田名部匡代

たなぶまさよ

選挙区(青森県)選出
立憲民主・社民
当選回数1回

田名部匡代の2007年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月08日第166回国会 衆議院 本会議 第12号
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○田名部匡代君 民主党の田名部匡代です。  ただいま議題となりました政府提出の雇用保険法改正案について、民主党・無所属クラブを代表し、質問いたします。(拍手)  質問に先立ちまして、このところ、与党による強引な国会運営に対し、強く抗議をいたします。  巨大与党は、数の力に物...全文を見る
○田名部匡代君 民主党の田名部匡代でございます。  先ほど通告がなかったというお話がございましたけれども、私は、本日、雇用保険法について質問をするということはお知らせをしてあります。また、内容についてでありますけれども、具体的な数字を聞いているわけではなく、基本的な所管大臣のお...全文を見る
○田名部匡代君(続) 厚生労働大臣から答弁漏れのお答えがありましたけれども、まだ何点か答弁漏れがございますので、御質問をさせていただきます。  まず、キヤノンの偽装請負について、参考人招致をするのでしょうかとお伺いをしております。明確に御答弁ください。  また、非正規雇用者が...全文を見る
○田名部匡代君(続) そして、これまで雇用保険料がさんざん無駄に使われてきたことに対して、だれに責任があり、今後同じことが起こったときにはどのようにだれが責任をとるのかということをお伺いしました。  また、短期雇用の方が、更新ができると言われ、その後一年未満で契約更新を拒絶され...全文を見る
○田名部匡代君(続) そして、これまで雇用契約が六カ月だった短期労働者の契約期間がさらに短縮される事態が発生することが予測をされるわけですが、これらの対策を講じる用意があるのか、お答えください。  また、特例一時金については、今回、当分の間、四十日とすると。その当分とは一体どの...全文を見る
○田名部匡代君(続) 以上、答弁漏れでございましたので、ぜひお答えをいただきたいと思います。お願いいたします。(拍手)     〔国務大臣柳澤伯夫君登壇〕
03月14日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号
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○田名部委員 民主党の田名部匡代でございます。  まず冒頭に、このたびの委員長職権で強引に委員会が開かれて強行採決がされているという現状を大変残念に思っておりまして、それだけではなくて、予算委員会では混乱ぶりをカメラにおさめるという全く考えられない非常識な行動を行った自民党の議...全文を見る
○田名部委員 週刊誌だけではなくて新聞にもきょうは載っていたんですけれども、それもごらんになっていないということですか。
○田名部委員 記事によりますと、研究主任教授が製薬会社から一千万円受け取っていた、寄附を受けていたということでございました。この記事につきましては、その当事者もそのことを認めているわけでありますが、大臣、このことについてどうお考えでしょうか。
○田名部委員 事実関係と大臣おっしゃいますけれども、新聞では教授御本人がちゃんとお答えをしているということでありまして、この問題は人の命にかかわる大変重要な問題だというふうに思っております。  私が申し上げるまでもなく、大臣も一連のこのタミフルの事故については御存じだと思います...全文を見る
○田名部委員 先日、三月の五日でありますけれども、我が民主党の櫻井充参議院議員が予算委員会でこのタミフルの件について質問しておりまして、そのときの大臣の御答弁で、調査中であるということを前提に、疫学的調査、これについては現時点では因果関係が認められていない、と同時に、小児科医によ...全文を見る
○田名部委員 私は、少しでも可能性がある以上、今投与をやめるべきではないかというふうに考えておりますが、厚生労働省が、平成十六年五月、このタミフルについて、重大な副作用の欄に、精神・神経症状があらわれることがあるのでというふうに書いてあります。これについては、具体的に意識障害、異...全文を見る
○田名部委員 可能性がある以上、もしも今後、同じようなこういう痛ましい事件、事故が起こったときに、大臣、人の命に対して大臣は責任をとられるんですか、とることができますか。可能性がある以上、国が責任を持って、それは慎重に対応すべきじゃないでしょうか。今までの我が国の薬害問題、医療事...全文を見る
○田名部委員 その三月五日の櫻井議員の質問に、何も危険を冒して投与する必要性はないんじゃないかと櫻井議員がおっしゃっていることに対して、大臣は、あくまで各患者の症状や容体によって個々の医師が判断すべきというふうにお答えになっております。  大臣が個々の医師が判断するんだとおっし...全文を見る
○田名部委員 国に責任はなくて、判断をしたお医者さんに責任があるということになるんでしょうかというふうにお伺いしています。
○田名部委員 何か質問にきちんとお答えいただいていないんですけれども、先ほども申し上げましたように、これまでも国の薬害問題で同じような過ちを犯してきたのではないでしょうか。薬害エイズも肝炎もそのとおりであります。  今は、国だけではなくて民間でもそういった同様の事件、事故がある...全文を見る
○田名部委員 適切な情報提供ということでありまして、厚生労働省の出している「インフルエンザ治療に携わる医療関係者の皆様へ」という中にも、医療関係者は、家族、患者に対しちゃんと説明をするようにと。「少なくとも二日間、保護者等は小児・未成年者が一人にならないよう配慮すること」というふ...全文を見る
○田名部委員 諸外国では、この種の研究者は、どこの会社から献金をもらっているか等をきちんと公表するというような制度になっているわけですけれども、厚生労働省としては、寄附が行われていたり献金が行われていたり、そういったことがあっても構わない、そういう御認識で事前に調査をなさっていな...全文を見る
○田名部委員 考えることがあるかどうかではなくて、大臣のお考えをお聞かせいただきたいんですけれども。  こういった調査がでたらめだろうとかうそだろうとか申し上げているのではなくて、きちんとした調査が行われているかもしれません、行われているだろうと信じております。しかしながら、国...全文を見る
○田名部委員 いつまでに結論を出されますか。
○田名部委員 ぜひ大臣には、被害者の皆様の怒りだとかそういった疑念というものをしっかりと心で受けとめていただいて、誠実に対応をしていただきたいと思いますし、早急に結論を出していただきたい、そのように思っておりますが、この報道を見ていろいろなことを感じられたであろう被害者の皆様に、...全文を見る
○田名部委員 タミフルの問題はもう終わりにしますけれども、今大臣の方から、この記事を見て被害者の皆様がどうお感じになったかはというような、クエスチョンマークがついたように思いますけれども、私がこの記事を見たときに真っ先に思い出したのは薬害エイズの問題でありました。あのときも、製薬...全文を見る
○田名部委員 ぜひ、東京都民の皆様のためにも、日々水道にかかわるお仕事をされている方のためにも、大臣の口から水道の水は安全です、東京の水はおいしいんです、いつでも水道水を飲んでほしいということをおっしゃっていただければと思いますが、いかがでしょうか。
○田名部委員 どうもありがとうございました。  これで皆さんも水道水を安心して飲んでいただけると思いますし、松岡大臣にもぜひ水道水を飲んでいただきたいというふうに思っております。  それでは、大変時間を違うことに費やしてしまいましたけれども、大事な問題でしたのでお許しをいただ...全文を見る
○田名部委員 ぜひ、国民からの信頼を回復していただけるように大臣も一生懸命取り組んでいただきたいな、そのことを申し上げて、次の質問に移ります。  教育訓練給付についてでありますけれども、これも本会議のときに御質問申し上げました。  短時間労働者は、勤務先の会社が教育訓練を提供...全文を見る
○田名部委員 正社員というか仕事をされている方にとっても職業訓練というのは必要な場合も多々あろうかと思いますけれども、ぜひこれは大臣に、本当に必要な職業訓練がきちんと行われているのかということを精査する必要があるんじゃないかと私は思っておりまして、実は、職業訓練講座、一体どんなも...全文を見る
○田名部委員 ぜひそういった地方にも目を向けていただいて、大臣がおっしゃるように、もちろん、何か建物を建ててそういう場所をつくってくれとかそういうことではなく、ただ、現実に、教育訓練を受けられない、また受けたい訓練をする場がないという現状も踏まえて、ぜひ対応をしていただきたいなと...全文を見る
○田名部委員 大臣、それは法律に明記されておりますでしょうか。
○田名部委員 であれば、法案に明記すべきだと思うんですけれども、なぜ明記されなかったんでしょうか。
○田名部委員 それでは、省令にはきちんと定める、明記するということでよろしいんですか。
○田名部委員 一つ心配されることは、契約期間が雇う側の都合でどんどん短くなっていくようなことがなければいいなというふうに思うわけです。一年になったから、では保険に入らなくていいように半年にしようとか、半年になったから、では三カ月で短期雇用、そういう短い期間で契約をしようとか、そう...全文を見る
○田名部委員 今最初に申し上げましたのは、保険に入らなくていいように短期で契約を切られることがあってはならないということと、そしてなるだけ、みずから短期とか有期雇用を望んでいる方は別ですけれども、やはり多くの人たちが正社員になれるということが大臣も望ましいというふうにお考えだとい...全文を見る
○田名部委員 以前、私がお伺いをして、資料をいただきました。平成十八年、アルバイトの方は五百八名、派遣社員の方は五十三名というふうになっています。その採用、募集内容をホームページで確認をいたしまして、どうも厚生労働省はほかの役所の募集の仕方とちょっと記載内容が違うなという点があり...全文を見る
○田名部委員 ぜひ、本当に保険に入っているのかという実態も調べていただきたいと思います。  もう時間が来ましたけれども、大臣、三月二日の記者会見で、フリーターが十四万人減ったという発言、その質問の中で、正社員に変わったんだ、ハローワークの努力と景気の回復で正社員になったんだろう...全文を見る
○田名部委員 終わります。ありがとうございました。
03月28日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第8号
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○田名部委員 民主党の田名部匡代でございます。  本日は、タミフルの件について御質問したいと思っております。  その前に、先ほど山井委員から肝炎についての質問がありました。その審議のやりとりを聞きながら、今の政治というのは、一体どこを向いて政治を行っているんだろうかということ...全文を見る
○田名部委員 座り込みをしていらっしゃる被害者の方、また御家族の方、そうしなければ思いは届かないというのは、本当に山井委員のおっしゃったように情けない話でありますけれども、でも、それをやったら大臣が会ってくれるんじゃないだろうか、思いが届くんじゃないだろうかと思ってそういう行動を...全文を見る
○田名部委員 この緊急安全性情報を出した、このことで、被害者の皆さんは、その御家族の皆さんは、いろいろな複雑な思いであっただろうというふうに思います。  まず一つは、もっと早くそういう判断を下していてくれたらという思いと、これ以上同じような被害者が出なくて済むんだろうというその...全文を見る
○田名部委員 大臣がおっしゃっております因果関係は明らかではないというのは、これは十七年の調査結果でありますけれども、その主な調査対象は十歳未満が大半、十歳未満が約八〇%なんです。だけれども、異常行動で死亡している事例というのは十代じゃないですか。そもそも、この調査結果をもとに因...全文を見る
○田名部委員 大臣、調査をされた主な対象年齢が十歳未満が多かったということを御存じの上で因果関係がないとおっしゃっているのであれば、また因果関係は大変それは否定的だとおっしゃっているのであれば、私は非常に無責任だというふうに言わざるを得ません。  十代が一番異常行動で死亡してい...全文を見る
○田名部委員 であるならば、私は逆に、因果関係はない、さらには、どちらかといえば否定的だというお答えではなくてというか、国の対応ではなくて、因果関係は否定できない、可能性はある、だから注意をするべきだというふうに呼びかけるべきではないかと思っております。  また、先日大臣は情報...全文を見る
○田名部委員 先日、朝日の記事を見て厚労省にお問い合わせをしたんですけれども、タミフルの異常行動死の問題が随分マスコミに取り上げられるようになりまして以降、初めてというか、おくれて公表された事例が幾つかあったという内容でございました。そういった記事を読んでいると、情報公開のあり方...全文を見る
○田名部委員 ぜひ十分な情報公開がしっかりとなされるように大臣から指導していただきたいというふうに思っております。  次に、今回出された緊急安全性情報の中身についてちょっと伺いたいと思います。  今回、十代ということに限定したわけなんですけれども、大臣のお耳にも入っていらっし...全文を見る
○田名部委員 緊急だったからということでありますけれども、ぜひ、今後引き続き内容をチェックしていただきまして、より細かく、そして慎重に、強い注意喚起を行っていただきたい、そのことによって、とうとい命が二度と失われることがないように国として責任を持って取り組んでいただきたいというふ...全文を見る
○田名部委員 厚生労働省からいただいた、インターネット上で個人で購入してもいいんですかという質問どおりの御回答を大臣はされたんですけれども、私、この回答は間違っているというふうに思っておりまして、そのことを大臣に申し上げようと思ったら、大臣が同じことをおっしゃったのでちょっとびっ...全文を見る
○田名部委員 もう時間が来ましたので終わりますけれども、ああ、法律ってこんな簡単に破ってもいいものなのかと。薬事法で禁止されているものが、厚生労働省の回答が、控えてくださいぐらいのものであり、この中に、タミフルで現に異常行動で死亡する、こういった事例もあるというような注意が明記も...全文を見る
04月18日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第14号
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○田名部委員 民主党の田名部匡代です。  私は、民主党・無所属クラブを代表して、内閣提出の短時間労働者の雇用管理の改善等に関する法律の一部を改正する法律案について、反対の立場から討論をいたします。  以下、反対の理由を申し上げます。  第一に、政府案は、短時間労働であること...全文を見る
04月19日第166回国会 衆議院 本会議 第24号
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○田名部匡代君 民主党の田名部匡代です。  まず冒頭、選挙戦のさなかに凶弾によりテロに見舞われた伊藤一長長崎市長の御冥福を心よりお祈り申し上げます。  選挙戦の中、候補者への暴力による言論封殺は、絶対に認めてはいけません。議論を通じ、最後は選挙という多数決で決める、これが民主...全文を見る
04月25日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第16号
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○田名部委員 民主党の田名部匡代です。  きょうは、障害者の雇用について重点的に御質問をさせていただきたいと思っておりますが、その前に一つ伺いたいことがあります。  三月十四日の委員会で、厚生労働省の契約派遣社員についてお伺いをいたしました。ちょっとそれと関連したことなんです...全文を見る
○田名部委員 御認識をいただいたのであれば、やはり少子化対策に取り組む所管の厚生労働省といたしまして、ぜひこのことを改善していただきたいなというふうに思うわけなんです。全く同じ期間の育児休暇をとれるとかそういうことではないにしても、やはり働いた期間に見合った育児休暇がとれるような...全文を見る
○田名部委員 この問題については終わりますけれども、確かに簡単なことではないのかもしれないんですが、パート労働法や雇用保険法のときにも、できるだけ長く雇用されることが望ましい、また、その後、正社員として雇用されることが望ましいというようなお話もありました。実態としては、契約を更新...全文を見る
○田名部委員 障害者の採用はどのように行っていますか。
○田名部委員 つまり、採用は、国家公務員の試験を受けて合格をした中に障害者がいればその方が採用ということになって、それが法定雇用率を左右しているというようなとらえ方でよろしいでしょうか。
○田名部委員 今の国家公務員の試験を受けた人以外の採用について、その人数というものは把握していますでしょうか。
○田名部委員 きのうこの御説明を伺って、厚生労働省として障害者の雇用を率先して行っているということではなくて、その御説明から、私のとらえ方は、国家公務員試験を受けまして、その中に障害者の方がいた、合格をされた、つまり、たまたま障害者の雇用となっていたということではないのかなと。改...全文を見る
○田名部委員 ぜひそういった取り組みをしていただきたいと思うんですが、大臣はこういった採用の仕方をされているというのは御存じでしたでしょうか。
○田名部委員 やはり、国家公務員試験に合格することが前提だというふうにおっしゃっておりまして、もちろん、国家のために大事な仕事を皆さんなさっているわけですから、ある程度の試験だとか資格だとかそういうことは必要かもしれませんが、それを言ってしまったら、それは民間でそういう理屈が通用...全文を見る
○田名部委員 ありがとうございます。  おっしゃられたとおりで、京都、大阪でできるのであればほかのところでもできるわけでありまして、配慮が必要なのではないかということではなく、やはり配慮が必要なんですね。  そういった教育機関の中に障害者の方も一緒に働いて教育現場に携わってい...全文を見る
○田名部委員 減少していることに対して、各自治体に国として指導というのは行っているんでしょうか。
○田名部委員 指導されているわけですね。自治事務なので、それは各自治体でというようなお話もちょっとあったものですから、こうして委託先が減っている、また、そこに行って勤める障害者の人数が減っているということは、せっかくこうした施策を講じながらもそれが実を結んでいないということなので...全文を見る
○田名部委員 ハローワークでは、障害者の方の就職を探すだけではなくて、その後どれだけ定着しているかというような実態は、これはハローワークではなくてどこかで調査をしているんでしょうか。
○田名部委員 就職できるということももちろん大事なんですけれども、どれだけ定着しているのかという実態を調べる必要があるんじゃないか。そのことを把握した上で、多くの人がすぐにやめてしまっているのであれば、何らかのまた施策を講じなければならないのかなというふうにも思いますので、ぜひそ...全文を見る
○田名部委員 ハローワークの方も一生懸命取り組んでおられると思いますし、もちろん厚生労働省の皆さんも一生懸命取り組んでおられるというふうに思いますけれども、実は、障害者とか関係者の方々から多少の不満があるのは当然だと思われるかもしれませんけれども、ちょっといろいろな声が上がってお...全文を見る
○田名部委員 ありがとうございます。  ひどいケースなんかでは、職を探して何度もハローワークに足を運んでいたら、何度も来られても就職先はないんだから、余り来ないでくれ、来られても困るというような対応もあったというふうに聞いております。  全体がそうだというわけではないんですけ...全文を見る
○田名部委員 例えば、本当のボランティアで、私の地元八戸では、前にも委員会でお話ししたんですけれども、職親会というのがありまして、民間の本当に中小・小規模企業の皆さんが有志で集まって、就職を本当に一生懸命探しているんです。もちろん、みずからの企業でも障害者を受け入れて、仕事をして...全文を見る
○田名部委員 ぜひ、許可が必要だというのであれば、その許可をとりながら、国の方からも支援をしていただけるようにしていけばいいと思うんですが、本当に実績を上げているんですね。ですから、そういった実績を見ながら、やはり障害者の雇用促進に大変力を入れているというところがあれば、そういう...全文を見る
○田名部委員 大臣にも今のことをお伺いしたいんですけれども、地域の中で、こうした田舎にというか自分の地元のことですけれども、やはり大きい企業がそんなにないんですね。その中で、小さいながらも障害者の雇用に一生懸命取り組んでいるというところに対して、もう少し国としての、今おっしゃった...全文を見る
○田名部委員 もう時間が来たのでやめますけれども、以前にもちょっと職親会の地元の話を申し上げたので、私ももっと丁寧に御説明をすればよかったんですが、中小・小規模企業が、みずからも障害者の雇用をしながら、ほかの企業にも一生懸命、雇用してくれということで歩いて頼みに行ったり、また、障...全文を見る
05月09日第166回国会 衆議院 経済産業委員会 第10号
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○田名部委員 民主党の田名部匡代でございます。よろしくお願いいたします。  いつもは、厚生労働委員会におるものですから、大臣との距離がもっと遠いんですね。ですけれども、きょうは大変近いので緊張いたしておりますが、ぜひやわらかい表情でお答えをいただきたいというふうに思っております...全文を見る
○田名部委員 大臣、ありがとうございました。  大臣の口から、青森県の食べ物は本当においしくて安全なものだということをぜひ言ってほしくて、私はこのことをお伝えしました。私の地元の新聞ですのでごらんになっているとは思いませんけれども、こういった声が東洋町の町民から上がっていたとい...全文を見る
○田名部委員 私も大臣のお考えと同感でありまして、国がもっと責任を持つべきだろう、前に出ていくべきだろうというふうに思っております。  原子力を初め我が国のエネルギー政策、これは連携というのではなくて、やはり私は国だというふうに、あくまでも国がやるべきだというふうに思っている中...全文を見る
○田名部委員 青森県でも、最初に施設ができるときは相当な反対があった。しかし、もちろん国も、また機関も事業者も、相当の努力をしながら理解を深めてきた、信頼関係を築いてきたという経緯があると思うんです。  そういったことを考えますと、もちろんいろいろな印刷物とかホームページなんか...全文を見る
○田名部委員 ぜひ、文部科学省とも連携をとりながら、学校教育の中で子供たちが正しい知識を持っていけるように取り組んでいただきたいというふうに思います。  次に、また、公募制についてもいろいろお話があったと思うんですけれども、私からもちょっと御質問させていただきたいんです。  ...全文を見る
○田名部委員 地域住民の理解を求めるというか、理解をしていただくことは非常に大事なことであると思います。  しかし、やはり我が国がエネルギー政策、原子力政策を推進していく上で、途中で、例えば十年もかけてからやはりだめだよと言われてしまったのでは、とても計画どおりに進んでいかない...全文を見る
○田名部委員 限られた時間の中で実施していかなければならないので、ぜひ全力を挙げて取り組んでいただきたい、そのことを申し上げて、終わります。ありがとうございました。
10月26日第168回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第2号
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○田名部委員 民主党の田名部匡代でございます。  青少年特別委員会で質問させていただくのは初めてでございまして、これまでさまざま議論になったことと重なる部分もあるかと思いますが、確認の意味も込めまして、ぜひとも御答弁をよろしくお願いいたしたいと思います。  今、泉委員が話して...全文を見る
○田名部委員 ありがとうございます。  我々民主党が提案をしております子ども家庭省、私たちが政権をとれば、これがすぐに実現をするんだろうというふうに思いますけれども、ぜひとも、それまでの間、連携を本当に密にしていただいて、子供たちのかかわる分野に目の行き届かないところがないよう...全文を見る
○田名部委員 私はこの数字を見て非常に驚きました。指導を受けて学校に再度登校できるようになった子が三割にすぎないということでありまして、これは大きな問題だというふうに思っております。  今お話の中にありました改善の見られる生徒という中には、例えば保健室登校ですとか、学校外での教...全文を見る
○田名部委員 その人数というものは把握しているんでしょうか。例えば、学校以外で教育活動を受けている、している、もしくは保健室に通えている子がいるという、それぞれの具体的な数字というのは把握していらっしゃるんでしょうか。
○田名部委員 不登校の子たちで学校に行けた子以外の現状というのがちょっと今伺った限りではよくわかりにくいんですけれども、例えば、どこに何人通っていて、その子たちがどういう指導を受けているのか、また、学校に来れたけれども、また来れなくなったとか、そういう個別具体的な実数というものの...全文を見る
○田名部委員 それでは、不登校のまま、その後、義務教育の期間を終了して、その子たちがどのような状況にあるのかということは把握していらっしゃいますか。例えば、就職ができたのか、それともどこかに進学ができたのか、どういう状況下にあるのかというのは把握しておられますか。
○田名部委員 大臣、今の答弁をお聞きになって、どういう感想をお持ちか伺いたいんですけれども、これは、私もきのうレクを受けていて驚いたんですが、学校にいる期間、行っていたとしても行っていないとしても、その期間は、不登校であるだとか学校外での活動をしているだとかいうようなことは大体の...全文を見る
○田名部委員 まさにそのとおりでありまして、冒頭申し上げましたように、卒業してしまうと、今大臣もおっしゃいましたけれども、働くんであれば厚労省の管轄、しかし、また再度高校に行っていれば文科省で、またそこの不登校の生徒がどのぐらいいるかというのはわかるわけなんですね。しかし、十五歳...全文を見る
○田名部委員 ぜひ取り組んでいただきたいと思います。  それともう一つ、学校以外の機関で指導また教育等を受けた児童生徒が出席扱いになる場合があろうかというふうに思いますが、出席扱いの要件、また出席扱いにするかどうかというのはどなたがお決めになるのか、御説明いただけますでしょうか...全文を見る
○田名部委員 校長先生にその権限があるということでよろしいんですね。  大臣にぜひお考えを伺いたいんですけれども、学校の外で、民間、NPOなどで実施しているもので、非常にいい教育、子供たちの居場所を提供しているところももちろんありますし、また、行政の機関でその場を提供して適切な...全文を見る
○田名部委員 ありがとうございます。  今の話も、やはり実態調査、実態の把握ということにつながっていくんだと思うんですね。学校外での教育がどういうものであるのか、本当にそれが適切であるのか、そこをいいかげんにしてしまったら、ただ義務教育を終了しましたよというだけでは子供たちにと...全文を見る
○田名部委員 ぜひその目標を達成できるように、しっかりと取り組んでいただきたいというふうに思います。  今までは義務教育に通う子供たちの話をしましたけれども、高校を中退した生徒に対する実態をどのぐらい把握しているのか、ちょっと伺いたいんです。  高校中退者、高校中退者だけでは...全文を見る
○田名部委員 ずっと、きょうの質疑の中で、大臣もお気づきになったと思いますが、現状、実態の把握が私は本当に不十分だというふうに思います。  高校中退をした子たちが、きちんと就職をして、働く意欲を持って社会に出ていればいいですし、また、新たにまた進学をしたいということでその道に進...全文を見る
○田名部委員 ぜひ、期限を決めて、しっかり取り組んでいただきたいと思います。  ありがとうございました。
10月30日第168回国会 衆議院 環境委員会 第4号
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○田名部委員 おはようございます。民主党の田名部匡代でございます。  大臣、厚生労働委員会のときも大変お世話になりました。どうぞよろしくお願いいたします。  ことしの春にこの温泉法については一度審議をされているわけでありますので、以前にも同じような質問等があったのかもしれませ...全文を見る
○田名部委員 私も温泉が好きで、最近はないですけれども、時間があるときはよく温泉に出かけておりました。  今大臣がおっしゃられたように、含まれている成分がどうかというその効能だけではなくて、やはり自然の中でゆっくりとくつろぐこともまた療養の一つであろうというふうには思うんですけ...全文を見る
○田名部委員 今御説明いただいたように、いろいろと難しい問題もあるんだろうというふうに思いますけれども、大臣のお言葉どおり、温泉を利用する側が欺かれないような、的確な情報提供に今後も努めていただきたいというふうに思います。  それと、安全対策の質問に入る前にもう一点お伺いしたい...全文を見る
○田名部委員 ありがとうございました。  一例で、群馬県で温泉掘削許可をめぐる訴訟がありまして、これは今御説明あったように、各自治体が、都道府県が規定をつくっているわけですけれども、県が敗訴してしまったということがありまして、こういったことは、今ガイドラインを策定しているという...全文を見る
○田名部委員 今回、この対策を、今後、事業者に対して、また利用者に対してもなのだと思いますけれども、この危険性に対する理解だとか周知徹底というのは、環境省としてどういうふうな取り組みをしていくおつもりなんでしょうか。
○田名部委員 本当に周知徹底をして、安全対策がしっかりとられていくのかという点検をしていくことも必要だというふうに思うんですね。ただ安全対策を投げかけて、信頼して、やってくださいね、やっているでしょうねという判断ではなくて、ぜひともその辺も徹底をしていただきたいというふうに思いま...全文を見る
○田名部委員 確かに、危険をため込むところとそうじゃないところで対策に違いがあるのかもしれませんが、やはり、どちらも人がかかわっていることで、人の命を守るという観点からすれば、厳しく、きっちりと安全対策をとるにこしたことはないと思うんです。  今申し上げた鉱山保安法の中に、鉱業...全文を見る
○田名部委員 事業者がやめた後、二年間、危険がそのまま放置されることがないように、それも徹底をしていただきたいというふうに思います。  今回、何でこういう事態になったかというと、もちろん法の整備が十分ではなかったということもあるんだと思いますが、ただ、事業者側の認識不足、また対...全文を見る
○田名部委員 では、このガイドブックについてだけではなくて、その二年前にも、九十九里のいわし博物館で起きた天然ガスの爆発事故を受けて、国土交通省で「国家機関の建築物等の保全の現況」という概要をまとめて出しているんですけれども、それも御存じなかったですか。
○田名部委員 では、いわし博物館の事故は御存じでしたか。
○田名部委員 そのときに、同じような可燃性の天然ガスが出ている温泉施設においても、同様の事故が起こる危険性があるというふうには考えなかったんでしょうか。
○田名部委員 ガスが深いところから出ているとか、掘って出たとか浅いところから出たとかということではなくて、こういう事故が本当は想定できたんじゃないだろうかというふうに私は思うんですけれども、ちょっと国土交通省の方にお伺いいたします。  今申し上げた天然ガス対策ガイドブック、これ...全文を見る
○田名部委員 環境省は、掘削時のいろいろな安全対策ということは考えたけれども、しかし、建物については安全対策というのがなくて、国土交通省さんでは、施設に対してこういう危険性があるということを認識していたわけですよね。それは、役所の建物かどうかということではなくて、あらゆる施設にお...全文を見る
○田名部委員 もしもそういう認識があってインターネットで公開をしていたというのは、私はそれは不十分だというふうに思いますよ。もちろん、その危険性がある以上、役所の建物だろうが何だろうが、人の命にかかわることであれば、きっちりとその施設に対して指導を行うべきだったと思いますし、それ...全文を見る
○田名部委員 ありがとうございます。  これは何も国土交通省さんだけのことではないですし、温泉というか施設にかかわった、また、可燃性天然ガスの爆発、危険物にかかわったところというのは、厚生労働省さんもそうですし、消防庁さんもそうですし、いろいろな役所がかかわっているわけでありま...全文を見る
○田名部委員 わかるんですよ。建築基準法で今度はまた国交省さんの方になるんだと思うんですけれども、先ほど大臣がおっしゃられたように、いろいろな想像力を働かせて、温泉施設に関しては環境省さんの管轄なわけですから、それは、建物の基準はもちろん国交省であろうとも、こういうこともチェック...全文を見る
○田名部委員 時間が来ましたので終わりますけれども、温泉法の問題だけではなくて、この縦割り行政の弊害というのはいろいろなところにあると思うんです。  ぜひ鴨下大臣には、この各省庁の縦割り行政の弊害で、人の命、また国家にとって重要なことが手抜きになるようなことのないようにしっかり...全文を見る
○田名部委員 ありがとうございました。終わります。