佐藤静雄

さとうしずお



当選回数回

佐藤静雄の1993年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月22日第126回国会 参議院 決算委員会 第1号
議事録を見る
○佐藤静雄君 自由民主党の佐藤静雄でございます。  私は、昨年の七月に初当選をいたしました。東京へ出てまいりまして非常に強く感じましたことは、我が国にとって最も重要な資源である食料とエネルギー、これが夜の東京でまことに見事に壮大に浪費されている。まことに残念な次第でございます。...全文を見る
○佐藤静雄君 米について今先輩の会田委員から御質問がございましたが、もう一回お聞かせをいただきたいのでございます。  米については、我が国国民の主食であるとともに、農業生産面では唯一自給可能な作目でございます。さらに、稲作にかかわっている農家の数も全農家数の八〇%に及ぶ極めて重...全文を見る
○佐藤静雄君 次に、農業協同組合の当面の諸問題についてお尋ねをしたいと思います。  新農政プランの実行者、これはもちろん農民でございますけれども、行政も全力を挙げてこれを支援しなきゃいかぬ。それよりも、農民の自主的な組織である農業協同組合、系統、これを中心に全農業団体がこの農政...全文を見る
○佐藤静雄君 現在の農協の姿でございますけれども、信用事業、共済事業、購買事業、販売事業等利益の出る事業を中心として一生懸命やっておられるわけでございますが、農協というのは本来、農家組合員の生産あるいは技術、経営を指導する営農指導事業が中軸にあって、そして今申し上げましたような経...全文を見る
○佐藤静雄君 大臣にお尋ねをしたいのでございますが、農協が農協本来の仕事を十分に発揮できるためには財務面の健全化が特に必要じゃないかこういうふうに思っております。特に、農家農民の血と汗の結晶であるお金を預ける信用共済事業の健全化保持、これが最も大切な問題ではないかというふうに考え...全文を見る
○佐藤静雄君 北海道総合開発について大臣にお尋ねをしたいと思います。  大臣のふるさとの北海道では、北海道開発庁長官に北先生がなられたことで非常に期待が高まっておるというふうに聞いております。北海道は従来の基幹産業であった石炭、鉄鋼あるいは北洋漁業の不振が非常に厳しい状態、情勢...全文を見る
○佐藤静雄君 以上をもって質問を終わりますが、両大臣、本当にありがとうございました。
02月26日第126回国会 参議院 産業・資源エネルギーに関する調査会 第5号
議事録を見る
○佐藤静雄君 自由民主党の佐藤静雄でございます。日本を代表する権威の三先生からお話をお伺いいたしまして、大変勉強をさせていただきました。  実は私、昨年の七月に初当選して東京へ出てまいりましたが、最初に気づいたのが、そして非常にいら立たしい思いをさせられたのが大都会における食料...全文を見る
○佐藤静雄君 ありがとうございます。  その次の質問は、途上国への財政支援あるいは技術移転の問題について三人の先生にお尋ねをしたいと思うのでございますが、地球環境問題の解決というのは、我が国だけあるいは先進国だけで取り組んではとても解決のできない問題だと私は思っております。 ...全文を見る
04月13日第126回国会 参議院 農林水産委員会 第6号
議事録を見る
○佐藤静雄君 自由民主党の佐藤静雄でございます。  参考人の諸先生には、大変御多忙中のところ、さらに早朝よりお出ましをいただきまして、いろいろ有意義な御意見をお聞かせいただきまして、本当にありがとうございます。心から感謝申し上げます。  若干本日のテーマとはかけ離れるかと思い...全文を見る
○佐藤静雄君 どうも貴重な御意見ありがとうございました。  次に、漁協組織の整備についてお伺いをしたいと思うのでございますが、ただいま申し上げましたが、漁協は漁村地域の核でございます。漁業振興の中心としての役割を担っておるわけでございますが、この役割を円滑に、しかも十分に果たし...全文を見る
○佐藤静雄君 ありがとうございました。  合併についてはさまざまな阻害要因があることも事実でございますし、大変難しい問題でございます。しかし、これは腰を据えて進めなきゃならぬというふうに思っておりますが、合併が困難な地域につきましては、次善の策として各事業部門において事業統合を...全文を見る
○佐藤静雄君 信用事業に関連いたしまして漁業信用補完事業についてちょっとお尋ねをしたいんでございますけれども、漁業金融を円滑にするためには、漁村における人間関係などを考えた場合に人的担保を徴求することは非常に難しゅうございます。あるいは場合によっては廃業、倒産の場合に人的担保だけ...全文を見る
08月24日第127回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第2号
議事録を見る
○佐藤(静)委員 七月十二日発生の北海道南西沖地震でありますけれども、ちょうど私たちの選挙の最中でありました。大変大きな被害を出しまして、死者百九十九名、行方不明者が三十八名、住宅の全半壊が八百五棟、そして被害町村が五十二町村に及んだ大変大きな被害になりました。八月十六日現在の被...全文を見る
○佐藤(静)委員 日本海中部地震のときには、これは昭和五十八年の五月二十六日でしたけれども、ちょうど発生してから五十一日目に激甚災の指定をしているのですね。施行しているのです。そういうことを考えてみましたら、今月の三十一日がちょうど五十一日目に当たるわけですけれども、一日も早い指...全文を見る
○佐藤(静)委員 できたら、今月いっぱいぐらいに何とかしてやっていただきたいと思います。  同時に、激甚災の指定の法律を見てみますと、農業被害の見込額を基準としているわけですね。今度は津波ですから、漁村が非常に被害を受けている。農業は余りないという状態です。農業のあるところは農...全文を見る
○佐藤(静)委員 ぜひとも、やはり漁村が中心の、基幹産業が漁業でありますから、農業はほとんどないわけですから、十分にその辺を考えてやっていただきたいと思います。  それから、査定をする場合、農林水産業の施設の査定というのは、残存評価をするわけですね。例えば、修理復旧再建額を一千...全文を見る
○佐藤(静)委員 過去のいろいろな査定を見てみますと、やはり査定官のいろいろな考え方でもって、もとに戻さないとだめだな、残存しているものは認めて、これを残しておいてもこれはもとに戻らないなということが今までもたびたびあるらしいですね。ですから、そういう場合には新しくつくり直す、そ...全文を見る
○佐藤(静)委員 それと、被害漁業者の大半が、経営が今までも非常に逼迫していた状態があったわけですね。漁船はなくなる、また、その他いろいろな施設が壊れてしまう。それで、復旧のためにそれぞれ公庫資金など、いろいろな近代化資金を借りていますね。その融資残高がそれぞれ地域で非常にあるわ...全文を見る
○佐藤(静)委員 ひとつお願いします。  もう一つ、漁船保険についてお聞きしたいのですけれども、火災保険には新価保険というのがあって、例えば二千万の船が今必要だ、しかし保険は六百万しか出ない、しかし船の価値二千万の保険が掛けられるという制度があるわけですね。ところが、漁船の場合...全文を見る
○佐藤(静)委員 わかりました。  今おっしゃったような、新たにそういうもとの船が買えるというような形でもって、新価保険は別にしまして、いろいろ考えていただきたい、そう思います。  それと、漁協経営についてちょっとお聞きしたいのですけれども、施設や船が壊滅的な打撃を受けている...全文を見る
○佐藤(静)委員 わかりました。  それと、農業施設の復旧について一つだけお聞きしたいと思いますけれども、用水路や排水路などが被害を受けているわけです。いろいろ、農地にひび割れが入ったとか、大変な被害を受けているわけでありますけれども、早期復旧をしないと、来年の営農にも差し支え...全文を見る
○佐藤(静)委員 それと、林業もひとつお聞きしたいのですけれども、林業被害も、北海道二百億という大変大きな被害があるのです。林業というのは、奥はどうなっているかというと、道路が決壊したりなんかしているものですから、中に入っていけなくて、だんだんだんだん被害がわかってきたというよう...全文を見る
○佐藤(静)委員 今まではどちらかというと津波を中心としたことでありましたけれども、蘭越町というところがありますけれども、蘭越町に一級河川の尻別川というのがあります。その尻別川と、もう一つ後志利別川というのがあるのですけれども、築堤が真っ二つに割れたような状態でひびが入ってしまっ...全文を見る
○佐藤(静)委員 これは本当に急がないと、それこそ先ほど申し上げましたとおり、雪の多いところなものですから、来年の春なんかはもう非常に心配されるものですから、ぜひともひとつ急いでいただきたいと思います。  それから、住宅についてちょっとお聞きしたいのですけれども、住宅が壊れてし...全文を見る
○佐藤(静)委員 ちょっと時間がなくなってしまったので急いで聞きたいと思います。  原子力発電所等の設置町村泊村、後志管内の泊村は原子力発電所を持っておりますけれども、その隣の神恵内村でも相当大きな被害を受けたわけですが、原子力発電所の設置町村及び周辺地域が、もしも奥尻並みの地...全文を見る
○佐藤(静)委員 ぜひともPR活動、この機会ですから、一生懸命やっていただきたいと思います。  もっと聞きたいのですけれども、時間がないので、最後に、もう一つだけお聞きします。  私は、この地震を契機に、全国的に、各都道府県に災害復興基金のようなものをつくってはどうかなと思う...全文を見る
10月22日第128回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
議事録を見る
○佐藤静雄君 私、昨年初めて当選しまして、本日初質問でございますので、ひとつお手やわらかにお願いを申し上げたいと思います。  まず、温厚篤実で経験豊富な大臣が農林水産大臣に御就任されました。心からお祝い申し上げます。さらに、毎日宿舎で御薫陶をいただいている村沢先生が政務次官に御...全文を見る
○佐藤静雄君 今回のこの冷害に際しまして、私ども自民党の全組織を挙げまして災害の現場に今参上いたしまして、農業者の考え方を直接にお聞きをいたしております。その中で非常に強く訴えられ、非常に私ども強く感じたことは、一言で言えば農政不信の問題であります。国、県、市町村、あるいは場合に...全文を見る
○佐藤静雄君 総理大臣は作業服が嫌いのようでございますけれども、私も現場には作業服で参っております。  ここで、先輩のお二人の先生からお話しがございました米の自由化についての報道についてちょっと触れさせていただきます。  報道によれば、政府は米の関税化は原則として猶予期間を設...全文を見る
○佐藤静雄君 どうも疑い深いのか、もう一つ疑問がございます。  それは作況指数についての疑問でございます。八月十五日、指数九五から九月十五日、八〇というふうに指数が激変しております。先ほども申し上げましたように、本年の大凶作の原因は七月中旬以降の低温、これが主原因となっておりま...全文を見る
○佐藤静雄君 もう一週間も過ぎておるんですから、電話で連絡をとっていただけば、大体前に発表した数字よりはほぼどのくらい落ちるというようなことはもう確定的なんでございますけれども、その辺は作業をやっておらないんですか。
○佐藤静雄君 納得できませんけれども、次の質問に移ります。  何回も大臣に御答弁をいただいている米の自由化でございますけれども、先ほど御答弁にもありましたし質問にもございました。過去衆参両院で反対の決議を三回も行っている。七月の総選挙でも各党がそろって例外なき関税化については反...全文を見る
○佐藤静雄君 次に、時間がございませんので、具体的な冷害対策に入りたいと存じます。  先ほど大臣から心強い共済金の早期支払いの御答弁がございました。そこで、特に指摘したいのは、農地流動化あるいは作業の受委託等によって大規模稲作経営に取り組もうとしている意欲のある中核農家がことし...全文を見る
○佐藤静雄君 被災農家の飯米確保対策でございますが、農水省が飯米確保のためにいち早く手当てをしていただいたことを高く評価いたしております。  ところで、この飯米を末端で取り扱うのは市町村になるわけでございます。市町村が農家に米を配給して、代金の回収までこれは義務づけられておりま...全文を見る
○佐藤静雄君 時間がもうございませんので簡単に御答弁を願います。  現在、公定歩合が年一・七五%というふうに史上最低の水準にございます。これと比較をいたしますると、制度資金の金利、これは非常に高うございます。特別被害者で三%、その他は四・二五%から四・六%、頼りにする自創資金が...全文を見る
11月09日第128回国会 参議院 農林水産委員会 第4号
議事録を見る
○佐藤静雄君 まず第一に、有史以来の未曾有の 大凶作とも言い得る今次の長雨、低温による大冷害に際しまして、農水大臣におかれましては早速我々の要求を酌み入れていただきまして従来にない画期的な対策を決定していただき、まことにありがたく、心から御礼を申し上げる次第でございます。  ...全文を見る
○佐藤静雄君 細川内閣になりましてから一回も私どもは具体的な政策の提示をしていただいていない。具体的な政策の提示は、もちろんこれは予算としてお示しをいただくわけでございますが、これらの予算編成作業がおくれている。政治改革の問題が優先している。政治改革も大切ではございますが、この不...全文を見る
○佐藤静雄君 くどくなりますけれども、ECのシュタイヘン農業委員とも三日に会談をなさっておられます。例外なき関税化の問題では、大臣が米については例外を設けるべきであると強固に主張されたというふうに報道されております。さらに今大臣の御答弁にありましたように非常に誠実に、しかも熱心に...全文を見る
○佐藤静雄君 報道によりますと、大臣は今月末に訪米なさるというふうに報道されております。  現在、アメリカにおいて最も厳しい通商政策問題は、むしろ農産物じゃないのであります。NAFTA、御承知のように今NAFTAが、クリントンがせっかく出しても批准されないような状況にあるわけで...全文を見る
○佐藤静雄君 十一月七日の報道各紙によれば、クリントンはアメリカの農業関係者に、米国の輸出機会をふやすために日本と交渉している、近いうちに日本に対して米の販売ができるようになるというふうに述べたとされております。対日米市場開放交渉で具体的な見通しができつつあることを示唆していると...全文を見る
○佐藤静雄君 断言をしていただきましてありがとうございました。早速あした、農業団体の者が来ておりますので、大臣のお話をお伝え申し上げたいと思います。  次に、十一月十五日まで各国は関税引き下げなどの改訂国別表を提出する約束になっております。それについてお尋ねをしたいのでございま...全文を見る
○佐藤静雄君 大変念押しで恐縮でございますが、もし国別表をお出しになる際には、我々にある程度御説明をいただけるというふうにとってよろしゅうございますな。
○佐藤静雄君 事務方の精密な御意見を聞きまして、やはり事前には難しいんだなということがわかりました。わかりましたんですけれども、このような重大な問題でございますから、これは出すに当たってあるいは出した後、やはり国会に詳細に説明する、それは私は議会制民主主義の国で当然だろうと思いま...全文を見る
○佐藤静雄君 次に、お米の自給の問題に入りたいと思いますけれども、平成五年三月策定の米穀の管理に関する基本計画によりますと、平成五米穀年度の持ち越し量は三十五万あるいは四十五万トンというふうに考えたわけでございますが、現在実質持ち越し量は二十五万を割っておるんじゃないかというふう...全文を見る
○佐藤静雄君 今年産米の見通してございますけれども、作況指数が七五というふうに発表されております。七五でありますと七百九十三万トン程度ですね。  私は、最終見通しはもっと悪化するものというふうに考えておりますけれども、いかがでございましょうか。
○佐藤静雄君 なかなか困難だということでございますが、現地で我々見た限りではよくはならない、数ポイント落ちるんではないか、こういうふうに考えておるところでございます。仮に作況指数七五とすれば、平成五年産米は、これも農水省の調査をいただいたわけでございますが、生産量が七百九十二万ト...全文を見る
○佐藤静雄君 御答弁は御答弁でお聞きいたしましたけれども、結局は米はとれないのでありますから、昨年からの持ち越し量ととれないそれだけの米とを合わせれば、どうしても足りないという結果が出るわけでございます。その足りない部分は輸入するしかないというふうに思われます。  そこで、平成...全文を見る
○佐藤静雄君 いろいろ短粒種の、あるいはシャ ポニカ米の流通については報道もございますけれども、これは報道でございますので、政府の正式な答弁は不明だということでございますが、到底百万トンをオーバーするジャポニカ米の流通はないはずでございます。ないはずです。したがって、この場合主...全文を見る
○佐藤静雄君 食管法の目的は、御承知のように「国民食糧ノ確保及国民経済ノ安定ヲ図ル為食糧ヲ管理シ其ノ需給及価格ノ調整並二流通ノ規制ヲ行フコト」と、これが目的でございます。  今まで申し上げておりますとおり、ことしは主食用好適米の量の確保はままならず、安定的価格も困難その極に達し...全文を見る
○佐藤静雄君 次に、今度の米の輸入が世界各国に与える影響についてお聞かせをいただきたいのでございますが、百万トンあるいは二百万トンの米の輸入を余儀なくされるために、九月三十日に日本が二十万トンの緊急輸入を決定しただけでアメリカ、タイの輸出国において既に取引価格が暴騰しております。...全文を見る
○佐藤静雄君 時間がございませんので、ちょっと大塚先生の時間に食い込むかもしれませんが……。  今、食糧庁からお話があったように、米の貿易量は千三百万トンでございまして、商品作目としては極めて少ない量、現在米の買い入れ国はアフリカ、旧ソ連あるいは東南アジア、発展途上国が主なる国...全文を見る
○佐藤静雄君 最後に、今回の教訓を受けまして国民あるいは農民が考えたことは、我が国の食料備蓄政策があってなきがごときもの、極めて脆弱なものだと。したがって、食料とエネルギー、これは民族生存のための必要最小限の基本物資でございます。石油は御承知のように石油備蓄法を定めまして百六十日...全文を見る
○佐藤静雄君 終わります。
11月12日第128回国会 参議院 産業・資源エネルギーに関する調査会 第3号
議事録を見る
○佐藤静雄君 大変御多忙中のところ、大変懇切丁寧にお教えをいただきましてありがとうございました。  いただいた時間が十分だそうでございますので、最初に三人の先生に御質問いたします。  まず、宮田先生にお願いしたいのでございますが、これからのエネルギーの根幹はやはり化石燃料しか...全文を見る
○佐藤静雄君 時間が来ましたので。
11月24日第128回国会 衆議院 規制緩和に関する特別委員会 第5号
議事録を見る
○佐藤(静)委員 関連して。自由民主党の佐藤静雄です。  原則自由という理念が本当にこれからの正しい理念なのかどうなのか。我が国は、どちらかといいますと、今村田委員も言いましたとおり、みんなでやっていこうという調和の理念といいますか調整の理念といいますか、そういうものを中心とし...全文を見る
12月14日第128回国会 参議院 予算委員会 第8号
議事録を見る
○佐藤静雄君 自民党の佐藤でございます。  総理の政治姿勢について御指導をいただきたい、こう考えております。  年の瀬を控えまして、寒さも非常に身にしみるきょうこのごろでございます。国民の皆様方の中には、年末、クリスマスもあるいはお正月も腹から喜べないという方々が非常に多いの...全文を見る
○佐藤静雄君 私たちは古いせいか、幼少のみぎりから、正直であらねばならぬ、ならぬものはならぬものであります、うそをついてはいけない、こういう教育を受けてまいりました。洋の東西を問わず、ワシントンの故事にあるようにうそをつくということは最低のことでございます。我が国の教育もそういう...全文を見る
○佐藤静雄君 米の問題でちょっとお聞きをしたいのでございますが、官房長官はいないですか。それじゃ、後からお聞きいたします。  まず、日米交渉でございますが、七年余りに及んだ米の交渉は実際にはもう日米二国間の交渉だったと、こう言われております。APECに総理がお出ましになった際に...全文を見る
○佐藤静雄君 唐突でございますが、米を八十万トン輸入したとすれば一体どのくらいの価格になるか、総理、御存じでしょうか。
○佐藤静雄君 たった四百億円で、農民がやめてくれ、国民も半分以上は自由化はしないでくれ、そういう願いをたった四百億円で売ってしまう、これはまことに私は奇怪な交渉だと思います。四百億円ですよ、ドルじゃないですよ。  十五品目千五百ぐらいの種類がございます、その中でだった四百億円。...全文を見る
○佐藤静雄君 我が党の若い熱心な衆議院の先生方が、いても立ってもおられず実はジュネーブに行きました。    〔委員長退席、理事村上正邦君着席〕 そして、十二月八日にサザーランド事務局長、あるいはストーラー米国公使、それにトランEC大使、この方々にお会いをしましてお話をお伺いい...全文を見る
○佐藤静雄君 それでは、ストーラー公使にお話をしたところ、このあっせん案はアメリカから望んだのではないよ、やむを得ず妥協のためにアメリカは受け入れた、それは秋のころだ、はっきりした記憶にはないが十月下旬ころだ、日本も了解したんだよ、こういうお答えでございましたが、それは本当でしょ...全文を見る
○佐藤静雄君 トランEC大使も、日米合意はそんなに以前ではないがかなり早かった、どういうことを言っているのかわかりませんが韓国とアメリカよりもずっと前だったと、こうおっしゃっておりますが、これはどうですか。
○佐藤静雄君 これは交渉があったということじゃございません。合意がありましたと、こう言っているわけでございます。そうしますと、それはサザーランドなりこの方たちがうそをついている、こういうことでございましょうか。
○佐藤静雄君 関税化の問題についてもお尋ねをしたい。  政府は例外なき関税化をから取った、こうおっしゃっておりますけれども、これもサザーランドに聞きましたら、関税化の例外と説明しているが、関税化の例外なんか一切ないんだ、すべて関税化することによってウルグアイ・ラウンドは成功して...全文を見る
○佐藤静雄君 次に、その議論はその議論としておきまして、部分自由化しても減反は維持しなきゃいかぬわけでございますが、これ平年ベースで、こういう凶作がないということになりますと外米を入れた分だけは完全に余剰になるわけです。それとも、米は日本で自給するという方針をお捨てになったのかど...全文を見る
○佐藤静雄君 平年作であれば日本人が食べるお米は日本で全部とれます。減反をしておるんです。お米を外国から入れたとすればこのお米は余る勘定ですけれども、どういうふうに御処理をなさいますか。
○佐藤静雄君 農林大臣のお言葉を返すようで申しわけないんですけれども、自給方針を堅持するということならば、入れた外米はみんな余るわけですから、備蓄に回すかあるいはODAで外国にでも援助するしかない。それじゃもう国内自給方針は放棄します、再来年の四十万トンからずっと六年間たつと八十...全文を見る
○佐藤静雄君 ちょっと長官、いてください。  それは自給計画に繰り込んで、そしてちゃんと食管法を直してということになりますと、自給方針というものは、これは一部変更せざるを得ないわけでしょう。崩すわけでございますね。
○佐藤静雄君 ちょっとそこに……
○佐藤静雄君 わかりました。  それでは、食糧庁長官にまたお伺いいたしますけれども、結局、他用途米とかそういうものを今まで国内産で自給しておったわけでございますが、外国産米をそれに回すということになりますると、これは国内産で自給をするという大原則を崩したというふうに思うわけでご...全文を見る
○佐藤静雄君 外務大臣にお尋ねをいたします。  米の自給方針を崩し減反を強化してまで外米を入れるということは、これは私は非常に問題があると思う。それで、持ってきた外米を瞬間タッチ方式でこれはODAの予算で海外の援助に向けたらどうか。四百億ぐらいの金は幾らでも日本の一兆三千億のO...全文を見る
○佐藤静雄君 官房長官がお出ましになられたので冒頭にお聞きしようかと思ったのでございますが、本会議の御答弁で官房長官は米の特例措置を受けたのは日本だけというふうに発言されたかのようにお聞きいたしましたし、同僚の先生方もそうお聞きしたんですが、それでよろしゅうございますか。
○佐藤静雄君 委員長の手元で議事録なりなんなりをとっていただきたい。
○佐藤静雄君 総理に御指導いただきたいのでございますが、先ほど尾辻委員の御質問にお答えいただいておりましたが、簡単なことでございます。    〔理事村上正邦君退席、委員長着席〕  この暗い気持ちでお正月あるいはクリスマスを送らせるわけにいきませんので、日本遺族会百四万世帯、そ...全文を見る
○佐藤静雄君 これも大変恐縮でございますがお教えいただきたいのでございますが、当時、東南アジアの現在の国々はタイを除いては欧米列強の植民地でございました。これらの国々はさきの大戦を契機に独立をしたわけでございますが、この部分についても総理の御認識をお教えいただきたい。
○佐藤静雄君 侵略的部分であったとも言いかねるということでございましょうか。
○佐藤静雄君 先ほど要求もいたしたわけでございますので、持ち時間を残して、後ほどまた質問をさせていただきます。
○佐藤静雄君 先ほど資料を求めました。官房長官のおっしゃるとおり、確かに先進国という文言がございました。  ところで、韓国はまだ先進国の中には入っておらないでしょうか。その辺をまたお聞きしたい。
○佐藤静雄君 時間がございませんので、残りの質問を続けさせていただきます。  三番目に、暗い気持ちで越年しなきゃならぬ方々がおられます。  その一つは、十月の完全失業率二・七%、失業者で百七十六万人、それから各企業がリストラという名をかりまして、最近、配置転換、一時帰休、ある...全文を見る
○佐藤静雄君 次に、原子力発電の利用促進についてお尋ねを申し上げます。  二十一世紀を展望いたしまして、やはり二十一世紀に国家があるいは国民が残っていくためには、どうしてもエネルギーとして原子力を利用せざるを得ないと私は考えております。  そこで、いろんなことは省いてざっくば...全文を見る
○佐藤静雄君 時間がございませんので、端的にお伺いいたします。  ここに原子力に対する八党合意と各党の考え方がございますが、大変重大な問題でございますので各党の党首にお伺いをいたします。  これから原子力発電所の新設、増設、これは絶対不可欠。これをどのようにお考えになるか、ま...全文を見る
○佐藤静雄君 山花大臣にお願いします。特に新設、増設について端的にお答え願います。
○佐藤静雄君 私は、新設、増設というふうに特に限ってお願いをしておりますけれども、この八党合意では新設、増設についての考え方が明確でございません。したがって端的に、新設してもよろしいか、増設してもよろしいか、その辺をお答え願います。
○佐藤静雄君 社会党の党首は今御出席でありませんので、山花国務大臣にお願いします。
○佐藤静雄君 それでは、石田大臣。
○佐藤静雄君 さきがけ。
○佐藤静雄君 江田大臣にお答えをいただく前に。  江田大臣の方の態度が一番新増設を認めないという態度をとっておられましたが、今は変わっておりますか。