佐藤祐弘

さとうすけひろ



当選回数回

佐藤祐弘の1986年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月05日第104回国会 衆議院 逓信委員会 第3号
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○佐藤(祐)委員 きょうはNTTの方にお見えいただいておりますので、最初にNTTに関する問題、続いて郵便の問題をお尋ねしていきたいと思います。  まず、新大臣にお伺いを一言したいと思います。  大臣の所信で、逓信分野の発展について述べておられます。具体的な問題は順を追ってお聞...全文を見る
○佐藤(祐)委員 早速NTTにお尋ねします。  電話料金の問題です。実は真藤社長に直接お聞きをしたかったのでありますけれども、所用で来られないということでありまして、しかし大事な点につきましてはぜひ社長の真意をしかと確かめてきていただきたいという御要望も申し上げてありますので、...全文を見る
○佐藤(祐)委員 この問題、つまり市内料金が値上げの方向にいくのじゃないかということは、実は電電民営化法案の審議の際にも相当やりとりがあったわけです。私も質問をいたしました。けさの午前の質疑でも触れられた質問がありましたけれども、当時の質疑を改めて私も読み返してみたわけです。 ...全文を見る
○佐藤(祐)委員 私は、考え方の点でお聞きをしたので、答弁が若干違うのですが、この点は大臣にもお聞きをしたいと思っております。  というのは、この審議が行われましてまだ一年半なんですね。国民が民営化法案についていろいろ疑問やら不安を持った、それに対してこの場でいろいろな角度から...全文を見る
○佐藤(祐)委員 大臣は値上げにつながらないような方向でということをおっしゃっておられて、その点はぜひそのようにしていただきたいと思いますが、私が確認をしたいといいますか強調したかった点は、料金体系の見直しといいましても、赤字会社を民営化したのではなかったわけですね。毎年かなり大...全文を見る
○佐藤(祐)委員 では、ぜひ最低料金は値上げをしないということで努力をしていただきたい。  そこで、値上げの話ではなくて値下げの方をお聞きしたいのです。  さっきも言いましたように、五十五年以来を見ましても、公社時代はほとんど毎年のように値下げをしてきたわけですね。五十五年が...全文を見る
○佐藤(祐)委員 値下げの計画はないというので残念なわけですが、この間、国民の利用する電話では値下げがない。逆に、値上げの話がちらついたりして不安が広がっているということがあって、これはそうあってはならぬわけですが、その一方で、主に大きな企業、大口ユーザーが使っています専用線サー...全文を見る
○佐藤(祐)委員 大企業だけはより安く、より便利にというサービスを受けているということについて申し上げたわけですね。過去の経過などの御説明があったわけですが、若干すれ違っているというふうに思います。  本当にこれは、改めて調べて、そんなに進んでいたのかと驚くほどだったのですね。...全文を見る
○佐藤(祐)委員 もう一つはっきりしませんが、では別の問題で、国民の方はどうかという問題です、国民に対するサービスの方。そういう面から聞きたいと思います。  一つは電話機の買い取りとレンタルの問題です。これはNTTが発足されて、買い切りといいますか、売り切れというので強力な指導...全文を見る
○佐藤(祐)委員 NTTにお聞きします。事態をどう考えているかということと、郵政省の指導に対してどういう対処をされたか。
○佐藤(祐)委員 今御答弁がありましたそういう方向で本当に進められなければならぬというふうに思うのでございますが、若干経過を見てみますと、相当用題があるのじゃないかという感じが強くするのですね。といいますのは、郵政省から指導を受けたのは十二月二十四日、クリスマスイブの日ですね。と...全文を見る
○佐藤(祐)委員 どうもそうではないようなんですね。つまり、十一月十五日にこの会議がありました。それで、それから一カ月以上後の十二月十九日の朝日新聞が「NTTに〝トラブル・コール〟」というので大きく報道したわけですね。それで出題になったわけですが、ここでNTT通信機器事業部営業部...全文を見る
○佐藤(祐)委員 これはすべて回収されたということですか。
○佐藤(祐)委員 それでは郵便の問題の方に移りますので、NTTさん、どうも御苦労さまでした。  先ほど若干議論になりました五九・二の問題でお尋ねします。  一昨年、昨年と私もこの問題を質問させていただきました。それに対して、一昨年四月の段階でも、当時の永岡郵務局長は、県内はほ...全文を見る
○佐藤(祐)委員 しかし、私も資料は持っているのですが、今のこの八〇%とかは相当むらもあるのですね。七〇%台であったり、特に全国的に見ますとおおむね近畿が悪いですね。最終便の試験通信で八〇%前後程度です、ここは。ずっとそうですね。だから、それを、最終便だから全体をならせばパーセン...全文を見る
○佐藤(祐)委員 以前はきちっとあったのですよ。郵便規則の一部改正というのもやられまして、その段階で八時と七時に全国を分けたのです。東京だとか全国の県庁所在地あるいは川崎、横浜、こういったところは、午後八時までに到着したものはその日に配るということが決まっておったわけですね。これ...全文を見る
○佐藤(祐)委員 ではそのようにお願いいたします。  最後に、深夜勤問題についてお伺いします。  幾つかお聞きしたいと思っておったのですが、時間がありませんが、郵便の理場に深夜勤を導入しようということを進めようとしておられるわけです。これに対して労働者の間から不安とか心配、反...全文を見る
○佐藤(祐)委員 大臣に、この問題では本当によく検討していただきたいということを要望しておきたいと思うのです。これは昨年も前大臣、やはり左藤大臣でしたが、左藤恵大臣にも私は質問いたしました。やはり人間は、本来昼働いて夜眠るというのが正常なわけでして、深夜勤というのはそれと逆なわけ...全文を見る
○佐藤(祐)委員 終わります。      ――――◇―――――
03月06日第104回国会 衆議院 逓信委員会 第4号
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○佐藤(祐)委員 今回の簡易生命保険法の一部改正及び郵便年金法の一部改正は、簡保の実質的な加入限度額の引き上げとか、家族保険あるいは契約者死亡後自動継続保険等の改正、その他年金の方でいいますと継続受取人の指定など、国民の要望、高齢化や離婚の増加、そういった社会状況に応じて一定の改...全文を見る
○佐藤(祐)委員 大臣はまた自主運用ということを強調なさっておったと思いますが、構想といいますか、自主運用の場合にどういうことを考えていらっしゃるのかということをお聞きをしておきたいと思います。
○佐藤(祐)委員 今の問題、具体化といいますか、具体的な問題といった場合にはまたいろいろ検討、研究が必要だろうと思っております。  あと簡保の問題でお聞きをしていきたいのですが、これはイロハの問題ですが、簡易生命保険と民間の生命保険の最大の違いはどこにあるかという点をまずお聞き...全文を見る
○佐藤(祐)委員 私もそこに多く国民が信頼を寄せているといいますか、期待感を持っているということだろうと思います。それであるだけに、実際に進められる業務が、そういう国民の期待にこたえるというようにならなければならぬと思っているわけです。  ところで郵政省は、最近保険外務員に対し...全文を見る
○佐藤(祐)委員 今までの答弁ですけれども、現場では、百万円以下だとだめだということで配置転換を命ぜられて、実際にトラブルが起きている例があるのです。それでお聞きもしているわけなんですが、その具体例そのものをここでやろうというつもりはありません。  納入される保険料が年間百万円...全文を見る
○佐藤(祐)委員 月に八口強ということになりますね。これはかなりのことだろうと思うのです。私は保険の外交の経験はありませんが、そう生易しくとれるものではなかろうというふうに思います。  私が懸念しているといいますか、先ほど第一条を読み上げられたわけですが、その二条では、営利を目...全文を見る
○佐藤(祐)委員 これにかかわるとおっしゃったのは、新規契約をして、それがその年に解約されたということですか。――相当多いように私は思うのです。  それと、今お聞きしてすぐですが、比率はかなり高くなっていますね。何%と何%でしょうか。
○佐藤(祐)委員 その四十九年度と五十九年度の解約件数の総数を教えていただけませんか。
○佐藤(祐)委員 解約総件数でいいますと、四十九年度が一四%強ですか、五十九年度は、新規件数との比較ですが二三%強になると思います。私は大変多いのではないかと思うのですが、郵政省はこれをどう見ておられるか、どこに原因があるというふうに考えておられましょうか。
○佐藤(祐)委員 私は少なくはないと思うのですね。とにかく五十九年度でいいますと、五百六十九万件新規契約があるけれども、百三十二万件失効解約があるというわけですから、そこで比べますと比率が二三%。これはもう少し吟味してみる必要があるのじゃないかと思うのです。  私は、保険の勧誘...全文を見る
○佐藤(祐)委員 その点もう少し具体的にお聞きをしておきたいのですけれども、実際に今申し上げたようなケースがあって、これは郵政省さんも御存じなわけですね。一方で年間百万円の保険がとれないようではだめなんだということも行われておる。そういうことからせかされる、無理をする、高い金額に...全文を見る
○佐藤(祐)委員 私は処分の方を望んで発言しているわけではなくて、しりたたきをやるとそういうことも起こり得る、そこを考えてもらいたいということでありますから。それでお聞きをしたのですね、東京郵政局管内で、年間百万円未満の外務員はどの程度おられるかと。そうしましたら、ちょうだいしま...全文を見る
○佐藤(祐)委員 きょうは皆急いでおられるので最後にしようかと思いますけれども、大臣、約款とか、なかなか難しいのですね、いろいろな保険その他。小さい字で書いてありますし、文章自体が難解で、きのうも、簡易保険と言うけれども文言は難解だ、「難解保険」じゃないかという話があったのですが...全文を見る
○佐藤(祐)委員 約款自体はなかなか難しいかなという気もするのです。だから、それは難しいものですから、今のところ口頭でのやりとりで大体納得するとかいうことになっておるわけですね。しかし、これは後で証拠も残らないということもありますから、一般用のものを別につくるというようなことがあ...全文を見る
03月06日第104回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○佐藤(祐)分科員 最初に、学校給食の問題をお聞きをいたします。  東京の足立区では、行革の一環ということで小中学校の学校給食の民間委託を打ち出しておりまして、四月から七校で実施する、こういうことになっております。本来は学校給食は、学校給食法等で教育の一環というふうに位置づけら...全文を見る
○佐藤(祐)分科員 質問にはまともには答えておられないようです。今のようなお話、これは私もよく承知をしております。昨年来、衆議院でも参議院でもやりとりがありました。そして、学校給食は教育の一環であるということは認めながら、効率化、節約を図れということを言っておられるわけですが、ど...全文を見る
○佐藤(祐)分科員 質を落とさないのではなくて、学校給食をよりよくしていくというのが文部省の務めではないか。そういう意味で、この業者委託によってよくなるのかどうか、そのことをお聞きしているのです。
○佐藤(祐)分科員 それは、全く実態を無視した発言だと私は言わなければならぬと思う。質を落とさないようにと言うわけですが、その保証が果たしてあるのかどうか、私はないというふうに思うわけです。  労働省に来ていただいていると思いますが、給食の実際になりますと、調理を業者に委託した...全文を見る
○佐藤(祐)分科員 ちょっと最後の方がはっきりしませんが、義務づけることはできるのかどうか。
○佐藤(祐)分科員 結局そういうことになっていくわけですね。ぜひ給食をよくしてもらいたいというのが父母の気持ちで、関係者の皆さんはそのことに大変努力をされているわけですね。やはりその上では栄養士と調理師さんのチームワーク、これも大事なわけです。それから足立区の場合で言いますと、今...全文を見る
○佐藤(祐)分科員 この問題の最後に大臣にお伺いします。  専ら設置者の責任の方に、局長の答弁は転嫁をしておられるという感じがします。文部省、文部大臣、前文部大臣もこの問題でのやりとりで言っておられたのですが、学校給食は国民の支持と理解の上に行われなければならぬということを言っ...全文を見る
○佐藤(祐)分科員 ちょっと時間がないので次の問題に移りたいのですが、もう一点今の問題で。質の問題はあります。これは、お母さんたちはいろいろなことを調べて落ちる不安を持っているわけですね。それで二十三万もの人が、有権者の過半数が反対をしている。そういう際に行政として、それだけ強い...全文を見る
○佐藤(祐)分科員 ぜひよろしくお願いいたします。  次に、図書館問題でお聞きをします。  ことしは八月に、六十年の歴史を持ちますIFLA、国際図書館連盟の大会が初めて日本で、東京大会として開かれるわけです。図書館の拡充発展を図ろうという大変記念すべき年だと私は思います。もち...全文を見る
○佐藤(祐)分科員 そうしますと、図書の貸し出しだとかレファレンスといったものは基幹的な業務に当たる、そういうことでよろしいですか。
○佐藤(祐)分科員 足立区の計画は、今の答弁にありました基幹的な業務、図書の貸し出しを含めましてそういうものを委託しようとしているということであります。  こうしたやり方に対しまして、日本図書館学会会長で東大名誉教授の裏田武夫さん初め五人の学者が、昨年十二月にアピールを出されま...全文を見る
○佐藤(祐)分科員 ちょっと納得できないような御答弁の部分があるのですが、やはり図書館の専門性といいますか、冒頭答弁されましたように清掃、警備などは委託しても、司書がやるべきような仕事は基幹的なものであり委託になじまない、やはりこれを貫いていただきたい、そう思うわけですね。  ...全文を見る
○佐藤(祐)分科員 その点は、図書館で働いている人たちも積極的であります。区職労の図書館分会の人たちがみずから、夜間、日曜開館をやる、勤務は過酷になるけれどもやりますという案を出しているわけですね。私は、やはりこれは非常に大事だと思う。専門家の当図書館の職員の集団がそういう決意を...全文を見る
○佐藤(祐)分科員 終わります。どうもありがとうございました。
03月07日第104回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第2号
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○佐藤(祐)分科員 大型店の問題でお聞きをしてまいります。  通産省は五十七年の二月に、中小小売商業者の営業を守り、また振興を図るということで、大型店の出店を抑制する、そういう措置をとられて、通達も出されました。そして五十九年には、その継続を決められた、こういうことだと思います...全文を見る
○佐藤(祐)分科員 その説明という場合、特に直接影響を受ける小売業者の方々、地元の商店会、業者の方々ですね、その方々に対して十分に説明されることが何よりも大事だというふうに思うのですが、いかがでしょうか。
○佐藤(祐)分科員 通産省でお出しになった文書にも、「商工会議所又は商工会を経由して、地元商業者団体への説明を行う。」ということがはっきり書かれております。  それで、その場合に十分な説明という点についてお聞きしたいのですが、十分なという場合、例えば大型店の人が地元の商工会議所...全文を見る
○佐藤(祐)分科員 そうしますと、地元の商店、商工会議所の方々、あるいは関係自治体の方々が、話は聞いたけれどもまだいろいろ質問があるとか、もう少し説明をしていただきたいという場合、あるいは、実際には商店会の幹部の方が聞きまして個々の商店の意見を集約するということがある、そういうこ...全文を見る
○佐藤(祐)分科員 その前に説明というのは一方的なものではない、質問には答えなければならないのだということでありますから、今のこともその延長で理解をいたします。  具体的には、私の地元になるのですが、東京の葛飾の問題なんです。葛飾といいますと、柴又の寅さんというのでよく知られて...全文を見る
○佐藤(祐)分科員 ぜひそういうことで厳格に指導をお願いしたいと思います。  特に、今挙げました中の一つで、青戸の京成ショッピングセンターについてお聞きをしたいと思います。  委員長、ちょっと図を見ていただきたいのですが、よろしいですか。
○佐藤(祐)分科員 これは東京都の都市計画事業としまして——これはここにずっと京成線が走っているわけです。それで、都市計画事業でいわゆる連続立体交差、それをやったわけです。ですから、線路は上に上がりました。下があいたわけですね。要するに単純に言いますと。その下を京成さんはこういう...全文を見る
○佐藤(祐)分科員 今の最後の御答弁の算定基準というのはどういうことですか。
○佐藤(祐)分科員 届け出が行われた段階でいろいろ判断をするということをおっしゃいましたが、ぜひこの実態に即してといいますか、形式的には五つのブロックで二種になるんだという解釈でありますけれども、実際には一つの大きな店舗として機能するわけですね。だから、そういうことでぜひ実態に即...全文を見る
○佐藤(祐)分科員 もう一つ、この京成の関連でお聞きをしたいと思います。  先ほども申し上げましたように、都の都市計画事業ということでやられたのです。その高架下をどう使うか、これはまだかなり慎重な検討が必要な問題じゃないかというふうに私は思うのです。地元の方の意見では、とにかく...全文を見る
○佐藤(祐)分科員 時間が最後になってまいりまして、最後になりましたが、大臣にお聞きしたいと思います。  大型店の出店は、周りの中小の小売店に影響は大変大きいわけであります。共存共栄ということを通産省は言っておられますし、そうなれば望ましいのですが、実態はなかなかそうもいかない...全文を見る
○佐藤(祐)分科員 では、時間です。終わります。
03月24日第104回国会 衆議院 逓信委員会 第5号
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○佐藤(祐)委員 御存じのように、ことしは国連で決められた国際平和年であります。NHKはこれまで、昭和五十四年の国際児童年、五十六年の障害者年、五十八年のコミュニケーション年、そして昨年の国際青年年に、キャンペーン番組としてスポットを頻繁に流すとか特別企画を組むなど意欲的に取り組...全文を見る
○佐藤(祐)委員 今の答弁、かなりひっかかりますね、お祭り騒ぎでやるようなものではないとか。そうしますと、これまで国連が決めた国際児童年だとか障害者年とか青年年のスポットはお祭り騒ぎということになるのですか。もちろん平和の問題は非常に大事な、まさに人類的な大きな課題です。しかし、...全文を見る
○佐藤(祐)委員 平和の問題が非常に抽象的だとかいう答弁でしたが、私はそうではないと思うのですね。戦争か平和かというような表現で極めて具体的なわけです。特に、私は昨年も言いましたが、日本は唯一の被爆国だということであります。核兵器をなくしてもらいたい、こういう願いが大変強いわけで...全文を見る
○佐藤(祐)委員 今の答弁は結構でございます。  しかし、最初に申し上げましたスポットなどキャンペーン的、継続的な企画、これについて川口さんの答弁はああいうことでありましたけれども、やはり研究していただきたい、工夫をしていただきたいと思うのです。ですから、会長さんにこのことはお...全文を見る
○佐藤(祐)委員 では、それはぜひお願いをいたします。  次に、放送衛星の問題でお聞きしたいと思います。  午前からの議論で、二月に打ち上げられましたBS2bは、今のところ順調に来ておるということであります。今度また失敗するようなことがありましたらそれこそ大問題でありますから...全文を見る
○佐藤(祐)委員 もう少し質問にずばり答えていただきたいのですが、私がお聞きしましたのは具体的なんですよ。順調にいけば放送開始が十月からの予定ですね。その場合に、二チャンネルを使ってどういう新しい放送を考えておられるのかということなんです。今の御答弁のような経過じゃないのです。 ...全文を見る
○佐藤(祐)委員 今の会長の御答弁ですと、さしあたっては地上で出しているものは、難視解消という大目的だから基本的にすべて衛星からも放送する。しかし、将来いろんな変化もあるだろうから、それにとらわれずに考えていくこともあるんだということですね。その点で私はやはりきちっとしておく必要...全文を見る
○佐藤(祐)委員 この問題でもう一つだけ、これは大臣にお伺いしておきたいと思うのですが、衛星から放送電波が流れるようになりまして、しかし果たして実際に難視聴地域の難視が解消されるのだろうかという問題が残るのですね。つまり、受ける側が設備を整えなければならぬという問題なんです。これ...全文を見る
○佐藤(祐)委員 大臣への質問が続きますが、同僚委員に対する先ほどの答弁で、言論報道の自由はしっかり守られなければならぬ、NHKの経営の自律性、自主性も確保されなければならぬ、番組内容についても自主性が保持されなければならぬという御答弁がありました。これは権力の介入、干渉というこ...全文を見る
○佐藤(祐)委員 大事な問題ですので、重ねてもう一度真意を確かめておきたいことがあります。  それは「マスコミ市民」という雑誌があるのですが、これの二月一日付に「「11PM」の国家秘密法案批判に圧力をかけた自民党と民放経営者の弱腰」という記事が載っているのです。この中でこういう...全文を見る
○佐藤(祐)委員 では、またNHKの問題でありますが、最近臨時行政改革推進審議会の特殊法人問題等小委員会がNHKについて郵政省からヒアリングを行った。NHKの業務などについて見直し作業を進めているというふうに聞いているわけです。NHKの経営の自主性、それからきょう議論されておりま...全文を見る
○佐藤(祐)委員 特別に配慮しているということで、経営効率化の観点からのみ検討しているというふうにおっしゃいましたが、実際にはそうじゃないのですね。  最近の報道によりますと、地方局を一県一局にするとか、経営委員会の活性化などを求める業務見直し案をまとめたというふうに報道されて...全文を見る
○佐藤(祐)委員 それは行革審がやることではないのです。NHKがやればいいのです。国民の受信料で賄われているということは、つまり財政的にも政府からも独立してやるということなんですね。実際に一県一局だとか、とんでもない話だ。どこに放送局を配置するか、そこは取材が重点か営業が重点かと...全文を見る
○佐藤(祐)委員 行革審が対象にすべきではないということを再度強調して、終わります。
04月03日第104回国会 衆議院 逓信委員会 第6号
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○佐藤(祐)委員 今回の電波法の一部改正、その三十七条関係は、海上における人命の安全のための国際条約関連であります。私たちも必要なものだと考えております。  もう一つの五条関係、外国性排除の緩和に関してでありますけれども、幾つかただしたいと思います。  この五条改正は、陸上に...全文を見る
○佐藤(祐)委員 具体的に米側の要求についてお聞きをしたいのですが……。
○佐藤(祐)委員 例えば日本経済新聞によりますと携帯用データ通信のシステム、そういうものを使いたいのだということのようであります。これは一月十日付の日本経済新聞に詳しく載っているのですが、アメリカのモトローラ社というところが開発したポータブル・データ・ターミナル、KDTシステムと...全文を見る
○佐藤(祐)委員 そうすると、今のことを含めて、いずれにしましても最初に答弁された、あくまで自営のためのものだ、自営通信に限定しているのだということですね。その点をもう一度確かめたいのですが、問題は、こういうことが進む中で業として営まれるというようなことがあってはならぬのだと思う...全文を見る
○佐藤(祐)委員 一つ確認をしておきたいと思います。  これまでもかねがね言われておることですが、電波というのは有限希少である。しかも、我が国の現状では大変込んでいるといいますか、逼迫しているわけですね。したがいまして、外国性排除の緩和を進めていくという場合にも、国民の電波利用...全文を見る
○佐藤(祐)委員 今の原則と関連するわけですが、次にOTHレーダーに関連してお聞きをしたいと思います。  OTHレーダーの問題は、国会でもたびたび取り上げられてまいりました。電波利用の面で、そういう側面から我が党の佐藤昭夫、山中郁子両議員も、参議院の逓信委員会などで取り上げまし...全文を見る
○佐藤(祐)委員 OTHレーダーの軍事面の問題につきましてはこの場での議論ではありませんので、きょうは電波面でお聞きをしていきたいのですが、今答弁がありましたように、海軍用で五メガヘルツから二十八メガヘルツということで、大体三メガヘルツから三十メガヘルツまでは短波帯ですね。これを...全文を見る
○佐藤(祐)委員 それ以外にも海難救助用とか漁業無線、アマチュア無線、相当いろいろ使われているわけですね。しかも、その波帯は今かなり込み入った状態になっているわけです。短波というのはもともと長距離通信にいいということで重要な波帯であります。ここにOTHレーダーが割り込んでくるとい...全文を見る
○佐藤(祐)委員 ちょっとそれがおかしいと思うのです。先日来郵政省は承知していないという答弁なんです。もちろん、直接何も聞いていないということなんだろうと思いますが、これだけ大問題になっているわけですよ。国会でも予算委員会その他でも取り上げられ、当委員会でも取り上げられたというこ...全文を見る
○佐藤(祐)委員 時間が迫ってきたようなので……。実はアマチュア無線の人たちも、これは大変心配をしているのですね。ハム仲間とかいろいろな方の間で今大問題になっていまして、運動も起きてきているのですね。  先日、デイリー読売ですか、これに「OTHレーダーはハムの敵」という投書まで...全文を見る
○佐藤(祐)委員 先日の答弁では、ソ連はそういう電波を出していないというふうに回答してきたというふうに答弁されたのですが、そういう文言の回答だったのでしょうか。
○佐藤(祐)委員 どうももう少しそれは正確に検討が必要だと思っていますが、必ずしも電波を発射してないという回答じゃないような気もするのですね。――それは譲ります。  時間がありませんので、結論的に最後。要するにウッドペッカーノイズについては、日本の郵政省としても困ったものだとい...全文を見る
○佐藤(祐)委員 じゃ、終わりましょう。
04月09日第104回国会 衆議院 逓信委員会 第7号
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○佐藤(祐)委員 最初に、郵便貯金振興会についてお聞きします。  いろいろやりとりがありました。最初に確認しておきたいのですが、今回の改正は、民間法人化せよという臨調の最終答申、これの具体化である、今度の改正によって臨調答申の趣旨は充足された、そういうことでしょうか。
○佐藤(祐)委員 この問題ではいろいろ経過のやりとりがありました。当初財団法人だったのが、問題があるという議論がありまして、昭和五十二年から認可法人になった。そのときに我が党は、もともと郵便貯金会館などは郵便貯金の剰余金で建てられておりますし、国民にとって福祉施設になっている、そ...全文を見る
○佐藤(祐)委員 運営の活性化ということですが、問題はやはりその中身だろうと思うのですね。臨調の最終答申では、その中身についても言及があるわけです。原則として会館の新設を行わないこととするとともに、会館運営については利用料金の見直しなどを進めるんだということが言われております。先...全文を見る
○佐藤(祐)委員 その辺がどうも考えが違いますね、認識が違うというのか。今答弁にありましたように、臨調の動機は民業を圧迫してはならぬ、つまり国民の側から見て会館のいい点は、比較的いい場所に建っておりますし、それから利用料金も比較的安いということですね。そのことが結局、民業との関係...全文を見る
○佐藤(祐)委員 最後の民間活力との関係はどうも論旨が不明確ですけれども、会館をふやすというのとはやはり衝突する概念だろうと思います。  後の問題もありますので進めたいと思いますが、私は結論的に、現在全国に十五カ所ある施設は大変いいわけですし、資料などでも非常に利用も多いという...全文を見る
○佐藤(祐)委員 関連して。大蔵省来ていただいていますね。お聞きをしたいのですが、大蔵省は一昨年十一月三十日付で「金融機関の資金獲得行為のあり方について」という事務連絡文書を出されました。これは各金融機関あてに出したわけですが、その内容、それと、なぜそういう文書を出したのか、経過...全文を見る
○佐藤(祐)委員 そういうものが出されておることは、郵政省は御存じでしょうか。
○佐藤(祐)委員 大蔵省にちょっと重ねてお聞きしたいのですが、そういう通達を受けて、全銀協とか相銀協が行き過ぎ自粛の通達を出しておりますね。その中で勤務時間の関係はどういうような内容になっておりましょうか。それと、大蔵省としてどういう指導をしてきておられますか。
○佐藤(祐)委員 土曜日もありましたね。
○佐藤(祐)委員 今度は郵政省にお聞きしますが、さっきの答弁では、土曜日も一日勤務にする、それから振りかえて平日の半日勤務をやるというような答弁があったですね。特にそのあたり、いろいろひっかかりが出てくるのですが、民間の金融機関の方はいろいろな経過がありまして、勤務時間外活動はで...全文を見る
○佐藤(祐)委員 少し違うのですね。必要やむを得ない場合はやるということで、それは実際にやられております。それから、休日出勤で今読み上げた項に続けて「時間外集金」というのもあるのですが、「今後とも時間外集金については全廃することを目標として、」整理していく。時間外は全廃する、こう...全文を見る
○佐藤(祐)委員 結局、これまでは民間の方ではできるだけ時間外はやらない、必要に限るということで自粛をやってきているわけですね。ところが、今度は郵政省の方はまさにその時間帯に、七時あるいは九時までという――九時までなんというのはまあ論外だと思うのですが、そういうところまで大々的に...全文を見る
○佐藤(祐)委員 最後に大臣に要望したいわけですが、大いに貯金をふやしていこうということ自体は結構かと思いますし、また、ニーズにこたえなければならぬという側面はあります。しかし、夕方の食事どきとか夜九時までというところまで広げていくのは非常に常識に反すると私は思うのですね。そうい...全文を見る
○佐藤(祐)委員 これまで対応してきた超勤などによる対応も可能でありますから、一斉に勤務時間をずらすとか九時までの超過勤務とか、そういうことはぜひなしにしていただきたいということを重ねて申し上げて、終わります。
04月16日第104回国会 衆議院 逓信委員会 第8号
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○佐藤(祐)委員 今回の改正案は、全体としまして国民へのサービス向上、利便を図るというものでありますので、結構だというふうに思っております。  改正案に関連して確かめておきたいことが一、二ございます。  午前からの審議で相当やりとりになったのですが、書留でない小包についての損...全文を見る
○佐藤(祐)委員 省令で定めるということですが、その際に、三千円から五千円ということじゃなくて考えてもらいたいという趣旨です。やはり第一は、そういうお考えの中には、これまでの統計上から見て、この程度棄損があるというようなことから予算の組み立てなんかもあるのだろうと思うのですが、そ...全文を見る
○佐藤(祐)委員 実は私も長らくそう思っておったのですが、どうも違うらしいのですよ。ちょっと郵務局長、正確なところを。
○佐藤(祐)委員 封書は。
○佐藤(祐)委員 つまり、今の答弁は、はがきの場合、二分の一以上でも書けるんだということですね。それから、封書の場合もそれは限定はないのですか。
○佐藤(祐)委員 これは本当に私も知りませんでして、ずっと二分の一かと思い込んでいたのですよ。そうしたら、コマーシャルじゃありませんけれども、知っている人は皆知っているというか、こういうはがきが現にあるのですね。これはある会社の読者サービスの調査のカードです。これはあて名以外が、...全文を見る
○佐藤(祐)委員 まさに局長答弁にありました、官報に載れば知っているはずだというのはおかしいので、そこは変えてもらう必要があると思う。この問題は郵便局に表示するだけでもかなり周知すると思うのですよ、はがきを買いに来るわけだから、あるいは切手を買いに来るわけですから。そういうことを...全文を見る
○佐藤(祐)委員 特定局の問題をお聞きしましたので、関連してお聞きしておきたいことがあるのですが、郵政省は、昼休み時間の窓口をあける問題、窓口を三十分、貯金と保険についてもあけていく方針だというふうにお伺いしております。これは利用者から見れば便利になるということなんですが、同時に...全文を見る
○佐藤(祐)委員 労働条件の維持という点はぜひ考慮してやっていただきたいということを言っておきたいと思います……
○佐藤(祐)委員 利用者の点からは便利になっていいわけですが、労働者の犠牲の上では困るわけですから、おっしゃったように、労働条件をしっかり確保するということでやってもらいたいと思います。  それから、サービス改善に関連する問題で一、二お伺いしておきたいと思いますが、書留というの...全文を見る
○佐藤(祐)委員 とめ置きの比率が非常に高いのですね。練馬局でいいますと一四・九%になりますね。それから江戸川の葛西局の場合は二〇%強。結局、不在だということで二割が持って帰られるというのが実情になっているわけです。その中には、さっき言いましたようなケースもあるわけです。これはぜ...全文を見る
○佐藤(祐)委員 ちょっとふざけたような答弁で僕は腑に落ちぬのですね、映画の題名などを言いまして。実際に困っている実情があるわけですからね。配達している労働者からそういうことが提起されているわけです。五九・二以降実情はこうなっておる、不本意な配達状態になっているんだということを現...全文を見る
○佐藤(祐)委員 時間が来ましたので、ちょっと用意したことがありましたが、終わります。
04月23日第104回国会 衆議院 逓信委員会 第10号
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○佐藤(祐)委員 私が今挙げました二つの基本的な点、この点はそういう認識でいいと思うのですが、重ねてお伺いします。つまり、公権力の介入を拡大しようとするものではないのだ、あくまで限定的なものだというのが第一点ですね。第二番目には、法改正をしても当事者間の協議が基本だ、裁定は万やむ...全文を見る
○佐藤(祐)委員 基本点はそういうことだと思いますが、関連して幾つかお聞きをしておきたいと思います。  これまでに再送信に同意しない事例が、区域内で六、区域外再送信で十六、合わせて二十二あるというふうに聞いておりますが、これまでにあっせんで解決したもの、これは幾つぐらいあるので...全文を見る
○佐藤(祐)委員 そういう努力が足りないんじゃないかというようなことも質疑の中でありました。ぜひ十分な努力をされるように、これは希望をしておきたいと思います。  関連しての問題では、裁定に当たっては審議会に諮問するということになっております。その場合、裁定をするわけですが、この...全文を見る
○佐藤(祐)委員 私がお聞きしましたのは、その判断の、どういう理由でこういう判断が出たんだという事柄が国民に知られるようにする必要があるということを言っているのですが、その点、いかがですか。
○佐藤(祐)委員 具体的な問題であと一、二お聞きしておきたいのですが、NHKはこの再送信同意に当たって受信料の問題が一つありますね。受信料収納に協力してもらいたい、こういう条件といいますか、そういうものを出しておる。もう一つは総合、教育それからまた衛星放送、こういうものを再送信し...全文を見る
○佐藤(祐)委員 もう一点の方はどうですか。総合、教育、それからできれば衛星も丸ごと再送信してもらいたいということをNHKは言っているわけですね。これは受信料との絡みがあると思うのです。例えば総合しかうちはやらないと言えば、受信料は取れなくなるというような問題もあるいはあるのかと...全文を見る
○佐藤(祐)委員 正当な理由の問題、いろいろ議論されているので関連でお聞きしたのですけれども、受信者の立場からいえば、総合も教育も再送信されるのはいいとは私も思うのです。しかし、実際にそれが同意しない場合の正当な理由になるのかどうかということを今はお聞きしておるわけです。
○佐藤(祐)委員 私も実際には起こりにくいとは思うのですが、もし起きると受信料は取れないということが起きてきますので、一つのチャンネルしか放映されていないのだから、受信料は払わなくてもいいのだという論理も出てくるわけですね。そういう問題が起こり得るということをちょっと考えておく必...全文を見る
○佐藤(祐)委員 放送行政についての我が党の見解は、いろいろな機会に述べてきております。言論、報道の自由に直接かかわるものでありますから、本来、行政による監督とか規制は極力排除されなければならぬというふうに考えておるわけです。  今回の法改正では、「テレビジョン放送等の再送信の...全文を見る
○佐藤(祐)委員 今私の聞いた意味がきちっとおわかりいただいた上での答弁でしょうね。つまり、NHKの場合は局によってローカルの放送内容が違うわけですよ。NHKは区域内再送信の義務化ということを言っているんだと思うんですよ。それについては、必ずしもそういう見地はとらないということで...全文を見る
○佐藤(祐)委員 じゃ、次の問題にいきます。テレトピアの関係でお聞きをしたいのです。  郵政省は、テレトピア構想はニューメディアが家庭、経済、地域社会に及ぼす効果や影響、問題点を実体験を通じて把握していく、そういうパイロット的な構想であるということで進められておるわけです。私は...全文を見る
○佐藤(祐)委員 具体的なケースをお聞きをしたいのですが、鹿児島の例なんです。去年の十月に指定されたということですが、ここではどのようなシステムが考えられているか。それから推進法人の名称。県や市の出資額。基盤技術センターからも出資が予定されているようですが、それぞれ幾らか。事業は...全文を見る
○佐藤(祐)委員 この問題をお聞きしますのは、今の答弁以外に出資は県と市からも一千万円ずつ出ているということですね。この鹿児島がモデル都市に指定される以前から、実は住宅情報社という、小さな企業のようですが、ここがLOVEシステムという名称で、市内の中心街でビデオテックスを始めてお...全文を見る
○佐藤(祐)委員 極めてお役所的な答弁だと思うのですが、実際にその申請には、どういう事業が現に行われているかということも報告する項目まであるのです。しかし、それからもどういうわけか除外されているわけです。私はこれは大変おかしなことだと思うのです。  こういう問題ですから、最後で...全文を見る
○佐藤(祐)委員 終わります。
11月26日第107回国会 衆議院 逓信委員会 第2号
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○佐藤(祐)委員 焦点になっております少額貯蓄利子非課税制度の問題につきましては、午前中から繰り返し質疑がありました。制度は存続させるという大臣のかたい決意の表明もありましたので、私の方でもう繰り返しません。ただ、庶民のせめてもの貯蓄の利子に対する大衆課税、こういうものについては...全文を見る
○佐藤(祐)委員 質問は具体的にお聞きしておるので、具体的にお答えいただきたいのです。  郵政省はNTTにつきましても指導監督するという立場にあると思います。それで、今お聞きしたのは、一カ月一万七千五百円に見合う収入がないものは整理する、その始めとして一カ月当たりの収入額が三千...全文を見る
○佐藤(祐)委員 NTTにお聞きします。  国会答弁で、撤去するのは二千円以下だということを言っておられます。このこと自体についても後で触れたいと思いますが、先ほど参考人の答弁でも二千円以上は対象外だということがありました。ところが、実際には二千円ではなくて三千円以下は撤去する...全文を見る
○佐藤(祐)委員 そうした場合、実際にはこういう電話局が現にあるわけですね。王子局です。これは調べれば一分でわかることです。こういうことがあった場合には、では、当然是正の指導をする、是正の措置をとるということでしょうね。はっきりお答えいただきたい。
○佐藤(祐)委員 私、今回の委託公衆電話の撤去については非常にいろいろ疑問が多いわけです。今言ったのもその一つの例ですね。電話局によっては拡大解釈をどんどんしていく、エスカレートする、こういう危険があるわけです。こういう点では、国会での答弁と実態が違うということになりますと、国会...全文を見る
○佐藤(祐)委員 その点は私の方から既に申し上げてあるわけですよ。NTTの独自の一種、二種の分類の仕方に問題があるのじゃないかということですね。やはり内容を見て分類が必要ではないかということも言ってあるわけですから、今の答弁は全く無意味だと思うのです。そういうことではなくてきちっ...全文を見る
○佐藤(祐)委員 だからNTTが国家なりというのか、そういう感じがするのですよ。すべてNTTが決めて——そんなことどこにも書いてないですよ。NTTからいただいた資料に、福祉施設とは何と何だというような限定は書いてないですよ。しかも、敬老館というのは明らかに福祉施設なんですよ。区役...全文を見る
○佐藤(祐)委員 病院で……。
○佐藤(祐)委員 つまり、二種ですか。
○佐藤(祐)委員 だから、六万一千台あるうち何台が一種かと聞いているのです。
○佐藤(祐)委員 区分けをしていないとはどういうことですか。答弁にならないじゃないですか。では、全部一種なら全部残すのですか。
○佐藤(祐)委員 そんなことはわかっているのですよ。だから、病院の場合、具体的に一種があるのかどうかと聞いているのですよ。
○佐藤(祐)委員 実におかしな話だと思うのですね。そういう分類もしていなくて、ともかく撤去するんだ、二千円で切って撤去するんだという、結局基準はこれしかないんですね。非常に乱暴な、公共性とか福祉とか言っているけれども、中身が伴っていないじゃないですか。本当にそう言うのなら、やはり...全文を見る
○佐藤(祐)委員 もう一点だけNTTにお聞きします。  先ほどの答弁で、話し合いがついたものについて撤去しているということはありました。これはいろいろ要望が出て、公共的な施設その他のケースがあると思いますが、話し合い中にあるいは話し合いがつかないのに強引にやるということはありま...全文を見る
○佐藤(祐)委員 今後のことです。
○佐藤(祐)委員 この問題で、最後に大臣にお聞きをしたいと思います。  病院で患者さんが使われるような公衆電話を撤去するとか、それからお年寄りのための福祉施設からも今のような何かあいまいな分類で情け無用に取る、こういうことでは公共性が継承されるということにならぬと思うのですね。...全文を見る
○佐藤(祐)委員 時間がありませんので次の問題に移ります。  郵政省の同和対策についてです。私たちは以前から郵政省の同和対策のありようについて問題点がいろいろあるということを言ってまいりました。去る八月には総務庁長官の諮問機関であります地域改善対策協議会の基本問題検討部会の報告...全文を見る
○佐藤(祐)委員 時間がありませんので簡潔にお答えをお願いします。  次に、この人事部長の文書では「同和対策は省の責任において実施するものであり、これについて、労働組合との団体交渉に相当する「交渉」等をサークルと行うことはありえない。」こうされております。実際にはいろいろやられ...全文を見る
○佐藤(祐)委員 お聞きしましたのは、労働組合とやったのと同じような交渉をするのかどうか。そういうものはあり得ないんだというようにこの文書では言っておるのですが、その点はどうかということです。
○佐藤(祐)委員 どうもちょっと、どう言いますか、はっきりしませんね。意見を聞くというのは当然ですよ。いろいろな職員から意見があればですよ。そうじゃなくて、特定のサークルに対しては団交をやっているのですよ、簡単に言えば。団交の確認文書まで現にあるのです。これは大阪の北の方のある郵...全文を見る
○佐藤(祐)委員 では、あなたはどう考えるのですか。本省の責任者として、そういうことをやるのが好ましいと思うのか。サークルは労働組合とは明らかに違うわけですね、任意団体にしかすぎぬわけですよ、どうも逃げ腰のようですが。
○佐藤(祐)委員 もう質問時間が最後になりましたから、では最後の質問にします。  近畿の実態というのは本当に大変なことなんですよ。これは私は実際のことをよく知っているのですが、この解放研のメンバーに対して勤務解除というのをやっているのですね。勤務をさせない、勤務を解除する、勤務...全文を見る
○佐藤(祐)委員 今の御答弁ではちょっと不満でありますけれども、大変よくない役割を果たしておって、同じ職員の中からも、例えば勤務解除なんかについては強い批判が出ているのです。指導部に対しても批判が出ているわけですよ。だからそれを是正していく、正常化するということが課題でありますか...全文を見る
11月27日第107回国会 衆議院 逓信委員会 第3号
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○佐藤(祐)委員 決算、予算に大きく係る問題としまして、衛星放送の問題でお尋ねをしてまいりたいと思います。  きょうもいろいろ議論がありました。BS2bもまた故障をするとかいろんなことがありまして、議論があったわけであります。私は、この衛星放送、放送衛星の問題ですね、ずっとこの...全文を見る
○佐藤(祐)委員 概略はわかりました。  それで、このNHKの放送衛星計画に関する委員会、これは私も非常に関心を持っておるわけなんですが、この委員会の目的、検討項目といいますか、そういったものと、また、九月十七日に第一回会合を開かれたというふうに聞いておりますが、それ以降何度開...全文を見る
○佐藤(祐)委員 今お話がございましたが、放送衛星自体の問題その他いろいろ検討を始めておられるということですが、まず何といっても放送衛星そのものが安定するといいますか、信頼できるものでなければならぬ、これは絶対の条件だと思うのですね。同時にほかにも、会長もちょっとおっしゃたのです...全文を見る
○佐藤(祐)委員 私が申し上げた一つのポイントは視聴者ですね。多くの視聴者の方が疑問を持ったりしておられるわけですから、そこをひとつ重視して考えていただきたいということであります。  きょうは余り時間がありませんので一、二あとお聞きしようと思います。  一つは放送内容といいま...全文を見る
○佐藤(祐)委員 今の問題、もっと詰めたい問題があるのですが、ちょっと先へ行きます。  ハイビジョンの問題が実際上普及上の問題として私は大きいだろうと思うのです。NHKとしてはハイビジョンをやりたいということはあるわけです。あるわけですが、ともかく放送受信のためにはパラボラアン...全文を見る
○佐藤(祐)委員 あとは費用分担の問題とかお聞きしたかったのですが、もう一つ別の問題、受信障害の問題でお聞きしたいと思いまして、建設省にも来ていただいていますので、そちらに進めます。  いわゆる都市再開発が進みましてどんどんビルが建っていく、簡単に申し上げますと。そうしますと難...全文を見る
○佐藤(祐)委員 建設省にお聞きします。  建設省は、昭和五十四年十月十二日に「公共施設の設置に起因するテレビジョン電波受信障害により生ずる損害等に係る費用負担について」という事務次官通達を出しておられるわけですね。この中で、共同受信施設の維持管理費の費用負担は二十年とするとい...全文を見る
○佐藤(祐)委員 難視聴地域が広がるというのはNHKの方も大いに関係をしてくるわけですが、今の説明でもなぜ二十年かという説明は結局ないわけですよ。私は、二十年たてば何らかの理由で受信障害が消えてなくなるというようなことは現在のところではあり得ないと思うのです。もっとも、どんどんビ...全文を見る
○佐藤(祐)委員 これで終わりますが、今申し上げたように、勝手に年限を切るというようなことじゃなくて、障害がある限りは、この解決に原因者責任で当たっていっていただくということを重ねて強調して、終わります。