鮫島宗明

さめじまむねあき



当選回数回

鮫島宗明の1994年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月18日第129回国会 衆議院 予算委員会 第1号
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○鮫島委員 さきがけ日本新党の鮫島でございます。  三十分の持ち時間のうち、私が二十分、同僚の長浜議員が十分を使って質問させていただきたいと思います。主に日米経済摩擦の問題、円高の問題、貿易黒字の削減の問題について御質問したいと思います。  初めに、大変きつい日程の中、厳しい...全文を見る
○鮫島委員 一九九四年二月十一日の首脳会談は、その日が単独で存在していたわけではなくて、長い日米協議の節目の一日というふうにとらえるべきではないかというふうに思います。  先ほど総理の御答弁にもありましたように、一九八九年九月、ブッシュ元大統領の提案による日米構造協議の開始を端...全文を見る
○鮫島委員 ただいまの財政御当局の説明でございますけれども、財政と同時に、やはり車の両輪のもう片方である金融政策が非常に重要ではないか。  私に限らず、議員の後ろにはそれぞれ選挙区の中小零細企業の経営者の方々あるいはそこで働く従業員の方々、パートタイマーの方々の生活がかかってい...全文を見る
○鮫島委員 そうしますと、介入のタイミングあるいは介入の規模、どのぐらいの円を売るかという規模については、これは大蔵当局が決めることであって、日銀はそのオペレーションを行うだけだというふうに認識してよろしいんでしょうか。
○鮫島委員 そうしますと、その判断を行う責任者は大蔵省の財務官であるというふうな認識をさせていただいてよろしいのかと思います。  しかし、実務者として日銀側が財務当局に進言をする立場にあるのではないか。つまり、今が介入の時期とかどの程度のレベルまで持っていくべきだというのは、当...全文を見る
○鮫島委員 今、金融政策は、財政政策と並んでもちろん経済政策のかなめであると同時に、このような現下の国際情勢のもとでは外交政策のかなめでもあるという認識が共有されていると思いますけれども、今総裁がおっしゃられたように、そのことは国民に対して明らかにできないと。どのようなレベルが好...全文を見る
○鮫島委員 先ほど私申し上げましたように、すべての議員の後ろには中小零細企業の経営者の方々、その従業員の方々がついているわけです。ですから、みんなにわかるように御説明いただけるとありがたいと思います。  もちろん、今日のすべての問題の発端は、大幅な貿易黒字が存在している、しかも...全文を見る
○鮫島委員 私は、最初に申し上げましたように、この難局を乗り切るためにはすべてのセクターが一致協力して努力をする必要があるだろうというふうに申し上げましたけれども、日銀としても従来の伝統的な金融政策の常識が働かなくなっている。  つまり公定歩合は、日銀が始まって以来、百十年来の...全文を見る
○鮫島委員 どうもありがとうございました。(拍手)
06月07日第129回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号
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○鮫島主査 これより予算委員会第五分科会を開会いたします。  私が本分科会の主査を務めることになりました。よろしくお願い申し上げます。  本分科会は、総理府所管中環境庁並びに農林水産省所管について審査を行うことになっております。  なお、各省庁所管事項の説明は、各省庁審査の...全文を見る
○鮫島主査 この際、お諮りいたします。  ただいま浜四津国務大臣から申し出がありました環境庁関係予算の主要項目の説明につきましては、これを省略して、本日の会議録に掲載いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○鮫島主査 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。   〔浜四津国務大臣の説明を省略した部分〕  予算要求額の主要な項目について、御説明申し上げます。  第一に、環境保全の企画調整等については、昨年十一月に成立した「環境基本法」の枠組みの下に、「環境基本計画」...全文を見る
○鮫島主査 以上をもちまして総理府所管中環境庁についての説明は終わりました。     ―――――――――――――
○鮫島主査 質疑に入るに先立ちまして、分科員各位に申し上げます。  質疑の持ち時間はこれを厳守され、議事進行に御協力をお願い申し上げます。  また、政府当局におかれましても、質疑時間が限られておりますので、答弁は簡潔、明瞭にお願いいたします。  これより質疑に入ります。 ...全文を見る
○鮫島主査 これにて白沢三郎君の質疑は終了いたしました。  次に、福留泰蔵君。
○鮫島主査 これにて福留泰蔵君の質疑は終了いたしました。  次に、川島實君。
○鮫島主査 これにて川島實君の質疑は終了いたしました。  次に、小澤潔君。
○鮫島主査 これにて小澤潔君の質疑は終了いたしました。  次に、上田晃弘君。
○鮫島主査 これにて上田晃弘君の質疑は終了いたしました。  以上をもちまして、総理府所管中環境庁についての質疑は終了いたしました。  この際、暫時休憩いたします。     午前十一時二十六分休憩      ――――◇―――――     午後三時四分開議
○鮫島主査 これにて錦織淳君の質疑は終了いたしました。  次に、古堅実吉君。
○鮫島主査 これにて古堅実吉君の質疑は終了いたしました。  次に、矢上雅義君。
○鮫島主査 これにて矢上雅義君の質疑は終了いたしました。  次に、永井哲男君。
○鮫島主査 これにて永井哲男君の質疑は終了いたしました。  次に、栗原博久君、
○鮫島主査 これにて栗原博久君の質疑は終了いたしました。  次に、畠山健治郎君。
○鮫島主査 これにて小林守君の質疑は終了いたしました。  以上をもちまして農林水産省所管についての質疑は終了いたしました。  これにて本分科会の審査はすべて終了いたしました。  この際、一言ごあいさつ申し上げます。  分科員各位の御協力により、本分科会の議事を滞りなく終了...全文を見る
06月08日第129回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○鮫島委員 第五分科会における審査の経過について御報告申し上げます。  本分科会においても同様に、昨七日審査を行いました。  質疑応答の詳細につきましては会議録に譲ることとし、ここでは質疑事項のうち主なものについて申し上げます。  まず、環境庁関係では、環境基本計画の進捗状...全文を見る
06月21日第129回国会 衆議院 予算委員会 第21号
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○鮫島委員 細川さん、与党を代表して質問させていただきます。  従来、首相経験者に対する証人喚問は、首相の職務権限または閣僚の職務権限に関する事項で、しかも社会問題化したケースに限り、極めて異例なこととして行われてきたと認識しておりますが、今回の細川さんに対する証人喚問で問題と...全文を見る
○鮫島委員 確かにこの問題については相当な時間を予算委員会で費やしてきたわけでございまして、国会を一日開催すると約二億円の経費がかかると言われております。国民の側からも、一体国政上の重要問題をそっちのけにして一億円問題をいつまでやっているんだという声、あるいは、聖人君子面をして質...全文を見る
○鮫島委員 利息分は返済し、それと同額の政治献金を受け、適正に処理したというのが利息に関する事実だと思います。  次に、元本に関してですけれども、このことに関しては紛失した領収書をめぐって延々と水かけ論が続いておりますけれども、この問題で水かけ論を続けていてもしようがない。貸し...全文を見る
○鮫島委員 これがその実物だと思いますけれども、今コピーを全員にお配りしておりますけれども、二月二十二日付で当委員会に提出された書面がその返済証明であると思います。  内容については、佐川急便株式会社東京支店名で、「細川護煕殿」「一億円の貸付金については既に完済されております。...全文を見る
○鮫島委員 それではあなたが藤木氏に御自分のNTT株購入を依頼したという事実はもちろんないわけですけれども、それでは、桑畑氏あるいは深山秘書に対して、自分がNTT株を購入したいから手続をとってくれということを依頼したことはございますか。
○鮫島委員 あなたは藤木さんにも桑畑さんにも深山さんに対しても、自分ではNTT株を購入する気はない、義父の上田が購入したいので、自分が担保提供をするからその手伝いをやってくれという指示を深山さんにしたというふうに深山さん自身の御答弁からも類推されるわけですが、事実はそのとおりでよ...全文を見る
○鮫島委員 深山さんの証言あるいは桑畑さんの記者会見等で、担保提供は細川さんが行ったということは明白な事実として証明されております。しかし、担保提供を行った人が即株を購入する人ということではないわけでして、この取引に伴う委員会に提出されている種々の書類を見ますと、すべて実際の手続...全文を見る
○鮫島委員 ただ、この点について一つだけ、この前深山さんの証言で、NTT株式の売却益たる小切手が上田さんの口座ではなく細川事務所の口座で換金されたということでしたけれども、この事務所の口座というのは上田さんのためにしょっちゅう使われていた、あるいは一時的に使われたのかどうかお答え...全文を見る
○鮫島委員 ちょっと問題の本質から外れると思いますけれども、細川さん自身は御自分で株を売買するということに大変御関心があって、今までもそういうことをやってこられたのでしょうか。
○鮫島委員 上田正平さんの株取引について、御高齢の年金生活者なので御本人が株を取引するわけがないというような意見も一部にあるようですけれども、上田さんは、どのような方で、株取引についてどの程度の御関心があった方なのか、細川さんの御承知の範囲でお答えいただけませんでしょうか。
○鮫島委員 このNTT株の件については、信用保証をしたのは細川さんである、しかし、実際に株の売買を行ったのは上田さんであるということも明らかな事実であると思います。  三番目に、資金運用の問題ですけれども、これは先ほど委員長からの質問もありましたので結論だけお伺いいたしますけれ...全文を見る
○鮫島委員 以上、短い時間でしたけれども、佐川一億円の問題、NTT株の購入問題、資金の運用問題について、それぞれ適切に処理されておって、いわゆる巷間言われるような疑惑に該当することが本質的にはないということが明らかになったのではないかと思います。  既にこの問題については、先ほ...全文を見る
11月21日第131回国会 衆議院 世界貿易機関設立協定等に関する特別委員会 第4号
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○鮫島委員 改革の同僚議員のお許しを得て、主としてウルグアイ・ラウンド農業合意関連対策を中心にして質問をさせていただきたいと思います。  先日、同僚の松田議員が指摘したように、この七年間の百二十五カ国が参加して新たな自由貿易の枠組みをつくる、そのための新たな国際貿易機関が設置さ...全文を見る
○鮫島委員 この関連対策が農家救済というような福祉的視点を中心に行われるとしたら、これはどこの産業分野でも悲惨な例を持ち出して競争したら切りがないというところがありまして、やはり大筋としては、あくまでも農業の産業としての自立を図るための措置だということを踏まえていただかないと、い...全文を見る
○鮫島委員 技術開発の重要性についての御認識を伺いましたけれども、先ほどの吉田議員の答弁の中で総理がちょっと、農業の産業としての自立を図るべきだけれども米はちょっと別だがというようなことをおっしゃいましたけれども、これは米生産も含めて産業としての自立を図り、国際競争力を強めるとい...全文を見る
○鮫島委員 農水省は、平成四年の六月に「新しい食料・農業・農村政策の方向」、通称新政策というものを打ち出して、水田を中心とした大規模経営の実現を目指してきたものというふうに解釈しておりますが、この新政策で目標とされている数値といいますか、合理化目標、投下労働時間あるいは生産コスト...全文を見る
○鮫島委員 どうもありがとうございました。  この今紹介されました合理化目標の達成のために特別に計画された研究開発、技術開発の課題、その規模、それがまたいつからスタートしたのかということについて、政府委員からで結構ですけれども、御紹介いただきたいと思います。
○鮫島委員 ただいまのは、平成七年度の概算の当初要求に織り込んだ数字というふうに了解してよろしいんでしょうか。
○鮫島委員 わかりました。  多分、この技術開発のプロジェクトについての内容を詰めたときには、まだモロッコのマラケシュで交渉が正式に終了していない時期ではないかというふうに思いますが、その後事態が進展していよいよWTO体制への移行というのが現実化してきたとき、当初のスケジュール...全文を見る
○鮫島委員 今、民間活力の結集といいますか、産官学の連携によって先端分野の技術開発を進めるというお話がありましたけれども、生研機構はもともと農業機械技術研究所ですか、そこを発展的に改組拡充した機構というふうに心得ておりますけれども、農業分野の技術革新を図る上では、これも他産業と同...全文を見る
○鮫島委員 野菜の接ぎ木ロボットは既に新聞等でも紹介されていると思いますけれども、林業分野では枝打ちのロボットとか、土地利用型の分野でも自走式のトラクターというか、遠隔操作で自分で走るようなトラクターというのも今後開発されていく必要があるんじゃないかと思います。  そのような開...全文を見る
○鮫島委員 特に品種の開発は長い時間がかかるものでして、恐らく中間母本をつくるまでに五年間、実用品種をつくるまでにはさらに五年間、十年程度の時間が必要ではないか。今この農業の分野に、特に技術開発によって産業として自立し得る体制を整えるために与えられている時間は、一番厳しく言えば六...全文を見る
○鮫島委員 私、何度も繰り返して言っていますけれども、WTO体制への移行というのは非常に深いところまで影響を及ぼす。今度初めてお米の生産の分野も国際競争という場にさらされるわけでして、ある意味では戦後この間、農学に対する、特に稲作に対する健全なニーズというのは現場から余りなかった...全文を見る
○鮫島委員 受け入れ可能な追加的条件ということは、具体的に言えば、要するに六年後はある意味ではその延長上で、関税の方は裏関税率で走って六年後には一五%下がることになっていますけれども、ミニマムアクセスについても恐らく、右下がりというか右上がりというか、やはりそのアクセス量はふえて...全文を見る
○鮫島委員 総理の御認識を聞いて大分心が安らかになったところでございますけれども、現場対応型の技術開発はもちろん重要ですけれども、やはりもう少し広く考えて、日本全体のこれからの技術立国ということを考えていくときには、独創的な技術の開発なり独創的な研究の深化ということがある意味では...全文を見る
○鮫島委員 どうもありがとうございました。  確かに研究の世界はもうほとんどインターナショナルの世界でして、みんな、日本の第一線の研究者たちも、ドイツの学者がどこまで進んだか、あるいはアメリカの学者が今何をねらっているのか、常に世界をにらみながら進んでいくというのが実際の研究の...全文を見る
○鮫島委員 農水省が特にグリーン・ツーリズムについて大変力を入れていることは了解しておりますけれども、やはり体験事業という性格の中で展開するために、どうしても宿舎その他がある種の制約がかかって、もう一つ魅力的にならない。例えば、体験をするための宿舎にプールとかフィットネスというよ...全文を見る
○鮫島委員 ありがとうございました。  今、農業の、全部の生産額が十三から十四兆円ぐらいだと思いますけれども、今のお話ですと、生活関連、文化関連の余暇関連産業が十八・一兆、ほぼ匹敵するような市場規模がある。ぜひ、中山間地域の振興を図るに際して、私は非常にいい意味の観光産業の振興...全文を見る
○鮫島委員 どうもありがとうございました。  時間がないのであれですけれども、今関係三省といいますか、農林水産省、通産省、運輸省の御見解を伺ったわけです。先ほど、日本に観光省が残念ながらないというふうに申し上げましたけれども、やはり関連する省庁が互いに協力連携して、将来非常に大...全文を見る
○鮫島委員 ぜひよろしくお願いいたします。  私は、今この一時間半の持ち時間の中で特に二つの点、農業の産業としての自立を図る上でいかに技術開発が大事かという点と、やはり中山間地域の振興を図る上では生産振興と並んでもう一つ、将来発展可能性のある観光業も振興の対象として考えるべきで...全文を見る
○鮫島委員 どうか、都市生活者にも納得いくしっかりした関連対策を打っていただきたいというふうに思います。  これで質問を終わります。どうもありがとうございました。
11月30日第131回国会 衆議院 世界貿易機関設立協定等に関する特別委員会 第9号
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○鮫島委員 どうも、農林水産大臣、連日長時間の御答弁お疲れさまでございます。もうしばらくおつき合いいただきたいと思います。  多くの議員が、今日までさまざまな立場から今般の農業対策の内容について評価を加えてまいりましたが、率直に申し上げて、稲の生産装置としての水田の整備について...全文を見る
○鮫島委員 ただいま申し上げましたように、おいしくて安全で新鮮な米というものを終年供給できる体制が整えば、やはり日本の消費者は基本的にできれば日本でできた米を食べたいというふうに思っておりますので、値段、価格差が多少あっても、私は日本の消費者は必ず国産米を選択するものというふうに...全文を見る
○鮫島委員 私はちょっとその視点が違うといいますか、日本は今は自給率がカロリーベースで四七%と言われていますけれども、現在のような食生活を日本人がとり続ける限り、つまり、肉が例えば昭和三十五年に比べて、五キロだったのが今三十キロ近く一人一人が食べるようになるというような現在のよう...全文を見る
○鮫島委員 ぜひ外務省とも連携をとり合って、こういう研究交流あるいは技術交流の持つ外交効果というものを十分御認識の上、積極的に取り組んでいただきたいというふうに思います。  私は、現在のような食生活に依存する限り、相当程度長期間にわたって今後とも日本民族は海外の農産物に依存する...全文を見る
○鮫島委員 海外の農産物の輸入については、もちろん長期安定的な量の確保ということも大事だと思いますけれども、むしろ消費者意識からいうと、安全性についてやはり一番強い関心がある。特に今回の米の緊急輸入に関して、世界から米を集めておきながら、余り科学的裏づけのない、海外の米は危険であ...全文を見る
○鮫島委員 この分野については大変、特にお母さんたちが神経質になっておりまして、子供の給食に使われるというようなことも考えれば、なるべくこういう農薬の使っていないものを入れてほしいというのが消費者の声だと思います。  先ほど政府委員の方から、日本で基準が設定されていないものにつ...全文を見る
○鮫島委員 冒頭に、生産者と消費者との信頼関係のきずなを深めることが一つの決め手であろうというふうに申し上げましたけれども、日本のような食糧構造から見ると、やはり輸入国と輸出国との信頼関係のきずなというのも国民食糧の安定確保という観点からは極めて重要であると考えますので、今言った...全文を見る