佐藤泰介

さとうたいすけ



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佐藤泰介の1990年の発言一覧

開催日 会議名 発言
06月13日第118回国会 衆議院 文教委員会 第14号
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○佐藤(泰)委員 初めての質問でございますので、御無礼なことを申し上げるかもしれませんが、お許しをいただきたいと思います。  六月一日の本会議における我が党の輿石議員の質問、そして六月八日の本委員会の各党の質問で、本法案は四次にわたる臨教審の答申、そして十四期の中教審答申を踏ま...全文を見る
○佐藤(泰)委員 今背景なり、生涯学習社会はこういうものであるという御説明がありましたけれども、当然、この法案の中にそうした定義なり理念が欠けているということについては既に本会議での輿石議員の質問や六月八日の委員会の質疑の中でも指摘をされたところだと思います。したがって生涯学習に...全文を見る
○佐藤(泰)委員 今御説明をいただきますと、現在あるそうした事業を支援していく、そして発展充実させていくんだというような御趣旨の御答弁だったと思いますが、それでよろしいですね。  としますと、四条でそうした事業に文部大臣が望ましい基準を定めるということが述べられておりますが、支...全文を見る
○佐藤(泰)委員 今、この基準については、都道府県の参考にするようなもので制約を加えるものではないというような御趣旨の御答弁がございましたが、その程度の基準ならば、殊さらこうした法文に文部大臣が定めてその基準を示すというようなことは必要がないのではないか。  基準がある以上、そ...全文を見る
○佐藤(泰)委員 今、この基準について国の規制は全くないという御答弁がありましたが、確認させていただいてよろしいですね。  文部省の原案では、生涯学習センターの設置の基準であったものが、そのセンターの名前が消えたことによって、事業内容の基準となったことによって、事業そのものを国...全文を見る
○佐藤(泰)委員 最も重要な部分である生涯学習にかかわる定義や理念というものについては欠落をしておきながら、こうした、今お伺いするとこの望ましい基準というものは参考資料程度のものだというお答えでございますが、重要な部分では欠落をさせておいて参考程度のものがかなり詳しく述べられてい...全文を見る
○佐藤(泰)委員 こう基準を設定しますと、どうしてもその基準が、今の御答弁の趣旨から考えますと、そんなに地方を締めつけるものではないということを理解するわけですが、基準が設定されますと、その基準がひとり歩きして、どうしてもそこに国の指導が入ってくるのではないかという心配を持つ部分...全文を見る
○佐藤(泰)委員 知事部局が主体になる場合、それから教育委員会が主体になる場合、双方が連携をとって進める場合、いずれかの場合は地方に任せるというような御答弁だったと思いますが、いずれにしても、私は知事部局が主導で進められる道が開かれているのではないかという点を心配しますが、この点...全文を見る
○佐藤(泰)委員 それでは次に、市町村との関係についてお尋ねをしたいと思います。  例えば、生涯学習と密接な関係にあると言われている社会教育は、今のお答えにもありましたように教育委員会の所管で、現在は市町村が中心になって進めていると思います。ところが、この基本構想にかかわる社会...全文を見る
○佐藤(泰)委員 都道府県の事業に市町村と十分な連携を図ってこの基本構想を進めていくというような御趣旨の御答弁だったと思いますが、県と市町村との力関係からして、基本構想にかかわる社会教育が市町村の中で優先をされて、これまで市町村が行われてきたいわゆる従来の社会教育にかかわる分野、...全文を見る
○佐藤(泰)委員 今の御答弁をお伺いしますと、従来の社会教育にかかわる事業についてはあくまでも市町村が中心に推進をしていくということで理解させていただいていいですね。  としますと、この基本構想の推進に当たっても市町村の果たす役割もかなり大きなものがあるというような説明が今あっ...全文を見る
○佐藤(泰)委員 今の御答弁、大変理解したわけですけれども、今派遣主事の話が出ました。現在この派遣指導主事、社会教育主事ですか、これは県でいいますと全部の市町村の教育委員会の事務局に派遣されているのでしょうか。どの程度の派遣社会教育主事が市町村に派遣されているか。今お話が出ました...全文を見る
○佐藤(泰)委員 派遣社会教育主事が全市町村には行っていないということですが、こんな実態を私は聞いたのですけれども、市町村にローテーション的に派遣社会教育主事が回されていくというようなこともあるのですか。全市町村に派遣社会教育主事が配置されていないわけですので、市町村によって期限...全文を見る
○佐藤(泰)委員 私は、三年この市町村に派遣をされて、三年済むとこっちの市町村へというような話を聞いたことがあるわけです。そうしますと、派遣社会教育主事が配置をされているときには、その市町村の社会教育がかなり充実して進められていきますけれども、次にその派遣社会教育主事がある一定の...全文を見る
○佐藤(泰)委員 ぜひ今の御答弁の趣旨に沿って御努力をいただきたいと思います。  施設の充実とともに、生涯教育を進めていく上ではやはり人的な整備という側面が極めて重要になってくるだろうというふうに思います。それが学習者の多様なニーズにこたえていくということになることにもつながっ...全文を見る
○佐藤(泰)委員 今の答弁よくわからなかったので、もう一度お尋ねしますけれども、基本構想の要素となるのだというように今お答えがあったと思いますが、私がお尋ねしたのは、それは基本構想作成に当たっては義務づけられるものなのか、それとも努力義務みたいな意味なのか。  今の答弁だと要素...全文を見る
○佐藤(泰)委員 それでは次に、租税特別措置法による損金算入の特例の適用について述べられておりますが、その内容を具体的に説明をしていただけませんでしょうか。
○佐藤(泰)委員 では続いてもう一点、基本構想による事業は特定の地区の住民を対象にこの基本構想を作成するということになっていますが、その特定の地区の指定をする理由について説明をしていただけますか。
○佐藤(泰)委員 その二点については大体理解ができましたけれども、別な観点から、その地区が指定をされていきますと、従来からの大都市の部分と指定される地域、指定から外れる地域もございますね。そうすると、それらの地域においてこの生涯学習にかかわる事業に格差が生じてくるのではないかとい...全文を見る
○佐藤(泰)委員 時間差を持って拡大していくというような御答弁がございましたが、県の取り組みによっては県内で複数指定ということも考えられていくのかという点はどうでしょうか。
○佐藤(泰)委員 そうしますと、私が先ほど申し上げたように、どうしても文化に接する機会等が少ないような地域、ぜひそちらの方の地域へも、指定枠を拡大するなり、そんな指導を国として行っていただきたいというふうに思います。当然、今この法案を読む限りにおいては、民間が入りやすいような地域...全文を見る
○佐藤(泰)委員 ぜひそのようにお願いしたいと思いますし、一極集中をなくしていくということですが、交通の便利なところで過疎地域からもその機会に接することができるようにしたいというような答弁がありましたけれども、私は出身が名古屋でございますが、東京へ出てくるのと、愛知県の中でも三河...全文を見る
○佐藤(泰)委員 ぜひそのようにお願いをしたいと思います。  生涯学習に関する世論調査、これは総理府広報室から出されているものですけれども、この調査の結果を見ますと、生涯学習の機会を受けたいと思う人は七七・六%、とりわけ管理・専門技術職については九四・二%の方がそうした生涯学習...全文を見る
○佐藤(泰)委員 そうすると、今の説明ですと、関係行政機関の長に建議する内容としては、文部省が所管をされていることに限定されているようにとれるわけですけれども、その程度の建議、協力を求めるということでしょうか。  今、前段の質問で、そうした有給教育休暇などに関するものも充実して...全文を見る
○佐藤(泰)委員 ありがとうございました。対象になるということの御答弁だったと思いますが、中教審答申で既にこうしたものの普及を考えていくことが必要であるという提言がなされており、そして今回の法案が提出をされ、先ほど私が数字を申し上げましたが、例えば有給休暇についての調査を見ますと...全文を見る
○佐藤(泰)委員 生涯学習の振興に当たっては、今申し上げたように窓口の一本化といいますか、統一的に進めていくことが学習者にとっては必要であろう、そのことが学習者の多様なニーズにこたえていくことになると私は思います。したがってもっと他省庁との連携を図って進めるべきだと考えますが、他...全文を見る
○佐藤(泰)委員 私は何度も申し上げているわけですけれども、文部省の所管の学校教育、社会教育、文化、スポーツというものが中心になるから文部省が主管で進めていくんだということは十分に理解するわけですけれども、先ほども申し上げましたが、自発的意思に基づいて生涯学習を進めていくというよ...全文を見る
○佐藤(泰)委員 では、この問題はこの程度にさせていただいて、次に、審議会にかかわってもう一点、お尋ねをします。  本法案の生涯学習の振興に当たっては、この審議会が重要な役割を果たすものと考えます。審議委員の考え方によっては、生涯学習の方向づけが大きく変わる場合も考えられると思...全文を見る
○佐藤(泰)委員 今後の問題だということですので今後の問題になるのだろうと思いますけれども、先ほども文部省にかかわりが多くある部分を進めていくんだという答弁がありましたので、例えば教育現場の代表とか、先ほどの有給教育訓練休暇の問題等を考えますと、勤労者の代表等を含めるようなお考え...全文を見る
○佐藤(泰)委員 ぜひそのようにお願いをしたいと思います。特別委員というものもつくられていくということですので、そこで審議になる問題については、そういった中へ勤労者の代表、教育現場の代表、より幅広い層の代表が加われるような審議会の構成にしていっていただきたいというふうに思います。...全文を見る
○佐藤(泰)委員 今報告いただいた各県で既に実施されている施策、事業等、かなり独自性を持って進められているように思うわけですけれども、本法案にかかわる施策、事業との関係は一体どのように考えてみえますか。
○佐藤(泰)委員 そうしますと、この法案に盛られている事業については、これまでの県で行われているものを一層発展充実させていくというような理解でいいですか。そのような理解をさせていただきますが、いいですね。  そうしますと、そのような理解に立ちますと、都道府県が作成するこの基本構...全文を見る
○佐藤(泰)委員 この基本構想にかかわる承認についても、冒頭申し上げた望ましい基準にかかわっても、そのような基準を定めていくことによって国主導になっていくのではないかという心配を持ちますので、今御答弁をいただいたような形で、既に行われている各県での施策を補完充実していくような形で...全文を見る
○佐藤(泰)委員 ありがとうございました。  時間が参りましたので、最後にもう一点、文部大臣にお尋ねをします。  ある人の話で、十人十色という言葉がございます。それがどうしても十人一色にまとめ上げられていく生涯学習にならないように、むしろ一人が十色の生涯学習を行えるような、そ...全文を見る
06月22日第118回国会 衆議院 文教委員会 第16号
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○佐藤(泰)議員 ただいま議題となりました公立幼稚園の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  我が国の未来を担う幼児が、心身ともに健やかに成長することは、国民がひとしく願うことであります。この幼児のうち、四歳児...全文を見る