渋沢利久

しぶさわりきゅう



当選回数回

渋沢利久の1986年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月24日第104回国会 衆議院 決算委員会 第2号
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○渋沢委員 時間が大変少ないものですから、私も率直な質問をいたしますから、答弁の方もひとつ簡潔にお願いをいたしたいと思います。  ちょうど五十七、八年に集中的に動いた金の絡みで事件化いたしております撚糸工連、いわゆる詐欺融資事件に関係いたしまして、政府の政治姿勢、監督責任等々に...全文を見る
○渋沢委員 自治大臣は先般の予算委員会でこのことに触れて、法二十二条の三の「国から」とあるのは、国から直接と解釈すべきであって、今もあなた言いたかったのでしょうけれども、中小企業事業団を通して金がおりた撚糸工連が政治献金を行うということは、いささかもこの法の対象になっておらぬ、自...全文を見る
○渋沢委員 法の趣旨からいって、国の資金を利用して利益を受けた者の政治献金を禁ずるというところが基本的なこの法の命題であります。ここを外れるわけにいかぬのでして、単に国の資金の給付の形態、交付の窓口、そこだけで政治献金を禁ずるとか禁じないなどの選択が起こってくるということは、これ...全文を見る
○渋沢委員 だからおかしいのですよ。給付されている金の実態が問題じゃないというのです。なぜ問題じゃないのですか。政治資金規正法というのは、特に二十二条の三は、国から金が出るのです、さまざまな形で国民の税金が使われる、それで莫大な利益を受ける、その利益を受けた者が政党やあるいは議員...全文を見る
○渋沢委員 もう聞かぬことは答えないでもらいたい。時間が非常に少ないので、恐縮だが、あらかじめお願いしておったのです。  総務庁の行政管理局、おいでかと思うのですが、事業団は国が法律で設置して、国の施策を代行させる機関である、国の管理監督下に拘束しておる国の行政機関とおおむね変...全文を見る
○渋沢委員 企画庁が毎年作成しておられる国民経済計算報告書、これは、我が国経済のいわば評価で言えば、国にとって唯一と言っていい総合的、基礎的な主要データであると思うが、時間の関係で私の方から申し上げて返事をいただきたいと思う。  その計算方式の分類によると、国の機関を網羅する一...全文を見る
○渋沢委員 まあそういうことなんであります。  官房長官、政府の部内でも、この事業団というものの性格については、これは国とみなすという扱いをその認識においてしておるのです。これは今の総務庁の行管局の解釈と、経企庁が十年越しで一流の学者、専門家とこの事業団の性格、この事業団の事業...全文を見る
○渋沢委員 どうしてもここで言う二十二条の三の法解釈は、国が直接交付ということにこだわるのです。  それでは聞きますが、通産省、お見えですね。  通産省が行う融資において、六十一年度で聞きましょう。財投における国以外の政府系金融機関、公団、事業団、まあこれは国じゃないと言うの...全文を見る
○渋沢委員 そうなんですね。これは私の調べによってもそのとおりです。正確に言うと、トータルで九兆六千六百四十三億。  それでは、国が直接支出する、交付するものは幾らですか。
○渋沢委員 つまり官房長官、例えば通産は融資ということで一番金を使う役所です。その十兆に近い九兆七千億からの金は、まさに何々公庫、何々事業団、間接給付なんですね。それで、これは財投だけで見ている。ところが、今法律で言うところの補助金その他をずっとかき集めてみると、直接国が千七百億...全文を見る
○渋沢委員 つまり、いろいろな団体に対する助成金、補助金的なものは、千七百億そこそこあるのですよ。私が聞いたのは、融資なのです。その部分で言うと、間接的に出すのは九兆六千億もあって、直接融資面ではゼロだから、ちょっと答えにくくてかわした、補助金の数字を示したんだけれども、いわゆる...全文を見る
○渋沢委員 そうすると、官房長官、これを立法問題として考えるということは、この法の不備を検討せざるを得ない、そういう趣旨ですね。この法の不備は認めますね。官房長官、認めますね。それでなければ、とてもこんな解釈は、国会が承知できる解釈じゃありませんよ。最初から実体がないのですよ。そ...全文を見る
○渋沢委員 ちょっと官房長官、時間がないので、私一点だけ確認をしておきたい。  やはりこれは、ざる法などというような言葉は使いたくないけれども、要するに規制効果のない、規制効果を全く期待できない中身であることだけはっきりしているわけです。今の通産の融資額の状況を御説明して明らか...全文を見る
○渋沢委員 もうそんないいかげんな話はないので、規制対象がないのだから、一銭も金を出してないところを規制しようという話は、これは全くざる法なのだ。時間がありませんから、今の答弁で承知したなどということはさらさら言える内容のものでも答弁でもありませんから、留保いたしまして、決算委員...全文を見る
○渋沢委員 これはきちんとやっていただきたいと思うのであります。  通産当局にはこのことについてお尋ねをする気がしないほど、これは全く重大な責任が明らかであると思う。通産省はどういう責任をとるのですか。このことでまた通産省が国民から受けた不信感というものはぬぐいがたいものがあり...全文を見る
○渋沢委員 そう言うほかはないということなのかもしらぬけれども、まことに型どおり、二度とこういうことは繰り返してはならないなどということは、毎回だれしも言うことだ。必ず繰り返されている。深い根っこにメスが入らない。これはあなたが今おっしゃったように、司直の手も入っているということ...全文を見る
○渋沢委員 私が申し上げましたのは、単純な詐欺事件ではなしに、まさに官界、政界絡みの事件であるという認識について申し上げたわけであります。今の御答弁は、そういう趣旨を受けてきちっとこの真相究明に対処していくという趣旨の話があったと思うのでありますが、これはやはり単に業者の事件に短...全文を見る
○渋沢委員 あと一分でありますからやめますが、官房長官、きょうは時間がなくて十分ただすことができないことが残念ですけれども、しかし非常に重大なことだ。しかも、このことへの対応をきちんとやりませんと、現職の閣僚の名前まで非常にマスコミに登場して、これはますます国民の不信を増幅するよ...全文を見る
03月06日第104回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○渋沢分科員 今も行われておりますが、中国に長くおられた日本人の皆さんが肉親探しをやられている。この場面は比較的ライトを浴びる華やか――華やかなと言っては正しい言い方でないかもしれませんが、一見マスコミの話題などを集めておるわけでありますけれども、このような経過を経たりあるいは国...全文を見る
○渋沢分科員 大臣御指摘の夜間中学における特設学級、教室といいましたか、それは私も承知しておりますが、具体的には日本に幾つ、どういう形で設けられておりますか。研究指定校というものについては具体的にはどういう中身でどのように配置されておるのでしょうか。あるいは今中国語のわかる人の巡...全文を見る
○渋沢分科員 もう少し具体的に、今例えば巡回指導については十の教育委員会に配属するというのですが、巡回指導員というのは資格を問わないが、十の教育委員会というのは十人の配属ということを前提にして考えておるということですか。  それから、研究指定校、これを柱にしてやっておるというこ...全文を見る
○渋沢分科員 数字が出てくることで具体的に輪郭が出てくるのですけれども、もちろんそれで十分だというふうにはおっしゃらぬでしょうけれども、これはちょっと十分な対応ではないという気がするのです。  江戸川区の葛西中のことを今ちょっとおっしゃったと思いますが、たまたま私の選挙区なもの...全文を見る
○渋沢分科員 これは東京に非常に集まってきているという傾向が最近ある。肉親が地方にあって地方に行ってみたけれども、言葉がまずい、壁になる。そうすると、東京の江戸川にこういう学校があって、ここでは日本語を教えている特設校がある、日本語学級があるということで、それでこちらへ来る。常磐...全文を見る
○渋沢分科員 時間がないからはしょりますけれども、あなたは昔出した通達を手直しだとか見直しだとかいうことをおっしゃる前に、今のやり方が本当に十分かどうかをもっとまじめに考え直してもらわなければ困る。何も来年度から全県的に特設学級を設けるということを言っているわけではない。けれども...全文を見る
○渋沢分科員 大臣、もう一つ。例えばこの間、東京都の教育委員会で高校の入試について特別な配慮をしたということもあります。そういうことは世論が、あるいはボランティアの人たちが強い陳情や要請をして、いわばそれに動かされてやむを得ずやるという形で、ことしも二次試験か何かありました。子供...全文を見る
03月06日第104回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号
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○渋沢分科員 荒川にかかわる旧中川という河川がありまして、これは第二項目にお尋ねする地震対策のための防災拠点にもつながっている地点の河川でありますけれども、この旧中川については既にもう二十年近くになろうかと思いますけれども、建設省の合意と指導の上で東京都が河川整備の計画、つまりこ...全文を見る
○渋沢分科員 なぜこんなにおくれておるのか。
○渋沢分科員 これはぜひ積極的に進められるように強く求めておきたいと思います。これは、おととしの分科会でも同じ指摘を私はしておりますが、来年も再来年も、機会が許されるならばこの分科会で執拗に要望してまいりたいというふうに考えておりますので、きょうまた改めて強く要望しておきたいとい...全文を見る
○渋沢分科員 話の趣旨としては支障のないようにするということだから、言葉の上では大変結構な答弁だけれども、現実には、例えば六十一年度の予算の面で見れば、これは東京都を通して説明しているところによればゼロ戸なんです。その事実は間違いないでしょう。
○渋沢分科員 これは東京都に言わせれば、来年のやつを出したってむだだから出さなかったというようなことを言っておるのですが、その辺のところを今ここで建設省を相手に綱引きをやってもしようがないことだから省きますけれども、しかし、全く住民の側からいいますと、それがおっしゃるとおり最終的...全文を見る
○渋沢分科員 ではまとめて伺いますが、再開発住宅については、住民の要望に万全にこたえる、年度年度においては、都との要求があったとかなかったとかいう六十一年度部分については言い分が出ているけれども、総体として、この住民が要望している再開発住宅については住民の希望を満たすという計画を...全文を見る
○渋沢分科員 それは、東京都はちゃんと全体の状況を見越して、出してもむだだと思って出さなかったのです。出さなかったということについて大変ばつの悪い思いをしているのですよ。しかしそれは、出してもむだだというお見通しをちゃんと内々建設省から御指導いただいておるから、それを受けて素直な...全文を見る
○渋沢分科員 それがまさに私が申し上げたとおりの状況で、残念ながら弱者が泣き寝入りという状況が進んでおります。あるいは転出をしたい、この際この事業になじまない、待ち切れないという人たちが、外へ出たい、そのためには自分が持っている財産について早く評価をしてもらって、そして金銭処理を...全文を見る
○渋沢分科員 今の局長の十分というところはなかなかボリュームのある、決意が伝わってくるのだが、速記録には残らぬけれども、しかし、あなたの誠意のある、責任のある答弁と受けとめて、私はそれはちょうだいしておきます。  最後に、あと二分ありますので一言。大臣、一度現地をごらんいただき...全文を見る
○渋沢分科員 どうもありがとうございました。
05月16日第104回国会 衆議院 決算委員会 第8号
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○渋沢委員 加藤長官にはお尋ねしたいことが幾つかありますけれども、先立ちまして、筑波万博の後始末の整理が締めくくりに入っている段階で、若干の点でこの機会にただしておきたいことがありますので、最初に筑波万博の事業に絡んで幾つかお尋ねをしておきたいと思います。  私、なぜこの問題を...全文を見る
○渋沢委員 入場者の総数は幾らだったですか。
○渋沢委員 当初見込んだ入場者数というのは幾らだったですか。
○渋沢委員 二千万を見込んで、そしてそれに必要な準備をやって、最低の見込み数をやや上回るかというような、ほどほどの結果であったということですね。  その二千万の入場者推定を前提にして、当然、適正な営業店舗数というものの枠を決めて、適正な運用を図るという計画がおありになったと思う...全文を見る
○渋沢委員 いや、聞いているのは、総数が何店舗と計画したかと言っている。
○渋沢委員 これだけのスペースでこれだけの入場者数を見込むという事業の中で、店舗数の総枠を全く定めてないというのは、それは間違いでしょう。さまざまなあなた方の出された事業計画、概要その他の文書で既に示されてもおりますし、当然これは科学技術庁の指導を含めて、多過ぎても少な過ぎても迷...全文を見る
○渋沢委員 今あなたのお話の中にも、公募を中心にして云々というような言われ方がありましたが、これはもう言うまでもないことですけれども、国家的な事業、それは協会がおやりになる仕事だといいましても、莫大な国費を投じて政府のいわば責任で行った事業でありますからして、これにかかわるさまざ...全文を見る
○渋沢委員 先ほど言いましたこの配られた概要の中では、パビリオン店舗も明示してある、店名もはっきり書いてある、そういう状態であります。パビリオンを除くという形になっておりません。それで総トータルが二百八十になっておる。一般の業者に説明したのも、先ほど言いましたように、二百八十と若...全文を見る
○渋沢委員 最終的な店舗総数は幾らですか。
○渋沢委員 合計幾らですか。     〔新村(勝)委員長代理退席、委員長着     席〕
○渋沢委員 おおむね私が調べた範囲では、四百六十八店ということになっておるわけであります。  公式な外に出す文書ではこの数字を明示いたしまして、そしてその分の一部については公募という形で、たてまえは大変公正にやった形になっていますが、今の話ですと、ふえた分で随契になったのは、し...全文を見る
○渋沢委員 それでは、細かいことで本当にしつこいことを聞くのも嫌なんだが、せっかくだから伊原さん、この事実だけは明確にしておきましょう、私、申し上げた以上は。  そうすると、ここの場所がいいか悪いかは結果論だ、しかしここには、公募したけれども、関係者の皆さんに知らせたけれども希...全文を見る
○渋沢委員 伊原さん、文書で出さぬでも、今答えられるなら答えてもらったらいい。  外国のものだと今度おっしゃったが、外国のパビリオンも国内のパビリオンにも、そんな問い合わせをしておりませんよ。私の承知している範囲ではしておりません。それをいつ、どういう文書で、疑いのないように、...全文を見る
○渋沢委員 伊原さん、そこまでおっしゃるなら、もう一つ聞きますが、そうすると、外国のパビリオンに使わないかと言ったら要らぬという返事があったから、それでどうしたのですか。それならば、公正だと言うならば、もっと広く公募して、たくさんの関係者に公表して、そしてだれにもわかるような契約...全文を見る
○渋沢委員 伊原さん、協会の職員がかかわっていることについて、あなたは一言の反省の弁もない。僕はそれを言っているのですよ。公正な事業をやろうというならば、たくさんの利害関係がある。     〔委員長退席、新村(勝)委員長代理者席〕 我々も区々たる一部の利害で物を考えたり判断し...全文を見る
○渋沢委員 やめさせたのでしょう、いろいろ事情があって。もうこれ以上言いませんけれども、今の新聞の話では、ここにもありますけれども、協会職員に四百万を業者が内装業者のあっせんで贈ったとか、警察の調べが入ったとか、極めて具体的な報道もあったわけであります。もう時間がありませんのでき...全文を見る
○渋沢委員 防衛庁長官の範囲を超える超えないなどということにぜひこだわらないで、政治家としてお尋ねしているわけであります。今防衛庁の長官だけれども、いずれ遠からず自民党のニューリーダーの位置に立たれるのですから、そういう意味で、とりわけ自由民主党の本流を自負されるはずのあなたの一...全文を見る
○渋沢委員 米ソ首脳会談のこのリズムを大事にしていくということの高い位置づけと評価を言われることについて、私も全く共鳴するお答えであったと思うのです。その認識が非常に大事である。朝鮮半島の部分を見ましても、決して悪い方向に行っていない。南北の対話、交流がそれなりに、いろいろ薄氷の...全文を見る
○渋沢委員 全く何らの打診もない、どんな計画も知らない、そういうことですか。
○渋沢委員 そのとおりであれば、そのことについては大変結構なことだと思うのでありますが、長官、今の状況の中でぜひひとつ、挑発的な動きに介入したり乗るようなことのないような配慮をしていただかないと困るので奉ります。  数日前の新聞にも出ましたように、防衛庁の陸自の方の改革計画も、...全文を見る
○渋沢委員 いささか認識を異にするのですけれども、時間が参りましたので、また改めて質疑をすることにいたします。終わります。  ありがとうございました。
10月28日第107回国会 衆議院 決算委員会 第2号
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○渋沢委員 きょうは、マル優の問題に絞って、幾つかお尋ねをしてみたいと思います。  大蔵省、来てもらっておりますね。  まず、マル優について政府税調で答申が出ました。今マル優の廃止を税調はどういう理由で、どういう討議で決められたのか、ここに税調がマル優の廃止を決めた根拠がある...全文を見る
○渋沢委員 そもそも零細低所得層への対応でできたこの制度が、高額所得者の受益が非常に高い、こういう矛盾を起こしているということが一つの大きな理由になっている、こういうことですね。  それで、実際にそういうことになるのかどうかということですが、総務庁統計局の貯蓄動向調査、これは政...全文を見る
○渋沢委員 私も不勉強なので、質問には、百も承知の上で尋ねる質問と、不十分な勉強を質疑でただす質問とあるようですが、私は後の方のまともな質問でございまして、ひとつぜひわかりやすい説明をしてください。大変難しいんですね。  そこで、制度の上でマル優と僕らは一口に言ってしまうのだが...全文を見る
○渋沢委員 それで、郵貯の中での非課税の制度というものは歴史的にも非常に古くて、郵政審議会の方でお出しになった五島昇会長の答申文を拝見してみますと、非常に的確に整理をして郵便貯金事業というものを位置づけておりますが、一口にマル優と言うけれども、非課税制度の中で郵貯の持っている性質...全文を見る
○渋沢委員 おっしゃるとおり、郵便貯金が非常に額が大きくなってきたから、大蔵省も大変目をつけるし、金融機関のサイド、銀行資本の側では、金融の自由化というリズムの中で大変気にしている制度だなというふうに思うのであります。それがいろいろ今こういう大きな動きになってきているなというふう...全文を見る
○渋沢委員 局長、郵便貯金は非常に伸び悩み状況にあるという、これは具体的にはどういう状況になっていますか。一緒に、なぜ伸びないのか、落ち込んでいるのかということも含めて、ちょっと言ってください。
○渋沢委員 そうなんですよね。可処分所得もずっと落ち込んでいる。そして一方、高利回りの金融商品がいろいろ出てきて、そっちへ引っ張られるというような形のものもある、金利が非常に低くなっておりますからね。だから、どうしても貯蓄の効率性、経済性というものを追求していくと、動かざるを得な...全文を見る
○渋沢委員 先ほどの新村議員の質問の郵政の答弁にもありました限度管理の問題ですが、私ども、最近この限度管理の問題の対応を見ておって、これをきちっとやれば、とかく世間の指弾を浴びるような不正使用というものをかなりきちんとチェックできる、少なくとも郵貯についてはできる。問題なのは、一...全文を見る
○渋沢委員 それは非常に見解の異なるところでして、時間がもったいないから大蔵省の考えをもう一つ、二つ聞きましょう。  この答申の中に、これを廃止して所得税課税方式として四つの方式を検討したというのがありますね。特に言葉を添えて、この中で一律分離課税方式が適当であるという意見が多...全文を見る
○渋沢委員 これは、高額所得者の受益性が高過ぎるということ、そういう言葉をもてあそんでいるというふうに、いろいろ聞けば聞くほど、見れば見るほどそう思わざるを得ないのです。本当にそこの矛盾を解決しようというなら、優遇措置のうち、例えば郵貯を残して銀行関係を外すとか、その方がいいです...全文を見る
○渋沢委員 大臣、本当にかなりの決意をお持ちでないと、税調答申でここまで出しているというこの流れはもう並み大低のものではありませんから、あなたはこれを本気で守り抜くということで頑張らぬと、これは日本の郵政事業の歴史の中にも大変大きな汚点を残すことになる。その奇妙な幕引き役をあなた...全文を見る
○渋沢委員 老人等の一部の人たちにのみ少額貯蓄非課税制度を存続すればよいという議論があるが、これは老人等社会的に弱い立場にある人たちに対する配慮ということに名をかりて、それで実は大多数の利益を損なうものだという指摘ですね。大臣、この一部の人たちさえ外してやればいいということを、こ...全文を見る
○渋沢委員 質問を終わります。