田名部匡代
たなぶまさよ
選挙区(青森県)選出
立憲民主・社民
当選回数1回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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03月01日 | 第164回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第2号 議事録を見る | ○田名部分科員 民主党、田名部匡代でございます。 中川大臣、長時間お疲れさまでございました。私もだんだんおなかのすいてくる時間となりましたし、大臣も早くのどを潤したい時間になってきたかと思いますが、あと三十分おつき合いを願いたいと思いますので、どうぞよろしくお願いをいたします...全文を見る |
○田名部分科員 その原因を突きとめるというのはなかなか時間のかかることなのかもしれません。 今御説明にありましたとおり、クラゲの被害というのは日本、中国、韓国でも出ているわけでありまして、本年度からこの三カ国におきまして共同調査を行うということであります。これはどういった形で...全文を見る | ||
○田名部分科員 先ほど御説明の中にありましたように、このクラゲの大量発生の原因というものが、温暖化の説、また、一部新聞報道では、工業排水などによる人的汚染の可能性もあるのではないかといった説もあるわけであります。 そんな中において、この調査の方法が、例えば、各国それぞれが自分...全文を見る | ||
○田名部分科員 まだ具体的な中身が決まっておられないということですので、被害に遭われた皆さんとしては、正確な情報、その原因というものを一刻も早く知りたいと思っていらっしゃると思います。 また、調査結果が出たときに、その責任がどこにあるのか、原因いかんによっては、それが人的な工...全文を見る | ||
○田名部分科員 ありがとうございました。 これまでの間にどれほどの被害があるかというのは、もう皆さんの方で十分に把握していると思います。 大変な大きな被害を受けております中、本日も私は地元の水産関係の方とお話をさせていただきました。本当に困っていらっしゃいました。話をした...全文を見る | ||
○田名部分科員 だんだん水産関係の皆さんも後継者がいなくて高齢化をしてきているわけで、インターネット等に載せていただいてもなかなか見られないというのが実態だと思います。 それで、当事者のお話を伺う限りでは、例えば、漁協を使って各船に乗っている方々の家庭に届くようにするとか、近...全文を見る | ||
○田名部分科員 これまでも独立行政法人でいろいろなパンフレットが出されておりまして、その中には、余りにもカラーで無駄なんじゃないか、無駄にお金がかかっているんじゃないかというような御指摘も今までありましたけれども、ぜひ、必要な情報でありますので、無駄にお金をかけるのではなくて、ど...全文を見る | ||
○田名部分科員 私も全国各自治体を調べたわけではないですが、先ほど申し上げましたように、各自治体によって、例えば青森県でも、県でのそういった救済措置を申請することによって支援をしてくれるとか、それは小さな町でもまた負担をしてくれるとか、また組合も一緒になって支援をしているというよ...全文を見る | ||
○田名部分科員 確かに、三位一体の改革ということで地方分権が進められて、地方は財政的にもいろいろな痛みを押しつけられているんだ、私はそのように思っています。いい政策を掲げて、それを打ち出して、さあやりましょうと言ってはみるものの、それが結局は、いずれというか、時間がたてば自治体に...全文を見る | ||
○田名部分科員 漁業者の皆様からは、網に入ったクラゲの買い取りとか、陸上、洋上の処理への支援、そういった支援もぜひ行ってほしいというような要望が届いておりましたので、そのことをお伝えだけしたいと思います。 漁業を取り巻く環境というのは、私が申し上げるまでもなく、大変厳しさを増...全文を見る | ||
○田名部分科員 ありがとうございました。大臣の心のこもった思いをお聞かせいただきまして安心をいたしました。 続きまして、リンゴの問題に移らせていただきます。もう時間が余りなくなってまいりましたけれども、火傷病の件でございますが、もう委員会でも何度か御質問があったと思います。 ...全文を見る | ||
○田名部分科員 ぜひこれからも、その検査体制というのはより強化していけるように力を尽くしていただきたいとお願いを申し上げたい、そのように思います。 ただ、万が一ということがあってはいけないわけですが、万が一その病気が侵入した場合、政府としては全責任をとるというような御発言が以...全文を見る | ||
○田名部分科員 火傷病の話とはちょっとそれるんですけれども、リンゴの果汁の輸入の問題で、リンゴの果汁には原産地表示の義務づけがないというふうに把握をしておりますが、正しいでしょうか。 | ||
○田名部分科員 日本にはかなりの量のリンゴ果汁が輸入をされていると思いますけれども、もう時間がないので申し上げますが、食の安全という観点から申し上げれば、やはりこういったことに対しても原産地表示の義務づけというものが必要なのではないか。 それは、リンゴの果汁に限らず、あらゆる...全文を見る | ||
○田名部分科員 もう時間になりましたので、終わらせていただきます。 大臣とのやりとりをもっと楽しみたかったわけでありますが、私もまた次回、こういった機会がありましたら、もっともっと勉強して頑張りたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 どうもありがとうございました。 | ||
03月08日 | 第164回国会 衆議院 厚生労働委員会 第6号 議事録を見る | ○田名部委員 民主党、田名部匡代でございます。 今回、内閣より提出されております独立行政法人に係る改革を推進するための厚生労働省関係法律の整備に関する法律案では、制度創設時に設立された産業安全研究所、産業医学総合研究所、国立健康・栄養研究所が対象とされておりますけれども、今回...全文を見る |
○田名部委員 本来はもっと早くに改革ができたことであります。これは政治家自身の覚悟であり、また行政の覚悟というものがあれば、本気で国民のことを考えて、しっかりとした改革をしようと思えば簡単にできたことではなかったのか、私はそのように思っております。ですから、国民がぜひ納得をするよ...全文を見る | ||
○田名部委員 短期間の間に公務員であるべきだということから非公務員化ということを御納得されたわけでありますが、例えば、業務の停滞が国民生活また社会経済の安定に直接かつ著しい支障を及ぼすと認められるもの、または当該独立行政法人の目的、業務の性質等を総合的に勘案して、その役員及び職員...全文を見る | ||
○田名部委員 つまり、何を申し上げたいのかといいますと、中途半端な見せかけの改革では困るわけであります。形だけの統合だとか、非公務員化することで数字上だけ何だか公務員が減ったかのように、あたかも改革が進められているかのような、そういったごまかしでは全く意味がないわけでありまして、...全文を見る | ||
○田名部委員 非公務員化することによって、一層協力が得られなくなる可能性というのはお考えじゃないですか。 | ||
○田名部委員 先ほども質問の中にありましたし、御回答いただいたところでありますけれども、この立入調査に対して強制力があるのかということで、罰則があるということでございました。 例えば、急を要するような、本当に緊急の事態で急いで調査をしなければならないときに、相手が嫌だとかだめ...全文を見る | ||
○田名部委員 大事な仕事でありますから、立入調査といったことに支障を来さないような、そういう対応をとっていただきたいなと思います。 さらにまた、非公務員化ということで制約がなくなるわけでありまして、例えば再就職先に行って、営利企業との癒着といったことが懸念されるわけですが、そ...全文を見る | ||
○田名部委員 お話を、御説明を伺っておりますと、なるほどと納得をさせられるところもあるんですが、これまでの政治の姿を見たときに、政官財の癒着の問題というのはいつも叫ばれ続けながら、一向に改善されてこなかった。それは、先ほど冒頭で申し上げました天下りの問題もそうでありました。口では...全文を見る | ||
○田名部委員 管理者が目を光らせて何とかなるところと、これは研究の問題でありますので、一体的な研究という意味合いからいうと、果たして本当にそれが効果的で効率的なのかなというような疑問も残るわけであります。 先ほど来、間接部門の経費削減というお話が出ております。人件費のお話も先...全文を見る | ||
○田名部委員 済みません、通告しておりませんでしたね。 常勤の人件費を削減するだけではなくて、今回も、いろいろな資料を見ると、よくわからない、でも調べてみると後から後からいろいろな数字が出てきたりとかいうことがありまして、その人件費については非常勤の職員のところもしっかりと見...全文を見る | ||
○田名部委員 全体的に見て、本当にしっかりと、無駄な部分は徹底して削減をしていくということに努めていただきたいと思います。統合してすぐに人員削減だとかそういったことが、混乱を防ぐという意味でもちょっと難しいのかなというふうに思いますけれども、しかしながら、運営交付金の約半分は人件...全文を見る | ||
○田名部委員 例えば産業安全研究所では、統合した後、労働安全衛生総合研究所、これは、産業生態科学研究所とか産業医学振興財団、財団法人労働科学研究所というような法人があるんですけれども、こういったところでは類似した業務は行っていないんでしょうか。 また、国立健康・栄養研究所に関...全文を見る | ||
○田名部委員 確かにおっしゃるとおり、労働科学研究所は文部科学省の所管であります。 しかし、本当に改革をするのであれば、縦割り行政のそれぞれが、同じような研究所を持ったり同じような仕事をしているところをそれぞれ抱えて、そこに予算をつけているということは、私は無駄だと思っており...全文を見る | ||
○田名部委員 もう何度も申し上げておりますけれども、本気で改革をしようというその思いが私には伝わってきません。 例えば、名前を変えた、今申し上げたような同じようなことをやっているところに、それぞれに予算をとって補助金を出すというようなことを続けていたのでは、無駄がなくならない...全文を見る | ||
○田名部委員 ありがとうございました。重要な問題は、国民もいろいろな情報を知り得るようになって、例えば、特殊法人だ、独立行政法人だ、各種団体だ、そこに天下りが次々と渡り歩いてたくさんの報酬をもらったり退職金を何度ももらったりしているんだ、そういった実態を国民が知ることによって、や...全文を見る | ||
○田名部委員 民主党は今国会で、非公務員型の独立行政法人等の役職員等、営利企業への再就職を制限することを内容とする法律案を提出しておりますけれども、大臣、このことについて大臣はいかがお考えですか。 | ||
○田名部委員 ぜひ、いい法案でございますので、賛成をしていただきたいと思います。 あと、非公務員型の独立行政法人の問題点といたしまして、国家公務員共済組合法の適用に関するものがございます。大臣は、過日、予算委員会で、またその後の記者会見で問題を指摘されておりますけれども、いつ...全文を見る | ||
○田名部委員 もう一点、もう時間になりましたけれども、随意契約についての資料をいただきました。結構な数がありました。ただ、そこの中身について何か問題があるかといえば、随意契約をしているところにたくさん毎年随意契約をしているとか、件数が何件もあるというものについてはそこに天下りが行...全文を見る | ||
○田名部委員 大臣のその言葉に期待をさせていただきたいと思います。 これからも、国民にわかりやすい本当の意味での改革が進められることをお願いいたしまして、終わります。ありがとうございました。 | ||
03月15日 | 第164回国会 衆議院 厚生労働委員会 第9号 議事録を見る | ○田名部委員 民主党、田名部匡代でございます。 本日は、児童手当の見直しについて質問させていただきますが、これまでも、政府は子育てに対するさまざまな支援を行ってきました。しかしながら、先日、委員会で自民党の委員の方からも御発言がありましたように、我が国は、子供たちやまた子育て...全文を見る |
○田名部委員 今御説明いただいたように、この制度が創設されたのは一九七二年、翌年が福祉元年と呼ばれた年であったと伺いました。当時は、高度成長を背景に、医療、年金、そして福祉の拡充が求められるとともに、大幅なその充実が図られたそうであります。 児童手当制度は、先進諸国の中で、今...全文を見る | ||
○田名部委員 本日は、その民主党の子ども手当についてじっくりとお話を伺いたいと思いますので、まず政府案との大きな違いを教えていただけますでしょうか。 | ||
○田名部委員 ありがとうございます。 大臣にお伺いしたいんですけれども、今民主党の案の御説明がありました。その中に、抜本的な見直しをすべきではないかという御発言がありましたけれども、この制度が創設されてから随分長い年月がたちました。その間に改正も行われてきたわけでありますが、...全文を見る | ||
○田名部委員 互いに道半ばではありますが、ぜひ、いい議論を尽くして、ただ否定をし合うのではなくて、民主党のすばらしい案にもきょうはじっくりと耳を傾けていただきたい、そのように思います。 さてそこで、政府にお伺いいたします。 民主党は、今回の法案では所得制限を設けておりませ...全文を見る | ||
○田名部委員 午前中の質疑の中にもいろいろな御意見がありましたけれども、この所得制限に関してでありますが、そもそも所得制限という発想は、子供を持つ世帯での低所得者また高額所得者、そういう発想から、皆さんいろいろな意見が出たと思うんですが、子供を持つ世帯と持たない世帯との家計の負担...全文を見る | ||
○田名部委員 私も、今説明があったとおりに、高額所得者への支援というものが不平等ではないか、ある意味、そんな必要はないんじゃないかという意見に対しては反対でございます。それを言うならば、扶養控除の問題も含めて、では果たして平等なのだろうかというところに行き着くわけでありまして、先...全文を見る | ||
○田名部委員 この支給額、額自体に何か根拠はおありなんでしょうか。 | ||
○田名部委員 第二子、第三子への支援というのは、例えば保育園とか幼稚園に通っている方の第二子、第三子の経済的な軽減措置というものがあったり、ほかの分野でも支援ができるのではないか、そう思うわけですが、第二子、第三子への支援だけが必要かといえば、決してそうではなくて、私は、実際、子...全文を見る | ||
○田名部委員 さまざまな議論や御意見があるのは私も承知をしておりますが、必ずしも第三子だから手厚い支援ということではなくて、やはりそれこそどういった支援が本当に子育て世代のためになるのかということを、原点に返っていろいろな意見を聞いて御議論いただきたいな、そのように思います。 ...全文を見る | ||
○田名部委員 冒頭にも申し上げましたけれども、制度が創設されたときとは、社会背景も随分変わりましたし、経済状況、消費者物価指数も変わりました。もちろん、賃金構造も随分変わってきたと思うのです。 先ほど大臣から、それぞれの考え方があるんだという御発言をいただきましたけれども、そ...全文を見る | ||
○田名部委員 今、金額が多いか少ないかということをお伺いしたんですが、大臣、月におむつ代とミルク代でどのぐらいかかるか御存じですか。 | ||
○田名部委員 大臣、私もまだ子育て経験がございません。しかしながら、多くの同世代の子育てをしている仲間のためにも、やはりこの法案は大事だと思いますので、いろいろなことを調べてきました。大体平均で、おむつ代、ミルク代、高いミルクや高いおむつを使っている人もいるわけですから一定ではご...全文を見る | ||
○田名部委員 そもそも児童という言葉が、辞書で引いてきました、児童福祉法では十八歳未満の者を言うとされておりますことから、年齢の点を見ても、かなり民主党案の方がこの児童手当といったものに即していると思われますけれども、大臣、こういったもう少し年齢を延ばして支援すべきということに関...全文を見る | ||
○田名部委員 今、大臣から財源のお話がありました。 そこで、民主党は、今回の手当支給の費用の全額を国庫負担するというふうにしております。これについて御説明をいただけますでしょうか。 | ||
○田名部委員 やはり先ほどから申し上げておりますとおり、子供は国の宝であります。そして、この国を支えていく、そんな子供たちをしっかりと社会全体で支えていくことが必要だろうと思うわけですが、今御説明の中にありました財源の確保に関してでありますけれども、所得税に係る扶養控除等の改廃と...全文を見る | ||
○田名部委員 私の目を通した資料の中にも、扶養控除を廃止して、それを児童手当に振りかえるだけでも、現行の児童手当の五倍弱程度の財源規模を確保でき、二十未満の児童一人につき、月額一万円の支給が可能となるというような文献が出てまいりました。民主党と違うところは、二十までの支援を考えた...全文を見る | ||
○田名部委員 午前中、大臣の御発言の中に、少子化になったその要因といいますか、そういったことについて御発言がありました。子供が多いのはどうかというインセンティブが働いたとか、国民の意識が子供を持たないようにというふうに働いた、そういった結果もあるのではないかと御発言されたかと思い...全文を見る | ||
○田名部委員 少子化の問題もそうであります。人口というのは急にふえるわけではありませんので、やはり、情勢を見きわめて、しっかりとしたデータをとりながら、正しい政策をつくり上げて実現していくことが大事なんだと思います。 それは、この委員会で申し上げれば、やはり今回、医療制度の改...全文を見る | ||
○田名部委員 効果があったとお考えだとお答えになったんでしょうか、ごめんなさい。 | ||
○田名部委員 どうもありがとうございました。 制度が新しくなって、支給される年齢が引き上げられたり、額がふえたりとか、そういうことになれば、もちろんそれは支援される側にとってはいいことでありまして、私がお伺いしたのは、これまでこの制度を続けてきて、効果がおありだとお考えですか...全文を見る | ||
○田名部委員 御説明のとおりでありまして、この少子化というのは、もう私が申し上げるまでもなく、いろいろな要因があってこういった社会を招いてきたのだと思いますけれども、しかしながら、政策の面から考えたときに、午前中の大臣の御発言にもありましたけれども、縦割り行政の弊害というものが出...全文を見る | ||
○田名部委員 ありがとうございました。 まさに全体で力を合わせてやっていくべき対策だろう、そのように思っております。 ただ、例えば、今、認定こども園というのがあるんですが、これは文科省と厚労省と両方の省にまたいでの政策なんですけれども、今、幼保一元化に向けたモデルケースで...全文を見る | ||
○田名部委員 ありがとうございます。 私のような、まだ新人議員の意見も大臣が聞いてくださるということは大変ありがたいことでございます。 少し時間がございますので、民主党の政策、もっともっと皆さんにお伝えできるような質問をしなければならなかったのですが、最後、何点かお伺いし...全文を見る | ||
○田名部委員 それともう一点、施行期日を平成十八年四月一日としているんですが、これは実務上可能なのでしょうか。 | ||
○田名部委員 ありがとうございました。 これまでも、先ほども申し上げましたけれども、政府は、少子化対策そして子育て支援として、いろいろな政策を打ち出してきました。上げてみれば、エンゼルプラン、新エンゼルプラン、待機児童ゼロ作戦、少子化社会対策基本法、次世代育成支援対策推進法、...全文を見る | ||
○田名部委員 ぜひ、新しいものを次々と上げればいいというものではなくて、一つのことをじっくり腰を据えて、改善すべきは改善しながら進めていくことも大事なのではないか、そのように思います。立ち上げた政策に対してしっかりと責任を持って、どういった変化があるのか、効果があるのか、必ずその...全文を見る | ||
04月21日 | 第164回国会 衆議院 厚生労働委員会 第16号 議事録を見る | ○田名部委員 民主党の田名部匡代でございます。 私が議員になる前から、医療制度というのは、抜本的な改革を行う、そういう言葉を何度か聞いてきたような気がします。しかしながら、ここまで、小手先の改革と言わざるを得ないような改革にすぎなかったのではないか。社会保障とか教育、また国民...全文を見る |
○田名部委員 大臣、今からどういう支援をしていくか考えたのでは遅いのであります。こういったことがいつから、今起こったことだと思っていらっしゃるのでしょうか。お答えください。 | ||
○田名部委員 私がお伺いしたのは、この問題はいつからこんなひどい状態になっているという認識があったのか、今始まったことだとお考えなのかということをお伺いしたわけです。お答えください。 | ||
○田名部委員 今大臣の御答弁にありました僻地に対する対策、これは何年から行っているのか、お答えください。 | ||
○田名部委員 僻地医療対策について、これは役所からいただいた資料です。昭和三十一年度から僻地医療に対する対策をとってきたんです。にもかかわらず、今に至ってまだ、これから対策を考えるというのは一体どういうことでしょうか。世界において高い医療水準とはいえ、実際にここにおられる委員の皆...全文を見る | ||
○田名部委員 私、今の大臣の御答弁を伺っていて、医師がたくさんいる徳島県でも偏在の問題があって、医師が足りないということですよね。それでは、全体として医師不足ということになりませんか。 | ||
○田名部委員 厚生労働省の方々も一生懸命取り組んでおられることを、私もこうして毎日お話を伺っていてそれは理解をさせていただきました。何も、ただほったらかしにしてきただろうとは言っていません。しかし、計画を立てても前に進んでいないのであれば、やはり反省をして、検証をして、新たな対策...全文を見る | ||
○田名部委員 きちんと実態を把握していれば、本来何をすべきかというのは見直されて、もう少し早くこういった対処ができたのではないかと私は思っているわけです。以前山井委員が御質問で訴えたように、医師が確保できないことで、そこの地域の医師が過重労働を強いられる。つまり、労働条件とか過重...全文を見る | ||
○田名部委員 僻地の問題から急に変わったというお答えでしたけれども、僻地の問題と医師不足の問題は同じなんです。僻地にお医者さんが行かないわけですよね、そういったことでこの僻地対策でも随分とその対策の中身に、僻地に医師確保をしようということで書いてありました。その中に、研修機能の強...全文を見る | ||
○田名部委員 私、このことをお伺いしましたら、小児科、産科においては平均よりも長時間の勤務時間となっているという回答がありました。しかし、この報告書の中身を見ましたら、特に小児科医、産婦人科医にアンケートをとったわけではないんです。内科医、外科医、そういった方々が三〇%前後、その...全文を見る | ||
○田名部委員 大臣は先日から、医師は不足ではないというふうにおっしゃっておられます。医師は不足ではないと言う医師の需要の基準というのは、一体何なのでしょうか。 | ||
○田名部委員 私も、何度も医師は足りているんだという御答弁を聞いて、一体どうやって医師が足りている、足りていないということを判断するんだろうと思ったので、役所の方に二度伺いました。二度ともそれに対する答えはなく、現在、医師の需給に関する検討会を開催しており、本年度夏ごろまでに取り...全文を見る | ||
○田名部委員 その基準を今検討中でありまして、つまり、これまでの間に、研修医制度が立ち上がったり、患者さん一人にかかる時間が長くなったり、いろいろな変化があった中で、本当に医師が足りているのかどうかというのはわからないまま今の審議が進んでいるということでしょうか。大臣、どうお考え...全文を見る | ||
○田名部委員 何というか、危機感が足りないというか、地方は本当に苦しい状況でありました。私は、私が思っていた以上に本当に苦しい状況だというその現場を見てきました。それは皆さんも同じなんじゃないでしょうか。医療の現場に足を運んで、医師が足りている、十分満足している、そう言った方がい...全文を見る | ||
○田名部委員 本当に、私は疑うわけではありませんけれども、もしかして今までの見通しが間違っていて、もうデータは出ているけれども出すに出せずにいるんじゃないかとさえ思えてなりません。 本来、こういった国民の命にかかわるような大事なことを審議するに当たって、基本的なデータがないま...全文を見る | ||
○田名部委員 財源を確保するための改革ではなくて、本当に、この国のどこに生まれても同じように命が守られて、同じように健康が維持できる、そういう制度をつくるために私たちは今審議しているのではないでしょうか。こんな基本的なデータもなくて、医師が足りていると言われながら、青森に行けば、...全文を見る | ||
○田名部委員 その基本的なデータがないまま審議できるとお考えですか、大臣。私はできないと思います。 | ||
○田名部委員 委員長、基本的なデータであります、このことを理事会でぜひお諮りいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 | ||
○田名部委員 私が、なぜこんなに、全体的に医師不足なのではないかということを何度も何度も申し上げているかといえば、皆さんのお手元にもお配りした記事の中にもありますが、決して小児科、産婦人科だけの問題ではない。先ほど、役所でも出していただいている中間報告にもありましたように、全体的...全文を見る | ||
○田名部委員 どういう支援をお考えですか。 | ||
○田名部委員 青森県だけの問題ではなくて、青森県と話をしていなくても、医師を獲得できない都道府県とお話をされていると思います。そういう方々とお話をして、どうやってこの医師不足を解消しようかと大臣自身がお考えなのか、お聞かせください。 | ||
○田名部委員 この医師不足というのは大変大きな問題であります。どこの県と直接話し合った人がどうかということではなくて、私は、国が責任を持って医師不足の解消に、医師獲得に取り組むべきではないでしょうかとお伺いをしているんです。お考えをお聞かせください。 | ||
○田名部委員 地方でできることまで国でやってくださいとお願いしているのではありません。地方でどんなに努力をしても医師を獲得できないでいるから、そこに国として責任を持って支援ができませんかということをお尋ねしているわけであります。先ほど集約化の話がありました。地方の現状を本当に御存...全文を見る | ||
○田名部委員 大臣のところは、車で三十分走ったら設備の整った病院があるかもしれません。しかし、青森の実態は、先ほど冒頭に御紹介をしたとおりであります。一時間も二時間もかけて、特に冬場は一山越えるのに二時間かけて、命をかけて子供を産みに行っているんです。それが地方の現状だと冒頭にお...全文を見る | ||
○田名部委員 地元の話ばかりをするつもりはありませんけれども、全国で同じようなところはたくさんあると思うんですね。青森県では四つの病院が基準を達成できない状況にあります。充足率の基準をいつ下回ってしまうかわからない、つまり、毎年お医者さんと契約をして一年ごとにいなくなってしまう、...全文を見る | ||
○田名部委員 このままでは地域医療が崩壊してしまうという、この充足率の問題で地域の医療関係者からその声が上がっています。やるべき対策というか、改革の順番が私は逆だ、そう思っています。 先ほども委員の方から声が上がりました、充足率を下げたら医師の過重労働になるんじゃないか。つま...全文を見る | ||
○田名部委員 その診療報酬も含めたそういった抜本的な改革を、大臣のリーダーシップを持ってぜひ早急に取りまとめていただきたい、何らかの手を打っていただきたい、そのように思っています。 何度も何度もこの委員会の議論の中で、自治体に任せるとか、自治体の努力でとか、自治体にお願いをし...全文を見る | ||
○田名部委員 こういった計画がなかなか前に進まないというのは、地方の財政の厳しさにあるのではないか、私はそう思います。 先ほども町村の診療所の話をいたしました。冒頭にも申し上げましたように、この国の教育だとか社会保障だとか、そういった国民の命、財産を守ることには国が責任を持っ...全文を見る | ||
○田名部委員 何でも手厚く政治が面倒を見ればいいと、私もそんなことを申し上げているのではありません。 ただ、すべてにおいて一律に予算をつけたり支援をしたりしなくても、全国の中で本当に困っているところ、早急に手を打たなければならないところに対しては、やはりそれは考えていってもい...全文を見る | ||
○田名部委員 せっかく予算をつけてそういう制度を立ち上げるのであれば、会議だとかシステム開発だとかそういうことではなくて、本当にこの医師不足を解消するための対策として有効にやっていただきたい、そのように思います。 そして、これは女性の働く環境の整備とかそういったことにもなって...全文を見る | ||
04月28日 | 第164回国会 衆議院 文部科学委員会 第16号 議事録を見る | ○田名部委員 民主党、田名部匡代でございます。 今、子育てを終えた郡議員から御質問があったわけでございまして、やはり子育てを経験した人の御発言というものは本当に重みがあるな、そのように思いました。残念ながら、私、まだ子育てをしておりません。ですが、これからしっかりと子供を産み...全文を見る |
○田名部委員 大臣、そして両副大臣のお話をお伺いしていますと、子供を産み育てるということは楽しいのかなと、そういう気持ちにもさせられました。しかし、子供を産まないという選択もあり、また産みたくても産めないという女性もたくさんいらっしゃる、そういったことも含めて考えていかなければな...全文を見る | ||
○田名部委員 それぞれの省庁で一生懸命子供のことに関して取り組んでいらっしゃるというのは私も理解をさせていただいております。 ただ、各省でいろいろな政策を立ち上げて、そこに予算をつけて、でも中身を見てみると、実際同じような政策であったり支援策であったりというようなことがあると...全文を見る | ||
○田名部委員 たくさんのメリットをお聞かせいただきました。 そんなにいい施設であれば、これはやはりそういう施設を、幼保一元化してすべてそういう施設にすればいいのではないかな、そう思いますが、中野副大臣、どう思いますか。 | ||
○田名部委員 一元化への第一歩だというんであれば理解はできるんですけれども、その選択肢がふえたと今おっしゃいましたけれども、これまでも、先ほど申し上げたように、いろいろな事業を立ち上げてきたわけであります。例えば、ファミリー・サポート・センター、保育ママ、そういった親のニーズに合...全文を見る | ||
○田名部委員 今回の法案の「目的」に、「小学校就学前の子どもに対する教育及び保育並びに保護者に対する子育て支援の総合的な提供を推進する」というふうに書いてあります。この一文から見ても、総合的な提供、総合的な対策で行うべきだなというふうに思うわけですけれども、この法案で総合的な支援...全文を見る | ||
○田名部委員 認定こども園ができたことによってどのぐらい待機児童が減るという予測をされているのでしょうか。 | ||
○田名部委員 どのぐらいの待機児童が減るかという質問をしたわけでありますけれども。 いろいろな計画を立てて、すばらしい計画が掲げられても、それが、実際、どういう結果になっているのかという検証をきちんとしなければならない、そして、立てた計画に対して目標を持たなければならないと思...全文を見る | ||
○田名部委員 これは、決まれば十月から実施をされるわけでありますけれども、こういった事務手続、会計の問題、そういったことを各自治体でそれぞれの施設にちゃんと説明できるようになっているんでしょうか。私、自治体に話を聞いたんですけれども、自治体の方も困っておられました、どういうふうに...全文を見る | ||
○田名部委員 子供の教育、保育に関して新たなものをこうやって考えているわけですから、私、何でこんなに急いでいるのかなというふうに思うわけです。もっともっと時間をかけて、各自治体でもちゃんとした議論をして条例が定められるようにしなきゃいけないのに、今決めて、はい十月からといっても、...全文を見る | ||
○田名部委員 今大臣の方から、高福祉・高負担ということがありました。私は、今の日本の社会を見渡したときに、高負担・低福祉になってはいないだろうかというふうに思うわけです。 私は、何もすべての人にいろいろな手を差し伸べて助けてあげてほしいとは思っておりません。自分で頑張れる人に...全文を見る | ||
○田名部委員 今のお話を伺って、それではやはり、幼稚園型こども園にも調理室は義務づけるべきではないかというふうに思いました。 おっしゃっておられたように、食育基本法、「子どもたちが豊かな人間性をはぐくみ、生きる力を身に付けていくためには、何よりも「食」が重要である。」と、この...全文を見る | ||
○田名部委員 このことはとても重要なことでありまして、努力ではなくて、やはり国できちんとした方針を決めて義務づけていくことが私は大事だと思っております。 郡議員に対しての小坂大臣の答弁の中にも、それは必要だと思うけれども、預かってほしいというニーズもあるのだからというお言葉が...全文を見る | ||
○田名部委員 こういったことも含めて、私は、何度も申し上げているように、やはり時間をかけて子供たちのための議論を重ねていくべきだというふうに思っています。 次の質問に移らせていただきます。 保護者の就労の有無を問わず、〇歳から就学前の子供を受け入れるとなっておりますけれど...全文を見る | ||
○田名部委員 私も、やはり施設の良識というものを信じたい、きちんとした公平な選考の仕方がされると信じたいわけでありますけれども、本当にそうだろうかという疑問もあるわけであります。 例えば、こども園もやはり赤字を出すわけにはいかないわけでありまして、そのときに、低所得者、もしか...全文を見る | ||
○田名部委員 御答弁にもあったように、やはりそうならないように国がしっかりと基準を定めていかなければ、その人たちが排除されていないという確信はないわけであります。そういう実態を調べたことはないと思いますけれども、役所の担当の方、どうですか。 | ||
○田名部委員 それは、保育園ではそうかもしれません。保育に欠ける子、それは市町村が責任を持って今までやってきたわけであります。しかし、新たに創設される認定こども園に関しては、一体どうなんでしょうか。例えば、認可の保育園を希望したけれども、そこに入れなかった、そして新たにできたこど...全文を見る | ||
○田名部委員 同じことを小坂大臣にもお伺いしたいと思います。 やはり、認定こども園でもそういった基準をきっちり設けて、国が責任を持って、低所得者だとか障害者が排除をされない、そういう仕組みをつくっていくべきではないでしょうか。 | ||
○田名部委員 これまでも、保育料が滞納されて登園停止になるということもありました。公平性から見ると確かに払わない方が悪いというのもわからないではないですけれども、しかし、払いたい、払おうという努力はしているけれども、払えない、働きに出なきゃいけない、子供を預かってもらわなきゃいけ...全文を見る | ||
05月10日 | 第164回国会 衆議院 厚生労働委員会 第20号 議事録を見る | ○田名部委員 民主党の田名部匡代でございます。 前回も一時間質問させていただきました。きょうは何について伺おうかなといろいろ考えまして、前回は青森県のその実態というものを必死の思いで訴えさせていただきましたので、きょうは最低限の医療体制をどうやったら整えていけるのか、少しでも...全文を見る |
○田名部委員 ありがとうございました。 前回も僻地医療計画について、何十年も同じ計画内容でということをお話ししたわけですけれども、その中にも、例えば搬送時に、僻地、離島で診療に従事する医師がヘリコプターに同乗すると当該地域が無医地区になることから、患者受け入れ医療機関の医師が...全文を見る | ||
○田名部委員 この女性医師バンクについても、何度か担当の課の方から御説明を伺ったのですけれども、今もおっしゃっていたような再就業支援と考えても、また医師不足の解消という点から考えても、ちゃんと議論されたのかなという感想を持っているわけです。つまり、業務の内容と効率双方のことを考え...全文を見る | ||
○田名部委員 少なくとも、各団体が行っている支援制度ときちんとした連携をとって議論をして実態を把握しながら進めるべきだと思うんですけれども、そういったことが行われたのかなというふうに思って伺ったところ、お話からはそうではなかったんです。 例えば、各都道府県医師会が実施している...全文を見る | ||
○田名部委員 私が伺ったところ、この数字が合っているかどうかはわかりませんけれども、登録が予想される女性医師の数が五百九十名程度であろうというふうに伺いました。ただ、登録をしていない、回答をしていない女性医師もいるので、実数はもっとふえるかもしれないということでありました。 ...全文を見る | ||
○田名部委員 さっき大臣の方からも、答弁の中にちらっとお話がありましたけれども、これはもっと工夫をしていかないと難しいのかなと。どこでもやっている、民間でもやっているような同じような内容でこの事業を立ち上げて実施していっても、別に国が、これだけ一億円の予算をかけてやることはないん...全文を見る | ||
○田名部委員 もうだんだんに時間が参りました。御質問というよりは、思うことを申し上げさせていただきたいのですが、小児救急体制だとか地域の救急体制だとか、なかなか進んでこなくて、地域は本当に危機的なというか、崩壊寸前の状況にあるわけであります。ですから、できるだけ底上げをするという...全文を見る | ||
05月18日 | 第164回国会 衆議院 本会議 第31号 議事録を見る | ○田名部匡代君 民主党の田名部匡代でございます。 私は、民主党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりましたねんきん事業機構法案及び国民年金事業等の運営の改善のための国民年金法等の一部を改正する法律案について質問をいたします。(拍手) まず冒頭、昨日の衆議院厚生労働委...全文を見る |
06月02日 | 第164回国会 衆議院 厚生労働委員会 第27号 議事録を見る | ○田名部委員 民主党の田名部匡代でございます。 先日までここで医療制度改革についての審議が行われていたわけでありますけれども、まさに今あちこちで聞かれるように、格差、この格差というものが医療においてもどんどん大きくなっているのではないかということを、私自身、その審議の最中にも...全文を見る |
○田名部委員 そこで、この民主党案ですけれども、がん対策推進本部を設置するということを書いてあるわけです。 ただ、現在、厚生労働省にがん対策推進本部というものが設置をされております。民主党案では、これを総理大臣を長とした対策本部の設置というふうになっておりますけれども、この理...全文を見る | ||
○田名部委員 まさに今の言葉の中にもありましたように、年間三十万人を超える方ががんで亡くなっているわけであります。国民の病気、またがん難民という言葉が生まれてきたように、まさにこれは国にとっても大きな問題でありまして、今の説明にあったように、国を挙げて取り組むべきことだろう、その...全文を見る | ||
○田名部委員 ありがとうございました。 まさに、今医師にかかる負担というものが大変大きい、それは医療制度改革のときにも取り上げられたことでありますけれども、医師が治療に専念できない、本来医師がやるべき仕事ではないことまで医師が仕事をしていかなければならない、そういったことがつ...全文を見る | ||
○田名部委員 先ほどの質問の中にもありましたように、私もそうでありますけれども、特に地方に住む者にとって、大きな病気を患ったときにどこに行けばいいのか、また正確な情報、また質のよいというか高度な医療を受けるためにどうしたらいいのか、そういったこともなかなか情報として入ってこないと...全文を見る | ||
○田名部委員 ありがとうございました。 最後になりますけれども、大臣に御質問いたします。 まさに今の話にありましたように、国の抱えるこういった重要な、また大きな問題だからこそ、今こそ公費を集中的に投入いたしまして、専門家の育成ということを初めとして、がん対策を強力に推し進...全文を見る | ||
○田名部委員 どうもありがとうございました。 | ||
06月14日 | 第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第28号 議事録を見る | ○田名部委員 民主党の田名部匡代でございます。 厚生労働委員会に所属をしているわけでございますが、本日は国土交通委員会で質問の機会を与えていただきましたことを、委員の皆様にまずもって感謝を申し上げたいと思います。 今、大臣の最後の御答弁をお伺いしていて私自身も感じたことで...全文を見る |
○田名部委員 どこにいても、また一人でも多くの方が移動しやすい、そういった社会をつくるということだと思うんですけれども、そういった意味におきまして、私の地元青森県は大変雪の多いところでありまして、また、過疎地に行きますと交通の便も大変悪い。高齢者の方々は、行政が独自でその財源を出...全文を見る | ||
○田名部委員 スーパーに買い物に行っても、障害者用の駐車場には平気で健常者の車がとめられている、こういった地域社会を見たときに本当にがっかりとした、また悲しい思いがするわけであります。まさに心のバリアフリーということを含めて、国全体で取り組んでいかなければならないと思うんですけれ...全文を見る | ||
○田名部委員 私はちょっと不十分ではないのかなということを感じたわけであります。 きのう、実は、文部科学省を含め他の省庁の方々ときちんと連携をとっているのかという、つまり話し合いを重ねてきたのかという御質問を役所の方にさせていただきました。もしもそういった議論また審議会のよう...全文を見る | ||
○田名部委員 ありがとうございます。 これから議論をしていくに当たって、広い方々から御意見を聞きながら、また深い議論をしていくために、本当に高齢者、障害者のニーズにこたえられる、そういう中身にしていくためにもぜひメンバーの中に入れていただきたい、そのように思います。 先ほ...全文を見る | ||
○田名部委員 私もちょっとだけ御説明をいただいていたんですが、交通バリアフリー教室、内訳というか、どういったものに予算が使われているのかということを中身を見たときに、謝礼とか職員の旅費、そして庁費。この庁費というのは何ですかと伺ったところ、会場費だとか印刷費だとか報告費といったも...全文を見る | ||
○田名部委員 ぜひ、自治体の状況、実施状況なんかもしっかりと把握をした上で予算を有効に使っていただきたいな、そのように思います。 今のボランティア活動に関してもそうなんですけれども、バリアフリーボランティアというのは地域に根づいた活動をしているところもありますし、その地域の実...全文を見る | ||
○田名部委員 当選させていただいてから何度か質問をしてきたんですが、三十分がこんなに早いとは、時間の配分が何だかうまくいきませんで、本当は最後に防災についての取り組みをお伺いしたかったわけですが、私の意見として述べさせていただきたいと思います。 例えば、災害があったときに、避...全文を見る | ||
10月27日 | 第165回国会 衆議院 厚生労働委員会 第3号 議事録を見る | ○田名部委員 民主党の田名部匡代でございます。 柳澤大臣、もうたくさんの皆様から大臣御就任おめでとうございますというお言葉をいただいて聞き飽きたかもしれませんが、私からも一言、大臣御就任おめでとうございます。 ぜひこれからもしっかりと、この厚生労働関係について大臣ともいい...全文を見る |
○田名部委員 本来であれば、実態がどうなっているのか、どのぐらいの人がこの制度を改定されたことによって大変な思いをするのかということを、先にもっときちんとしたものを検証すべきであったんだろう、こうして来年の結果を待っている間にも何千人もの人が苦しい思いをしているんだということを、...全文を見る | ||
○田名部委員 マニュアルとかシステムづくりというのは確かに必要なことかもしれません。しかし、今大臣からお話があったように、今回の場合、本来、足を運んで子供の安全を確認すべきだったんです。どんなマニュアルがあろうと、どんなシステムがあろうと、そこを担当する、そこにかかわる個々の資質...全文を見る | ||
○田名部委員 それとあわせて、国でも随分いろいろな努力をされて、各自治体に指導されているというのも承知をしております。ただ、前回の法律改正で、地域住民に通報の義務を課しております。地域住民には、虐待の疑いがある場合ちゃんと通報するようにということが義務づけられているにもかかわらず...全文を見る | ||
○田名部委員 この判断というのは大変難しい、午前中の議論の中にも、いろいろな問題を抱えていてなかなか改正できない点もあるということではありましたけれども、ただ、先ほどの大臣のお話にあったように、マニュアルだとかシステムだとかいうのであれば、判断する基準というのはどこにあったのか。...全文を見る | ||
○田名部委員 今回のその対応は、児童相談所だけを責めるものではないのかもしれません、もっともっと連携をとってやるべきだったことだろうとは思いますけれども、しかしながら、今おっしゃられたように、一般的に考えれば、当然第一報があった時点で駆けつける、それが子供の命を守るということだろ...全文を見る | ||
○田名部委員 手だてはたくさんふえたんですけれども、その一つ一つが確実なものにならなければ同じことが繰り返されるだろうというふうに思います。ぜひ、国でもしっかりと目を光らせて指導していただきたい、そして一緒になって子供の命を本気で守っていただきたいと思います。 次の質問に移り...全文を見る | ||
○田名部委員 前回、医療制度改革が行われましたときに、医師の需給に関する検討会報告書というものが、今検討会が行われているということでありました。私たち民主党は、これを医療制度改革を行うときにしっかりと出すべきだ、報告書を見てから審議すべきではないかということを申し上げてきました。...全文を見る | ||
○田名部委員 大学の定員を増員していただきました。しかし、これは時間のかかることでありまして、今、現状、医師がいないということのその医師の確保に対して、国からもぜひ強い支援をしていただきますように御要望申し上げまして、終わらせていただきます。 ありがとうございました。 | ||
11月08日 | 第165回国会 衆議院 厚生労働委員会 第5号 議事録を見る | ○田名部委員 参考人の皆様、本日は大変お疲れさまでございました。貴重な御意見を聞かせていただきましたことに心から感謝を申し上げたいと思います。 短い時間でありますので、早速質問に移らせていただきます。まず基本的なことをちょっと何点かお伺いしたいんですけれども、賀来参考人にお伺...全文を見る |
○田名部委員 ありがとうございます。 今のお話を伺いますと、やはり厚生労働省だけではなくて文部科学省との連携もしっかりとりながら、教育現場においてもぜひこういった感染症の対策というものを考えていかなければいけないのかなというふうに思いました。 それともう一点、現場でお仕事...全文を見る | ||
○田名部委員 本当におっしゃったとおりでありまして、各ブロック単位とか地域ごとに、こういった検査機関だとかそういう専門機関があればそれにこしたことはないわけでありますが、なかなかまだそこまですぐにというわけにはいかない中にあって、先生が全国に先駆けておつくりになったようなネットワ...全文を見る | ||
○田名部委員 ありがとうございました。 本当に、事が起こる前にということと、そしてできるだけメディアも含めたたくさんの情報の中でパニックに陥らないように、そしてしっかりと危機感を持って日ごろから行動できるような体制をつくっていかなければいけないというふうに思ったんですが、それ...全文を見る | ||
○田名部委員 時間が参りました。 もっといろいろとお伺いしたかったんですけれども、本日は、本当にありがとうございました。皆様の御意見を参考にして、しっかりといい法案を議論していきたいと思います。 どうもありがとうございました。 | ||
12月06日 | 第165回国会 衆議院 厚生労働委員会 第8号 議事録を見る | ○田名部委員 民主党の田名部匡代でございます。 この障害者自立法に関しましては、私も随分地元の方々にお話を聞かせていただきました。障害当事者、また事業主の方だけではなくて、役所の方々も本当に苦労をしておられまして、担当の課の方がお会いをするたびに何だか元気がなくなっているよう...全文を見る |
○田名部委員 昨年のこの自立支援法の質疑の中で、自民党の林委員から、利用者の負担について、所得の低い人が働く喜びあるいは意義を失わないような、そういうきめ細かいことをやってほしいと言ったことに対して、中村参考人の方から、賃金収入の件については、「特にそういう年金や工賃収入につきま...全文を見る | ||
○田名部委員 皆様のお手元に資料をお配りいたしておりますけれども、私の地元八戸市で調査をした結果であります。これは、まだ新体系に移行していないところもあるため、すべての数字ではありませんけれども、調査できる範囲で行った工賃の状況、ごらんいただきたいと思うんです。 工賃状況、利...全文を見る | ||
○田名部委員 おっしゃっていることは、私も十分理解をしております。しかしながら、多くの利用者は、なぜ働きに行ってそれ以上のお金を取られなきゃいけないのだろうと。それは、実は障害者の皆さんも理解をしているのかもしれません。しかし、心情的には、それならば、ほかに、年金をもらって、そこ...全文を見る | ||
○田名部委員 であるならば、そういうことがわかっているのであれば、経営者にしっかりとした指導を行うだとか、こういうことをやったら工賃が倍増するんですよ、そういったことをもっと知らしめて、それからこの議論に入るべきであって、先に負担ありきだったじゃないですか。 工賃倍増計画も、...全文を見る | ||
○田名部委員 どういう対策をとるおつもりでしょうか。 | ||
○田名部委員 この資料を拝見しますと、都道府県の教育委員会、達成割合二・一%と、これは驚くべき数字でありまして、ぜひ、大臣は達成するのが当然だと思いますとおっしゃっておりますが、その御答弁こそが当然でありまして、だからどうしなきゃいけないのかということを、しっかりと大臣がリーダー...全文を見る | ||
○田名部委員 実は、一つ御紹介を申し上げたいんですけれども、地元の話で恐縮ですが、私の地元、八戸市で、行政と有識者と申しますか、大学の先生であるとか障害当事者の方々が一堂に会しまして、このジョブコーチについて、どうやったらもっとよりよいものになるのかということを議論されたそうです...全文を見る | ||
○田名部委員 ありがとうございました。 もう一つ、私の地元ではいい取り組みをしているので、たくさん御紹介をしたいことが出てきてしまうんですが、障害者の就労支援を行っている民間の団体があるんですけれども、これは全国いろいろなところにあるかと思いますが、何が珍しいかといいますと、...全文を見る |