佐藤静雄
さとうしずお
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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08月20日 | 第109回国会 衆議院 社会労働委員会 第4号 議事録を見る | ○佐藤(静)委員 国立病院また国立療養所、これらは旧陸軍病院などを転用して、昭和二十年、戦後間もなく発足をいたしました。当時は医者も少ない、病院もない。そういう中において、国立病院、国療のそれぞれの目的に合わせて、その要望にこたえてきたわけであります。当時は病床も少なくて、全国の...全文を見る |
○佐藤(静)委員 ただいま大臣より国立病院の役割が昔とは違う、そういう観点に立って見直すのだというお話がありましたけれども、私も当然そういう時期に来ているし、そうすべきである、そう思っております。しかし、現在そういうことが打ち出されたときに、国病、国療が数多くあるその地域において...全文を見る | ||
○佐藤(静)委員 大臣から今、後医療の確保をするというお話もありましたけれども、実際問題として僻地や離島においてはなかなか大変な問題だろうと私は思っております。果たして住民の少ないそういう僻地において改めて病院を経営するという方があるのかどうなのか、また地方自治体なども本当にそう...全文を見る | ||
○佐藤(静)委員 審議官から今お話がありましたけれども、特に離島や僻地においては、国立病院をそのままもう少し続けなければならぬ面もあるでしょう。しかし、基本的にはやはり引受手を探すということが今度の再編計画の一番の目的でもありますから、地元の意向を十分に受けながら、地元の事情をよ...全文を見る | ||
○佐藤(静)委員 今のお話のとおり、やはり今は国立病院・療養所がたくさんある。どうしてもそういうものを一遍につぶしてしまうわけにいかない。そういうものを利用しながら再編計画の中でそれぞれ特色を持たしていこう、そういう考えは私はわからないでもないわけであります。白地に描くのとは違っ...全文を見る | ||
○佐藤(静)委員 その辺は審議官も厚生省側としても、私のそういう意見に対して大体考えは同じだと私は思っております。しかし、実際今、国病、国療が全体に昔のままの形で散らばってあるわけでありますから、その役割をまだ果たさなければならぬ面がたくさんありますから、余り理想的なことばかり言...全文を見る | ||
○佐藤(静)委員 余計なことを言うようですけれども、大学の医学部ですとか医大ですとかは、病院同士の縄張り争いも非常に激しいところがあります。どこの病院は何々大学系だからといってなかなか医者同士の争いもある、そんな状態もあるわけでありますから、相当な努力をしないと、地方においてうま...全文を見る | ||
○佐藤(静)委員 専門医療を推進するためには、今申し上げましたとおり、地元大学との密接な関係をつくり上げていく、これが何よりも大切だと私は思いますから、どうぞそういう努力をしていただきたいと思うわけであります。 今度の計画の中で、国立病院の統廃合に対して、地域の病院としてぜひ...全文を見る | ||
○佐藤(静)委員 私は、難病のような相当高度な医療を必要とするようなものは、余り地方に置くことを賛成してないわけであります。やはり大学の研究機関と近い、相当な専門家の方々が患者とよく接することのできる地域に置くべきである、私はそう思っておるわけであります。地方につくったところで、...全文を見る | ||
○佐藤(静)委員 これは北海道庁や地元とも十分に話し合って、うまく機能分担できるようにしていただきたい、そう思います。 それと、北海道の場合、難病患者の約半分は札幌にいると言われております。人口の四分の一が札幌に集中しているわけでありますから、当然そうなることでありますけれど...全文を見る | ||
○佐藤(静)委員 特に難病の場合には専門のケースワーカーが必要であるわけであります。現状では札幌のような中心都市から離れたところでは非常に優秀なケースワーカーがいるところがほとんどないわけであります。難病のように治療法もまだ見つからないような病気の場合には、専門医またベテランの看...全文を見る | ||
○佐藤(静)委員 どうしても厚生省の考えとしては、国立だったのだから、やはり地方自治体が引き受けるのが一番無難である、その方がいいのではないかという考えてありますが、私はそこに問題があると思っているのであります。 私は、以前北海道議会議員をやっているときに、北海道立病院の統合...全文を見る |