佐藤祐弘

さとうすけひろ



当選回数回

佐藤祐弘の1992年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月26日第123回国会 衆議院 運輸委員会 第2号
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○佐藤(祐)委員 きょうは大臣への御質問ですが、それに先立ちまして、昨日の本委員会での久間委員長の発言に関連して一言申し上げたいと思います。  久間委員長は、「私は身の潔白を確信しております」と言われました。これは、昨年五月以来九州大栄の、佐川系列でありますが、取締役をしておっ...全文を見る
○佐藤(祐)委員 私は、やはり運輸行政の側に問題がなかったかどうか、この点が解明されなければならぬ。今、反省すべき点は反省しなければならぬという大臣の御発言もありましたけれども。  佐川急便は、御承知のように創立以来三十年で業界第二位というところまで急成長した、その陰にはいろい...全文を見る
○佐藤(祐)委員 今、是正をさせておるという答弁でありましたが、実態はかなり違っているということを申し上げなければならぬ。違反の内容も、本当に堂々と法律違反をやっているといいますか、これは運輸省からいただいた資料などに詳細に書いてあるわけですが、積み合わせ運送の許可を受けていない...全文を見る
○佐藤(祐)委員 私は、だからちょっと運輸省のやり方は怠慢だということを言っているんです。以前一度特別監査をやったから直っているはずだと言っているわけですよ。これでは行政の責任は果たせない。あえて言うならば、そういう甘い対応が結局佐川急便グループの過労運転、異常な長時間労働という...全文を見る
○佐藤(祐)委員 これは徹底してやっていただきたいと思います。  それで、今の大臣の答弁の中で、給与が高い、百万円とか、確かに話題にもなりました。昨年ニュースにもなったと思います。しかしこれは、先ほど指摘があったように、実態は倍以上働いておるわけですよ。だから時間当たりにすれば...全文を見る
○佐藤(祐)委員 もう一つの角度の問題で、私は、佐川急便グループが急成長した秘密という中には、やはり行政とのかかわりの問題で明らかにしておかなきゃならぬ問題があるというふうに思っています。  それは、一つのものとしては車両数ですね。保有車両数の変化、増加の問題ですね。これは運輸...全文を見る
○佐藤(祐)委員 私の質問に答えていただきたいのだけれども、佐川急便だけが急激に増車をしておる、一方で特別監査をしなければならぬような事態を引き起こしながら、そういうところに対して、以前は認可だったからということでどんどん増車を認めていっている、これは一体どういうことだという点を...全文を見る
○佐藤(祐)委員 これは御理解はできないです。実態が余りにも雄弁なんですよ。特別監査をやったときに、その時期に東京佐川もやりましたね。これはいろいろな違反の事実が道路運送法違反事項ということで三つ挙げられている。これは詳細に読む時間がありませんから言いませんが、その時期にも、東京...全文を見る
○佐藤(祐)委員 どうもありがとうございました。
03月05日第123回国会 衆議院 土地問題等に関する特別委員会 第3号
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○佐藤(祐)委員 リゾート開発をめぐる問題でお聞きをしたいと思っています。  総合保養地域整備法、いわゆるリゾート法が施行されまして五年になります。私たちの党は、このリゾート法による大規模な開発、これは深刻な自然破壊、環境破壊をもたらす、また、地方自治体への大きな負担、こういう...全文を見る
○佐藤(祐)委員 御答弁でしたが、地に足がついてない面があるとか、率直にお認めになった点もあったと思います。それで私は、しかし「まあ全体としては大きな問題なく進んでいるかのような認識のようにも聞き取れるわけですが、そこは少し違うというふうに思うんですね。  例えば、あれは伊藤忠...全文を見る
○佐藤(祐)委員 総務庁に来ていただいていると思います。  北海道管区の行政監察局で、北海道におけるリゾートの状況について報告をされたと聞いております。北海道のリゾート開発に関する実態調査ということを、去年の暮れですか、北海道当局がやりました。そうしますと、道内二百十二市町村の...全文を見る
○佐藤(祐)委員 ちょっとおかしいんだな。行政監察局の管区局長会議で報告がされたわけでしょう、去年の十一月二十日に。ですから、行政監察局の立場だから答弁できないというのはおかしいんじゃないですか。報告されて、私はその際のメモ資料もいただいておるんですよ。何か非常に、 マル秘の悪...全文を見る
○佐藤(祐)委員 どうも何だか、私は納得しませんが、言っておられる、行政監察をやって、結果をきちっとしたものを報告する、それは当然ですよ。でも、それをやるまでは一切何も言えないということではないんでしょう。国民のための役所なんでしょう。そして、状況を把握するための全国会議も開いて...全文を見る
○佐藤(祐)委員 中身、内容についてはもう私の方から申し上げます、大変時間をとってしまいましたので。非常に大事な点が報告されているわけです。公式の会議です。管区局長会議です。  そこでは、北海道の現状についていろいろ調査をされて、例えば、いわゆる金太郎あめと言われている問題です...全文を見る
○佐藤(祐)委員 国土庁が承知しているリゾートでないところの問題もあるんだというお話でしたが、承認しているというのは一つの面で、国土庁というのは全国土にいるのでしょう。だから、知らぬぞということではやはりまずいんだと思う、そこは。そういうふうに考えてもらわなければならぬと思います...全文を見る
○佐藤(祐)委員 建設省も来ていただいていますね。いらっしゃいますか。——リゾートの開発で今自然破壊の問題、乱開発といいますか、非常に私は重視しているわけですが、たしかけさもテレビで湯沢のルポをやっていました。大変なことですね。マンションがあの自然豊かなところにばんばん建つちゃっ...全文を見る
○佐藤(祐)委員 時間になってしまいました。きょうは、あとの問題があるのでやめなきゃなりませんが、大臣に最後に御見解をお聞きしたいので、ちょっと申し上げます。  さっきのような北海道の状況から、北海道議会、これは道議会レベルでは初めてですね、抑制決議というのを去年やっています。...全文を見る
○佐藤(祐)委員 終わります。
03月10日第123回国会 衆議院 運輸委員会 第3号
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○佐藤(祐)委員 我が党は五年前、この臨時措置法につきましては、国の資金で大手造船を助け、中小造船は切り捨てるものだ、また労働者の大量解雇を進めるものだなどの理由で反対をいたしました。その法律が廃止されるわけでありますから、そのことには賛成ですが、何点かただしたいと思います。 ...全文を見る
○佐藤(祐)委員 いろいろ問題があったということは、今もその一端を言われたわけですが、どんなに退職強要がすさまじいものだったか、それを実証する一つの文書を持ってきました。これは、東京弁護士会が、労働者の依頼を受けて、訴えを受けて調査をして、一九八八年の二月十日に石川島播磨重工業あ...全文を見る
○佐藤(祐)委員 裁判所や都労委の審理について直接コメントせよと言っているのではないのです。いまだにそういう問題が十件も続いている。人数にするとこれは膨大な数ですよ。そういうやられた合理化、それについての反省はないのかということを聞いておったわけです。  今、当時それをやらなけ...全文を見る
○佐藤(祐)委員 ちょっと答えがはっきりしませんが、私は片道二時間通勤のことを言っているのです。片道二時間というと、この労働省の計算でも、四十年働いてそのうち五年間は電車の中におるという計算になるというほどのひどいものですね。これについて好ましいと思っているのかどうかということで...全文を見る
○佐藤(祐)委員 時間が迫ってきましたから、最後に大臣にお伺いします。  造船業については、政府が、ある時期には設備拡張を大いに進めるという時期もありました。その次には、今度はまた設備削減ですね、大幅削減、こういうことをやられてきた。その間、大手造船には、施設の買い上げ、この措...全文を見る
○佐藤(祐)委員 終わります。
03月11日第123回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
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○佐藤(祐)分科員 単身赴任問題でお聞きしたいと思います。  大臣も御承知のように、日本の労働者は年間総労働時間が二千時間以上、ドイツやフランスに比べて四、五百時間も長い、逆に有給休暇は少ない。こういう長時間な、過酷な労働を土台にした海外市場進出が国際的にも非難を浴びているとい...全文を見る
○佐藤(祐)分科員 欧米では労働者が家族と別居して単身赴任、こういうことはあり得ないといいますか考えられない。特別な、国際機関とかそういうのは別ですけれども、これはもう常識になっている。ところが日本の場合にはかなりそういうことが行われてきた。専ら企業の側の都合を契機として行われて...全文を見る
○佐藤(祐)分科員 今おっしゃった面は、単身赴任じゃなくて家族帯同して転勤するという観点での御意見だと思います。そういう面も確かに一面としてはある。しかし、なかなか高校の転学というのは困難ですね。なかなかおいそれとこれは解決しない。いろんな、将来大学を見通して高校選択をするわけで...全文を見る
○佐藤(祐)分科員 単身赴任はよくないということは大臣もおっしゃっている。どうもやはり企業の方に気兼ねしておられるというのかな、そういう感じが私はしますね。やはり企業の必要性といいますか、その場合にも労働者の基本的人権とか夫婦の問題、そういうことをしっかり押さえた上でやらなければ...全文を見る
○佐藤(祐)分科員 いろいろ難しい問題があるんじゃないかとおっしゃるところを、何というか、人権の立場、そういうものに立ってそこを解決していくというのかな、そうでなければ私は逆立ちすると思うのですよ。これまでの趨勢で見ると、企業は一方的に決めて発令をする。事前の相談もなしにやる。こ...全文を見る
○佐藤(祐)分科員 時間が少なくなってきたのですが、最後に具体的な事例で一つ申し上げたいことがある。  そういう状況の中で、実は財団法人の鉄道技術研究所というのがありますが、その宮崎のリニアの実験センター、そこに勤めておる佐川徹二さんという方の事例なんです。これは国鉄分割の際に...全文を見る
○佐藤(祐)分科員 終わりますが、それでは最後に一言申し上げておきますけれども、前段の議論は、いずれにしても本人が同意した場合にもいろいろな肝題があるということで御議論した。今申し上げたのは、本人が同意してないんですよ。早く帰してもらいたいと言っているわけです。それをかたくなに拒...全文を見る
04月08日第123回国会 衆議院 土地問題等に関する特別委員会 第4号
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○佐藤(祐)委員 先生、どうも御苦労さまでございます。  側承知のとおりで、大変な地価の狂乱ということから最近少し下がっているというような報道もありましたけれども、なおかつ、その前からいいますと二倍三倍というような状況でありまして、勤労者がマイホームをなかなか持てないとか、賃貸...全文を見る
○佐藤(祐)委員 地価の狂乱にはいろいろな要因があって、その議論もありましたが、田中先生も「都市空間整備論」の中で触れておられて、「取引事例比較法を重視し、原価法や収益還元法を軽視すると、地価上昇を公示価格が追認することになりかねない」「公示価格には、実勢価格を投影するとともに、...全文を見る
○佐藤(祐)委員 あと一分になってしまったので、一元化との関連の問題ですけれども、先ほどからのお話でというよりも、実態として固定資産税、公示地価の七割とか相続税の八割とかというようなことで作業が進んでおりますが、これがやられますと、全く収益のない一般住居だけの人たちには大変な負担...全文を見る
04月14日第123回国会 衆議院 運輸委員会 第4号
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○佐藤(祐)委員 ことしは六月に地球サミットがブラジルで開かれる。海洋環境の保全というのは地球環境を守る上で大変大きな比重を占めているというふうに思います。  今回のこの海洋汚染及び海上災害防止法の一部改正案は、海洋における油濁防止、これを進めるというものでありますから、私たち...全文を見る
○佐藤(祐)委員 取扱不注意の問題もありまして、これは過って違うバルブをあけるとか、送り手と受け手の間で意思が疎通していなくてそういう誤作動がやられるといったようなこともあると聞いておりますが、こういうものに対する対策といいますか指導はどういうように進められているのでしょうか。
○佐藤(祐)委員 指導してきているようにもおっしゃっているが、このいただいた数字では減っていないですね。故意の方も取扱不注意の方も大体同レベルできているのですよ、ここ数年。これは指導というか監督が不徹底だということを示していると思うので、強化してもらわなければならぬということを申...全文を見る
○佐藤(祐)委員 事故が起きた場合に海上災害防止センター、ここがかなり大きな役割を果たしているということであります。中核的な役割という御答弁もあったと思います。  それで私たちセンターの方にお話をお聞きしました。そうしましたら、やはり何といっても事故が起きて後の対策としては、立...全文を見る
○佐藤(祐)委員 ちょっとポイントのところが答えられていないのですが、基本的には基金で運営されるわけですね。それから船主の分担もあるわけでしょう、船会社の。具体的に、出ていった場合には、防除作業をやった場合にはその経費分担の問題もあるというふうに思いますが、今お聞きしているのは、...全文を見る
○佐藤(祐)委員 どうも質問の趣旨が伝わっていないようなんだけれども、一般的には、事故が起これば海上保安庁の保安部の方へ通報があるわけですよね。それで海上保安庁としては巡視艇を出したりとか、あるいは飛行機を飛ばしたりとか、 それにふさわしい対応をする。油濁防止の必要性の度合いに...全文を見る
○佐藤(祐)委員 これはやはり何といっても海洋の汚染を敏速的確に防除するということが重要なわけですから、保険問題はあるにしても、まず動き出さなければ話にならぬと思うのですよ。そのあたりはもう少し私は検討してもらいたいというように要望しておきます。  そうすると、今回の改正で油濁...全文を見る
○佐藤(祐)委員 その中の一つの要件として、油汚染事故の際に連絡すべき当局のリストという項目がありましたが、この当局のリストはどこどこになっていますか。
○佐藤(祐)委員 私は、防除の緊急対応という点からいうと、このセンターもそこに加えるのが妥当ではないか、適切ではないかというように思います。
○佐藤(祐)委員 あと一、二点、時間の関係がありますから簡潔にお答えいただきたいのですが、一つは先ほどもやりとりがあったのですが、二重船体化ですね。これは私はいいことだと思いますが、これに関連して、新聞報道ですけれども、やはりコスト高になるから石油製品へ当然はね返っていくだろうと...全文を見る
○佐藤(祐)委員 これは新規の受注で潤う面というのも大きいわけですからね。  それで、今の二重船体化の問題あるいは排ガス関係でいいますと脱硫装置の開発とか、いろいろな課題があると思うのですね。それから防除についても、もっと技術向上というのか、そういうこともあろうかと思います。そ...全文を見る
○佐藤(祐)委員 最後に大臣にお聞きしたいと思います。  地球環境を守る問題では、大臣午前中からも、積極的な姿勢で取り組んでいく、模範的な活動をしたいというような御答弁がありました。ぜひそうあってもらいたいというふうに思うのですが、しかし、六月サミット、地球サミットへ向けてのい...全文を見る
○佐藤(祐)委員 終わります。
04月15日第123回国会 衆議院 運輸委員会 第5号
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○佐藤(祐)委員 まず、佐川急便問題でお聞きします。  前回の一般質疑で私は、佐川が道路運送法や道交法違反などを重ねて、運輸省も二度特別監査をした、しかし違法行為が改善されない、そういう状況を具体的な、異常な長時間勤務、そういう事実を示しながら問題にいたしました。同時に、そうい...全文を見る
○佐藤(祐)委員 今東京佐川の車両数について答弁がありましたが、その資料は古いんじゃないですか。新しくいただいた資料と数字が若干違います。私の方は持っておりますからそれはいいのです。  問題は、全体の保有台数の伸びということと同時に、きょうはその中の積み合わせ許可、これは大臣許...全文を見る
○佐藤(祐)委員 三割というその基準があったんじゃないかという点をお聞きしたのです。今おっしゃった通達は、私もいただいたものは全部目を通しております。これは原則禁止の枠を外したということは言えないですよ、いろいろ微妙な言い方はしてあって、だんだん規制緩和はしていっているけれども。...全文を見る
○佐藤(祐)委員 文書になったものはないのですよ。実態としてやられておったということなんです。それは出先だってそうですよ。一片の通達が出ただけで、具体的にどうやるのかという目安がなければ実際の指導はできないでしょう。そういうことだったわけです。  それで問題は、佐川に特別に許可...全文を見る
○佐藤(祐)委員 たまたま例は八二年のものを引きましたけれども、八二年に限りません。九〇年の物流二法で佐川的商法が全面的によろしいということになる以前ですね、旧法の時代には本当に脱法すれすれのことといいますか、現に摘発されているのもあるのです。区域トラックで路線営業をやったのだか...全文を見る
○佐藤(祐)委員 時間が短いですから、経過を省略してお話ししますが、今非常に事態が動いているのが、大臣も石川ですから北陸新幹線は特に関心も深いと思いますが、文字どおり北陸新幹線なんです。魚津-糸魚川間を切り離す、それをのめということが言われているわけです。結局、新幹線を欲しい、私...全文を見る
○佐藤(祐)委員 運輸省は非常に無責任だと私は思うのです。政府方針ですよ、今進めているのは。整備新幹線というのはJRが実質的に進めているという話じゃないんだから。政府方針でしょう。JRからの切り離しというのも、もとは政府・与党合意ですよ。それに基づいてやっているわけだ。私の方はそ...全文を見る
○佐藤(祐)委員 一言だけ、県議会のやりとりで、洪水は我が亡き後に来れじゃないか、結局は。バラ色の夢を宣伝して、本当にこれは深刻な事態になりますよ。だから、私はその人たちの意見を代表しているだけじゃないのです、運輸委員として現地を調査して、第三セクターについての余りにもばかげた虚...全文を見る
04月17日第123回国会 衆議院 土地問題等に関する特別委員会 第5号
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○佐藤(祐)委員 先日発表されました公示地価、住宅地では前年に比べて全国平均五・六%下落したということですが、地方都市では上がっているというところもありますし、東京圏、大阪圏の住宅地で見ますと、異常高騰以前から見ればなお二倍以上なのですね。だから、若干下落傾向は出ているからといっ...全文を見る
○佐藤(祐)委員 平成二年の土地白書によりましても、平均収益価格と公示価格の割合には相当開きがある。丸の内、銀座は八割程度、それから住宅地、商業地では五割から七割。逆に言うと、バブル的なものが五割から三割あるとも言える状況があるわけで、私は、やはり基本は、異常な土地高騰ですから、...全文を見る
○佐藤(祐)委員 私は、その七割の決め方がもうひとつはっきりしないと思うのですが、五十年代、比較的安定しておった。五十四年とか五十七年の数字がありますね。確かに平均すれば七割前後というのはありますけれども、その一番の基本の問題は、現在のように格差が拡大していった。もとは、その根本...全文を見る
○佐藤(祐)委員 ばらつきがあったのはおかしいと言いますが、これまでそうしてきたわけでしょう。それなりに固定資産税の評価については、いろいろ検討された結果としてこれまでの数字があるのですよ。五十四年度の数字も五十七年度の数字もあるわけですね。それを無理やり一律にするというのは、私...全文を見る
○佐藤(祐)委員 何か調整でうまくいくような抽象的な答弁ですが、本当にそんなことができますか。多方面に影響があることは承知している、それがこれまでの比ではないですよ。特に大都市、東京とか大都市では一〇%台から七割にするというのですから、五倍、六倍。それがほかの今申し上げたようなも...全文を見る
04月21日第123回国会 衆議院 運輸委員会 第6号
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○佐藤(祐)委員 内航海運は長距離大量運送に有利であるということで、我が国経済と国民生活の上で大変大きな役割を果たしているというように思います。ところが、内航船の九一・七%が七百総トン以下という小型船だ。これまでは船員法の適用も受けないということで、船員の労働条件や安全確保、こう...全文を見る
○佐藤(祐)委員 今四十四時間を達成された数字を挙げられたが、後半おっしゃったように、これは達成されていないところが問題なんですね。だから、そこを本当に実現していくというのは私は相当な決意で臨まなければ進まないだろうと率直に思うのです。やはり具体的に実際的に考えた場合、労働時間を...全文を見る
○佐藤(祐)委員 必要な員数はだれが決めるのかというのにお答えいただきたいことが抜けておりました。  もちろん船の形態は多様ですからなかなか決めがたいという側面もあろうかと思います。しかし、チェックをすると言われる場合も、チェックするには何らかの判断基準が当然あるはずですよね、...全文を見る
○佐藤(祐)委員 私も提言は全部目を通してありますけれども、同時に海員組合では、今度の法律からの削除によって定員削減が行われる心配がある、だからそういうことはないようにということも答申で出しているという状況もあるのですね。  やはりけさからの議論でも、何といっても一番がなめは法...全文を見る
○佐藤(祐)委員 今人数のことが出ましたからちょっとお聞きしておきますが、確かめておきたいと思うのですが、昨日いただいた資料でこういう資料をいただいたのですね。トン別で最人定員数と最低定員数というのをいただいたのです。ここで五百トン未満、これはランクが五から二十、二十から百、百か...全文を見る
○佐藤(祐)委員 その船は運航はどういう時間帯の運航なんですか。
○佐藤(祐)委員 内航船では、とにかくコスト優先という中でどうしても人員を少なくする、少ない人員で運航するというのが強くあるのですね。だからよほど厳密にそのあたりはチェックが必要だということだと思います。  次に、時間がありませんので休日問題に移りますが、労働条件改善の上で、休...全文を見る
○佐藤(祐)委員 現状はしかし三十日、四十日しかとれないということですね。それで週休、週一日休む、それから祝日、年休と、これだけでも大体年間八十日ですか。今後は週休二日に移行していくということで、公務員の皆さんは五月から週休二日に入るわけだけれども、そうなっていくと休日は年百四十...全文を見る
○佐藤(祐)委員 内航の場合で定員の何割ぐらい必要だと考えておられますか。
○佐藤(祐)委員 一律にということを必ずしも言っているのではないですが、外航の場合は九六・五%ですか、非常に高い数字になっているわけですね。内航の方は一九・三%、非常に低いわけですね。今後内航の場合も労働時間の短縮とか休日の確保ということを進めていかなきゃならぬわけですから、当然...全文を見る
○佐藤(祐)委員 時間があと一分になったようですから、最後に大臣にお聞きしますが、本当に船員労働者の場合、非常に長時間の過酷な労働、陸上の一般の労働者と違ってなかなか家にも帰れないとかいろいろ困難な状況がある、その中でしかし国民経済を支える上では大きな役割を果たしているということ...全文を見る
○佐藤(祐)委員 終わります。
05月12日第123回国会 衆議院 運輸委員会 第7号
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○佐藤(祐)委員 法案の前に、六日に起きましたJR東海の「のぞみ」型車両の事故の問題で若干お聞きをしておきたいと思います。  原因究明、強く指示しているという先ほど御答弁がありましたが、けさの報道、きのう記者発表などがあったようですね。それによりますと、つけ忘れていたんではない...全文を見る
○佐藤(祐)委員 あの事故が起きた後、私ほとんど毎日利用している東武鉄道に早速聞いてみました。あそこの場合も、もちろん製造過程で社員を派遣して検査をするということもやっておりますが、完成品として搬入されてきた段階でもなおその検査、チェックをしているということなんですね。  JR...全文を見る
○佐藤(祐)委員 次の機会にまたより詳しくやりたいと思いますが、新幹線鉄道運転規則などでもこの検査についてはいろいろな規定があるのですよ。これはやるわけだよ、そういうときには。年四十五万キロとかそういうときには。モーターというのは最初に出てきますよ。ですから、これがやれないという...全文を見る
○佐藤(祐)委員 非常に重要な安全の問題ですから、厳格な指導を重ねて要求しておきたいと思います。  さて、法案ですが、法案の関連する詳しい中身についてはけさ以来かなり質疑がありました。余り重複しないようにと思うのですけれども、これまでは、俗に言えば登録旅館というのは一流ホテル、...全文を見る
○佐藤(祐)委員 法案に即してもう一つお聞きしておきますと、外客接遇主任者とか外国語習得従業員のお話がありました。大体英検三級程度でいいのだとかという話があったのですが、英語をこの機会に習得したいという人もいると思うのです。思いますが、今言ったような人手不足状況もある。なかなか思...全文を見る
○佐藤(祐)委員 先ほど障害者の方の盲導犬の問題、視覚障害者の問題で御質疑がありましたが、私は車いすの身体障害者の方の問題でお尋ねをしたいと思うのです。  外国から日本への観光客は年々ふえているわけですが、実は車いす利用の外人は少ないのですね。これはヨーロッパ、アメリカなどへ行...全文を見る
○佐藤(祐)委員 今の数字はどの範囲の数字ですか。これは実態からいってパーセントが高過ぎないですかね。
○佐藤(祐)委員 今の登録ホテルといいますといわゆる一流ホテルですよね。そうでしょう。先ほどもこれは質疑があったとおりですね。  私も資料をいただいておりますが、これは二九%になるのかな、四十一ホテルで十二では。この数字よりは低いのではないかなという気がしますが、それにしても世...全文を見る
○佐藤(祐)委員 いかに欧米と日本で差が大きいかというお話はさっきの盲導犬のお話でもありましたが、私も同じような話はたくさん聞いているのです。  例えば、これは世田谷のあるお母さんだけれども、高校二年の肢体不自由の女のお子さんと一緒に先日、去年ですが、ロサンゼルスへ行かれたとい...全文を見る
○佐藤(祐)委員 最後に大臣に、大事な問題ですからお聞きしたいのですが、私が今言ったのは趣旨です。政府の行動計画にもまだちょっと抜けておったような問題で、しかし切実な課題、これからますます重要な課題です。  大臣としてぜひこれは力を入れていただきたいし、ホテル、旅館における障害...全文を見る
○佐藤(祐)委員 終わります。
05月22日第123回国会 衆議院 運輸委員会 第8号
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○佐藤(祐)委員 この法案は、地域の伝統芸能、こういうものを活用した行事によって観光の振興や地域の商工業の振興を図っていく、そのための支援措置を講ずるということであります。  私たちは、この法案によっても、何よりも地域の振興発展が基本に据えられなければならないというふうに考えて...全文を見る
○佐藤(祐)委員 今おっしゃったことに関連して、また後ほどもさらにお尋ねしたいと思っております。  文化庁にお聞きをしたいと思います。  まず、地域の伝統芸能、郷土芸能とかいろいろな言い方がありますが、多様でありますし、大変数も多い。一時期、一九六〇年代から七〇年代にかけてだ...全文を見る
○佐藤(祐)委員 私は民俗芸能の関係者の方とか自治体の文化財保護関係者の方々から実情と御意見も聞いたわけでありますが、今回の法案との関係で期待を持っておられる面と不安といいますか懸念を持っておられる面とがあるようであります。  今回の法案は、地域のいろいろな芸能あるいは風俗慣習...全文を見る
○佐藤(祐)委員 今の点は運輸省にもお聞きしたいと思うのですが、一、二例を言いますと、例えば花巻温泉というのがありますね、あの地方では鹿踊りというのが各地に随分たくさんあるのですよ。それが、活用とは私は言えないと思うのですが、温泉場で使われている。それは民俗芸能の関係者に言わせま...全文を見る
○佐藤(祐)委員 これもちょっと驚いた話を聞いたのですが、祇園祭というのは天下有名な行事ですね。日本の何大祭りに必ず入ります。あれも、鉾がありますね、これはかってはその地域地域の人たちが山車で引っ張っていくということだったのですが、京町衆とかいろいろな言われ方もするのですけれども...全文を見る
○佐藤(祐)委員 私がその点を特に申しておりますのも、伝統芸能というのは長年日常生活の中でつくり上げられてきたものなんですね。その町、その村の人たちが守ってきた、育ててきた、そういうものでありますから、そういう人たちの意見がやはり尊重されること。もともとは見せ物としてつくったもの...全文を見る
○佐藤(祐)委員 ちょっと今の答弁で大変気になるのですが、行事の内容に余りに立ち入ることは画一化を招くというような御答弁でした。そうしますと、かなり行事内容にも口を出すということですか。
○佐藤(祐)委員 だから、画一化を招くようなことがあってはならないのは伝統芸能そのものなのですよね。それについては私は支援機関は口出しをすべきではないということを言いたいのです。それは一夜漬けで言えるものでもないのですよ、長年の歴史があるものですからね。しかし、ちょっとそこが懸念...全文を見る
○佐藤(祐)委員 そこはぜひ厳格にやっていただきたいというように、重ねて申し上げておきたいと思います。  若干また関連もするのですが、文化庁にお尋ねをしたいのです。  こういう伝統文化、伝統芸能を守っていくために、文化財の保護指定とかいろいろな措置を講じておられるということは...全文を見る
○佐藤(祐)委員 最後に、大臣にもう一度御見解をお伺いして終わりにしたいと思いますが、私がきょう質疑してきましたように、やはり伝統芸能、地域芸能、郷土芸能の本来のよさを大切にする、それを支えてきた人たちの自主性を尊重するといいますか、それが大事だという問題なんです。  提案理由...全文を見る
○佐藤(祐)委員 終わります。
05月27日第123回国会 衆議院 運輸委員会 第9号
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○佐藤(祐)委員 昨年五月十四日、信楽高原鉄道の事故がありました。亡くなられた方が四十二人、負傷者六百十四名、大変大きな事故だったわけですが、一年がたつ。先日は地元で一周忌の法要、こういうものも行われたと聞いております。  あの事故は、大きさとともに国鉄の分割・民営に伴う第三セ...全文を見る
○佐藤(祐)委員 いろいろ手を尽くしてやっておられるという答弁ですが、実は一年たってもはっきりしない。当初は信号機その他が警察に押さえられておったということがあったわけですが、十一月には返ってきているわけですね。それから半年近くたっています。だから、やはり早く結論を出す必要がある...全文を見る
○佐藤(祐)委員 この問題で大臣にもお答えいただきたいのですが、事故原因の究明についても最近いろいろ発表がされています。例えば、運輸省の交通安全公害研究所と警察庁の科学警察研究所の鑑定で、JR列車の貴生川駅出発が、JRは二分だと言っているのですね、ここでやりとりもしました。私は五...全文を見る
○佐藤(祐)委員 次に、さきに同僚議員の質疑もあったのですが、ボーイング747−400に関する問題で私からもお尋ねをしたいと思います。  現在は日本航空二十機、全日空が七機ということですが、将来JASを含めて百二十機になっていく、主流になるということだけに、ダッシュ400の安全...全文を見る
○佐藤(祐)委員 その際明らかになった燃料使用にかかわる運用限界ということなんですが、航空機の燃料使用というのは、まず胴体タンクを使う、次に翼の内側から使っていって外側を使う、こういうことだと聞いています。これは機体の安定、安全を保障する上で大原則だということでやってきた。ところ...全文を見る
○佐藤(祐)委員 大臣、これは私は本当に驚いたのです。よく聞いておいてほしいのだけれども、つまり例えて言うなら、車が猛烈なスピード違反で走ったという場合にはこのスピード違反を抑える、制限速度を超えないような措置をとるのが普通ですよね。いっとき会社側もゼロから四千ポンドにはしました...全文を見る
○佐藤(祐)委員 あなたはそう言いますけれども、一番大事な機長の組合がこれでは問題があると言っているのですよ。FAAがいいと言えばすべていいのですか。そういうことじゃないでしょう。ほかの在来型機は、当初私も言い、あなたも今繰り返し説明されたけれども、内側から使っていくというルール...全文を見る
○佐藤(祐)委員 大臣も安全の問題では万全の上に万全を期せということをおっしゃったのですが、私も何よりも航空機の安全、国民の安全という観点から今疑問点をたださせていただいているということであります。  運輸省にお聞きしますが、航空機の事故というのは離着陸時に多いと聞いております...全文を見る
○佐藤(祐)委員 クリティカル・イレブン・ミニッツというそうですが、離陸時の三分と着陸時の八分、これは最も慎重にやらなければいかぬ、非常に危険度が高い時間だと聞いております。  ところで、先ほど申し上げました、資料も配付しましたようにせっかく成果を上げている実運航検証、これがこ...全文を見る
○佐藤(祐)委員 日航の社側はそういうものができればいいということを安全技術論議の中でも明言しておられるのですね。しかしなかなかそういうものはつくるのは難しいのじゃないかと言っておられたのを、三乗組の皆さんが工夫されてつくられたというのが現時点です。  ですから私は、最後にこれ...全文を見る
○佐藤(祐)委員 終わります。
12月08日第125回国会 衆議院 運輸委員会 第1号
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○佐藤(祐)委員 質問に入る前に一言。  先ほど久間委員長から、私の融資について云々、の発言がありました。これは佐川系列の運輸会社の定期預金を担保に久間議員が一億円の融資を受けられたという問題です。  私は朝の理事会でも、これは便宜供与といいますか非常に重要な問題だということ...全文を見る
○佐藤(祐)委員 関与したかどうかの質問の前に、どう承知しておられるかということを今お聞きしたのだけれども。  この増築も、まあ北陸佐川ですね、これは我が党の上田耕一郎議員が参議院予算委員会で初めて指摘しましたように、大臣の地元秘書が北陸佐川から給料を二年半にわたって受け取って...全文を見る
○佐藤(祐)委員 やはりいろいろ詳しく知っておられるようで、元請は佐川系列のある産業で、そこからまた受けたという経過のようです。  建設省来ていただいておりますね、建設省。建設省に聞きたいのですが、今質問しているように、増築された土地はもともとは農振地域であったわけですが、これ...全文を見る
○佐藤(祐)委員 いや、経過。
○佐藤(祐)委員 質問に答えてもらいたいのだけれども、私の質問の趣旨は、市街化調整区域で厳しい規制がかかっておるわけですよ。本来なら大きな建物が建つはずもない場所なんです。それがどうして許可をされたのか、そういう問題です。
○佐藤(祐)委員 建設省、その都市計画法並びに建設省通達、私は地元へ行って県当局、市当局の担当者幹部から事情を正確に聞きました。今の説明ではとんとわからないと思うのですよ。あなたがおっしゃった「市街化調整区域における開発許可制度の運用について」という通達ですね、これのある項を適用...全文を見る
○佐藤(祐)委員 石川県がどういう解釈でどうしようとも、それを全面的に絶えず建設省は擁護しなければならぬということではないと思うのですね。建設省の通達の精神が本当に守られているのかどうか、それを私は問題にしているのです。もし間違いがあるなら正さなければならぬわけですね。  今読...全文を見る
○佐藤(祐)委員 こういうふうに解釈を拡大していくと、まさにしり抜けになってしまうのですよ、大臣もよく聞いておいてもらいたいのだけれども。明らかにこれは建設省の通達の原文ですよ。ここには建築物が収用対象事業の施行によって移転または除却しなければならぬということになったときにはかわ...全文を見る
○佐藤(祐)委員 何とか県を擁護しようということばかりで、本当に厳格に——佐川のやり方はどこでもそうなんですよ。一見不可能と見えるようなことをやっていくわけだ。新潟の黒埼だってそうでしょう。どんどん土地買収して、結局都合よく建設省通達が出てきてターミナルの建設ができたのですよ。今...全文を見る
○佐藤(祐)委員 実はその収用した土地、大臣、これも念頭に置いておいてください。八六年ですよ。七メートル幅で百六十メートル、正確には百六十二メートルですけれども、それは収用したのです。ところが、実際には塀は全然動かしていないのでしょう。もとのままでただで北陸佐川は使っているのです...全文を見る
○佐藤(祐)委員 時間がもう来ましたので申しわけないのですが、自治省、来ていただいていますね。  質問主意書に対する自治省の正式の答弁もあるのですが、寄附には労務の無償提供も含まれる。我々は、佐川から給料をもらって奥田事務所で働いていたのだから、これは無償提供だというふうに考え...全文を見る
○佐藤(祐)委員 それはここに書いてあるとおりのことなんですよ。私が聞いているのは、必ずしも無償提供と言えないという、その基準はどこかということです。どういう場合にそういう判断をするのか。個々具体例を判断する場合にも、基準がなければ判断しようがないでしょう。
○佐藤(祐)委員 ちょっと時間切れで、本当は最後に大臣に痛烈な質問をする予定だったのだけれども、これはお預けにしておきます。  今の、要するに対価ですよ。あなたは寄附じゃないということを言うために研修だと言っておられる。労務の無償提供ではないということを言っておる。しかし、今の...全文を見る