佐藤静雄

さとうしずお



当選回数回

佐藤静雄の1995年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月15日第132回国会 参議院 産業・資源エネルギーに関する調査会 第2号
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○佐藤静雄君 環境税、炭素税の問題で大脇先生の御発言にある程度賛成なんでございますが、この問題はグローバルな視点でとらえないと全然意味がないんですよ。グローバルな視点で物をとらえたときに、非常にシリアスな問題が出てくる。まだ発展途上国とか南北問題とか、今まで全然エネルギーを使って...全文を見る
02月17日第132回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
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○佐藤静雄君 自由民主党の佐藤でございます。  まず、先月十七日、ちょうど一カ月前でございますが、発生しました阪神・淡路大震災によりまして犠牲者五千三百人を超える大惨事になりました。ここに謹んで犠牲者の御冥福をお祈りするとともに、被災されました皆様方に心からなるお見舞いを申し上...全文を見る
○佐藤静雄君 一カ月を経過しまして、電力あるいは水道、ガス、ライフラインも徐々にではございますけれども復旧が進んでいるやに聞いております。このライフライン以上に大切なものが私は生鮮食料品の供給だろうというふうに思っておるわけでございます。  そこで、神戸市の中央卸売市場が大きく...全文を見る
○佐藤静雄君 時間が限られておりますので、ひとつ御答弁を簡略に御協力願います。  大震災関連でもう一つお聞きしておきたいのでございますが、仮設住宅の整備、これが緊急な、最重要な課題となっておりますが、これに要する木材、これらの木材を迅速にしかも低廉で供給していただかなきゃいかぬ...全文を見る
○佐藤静雄君 被災者が最も待ち望んでいるのがお金でございます。全国の善意の寄附も随分集まっておるわけでございますが、農協の貯金、これがやはり淡路島等の農村地帯にあっては一番の頼りの綱でございます。  その農協の貯金の払い出しの状況がどうか、それから大変地震のたびに非常に声価が高...全文を見る
○佐藤静雄君 次に、ウルグアイ・ラウンド関係についておただしをしたいと思うのでございますが、昨年度ウルグアイ・ラウンドの農業合意が実施されまして、総額六兆百億円、これに地方財政措置を含めますと、これは一兆二千億でございますから、七兆二千億に上る大綱が決定されたわけでございます。 ...全文を見る
○佐藤静雄君 今、御説明をいただいた施策が本当に農業の再生のために役立つかどうかということが農民が注視している問題であると同時に、何か軽薄な評論家なり学者が、六兆百億円はもったいないからほかに回せなんというばかなことを言っておりますが、こういうばかなことに対する回答としても、ある...全文を見る
○佐藤静雄君 この施策の成否をかける、占う大きな問題として後継者の確保の問題がございます。  先般、この委員会におきましても青年就農の促進法やあるいは農業経営基盤促進法、これを審議したわけでございますが、こういうような制度がだんだんできておりまするし、今お話がありましたようにい...全文を見る
○佐藤静雄君 もう一つこの施策の成否を占う課題として中山間地域の対策あるいは施策の実行、これがございます。  これまたいろいろ予算化あるいは制度化していただいたわけでございますけれども、中山間地域、私から申し上げるまでもなく、我が国の農業だけではなくて国土や自然環境あるいは環境...全文を見る
○佐藤静雄君 次に、新食糧法についてちょっとお伺いしたいんでございますが、新食糧法ができまして集荷から卸、小売の段階まで自由化が進んでまいります。  そこで問題は、大企業が、特に大手の商社が米市場に参入したいということでいろんな動きを見せております。既に今までわかったところでも...全文を見る
○佐藤静雄君 ここで七年度の転作についてお尋ねをしておきたいと思うのでございますが、六年、七年は減反の面積をふやさないという約束をしておったわけでございますが、結果的には大豊作となりまして、農水省と団体が相談して、団体が形式的に手を上げたという格好で八万ヘクタールふやしたわけでご...全文を見る
○佐藤静雄君 これは何回聞いてもどうも御答弁が明確にいただけないんですが、平成七年からウルグアイ・ラウンドの合意によってミニマムアクセス、初年度が四十万トンと我々言っているんですが正確には三十七万九千トン、それから六年度目には八%に当たる七十五万八千トン、これが輸入を義務づけられ...全文を見る
○佐藤静雄君 ますますわからぬのでありますけれども、きょうは時間がございませんので次に移りたいと思います。  次に備蓄の問題でございますけれども、一昨年の米の不作で政府が持っている米がもうゼロだと、国民の主食の米がお蔵に一粒もないというまことに非常に厳しい、ゆゆしい問題があった...全文を見る
○佐藤静雄君 次に、一昨年の不作で、政府は出界の米の値段を上げてまで二百五十九万トンの緊急輸入を行ったわけでございますが、聞くところによりますと、二百五十九万トン入れたけれども、まだ百万トン売れないで残っておる。これは事実だろうと思うのでございますが、昨年は豊作でございまして、国...全文を見る
○佐藤静雄君 ODAでの処理も十分考えていただきたい。重ねて御要望申し上げます。  それから、新食糧法で米の流通は民間流通が主体である、政府の役割は備蓄とミニマムアクセスの量の運用ということに限るとなっておるわけでございますから、現在の食糧庁の組織は食管法、旧食管法の維持運営、...全文を見る
○佐藤静雄君 最後に、時間がございませんので水産庁長官に一つだけお聞きをいたしたいと思います。  韓国漁船の違反操業、これは、あちらの大統領が来ると少なくなったりするわけでございますが、基本的にはまだ多発しておる。日韓両国周辺水域の資源状況が非常に悪化している、問題が深刻化して...全文を見る
○佐藤静雄君 終わります。
03月14日第132回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○佐藤静雄君 まず信用組合問題についてお尋ねをしたいわけでございますが、初めに、大蔵官僚による両信用組合の理事長との交遊、これはまことにその節度を欠き、国民感情から考えましても決して許されるものではなくて、厳しく指弾をされなきゃならぬというふうに私は考えております。  ようやく...全文を見る
○佐藤静雄君 また、大臣は、当該職員には職務権限もなく法律上の制裁は無理である、大蔵省の内規により処分するのが精いっぱいだというお考えをお持ちのようでございますが、大蔵省自身が七九年に鉄建公団から過剰な接待を受けていたということで当時の事務次官、官房長が戒告になったのを初めとして...全文を見る
○佐藤静雄君 私人の行為であり職務権限がない、何回も繰り返しておっしゃっておられますが、こんなことではやっぱり国民は納得しておらぬ、納得できないと、こう思っております。  このいかがわしいバブル紳士と喜々として交際する、このような醜行を反復継続して行ったことは、今度は視点を変え...全文を見る
○佐藤静雄君 到底納得はできません。  したがいまして、法制局長官の御答弁を求めます。実は要求しておりませんでしたが、とでもこのような大臣独自の解釈で私どもは引き下がるわけにいきませんので、法制局長官を呼んでいただきます。
○佐藤静雄君 今の大臣の法律解釈、これは素直に読めば、国家公務員法九十九条は「職員は、その官職の信用を傷つけ、又は官職全体の不名誉となるような行為をしてはならない。」、素直に読めばこれに該当するのは明白であります。  大臣、それは大臣の確信を持った判断でございますか。
○佐藤静雄君 到底テレビを見ている国民の方々もこんな答弁ではだれも納得できないと思うんです。  そこで、一国の最高責任者である総理にお聞きをいたします。  我が会津藩には、「ならぬものはならぬものなり」、これは藩校日新館というところの童子訓であります。五歳から十歳の子供にこれ...全文を見る
○佐藤静雄君 今後、この件に関して新しい事実が判明したり、あるいはこの種の問題がまた新しく起きたり、そういう場合には、大蔵大臣、どのように処置しますか。
○佐藤静雄君 大蔵大臣の御答弁にはまだまだ納得できないところがございますが、法制局長官をお呼びしてその見解を聞いてからまたやりたいと思います。  そこで、今度は日銀総裁にお聞きをいたします。  万が一、私は何もないとは思いますが、報道で、日銀の高級役職員についても高橋某、鈴木...全文を見る
○佐藤静雄君 自信を持って、ないとおっしゃられたので安心はいたしました。そういうことのないようにひとつこれからも綱紀粛正に努めていただきたい。  ところで、九日の衆議院の予算委員会における証人喚問で明らかになった幾つかの重要な問題について質問をしたいと思います。  衆議院予算...全文を見る
○佐藤静雄君 高橋、鈴木両君が、信用組合の経営状況などは九三年七月まで長期信用銀行に、それ以降は直接の監督官庁である東京都に逐一報告していたというふうに強調しております。高橋君に至っては、貸し出しを行うときにはその都度連絡、承認をもらった」」でやっておったと記憶しているとまで、ま...全文を見る
○佐藤静雄君 それはおかしいのでね。私も実は信用組合の検査を三年やりました。農協の検査も十年やりました。これは資産、負債の内容を一件ごとに吟味して、それでそれがどういうことでどういう目的に使われたか、そこまでやらなきゃ検査じゃないんですよ。検査なんというものはそんなあいまいな、全...全文を見る
○佐藤静雄君 私が聞いているのは、高橋氏がこれは東京都の承認をもらいましたと、こう言うわけですよ。ですから、本当に承認したのかどうか、それだけ答えてください。
○佐藤静雄君 共同で検査して、私は知らぬというのは何ですか。検査の責任、両方にあるんじゃないですか。何を言っているんですか。そんな答弁ではとても私は了承できません。
○佐藤静雄君 実は、信用組合の検査あるいは農協の検査なんというのはそんなあいまいな検査をやっておりませんよ。一件ごとにちゃんと担保はどうか、保証はどうか、これはどういう目的で貸されたのか、貸し出し後どういうふうにこれが使われているか、変なところに流れていないか、そこまで追求します...全文を見る
○佐藤静雄君 もし証言が事実でないならば、私は両証人を偽証罪で告発しなきゃいかぬ、これは衆議院の予算委員会でやっていただく仕事でございますが。  この際あのお二人の乱脈な経営と監督機関の立て分けをきちっとするためにやはり告発をする、そういうことを大蔵大臣、言ってください。
○佐藤静雄君 もちろん大蔵大臣が告発するかどうかは別としまして、やはりこれは衆議院の予算委員会できちっと告発してもらわなきゃいかぬし、それには大蔵省も全面的に協力してもらいたい。    〔理事伊江朝雄君退席、委員長着席〕  それから第三番目の疑問点は、高橋氏証言でございますが...全文を見る
○佐藤静雄君 偽証その三の二ですが、高橋理事長の証書によれば、田谷前東京税関長の香港旅行について、九二年に香港まで自家用機で御一緒したことがある、飛行機代は特に持ってもらわなかったということでございます。そういう証言をしておる。大蔵大臣が事情聴取を田谷君からしたところ、二十万円支...全文を見る
○佐藤静雄君 窪田に払ったって言ったって、片一方はもらっていないと言うんですから。それじゃ、窪田がポケットに入れたんでしょうかな。そういう疑問が残りますけれども。  これは今まで申し上げた偽証の疑いが非常に濃いもの四つございますから、それについて検察当局、しっかり調べていただき...全文を見る
○佐藤静雄君 時間がなくなってまいりましたので、長銀関係の話はあした同僚の楢崎議員がいたしますのでそれに譲ることにいたしまして、実は私の手元に当局の検査の原始記録と思われる書類があるわけでございます。  これは東京協和について六年十一月三十日現在の月別満期予定表という預金の書さ...全文を見る
○佐藤静雄君 検査によっては裏利あるいは特利、裏手数料、そういうものがわからなかった、こういうことでございますが、検査をする場合に、借用事業の雑費用とか、あるいは事業外費用とか、あるいはこれらの裏の金を形式上貸し付けに回すとか、そういう手法を悪いことをするやつは使うわけでございま...全文を見る
○佐藤静雄君 時間もございませんので、預金についてもう一件聞いておきます。  これらの預金者の中に文部省所管の公益法人、学校法人が多数含まれております。すなわち公益法人では先ほど御紹介した財団法人国際青少年育成振興財団、財団法人情報科学国際交流財団、財団法人北海道社会開発公社、...全文を見る
○佐藤静雄君 法制局長官を呼んでいますので質問を中断したいと思いますが、最後に預金関係で、今度は学校の方のお話でございますが、先ほど申し上げました福原学園、九州では定評がある札つきの学校だそうでございます。文部省はよくおわかりです、補助金をとめたり補助金を返させたりしたわけでござ...全文を見る
03月15日第132回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○佐藤静雄君 昨日に引き続きまして質問を続行させていただきます。  昨日の質問の終了後に全国各地からお電話あるいはファクスで、国民の意見をよく代弁してくれたという励ましのお言葉をいただきました。まことにありがとうございました。  その中の一つ二つを御紹介いたしますると、自由民...全文を見る
○佐藤静雄君 ただ乗り、ただゴルフがそれに入っていないとはおかしいと後ろから大きな声でしゃべっておられますが、私もそう考えます。  そこで、国家公務員の服務についての所管庁である総務庁の長官にひとつ簡単にお話をいただきます。
○佐藤静雄君 まだまだ本当はやりたいのでございますが、時間がございませんので次の議題に入りたいと思います。  けさの読売新聞で「前理事長への賠償請求断念 資産に担保価値なし」、こういう報道が大きく報道されておりますけれども、高橋某は五百億の私財を提供して組合に与えた損害をちゃん...全文を見る
○佐藤静雄君 時間がありませんので簡単に申し上げますが、この救済スキームの発動についても、その作成の段階から、まあ事柄によります、金融という非常に難しい事柄だということは十分知っておりますけれども、だれがどのような役割を果たしてきたか全く不透明。国会はもちろん、関係者に対しても十...全文を見る
○佐藤静雄君 これで終わります。
03月28日第132回国会 参議院 農林水産委員会 第8号
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○佐藤静雄君 自由民主党の佐藤でございます。  本日、食肉の諮問が行われたわけでございますが、基本的な事項にさかのぼって御質問をしたいと思うのでございます。  近年における畜産農家の減少、これはまことに著しいものがございまして、昭和五十一年に四十五万戸ございました肉用牛の飼養...全文を見る
○佐藤静雄君 本日の諮問内容でございますが、仄聞するところによりますと、黒毛あるいは赤もの肉用子牛の価格については据え置こうというような御意向のようでございますが、牛肉は今大臣のお話にございましたように、海外の牛肉との差、これを相当配慮しなきゃいかぬ、あるいはウルグアイ・ラウンド...全文を見る
○佐藤静雄君 先ほど申し上げましたように、やはり牛肉については少なくとも最低五〇%以上を国産で賄う体制を十分整えておく必要があると私は思っておるわけでございます。これからつくられる計画においてもひとつぜひそういう方向で入れていただきたい、こう思っております。  ところで、ウルグ...全文を見る
○佐藤静雄君 次に、肉用子牛生産者補給金制度における指定協会の借入金の問題についてお尋ねをしたいと思います。  非常に畜産農家からこの協会は頼りにされておりまして、実は私もこの協会の副理事長をしたことがございます。この制度の円滑な運営をするためには、国はもちろん県あるいは農業団...全文を見る
○佐藤静雄君 次に、酪農関係についてお尋ねをしたいと思うのでございますが、先ほど冒頭申し上げたと同じ傾向が酪農にもございまして、昭和五十一年に十四万七千戸あった酪農家は平成六年には四万八千戸、厳しい営農環境から離農が相次ぎまして、十数年間に三分の一に激減しております。牛肉の自由化...全文を見る
○佐藤静雄君 今後の六年間、六兆百億、これがウルグアイ・ラウンド対策費でございますが、日本農業の二本柱である米と畜産に集中的に投資して六年後を迎えて、国際競争力も十分ある、あるいは本当に足腰の強い農業、畜産業をつくっておかなきゃいかぬ、こう私は思っておるわけでございます。  と...全文を見る
○佐藤静雄君 各年度ごとに各年度の特異な事象に対して対策を講ずる、こうおっしゃるわけでございますが、昨年は昨年で猛暑対策もございまするし、あるいは今言いましたように、物すごい過重な労働時間を合理化していかなきゃ酪農は続けていけないという事態もございますので、これも特異な現象でござ...全文を見る
○佐藤静雄君 最後に、乳業メーカーの問題についてお尋ねをしたいのでございますが、我が国の乳業メーカーの製造コスト、これは諸外国に比べましても極めて高いということになっております。酪農経営の合理化とあわせて、乳業、とりわけ中小乳業の合理化を図ること、これが必要な課題と言われておりま...全文を見る
○佐藤静雄君 終わります。
04月26日第132回国会 衆議院 厚生委員会 第9号
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○佐藤(静)委員 自由連合の佐藤静雄です。私は、きょうは精神医療の分野における特に看護婦さんの問題を取り上げてみたいと思っているのであります。  精神病院においては、ドクターと看護婦さん、ナースの場合には大体同じような仕事をしていると言えば語弊がありますけれども、普通の医療とは...全文を見る
○佐藤(静)委員 僕は先ほどからナースと言っていますけれども、看護婦さんと准看護婦さんがいるわけであります。それは、准看の場合にもそういう講習の機会などは普通の正看と同じように与えられているのですか。
○佐藤(静)委員 どちらかといいますと、一般病院に比べまして正看と准看の比率が、精神病院の方は准看の方が多いのですね。一般の病院ですと五対五ぐらいなのに、精神病院というと七対三で七ぐらいが准看なんですね。  私の聞くところによりますと、そういう講習会なども、准看の方々には平等に...全文を見る
○佐藤(静)委員 今読み上げてもらったように、准看というのは、「医師、歯科医師又は看護婦の指示を受けてこ働くことになっているわけですね。これは、看護婦の指示を受けて働くというだけだったら大して今まで問題でなかったような気が私はしているのです。業務上、正看と准看というものがいつも分...全文を見る
○佐藤(静)委員 看護問題検討会の去年の十二月の報告書、今、二つの意見があると言われましたけれども、その二つの意見はどういう意見だったのですか、少し詳しく説明してください。
○佐藤(静)委員 今の御意見、もう少し足りない面もあると私は思っているのですけれども、どうも、病院側といいますか、医師会側といいますか、そういう意見がいつもずっと勢力を占めていて、実際、今非常に、准看護婦の制度をなくしてほしい、看護婦制度というものを一本化してほしい、今の高度な医...全文を見る
○佐藤(静)委員 要するに、そういう意見が法律にのっとってやろうという意見にならないぐらいにもう今一緒のものになってしまっているのですね。今さらそういうことを言ってももう始まらない。要するに、正看、准看というのは、全く区別なしの状態で病院でなされている。まさか医者は、正看であるか...全文を見る
○佐藤(静)委員 その実態調査はどういう実態調査をするのですか。ちょっとそれを聞かせてください。
○佐藤(静)委員 今、准看の養成学校でどういうカリキュラムで教えているかということはまだわからないのですか、厚生省は。それは医師会か何かに任されたままですか。それはちょっとおかしな話じゃないですか。ちょっともう一回答えてください。
○佐藤(静)委員 これは准看の方々、看護協会そのものが准看を廃止しようということでずっとやってきているのですね。平成二年には会員を中心として二百余万人の廃止の署名を集めた。御承知のとおりです。当時の社労委員会でそれは否決されてしまったからそのままになってしまいましたけれども、二百...全文を見る
○佐藤(静)委員 よく医師会なんかから言われるのですけれども、看護婦の養成は本来国がやるべきものだ、それを医師会に押しつけているのは国の怠慢だ。これは医師会側から言っているのですよ、医師会側から。そういうような意見があるのですけれども、それについて局長とう思いますか。
○佐藤(静)委員 私は、そこに一つ大きな問題があるように思いますね。准看の養成は確かに医師会がやっているわけでありますけれども、今さらそのカリキュラムの内容がどうだ、施設がどうだということを調べなくてはならぬぐらいに厚生省は准看の養成というものをわかっていない。そして、それはなぜ...全文を見る
○佐藤(静)委員 本当にこれは真剣に、前向きに、准看を廃止して看護婦は一本にするんだ、そういう方向に向けて検討を始めてほしい、そう私は思っているのです。  今、医師以外の医療スタッフというのはほとんど国家資格になりましたね。柔道整復師だとか鍼灸、あんま、マッサージ師、指圧師だと...全文を見る
05月25日第132回国会 参議院 農林水産委員会 第12号
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○佐藤静雄君 農産物検査法の質疑に入る前に、米の需給並びに在庫の状況についてお伺いをいたしたいと思います。  なお、特別栽培米あるいは安全性の確保、ブレンド米の表示等については後ほど、専門の委員の方がいっぱいおられますから、詳しくこれはお尋ねをいただきたいと思います。  それ...全文を見る
○佐藤静雄君 本年の十月末には、国産米で百七十万トンから百八十万トンの在庫が見込まれるということでございますが、後ほどまたお尋ねをしたいと思っておるんでございますが、このほかに平成七年四月末日現在で、平成五年の大凶作に対処するために緊急輸入した外米の在庫がたしか八十四万トンあると...全文を見る
○佐藤静雄君 ただいま申し上げましたとおり、本年度からミニマムアクセス米の輸入が義務づけられておるわけでございます。それで、計算上わかるわけでございますが、平成七年度、八年度のミニマムアクセス米の輸入数量は一体どのくらいになるのか、はっきりとお知らせいただきたい。  また私は、...全文を見る
○佐藤静雄君 農産物の検査につきましては、公正中立な第三者としての国が全国統一的な規格に基づいて検査を行うということによりまして、現物の異同を確認しなくても信頼性の高い取引が確保されるという役割を果たしておりまして、今後とも国などが行う統一的な検査は必要であるというふうに私は考え...全文を見る
○佐藤静雄君 きょうは農産物検査法の審議でございますので、一つだけお聞きをいたしておきますが、農産物検査、これは今大臣の御答弁にもありましたように、自由市場において公正な競争を担保する、取引の円滑化を目的とするというふうに考えておりますけれども、今回の改正によりまして、計画外流通...全文を見る
○佐藤静雄君 これは答弁は要りません。というのは、六月一日に本年産の麦価、それから菜種の価格の決定がございます。  この委員会は例年、米価の前と畜産物の前には開いて政府に対して意見を申し上げておりますけれども、麦価、菜種では意見を申し上げる機会がございません。農政の裏表隅々まで...全文を見る
06月06日第132回国会 衆議院 厚生委員会 第14号
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○佐藤(静)委員 私は先日、看護問題、特に准看問題について質問させていただきました。大臣がおられなかったものですから、きょうは大臣のいろいろなお考えに特に重点を置いて聞かせていただきたいですし、また、看護全体の問題に対してこれからの解決策、そんなことも含めて少し聞きたいと思います...全文を見る
○佐藤(静)委員 今局長から全体に取り組んでいくのだというお話がありましたけれども、私は、今、看護制度、看護教育というものが一つ問題になるのは、教育そのものを見ても大変複雑な制度になってしまっている、また、看護制度そのものが准看あり正看あり、また、職場で差別を生み出している、いろ...全文を見る
○佐藤(静)委員 そのように、もう今や、本来なら中学を卒業して入るコースは九〇%を高卒が占めている。本当は、高卒者は正看の三年制の看護婦養成所に行って看護婦になるのが筋なのであります。しかし、なかなかそれも狭き門だというようなこともあって、准看の学校に泣く泣く行っているような状態...全文を見る
○佐藤(静)委員 若い女性が、看護婦さんになるためにそういう昔ながらの制度の中でそのように非常に苦しい目に遭って勉強しなければならない、こういう実態を本当に厚生省はよく考えて、徹底した指導をしなければならぬと私は思います。しかし、根本的にはこういう制度をなくさなければ本当の解決に...全文を見る
○佐藤(静)委員 ちょっと今の、生徒にこう言ったということですか、今おっしゃったのは。
○佐藤(静)委員 これは、医者の問題だとかそういう問題ではなくして、国民の、患者側の問題であります。やはり我々国民側の問題として、無資格者がそういうことをする、これは重大な問題だと私は思います。厳重に注意をしなければならない問題だと思いますから、ひとつ、より一層指導していただきた...全文を見る
○佐藤(静)委員 医師会からの補助金はどのぐらいなのですか。
○佐藤(静)委員 看護協会の調査によりますと、医師会の負担は今六・八%しかない。市町村は四・六%、医療機関から四・四%。合わせて大体一六%ぐらいだ。ですから、本当に医師会としての負担というのは今非常に少ないのですね。ですから、よく言われる、国が看護婦の養成をやらないから自分たちが...全文を見る
○佐藤(静)委員 看護婦さんが最近非常に多くなっているということをお聞きしまして、ひとつそういう診療所などが困らないような体制をつくり上げていただきたい、そう思っています。  もう二つ、高等学校の衛生看護科というのがあるのでありますけれども、これも准看を養成していますけれども、...全文を見る
○佐藤(静)委員 ちょっとそれについて私もっと突っ込みたいのですが、時間がないものですから突っ込めないのです。  看護婦養成制度ができた当時、女子の高校進学率というのはわずか三七%だったのですね。そして、今や高校女子の就職率というのは二六%しかない。大学、短大に進学する人が非常...全文を見る
○佐藤(静)委員 ぜひともひとつお願いいたしたいと思います。  もう時間がありませんけれども、現場の准看の正看への移行、このことも今すぐにしなくてはならぬ問題です。英国では、二〇〇〇年までにすべての准看をなくするということで、国家試験を受けるときに現場での経験年数を点数として加...全文を見る
○佐藤(静)委員 終わります。
09月29日第134回国会 参議院 科学技術特別委員会 第1号
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○政府委員(佐藤静雄君) 先月、科学技術政務次官を拝命いたしました佐藤静雄でございます。  ただいま大臣からもお話し申し上げましたように、科学技術の振興は、二十一世紀の豊かな生活を築くために、また我が国が積極的に国際貢献を図るために、極めて重要な政策課題であると存じております。...全文を見る
10月17日第134回国会 衆議院 科学技術委員会 第1号
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○佐藤(静)政府委員 政務次官を拝命いたしました佐藤静雄であります。一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま大臣のあいさつにもございましたように、科学技術の振興は、我が国が発展し、二十一世紀の豊かな生活を実現するために非常に重要なものであるというふうに考えております。  委...全文を見る
11月22日第134回国会 参議院 議院運営委員会 第13号
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○政府委員(佐藤静雄君) 宇宙開発委員会委員山口開生君は十二月十日任期満了となりますが、同君を再任いたしたいので、宇宙開発委員会設置法第七条第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。  何とぞ、御審議の上、速やかに同意されますようお願い申し上げます。
11月30日第134回国会 衆議院 決算委員会 第2号
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○佐藤(静)委員 最初に、きょうは予備費の使われ方でありますから、平成五年、六年を見てみますと、予備費のうちで災害復旧に使われている予算が大体三分の一ぐらいずつあるのですね。ですから、私はきょうは、防災対策というものは国民の生命、財産を守るという意味で非常に重要な課題でありますか...全文を見る
○佐藤(静)委員 いや大臣、厚生省は来てないはずです。予算の使われ方として、哲学として私は聞いたのでありまして、そのほか今、厚生省ばかりでなくて、文部省だとか農水省だとか、たくさんそういう使われ方をしているのですね。  ですから、これからそういう使われ方では予算というものが効率...全文を見る
○佐藤(静)委員 ひとつ大臣、ぜひともこれからその辺を考えて各省庁を指導していただきたい、そう思います。  本論に戻しますけれども、治水渇水対策についてお聞きしたいのですけれども、毎年毎年洪水が起きて大変な被害を受けているわけです。また昨年は、渇水で四十二都道府県、五百二十九市...全文を見る
○佐藤(静)委員 今お話のありましたとおり、二兆円近い金を毎年毎年つぎ込んでも、毎年こうして問題がたくさん発生をしてくるということであります。  なぜそうなるかというと、私はやはり森林の対策にいろいろと問題があるように思っているのですね。森林がしっかりしていますと、土砂が余り崩...全文を見る
○佐藤(静)委員 長官から今お話がありましたけれども、今林業経営というのもなかなか大変で、森林整備というものが非常に進んでないと思うのですね。ですから、森林というのを林業として、産業としてとらえてやっていくと、なかなか、こうして昭和二十二年に自由化してしまって、その後もう大変な状...全文を見る
○佐藤(静)委員 これは私の見方がちょっと違うかもしれませんけれども、どうしても日本の場合には杉、ヒノキを中心として政策がつくられているのだろうと私は思っています。私の北海道なんかは針葉樹を中心としてなかなか難しい状態にあるわけでありますけれども、ぜひとも地域の特性に合わせて、で...全文を見る
○佐藤(静)委員 この問題はもう何年も前から言われているのですね。しかし、なかなか私は、実際問題、進んでいないと思う。特に、軸組み住宅を建てる業者というのは大体大工さんですね、小さな工務店がやりますよ。やはり小さな工務店がデザインだとか今のライフスタイルに合わせたものを研究してす...全文を見る
○佐藤(静)委員 ぜひともこれはもう強力にひとつ進めていただきたいと思います。  今、防火上の技術とか言われましたけれども、もう一つ、建築における内装制限が非常に日本はきついわけですね。これは、外国の場合にはこんなに内装の基準が厳しくなっていないわけですね。ところが日本の場合に...全文を見る
○佐藤(静)委員 もう一つ、アメリカなんかへ行きましたら、百年だとか百五十年たった木造住宅に住んでいるのですね。ドイツでは国民に百年もつ住宅を、国の政策として、税の優遇策だとか金融面なんかいろいろなことをやってつくらせたのですね。日本の場合には、木造住宅が三十年か四十年たったらも...全文を見る
○佐藤(静)委員 しっかりした住宅と同時に、やはりもっと広い住宅を持たせるということだと思いますね。いろいろな政策を見てみますと、例えば住宅金融公庫なんかのを見てみましても、平米数の制限がありますでしょう、上の制限が。僕はもう制限は要らないのじゃないかと思っています。所得の制限を...全文を見る
○佐藤(静)委員 最後に、せっかく大蔵大臣おられるのですから、本当は建設大臣に聞くのが本当かもしれませんけれども、やはり大蔵省として、いろいろな税制の面で優遇策やいろいろなことをやりながら、国民がよい住宅、高品質の住宅、広い住宅を持てるように誘導すべきことでありますから、そういう...全文を見る
○佐藤(静)委員 終わります。