島田智哉子

しまだちやこ



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島田智哉子の2007年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月15日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第1号
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○島田智哉子君 民主党・新緑風会の島田智哉子でございます。よろしくお願いいたします。  私からも一連の柳澤大臣の発言についてお伺いいたしたいと思います。  一年間の分娩件数はおよそ百八万件、一日当たり三千人以上の、およそ三千人以上のお母さん方が出産されておられます。大臣の発言...全文を見る
○島田智哉子君 機械からは機械しか生まれません。数としてではなくて、国民一人一人のその命の尊さをもっと重く認識していただきたいと思います。  それでは、少子化対策について、私は妊娠、出産をした女性が働きやすく、働き続けることができる職場環境の整備という観点から御質問申し上げます...全文を見る
○島田智哉子君 同じ女性として本当に心強く思います。また、その働く女性が安心して子供を産み育てることができるよう、大臣のおっしゃるように、社会全体が意識を変えていく必要があるということが求められているんだと思います。  以前は女性が結婚や妊娠、出産を機に退職する、退職を余儀なく...全文を見る
○島田智哉子君 ありがとうございます。  男女差別ですとかセクシュアルハラスメントの問題はもちろんですけれども、働く女性の母性管理でありますとか、仕事と育児、介護の両立といった問題につきましても、雇用均等行政における需要が急速に増加しております。また、改正男女雇用機会均等法が四...全文を見る
○島田智哉子君 おっしゃるように、確かにその背景には、まだまだ労働者の方々に周知されていないと、あるいは相談まではしたとしても、相談者、相手側からちょっと調停まではという抵抗感が強くあるということも事実だと思うんですけれども、しかし、一方の当事者からの申請で調停が開始可能となった...全文を見る
○島田智哉子君 この雇用機会均等法二十五条について、今日、委員の先生方のお手元にも資料をお配りしているんですけれども、厚生労働省の業務マニュアルに書かれておりますのは、その事情聴取の内容、そして提出された関係資料については的確に分類、整理をして、そして分析を行うということです。 ...全文を見る
○島田智哉子君 私が参りました二月二日の時点では、室長さんを含め四名の方から御説明をいただきました。皆さんその事実を御存じでありながら御説明いただけなかったのか、それとも皆さんそうした事実をどなたも把握されていなかったのか、どういうことなんでしょうか。私は漠然とした答弁は要りませ...全文を見る
○島田智哉子君 私自身は、法の実効性が確保されているのかどうか、もし問題や課題があるとすればその背景にはどういった問題があるのか、そうした実情を少しでもお聞かせいただきたいという思いでお伺いしたのであって、都合の悪いことは隠すとかごまかすとか、それに対する本省の対応についても、そ...全文を見る
○島田智哉子君 いえ、武見副大臣、私は、議員が調査に行ってそういう態度を取られたということに対して、自分がおごり高ぶった考えではなくて、国民の皆さんの負託を受けて議員となって、そして仕事をさせていただいているわけでして、そういった、もう一度調べてくださいと言っていることに対して、...全文を見る
○島田智哉子君 どうぞよろしくお願いいたします。  この二十五条カードを的確に分類、整理をして、そしてその分析を行うということで現状を明らかにして、今後の相談、指導につなげていくと、とても重要な業務であると思います。そして、そもそも分類、整理どころか作成されていないというのであ...全文を見る
○島田智哉子君 ありがとうございます。  その点についても更に積極的にお取り組みいただける方法があると思うんですけれども、例えば、この資料、三枚目にあるんですけれども、厚生労働省からいただいた業務要領です。ここに書かれております相談の方法として、電話、ファクシミリ、文書、電子メ...全文を見る
○島田智哉子君 これだけ電子メールが普及している中で電子メールの対応ができていないと。業務要領の中にもありますし、その中で対応していないというのはいかがなものでしょうか。  私が聞く限り、今のシステムでも対応できるということですが、今後の対応はどのようにお考えでしょうか、武見副...全文を見る
○島田智哉子君 当たり前のことなんですけれども、やはり相談者が置かれている状況やニーズに的確に対応していただくためにはそういったシステムの確立というものは是非ともやっていただきたいことでございますし、また本省と各地の均等室において緊密な連携が必要であるわけですけれども、その機能が...全文を見る
○島田智哉子君 よろしくお願いいたします。  終わります。
03月07日第166回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○島田智哉子君 民主党・新緑風会の島田智哉子でございます。  私からは、格差の是正に向けて、母子世帯の母、特に生活保護を受給されている世帯に対する福祉あるいは就労支援についてお聞きいたしたいと思いますが、まず冒頭に、B型肝炎、C型肝炎のことについてお聞きをいたします。  これ...全文を見る
○島田智哉子君 恐れ入りますが、武見副大臣にも是非御見解をお聞かせいただきたいと思います。  この患者さん方に対する救済策について、昨年、私の質問に対して、またその後衆議院での我が党の山井議員の質問に対しても、政治家の一人として極めて重く受け止めて、そして副大臣の職責においてで...全文を見る
○島田智哉子君 患者さんには時間がありません。是非とも一日も早い解決に向けて、柳澤大臣にも、そして武見副大臣にも誠心誠意御対応いただきますことを重ねてお願いして、次の質問に入りたいと思います。  そこで、まず厚生労働省都道府県労働局予算についてお聞きいたします。  この労働局...全文を見る
○島田智哉子君 その指摘について、架空の請求であったり水増し請求、あるいは相談員の空雇用や謝金の不正支払等々、極めて悪質であったと思います。  昨年来尾身大臣は、この問題を受けて、来年度予算編成に向けて予算の質の向上、効率化に積極的に取り組んでいくとおっしゃってこられました。当...全文を見る
○島田智哉子君 そして、この都道府県労働局予算について、この会計検査院の報告を受けて、来年度予算額についてはどのように反映されたんでしょうか。
○島田智哉子君 国民の貴重な税金であり保険料であるわけですから、それを職員の方々が私的に使われていたことは、労働行政に対する国民の信頼を大きく失墜させたことに間違いはございません。  その意味で、財務省と厚生労働省が指摘を踏まえて、しっかりと効率化、また精査された結果であるとい...全文を見る
○島田智哉子君 ですから、そうした対応がこれまでなぜできなかったのでしょうか。もう一度御答弁ください。
○島田智哉子君 もちろん不正経理など二度とあってはならない、当然のことでありますけれども、しかし今申したように、予算の中には母子世帯や生活保護世帯への就労支援といった、とても大切な対策も含まれております。  そこで、安倍内閣として打ち出された成長力底上げ戦略の中に就労支援戦略、...全文を見る
○島田智哉子君 その具体的な施策の一つであると思うんですが、就労支援と福祉を連携していくとされている生活保護受給者等就労支援事業、この事業の予算としておよそ九億八千三百万円組まれておりますけれども、そうした生活保護受給世帯、その中でも母子世帯のお母さんのケースを見ますと、多くのお...全文を見る
○島田智哉子君 つまり、雇用だけ福祉だけとばらばらにやっていったんでは駄目で、そこは雇用対策と福祉対策をしっかり連携させてサポートしていきましょうと、そういうことなんだと思います。そこは当然しっかりと予算を大幅に増やしてやらなければならないことで、それは当然のことだと思いますけれ...全文を見る
○島田智哉子君 大臣のおっしゃるように、一般会計から四億九千百四十五万七千円、そして特別会計からも全く同じく四億九千百四十五万七千円、全く折半をされているんですけれども、これまで一般会計で措置されてきたものを、なぜ来年度は一般会計を削減して特別会計へ回してきたんでしょうか。
○島田智哉子君 この福祉から雇用へというのは安倍内閣の重要政策ですよね。そして、そうした重要政策に位置付けられている一方で、その予算の半分を一般会計から特別会計に付け替えられているということに対して、財政のプロ中のプロの両大臣にとっては何でもないことかもしれませんけれども、素人の...全文を見る
○島田智哉子君 折半という形でいくのであれば、一般会計を伸ばすにも、同時に特別会計を一緒に伸ばさなければならないということになるんじゃないでしょうか。  確かに、今は雇用勘定にゆとりがあることも承知しております。しかし、わずか数年前までは大変厳しい状況にありました。もしこの先不...全文を見る
○島田智哉子君 今回の予算でこのように特別会計に付け替えられているのはこの生活保護対策とそしてホームレス対策について、正に弱者切捨てではないんですか。  先ほども申し上げましたように、生活保護世帯に対して、また母子世帯に対して、就労支援そして福祉施策を連携させて支援していくこと...全文を見る
○島田智哉子君 はい。  児童扶養手当の在り方、また生活保護、母子加算の在り方について、そうした視点からいま一度見直す必要があると思います。そのことを申し上げて、私の質問を終わります。
03月12日第166回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○島田智哉子君 民主党・新緑風会の島田智哉子でございます。  私からは、子供の医療、福祉についてお話をお聞きしてまいりたいと思います。  まず、赤ちゃんポストをめぐる問題に関連をしてお聞きをいたします。  既に御案内のとおりでございますけれども、熊本市の慈恵病院が、様々な理...全文を見る
○島田智哉子君 そして、厚生労働省から熊本市への回答は具体的にはどのような内容だったんでしょうか。
○島田智哉子君 また、このところ、その回答を文書で出す出さないということに対して、柳澤大臣の発言、また厚生労働省の事務次官の発言の内容が報道されておりますけれども、少なくとも所管する法律については文書で出すべきだと思いますし、出さないのであれば出さない理由を明確にされた方がよろし...全文を見る
○島田智哉子君 これまで一連の報道等々を通じて、赤ちゃんポストを設置することに対して、大臣おっしゃるように、それぞれの立場から賛否両論の意見、出されておりますけれども、しかし、厚生労働省が違法ではないとしているのは、医療法上の赤ちゃんポストを設置することについて違法ではないとのこ...全文を見る
○島田智哉子君 そうですね、あくまで医療法上施設変更に対して許可を出すということであって、そこに赤ちゃんを置き去りにするすべての行為まで法律で認められる、すべてが許されるということではないと、そのところをまず明確にする必要があるんではないかなと思うんです。  そこで、改めて柳澤...全文を見る
○島田智哉子君 それは、あくまで医療施設の変更を許可するということのみの解釈でよろしいでしょうか。
○島田智哉子君 それでは、その施設に赤ちゃんを置き去りにすることについては、これはまた別の問題だということ、確認させていただきたいと思います。  法務大臣にお聞きいたします。刑法上の保護責任者遺棄罪について御説明ください。
○島田智哉子君 そして、その許可の下設置された施設に赤ちゃんを置き去りにした場合、その場合において保護責任者遺棄罪が成立しないということになるんでしょうか。法務大臣にお聞きいたします。
○島田智哉子君 法務大臣は赤ちゃんポストについては余り御存じないということでございましたけれども、ちょっとそれは意外でしたけれども、今の法務大臣の御答弁は、逆に言いますと、法と証拠に基づけば保護責任者遺棄罪になり得るケースもあると理解させていただきました。それでよろしいですよね。
○島田智哉子君 では、厚生労働大臣、お聞きいたします。  同じく、その許可の下設置された施設に赤ちゃんを置き去りにした場合、ケースによっては児童虐待防止法など児童福祉関係法規について違法行為になるということもあり得るという理解でよろしいでしょうか。
○島田智哉子君 厚生労働省はこれまで、違法とは言えないとおっしゃってきたことは、あくまでも医療施設の設置の問題のことであって、そこに赤ちゃんを置き去りにすることまでもすべて違法ではないとおっしゃっているのではないということを確認させていただきます。
○島田智哉子君 なかなか分かりにくいので、熊本市に対してもやはりこれは文書で是非お答えしてさしあげてほしいと私は思います。その上で、その子供の命を守るためにどうあるべきかを考えなくてはならないと思うんですけれども、現実の問題として、子供を遺棄する事件というのは毎年数十件、そのうち...全文を見る
○島田智哉子君 是非とも、傷付いた女性の方々のお気持ちをもっと深く考えていただきたいと思います。  また、生まれてきた段階で格差があってはなりませんし、子供の命を守るということも最優先に考えていかなければならないと思います。  また一方で、望まない妊娠を防ぐということ、特に未...全文を見る
○島田智哉子君 我が国の政策上、その予防対策に取り組んできている経緯があることは承知をいたしております。しかし、果たしてその効果がどうなのかと。十代の人工妊娠中絶について、統計上と実態には大きな乖離があるという指摘も多々ございます。  そうした予防対策につきましても、我が国より...全文を見る
○島田智哉子君 それでは、次に参ります。周産期医療についてお聞きいたしたいと思います。  先週も南野委員から御質問がございましたけれども、昨年、奈良県のお母さんが分娩中に意識不明となり、十九の病院から搬送を断られ、赤ちゃんを出産した後にお亡くなりになったという誠に痛ましい事件が...全文を見る
○島田智哉子君 ありがとうございます。  我が党の前川議員から私お聞きしたのは、奈良県の県南の方でしょうか、かなり病院が閉鎖されているという事実もあるということで大変な状況だと思うんですけれども、今回の奈良のケースにおいて、亡くなられたお母さんの搬送を断った病院の多くがNICU...全文を見る
○島田智哉子君 これは、単に直接担当部局である雇用均等・児童家庭局のみならず、障害福祉あるいは医政局など全省一体となった取組が必要であって、必要予算の確保についても積極的な御対応をお願いしたいと思いますが、重ねて柳澤大臣、お願いいたします。
○島田智哉子君 最後に、重症心身障害児施設についてお聞きをいたします。  NICUから退院した子供たちの中には、引き続き人工呼吸器による管理を必要とする状態で重症心身障害児施設に入所しているケースがございます。しかしながら、その実情として、NICUに比べて診療報酬上においてまだ...全文を見る
○島田智哉子君 終わります。
03月13日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号
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○島田智哉子君 民主党・新緑風会の島田智哉子でございます。  本題に入ります前に、厚生労働省の科学研究費補助金をめぐる詐欺事件についてお聞きをいたします。  まず、現在まで厚生労働省として把握されている内容についてお聞かせください。
○島田智哉子君 三月の十一日朝日新聞によりますと、逮捕容疑となった二〇〇一年度、二〇〇二年度の厚生科学研究費補助金を受給し研究事業を行った京都府内の大学の教授によると、同研究事業では教授の下に中村容疑者の部下を含む八人の分担研究者が参加した。しかし、いずれも研究前に厚生労働省側が...全文を見る
○島田智哉子君 事前に担当者の方から緊急時以外にもそのようなケースはあるとお聞きしておりますが、再度御答弁をお願いします。
○島田智哉子君 今回のこの事業は公募により採択されたということでよろしいんでしょうか。
○島田智哉子君 今日の毎日新聞によりますと、この容疑者は二〇〇一年一月から鹿児島県保健福祉部長に出向した後、厚生労働省の障害者福祉の担当者から研究者を紹介してくれないかと相談されたと、このようにも報道されているわけですけれども、あらかじめ厚生労働省が選定した研究者が行う事業と全く...全文を見る
○島田智哉子君 この事案とは別に、一般的に答弁していただきたいと思うんですが。
○島田智哉子君 決算段階でのチェックシステムについてですけれども、補助金を受けた主任研究者から研究活動分担する研究者の間には領収書など支出を証明する証書付きの決算報告書を提出するとされているものの、主任研究者が厚生労働省に提出する際には領収書などの提出を求めていないということです...全文を見る
○島田智哉子君 私は、とてもそれで十分なチェックができるとは全く思いませんけれども、今度の捜査による事実の解明を待つとしましても、再発防止対策としての審査委員会の在り方、収支のチェックシステムの在り方等々について、その検証と、場合によってはシステムの見直しにつきまして、厚生労働省...全文を見る
○島田智哉子君 是非とも公平公正な科研費のシステムをつくっていただきたいと思います。  それでは、社会保険事務所設置承認案件についてお聞きをいたします。  今回、新設する事務所三か所、統合により廃止する事務所三か所、この設置というのは首都圏の状況における緊急措置としての対応と...全文を見る
○島田智哉子君 相談件数という点では、二〇〇七年問題を背景として、今年に入りましてから、これはどちらの事務所においても急増しているようにお聞きしております。  例えば、埼玉社会保険事務局管内を見ますと、昨年十一月から今年一月までの間に社会保険事務所を訪れた人は前年同期に比べて九...全文を見る
○島田智哉子君 社会保険事務所や社会保険事務局の現場の職員の方々の声でありましたので、その点はしっかりと内部での御調整をお願いしたいと思います。  また、そのほかにも、現場が直面している課題としてお聞きしましたのは、この問題と併せて不服申立て件数が相当増えていると、また、その中...全文を見る
○島田智哉子君 審査請求についてはその時々の状況がかなり反映されるものと思いますので、できる限り、そう把握していないとおっしゃらず、細かく区分分けをして統計をお取りいただければと思います。  このところ、精神障害者の医療が急速に外来中心に変わり始めております。地域生活を送りなが...全文を見る
○島田智哉子君 元々、年金制度が相当複雑になっております上に、障害者年金の場合などは、今の精神疾患のように、その実態把握をすることについても困難なものへと変化してきております。そこに、相談件数の増大と複雑化という状況の中で、事務処理体制の在り方、また、そのほかの機関との連携など、...全文を見る
○島田智哉子君 ありがとうございました。
03月22日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第6号
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○島田智哉子君 民主党・新緑風会の島田智哉子でございます。  今回の改正案では、第一子と第二子の支給額をゼロ歳から三歳未満については月額五千円から一万円に引き上げるという御提案について、これまでの柳澤大臣の御答弁の中でも、少しでも助けていこうではないかとおっしゃっていたように、...全文を見る
○島田智哉子君 当然、その財源の在り方なしでは制度そのものが成り立たないわけですから、そこには各党のそれぞれの考えがあって、そしてその違いに対して有権者が選挙によって御判断されるわけですけれども、しかし、その前提として、それぞれの御家庭における私費による子育ての費用に対して、社会...全文を見る
○島田智哉子君 児童手当が発足をした昭和四十七年からの制度の変遷をたどってまいりますと、昭和四十三年十二月二十日に、当時の厚生大臣の私的諮問機関であった児童手当懇談会による報告の中で、子供一人三千円を提案されております。そして、なぜその三千円という額を定めたか、その点については次...全文を見る
○島田智哉子君 昭和四十七年以降、昭和六十一年、平成四年の改正については、第二子、第一子と拡充をした反面、年齢については切り下げると。しかし、平成十二年度以降は、今度は拡充することに転じたわけですけれども、これまでの児童手当制度そのものに対して一貫性がなかったと申しましょうか、そ...全文を見る
○島田智哉子君 仮に制度創設当初の二分の一で見ますと、およそ二万円から三万五千円という計算になるわけですけれども、私は所得に着目すると同時にやはり、大臣もおっしゃいましたが、子育ての負担にも着目した制度設計が必要なんだと思います。その意味で私どもは、子育てを支援するために、経済負...全文を見る
○島田智哉子君 被用者でない方々についてはより厳しい所得制限を受けるわけですけれども、そうした方々の中には法人でない零細自営業者や厚生年金に加入できない非正規労働者、そして失業者もいらっしゃいます。例えば、大企業の正社員の父が子を扶養する家庭よりも非正規身分で働く一人親の母親が子...全文を見る
○島田智哉子君 実態に即した運用をお願いしたいと思います。  ただ、そうした状況の中でも、お父さん、お母さんだけの一人親世帯であれば、児童手当法第五条の規定によって受給できない期間が生じるということになると思いますが、この点についてはいかがでしょうか。
○島田智哉子君 本当に手当が必要な世帯に行き渡らないと、そういった矛盾と、そして児童手当を受給されているお母さん、お父さんの疑問としてよくお聞きしますのが、支給開始は誕生月の翌月からであるのに支給対象期間の区切りは年度になっているということで、誕生日月によっては丸々一年近く違うと...全文を見る
○島田智哉子君 それでは、残された時間で子供を取り巻く問題についてお聞きしてまいりたいと思います。  先日の予算委員会でも熊本市の「こうのとりのゆりかご」、いわゆる赤ちゃんポストについて御質問させていただきました。望まない妊娠の予防対策についても併せてお伺いいたしましたけれども...全文を見る
○島田智哉子君 十代の若い方々が望まない妊娠をした場合に、まず妊娠を認めたくないとか、だれにも相談できない、ましてや親に言うことができずに一人で悩み、その結果として一人で子供を出産するということが現実にございます。  そこで、お聞きしたいのですが、未成年者における人工妊娠中絶に...全文を見る
○島田智哉子君 親の同意がなければならないとしている医療機関、あるいは本人のみの同意によって手術を行うとしている医療機関、その実態はどのように把握されているんでしょうか。
○島田智哉子君 正確に把握されていないということですけれども、国立系の一部の病院でも未成年の場合には親の同意を求めることにしている病院がございますし、それは決して少なくないんですね。  そして、その同意を必要とするのかしないのかということは、そうした少女の心と体の健康面で見ても...全文を見る
○島田智哉子君 是非そのようにお願いいたします。  それから、これも昨年御質問させていただきましたけれども、児童相談所における常勤の児童精神科医の問題ですけれども、このような虐待を受けた子供たちの心と体の治療でありますとかあるいは親子関係の修復といった場合に、医学的な立場からの...全文を見る
○島田智哉子君 実際、目標が引き下げられたことについては大変残念でございますけれども、しかし見直された目標についても、現実に児童精神科医の数そのものが不足している中で、その実現についてもそうそう簡単なことではないと思いますけれども、厚生労働省に設置されている子供の心の診療医の養成...全文を見る
○島田智哉子君 その報告書の中では、各都道府県において少なくとも一か所はこうした乳幼児期から青年期までの子供の心の診療及び研修を専門的に行える中核的な医療機関が必要である、そのため各都道府県において子供の心の診療体制に関する整備計画を策定することが求められると、このような指摘が盛...全文を見る
○島田智哉子君 その場合、やはり診療報酬上の問題を抜きにして始まるものも始まらないと思うんですけれども、この報告書にはそうした整備を進めていくには診療報酬上の適正な評価が求められるとありまして、言い返せば現状は適正な評価ではないとも読み取れるわけですけれども、現状の診療報酬の評価...全文を見る
○島田智哉子君 終わります。     ─────────────
04月10日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第9号
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○島田智哉子君 民主党・新緑風会の島田智哉子でございます。  まず、ただいま大臣から御発言のございました三月二十八日の事案について、先週、その処分等々についての御報告ございましたけれども、その中の再発防止対策としての国会と行政の関係、衆参両院のルール、あるべき公務員の姿など職員...全文を見る
○島田智哉子君 研修などとおっしゃっておりますけれども、どこで、いつ、どのくらいの期間でやるのかということもはっきりさせていただきたいと思いますけれども、今回の対応のみならず、例えば、この質問に対する答弁は大臣ではなく局長にしていただけないかと、そういったことを平然とおっしゃって...全文を見る
○島田智哉子君 大臣が答弁なさらない方がいいというふうに御判断なさったのかもしれませんけれども。まあ大臣の御指示なのか局長の御指示なのか存じませんけれども、こうした点も含めて国会と行政の関係等々徹底していただきたいと思いますが、大臣いかがでしょうか。
○島田智哉子君 大臣は本当に謝ってばかりおられるようですけれども、私はちょっと気の毒に思います。もっと大臣、リーダーシップを発揮していただいて、そしてそれに局長の皆さんもしっかりと従っていただきたいと思います。本当に厚生労働省内が、まあちょっと乱れているというんでしょうか、大臣の...全文を見る
○島田智哉子君 そこで、今回の判決を踏まえた今後の対応についてお聞きをいたしたいと思います。  一つには、今回の労災認定をめぐる事案の中で問題となりました、平成十一年に当時の労働省から出された「心理的負荷による精神障害等に係る業務上外の判断指針について」でありますけれども、この...全文を見る
○島田智哉子君 ありがとうございます。  それから、医師の夜間・休日勤務の関係について、厚生労働省では平成十四年度から労働基準法上の取扱いを点検されていると承知いたしております。また、平成十六年十一月には医療機関の宿日直に関する監督結果が出されておりますけれども、その概要につい...全文を見る
○島田智哉子君 この結果の中でも、例えば夜間、休日に従事する業務について、昼間と同態様の労働に従事することがまれではないという医療機関が百九十五もあるとされておりまして、その後かなりの日数も経過しておりますので、改めてその後の対応についても御調査いただく必要があるのではないかと思...全文を見る
○島田智哉子君 本当に医師不足の昨今ですので、そういった労働条件等、本当にしっかりと整備していっていただきたいと思います。  では、次の質問に移ります。  雇用保険三事業の見直しにつきまして、先月七日の予算委員会で質問させていただきました内容、そしてそれに対する柳澤大臣の御答...全文を見る
○島田智哉子君 先月七日の予算委員会におきまして、十九年度より予算の半分を雇用保険特別会計から支出するとされている生活保護受給者等就労支援事業についてお聞きをいたしました。改めて事業の内容と目的についてお聞かせください。
○島田智哉子君 二月十五日に安倍内閣として取りまとめられた成長底上げ戦略、この中の就労支援戦略では、母子家庭、生活保護世帯あるいは障害者など福祉サービスや手当を受けている方々に対して就労による自立を支援すると、このようにされているわけですけれども、正にこの事業というのはその具体的...全文を見る
○島田智哉子君 予算委員会で、これまで一般会計で行われてきた事業に対して来年度は一般会計と特別会計で折半するということについて、なぜこれまで一般会計で措置されてきたものを十九年度はその半分を雇用勘定の経費としてこられたのかお聞きをいたしました。  その際の大臣の御答弁は、一般会...全文を見る
○島田智哉子君 この大臣の御答弁にあります、従前は不明確であったものが明確になったと、この点につきまして、予算委員会の後、その根拠について資料をいただくようにお願いをいたしました。  そして、いただいた回答では、本事業は、生活保護受給者のうち母子世帯及び疾病、障害、高齢以外の理...全文を見る
○島田智哉子君 事業を開始してから一年以上が経過し、個別の支援事例が積み重なってきたところであり、そのうち幾つかの会議の場を通じて把握したところとありますけれども、幾つかの会議とはどんな会議で、何をどのように把握したということなんでしょうか。
○島田智哉子君 予算委員会での大臣の御答弁の根拠の資料をお願いしたわけですから、具体的なデータでお示しをしていただきたいと思いますが。
○島田智哉子君 データがなくてどうやって会議をなさるんでしょうか。  今回、この回答は厚生労働省から私にいただいたもので、私が突然どこからか持ってきた回答ではないわけです。データとしての資料はないんですか、あるんですか。
○島田智哉子君 よく御答弁が分からないんですけれども。  私、あらかじめ資料の要求をしているわけです。データがあるのであれば、どうしてお出しいただけないんでしょうか。データに基づいて恐らく会議というものは行われると思いますが。
○島田智哉子君 それでは、それは委員会に提出していただきたいと思います。  委員長、お願いできますでしょうか。
○島田智哉子君 それでは、同じく十九年度の予算において、その一部を雇用保険特別会計に財源区分を変更しているホームレスの自立支援事業についての財源区分の変更内容について御説明ください。
○島田智哉子君 その根拠についても御説明ください。
○島田智哉子君 もっと明確にお示ししていただけないでしょうか。
○島田智哉子君 更にお聞きします。  ハローワークにおいて職業相談や援助、指導を行う職業相談員の経費については、十八年度一般会計から六億八千万円、特別会計から六億八千万円、合計十三億七千七百万円、そして十九年度予算では、一般会計六億八千万円が一億二千万円に、そして特別会計につい...全文を見る
○島田智哉子君 大臣は、先日行われました予算委員会の中で次のように御答弁されました。「特別会計にこれを計上するということで、また、一般会計は尾身大臣が厳しくシーリングをはめますので、またいろいろと別の用途、もっと有効な経費として活用していくということも通常考えられるところでござい...全文を見る
○島田智哉子君 これまでの御説明をお聞きしましても、これは一般会計の削減がその目的であって、その理由は後付けされているのではないかなと思えてなりません。  行革法では廃止を含めた見直しを行うとされている中で、徹底的な見直しを検討していきたいということですけれども、一方で安易に特...全文を見る
○島田智哉子君 では次に、事業の目標設定についてお聞きをいたします。  平成十九年度より、三事業の各事業については、小規模のものも含めてすべて目標設定をするとされているわけですけれども、目標設定の趣旨と具体的方法についてお聞かせください。
○島田智哉子君 そこで、生活保護受給者等就労支援事業についてはどのように目標設定をするのか、また、されているのか。この点について、前回質問する予定でありました三月二十八日の前に、事前に担当部局にお聞きをいたしました。  そうしましたところ、最初の回答では、この制度は事務費扱いに...全文を見る
○島田智哉子君 最初の、事務費扱い、目標設定になじまないという当初の回答からしますと、今の御答弁、目標設定をなさるということですから、それはそれで結構ですけれども。  ただ、一方で小規模のものも含めてすべて目標設定をするとされている中で、例えば担当部局の御判断でこの事業は目標設...全文を見る
○島田智哉子君 それでは、具体的な事業内容について、生活保護を受給されている母子世帯を例にお聞きしたいと思います。  これまでの御答弁の中でも、この事業によって再び雇用され雇用保険被保険者になることを促進するとおっしゃいました。生活保護受給者世帯や母子世帯の母に対して福祉と就労...全文を見る
○島田智哉子君 全国五百か所以上のハローワークがある中で百七十五人、百五人ということであれば、一か所に一人どころか、まあ都道府県によっては一人というところもあるようですが、これまでの実績についてお聞かせください。
○島田智哉子君 その就職者のうち、生活保護の非受給世帯となった方はどのくらいいらっしゃるんでしょうか。
○島田智哉子君 実績をお聞きして、これだけの方が就職されたということは確かにそうかもしれませんが、実は生活保護の受給者の方々の中には、現に仕事をされている方はたくさんいらっしゃいます。しかし、働いても働いても収入が低いために生活保護を受給せざるを得ないのであって、決して就職するこ...全文を見る
○島田智哉子君 その研究報告されている大きなポイントの一つとして、生活保護を受給している母子世帯の母の多くは、この地域では四割の方々が仕事をされているということなんですね。しかし、そうしたお母さん方が得られる仕事は非正規の短時間雇用が非常に多いということから、働ける限り働いてもわ...全文を見る
○島田智哉子君 私が申し上げるまでもなく、就業に就くということが目的であってはならないと思います。生活保護を受給しなくても安定した生活が送れる、そこが目的なんだと思います。そして、そのためには時間を掛けて長期的な支援が必要なんだと思いますが、今後の母子世帯も含めた生活保護受給者の...全文を見る
○島田智哉子君 社会の様々な格差が広がる中で、弱い立場の方々へのしっかりとした支援をお願い申し上げまして、そして厚生労働省、チームワークでしっかりと頑張っていただくことをお願いし、私の質問を終わらせていただきます。     ─────────────
04月19日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第12号
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○島田智哉子君 民主党・新緑風会の島田智哉子でございます。櫻井委員に引き続きまして生協法改正についてお聞きしたいと思います。  これまでの御議論の中でも様々な角度から御質問がございましたが、生協という言葉自体はもう私たちの日々の生活の一部のようになっておりまして、また最近では「...全文を見る
○島田智哉子君 競争してくださいというふうに申し上げているんではないんですけれども。  それでは、第五条の関係の県境問題についてお伺いしたいと思いますが、今回の改正案では、県域規制を緩和するということにされているわけですけれども、具体的にどのような事例が該当するのか、その基準は...全文を見る
○島田智哉子君 私どもの埼玉県の場合ですと七都県と隣接しているわけですけれども、例えば沖縄県の場合、鹿児島県と海をまたぐような場合でありますとか、また、海をまたぐものの橋が架かっている瀬戸内のような場合もございまして、そういう地理的生活圏の観点から認められる地域としてどのように想...全文を見る
○島田智哉子君 この県域規制の緩和については、購買事業のみを認めるものとあるんですけれども、他方、医療福祉事業についても、これこそ組合員の生命を守るという、正に最大限奉仕の原則から県域規制を緩和すべきではないかと、こうした意見はパブリックコメントの中でもございまして、その点につい...全文を見る
○島田智哉子君 医療事業と医師法について、その整合性についてお聞きしたいと思いますけれども、今回新たに員外利用限度を組合員の百分の百と設定されております。しかし、医療につきましては、医師法第十九条において、医師は診療の求めがあれば診療に応じる義務が課せられております。また、医療生...全文を見る
○島田智哉子君 そうしますと、百分の百という設定自体どのような意味があるのかなと。そもそも公共性の高い医療事業に員外利用限度を設けることがなじむのでしょうか。その辺りの御意見をお聞かせいただきたいと思います。
○島田智哉子君 それから、医療福祉事業の員外利用について、これまで行政庁の許可を得た場合は無制限となっていたわけですけれども、現在、行政庁の許可を得ている件数はどのようになっているのか、また、今回、員外利用限度を設定することで利用者に影響を与えることはないのか、その辺りの状況を御...全文を見る
○島田智哉子君 生協が行う利用事業を見ますと、医療福祉事業が大きなウエートを占めておりますし、また、公的保険制度の担い手としての側面があるんだと思います。  今回の改正では、福祉事業が法律上明確にされました。また、組合員が自主的に行っているボランティア活動についても、福祉活動と...全文を見る
○島田智哉子君 そこで、福祉事業に関連をしてお聞きしたいと思いますが、昨日の本会議において介護福祉士法等改正案の審議が始まりました。改正案の内容については今後の委員会で詳細に審議されていくことと思いますが、今回の全労済さんあるいは生協連さんにおいても、全国各地でホームヘルパーの養...全文を見る
○島田智哉子君 この介護職員基礎研修の位置付けと申しましょうか、将来的にはこの基礎研修に一元化するとしているものの、ヘルパー一級、二級の研修も引き続き残ると。  私どもにも、これから研修を受けてヘルパーの職に就きたいんだけれども基礎研修を受けた方がいいのか、それとも二級研修でい...全文を見る
○島田智哉子君 そこで、先日来、本委員会でも介護福祉士制度の見直しについて御議論がございましたけれども、改めてお聞きをいたします。  厚生労働省の検討会で検討されておりましたこの介護基礎研修を受けた方が二年の実務経験を経て介護福祉士の受験資格を得るというルートについて、今回の改...全文を見る
○島田智哉子君 昨日の本会議での大臣の御答弁では、介護福祉士の教育カリキュラムの見直しの結果を受け、介護職員研修についても検討を行った上でその位置付けを考えてまいりたいということでございました。これは、今後そのほかの実務ルートとの整合性が図られるのであれば、その導入も視野に入れて...全文を見る
○島田智哉子君 その時期については、平成二十四年度に合わせるのでよろしいでしょうか。
○島田智哉子君 その是非についてはそれぞれのお立場からの御議論もあることと思いますので、いずれにしても、多様な人材を確保するためにも働きながら学びやすい環境を整えることについても十分な検討が必要であると思いますけれども、この点について大臣の御見解をお伺いして、私の質問を終わらせて...全文を見る
○島田智哉子君 終わります。
04月25日第166回国会 参議院 少子高齢社会に関する調査会 第4号
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○島田智哉子君 参考人の先生方、本日はありがとうございます。民主党・新緑風会の島田智哉子でございます。  私からは大江参考人にお聞きいたしたいと思います。  中心市街地の活性化、コンパクトな市街地の形成ということで、具体的に山形県の米沢市においてお取り組みのこととお聞きいたし...全文を見る
05月09日第166回国会 参議院 少子高齢社会に関する調査会 第5号
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○島田智哉子君 民主党・新緑風会の島田智哉子でございます。  三年目の中でも不妊治療、生殖補助医療のテーマの中で御議論がございましたけれども、私は女性の立場からしましても安心して安全な妊娠、出産ができるための環境づくりの重要性を強調したいと思います。この点につきましては、十七年...全文を見る
○島田智哉子君 少し、考えがまとまってはいないんですけれども、命ということに関して、今、先ほど足立理事が尊厳死のことをおっしゃいましたけれども、一方で自殺という問題も多くありまして、私が調査させていただいた中で一番驚いたのが、子供の自殺が非常に多い、その数字に驚いたわけですけれど...全文を見る
05月17日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第20号
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○島田智哉子君 民主党・新緑風会の島田智哉子でございます。よろしくお願いいたします。  政府の資料によりますと、パートタイム労働者は昭和四十年の百六十八万人から、平成十八年には千二百五万人と、およそ七倍に増えて、現在は雇用者全体の五人に一人がパートタイム労働者という計算になりま...全文を見る
○島田智哉子君 そこで、性差別の解消に向け、助言、指導を行う立場にある厚生労働行政において、性差別そのものをどのように認識されていらっしゃるのか、この点についてお聞きしたいと思いますが、その前に、四月十日の本委員会におきまして、生活保護受給者等就労支援事業について、昨年度まで全額...全文を見る
○島田智哉子君 そして、その御提出いただいた資料を委員の皆様にお配りさせていただいておりますが、資料一でありますけれども、その資料について御説明ください。
○島田智哉子君 その就労経験とある右の部分ですけれども、被保険者であったと考えられるにマル、被保険者であったと考えられないにバツとされているわけですけれども、局長の御答弁では可能性ですとか推測ですとかそういったお言葉がありましたが、アルバイト、バツ、ウエートレス、マル、ホール、美...全文を見る
○島田智哉子君 やはり、前回局長が答弁でもお述べになりましたけれども、今後この事業を的確に運営していくという意味でも今年度においてはしっかりと把握していくべきではないでしょうか。武見副大臣、いかがでしょうか。
○島田智哉子君 よろしくお願いいたします。  それで、本日、この資料を基にお聞きしたいのは、この左の部分の対象者のケースというところなんですね。私も初めてこの資料を見せていただいてその表現に本当にびっくりいたしました。  例えば、二十八番で「「もらえるものはもらわなきゃ。それ...全文を見る
○島田智哉子君 厚生労働省では、重要な会議の場において、当たり前のようにこのような性に特有な表現を付け加えることに何ら問題意識をお持ちになっていないのでしょうか。この文書の中では、一見モデルのようなとは局長は何を基準にされているんでしょうか。
○島田智哉子君 大臣の予算委員会での御答弁の根拠となる資料、しかもわざわざ理事会で御協議いただいて委員会に提出された資料です。何よりも雇用機会均等行政を担う厚生労働行政としての認識としてはいかがなものなんでしょうかと。  そこでお聞きをいたします。  男女雇用機会均等法第五条...全文を見る
○島田智哉子君 それから、労働者派遣事業関係業務取扱要領第六の(二)の(イ)について、また職業安定法第五条の指針、平成十一年労働省告示第百四十一号、第四の一の(一)についてお聞かせください。
○島田智哉子君 正にその要領にも明記されているように、容姿、スリーサイズは差別的評価以外の何物でもありません。  そこで内閣府にお聞きをいたします。  第二次男女共同参画基本計画の中で、国の行政機関の作成する広報・出版物等における性差別につながらない表現の促進との項目がござい...全文を見る
○島田智哉子君 今回の場合は、広報物や出版物ということではありませんけれども、しかし国会に提出された資料ですから、ある意味むしろそれよりも重いのかもしれません。  この厚生労働省の記述について、内閣府としての御見解をお聞かせください。
○島田智哉子君 そうなんでしょうか。大臣の予算委員会での御答弁の根拠となる重要な検討を行う場で、ホステス経験のみの一見モデルのようなとは言語道断であります。しかも、そのことに何ら問題意識を持つことなく、国会への提出資料に平然と記述されている。そうした認識を基に果たして、均等法の中...全文を見る
○島田智哉子君 是非そのようにお願いいたします。  もう一つだけ、この提出いただいた資料を拝見して、もう悲しくなるような表現がその下の方にあるんですけれども、十四番で、「問題児を抱えたフィリピン国籍の女性」と。問題児と、厚生労働省が政策的にお使いになる言葉として、問題児と。何を...全文を見る
○島田智哉子君 この出していただいた資料の文言は、各委員の先生方も見ていただくと本当に驚かれる文言がたくさんあると思うんですけれども、その一つ一つのことではなくて、今回のパート法についてももちろんなんですけれども、男女雇用機会均等法について、そしてまた障害者基本法についても、あら...全文を見る
○島田智哉子君 よろしくお願いいたします。  では次に、先日の本会議での総理の御答弁の中に、国として指導によってその実効性を確保していく、行政として適切に指導していくと、指導という表現が何か所かございました。一般に、指導する側と指導される側、親子の関係であっても職場の関係であっ...全文を見る
○島田智哉子君 この都道府県労働局雇用均等室の業務の在り方につきましては、二月十五日の本委員会の中で私が直接視察をさせていただきました状況に基づいて質問させていただきました。その中でも、具体的に二十五条カードについて取り上げさせていただきました。この二十五条カード、雇用均等法第二...全文を見る
○島田智哉子君 十八年度についてはそのような事実はございませんでしたでしょうか。
○島田智哉子君 私が参りましたのは今年の二月です。そして、お尋ねした具体的案件は十七年度のケースでありまして、つまり十七年度も、十八年度の途中までのおよそ一年十か月にわたってそうした事実が把握されていなかった。室長も、しかも十七年度と十八年度では室長がお替わりになっていますから、...全文を見る
○島田智哉子君 すぐに、そして的確な御指示と御指導ありがとうございます。  それから、現行法十条に基づく行政指導の実施状況についてお聞きをいたします。  まず、この十条、改正案では十六条になりますが、その趣旨、それから行政指導を行うかどうかの基準について御説明ください。
○島田智哉子君 そこで、資料二にございますけれども、事前に全国都道府県労働局の均等室ごとの報告徴収、助言、指導、勧告、それぞれの件数を資料として御提出いただいております。  例えば、資料二の一の直近の十八年度を見ますと、報告徴収実施件数、全国で二千七百九十二件、助言件数は千七十...全文を見る
○島田智哉子君 事前に両県の監察結果、概要をいただいておりますけれども、秋田については、報告徴収後、指導内容や指導事項の該当条文、講ずべき措置について速やかに検討できるよう室内体制を工夫するとともに、各職員は法及び指針等についての理解を更に深めるよう努力するとございまして、事業主...全文を見る
○島田智哉子君 是非、体制を引き締めてやっていただきたいと思いますけれども。  それで、助言の内容についてお聞きしたいと思いますが、この十八年度の実績千七十八件について、衆議院での大谷局長の御答弁では、細目については把握しておりませんと言い切っていらっしゃいましたが、第十条の二...全文を見る
○島田智哉子君 今後しっかりとお願いをしたいと思います。  それで、担当局長が把握されていないとされております細目内容について、取りあえず今回、東京労働局の内容を資料請求いたしました。  提出いただいた資料の三によりますと、このお手元の三によりますと、平成十五年度の助言件数十...全文を見る
○島田智哉子君 十条に基づく助言等については、例えば六条については労働基準部、八条の指針については、それぞれの内容に応じて労働基準部、職業安定部、雇用均等室、そして九条については雇用均等室と、現行ではこのように業務分担をされているようにお聞きしておりますが、労働基準部、職業安定部...全文を見る
○島田智哉子君 承知していないと。まあ非常に残念ですけれども、この現行の報告徴収にしても助言、指導についても、これは明らかにお粗末であるとしか言いようがないと思います。しかも、その状況を把握しようとされないことが私には理解ができません。  今後も、改正案十六条については労働局長...全文を見る
○島田智哉子君 仮にこの改正案が成立したとしますと、都道府県労働局また雇用均等室の業務内容も責任も現行よりもはるかに大きくなるわけです。しかし、現行法においてもこのような状況の中でそうした業務を担うことが現実に可能なのか、私は非常に懸念を持ちます。そして、その背景には、労働局内の...全文を見る
○島田智哉子君 是非、そのようにお願いいたします。幾ら法律を改正しましたとしても、その実効性が確保されなければ意味がないわけです。是非、そのようにしっかりと取り組んでいただきたいと思います。  それから、実効性の確保ということで見ますと、改正案では紛争を解決するための手段として...全文を見る
○島田智哉子君 次に、短時間労働援助センターの業務の見直しについてお伺いをいたします。  現在、短時間労働援助センターに指定されている二十一世紀職業財団、それから各都道府県に設置されております各地方事務所において、現行法第十五条に基づき様々な業務が行われております。調査研究、事...全文を見る
○島田智哉子君 今回の改正案では、短時間労働援助センターの業務の見直しを行うとしているわけですけれども、これについて、これまでの説明では、行政改革の観点から大幅に業務を縮小してそのスリム化を図るとしております。これにより短時間労働援助センターの業務は情報収集、資料提供と助成金の支...全文を見る
○島田智哉子君 パート労働者の納得性の向上、公正な待遇の実現を掲げるのであれば、相談窓口を増やすことの方が重要であって、改正法とは関係ない行政改革を旗印に相談窓口を集約化しようとする今回の見直しはむしろそれに逆行するんではないでしょうか。  七十分にわたり質問させていただいてま...全文を見る
○島田智哉子君 ありがとうございました。
05月25日第166回国会 参議院 本会議 第29号
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○島田智哉子君 民主党・新緑風会の島田智哉子でございます。  私は、民主党・新緑風会を代表し、短時間労働者の雇用管理の改善等に関する法律の一部を改正する法律案に対し、反対の立場で討論を行います。  就業形態の多様化が進んでいる今日、パート労働者の数は千二百五万人に上り、雇用者...全文を見る
05月29日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第23号
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○島田智哉子君 民主党・新緑風会の島田智哉子でございます。  先日の大臣の提案理由の御説明の中で、働く希望を持つすべての人の就業の実現を図ることを明確化するという御発言がございました。また、今年一月二十五日閣議決定をされました「新たな「創造と成長」への道筋」、「再チャレンジ可能...全文を見る
○島田智哉子君 そこで、その改正案の第四条第一項の五号についてですけれども、ここでは女性の職業の安定を図るためと、女性の就業促進対策を追加するとされておりますけれども、その趣旨について御説明ください。
○島田智哉子君 その女性の中でも配偶者からの暴力を受けた被害者、いわゆるDV被害者への就業支援も含む自立支援についてお聞きいたしたいと思います。  平成十三年四月にDV法が議員立法により成立し、また十六年には精神的暴力を含めるなど、配偶者からの暴力の定義の拡大など一部改正が行わ...全文を見る
○島田智哉子君 それらの相談者について、すべてのケースがパートナーから逃げることを望んでいるということではないんだと思います。例えば、ひどい暴力や暴言を受けて、強いコントロール関係にあるにもかかわらず、御自身がDVの被害であることを認識していないケースも少なくないとお聞きしますし...全文を見る
○島田智哉子君 そこで、先日、愛知県で発生しました発砲立てこもり事件に関連してお聞きをいたします。  今回の事件では警察官が殉職され、また三人の方が負傷を負われました。お亡くなりになられました警察官の御冥福を心よりお祈りしますとともに、負傷を負われました被害者の一日も早い御回復...全文を見る
○島田智哉子君 DV法に基づく基本方針には、都道府県においては少なくとも一つの施設で、夜間、休日を問わず対応できることが望ましいと書かれているわけですけれども、ただ、その夜間、休日の対応が宿直員の方や警備員の方の電話対応だけで十分なのかどうか、この点も含めた支援センターの夜間、休...全文を見る
○島田智哉子君 次に、一時保護についてお聞きしたいと思いますが、まず、一時保護施設、一時保護の状況についてお聞かせください。
○島田智哉子君 被害者の中には体一つで逃げてくるというケースも少なくない中で、身の安全の確保とともに心身の安定を図る、そしてその後の生活の準備を行うということで、被害者に対する保護、支援という大変重要な役割を担っているんだと思います。  内閣府の調査によりますと、多くの被害者が...全文を見る
○島田智哉子君 その結果、就業できた方の割合はどのくらいでしょうか。
○島田智哉子君 就業支援はされているにしましても、その支援によってどの程度の方が実際に就業ができて、また就業できなかったのか、またその就業できない背景にはどのような理由があるのか、そうした在り方の分析についても是非御対応をいただきますことを要望させていただきます。  それから、...全文を見る
○島田智哉子君 被害を受けた方々が安心して次のステップへ進むことができるように、是非支援の充実をお願いしたいと思います。  それでは次に、一時保護を退所した被害者の状況について御説明ください。
○島田智哉子君 婦人保護施設、母子生活支援施設あるいは民間団体の運営による施設など、施設などへの入所する方の割合が最も多いという状況の中で、その後の自立支援としての就業支援は極めて重要であると思います。  DV法による基本方針の中では、支援センターは被害者の状況に応じてハローワ...全文を見る
○島田智哉子君 もちろん、支援センターが連絡調整をしていただいてハローワークによる職業相談、紹介をしていただくことは、それはそれでよろしいんだと思いますが、ただ、そうはいいましても、就業がとても難しい状況にある方も少なくない中で、婦人保護施設あるいは母子生活支援施設、この施設の中...全文を見る
○島田智哉子君 今いろいろと御答弁いただきましたけれども、私自身、この施設で行うという部分が大変重要だという思いからその後の整備状況を調べたんですが、ところが当時の伍藤局長が答弁で明確におっしゃっている就業支援を施設で行うという部分が、私が調べた限りそうした事業がないんですが、こ...全文を見る
○島田智哉子君 本当に様々な事情、困難を抱えている方々ですから、その施設における就業支援ということは、当時の御答弁にあるように、しっかりと取り組んでいただきたかったと私は思うんですけれども。  また、子供さんのいらっしゃる方々に対しては、平成十六年の十二月二日付けの通知において...全文を見る
○島田智哉子君 幾ら雇用対策法で新たな理念を盛り込んだとしても、それぞれの個別法でその理念が生かされないのでは意味がないと思いますし、このDV被害者の就業支援を含めた自立支援対策についてしっかりとニーズの把握、そしてニーズに対応できる支援事業を行っていただきたいと思いますが、武見...全文を見る
○島田智哉子君 それから、様々な事情、困難を抱える方ということで見ますと、婦人保護施設には正にそうした状況にある方が多く入所していらっしゃいます。  この婦人保護施設については、昭和三十一年に成立した売春防止法第三十六条に基づき設置されてきたわけですが、今日まで五十年間にわたる...全文を見る
○島田智哉子君 非常に限られてはございますが、御熱心に研究されていらっしゃる研究者あるいは施設関係者の報告を読ませていただきましたが、その中で、東京都社会福祉協議会による、平成十八年度婦人保護施設あり方検討会が報告書をまとめられておりまして、大変その実態を詳細に報告されております...全文を見る
○島田智哉子君 ありがとうございました。  終わります。
06月12日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第28号
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○島田智哉子君 民主党・新緑風会の島田智哉子でございます。  私からは、まず、先週金曜日に行われました参考人質疑での御意見を踏まえながら、政府のお考えをお聞きいたしたいと思います。  先週の参考人質疑では、納めたはずの年金の記録がなくなってしまい、また年金保険料の納付を証明で...全文を見る
○島田智哉子君 大臣は、先ほどもおっしゃいましたように、第一段階、第二段階、第三段階と、先週の峰崎委員の質問に対する答弁でも、現在、三段構えで調査をしていると、第一は社会保険事務所に来ていただいて記録を確認して、そしてそこで確認できなければ第二段階として原資料を確認するために関係...全文を見る
○島田智哉子君 第一段階で社会保険事務所に来ていただくと一口におっしゃいますけれども、皆さんが社会保険庁の事務所の近くにお住まいになっているわけではなくて、社会保険事務所まで電車もない、バスもないですとか、車で一時間も二時間も三時間も掛かるという方もいらっしゃる。それだけれども心...全文を見る
○島田智哉子君 例えがどうか分かりませんけれども、病院でいいますと、小さな病院に先に行くよりも大きな病院に行って、すぐ検査をしてもらった方が早くて済むんじゃないかというような形で、その申立ての方々がいきなり総務省の窓口に行かれても、それは対応はしていただけることになるんでしょうか...全文を見る
○島田智哉子君 御高齢やお体の不自由な方が、そこまで行くことが不可能な方に対してどのように御対応なさるか、大臣、どのようにお考えでしょうか。
○島田智哉子君 それから、中村参考人や梅原参考人のように、御本人が直接第三者委員会に出席して意見を述べることができるのかどうか、これも先週金曜日の衆議院での山井委員の質問に対して柳澤大臣は、個人的見解とお断りになった上で、私としてはそういう方向になるようにお願いをしたいと、このよ...全文を見る
○島田智哉子君 参考人の方々が大変強くおっしゃっていたのが、だれも証人がいない、第三者機関がどうやって見極められるのか、保険料を納めたか納めていないのかに対して立証責任は国が負うべきだというお訴えでした。  被害を受けた多くの国民は当然ながらそのように訴えているわけですけれども...全文を見る
○島田智哉子君 そうはいいましても、今月末の設置ですから日にちも限られているわけですけれども、今後の具体的なスケジュールといいますか、あとわずかな日数でどの程度お考えでしょうか。
○島田智哉子君 そのように是非お願いいたします。参考人にお越しいただいた方々だけではなくて、やっぱり多くの国民の方が今日、そして明日、そして遠い将来、大変不安を抱えて、またその不安と怒りと、国民の立場を本当に考えて対応していただきたいと、そのように願います。  次に、社会保険庁...全文を見る
○島田智哉子君 その後、十六年度以降、社会保険庁の事務処理ミスで発生した未払、過払いの件数、その金額はどのようになっているのか、また、地方の社会保険事務所による事務処理ミスによる未払、過払いについてもお聞かせください。
○島田智哉子君 依然として毎年そのようなミスによって多くの方々が苦しまれているということが実態なんです。そうしたことを限りなくゼロにしていくためには、私はそういう事実をいち早く正確に公表することが非常に大切なことなんだと思います。  このことは十五年のケースでも大変大きな問題の...全文を見る
○島田智哉子君 その公表の在り方について具体的にお聞きをいたします。  昨年十一月に、遺族厚生年金に係る選択処理の漏れによって、お一人の方に対しておよそ千四百万円もの多額の未払事案が発生しておりますが、その後の調査で六都道府県社会保険事務局内で同じようなミスが二十九件、二千百二...全文を見る
○島田智哉子君 本当に、一つ一つが大切なことなんだと思うんですよね。そういう一つ一つのことをきちっとやっていかないからこういった大きなことに発展していくわけでして、何というんでしょう、きちっとやっていただきたいんですよ、本当に。社会保険庁がなくなるからもう自分たちは適当でいいんだ...全文を見る
○島田智哉子君 宮崎の事案では、社会保険事務局の方がどのようにお聞きになってどのように強く否定されたのでしょうか。また、社会保険庁の報道機関等への公表基準では、被保険者等から公表を控えるように強く要請された場合は、その取扱いについてサービス推進課に協議するものとすると、このように...全文を見る
○島田智哉子君 すぐ御対応いただいたのはいいんですが、例えば十五年のときのように、被害者が何千人、何万人の場合、すべての方々から了解を得られたんでしょうか。逆に言いますと、その中でお一人でも拒否された場合は、すべて公表しなくてもいいということなんでしょうか。
○島田智哉子君 私の事務所スタッフが宮崎社会保険事務局に最初にお電話でお聞きしたのは、ホームページにある事務処理事故のお知らせというコーナーが空欄で、最終更新日が二〇〇六年の十一月三十日となっていますが、それ以降、事務処理事故がないということでよろしいのでしょうかとお聞きしたわけ...全文を見る
○島田智哉子君 是非そのようにお願いいたします。  一件一件ではなくて、お一人お一人、お一人お一人の生活、命が懸かっているわけです。緊張感を持って対応してください。よろしくお願いいたします。  終わります。
06月28日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第33号
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○島田智哉子君 民主党・新緑風会の島田智哉子でございます。  前回の質疑の中で、社会保険庁における危機管理、その中でも事務処理手続ミスが発生した場合の公表の在り方についてお聞きをいたしました。まず、前回の御答弁を踏まえまして何点か確認をさせていただきたいと思います。  そこで...全文を見る
○島田智哉子君 今の公表、非公表の数字というのは昨年十二月二十八日までの件数、これは社会保険庁から出された資料でございますが、その後、今年の四月末まで同様の案件というのはどの程度発生し、公表状況はどのようになっているんでしょうか。
○島田智哉子君 年度が替わって二か月近くがたっても件数さえ把握されていないというのはどういったことなんでしょうか。
○島田智哉子君 そこで、前回の質問のときに、昨年末から今年に入ってからのケースで、遺族厚生年金に係る選択処理の漏れによる手続ミスの公表についてお聞きしました。このケースは、六都道府県の事務局内で二十九件、二千百二十一万円の未払などの事案が発生し、しかも受給者がきっちりと選択申請書...全文を見る
○島田智哉子君 答弁は簡潔にお願いしたいと思います。  私が確認したいのは、この宮崎が公表していなかったことについて、前回の質問、六月十二日の本委員会で清水部長は、本庁には公表されているという報告があって公表しているものと認識していたと、ところが私どもの六月七日の指摘によって確...全文を見る
○島田智哉子君 実は、前回、質問するまでに再三社会保険庁の担当の方に御説明をいただきました。その御説明では、宮崎事務局より社会保険庁に対して公表をしないということの報告が事後報告としてありましたと、そしてそれを受けて社会保険庁として今年の一月に公表しないとする報告を承認しましたと...全文を見る
○島田智哉子君 私も大変遺憾に存じております。  その報告書二枚目を上司には見せないということは私は全く知りませんけれども、仮に、清水部長が答弁されたとおり、公表していない事実を六月七日初めに知ったということが事実だとしましても、その後私が質問しました前日の六月十一日の時点にお...全文を見る
○島田智哉子君 なぜこのような時期に質問者への説明に対してそのような虚偽を説明されるのか、つじつまを合わせようとなさるのか、ちょっと私には理解できないんですけれども、どうなんでしょうか。
○島田智哉子君 私が申し上げたいのは、前回の清水部長の答弁では、あたかも宮崎事務局の対応が悪かったと御答弁の中でおっしゃっておりました、宮崎事務局で徹底されていなかったというふうにおっしゃっておりました。あくまでも宮崎事務局の対応、社会保険事務局の対応が悪かったと。  一人の担...全文を見る
○島田智哉子君 今これだけ国民が年金に、社会保険庁に不信感を持っている。その大きな原因の一つに、社会保険庁は事実を事実として明らかにしていないんではないかということがそこにつながっているんではないんでしょうか。  今回、質疑に関することで虚偽の説明が行われたことはささいなことな...全文を見る
○島田智哉子君 そして、私が質問する前日の夜遅くに宮崎事務局のホームページに掲載されました、資料三でございます、ごらんいただきたいと思いますが、私が質問するということで慌てて作成されたんだと思いますが、日付も入っておりません。それはそれとしましても、私は非常に気になりましたのは、...全文を見る
○島田智哉子君 事務処理ミスによって国民に御迷惑をお掛けした事実は事実として、しかしその公表の在り方については個人情報保護に十分配慮するということであって、その事実までもなかったことにするというようなことについては別の話なんだと思います。これでは、社会保険庁のミスが正確に公表され...全文を見る
○島田智哉子君 そこで、前回の私の最後の質問に対して、大臣は次のようにお述べになっておられます。「国民の皆さんの年金という非常に重要な財産、これを扱うという自覚、意識、こういうものを今後とも根本から立て直していかなければならないということだと思います。 それを具体的にどのように実...全文を見る
○島田智哉子君 この非公務員型と民間的な勤務条件、そしてそのことと組織、役職員の質の改善の関係ですけれども、先週十八日の参考人質疑の中でもこの点について御意見が述べられました。その中で西沢参考人からは、非公務員になれば組織の倫理が向上してモラルアップするのかというと、これは明確な...全文を見る
○島田智哉子君 今の大臣の御答弁でその因果関係が明確に示されたとは到底思えません。引き続き、こうした点につきましても慎重な審議を求めて、私の質問を終わります。     ─────────────
06月29日第166回国会 参議院 本会議 第39号
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○島田智哉子君 民主党・新緑風会の島田智哉子でございます。  冒頭、昨日お亡くなりになられました宮澤元総理の御冥福をお祈り申し上げます。  私は、民主党・新緑風会を代表して、厚生労働委員長鶴保庸介君の解任決議案について賛成の討論を行います。  社会保険庁のあのうそつきには本...全文を見る
10月16日第168回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○島田智哉子君 関連質疑をさせていただきます。民主党・新緑風会・日本の島田智哉子でございます。  私は、二〇〇四年に埼玉選挙区から初当選させていただきました。それまでは子供を二人育てながら歯科医師として仕事をしてまいりまして、歯科に関係しながら小さな子供たちに多く接してまいりま...全文を見る
○島田智哉子君 それでは、昨日、舛添大臣からも御答弁ございました周産期医療ネットワークについて質問してまいりたいと思います。  去る八月二十九日、総理もおっしゃいましたように、奈良県の妊娠六か月の女性を搬送する救急車が、奈良、大阪、九施設受入れを断られた上で途中で事故に遭うなど...全文を見る
○島田智哉子君 総務大臣、産科・周産期における救急搬送の実態調査について具体的な調査方法、そしていつまでに調査結果を取りまとめるお考えであるか、お聞かせいただきたいと思います。
○島田智哉子君 正に人の命、そして赤ちゃんの命、母親の命にかかわることですから、緊急的な対応が求められることは当然のことであると思います。  厚生労働省にお聞きをいたします。  奈良県では昨年の八月にも、妊婦さんが十九の病院から受入れを拒否され、正に自分の命と引換えに赤ちゃん...全文を見る
○島田智哉子君 それはないんじゃないでしょうか。八月に問い合わせをしたときに、九月の上旬に調査結果がまとまっているので私のところに調査報告に来たいと役所から話があったのに。調査結果がまとまったと連絡いただいているんですから、それから公表できなくなったということ、この一か月間に何が...全文を見る
○島田智哉子君 調査結果がまとまったと私には連絡がありましたので、まとまったのかどうか御答弁ください。
○島田智哉子君 それでは、私への報告、まとまったという連絡はうそだったんでしょうか。
○島田智哉子君 まとまったということは、どういうことで私のところに御説明に上がりたいということだったのか、それは本当にはっきりとしていただきたいと思います。  御遺族の気持ちも亡くなったお母さんの気持ちも、何ら感じていらっしゃらない。生まれてきた赤ちゃんは、命と引換えに産んでく...全文を見る
○島田智哉子君 こんな大切なことをどうして大臣に真っ先に御報告なさらなかったのかと思います。  この各都道府県に対する実態調査は公表を前提にするとされているわけです。厚生労働省が手を加えたものではなくて、すべての回答を原文の状態で本委員会への提出を求めます。委員長にお願いいたし...全文を見る
○島田智哉子君 これまでの厚生労働省の説明を聞いておりましても、周産期医療ネットワークの整備について国として実態を把握する方法は、補助金の申請を通じて各都道府県の状況を知り得る程度で、実際にこれまでの厚生労働省の国会答弁でも、各都道府県のネットワークの中での周産期医療協議会で把握...全文を見る
○島田智哉子君 もう本当にこれは奈良県だけの問題ではなくて、私の地元の、視察に行きましたところの先生もおっしゃっておりました。どこで起こってももう不思議はない、たらい回しももう本当に日常茶飯事という状態であるということもおっしゃっておられましたので、しっかりと取り組んでいただきた...全文を見る
○島田智哉子君 今年度中にはほぼ全都道府県で周産期医療ネットワークの整備が完了するということですが、昨日も舛添厚生労働大臣もあと四か所というふうに喜んでおられたようですけれども、しかし、今やこのネットワークが整備されている地域においても様々な問題が発生しているわけですが、であるか...全文を見る
○島田智哉子君 具体的にお聞きをいたします。  京都府にございます国立病院機構舞鶴医療センター、こちらは平成九年にセンターに認定されております。このセンターに現在、産科の医師は何名いらっしゃいますか。
○島田智哉子君 全国二百十か所の認定施設で、産科を休診しているとか指針に示された内容になっていない施設について、どのような状況にございますか。
○島田智哉子君 先週、担当部局に問い合わせをしたときには把握をしていないとおっしゃっておりましたが、すぐお調べになったんですね。  地域の産科が少なくなってきていることは既に皆さんが実感をされていますが、さらに、比較的高度な医療、周産期医療に対する二次施設、地域周産期母子医療セ...全文を見る
○島田智哉子君 やはり地域の産科が減少あるいは訴訟リスクの問題で、これまでであれば地域の産科で対応されたリスクの低い妊婦さんであっても三次施設に紹介されてこられる。もちろん正常な経過の妊婦さんもいらっしゃるわけですから、分娩数が増えることでお母さんのベッドが足りない、赤ちゃんのN...全文を見る
○島田智哉子君 正確に実態を把握した上で具体的に見直しを検討するということでよろしいでしょうか。
○島田智哉子君 いつ、どのような形で、いつまでに結論を出されますでしょうか。期限を明らかにしていただかなければ、またいつまでもずるずると放置されると思いますが、いかがでしょうか。
○島田智哉子君 財務省にお聞きをしたいと思いますが、その予算要求、満額で御回答いただけるんでしょうか。
○島田智哉子君 総理、御決意のほどをお願いいたします。
○島田智哉子君 ありがとうございます。  それでは、午前中の質問をこれで終わらせていただきます。ありがとうございます。
○島田智哉子君 午前に引き続きまして、午後の質問に入らせていただきます。民主党・新緑風会・日本の島田智哉子でございます。  それでは、教育予算についてお伺いしてまいりたいと思います。  ちょうどこの時間帯は、子供たちも学校で給食を食べ終えて、午後また元気に過ごしているころだと...全文を見る
○島田智哉子君 私は専門家ではないので分からなかったのかもしれませんが、母親の一人として、今テレビの前で今後教育はどうなっていくんだろうと心配しているお母さん方も多くいらっしゃると思うんですが、ちょっと分かりにくかったなと思います。そのめり張りという部分に、めり張りという部分にで...全文を見る
○島田智哉子君 日本の教育費は多いんでしょうか、総理、御答弁いただきたいと思います。総理。
○島田智哉子君 やはり文科大臣がいろいろなアイデアを出されようとするんであれば、それについてはやはり予算が必要なわけでございまして。  続けて、文科大臣にお聞きしたいと思いますが、総理がおっしゃった教員が子供たちと十分に向き合える時間を増やすという点ですけれども、学校の先生方が...全文を見る
○島田智哉子君 財務大臣、いかがでしょうか。御答弁お願いいたしたいと思います。
○島田智哉子君 人を育てる、それには時間とお金がやはり掛かるものであると思います。そこを充実させていかなければやはりこれはいけないんだと思うんですね。これから何年先、何十年先、その結果が出るのはすごく先のことだと思いますので、しっかりと教育に関しては予算を付けていただきたいと思い...全文を見る
○島田智哉子君 ありがとうございました。  最後に、少子化対策予算について少子化担当大臣にお聞きをいたします。  上川大臣が少子化担当大臣に御就任されてから、そのお考え等々をお聞きする場がございませんでしたので、これまで議員というお立場からの国会での御発言内容を会議録で読ませ...全文を見る
○島田智哉子君 相当思い切った施策をしていくべきと、正に御自身が担当大臣になられて、来年度予算の概算要求の内容が明らかにされておりますが、相当思い切った施策は実現されているとお考えでしょうか。
○島田智哉子君 私からいたしますと、残念ながら大臣がかつて御発言された相当思い切った施策というものが打ち出されているとは思えないんですが、先ほど、二年前の大臣の御発言の中では具体的な提言もなさっていらっしゃいます。その中で、子供が生まれた年には所得税や住民税は無料にしてほしい、あ...全文を見る
○島田智哉子君 私は、上川大臣が議員として御発言された相当思い切った施策ということには、正に同じ思いでございます。大臣というお立場になられたわけですから、是非思い切った施策を打ち出していただきたいと思います。  各種世論調査におきましても、子供を持ちたくても持てない最大の理由が...全文を見る
10月30日第168回国会 参議院 内閣委員会 第3号
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○島田智哉子君 民主党・新緑風会・日本の島田智哉子でございます。  子供の安心、安全対策についてお聞きしてまいりたいと思います。  去る十月十六日に兵庫県加古川市において小学校二年生の女の子が何者かに刺殺されるという本当に卑劣で許し難い事件が発生をいたしました。亡くなられた子...全文を見る
○島田智哉子君 報道によりますと、今回の事件が発生しました翌日、福田総理は記者団の質問に対して次のように発言されたということです。力のない人を簡単に大人があやめるといったことは最近の風潮ですかね。本当に許されない。弱い者を傷付け、死亡させてしまうのは、私の感覚では全く考えられない...全文を見る
○島田智哉子君 どうぞよろしくお願いいたします。  それで、泉大臣から御説明いただきましたそのプランにつきましては、通学路等の安全対策、子供の安全に関する効果的な情報共有の推進、あるいは子供の安全、安心を確保した町づくりの推進等々、警察や文科省の取組が示されております。  そ...全文を見る
○島田智哉子君 上川大臣はいかがでしょうか。
○島田智哉子君 どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。  委員長、泉大臣と岩城副長官への質問は以上ですので、御退席いただいて結構です。
○島田智哉子君 それでは、行革についてお聞きをしたいと思います。  行革担当副大臣にお聞きしたいと思いますが、昨年十二月に示されました補助金等の交付により造成した基金の見直しにつきまして、その御趣旨とこれまでの経過についてお聞かせいただきたいと思います。
○島田智哉子君 厚生労働省にお聞きをいたします。  厚生労働省が所管をされていた基金の見直し状況について、御説明ください。
○島田智哉子君 今御説明いただきました基金の中で、基金事業を平成二十七年度末、つまり今後も当面は継続するとされているこども未来基金についてお聞きをいたします。  その見直しの概要、また基金の基本的事項を公表することとされておりまして、今御説明をいただきました見直しについて厚生労...全文を見る
○島田智哉子君 それらは基金運用収入五億円によって実施されているわけですけれども、これらの事業を財団法人が実施する場合に厚生労働省はどのように関与されているんでしょうか。
○島田智哉子君 そこで、この五億円の使い道について資料を御提出させていただきましたけれども、厚生労働省から財団の平成十八年度の収支計算書をいただきました。そして、それを拝見する中で私自身がとても奇異に感じましたのは、例えば予算額と決算額に一円たりとも狂いがない支出が幾つもあるとい...全文を見る
○島田智哉子君 もちろん財団は財団でしっかり手続を経て、厚生労働大臣の承認も得て報告もされていらっしゃる。また、多くの子供たちにも影響を与えたでしょう。しかし、それだから厚生労働省として十分なチェックをしないということでよろしいのでしょうか。  この予算は児童手当の貴重な財源が...全文を見る
○島田智哉子君 今後、厚生労働省としてもしっかりとチェック機能を果たしていただきたいと思います。  委員長、行革担当副大臣への質問は以上でございますので、御退席いただいて結構です。
○島田智哉子君 次に、上川大臣にお聞きをいたします。  上川大臣は、九月七日の記者会見の中で、熊本県のいわゆる赤ちゃんポストについて記者との質疑応答をされていらっしゃいます。私も、今年の通常国会の予算委員会の中で、この問題について質疑をさせていただきました。  私の持っており...全文を見る
○島田智哉子君 現実に、熊本の「こうのとりのゆりかご」には数名の子供が置き去りにされておりますし、また子供を遺棄する事件というのは毎年数十件、そのうち数人の子供の小さな命が奪われているということも事実でございまして、児童福祉法三十条では、保護者は、経済的理由等により、児童をその下...全文を見る
○島田智哉子君 厚生労働大臣にもお伝えしたいとおっしゃっておられますけれども、厚生労働大臣とは御協議はなさいましたでしょうか。
○島田智哉子君 やはり、精神的にも肉体的にも傷付き、子供を育てることができない、しかも匿名でしかどうしようもない、そんな状況に置かれた中で、今の行政の窓口というのは相当敷居が高いのではないかなというのが私の感想でございます。  例えば、私も地元の児童相談所を調査いたしたことがご...全文を見る
○島田智哉子君 よろしくお願いいたします。  また、この問題につきましては、そうした体制の整備とともに、望まない妊娠、特に十代という若い世代に対するそうした予防策がとても重要でありながら、現状として十分な対応が取られていないのではないかと、私はそのように認識をいたしております。...全文を見る
○島田智哉子君 私は、現在の学校教育における性教育において、ここ数年、特に安倍内閣においては大きく後退しているのではないかということを大変危惧いたしております。現場のお話をお聞きしましても、性教育がいわゆるタブー視され、やることによって問題視されるのであればやらない方がまし、そう...全文を見る
○島田智哉子君 大臣がおっしゃられたように、女性の体と心を大切にする、また命を大切にする教育としてしっかりと力を入れていっていただきたいと存じます。  以上で質問を終わります。
12月20日第168回国会 参議院 内閣委員会 第6号
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○島田智哉子君 民主党・新緑風会・日本の島田智哉子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  私からは、去る十一月二日に閣議決定をされました平成十九年版の少子化社会白書の中から、上川少子化担当大臣のお考え、またその具体的施策については担当省庁よりそのお考えをお伺いしてまい...全文を見る
○島田智哉子君 今回の事件では、九歳の女の子が重傷、十歳の女の子が軽傷という報告がございますが、この子供さん以外にも現場にいた子供たちの精神的なショックを考えますと、そのケアについても万全を期していただきたいと思いますが、上川担当大臣からも是非関係部局に対して要請なり御指示を出し...全文を見る
○島田智哉子君 是非そのようにお願いいたしたいと思います。  先月閣議決定をされた少子化社会白書の中でも、子供を犯罪の被害から守るための取組の重要性、あるいは安全、安心の町づくりについてそれぞれ記述がございますが、このような銃によって子供が犠牲になるということはそうした取組を超...全文を見る
○島田智哉子君 私どももワーク・ライフ・バランスの実現は非常に重要な問題と考えておりまして、その意味では、先般成立をしました労働契約法においてワーク・ライフ・バランスに配慮することがその原則に加えられたことは大変意義があることだと思います。  そこで、本日は、その白書の第一部第...全文を見る
○島田智哉子君 そこで、今回の調査結果で明らかになった重要なポイントとして、首都圏や近畿圏、政令都市がある地域など大都市部において照会回数の多い事案が多く、逆に地方部においては少ない傾向にあるということなんですが、この点についてはどのように分析されていらっしゃるんでしょうか。
○島田智哉子君 医療機関への受入れに至らなかった照会回数が三回以上のものは六百六十七件、五回以上のものが二百二十件、十回以上のものも四十五件と、全体の割合からしますと〇・数%から一・数%と小さな数字ではありますけれども、しかしこれは人の命にかかわる問題でありますから、限りなくゼロ...全文を見る
○島田智哉子君 正に人の命にかかわる問題でありますから、早急な対応が必要であることは改めて申し上げるまでもございません。その意味で、消防庁、厚生労働省医政局が行った今の実態調査について、これは上川大臣の御要請もあって迅速な対応が取られたことと、私はそのように認識をいたしております...全文を見る
○島田智哉子君 そこで、まず基本的なことについてお聞きをいたしますが、その調査の目的というのは各都道府県の周産期医療ネットワークの実態の把握とされています。その白書にも、「全国どこに住んでいても、安心して、安全に出産ができるよう、その体制に万全を期する必要がある。」と書かれており...全文を見る
○島田智哉子君 それで、厚生労働省に具体的な今後の対応策についてお聞きをいたします。  この調査結果を踏まえた今後の対応として、まずNICUの病床利用率が高く、また満床によって搬送の受入れができないという点に対して、担当局長はこれまでの国会答弁の中で、地域における現存する医療、...全文を見る
○島田智哉子君 時間ですのでこれで質問を終わらせていただきますが、是非とも子供の命、安心と安全について徹底的に充実した施策を行っていただきたいと思います。  以上です。