佐藤祐弘

さとうすけひろ



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佐藤祐弘の1987年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月24日第108回国会 衆議院 逓信委員会 第1号
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○佐藤(祐)委員 最初に、売上税の問題で相当やりとりがございました。私たちももちろんこの売上税には反対であるわけですが、導入されると六十三年度予算で六十一億円というような出費増になるというお話でありました。これは大変な負担だというふうに私思うのです。一層の経営努力で吸収するという...全文を見る
○佐藤(祐)委員 六十二年度から六十三年度に五十八億円の繰り越しがあるという予定になっておりますが、仮に六十億円の売上税による出費増となりますと、繰越分もすべて食ってしまうということになるわけであります。  これは大臣にお聞きしたいのですが、NHK予算に付されています郵政大臣の...全文を見る
○佐藤(祐)委員 どうも少しあいまいな答弁のような気がしますが、この問題は本当に深刻なんですね。ですから、六十億円といいますと、例えば新規契約ですと新たに五十万とらなければならぬ。今度の予算案でも四十二万件の新規契約を予定するということになっていますが、もしも来年度で値上げなんと...全文を見る
○佐藤(祐)委員 具体的な問題でお聞きをしたいことがあるのですが、NHKではことしの十月以降放送する予定のアニメーション「三銃士」というのを準備しておられるわけであります。これは今御答弁にありましたNHKエンタープライズが制作するということになっておるわけですが、実際の作業のかな...全文を見る
○佐藤(祐)委員 どうも説明の中で自己矛盾を来していると思うのです。民放のアニメよりも劣っておるというふうにおっしゃっておりますが、民放のアニメというのも日本の国内の業者がほとんどつくっているわけですね。だからそれは、人を引きつけるよりよいアニメをつくる論拠にはならない、それを韓...全文を見る
○佐藤(祐)委員 韓国のアニメが非常に優秀だというお話でした。日本に匹敵するか場合によっては凌駕するという。私はそうは思っておりません。評価の点で違いがありますが、結局のところは低コストであるというところが一番の動機であろうと思うわけです。でなければ日本のアニメ業者に頼めばいいわ...全文を見る
○佐藤(祐)委員 国際協力も結構ですが、やはりNHKは日本の文化に責任を持っておると私は思うのですね。今の答弁で、大部分を韓国に外注するわけではないというようなお話がありましたが、しかしその答弁の中でも、半分近い部分を国内の業者にお願いするんだという答弁でしたね。つまりは半分以下...全文を見る
○佐藤(祐)委員 いいものが安くできればこれは一番いいわけです。これは私も異論はありません。しかし同時に、ただ安い、値段の比較だけでどんどん外国に外注をしていくという姿について私は意見を持っています。そうであってはならない。やはり日本の文化を育てるということも、とりわけNHKは公...全文を見る
○佐藤(祐)委員 どうもその効率第一主義というのは私は反対です。そうであってはならぬということをさっきから申し上げておるのです。  しかも今回の場合は、そういうふうにおっしゃるなら、では事前にコスト調査をやられたのですか、額を言ってみてくださいよ。その部分を、動画以降の部分を韓...全文を見る
○佐藤(祐)委員 その数字は私自身は確認はしておりませんけれども、わずかなそういう額であれば、僕は日本のアニメ関係者に発注をすべきであるという考えを重ねて申し上げておきたい、そういうふうに思います。そうでなければ同じことですよ。外が安いからといってどんどん出ていけば、日本の文化は...全文を見る
○佐藤(祐)委員 たしか概算要求の段階では、「映像情報サービスの高度化に関する調査研究」ということで、三百万円でありますが、入っておったと思うのですね。これはどうなりましたか。
○佐藤(祐)委員 大事な問題が、もともと三百万円というのは非常にささやかな要求だというふうに思っておったのですが、それさえも削られるということで、大臣としても大変遺憾なことじゃないかというふうに私は思っているのですよ。  こういう運動を進めておられる方の機関紙があります。「ビデ...全文を見る
○佐藤(祐)委員 次に言論、報道の自由に関連してお聞きをしたいと思うのです。  NHKは、郵政大臣経験者や通信部会長を含む自民党の放送、マスコミ関係議員といいますか、こういう一定の有力メンバーとの間で放送懇談会というものを開いておられます。これはいつごろから開かれるようになった...全文を見る
○佐藤(祐)委員 今の点で、そうしますとこれはNHKから要請されたのではなくて、自民党の方の議員の側から要請されているということでありますか。
○佐藤(祐)委員 昨年は十一月五日に東京プリンスホテルですね。これは会長は海外出張で出ておられないようですが、一昨年はやはり十二月五日に赤坂プリンスということで、最近はかなり定期的といいますか開かれているようでございます。私的とも言われましたけれども、片や天下の公党、わけても政権...全文を見る
○佐藤(祐)委員 記憶にございませんというのは大概よくないときにある言い方でありまして、そのほかにも、例えばドラマについてとか各分野にわたっているのですよ。「ドラマに、反戦・反核・反安保・日本人の残虐性などを不自然に強調した部分が目につく」というようなことが言われておりまして、具...全文を見る
○佐藤(祐)委員 会長にしては珍しく前から後ろからというようなお話までございましたが、これは、こういうことが行われているということを知って大変懸念をしている人が相当おられるわけですよ。それはほかでもなく、政党と懇談するといっただそういうことだけでなくて、与党、政権党のしかも郵政大...全文を見る
○佐藤(祐)委員 では、終わります。     〔関谷委員長代理退席、委員長着席〕
05月14日第108回国会 衆議院 逓信委員会 第2号
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○佐藤(祐)委員 朝からの質疑、随分いろいろございまして、若干重なるようなところも出てくるかと思いますが、御了解をいただきたいと思います。  まず、大事な問題なので最初に唐沢郵政大臣にお尋ねをしたいと思います。  国民が大変強く反対したマル優制度の廃止、これが売上税と同時に廃...全文を見る
○佐藤(祐)委員 この問題は引き続き廃案の方向が進んでいるとはいえ、先日の参議院での中曽根首相答弁などをお聞きしておりましても、まだまだ執念を燃やしておられる、再浮上のおそれが大変あるというように私は感じております。  そこで、それに関連しまして唐沢大臣は、三月の衆議院の予算委...全文を見る
○佐藤(祐)委員 今の時点で大臣はそういう御答弁になるということでもあるわけですが、しかし考え方自体について、私はやはりこれは大変問題があるというように思うわけです。  といいますのは、大臣あてに昨年の十月郵政審議会の答申が出されました。中身もとっくによく御存じのはずですが、こ...全文を見る
○佐藤(祐)委員 郵政審答申を尊重すると言われながら、ある部分については尊重するけれども、一番の最大関心事の部分については郵政審答申がまさに否定した考え方、その見地でこのところ進んでこられているというのは、私はやはり答申を尊重したことにはならないと言わなければならぬと思うのですね...全文を見る
○佐藤(祐)委員 ちょっと抽象的ではっきりしない。これからいろいろ具体的に計画を進めていくということですから、はっきりしないこともやむを得ない面が一つはあるかと思うのですが、国民から見ますと今度の改正は、要するに国民にとってプラスかどうか、これが大きな関心事ですね。郵政省が財テク...全文を見る
○佐藤(祐)委員 具体的なことで少しお聞きしておきたいのですが、仮にこの利子非課税制度が廃止される、二〇%の課税が行われるというようなことになった場合、郵貯の利用者が年間に支払う税額、平年度ベースでどのくらいになるか。
○佐藤(祐)委員 私は、郵便貯金、国民の本当に零細な貯金、こういうものはどう使うのかという問題、非常に大事な問題だというふうに思っているわけです。  現在は、これまでは郵便から運用部資金に入って、この中で大きな部分を占めているわけですね。それでいろんなことをやっていくということ...全文を見る
○佐藤(祐)委員 やはりその点で私から言えば考え方が逆立ちしている。まず高利運用というところへ、利ざやをいかに大きく稼ぐかというところに行っておりまして、この資金を国民本位にどう活用するかということには運用面がなっていないと思うわけです。  具体的にもう一つお聞きしておきますが...全文を見る
○佐藤(祐)委員 運用面と関連するのですが、大体金融自由化対策資金というふうに銘打たれてもおりますし、金融自由化に的確に対応していくためにこの自主運用をやるんだということになっておるわけですが、金融自由化の中でも関心の強い金利の自由化ですね、これについてはどういうふうに進展するで...全文を見る
○佐藤(祐)委員 確かに大口の方が先行しましてずっと進んできている、だから小口も早くやれという意見が強いわけでありますが、じゃ本当に小口預金が自由化された場合、具体的にはどういう数字になっていくんだろうかというのがやはり関心のあるところですね。そのあたりについて聞かせていただきた...全文を見る
○佐藤(祐)委員 一般の人の間で、自由化になれば高くなっていくんだろうという期待感がやはりあるわけですが、もちろんこれは市場連動型になっていくわけですから、それが永続的に続くということは到底言えないわけですし、いろんな問題があるのですが、当面はどういう見通しを持っておられますか。
○佐藤(祐)委員 会利の問題では、アメリカの要求で低く抑えられているといった問題もありますから、アメリカの干渉的な要求、これを排除するだけでかなり変わるんだというふうにその問題では考えてはおります。  関連もしますが、具体的な問題で一つ要望したいことがあります。それは定額預金で...全文を見る
○佐藤(祐)委員 今は見直しという言葉がありましたが、見直しの対象になっているということですか。私は、堅持してもらいたい、堅持すべきであるということを申し上げたのですが、ちょっと今の御答弁ははっきりしない。
○佐藤(祐)委員 全銀協あたりからいろいろなことが言われているようでありますが、今の局長答弁は見直しを慎重にするということで、固持をしていく方向だというように理解をしておきます。  ところで、アメリカの場合は金融自由化が一足先に進んでいっているわけですけれども、アメリカの場合で...全文を見る
○佐藤(祐)委員 金利の上昇の問題の御答弁があったわけですが、もう一方で少額の預金については切り捨てるといいますか、そういうことも相当起きてきていると聞いているわけです。例えば百ドル以下はもう利子は支払わない、それどころか逆に預け入れの手数料を取るというようなことですね。例えば最...全文を見る
○佐藤(祐)委員 最後に。ちょっと今の答弁は不満であります。コストというのは少額なほど割高にはなるわけですよ。しかし、元来は、郵便貯金の場合は少額な国民の貯金を奨励するというような趣旨でもありますから、できるだけそういうものが付加されていかないように、これは要望といいますか、要求...全文を見る
05月15日第108回国会 衆議院 逓信委員会 第3号
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○佐藤(祐)委員 今回の簡易生命保険及び郵便年金の積立金の運用に関する法律の一部改正案の一つのポイントは、社債、外国債の保有枠をそれぞれ従来の百分の十から百分の二十に広げるという点であります。その理由につきまして、現在資金の三分の一を充てている市場運用をさらに有利な運用を図りたい...全文を見る
○佐藤(祐)委員 ちょっと抽象的なので具体的に聞きたいのですが、その前に、今お話の中で株式の取得の方向というのは私はそう簡単にできる方向ではないだろうというふうに思っております。  具体的に、既に外国債について慎重にやらなければならぬという答弁がありました。慎重にも慎重を期して...全文を見る
○佐藤(祐)委員 先日、米国債、いわゆる三十年物の落札が大変注目されました。当初は生命保険などのいわゆる機関投資家は買い控えるのではないかと言われておったのが、ふたをあけてみると日本勢が四五%も落札したということで、大変話題になったわけです。  といいますのも、生保業界などはこ...全文を見る
○佐藤(祐)委員 この問題は今後もいろいろな影響を及ぼしていくと思いますし、こういう点は非常に慎重に対応されるべきだろうというふうに考えておりますが、この問題の背景として、ドル安防止に日本政府が動いているということはやはり事実だろうと思うのですね。先日の安倍。ベーカー会談ですか、...全文を見る
○佐藤(祐)委員 慎重にとか安全確実にという言葉は非常に強調されておるのですが、どうも進行しようとしている実態は必ずしもそうも言えないということを非常に感じるわけですね。  関連して、簡保年金事業団法の改正の問題ですが、これまでの福祉施設の管理運営という事業団の性格が大きく変わ...全文を見る
○佐藤(祐)委員 つまり、国の機関としてはやってはならぬという資金運用のやり方ですね。つまり元本補てんのない金銭信託はやってはならぬ、これはこうなっているわけですね。そこをすり抜けるために、事業団というのを別につくってそういう元本補てんのない金銭信託をやっていこう、端的に言うとそ...全文を見る
○佐藤(祐)委員 これは私は大問題だと思っているのです。結局、元本補てんのない金銭信託は国の機関でやらない、そう決めてきているには根拠があるわけでしょう。だから、あなたの個人的見解は別にして、国の方針としてはそういう資金運用はやらないということになっているのに、省みずからがその枠...全文を見る
○佐藤(祐)委員 どうも考えが私は違うと思います。そういう危険な方向に進む。なるほど事業団からは五・二で入ってくるという仕掛けにはなっていますが、事業団そのものが大変危険な可能性のあるそういうものに手を出していこう、むしろそういう目的で事業団をつくるという改正でありますから、これ...全文を見る
○佐藤(祐)委員 余りに実態を知らないといいますか、現場の長がないと言うのですから。局長と話をしたのですよ。休憩できる簡単なところはあるのです。休養室というのは、今もおっしゃったけれども、規則で「労働者かが床することのできる休養室又は休養所」をつくらなければならぬということですね...全文を見る
○佐藤(祐)委員 大変珍論を聞きました。休憩室があることは私も知っているのですよ。でも、休養室というのははっきりと違うんですよね。そこはそういう認識ではなくて改めていただきたい、そう思います。  それからもう一点。この規則では、「常時五十人以上又は常時女子三十人以上の労働者を使...全文を見る
○佐藤(祐)委員 ぜひそれは調べ直してください。一カ所しかないという資料をもらっているのだから。男女別はないと。これはそちらからいただいた資料ですよ。場所まで特定されているのです。貯金事務センターでいえば金沢、京都、下関、熊本、仙台、山形、簡保では岐阜、京都、高松、仙台、札幌、こ...全文を見る
○佐藤(祐)委員 最後重ねて、そういう答弁メモがあるのでしょうけれども、実態は違うんですよ。だから実態、事実を調べて改善していただきたいということを申し上げて、終わります。
05月18日第108回国会 衆議院 逓信委員会 第4号
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○佐藤(祐)委員 電気通信事業法が議題になっておりますが、同法運用に関連して、日本共産党の幹部に対する電話盗聴事件に関してNTTにお聞きをしたい。  昨年十一月に、東京町田市の日本共産党の緒方靖夫国際部長宅の電話盗聴事件が発覚しました。この事件は、緒方宅に通じるNTTの電話回線...全文を見る
○佐藤(祐)委員 電気通信事業法第四十一条で「通信の秘密が侵されないようにすること。」と明記されているのを初め、同法及び有線電気通信法の諸条で明らかのように、NTTは、今も御答弁ありましたが、利用者の通信保護の重大責任を負っている。ところが、実際にNTTがこの間とってこられた態度...全文を見る
○佐藤(祐)委員 今防止の問題でお話がありました。それは後ほどお尋ねしますが、現在私が指摘しているのは、即いきなり防止の問題ではありません。重大な盗聴事件が発覚した、これに対して真相究明の努力をほとんどやっていないじゃないか、この問題であります。  この問題で加えて言いますと、...全文を見る
○佐藤(祐)委員 その点で、地検の特捜部から事件に関連してその点を聞かれた、こういうことですね。
○佐藤(祐)委員 町田署は誘拐事件の演習とかなんとか言っていたという説明でありましたが、これはやはりこの盗聴事件に関係があるのではないかという重大な疑惑で特捜部が町田局にただしたものであります。ですから、またこれは何とも特定できていないということでありまして、もしこれが盗聴工作の...全文を見る
○佐藤(祐)委員 私が問題にしておりますのは、告発をしないNTTの言い分はこれまでにも聞いております。しかし、そういうことが満たされなければ告発できないというものでもないわけです。現に課長が現場で現認して、これは普通はゼロオームであるべきものが三百五十オームという異常な高さを示す...全文を見る
○佐藤(祐)委員 そんな言いわけは通用しません。では、ここへ連れてきてもらってもいいのだ。それはいろいろ手続が要りますが。現に上田副委員長自身が大森局長に聞いたのですよ。知らないと言ったのだから。NTTが高原、戎谷事件で告訴、告発したかどうか、そのことさえ知らない。  だから、...全文を見る
○佐藤(祐)委員 今回の盗聴事件につきましては、マスコミの各紙も大きく取り上げております。それはやはり問題が通信の秘密、基本的な人権にかかわる問題である、あるいは公党の幹部で現職の国会議員ということで、これは政治活動の重大な基本にかかわる、議会制民主主義の基本でありますから、自由...全文を見る
○佐藤(祐)委員 私が言いましたのは、別に取り違えて言っているわけではなくて、これまでの折衝の過程で、現にそういう発言があったわけです。名前は申し上げませんが、NTTの本社にこの問題の対策グループとしてつくられたメンバーの方です。衆議院の第一議員会館の部屋でやりましたが、そのとき...全文を見る
○佐藤(祐)委員 それでは、事業法の一部改正に関連して郵政省にお伺いをします。  これは午前からいろいろやりとりがありました。私たちは、国際法で禁じられているものをいろいろなやりくりでこじあけてやろうとしているという点に非常に疑問を持っているわけです。時間がありませんから簡潔に...全文を見る
○佐藤(祐)委員 そうとも言えないのです。先ほども引用がありましたが、第三のアプローチと言われているもののくだりにも、これは研究会のものですが、「現行国際通信法制との整合性や、このアプローチに対する外国通信事業者の反応について慎重な考慮を払わなければならない。」ということがむしろ...全文を見る
○佐藤(祐)委員 もう時間が参りましたので、それでは、この問題で最後に大臣の意見をお聞きしたいのです。  この問題でも非常に逆転しているような形があるわけですよ。つまり、技術基準が当然確定しなければいかぬわけですが、この電気通信技術審議会での技術基準の答申はことしの十月にならな...全文を見る
○佐藤(祐)委員 全然質問の答えではありませんで、私が聞いたのは、多様化も結構だということではありますが、実際の技術基準なんかの確定が先になっているのですよ。だから、それより先にやるのはおかしいのではないかということを放送政策懇のメンバーの方なんかも強く言っておられるのですね。こ...全文を見る
05月25日第108回国会 衆議院 逓信委員会 第5号
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○佐藤(祐)委員 今回の改正はサービスの改善ということでありますが、最初に一、二お聞きしたいのです。  現在、法律では一五%までの割引可能が省令で一〇%までとなっておりますが、この最高の一〇%の料金割引が行われているものは大まかに言ってどんなものでしょう。
○佐藤(祐)委員 ダイレクトメールは何割ぐらいですか。
○佐藤(祐)委員 そうしますと、一〇%割引の対象になっているのはダイレクトメール以外にも相当あるということになると思うのですが、どういうものがあるのかちょっと教えてください。
○佐藤(祐)委員 今回の改正で商品の広告等ということに限定されておられるわけですが、これはどういう理由からでしょうか。
○佐藤(祐)委員 先ほどの御答弁にありましたが、この問題では、今大変深夜労働が過密になっているので深夜の作業にはしないというふうにおっしゃっていて、それはそういうことで守っていっていただきたいなということが第一点です。  それからもう一つは、今商品広告に限定された理由の御説明が...全文を見る
○佐藤(祐)委員 こういうことをお尋ねしたのも、深夜労働が大変なので、できるだけそこが緩和されるというのが望ましいという趣旨でお伺いしたわけです。  次の問題ですが、十五日の逓信委員会で休養室の問題をお尋ねいたしました。東京中郵について具体的にお尋ねをしたわけですが、そのとき森...全文を見る
○佐藤(祐)委員 私が先日来この問題を取り上げておりますのも、御承知のとおりなんですが、五九・二ですね、深夜に労働が集中しているという問題が非常にあるわけです。ですから、さっきの郵便法改正に関連しても、集中しないようにという点も改めて申し上げたわけですが、こういうことから健康の不...全文を見る
○佐藤(祐)委員 休憩室がありまして畳も敷いてあるというのは私も確認をしましたが、労働安全衛生規則では休憩設備というのは努力規定でありまして、休養室というのは義務規定なんですね、しなければならぬと。ところがはっきりと、そういう問題意識は東京中央郵便局の幹部の方にはなかった。私たち...全文を見る
○佐藤(祐)委員 終わります。
07月30日第109回国会 衆議院 本会議 第8号
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○佐藤祐弘君 私は、日本共産党・革新共同を代表して、いわゆる防衛二法などの改正法案について、総理並びに関係大臣に質問します。  不沈空母発言に始まる中曽根内閣五年間の政治は、まさにその具体化にありました。総理就任直後の訪米で、あなたが日米運命共同体路線をレーガン大統領に約束し、...全文を見る
08月27日第109回国会 衆議院 逓信委員会 第1号
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○佐藤(祐)委員 NHKの国会中継の問題でお聞きをします。  NHKテレビの国会中継は、一九五二年十月、第十五回特別国会での衆議院本会議における首班指名の放映を最初としまして、同年十一月から政府演説と衆参本会議における各党代表質問を中継、さらに一九五九年二月から予算委員会総括質...全文を見る
○佐藤(祐)委員 今いろいろ、なぜ今のような状態かという御説明がありました。それらについては私も意見があります、反論がありますが、その前に、基本的な問題点、二つあるというふうに思っております。  一つは、NHKが公共放送として国民の知る権利にこたえる責務があるのじゃないかという...全文を見る
○佐藤(祐)委員 問題は二つ、私は申し上げました。  最後の政治的公平の問題から言いますと、NHKとしては特定の党を意図的にそうするのではない、それはそのとおりだと思います。しかし、結果的に特定の党がそういう時間になる状態がずっと続いているということになりますと、これは客観的に...全文を見る
○佐藤(祐)委員 最大限の御努力ということでありますが、私にはそうは思えません。  具体的な改善策、これに関連して今度お聞きしたいのですが、もちろん放映時間帯の設定というのはNHKの番組編成の自主権に属することであると思います。ですから、それを律するのは憲法と放送法ということに...全文を見る
○佐藤(祐)委員 十分検討した結果と言われますが、この基本はもう九年間変わっていないのです。九年のサイクルで見ますと、まだ前半は午後十一時からの録画放映だったのです。午後十一時が十一時半からになりますと、その時間帯の三十分というのはうんと違うのです。一般的に言えば、むしろ改悪され...全文を見る
○佐藤(祐)委員 私は解決はできるし、問題は姿勢がかなり重要ではないかというふうに思うわけです。  その関連で一つ申し上げますと、例えば大相撲のときは午後五時で中継打ち切りになりますね。私も大相撲は好きですから、大相撲放送はしてもらいたいわけです。しかし同時に、大相撲があれば国...全文を見る
09月16日第109回国会 衆議院 逓信委員会 第2号
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○佐藤(祐)委員 放送政策懇の問題でお聞きをしていきます。  今も同僚議員から若干の質疑が行われましたが、私は、このニューメディア時代における放送に関する懇談会、これは正式名称ですが、これは中波だけの時代からテレビジョン、FMあるいは衛星放送、さらにCATVへとニューメディアが...全文を見る
○佐藤(祐)委員 大臣にお聞きをしたいのですが、私は、今のようにどんどん発展してきまして、しかし現在の放送法は昭和二十五年ですかつくられたもので、その後手直し手直ししてきているのですが、これだけ多様に発展してきますと何らかの改正が必要になってきているのじゃないかという点は、大臣は...全文を見る
○佐藤(祐)委員 これは逓信委員会としても非常に大きな事業になると私は思うのです。そういう意味でも十分議論をされていかなければならぬと思うのです。  それで、以前の臨時放送関係法制調査会というのは、昭和三十七年にたしか郵政大臣が諮問されて、答申が昭和三十九年に出ている。このとき...全文を見る
○佐藤(祐)委員 どうもこのごろ非公開が多くて、そういう秘密主義的なやり方はどうかと私は思うのです。それで、逓信委員会では当然そういう問題を主に議論しなければならぬわけですから、その討議の役に立つものはむしろ積極的にどんどん出すというように郵政省の姿勢について私は望みたい。  ...全文を見る
○佐藤(祐)委員 どうもちょっとおかしいと思うのです。  そうしますと、議論の中身ではなくて、毎回の懇談会で郵政省として配付されたレポート、資料がありますが、これは問題をいろいろ検討して考えていく上での基礎的なものなんですけれども、これは当然出していただいていいと思いますが、ど...全文を見る
○佐藤(祐)委員 あなた、それはおかしいですよ。これは懇談会の議論の非公開の問題とは違うのです。この重大な、これからの放送行政をどうするか、放送法令をどうしていくのかということで各委員の先生に意見を出してもらうための討議資料、たたき台として事前資料として出しているのです。これは郵...全文を見る
○佐藤(祐)委員 これは全く問題だと私は思うのです。どうも秘密主義が横行していて密室でいろいろな議論がされる、郵政省が出した資料も出せないなんて、こんなばかな話はないし、そんな資料まで非公開なんということは懇談会では決めていません。決めていますか。郵政省が配付した資料も非公開にし...全文を見る
○佐藤(祐)委員 どうもこの点は納得できません。国会にさえ、逓信委員会にさえそういうものは出せないというのはおかしな話ですよ。  これは委員長、私は三つの要望を出しました。最初の、議論の中身は個人名も出るから非公開、それから次の、会議録も何か非公開、これは議論に直接かかわるから...全文を見る
○佐藤(祐)委員 私、この問題をいろいろ言っておりますのも、今度本当に放送法改正という作業に入るとするとこれは非常に大事な作業だと思うからこう言っているわけですよ。  さきに臨放調のこともちょっとお話ししましたが、きょうここに答申書と資料編というのを持ってきたのですが、相当大部...全文を見る
○佐藤(祐)委員 詳細は十分にはわかりませんけれども、中継局と支店とでどう違うかとか、支店の場合にオリジナルが若干はあるのかとか、どうも言葉だけでは定かでないところもありますけれども、何か全体としては、地方で力のあるローカルをつくるのはどうも難しいから東京のを流してしまえ、私はそ...全文を見る
○佐藤(祐)委員 やはり地方の格差をどうするか、これは地域の人たちにとっては最大関心事ですよ、ある意味では。それが十分意見も聞かれてなくて、一方的に支店方式だとか中継局方式だというのが非常に権威あるものとして提起をされているわけですね。大臣さっきうなずいておられた。けれども、少数...全文を見る
○佐藤(祐)委員 私は、最後の方はちょっと違うと思うのですね。それはそうですよ、逓信委員会はそれをやるわけですが、ここでやればすべていいというものではなくて、だからいろいろな委員会でも地方公聴会というのをやるわけですね。現にやっているわけです。逓信でもやりました。この問題は特に大...全文を見る
○佐藤(祐)委員 それでは、この関係は時間の関係もありましてやめて、次に移ります。  きょうはNHKとNTTに来ていただいておりますが、いずれも障害者対策についてお聞きするためであります。  一九八一年は国際障害者年で、八三年から国連障害者の十年が始まっております。ことしは中...全文を見る
○佐藤(祐)委員 重要課題として検討するということで、ぜひそれは検討していただきたいなと思います。  というのも、これは愛媛の方なんですが、盲学校の先生で、御自身も全盲なんですね。英語の勉強をしておられるわけですよ。ところが、テキストが点字でないというので大変苦労しておられた。...全文を見る
○佐藤(祐)委員 では、ぜひ十分検討して促進されるよう要望しておきます。  では、NTTにお聞きします。  同じ視覚障害者の方から何点か要望が出ていると思います。私もこの間御一緒に行きました。  一つは、一〇四、番号案内の問題ですね。これは視覚障害者に限った問題ではなくて、...全文を見る
○佐藤(祐)委員 ちょっと意味不明のところがありましたが、視覚障害者については特別な検討をするという意味合いですか、最後の答弁は。
○佐藤(祐)委員 一〇四の利用に偏りがあるということをこのところずっと言われておりますが、だからといって一般の利用者が負担を強いられるというのは、私は筋が通らないというふうに思っております。特に、視覚障害者の場合は電話帳が利用できないわけですから、そういうことは十分考慮されなけれ...全文を見る
○佐藤(祐)委員 最後にもう一問。  これも要望で出ていたのですが、料金の請求書でしたか、点字の請求書を送っていただきたい、あるいは電話で知らせてほしいという要望がありまして、これは相当の地域ではもう既にNTTさんが実施しておられるということですが、まだそうなっていないところも...全文を見る
○佐藤(祐)委員 終わります。