佐藤謙一郎

さとうけんいちろう



当選回数回

佐藤謙一郎の2002年の発言一覧

開催日 会議名 発言
06月05日第154回国会 衆議院 農林水産委員会 第14号
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○佐藤(謙)委員長代理 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。後藤田正純君。
○佐藤(謙)委員長代理 これにて後藤田正純君の質疑は終了いたしました。  次に、津川祥吾君。
07月02日第154回国会 衆議院 環境委員会 第19号
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○佐藤(謙)委員 民主党の佐藤謙一郎でございます。  きょうは、鳥獣保護法の改正案につきまして、大木大臣を初め諸先輩に質問をさせていただきたいと思います。  大木大臣といいますと、私もちょうど環境委員長をやらせていただいていたときに、COP3、大変大臣御苦労されてあの難局を切...全文を見る
○佐藤(謙)委員 一時、狩猟者が五十万人を超えていたわけでありますけれども、この猟区の問題については、当時の丸山局長はそういう言い方で、すれ違った議論になっていたわけですが、着実に狩猟者が減っている。  今、里地里山に対する関心が高まってきたり、自然公園に入ってハイカーが歩こう...全文を見る
○佐藤(謙)委員 都道府県知事に積極的にそうした動きがある場合には環境省として支援をしていただきたいと思うのです。  ちょっとこれ、私、今ふと思いついたのですが、今、野生生物保護月間なんというような取り組みというのはあるのでしょうか。例えば、そうした期間を設けて、その間に野生生...全文を見る
○佐藤(謙)委員 いずれにしても、やはり小学校、中学校、高校と、子供のときからそうした野生生物との共生というものを植えつけていくというのは非常に大事でありますから、私自身、そうした月間といいますか、存じ上げなかった方が悪いのかもしれませんけれども、どうか教育とリンクをさせてそうし...全文を見る
○佐藤(謙)委員 それでは、一律的にというお話が出ましたけれども、これから科学的、計画的な知見というものが集積するわけであります。それはなかなか市町村というところにまで行かないのが懸念の材料でありますけれども、例えばクマとか猿については、そうした保護管理計画については、そうした計...全文を見る
○佐藤(謙)委員 それは、義務化ということではなくて、環境省の責任で積極的に管理計画を立てさせるということで理解してよろしいんですか。義務化という方向というのはとられることはないということでしょうか。
○佐藤(謙)委員 三年前の議論で、私は、北海道の斜里町の三人の職員がクマ対策に専従して、時間外勤務もして本当に苦労に苦労を重ねている、そういう現実をお話ししたわけです。  その方が、苦しい地方財政では自然環境は常に後回しにされかねない、前向きな地方自治体ならいいけれども、多くの...全文を見る
○佐藤(謙)委員 ぜひとも、そうした第三者による機関のチェック機能というものが大事ですので、積極的に前に進めていただきたいというふうに考えております。  それでは次に、第七十八条の鳥獣保護員について、幾つかの質問をさせていただきたいと思います。  この鳥獣保護員については、審...全文を見る
○佐藤(謙)委員 三重県も一つの方法だと言われましたけれども、明らかにこれは僕は成功していると思うんですね。多様な方々に鳥獣保護員になっていただこうということであるならば、そういう地方自治体の先進的な取り組みをもっと積極的にバックアップするような、また、そうした方法があるんだとい...全文を見る
○佐藤(謙)委員 鳥獣保護員について、これからますます、市民、国民との接点ということで、この法律を生かす非常に大きな主役になろうかと思いますので、前向きな運用をお願いしたいと思います。  次に、わなの免許について何点か御質問をさせていただきたいと思います。  これも三年前私が...全文を見る
○佐藤(謙)委員 三年前と全く同じお答えなんですね。  ですから、免許制度があって、販売の実態が全くわからない、無責任だと。三年前に、調査をまだしていないけれども把握をする、そういう御指摘があったわけで、そういうことが、毎年三百万以上の鳥獣の命が失われ、そのうちの百万が有害駆除...全文を見る
○佐藤(謙)委員 確かにタンチョウヅルの例なんかはそうでありましょうが、全国の野猿公園では、野生のニホンザルに対して一個人業者が勝手にえづけをする、そして観光施設を設けて利益を得ているというようなことがあります。線を引くといっても、どこかで知恵を働かせれば、まずこうした線が引ける...全文を見る
○佐藤(謙)委員 平成十三年度からそういう仕組みができたということでしたけれども、説明の内容が三年前とほとんど変わらないことだなという感じです。そうすることも大事でしょうけれども、そうした中に、どうか住民参加といいますか、農業者の知見ですとか、あるいは地域の方々に入っていただいて...全文を見る
○佐藤(謙)委員 林業行政あるいは農政についてはいろいろな法律があるわけですけれども、例えば土地改良法ですとか水産基本法ですとか、私ども、環境の保全という言葉を法律の中に入れてくれという主張が通らなかった。環境との調和とか配慮、そういう言葉で濁らせてしまった。生物多様性の問題もそ...全文を見る
○佐藤(謙)委員 対症療法としてではなくて、クマ、個体群としてのそういう存立というところから、林野庁も積極的な対応をしていただければというふうに思っております。  もう一つ林野庁にお聞きしたいと思うんですけれども、いわゆるコリドープランについて聞かせていただきたいと思うんです。...全文を見る
○佐藤(謙)委員 時間が来ましたので、これで終わらせていただきますが、国民が必ず支持をするだろうこうした回廊というようなものを、林野とそれから農地に対してもひとつ積極的に進めていただきたいと思います。  最後に、害虫防除の薬剤使用の生態系への影響について伺いたかったんですが、時...全文を見る
11月06日第155回国会 衆議院 国土交通委員会 第1号
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○佐藤(謙)委員 おはようございます。民主党・無所属クラブの佐藤謙一郎でございます。  私は、全国の公共事業の評価をして百カ所ぐらい回ってきたわけでありますけれども、公共事業に対する批判が大変大きい。中には、市民の方の誤解ですとか、あるいは、現場に行くと、この公共事業は推進しな...全文を見る
○佐藤(謙)委員 それはそのとおりで、国土交通省の役割というのは、環境省と同じであれば環境省が要らなくなるわけでありますから。  その中で、価値観というものがどんどん変わっている。私が今おります横浜というところ、昭和三十九年の東京オリンピック以降、高度経済成長の中で、公的に最大...全文を見る
○佐藤(謙)委員 政策評価については、今行われているものについては、いろいろと私も議論するところでありますけれども、今の大臣の姿勢に私は賛成するわけですけれども、私がきょう申し上げたのは、そういう政策評価の問題ではなくて、一歩踏み込んだ河川法のそうした河川整備基本方針の策定にまで...全文を見る
○佐藤(謙)委員 これは法務省の問題ですからそういうお答えは十分承知しておりましたけれども、ここで問題提起をさせていただきたいなと思います。  それと、挙証責任はあくまでも国土交通省にあるわけですから、そういうことにしっかりと、丁寧に、誠実に対応することが、公共事業というものを...全文を見る
○佐藤(謙)委員 一刀両断にやったということは僕は申し上げていなくて、そうした中止を決められた手続論も私は評価をしておりますので、そうではなくて、中止をした後のフォローに、扇大臣のカラーといいますか温かみをしっかりと、行政だけではなかなか醸し出せない温かさを、何か制度や法律につな...全文を見る
○佐藤(謙)委員 ぜひとも、地方自治体に多くの過大な負担を押しつけるようなことのないような、そういう取り組みをしていただければというふうに思います。  では、もう時間がなくなりましたので、最後に一つだけ要望させていただきます。  長期計画の一本化の問題、これは私ども民主党も、...全文を見る
○佐藤(謙)委員 どうもありがとうございました。  時間になりましたので、国会関与については後でお聞かせいただければと思います。どうもありがとうございました。
11月07日第155回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号
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○佐藤(謙)委員 民主党・無所属クラブの佐藤謙一郎でございます。  きょうは、お忙しいところを参考人の皆様方お越しをいただいて、貴重な御意見をちょうだいしたことを心から御礼申し上げます。  私、まず宮入参考人からお願いをしたいと思うのです。  私ども民主党案、そして与党案、...全文を見る
○佐藤(謙)委員 土地改良法の不備、これは我々立法の側に突きつけられた、そんな思いがいたしますし、費用対効果の問題はこれから環境というキーワードをどういうふうに入れていったらいいか、きのうの国土交通省でも、実は入れられていないんだ、そういう説明がありましたけれども、我々議会人がし...全文を見る
○佐藤(謙)委員 ありがとうございました。  時間がないので、次に森参考人に御質問させていただきます。  本当に苦渋の参考人のお言葉だろうと私は考えました。ただ一つだけ、参考人が言われていることというのは非常に皮肉を込めた逆説的な言い方でありますから、多くの人に誤解を与えるよ...全文を見る
○佐藤(謙)委員 終わります。
11月14日第155回国会 衆議院 特殊法人等改革に関する特別委員会 第6号
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○佐藤(謙)委員 民主党・無所属クラブの佐藤謙一郎でございます。  きょうは、税金のむだ遣いの象徴でありますダム、とりわけ水資源開発公団の問題で質問したいと思うんですけれども、単なる国民の税金のむだ遣いではなくて、そうしたダム建設のしわ寄せが、健全な、善良な住民に水道料金という...全文を見る
○佐藤(謙)委員 東京ですから、東村山浄水場、多摩川系と、それにブレンドして利根川水系が一部入っているということですが、ここで何も扇大臣の水道料金を知ろうと思っているわけではありません。この後、実はそれが非常に重要な意味を持ちます。  石原大臣、今、東京都の水道料金が確実に二、...全文を見る
○佐藤(謙)委員 群馬県の吾妻渓谷を水没させ、川原湯温泉を水没させる。草津から水をとってきます。酸性度の非常に高い、そこに石灰をぶち込んで中和をして、そしてそれが東京に引かれる。実は、そのために、今でも負担金が東京都で千百億、埼玉県が九百億円。これは確実に、大変大きな水道料金の値...全文を見る
○佐藤(謙)委員 受水拒否ということにはならないだろう、こう言われておりますけれども、私の知るところでは、確実にこれは受水を拒絶する流れになるだろう。三重県では、美杉村が一九九四年に受水拒否をして、それ以来、この亀山市が今問題になっております。現在の水道水源が鈴鹿川の流域の地下水...全文を見る
○佐藤(謙)委員 水資源開発公団では、四十九のダムや堰を既につくっておりますが、そのほかにも、今十八のダムや堰をつくろうとしております。この見直しというものは非常に大事だろうと思いますが、実は河川法の規定では、そうした見直しについて住民の意見を聞く、そうした手続というのは実は行わ...全文を見る
○佐藤(謙)委員 その推進の方をよろしくお願いしたいと思います。  このダムの問題では、今まで、特殊法人改革計画でも指摘されているように、水の需給と実績が乖離している、そういうことがあちこちで見受けられます。ウォータープラン二〇〇〇から、このたび、一九九五年から二〇一五年までの...全文を見る
○佐藤(謙)委員 こうした水の需要見通しという問題で、もう一つ国土交通省や水資源開発公団が頭に入れておいていただきたい問題に、節水という問題があります。  例えば、地方自治体に行きますと、市で水道事業をやっている。水道事業が赤字になってはいけないということで、その推進を図らなけ...全文を見る
○佐藤(謙)委員 今度、水資源開発公団が、開発を抜かして水資源機構という形になるときに、事務局から盛んに言われるのは、多様性あるいは広域化、多目的化、そういうものを調整するためにはこの機構を生かさなければいけない、そういう指摘でありましたけれども、残念ながら、いろいろと質問につい...全文を見る
○佐藤(謙)委員 先ほどお話ししましたように、水資源開発公団は一切腹が痛まないということで、結果として、ブレーキのない自動車のように突っ走っていったわけでありますけれども、こうした地元住民の真摯な声をぜひとも聞き入れていただけるような仕組みをこれからも重層的につくっていただければ...全文を見る
○佐藤(謙)委員 時間が来たので終わりますけれども、水資源開発基本計画に基づいて事業実施計画というものが作成されることになっていますけれども、七水系のうち、吉野川水系を除いて、まだそれができていない。当初の計画期間が終了していないので、新たな計画を早急に策定するべきだということを...全文を見る