島袋宗康
しまぶくろそうこう
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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01月30日 | 第140回国会 参議院 予算委員会 第2号 議事録を見る | ○島袋宗康君 二院クラブの島袋宗康でございます。私は沖縄の基地問題を中心にして質疑をさせていただきますので、よろしくお願いいたしたいと思います。 ことしは沖縄の復帰から二十五年、さらに沖縄を本土から切り離したサンフランシスコ条約発効から四十五年という節目の年に当たります。一九...全文を見る |
○島袋宗康君 本土復帰の際、政府が県民に示した条件というのは、核抜き本土並みという公約でありました。県民は平和憲法のもと、基地の大幅減少を夢にまで見ました。県民は決してその公約を忘れてはいません。 復帰後二十五年のことし、政府は沖縄基地の現状を直視していただきたい。果たして沖...全文を見る | ||
○島袋宗康君 大田知事は、返還後、期限をつけて段階的に行うため、基地返還アクションプログラムという計画を作成しております。一方、米軍は東アジア戦略報告などをもとに具体的な兵員措置などの概要を公表しています。ところが、我が国政府からは、米軍との協力体制など抽象的な方向性が見えても、...全文を見る | ||
○島袋宗康君 県民は今の御説明ではちょっと納得しかねると思います。基地返還アクションプログラムというものは県のこれからの二十一世紀に向けたいわゆる計画ですので、それにぜひ合わせていただいて何とか沖縄の基地奪回を図っていただきたい、こういったことが県民の願いであります。時間もありま...全文を見る | ||
○島袋宗康君 総理の御所見をお願いいたします。 | ||
○島袋宗康君 先ごろ発表されましたSACO最終報告に基づき日米政府で返還合意されたものがすべて実現しても、沖縄の基地はたかだか敗戦直後の基地面積に戻るにすぎません。また、SACO報告以後の沖縄基地がどうなるのか、全く手がかりがありません。 そういう状況下、大田沖縄県知事は、基...全文を見る | ||
○島袋宗康君 時間です。 ありがとうございました。 | ||
01月31日 | 第140回国会 参議院 予算委員会 第3号 議事録を見る | ○島袋宗康君 昨日の質問に引き続きまして、沖縄の基地問題についてお伺いしたいと思います。 先般、政府は沖縄大使を任命されましたが、その地位と役割についてはどのように位置づけておられるか、どのような成果を期待しておられるか、それについて御説明願いたいと思います。 |
○島袋宗康君 沖縄の基地問題、ずっと橋本総理が非常に誠意を持ってこの問題について取り組んでこられたということは、私は一定の評価をいたしております。しかし、政府と沖縄とでは現状認識が決定的に違うわけであります。この程度の基地改善策では、沖縄では焼け石に水だというような受けとめ方しか...全文を見る | ||
○島袋宗康君 そのことが理解できないものですから、安保を容認されている方、そして基地を容認されている方に対してもう一遍、先ほど申し上げました総理、それから外務大臣、官房長官、再度お願いします。 | ||
○島袋宗康君 官房長官。 | ||
○島袋宗康君 沖縄米軍基地の縮小という沖縄県民への政府の公約を実現する最善の確実な方策は、私どもが再三申し上げているとおり、米軍とりわけ海兵隊の沖縄からの撤兵をおいてほかにないと私は確信をしております。政府はそのことを強く米国へ要求すべきであると思います。そのことなしに沖縄の基地...全文を見る | ||
○島袋宗康君 時間がないので前に進みますけれども、本年五月十四日で使用期限が切れる沖縄米軍基地用地の強制使用手続をめぐる問題についてお伺いいたします。 来る二月二十一日から沖縄県収用委員会では公開審理が開催される予定であります。そのことに関連して、政府側から沖縄県の収用委員会...全文を見る | ||
○島袋宗康君 防衛庁長官、お願いはしたわけですね。 | ||
○島袋宗康君 これは収用委員会にそういう希望を申し上げているということですから、結果的には新聞報道のとおり圧力以外の何物でもないということを私は言いたいわけですよ。 | ||
○島袋宗康君 現在、その収用手続が駐留軍用地特措法により進められております。この手続の進行中に、準拠法である同法の改正ないしは他の特別法の制定によって政府側の都合のよい結論を導き出そうとの画策がなされていると聞いております。 仮にそのようなことが行われているとしたら、それは民...全文を見る | ||
○島袋宗康君 今の御答弁のように、特別立法とか、そういうような困らすことはないように、ぜひひとつ政府の御配慮をお願いしたいというふうに思っております。 そもそも沖縄の米軍基地は最初から日米安保条約によって提供されたものではありません。米軍の軍事占領下、その後の対日平和条約の日...全文を見る | ||
○島袋宗康君 終わります。 | ||
03月03日 | 第140回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号 議事録を見る | ○島袋宗康君 劣化ウラン弾の問題でいろいろ論議されておりますけれども、重複するかもしれませんが、その問題についてお尋ねをしたいと思います。 この問題は、日米の通報体制の不備とかそういうことが言われております。私は、それ以前に、米国の調査発表をうのみにしてしまったというふうな政...全文を見る |
○島袋宗康君 アメリカの調査報告書に、劣化ウラン弾発射の後、米軍が昨年三月に実施した三回にわたる処理は、核処理専門家たちが計八名のチームで核兵器事故処理と同様に行った、岩や二十五センチ以上深く入り込んだ弾はまだ放置されている、さらに、探査しながら除去した汚染土や砂は嘉手納基地に移...全文を見る | ||
○島袋宗康君 そう書いてある。そのことを私は申し上げているわけですよ。除去した後にサンプリングをしたということをはっきり書いてあるじゃないですか。そして…… | ||
○島袋宗康君 いや、だからそれは嘉手納基地にちゃんと保管しているということの報告書なんです。それに基づいて私は言っているわけですよ。 そういったことで、まだ再調査するというふうなことでありますから、私は、アメリカあるいは日本政府の調査の結果に基づいて、まだ県民としては信頼性が...全文を見る | ||
○島袋宗康君 この劣化ウラン弾がどこに保管されているかというふうなこと、それは米軍の機密事項に属するというふうなことになるかもしれませんが、少なくとも嘉手納に今のサンプリングされたものがあると同時に劣化ウラン弾もあるのではないかというふうなことを私は指摘しておきたいと思います。 ...全文を見る | ||
○島袋宗康君 御指摘のように、沖縄に七カ所あるわけですね。 そこで、誤射とおっしゃいますから誤射と言いますけれども、ほかにそういった誤射事件があったのかなかったのか、その辺についてお尋ねいたします。 | ||
○島袋宗康君 今後、沖縄県もぜひ調査をしたいというふうなことをおっしゃっておりますから、政府としても再度調査するというふうな御意思がありますか、その辺についてお願いします。 | ||
○島袋宗康君 その二十四日の調査報告書というのはいつごろ公表できますか。 | ||
○島袋宗康君 劣化ウラン弾についてはこの辺でやめます。 先ほど来問題になっております五・一五メモ、このことについて、一九七二年の復帰時に日米合同委員会で双方において合意されたというふうなことでありますけれども、このメモは日本訳もございますか。 | ||
○島袋宗康君 そうすると、日本語訳というのはないんですか。 | ||
○島袋宗康君 外交文書というものは、日本とアメリカで合意を得た文書でも日本の訳文はないということですか。 | ||
○島袋宗康君 今のお話によると、何かアメリカが作成したものをそのまま日本政府が認めたというふうなことになっていませんか。 | ||
○島袋宗康君 アメリカ側がこの五・一五メモの公表を渋っているというのはどういうわけですか。 | ||
○島袋宗康君 二十五年もたっているわけですよ。渋っているからこそ公表できないのであって、沖縄県知事が、やっぱり五・一五メモはおかしい、沖縄基地が五・一五メモによって自由に使用されている、そういった問題を何とか解決するために五・一五メモを公表してくれということを言っているんじゃない...全文を見る | ||
○島袋宗康君 最後に、いつごろ全面公開といいますか公表される予定でございますか。 | ||
○島袋宗康君 終わります。 | ||
03月17日 | 第140回国会 参議院 農林水産委員会 第4号 議事録を見る | ○島袋宗康君 森林病害虫等防除法の一部を改正する法律案に関して、幾つかの問題点を指摘しながら質問したいと思います。 まず第一に、沖縄県内の松くい虫の最近の被害状況はどのようになっているか、そしてその対策と効果はどのようになっておるかの点についてお伺いしておきます。 |
○島袋宗康君 同様な点について、沖縄県に所在する米軍施設内についてその辺の対応をどのようにされたか、防衛施設庁の方にお伺いいたします。 | ||
○島袋宗康君 そのときに空中散布、それと市町村との会議、そういったふうなことについてちょっとどのような状況だったのかお聞かせ願いたいと思います。 | ||
○島袋宗康君 市町村との協議は。 | ||
○島袋宗康君 市町村との協議は全くなされていないんですか。 | ||
○島袋宗康君 そういう散布をするとき、あるいは伐倒とかそういったことをやるためには、やっぱり隣地の市町村と会議をしてやるということでなければ、この基地内処理しただけではどうもバランスを欠いておるんじゃないかというふうな感じがするんです。その辺後でいいですから、全く協議がなされない...全文を見る | ||
○島袋宗康君 林野庁として、国立公園を構想しているというふうなことについては積極的に進める御意思なのか、あるいはもっと調査をして国立公園にふさわしいのかどうかというふうな点でもう少しさらに検討していかれるのか。国立公園という場合に、林野庁として積極的に進める方向にあるのかどうか、...全文を見る | ||
○島袋宗康君 貴重な世界の珍しい動植物が存在しているわけですから、その辺の勘案もしながらどういつだ方向がいいのかということは慎重に林野庁としても検討していただいて、できるだけ環境の保全が守れるように努力していただきたいと要望しておきたいと思います。 それから、沖縄県の森林保全...全文を見る | ||
○島袋宗康君 防除法の改正の目的として、機動的な防除システムを構築すると言われるが、機動的な防除システムとはどのようなシステムであるのか、またその効果についてどのように予測をされているのか、それについてお伺いします。 | ||
○島袋宗康君 この資料によりますと、被害面積の推移でありますけれども、昭和五十三年以来この二十年間ほとんど変わらない、被害材積も平成元年から七年までの七年間、九十万立方メートルから百一万立方メートルと、ほとんど横ばい状態であるというふうなことが書かれています。 果たしてこれま...全文を見る | ||
○島袋宗康君 森林組合法及び森林組合合併助成法の一部を改正する法律案に関連して一点だけお尋ねいたします。 沖縄県の森林組合の健全な発展のために、どのような育成方針を持っておられるのか、基本的な御見解を承って私の質問を終わりたいと思います。よろしくお願いします。 | ||
03月18日 | 第140回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号 議事録を見る | ○島袋宗康君 今回の法律の改正は主に航空運賃の軽減問題だということで、私も幾つか準備しておりましたところ、照屋議員あるいはお隣の吉岡先生からもるる御質問がございまして、私の言いたいことはすべて今お答えになったような感じでございます。 ところで、この航空運賃の軽減というものは、...全文を見る |
○島袋宗康君 ぜひそのようなお気持ちでこれからも取り組んでいただきたいというふうに思っております。 また似たような質問になるかもしれませんけれども、最近、沖縄では米軍によって引き起こされた憤激にたえない事件が相次いでおります。御承知のように、那覇港沖の海兵隊による爆弾投棄事件...全文を見る | ||
○島袋宗康君 沖縄の基地の整理、縮小ということは大きな県民の願いであります。 そこで、SACOで合意された分が近々徐々に返還されると、これから基地で働く皆さんの生活保障の問題、雇用の問題、そういったいろんな問題がまた派生するというふうなことになるわけでありますけれども、開発庁...全文を見る | ||
○島袋宗康君 昨年の時点でこの新聞報道がややもすると間違っているというふうな意味合いですか。それとも、何かしらこの十三項目が新聞報道によると全く評価されていない、困難だというような報道がなされているんですけれども、今おっしゃるようなすべての項目にはこの十三項目というものは、あるん...全文を見る | ||
○島袋宗康君 報道されている立場からすると、今のお答えはちょっと余り答えになっていないような感じもするわけでありますけれども、時間の都合で次に進みます。 それで、沖縄県は自立経済を目指し、国際都市形成構想を打ち出しているわけでございます。従来の沖縄側からの経済政策としては画期...全文を見る | ||
○島袋宗康君 今、交流拠点というふうなことで位置づけているということでありましたけれども、いわゆるガントリークレーンは政府が設置するものでなくして港湾管理者が設置するものですか。それで、完成したバースについては何基を設置する予定なのか、御承知であれば御披露願いたいと思います。 | ||
○島袋宗康君 この港湾の整備については、私の沖縄社会大衆党ですけれども、どうしても国際都市形成構想の位置づけをするために、我々は実は去年の暮れに高雄、台中、それからハイテク産業を今ずっとやっております新竹ハイチク工業団地の三カ所を視察してまいりました。それで本当に五階建てぐらいの...全文を見る | ||
○島袋宗康君 終わります。 | ||
03月19日 | 第140回国会 参議院 予算委員会 第12号 議事録を見る | ○島袋宗康君 私は沖縄の基地問題を中心にして質問をしたいと思います。 御承知のとおり、現在沖縄では県の収用委員会による公開審理が進められております。前回の公開審理以降、大幅に委員の構成が変わった現在の収用委員会は、繰り返し公平、自主的な審理を目指すことを表明し、収用される側、...全文を見る |
○島袋宗康君 私は、橋本総理が歴代の自民党総理の中で珍しく沖縄問題解決に非常に熱心であるということについては評価を申し上げております。しかし、残念ながら沖縄の基地問題に関しては立場が全然違います。その根本には、沖縄の心をどのようにとらえているかということの違いがあると思います。 ...全文を見る | ||
○島袋宗康君 「継続使用条文」というけさの朝日新聞でございます。 それで、そういうふうなことを踏まえて…… | ||
○島袋宗康君 わかりません。 午前中の総理の答弁でもその意思は明らかになっております。 私は、そういう民主主義の根幹、その土台を破壊するものであり、民主主義、法治主義に対する重大な挑戦であると断ぜざるを得ません。総理は特借法を改正されるお気持ちなのかどうか、もう一遥お尋ね...全文を見る | ||
○島袋宗康君 ところで、橋本総理は来る三月二十五日に大田知事とお会いするというふうに報道されておりますけれども、知事との話し合いはどういうふうな事柄についてお話し合いをするか、もしできましたらそれをひとつお聞かせ願いたいと思います。 | ||
○島袋宗康君 また総理は、四月二十五日ですか、米国のクリントン大統領と会談する予定だと承っております。その際には主としてどういう問題を話し合いをする予定であるのか、お聞かせいただきたい。 私は、その際に沖縄に駐留している海兵隊の削減、撤退を議題にして強力に交渉すべきだと考えて...全文を見る | ||
○島袋宗康君 終わります。 | ||
03月21日 | 第140回国会 参議院 農林水産委員会 第5号 議事録を見る | ○島袋宗康君 繭糸価格安定法の基本的な問題点について二、三点お伺いしたいと思います。 まず、このような法律の題名及び目的が改正され、制度の大幅な変更がなされた場合、養蚕農家の所得はこれまでと比べるとどうなるのか、農家にとっては十分の所得確保が重要な関心事になるわけでございます...全文を見る |
○島袋宗康君 今いろいろお話がありますように、ますます減退するような我が国の蚕糸業、今後はどうあるべきかという大局的見通しがなければならないと思いますけれども、今後は外国からの輸入に係る調整を中心にして蚕糸業の経営安定化を図ることになると思いますけれども、我が国の蚕糸業を今後どう...全文を見る | ||
○島袋宗康君 沖縄の実例を申し上げますと、ほとんど本島では生産されていない状況だと思います。石垣のほんの一部で生産されていると思いますけれども、沖縄本島でも相当盛んにやっていた時分もありますけれども、石垣島にちょっと残されている程度であります。 今後、養蚕業者の農家の育成とい...全文を見る | ||
○島袋宗康君 最後に一点だけお伺いしておきたいと思います。 国民の関、心の高い行政改革の一環として、法律の廃止、改正等制度の大幅な変更に伴い、国、県、事業団の組織はどうなるのかということが問われていると思います。これらの業務に従事する職員数も確実に減少をしていくでありましょう...全文を見る | ||
○島袋宗康君 終わります。 | ||
03月25日 | 第140回国会 参議院 予算委員会 第15号 議事録を見る | ○島袋宗康君 私は、駐留軍用地の特借法改正問題についてお伺いしたいと思います。 せんだっての予算委員会で防衛庁長官は、沖縄県の収用委員会が一日も早く裁決されることを希望される旨の発言をなされております。現時点で、五月十四日までに裁決が出る可能性はほとんどありません。特措法によ...全文を見る |
○島袋宗康君 防衛庁長官、強制収用の問題というのがいかに沖縄に深刻な問題を与えているかというふうなことからすると、この審理というものが長期間にわたってかかるということは念頭に置いてやっていかなくちゃいけない、その問題が問われていたんじゃないか。したがって、政府に責任があるのではな...全文を見る | ||
○島袋宗康君 この辺でやめておきますけれども、御承知のとおり、昨年四月一日以降、読谷村の楚辺通信所では不法占拠状態が続いておりますが、政府は直ちに違法な状態には当たらないとして今日に至っております。しかし、今回の緊迫した事態になると、政府・自民党はアメリカに与える不信感の大きさ等...全文を見る | ||
○島袋宗康君 最近、反戦地主の土地の問題で、座布団の大きさとかハンカチの大きさとかというふうなことが話題になっております。 政府・自民党は反戦地主が数の上では少数であるという点をさらに強調しているようであります。しかし、その論理に対して、約三万人のすべての地主も百二十万県民の...全文を見る | ||
○島袋宗康君 午前中の総理と大田知事の会談やいろいろな情報から、政府は法改正の準備を既に完了しているようであります。特措法改正のいわゆる案、その体裁や内容はどうなっているのか、明らかにしていただきたい。 | ||
○島袋宗康君 今回の特借法の改正は、収用委員会の権限を骨抜きにし、法律の土台を根底から揺るがすものであります。私は、実質的な特別立法だというふうに思っております。 この際、憲法九十五条の精神から、特措法の改正につき沖縄県民投票を実施する考えはないか、お答え願います。 | ||
○島袋宗康君 実質的には沖縄県民のみの法律適用ですよ。そのことを答えてください。 | ||
○島袋宗康君 最後になりましたけれども、海兵隊の削減問題について外務大臣にお伺いします。 先日の予算委員会で、総理は、現時点での削減、撤退は要求しないということを明言されております。沖縄県民を大きく失望させております。 外務大臣として、一部の沖縄基地の使用権原が消滅しよう...全文を見る | ||
○島袋宗康君 いやいや、法改正の問題についてやむを得ないと思っておられるのかということをお聞きしたんです、さっき。 | ||
03月26日 | 第140回国会 参議院 予算委員会 第16号 議事録を見る | ○島袋宗康君 共産党さんから、先にやらせてもらうということの御了解をいただきまして、ありがとうございます。 五・一五メモについてお尋ねしたいと思います。 昨日公表されましたいわゆる五・一五メモについての問題でありますけれども、今回公表された分は、五・一五メモのうち、沖縄返...全文を見る |
○島袋宗康君 アメリカ側と交渉して数カ月以内に公表すると。どうしてそんなに時間がかかるんですか。 | ||
○島袋宗康君 できるだけ早く公表していただきたいと思います。 嘉手納飛行場や普天間飛行場については、使用条件の定めがなく、無条件の使用を米軍に認めているようでありますけれども、同様なことは本土の施設にもあるのかどうか、また早急にきちんとした使用条件を定めるべきだと思いますけれ...全文を見る | ||
○島袋宗康君 今、横田と厚木基地は取り決めがなされたと。三沢と岩国基地はどうなんですか。 | ||
○島袋宗康君 嘉手納弾薬庫などの貯蔵弾薬に条件をつけていないのは問題があると思います。米軍は核弾頭の貯蔵もできることになるので、非核三原則の立場から制限をつけるべきであると思いますけれども、いかがですか。 | ||
○島袋宗康君 ラロック証言とか、いろんなアメリカの高官が沖縄に核が配備されているということは既に証言されているわけですよ。そういうふうな内容をいつまでたっても今の答弁で済ませるというふうな形になると、県民の立場としては理解できません。 もう一遍お願いします。 | ||
○島袋宗康君 では、施設・区域の使用条件が、本土の米軍施設の使用条件に比べて著しく沖縄が不利になるようなことはないでしょうか。 | ||
○島袋宗康君 公表された五・一五メモを見る限り、特に秘密扱いする理由は私はないと見ています。米軍も外務省も、那覇沖の爆弾投棄の際も鳥島の劣化ウラン弾の際にも、何か殊さらに隠そうとしているように思われてなりません。そのような秘密主義の体質を改めて、迅速に国民の前に情報を公開すべきで...全文を見る | ||
○島袋宗康君 このメモの公表のおくれによって、沖縄の場合は住民がその権利を行使することができなかったというふうな側面もあるわけですよ。それで、基地内の立ち入りなどでかなりの不利益をこうむっているというふうな実態があるわけです。このことについては今後何らかの処置をされるのか。本土の...全文を見る | ||
○島袋宗康君 それはぜひひとつ早目に、基地の周辺の住民の方々には早く、今まで三日だったのが一週間もできるというふうな状況になっているわけですから、早目に住民に知らせて不利益をこうむらないようにひとつお願いしたいというふうに思います。 それから、沖縄の基地問題は、復帰二十五年に...全文を見る | ||
○島袋宗康君 昨日の与党協議で、総理は社民党の土井党首に、国内問題で日米関係を崩せないと語っておられる旨の報道がなされております。総理のこの発言は、アメリカと沖縄をてんびんにかけるとアメリカをとらざるを得ないというように私には解釈されます。このようなことについて、外務大臣としては...全文を見る | ||
○島袋宗康君 時間のようでございますから、終わります。 | ||
03月27日 | 第140回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号 議事録を見る | ○島袋宗康君 第三次振興開発計画の前半が終了したところでございますけれども、この進捗状況は今どのようになっておるか、ちょっとお伺いします。 |
○島袋宗康君 長官の決意をお聞かせ願ったんですけれども、そこで、第三次振計の後半の展望、これからの位置づけはどのような認識を持っておられるか、再度。 | ||
○島袋宗康君 その中でも、沖縄の経済自立を図っていくためのフリーゾーンの問題は非常に重要だと思いますけれども、その拡大策、そしてこれからの課題あるいは展望等についてどういうお考えなのか、お聞かせ願いたいと思います。 | ||
○島袋宗康君 そこで、規制緩和の問題がまた非常に重要になってくると思いますけれども、規制緩和策について沖縄県はいろいろ要望されていると思います。開発庁としての方針はどのように位置づけておりますか、ちょっとお尋ねします。 | ||
○島袋宗康君 これはちょっと質問事項にはなかったんですけれども、実はせんだって那覇港湾に水深十三メートルのコンテナバースが完成したとの報道がなされまして、その時点で私はこの場所で振興局長に対してお尋ねしたわけですが、局長は、来年度も引き続きコンテナバースを計画しているので十分対応...全文を見る | ||
○島袋宗康君 今後の。 | ||
○島袋宗康君 沖縄の国際都市形成構想の一環としての那覇港のハブ港湾という位置づけをしていただいて、ぜひひとつ五万トン級に対応できるような施設整備を図っていただきたいというふうに要望しておきたいと思います。 もう時間がないんですが、沖縄の米軍基地キャンプ瑞慶覧におけるPCB汚染...全文を見る | ||
○島袋宗康君 一点だけ。 開発庁長官、沖縄のこれからの振興策について、大臣の基本姿勢を最後にひとつお聞かせ願いたいと思います。 | ||
○島袋宗康君 ありがとうございました。 | ||
03月27日 | 第140回国会 参議院 農林水産委員会 第9号 議事録を見る | ○島袋宗康君 せんだってもこの委員会で台湾の豚の疫病、口蹄疫が大流行して輸出禁止になったことから、我が国に種々の影響が出ているのではないかということで問題が提起されましたけれども、私もその点について二、三お伺いしたいと思います。 台湾における発生状況と被害の現況はどのようにな...全文を見る |
○島袋宗康君 口蹄疫とはどのような疫病であるのか。また、我が国への侵入防止対策はどのようになっているのか。我が沖縄県は地理的にも非常に台湾に近いわけでありますけれども、非常に心配でございます。侵入防止には万全の対策を講ぜられると思いますけれども、どのような方策を立てておられるか、...全文を見る | ||
○島袋宗康君 特に、我が沖縄県は非常に近いわけで、与那国あたりは百二十キロしか離れていない。そういった防疫に関して特別に指示されたことはございませんか。沖縄県は近いので、特別に本土とは違ったような形の防疫体制というものは何か指導されておるのかどうか、その辺について。 | ||
○島袋宗康君 輸入豚肉の半分近くを台湾が供給しているということを聞いておりますけれども、輸出禁止は我が国の豚肉市場にも大きく影響を与えるのではないかと思っておりますけれども、その需給バランスの崩れるおそれはないのか、その辺について御説明願います。 | ||
○島袋宗康君 我が国の豚肉の自給率は現在どのようになっているか。また、今回の一例を見ても国内自給率を高める必要があると思いますけれども、その辺の状況はどうなっておりますか。 | ||
○島袋宗康君 沖縄県は歴史的にも非常に養豚の盛んなところでございますので、県の養豚の状況、そしてこれからの振興策、その辺についてどうお考えなのかお聞かせ願いたいと思います。 | ||
○島袋宗康君 気候風土も非常に畜産に適している地域でありますから、ぜひ畜産にもっと力を入れて振興策を図っていただきたい。 この機会に、沖縄県の畜産業の現況について、そして養豚以外の肉用牛、養鶏、鶏卵等の経営の現況について、もしおわかりでしたら御説明願いたいと思います。 | ||
○島袋宗康君 水産業の問題についてお伺いいたします。 先ごろ、沖縄では鳥島での米軍による劣化ウラン弾演習による環境汚染の影響を懸念して、久米島での漁獲物に対する沖縄県内での需要と価格に影響が出ているというふうに指摘されております。 この点について水産庁はどのように対処され...全文を見る | ||
○島袋宗康君 なぜそのことを申し上げるかといいますと、ウラン弾発射事件が起きまして、そして汚染されているんじゃないかというふうなことがございまして、とった魚が売れなくなっているという状況が実は新聞報道なされたものですから、そのことをあえて聞いたわけなんですけれども、ぜひ汚染がない...全文を見る | ||
○島袋宗康君 もう時間ですので、これで終わりますけれども、沖縄県の農林水産業の振興策に対する大臣の基本方針をひとつここで決意を示していただきたいと思います。よろしくお願いします。 | ||
○島袋宗康君 ありがとうございました。 | ||
04月14日 | 第140回国会 参議院 日米安全保障条約の実施に伴う土地使用等に関する特別委員会 第3号 議事録を見る | ○島袋宗康君 総理大臣にまずお伺いいたします。 一九九五年九月に沖縄で米兵による少女強姦事件が発生し、基地の問題の実態が明らかにされております。これが世界に向かって発信された一つの事件の大きなうねりとなって、その後一年半が経過しております。 私は今回の特措法の改正でこの一...全文を見る |
○島袋宗康君 大田知事がそれこそ苦渋の選択として、あの県民投票の直後、代理署名を応諾されました。その最大の理由が、どうしても特別立法だけは避けたいという心情からであると私は思っております。今回の法改正はどこから見ても実質的な特別立法という指摘が各方面からなされております。 さ...全文を見る | ||
○島袋宗康君 沖縄の軍用地を強制使用するために今の特措法の改正、これが私どもは、戦後五十二年虐げられてきた沖縄県民の立場からするとどうしても理解できない。さらに二十一世紀までこの強制使用に基づいて我々県民が基地から大きな重圧を加えられる。この法改正について県民を代表して言うならば...全文を見る | ||
○島袋宗康君 暫定暫定と言われても実態は永久使用じゃないですか。そのことを申し上げているんですよ。 | ||
○島袋宗康君 実質的な特別立法だという指摘に対し、政府は最小限の改正だという見解を今示しておりますけれども、私はその認識に相当な開きがあると思っております。私の目から見れば、今回の改正によって政府はほとんど完璧に米軍用地の確保をすることができるようになったと思われます。 この...全文を見る | ||
○島袋宗康君 あと一問に答えていないような感じがするんですけれども、要するに政府が米軍用地を確保できない事例が想定できるのかどうか、その辺について御見解を承りたい。 | ||
○島袋宗康君 今回の改正によれば、県の収用委員会が却下の裁決を下した場合でも、建設大臣に不服申し立てをするだけで継続的に土地を使用することができるようになっております。問題は建設大臣の判断ですが、まず建設大臣が地主の側に立って収用委員会の却下裁決を支持することは考えられないと思い...全文を見る | ||
○島袋宗康君 それはいつごろ結論を出す予定ですか。 | ||
○島袋宗康君 反戦地主と一坪反戦地主は数の上において三千七十八名で地主全体の九・四%であり、その所有する土地の面積は約三十六ヘクタールで軍用地面積全体の〇・二%にすぎないので、これらの地主が沖縄の心を代表するものではないという過小評価キャンペーンが国会内外で今繰り広げられておりま...全文を見る | ||
○島袋宗康君 終わります。 | ||
04月15日 | 第140回国会 参議院 日米安全保障条約の実施に伴う土地使用等に関する特別委員会 第4号 議事録を見る | ○島袋宗康君 駐留軍用地特措法は、形式的には昭和二十七年五月十五日、法律第百四十号で当然全国に適用されたものでありますけれども、実質的には本土では昭和三十七年以来適用された例がなかったものを、昭和五十七年に沖縄だけに二十年ぶりに息を吹き返した法律であります。昭和五十七年以来今日ま...全文を見る |
○島袋宗康君 いわゆる沖縄だけしか適用しないという改正でありますね。先ほど答えられたように、沖縄だけしか適用しない。 | ||
○島袋宗康君 さっきおっしゃったじゃないですか。 | ||
○島袋宗康君 それは実質的には沖縄だけに適用されるいわゆる改悪であるというふうに私は思っております。 法を誠実に遵守し執行すべき政府が今みずから法をじゅうりんし、法を無視している。昨年三月三十一日で使用期限が切れた楚辺通信所内の一部土地については、不法占拠を続けることによって...全文を見る | ||
○島袋宗康君 土地収用法第百二十三条の緊急使用という概念を空洞化する暫定使用という概念は、より軽い要件によってより長期間の使用が可能となるという点において土地所有者に不利益の結果をもたらし、法の権衡を欠くことから、違法性を帯びるのではないかということが言えるのではないかというふう...全文を見る | ||
○島袋宗康君 この改正案は沖縄をねらい撃ちにした地方特別法であり、政府が言うような最小限の改正ではなく、実質的な特別立法だと思います。政府が安保条約の義務を履行するためと称して土地を強制使用したくても、土地収用法の定めに従って慎重な手続を経なければなりません。 御承知のように...全文を見る | ||
○島袋宗康君 時間が迫ってまいりました。次に進みます。 今回の改正案の成立は四月三日の橋本・小沢会談で密室の中で合意されたような感じがいたします。一九七二年の復帰の際には、木に竹をつなぐような方法で米軍基地の利用権が合法化され、屈辱的な公用地法が国会で押し切られました。この改...全文を見る | ||
○島袋宗康君 昨年の三月三十一日の楚辺通信所の使用期限切れと、今回の五月十四日の十二施設の使用期限切れとは法律上の性格が異なるのかどうか、その点についてお伺いいたします。 | ||
○島袋宗康君 私が言いたいのは、去年はそういうふうな法手続をちゃんとしてやっているのに、ことしは法の改正によって対応するというふうな異なった条件になっているのでそれは一貫性がないのではないかというふうなことで、なぜ一貫性がないような改正に至ったのかということを聞きたいわけです。 | ||
○島袋宗康君 官房長官、ちょっとお尋ねします。 昨年三月二十九日の内閣官房長官の談話では、この土地が土地所有者に返還されないでいる状態について、「「直ちに違法である」ということには当たらないのではないか」ということで、非常に歯切れの悪い言い回しで違法ではないというふうなことを...全文を見る | ||
○島袋宗康君 今でも違法ではないというようなことはお思いですか。 | ||
○島袋宗康君 日本の安全、極東の平和と安定のために日米安全保障条約が必要であるとしたら、それによってもたらされる利益の七五%を沖縄県民が受けているとでも思っておられるのですか。日米安保条約によって負担する基地提供の義務を履行するためには今回の特別措置法の改正はやむを得ないものであ...全文を見る | ||
○島袋宗康君 終わります。(拍手) | ||
04月16日 | 第140回国会 参議院 日米安全保障条約の実施に伴う土地使用等に関する特別委員会 第5号 議事録を見る | ○島袋宗康君 お三方、参考人としてきょう出席いただきまして、大変御苦労さまでございます。 仲地先生に冒頭ちょっとお伺いしますけれども、先生が冒頭お話しの中に、いわゆる軍転特措法、そして日米地位協定の見直しあるいは改正、そういったものが必要であるのでぜひ国会の中でそれをやってほ...全文を見る |
○島袋宗康君 地位協定の問題について。 | ||
○島袋宗康君 法治主義に対する考え方として官僚主義があるというふうに言われておりますけれども、今回の法改正問題はまさに官僚主義の典型だと考えます。その意味では先生の考え方に賛成するものでありますけれども、具体的にそれを例示として示していただきたいと思います。 | ||
○島袋宗康君 もう一点です。 法治主義、法の支配ということに関連して、政府は現在の特措法を尊重する義務があると考えます。その点、緊急使用の申請をしなかった点に大きな問題があると思います。 その点について、仲地先生のお考えをお聞かせ願いたいと思います。 | ||
○島袋宗康君 沖縄の基地の使用条件というものが本土とかなり差があるのではないかというふうに思っております。したがって、先ほど先生が御説明の中で、嘉手納の基地あるいは普天間基地の騒音問題においては、本土の横田基地、その辺の周辺に比べて三十年もその規制がおくれたというふうな問題がある...全文を見る | ||
○島袋宗康君 ありがとうございました。 | ||
○島袋宗康君 二院クラブの島袋宗康でございます。よろしくお願いします。 沖縄の基地問題というものがどういう形で形成されるかということは、この委員会の中からも随分皆さんから出されまして、私がこのことを言う必要があるかどうか非常に迷っているところでありますけれども、参考人の皆さん...全文を見る | ||
○島袋宗康君 今のような、いわゆる本土復帰前は布令布告によって土地が強制収用された。今回は、いわゆる一定の、公用地法あるいは地籍明確化法、そして今回の駐留米軍用地強制使用といったような一連の強制使用が、またまさしく法改正によってなされようとしておりますけれども、私が一番危惧するの...全文を見る | ||
○島袋宗康君 島田参考人にお伺いいたしますけれども、沖縄の基地所在市町村懇談会の会長として非常に活躍されていること、大変敬意を表しております。 それで、島田会長のもとではいわゆる米軍基地の所在市町村に限られた振興策というふうなものがうたわれておるんですけれども、私が危惧するの...全文を見る | ||
○島袋宗康君 ありがとうございました。終わります。 | ||
04月17日 | 第140回国会 参議院 日米安全保障条約の実施に伴う土地使用等に関する特別委員会 第6号 議事録を見る | ○島袋宗康君 私は二院クラブの皆さんの御理解と御協力によってこの特措法の改正問題について終始今日まで携わってまいりましたけれども、沖縄だけに適用される大きな重要な法案であるために、私は今非常に胸を痛めております。 この審議の中で、私はせめて公聴会を沖縄で開いていただきたい、そ...全文を見る |
○島袋宗康君 そのとおりの決意でひとつぜひ沖縄の振興策を考えていただきたいというふうに要望しておきます。 そこで、米兵が起こした一昨年の事件、事故に対する補償の問題、これは明らかに基地問題でありますけれども、いわゆる少女暴行事件については日米両国政府の最高責任者が謝罪をしてお...全文を見る | ||
○島袋宗康君 合衆国軍隊等の行為等による被害者等に対する賠償金の支給等に関する総理府令、昭和三十七年七月三十一日、四十二号が出ておりますけれども、その第十四条、第十五条に基づき見舞金を支給できることになっておりますけれども、この点についてはどのような適切な措置をとられたか、御説明...全文を見る | ||
○島袋宗康君 私の知る範囲では、交通事故等で死亡事故を起こしたり、いろいろな事件、事故に遭っても、公務外ということで米軍との対等の立場での話し合いがなかなか難しい。御承知のように、みんなが英語をわかっているわけじゃないものですからいろんなトラブルがあるわけです。そういう解決のため...全文を見る | ||
○島袋宗康君 米軍に出入りする沖縄の業者は一人一億円の任意保険に入らなければ米軍の基地に入れないというふうな条件もつけられておる。今任意保険に米軍は全部入っているとおっしゃいますけれども、私の方の調査の結果ではほとんどが入っていない。入っても軽微の、いわゆる見せかけの任意保険に入...全文を見る | ||
06月05日 | 第140回国会 参議院 農林水産委員会 第11号 議事録を見る | ○島袋宗康君 質問に入る前に、私の日程の都合で質問時間をずらしていただきましたこと、委員長の御配慮に対して厚く御礼申し上げます。 私は、まず沖縄県の水産業の課題について幾つかの質問をしたいと思います。 御承知のように、沖縄県は東西で千キロ、それから南北で四百キロというよう...全文を見る |
○島袋宗康君 モズクの話が出ましたので、ついでにちょっと申し上げておきたいと思いますけれども、最近、モズクがO157の予防に非常に効き目があるというふうな報道がなされておりますけれども、そうすればもっと、今過剰生産だとおっしゃいますけれども、それを宣伝することによってO157が防...全文を見る | ||
○島袋宗康君 平成六年の部門別生産量、構成比を全国と沖縄で比較してみますと、沖縄は全国に比べ沿岸漁業と海面養殖業の比重が高くなっております。沿岸は、全国の二二・八%に対し沖縄は四四・五%、海面養殖は、全国一六・九%に対し沖縄は三一・五%、それぞれ約二倍になっております。 これ...全文を見る | ||
○島袋宗康君 今、浮き漁礁の話がありましたけれども、いわゆるパヤオですね。これについて、沖縄県の漁業についてはパヤオの設置が非常に重要な要素であると思います。政府の設置計画、そして増設の計画等について、具体的にお考えがありましたらお聞かせ願いたいと思います。 | ||
○島袋宗康君 ひところ、このパヤオについて宮崎県の漁業関係者が沖縄県議会まで来て非常にトラブルがあったようですけれども、その辺についてはもう解決済み、もうそういった紛争は起きないというふうなことでございますか。 | ||
○島袋宗康君 沖縄県の栽培漁業センター、本部町にありますけれども、その役割と整備については、水産庁としてどのようにお考えになっておられるのかお尋ねします。 | ||
○島袋宗康君 ぜひ、この栽培漁業センターをもっと充実させて、沖縄の漁業問題について振興を図っていただくように特に要望しておきたいと思います。 今、久米島で安定水温の深層水を活用してクルマエビあるいはヒラメ等の養殖が可能になるというふうなことで、海面養殖の振興における深層水の役...全文を見る | ||
○島袋宗康君 魚種別漁獲量を平成六年で沖縄と全国を比較してみますと、とれる魚種がかなり異なっているのは当然でありますけれども、私が注目したいのは、全国では貝類が総漁獲量六百五十九万トンのいわゆる六・一%に当たる四十万トンがとれておりますけれども、沖縄では総漁獲量二万三千五百七十三...全文を見る | ||
○島袋宗康君 ぜひ沖縄のいわゆる亜熱帯海域をそういうふうな力を入れて推進していただきたいというふうに思っております。 もう時間ですので、最後に大臣に沖縄県における水産振興について基本的な方針を承って、私の質問を終わりたいと思います。 | ||
○島袋宗康君 どうもありがとうございました。 | ||
11月27日 | 第141回国会 参議院 農林水産委員会 第4号 議事録を見る | ○島袋宗康君 私、島村大臣が就任後初めて質問をいたしますので、沖縄出身議員として、まず沖縄農業の将来展望と振興策について、大臣の御見解をいただきたいというふうに思っています。 |
○島袋宗康君 沖縄の基幹作物であるサトウキビが毎年非常に落ち込んでいるというふうな状況からいたしますと、沖縄農業は非常に厳しい状況にあると。また、毎年やってくる台風、災害、そういったことによってなかなか進展しないという点も大臣のおっしゃるとおりであります。 しかし、その反面、...全文を見る | ||
○島袋宗康君 ミニマムアクセスの輸入米の価格決定の仕組み、それはどのようになっているのか。国産米価格の安定を阻害する要因になっているのではないかというふうに思いますけれども、御説明をお願いしたいと思います。 | ||
○島袋宗康君 学校給食における値引き措置を段階的に廃止することになっているようでありますけれども、このことは今後、学校給食における米の需要を減少させる結果になりはしないかというふうに懸念しております。むしろ、こういった補助、値引き措置がなくなるということによって、若い世代に米離れ...全文を見る | ||
○島袋宗康君 ぜひそれにかわる対策をとっていただきたい。そうしないと、学校給食から米の問題について小さい子供たちから米離れという形になりかねないというふうな懸念がありますので、ぜひほかの対策を講じていただきたい。 時間ですので、終わります。 | ||
○島袋宗康君 生産調整は、面積の点でも地域間の不公平感という点でも、また自治体の対応という点からももう限界に来ているのではないかということが言われているわけですけれども、その点についてどうお考えなのか。今後の対処について御見解を承りたいと思います。 | ||
○島袋宗康君 そこで、今回の米価格について、一般的な農家としてはどういうふうな反響があるのか。それは農水省としてはどういうとらえ方をしておりますか。 | ||
○島袋宗康君 現在の在庫量の増加、自主流通米価格が低下している状況等からすれば、需給と価格の安定を図るという食糧法は十分機能していないのではないかという考え方がありますけれども、これはどういうふうにお考えですか。 | ||
○島袋宗康君 一点だけ。今の食糧法という問題について真剣に論議されてみたことはありますか。 | ||
○島袋宗康君 終わります。 | ||
12月02日 | 第141回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号 議事録を見る | ○島袋宗康君 先ほど来、普天間基地の移設の問題、そして海上航空基地の問題で質問も繰り返されておりますけれども、私も、重複するかもしれませんが、この問題について取り上げて質問したいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 小渕外務大臣、それから鈴木沖縄開発庁長官、非常に...全文を見る |
○島袋宗康君 名護市民の賛成、反対という立場で、今、名護市民を巻き込んで、ヘリポートの問題は全県下にまたがった大きな問題であります。という立場からすると、これは沖縄県民のいわゆる政治的なものが非常に濃厚に出てきているということになりますから、当然のこととして、これは自衛隊法の第八...全文を見る | ||
○島袋宗康君 県民がそう受け取っていないということは、ひとつ申し上げておきたいと思います。 最近の政府側の発言を見ると、海上基地の受け入れの引きかえに振興策を講じるというふうなものが非常に目につく。先月二十一日の政府主催の復帰二十五周年式典での橋本総理の式辞の中でも、殊さらに...全文を見る | ||
○島袋宗康君 沖縄の振興開発は、沖縄振興開発特別措置法と閣議決定された沖縄振興開発計画に基づいて行われる政府の当然の責務であるわけであります。その当然の責務の遂行に当たって、殊さらに基地問題と絡めるやり方は極めて邪道と言わなければならない。今後そのようなことがないようにしていただ...全文を見る | ||
○島袋宗康君 時間ですから、終わります。 | ||
12月11日 | 第141回国会 参議院 農林水産委員会 第6号 議事録を見る | ○島袋宗康君 大臣にお伺いしたいんですけれども、貯金保険法は預金保険法の成立から二年おくれてようやく成立し法律になったわけでありますけれども、今回は預金保険法の改正に連動する形で直ちに改正しようとしているというふうなことになっておりますけれども、そのいわゆる必然性、そして必要性と...全文を見る |
○島袋宗康君 次に、農協が健全な経営を図っていくための必要要件についてどのようにお考えになっておられるか、お尋ねします。 | ||
○島袋宗康君 信連と農林中金における余裕金の運用の実態、それについて現在どのようになされているか、お伺いします。 | ||
○島袋宗康君 農協貯金に関しては地域間の格差が非常に目立つようであります。平成九年二月以降は好転しているようでありますけれども、依然としてその増減の率が対前年比にいたしますとマイナスの地域が見られるというふうな状況でありますけれども、その原因はどこにあるんでしょうか、お伺いします...全文を見る | ||
○島袋宗康君 預金者が相当ふえている傾向にあるようでありますけれども、貸し渋るということはないんでしょうか。 | ||
○島袋宗康君 沖縄県内の農協の経営の現状及び合併の必要性の有無、その辺について御見解を伺いたいと思います。 | ||
○島袋宗康君 それから、沖縄県内の漁協の経営の状況と問題点、あるいは合併の必要性の有無について、御認識があればお伺いしたいと思います。 | ||
○島袋宗康君 農協の数に対する合併件数と漁協の数に対する合併件数を比較してみると、農協の合併件数に比して漁協の合併件数が非常に比率が低いというように言われておりますけれども、それはどういう事情でこのようになっておりますか、お伺いします。 | ||
○島袋宗康君 さっきの預貸率が低いという関係ありましたけれども、農協の平成七年度末の貯貸率が二九・一%で、前年度より一・三ポイント上昇しているようであります。都市銀行等、他業態と比べて著しく低いのが現状ではないかと思います。その原因、そしてこれからの対策、どういうようにお考えか、...全文を見る | ||
○島袋宗康君 最後に、農協、漁協の合併に関しては、それぞれ農業協同組合合併助成法、それから漁業協同組合合併助成法というのがあるわけでありますけれども、今回の改正が直ちに適用されるような事態が想定されるのかどうか、その辺についてお伺いします。 | ||
○島袋宗康君 終わります。 |