渋谷修

しぶたにおさむ



当選回数回

渋谷修の1999年の発言一覧

開催日 会議名 発言
11月09日第146回国会 衆議院 商工委員会 第2号
議事録を見る
○渋谷委員 民主党の渋谷修でございます。久しぶりの第十八委員室でありまして、できましたら品位を持った質問をというぐあいに思っておりますが、トップバッターでありまして、先鋒として頑張れということでありますから、少々厳しい内容が出ることはぜひ御了解をいただきたいと思います。  先日...全文を見る
○渋谷委員 これは議運の中での経過もありまして、当然、私どもとしては協力すべきところは協力をし、質疑は充実させたものにしなければならない、これは相互の努力が必要なわけでありますので、そう考えるわけでありますが、本会議の設定ということがありまして、与党からの強い要求があり、それでは...全文を見る
○渋谷委員 それでは質問に入ってまいります。  そのときに、藤波さんの件について私どもの大畠理事の方から質問をいたしました。質問通告がなかったということもありましょうけれども、実にさらっとした答弁であったわけでありますが、その件について、きょうは事前にこのことを取り上げるという...全文を見る
○渋谷委員 大臣、非常に個人的な体験で恐縮なんですが、私は二十代のころにマルコス大統領政権下のフィリピンに一人で訪ねたことがあります。当時も、一人でフィリピンのそれぞれの政党の政治家などを訪ねながらインタビューをして、あるいはYMCAという安い宿に泊まっておりましたので、フィリピ...全文を見る
○渋谷委員 もちろん、手続論で言えば自動的に本人が議員資格を失うということにはなっていないわけでありますけれども、私が言っているのは、議会の権威という問題であります。今の現状を許しておく、議会の側がけじめをつけられないということになれば、これは与党だけじゃない、我々も含めてこの今...全文を見る
○渋谷委員 大臣は御記憶かどうかわかりませんが、大臣の選挙に私自身も中小企業団体の役員として応援に駆けつけたことがあります。眼鏡の組合の春木さん、あるいは上野の中川ジュエリーの社長や葬儀屋さんや豆腐屋さん、いろいろな中小企業団体が大臣のファンで一生懸命応援しましたけれども、残念な...全文を見る
○渋谷委員 深谷大臣はこれが限界だというぐあいに言いますから、それでは、堺屋長官は民間人から抜てきされまして国務大臣となられました。議会人ということだけではありませんが、しかしこの民間の空気というのは一番敏感によく感じておられる。それが感じ取られなければ、景気対策だとかあるいはこ...全文を見る
○渋谷委員 確かに限られた選挙区から選ばれるのですが、当選して国会議員となれば、その地域の利益代表者だけではないんです。これは国政全般に責任を負うのは当たり前の話であります。国務大臣も同じではありませんか。それぞれの職務だけの責任で、それ以外は関係ありませんか。そういうことを言っ...全文を見る
○渋谷委員 政治家としての姿勢、考え方というのは当たり前の話であります。私が言っているのは、そうではなくて、このことで傷つけられた議会の権威というものを一体どうやってそれでは私たちが守るのか。議会の権威というものが守られなければ、先ほど来申し上げていますように、これから審議される...全文を見る
○渋谷委員 大臣、もちろん議会と一般の社会の組織、あるいは役所の組織、これは違うのは私もわかりますよ。しかし、一般の人たちから見ればこれはダブルスタンダードなんですよ。議員が特権で居座っているとしか映らないわけです。そうでしょう。それを私たちが何の手だてもせず、国会で決議をしよう...全文を見る
○渋谷委員 私はあえて議会の権威ということをとても大事にしてこの問題を取り上げているわけです。しかし、なかなか皆さんそれについて明確な御答弁をなさらない。大臣が答弁をしたら、ほとんどそれにそろった答弁、見事な金太郎あめであります。  茂木さん、この際だからそれでは理事の要請で茂...全文を見る
○渋谷委員 今のやりとりで思い出しました。たしか高裁判決で、その後に辞職勧告決議案を二、三年前に出しているはずですが、そのときには新進党も一緒になってこれを提案していますよね。そのときは小池さんや茂木さんは新進党の一員ではなかったですか。茂木さんはそのとき自民党。小池さんはそのと...全文を見る
○渋谷委員 私が言っているのは、藤波さんがみずから出処進退、やめようがやめまいが、傷つけられた議会の側の権威というものを、これは私どもがどうやって回復をするか、あるいは守るかということが一番重要なポイントでありまして、そのことについて、今の現状では議会が努力しているというぐあいに...全文を見る
○渋谷委員 一連の報道の中で、自民党も、これは当初約束をしたことだから、与野党の合意、これはまあ言ってみれば国民に対する約束事、これを途中でほうり投げるわけにはいかない。もちろん選挙が怖いという本音もありましょうが、これはやろうという話になりました。  しかし、私どももよく知っ...全文を見る
○渋谷委員 私ども、少しでも日本の政治の透明化を図りたい。アジア型の政治などとヨーロッパやアメリカから言われるのは嫌ですね。腐敗がはびこって、それが常に温床としてあって。そういう政治を少しでも近代化しなければならないというのは、議会人としては共通の思いではないでしょうか。この政治...全文を見る
○渋谷委員 議論の中心は御認識をいただいていると思います。要は、政治に対する信頼をいかに私どもが取り戻すか、あるいはそれを高めるかということでお話を申し上げているわけでありますが、大臣には、その意味では、政治家として発言をしてきたこと、このことについては当然私どもはたとえ何年年月...全文を見る
○渋谷委員 役目ということでいえば私も同じでありまして、三百五十名の巨大与党に対して百五十名の野党、その中でも九十名そこそこの民主党ということでやっておるわけですから、体当たりどころか自爆覚悟で質問をしておるわけでありまして、ぜひ今質問したことについて、大臣、お話はよくわかってい...全文を見る
○渋谷委員 支えているという言葉は使っていないんです、当時は。イコールと言っているのです。そのイコールというのは、今は違うんですか。今は支えているというぐあいに変わったんですか。お願いします。
○渋谷委員 さらに大臣は続けて、公明党の大臣がこれだけ多くなって政権に参加すると、国が特定の宗教を支持したり、そのプラスになるようなことをやってはいけないという憲法の原則、それに触れないかという心配がないかと非常に不安になってしまうと述べています。これは大臣の言葉ですよ。私が追及...全文を見る
○渋谷委員 政策協議を重ねて連立政権という話でありますけれども、この間の経過を見れば、まさにダッチロールと言っても言い過ぎではないような、介護保険をめぐりましての経過もそうでありますし、あるいは政治資金規正法もそうであります、その他の問題もそうでありますが、事前に政策協議をきちん...全文を見る
○渋谷委員 とりあえず仲間になったから、かつていろいろすねに傷があったり問題はあったけれども、それには目をつぶろうという話ですか、そうすると。  実態は変わっていないのでしょう、公明党と創価学会の関係というのは、あなたが六年前に質問したときと今の状況というのは。変わったなら変わ...全文を見る
○渋谷委員 かつての議論、意見というものについては、その認識が、情勢が変われば、変わったなら変わったというぐあいにこれは言わなければならない。今の現状が変わっていないならば、それはやはり不見識であったというぐあいにあえて言うべきでありましょう。私は大臣が発言した内容を問題にしてい...全文を見る
○渋谷委員 私どもはなかなか本に載るという機会がないので、自分の名前だとかあるいは自分の発言が載れば、その本はすぐ買い求めるし内容を見るのでありますが、堺屋長官の場合はそうもいかないでありましょう。  私が問題にしているのは、政治に対する信頼を取り戻さなければ、中小企業の問題を...全文を見る
○渋谷委員 そうすると、他にも政治家に対してこのような激励の手紙というのは書いた経験はおありになるわけですね。
○渋谷委員 当時の皇民党の褒め殺し事件をめぐって、実に忌まわしいいろいろな展開があったわけであります。日本の政治が裏の世界に牛耳られているのではないか。当時、私が海外に行っていたこともありますけれども、そのときにあの金丸さんの事件がありまして、海外でその事件が報道されたときに、一...全文を見る
○渋谷委員 これは事件の経過がありまして、例の佐川事件だとかその他ともつながっていた事件であります。これは全く事実がなかったところで起こったでっち上げの話では決してないわけでありまして、これはこれでさらに別の場で突っ込んだやりとりが行われると思いますが、そもそもこの手紙の中、私信...全文を見る
○渋谷委員 国家の中枢にかかわる人間が、少なくともそういう形で問題になるとか、あるいはされるということは、これは避けなければならない、防がなければならないことであります。事実として、しかもその経過の中に巨額の金が動き、そして事件があったわけでありますから、私はあえて商工委員会でこ...全文を見る
○渋谷委員 保証協会の特別保証枠の拡大なども含めての話ですが、あしたまだ時間がありますからさらに突っ込んでやらせていただきますが、これは大臣の周りの中小企業者の方々にお聞きになってもよくわかる話であります。相当数の方々がかかわっているんです。  三〇%以上の金利負担をさせられて...全文を見る
○渋谷委員 残り四分ほど時間がありますので、あしたの質問の序文の部分をやっておきたいと思うんですが、問題は、中小企業というものに対する認識の問題です。  この間、通産省からも、もう長い間ですがレクチャーをいただいておりますけれども、実際は定義の見直しなども含めての議論であります...全文を見る
○渋谷委員 あしたの議論をしていく上ではどうしても必要なので、ここのところの基本認識をぜひお持ちいただきたいんです。  小規模企業という定義がありますが、従業員数が二十名以下、小売業はさらにそれ以下なんですが、この企業群が大体今申し上げた中小企業の中で八八%を占めるんです。言っ...全文を見る
11月10日第146回国会 衆議院 商工委員会 第3号
議事録を見る
○渋谷委員 今、せっかく同僚の吉田議員から中小企業金融の話がありましたので、それに引き続いて、今回、通産大臣が再三お話をされておりますけれども、さらに追加の特別保証枠拡大という問題につきまして、きのうからの議論を聞いておりまして、どう考えても腑に落ちない、どう考えても根本的な問題...全文を見る
○渋谷委員 それでは問題の解決、改善が図れないではないですか。どこの銀行が最も貸し渋っているのか、具体的な現場の事実がわからなければどうやって改善するんですか。この貸し渋りの状態をどうやって解決するんですか。  実は、やることはできたんですよ。昨年の二十兆の保証枠を与えたときに...全文を見る
○渋谷委員 お話にならないですよ。私が聞いているのはその話じゃないでしょう。  ネガティブリストの中で貸し渋りということで項目を挙げたならば、その貸し渋りに遭っている銀行名をなぜきちんと明記させなかったのか。現場ではできたんですよ。役所の段階でも、それはやろうと思えばできた。だ...全文を見る
○渋谷委員 役所に申し込みがありまして、それを一々役所がその銀行に、おたくでは貸し渋りがありますねというぐあいに通知しますか。現場ではそんなことをしませんよ。また、個別ごとにやったって意味がないのです。そこの銀行はたまたまその一件だけで、あとほかにはないということだってあり得ます...全文を見る
○渋谷委員 借りている側は、別に書くのは問題ないんですよ。  さらに言えば、もっと言えば、ネガティブリストに書かなくても、その後に、銀行のレベルでいえば、そこでは確かにその証明書だけでしょうけれども、あと決算書も当然とる、いろいろなところから借りているであろう、その借りている先...全文を見る
○渋谷委員 大臣、私がお願いしているのは、具体的な提案をしているわけですよ。  ただ単に、私は政府のそういう今の行政のあり方を責任追及しているということではなくて、私が今度の政策について、十兆円の保証枠を拡大する、私も一緒に、野党ではありますけれども、議論した責任は負いましょう...全文を見る
○渋谷委員 もっと明快な答弁が欲しかったんですが、研究するということですから、これはぜひそうしてください。実現をしなければ、この保証枠の問題については、少なくとも渋谷修は、この十兆円の枠の拡大については保証はできませんということを率直に申し上げておきます。  もとに戻って、堺屋...全文を見る
○渋谷委員 一口に六百兆という話であります。  例えば金融資産一千二百兆と言っていますが、あるいは郵便貯金についても金額としてはもちろんあるわけです。ところが、既にこれを元手にしていろいろなところに政府が事業投資をしていますね。その中で、当然それは戻ってこないであろうもの、まだ...全文を見る
○渋谷委員 そのことも今御指摘をしようと思ったのですが、自治体のレベルでも外国でも大分例は出てまいりましたけれども、バランスシートをつくる。いろいろな限界はあります。限界はありますが、企業でも複式簿記にしたからといって不正がなくなるわけじゃない。粉飾をやろうと思えば、日債銀であれ...全文を見る
○渋谷委員 そうすると、その国債というのは、先ほどの会計の処理の中でいえば、資産ということにはなっていないわけですか。
○渋谷委員 その議論は、もう少し私も研究をしてさらに詰めたいとは思いますけれども、いろいろな経済学者から、もちろんいろいろなところでレクチャーを受けるわけです。同じ指標を使いながら、悲観論と楽観論と、それから超悲観論の方々は、もう来年はクラッシュ間違いない、日本経済はもたないと。...全文を見る
○渋谷委員 ここの議論は、どう考えましてもだんだん禅問答みたいな話になって、現実の問題として果たしてどうなのかということは、来年になってみなければわからないという部分もありまして、いずれ時間も十分とって機会もあろうと思いますので、そこでまた改めてやらせていただきます。  いずれ...全文を見る
○渋谷委員 では、大臣がいる間にあと一問だけ。いいですか。もう時間ないのでしょう。(深谷国務大臣「クエスチョンタイムが二時からなんです」と呼ぶ)わかりました。では、私にとってのクエスチョンタイムは、そうしましたら、次の機会にまた改めて両大臣にはやりますが、あと政務次官が残られるで...全文を見る
○渋谷委員 細田さん、私が言っているのは、昭和二十年代の中小企業庁設置法の目的の中には、実は今皆さんが新機軸だということで新しく打ち出している内容が既にその時点でうたわれていたということをぜひ理解していただきたいということです。  もっと早く実はこういうことについては取り組まな...全文を見る
○渋谷委員 それは全く入っていないんです。ですから、そういう意味でいえば、まず哲学の部分もそうでありますし、具体的な内容についても、中小企業者がなぜ今度の改正問題について自分たちの問題だということで関心を持たないかといえば、その中小企業者に対する目線、そういう温かさ、心配りがない...全文を見る
○渋谷委員 せっかく声をからして一時間近くお話をしたのに、相変わらず小池さんもわかっていない。  私は、中小企業を九九・何%なんて言っていないんですよ。実感としての中小企業は小規模企業ということで八十数%でしょう。小規模企業対策と中堅企業対策とその他大企業対策ということで、めり...全文を見る
11月16日第146回国会 衆議院 商工委員会 第5号
議事録を見る
○渋谷委員 中小企業基本法等の総括の質疑の機会をいただきました。民主党の渋谷修でございます。感謝を申し上げながら、改めてきょう総括的な質疑をさせていただきたいと思います。  鳴り物入りで提案されてきた感のある中小企業基本法の改正案でありますけれども、先日の参考人の質疑の中で法政...全文を見る
○渋谷委員 私の方からは、今回のこういう政策の提起が若干遅過ぎたのではないかということで申し上げ、また、中小企業というものについての位置づけ、認識というものがやはりきちんとしていませんと、一体何をやっているかわからないということになりかねないわけですね。  中小企業は多様である...全文を見る
○渋谷委員 先日、若干御紹介申し上げたときに、両大臣がこの委員会室から立ち去った後だと思いますけれども、堺屋長官などは御存じだと思うんですが、シューマッハーの「スモール・イズ・ビューティフル」という非常に有名な、もう二十年以上も前の本になりましょうか、その中で、いわば適正規模論で...全文を見る
○渋谷委員 基本的な認識の部分は、そういう意味では大分近づいてきたのかなというぐあいに思います。  私は、大企業と中小企業を対立的な関係でとらえているわけでは決してないのです。それぞれの役割分担ですよと。それはもう、一部上場の大企業であれ何であれ、そこの社長と町場の豆腐屋さんの...全文を見る
○渋谷委員 法案は読んでいるのですよ、当たり前の話。提案理由の中にこの自治体の位置づけがあるかと聞いているのですよ。ありますか。それを聞いただけです。  何度も申し上げていますけれども、提案理由というのはダイジェストで、こういう政策をやりますよという姿勢を示すものでしょう。だか...全文を見る
○渋谷委員 これは大変重要な部分なので、ぜひこれは地域政府の役割というものを明確にしながら、もう一つは地域政府自身が、地方公共団体という意味ですが、地域政府自身がまさにベンチャー的な意欲を持って、自分たちの地域のことについては自分たちが責任を持っていろいろな産業を起こすということ...全文を見る
○渋谷委員 私が言ったのは、なぜ建設業法でやることになって、中小企業庁が所管する下請代金支払遅延等防止法の方で建設業が網羅されなかったのかということを申し上げているのですが、回答の方を先に言いましょう。  中小企業庁は通産省の外局ですし、それぞれ各省で自分たちの縄張りがありまし...全文を見る
○渋谷委員 実態をめぐってもう少しやりとりしてもいいのですが、全体の時間の配分もありまして、結論部分で言います。提案です。  大臣、今までもやっていることは知っています。千件以上の書面調査をやっていますが、これは手紙での調査ですから実態把握はできません、結論から言いますと。それ...全文を見る
○渋谷委員 そういうやり方をとらないと現場の把握ができないのです。この間から、よくわけがわからないぐあいに聞いたかもしれませんが、山田方谷さんの話などもしましたけれども、要は、現場の実態把握をしない限りあらゆる政策というのは現実性を持たない、現状の改革はできないという前提に立てば...全文を見る
○渋谷委員 これは一回きりのやりとりしかできないのですが、堺屋長官、片方はJRという形で民営化しまして、こっちは大きな資本力も持っているし、土地、財産、その他も持っているから、やろうと思えば、クリーニング屋もできればスーパーもできれば、何でもできるのですよ。ベーカリーもやれば、何...全文を見る
○渋谷委員 それは一歩前進という感じですが、その後一晩よく寝て考えてみたのですが、一晩寝るとまたいろいろな考え方が浮かんでまいりまして、この間の議論を通じても、どうもやはり根っこのところ、根本のところが違っているというぐあいに思われて仕方がないのです。  何が間違っているかとい...全文を見る
○渋谷委員 堺屋長官、私が言っているのは、そういう改善の方向というものを政府が主導して図るべきではないか、少なくとも政府系金融機関についてはそうすべきであるという提案をしているわけです。それはそうだと言うなら、やはりそうだ、そういうことでやっていきましょうというぐあいに答えていた...全文を見る
○渋谷委員 それで、これは深谷大臣。  つまり、去年二十兆、巨額のお金を用意しました、保証枠ですね。それでもう十七兆、十八兆というお金が出ています。これは貸し渋りということを理由にしているのですが、このままで十兆また積み増しでやっていきますと、銀行の貸し渋りというのは改善されな...全文を見る
○渋谷委員 自信ありげな大臣の姿勢には、もちろんそれは理解します。  しかしながら、かつて私どもは苦い経験をしてきています。例えば、小渕さん、長銀についてはこれは何ら問題がないと言いながら、実は破綻をしてしまいまして、その後貴重な税金をつぎ込むことになった。政治家が議会で何を言...全文を見る
○渋谷委員 誤解をされては困るのですが、昨年の二十兆の緊急の融資ということについて、特別保証枠の拡大ということについて、これを否定しているわけではないのです。  何のために根本的な議論をしたかといえば、銀行が、あるいは政府の金融機関が、つまり担保主義から脱することができずに、そ...全文を見る
○渋谷委員 ありがとうございます。
12月03日第146回国会 衆議院 商工委員会 第7号
議事録を見る
○渋谷委員 民主党の渋谷修でございます。先ほど橋本先生からビットバレーという、渋谷はそんなふうに言われておるようでありますけれども、民主党のビットバレーでありまして、ぜひよろしくお願いをいたします。  それぞれの参考人の皆さん、十二月に入って大変お忙しい中、また急なお願いにもか...全文を見る
○渋谷委員 ありがとうございます。  その開発の際に、もちろん発想は石崎さん自身が、そういう工程をいかに短縮するかとかいうことはされるわけですけれども、それを具体的に支える専門的な、職業的なたくみとも言えるような、中小企業とは言えませんね、多分経営者とあとだれか一人二人いる、そ...全文を見る
○渋谷委員 二十年前にそういう形で支えていただいた小規模な企業、今もおつき合いされて取引があるんでしょうか。あるいは、そういう企業が今のお話の中でほとんど消滅をしてなくなってしまったのか、あるいはその部分は今の会社の中でほとんど内製化して対応しているということなのか、いかがでしょ...全文を見る
○渋谷委員 私の方で申し上げておりますのは、この委員会でもたびたび指摘をしているんですが、小規模企業と言われる、例えば製造業では二十名以下、今のような話ですとほとんど一人二人あるいは三人というようなそれぞれの企業が、自分のわざにプライドを持って、だから大きな組織には属さない、会社...全文を見る
○渋谷委員 先ほどの、政府がこれから全国に支援センターをつくろうという話が、どういう人員を入れてやるのかということが一つあるんですけれども、なかなかやはり、その意味では、役所の方々や既存の商工会議所等で働いているコンサルタント的な人たちをそこに位置づけても、時代のスピードにはとて...全文を見る
○渋谷委員 実は、本委員会で私も中小企業庁設置法の目的を取り上げながら、そこに既に非常に先見的な、先進的な内容が盛り込まれておったということで、ところが、そのことについてもっと積極的に評価をして、具体的な施策を進める、取り組んでくるのが遅過ぎたということを役所の方々にも指摘をして...全文を見る
○渋谷委員 最後に一点、ぜひお願いをいたします。今の件も本当に大事なことでありまして、やはりこれを積極的に推進するということが、こういう創造的な企業をどんどん創出をさせていく基盤づくりになっていくだろうというぐあいに思います。  最後に、今回、政府の方でいろいろなメニューを用意...全文を見る
○渋谷委員 ありがとうございました。
12月07日第146回国会 衆議院 商工委員会 第8号
議事録を見る
○渋谷委員 大畠委員から指摘したことについて、そのまま若干関連して御質問を申し上げたいと思います。  先ほど、政府系金融機関がまず率先して、担保をとらずに、あるいは保証人を立てずに、中小企業に対する融資のシステムを何とか改善していくことができないのかというお話があって、努力をし...全文を見る
○渋谷委員 速やかにということは、この一、二年というぐあいに理解していいんですか。
○渋谷委員 お役所の仕事ですから難しいのは重々承知でありますが、しかし今、昨年の二十兆の緊急避難的な保証枠の拡大、保証枠の設定、さらに追加十兆円ということで、これはまた来年の四月からさらに一年ということですから、少なくともこの間に、政府系金融機関が先行して担保主義からの脱却、ある...全文を見る
○渋谷委員 政治家同士の話になってこのぐらい前進すれば、お互いに政治改革をした価値があるということになるわけであります。  さらに、本当はこの問題に私は触れるつもりじゃなかったんですが、大店法の問題、大畠さんが触れましたので。  大臣、これは通産省の反省から始まらないと一般の...全文を見る
○渋谷委員 そういう深谷大臣が、その意味ではもっと早く通産の政策にリーダーシップをとって携わればよかったなというぐあいに思うわけですけれども、しかし大臣、これは結果なんですよ。もっと早い段階で取り組んでいればこういうことになっていない。  この間、私がここで幾つかの法律を指摘申...全文を見る
○渋谷委員 私は、これからの小売商の問題を含めて、日本の町づくりをどうするかという問題は、もっと速いスピードで我々が考えなければ取り返しのつかないことになるというぐあいに思いますが、現状の政治的な力関係では、私のことがたまたまそれなりに納得いくという話になりましても、それが具体化...全文を見る
○渋谷委員 都市銀行の中小企業向け貸し出しがなかなか伸びない理由を、これは新聞記事のレベルでありますから、どこまでの信憑性ということはあろうかと思いますが、目標額に達していないということは認めながら、景気が低迷する中で中小企業の資金需要がないんだということを理由にしているんですね...全文を見る
○渋谷委員 私が指摘をいたしましたのは、その目標に達しなかった都市銀行の側が、その理由を、それは中小企業の資金需要がなかったからだということを大きな理由にしているということだから、そのことの御指摘を申し上げたんです。  私の周辺でいえば、それは現状、依然として厳しい状況には変わ...全文を見る
○渋谷委員 私は、一番最初に、そういう経営改善についての取り組みを行っていくというときに、中小企業向けに貸し出しを、それを具体的に実行するということを行政の側から当然それは指導をしたわけでありますから、その時点で具体的に、今の話もそうなんですが、中小企業向けということでの貸出実績...全文を見る
○渋谷委員 これは事務局に事前に申し上げておったんですが、新聞に発表されていました中小企業向けの貸出実績の部分は、いわゆる我々が法律で言っている中小企業者の定義によってカウントされているのかどうか。そのことの確認をさせてください。
○渋谷委員 そうすると、資本金、従業員ということも銀行の方ではきちんと把握した上で、これは中小企業に貸し出したという実績でカウントされてきているわけですね。そういうぐあいに理解していいですね。
○渋谷委員 そこで特別何か新しい事実を取り上げて議論しようという話ではないのです。ただ、我々の認識のギャップがあるのではないかということを大臣と実はお話し申し上げているわけで、先ほど、私の周りの中小企業者からそういう要求がないですか、例えば資金需要についての要求はないですかという...全文を見る
○渋谷委員 細田さん、認識ということでいったら、都市銀行は今リストラをどんどん進めていまして、地域にあるこれまでの支店を統合して、ある地域からはその支店をなくしてほかの地域へ持っていく。そして、中小企業を担当する法人の窓口は、それぞれ窓口があったのが、そこはもう自動化されて、遠く...全文を見る
○渋谷委員 これは本当に水かけ論になってしまうわけでありますが、私の方からの指摘は、今のままでペナルティーなしに都市銀行を野放しにしておいては、この問題の改善はなされない。これからもなされないでしょうね。そのまま続いていってしまうということになるだろうと思います。  さらに、事...全文を見る
○渋谷委員 大臣、保証契約にも一応そうなっているのです。したがって、保証協会は求償権を有するということで、これは当然大事な部分でありまして、つまり、国民にできる限り負担を与えないということでいえば、そういったことをやはり徹底していく必要がある。  ただ、難しいのは、保証協会で追...全文を見る
○渋谷委員 細田さん、やはりお役所出身だから、すぐそういう一般論にすりかえようとするわけです。私が議論をずっとやってきたのは、都市銀行の問題を言っているわけです。  本来であれば、都市銀行がみずから中小企業に対してちゃんと金融をやらなきゃいけないのに、貸し渋って依然として目標に...全文を見る
○渋谷委員 今の、旧債務との振りかえをそういう形で安易にしてはならない、あるいはそれに類似するようなことをしてはならないというのは、何らかの文書とかその他では出ているのですか。
○渋谷委員 先まで話していただいたので。  済みません、企画庁長官、お忙しいところ申しわけないです。  実は、今の話の発展なんですね。事故率一〇%ということで、二十兆に対して二兆円は国民負担にいく可能性があるということですね、単純に言えば。さらに、追加した十兆については、その...全文を見る
○渋谷委員 今のを拡大して、最悪のシナリオで、インフレでこの処理をするということは、具体的にわかりやすく言うと、国民の財産と国の持っている借金とをどこかで相殺するという話になりますか。
○渋谷委員 歴史的な経過で言えば最終的には最悪のシナリオはそういうことでありまして、危機管理という言葉は皆さんよく使いますけれども、そういう意味では、シナリオを私どもきちんと腹に据えた上でどういう対策を講じていくかということが必要になるということでありまして、きょうはもう時間がな...全文を見る