独連立合意でともに強まる党内不満 メルケル首相の指導力低下も – ロイター



[ベルリン 12日 ロイター] – 先週ドイツで合意した大連立政権樹立を巡り、キリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)と社会民主党(SPD)内部でそれぞれ不満の声が強まっている。

最新の世論調査では両党の支持率は低迷し、合わせても46%どまり。SPDは過去最低の16.5%で、極右政党「ドイツのための選択肢」をわずかに上回るにすぎない。

メルケル首相が財務相ポストをSPDに譲ったことで、党内には困惑が広がっている。また、3月4日に結果が判明するSPDの党員投票次第で合意が白紙に戻る可能性もある。

メルケル首相は11日、連立合意に向けた「痛みを伴う」譲歩を擁護。党内の批判は自身の指導力低下の兆しではないと主張した。

CDU幹部のギュンター・エッティンガーは12日、ラジオ番組でメルケル首相を評価したものの、新たな大連立政権が実現すれば、彼女が首相職を務めるのは今期が最後とくぎを刺した。

一方、SPDでも連立合意に対して一般党員間の批判は強い。

青年部の幹部は全国を回り、党員投票で反対票を投じるよう訴えている。

SPDはシュルツ党首の辞意表明を受け、13日に幹部が指導部交代について決定する。シュルツ氏は次期党首に議会で会派代表を務めるナーレス氏を指名したが、これについても党内で不満の声が広がっている。



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