佐藤祐弘

さとうすけひろ



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佐藤祐弘の1990年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月18日第118回国会 衆議院 運輸委員会 第3号
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○佐藤(祐)委員 最初にJRの安全対策に関してお聞きをしていきます。  昨日の所信表明で大野運輸大臣は、鉄道事故につきましてまことに憂慮すべき状況にあると述べられました。国鉄からJRになって三年、列車運転事故の件数は減ってきていると言われておりますが、実は死傷者十名以上などの重...全文を見る
○佐藤(祐)委員 重大事故というのは、例えば昨年の十二月ですか、東京の東中野駅構内での衝突事故で、あのときには二人の死者が出まして百十六人が負傷するという大事故だったわけであります。また、昨年はJR東海の飯田線、ここで百四十六人もの負傷者を出すやはり衝突事故がありました。極めて重...全文を見る
○佐藤(祐)委員 今お答えありましたが、私は非常に不十分だということを率直に指摘したいと思うのですね。やはり安全を確保するというのは重大な使命でありますから、本当にこれに全力投球するということが必要だろう。  そういう点で考えますと、限られた時間でありますから一点だけお聞きいた...全文を見る
○佐藤(祐)委員 それ以前、八一年度からというふうに言っているのです。御答弁あったのはJRになって以降です。それ以前。
○佐藤(祐)委員 時間がないから申し上げていきますが、いわゆる大幅な人員削減が始まりました一九八〇年、八一年、八二年度は大体九千件台です。八三年になりまして約一万四千件、八四年度が二万件を超える。民営化直前の八六年度は二万五千九百件、非常に大きな数字になっているわけです。約二万六...全文を見る
○佐藤(祐)委員 それが非常に問題だと私は思うのですよ。国鉄時代無意味に十分以上をカウントしていたわけじゃないのですね。いかに安全を守るか。運転阻害事故というのは鉄道事故には至らない、運転事故には至らないけれども、時間をオーバーしたりというものですから、ですからこれは安全確保、事...全文を見る
○佐藤(祐)委員 それを事実が裏切っているわけですよ。国鉄国会のときの議論でも、当時の総裁が説明員として答弁されたが、人を減らしても安全は絶対に確保する、そう言ったのです。しかし民営化後、非常に憂慮すべき事態がある。ここについてやはり真剣にメスを入れる、対応をするということが必要...全文を見る
○佐藤(祐)委員 現状を弁護するだけの答弁では真剣な態度は見られないじゃないですか。  大臣、大臣にお聞きしたいのですが、大臣は、安全の確保というのはサービスの中心だ、運輸行政の要諦であるというふうに昨日所信表明でおっしゃいました。現に、JRがあの非常事態宣言を出したときに、J...全文を見る
○佐藤(祐)委員 私が主張しておりますのは、配属・配転差別を受けている国労所属あるいは全動労所属のそういうベテランの人材をもとの職場に戻して安全対策をやるべきだということです。大臣は答弁をかわされたようでありますが、時間がありません、最後にもう一つお聞きしたいことがありますので進...全文を見る
○佐藤(祐)委員 きょう特にお伺いしたいのは、この常磐新線に絡みまして、ことしの一月末に常磐新線のルート変更という衝撃的な新聞報道がありまして、これは一斉に他紙も後を追ったということがありました。これは足立を通って八潮、三郷、流山といくのが基本ルートなわけですが、そうではなくて、...全文を見る
○佐藤(祐)委員 基本ルートは変更ないということで、それはそれで進めていただきたいと周います。  十一号線につきましても、その関係地域の人たちは非常に熱望もしておられるし、それは同時並行、二本ルートにするというのではなくて十一号線は十一号線でやるのだ、そういうことで理解してよろ...全文を見る
○佐藤(祐)委員 では、終わります。
04月25日第118回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○佐藤(祐)委員 四年前東京都を中心に始まった地価の異常高騰が、先日の国土庁の地価公示では五六・一%の急上昇となりました大阪圏を初め地方都市にも波及しておりまして、国民生活に深刻な影響をもたらしております。とりわけ住宅地の急騰は勤労者のマイホームの夢を奪い、公共住宅の応募倍率も五...全文を見る
○佐藤(祐)委員 しかし、やはり地価高騰は取引というのが重要な部分を占めるわけですから、これに対する対応というのは私は大切だというふうに思います。今長官おっしゃられたように、まず監視区域、そして面積を小さくしていく、そしてなおかつ上昇傾向が弱まらない、こういう場合に規制区域という...全文を見る
○佐藤(祐)委員 宅地供給の問題はまた後で触れたいと思いますが、いろいろ手を打っておられるというお話でした。しかし、そういう間にも深刻な問題は続いているという状況ですね。  実は大阪ですが、昨年の暮れに大阪の泉南、南の方ですね、新興住宅地である不動産会社のチラシがまかれた。これ...全文を見る
○佐藤(祐)委員 民間の知恵が上回ったと言うが、しかし優秀な人材もそろえておられるわけだし、実際にこれは、私は国土庁の資料できょうはお話ししているのですが、ちゃんと公示価格ということで捕捉してここに反映しているのですよ。この場合も、大阪の公示地価が急上昇の兆しを見せたのは六十三年...全文を見る
○佐藤(祐)委員 二つ問題が今の答弁でもあると思うのですが、一つは規制区域ですね。これは伝家の宝刀と言われて、一度でもこれまで抜いたことがあればいいですよ。そうすれば関係の方も、いつ今度はまた政府がそういうことをやられるかわからぬということで緊張するとか。しかし、抜かれたことはな...全文を見る
○佐藤(祐)委員 なかなか実施が難しいような答弁ですが、こういうことではちょっと困ると思うのですね。結局監視、規制という段階を踏んでという発想、これは変えなければだめだと思うのです。異常事態にはやはり特別な対応が必要だと私は思うのですよ、そういう姿勢をとることが。ところがそうじゃ...全文を見る
○佐藤(祐)委員 ちょっとのんびりし過ぎていないですかね。これだけ土地住宅問題が大問題になっている、海部首相も決意を述べられて本委員会でも論議が交わされているそのときに、これが起きたのは先週の十九日ですよ。莫大な取引ですね、裏金疑惑とかいうこともある。ほぼ一週間ですよ。それがまだ...全文を見る
○佐藤(祐)委員 ちょっといささかその点は疑問ですが、私は特に土地の関係で重視をしておるのは、この中で東京都が価格指導したわけですよ。大きな土地ですから当然届け出るわけですね。で、指導価格というのがあります。報道によりますと、たしか百八十九億円でしたね。百八十九億円が上限だ、こう...全文を見る
○佐藤(祐)委員 これはぜひ確認をしていただきたいと思うのです、実際どうだったか。この価格だとすれば厳正とは言えませんよ、百八十九億円。私が承知しているのでも区レベル、大体公示地価の二、三割増しなら無条件で通すと言っているのですよ。だから、結局監視区域指定でやりましたけれども、公...全文を見る
○佐藤(祐)委員 総量規制ということで、これは十七年ぶりの強い措置だという御説明もいただいたのですが、どうも実際にはこれをやっても不動産向けの融資は実額としては減っていかない。むしろこのところは預金獲得作戦に大変力を入れておられるようですが、総貸出額が伸びればその範囲では伸ばして...全文を見る
○佐藤(祐)委員 今のは若干問題発言だと思うのですね。やはりどう強めていくか、地上げのもとに金融がなっているのは明らかなんですから、そこに対してきめ細かい対策が必要だ。もちろん必要な公共的な建設もあるし、そのために必要な土地の買い上げもまた当然のことですよ。そういうことを問題にし...全文を見る
○佐藤(祐)委員 これもまたテンポがちょっと遅過ぎるのじゃないかということを言わざるを得ませんが、実は東京都で調べたのがあるのです。東京都の調査結果というのはもうまとまったものがあるのですよ。国土庁の方では、所管が違うというようなこともあるのかわかりませんが、それを私の方から申し...全文を見る
○佐藤(祐)委員 私は、本当にこれだけ深刻になっているときにこういう状況があるということ自体が問題だ。これもやはり国土庁長官、思い切ったメスを入れることが必要じゃないですか。そういう点では、保有税の問題とかきのうもいろいろ議論されていたようですが、特別土地保有税ですか、そういう考...全文を見る
○佐藤(祐)委員 土地というのは本来国民の生活の基盤といいますか共有財産、そういうことですから、やはり単に自由主義経済だから市場原理に任せるというのでは、これは弱肉強食になるだけですね。だから、当然そうではない、いろいろな方策もとられなきゃならぬということですね。今御説明ありまし...全文を見る
○佐藤(祐)委員 私は、従来の延長ではなくて、思い切った指導とか、場合によっては立法も必要ではないか。そうしないと、本当にこの土地問題を抜本的に解決していく、地価を引き下げていくという方向で、今のような高値安定では解決できないのですよ、都内で持てないんだから。例えば東京の場合でい...全文を見る
○佐藤(祐)委員 一体高齢者が入っている都営住宅がどれほどあるのかということですね。東京都の場合でもシルバーピアとかいろいろ私は知っていますが、非常におくれていますよ。だからこういうことが起きるのですね。転々としなければならぬという実態も起きているわけですから、これはいろいろやっ...全文を見る
○佐藤(祐)委員 終わります。
04月26日第118回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第1号
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○佐藤(祐)分科員 拘置所や刑務所などの施設につきまして、その施設が置かれております地域の住民の方々あるいは町づくり、こういうかかわりでお尋ねをしたいと思います。  拘置所や刑務所などの施設は、もともと地域の人たちとの関係が非常に深いわけであります。その協力がなくては成り立たな...全文を見る
○佐藤(祐)分科員 具体的に、葛飾区に東京拘置所、小菅の拘置所があるのですが、これについてお聞きをしたいと思います。  御存じだろうと思うのですが、小菅の拘置所につきましてはかねがね地元の方々から、何とか移転してもらえないか、そういう要望がやはり強いのですね。跡地を区民のためと...全文を見る
○佐藤(祐)分科員 拘置所は刑務所と違うわけでありまして、未決の被疑者、被告人を収容する施設であります。東京拘置所の場合には未決の方と同時に既決の方もいらっしゃるということでありますけれども、そういうような拘置所の性格からいいますと、本来裁判所でありますとか検察庁に近いところにあ...全文を見る
○佐藤(祐)分科員 今平成六年からとおっしゃったのは間違いですね。
○佐藤(祐)分科員 今のお話の中で進めている五大刑務所ですか、五つの大規模な、これにつきましては大正とか昭和の初期に建てられたものであるというお話でしたが、東京拘置所も実は中心の建物はたしか昭和四年でしたかね、昭和初期なんですね。やはり相当老朽化しているというように思います。私も...全文を見る
○佐藤(祐)分科員 そうしますと、平成六年度を目標としております五大行刑施設が終わった後に考えていかれる、そういうことになるのでしょうか。
○佐藤(祐)分科員 東京拘置所は敷地面積が大変広いんですね。二十一・五ヘクタールということでありまして、大変広い。定員も二千四百五十二名でしたか、大きな施設でありますから、今の計画が終わってからというお話でしたが、仮にそういう整備といいますか改築といいますか、そういうことを取り組...全文を見る
○佐藤(祐)分科員 地元で大変関心が強いものですからいろいろお聞きしているのですが、この「まちとともに」というのを拝見しまして、これを下を見せないで、どの建物だと言うと、わかる人はいなかったですね。これは名古屋拘置所でしょう。名古屋の中心部にある、ホテルみたいだなという話で、変わ...全文を見る
○佐藤(祐)分科員 東京拘置所が非常に広大な地、二十一・五ヘクタールということも申し上げました。これは一方で、今土地問題というのが変大きな問題になっていることもありまして、 そういう関係でも関心も強いのですね。ちなみに、他の拘置所の面積を私の方で調べてみましたら、名古屋が二・一...全文を見る
○佐藤(祐)分科員 率直にお伺いしますが、地元の関心の一つは、だからそういう場合には、二十一・五ヘクタールとうんと広いわけですから、こういうようになればうんとその範囲が狭まってあくところができるのじゃないか。その点どうですかね。
○佐藤(祐)分科員 一般にちょっとわかりにくい表現ですが、集約化というのは、今の敷地いっぱいを使うのではなくて、効率化して、そうすると空き地といいますか使わない土地も出てくるんだ、土地対策要綱というのはそういうことだろうと思うのですが、そういう理解でよろしいですか。
○佐藤(祐)分科員 大体時間も終わりに近づいてまいりましたので、最後に、大臣にお尋ねしたいと思いますが、小菅一丁目、このあたり一帯はもう明治の末期からずっといろいろな公共施設に協力をしてきたといいますか、そういう歴史があるんですね。地域の皆さんもそういう思いが大変強いんですよ。荒...全文を見る
○佐藤(祐)分科員 今の大臣のお話で、昔誘致したなんかというようなことがありましたが、それは私はそうではないんだろうと思っています。しかし、地域の方の意向を尊重してと今おっしゃいましたので、そういうことで鋭意努力もしていただきたいということを申し上げて、終わります。
05月25日第118回国会 衆議院 土地問題等に関する特別委員会 第3号
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○佐藤国務大臣 松岡先生にお答えいたします。  先生御指摘のとおりでございまして、土地というのは国民の限られた資源ということで、これをいかに有効に活用するかということが一番国民生活のために大切なことであると理解しております。  先生御指摘のとおり、昨年暮れに土地基本法が成立し...全文を見る
○佐藤国務大臣 お答えします。  先生の御指摘のとおりでございまして、実は土地問題については二つの大きな要素があると思います。一つは、政治的配慮をどうするかという問題、もう一つは政策的配慮をどうするかという問題でございまして、特に政治的配慮の中に首都機能移転の問題があると思って...全文を見る
○佐藤国務大臣 今首都機能移転だけを申し上げたわけでありますが、実は行政機関につきましては七十九機関十一部隊ございます。実はこれは、私が国土庁へ参りましていろいろ聞いたのですが、いつまでに移転するという期日が決まってなかったのです。そんなことでございまして、おおむね五年以内に移転...全文を見る
○佐藤国務大臣 お答えします。  実は先生の御指摘のとおりでございまして、四全総におきましても結局、多極分散型国土を形成する場合に大切なことは、社会資本の整備ということでございまして、道路網の整備とか情報通信網の整備、これが一番大きな問題になっているわけであります。  そんな...全文を見る
○佐藤国務大臣 星野先生にお答えします。  雪の問題につきましては、私は詳しく聞いていないわけでございますが、実は私は昭和五十二年、国土庁政務次官のときに新潟県の方にお伺いしました、あの豪雪で。そのときに私が帰って言いましたのは、雪の被害をどうして少なくするかという努力をしてい...全文を見る
○佐藤国務大臣 小松先生にお答えします。  三つの問題点があったと思いますが、まず第一番に、地価が高騰いたしましたことによりまして、わが国の社会経済に重大な四つの点で問題を引き起こしていると思います。一つは、大都市勤労者の住宅取得が困難になっているということです。その次は、資産...全文を見る
○佐藤国務大臣 先生にお答えします。  今の税の問題につきましてですが、実は政府税調の小委員会で国土庁は三つのポイントを中心にお願いしてございます。  その一つは、土地の資産としての有利性を減殺するということで、投機とか仮需要を抑制するということが第一点でございます。その次に...全文を見る
○佐藤国務大臣 斉藤先生にお答えをいたしますが、地価の高騰につきましてはことしの国土庁地価公示価格でも全国で一七%アップということでございまして、東京都内はやや安定しておりますが、首都圏では二〇から三〇%値上がり、特に大阪は五七%の値上がりということでございます。その理由につきま...全文を見る
○佐藤国務大臣 先生御存じのとおり、土地というのは国民の限られた資産でございまして、これをどう生かすかということは国土利用計画法で非常に大きな問題でございますが、一般的には、土地といいますれば住まいの問題、こう理解するのが常識ではないかと思っております。
○佐藤国務大臣 先生の御指摘のとおりだと思っています。
○佐藤国務大臣 お答えします。  先生も御存じのとおりでございますが、四全総の中に、一極集中を排除しまして多極的分散型国土をつくる、そういった形の中には、豊かな住みよい地域をつくるということの中に、国土というのは国民の限られた資源ということで、いかに有効に使うかということの中に...全文を見る
○佐藤国務大臣 お答えします。  特に今、地球環境の問題は世界的な大きな問題でございまして、世界に貢献する日本としてこれにどう寄与するかということで海部内閣も挙げて努力しておるわけでございますが、そういう意味におきましては、そういう配慮を特にすべきであると考えております。
○佐藤国務大臣 実は私、日本の国土というのは狭いなという感じがしておるわけです。三十七万七千平米でございまして、有効利用できる面積は非常に少ない。したがって、率直に言いますと、ヨーロッパ、例えばフランス等へ行きましても、面積はそう違いありませんけれども、いかに有効利用できる面積が...全文を見る
○佐藤国務大臣 お答えします。  私は、基本的に地価の高騰というのは、狭い島国で約三%の土地に多くの人口が住んでおるというところに基本的問題があると思います。それと、もう一つは、やはり東京の一極集中ということがございます。  実は、私は、先般ドイツに参ったときにボンにちょっと...全文を見る
○佐藤国務大臣 お答えします。  先ほど土地局長も説明したと思いますが、政府税調小委員会におきまして三つの観点から国土庁は主張してございます。その一つは、土地の有利性を減殺するということでございます。その次には、今先生御指摘のような、個人と法人との税負担の公平を期するということ...全文を見る
05月29日第118回国会 衆議院 運輸委員会 第4号
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○佐藤(祐)委員 国鉄清算事業団の債務処理の問題というのは、政府としても最重要課題の一つという位置づけでやってこられたわけであります。八七年の分割・民営化から三年たちました。ところが、債務は減るどころかふえておる。当初二十五・五兆円だったのが二十七・一兆円、一兆六千万円もふえてい...全文を見る
○佐藤(祐)委員 今申し上げた点、民営化になりましたその年のたしか十月でしたか、緊急土地対 策要綱が閣議決定されまして、そこでもう売却ができないんだというふうになったわけですね、そういう状況だったわけですよ。だから、土地の売却によって債務償還に充てていくという手法はとり得ない、...全文を見る
○佐藤(祐)委員 何しろ債務が巨大でありますから少々のことでは追いつかないといいますか、焼け石に水といいますか、そういう深刻な状況にあるというふうに私は思うのです。大臣もおっしゃったのですが、今おっしゃった土地の新しい処分方式の問題、これは新しい処分方式等の導入によって平成二年度...全文を見る
○佐藤(祐)委員 きょう何か別のところで会議もやられているようですが、その処分される対象の予定地がどこかということと、レールシティが開発を進めるということでありますが、金額的におよそどの程度の開発のプロジェクトになるのかというあたりはいかがですか。
○佐藤(祐)委員 事業団の出されたこの「「不動産変換ローン方式」について」という説明文書によりますと、この変換ローン方式は「土地を売却したのと同程度の収入を確保できることを前提としたものである」ということになっておりますから、全体で四カ所で五千億というとおおよその見当もつこうとい...全文を見る
○佐藤(祐)委員 国鉄国会の論議でもあったと思うのですが、用地売却に当たっては公明正大、公正性を確保するということから一般競争入札、これを原則とするんだという考え方できたわけですね。その点の公明性、公正性の保証、それは今回のこの方式ではどういうように確保されるというお考えでしょう...全文を見る
○佐藤(祐)委員 今の答弁では少しはっきりしませんが、もう一つこれに関連して、レールシティが計画を立てるということになっておりますが、莫大なお金を融資してするわけですから、その融資をする、これは恐らく企業になりますね。その意向というのがあると思うのです。それがやはり反映される仕掛...全文を見る
○佐藤(祐)委員 この問題は、そういうように考えていきますと、一般競争入札方式による従来の売却ができなくなったということから、地価を顕在化させない方式ということで編み出されてきたという側面がありますが、同時に今お聞きしたような流れで実際に展開されていくということになりますと、結局...全文を見る
○佐藤(祐)委員 時間が迫ってまいりましたから結論的に申し上げますけれども、いろいろ言っておられますが、今の問題は結局は、これは国民共有の財産とも言われておりますが、国鉄の一番の一等地を、今大企業は新たな土地が欲しくてもいろいろな地価問題関係で入手困難ということがあります。そうい...全文を見る
○佐藤(祐)委員 終わります。
05月29日第118回国会 衆議院 土地問題等に関する特別委員会 第4号
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○佐藤(祐)委員 成田、稲本両先生にお聞きをしたいと存じます。  何といっても今早急に解決を求められておりますのは地価の高騰、異常な高騰だというふうに思うのです。土地神話の打破というようなことも言葉では言われておりますけれども、そういう状況ではありません。御承知のとおりでありま...全文を見る
○佐藤(祐)委員 今の住宅政策といいますか、公共住宅の大量建設とも絡んでくるのですが、成田先生、先買い権の問題をおっしゃいました。これは、自治体の先買い権を法律で定めていくということだろうというふうに思います。具体的にそのためにはどういう法整備が必要かといった点を、もう少し詳しく...全文を見る
○佐藤(祐)委員 もう時間が余りなくなりましたから、今のことに関連して先生に伺います。  どんどん地価は上昇していますから、いわゆるそれに見合った公示価格とかということになりますと莫大な金額になるわけですよね。そういう点を考えまして、私たちとしてはもとの取得価額、それと、維持費...全文を見る
○佐藤(祐)委員 時間が参りましたので終わります。どうもありがとうございました。
05月30日第118回国会 衆議院 土地問題等に関する特別委員会 第5号
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○佐藤(祐)委員 岩田先生にお聞きいたします。  含み益税の問題でお話がございました。現状は、企業の広大な土地保有が今大変問題になっているわけであります。先日の調査でも、利用目的がないとか当初から目的なしに購入したとか、明らかに投機的な土地保有でありますが、それ自体が地価をつり...全文を見る
○佐藤(祐)委員 どうもありがとうございました。もう少しお尋ねしたいと思いましたが、時間もありませんから花形先生にお尋ねします。  都市計画との関連といいますか、町づくりとの関係で今るるお話がございました。先生の「街づくりと街路」という論文なども読ませてもいただいたのですが、特...全文を見る
○佐藤(祐)委員 時間が来ましたので、ありがとうございました。
○佐藤(祐)委員 長谷川先生にお聞きします。  地価の異常な高騰の問題につきまして、日本がアブノーマルな状態にあるというお話がございました。またその要因としては、その後の御発言でも、金融緩和が大きいし、また土地税制の問題をお述べになりました。先日の日銀のレポートでも、四番目とい...全文を見る
○佐藤(祐)委員 石田先生にお伺いします。  いろいろ前提を述べられた後で、詳細で厳密な土地利用計画、これが大事だという御指摘がありまして、これは大変重要なことだというふうに私も考えます。  それで、全般にわたってはお聞きする時間もありませんが、それに関連しまして収益還元とい...全文を見る
○佐藤(祐)委員 長谷川先生は、ちょっと今のことに関連するのですが、固定資産税につきまして、面積に応じた累進税率のような考え方を取り入れる必要があるんじゃないかという御提言もなさっているかと思いますが、それについて少し。
○佐藤(祐)委員 わかりました。  時間がありませんから石田参考人にお聞きしたいのですが、関連して土地取引規制の問題です。  実は、規制区域の指定が実際にはやられていないということが国会でも議論になっております。私も質問したのですが、監視区域ということでまず監視区域の指定をし...全文を見る
○佐藤(祐)委員 もう大体時間が終わってきたのですが、その全量とおっしゃるのは、今の監視区域で一番小さいところは百平米、二百とか三百とか五百とかありますが、そういう規定を設けないで、すべての取引ということでございますね。
○佐藤(祐)委員 わかりました。  では、時間が参りましたので終わります。どうもありがとうございました。
05月31日第118回国会 衆議院 土地問題等に関する特別委員会 第6号
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○佐藤(祐)委員 先日、日本不動産研究所というところが昨年九月以来の状況をまとめました。それによりますと、全国の市街地の地価は再び高騰している。特に六大都市では、商業地が一三・三%、住宅地が一七・一%、平均で一四・五%も上昇しているということがございます。  国土庁は、昨年の調...全文を見る
○佐藤(祐)委員 若干のそういう傾向が出ている、しかし高値であるという点は変わらない。さらに、さっきの不動産研究所の発表で、東京都でも昨年九月からの半年間で、商業地が一・五%、住宅地が二%上昇しているということで、これはまた新たな懸念も広がっているという状況であります。  それ...全文を見る
○佐藤(祐)委員 対策にも触れて御答弁があったわけですが、原因につきましては一、二お述べになりましたが、私はもう少しそこをはっきりさせる必要があると思いますので重ねて申し上げたいのです。  一九八四、五年ごろから東京都心部を中心に地価の上昇が始まりました。私はその引き金になった...全文を見る
○佐藤(祐)委員 今一つの点を触れられましたが、それもやはり中曽根内閣の失政だと私は思うのですね。東京一極集中が進んで過大なオフィスビル需要予測というのを発表して、それがあおった。その後の展開の中では実際には需要がない、いわゆる仮需で投機転がしが行われるという悪循環といいますか、...全文を見る
○佐藤(祐)委員 土地税制の問題でお話がありましたので、それに関連してお聞きしたいと思います。  やはり土地高騰、法人の土地所有、莫大な土地所有ですね。先日も国土庁の発表でもいろいろなことがありました。利用目的がいまだにないのが七八%とか、当初から目的なく購入した、明らかな土地...全文を見る
○佐藤(祐)委員 非常に莫大な含み益が生じているという状況であります。  先ほどもちょっと申し上げましたけれども、法人が土地所有をする場合にはいろいろな利点があるわけですね。固定資産税も損金として算入できるとか、それからまた、お金を借りまして土地を購入する、そういう場合の利子も...全文を見る
○佐藤(祐)委員 私は、このあたりの問題点について十分メスを入れる必要があると思うのです。詳しく言いますとややこしい数字の話になりますので省略をしますが、有利性という点でいいますと、経理上赤字法人と抱き合わせると黒字分を帳消しにすることもできるとか、いろいろなことをやっておられる...全文を見る
○佐藤(祐)委員 税制の検討はいろいろされていくということでありますが、やはり総合的にということが大事ですから、これも急がないといけませんし、的確に進められなければならぬということを指摘しておきたいと思います。  いま一つ、税制の問題も土地供給促進のためとか取得抑制のためとか、...全文を見る
○佐藤(祐)委員 検討に値する問題ということでありましたが、私はこれは相当強力にやらなければいかぬ時期だと思います。ヨーロッパの経験を見ましても、都市計画の問題その他いろいろなことがありますけれども、公有地が大変多いのですね。パリでも半分だとか西ドイツでもという数字も出ております...全文を見る
○佐藤(祐)委員 四十八件、これは昭和四十九年からだというふうに私は承知しておりますが、その点の確認。  それから、年間土地取引の届け出件数、これは全体ではいかほどあるのですか。
○佐藤(祐)委員 監視制度以前が一万件、それ以降十五万件、莫大な数ですね。それに比べて、さっき答弁があった四十八件というのは十六年間ですから、十六年間で四十八件しかなかった、していないということです。いかにも遊休土地制度を活用されているというような答弁だったのですが、一年にします...全文を見る
06月05日第118回国会 衆議院 運輸委員会 第5号
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○佐藤(祐)委員 長期にわたって日本船が減少する、日本人船員も減少するという状況が続いておるわけであります。特に、あの資料で見ますと、昭和六十年、一九八五年以来まさに激減しているという状況だと思うのですね。二千総トン以上の外航船舶で見ますと、一九八五年が千二十八隻だったのが、元年...全文を見る
○佐藤(祐)委員 一番の質問点にはお答えになっていないのですね。  日本船の減少、いわゆる脱日本船化、脱日本人船員化というのは強力に進められてきたわけですね。それに歯どめがかかるのかという点が質問のポイントで、恐らくそれは答弁できないのだろうと思うのですね。そういう見通しは持て...全文を見る
○佐藤(祐)委員 急増に歯どめをかけるためというような表現を使われているようですね。  フラッギングアウトの実情はどうでしょうか。八〇年以降ぐらい、八五年以降でも結構ですが、数字がわかるでしょうか。
○佐藤(祐)委員 混乗によって歯どめにしていくんだということですが、しかし、これまでフラッギングアウトを進めてきたのも海運企業の利潤追求ですね。この結果、日本船として保有していたのではなかなか採算が合わない、外国に売ってしまうとか便宜置籍船にしていく、そういうことであったわけです...全文を見る
○佐藤(祐)委員 私はフラッギングアウトは続いていくだろう、ではないかという点を申し上げたんですが、その続きぐあいが若干減るという趣旨かな、今の御答弁は。  では次に、直接のこの法案の改正で、船員雇用促進センターが船員労務供給事業をできるようにする、その対象は、もう既にいわば新...全文を見る
○佐藤(祐)委員 混乗が進むと雇用が狭まるということを言われたわけですが、今私が質問したのは、九名から六名、四名というような、要するにコスト低減、利潤追求という観点からの企業の意図があるわけですね。混乗促進の意図もそこにあるわけです。さらに九名から六名、四名というように持っていこ...全文を見る
○佐藤(祐)委員 時間が限られておりますので、答弁はできるだけ簡潔にお願いします。  既に議論もありましたが、今回の措置の対象になる船員とならない船員の方ですね。現在、離職をされて、いわゆる船員職安などに求職希望を出しておられるという方が五千人以上おられるというふうに聞いていま...全文を見る
○佐藤(祐)委員 雇用の実績です。——どうも答弁の用意がないようですから、五千四百十三人、これは外航だけではありませんが、平成元年の月間平均の有効求職数です。そのうちで成立したのはわずか三百件です。三百二十三件、ほとんど毎年同じような状況なのですね。これが実態なのです。ですから、...全文を見る
○佐藤(祐)委員 いずれにしましても、職員の場合で、日本人船員が五十万だとすると、外国船に乗っていると二十万前後というのが実態でしょう。非常に大きな差なのですよ。それ以外に保険の適用がない。だからこの差別の問題は、午前からの議論でもありましたけれども、私は重大問題だというふうに思...全文を見る
○佐藤(祐)委員 時間が終わりに近づいてきました。  今回の措置で幾つか矛盾がまだあって、本当は追及したいのですけれども時間がありませんが、例えばこういうケースも起きると思うのですね。ある大手の海運企業が雇用していた人がマルシップによって離職を余儀なくされる。雇用センターから配...全文を見る
○佐藤(祐)委員 終わります。
06月22日第118回国会 衆議院 運輸委員会 第6号
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○佐藤(祐)委員 自動車の車検、先日地元でもありまして、東京の足立の自動車検査登録事務所にお伺いしてまいりました。検査官の皆さんや多くの方が検査業務に当たっておられる状況を拝見してきたわけでありますけれども、全体としてますます車がふえるという状況の中で、やはり私は二つ大きな問題が...全文を見る
○佐藤(祐)委員 今三点にわたっての御答弁がありました。検討中、技術的に克服してと、窒素酸化物についてはそういうお話もありましたが、万全の検査体制にしていくという方向でぜひ引き続き御努力をいただきたいと思います。  それから次には、関連しまして、この作業に従事しておられる職員の...全文を見る
○佐藤(祐)委員 次に、障害者の運賃割引の問題でお伺いしたいと思います。  先日、内部障害者につきましても運賃割引が適用されるということになったわけですが、これは一歩前進ではあるのですけれども、若干問題があるので後でお聞きしたいと思います。  そもそも身体障害者に対する運賃割...全文を見る
○佐藤(祐)委員 当初の経過では、何か旅行などを想定してというようなこともあったようでありますけれども、この点がぜひ改善が必要ではないかというふうに私は思うのです。といいますのも、内部障害者の方にお話をお聞きしたのですが、運賃割引適用になったこと自体は大変ありがたい、長年の要望で...全文を見る
○佐藤(祐)委員 そこが発想の切りかえが必要だということを私は今申し上げたはずなのです。従来の恩恵を与えるというような考え方ではなくて、もちろん運輸省だけの責任でやれと言っているわけでもないのですよ。福祉の対策という見地もあろうかと思います。そういう意味でいえば、厚生省に対して運...全文を見る
○佐藤(祐)委員 では、東旅協の方でも何か通達的なものも出しておるようですけれども、簡素化と実効性を十分確保していただくように要望して終わります。
06月22日第118回国会 衆議院 土地問題等に関する特別委員会 第7号
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○佐藤(祐)委員 先日土地白書が発表されまして、地価の異常高騰の原因につきまして、大企業法人による投機的な土地買い占め、さらにはそれを可能にした金融の緩和政策、あるいは土地税制面における大企業の有利さといった面が指摘をされております。この問題、実は私自身も本委員会で指摘をしました...全文を見る
○佐藤(祐)委員 土地基本法に関係して私権の問題のお話がありましたが、私たちは、公共の福祉、これは重視するのは当然でありますが、同時にやはり零細な土地所有者でありますとか国民の権利が不当に侵害されることがあってはならないという見地に立っていることを申し上げておきたいと思います。 ...全文を見る
○佐藤(祐)委員 まさに質問のポイントもそこなんです。御承知のとおりに、リニアの実験線ですね。これは正式にといいますか、六月八日の大野運輸大臣と金丸元副総理の会談で事実上決定したということでありますが、この話はもう随分昔からあるわけですね。そういうことがありますから、そういうこと...全文を見る
○佐藤(祐)委員 国土庁としては長官も直接指示されておるというお話であるわけですが、しかし、これで見ますと、今申し上げました境川村とか中道町は去年の三月に監視区域の指定にはなっておるわけですけれども、千平米以上なんです。非常に大きい。ですから、これでは実効が少ないだろうと私は思う...全文を見る
○佐藤(祐)委員 局長の答弁は、例えば東京都のような場合でも百平米以下にすれば五、六割捕捉できる、だから低くすることが必要だということを言っておられながら、実際にはなかなか実行されていない、ここが問題だということを申し上げておるのです。そのために、今、山梨では、特にリニア実験線が...全文を見る
○佐藤(祐)委員 これは相当大規模な売買ですよ、九千坪という土地売買の届け出もやっているわけですから。やはり具体的にこういうものについては機敏にキャッチしていく体制がなければ、これは有名無実になってしまうと私は思うのですね。  長官はかねがね、監視区域の適用を急いでやらなきゃな...全文を見る
○佐藤(祐)委員 本当に地価上昇がもうそういう地方にもいろいろなことで波及していっているということは大問題でありますから、的確、機敏に方針を実行していただきたい、する必要があるということを強調しておきたいと思います。  それから、甲府での地価高騰が自治体にも非常に困難を及ぼして...全文を見る
○佐藤(祐)委員 一言で言って、地価の異常高騰で公共事業用地確保に大変苦労しているということだったと思います。  実際、東京都の場合でも、例えば道路整備事業がありますね、そこに占める用地買収費の割合が急激に高くなっているのです。これは産構審の資料ですが、道路整備事業の用地買収費...全文を見る
○佐藤(祐)委員 時間が参りましたので、終わります。
11月01日第119回国会 衆議院 国際連合平和協力に関する特別委員会公聴会 第1号
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○佐藤(祐)委員 浅井公述人にお伺いします。  先生は後方支援と集団的自衛権のかかわりについても述べられまして、参加でなく協力であるとか、派兵でなく派遣である、こう言っても国際的には通用しないとおっしゃいました。そして、巻き込まれの可能性が大変ある、これを真剣に考えるべきだ、非...全文を見る
○佐藤(祐)委員 浅井公述人に引き続き今の点ですが、経済制裁の徹底の問題が重要で、これをまだまだ強めていかなければならぬというお話があったのですが、もう一点お聞きしたかったのは、今回のことも含めてですが、平和原則を持つ日本としていわゆる国際貢献、今後いろいろな事態があり得るわけで...全文を見る
○佐藤(祐)委員 山内公述人にお伺いいたします。  本来的に武力行使を任務とする自衛隊を部隊ごと、装備ごと危険な地域、紛争地域へ派遣する、こういうことではもう武力行使は避けられないということをおっしゃいました。政府の答弁では、そういう問題が議論されますと、二条二項があるから歯ど...全文を見る
○佐藤(祐)委員 最後に、前田公述人にお伺いします。  先ほど今回のこの法案は、日米安保協力を中東地域に拡大するものだということを指摘をされました。私もまさにそのとおりだと思いますし、さらに中東地域ということにとどまらずに、こういう仕組みができますと、世界のどの地域で別の事態が...全文を見る
○佐藤(祐)委員 終わります。どうもありがとうございました。
12月13日第120回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○佐藤(祐)委員 私は、日本共産党を代表して、政府提出の補正予算に対する反対討論を行います。  本補正予算は、公務員給与の改善や災害復旧費なども含まれていますが、その最大の問題は、中東湾岸地域に展開する多国籍軍を支援する拠出金千三百億円の計上であり、断じて認めることはできません...全文を見る
12月18日第120回国会 衆議院 土地問題等に関する特別委員会 第2号
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○佐藤(祐)委員 今、多くの国民が政府の土地政策を大変厳しい目で見ているというふうに私は思います。大変な大都市中心の地価高騰で、東京都心では事務所ビルラッシュといいますか、それで住民が次々に追い出されるという状況がありますし、東京の東部とか周辺の区部でも、私の地元の足立で見ていま...全文を見る
○佐藤(祐)委員 新しい税は、仕組みだけでなくて税率とかいろいろな条件、これがまさに問題なので、その点については後ほどまたお伺いをしたいと思いますが、土地政策審議会の答申では「現下の土地政策の最も重要な課題は、この異常な地価を勤労者が住宅を確保しうる適正な水準にまで引き下げること...全文を見る
○佐藤(祐)委員 平均年収についてはもう七百万を超えているというようなこともありまして、五、六倍が適正かどうか私は疑問を持っておりますが、例えば今地方のお話がありましたけれども、東京都内で考えますと年収の十倍以上ですか。都心部でといいますか、二十三区内で九十平米ですか、九十平米の...全文を見る
○佐藤(祐)委員 今おっしゃったのは、三年から五年でそういうふうにできるということですか。総合的にとおっしゃるけれども、例えば保有税についても、また後で質問しますけれども、その他いろいろ問題がありますね。そういうことを考えると、本当にそういう短期間で、今の施策の進め方でできるのか...全文を見る
○佐藤(祐)委員 私は、お気持ちはよしとしても、大変裏づけに乏しい。それならそれで本当に抜本的な、相当強力なことをやらないと、絵にかいたもちですよ。そう思うのですね。現状ここしばらくの間で不動産の倒産があるとか、一部で中古マンションの値下がりとか、そういうことも若干は知っておりま...全文を見る
○佐藤(祐)委員 いろいろな点で監視機能の強化が必要だと思います。  今回の八六年から始まった地価高騰は、大きな特徴としては事務所ビル需要といいますか、これを国土庁自体が過大な予測をしたというようなこともあったわけですが、これが住宅地を侵食していくといいますか、そういうことが一...全文を見る
○佐藤(祐)委員 土地利用の問題といいますか、どういう都市にしていくのかという問題ではいろいろ意見がありますが、きょうは時間がありませんが、立体というようなことだけではなくて、本当に住宅地は住宅地らしく保全していくといいますか、そういうところに商業ビルが入ってくるのは防ぐとか、い...全文を見る
○佐藤(祐)委員 三十兆から四十兆とも言われておりますが、規制の新たな法整備というのは考えておられますか、その点だけ簡潔に。
○佐藤(祐)委員 ちょっと時間が五分になってしまったのですが、新土地保有税について、午前の同僚議員の質問に対して、私も〇・二%なら納税義務者は何人で、対象は何人で、税収見通しはどうかというのを各段階ごとに聞きたいと思ったのですが、全然答弁を拒否したわけですね。答弁しなかった。これ...全文を見る
○佐藤(祐)委員 総合的にとか、いろいろそういうことになるとそういう答弁になるのですが、そうではなくて、新たな土地保有税というのが地価抑制、切り下げの上で非常に大事だということでこの間議論をしてきたわけでしょう。それについて私は申し上げているので、総合的にということで済むものでは...全文を見る