田名部匡代

たなぶまさよ

選挙区(青森県)選出
立憲民主・社民
当選回数1回

田名部匡代の2017年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月04日第193回国会 参議院 農林水産委員会 第5号
議事録を見る
○田名部匡代君 民進党・新緑風会の田名部匡代でございます。よろしくお願いいたします。  今日は、JAS法改正の議論をさせていただきたいというふうに思っておりますけれども、しかしながら今の櫻井委員からの質問に対する政府の答弁は非常にひどいものだなというふうに思っています。やはり政...全文を見る
○田名部匡代君 政府の責任として一つ一つ丁寧に説明をする、そのとおりなんですけれども、記憶が間違っていたとか、言った答弁すぐ次のときにはひっくり返すだとか、その議事録、文書をみんな捨ててしまっているだとか、誰が本当のことを言っているか分からない、全く説明が食い違っているだとか、こ...全文を見る
○田名部匡代君 何か本当に、大臣、お分かりになっているのかちょっと分からないんですけれども、多分、現場の皆さんは、誰の声を聞いて政策つくっているんだということだと思うんです。自分たちの額に汗して努力をしていることを、そこをしっかり見てくれているのかと、その声が政治に届いていないん...全文を見る
○田名部匡代君 私、結構農林水産省さんの説明をいつも素直に聞いているんですけれど、しかし、この法案だけは、何かこう、すとんと心に落ちないというか、違和感を感じていたんですね。多分、いろいろヒアリングされたというのは、この方向性を決めて、いろんな業界団体に後付けで話を聞いたんじゃな...全文を見る
○田名部匡代君 そうなんです。あるときには一定の役割を果たしたのかもしれないけれども、これだけ減少してきた。今御説明にあったように、いろいろな考え方、捉え方あると思います。また、JASマークそのものの、何というか、価値を見出せていないだとか非常にその内容を含めて分かりにくくなって...全文を見る
○田名部匡代君 今御説明いただいたようなところがもっと提案しやすくなるような改正になっているということだと思います。  ただ、やはりその申出を受けたときにしっかりと速やかに対応していくということが重要だと思っているんですけど、いかがでしょうか。
○田名部匡代君 それで、国内で理解をしてもらう、また普及をさせていくということは、これ非常に重要だというふうにも思うんですけれども、そうじゃなければ国際的には到底認められるところまでは行けないというふうに思うので。  ただ、そういう状況にもかかわらず、今回の改正案の目的規定から...全文を見る
○田名部匡代君 ありがとうございました。  このJAS法を改正していろいろと拡大をしていくことが輸出の促進につながるんだということを毎回御説明でおっしゃるわけですけれども、であるならば、逆に目的規定の中に輸出の促進なんだというものを入れ込んでもよかったんじゃないかと思うんですけ...全文を見る
○田名部匡代君 輸出の促進につなげていくんだという何か余り意気込みが伝わってこないんですけれど。逆に言うと、私は、本当にこれが輸出の促進なのかなということは、以前の委員会で櫻井委員も話しておられましたけれども、やっぱり何となくそこがぴんとこないんですね。  今までも農林水産省さ...全文を見る
○田名部匡代君 是非そこは今後議論していただいて、そのマークを利用する側も、また消費者側も、やっぱり国内できちんとそういうものが認識をされていくことが大事だというふうに思っていますし、より海外に発信したときに海外でもすぐにそれが理解されるような取組が必要だというふうに思うので、そ...全文を見る
○田名部匡代君 今費用の御説明もいただきましたけれども、実際、業者さんの声として、この方は有機JASについて話されているんですけれども、できるだけ消費者の皆さんに安全でおいしいものを安く提供したいという気持ちの中で、マークを付けるに当たって、申請受付料、書類審査料、本審査料、判定...全文を見る
○田名部匡代君 是非その点はよろしくお願いをしたいというふうに思います。  また、認証とか試験検査みたいなものがしっかりと、技術であるとか知見であるとかそういうものをしっかり持った人材を確保して、その体制をつくっていく必要があるというふうに思っているんですね。というのは、いいか...全文を見る
○田名部匡代君 お願いしたいと思います。  そして、登録試験業者が創設される。これ、どういう業者さんが想定されているのか、現段階で何か決まっているんでしょうか。
○田名部匡代君 そういう意味では、ちょっと繰り返しになりますけれども、今回の改正でいろいろと拡大される中で、検査だとか分析だとか調査という専門的な知見を持った方々を育てていく、確保していくということも大事ですし、加えて、独立行政法人農林水産消費安全技術センター、FAMICの検査・...全文を見る
○田名部匡代君 別に私、FAMICから頼まれたわけじゃないですけど、そのためには予算もしっかり取ってというのはもう何度も、ごめんなさい、繰り返しですけれど、やっぱり信頼を確立していくということが非常に重要だと思っているので申し上げているわけですので、それについても御検討いただきた...全文を見る
○田名部匡代君 これ、ちょっと通告していないので、もし分かればでいいんですけれど、これも日本農業新聞に載っていました、一日の。海外での模造品、GIの不正利用が横行しているという記事が掲載されていたんですけれども、大臣、これについて御存じでしょうか。
○田名部匡代君 こういうこと、しっかり対応していく必要があると思うんですね、やっぱり日本のものを守っていく。  実は、これはいろんな要因があるのではないかなと勝手に思うわけですけれども、日本の持つ種が外に出るだとか、日本のものを海外で作る方々が増えてきただとか、そういう中で日本...全文を見る
○田名部匡代君 現時点で、今の抹茶のように、本来日本のものなんだけれども、我が国のとか我が地域のというようなブランド化をして出しているような商品、食品とかというのはあるんでしょうか。
○田名部匡代君 お聞きしたかったのは、例えば、JAS法で作られる行程が、何か新聞には、抹茶は昔ながらの石臼でひいたものが抹茶として認証されるんだというような記事もあったんですが、そこは事実かどうか分かりませんけれども、そういうものを国として認定したとしても、他国で、いやいや、これ...全文を見る
○田名部匡代君 強みをどう訴求していくのかというのは、まだちょっと今日のやり取りでは分かりにくいところもあるんですけれど、でも、しっかりと取組をして輸出が増える、所得の向上につながるというようなことになっていくことは望ましいというふうに思っていますので。  まだちょっと時間があ...全文を見る
○田名部匡代君 ありがとうございました。  それぞれの個々の日本ブランドというものを生かしていくことも必要ですし、まさに、これまで農水省さんでもいろいろ取り組んでこられたように、オールジャパンとしてどう日本ブランドを確立していくか、輸出を促進していくのかということも大事だろうと...全文を見る
○田名部匡代君 こんなに大臣と見詰め合ったのは初めてであります。  ありがとうございました。終わります。
04月06日第193回国会 参議院 農林水産委員会 第6号
議事録を見る
○田名部匡代君 民進党・新緑風会の田名部匡代でございます。今日は二十分お時間をいただきました。  通告させていただいた質問に入らせていただく前に、大臣、昨日、今村復興大臣の御発言、お聞きになっていますでしょうか。
○田名部匡代君 その発言に対する大臣の御所見をお聞かせください。
○田名部匡代君 あの発言は本当に被災者の方々を傷つけたと私は思っていますよ。怒りを通り越して本当に悲しい思いでおりました。ああいう御発言をされる方が本当に被災者の皆さんの生活を立て直していけるとは私は思いませんし、信頼されるとは思っていません。  大臣として、復興大臣として私は...全文を見る
○田名部匡代君 そんなふうにかばっていただきたくないんですね。  心の底でそんなふうに思っているんだなと、一度大臣の口を通して、今村復興大臣の口を通して被災者の方々にそのことが伝わったわけです。自己責任だと今村大臣はおっしゃっていました。被災された方々は好きで出ていったわけじゃ...全文を見る
○田名部匡代君 ごめんなさい。そこで働いている女性の方が、震災後、編み物に打ち込むことで余計なことを考えずに済んだっておっしゃっていました。  確かに、六年たって被災地を訪れてみたら、いろいろと当時のあの悲惨な状況からは、見た目は復興に向かっているということを感じます。でも、一...全文を見る
○田名部匡代君 どうか大臣を先頭に、農林水産省の皆さんも、当時のあの状況を一緒に乗り越えてきたわけですけれど、頑張っていただきたいと思いますし、ここにいる委員みんなで本当の意味での被災地の復興、そのことを忘れずに取り組んでいきたいと思います。  被災者の方々の声で一番お聞きをし...全文を見る
○田名部匡代君 まあ、事実関係がどうなのかというのはこれからなんだろうと思いますけれども。  実は、現地の建設業者さんの声として、私が直接聞いたわけではないんですけれども、実は非常に、何というんですか、その工事の事業費が安くて、仕事を取っても逆に利益が出ない、赤字になるというよ...全文を見る
○田名部匡代君 是非、信頼を損ねないようにしっかりとやっていただきたいというふうに思います。  それで、ちょっと一つ質問を飛ばして、先に、被災地の農業、漁業をやっていらっしゃる方々が一番困っていることとして、なかなか一度失った販路を取り戻すことができない、販路の開拓ができていな...全文を見る
○田名部匡代君 是非そのことはお願いをしたいと思います。  それで、もう一点、視察に行ったときに、漁港が整備されているんですけれど、地震で地盤沈下したものが隆起をしてしまって、非常に岸壁の高さが高くて、船から魚を揚げるときに、はしごなどを掛けないともう揚げられないというような状...全文を見る
○田名部匡代君 国土地理院の研究官の方が、数十年掛けて隆起が起きるということは予想していたけれども、こんな早さだとは思わなかったとおっしゃっているんですね。ですから、予想とは違うような状況もあると思います。専門家の皆さんともしっかり意見を聞きながら必要な対応を取っていただきたいな...全文を見る
04月13日第193回国会 参議院 農林水産委員会 第8号
議事録を見る
○田名部匡代君 民進党・新緑風会の田名部匡代です。  私は、民進党・新緑風会を代表し、主要農作物種子法を廃止する法律案に反対の立場から討論いたします。  反対の第一の理由は、種子法廃止の決定プロセスが余りにも不透明なことです。  本法律は、優良な種子の生産、普及を進めるに当...全文を見る
04月21日第193回国会 参議院 本会議 第19号
議事録を見る
○田名部匡代君 民進党・新緑風会の田名部匡代です。  私は、会派を代表し、ただいま議題となりました農業競争力強化支援法案につきまして質問をいたします。  冒頭、十八日に経済産業大臣政務官を一身上の都合で辞任された中川俊直衆議院議員について触れざるを得ません。報道されている内容...全文を見る
04月25日第193回国会 参議院 農林水産委員会 第9号
議事録を見る
○田名部匡代君 民進党・新緑風会の田名部匡代でございます。どうぞ今後もよろしくお願いいたします。  まず初めに、今日は法務副大臣にもお越しをいただいております。冒頭、テロ等準備罪に森林法が含まれている件についてお伺いをさせていただきたいというふうに思うんですけれど、随分ネット上...全文を見る
○田名部匡代君 組織的犯罪集団が現実的に行う可能性があるものとして森林法が含まれた。  この間、四月十七日、衆議院の決算行政監視委員会でも、民進党の山尾委員と金田大臣のやり取り、議事録ありますけれども、大臣も同じように、現実的に行われる可能性がある、そして相当の経済的利益を生じ...全文を見る
○田名部匡代君 テロを未然に防ぐということは大事なことだと思っているんですね。ただ、今のような御説明だと、現行法では当てはまらないから要らないんだということなのかもしれませんけれども、テロのその集団的犯罪組織の資金源になり得るんであれば、テロを防ぐために、私はあらゆることを考えな...全文を見る
○田名部匡代君 こういう現状があるわけですよ。何か、当てはまるのか当てはまらないのか、現実的なのかどうかも含めていろんなことをやっていますけれども。  例えば、アワビだとかナマコ、こういったものなどが組織的な密漁で被害総額が数十億規模に上るというふうにも言われています。(発言す...全文を見る
○田名部匡代君 今のちょっと御答弁を伺っていて、何か本気でテロを予防したいのかも分からないし、逆にこの法案でテロが予防できるのかも全くまだ理解ができないんですけれども。  私たち民進党は、航空保安体制の強化に向けた法律を議員立法で提出をする準備をしています。実は、こういうことの...全文を見る
○田名部匡代君 ごめんなさい、いろいろ質問通告していましたけれども、若干時間の変更で飛ばさせていただきたいと思います。  ただ、一つだけ申し上げておきたいんですけれども、農水省でも政府全体で再生可能エネルギーなんかを推進をしていることによって、農水省の関係でいうと木質バイオマス...全文を見る
○田名部匡代君 木材価格がなかなか上がらないということと、まさにいろいろと経費が掛かるということ、それに対して、今長官おっしゃっていただいたような支援もそうなんですけれども、伐採の効率化であるとか低コスト化、また人材の確保、そして森林所有者の経費の負担の軽減、こういったことをトー...全文を見る
○田名部匡代君 それでは懸念は晴れません。  公共品種はやっぱりしっかり守っていく必要があると、私はそんなふうに思っているし、これまで税金投入して大切に優良品種作ってきたわけですよ。何度も申し上げますけど、それが地域の特性であり、それがやっぱり一定の競争力の中で、青森のお米はこ...全文を見る
○田名部匡代君 この法案の御説明をいただいたときもそうなんですけど、私は、今いろいろ大臣御説明されましたけれども、結局は農協改革というか農協潰しなのかみたいなことも含めて、何か農家の方々は別に農協に言われるまま何かしているわけじゃないんですよ、自主的に取り組んでいるんですよ、既に...全文を見る
○田名部匡代君 もう時間が来たので終わりたいと思います。  そんなこと、法律でつくるようなことなのかどうかも分かりません。大臣始め農水省のやるべきことは違うというふうに思っています。家族経営でもしっかり成り立ち、そして意欲を持ってこれからもその生産活動ができるような、そういう支...全文を見る
05月10日第193回国会 参議院 議院運営委員会 第21号
議事録を見る
○田名部匡代君 民進党の田名部匡代でございます。  更田参考人、どうぞよろしくお願いいたします。  いろいろと今日何をお伺いしようかなと思って来たんですが、先ほど更田参考人の所信をお伺いしながら、この二十五年間、安全研究ということに関わりながら非常に強い使命感を持ってお仕事を...全文を見る
○田名部匡代君 ありがとうございます。  今、参考人の、備えがなされていなかったということへの衝撃、私も同じ衝撃を当時受けました。震災対応に当たるに当たって、私は特に農林水産分野を担当させていただいたんですけれども、家畜の問題、作られた作物の問題、土壌の問題、水の問題含めて、そ...全文を見る
○田名部匡代君 率直な御意見ありがとうございます。  科学的、技術的な専門的知見を大いに生かしていただきたいというふうな思いと、今お話を伺いながら、非常に謙虚なお気持ちを持たれていらっしゃることがよく伝わってまいりました。  是非、多くの国民が、皆が二度とあのような事故を起こ...全文を見る
○田名部匡代君 終わらせていただきます。どうもありがとうございました。
05月11日第193回国会 参議院 農林水産委員会 第12号
議事録を見る
○田名部匡代君 民進党・新緑風会の田名部匡代でございます。  私は、民進党・新緑風会を代表し、農業競争力強化支援法案に反対の立場から討論いたします。  本法案の主な問題点を申し上げます。  その第一点目。農林水産大臣は、法案の意義について、農業者の努力では解決できない構造的...全文を見る
05月25日第193回国会 参議院 農林水産委員会 第16号
議事録を見る
○田名部匡代君 民進党の田名部匡代です。  法案の質疑に入る前に、まず、私からも大臣に、これまで大臣も、この場で国家戦略特区の議論、いろいろとお聞きになってこられたと思います。国家戦略特区の在り方について、これまでの議論を聞いて、大臣、どんなふうにお感じになっているか、ちょっと...全文を見る
○田名部匡代君 本当に透明性、非常に重要な点だと思っています。  それで、これまでのいろいろその国家戦略特区のワーキンググループの議事録、私も読ませていただいたんですけれども、私は別に農林水産省の味方をするわけじゃないですけれども、この現場で農林水産省はやっぱり獣医師の需給バラ...全文を見る
○田名部匡代君 是非よろしくお願いしたいと思います。  付け加えますけれども、医師、獣医師などを計画的に養成する社会的要請があるというふうに、これ文部科学省の方でも考えていた、獣医師も六年間という非常に長い期間学校に通うわけで、学生さんにしても授業料をそれだけ高くお支払いいただ...全文を見る
○田名部匡代君 今日は局長もいらっしゃっていますけれども、非常にすばらしい発信をしています。それぞれの地域の特性であるとかおいしいものであるとか農林水産省の取組、そして農業の持つべき意味だとか農業関連施設の持っている意味だとかいうことも含めて、本当に地域の文化、伝統、あらゆること...全文を見る
○田名部匡代君 農業と工業の均衡ある発展ということはどうだったのかなと、もう答弁求めませんけれども、やっぱり耕作放棄地は増え、農業従事者は高齢化し、担い手は育たない、こういった現状を見ると、均衡ある発展ということとはちょっと違うのかなというふうに思っていますし、じゃ、例えば農業従...全文を見る
○田名部匡代君 では、今回の法案、法改正で農業従事者の新たな雇用というか就業が生まれるということなのか、そのことがまた農村の活性化であるとか所得の向上、こういったことにつながるというふうにお考えなのか、それはどういう根拠なのかということを教えていただけますか。
○田名部匡代君 私、そういうことには賛成なんです。まさに地域の農業者の皆さんと一緒になって、地域で作ったものを生かしながら農業レストランだとか六次産業だとか進めるのは、どんどん応援してあげていただきたいと思うんです。  でも、今回の法案はそうじゃないじゃないですか、例えば、じゃ...全文を見る
○田名部匡代君 農業従事者の就業が確保をされるようなものであれば、つまりは何でもいいということですか。もう一度お願いします。
○田名部匡代君 いや、私は、もっときっちりと明確に歯止めを掛けるべきだというふうに思うんですね。  先ほど来の御答弁でも遊休地の活用の優先であるとかいろいろおっしゃっていましたけれども、こういうことで本当に歯止めが掛かるのかなと。法的に何にも縛りがないわけですよね。私はそこが問...全文を見る
○田名部匡代君 私は今の大臣のお言葉を信じますけれども、ずっと大臣が大臣でいらっしゃるわけじゃないんですね。だからこそ、しっかりと法律で縛りを掛けておかないと、なし崩し的に崩れていくのではないかということなんです。いかに今大臣がそういう思いでやってくださっていても、ずっと大臣じゃ...全文を見る
06月01日第193回国会 参議院 農林水産委員会 第17号
議事録を見る
○田名部匡代君 民進党・新緑風会の田名部匡代でございます。  今の舟山委員とのやり取りを聞いていても、今回のこの一連の問題というのは、やっぱり何か腑に落ちない、安倍総理の腹心の友だったかどうかをおいたとしても、なぜこの加計学園に、今治に決まったのか、しかも一校となったのか、開学...全文を見る
○田名部匡代君 何というか、そんなことさえ何か考えて発言しなければいけないような今の国のその状況、何かかわいそうだなって逆に気の毒に思っちゃいますよ。立派な大学出られて、きっと高い志を持って、国のためと思って、多くの官僚の皆さん仕事されてきたと思います。しかし、これ、外から見ても...全文を見る
○田名部匡代君 それで、本当、ワーキンググループの議論たるや、どうか与党の皆さんも一度どんな議論がされていたか議事録読んでください。いや、本当にひどいんですよ。  そこで、松本副大臣、いろいろこれまでの御答弁やワーキンググループの議論を踏まえて副大臣にお伺いをしていきたいと思う...全文を見る
○田名部匡代君 これまでもいろいろ農水で出された法案なんかの、何でしたっけ、規制改革推進会議もそうですけど、分からない人たちが今までどういう歴史や経緯があったかということを全く無視して勝手な議論をしている、だから私はこれ問題だと思っているんですけど、とても有識者とは思えないような...全文を見る
○田名部匡代君 国際競争力がこのワーキンググループの中でそういうことを基本に議論がされていたのかということに、私は疑問を持っているんですね。例えば、何回かの議論でずっとペットの話になっているんです。これ、先ほど舟山委員からもありました、農水省も文科省もいろいろ説明しているんですよ...全文を見る
○田名部匡代君 しかも、これ根拠ないんです。これに対して、農水省さん、ちゃんとその後のワーキンググループで話しているんです。高齢化、五十代の方々のペットを飼っていらっしゃるよりも、六十代になるとペットを飼う方が減るんです。ここ二十年ぐらい見ても、ペットを飼っていらっしゃる方という...全文を見る
○田名部匡代君 必要なことだと思われませんか。
○田名部匡代君 新たなニーズがあるというのはどこでどんなふうに確認をされたんでしょうか。
○田名部匡代君 今のそのことにもあるんですけど、誰が、じゃ、そのことを確認したんですか。
○田名部匡代君 地域的な偏在というのは新たなニーズじゃないわけですよ。じゃ、その地域に学校をつくったら、それで偏在是正されるんですか、どう思われます。
○田名部匡代君 青森県には北里大学という学校があるんです。でも、青森県は、愛媛、いや、もっと言ったら四国よりも獣医師足りていないんです。様々な取組見て、多分、時間もったいないのであれですけど。  何ですか、地域枠を三十人つくる、六年たったら、三十人、その土地には六十人、どんどん...全文を見る
○田名部匡代君 副大臣、説明になっていないんです。  例えば、今までもいろんな取組しているんですよ。そして、今治じゃなくて、もう一つ提案されていた京都産業大学では、例えば越境感染症、鳥インフルエンザだって、非常に今日までこの国の感染症、鳥インフルエンザ対策に御貢献をされてきた専...全文を見る
○田名部匡代君 失礼しました、落としたということではないんですね。でも、入れないようにいろいろと限定がなされていったということだと思います。  そして、今副大臣がおっしゃったようなことは京都産業大学も提案しているんですよ。別に私は京都産業大学がどうかという話をしたいんじゃなくて...全文を見る
○田名部匡代君 そして、これまで取り組んでこられた文科省や農水省の皆さんも頑張ってこられたわけですから、もっと誇りを持って堂々と最後までやり切っていただきたい、そのことを申し上げて、終わります。
06月08日第193回国会 参議院 農林水産委員会 第19号
議事録を見る
○田名部匡代君 私は、民進党・新緑風会を代表し、畜産経営の安定に関する法律及び独立行政法人農畜産業振興機構法の一部を改正する法律案に対し、反対の立場から討論いたします。  政府が今国会に提出した農業競争力強化プログラムに基づく一連の法案については、我が党が幾度も立案過程における...全文を見る
06月13日第193回国会 参議院 農林水産委員会 第20号
議事録を見る
○田名部匡代君 民進党・新緑風会の田名部匡代でございます。  早速、今日は、収入保険制度についてと、また加計の問題もどうしても取り上げていかなければならないと思っていますけれども、もう早く調査をして結果を出していただければ、いつまでも、こんなことを何か月もやっていなくていいわけ...全文を見る
○田名部匡代君 是非、関係機関と連携しながらしっかり取り組んでいただきたいと思います。大体役所のやる仕事というか、ほかの補助金なんかもそうですが、いろいろ手続しようと思ったら、その制度を使ってほしいのか使ってほしくないのか分からないような膨大な量の手続なんかをやらなきゃいけないと...全文を見る
○田名部匡代君 ありがとうございます。  まさに全体を見ながら農家の皆さん生産活動をされているんですが、そうした老木が、何年もたつと木が増える、一方で、また上手に収量が減らないように改植の作業もしていくと。ただ、改植をすれば一定期間未収益の期間がありますから、そこはそこで、今の...全文を見る
○田名部匡代君 ありがとうございます。  果樹に限ったことではないですけれども、優良品種など新たな栽培への転換であるとか、規模拡大もそうだと思いますけれども、農家の方々が積極的な経営展開を図る、その意欲がそがれないような、まさに簡単に、意欲を持って、規模拡大しよう、新たな品種に...全文を見る
○田名部匡代君 前向きに検討をよろしくお願いしたいと思います。  だんだん、ちょっと時間もあれなんですけど、どの制度に加入するかというのは個々の判断になってくるわけですけど、先ほどもちょっとどなたか質問で取り上げていらっしゃいました、例えば野菜の価格安定制度、米のケースも別のケ...全文を見る
○田名部匡代君 ありがとうございます。  ちょっと加計のこともあるんですけど……(発言する者あり)はい、時間はないんですけれども。  いろいろまだ課題はあって、さっき言ったように、年々農家の方の所得が減っていけば、やっぱりそれは幾らこの収入保険があったとしたって農家にとっての...全文を見る
○田名部匡代君 終わります。
06月15日第193回国会 参議院 本会議 第33号
議事録を見る
○田名部匡代君 民進党・新緑風会の田名部匡代です。  会派を代表して、中間報告があった組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律等の一部を改正する法律案は、議院の会議において直ちに審議することの動議に対し、反対の討論をさせていただきたいと思います。  先ほどの法務委員...全文を見る
○田名部匡代君(続) 籠池氏は、学園側の弁護士と設計業者のやり取りするメールに三メートル以深にごみはないとの記載があったことも明らかにしました。もしこれらが本当であれば、これまでの政府答弁が全て覆る重大な問題であります。真実を知られたくないという財務省、政府の思惑がここに働いてい...全文を見る
○田名部匡代君(続) 国家戦略特区の制度の下、加計学園が特別扱いされたのではないかとの疑念は、晴れるどころか、ますます深まっています。  ここで重要なのは、お友達だったかどうかではなく、決定までの過程が透明であるかどうか、決定が公正であるかどうか、そして石破四条件に合致している...全文を見る
○田名部匡代君(続) 消費者のためにやるわけですからと訳の分からない御発言をされました。  これは驚くべき発言であり、これまで私たちが農水委員会で内閣府松本副大臣から説明を受けてきたことと全く違うものであります。と同時に、石破四条件にも全く合致しておらず、大問題であります。竹中...全文を見る
○田名部匡代君(続) 何を恐れて公式の会見で個人攻撃をしているのでしょうか。官房長官には猛省を促したいと思います。  その内部文書について、文科省は、文書の存在は確認できなかったと調査の報告を発表しました。しかし、今回、再調査を余儀なくされました。前向きな前回の調査は半日で終わ...全文を見る
○田名部匡代君(続) 義家文部科学副大臣は、参議院農林水産委員会の場で、森ゆうこ議員の、告発者は公益通報者に当たると思うが権利を守る意識はあるのかとの質問に対し、告発者は国家公務員法違反の可能性があると答弁し、処分をちらつかせました。脅しとも取れる発言ですが、現政権に刃向かう者に...全文を見る
○田名部匡代君(続) 憲法違反の疑いの強い共謀罪法案の採決ではないということを強く訴え、私の反対討論といたします。  ありがとうございました。(拍手)