渋沢利久

しぶさわりきゅう



当選回数回

渋沢利久の1979年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月28日第87回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第2号
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○渋沢分科員 視力障害者にとりまして、点字図書というのは生活上、教育上不可欠のものであるということは言うまでもないのですけれども、とりわけ視力障害児、中でも幼児の教育にとって通常の点字図書では十分その教育効果を上げることにならないということがございます。  一般に、子供たちがま...全文を見る
○渋沢分科員 さすがだと思います。前の厚生大臣にこの種の問題が提起されたことがありましたが、どうもよくおのみ込みがかなわなかったようでございます。  橋本大臣に期待をしながら質問を続けたいと思うのですが、私、筑波大の付属の盲学校幼稚部の現場の先生から聞きましたけれども、学校の子...全文を見る
○渋沢分科員 そのとおりなんですね。  しかし、たとえばアメリカなんかは非常に進んでおって、アメリカのパーキンソン盲学校では、このような絵本ににおいをつけた点字図書を教材として正式に学校が発行して、そして効果を上げているという報告を読んでおります。自閉ぎみの盲児には特に著しい効...全文を見る
○渋沢分科員 いま幼稚部のある盲学校というのは全国で四十五校なんですね。言いかえると、全国で十八の県では幼稚部のある学校というのはないということになるわけです。東京の場合なんかですと、四校ですね。しかも、入園率というんですか、入れていい子の大体半分ぐらいしか入っていないというふう...全文を見る
○渋沢分科員 大臣から大変親切な補足説明がおありでございまして恐縮ですが、そこで私申し上げたいのは、これは文部省の所管にかかわることですけれども、幼稚部などで実際には使われておらない、入園不可能、つまり盲児ですから学校へ通わせるのに一人一日がかりでつけなければならぬという事情があ...全文を見る
○渋沢分科員 いまのお話の中で、個人的なボランティアの活動に限られておるということを強調されるわけです。いわゆる出版をされるというような態勢にもなっていないし、ごく限られたごく小さな個人的な部分でつくられ、利用されているというようなおっしゃり方だけれども——そういう意味じゃないん...全文を見る
○渋沢分科員 その部分はわかりましたけれども、要するにその実態把握が不十分だというところにも実は問題があると私は思う。たとえば、盲児数が都道府県別にどうあるか掌握できていますかというと、できていないです。たとえばその中で、具体的ないまある盲学校の幼稚部に何割通っているのか、なぜ通...全文を見る
○渋沢分科員 終わります。
03月02日第87回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第4号
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○渋沢分科員 パシフィック通商について私も実はお尋ねをするわけですが、その前に一点、地震保険の件でお尋ねをしておきたいと思います。  ちょうど昨年の十月に、私、災害の特別委員会でお尋ねをいたしまして、宮城県沖の地震の経験に照らしましても、現行の地震保険というのは、保険の支払い条...全文を見る
○渋沢分科員 地震保険に関連をして、大地震災害に備えて生命保険、火災保険のありようについても同時に検討をするというふうに聞いていますけれども、この検討は始めておるのですか。
○渋沢分科員 大都市部での大地震、大規模地震というものについて言えば、法律はできましたけれども、実際は、少し乱暴な言い方をすれば無防備と言っていいような体制である。本来、そういう災害に対する国の施策や自治体の対応がもっと十分なら、何も保険企業の地震保険に依拠する部分はないのだけれ...全文を見る
○渋沢分科員 この会社は、伝えられておるように石油ショック後の五年間に六・五倍の売り上げ、しかし中身をいろいろ聞いてみると、取引先の下請に加工をさせるのに、通常、材料を出して加工して、加工賃払って引き取るというものを、それをまるまる下請企業に売った形にしてまた買い取りに回すという...全文を見る
○渋沢分科員 わかる人がいないということで答弁されないというのは大変不満ですな。それでは続けますが、これは責任者がおらぬということでは聞きようがないのですが、それではこのことをお尋ねいたしましょう。  大蔵省が、このパシフィック通商の名誉会長に御就任の元大蔵審議官の近藤道夫氏、...全文を見る
○渋沢分科員 これも責任者がおらぬというのだけれども、私が大臣官房の秘書課長に直接尋ねたところによれば、昨年春三月ないし四月、いまお話しのように中川社長からの申し入れがあったというのだが、その中身は、必ずしも税務あるいは経理に堪能な専門家を送ってくれということではなしに、会社の威...全文を見る
○渋沢分科員 これは相当責任をお感じにならなければいかぬ処置だと思うのです。いま大蔵省は粉飾決算の疑いがあって——まあそれは調べてみなければわからぬと言うが、それはそのとおりだけれども、しかしその可能性もあるからお調べになっておるのでしょう。そういう疑義があって調査をせざるを得な...全文を見る
○渋沢分科員 大臣、官庁からの民間への天下りというのが非常によくいつも問題になっておりまして、大蔵はいつも圧倒的に多いのですね、データが示すとおり。それも結構だ。しかも大蔵の、たとえば金融関係への天下りというのは大変多いわけです。しかもここ十年間の中でも五十二年最高にふえている。...全文を見る
○渋沢分科員 企業の実態を十分知り得ており、企業の存亡に決定的な影響を持っておられると思われる東海銀行が二人の役員を派遣しておって、そういう窓口を通して東海銀行自身が三月決算に重大な疑義を差しはさんだというのですね。大蔵省がこの三月期決算の粉飾性についていま調査をしているというこ...全文を見る
○渋沢分科員 いずれにいたしましても、時間が中途半端になりましてこれで打ち切りますけれども、この事件はいろいろな意味で大変粉飾性が強い、しかも、その中で銀行の企業に対するありようというものがまたある意味で非常に問われている。銀行は、かせげると思えば金を出し、手を出し、口を出し、ち...全文を見る
03月23日第87回国会 衆議院 商工委員会 第7号
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○渋沢委員 「日米“通商戦争”再燃の恐れ」というような見出しで、マスコミも取り上げざるを得なかった日米交渉の中での皮革製品の輸入枠の問題が、先ごろの日米交渉の中で非常に大きな焦点になっておったというふうに思うわけですが、御存じのように、日本の皮革産業というのは、大変生産構造の零細...全文を見る
○渋沢委員 特に伝えられるところによりますと、その交渉の過程で、もし皮で日本が大幅な譲歩をしないということであれば、単にガットへの提訴とか公聴会の提起というものとは別に、日本の製品輸入品目四十数品目にわたっての報復措置というか、輸入制限について、かなり強い態度で、しかも外交チャン...全文を見る
○渋沢委員 いま大臣も言われましたように、ボンの首脳会議での福田内閣の七%、いわば国際公約、これは国際公約であると言おうとでないと言おうと、紛れもない国際公約と言っていい状況になっておる。しかし、その後の推移の中で、アメリカを初めとしての諸国の、日本に対する一定の不信感、こういう...全文を見る
○渋沢委員 かなりの努力をしたしとおっしゃるわけですが、その努力は私も認めますけれども、しかし、これは大変な影響が、国内の皮革産業に出てくるというふうに思っているわけです。  そこで、その妥結の中身ですけれども、これは言われるところによると、アメリカ側ではすでに金額で発表してお...全文を見る
○渋沢委員 従来、皮革業界に対する通産省の政策、助成のための政策というのは、全くないとは言いませんけれども、しかし他産業への配慮に比較して、これは率直に言いまして、無視しているに等しいような対応だというふうに見えております。しかし、いわば国際競争力という観点に立つと、言い方は乱暴...全文を見る
○渋沢委員 この問題については、最後に一つ強く要望しておきます。  特にいまも触れられましたけれども、実際に、技術水準を全体として高めていくということのために必要な、公的試験所施設あるいは技術開発施設というようなものを、産地を中心にした配慮の中で、徹底をしていくということ、ある...全文を見る
○渋沢委員 皮革関係の質問を終わりまして、次に公正取引委員会に若干のお尋ねをしたいと思います。委員長が何か参議院の関係でお見えでないということなんですが、取引部長がお見えですから、長谷川さんにお尋ねしたいと思います。肩を張らずに、気楽にあなたの御意見を聞きたいのです。  ちょう...全文を見る
○渋沢委員 あなたが、あなたばかりじゃないですが、公取の委員長もいろいろな機会に言っていますけれども、出版業界は重体だとか、あなたの文章によれば病理現象と言って指摘をしていることがあるわけです。それは、たとえば読者の立場で見れば、定価が高くなっている、欲しい本が意外に早く姿を消す...全文を見る
○渋沢委員 それならば、なぜそのようにおっしゃらぬのか。あなたの書いたものの中にも、それはもう非常に再販を力説しておるじゃないですか。ここに障害があると、それは寡占と再販だと言い切っておるじゃないですか。そして、余りにもかたくななまでにそれにすがりつこうとする業界の姿勢云々と、さ...全文を見る
05月08日第87回国会 衆議院 商工委員会 第13号
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○渋沢委員 省エネルギーの問題というのは、全体のエネルギー対策とのかかわりの中で言うまでもなく存在するわけでありますから、この法案の内容に直接かかわります前に、幾つかの点でまずお尋ねをしておきたいというふうに思うわけであります。  最初に、石油の後には原子力エネルギーの開発しか...全文を見る
○渋沢委員 私どもの党は、原子力については平和利用に限り自主、民主、公開を原則として、その安全性が確保されるのであれば認める、こういう基本方針であります。ただ、いま安全性ということで言うといろいろ問題があるので、研究開発の段階、こう位置づけていろいろ究明せよということになっている...全文を見る
○渋沢委員 いかに粗末な体制でこの重要な課題を担っているかということをお答えいただいたにすぎないわけです。  そこで、通産省の方の意見をどうしても聞かなければいかぬのですが、日本で安全性の問題について非常に批判が強いのは、たとえばアメリカで起きたような事故は別といたしましても、...全文を見る
○渋沢委員 いまの長官の話を聞いてあなたの文章を思い起こしていたのですけれども、ここにあります。まあひどいことをおっしゃっているので、いまは何か、だから安全性を保障する、高める施策を推進しなければならないということをつけ加えられましたけれども、このお話では一言も、かけらもそういう...全文を見る
○渋沢委員 私、時間がないので、余りこのことばかりやっているわけにもいかないのではしょったのですが、安全性の問題で言えば、遺伝的な部分だけではなしに、もっと技術的なことで、ウランの採掘あるいは濃縮、使い果たした燃料の廃棄物処理そのものを含めて、未解決、未解明の問題がたくさんあると...全文を見る
○渋沢委員 東京サミットに先立って、過般専門家会議、いわゆる箱根会談なるものが行われましたが、いろいろ幾つかの点が伝えられております。そして、さらに引き続いて国際エネルギー機関の理事会も五月に開かれるということですが、この理事会へ臨む、あるいはサミットの主要なテーマになるであろう...全文を見る
○渋沢委員 余り時間がありませんので、先に進みますが、たとえば日本とアメリカの関係で言えば、研究開発協力協定、四十九年ですか、福田・カーター会談での合意文書とか幾つかあるのですけれども、実績をいま見てみましても、確かに液化の共同研究などは一定の進歩があることは私も認めます。しかし...全文を見る
○渋沢委員 そのエネルギー消費で見ると、民生が大変低い。しかし、省エネルギーということでいくと、民生に非常に高いウエートをかけて産業部門は抑えていく。省エネルギーが企業のいわば活力を損なうような形、影響を与えてはならない、その景気動向一つを物差しにしながら、そういう配慮がこれだけ...全文を見る
○渋沢委員 大臣としてはいろいろおっしゃいますけれども、たとえば住宅融資の面だって別に特枠があるわけじゃなし、まあさような活用をするものがあれば、多少めんどうを見るという程度の姿勢ではないですか。  時間がありませんので先へ行きまして、経企庁が見えているはずなので一点伺っておき...全文を見る
○渋沢委員 大臣、一つ伺っておきます。  確かに前年度から見るとムーンライト等のことしの予算はかなりふえました。ですから、伸び率だけで言えば大変力が入ったように言われるかもしれないけれども、いま実際の政策の重要性から言うと、これはお粗末に過ぎると私は思うんですよ。ですから、これ...全文を見る
05月30日第87回国会 衆議院 航空機輸入に関する調査特別委員会 第7号
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○渋沢委員 端的にお尋ねをしてまいりたいと思いますが、きのう衆議院の法務委員会におきましても、初めにありき五億円の、その初めのありようについてただされておるわけでありますが、まずこの点からお尋ねしたいと思うのです。  これは、端的に言いまして、松野氏から先に日商に対して五億円と...全文を見る
○渋沢委員 要望があって、海部氏がこれを受け入れる、五億の調達を約束する、こういう成り行きだと思うのですが、いわばそういう意味での合意がされた時期は、これはいつごろでしょうか。
○渋沢委員 松野氏の側から金額を示して要望があったことは事実だけれども、その要望に逐次こたえた、こういうことですが、この金の話し合いに立ち会われた、あるいはかかわった松野、海部氏以外の方というのはございますか。
○渋沢委員 中村長芳氏の紹介で松野氏が海部氏と会いまして、当然のことながらF4ファントムの売り込みについての日商の方針、海部氏の願望といいましょうか要請といいましょうか、そういうものが松野氏に対して伝えられたということは、当然まずある。初めに五億円ありきの前に、まずファントムの売...全文を見る
○渋沢委員 海部氏が松野氏に何を期待しているか、何で接触があるのか、中村氏を煩わして会うその接触の意図、相手の立場というものは、金の話の前に松野氏が理解しておったというふうに受け取れるわけであります。そういうふうに理解してよろしゅうございますね。
○渋沢委員 松野氏はこの五億円の趣旨について、これは高畑誠一氏の好意だ、この好意をいわば持ち運ぶ役目を海部氏や島田三敬氏が代行してくれたのだという趣旨の証言をしておられるわけであります。しかし、すでに局長も他のいろいろな機会に明らかにしておりますように、五億円の捻出を組み立て、こ...全文を見る
○渋沢委員 刑事局長は二十五日の参議院の航特で、この五億円の授受に関して、一部がアメリカとヨーロッパで渡されている、こういうふうに言われております。きのうの衆議院の法務委員会で、私もちょっとのぞいてみたのですが、海外で受領したのは数万ドルずつ数回、こういう説明をされておるわけであ...全文を見る
○渋沢委員 しかし、いずれにしてもこの金は外国送金の形をとっている。アメリカとヨーロッパに松野さんの口座があって、そこへ送られたはずだろう、こういうふうに常識的に思うわけです。いかがですか。
○渋沢委員 外国に松野さんの銀行口座はないとおっしゃる。しかし、これは日商から数万ドル、数回にわたって送金された、こういうことでありますから、たとえばアメリカ日商にこれが送られて、それから松野氏に渡されたというようなケースもあり得るというふうには類推できますが、そういうことですか...全文を見る
○渋沢委員 そうすると、外国にある日商の口座、ここへ松野さんが直接運び出しに行ったわけではありますまいから、当然そこにいろいろな人が介在をしたと見られるわけであります。まあ、そのころには島田三敬氏がアメリカにおったとか、あるいは伊大知、久保氏というような人たちがかかわっているとか...全文を見る
○渋沢委員 松野さんの指図で動いてくれる方が、そういう大変際どい仕事をやられる方がおった。しかし、これは外国のことですから大変理解しにくいことです。国内ですとわりあいに理解しやすいのですが、送られる時期にたまたまそういう作業を引き受ける、こういうかかわりのある方があるというのはな...全文を見る
○渋沢委員 それでは、松野さんが参議院の航特で言っておりました五千ドル、五千ドル、計一万ドルプラスロンドン一千ドル、これは五億の枠外だというお話のようですけれども、そういうことですね。
○渋沢委員 時間がありませんので話題を変えまして、今度の事件の中で何といいましても重みのある主役の役を演じた一つに海部メモというものがあると思います。その一、川崎重工の社長あてに出された一九六五年七月二十四日付のメモにありますようなフォーサイス・海部・岸会談と言われるサンフランシ...全文を見る
○渋沢委員 報告書によれば、百機、二百機という機数の話は出ていないと明確に断定をされているわけでありますが、それにしても陳情という言葉もいろいろな意味がございましょうが、ファントムの売り込みの働きかけがあった場であることだけは間違いのないことでありまして、これに対して陳情と言って...全文を見る
○渋沢委員 いずれにいたしましても、三十九年の十一月、これは岸さんの実弟の佐藤さんが総理大臣になられる、そしてその翌年の六月には当時岸さんの直系などと言われた松野さんが防衛庁長官になられる、その翌月にアメリカで行われたこの会談であるということ、この背景が一つである。もう一つは、そ...全文を見る
○渋沢委員 海部メモの二枚目の問題点に移りたいと思います。四十一年三月十八日付。  改めて伺いますが、二百万円、これはスイスの海部氏の口座に入っているのですか。
○渋沢委員 ここに入っているとすると、これはだれがどういうふうにして送って、それから入ってから先はどうなっているのですか。
○渋沢委員 この西ドイツ、ドレスナー銀行への一千万円、これはだれの口座ですか。これは日本館の口座じゃありませんか。
○渋沢委員 しかし、これは確認されていないというのも理解ができないわけでして、かなりお調べをいただいたはずだと思うのです。私、この段階で出所を明らかにすることは差し控えますけれども、この一千万円は四十一年の三月に西ドイツのドレスナー銀行の日本館の口座に送られ、四十一年十月四日に日...全文を見る
○渋沢委員 日本館での口座ではない、こうももちろん言えないわけですね。
○渋沢委員 大変残念ですが時間がありませんので先に進めさせていただきますが、海部メモの三枚目、新海部メモというのは、実にメモが多いので驚くのですけれども、五月二十五日、これは伊藤局長が参議院の航特でおっしゃっていること、この新海部メモは海部の書いたものとわかっている、しかし海部の...全文を見る
○渋沢委員 このメモに出てくるこの政治家の名前が何人かありますが、この方々については事情をお聞きになったのでしょうかということが一つ。それから松野氏のこの人事に関する介入、これはほぼ認めてよろしいでしょうか。
○渋沢委員 他の委員会において、ここのメモに出ている何人かのうちでこの何人かの方はいわば関知せずということでお消しになっておる。松野さんはちゃんと残しておられる。これは松野さんについてはこういうかかわりがあった、これに近いかかわりがあったというふうにごらんになっているのじゃないで...全文を見る
○渋沢委員 それでは、その海部メモというのは、一、二、三と出たわけですけれども、さらにほかにも幾つかあるというふうに言われておるわけであります。たとえばその一つに四十二年の一月十七日付、中村長芳先生侍史ということになっている文章。ここでは表題がついておりまして、空幕長牟田空将早期...全文を見る
○渋沢委員 これは海部氏が確かに出したものというふうに理解されておりますか。
○渋沢委員 最後に、このSEC報告が指摘をいたしましたE2C機の代理店変更に介在いたしました政府高官、これがだれか。これはもう明らかにされてはどうか。教えていただきたい。
○渋沢委員 グラマン本社を訪ねた日本の政治家に、松野頼三氏のほかにどなたかいらっしゃるというふうに承知しておりますか。
○渋沢委員 チータム氏やカーン氏は非常に重要な発言をこの件の解明にかかわってしておられるのですね。非常に重要な発言をしておられる。この二人の嘱託尋問をおやりにならなかったのはどういうわけなのか。ロッキードではコーチャン氏の嘱託尋問をやっておる。これがどんなに大きな役割りを果たした...全文を見る
○渋沢委員 原田検事も大分長くアメリカに行っておられたようですが、このチータム氏やカーン氏と接触をしていろいろ事情、状況を知るというような努力もされなかったわけですか。
○渋沢委員 終わります。
07月31日第87回国会 衆議院 商工委員会流通問題小委員会 第2号
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○渋沢小委員長代理 中村重光君。
○渋沢小委員 十何分になりましたから、簡単に伺います。  要するに、輸入、生産順調で、昨年を上回るような状況があって、しかも出荷も順調に行われて、しかもいろいろ御指摘のとおり物がない、どこにたまっているか。元売りは正常に出荷しておる、しかし現場はない。どこにたまっておると思いま...全文を見る
○渋沢小委員 通常、長期契約で落としている部分とは別に、かなり余分な部分が商社を通して安く流されて、スタンドあたりではそのことの影響で大変苦しんでいるというような時期もあったわけですね。そういう部分が今度とまっているということでしょうね。
○渋沢小委員 それは量から言うと大体二割近くのものになっているはずですね。
○渋沢小委員 油があるときにはそれを商社を通してかなり押しつけて、元売りは利益を損わない。こういう状況が出てくればとめて、そして高値をあおる、こういう構造ですね。ですから、閣議でも買い占め、売り惜しみ状況というのが問題になって調査を命ぜられた、こういう報道を受けておる。調査という...全文を見る
○渋沢小委員 先ほど数%と言われたけれども、私などがいろいろ聞いた範囲では十数%と思う部分というものがある。これが押さえられているところにこういう状況が出ている原因があるというふうに思われるわけです。ですから、調査というのもあなたの方が大手の業界からのレポートを聞いているという範...全文を見る
○渋沢小委員 時間がないので結論的に聞きますけれども、先ほど中村さんからも指摘されておりましたけれども、現にわれわれのところへも、仕事は受けたけれども、それは中小の運送屋あたりで、通常油の仕入れの契約できちっと大量に長期にいい契約を踏んでなかった部分であることは間違いない、それに...全文を見る
○渋沢小委員 もうこれで終わりにしますけれども、さらに長期化する、悪化するという状況に見てないというところはちょっと違うと私ども思っておる。通産に駆け込んで、きょうとあしたの油どうなるかというようなことは業者はなかなか持ち込めない。政党や政治家を使って持ち込むというような部分はあ...全文を見る
○渋沢小委員 公取に、こういうスーパー同士の競争の材料にも使われるだけでなしに、小売商との対応の中でもこういう乱売をやる、まさに優越地位の利用行為あるいは差別価格というのですか、時間がないので言いませんけれども、とにかくかなり組織的に仕入れ価格を下回る販売が随所で行われているとい...全文を見る
○渋沢小委員 時間がありませんので、お願いだけして終わりにしますが、せっかくの公取の努力ですが、さらに特殊指定の処置を含め、積極的な検討を願って、いずれにしても牛乳などというものがスーパーの商戦の材料にされて、それでなくとも大変に苦悩している宅配業というようなものがますます疲弊し...全文を見る
12月07日第90回国会 衆議院 商工委員会流通問題小委員会 第1号
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○渋沢小委員 時間が余りにもありません。五分でやれというのはどだい無理な話なんですが、したがって中身よりも手続論といいますか、公取のこの問題についての対応姿勢というものについて、簡単に伺いたいと思うわけです。  まず、この間の五点にわたる修正提案というのですか、これは公取の通告...全文を見る
○渋沢小委員 委員長も御存じのように、前議会から再販問題は当該委員会でもかなり議論があったわけです。われわれは特に、あなたが先ほど言われた幾つかの調査の結果というものを早く出してほしい、ぜひ議会の方に見せてほしいという発言を各委員からしてきたところです。つまり、あなた方の方は、こ...全文を見る
○渋沢小委員 時間がないので、最後に一点だけ聞きます。  とにかくこの種の問題は、あなた方がどういう権限をお持ちになろうと、まさに万機公論に決すべき性質のものですよ。関係業者団体に限らず、広範に意見を徴してそしてお決めになって決して遅いものではありません。議会でもわれわれはかな...全文を見る
12月10日第90回国会 衆議院 航空機輸入に関する調査特別委員会 第2号
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○渋沢委員 きょうは、倉石法務大臣の例の発言については触れないつもりでおったわけですけれども、しかし——といいますのは、大臣のあいさつの中で一言何か釈明があろうものと実は思っておったものですから、伺っておりましたら一言もお触れになりません。先般の本会議で釈明をされたということで事...全文を見る
○渋沢委員 このことについては、これ以上多くを触れません。  そこで最初に、ロッキード公判、丸紅部分で刑事局長に幾つか簡単にお尋ねてしておきたいと思います。  端的に伺いますが、田中元総理金銭授受の賄賂性の立証、これはできていると思うのですが、有罪へ向けて順調な公判の運びにな...全文を見る
○渋沢委員 公判の順序から言うと、檜山被告の尋問が済むと田中元総理の軒間に入る、こういうことになりますか。
○渋沢委員 結審の見通しについては来春とかどうとかいう話もこれありなんですが、いつごろの見通しでしょう。
○渋沢委員 早急にといいましても来年の前半とか、桜の花の咲くころには結審ができるとか、あるいはずっと後半にずれ込む可能性があるとか、その辺の見通し、もう少し言うてください。
○渋沢委員 それでは、時間も限られておりますので先へ進ませていただきますが、ダグラス、日商公判で若干質疑をさせていただきます。  まず、冒頭陳述で日商岩井と松野氏との最初の接触の経過というものが明らかにされております。そこでは日商の高畑会長、西川社長、海部、三者がF4E売り込み...全文を見る
○渋沢委員 しかし、冒頭陳述で言っているように、ファントムの売り込みのための力添えをこの最初の会見で依頼をした、こういう事実はもちろん明らかなわけですね。
○渋沢委員 前の国会でも問題になりましたが、金を渡したこの航空機担当の責任者である海部氏、受け取った松野氏、この両者が最初に会ったのは西川社長ともどもお訪ねをしたこの最初の会見だということになるわけだと思うのですが、これが一つ。  それから、その後間もなく西川社長の指示で三百万...全文を見る
○渋沢委員 どうも木で鼻をくくったような答弁ばかりで残念ですけれども、もう少し率直に説明できる部分を説明してほしいと思うのです。  非常にはっきりしていることは、大事なことは、この高畑会長、そして西川社長、海部氏、この三者が松野氏の政治工作についてここに期待をし、依頼をする、こ...全文を見る
○渋沢委員 つまり高畑会長が松野氏を政治家として後援をする、あるいはそのための献金の範囲を越えない、そういうものであるという説がこれありまして、しかし事実は全くこれと異なって、当初から高畑会長、西川社長、海部氏という日商岩井のトップの責任ある者の合議に基づいて、しかも目的が非常に...全文を見る
○渋沢委員 ここらはいろいろ議論もあるところだと思いますが、いずれ明らかになるであろうし、同時に議会の側で議論しなければならない問題点はすでに冒陳で明らかにされた部分だけで明白になっておりますので、きょう私は松野氏関係についてはこの程度にしておきます。  そして、冒陳の中で比較...全文を見る
○渋沢委員 この請求がありましたのが四十一年です。その前の年の四十年には中村氏の世話で例のアメリカのサンフランシスコ会談というのが行われているわけですね。岸さんを動かして非常に重要な会談を行っておる。日商の側では、そういう意味では中村氏の力量といいましょうか影響力といいましょうか...全文を見る
○渋沢委員 それはしかし、かたるということが大変きつい言葉に聞こえるかしらぬけれども、冒陳の説明によれば、中村氏が自分が働いた仕事で金が欲しくてその金を要求したんだ、要求の趣旨はそういうものである。しかし海部氏に対しては、日商側に対しては自分にその謝礼を払えということを言うかわり...全文を見る
○渋沢委員 二回目の公判の検事調書の中の、これは中村長芳氏部分ということの中で言われておるのは、私が川部君が持っていたドレスナー銀行での口座番号を知っておったからそれを日商側に教えたと思う、こう言っているじゃないですか。それをわからないということはないでしょう。それは大変おかしい...全文を見る
○渋沢委員 それじゃ伺いますけれども、この一千万が送られたことは間違いないと思うのですが、名義人もわかっていない。それじゃどういう経路で中村氏の手に入ったのかという経路はどう確かめられておるのですか。それはわからぬことはないでしょう。
○渋沢委員 大変重大な御返事をしていらっしゃる。それじゃ中村さんが入手したということにはなってないのですね。それはわかってないのですね。そうしますと、冒頭陳述は中村氏が自分の謝礼としてこれは送らせたものだ、こういうことを言っているのですね。そういう趣旨を検察の認識として報告してい...全文を見る
○渋沢委員 それじゃちょっと刑事局長、お尋ねしますが、その辺は明らかにする必要がないものだとおっしゃるけれども、たとえばこの海部メモですね、ほかのものは非常に生々しくいろんなことが金の趣旨その他について説明があるんですが、これはもう何の説明もないのですね。よく読んでみるとこれは社...全文を見る
○渋沢委員 もう時間がありませんのでやめますけれども、しかし、なぜそんなにこの部分にある種の政治家の名前が出るとかたくなになるのか、この程度のことすら明らかにすることができないのか、もう日本館であることも明らか、そしていろいろの金の流れがあることを言われているわけです。しかし、こ...全文を見る
○渋沢委員 岸信介氏から何か上申書というのですか釈明文というのですか、出ておるということです。これは本人の自発的な御意思で出されたものですか、検察が特にそういうものを文書で説明を求められたという経緯でしょうか。
○渋沢委員 ますます貝のごとく口がおかたくなるので恐れ入るのですが、しかし事実無根とされるこのメモの中身でも、これは前の委員会でも指摘がありましたけれども、事の推移はまさにこのメモとほとんど変わらない状態で進んでいるわけです。これは驚くほどそういう状態になっています。改めて申し上...全文を見る
○渋沢委員 二万ドル云々というような金の件につきましても、これは日商の商法というのか、海部商法とも言われるけれども、このやり方から見ればその特徴は、一つは徹底的な政治利用、一つは金に糸目をつけぬ手法というものに特徴づけられると思うのですけれども、そういうことから言いますと、あのア...全文を見る
○渋沢委員 先ほどのローデシア関連のことで私がお尋ねしたときに申し上げたとおり、こういうことは、実はもっときちっと明らかにしていくことで、かえって言われているところの政治的な疑惑を解明するといいますか、疑いを消していくことになる。はっきりさせないことにはますます疑問を残していく、...全文を見る
○渋沢委員 やはり関係者を再度国会にお呼びしてお尋ねする以外は、冒陳で説明し切れない部分、解明できない部分をただすことができないという感じでございますが、時間が参りましたので終わります。