七条明

しちじょうあきら



当選回数回

七条明の1994年の発言一覧

開催日 会議名 発言
05月26日第129回国会 衆議院 決算委員会第三分科会 第1号
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○七条分科員 午前中の審議を聞いておりまして、ウルグアイ・ラウンドの批准が近づく中で、特に国際化が農業にもこれからは必要だということで、皆さんがそういう観点でいろいろとお聞きになっております。きょうは三十分という時間配分でございますから、私も重複をしないようにできるだけまとめて聞...全文を見る
○七条分科員 簡潔に御答弁を賜りました。  確かに、基盤整備をする中で、農業を取り巻く環境が厳しい、特に国際化をしていくという意味では、大規模化をやらなければならないとか、強化をするためのいろいろ方策を主張しておられる。  実は私は、日本の農業がこれから自立をし、いわゆる経営...全文を見る
○七条分科員 では、これからが大切なんですけれども、この間、ここにある所信表明、この文書をもう一度、二度三度と私読んでみました。  特に、前段の部分は、これはガット・ウルグアイ・ラウンドが、どうもこのままいけば締結に結びついていく、走り出した。特に、ミニマムアクセスで来年度から...全文を見る
○七条分科員 これから新農政の中でどういう形でいわゆる土づくりを盛り込んでいくのか、かなり踏み込んだ御答弁をいただいたと思うのですよ。特に政務次官は農業団体におられた経験があるし、県議会でも非常に活躍された経験がある方ですから、よくわかっておられると思うのですけれども、ではこの土...全文を見る
○七条分科員 実は、環境保全型農業というふうに恐らく言われると思いましたから、こういうパンフレットも取り寄せておきました。「環境保全型農業Q&A」ということで、いろいろ読ませていただいたら、いいこと書いてありますし、まさにこれを基本にやっていかなければならないということはよくわか...全文を見る
○七条分科員 日出局長さん、随分と御丁寧にお聞かせをいただきましてありがたいのですけれども、実は、私は何回も言いますように、こういうパンフレットいろいろありますけれども、新農政の中には、今本当に土づくりという表現はほとんど入っていませんし、基本に戻った考え方でやってみようという形...全文を見る
○七条分科員 この間、自由民主党で、いろいろこういう次の新農政の話の小委員会がありまして、JA、全中ですね、それから全国農業会議所の代表の方も来ていただいて話をしました。基本的には、構造だとか地域の政策だとかあるいは生産とか価格政策をこれからやっていきましようと、皆さんいろいろな...全文を見る
○七条分科員 これは、実は先ほどちらっと局長さん言われていました地力増進法というのが五十九年にできましたよね。この五十九年までの間には耕土培養法というんですか、これがあって、これを変えてきたということはわかりますよ。地方を増進させましようという法律がありながら、この法律を農業団体...全文を見る
○七条分科員 入澤構造改善局長にもその辺の話をしていただいて、あるいは高橋官房長もおられますけれども、もう時間がないからいろいろと提言をしておきたいのですね。  ただ言うだけではいけませんから提言しておきたいのですけれども、じゃこれからの一つの案として、今まで、生産性の高い農業...全文を見る
○七条分科員 では政務次官にもう一遍まとめて聞きたいのですけれども、新農政をやる中で、特に今後、ウルグアイ・ラウンドの合意の成立していくその方向性が見えてきたときに、緊急に国内農業の体質強化をする、これを積極的にやりたいというのが、実はこの農林大臣の所信表明ですよ。体質強化という...全文を見る
○七条分科員 もう一つお願いしたいのですけれども、環境保全型農業推進本部に、これから何回か開くでしょうけれども、そこにも今のような感覚でお願いをしたい。あるいは、衆議院の中でこういう委員会で、土づくりということをもう一遍考えてほしいと言う者がおったよと、だからこれも一遍考えてみて...全文を見る
○七条分科員 では、時間が来たようですから、最後に一言だけ申し上げておきたいのは、施設園芸等で使用した廃ビニールの処理対策が、実は先ほどの中にもちらっと言いましたように、これは国内に五カ所あります。ところが、もうほとんど採算が合わなくて困っておるということでございます。これらは長...全文を見る
○七条分科員 では、そういうことでお願いします。
06月07日第129回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号
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○七条委員 今の岸本さんの質問と多少重複する点があるかもしれませんけれども、御容赦を賜りまして、よろしくお願いを申し上げます。  きょうは助長法の話が基本でございますから、それに沿ってお話をしたいのですけれども、大臣、今月は健康がすこぶる調子のいいという月ですね。そういう意味で...全文を見る
○七条委員 大臣、随分懇切丁寧に、次の私の質問がしやすいように答弁をしていただいたような気がして感謝にたえないところでありますけれども、この改正をするに当たりましては、実はおととし、平成四年の十二月に農林水産省内に新普及事業研究会というのを設けられたんですね。それでるる検討をされ...全文を見る
○七条委員 これは、はっきり言いまして、先ほども言いましたように、いわゆる農業生産の増大という言葉が消えておることから考えてみても、あるいはただ生産性を上げるだけではいけない、つくっても豊作貧乏だということもありますよ。一反当たりの反当収入を上げるだけではいけないから、やはり経営...全文を見る
○七条委員 なぜこれは消費者ニーズという表現をお聞きしたかといえば、今度のこの改良助長法、今までのいわゆる技術指導だけではなくして農業経営の面まで指導をしていくという意味では、この消費者ニーズというのはもう欠かすことができないことになってくるわけで、非常に重要だからお聞きをしたわ...全文を見る
○七条委員 これは、私はそういうふうに御答弁いただければ了とするわけでありますけれども、今後、ガット・ウルグアイ・ラウンドが農業合意に向けて進んでいくことだろうと思いますが、日本の農産物は外国産に比べて安全であるということが最もこれから重要なものになりますよ。そして、良質で安全な...全文を見る
○七条委員 これは当然やっていただかなければならない、消費者ニーズに対応してやっていっていただかなければならないことでございますから、ぜひ私はお願いをしておきたいのです。  では、もう一つ、それと追随して、「環境と調和のとれた農法」に有機農法は含まれているのかどうか。また、農林...全文を見る
○七条委員 大臣は、前に農林大臣をされたときに、たしかMOAの関係の自然農法をわざわざ調査、視察されたことがありますよね。これは有機農法よりもさらに自然という表現で、堆肥を使っていくというようなことをやられましたけれども、自然農法とはまた別に有機農法、これは低農薬あるいは低化学肥...全文を見る
○七条委員 今大臣、いろいろと前向きな答弁をいただきました。大臣の言葉の中から、土づくりは積極的にやらなければならないと思って前の大臣をされたときに、八年前ですか、やってきたよと。できたらこのままその土づくりというのをやっていただきたいのですけれども、助長法の中に消えつつあるもの...全文を見る
○七条委員 大臣、御答弁いただいていませんけれども、さっき構造改善局長さん、積極的に土づくりをやろうと言っていただきました、それから、日出農蚕園芸局長さんも言っていただきましたけれども、大臣、実は土づくりに関連した予算、今度の予算を調べてみましたら、いわゆるさっきの土壌保全対策費...全文を見る
○七条委員 農業改良助長法の中の四十年代に出ておりました問題、最重点指導要項が消えておるということだけは間違いがないと思います。よろしくお願いします。  大臣、実はこの間大臣が五月二十五日にこの委員会で所信表明、ここに持っておりますけれども、読まれました。この中に実は農業の振興...全文を見る
○七条委員 そこまで言っていただければ、安心してまいりたいと思います。私、実は土づくりということに対しては情熱を燃やしておりますから、徳島では土づくりの七条明と言われております。そのぐらいでございますから、時々土づくりの話、大臣にこうして答弁していただいたり、質問させていただく御...全文を見る
○七条委員 これは、これから非常に興味を持って私も推移を見守っていこうと思うわけでありますけれども、全国農業会議所、特に農業委員会系統組織が新規就農ガイド事業としてやっておられる。これは実は、最初昭和六十二年にできたころは、全国で九百九十四件しかなかった相談事業が、平成五年では三...全文を見る
○七条委員 この点も今前向きに御答弁いただきましたから、私は、土づくりという観点ではここもやはり押さえておきたいと思っております。  最後に、質問したかったのですけれども、文書答弁だけでお願いしておきますが、この新しい普及事業、今度の助長法の中で女性の役割をどういうふうに考える...全文を見る
07月06日第129回国会 衆議院 農林水産委員会 第12号
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○七条委員 午前中の論議に続きまして、私の方からお願いします。  午前中は我が自民党は二田先生が質問させていただきました。私の方も自民党として午前中の論議に重複をしないようにできるだけしゃべってまいりますけれども、多少の重複があるときは御容赦を賜ります。  野党だから与党だか...全文を見る
○七条委員 じゃ、そのつもりで御指導を賜っておければと思うわけであります。  新聞を見ておりまして、非常に米価の引き上げは難しい、非常に農林省や政府サイドの難しさを痛感するわけでありますけれども、そうなれば、これからは予算的に難しいのであれば、政治的なアタックをしていかなければ...全文を見る
○七条委員 今、自主流通米の早期集荷・流通助成で二十三億円をやられるということですから、これも一つの方法として非常にいい方法である。これは今までなかった方法ですね。ですから、これは非常に歓迎をしておきたいのでありますけれども、この方法いかんによっては、まだまだこれは大変なことがあ...全文を見る
○七条委員 じゃ、これは具体的に早出しする、あるいは生産者の手取りとかというようなもので具体的に言える数字がありますか。例えば、今米価審議会でやっていますから、政府としての気持ちは答申をどういうような形で出していきたい、こう言いたいのですか。
○七条委員 じゃ、どうしても言っていただかないと、私の方が去年の数字をちょっと挙げてみましょうか。  去年は、マル白米で、集荷全体の促進という形で、集荷促進助成で団体営六十キロ当たり六十冊、これは六十七億つけていますよ。それから政府米の方の集荷は、これは政府米の銘柄指定ですが、...全文を見る
○七条委員 じゃ、去年の場合、これを全部の予算枠でいいますと、当初の対策が合計で百六十億円、そして、去年の米価のときに出てきたのが百五十億円、両方で予算としては三百十億円、こういう予算出てきましたね、去年の場合。ただし、去年は未曾有のために、実際三百十億円使わずに減ったんでしょう...全文を見る
○七条委員 じゃ、これ二・五五というか、一・四ぐらいの幅で大きく上へ上げる。これは、今農林大臣だとか谷津次官おられますけれども、一生懸命頑張っていただいたんだろう、そういうふうに理解していいですね。やっているんだ、必ずやるんだということですね。どうですか。
○七条委員 わかりました。  じゃ、午前中に二田先生から話が出てきておりましたけれども、いわゆる昨年より米の制度別・用途別需要均衡化特別対策としていわゆる五百億円を平成五年と平成六年、平成七年、この三カ年で予算計上をして、昨年は、今予算計上はさっき言いましたように三百十億円、こ...全文を見る
○七条委員 じゃ、これは平成五年で使う分の上に平成六年、七年で使うものを前倒しをして随分と努力したという意味にとれるんですけれども、私が算出してみると、百三十七億円ぐらい去年より上積みをしている。そうすると、去年の三百十億円を予算のまま使って消化したとしても四百四十七億円、五百億...全文を見る
○七条委員 わかりました。  それではそのことは期待をいたしておきますけれども、じゃ、他用途米の方ですけれども、これは他用途米の制度、これから助成をしていく、特にことしは踏みこんで、四十億円まで踏み込んでやろう、去年はこれは二十億円ぐらいだったですけれども、倍になった。そうする...全文を見る
○七条委員 元来他用途米というのは、これは加工用のために去年は五十三万三千トン、そして実際には四十万トンぐらいで、ことしの場合はまたさらにこれが三十万トンとか二十万トンぐらいで、実際に契約はしても集荷ができないんではないかと言われていますね。しかも、先ほど四十億ぐらいつけたという...全文を見る
○七条委員 実は、なぜこんなことを聞くかというと、他用途米制度、いわゆるさっきお話があった平成五年度の制度別・用途別需給均衡という表現の中で、去年は当初、今の中にはっきり言われたように、入ってないものがあるのですね。これは多収穫品種ですね、多収穫品種への誘導をするような、いわゆる...全文を見る
○七条委員 他用途米制度も、これはやはりミニマムアクセスができてくると、来年四月からですよね。ですから、四十万トンから八十万トン、もしなった場合は、批准された場合ですよ、これも大変なことになって、加工用のそのもの自身の世界と、いわゆるミニマムアクセスで入ってくる外国の世界とのうま...全文を見る
○七条委員 本当にそういう意味では御苦労をされて、農家の手取りの方を一生懸命上げてやろうという意味での御苦労に対しては敬意を表しておきたいと思いますから、ぜひそのままでやっていただきたい。  五分ということでございますから、最後に総括をして、谷津次官がおられますからお聞きしたい...全文を見る
○七条委員 今決意のほどをいただきました。もう米価審議会、きょう今やっておられると思いますし、最終的にどうするか、これ以上延ばせないというところまで来ておりますから、今の方針を踏まえて、できるだけ農家の方の意欲が減退をしないように、まじめな方が得をする、ふまじめな方をのけていって...全文を見る
10月27日第131回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第2号
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○七条委員 質問に入る前に、先般の北海道東方沖地震におきます被害者の方々に心からお見舞いを申し上げますとともに、政府におかれて災害復旧に万全の対策を講じられるよう要望して、質問に入りたいと思います。  それでは、私の質問時間は二十分ほどでございますから、簡単明瞭に御答弁をお願い...全文を見る
○七条委員 今、過去最大であるというのを認めておられたのでありますけれども、私の調査でも、先ほど言いましたとおり、影響人口は過去最大でありました。それから、これからは節水型の社会をつくっていかなければいけないというようなお話も今ありましたが、いろいろ新聞紙上で見ておりますと、ダム...全文を見る
○七条委員 節水型の構築と水資源開発の両輪という表現が今出てまいりましたが、平成七年度、ダムの工事の完成工期を早めるというような話もありました。  当然のことながら、松山や福岡に限らず全国でも被害を受けられた方が非常にたくさんありました。実は、私の徳島県はやはり大きな川がありま...全文を見る
○七条委員 今前向きに検討するということですから、非常にうれしい話ですけれども、では、いつごろに結果が出てくるのでしょうか。どのぐらいまでにそのめどを立てて調査を終わらせるというのでしょうか。それも聞いておきたいのです。
○七条委員 そういう意味では早くやっていただきたいのでありますけれども、当然のことながら閣議決定をする。今先生も隣にいらっしゃいますが、閣議決定の時期はいつごろになるかということも含めて、長官来ておられますけれども、これはかなり前向きにやらないといけないことでありますし、調査が終...全文を見る
○七条委員 そういうことなら、それに対して天災融資法を発動するべきだということを私も提案をし、その趣旨に沿ってやっていただきたいことを要望しておきたいのであります。  時間の関係がありますから、あと一、二問質問させていただきます。  続けて質問させていただきますが、水資源を確...全文を見る
○七条委員 時間ですから終わらせていただきますけれども、今長官が言われたことを切に要望して、私の質問を終わらせていただきます。
11月30日第131回国会 衆議院 世界貿易機関設立協定等に関する特別委員会 第9号
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○七条委員 最後のバッターになりましたので、もうしばらく農林大臣ほか皆さん方の御協力をお願いいたします。  今度のこの委員会の質問の中でまだ一度も触れられていない問題をと思って、いろいろ探しておりました。その意味では、繭糸価格安定法の改正案というのが出ておりましたけれども、この...全文を見る
○七条委員 この問題も大切な問題でありますし、特に生糸あるいは繭というようなものが中山間地域に根差していく意味でこれから大きな役割を果たしていくと思うのですね。ですから、今ブランド化をするために平成七年度で予算をつけておるということでありますけれども、当然のことながら、二次産品が...全文を見る
○七条委員 今度のウルグアイ・ラウンド対策の農業合意の関連対策大綱、ことしの十月二十五日に緊急農業農村対策本部がこういうものをつくっております。  その中で、いろいろ読んでおりましたりお聞きしておりましたが、いわゆる六兆百億円の予算の概要も出てきておりましたが、今言いましたよう...全文を見る
○七条委員 これは一体的にやらなきゃならないということで考えておるということでありますが、しかしながら、第四次の土地改良長期計画を早くやる、あるいは、特にその中で大規模圃場をやらなければならないということはよくわかるんですね。しかしながら、平成十二年までに重点的かつ加速的に推進す...全文を見る
○七条委員 これは、希望的に二ないし三倍を流動化させなければならないという意味はわかりますよ。しかしながら、さっき言いましたように、六年以内にやっておかなければならないということではありますし、当然のことながら、いわゆる圃場整備のようなものと並行してやるということになれば大変なこ...全文を見る
○七条委員 いろいろな意味で、農地の出し手側に対する優遇措置というのが一番ポイントになる。これをやはりもう少し農林省の中でお考えをいただくと同時に、先ほど来、六年間でいわゆる今までの十年間の二倍ないし三倍のものをやろうとするわけですし、農地の集積といわゆる大規模の圃場整備を一緒に...全文を見る
○七条委員 次の国会にも提出をしたいということでありますから、私はこれはよくよく考えて御指導をいただいておかなければならないと思っております。さっきも言いましたように、いわゆる今度のウルグアイ・ラウンドの中で、意欲のある農家やいわゆる経営体を育成をしていくということが一番前提にな...全文を見る
○七条委員 今回、いわゆる農業対策の中で私はびっくりしておることは、いわゆる後継者対策という名前から新規就農者対策という表現に大きく変わっています。これは当然のことながら、いわゆる今までの、脱サラをしてきてサラリーマンから農業になってでも意欲がある方は認めていきましょうという一つ...全文を見る
○七条委員 これはもちろん法律的にまだ難しいことはよくわかりますが、当然のことながら、今度の関係のウルグアイ・ラウンドのことでいわゆる六兆百億円をつけましても、公共事業がほとんどであります。三兆五千五百億というのは、公共事業、構造改善事業が多いんであろうと思いますが、しかしながら...全文を見る