島田智哉子

しまだちやこ



当選回数回

島田智哉子の2008年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月25日第169回国会 参議院 行政監視委員会 第2号
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○島田智哉子君 民主党・新緑風会・国民新・日本の島田智哉子でございます。  本日は、諸富先生、浅岡先生、山根先生におかれましては、大変お忙しい中を、また急なお願いにもかかわりませず本委員会に御出席いただきましたことを心から感謝を申し上げる次第でございます。  先生方におかれま...全文を見る
○島田智哉子君 ありがとうございます。  それから、排出権取引市場についても御議論がございました。その際の甘利経済産業大臣の御答弁では、キャップ・アンド・トレードも一つの手法だと思うけれども、公正なキャップが前提だと、このような御発言がございました。それに対して福山議員からは、...全文を見る
○島田智哉子君 ありがとうございました。  次に、浅岡参考人にお伺いいたしたいと思います。  浅岡参考人には、まさに行政監視という観点から御質問をさせていただきたいと思います。  参考人が代表をされていらっしゃいます気候ネットワークのホームページを拝見いたしますと、「私たち...全文を見る
○島田智哉子君 ありがとうございました。
03月27日第169回国会 参議院 内閣委員会 第3号
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○島田智哉子君 おはようございます。民主党・新緑風会・国民新・日本の島田智哉子でございます。  私からは、まず、来年度予算案の中から、少子化対策関連予算案についてお聞きをしてまいりたいと思います。  内閣府がおまとめになった資料によりますと、来年度予算案の中で少子化社会対策予...全文を見る
○島田智哉子君 それでは、その少子化対策予算案の中から、一点目として児童虐待防止対策について、そして二点目として内閣府の少子化対策推進経費についてお聞きしてまいりたいと思います。  まず、一点目の児童虐待防止対策関係予算についてお聞きをしてまいります。  児童虐待防止対策につ...全文を見る
○島田智哉子君 児童の虐待防止対策については、確かに年々強化されているということは事実であると思います。しかし一方で、大臣も御案内のとおり、児童虐待に伴う死亡事件が残念なことに後を絶ちません。今月も、埼玉県三郷市において、子供が三人、十日間も置き去りにされ、二歳の男の子が亡くなる...全文を見る
○島田智哉子君 そこで、まず本事案に対する警察の対応についてお伺いをいたします。  警察庁では、平成十八年九月二十六日付けで、児童の安全の確認及び安全の確保を最優先とした対応についてという生活安全局長、刑事局長連名による通達が出されております。この通達の趣旨について御説明くださ...全文を見る
○島田智哉子君 ここで言われている、児童の安全が疑われる事案については児童の安全を警察職員が直接確認することが重要でありという、この点について今回の事案ではどういった対応が取られたんでしょうか。
○島田智哉子君 また、児童相談所に対しても児童の安全確保を最優先とした対応を取るよう働きかけることが必要であるとされていますが、この点の対応についてはどうだったんでしょうか。
○島田智哉子君 そこのところを今後しっかり検証していただきたいと思いますが、しかし、もう来月から改正法が実施されるというわけなんです。そのような中で、今回のケースに限っては先ほどの通達の趣旨が徹底されていないということは明らかでございますので、早急にそれが確実に実行されますよう改...全文を見る
○島田智哉子君 子供たちというのは自分の気持ちを言葉で大人に伝えることがなかなかそういった状況では困難だと思いますので、やはりもう一歩踏み込んでいただいて、健康であるかどうか子供の状態を目で確認していただくというのが本当に大切なのではないかと思います。徹底していただきたいと思いま...全文を見る
○島田智哉子君 警察も当然この協議会に参加されていますが、警察が通告を受けて以後、その会議への出席状況について警察庁は把握していますか。いかがですか。
○島田智哉子君 厚生労働省に申し上げたいのですが、当初私がいたしました資料要求に対して、その事実関係を把握していらっしゃるにもかかわらず、そんな大切なことが書かれていないということは極めて遺憾でございます。私に提出してきた資料というのは、この埼玉県から送られてきた資料でございまし...全文を見る
○島田智哉子君 今後気を付けていただきたいと思います。  現在既に明らかとなっております、報道でも問題としているのは、警察と児童相談所がそれぞれ通告を受けながら、お互いに情報交換もなく、もちろん連携もされていなかったという点でございます。まさに、そうした関係機関の連携を図るため...全文を見る
○島田智哉子君 今回のケースでは、まさにその地域協議会において実務者会議が二回、個別ケース検討会議が九回も開催されながら今回の事例が取り上げられることはなかったと。  これは昨年の五月ですが、厚生労働省では、この地域協議会のマニュアルをお作りになっておられます。その中で、例えば...全文を見る
○島田智哉子君 ただ単に、高いハードルを掲げてそれをクリアすれば交付金を上乗せするということだけでなく、是非きめ細かい支援をお願いしたいと思います。  そこで、総務省にお聞きをいたします。  総務省行政評価局では、来年度、再来年度にわたって児童虐待防止について評価のための調査...全文を見る
○島田智哉子君 是非よろしくお願い申し上げます。  このような虐待による死亡事例については、何としましても社会としても未然に防ぐ努力をなお一層高めていかなければならないと改めて強く感じます。  これまで、今回の死亡事例に対して、また来年度の予算事業も含めた今後の対応について警...全文を見る
○島田智哉子君 母親としても大臣としても力強い御答弁をいただいて、本当にありがとうございます。是非力を入れていっていただきたいと思います。  それでは、二点目として、内閣府の少子化対策予算についてお聞きしてまいりたいと思います。  ここで、泉大臣と警察庁は御退席いただいて結構...全文を見る
○島田智哉子君 内閣府における少子化対策予算は、少子化社会対策の総合的な推進として二億六千万が計上されておりまして、内閣府よりこの経費の内訳を資料で提出いただいたのが本日提出しております資料の二でございます。  主に調査研究経費と普及啓発経費、それぞれ数千万円の単位の経費の積み...全文を見る
○島田智哉子君 この事業につきましては、資料三に提出しておりますように、平成十八年度の予算額一千九十九万三千円、それに対して実績額九百二十九万五千円、平成十九年度も同額の予算額に対して実績額は六百三十万円。いずれも実績額が予算額を下回っておりますが、その差額につきましては、これは...全文を見る
○島田智哉子君 ちなみに、十八年度の内閣府の少子化対策予算のうち何%の不用額が生じておりますでしょうか。
○島田智哉子君 不用額が千八百十七万九千円ということですから、およそ一四%程度ということだと思いますけれども、一概には言えないんですが、普通、不用額というのは大体二、三%レベルというふうにお聞きをいたしております。  国民の血税ですから一円たりとも無駄にしないという観点から当初...全文を見る
○島田智哉子君 様々な御説明、何度もお聞きしたんですけれども、ちょっと分かりにくい。国民の感性で予算というものは行っていただきたいと思うんですが。  確かに、予算要求の各段階でそうした技術的な面の理屈があるかもしれませんが、ただ財務省の「予算の効率化の徹底」という中には「決算結...全文を見る
○島田智哉子君 ありがとうございます。  それでは次に、妊婦健診の支援の在り方についてお聞きをしてまいりたいと思います。  この妊婦健診につきましては、政府が掲げていらっしゃる「子どもと家族を応援する日本」重点戦略において、望ましい受診回数を確保するための支援充実ということが...全文を見る
○島田智哉子君 昨年の一月から地方財政措置の基準を二回から五回に引き上げられ、全国平均二・八回ということですけれども、この重点戦略で書かれている、望ましい受診回数を確保するとある、この望ましい受診回数とは何回のことをおっしゃっていて、そのうち公費負担による受診回数を何回にされよう...全文を見る
○島田智哉子君 五回ですか。  それでは、そのための支援の充実とは、具体的にどのような支援をお考えでしょうか。
○島田智哉子君 これを一般財源化されたのは政府であるわけですから、この状況のままではなかなか厳しいのではないかと思うんです。私も妊婦健診の公費による支援はとても重要であると思っております。ただ、その実現のためには現状の地方財政措置の枠を超えた対応を考える必要があるのではないかと私...全文を見る
○島田智哉子君 質問を終わります。  ありがとうございました。
04月10日第169回国会 参議院 内閣委員会 第6号
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○島田智哉子君 おはようございます。民主党・新緑風会・国民新・日本の島田智哉子でございます。  本日は、本改正案により具体的に被害に遭われた方々への支援がどのように拡充していくのか、また現行制度における問題点も併せてお聞きしてまいりたいと思います。  実は今回この審議に当たり...全文を見る
○島田智哉子君 ありがとうございます。  今申し上げましたように、やはり給付金という経済的な支援の拡充はもちろん大切ですけれども、大臣もおっしゃいますように、それ以外の精神的なケア、相談、支援、援助についても極めて大切ですので、その意味で法律の題名を変更するということについては...全文を見る
○島田智哉子君 それでは、今回の改正案の柱であります給付金制度の改正内容についてお聞きをいたします。  まず、生計維持関係のある遺族に対する遺族給付金の引上げについてでございますが、その中で、生計維持関係のある遺族の数に配慮するとされています。その趣旨について御説明ください。
○島田智哉子君 例えば、犯罪被害によってお父さん、お母さんがいずれも殺害をされ、遺族として小さな子供が二人残されたような場合、この場合、政令を改正する前と後では給付金の算定方法はどのように変わるんでしょうか。
○島田智哉子君 そこで、被害者の子供に対して給付された給付金をめぐり、過去に次のような実例がございました。本日、資料を提出させていただいております資料一に二〇〇三年の当時の新聞報道の内容を添付いたしております。  この事例では、御夫婦が共に殺害され、残された七歳と三歳の子はその...全文を見る
○島田智哉子君 それでは、一般論に戻してお聞きをいたします。  資料二に、生活保護法第四条とその実施要領の中から収入の認定にかかわる部分を抜粋させていただいております。生活保護法第四条では、保護は、生活に困窮する者が、その利用し得る資産、能力その他あらゆるものを、その最低限度の...全文を見る
○島田智哉子君 つまり、犯罪被害者給付金について、当該保護世帯の自立更生のために充てられる額、この部分については収入とみなさない、しかしそれ以外については収入とみなすということでよろしいんですね。  他方、この部分に該当する事例として、一九九八年に地下鉄サリン事件の被害者で生活...全文を見る
○島田智哉子君 私は、この犯罪被害者給付金についても、ましてや、この場合、幼い子に対する給付金でありますから、その給付前の保護費の返還を求めるということは、この保護費もその祖父母の生活保護費なんですよね。余りにも酷な行政手法ではないかと思えてならないんですね。  親が不慮の犯罪...全文を見る
○島田智哉子君 是非そのようにお願いします。  それは、私が申し上げたように、せめて高校を卒業するくらいまでの養育費については自立更生のための額にするという理解でよろしいでしょうか。
○島田智哉子君 この給付金につきましては、泉大臣が本改正案の審議の中で度々御答弁されております連帯共助の精神に基づいて国が給付金を支給する、親を犯罪被害によって亡くした子に対して、まさに連帯共助の精神に基づいてその子の成長を支えていくことがこの法律が目的とすべき、目指すべき姿では...全文を見る
○島田智哉子君 是非よろしくお願いいたします。  こうした事案のようなケースでは、給付金の給付を受けることによってそのほかの福祉施策との調整が必要になるということはある程度事前に想定がされるんだと思うんですけれども、例えば給付金の給付を受けた場合、生活保護費はこうなる可能性があ...全文を見る
○島田智哉子君 今、大臣の御答弁でありました内閣府さんはいかがでしょうか。
○島田智哉子君 次に、第十条第三項の改正案の内容についてお聞きをいたします。  まずは、その趣旨について御説明ください。
○島田智哉子君 今回、新たな規定にございます「当該犯罪行為の加害者により身体の自由を不当に拘束されていたこと」、この部分については実際に発生した事案に即した例示というようにお聞きをしておりますが、具体的にどのような事案であったんでしょうか。
○島田智哉子君 その事案につきまして、福岡県の公安委員会が犯罪被害者給付金の不支給の裁定に対して国家公安委員会に審査を請求し、現在もまだ審査中ということでございます。この事案につきましては、二〇〇五年当時の漆間警察庁長官は記者会見で次のように御発言されたという当時の報道がございま...全文を見る
○島田智哉子君 改正案の文言にもなるような、それだけの被害に遭った方がいらっしゃりながら、しかし、当の被害者はその改正案、法改正の恩恵を何ら受けられないとすれば何だかやりきれない思いがいたしますけれども、法の理屈は致し方ないのかもしれませんが、とても血の通った政治でも行政でもない...全文を見る
○島田智哉子君 泉大臣は、衆議院の御答弁でも基金を活用するというような方策を考えてみる必要があると思うとおっしゃっていただいて、大変踏み込んだ御答弁をされているように思いますけれども、しかし、ではその基金はどういった基金でいつ設置をされるのか。経済的支援に関する検討会のまとめの中...全文を見る
○島田智哉子君 今回の改正案には私どもも賛成の立場ではございますが、しかし、この改正によっても救済されない被害者が現実にいらっしゃるわけですから、その救済策も同時に取り組まなければ、とても犯罪被害者の立場に立った政治でもなければ行政でもないと、私はそのように思います。  中川副...全文を見る
○島田智哉子君 是非よろしくお願いいたします。  せっかく泉大臣が踏み込んだ御答弁をされているのに、やはり内閣府がその足並みをそろえていただかないことには進んでいかないと思いますので。  泉大臣の御答弁ではもう既に設置されていることを前提としての御発言のように受け止めておりま...全文を見る
○島田智哉子君 私は泉大臣に大変御期待申し上げておりますので、答弁を後退させることがないようによろしくお願いいたします。是非、被害者の立場に立った最大限の御努力をお願いいたしたいと思います。  それから、経済的支援について、テロ事件の被害者に対する救済措置の問題が検討会の取りま...全文を見る
○島田智哉子君 次に、現行法六条一項の親族関係要件についてお聞きをいたしたいと思います。  この現行法六条では、一項で被害者と加害者との間に親族関係、事実上の婚姻関係を含むと規定されており、三項で、前二号に掲げる場合のほか、被害者又はその遺族と加害者との関係その他の事情から判断...全文を見る
○島田智哉子君 これについても具体的に事例を基にお聞きをしてまいりたいと思いますけれども、資料三に添付しております、これは昨年一月にございました報道記事です。  この報道によれば、被害者の子供であり親であるわけですが、加害者は、戸籍上は夫でありますが、しかし、その夫から暴力を受...全文を見る
○島田智哉子君 そこで、DV加害者から避難中に被害を受けた場合、資料四にございますように、一のケースは、事実上婚姻関係にあったけれども、DV被害により避難している状況の中で被害を受けた場合。この場合は、事実上の婚姻関係は解消されていた、そのような解釈になれば一〇〇%支給もあり得る...全文を見る
○島田智哉子君 このDV被害の場合、改めて申し上げるまでもなく、相手と離婚したいと望んだとしても、離婚が成立するまでには相当程度期間が必要となります。例えば、内閣府の調査結果では、DV被害者が相手と離れて生活を始めるに当たってどのようなことに困るかという質問に対して、三四%の方が...全文を見る
○島田智哉子君 是非、運用の改善というか、いろいろ試行錯誤して、女性あるいは男性もあると思いますけれども、被害者の立場に立った対応をしていただきたいと思います。  次に、犯罪被害者支援についてお聞きをします。  本改正の目的の一つの柱として、民間団体全体の全国的な事業水準の向...全文を見る
○島田智哉子君 埼玉県でお聞きした際にも、例えば事件後の引っ越しのお手伝い、買物の付添い、あるいは弁護士や法廷への付添い等々、大変きめ細やかな対応が取られていることも理解をいたしました。  そして、その上で、県警の担当の方ですとか援助センターの方々に、今回の改正案のまさにこの部...全文を見る
○島田智哉子君 現場の警察官の方ですとか支援団体の方ですとか、本当に敬意を表する次第でございます。今度とも御努力をいただきたいと思います。  そのためには、当然予算というものが伴わなければ、そうした水準の引上げも難しい。一方で、都道府県の財政状況も厳しい中でありますから、そうし...全文を見る
○島田智哉子君 終わります。  ありがとうございました。
05月14日第169回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第7号
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○島田智哉子君 民主党・新緑風会・国民新・日本の島田智哉子でございます。  質疑に先立ちまして、サイクロンにより大きな被害が発生したミャンマーの被害者の方々また中国四川省において発生した大規模な地震により被災された方々に心よりお見舞いを申し上げますとともに、我が国が政府としても...全文を見る
○島田智哉子君 次に、ミレニアム開発目標、MDGsについて両国におけるお取組の状況、そしてまたAUの現状についてもお聞かせいただきたいと思います。  このMDGsにつきましては、二〇一五年までに世界が克服すべき開発課題を具体的に示されておりまして、ちょうど本年は折り返しの年にご...全文を見る
○島田智哉子君 ありがとうございます。  そこで、少し具体的な問題になりますが、このMDGsの目標四から六では保健分野について定められてございますが、その中でも特に目標の六、エイズ、マラリア、その他の疾病の蔓延の防止についてアフリカは極めて厳しい状況にございます。エイズ、結核、...全文を見る
○島田智哉子君 ありがとうございました。  時間ですので質問を終わります。ありがとうございました。
05月27日第169回国会 参議院 内閣委員会 第16号
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○島田智哉子君 神本委員に引き続きまして質問をさせていただきます民主党・新緑風会・国民新・日本の島田智哉子でございます。よろしくお願いいたします。  本法案につきましては、先月の二十二日に衆議院で全会一致で可決をされまして本院に送付されてきたわけですけれども、しかし五年前の本法...全文を見る
○島田智哉子君 ありがとうございます。  それから、続きまして資料二でございますけれども、実際に本法律の施行後、六条違反による少年被疑者の処分状況につきまして事前に警察庁より御提出をいただいておりますけれども、その状況について御説明いただきたいと思います。
○島田智哉子君 今御説明いただきましたように、警察による捜査の後、現行法の第六条違反による少年被疑者については、十四歳以上の場合罰金刑以下でありますから、すべてにおいて家庭裁判所に送致されて、そして処分が下されるということですが、その家裁が下した処分の九割近くが不処分あるいは審判...全文を見る
○島田智哉子君 そのすべての過程を通じてということがありますけれども、本法において、罰金刑以下でございますので警察から直接家庭裁判所に送致をされますけれども、これは五年前、当時の瀬川生活安全局長の御答弁ですけれども、六条の規定が働くということになり、そうした児童は家庭裁判所におい...全文を見る
○島田智哉子君 家庭裁判所において審判不開始あるいは不処分になった。本件の場合ですと九割の少年がその処分状況にあったわけですけれども、こうした子供たちの立ち直り支援に対する警察の役割というのは、この資料一の図でいいますと、左端の捜査段階だけではございませんで、家裁において処分が下...全文を見る
○島田智哉子君 確かに、裁判所と警察の組織間での通知が行われているということだと思います。  ただ、警察の組織内で見ますと、現場の職員の方々にまで情報が行き渡っていないというお話もあることは事実でございまして、現場で本当に親身に子供たちの立ち直りに向けて地道な活動をされている警...全文を見る
○島田智哉子君 是非そのようによろしくお願いいたします。  それから一方、触法少年、資料一の図の方でいいますと下の部分になりますけれども、十四歳未満の子供たちについては、十四歳以上の場合と違って、裁判所と警察との組織間での通知そのものが行われる制度となっていないのではないかと思...全文を見る
○島田智哉子君 是非よろしくお願いいたしたいと思います。  さてそこで、まさに審判不開始あるいは不処分、保護処分を受けた後の対応なんですけれども、先ほど私の認識として極めて不十分ではないかと申し上げました。しかし、これは私だけの認識ではございませんで、政府においてもしっかりと認...全文を見る
○島田智哉子君 この百三件については統計は取っていないということでいらっしゃいますか。
○島田智哉子君 各都道府県に照会をすれば、一日もあれば確認できるんではないかなと思うんですけれども、是非今後調査をしていただきたいと思いますが。そうでないと、幾ら大臣がこういうことをやっています、ああいうことをやっていますとおっしゃいましても、おやりになっていることは事実ですし、...全文を見る
○島田智哉子君 何%という数字はおっしゃっていただけませんでしたけれども、局長の部下の方々からは率直な印象としてあるいは実感として六〇%かなという数字をお聞きいたしましたけれども、いずれにしましても、局長も警察としてやるべきこと、やらなければいけないことがあるということをおっしゃ...全文を見る
○島田智哉子君 時間ですので質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。
11月20日第170回国会 参議院 内閣委員会 第2号
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○島田智哉子君 おはようございます。民主党・新緑風会・国民新・日本の島田智哉子でございます。  本日は、少子化対策、そして障害者施策に関連をして関係各大臣にお聞きをしてまいりたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。  まず、子育て支援について小渕担当大臣に御所見をお聞...全文を見る
○島田智哉子君 小渕大臣の記者会見などをこれまで拝見させていただいておりますと、現場に出向いて、現場の声を聞いて政策に反映をさせるという、まさに今子育て真っ最中、真っただ中ということでもいらっしゃるので、その点においては大変期待もいたしております。また、オブログというブログを立ち...全文を見る
○島田智哉子君 そこで、この一千億円の安心こども基金なんですけれども、具体的にどのような事業にお金が使われるのか、是非詳細を知りたいと思って資料をお願いしましても、本日資料で提出させていただいておりますこのA4判の一枚のみしかいただけない状態が続いておりまして、これだけを見ますと...全文を見る
○島田智哉子君 今後、この基金の使われ方が、どこでどのように使われるのか、真の子育て支援にどのようにつながっていくのか、私どもとしてもしっかりとチェックをしていきたいと思いますけれども、せっかく前倒しをして保育所整備を急ぐということであれば、また使い勝手のいい一千億円の基金という...全文を見る
○島田智哉子君 そこで、本日具体的にお聞きしたい問題というのは、病気の子供あるいは病後児、また緊急時の預かり事業についてでありますけれども、平成十七年度から国の直轄事業でスタートさせました緊急サポートネットワーク事業を今年度限りで廃止をするという案件でございます。  現行、同サ...全文を見る
○島田智哉子君 実は、小渕大臣、先ほど来一千億円というとてつもない予算のお話をさせていただきましたけれども、今御説明いただいた、子供が急に熱を出したときですとか、親御さんが緊急の用件でどうしても子供を預かってもらいたいときの支援として、国では今御説明いただいた事業を行ってこられま...全文を見る
○島田智哉子君 子育てをしながら仕事との両立を図る中で、緊急時に子供をどうしても家に置いていかなければいけないですとか一緒にいることができないというのは、核家族化の中でどうしても親御さんの不安と心配の一つであると思うんですけれども。  私も初登院当時、下の子供が幼稚園でした。夜...全文を見る
○島田智哉子君 先ほど厚生労働省より御説明がございました、今まで利用していたサービスの事業の再編によって来年度以降も引き続き利用できますよ、しかも利便性が向上しますよということであれば、親御さんにとっても自治体の関係者の皆さんにとっても不安になられることもございませんし、私のとこ...全文を見る
○島田智哉子君 私が現場でお話をお聞きする限り、ただ再編するという通知以外その具体策がほとんど示されない中で、四月一日より再編というのは大変に困難なことであるというふうに現場の方もおっしゃっていらっしゃいます。  そして、更に大きな不安となっている、ファミリーサポートを実施して...全文を見る
○島田智哉子君 このような事業を廃止する、しかしその目的は利用者の利便性の向上であるということであれば、不利益を受ける利用者がいないか、その実態を把握することは廃止を決定する以前に行うべきことなんじゃないでしょうか。もっときちっと調査をしていただきたいと思いますが。
○島田智哉子君 来年四月以降、ファミリーサポート事業への再編が実施できない市町村、あるいは在住する市町村においてファミリーサポートすら実施していない場合、そうした利用者が継続して利用することは可能なんでしょうか。可能だとするのであれば、その具体策、お聞かせいただきたいと思います。
○島田智哉子君 子育てというのは、やっぱりずっと期間が必要と申しますか継続していくものですから、突然やめられると本当に困る方がたくさんいらっしゃるわけです。今回、現場の皆さんの声をお聞きして感じましたのは、国の緊急サポート事業を廃止して市町村が実施しているファミリーサポートへ再編...全文を見る
○島田智哉子君 小渕大臣におかれましては、しっかりと厚生労働大臣と協議をしていただいて、勧告権を行使してでも親御さんの安心を守っていただきたいとお願いを申し上げます。  次に、障害者施策を御担当されている野田大臣、それから佐藤国家公安委員長に障害者施策に関連をしてお聞きをいたし...全文を見る
○島田智哉子君 そこで、これはお一人ではなくて相当多くの方が待っていらっしゃる問題として、障害を持つ方々に対する駐車禁止の除外指定についてお聞きをいたしたいと思います。  警察庁にお聞きをいたします。  警察庁は、平成十九年二月、都道府県警察に対して、駐車規制及び駐車許可制度...全文を見る
○島田智哉子君 今御説明がありました基準につきまして、例えば福祉タクシーを除外対象に追加するなど障害者に配慮した提示があることも事実ですけれども、しかしその一方で、今回の提示により大変不自由を余儀なくされるのではないかと心配していらっしゃる障害者の方々が多数いらっしゃることも事実...全文を見る
○島田智哉子君 この通達が出される以前に多くの都道府県公安委員会において四級以上の方々を除外対象としておりました。この等級区分も本日資料を付けさせていただいておりますけれども。ところが、この警察庁の基準の提示後、多くの都道府県において警察庁の提示した基準に合わせて四級から三級の一...全文を見る
○島田智哉子君 そういう問題じゃないだろうとおっしゃっている委員の方々も多くおられます。  この下肢障害の方々に対して一級から三級の一を基準としたその根拠について、警察庁の通知では、旧自治省通達、厚労省通達に示された税の減免の対象等にかんがみと、厚生労働省が平成九年に出した通達...全文を見る
○島田智哉子君 この厚生労働省の通達では、介助を必要とする場合には御本人だけでなく介助する家族の車についても税の減免してくださいねと、そういう意味なんですね。しかし、警察庁の基準というのは、介助者の除外ではなくて運転する御本人の基準ですから、そもそも目的が違うんじゃないでしょうか...全文を見る
○島田智哉子君 是非、警察庁には早急にこの基準の見直しを御検討いただきたいと思いますし、国家公安委員長には警察庁に対してそうした指示を是非出していただきたいと思います。  時間ですので、これで終わらせていただきます。ありがとうございました。