佐藤泰介

さとうたいすけ



当選回数回

佐藤泰介の1992年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月06日第123回国会 衆議院 文教委員会 第3号
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○佐藤(泰)委員 私は、ますます深刻化する、また午前中の我が党の中西委員の質問に対して文部大臣も当面する重要な課題の一つとして挙げられた不登校児の問題について、二月二十七日の本委員会における宇都宮委員の不登校児の出欠にかかわっての質問に対する坂元初中局長の答弁について、もう少し具...全文を見る
○佐藤(泰)委員 違っておったら指摘をしていただきたい叱思いますが、教委と学校長が認めれば出席扱いにしてもというような答弁内容だったと思うのですよ、先日。そうすると、学校長もその認める側の一人に加わるわけでしょう、答弁趣旨からいいますと。そうすると、学校長がそこで果たす役割という...全文を見る
○佐藤(泰)委員 じゃ、ちょっと確認をさせていただきますが、市町村教委がチェックポイントに基づいて認定をして、そして市町村教委が認定したものが県に集約をされて、そして文部省として一括して集約されるということでしょうか。そんな内容の答弁だったですか、今。よろしいですか、それで。
○佐藤(泰)委員 そうすると、学校現場では、校長が独自に判断をしてその施設へということではなくて、今の手続のもとに市町村教委が学校長にここなら結構ですよと言ったときに、学校長はそれを出席として認める、こういう意味だったわけですね。ありがとうございました。  では次に、いわゆる風...全文を見る
○佐藤(泰)委員 二百三十九ですね。最初二百三十九、後で三十九と言われたように思うのですが。
○佐藤(泰)委員 では次に、今説明していただいたように、そうした民間施設は大変多種多様な形態をとっていると思うのですが、今回それらに当たって認定をして出席扱いにするということは、それらの施設を義務教育の履行の場として結果的に認めることになるのであろうと私は思います。チェックポイン...全文を見る
○佐藤(泰)委員 大体理解をさせていただきましたが、いずれにしても、今回の措置については、今の局長の答弁ですと違うわけですけれども、ひょっとしたらこれ学習塾も含まれるのではないかという声も既に出ているわけですよ。そういう中で、この認定基準については非常に慎重な教育的な配慮や判断が...全文を見る
○佐藤(泰)委員 では、チェックポイントについては、今局長の答弁にありましたように、殊にこれによってこの今回の措置がいろいろな形に変わっていくと思いますので、十分な検討をお願いしておきたいと思います。  次に、局長も少し触れられましたけれども、今回の措置はあくまで不登校児の義務...全文を見る
○佐藤(泰)委員 ありがとうございました。大体私の考えと同じで安心をしましたが、具体化あるいは運用に当たって、今文部大臣も言われましたように、義務教育の根幹にかかわってくることもあり得ると思いますので、今そんな点をお聞きしたわけでございます。  したがって、今限定的な措置である...全文を見る
○佐藤(泰)委員 特段の法的な措置は必要ないということですが、建前のところはちょっと理解しにくかったわけですが、学校教育法二十三条では、今局長が言われたようにかなり限定的に枠を狭めているというふうに思います。と同時に、その施行規則四十二条には、就学義務の猶予または免除を願い出る場...全文を見る
○佐藤(泰)委員 じゃ、今答弁のあったような運用でお願いをしたいと思います。協力者会議の中間報告でも、いわゆる従来の登校拒否の見解を、特定の子ではなくてすべての子に不登校になる可能性があると言っているわけですので、不登校児の就学猶予なり免除にかかわっては、現実には起こり得ないだろ...全文を見る
○佐藤(泰)委員 今の答弁、大体理解をいたしますけれども、問題は、こういう生徒がふえなければ、そういうことを考えなくてもいいわけですので、そちらの方へ対策を講じていかなければ、十分な対策を講じていくことの方が重要であろうと思います。ただ、大変な費用になる場合もありますので、今後の...全文を見る
○佐藤(泰)委員 地域、家庭が中心にならざるを得ない、それはそのとおりだと思うのですけれども、現実に通えない子供や家庭にとっては、これは大変な問題だろうと思うわけです。そこにやはり温かい手を差し伸べるというのも、文部行政の一つの重要な部分ではないかと思うのです。  ちょっと伺っ...全文を見る
○佐藤(泰)委員 今言われた訪問指導のさらなる拡充を強く要望をしながら、次の質問に移らせていただきます。  今回の措置によって、逆な面で、そういうところが出席に認められる、例えば保健室登校も出席に認められる、あるいは教委がやる適応指導教室も認められる、民間の塾も認められる、施設...全文を見る
○佐藤(泰)委員 じゃ、十分な検討をお願いしたいと思います。これまでずっと何年か、その形で統計をとってきたものですので、この措置がとられたことによってそれが変わると、統計の比較がわからなくなってしまうというような点もありますので、この調査については従来の形で調査を続けていただきた...全文を見る
○佐藤(泰)委員 大臣、もう出かけられるのですか。(鳩山国務大臣「はい」と呼ぶ)最後に、一つ聞きたいことがございましたので、それじゃ、ちょうど時間になりましたので、最後の質問を申し上げますので、一言だけお答えをいただきたいと思います。よろしくお願いします。  不登校の問題は大変...全文を見る
○佐藤(泰)委員 ちょっと最後におわびをしておきたいと思います。当初時間が一時間いただけるということでしたので、遠山局長にも野崎官房長にも来ていただいておりますが、御答弁いただく機会がなかったことを、またこの次にお願いしたいというおわびをしながら、私の質問を終わらせていただきます...全文を見る
03月25日第123回国会 衆議院 文教委員会 第4号
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○佐藤(泰)委員 まず私は、先回の私の質問以降、不登校問題について最終報告がまとめられましたので、これを踏まえて、この問題について最初にいま少し伺わせていただきたいと思います。  まず、「不登校」という用語を併記されたこと、また「「心の居場所」づくりを目指して」というタイトルに...全文を見る
○佐藤(泰)委員 今の御答弁で、大体私の申し上げたことを確認させていただいたものと思います。  次に、この具体的な運用に当たっては、今後さまざまな検討が必要であろう、あるいは配慮することが必要であろうというふうに思います。仮に限定的な措置とはいえ、民間施設を一応は義務教育の履行...全文を見る
○佐藤(泰)委員 私も、この最終報告書を読ませていただいて、今の局長の答弁、十分に理解するわけです。次に、その点もお伺いしたいと私は思っておったわけですが、あわせてお答えをいただきましたが、この最終報告にも、「あくまで児童生徒の学校への復帰を目指して支援策が講ぜられる必要がある」...全文を見る
○佐藤(泰)委員 それでは運用に当たっては十分な検討をお願いをして、各県からいろいろな問題が出ないような通達の内客を検討していただきたいと思います。  次に、私は最終報告を読ませてい一たたいて、全体としては公的機関の取り組みの充実を求めているところに基調が置かれているように感じ...全文を見る
○佐藤(泰)委員 私の数字が正しかったわけですね。  次に、この最終報告を踏まえて、公的機関ができないことを民間に厳しく求めているという指摘もあるわけでございますので、今局長の答弁にあったように、今後公的機関の拡充に向けて一層の取り組みの強化を要望しながら、議題となっております...全文を見る
○佐藤(泰)委員 余り理解できなんだわけですけれども、この数値については、基準財政需要額が実際の収入額の七五%で計上されて、二五%のゆとりがあるわけですね。したがって、この程度の数値のばらつきについては一応やむを得ないではないかという認識に私も立っております。  とはいえ、問題...全文を見る
○佐藤(泰)委員 今の答弁からしても、基準財政需要額は、先ほども申し上げましたが、実際の収入額の七五%で計上して、二五%のゆとりがあるわけですよ。そして、そのゆとり分を認めた上で不足分は交付税として交付されているわけです。  この観点からいきますと、基準財政需要額に対する実支出...全文を見る
○佐藤(泰)委員 義務教育の機会均等、その水準の維持向上は、まさに国のといいますか文部省の責任であろうというふうに私は思っています。こうした観点からすれば、こうした調査結果に基づいて、文部省と自治省が十分に連携をとり合っていただいて、そうした県について何らかの対策を講じられてしか...全文を見る
○佐藤(泰)委員 それで、この地方教育費調査報告書の冒頭に「調査の目的」というのが書いてあります。私はそれを読ませていただきました。そうしますと、昭和四十五年度のを読ませていただきますと、かなり調査の目的が、私が申し上げたような観点で書いてあるわけです。  例えば、昭和四十五年...全文を見る
○佐藤(泰)委員 今そんな答弁があったわけですが、私は、実支出額の方がかなり多いということは、一つには基準財政需要額の見方が現状に合っていないのではないか、こんなふうに思うわけです。教育費の基準財政需要額の算定が一体どのように行われているのか。私は、その見方が低いがゆえに、その数...全文を見る
○佐藤(泰)委員 その具体的な面はわかりましたけれども、ちょっと確認ですが、その地方団体の経費を出す場合に、標準的な規模として、都道府県では人口百七十万人、市町村の場合では人口十万人を基準とするという部分もございますね。今答弁になかったわけですが、いいですね、それを確認させていた...全文を見る
○佐藤(泰)委員 今、補正係数について、そういった場合は調整をしているというような説明であったかと思いますが、私は、国が算定する市町村の教育費の基準財政需要額を建築費を含めた場合について比較した場合、その実支出額が全国平均で小学校で基準財政需要額の一・六八倍、逆な言い方をするとこ...全文を見る
○佐藤(泰)委員 ぜひそういった、今答弁いただいたような方向で私が指摘した問題について改善を図っていただきたいと思います。  まだまだこのテーマにかかわって中心的な質問ができないわけですが、時間が来てしまいましたので、最後に大臣に伺いますが、これまでのやりとりについての感想も含...全文を見る
○佐藤(泰)委員 大変ありがとうございました。私が考えているような方向での今の大臣の御答弁をいただいて、大変力強く思っているわけです。  まだまだ尋ねたいことはたくさんございましたけれども、時間が参りましたので、以上で私の質問を終わりにさせていただきます。どうもありがとうござい...全文を見る
04月17日第123回国会 衆議院 土地問題等に関する特別委員会 第5号
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○佐藤(泰)委員 先ほどそれぞれ説明をいただきましたが、その説明に基づいて少し質問をさせていただきたいと思います。  今中谷委員の方からも固定資産税の土地評価について質問があったわけですけれども、私もまずこの問題について最初に伺わしていただきたいと思います。  一九九四年度の...全文を見る
○佐藤(泰)委員 基本的には、今説明があったように、市町村が主体的に進めるわけで、私は、対応が異なる場合が今ない、先行業者は既に経験があるのでよりスムーズにいくというような説明だったかと思いますが、私は、多少対応に異なる部分が出てくるのではないかというような気もいたします。  ...全文を見る
○佐藤(泰)委員 鑑定方法は同じだけれども、その鑑定士の数といいますか、公示価格の場合は二人で鑑定する、しかし固定資産税の土地評価については一ポイントを一業者で鑑定する、そんな説明だったと思いますけれども、一業者に鑑定を限定した場合、各自治体ごとに、先ほど中谷委員も多少触れられま...全文を見る
○佐藤(泰)委員 十分な調整を図っていただきたいというふうに思います。  固定資産税の土地評価については、やはりこれは個人の納税に直接かかわるだけに、より正確な土地鑑定が行われ、土地評価の高い精度が求められるであろう、そういうことが納税者の立場を考えた土地評価ではなかろうかとい...全文を見る
○佐藤(泰)委員 今御答弁いただいたように、今後そんな方向でさらなる検討をお願いをしておきたいと思います。そしてまた、先ほど申し上げたように、これは直接納税者にかかわる問題でございますので、ばらつきが生じないように、十分なる調整機能を果たしていただくように御指導がいただければとい...全文を見る
○佐藤(泰)委員 大体理解できましたけれども、では、今の説明の中にあった還元利回りについて統一的な見解というものがあるのかどうか、この点について伺いたいと思います。
○佐藤(泰)委員 ちょっとよくわからぬのですけれども、そうすると統一的なものはないということですね。
○佐藤(泰)委員 では現在、利回りについて大体どれぐらいが想定をされて行われているのか。過去の事例で結構でございますので、大体どの範囲の利回りを考えて評価をされているのか、その点について伺いたいと思います。
○佐藤(泰)委員 統一的な見解はないということですが、大体三から五%が還元利回りであるというような説明であったかと思うわけですけれども、その三から五というものについては鑑定を行う場合に規範性といいますか、そういうものはあるのでしょうか。それともその鑑定時点、地域、時期その他によっ...全文を見る
○佐藤(泰)委員 今御説明をいただいたように鑑定士の鑑定評価にゆだねられているということですが、確かに鑑定士は高度な資格を持ってみえる方で、特に私は異論はないわけですけれども、いま少し統一的なものがあってもよいのではないかというふうに思いますので、この点についてさらなる検討をお願...全文を見る
○佐藤(泰)委員 今説明していただいたわけですが、私もやはり今の市場環境ではすぐに買い手がつかずに、売れるとしても路線価を大幅に下回る価格ならば、売らずに物納した方が有利ということからこういう現象が生じてきているのではないかと思います。このことからすれば、一部地域では時価と公示価...全文を見る
○佐藤(泰)委員 今のような説明ならば、私はそれほど物納がふえないのではないかというふうに思うわけですが、やはりその辺の指導が十分になされていないのではないかというような気もするわけですが、どうでしょうか。そんなことを思うのですが、どうですか。
○佐藤(泰)委員 今答弁いただいたような方向で早急に検討を進められたいというふうに思います。  時間が参りましたので、私最後に、土地対策は、計画といいますか規制、そして助成、誘導等の要素を相互に連携し、総合的に実施していかなければならないと考えております。その際、地価の公示価格...全文を見る