澤雄二

さわゆうじ



当選回数回

澤雄二の2004年の発言一覧

開催日 会議名 発言
11月04日第161回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号
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○澤雄二君 公明党の澤雄二でございます。よろしくお願いを申し上げます。  最初に、外務大臣にアメリカ大統領選挙の結果について一つ質問をさせていただきます。  今、東京証券取引所の前場の数字が届きまして、前日比八十二円四十四銭高というので、兜町は大統領選挙の結果を好感しているよ...全文を見る
○澤雄二君 それでは続いて、米軍の沖縄での墜落事故、ヘリの墜落事故についてお話を伺います。  最近のニュースでは、普天間に配備されていました同型機の米軍ヘリ三機が十月の二十八日、岩国に移りました。しかし、依然として沖縄の県民の皆さんは大きな不安の中にいる。そして、事故直後、沖縄...全文を見る
○澤雄二君 そういう説明、聞いております。  そして、八月の二十六日に外務省の北米局が公明党の議員に対してそういう説明もしてくださいました。具体的なその報告書を読み上げると、警備については当初から現地の警察と米軍が連絡を取り合って、墜落現場直近は安全性の懸念もあり主として米軍が...全文を見る
○澤雄二君 十五日というのは四十八時間以上たっているわけでございます。米軍の説明にあるように、漏れた油に引火して爆発する危険がある、若しくは建物の倒壊の危険性があった。常識的に考えて、地面に漏れたオイルが四十八時間後にも更に何かに引火して爆発する危険性ってあるのかなと、普通に考え...全文を見る
○澤雄二君 それは間違いないんでございますが、先ほど北米局長が言われた十五日というのは、アメリカ側がロープを張ったいわゆる外側の間近なところまで入ったということ。それから、十七日の今説明のあったものについても、これもロープの中側には入れていません。十九日、機体が撤去されて初めてい...全文を見る
○澤雄二君 ああ、そうですか、済みません。申し訳ありません。  それで、もう一つの写真はガイガーカウンターで放射線量を計測をしています。  こういう映像、テレビ、新聞その他で大臣もごらんになったと思いますけれども、こういうことをごらんになってどういうことを認識されましたですか...全文を見る
○澤雄二君 それでは、ガイガーカウンターの計測はどういうふうに認識されたですか。
○澤雄二君 私のこれからの質問を先取りして答えられちゃったので困っちゃいますけれども、私が聞いたのは、事故直後、このガイガーカウンターの写真を見てどう認識されたかということをお聞きした。
○澤雄二君 北米局長がそういう知見がなくても、外務省として、どうしてこういう機械を米側が持ち出したかという検討もされなかったということですね。いいです。  それで、この物々しいアメリカ側の、つまり現場検証の姿についていろんな揣摩憶測が当時出ました。最も象徴的だったのは、先ほど冒...全文を見る
○澤雄二君 そのときに、複合材の危険性について、アメリカ側は危険物質の中に複合材を挙げました。その報告を受けて、外務省側が複合材というのは危険な物質だというような認識ございましたか。
○澤雄二君 そこまで、そこまでだということだと思うんですが。  それで、いよいよ、先ほど北米局長がお答えになりましたけれども、八月の二十七日に複合材まで米側は発表して、九月三日にアメリカ側は実はヘリコプターのローターの根元にストロンチウム90を積んでいたと。これはブレードといい...全文を見る
○澤雄二君 この二日の夜から三日にかけて、アメリカ側がストロンチウム90を回転翼の安全装置及び氷結探知機に積んでいたということを発表したことによって、いわゆる劣化ウラン弾ではなかったんだということが分かったわけでございますが、このストロンチウム90の危険性について外務省はどのよう...全文を見る
○澤雄二君 なぜそういうことを質問させていただいたかというと、今ので分かりましたけれども、外務省はストロンチウム90の危険性について余り認識をされていなかったのではないかと。  確かに、米側の発表のように、放射線量は五十マイクロキュリー、五百マイクロキュリー、これはほぼ自然にあ...全文を見る
○澤雄二君 今、北米局長は新たなことを言われたわけですけれども、当初から、事故当初から、そういうことがあれば我々に知らせてほしいということをアメリカ側に通告をしていたということは、最初からその疑わしさがあったということを外務省は知っていたという答弁を今その中で言われたんだと思いま...全文を見る
○澤雄二君 日本の外交を代表される外務大臣の答弁としてはすごく心配なんでありますが。ちょっと遅かったかなですか。現場で事故直後、消防に当たった人たち、警備に当たった警察官がストロンチウム90の危険性はみんなあったんですよ。それを、ちょっと遅かったかなと遺憾に思っているという、それ...全文を見る
○澤雄二君 先ほど申し上げましたが、放射線量は、五十、五百マイクロキュリーはほとんど影響ありません。しかし、ストロンチウム90そのものがすごく危険なんです。だから、米側は、自分たちの現場検証は、最後には酸素ボンベまで付けて一切外の空気を吸入しない形で現場検証を進めています。そうい...全文を見る
○澤雄二君 済みません、大臣の答弁を求めます。
○澤雄二君 大臣も、じゃ、御答弁をお願いします。
○澤雄二君 その結果は教えていただけますか。
○澤雄二君 時間がなくなって、次の機会に残りの、残余の質問はさせていただきたいと思いますが、もう一つ心配なことは、同じシリーズのヘリコプター十機が自衛隊が持っております。その自衛隊のヘリにもストロンチウム90はやっぱり搭載をされているわけであります。これについての対応はまた次の機...全文を見る
11月30日第161回国会 参議院 外交防衛委員会 第8号
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○澤雄二君 公明党の澤雄二でございます。  本日は、ミサイル防衛システム、それから先日の中国の原潜の領海侵犯、それから、前回もお尋ねをしましたが、米軍のヘリの墜落事故、この三点についてお話をお伺いしたいと思っております。  最初に、ミサイル防衛システムについてお伺いしますが、...全文を見る
○澤雄二君 確認をさせていただきますが、ワシントンの同行記者団の説明の中では、手続を簡素化をしたい、対応を早くしたい、そのために安全保障会議、閣議の手続を省略して決断する方法はないかという御説明をなさいました。それはお考えに変わりはありませんか。
○澤雄二君 分かりました。  今おっしゃいましたように、そうしますと心配されていることが二つあります。長官もおっしゃいました一つはシビリアンコントロール、一つは集団的自衛権であります。  そのシビリアンコントロールについては、長官も言われました五分という説もあります、十分、十...全文を見る
○澤雄二君 おとといの「報道二〇〇一」の番組、これ私が作った番組でございますが、ここで防衛庁長官は、そのホットラインの相手に総理若しくは防衛庁長官というふうにおっしゃいましたけれども、それはお考えの中にあると思ってよろしいですか。
○澤雄二君 もう一つの皆さんが心配している点、国民が心配している点は集団的自衛権との絡みでございます。  これは、発射されたミサイルを迎撃したと、でもよく調べたら日本向けではなかったといったときに、集団的自衛権を逸脱しているじゃないかと。これはどうやって保障されるおつもりですか...全文を見る
○澤雄二君 分かりました。ありがとうございます。  それでは、次に移ります。  先日の中国原潜の領海侵犯でございますけれども、十日の早朝に国籍不明の原子力潜水艦が領海侵犯を確認されたと。防衛庁長官のところに六時半ぐらいに報告があった。海上警備行動が発令されたのが八時十五分、こ...全文を見る
○澤雄二君 ありがとうございます。  それで、内閣官房にお伺いいたしますけれども、十日から二十日たちました。三週間であります。もう多分いろんなことが検証され、検討されたんだと思います。事は国の安全保障にかかわることで、場合によったらあしたにでもまた同じことが起きるかもしれないん...全文を見る
○澤雄二君 期待をしております。できるだけ早く次の機会には判断ができるようにお願いをしたいというふうに思っております。  防衛庁長官にお伺いをいたします。  平成十年ぐらいから東シナ海において中国が海洋調査というのを頻繁に行っております。これは、もちろん名目的には科学調査とい...全文を見る
○澤雄二君 これは軍事に転用される、若しくは軍事目的で海洋調査を行っているということは、ほぼそうだろうと常識的に思われていることでございますけれども。  一つお尋ねをしますけれども、平成十年から十三年、場合によっては十四年ぐらいまで急激に東シナ海での海洋調査が増えております。十...全文を見る
○澤雄二君 今の防衛局長の答弁でも皆さん推察をされたと思いますけれども、多分そういう考え方とそういうシミュレーションがなかったために今回いろんな不手際が起きたんではなかろうかというふうに思います。P3Cの行動についてもいろいろ聞きたいことはありますけれども、今回はそれは除きたいと...全文を見る
○澤雄二君 今局長が説明されましたバックグラウンド・ブリーフィング、このときにはまだストロンチウム90のことは米側は発表していません。だから、そういう事実との関連で言うわけがないんであります。  それから、ガイガーカウンターというのは、今おっしゃいましたけれども、間違いなく放射...全文を見る
○澤雄二君 是非、軍の機密その他の壁に負けないで、日本の国民の命を守るためにきちっとした交渉をしていただきたいというふうに念願をいたします。  防衛庁長官にお尋ねをいたします。  墜落をしました米軍のヘリの同じシリーズといいますか、姉妹機といいますか、海上自衛隊が岩国基地に十...全文を見る
○澤雄二君 これ、同じシリーズでございますので、同じようにストロンチウム90は検査用のために搭載していますか。
○澤雄二君 基地内での管理はどのようにされていますか。
○澤雄二君 それでお尋ねをいたします。  こういうことがあってはならないのでありますけれども、万が一、不測の事態でこのヘリが市街地に墜落をするというようなことがあれば、同じような、米軍のヘリの墜落と同じような危険性が住んでいらっしゃる市民、それから消防、警察官に対してあると思い...全文を見る
○澤雄二君 ありがとうございます。  先ほど、ミサイル防衛システムのところで防衛庁長官に一つ質問をし忘れました。失礼をいたしました。  改めてお聞きしたいと思いますが、現在、日米間でミサイル防衛について、技術について共同研究が行われています。その日本の、具体的に日本の技術協力...全文を見る
○澤雄二君 ありがとうございました。  質問を終わります。