佐藤祐弘

さとうすけひろ



当選回数回

佐藤祐弘の1985年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月07日第102回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号
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○佐藤(祐)分科員 マンションの問題についてお聞きをしたいと思います。  七〇年代に入りましてマンション建設が急増してまいりました。そして民間マンションが約百三十万戸、公団の分譲が二十万戸、公社が五十万戸、合わせて約二百万戸に達しているというふうに聞いております。中には億ション...全文を見る
○佐藤(祐)分科員 啓蒙をこれから図るということですが、これまでは指導してこられなかったのですか。
○佐藤(祐)分科員 まさに不十分だと思うのですね。  たまたまけさの新聞を見ました。きょうはちょうど木曜日ですから、住宅の広告が載る日なんですね。見てみましたら、いまだにこういう状態なんですよ。これは社名はいいですね、修繕積立金の欄だけ御紹介しますと、一つは、「当初三年間は無料...全文を見る
○佐藤(祐)分科員 建設委員会でも検討するというような御答弁があったようですが、悠長でなくやっていただきたいということをお願いしておきたいと思います。  関連しましてもう一つ。設計図書の問題というのがあるのです。  先に実例で言いますと、世田谷の学芸大コーポというところなんで...全文を見る
○佐藤(祐)分科員 次に、融資の問題をお聞きしたいと思います。  これは住宅金融公庫の住宅改良資金の融資を受けられるということになっておるわけです。マンションの共有部分にも適用されておるわけです。  一つは、ところが、そのことを知らない方が多い。私、実際に会って話を聞きました...全文を見る
○佐藤(祐)分科員 次に、管理会社についてお聞きをしたいと思います。  私は、この質問を準備する過程で、地元のマンションの管理組合の理事長さんにどういう問題で困っておられるか、アンケートをお渡ししました。きょう一部を持ってきたのですが、いろいろ切実な要望が多いのですよ。もちろん...全文を見る
○佐藤(祐)分科員 大臣、今お聞きになったようなことなんですね。大臣も初めてお聞きになったこともいろいろあろうかと思いますけれども、とにかく個々の所有者は建築の専門家ではないということですね。しかしその管理組合を素人集団がつくって高層建築の保全に当たる、そうしないと財産価値が下が...全文を見る
○佐藤(祐)分科員 瑕疵期間の問題で、公団では五十八年度から事実上期間の延長に当たるような措置がされたというふうに聞いているのですが、どうでしょうか。
○佐藤(祐)分科員 民間の場合、二年というのが大半なわけですね。この問題もやはり延長の検討が必要だというふうに私は考えているのですが、検討される余裕はありますか。
○佐藤(祐)分科員 次に、税制に絡む問題で二つお伺いします。  一つは、管理組合が修繕のお金を積み立てますね。これを銀行に積み立てますと利子に税金がかかるのです。居住者個人が預金していけば非課税の恩典がありますね。いろいろ合わせますと一千万円ぐらいになります。ところが、建設省と...全文を見る
○佐藤(祐)分科員 最後の質問。これは地方税ですが、共用部分の固定資産税の問題なんです。最初にお見せした方が早いと思いますが、特に大規模なマンションの場合には、共有部分というのは非常に広いわけです。これはなぎさニュータウンというところなんですが、建物の間に遊び場だとかいわば公共施...全文を見る
○佐藤(祐)分科員 終わります。
03月09日第102回国会 衆議院 予算委員会 第21号
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○佐藤(祐)委員 最初に、総理に核の問題でお聞きをしたいと思います。  総理は、核廃絶について「新しい保守の論理」でいろいろ書いておるということをよくおっしゃいます。改めて読ましていただきました。この中で、核廃絶あるいは軍縮について述べられました後、いかにして戦争を抑止し回避す...全文を見る
○佐藤(祐)委員 抑止と均衡、よくおっしゃいます。また、検証の問題。検証の問題で一言申し上げておきますと、これは私、目新しい問題ではない、当然のことだというふうに考えております。事実、これまでの戦後の軍縮交渉史を見ましても検証は常にありまして、ABM条約など、検証条項も入っておる...全文を見る
○佐藤(祐)委員 総理は本当に被爆国の日本、非核三原則、そういうことを一体どう考えておられるのか。核兵器が二度と世界で使われるようなことがあってはならない。これは一番大事なことなんですよ。第一撃、核兵器が一たん使われれば、それは核戦争であります。それが世界核戦争に拡大しないとは限...全文を見る
○佐藤(祐)委員 とんでもない発言であります。核兵器をなくす、平和を守る、この前提がやはりしっかりしてないと私は言わざるを得ないのです。検証をまた再度持ち出されておりますけれども、まず合意が必要なんです。廃絶していこう、その上に立って検証条項も当然協定では決められるでしょう。それ...全文を見る
○佐藤(祐)委員 ちょうど今被爆者の方、日本被団協の方が全国行脚をしておられます。非常に切実な要求を掲げておられます。被爆当時二十だった青年もことしは還暦です。で、早く被爆者援護法が制定されなければ、早く償ってもらわなければ我々の命の方が先になくなる、そう訴えておられます。総理は...全文を見る
○佐藤(祐)委員 厚生省では、広島市と長崎が被爆者調査、死没者を含めてやっておりまして、それに国の予算で補助を出しているということでありますが、六十年度の予算案では幾らになっておりましょうか。
○佐藤(祐)委員 二百三十八万円、一人分の人件費にも満たない。これだけの補助しかしていない。この問題でも、実態は非常に、誠意を持ってというのはとんでもない、そう言わざるを得ないわけであります。  もう一つ、総理は昨年八月、広島の平和祈念式典で、広島の悲惨な体験を全人類の未来への...全文を見る
○佐藤(祐)委員 つまり、具体的なキャンペーンの計画はない、こういうことですね。  それから、今調査の八千百万円ということをおっしゃいましたが、これは四十年、五十年とやってきました。それは現存する、被爆者手帳を持っておられる方の調査で、死没者調査ではないのです。その延長上の予算...全文を見る
○佐藤(祐)委員 さて、これからが総理への御質問です。  この研究ですね、これは今申し上げましたように非常に大事な研究であります。これはぜひ成功させなければならぬと思っているわけであります。日本の科学者は、実は被爆の直後からそういう問題意識を持って仁科博士などが現地に入られたわ...全文を見る
○佐藤(祐)委員 私は、大臣の認識が全然現状に合ってないということを率直に言わなければなりません。私も何人かの科学者の方にも実際にお会いもしました。聞いたのです。アメリカの資料が全面的に対等に出てきているなんと言えますか。  大体、戦後の経過で言えば、広島のABCCが本当に日本...全文を見る
○佐藤(祐)委員 厚生大臣のああいう認識とお答えでは、私は納得できないと思います。総理大臣、どうなんですか。この問題をどう考えますか、大体そういう状態にあること自体。本当に被爆の実相を解明するということは必要なわけです。これから二度とそういう災害を起こさないという意味でも、放射線...全文を見る
○佐藤(祐)委員 大臣は広島の御出身だし、被爆者問題、関心がお強いというふうに聞いておりましたのですが、甚だ残念であります。かつてのABCC、今の放影研、この資料が共同で使われているというようなことはもう天下周知のことなんです。そうじゃなくて、いろいろそれ以後、例えばT65Dをは...全文を見る
○佐藤(祐)委員 総理がどうしても立たないようですから、じゃ厚生大臣に確認をしたいと思います。  そういう提供されていない大事な資料、私はあると言うわけですが、あれば提供を要請すると、そういうお約束をいただきたい。
○佐藤(祐)委員 どうも答えになりませんね。やむを得ません。もう時間が迫ってまいりました。  最後に、ことしは国際青年年である、国際青年年に関連してお尋ねをしたいと思います。  我が国でも、総理が責任者となった推進会議がつくられ、総務庁が中心になって計画を立てておられます。し...全文を見る
○佐藤(祐)委員 これは一部の傾向ではなくて世界の大勢であります。ぜひそういう方向で早急に検討していただくようにお願いをして、時間が参りましたので終わります。
03月25日第102回国会 衆議院 逓信委員会 第5号
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○佐藤(祐)委員 ことしはNHKにとりまして放送開始六十年という非常に記念すべき年だと思います。私も放送五十年史、大部なものですから大ざっぱですが、改めて目を通しました。  歴史的に見ますと、戦前の二十年の特に後半は、NHKだけではございませんが、戦争協力をするというような時期...全文を見る
○佐藤(祐)委員 今会長の御答弁ございましたが、NHKが決めておられます国内番組の基準でございますね、この中でも、不偏不党の立場、それから放送による言論と表現の自由の確保、そういったことを書かれた後で基準の第一に、「世界平和の理想の実現に寄与し、人類の幸福に貢献する」というふうに...全文を見る
○佐藤(祐)委員 その問題に関連いたしまして、きょうの質疑でいわゆる「核戦争後の地球」の問題が議論になりました、私も実はお聞きをしたいと思って用意もしておったのですが、重複を避けて違う角度で一、二お伺いをしたい。  私自身はあの番組につきましては、本当に核戦争の恐ろしさといいま...全文を見る
○佐藤(祐)委員 これは日本政府も賛成をいたしました。賛成が百三十カ国、反対はゼロであります。棄権したところは十一カ国あるようでありますが、そういう圧倒的な賛成で採択されたものであります。提案した国はインド、パキスタン、メキシコ、スウェーデン、ウルグアイ、ユーゴスラビア、いわゆる...全文を見る
○佐藤(祐)委員 「核の冬」について非常に重大な問題だという御認識だと承ります。  そこで、この問題について気象庁長官にお伺いしたいことがございます。あなたは、衆議院の予算委員会でこういう趣旨の答弁をなさいました。いわゆるWMO、世界気象機構、これは国連の専門機関でありますが、...全文を見る
○佐藤(祐)委員 ちょっとやはり違うのですか……。  私が今御質問したのは、不明な要素が余りにも多いので研究をすることができないということになって、そういう結論で取り上げなかったのだというふうに答弁をしておられるわけです。しかし、その経過からいいますと、不明な要素が多いからとい...全文を見る
○佐藤(祐)委員 ですから、私が申し上げておりますのは、衆議院予算委員会での答弁は非常に不正確なものであって、今のが真実であるということを指摘しているわけですが、その点はどうお考えですか。
○佐藤(祐)委員 私は細かい議論だとは考えておりません、大事な点だと思っております。  冒頭におっしゃられたことに関連してですが、ですから、全体としてこのWMOで議論されたことは、今言った問題がありますが、同時に、こういう合意事項があるわけですね、これはほぼ各国共通の認識になっ...全文を見る
○佐藤(祐)委員 その点は了解をいたしました。  それと、日本の気象庁でまだ研究しておられない、それも同じ理由だと思いますが、こういう大事な問題で、特に日本は被爆国として非常にかかわりもあるわけですから、正式な研究はしていないという御答弁なんですが、あるいは正式でない勉強会のよ...全文を見る
○佐藤(祐)委員 ぜひ積極的に取り組んでいただきたいというふうに私は思います。  勉強会とおっしゃったのは、山元竜三郎先生をお呼びしての懇談会ですね。
○佐藤(祐)委員 じゃ、この問題を終わりまして、次に、ビデオライブラリーの問題でお聞きしたいと思います。  これは昨年当委員会で初めて、常磐大学の後藤和彦先生らの「ビデオ・プール」の運動、そういうものも紹介しながら取り上げさせていただいた問題でございます。  皆さんもう御存じ...全文を見る
○佐藤(祐)委員 今のお話で、最後に言われた公開の問題、これは私は非常に大事な問題だというふうに考えているわけです。このところニューメディアということでCATVとか、そういうものが発展しそうだということから、番組をとっておけばまた売れるじゃないかというような産業的な思惑といいます...全文を見る
○佐藤(祐)委員 先日お聞きしましたら、今保存の問題ではNHKでは、川口さんおっしゃったように大分手を打っておられるということでありますね。ただ、まだ民放全体にはそういうようになっていないようでありますし、急がれるのは、できるのを待つのではなくて、保存というのは早急に手を打つ必要...全文を見る
○佐藤(祐)委員 ぜひそういう方向での御努力をよろしくお願いをしたいと思います。  時間が迫ってまいりました。きょうは最後ですから、余り長くやっておりますとしかられますから、最後に一つだけお聞きをしたい。  午後の答弁でしたか、文字多重放送の問題がございました。今のパターン方...全文を見る
○佐藤(祐)委員 そうしますと、これはやはり大変問題だという気がするのです。私たちは最初にパターン方式のときに、いずれ技術的な発展がある、コード方式、ハイブリッド、そういうことを見込んでやらないと、早く買った人は損をすることになる懸念を表明したことがあります。まさにそういうことに...全文を見る
○佐藤(祐)委員 終わります。
04月10日第102回国会 衆議院 逓信委員会 第6号
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○佐藤(祐)委員 きのう政府は、日米貿易摩擦を緩和するための対外経済対策を発表したわけです。その中で、一つの大事な分野が通信機器の問題であります。とりわけ、アメリカの衛星購入の問題が目玉だ、そういった報道もありますし、早速きのう、アメリカのヒューズ・コミュニケーションズ社ですか、...全文を見る
○佐藤(祐)委員 大臣の御説明では政策の変更ではないんだということですが、私は、やはりどうも従来の政策の変更じゃないかというふうに思っているわけなんです。といいますのも、これまで私たちが承知しておりましたのは、今も大臣もおっしゃったわけですが、日本ではKuバンドは非常に地上の需要...全文を見る
○佐藤(祐)委員 いろいろ山間につくるとか、今の説明では遮へいするとかいうような場合も、それはその会社側のことなんだということですが、ただ、午前中の御答弁でもあったと思いますが、例えば下りの回線の場合に、一部は移行するというふうなことも考えられているわけですね。衛星放送通信用に全...全文を見る
○佐藤(祐)委員 そういう技術的な問題点もまだ未解決といいますか、安定的でないものもあるということであるわけです。そういうものは、それは解決されていくだろうというふうには思いますが、ここで私がより重要な問題といいますか、というふうに感じておりますのは、今度のKuバンドの開放という...全文を見る
○佐藤(祐)委員 私は、常識的に考えて少しおかしいんじゃないかということを思っているわけです。といいますのは、アメリカの企業は、ヒューズにしましてもどこにしましても、日本に対して、ビジネスで言いますと、どうか買ってください、よろしくお願いしますという立場だろうと思うのですね。それ...全文を見る
○佐藤(祐)委員 Kuバンドについてちょっとお聞きしておきたいのですが、今上り下りで四百と百七十ですか、あきがある、これは今後日本の国内需要で、需要が出てくるのじゃないかというふうな見通しはまるでないものなんでしょうか。
○佐藤(祐)委員 確認しますが、ただ、今あいているところが使われれば、もうあきはなくなっちやうわけでしょう。
○佐藤(祐)委員 しかし、衛星が使う場合は全面的に全国で使いますから、ほかの現在の利用で部分的なあきがあるということはあるかもしれませんが、そういうことです。  この問題は、アメリカの企業はそういう使い方でもいいならいいというようなことであるのですが、しかし、なおかつ私は、どう...全文を見る
○佐藤(祐)委員 これも変更でないことを強調されるのですが、これまで衛星は自前でつくるという基本ですからね。国産化率がCSにしてもBSにしても、かなりまだ低いのですけれども、しかし衛星自体が国産でやっていくのだ、もちろん外国から、特にアメリカからの技術とかあるわけですけれども。そ...全文を見る
○佐藤(祐)委員 自主開発でやっていく部分はそのまま続けていくのだという答弁にすぎないと思うのですよ。現在CS2もかなりあいているわけでしょう。輸入衛星にお客さんがたくさん乗るようになると、自主開発の方も当然影響が出てくるわけですね。だからその問題は、どうも答弁は実態に合っていな...全文を見る
○佐藤(祐)委員 私聞いておりますといいますか、いろいろなものにも出たりもしておるのですが、こういうことがこのところ起こっているのですね。例えば昨年の六月ですが、これはヒューズ社はミサイルをたくさんつくっていますね、まず、アメリカ海軍に納入する予定になっていましたF14戦闘機装備...全文を見る
○佐藤(祐)委員 ぜひそういうことが起きないようにやってもらいたいということを要望して、次の質問をしたいと思います。  官房長にお聞きしたいわけですが、郵政省は昨年九月に、内閣法制局の第二部長である関守氏を郵政省の大臣官房付に併任したと聞いております。何のためにそういうことにし...全文を見る
○佐藤(祐)委員 これは事前に資料要求をいたしまして、アメリカ、イギリス、カナダ、スペイン、ギリシャ、イタリア、オーストリア、オランダ、それだけ回ってきたということだけが回答されてきているわけですが、国名ではなくて、どういう地点へ行かれたのか、これをお知らせ願いたい。
○佐藤(祐)委員 それは大変奇妙な話だと思うのです。官費で出張した、しかも現在の大きな問題である通信法制の実態調査ということで行ったという説明ですから、これは別に秘密の調査でも何でもないものだと思います。そういう資料を出すのを渋っておられるのは、何かわけがあるのじゃないかと思わざ...全文を見る
○佐藤(祐)委員 承知してないというのはとんでもない話であります。一緒に郵政省の調査官が同行しているのです。高田昭義調査官が同行しておるわけです。きのう私は関さんの出席を求めたのですよ。そうしましたら、責任を持って郵政省が答えるからということで、関さんが出れないというのを一応は了...全文を見る
○佐藤(祐)委員 関さんという方は法制局で郵政省担当なわけです。ですから、一連の電電法案についてもかかわった方です。この方がどうして九月に二十三日間も使って行かなければならなかったのか、一般的な答弁では全然はっきりしないです。  異例の併任辞令までしてそういうことをする必要があ...全文を見る
○佐藤(祐)委員 その答弁はむちゃですよ。それじゃこの二十三日間に公的な会議が幾つあったのか、何日にどういうものがあったか、答えてください。
○佐藤(祐)委員 本当にそういう逃げのインチキ答弁ばかりじゃだめですよ。もう一遍読みましょうか。ロサンゼルス、ラスベガス、デンバー、シカゴ、バッファロー、ナイアガラ、マドリード、グラナダ、バルセロナ、アテネ、ローマ、ベニス、ウィーン、こんなことが許されるのですか。どういう場合にこ...全文を見る
○佐藤(祐)委員 そういうことで調査をしてもらったというならば、当然報告を求めていると思います。報告書は出されておりますか。
○佐藤(祐)委員 そうしますと、さっきの答弁はちょっとおかしいのじゃないですか。報告書が出されていて、日程を承知していないというのはどういうわけですか、おかしいじゃないですか。それと、こういう大きな疑惑がありますから、本当にどういう調査をやっていたのか、国民の税金を使ってですから...全文を見る
○佐藤(祐)委員 質問時間がもう終わりになりましたが、これはお聞きのように大変大事な、黙過できない問題だと私は思うのです。  大臣、最後にきちっと御答弁いただきたいのですが、とにかくこういう本当に観光旅行としか言えない――途中にあるいは公式の日程はあるでしょう、私は若干それも知...全文を見る
○佐藤(祐)委員 まだ答弁はちょっと不満ですが、時間ですから終わりますが、委員長に最後にお願いをしておきたいと思います。  この問題は、非常に大事な問題だと思いますので、資料提出問題について理事会で検討をするようにお願いしたい。よろしいですか。
○佐藤(祐)委員 では、終わります。      ――――◇―――――
04月18日第102回国会 衆議院 逓信委員会 第8号
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○佐藤(祐)委員 今回出されております郵便法の一部改正は、利用者に対するサービスの向上、利便を図るというのが本旨でありますので、我が党としても賛成の態度をとることにしております。つきましては、その趣旨が生かされるように、スムーズに運ばれるようにという観点で、幾つか質問をしてまいり...全文を見る
○佐藤(祐)委員 きょうは、郵便法の一部改正などに関する質疑が主題でありますので、今の大臣答弁を確認して、なお疑惑は残っておるわけでありますが、そういうことがあってはならぬ、そういう趣旨をきょうのところは理解をして、次に進みたいと思います。  今回の郵便法の一部改正で、郵便物の...全文を見る
○佐藤(祐)委員 私は、今回の法改正の趣旨もそうですが、郵便のニーズ、需要にこたえて拡大していくということでありますね、そういう利用者のニーズにこたえて郵便事業をさらに発展させる、そういう積極策としていろいろ検討されていいのじゃないかと思うわけであります。その一つとして、第三種郵...全文を見る
○佐藤(祐)委員 見直す時期に来ているのではないかといいますのは、出版の状況といいますか、出版文化というものが非常に大きく変わってきているわけです。マスコミだけではなくて、一般市民の方がやっておられるミニコミその他非常に多彩になってきております。その数は一体どのくらいあるか、つか...全文を見る
○佐藤(祐)委員 じゃ、まだ結論は出ていないということですか。それとあわせて、いつごろまでに結論を出すか。
○佐藤(祐)委員 わかりました。  今申し上げた例は、非常にひどい例なんです。今の説明からいいましても、三種本来の趣旨からいっても、営利の目的で第三種を使うというのは趣旨に反するというふうに私は思うのです。  ところが、きわどい例がほかにもあるのです。こういうものがあるのです...全文を見る
○佐藤(祐)委員 文化的なものをいろいろ支援していくという趣旨で、ぜひ検討をお願いしたいと思います。  三種に関連してなんですが、配達の問題なんです。三種と一種、二種で配達上の区別、差別があるのかどうかをまず、ちょっとお聞きをしておきたいと思います。
○佐藤(祐)委員 建前は私もそうだと承知をしておるのです。五九・二のときにも、全種別の郵便物について翌日配達を確立するというふうにうたわれておりますし、ですが、実態はどうもそうなっていないようなんですね。  三種の郵便の配達状況について、何か調査をされたことはありますか。
○佐藤(祐)委員 これはここにこういう資料があるのです。第三種郵便物配達実態調査ということで、全国の専門紙誌の組合の共闘会議が全国的にアンケート調査をやった、実際にどうかというのを、こういうものがあります。それによりますと、発送地を東京からと大阪からと二通りつくりましてやっている...全文を見る
○佐藤(祐)委員 その御答弁自体はいいようであるのですが、私はぜひ実態の調査をしてもらいたいと思うのですね。発行日以後どのぐらいかというのでは、二日後に着いた、三日後に着いた、四日後に着いた、五日後に着いた、七日後に着いているというのまであるのですね。一応そういう建前にはなってお...全文を見る
○佐藤(祐)委員 ぜひ多くの人がなるほどと思うような、郵政省のセンスが問われるわけですから、そういう選定をしていただきたいなと思います。  次に、郵便事業の発展という上で私は、働いている人たち、労働者の方の問題が非常に大事だと思うわけであります。  昨年の当委員会でも、私はい...全文を見る
○佐藤(祐)委員 そんなことはないんじゃないかと思うのです。郵政省郵務局発行のものでもあるのですがね、ことしの一月出しておられるもので。
○佐藤(祐)委員 手元にないということですか。  じゃ、言いますと、こういうことになっておるのですね。比率でいいますと、五九・二実施以前を一〇〇として、午前六時から午後十時、昼から夜にかけての時間帯ですが、これは一一七%になっている。それから午後十時から午前六時、深夜ですね、こ...全文を見る
○佐藤(祐)委員 特別の健康診断というのはどういうことになっているのですか。年一回とか、どういう決まりでやられようとしておるのですか。
○佐藤(祐)委員 私は改めてこの問題をお聞きしていますのも、昨年の当委員会で十六勤問題をお尋ねしたときに、こういう御答弁があったのですよ。十六勤が当然ふえたわけですが、「先生お尋ねの十六勤という勤務がふえたわけでございますが、四週間に何回以下だ、大体何回ぐらいやるんだという基準が...全文を見る
○佐藤(祐)委員 この点、郵務局長にお尋ねをしますが、そういういろいろな問題もあるわけですね。深夜勤務に伴う問題ですね。とにかく十六勤の場合ですと、十六時間。その中に当然、仮眠の時間とかもあるわけですけれども、朝終わって、昼の間うまく寝れるのかとか、いろいろな問題を伴うわけですよ...全文を見る
○佐藤(祐)委員 私は何事を進める場合にも、実情を本当によくつかんでいくということは大事だと思うのですね。どうもそういう点が、さっきの第三種の例で言いましたが、ほかの一般一種、二種にしましても、とにかく翌日配達ということを大きな柱にして輸送改善、執務の改善をやられたわけですが、最...全文を見る
○佐藤(祐)委員 終わります。
06月19日第102回国会 衆議院 逓信委員会 第9号
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○佐藤(祐)委員 川原会長にお尋ねをいたします。  会長は、ことし三月、当委員会での私の質問に対しまして、いわゆる国内番組基準の第一に挙げております「世界平和の理想の実現に寄与し、人類の幸福に貢献する」という基本原則に触れまして、こうお答えになりました。「今戦後四十年あるいは被...全文を見る
○佐藤(祐)委員 NHKを含めまして現在の放送の立脚しておるのは、言うまでもなく放送法、そしてまた、平和と民主主義の憲法の理念であると思います。大事な点は、戦前は、日本が中国侵略戦争から太平洋戦争へと十五年戦争をやったわけですね。そして多くの国民を非常に悲惨なふちに投げ込んでいっ...全文を見る
○佐藤(祐)委員 私も大筋同様の認識でございます。戦前は、今おっしゃったように政府の管理下にあった。特に昭和九年ですか、組織の改革がございまして、それ以降は放送内容が事前に検閲をされるというようなことがあったわけであります。国政に関する報道も政府発表のもの以外はできない。戦後は、...全文を見る
○佐藤(祐)委員 きょう私が特に言論、報道の自由の問題についてお尋ねをしておりますのは、お察しかと思いますが、実は今月の六日に自民党の議員立法の形で、国家機密法案が国会に出されました、それとの関連であります。  私たちは、この法案は憲法の定める国民の知る権利、言論の自由、報道の...全文を見る
○佐藤(祐)委員 会長の慎重な御発言で、それはそれなりに理解もできます。私も、一般的な法律ではなくて、直接報道にかかわる、表現の自由にかかわる、そういう内容を含んでおりますので、あえてお伺いをしているということであります。  戦前の実態からいいますと、新聞よりもラジオに対する検...全文を見る
○佐藤(祐)委員 先の問題へ行きましたので、もとへ戻します。  難視解消ということで放送衛星を打ち上げた。しかし今、試験放送中ということもありますが、普及していないし、あとの計画がおくれたわけですね。その段階で検討し直す必要があるのではないかということを私はきょうは言いたいわけ...全文を見る
○佐藤(祐)委員 両方の対策が私は必要だと思うのです。放送衛星が飛んだ、難視地域の人でも設備をつければ見えるんだといいましても、それだけのお金はとてもかなわない、ほかの地域と同じように地上でやってくれないかという要求が強いと思うのです。その地域の人たちだけが特別な負担を強いられる...全文を見る
○佐藤(祐)委員 終わりますが、もともと衛星放送、難視解消という大義名分を膨らましてやったところに私は、本当の無理があるのだろうと思うのですよ。衛星放送というのは、もっと懐の広いものでしょう。それをお金を、名目をつけるために難視解消だということでやったものだから、その矛盾をきっぱ...全文を見る
12月04日第103回国会 衆議院 逓信委員会 第1号
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○佐藤(祐)委員 私は、十月三十一日に起きたJAL四四一便の航路逸脱問題からお尋ねしていきたいと思いますが、その前に、最初に、ただいま我が党の名前が名指しで出るということがございました。二日だけ申し上げておきたい。  我が党の宮本議長が昨年ソ連に参りまして、共同声明を発表いたし...全文を見る
○佐藤(祐)委員 その根拠の一つは、無線局運用規則ですか、にあります長距離洋上飛行に当たらないということだったというふうに聞いておりますが、この長距離洋上飛行とはどういう場合を指すのか、日本海を飛んでいるような場合に、それに当てはまるようなケースはあり得るのかということをお聞きし...全文を見る
○佐藤(祐)委員 日航の四四一便の乗員がミスで航路逸脱をした。これは非常に重大な問題だというふうに私ども考えております。大臣の記者会見で、電波法違反で調査というようなことが報じられまして、そういう新聞の中には、違反が明らかになった場合は、郵政省としては、「機長らクルーの三カ月以内...全文を見る
○佐藤(祐)委員 大臣の発言というものは非常に影響が大きいわけでして、電波法違反で調査する必要がある、今そういう趣旨で言ったんだとおっしゃいましたが、ちょっとそれは調査不十分といいますか、事故の発生が三十一日ですが、問題が一般に明らかになったのは七日目になりますか、ですから電波法...全文を見る
○佐藤(祐)委員 そうしますと、そういう印象が振りまかれているわけですが、それを正すような措置は何かとられたのでしょうか。
○佐藤(祐)委員 ただ、実際問題としてはそれが余り報道されていないのですね。ですから、この点ははっきりさせておく必要があると思います。  私は今回の問題で幾つか感じるところがあるわけですが、今回の事件は、まず乗員のミスによる逸脱が起きた、これが一番の問題ですね。これを、そういう...全文を見る
○佐藤(祐)委員 十一月十四日の運輸委員会での答弁では、もう少し詳しく答弁なさっているのです。これは郵政省の電波部航空海上課長の答弁ですが、調査して、「現時点での結果でございますけれども、この音量、ボリューム位置は、通常やや聞き取れる九時の位置にセッティングされております。VHF...全文を見る
○佐藤(祐)委員 どこのレーダーサイトからか明らかにできないというのは、私は大変疑問なんです。自衛隊の部隊間の通信内容を明らかにせよとか言っているわけではなくて、こういう事故ですね、国民的に関心が非常に高い問題、しかも百二十一・五メガヘルツという国際的にも認められている周波数によ...全文を見る
○佐藤(祐)委員 明らかにされないのは大変遺憾だということは重ねて申し上げておきます。  運輸省に来ていただいていると思うのでお聞きをしたいのですが、自衛隊から連絡を札幌ACCが受けられた後、どういう措置をとられたか。
○佐藤(祐)委員 今の説明では、運輸省としては落ち度がなかったといいますか、そのときどきで手を打ったというようなことだったと思いますが、私は二つほど問題を感じているのです。  一つは、確かに境界線を越えたということではありますが、その前からかなりずれは始まっているわけですね。そ...全文を見る
○佐藤(祐)委員 私はパイロットの人にもお会いをしていろいろ意見もお聞きしたのですが、セルコールというのがあります。これは緊急の連絡用に使われているようですが、これは緊急に連絡しようとすると、コックピットの中でチャイムがピンポンと鳴って、黄色い光が出るということだそうです。これは...全文を見る
○佐藤(祐)委員 十分であるという答弁ですが、実際には十分でなかったわけでしょう。だから問題になるわけであります。  この場合も、ヘディングにしてINSにすぐ戻さなかった理由もあったわけです。蛇行が大き過ぎるということで、もうしばらくといううちに忘れてしまったということですね。...全文を見る
○佐藤(祐)委員 この問題で最後に大臣にちょっと所見をお伺いしたいのですが、このところ空の安全の問題で、国民的に非常に高い関心が持たれておるわけです。やはりミスが起きないようにしていくということが第一ですが、同時に、今お聞きになったように、いろいろ改善の措置、対策というのがとられ...全文を見る
○佐藤(祐)委員 次の問題は簡単に聞きます、同僚議員から質問がありましたので。いわゆる信越及び北陸の電気通信監理局の統廃合問題です。  これは、地元ではやはり大問題になっておりまして、長野、新潟、石川、福井、富山の各県議会初め二百四十九自治体、自治体の七割がぜひとも残してもらい...全文を見る
○佐藤(祐)委員 ぜひ残す方向で努力をしていただきたいということを申し上げておきたいと思います。  最後に、これは四月の参議院の逓信委員会で我が党の佐藤昭夫議員が取り上げた問題でございます。郵政省内に複数の組合があるわけでありまして、その中の郵政産業労働組合、通称郵産労ですね、...全文を見る
○佐藤(祐)委員 これで最後にしますが、十一月六日に私は、幾つかあるわけですが、特に二点を具体的には提起をしておいたわけです。  一つは、神戸港局なんです。神戸港の場合には、全職員百七十九名のうち七四・三%が郵産労の組合員です。ですから、三六協定その他局長はここと交渉して協定を...全文を見る
○佐藤(祐)委員 終わります。