田島麻衣子
たじままいこ
選挙区(愛知県)選出
立憲民主・社民
当選回数1回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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11月19日 | 第200回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号 議事録を見る | ○田島麻衣子君 おはようございます。立憲・国民.新緑風会・社民を代表しまして質疑をさせていただきます田島麻衣子と申します。今日はよろしくお願いいたします。 まず早速、全世代型社会保障検討会議の議事録問題についてお尋ねさせてください。 少子高齢化と同時に、生き方が多様化する...全文を見る |
○田島麻衣子君 経団連とのやり取りではなかったから出さなかったというふうにおっしゃっていますが、これ、違いを見ると明らかに経団連とのやり取りを記した部分というのが抜けているんですよね。 お伝えします。まず、違いは、一点目、中西経団連会長の在職老齢年金は必ずしも高齢者の勤労意欲...全文を見る | ||
○田島麻衣子君 政府の方針とは違う答弁がなされて、これが削除されていたところで、内閣官房が、正確でない箇所がある、大変失礼しましたと認めている部分というのが抜けているんですね。これは非常に明らかに議事録に関係する部分であると私自身は考えます。 次に、経産省より伺っておりました...全文を見る | ||
○田島麻衣子君 では、このメール以外にやり取りがあったということをお認めになるということですか。 | ||
○田島麻衣子君 そのやり取りというのは、記録というのは残っていますか。 | ||
○田島麻衣子君 残っているんじゃないでしょうかね。おかしいですよね。これ本当に、英語民間試験のことも思い出していただきたいんですが、政策決定プロセスが非常に不明確で、国民にも分かりにくかったですし、我々にとっても非常に不明瞭な部分が非常に多かったと思います。 こういった非常に...全文を見る | ||
○田島麻衣子君 今、メール以外にも電話のやり取りがあったというふうにお答えしていらっしゃいますし、録音データ、我々が求めております録音データ、そして録音データ全て書き起こしたもの、また電話、メール以外のやり取りですね、これも含めまして、全ての、この議事録に関する全世代型社会保障検...全文を見る | ||
○田島麻衣子君 全世代型社会保障会議のお話はもうこれで終わりにしますので、参考人の方々、お忙しいと思いますので、今日はどうもありがとうございました。 | ||
○田島麻衣子君 次に、三十二万人分の保育の受皿、これは加藤厚労大臣が所信表明演説の中でお話しされていますが、この件について質疑をさせてください。 この社会保障と持続可能の少子化は切っても切れない関係にあります。厚労委員会の大臣所信表明演説で、加藤大臣は、待機児童の解消に向けま...全文を見る | ||
○田島麻衣子君 今朝お配りしました資料一番を御覧いただきたいと思います。これは、保育士の有効求人倍率の推移です。平成二十九年には二・七六倍、三十年には三・二倍に上がっています。毎年、求職する保育士の数というのがどんどんどんどん減っております。この資料一番の右肩の方を見ていただきた...全文を見る | ||
○田島麻衣子君 ありがとうございます。 資料三ページ、開けていただきますと、今大臣が御説明くださった待遇改善の処遇加算についての説明になっております。これは厚労省からの資料をいただいております。見ていただきますと、月四万円の処遇改善、二番目の赤い枠の中なんですが、これを受ける...全文を見る | ||
○田島麻衣子君 政府がこれだけ保育士の待遇改善を行っていながらも実際に結果が出ていない一つの理由が、委託費の弾力運用というものが挙げられます。 資料四番目の右側のこの枠内を見ていただきたいんですが、補助が出ている人件費、事業費、管理費、これを委託費として出されていますが、必ず...全文を見る | ||
○田島麻衣子君 これ本当に、使おうと思ったら施設費や事業費の方に回すこともできてしまうので、こんな二百二万円で働いている保育士さんってやはりおかしいと思います。この委託費の弾力的運用について見直しというのは本当に必要なのではないかなというふうに思います。 資料五番目を開いてい...全文を見る | ||
○田島麻衣子君 保育の受皿、本当に増やそうと思ったら、待遇改善というのは避けて通れない問題だと思いますので、真摯な対応、よろしくお願いいたします。 次に、保育士が辞める二つ目の理由というのは仕事量が多いということになっております。この点について伺います。 加藤厚労大臣のホ...全文を見る | ||
○田島麻衣子君 お配りしました資料六ページを開いていただきたいと思います。この中に、六ページの左側、児童福祉施設における保育士の最低配置基準がございます。三歳児のところを見ていただきますと、二十名となっております。これ、国で決められた基準なんです。一歳、二歳児は、たった一人の保育...全文を見る | ||
○田島麻衣子君 これ、最低配置基準、確かにそのとおりで、財政的に余裕がある市町村はまた厳しいところをやっておりますけれども、お金がないところはそう言ってもいられないので、やはりかなりの自治体が使っているはずなんですね。この新しい令和の時代に本当に保育士の受皿を三十二万人拡大したい...全文を見る | ||
11月28日 | 第200回国会 参議院 厚生労働委員会 第7号 議事録を見る | ○田島麻衣子君 立憲・国民.新緑風会・社民を代表しまして、田島麻衣子、私、今日は質疑させていただきます。よろしくお願いいたします。 まず、冒頭で、ACPの大事さ、アドバンス・ケア・プランニングの大切さと、この啓蒙で使われました人生会議のポスター発送中止についてお尋ねしたいとい...全文を見る |
○田島麻衣子君 この人生会議のポスターの案件なんですが、吉本興業に一括して委託されているというふうに理解しております。なぜこの吉本興業が、どのようないきさつでこうやって選ばれているか、御説明いただきたいと思います。 | ||
○田島麻衣子君 この吉本興業さんですけれども、今年は反社会的勢力との関係が非常に大きな問題になっておりますし、十月の予算委員会では、累積赤字百七十九億円出しているクールジャパンが更に百億円、吉本興業の関連するプロジェクトに融資をしている、これが問題になっております。なぜここでまた...全文を見る | ||
○田島麻衣子君 このポスターを一枚作成するのにも非常にたくさんのお金が掛かっております。デザイン費であるとか、スタジオを借りて、そこでまた写真家の方を呼んでくると。また、ポスターを全部印刷するのも、もう全て手はずが整っているということを理解しております。 これまで幾らお金が掛...全文を見る | ||
○田島麻衣子君 この四千七十万円、こちらの方でどよめきが少し起こっておりますが、やはり高いですよね。決して少ないお金ではない国民の税金、血税を使った中でこういったプロジェクトを行っていらっしゃいますので、今後こうしたことが起こらないようにしっかり注意していただきたいと思います。A...全文を見る | ||
○田島麻衣子君 二〇一七年度の総務省の調査によりますと、共働きの平均年収は六十万八千四百九十一円となっております。厚生労働省さんがこの所得代替率で使用しているのは、世帯当たりの賃金が四十三・九万円、これは資料三に出ておりますけれども、四十三・九万円を標準としております。世帯当たり...全文を見る | ||
○田島麻衣子君 次のものに進ませていただきますけれども、この財政検証で、所得代替率のほかにも、これは合計の特殊出生率というものも加味して検討されていらっしゃいます。 資料四を開けていただきたいんですが、ケースⅠからⅥまで、出生率というのは一・四四、同じ数値を使っていらっしゃい...全文を見る | ||
○田島麻衣子君 この二〇一九年の財政検証なんですけれども、経済の前提が非常に甘過ぎるのではないかという批判は非常によく行われております。それに加えて、この出生率、この資料の、ケースⅠからⅥというのは、やはり一・四四をずっと使っていらっしゃるんですね。これもやっぱり私、甘いと思いま...全文を見る | ||
○田島麻衣子君 統計データは国民の財産であるというふうに私考えております。そして、この一千八百四十万人の追加給付を行うというコストと時間を考えると、今後、同様の、類似の不正というのは絶対に防がなければならないというふうに考えます。ですので、今後統計不正を防ぐための施策についてお伺...全文を見る | ||
○田島麻衣子君 何名の専門家を任用しようというふうにお考えですか。八百万は理解しました。 | ||
○田島麻衣子君 たった一名でこれだけの問題、本当に解決できると厚生労働省の皆さんお考えになっていますか。日本の社会を非常に揺るがすだけのインパクトがあった問題で、この問題を解決するのにたった一人で本当に大丈夫なんでしょうか。よろしくお願いします。 | ||
○田島麻衣子君 厚生労働省はこの統計不正の防止について五億三千万円というのを計上するというふうに伺っております。これも国民の血税ですので、厚生労働省の職員の方が改善の余地が分からないシステムを外部の方に委託してしまったりですとか、本当に多額のお金を研修だけに費やしてしまう、二、三...全文を見る | ||
○田島麻衣子君 統計データはやはり国民の財産であるというふうに私自身は信じております。これを解決していくために、たった一人しか来年度、本当に雇う予定がないですとか、あと、ほかの連携というのは難しいということは非常にゆゆしい事態であるというふうに考えております。本当にこの事態が二度...全文を見る | ||
○田島麻衣子君 シングルマザーが障害を持っている場合に、障害年金の子の加算部分と児童扶養手当の差額というのはもらえるという理解で正しいですか。 | ||
○田島麻衣子君 夫婦がいて、結婚していて、どちらかが障害を持っていて児童扶養手当を受ける資格がある場合には、子の加算部分と児童扶養手当の差額がもらえるんですよね。これは、結婚している場合には差額がもらえて、シングルの場合にはもらえないということで、非常に法の下の平等、生存権の侵害...全文を見る | ||
○田島麻衣子君 現実問題として、一人親で障害を持っている場合に、この障害基礎年金百二十万円前後だけでは生活していけません。ですので、今大臣、これから経過措置五年間の中で検討を加えていくというふうにおっしゃいましたが、この問題を是非、今後五年間の中で実際に具体的に検討していただきた...全文を見る | ||
○田島麻衣子君 政治の役割は、やはり社会で本当に苦しんでいる方々の声を聞いて、今の制度を変えていく、それに合わせていくということが自分たちの仕事であるというふうに思っていますので、今、この大臣の検討する中に前向きに対処していくという言葉、非常にうれしく感じております。ありがとうご...全文を見る |