渋沢利久

しぶさわりきゅう



当選回数回

渋沢利久の1988年の発言一覧

開催日 会議名 発言
05月09日第112回国会 衆議院 決算委員会 第5号
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○渋沢委員 時間が非常に短いものですから、簡潔にお尋ねをいたします。率直な御答弁をお願いしたいと思います。  大蔵大臣、政府税調の中間答申が出たわけですけれども、本答申はいつごろと想定されておるわけですか。
○渋沢委員 中間答申という政府税調の出し方というのは、まあ一言で言えば異例なことで、めったにないことのように思うのでありますが、これはどういうわけでこうなったのか、それは会長に聞けばいいのでしょうけれども、事務方の大蔵省の御判断もあるわけで、午前中大蔵大臣もさまざま税制改革につい...全文を見る
○渋沢委員 いろいろあったのでしょうが、それにしてもなぜ中間答申という形で決めて出さなければならなかったかというのがわからないのです。いろいろ問題の詰めが残っておれば、時間をかけて本答申をお出しになればいいんであって、そうすると最初から、今言われたように基本課題、素案、中間答申、...全文を見る
○渋沢委員 本答申が出されないままで、このまま党税調の作業に入って大綱の決定、新聞に伝えられるところによれば二十日ごろをめどに、こういう言われ方をしておりますが、そういうこともあり得るのですね。  これは先ほど来言うように、中間答申ではなしに――中間答申があればあるで、何か一定...全文を見る
○渋沢委員 大臣、そこで私はお尋ねするんだが、その中間答申というものが特に出て、党の税調とのすり合わせを、今の審議官の説明のようにそれもあり得ることで、あって悪いことじゃないが、特に大変念入りな、基本課題だ、素案だ、いや一次、二次公聴会だと、確かに形は今までにないリズムで税調の展...全文を見る
○渋沢委員 だから、党税調とのすり合わせや協議はおかしいと言っているわけじゃ全くないので、それは党や政府との関係においてあってしかるべきことで、そういうことを言っているわけじゃないのです。  ただ、常識的には、国民各層の議論に耐える中身が出て、それで意見を聞くというのが公聴会。...全文を見る
○渋沢委員 それは拡大解釈すれば党の意見――党の意見というのは、党に集まっている国民から選ばれた国会議員を含む党であり、したがってその民意を聞くことになるという、そんな物の言い方は、宮澤さん、それはおかしいですよ、拡大解釈すればおっしゃるとおりだが。法律案として出される前にさまざ...全文を見る
○渋沢委員 重箱の隅をつつくような議論をするつもりはありませんけれども、私が調べた地方公聴会での対応というものは、いわばマスコミ受けの配慮というようなものはあったりするが、それ以外に本当の意味で一番関係が深い業者団体その他の意見を十分に聞くという配慮で行われているというようには全...全文を見る
○渋沢委員 専門家相手ですからいろいろなことを言いませんが、アメリカなどで公聴会、国民の民意を重要法案について聞くというシステムはかなりきめ細かくやられておると思います。傍聴についても、聞きたい、見たいという人に開かれたシステムになっておる。公述したいという者については、たしかい...全文を見る
○渋沢委員 それは意見が全く合わないのだが、時間がないのでこの議論はきょうはこれまでにせざるを得ない。  あと四分ですね。一つ伺っておきます。この中間答申の一部にこういう部分がある。「今回の税制改革は全体としての租税負担率の上昇を目指すことなく行われるものであって、税制のゆがみ...全文を見る
○渋沢委員 まだその中身に立ち入っていろいろ議論する段階でも立場でもありませんから終わりますが、最後に一分残っているので一言……  地方自治体に対する国庫補助金カットの暫定措置について、これは六十三年度までと我々は理解をしているわけでありますが、六十四年度以降も引き続いてカット...全文を見る
○渋沢委員 終わります。
12月16日第113回国会 衆議院 リクルート問題に関する調査特別委員会 第3号
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○渋沢委員 私は労働を担当いたしますので、労働省に絞ってお尋ねをいたしますが、率直簡明な御答弁をまずお願いをしておきたいというふうに思います。  最初に、雇用情報センター、これをお尋ねをしておきたい。五十八年の八月にオープンする予定で案内状までできて、会場設定までされる、そこま...全文を見る
○渋沢委員 私が今申し上げたとおりだということでよろしいですね。
○渋沢委員 そこで、ただこのことの経緯で痛切に感じることが一つある。それは全国の職安で管理している求人求職情報というものをセンターを通して広く就職希望者に提供しよう、こういう構想であった。それは扱い方によっては大変なことになる。当初のこの計画のように、それをあまたある業界の中で出...全文を見る
○渋沢委員 局長、余りここで前の仕事で労働省がやったことを言いわけすることはないと思うのです。どう考えたって、今あなたがおっしゃったような事情があったにしても、これだけのセンターをつくる上で、例えば出資金を五千万、金が集まろうと集まるまいとそういう比率で構成するということで仕事を...全文を見る
○渋沢委員 それはそうだろう。だからたたき台という言い方もわかるのです。しかし、法律にする、案を削る寸前の要綱とか大綱とかいうもの、要綱以前の大綱、それほど重いものであるかないかは別として、業務指導課の中では明らかに法改正を前提とした場合にどこまで踏み込めるかということでの一つの...全文を見る
○渋沢委員 これがいわば没になるというか、これはこの内容で法規制を、改正を考えるに値しないということを結論づけた時期、場所、どの機関でいつ決めたのですか。
○渋沢委員 その五十八年末から五十九年の十月までの間にまた幾つかの問題が出てくる。  まず、この大綱の漏れというやつですね。これが、この法案が要綱どおりに、大綱どおりに決まるとすれば、直接にその職務上規制をしなければならない、規制対象になる直接の業者、その大手業者にこのたたき台...全文を見る
○渋沢委員 こういう程度の話である。全く中身のない、きちんとした報告ができないほど、率直に申し上げてきちんとした調査あるいはこの検証が行われたというふうにも思えない。ここが大変問題なところだろうと思うのであります。  さて、その間またこういう問題が出てきている。既に指摘されてい...全文を見る
○渋沢委員 事実だけれども、その一方の一つのことは一言も触れないで自主規制だけ言っているという、頭の中にそれがあったか知らぬけれども、これは全くバランスを欠く発言であると言わざるを得ない。これは個人の意見ということになる。  それで、そこだけやっていると時間がありませんからもう...全文を見る
○渋沢委員 それは官房長、仕事によって法案がダブる、重なる、課の垣根を越えてプロジェクトを組んで仕事をする、これは幾らでもあることです。しかしそれは一〇〇%、特に改めて併任という辞令を出して任務づけなければならない、それはやればいいにこしたことはないが、ならないというほど厳格なも...全文を見る
○渋沢委員 併任という処置をとる以外に方法がなかったのか、そういうこともあるまい。プロジェクトを組んでやっておることもあるし、そのことも可能であったろう。特に、しかしここはこういう辞令がおろされたな、その事実関係だけ聞いたので、今の答弁は答弁になってない。いいです、これは。  ...全文を見る
○渋沢委員 これは既に指摘をされていることですけれども、ここにコピーがあります。日本就職情報出版懇話会、業者団体の世話人会の議事録の中で、いつ幾日要望書をだれとだれが持っていって、だれに会って、鹿野課長からどういうコメントがあってと、さまざま報告がある中で、この「「要望書」が加藤...全文を見る
○渋沢委員 局長のところに事前に協議があったということだね。国会に出すべき法律案のその原案となるべき局の成案が局内会議で決められるまで、局長に相談もなかった、局長の意見を聞くこともなくて課長にすべて任して作業をしておったということはまさかなかろうね、こう聞いているのです。一、二度...全文を見る
○渋沢委員 私は、リクルート社が加藤前次官にああいう株分けをして利益を与えるという処置をとった理由はよくわかるのです。少なくとも彼が職安局長時代に、先ほど指摘した事実、もう既に捜査当局も十分掌握のことと思うけれども、雇用情報センターづくりでの功績、あるいはそれ以上に、法規制という...全文を見る
○渋沢委員 終わります。