島袋宗康
しまぶくろそうこう
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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02月23日 | 第136回国会 参議院 農林水産委員会 第2号 議事録を見る | ○島袋宗康君 二院クラブの島袋宗康でございます。本日は沖縄の農業問題についてお伺いしたいと思いますので、よろしくお願いします。 沖縄は我が国でもほとんど唯一の亜熱帯性気候の地域に属しているわけでございます。農作物の種類においても、本土がおおむね稲作中心であるのに対して、我が沖...全文を見る |
○島袋宗康君 ぜひ沖縄の農業振興について一段の御努力をお願いしておきたいと思います。 サトウキビの生産性の向上を図る上では、植えつけから刈り取りに至る各段階においてより一層の機械化を進める必要があるのではないかというふうに思います。特に、年配の方でも操作できるような小型の機械...全文を見る | ||
○島袋宗康君 平成八年度の農水省の予算の中に、地域リサイクルシステム確立事業の名称でサトウキビの搾りかすであるバガスをリサイクルし、堆肥として再利用することを促進する事業が計上されていると伺っております。 このような形でバガスの再利用を図ることは、資源の有効利用だけでなく、地...全文を見る | ||
○島袋宗康君 次に、赤土問題についてお伺いしておきたいと思います。 沖縄で雨が降るたびごとに、赤土が流出して海を汚染し、漁業や観光にダメージを与え、サンゴ礁等の生態系が破壊され、環境問題にも影響を及ぼしております。土地改良等の農林関係の公共事業も大きな要因になっていると言われ...全文を見る | ||
○島袋宗康君 それから、ウリミバエの技術の海外移転についてお伺いしておきたいと思います。 沖縄県が打ち出している国際都市形成ビジョンの一つに、国際技術協力を掲げ、沖縄の地域特性を活用した亜熱帯農業や環境技術等を通じた国際貢献を図るとして、本年八月に亜熱帯総合研究所を設立する予...全文を見る | ||
○島袋宗康君 沖縄の地理的条件を生かすという意味では、国際交流問題が大変国際貢献としての一翼を担うと思いますので、ぜひその点については御努力を願っておきたいと思います。 沖縄県は一千平方メートル以上の土地の形状変更を行う際に、赤土防止技術を施して、事前に知事に届け出、または通...全文を見る | ||
○島袋宗康君 時間ですので終わります。 | ||
03月15日 | 第136回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号 議事録を見る | ○島袋宗康君 沖縄開発庁長官、御就任おめでとうございます。 もう戦後五十一年目ですか、そして沖縄が復帰してから二十四年、二十一世紀に向けて何とか沖縄の若い人たちに夢と希望を与えようじゃないかという発想が今、大田県政の中で非常にやられまして、これはやはり何としても、地域的な特性...全文を見る |
○島袋宗康君 長官がおっしゃるとおりのことをぜひ実現するように、なお一層のお力をかしていただきたいと思います。 そこで、去年の九月四日の事件を発端として、十月二十一日の県民の総決起大会、私も参加したんですけれども、あの高校生が言ったことを非常に感銘深く受けとめているんです。私...全文を見る | ||
○島袋宗康君 報道によりますと、四月に向けて十七カ所の施設の返還の提案がなされているというふうに報道されております。 従来から二十三事案や三事案、この重複はどうなっているのか、あるのかないのか。それから、全く新しい返還対象施設はどこどこなのか。その十七カ所のうち二十三事案ある...全文を見る | ||
○島袋宗康君 沖縄県内で基地の返還というものが一番最重点の施設・区域はやはり普天間飛行場だと思うんです。政府としては普天間飛行場というものを本腰で対米折衝なされているのか、また予測される面についてちょっと御説明願いたいと思います。 | ||
○島袋宗康君 先ほど来論議されております強制使用に対する判決が三月二十五日に行われるわけです。事実上これは楚辺通信所の施設は契約が切れるというふうな事態になるわけです。 そこで、重複するかもしれませんが、そういった一日以降使用が法的な根拠を失うというふうなことになるわけであり...全文を見る | ||
○島袋宗康君 中国の軍事演習によって、ミサイル発射というものが盛んに今論議されておりますけれども、与那国に一番近いところでこれが行われているというふうな実態でございますので、やはりこれは島民が非常に不安と、さらにまた漁業関係で操業も非常に難しくなっているというふうな状況になってい...全文を見る | ||
03月26日 | 第136回国会 参議院 農林水産委員会 第4号 議事録を見る | ○島袋宗康君 二院クラブの島袋宗康でございます。 今、お隣の国井先生から狂牛病の問題で質問がありましたけれども、関連いたしますので、私は角度を変えてお尋ねしていきたいと思います。 実はおとといの新聞なんですけれども、「狂牛病パニック拡大 英国産牛禁輸広がる 牛乳の安全性に...全文を見る |
○島袋宗康君 イギリスの牛肉が全世界の二%にすぎないという点では、さほど価格あるいは輸入量等、そういった問題には影響はないと思いますけれども、その辺は私の危惧であって、心配したところでございます。いずれにいたしましても、そういう対策は十分に我が国としてはとっていただきたいというふ...全文を見る | ||
○島袋宗康君 ぜひ沖縄県内の畜産業振興策について特段の御配慮をお願いしておきたいと思います。 それから、牛肉、豚肉及び鳥肉のそれぞれについて、国内生産量と輸入量がどのようになっているか、そして国内自給率はどのような状態に推移しているかという点でお伺いし、また食肉の国内生産振興...全文を見る | ||
○島袋宗康君 終わります。 | ||
04月11日 | 第136回国会 参議院 農林水産委員会 第6号 議事録を見る | ○島袋宗康君 政府は、検疫対象外となると言われておる有害動植物は一部害虫などに限定されるとしていますが、生産者は、検疫の対象とならない有害動植物が侵入することによりまして甚大な被害をこうむるのではないかと、その影響を懸念しているわけでありますが、その点について政府はどのように考え...全文を見る |
○島袋宗康君 時間がないようでありますから、あと一点だけお伺いしておきたいと思います。 防疫体制の国際協力の現状はどのようになっているのか、万全と言えるのか、あるいはまた問題点があるのかどうか、大臣からお聞かせ願いたいと思います。 | ||
○島袋宗康君 終わります。 | ||
04月15日 | 第136回国会 参議院 予算委員会 第6号 議事録を見る | ○島袋宗康君 普天間基地返還の合意の評価について質問したいと思います。 先日、普天間基地の全面返還の報道がなされましたが、本日、沖縄に関する特別委員会、SACOの中間報告が発表されました。そこで、急遽この問題を取り上げたいと思います。 まず、私は、この普天間基地事案の解決...全文を見る |
○島袋宗康君 五年から七年の期限を切って努力目標とされたということについては私は相当な根拠があると思いますけれども、五年から七年にした根拠というものは、総理としてはどういうお考えなのか、ちょっとお聞きします。 | ||
○島袋宗康君 モンデール駐日大使を初め米国関係者は実際に沖縄へ足を運んで実情を把握され、そしてこの事案解決を決意されたようであります。 総理は、実際御自分の目で普天間基地をごらんになったことがあるのかどうか。また、これから本当に真剣にもしこの五年から七年の間にこれを解決するた...全文を見る | ||
○島袋宗康君 三事案の解決がなされなかった第一の原因は、明らかに政府の怠慢であった、努力不足、そういったものがあったのではないか、県内ではやはりそういった評価しかしておりません。県内の飽和状態にある基地の現状を県民はよく知っております。県内に新たに基地建設を許さないという強い意思...全文を見る | ||
○島袋宗康君 先日の普天間基地返還に関する記者会見で、総理は沖縄県初め地元関係者の努力を要請しておられますけれども、総理は沖縄県当局に何を期待されるのか。 今回、若干の前進が認められたとしても、県内の移設につき沖縄県の立場として率先協力するということはなかなかこれは至難のわざ...全文を見る | ||
○島袋宗康君 そういうことで、いろいろこれから沖縄の基地問題というものはますます、県内の移設ということについては相当県内の合意は難しいだろうというふうにも考えますけれども、さらに努力をしていただきたいというふうに思います。 そして、中間報告の内容がすべて実現されたときに沖縄の...全文を見る | ||
○島袋宗康君 費用について。 | ||
○島袋宗康君 私ども、日本復帰をするために、「沖縄を返せ」という歌を歌ってきました。最近、ちまたではこの歌を、「沖縄を返せ」を「沖縄へ返せ」というふうな読みかえをして歌われております。その真意はどこにあるかというふうなことを、まず総理に、「沖縄を」でなく「沖縄へ返せ」というふうな...全文を見る | ||
○島袋宗康君 本当に、沖縄の基地にはあらゆる日本の戦後処理の矛盾がトータルされておると思います。内在しています。 一九四五年の敗戦時、一九五一年の片面講和時、一九七二年の沖縄返還等々で解決されずに先送りされた問題がほとんどすべて集積されております。楚辺通信所の不法占拠は、実は...全文を見る | ||
○島袋宗康君 政府は、米側の言う在日米軍四万七千人体制を不動のごとく受けとめているように思われます。 米国の情報公開法に基づいて入手した文書などを通じて、在日米軍について実証的な分析、研究をしている梅林宏道さん等の平和資料協同組合によれば、地上四万七千人、洋上一万二千人の在日...全文を見る | ||
○島袋宗康君 この提案の中で、沖縄の海兵隊は日本の防衛任務に当てられていないとしたワインバーガー元米国国防長官の一九八二年の議会証言や、日本にはいるが責任区域である太平洋の内にも外にも緊急配備されるとした九一年の米会計検査院の報告などを根拠に、連絡要員など千二百人の駐留だけを認め...全文を見る | ||
○島袋宗康君 どうもありがとうございました。 | ||
04月19日 | 第136回国会 参議院 予算委員会 第10号 議事録を見る | ○島袋宗康君 二院クラブの島袋でございます。御両人、きょうは参考人として出席いただきまして御苦労さまでございます。 まず、住専はもともと個人向けの住宅ローンを行うことを主たる目的としてスタートしたわけでありますけれども、今回の不良債権の大半は個人向けのものではありません。今回...全文を見る |
○島袋宗康君 そこで、母体行の紹介融資の八七%が不良債権化しているということにつきましてどのようにお考えなのか、その責任の一端をどのようにお考えなのか、御説明願いたいと思います。 | ||
○島袋宗康君 住専各社の無責任融資、無責任経営が今日の事態を引き起こしております。皆さん方にとって大変だと思いますけれども、その反省をどのように位置づけているのか、またその責任のとり方についての方針をお聞かせ願いたいと思います。 | ||
○島袋宗康君 その責任のとり方の方針をもっと詳しく聞きたかったんですけれども、それをおっしゃっていないものですから、もう時間がないですから前に進みたいと思います。 住専側としては一次損失のそれぞれの負担割合は妥当なものと考えておられるのか。いわゆる系統の負担額と負担割合が財政...全文を見る | ||
○島袋宗康君 時間がありますから、その責任のとり方の方針、これからどういうふうな計画でそれを処理しようとしているのか、ひとつ御説明願いたいと思います。 | ||
04月22日 | 第136回国会 参議院 予算委員会 第11号 議事録を見る | ○島袋宗康君 最後になりましたけれども、住専の処理に伴う都道府県信連の最終的な配分額が二月の末日に決まったようでありますけれども、全国の各農協の基礎体力は一様ではありませんから、農協の金融事業にもそれが大きく影響するのではないかと懸念されます。 そこで、両参考人にお伺いします...全文を見る |
○島袋宗康君 信連と中央金庫との合併問題について聞いたんですけれども、お答えがありません。 | ||
○島袋宗康君 ありがとうございました。終わります。 | ||
○島袋宗康君 参考人御両人、大変御苦労さまでございます。 まず、安藤参考人にお伺いいたします。 今回、住専問題の一番大きな責任である借り手責任をもっと追及せよというふうな声が非常に強まっておりますけれども、債権回収はその割には余り進んでいないというふうなことでございます。...全文を見る | ||
○島袋宗康君 金澤参考人にお伺いします。 債権回収は暴力団による妨害とかいろいろ困難な問題があるようです。御社の場合、実際上何%程度の債権回収がこの種のいわゆる妨害に遭って困難を来しているのかというふうなことについて、もし実態がありましたらお聞かせ願いたいと思います。 | ||
○島袋宗康君 時間ですので、終わります。 | ||
04月26日 | 第136回国会 参議院 農林水産委員会 第8号 議事録を見る | ○島袋宗康君 まず、沖縄県における松くい虫の被害状況、これは通告していなかったんですけれども、ついでに全国的に松くい虫の被害状況というのはどういうふうになっているのか、その辺を御説明願いたいと思います。 |
○島袋宗康君 沖縄県の説明がありましたけれども、全国的に減る傾向にあるのか、蔓延する傾向なのか、その辺についてもう一遍。 | ||
○島袋宗康君 沖縄県の林道は平成六年度末で総延長約二百五十三キロメートル開設されておりますけれども、ヘクタール当たり林道密度は三・四メートルで、全国平均の約七六%の水準であります。そこで、沖縄県における林道については今後どのような方針で臨まれるお考えなのか、お聞かせ願いたいと思い...全文を見る | ||
○島袋宗康君 この林道の建設に当たっては、復帰直後に大国林道という、大宜味村と国頭村をつなぐ大国林道と言いますけれども、これは国頭の北部の山林地帯のいわゆる分水嶺という形でつくられているんですけれども、赤土流出の問題では十分な対策をとっていないために非常に見るに忍びないような、沢...全文を見る | ||
○島袋宗康君 予算もついているようでありますから、ぜひそのことをひとつ慎重にやっていただきたいと思います。 それで、沖縄県の森林面積は十万四千九百ヘクタールで、民有林が七万三千七百九十五ヘクタールで七〇%、国有林が三万一千百五十五ヘクタールで三〇%となっております。また、民有...全文を見る | ||
○島袋宗康君 大臣の力強い表明がありましたから、ぜひそういうことで頑張っていただきたいというふうに要望しておきたいと思います。 そこで、最近の沖縄の基地問題なんですけれども、沖縄に関する特別行動委員会、SACOの中間報告によりますと、沖縄県北部の山原地域の東半分近くを占めてい...全文を見る | ||
○島袋宗康君 この北部訓練場の面積は約七千八百ヘクタールあります。現在、山原地域では本島で一番高い与那覇岳四百九十八メートルを中心に約百六十ヘクタールが天然保護区域に指定されているわけであります。その地域そのものが天然記念物であるとも言われているわけです。返還されるのは訓練場の過...全文を見る | ||
○島袋宗康君 余計なことかもしれませんが、現在、米軍に賃貸していますね。林野庁に入る賃貸料というのは幾らぐらいですか。 | ||
○島袋宗康君 これはどういうふうに使われるんですか。 | ||
○島袋宗康君 終わります。 | ||
04月26日 | 第136回国会 参議院 予算委員会 第15号 議事録を見る | ○島袋宗康君 前回に引き続きまして、普天間基地返還合意の評価についてお伺いします。 これまで何度も申し上げてきましたけれども、大田知事を初め、沖縄県民は本気で沖縄基地の永久固定化を危惧しております。 先般の日米安保共同宣言では、次のように明記されております。「日米安保条約...全文を見る |
○島袋宗康君 先般の返還合意の中身を冷静に吟味いたしますと、実際上絶望的な内容なんです。 その理由は、那覇軍港の返還問題など、いわゆる三事案が二十年前に合意されながら、県内移設が条件となっているために現在までたなざらしになっているのが事実であります。どんな立派な返還合意がなさ...全文を見る | ||
○島袋宗康君 ここで沖縄県が公表している米軍基地面積のデータをちょっと示しておきたいと思います。 国土面積の〇・六%の沖縄に米軍基地が七五%も集中している事実は最近になってようやく知られてきております。実は、沖縄県内でも自治体によって基地の集中度が格段に違うわけです。現在、沖...全文を見る | ||
○島袋宗康君 それは沖縄県民の一人としては、全く狂気のさたと言わざるを得ません。 普天間基地の移転先は、マスコミの報道によりますと約三百ヘクタール、これを嘉手納弾薬庫跡付近に移設予定というふうなことが報道されておりますけれども、その辺についての真偽のほどをお伺いしたいと思いま...全文を見る | ||
○島袋宗康君 まだ固まっていないということでありますので、これは先ほどから申し上げているように、嘉手納基地にさらに基地機能を強化するというふうなことにしかなりませんから、その辺についてはぜひこういったことのないようにお願いしておきたいと思います。 この十一市町村の基地面積を合...全文を見る | ||
○島袋宗康君 この普天間基地の返還というものが、本土に移設するとか、あるいは一〇四号線の砲撃演習を本土に移動して行うとかというふうなことで、やっぱり沖縄で嫌なものは嫌だというふうなことになろうかと思います。 多少の異論はあっても、私たち沖縄県民は、その嫌な基地を全国にばらまい...全文を見る | ||
○島袋宗康君 総理が通り一遍でないという決意で臨まれているというふうな、これからやはり通り一遍でないような形でどう沖縄の基地問題を整理、統合、あるいはむしろ撤去していくかというふうなことが問われていると思いますので、あえてそのことを申し上げたわけでございます。 少なくとも、政...全文を見る | ||
○島袋宗康君 外務大臣、どうですか、今の。 | ||
○島袋宗康君 角度を変えてちょっとお尋ねしたいんですけれども、普天間基地返還のめどに関して、総理は先日の私の質問に対して、五年を一日でも縮めたい、これが本当の思いですというふうなことがございました。この御答弁は、沖縄県のアクションプログラムの第一期を念頭に置かれた決意であるのか、...全文を見る | ||
○島袋宗康君 アクションプログラムを評価し、尊重した上で…… | ||
○島袋宗康君 意識した上で取り組みなさったということについて評価したいと思います。 なぜなら、基地の重圧に耐えるにしても、その返還の期限とかあるいは目標とかが明確に示されないと、やっぱり県民にはもう我慢のしようがない、これから我慢するにしてもそのかいかないんじゃないかというふ...全文を見る | ||
○島袋宗康君 今沖縄の大田知事は、沖縄の地理的条件を生かしてどのように将来の自立に向けて発展していくかというふうなことについては、真剣にいろいろアクションプログラムあるいは国際都市形成構想といったようなことを練りつつありますから、ぜひそういった面に向けて政府とされましても特段の御...全文を見る | ||
○島袋宗康君 沖縄の戦後というものは大変な状態でございまして、今日まで非常に米軍基地によっていろんな事件、事故等によって基地の重圧から逃れるためにいろいろなことを考えながらやっておりますけれども、一向に解決されない。 やはり、今のアメリカの単なる占領当時の沖縄の基地じゃなくし...全文を見る | ||
○島袋宗康君 私は、橋本総理の安全保障政策は米国の東アジア戦略を与えられた前提として米国に追随する政策であり、自立外交にはほど遠いのではないかというふうに考えております。 私は、世界政治のあるべき姿について、米国に追随するのではなく、我が国独自の構想を持つべきであると考えます...全文を見る | ||
○島袋宗康君 意見の相違があると思いますけれども、沖縄の私の立場からするとやはり安保条約廃棄、そうしなければ沖縄はいつまでたっても基地がなくならないというような感じがしてならない、そういった意味であえて質問をさせていただきました。 今度の安保条約の再定義問題に関連して、ソ連の...全文を見る | ||
○島袋宗康君 最近の国際情勢の変化に対応するために安保条約の再定義が行われたことと思います。従来、日米安保条約を前提としていた国際情勢とはどのようなものであり、近年の変化した国際情勢とはどういうふうな状況になっているのか、総理の国際情勢に関する認識を承りたいと思います。 | ||
○島袋宗康君 私は、それほど国際的な変化がないというふうに思うんです。しかし、今度の共同宣言の中で、やはり極東条項からアジア太平洋地域というふうな、何か我々からすると世界的にもっと広がったような安保条約の改定ではないかというふうな言われ方もするわけでありますけれども、その辺につい...全文を見る | ||
○島袋宗康君 取り消します。取り消しました。 | ||
○島袋宗康君 はい。 | ||
○島袋宗康君 終わります。ありがとうございました。 | ||
05月07日 | 第136回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号 議事録を見る | ○島袋宗康君 長官は去る四月三十日に沖縄を訪問されて、例のSACOの中間報告の返還合意がなされた施設、十一施設のうち九施設を視察されたようでありますけれども、御承知のように、広大な米軍基地が存在している沖縄県の発展そしていろいろな将来というものが米軍基地によって阻害されているとい...全文を見る |
○島袋宗康君 ありがとうございます。 そこで、そういった跡地の、いわゆる基地返還と跡利用の表裏一体というものが、先ほど来話がありますけれども、軍転特措法というものが、これは議員立法でなされておりまして、それは沖縄県も十七年間かけて長年要請された問題であったわけですけれども、議...全文を見る | ||
○島袋宗康君 先日の予算委員会の総理の答弁のように、政府が威信をかけて普天間基地の返還に取り組んでいるというのであれば、やはり返還跡利用の問題については開発庁が指導をしていただいて、そして斬新的な取り組みをしていただきたいというふうに改めて要望しておきたいと思います。 それか...全文を見る | ||
○島袋宗康君 時間がないんであと一点だけお伺いしておきたいと思います。 例の三次振計で、伝統芸能の上演施設の整備を進めるということがうたわれております。 そこで、沖縄県の要望である国立組踊り劇場、それは沖縄にとっては非常に大事な施設であるというふうに思いますので、ぜひその...全文を見る | ||
○島袋宗康君 終わります。 | ||
05月07日 | 第136回国会 参議院 農林水産委員会 第10号 議事録を見る | ○島袋宗康君 住専の不良債権処理に当たって系統の責任のとり方が極めて不十分ではないかというような批判があります。そこで、財政支出を六千八百五十億円計上しておきながら、バブルに浮かれて無責任な多額の融資をした系統が融資額の九・六%に当たる五千三百億円しか負担しないということ、これ自...全文を見る |
○島袋宗康君 時間がないので前に進みます。 沖縄県の農業生産基盤整備についてお尋ねします。 昭和四十七年の復帰後、平成五年末までに約五千七十八億円の事業費が投じられております。平成五年までの圃場整備率は四三・二%になっておりますけれども、全国の五五%に対して非常に立ちおく...全文を見る | ||
○島袋宗康君 一〇四%の伸び率で配慮されているということは理解しておりますけれども、なお一層の御努力をお願いしたいと思います。 次に、沖縄県の水産業についてお尋ねします。 沖縄県は、我が国唯一の熱帯性海域という自然的特性を持っております。平成六年の漁業生産量は約三万四千ト...全文を見る | ||
○島袋宗康君 沖縄は離島が多い関係で、特に長さが東西千キロで幅が四百キロというふうな海面を擁しているわけですから、沖縄における水産業というものはなおそれ以上に生産を高めなければいけないということが必要だと思いますけれども、例えばクルマエビの養殖、それは国としてはまだまだ生産量を高...全文を見る | ||
○島袋宗康君 ありがとうございます。時間ですから終わります。 | ||
06月17日 | 第136回国会 参議院 金融問題等に関する特別委員会 第7号 議事録を見る | ○島袋宗康君 住専処理法案ももう大詰めを迎えておりますけれども、今の情勢では恐らく法案は間違いなく通るというふうな可能性になっております。法律の成立は本当の意味での金融安定化へのスタートというふうな政府の御答弁、説明でありますけれども、まさにこれから行政能力が問われることになりは...全文を見る |
○島袋宗康君 今日までこの住専問題は決して国民の理解が得られていないというふうに思います。今回の法律が成立をしても、それで終わりではなく、これから国民の理解を得るために努力すべきだと思いますけれども、具体的にどのような努力が必要だというふうにお考えでしょうか。 | ||
○島袋宗康君 このような経済、金融、土地問題等の状況が再び起きないように政府として腰を据えた姿勢が必要だと思います。政府は今後それらの問題にどのように具体的に臨むのか。経済の方向、金融のあり方、土地政策の見直しなどをどういうふうに進めていくお考えであるのか。経済企画庁、国土庁、大...全文を見る | ||
○島袋宗康君 締めくくりの総括として、今回の住専処理を初め不良債権、バブルなどの問題を通じて、政府として行政としての教訓及び反省点をいま一度整理して総括をしていただきたいと思います。よろしくお願いします。 | ||
○島袋宗康君 終わります。 | ||
06月18日 | 第136回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号 議事録を見る | ○島袋宗康君 先日の予算委員会でも普天間の基地問題をお伺いいたしましたけれども、引き続きましてそういった問題についてお伺いしていきたいと思います。 昨日の毎日新聞では、梶山官房長官が「安保条約は幽霊と同じ」という例えで沖縄の米軍基地提供の重要性をテレビ番組で説いておられた旨の...全文を見る |
○島袋宗康君 時間がございませんので、よろしくお願いします。 普天間基地返還問題の経緯を見てみますと、私は、我が国のこれまでとってきた安保・基地政策の本質的な前提部分がほころび始めているのではないかと思っております。その本質部分とは、第一に米軍の機能維持という前提であり、第二...全文を見る | ||
○島袋宗康君 先般の朝日新聞によりますと、アメリカ国防総省は沖縄の部隊を米領のグアム島に移転する案も検討しているというふうな報道がなされております。その関係で非常に大きな波紋を広げているわけでありますけれども、我が国はもっと強力に対米折衝をして沖縄のいわゆる米軍部隊を米国の領土に...全文を見る | ||
○島袋宗康君 沖縄の基地密度は本土の百五十倍とも二百倍とも言われております。少なくとも、沖縄の米軍基地の実態を放置したまま戦後五十年以上も経過したことは政府の怠慢と言わなければならないと私は思います。その上、沖縄県内の基地確保が八万手を尽くしても困難になると、最近では特別立法制定...全文を見る | ||
○島袋宗康君 特別立法の質問に触れていません。 | ||
○島袋宗康君 いや、だから、それはお考えがあるかどうかを。 | ||
○島袋宗康君 終わります。 | ||
12月17日 | 第139回国会 参議院 農林水産委員会 第1号 議事録を見る | ○島袋宗康君 時間の都合で、参考人御三方に一括して質問をいたしますので、御回答をよろしくお願いしたいと思います。 まず、松旭参考人にお聞きしたいと思います。 平成六年九月、全国農協大会において、二〇〇〇年までの組織二段の実現を決議されております。全中の調査では、二〇〇〇年...全文を見る |
○島袋宗康君 ありがとうございました。 | ||
○島袋宗康君 二院クラブの島袋宗康でございます。 今回の改正で、貯貸率の低さを改善するために資金運用規制の緩和を行うこととし、その一つとして員外貸し出しの緩和をすることになっております。しかし、農協系統信用事業は、本来組合員みずからの貯金を原資に安い利息で融通し合い、農業の再...全文を見る | ||
○島袋宗康君 資金運用規制を緩和するに当たって、融資審査体制の強化、研修による人的能力の向上、資金運用能力の充実、向上等が求められています。これらの点について政府としては今後どのような施策を考えておられるのかお尋ねします。 | ||
○島袋宗康君 私、沖縄県出身でありますから、沖縄県の問題についてちょっとお聞きしておきたいと思います。 全国農協中央会の資料によりますと、平成八年四月一日現在の沖縄県における農協合併構想の進捗状況は、現在数二十八、構想数八、実現数七で八七・五%となっております。一〇〇%実現に...全文を見る | ||
○島袋宗康君 大変ありがとうございます。 農協の大型化に伴い、農協と組合員、農協と市町村行政との関係の希薄化等の問題点が指摘されているようであります。特に我が沖縄県は多数の離島を有する多島県であるために、この点については非常に関心を持たざるを得ないわけであります。 政府と...全文を見る | ||
○島袋宗康君 事業譲渡を行った信連は解散するかまたは信用事業を廃止するために必要な定款の変更を行わなければならないとされております。このように事業譲渡について規定したのは、信用事業の譲渡後も信連システム、為替等の事業を継続して行うことを規定したものであるわけであります。 そこ...全文を見る | ||
○島袋宗康君 全国農業協同組合中央会の調査によれば、平成十二年度、二〇〇〇年までに農林中金への統合を予定している信連は十七であり、このほか二県については一県一農協の合併構想に伴い県連が解散されるということになっております。しかし、その他多くの信連については、統合についての態度また...全文を見る | ||
○島袋宗康君 信用事業のほか経済事業、共済事業においても県連と全国連との統合を進めることになっておりますけれども、この点についての見通しについてどのようにお考えになっているか、承りたいと思います。 | ||
○島袋宗康君 終わります。 |