士協会が人を派遣して監査をしたらどうかということを提案したこともありますけれども、賛意を得ることはできなかったのであります。いずれにしろ、かわるといったって、例えば、三人でやっておるものが、七...全文を見る
○佐藤(観)委員 御指摘のとおりでございますと言ってもらうのはいいけれども、同じことなら要らない。
○佐藤(観)委員 答弁になっていませんけれども、総理大臣の格別な許可があればというようなことですけれども、余りいい方法じゃないと思いますので、そのことを申し上げて終わります。
06月06日第156回国会 衆議院 財務金融委員会 第20号
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○佐藤(観)委員 民主党の佐藤観樹でございます。  最初に、りそな銀行に対します公的資金注入について、私の前にも平岡さん、そして仙谷さんからもありましたが、その角度ではなくて、別の角度からいろいろなあり方についてお伺いしたいのでありますが、それについても、十日に公的資金注入をす...全文を見る
○佐藤(観)委員 ついでに、株数と、それからおのおの金額はわかりますか。
○佐藤(観)委員 なぜそれを聞くかということは、後でわかります。  それで、伊藤副大臣、参議院の予算委員会で、「りそな」になる前の大和銀行、あさひ銀行、二回注入していますよね、膨大な金額を。これは永久劣後ローンになっていますけれども、あるいは転換型になっているものもありますが、...全文を見る
○佐藤(観)委員 今まで投入したものは約五千五百億円ぐらい、これは永久劣後ローンですからどうするかは別でございますけれども、「りそな」がこれから再生すれば、再生させますと言うんだろうけれども、再生すればまた生き返ってくるけれども、もし再生しない場合には、これは本当に紙くず同然、五...全文を見る
○佐藤(観)委員 重要な問題、繰り延べ税金資産の問題というのは、それは制度としてはヨーロッパにあるけれども、日本のように、資本のうちの、「りそな」はたしか九割ぐらいになっているという、こういう不安定なものを資本にこのまま組み込む状況というのは、ちょっと私は異常だと思うんです。それ...全文を見る
○佐藤(観)委員 別の聞き方をいたしますが、二年前になりますか、青木建設がつぶれたときに、小泉総理は見解を求められ、これは改革が進んでいる証拠であると言って、ちょっと言い方が冷たかったものですからひんしゅくを買ったところもありますけれども、それと同じように、竹中プランといいましょ...全文を見る
○佐藤(観)委員 次に、保険業法の方に行きたいのでありますけれども、御承知のように、今日まで七生命保険がつぶれたわけであります。そのとき、たしか千代田なり協栄生命、東京生命もそうでありますが、かつての基準では二〇〇を超えておったのに、何でつぶれたんだということがいろいろと言われま...全文を見る
○佐藤(観)委員 今の答弁について私の感想を言えば、トラの尾を踏んだというか、かえって何か、こんな時期にこんなものを出すといかにも保険会社が危ないみたいな感じにとられる。みんなそう思っているんだよ。(発言する者あり)ほら、余計なものを出してきたなと。  いろいろな問題点はもっと...全文を見る
○佐藤(観)委員 ソルベンシーマージンの話をいたしましたが、ちゃんとうまくやっているところもあるわけですね、十分に。十分にあるわけで、その意味では、余りにも早くといいましょうか、そんなに事態は急迫していないのに法律までつくって、やればやるほど、契約者から見れば、これは何か隠された...全文を見る
○佐藤(観)委員 終わります。
06月11日第156回国会 衆議院 財務金融委員会 第22号
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○佐藤(観)委員 参考人の皆さん方には、お忙しい中、まことに御苦労さまでございます。大変重要な問題でございますので、また限られた時間ですので、端的にお伺いをしたいと思います。  それで、勝田参考人の陳述の中で一兆九千六百億円のお話がございましたが、実は、勝田さんには責任がないの...全文を見る
○佐藤(観)委員 繰り延べ税金資産について厳しく見なさいというのは、昨年の十月三十日に、いいか悪いかは別にいたしまして、竹中金融財政担当大臣が各主要行に、あるいは関係監査法人の方にも指示をしておることは、当然のことながらトップでありますから御存じだと思うので、そういうことを予想し...全文を見る
○佐藤(観)委員 まだいろいろとお伺いしたいことがありますが、時間がありませんので、最後に、せっかくきょうは銀行協会の会長にお見えをいただいたんですが、この金融情勢につきまして、今問題になっているのは預金保険法の百二条の一という、公的な資金の予備注入の話ですよね。ところが、竹中プ...全文を見る
○佐藤(観)委員 金融庁がいろいろと見張っている中を、なかなか会長として言いにくいことを言っていただいて、ありがとうございました。  同僚の五十嵐委員にかわります。
07月16日第156回国会 衆議院 財務金融委員会 第26号
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○佐藤(観)委員 私は、きょうは、経済財政運営と構造改革に関する基本方針二〇〇三、六月の二十六日に経済財政諮問会議で決まったものについて、特に俗に言う三位一体の問題につきまして、極めて重要な問題でございますので、財務大臣、そして竹中さんは経済財政諮問会議の座長になっているのでしょ...全文を見る
○佐藤(観)委員 一つは、塩川大臣言われましたように、質問していただいてまことに喜んでいるという御表現がありましたが、いわば、財源的には財務省は出し手であります。したがって、財務省からの予算が各自治体に行くわけでありますから、あるいは旧自治省と言った方がいいんでしょうか、その方が...全文を見る
○佐藤(観)委員 私は、塩川大臣の答弁は、半分はよくわかっていらっしゃると思うんです。私が申し上げたいのは、主計官ではなくて、そういうものは全部、もう少し含めて、一括補助金にして地方に移すべきではないか。これが、いわゆる自主権の回復なり改革なり、本来あるべき姿なのではないか。塩川...全文を見る
○佐藤(観)委員 課税自主権の問題は、後で別の角度でちょっと触れさせていただきます。  そこで、いわゆる三位一体論の部分を読んでみますと、本来、予算でいくと、補助金、負担金、交付金、補給金、助成金、委託費というのが予算上の問題ですね。ところが、この三位一体論の中に出てくるものは...全文を見る
○佐藤(観)委員 それを前提にして、具体的にちょっとお伺いしたいのでありますけれども、国庫補助負担金というのはたくさんあるわけでありますけれども、地方自治体が一番欲しがるという言い方がいいかどうかわかりませんが、必要とするお金というのは、一番大きいものは、何といっても社会保障に関...全文を見る
○佐藤(観)委員 法律の改正が必要だというのはよくわからない。法律で決められた補助金というのは当然あるし、予算措置をしているものもあります。  ちょっと林局長にお伺いしますが、旧自治省内で扱うところの義務的補助金というのは、いわゆる長い慣例で一定の概念が、さっき申しましたような...全文を見る
○佐藤(観)委員 そこで、副大臣にお伺いしたいんですが、よく精査をして法律を改正してするというのはどういうことですか、法律を改正してというのは。  僕も大体概念的には林局長が言うことでわかるんですけれども、法律を改正してするというのが出てくるから、それで私はあれっと思ったのであ...全文を見る
○佐藤(観)委員 地方自治体に交付するに当たって法律改正が必要だということであって、法律の中身、まさに林局長が言われたように、法律によって義務づけられている、つまり、地方自治体ではその金額は、一言で言えばいじれない、そういうものを交付するために、これだけの金額を交付するんだけれど...全文を見る
○佐藤(観)委員 そうしますと、今、法律で義務的に国が出さなければならないと決められている、法律で書いてあるものは、そのまま法律として生き、今大臣が言われたように、政令、省令等々で出す、あるいは、全く別の概念で予算補助がありますよね。法律補助じゃなくて予算補助で出しているものにつ...全文を見る
○佐藤(観)委員 いや、誤解をしているつもりはないのですけれども、聞けば聞くほどよくわからなくなってくる説明で。  例えば介護保険事業費補助金、これは十億円しか出ていない国庫補助負担金でありますけれども、ちょっと法律見てきていないんですが、このうち、国が出さなきゃいかぬもの、そ...全文を見る
○佐藤(観)委員 非常に重要な点で、冒頭言いましたように、竹中さんが各首長、評価していると言われるけれども、この辺がはっきりしないものですから、削るだけ削られて、残るところは塩川さんみたいにほっそりしかくれない、出さないというようなことではいかぬので、実は、本当はもう少し詰めなき...全文を見る
○佐藤(観)委員 金額からいって、ここで言うところの基幹税というのは、やはり所得税、それから消費税を言っているんだと。酒税といっても、約一兆七千、たばこ税はもう少し少ない。  そういうことからいいますと、交付税の三税は知っていますけれども、それが五税になっているのは知っています...全文を見る
○佐藤(観)委員 徴税権の問題、課税権の問題がありましたけれども、私が今消費税と言っているのは、地方消費税のように、私もそれをあれするまで中でタッチしました。それで、いろいろな議論があって、出荷の問題から何からいろいろ議論があって、結局、今、五%のうちの一%を地方自治体に出してい...全文を見る
○佐藤(観)委員 それからもう一つ、課税権の問題を申し上げておきたいんですが、例えば、一番近くは山梨県とどこかでしたか、産廃税をつくるということでおおむね賛成だというようなことが出ていましたが、それは別といたしまして、何か地方自治体が新しい財源を見つけて努力をすることは非常に重要...全文を見る
○佐藤(観)委員 私の質問の趣旨もよく間違えないように聞いてもらいたいんですよ。  だって、交付税を幾らと計算する今のシステムからいって、新しい財源をつくれば基準財政収入額に入るわけですから、需要額との差で、新しいものをつくったらその分だけ交付税を減らされるんだったらやらないで...全文を見る
○佐藤(観)委員 それでは私の錯覚ですので、それはそういうことで結構です。  それで、一番問題の税源移譲、本三位一体論は、私は塩川さんを高く評価しているのは、どこからこの三位一体の突破口をつくっていくかといえば、税源移譲をするということから突破しないと、これはもちろん補助金、助...全文を見る
○佐藤(観)委員 ちょっと申し上げておきますけれども、要するに、基本方針二〇〇三の二十ページの上から五行目に「地方財政においては、現在、約十七兆円を上回る財源不足が生じている。」云々、こう書いてあるので、いやいや、いいんですよ、二十兆円なら二十兆円でいいんですけれども、おたくのつ...全文を見る
○佐藤(観)委員 最後に、もう時間が来ましたから終えますけれども、いずれにしろ、今まで言われておったけれどもなかなかできなかったことを、塩川大臣のもとで、失礼ながらやれるかどうか。これはまさに内閣挙げての重要な課題、まさに私が冒頭言ったように、これはもう国のあり方、国を成り立って...全文を見る
○佐藤(観)委員 終わります。