島袋宗康

しまぶくろそうこう



当選回数回

島袋宗康の1994年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月09日第129回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第1号
議事録を見る
○島袋宗康君 今、国際交流の重要性について平野先生から非常に貴重なことをお伺いいたしまして共感を覚えておるものでありますけれども、特に地方自治体の民間のボランティアを中心とした地方、地域の国際交流の重要性を指摘されたことについて非常に興味深く承ったわけであります。  私は沖縄選...全文を見る
02月23日第129回国会 参議院 予算委員会 第1号
議事録を見る
○島袋宗康君 まず、総理大臣にお伺いしたいと思います。  日米首脳会談の決裂で一時は百円台まで円高が進んでまいりました。第三次補正予算の経済効果も帳消しになるんではないかというふうなことで大変心配しておりましたけれども、現在ではかなり回復してまいっております。この間、総理も大変...全文を見る
○島袋宗康君 それでは、新聞に載っている問題については全く考えていらっしゃらない、いわゆるこの防衛計画大綱見直しについてはお考えになっていないという意味ですか。
○島袋宗康君 外務大臣にお尋ねいたします。  在日米軍の駐留経費、いわゆる思いやり予算、その九三年度の日本側の負担総額は幾らになっているか、またその負担率は幾らになっているんでしょうか。米軍人一人当たりどれだけの経費負担になっているか、それとまた国民一人当たりの負担額は幾らにな...全文を見る
○島袋宗康君 御答弁のように、我が国の安全保障のためになされる莫大な費用負担でありながら、基地周辺住民にとってはそのことによって逆に生活の安全が脅かされております。例えば戦闘機の夜間訓練や実弾砲撃演習で生活環境や自然環境の破壊が繰り返されております。日米安保の建前上、演習場の撤去...全文を見る
○島袋宗康君 それでは、具体的に基地被害の問題について総理大臣にお尋ねしたいと思います。  まず、訪米直前の二月一日に、上原開発庁長官も同席して沖縄県知事から基地問題について直接の要請があったと報道されております。その要請内容についてどういうものであったのか、さきの訪米でその要...全文を見る
○島袋宗康君 ちょっと防衛庁長官にお尋ねします。  軍事基地については、演習等の日常的基地被害から返還後の跡利用の問題、さまざまな課題を抱えております。今、沖縄県民が一番望んでいることは、基地の整理縮小と演習被害の軽減、解消、跡利用のための軍転特借法の制定であります。特に跡利用...全文を見る
○島袋宗康君 それでは、今の防衛庁長官のお話によりますと、私は防衛庁の主管と申し上げたいのですけれども、全く検討されてないと。  そうすると、沖縄の基地問題の解決の前進のために十一省庁で連絡協議会を持っておるというふうに聞いておりますけれども、軍転特借法一つとってもまだ主管が決...全文を見る
○島袋宗康君 沖縄ではその軍転特借法をぜひ制定してほしいということでありますので、ぜひその面を内閣として検討していただきたいということを要望しておきたいと思います。  時間がありませんので大急ぎになりますけれども、私はこの予算委員会でなぜ沖縄の基地問題を取り上げたかと申しますと...全文を見る
03月23日第129回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第2号
議事録を見る
○島袋宗康君 一番しんがりになると思いますけれども、両先生、大変ありがとうございました。  二院クラブの島袋です。  五十嵐先生の日米基軸方針の相対化、それから日本独自のアジア外交の展開、そういったようなことと、それから軍事大国化の回避をしながら国際的な貢献を尽くしていくとい...全文を見る
03月28日第129回国会 参議院 大蔵委員会 第2号
議事録を見る
○島袋宗康君 酒税法の一部改正についてちょっとお伺いいたします。  今回の酒税改正により、しょうちゅう類ではどの程度の増収が見積もられておりますか。また、その額は酒税増収見積もり分の何%程度に当たるのか、それをお聞かせ願いたいと思います。
○島袋宗康君 私の手元の資料によりますと、沖縄の泡盛の九五%が県内で消費されております。典型的な地域的酒類と言えると思います。とすれば、今回の酒税改正によるさきの増収見積もり分はほとんど沖縄で負担するというふうな意味合いになるわけでございます。これは零細製造業者に能力以上の負担を...全文を見る
○島袋宗康君 今回の改正では、しょうちゅう乙類の中でもとりわけアルコール分三十度の税負担が非常に大きく目立っているわけでございます。泡盛の主力商品はアルコール分三十度であり、全体の七〇・三%に当たります。ほとんどのしょうちゅう類はアルコール二十五度を主力商品としており、沖縄のアル...全文を見る
○島袋宗康君 私の質問は、二十六度以上三十一度未満とあるのを二十六度以上三十度未満に直せないかどうか、それを具体的にお聞きしているんです。
○島袋宗康君 今、難しい問題というふうなことでありますけれども、沖縄の実情をよく理解していただいて、何とかこの辺のことを、ちょっと手直しするだけで非常に助かるわけでありますから、何らかの形で御努力をお願いしたいというふうに要望しておきたいと思います。  次に、泡盛は伝統的にタイ...全文を見る
○島袋宗康君 今回の米の緊急輸入について、またタイからも相当の米が入るわけであります。ところが、人間が食べる非常にいい米と砕米とが同じ値段で業者に渡るというふうなことについて、やっぱり私も相当疑問を持っておりますので、それは後でぜひ検討していただきたいというふうに思っております。...全文を見る
○島袋宗康君 終わります。
05月25日第129回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第3号
議事録を見る
○島袋宗康君 二院クラブの島袋宗康でございます。  会長から御提案のあった「アジア太平洋地域の平和と繁栄に向けて」というテーマで調査を進めることに賛成をいたしたいと思います。  アジア・太平洋地域の一員である我が国にとって、アジア・太平洋地域の諸国と手を携えて地域の平和と安全...全文を見る
06月20日第129回国会 参議院 大蔵委員会 第5号
議事録を見る
○島袋宗康君 大臣は、さきの本委員会における所信表明で、景気回復の機運は着実に熟しつつあるとの認識を示されております。そこで、大蔵省は現時点で景気回復の見込みをどのように見ておられますか。  また、現在の為替相場の動向は景気回復にどういう影響を与えておるか、その辺の考え方をお聞...全文を見る
○島袋宗康君 次に進みたいと思います。  大臣は、個人所得税の軽減と消費課税の充実を柱にバランスのとれた安定的な税体系を構築するとして、増減税一体の税制改革の実現を表明しておられます。しかし、一部マスコミの報道によれば、政府税制調査会の答申案の骨格は、所得税減税を来年度以降も継...全文を見る
○島袋宗康君 平成六年度予算の大綱では限られた資金の重点的・効率的配分に努められたようでありますけれども、具体的な成果は予算案でどういうふうになっておりますか。  とりわけ、防衛予算については伸び率の関係でどのように御努力されたのか。また、各省庁別の配分については従来と比べてほ...全文を見る
○島袋宗康君 証券取引法の一部改正案について二、三お尋ねしたいと思います。  自社株取得のルールを策定する必要性についてまずお伺いしたいと思います。  企業が自己株式を時価で買い取る場合、株価に対しては中立的であるべきだとされております。しかし、自己株式取得は会社の財務運営を...全文を見る
○島袋宗康君 最近、株主総会をめぐるトラブルが絶えないわけであります。また近年、総会屋対策からか、株主総会の開催が六月二十九日に集中している状況であります。これは会社の総会屋を排除するための方策であると思いますけれども、反面、複数の会社の株式を保有する健全な株主の正当な権利行使を...全文を見る
○島袋宗康君 終わります。
06月22日第129回国会 参議院 大蔵委員会 第6号
議事録を見る
○島袋宗康君 沖縄振興開発公庫の平成六年度の各目明細書を委嘱審査の資料としていただきました。同公庫の事業に関連して、沖縄の都市モノレールの問題について二、三お尋ねしたいと思います。  御承知のとおり、沖縄では全国で唯一の鉄軌道のない県であります。戦前までは軽便鉄道があったわけで...全文を見る
○島袋宗康君 この事業推進について、沖縄開発庁としてはどういうふうに推進を考えておられるのか、あるいはまた開発庁のこの問題に対する基本的な姿勢、それをひとつお聞かせ願いたいと思います。
○島袋宗康君 最近の地元新聞の報道によりますと、今御答弁がありましたように、開発庁首脳がこの問題についてしばらく見守りたいというふうな意向で論調されておりますけれども、沖縄開発庁のこれまでの努力は非常に私も認めるところでありますけれども、この時点では、いま一歩踏み込んで県に対する...全文を見る
○島袋宗康君 沖縄開発金融公庫の設置された趣旨が沖縄振興開発金融公庫法の第一条に明記されております。すなわち、沖縄における経済の振興及び社会の発展に資するためというふうにうたわれておるわけでございます。このモノレール事業に対する融資などは、それこそ沖縄振興開発公庫の設置目的に合致...全文を見る
○島袋宗康君 那覇市内の交通渋滞、いろいろ考えていく場合に、どうしてもモノレールが必要であるというふうなことで、二十四年にわたって大きな懸案でありますので、ぜひ開発庁とされても主導的に取り組んでいただきたい。また、大蔵省にしてもぜひそのことを踏まえて、沖縄県民のために、沖縄公庫の...全文を見る
06月23日第129回国会 参議院 予算委員会 第19号
議事録を見る
○島袋宗康君 本日六月二十三日は、沖縄県戦没者慰霊の日でございます。本来であれば羽田総理大臣に出席していただきまして、私もまた参列をする予定でありましたけれども、予算委員会の最終日ということでございますので、それもかなえることはできませんで残念に思っております。  また、最後の...全文を見る
○島袋宗康君 政府はこれまで、日米関係は我が国の経済、外交、防衛の基軸であると主張してこられました。しかし、戦後五十年近くも他国の軍隊に軍事基地を提供し、駐留を認め、しかも今日ではその駐留軍経費の七〇%まで負担するに至っております。まことに異常な状態ではないでしょうか。これは、日...全文を見る
○島袋宗康君 この時点で安保理常任理事国入りを希望する羽田総理の国連に対するイメージ、いわゆる日本が常任理事国になることによって国連をどう変えていくのか、そこで果たすべき日本の役割について展望がございましたら承りたいと思います。
○島袋宗康君 ありがとうございました。
09月01日第130回国会 参議院 決算委員会 閉会後第3号
議事録を見る
○島袋宗康君 二院クラブの島袋宗康でございます。  本日は九月一日の防災の日でございます。緊急に防災体制についてお尋ねしたいと思います。  先日、台風十三号、十六号が相次いで沖縄の先島地方に襲来したわけでありますけれども、その被害は甚大なものがあります。その被災見舞いと視察の...全文を見る
○島袋宗康君 風速計が七十・二メートルで記録されて、それ以上は風速計が機能していないというふうなことを聞いておるんです。何かあなたの答弁によると、前々日ですか、復旧はしたというふうなことですけれども、復旧したというのは、実際は風が吹いて七十・二メートルで故障しているというふうなこ...全文を見る
○島袋宗康君 いや、久米島はいいんです。与那国島はどうなのか。
○島袋宗康君 その観測機器は瞬間最大風速が九十メートルまで観測できるというふうなことでございましたけれども、七十・二メートルで故障したというふうなことが風によるものではない、風速によるものではないということが言えるわけですか。どうなんですか。
○島袋宗康君 時間がありませんので前に進みますけれども、どうぞその九十メートルに耐えられるような気象観測ができるように、風速計が機能するようにぜひひとつ努力していただきたいというふうに要望しておきます。  文化庁長官にお伺いします。  沖縄県では御承知のとおり、琉球の国劇と言...全文を見る
○島袋宗康君 国立劇場という県の要請に対して、文化庁としてはまだそこまでは考えておられないというふうなことでございますけれども、やはり無形文化財として国が指定しております。そういう意味もありまして、専用劇場というものがどうしても必要じゃないかということでございます。  伝承者の...全文を見る
○島袋宗康君 文部大臣、今の文化庁のお答えについて文部大臣としてどうお考えですか。
○島袋宗康君 この問題について、沖縄開発庁、とりわけ第三次振計との関連でどういうふうに位置づけられるのか、現在、文化庁及び沖縄県側をどのようにパックアップしていかれるおつもりなのか、今後どのようにお取り組みされるのかというふうなことについて、沖縄開発庁、よろしくお願いします。
○島袋宗康君 時間ですので終わります。
09月02日第130回国会 参議院 決算委員会 閉会後第4号
議事録を見る
○島袋宗康君 在沖米軍の実弾砲撃演習の移動問題についてお尋ねいたしたいと思います。  ヘンリー・スタックポール元太平洋艦隊付海兵隊司令官の発言によりますと、九三年三月、同年の七月、そして九四年の六月に次のように発言されております。東富士への移設を検討しているが、それを実現するか...全文を見る
○島袋宗康君 これも多岐にわたっているんですけれども、私は、過去五年間じゃなくして復帰後の回数と実弾数、発射弾数ですね、それをお願いしたいわけです。  今非常に詳しいことを説明されましたけれども、ちょっと口頭ではなかなか受けとめにくいものですから、資料の提出を委員長の方でひとつ...全文を見る
○島袋宗康君 はい。
○島袋宗康君 じゃ、お願いします。  東富士演習場の実態が少しずつわかってきたわけでありますけれども、先ほど御紹介したように、この問題については日米の責任者でかなり温度差があるというふうに私は思っております。  そこで、アメリカ側から基地の整理、統廃合についてかなり具体的な発...全文を見る
○島袋宗康君 質問は、資料をいただきましてこれからこの問題については継続してやりたいと思っていますので、よろしくお願いします。  それから、米軍機の墜落事故について。  沖縄県内では、最近、米軍機の墜落が相次いで三件発生しております。また、復帰後、沖縄県内で発生した米軍機事故...全文を見る
○島袋宗康君 今の答弁は全く納得がいかないですね。百十三件もいわゆる墜落あるいはそういった事故を起こしているのに、その原因というものは全く聞く必要はないと。ただ再発防止と安全管理をやりなさいと言うだけでは、事故の原因がわからなければ、再発防止だって安全管理だって皆さんは言いようが...全文を見る
○島袋宗康君 委員長、これはちょっとリードしてくださいね。  これは県議会でも墜落事故が起きるたびごとに皆さん方に陳情、要請をして、何とか解決してほしいということはもう何十回となく言われているわけですよ。そのたびに原因がわからないと。今のような感じでは全く沖縄県民は納得いきませ...全文を見る
○島袋宗康君 終わります。
10月17日第131回国会 参議院 予算委員会 第2号
議事録を見る
○島袋宗康君 初めに、去る十四日、高知県の土佐町の早明浦ダム上流において、訓練中のアメリカ海軍機が墜落している事故がございます。これについて政府はどのように対処しているのか、いわゆる調査を進めているのか、あるいはどういう措置をとっているのかということについて、まず質問をいたします...全文を見る
○島袋宗康君 この件については、あした、安保また地位協定について詳しくお聞きしますので、ひとつ万全な安全対策を図っていくように要望しておきたいと思います。  それで、きょうの質問に入るわけでありますけれども、質問に先立って、この議会が非常に論戦が凡戦であるというふうなことが指摘...全文を見る
○島袋宗康君 アジア・太平洋地域の脅威について、非常に納得いかないんですけれども、従来はやはりソ連が対象だったわけですね。それが崩壊しているわけですから、そういった意味では今のような説明では脅威そのものが、やっぱり安保条約を結ぶだけの日本に対する脅威というものは恐らく相当ないんで...全文を見る
○島袋宗康君 先ほど総理から、経済的側面あるいは外交の側面というふうなことをおっしゃっておりましたけれども、そのことをこれから問おうとしておるんですけれども、時間がありませんが、残された時間でちょっとお聞きします。  いわゆる村山内閣の防衛費抑制について外務大臣は、防衛費の概算...全文を見る
10月18日第131回国会 参議院 予算委員会 第3号
議事録を見る
○島袋宗康君 総理は昨日の答弁で、日米安保の性格が軍事面より経済的、政治的に大きなウエートが移ったというふうな答弁をなされまして、それで安保を堅持すると言われました。  冷戦終結後も、日米安保の軍事的側面であるいわゆる在日米軍基地、とりわけ沖縄の軍事基地の実態に全く変化がないわ...全文を見る
○島袋宗康君 次に、安保そして地位協定について、その見直しについてお伺いしたいと思います。  総理も外務大臣も、冷戦終結後は日米安保の軍事的ウエートが軽くなったというような点では一致しているんじゃないかと思います。また防衛庁長官も、防衛力のあり方について検討したいというような答...全文を見る
○島袋宗康君 私は、その見直しが必要であると。  沖縄では陸、海、空域とも県民の権限によって使用されないんですよ。全く米軍の勝手次第。そういうふうなことについては、非常に県民の生活が安定しないわけですからどうしても見直しが必要である。だから、これは日本の立場としてどういうふうに...全文を見る
○島袋宗康君 いろいろな御答弁がございましたけれども、要するに村山政権の基本姿勢は、安全保障に関しては軍縮の方向であるというふうに理解してよろしいかということの私に対しての御答弁をお願いしたい。  それから、さっきの報道によりますと、米朝合意も成立しましたし、軍縮の環境は整いつ...全文を見る
○島袋宗康君 アメリカの認定法、それはどうしますか。どういうふうに日本は受けとめるんですか。
○島袋宗康君 ありがとうございました。
11月22日第131回国会 参議院 大蔵委員会 第4号
議事録を見る
○島袋宗康君 本日の最後の質問者になるわけでありますけれども、多少重複する部分もあろうかと思いますけれども、ひとつ誠意を持ってお答えいただければ大変ありがたいと思っています。  まず、今回の税制改革のねらいは、当面の景気対策として減税を継続することと、中長期的には中堅サラリーマ...全文を見る
○島袋宗康君 来年度予算に向けても、そういう景気浮揚の問題についても配慮するというふうなお言葉がありましたけれども、ぜひ景気回復に向けてなお一層の御努力をお願いしたいというふうに思います。  そこで、政府は、原則三年間五・五兆円の減税を景気対策として今打ち出したわけでありますけ...全文を見る
○島袋宗康君 それから、アメリカの連邦準備制度理事会、FRBが大幅な金利引き上げに踏み切ったという報道がなされております。金融の国際化が進んだ現在、米国の高金利は世界経済に大きな影響を与えるものではないかというふうに思います。これ以上の金利上昇は回復の方向にある各国の景気に水を差...全文を見る
○島袋宗康君 それは他国のことですからとやかくは言えないと思うんですけれども。  今年度の国の一般会計税収は五十一兆円前後にとどまると、当初予算の税収見積もりを二、三兆円下回ることは避けられないというようなことが見通されているようでありますけれども、そこに至る原因はどういうふう...全文を見る
○島袋宗康君 今回の税制改革について村山総理は、本会議の冒頭において、活力ある福祉社会の実現を目指す税制改革を実現するためには何よりも納税者に納得していただくことが大事だ、そして国民の理解を得るためなお一層の努力をするというふうなことを述べられております。  しかし、今回の税制...全文を見る
○島袋宗康君 こういった大きな税制改革ですから、やはり国民の目というのが、従来のいわゆる不公平税制とかあるいは今国が目標としているところの行財政改革というものを非常に注目しているわけです。そういったふうなものが一番国民の要望が強いにもかかわらず、それを先送りにして、今回ただ消費税...全文を見る
○島袋宗康君 大蔵大臣のわかりやすい御説明である程度納得はしたわけですけれども、やはり国民が納得する、あるいはわかりやすい説明を早目にやるというふうな観点に立ってぜひこれからも進めていただきたいというふうに要望しておきたいと思います。  それから、不公平税制の是正の問題について...全文を見る
○島袋宗康君 今回の税制改革では触れられていない資産税、それから特に利子、株式等の譲渡益、そういったものに対して総合課税をすべきではないか、税負担の公平という観点からぜひ総合課税を推進していただきたいというふうに思っているわけです。この総合課税に対しての問題点については大蔵省とし...全文を見る
○島袋宗康君 この場での皆さんの御意見を大体総合いたしましても、やはり総合課税というものは必要ではないかというふうな御意見が強いわけです。それは日程的にも、どの程度論議をしていつごろからやりたいというふうな具体的なお考えはないんですか。
○島袋宗康君 次に、地方消費税の問題についてちょっとお伺いしておきたいと思います。  地方消費税を導入し、地方分権を推進するということになると、地方消費税だけ税率アップすることも考えられるわけです。そのことについて自治大臣、どうお考えなのか。その際、引き上げの手続とか具体的な方...全文を見る
○島袋宗康君 今回の消費税アップの一%を地方財政に寄与させるというふうな問題については、これは地方に行きますと非常に安定した収入が得られるというふうなことで、受けとめ方としては各地方の首長にとっても非常に喜ばれているわけでありますけれども、先ほど私が質問したようにどの程度まで任せ...全文を見る
○島袋宗康君 もっとお聞きします。  これは一%の枠内という意味ですか、それとも一%と限定して賦課していくのか、その辺はどうなんですか。
○島袋宗康君 そこで、徴税事務が地方自治体に移管されるというふうなことを聞いておるんですけれども、その移管するめどについてはどういうふうにお考えですか。
○島袋宗康君 その場合、国の機関で賦課徴収するわけですから、その徴収取扱費ですね、それはやっぱり都道府県から国に納める形になるんですか、その辺はどういうからくりになりますか。
○島袋宗康君 最後になりますが、その今の徴収費ですね、それは地方から大蔵省に入る部分については、まあどこに入るかわかりませんが、その手数料というものは大体金額にしてどれぐらいになる予想ですか。
○島袋宗康君 私の質問は終わります。大変ありがとうございました。
11月24日第131回国会 参議院 大蔵委員会 第5号
議事録を見る
○島袋宗康君 私は、先日の委員会でこの税制改革に対する国民の批判が根強いことを訴えました。この批判にどのようにおこたえし、どのようにして国民の理解を得ようとしておられるのか、大蔵大臣にお尋ねいたしまして御答弁をいただいたわけでありますけれども、まだ釈然としない部分があります。いま...全文を見る
○島袋宗康君 ですから、何に使われていくのかよくわからないというふうな部分があって結局見直し規定というふうなことになっていると思いますけれども、国民の批判に加えて、法律案の二十五条のいわゆる税率見直し規定については現時点においても同様に問題が残っているように思います。いわゆる税率...全文を見る
○島袋宗康君 社会保障だとか行財政改革あるいは租税特別措置等、税制の不公平といったようないろいろなものが取り上げられたわけでありますけれども、そういったふうなことがまだ目に見えない、これはもう先日申し上げたわけですけれども、明確にならないからこそ国民に不安があるというふうなことを...全文を見る
○島袋宗康君 それから、一般に個人所得税が垂直的な公平に資する税制であり、また他方、消費税は水平的な公平の確保に資する税制であると言われておる。しかし、この水平的な公平に資するという考え方の前提には、我が国の所得、資産格差が縮小したという確たる認識がなければならないと思うわけであ...全文を見る
○島袋宗康君 消費税の逆進性との関連で新たな問題点が出てきたような気がするわけであります。  そこで、所得の地域間格差という問題と逆進性という矛盾を重ね合わせてみますと、新たな問題点が発生するのではないか、あるいはしたのではないかというふうに思うわけです。  例えば、一九九一...全文を見る
○島袋宗康君 そのような議論、つまり消費税と地域間所得格差の問題はすなわち消費税の逆進性をどのように緩和するかという問題に帰結するわけでありますけれども、この逆進性を緩和する上で、所得の地域間格差という要素がまた出てくるのではないかというふうに指摘せざるを得ないわけでありますけれ...全文を見る
○島袋宗康君 今御説明がありましたけれども、そういったいわゆる逆進性の緩和策について今回の改正案での手当て、あるいはまた今後の課題といったものがあればもう一度御説明をお願いしたいと思います。
○島袋宗康君 そういった逆進性の緩和策についてこれからどういうふうにするかということが検討されるわけですか、それともどういうふうな形でこれは是正されるわけですか。
○島袋宗康君 消費税施行によってそういった逆進性、いわゆる弱者対策というのは、これから二十一世紀に向けての高齢化社会が形成される時代に入りますと余計そういったふうな弱者対策というものが必要であると思いますので、特段のそういったことを配慮して今後の改正案について十分な検討を加えてい...全文を見る
○島袋宗康君 私は沖縄出身でありますから、沖縄の泡盛がタイ米でごうし菌をつくってつくられて、およそタイ米が主体になるんですけれども、そのタイ米の問題についてもこの前大蔵委員会で取り上げさせていただいたわけですけれども、特別措置でタイ米を輸入してつくられている。今度輸入の自由化によ...全文を見る
○島袋宗康君 終わります。ありがとうございました。
○島袋宗康君 大変遅くまで御苦労さまでございます。  今回の税制改革で、いわゆるいうところの景気対策として所得税の減税が十分に効果を発揮したと評価されているのかどうか、その辺をひとつお伺いしたいと思います。  それから、中堅サラリーマンの重税感の緩和に効果があったのかどうか、...全文を見る
○島袋宗康君 盛んに景気が上向きになっているというふうなことをよく言われますけれども、こういった所得税減税をやった効果があるのかというふうな点については、景気が上向いているのにかかわらず、そういったふうな効果がまだどうということがつかめないというふうな状況という意味ですか。
○島袋宗康君 総理はさきに消費税は国民の間に定着しているという御認識を示されたわけですけれども、今回の消費税率アップにおいて低所得者層への配慮、そして逆進性の緩和、税負担の不公平感の解消に十分に配慮されたというふうな御認識に立つのかどうか、その辺についてお伺いします。
○島袋宗康君 これまでの一連の税制改革の論議の中で、先ほどもあったんですけれども、いわゆる消費税増税は社会党の公約違反ではないかというふうなことがよく批判されておりますけれども、これについては完全に総理としては払拭されたというふうなお考えに立っているのかどうか、その辺をちょっとお...全文を見る
○島袋宗康君 総理、社会党に対する公約違反ではないかという批判について、払拭されたと思われているのか、率直な御意見をお聞かせ願いたいというふうに思います。
○島袋宗康君 今回の税制改革は、高齢化社会の到来を踏まえて福祉を充実させ、経済の活力を維持するための税制を改革するにあると言われているわけですね。つまり高齢化社会の財源、そして所得、消費一資産のバランスのとれた税制ということ、それから納税者が公平公正に負担する制度を構築するのが今...全文を見る
○島袋宗康君 総理、特殊法人の見直しについて所管官庁の意見が相当非協力的だと報道がなされておるわけですね。この問題については総理はどういうようにお考えですか、最後に。
12月05日第131回国会 参議院 世界貿易機関設立協定等に関する特別委員会 第4号
議事録を見る
○島袋宗康君 WTO設立が目前に迫っておりますけれども、現時点において主要各国の内部あるいは途上国と先進国の間に利害対立の火種がまだ消えない、必ずしもそういったことが払拭されていない状況にあるというふうなことが言われております。この問題は、WTOの弱体化につながるんじゃないか、あ...全文を見る
○島袋宗康君 そこで、昨年は国内の凶作によって大量の米が不足したわけでありますけれども、それに伴い米の緊急輸入をしたわけでございます。そのうち、タイ米の問題についてお伺いします。  タイ米の国内での人気はいま一つでございまして、現在でもほとんど売れ残っているというふうに報道され...全文を見る
○島袋宗康君 この問題については、後で時間があればお伺いしたいと思います。  次に進みます。  御承知のとおり、ガット・ウルグアイ・ラウンドで日本の米は関税化の特例措置として認められたものでありますけれども、この特例も七年目以降には再び厳しい交渉が予想されるわけであります。 ...全文を見る
○島袋宗康君 その差益についてを聞いておるんですよ、差益について。
○島袋宗康君 そこで、九万七千円の差額でありますけれども、私の手元で調べた結果はトン当たり四万円で輸入して売り渡し価格が十四万で、大体今の九万七千円、約十万の差益があるわけでありますけれども、今回のWTOの論議の中でやはりこの問題については整理する必要があるのじゃないかというふう...全文を見る
○島袋宗康君 もう時間がありませんので最後になりますけれども、タイ米に限らず、この膨大な在庫輸入外国米を今後どのように利用して処理するおつもりなのか、その辺についてお伺いします。
○島袋宗康君 時間ですので終わります。