渋沢利久

しぶさわりきゅう



当選回数回

渋沢利久の1987年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月06日第108回国会 衆議院 決算委員会 第2号
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○渋沢委員 時間がないので簡潔にただしていきます。御答弁の方も御協力をいただきたいと思うのです。  私は米軍の戦闘機からのミサイルの落下問題と東京の地価急騰についてただすのですが、その前に、大蔵大臣が目の前におりますから、これはやはり一つ二つ聞かぬわけにいかぬことがありますね、...全文を見る
○渋沢委員 そうでしょう。野党も断々固としていかなる修正も応じないということは、もう最初から終始明々白々なんです。連日のようにそのことは明らかになっておるのです。にもかかわらず、選挙のさなかになるとにわかに、もう修正がほぼ決まったような、そういう喧伝がされる。だれが考えたって選挙...全文を見る
○渋沢委員 あしたあなたはG7に行かれる。あしたではない、八日か。伝えられるところによると、そこであした総合経済政策の基本方針を決める。いわばそれを踏まえてアメリカの財務長官との会談等も予定されておる。安倍さんが行き総理が行くというような一連のスケジュールを政府の側で組んでおられ...全文を見る
○渋沢委員 予算成立後という表の話は別として、実際はいわゆる伝えられる総合経済政策というものをきちっと決める。少なくとも訪米前にそれを決めるという方針で作業が進んでいることは事実でしょう。それは党に総理は作業を命じたというのだが、まさか党の案を持って総理が外国へ行くという話でもあ...全文を見る
○渋沢委員 これ以上聞きませんが、もう一つちょっと聞いておきたい。  大蔵大臣、協調介入で百五十円の線が守れなかった。これは重大な事態だ。日銀総裁が慌てて、いや、その後の推移を見ればドルの暴落とはいえないなんと言ってみても、日本の政府に対する不信感といいますか、これは抜きがたい...全文を見る
○渋沢委員 とにかく深刻な事態ですね。大蔵大臣、この円高対策を、大きな思い切った政策の選択を絞って一つ、政策の展開はこれしかない、一つと言えば何ですか、二つと言えば何ですか。
○渋沢委員 この部分の議論をしてもしようがないからやめますが、全く内需拡大に背を向けた予算なんですね。中曽根政策というのはまさにそういうことなんですね、行革という名のデフレ政策。冷ますようなことばかりずっとやってきているわけですよ。まさに円高の根源はそこにあるわけです。完全に行き...全文を見る
○渋沢委員 被害はあるのですか、ないのですか。伝えられるところによると、大変な振動で、家のガラスも吹き飛んだというようなことも伝わっておる。被害はないのですか。
○渋沢委員 今日この時間でも、どこへ落ちたかわからぬというのはどういうことですか。しかも、一般論としては爆発はないと思う。なければ、山中であればその危険も被害も推定できるが、しかし状況によってはその被害なりもわからぬ。爆発の危険性、可能性も一〇〇%否定し得るものではない。これは大...全文を見る
○渋沢委員 これはもう既にいろいろ言われておりますが、まず事故発生の時間、それから防衛庁に米軍から連絡のあった時間、防衛庁が現地に知らせたというか外に明らかにしたというか、この時間、非常にずれがあるのですね。これはちょっと正確に言ってください。何時に落ちたという連絡があったのか、...全文を見る
○渋沢委員 これは、推定され、また伝えられているところでは、米韓合同演習の帰路、ミサイルを搭載した戦闘機が岩国の基地に帰る途中の事故だと言われている。それ以外には推定しがたい。その飛行目的というのは聞いておりますか。それから、この種の米軍戦闘機の国内飛行の行動というのは事前にも事...全文を見る
○渋沢委員 このF4Sファントム戦闘機が搭載しているスパローというのは、自衛隊も同じ機能のものを持っているというふうに言われているが、そうですか。そうであろうとなかろうと、起こるべきでないこういう事故が起きるということに絡んで、自衛隊についても今保有しているものについての見直しと...全文を見る
○渋沢委員 時間がないので、外務大臣並びに防衛庁長官にただしますが、三日の朝九時過ぎに落下して、いまだにどんなものがどこへ落ちたかすらわからない。捜しているけれども見つからない。まず爆発はないと思うけれどもその危険性が一〇〇%ないというわけでもない。これは大変な事態である。こうい...全文を見る
○渋沢委員 時間がありませんので、急激な地価の高騰に係る部分について、国土庁と大蔵大臣に簡単に一、二点尋ねます。  国土庁が明らかにしたように、この一年間の全国の地価上昇率が平均七・七%。前年が二・六%ですから大変なことです。東京は住宅、商業地含めて七六%、四十八年の列島改造ブ...全文を見る
○渋沢委員 終わります。     —————————————
○渋沢委員 総理、先日はお国入りでお墓参り、きのうはお花見だそうでございます。散り際のさわやかなことが特徴といえます桜の花見、心行くばかり御満喫でございましたか。     〔委員長退席、糸山委員長代理着席〕
○渋沢委員 日本の政局に重大な影響を持ち得る知事の選挙が始まって、それぞれが政治生命をかけて激しく競い合っているというこういうさなかに、我が国の総理が今のようなお話、これは歴史に残るお話だろうと思うのですね。  先ほどの質疑にもありましたが、党史始まって以来最大の議席を得た人が...全文を見る
○渋沢委員 お気にさわったようだから、これは取り消します。私がそう言わぬでも世間はそう言っておるのです。しかし、その一言は取り消しましょう。  しかし、今私が言ったことにお答えいただきましょうか。
○渋沢委員 とんでもない話だ。まあしかし、それはいいでしょう。承りました。  しかし、あなたは選挙のときに、自民党が反対する、なお国民が反対する大型間接税は導入しない、こう言った。自民党は賛成なすって党税調から党議で決めてきたものだから、そこはクリアできたが、国民が反対する大型...全文を見る
○渋沢委員 それはまあ説明不足という言い方しかあなたはできないのかもしれないが、これは認識が違うのです。先ほどお話がありましたが、この大型間接税問題では国民は過去二回、あなたの場面で三度目だが、経験を持っています、一般消費税という形で。ですから、過去の経緯を振り返るまでもなく、国...全文を見る
○渋沢委員 今ここで時間がないので細かい数字の議論はいたしませんが、私が都の主税局から聴取した結果からいっても今の数字はちょっと違うのです。売上税が導入された場合、東京都が説明しているだけでも、歳入滅、歳出増を含めて最低二千億からの損失がある。我々の方で調べたところでは、どう少な...全文を見る
○渋沢委員 修正などということは全くするつもりもないのに一それはそうです。仮にそういうものをお出しになったって野党はそんなことでいささかも動じない。断固として、売上税は受け付けない、修正にも応じないという態度を最初から決めております。これは制度として認めてならぬというもので決めて...全文を見る
○渋沢委員 売上税についてはそういう態度でありますからこれ以上議論をいたしません。  そこで総理、あなたも御苦労なすったが、しかし、中曽根政策のある意味では破綻と言っていい状態が示されているのはやはり円高の問題だと思う。協調介入で、百五十円の線が切れる、守れない、これは重大な事...全文を見る
○渋沢委員 これはどう考えても、今までの行革という名のデフレ政策、緊縮財政、この政策というものの破綻ですよ、この円高の状況というのは。内需拡大に背を向けた予算を組み、仕事をしてきた、これが円高の元凶でしょう。どう考えてもそういうことでしょう。そして今総合経済政策を立てて、それを背...全文を見る
○渋沢委員 総理、この総合経済政策を政府自身がではなしに、党の側に、党政調に立案を命じたというふうに伝えられておるが、それは理由はどういうことですか。
○渋沢委員 これは総理が御自身お使いになった言葉ですが、ロン・ヤスと言われた時代と今は全く背景が変わっている。レーガン大統領の側も、議会の状況も非常に変わってきている。言うまでもないこと。ですから、今ここで総理がアメリカへ行かれるというんだが、レーガンの立場は、向こうの立場という...全文を見る
○渋沢委員 時間だそうですので、終わります。
07月29日第109回国会 衆議院 決算委員会 第2号
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○渋沢委員 三重大附属病院の医師と看護婦がB型肝炎にかかって、医師二人が死亡するという不幸な事件が起こりました。これに関連してまず若干尋ねますが、この感染経路などの事実関係は明らかになりましたか。
○渋沢委員 この問題を見ておりまして感じますことは、これは起こってはならない事件ですけれども、お医者さんといいましても比較的新しい研修の職員あるいは看護婦というところにどうもしわ寄せが来ているのかなという感じを私は受けたのです。全体に医療従事者の保安といいますか健康上の管理のシス...全文を見る
○渋沢委員 国民の命を預かる医療従事者にこういう事態が起こるということは、これはもう非常に遺憾なことでありまして、そういう意味で病院側の管理上の問題という以前の問題です。政府、厚生省として、この種の問題が起きてくる背景、そして今後がようなことが起こらないための対応をひとつ積極的に...全文を見る
○渋沢委員 その内容を要約して言いますと、ごく一部を除いた多くの病院で、これらの注射針あるいは血液の付着しているさまざまな器具、まさに病原菌そのものの非常に危険なこれらの器具が一般のごみと同じような扱いでごみ捨て場に処理されているという事実をまさに画面でとらえて報道している。非常...全文を見る
○渋沢委員 時間が三十分しかないので、答弁も親切なのはありがたいが、聞きたいことにほっと答えてください。  今のお話の中で、要するに御指摘のような危険な状態が全くないというのではなしに、かなりそういう状況にあるということをあなたは事実認識として認めているかどうかということを聞い...全文を見る
○渋沢委員 結局この後処理、滅菌処理などが厳格に行われないならば、これは非常に危険があるということだと思うのですね。これに対して厚生省が今までやってきたことは、これは率直に申し上げて、エイズの問題が出てこの感染の拡散についてさまざまな関心を呼ぶという中で、多分ことしの春、全国の担...全文を見る
○渋沢委員 当面の処置については今通達を用意しているという局長の説明ですから、これはいつ出すのですか。
○渋沢委員 それはやはりきちんとやってもらいたい。そして一体、全体の状態がどうなっているかということについてもその後厳しくチェックをしていただきたいということを要望しておきたい。今大臣からは大変前向きに、法律の上でもどう位置づけるかということを含めて検討したいという積極的な姿勢が...全文を見る