島袋宗康

しまぶくろそうこう



当選回数回

島袋宗康の1998年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月29日第142回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○島袋宗康君 まず、橋本総理の米軍沖縄基地の縮小について努力されたことについては大変敬意を表します。  早速質問に入るわけでありますけれども、現在の沖縄米軍基地の過密の状況は、戦後銃剣とブルドーザーによって土地を強制収用し、拡張された結果であると思いますが、総理はその辺について...全文を見る
○島袋宗康君 日米安保条約が結ばれたときに、沖縄の基地に本土から六〇%のいわゆる米軍海兵隊が移転している。そこによって在日米軍の七五%が沖縄に集中して存在しているというふうな異常な状態になっているわけであります。私はその責任はどこにあるかというと、日本政府にあるんじゃないかという...全文を見る
○島袋宗康君 やはり政府の責任であるということを明確に認めていただきたいんですよ。そうでないと沖縄問題のこの基地問題は解決できないんです。
○島袋宗康君 問題がすれ違っておりますけれども、一月二十六日の沖縄の地元二紙の社説は、期せずして双方とも全く同じ論調で政府を批判しております。(資料を示す)  これが両紙でありますけれども、沖縄タイムスは「まるで県内移設の強要だ」、琉球新報は「大人げない政府の対応」、こういった...全文を見る
○島袋宗康君 一昨年の十二月に日米両政府でSACOの合意がなされましたけれども、十一施設の返還合意の中で、何と八施設が県内移設条件つきであります。私は、九六年四月の本委員会におきまして、県内移設を条件とするSACOの返還合意は実現不可能だと明確に反対をし、総理に再考を求めたわけで...全文を見る
○島袋宗康君 とにかく沖縄の米軍基地の縮小という目的を達成するためには、私はこれは非常に緊急課題だと思うんですね。  それで、二つの方法しかないというふうに私は思っております。米軍の兵力、特に海兵隊の兵力を削減するか、米国本土やグアムなどに撤退をしてもらうということが第一点。も...全文を見る
○島袋宗康君 去る一月十三日と二十六日、名護市沖の海上基地建設予定地内で、国の天然記念物でワシントン条約でも絶滅の危機にあると保護指定されているジュゴンの美しい映像が相次いで新聞やテレビで報道されました。この事実は国際的に反響を呼んでおります。  ジュゴンの出現は海上基地建設に...全文を見る
○島袋宗康君 少なくともそういうことで逃げられるというものではないと私は思います。あのすばらしい、海上基地にその藻場があるわけですから、ジュゴンが現にそこで回遊をしているわけですから、関係がないという状態ではないと思います。それを指摘しておきたいと思います。  それで、名護の市...全文を見る
○島袋宗康君 私はなぜそのようなことを申し上げるかといいますと、前官房長官の梶山先生が沖縄にわざわざおいでになって、このことについては日米安保条約の基地提供義務があるので、どうしても県民が反対しても提供するんだというような内容のコメントがありましたから、あえてそれは申し上げたわけ...全文を見る
○島袋宗康君 終わります。
02月02日第142回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○島袋宗康君 せんだっての本委員会におきまして、質疑の中で時間の関係で深く立ち入ることはできませんでしたけれども、その何点かについてさらにお伺いをしたいと思います。  まず、沖縄の米軍基地の過密な状況がなぜ続いているのか、その責任は挙げて政府にあるのではないかということを私は冒...全文を見る
○島袋宗康君 いえ、私は、戦後そして復帰後も変わらぬ沖縄の基地の存在というものは、これは政府の責任であるのではないかということを申し上げているのであって、総理のお答えに対して疑問を持っているものではない。ただ、政府の責任であるのではなかろうかということを申し上げているだけです。
○島袋宗康君 沖縄の米軍基地がヘーグ陸戦法規などの各条項に違反しつつ形成されてきたことはさておきまして、少なくとも復帰以降の基地縮小に対して政府はどのように努力されてきたのか。すなわち、政府は復帰後、沖縄の基地集中をどのように改善する努力をしてこられたのか、その努力はどんな成果が...全文を見る
○島袋宗康君 私はSACOの話をしているわけじゃなくして、それ以前の話をしているのです。
○島袋宗康君 次に、この問題に関連し、総理は、米軍施設・区域が集中していること、これは沖縄県の皆さんに長い間大変な御負担をお願いしていることでもあり、そしてその痛みを分かち合う必要がある、国全体で分かち合わなければならないという御答弁をされております。  そこで、総理が沖縄の痛...全文を見る
○島袋宗康君 時間がないので前に進みますけれども、さきの予算委員会における総理の御答弁について、今沖縄県の大田知事の言動が各方面から注目を集めております。総理は知事の言動について、県内移設につき特に異論を発しなかったこと、全国知事会に欠席していたことの二点をコメントされております...全文を見る
○島袋宗康君 名護市沖の海上基地建設予定地域内において、国際希少野生動植物種でIUCN、国際自然保護連合のレッドデータブックに絶滅危惧種として登録されているジュゴンが発見されておることはさきの委員会で申し述べました。これに対し、久間防衛庁長官は、ジュゴンは提供水域外だと思いますと...全文を見る
02月04日第142回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○島袋宗康君 本日の予算委員会で私は三回目の質疑になるわけでありますけれども、総理とは見解や沖縄基地の実情に対する認識にかなり違いがあることがはっきりしてまいりました。  総理のお答えに、心外であるとか残念であるとかという言葉が頻発しております。私も残念ではありますけれども、見...全文を見る
○島袋宗康君 昨日の新聞に「在沖米軍の段階的移動を」という大きな見出しで地元の沖縄タイムスと琉球新報に掲載されております。  その内容は、米軍準機関紙、星条旗新聞が、去る一月二十九日の米下院国家安全保障委員会で、民主党のポール・マックヘル下院議員が、今後十年ないし二十年で沖縄の...全文を見る
○島袋宗康君 アメリカの国内でも海兵隊の移動ということは検討されているわけですから、やはり日本政府としても自主的判断で検討する必要があると思いますので、私はあえて申し上げておきます。  日本の安全保障にとって日米安保体制が不可欠で、そのため日本国内に米軍基地を置く必要があるとの...全文を見る
03月30日第142回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○島袋宗康君 総理が最善の策として提案されました海上ヘリポート案が暗礁に乗り上げて、米軍普天間飛行場の返還問題がとんざしております。  そこで私は、総理に四点ほど質問をいたします。  まず第一に、総理は九六年の四月に、今後五年ないし七年以内に米軍普天間飛行場の返還を実現させる...全文を見る
○島袋宗康君 総理は、先日の委員会で、大田沖縄県知事と会って名護市辺野古沖の海上基地の受け入れを説得すると言われました。大田知事がその海上基地の受け入れ拒否の前言を翻して海上基地の受け入れを承諾すると思われますか。お伺いいたします。
○島袋宗康君 もしお会いして大田知事が海上基地の受け入れ拒否の姿勢を変えないという場合には、総理は今後本件についてどういうふうに対処されるか、その辺をお聞かせいただきたい。
○島袋宗康君 三月四日の朝日新聞に後藤田元副総理の「移設前提の「返還」無理 兵力削減含む見直しを」という文章が載っております。  ここで引用させていただきますけれども、後藤田正晴元副総理は、去る三月四日の朝日新聞紙上で、「県内移設がネックになっている以上、また合意の前に県内自治...全文を見る
○島袋宗康君 最後に、沖縄は全国の米軍施設の七五%を抱える基地過密の状態であります。「二〇一五年までに基地を全廃するという県民の願望に十分な理解をもって、政府はその解決に全力を尽くすべきである。」、これは後藤田さんがおっしゃっております。  この元副総理の言葉を橋本総理に呈上い...全文を見る
04月07日第142回国会 参議院 農林水産委員会 第8号
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○島袋宗康君 二院クラブの島袋宗康でございます。  まず、大臣に所信表明に対する問題点について二、三質疑をさせていただきたいと思います。  大臣は、二十一世紀における課題の中に、人口、食糧、環境、エネルギー等を挙げられて、国内生産体制の強化や食糧安全保障の問題等に言及しておら...全文を見る
○島袋宗康君 大変難しい問題だと思いますけれども、その辺を政府として何が適切かということを十分検討されて、やはり農家のことも考えながら農業振興のために尽くしていただきたいというふうに要望しておきます。  我が国の食糧自給率の現状及び自給率に対する基本的な考え方並びに自給率を向上...全文を見る
○島袋宗康君 さきの所信表明の中で、農業経営の体質強化についてお触れになっておられます。経営感覚にすぐれた農業経営が生産の相当部分を占める農業構造を実現するための対策の推進について述べられております。そのような理想的な農業はあと何年後に実現できるかというふうなことについて、もし大...全文を見る
○島袋宗康君 沖縄のサトウキビ問題についてお触れになっていただき、本当にありがとうございます。  実は、以前からいわゆる生産所得という面でサトウキビの海外価格をもっと上げてくれというふうないろいろな要請をしておりますけれども、なかなか農家所得が十分ではないということで、せっかく...全文を見る
○島袋宗康君 最後に、亜熱帯に位置する沖縄農業の振興策について大臣はどのように推進する立場をとられているか、お考えをお聞かせ願いたいと思います。よろしくお願いします。
○島袋宗康君 終わります。
04月08日第142回国会 参議院 予算委員会 第17号
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○島袋宗康君 いわゆる県道一〇四号線越え砲撃演習が沖縄県の金武町から本土の演習場に移転してからちょうど一年になっております。この問題は県民の生活道路を封鎖して行われる実弾砲撃演習として有名でしたけれども、それが本土へ分散移転したことによってすべて解決したかのような印象を与えており...全文を見る
○島袋宗康君 不発弾の数について調べていないということはどういうことですか。
○島袋宗康君 沖縄では、実弾砲撃演習が済んで後から不発弾の処理をしているという情報は一切入ってこないんです。だから、何発あるのかわからないんです。  そこで、実弾砲撃演習の撃ったところは、現に百五十五ミリは撃っていないわけですけれども、その中で百五十五ミリの四万発余りの不発弾が...全文を見る
○島袋宗康君 ハワイでは実弾演習をやったその時点で、終わった時点で不発弾の処理をして、そして再びやっているというふうなことです。  そこで、沖縄ではこの演習による不発弾の処理が全くなされていないというふうに思っております。本土の演習場で発生した不発弾は、一回の演習が終了した時点...全文を見る
○島袋宗康君 沖縄ではやるたびに処理をしていないということですけれども、どうして違うんですか。その内容について説明してください。
○島袋宗康君 そういう実態は沖縄では全く信用ができていないわけですよ、信頼関係がない。そういう答弁でいいんですか。絶対信頼できない、不発弾の処理をやっているかどうかは。本土と同じようにやっているということが実態として全然沖縄では理解できない。
○島袋宗康君 恩納村のブートゥ岳、四万発も撃たれているわけですから、その処理の方法についてはぜひひとつ取り組んでいただきたいというふうに思います。  時間がないので、次に進みます。  問題の第二点は、沖縄県金武町のキャンプ・ハンセン演習場は、本土に移転実施されるまでの長年にわ...全文を見る
○島袋宗康君 終わります。
04月10日第142回国会 参議院 災害対策特別委員会 第5号
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○委員以外の議員(島袋宗康君) まず、被災者への公的資金を議員立法として検討するときに何よりも重視したことは、戦後未曾有の大災害となった阪神・淡路大震災の実態と教訓に基づいて必要な支援のあり方を考えるということが一番検討されたわけであります。  五百万円という金額は、住居が全壊...全文を見る
○委員以外の議員(島袋宗康君) 最近の雲仙や奥尻の災害と比べて阪神・淡路大震災の一番大きな違いは、やっぱり、雲仙、奥尻では義援金による支援で何とか繕うことができましたけれども、この阪神・淡路大震災では何ともならなかったというふうな実態ではないかというふうに思っております。これまで...全文を見る
04月28日第142回国会 参議院 農林水産委員会 第12号
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○島袋宗康君 株式会社の農地取得について農水省としては現在どのような御見解を持っておられるのか、またこれを認めるための前提条件としての農地転用規制の厳格化についてどのようにお考えになっているのか、そして転用規制の厳格化の内容とその効果についてはどのようにお考えなのか、お答え願いた...全文を見る
○島袋宗康君 営農を主体としての農業生産法人の現状はどのようになっているのか、またその農地取得率についての問題点についてお伺いいたします。
○島袋宗康君 平成五年六月四日の本委員会において、農業経営基盤の強化のための関係法律の整備に関する法律案に対する附帯決議がなされております。その十二項に、「農業生産法人の事業及び構成員に係る要件の緩和については、これが農外資本による実質的な経営支配や農地取得等を招来することのない...全文を見る
○島袋宗康君 優良農地を確保するための農地転用規制の厳格化と農地の流動化を促進するための農地転用の円滑化という二つの要請が非常に相互に矛盾するような感じも受けますけれども、その間の調和をどのように図っていくのか、その辺についてお聞かせ願いたいと思います。
○島袋宗康君 農地転用許可基準が従来の通達による運用から今回、法定化されることになった意義についてはどのようにお考えなのか、お伺いいたします。
○島袋宗康君 基本問題調査会の中間取りまとめの中で、優良農地の確保について、「国民にとって最低限必要な栄養水準を検証し、これに必要な農地総量を明確化すべきである。」というふうなことが言われておりますけれども、その点については農水省としてはどのようにお考えなのか、お伺いします。
○島袋宗康君 ここ数年来、年々多量にふえ続けている耕作放棄地に対してどういった対策をとっておられるのか、その辺をお伺いしたいと思います。
○島袋宗康君 終わります。     —————————————
09月17日第143回国会 参議院 国土・環境委員会 第3号
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○島袋宗康君 二院クラブ・自由連合の島袋宗康でございます。  大変遅まきながら、真鍋環境庁長官、御就任本当におめでとうございます。環境問題はこれから重要な課題として位置づけられておりますけれども、ぜひ二十一世紀に向けて間違いのないような環境の保全、そして取り組みをぜひ強化してい...全文を見る
○島袋宗康君 国民の日常生活において発生する温室効果ガスの排出の抑制等を促進するため、都道府県知事が委嘱する地球温暖化防止活動推進員はどのような権限を有し、具体的にはどのような方向で推進するのか、その辺についてお伺いします。
○島袋宗康君 そこで、国及び都道府県が指定する地球温暖化防止活動推進センターはどのような活動をするのか、あわせてお伺いします。
○島袋宗康君 京都議定書において採択された我が国の温室効果ガスの六%削減の目標は具体的にはどのようなプロセスで推進あるいは達成するのか、質問もあったようですけれども、再度御答弁お願いします。
○島袋宗康君 そこで、環境庁長官は関係行政機関の長に対し、地球温暖化対策の推進について必要な協力を求めることができるという規定がございます。  私は、むしろこれは協力を求めるというよりは命令等もっと厳しい対策が必要ではないかというふうに考えておりますけれども、その辺についてお伺...全文を見る
○島袋宗康君 大体わかりましたけれども、実は沖縄県の米軍普天間飛行場の返還に伴って、御承知のように名護の海上基地があるキャンプ・シュワブ沖にその普天間飛行場の代替施設をつくるということでございますけれども、その海上がサンゴ礁あるいはジュゴンが生息していまして、そこで多くの環境団体...全文を見る
○島袋宗康君 これは国際的に大きな問題になりますから、日本の政府として、そして環境庁としてこのことが非常に問われる大きな課題だと私は思っていますから、そのことは環境庁が主体的に行政の立場からぜひ調査をしていただいて、そして環境庁としての立場を主張していく必要があるというふうに私は...全文を見る
○島袋宗康君 その辺がかみ合わないんです。いわゆる国際的な環境保護団体が既にそこに入って、調査結果をまとめて、そして新聞報道等もされているわけです。今おっしゃるように、事業者が環境アセスをちゃんとするというふうなことでは、日本の環境を守っていくという立場の環境庁としては少し生ぬる...全文を見る
○島袋宗康君 再度要望しておきますけれども、先ほど申し上げたような具体的な環境庁としての調査は私は絶対必要じゃないかと思います。そういったふうな、これから事業者がちゃんと環境アセスをやるだろうというふうな期待感では、国民の多くの方々がここの場所というのが大変貴重なジュゴンの生息地...全文を見る
○島袋宗康君 この件に関して、アメリカ会計検査院、GAOがことしの三月に出した報告書によりますと、「沖縄における米軍のプレゼンスの影響、削減に関する問題」では、施設局の文書について、米国が調査を行い、存在するすべての汚染を特定し、将来の返還に向けて計画的に基地の環境を浄化すること...全文を見る
○島袋宗康君 ただ、こういう法案の審議の中で、沖縄問題の、特に例えばいわゆる恩納通信所が返還されたけれども、そこからPCB、カドミウムとかいったような有害物質が発見された。そして今、そのPCBというものは持ち出し禁止とか移動禁止とかいろんな制度があってこれを移動することはできない...全文を見る
○島袋宗康君 それは外務省とかあるいは防衛施設局というふうな関連が多いわけですから、むしろ向こうの方が主管じゃないかと思います。  例えば普天間基地が近々返るというふうなことになれば、当然のこととして、重要文化財というふうなものがございますので、返還する前に、事前にそこの調査を...全文を見る
09月22日第143回国会 参議院 国土・環境委員会 第4号
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○島袋宗康君 四人の先生方、貴重な御意見をいただきまして本当にありがとうございました。二院クラブの島袋宗康でございます。  まず最初に、環境庁長官はこの問の委員会において、地球温暖化問題への取り組み等の諸課題を克服するには、対症療法だけでは不十分であり、環境への負荷の少ない環境...全文を見る
○島袋宗康君 最後に、増田先生にちょっとお伺いしたいんですけれども、ことしの台風の進路というのが、南西諸島、私は沖縄出身でありますから、今までは沖縄からまず北上するというふうなことでありましたけれども、ことしに限って非常に顕著に南西諸島に全く来ない。最近また二つ、三つ来ております...全文を見る
09月24日第143回国会 参議院 国土・環境委員会 第5号
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○島袋宗康君 鹿児島から沖縄にかけて、サンゴ礁がその海域で白く漂白している状況になっているというようなことで、いわゆる白化現象が起きているということで新聞やテレビで報道されています。この状況が数週間も続いていくとサンゴが死滅するという状況になるということで、非常に私ども深刻にこれ...全文を見る
○島袋宗康君 沖縄を中心としたサンゴ礁への影響というのは、非常に白化現象が進んでいるというふうなことについては十分把握しているようでありますから、そのオーストラリアの研究体制というものをしっかりと踏まえた上でぜひ対応するように。  先ほど台風の影響で循環がないというふうなお話が...全文を見る
○島袋宗康君 どうもありがとうございました。  問題は変わりますけれども、先日の日米安保協議委員会で、沖縄県の米軍嘉手納基地内で発生したPCB汚染問題で米国が調査団を派遣することが決まったとのことであります。  そこで、まずそのいきさつについて外務省、防衛庁なり。
○島袋宗康君 そうすると、米国側がどういつだメンバーで調査団として加わってくるのかということは、まだはっきりしないわけですか。
○島袋宗康君 その際に、日本側の立場として、米国の調査団に同行して立ち会いをし、あるいは参加をして共同調査するというふうなお考えはありますか。
○島袋宗康君 その適切に対応するということなんですけれども、私は具体的に質問しているわけですから、日本政府として責任あるお答えをいただきたいと思います。
○島袋宗康君 そうすると、それはいつごろになるかということはまだ明らかじゃないんですか。
○島袋宗康君 ぜひ早目にそれが実施されるように要望しておきますけれども、一番の関心事は、もし調査の結果これが汚染されているという場合に、アメリカ側の責任で浄化するのか、日本側で浄化するのか、その辺の対応について政府としてはどういうお考えですか。
○島袋宗康君 この問題は一九七六年、昭和五十一年五月に問題化しているわけです。あれからもう相当たっているんですけれども、私はここで政府の対応について非常に怠慢であったのではないかというふうに指摘せざるを得ないんです。  したがって、これがもし調査の結果、あるいはまた一緒になって...全文を見る
○島袋宗康君 今まで調査した結果何も異常はなかったというふうなことですけれども、県民に対して皆さんの調査結果というものが余りにも伝わっていない。ですが、こういったものが起きたということが新たな問題として県民は非常に不安がっていますから、それは県民に十分知らせた上で、調査の結果何で...全文を見る
○島袋宗康君 浄化槽の中にそのPCBをわざわざ外から持ってきたような形跡もあるわけです。これは大問題ですね。そういった軍用地が返還されるような状況になったときに浄化槽にほかから毒物を持ってきたというふうなことでありますから、県民をばかにするのも甚だしいというふうに思っております。...全文を見る
○島袋宗康君 地位協定の問題は。
○島袋宗康君 今の恩納村の問題は、三年前に返還されたんです。三年前の話を今のような状況説明では、外務省おかしいですよ。適切に環境基準に合わせてやっているというふうな御答弁を今なさっていますけれども、三年前にやったことが今、問題になっているんです。  私はこの前の委員会で、今、普...全文を見る
○島袋宗康君 いや、その県の調査に対して皆さんはどう考えるんですか。
○島袋宗康君 ちょっとだけ。時間で、あと質問事項がありますけれども、やむを得ないと思います。  とにかく沖縄の基地は、今の状況では県民はひどく不安な状況ですから、ぜひその不安解消のために各省庁とも努力していただきたいということを要望して終わります。  ありがとうございました。
09月29日第143回国会 参議院 国土・環境委員会 第6号
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○島袋宗康君 私は、沖縄県の鳥島射爆撃場における米軍による劣化ウラン含有弾の発射による環境汚染問題についてお尋ねしたいと思います。  まず一番目に、科学技術庁原子力安全局は、去る九日、鳥島射爆撃場における米軍による劣化ウラン含有弾の誤使用問題に関する平成十年度実施分の環境調査の...全文を見る
○島袋宗康君 報告書によりますと、久米島の環境や一般公衆の健康への影響がないと考えられるというふうな結論のようでありますけれども、久米島住民及び沖縄県民はその報告を信頼して安心してよいというようなことで理解してよろしゅうございますか。
○島袋宗康君 この環境調査は昨年とことしの二回行われておりますけれども、今後の調査予定と、年一回の調査で十分なのかどうか、お伺いいたします。
○島袋宗康君 この事件で米軍は劣化ウラン弾を千五百二十発も発射しているわけです。平成九年四月二十三日の時点で合計二百三十三発を回収しているというふうな報告があります。最近の調査の際にも数発が回収されたことになっておりますけれども、現時点での回収数の合計、あるいは未回収は何発なのか...全文を見る
○島袋宗康君 まだ相当な未回収の劣化ウラン弾が存在している、見つかっていないわけですけれども、人体に悪影響を与える劣化ウラン弾の未回収弾がなお千発以上も存在しているというふうなことであります。米軍は今も頻繁に爆撃訓練を実施しているわけでありますけれども、私は非常に危険きわまりない...全文を見る
○島袋宗康君 実は、沖縄でいわゆる事件、事故が起こるたびごとに、非常に米軍の通報が沖縄県内におけるところの住民に対する問題がなかなかおくれるというふうな状況で、ある意味では県民の大きな不信を買っている状況です。この劣化ウラン弾の発射されたのは平成七年の十二月五日と七日及び平成八年...全文を見る
○島袋宗康君 外務省の努力もさることながら、それにしてもなおかつ通報がおくれるというふうな状況が非常に否めないと思っておりますので、ぜひその件については、事件、事故に対する通報体制というものを迅速にやってもらうように要望しておきたいと思います。  それで、本件の問題について、科...全文を見る
○島袋宗康君 時間がありません。最後にしたいと思います。  沖縄のキャンプ・ハンセン演習場で県道一〇四号線を封鎖して行われておりました米海兵隊の百五十五ミリりゅう弾砲の砲撃演習が北海道、宮城県、山梨県、静岡県、大分県の五つの演習場で分散実施されるようになっております。  そこ...全文を見る
○島袋宗康君 このような現状を踏まえて、沖縄県北部の米軍演習場における自然破壊が非常に進行しているというふうな状況でございますので、外務省あるいは防衛庁、環境庁などの関係当局は今後も黙っていちゃいかぬというふうに私は思いますので、ぜひ何らかの対策を講じていただきたいというふうに願...全文を見る
○島袋宗康君 終わります。
10月01日第143回国会 参議院 国土・環境委員会 第7号
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○島袋宗康君 二院クラブ・自由連合の島袋宗康でございます。  建設省に対して質問をしたいと思います。  駐留軍用地強制使用に関する沖縄県収用委員会への一部却下裁決に対する那覇防衛施設局による建設大臣への不服審査請求の件について、次の諸点についてお尋ねしたいと思います。  ま...全文を見る
○島袋宗康君 大体見通しとしてはいつごろになるかお聞きしたいと思います。
○島袋宗康君 ちょっとその件で建設大臣にお伺いします。  先日の所信表明の中で行政改革の推進についてお触れになっております。そこで、規制緩和、地方分権、地方支分部局への権限の委任を含めて行政改革の実を上げるというふうなことをおっしゃっております。そこで、その件について全力を挙げ...全文を見る
○島袋宗康君 ぜひ沖縄県の立場に立って地主の意向を尊重して判断していただきたいというふうに願っておきます。  次に、環境庁はいらっしゃいますか。  米軍厚木基地に隣接する民間の産業廃棄物処理施設の排煙問題で、米軍の調査によって大気中のダイオキシンが日本の指針値を大幅に上回った...全文を見る
○島袋宗康君 これは朝日新聞なんですけれども、米軍の調査、日本の調査でダイオキシンの差が十倍もあると、こういうような報道をされています。これはもう三十日のことですから、そういったふうな答えを、やはり新聞にこれが出ないような形でちゃんと整理をしてもらってやらないと、国民はみんなこれ...全文を見る
○島袋宗康君 先ほどの説明によると、今双方とも調査の結果を突き合わせているというふうな状況であるにもかかわらず、今の答弁というのはおかしいんじゃないですか。もう一遍お答えください。
○島袋宗康君 環境庁はまだ結論も出していないんですよ。それを防衛庁が先取りして、しかも民間の事業者に対して公金を使うというのはおかしいんじゃないですか、それを言っているんです、どう考えるかということで。もっと環境庁も防衛施設庁も本当に調査をして、これは税金を投入していいということ...全文を見る
○島袋宗康君 同じことならいいです。  私は、これは非常に問題だと思っておりますので、ぜひ環境庁あるいはまた防衛施設庁、もっとしうかりした、国民に納得のいくような説明ができるようにしてください。これは納得いきません、私は。
○島袋宗康君 それにしても、環境庁と防衛施設庁はもっと精査して、公金を使うなら使うと、国民が納得いくような支出であればよかったんですけれども、どうも納得いきません。  私は、先日の本委員会でも取り上げました米軍嘉手納基地におけるPCB汚染の問題について再度お尋ねいたします。 ...全文を見る
○島袋宗康君 それで、十月十三日に、これは予定であるということで説明を受けておりますけれども、その際に、やはり日本側が合同調査をぜひ行うべきである。そうでないと、厚木基地みたいに米軍の調査と日本の調査が全く食い違っている、十倍の差があるというような状況になりかねない。ですから、ど...全文を見る
○島袋宗康君 その点について外務省はいらっしゃいますか。  これは食い違ってはいけませんので、ぜひ共同調査が実施できるような申し入れを厳重にしていただいて、これは沖縄県内の、しかも我が国のいわゆる環境の問題ですから、やはりその点は十分配慮していただいて、ぜひ合同調査をして同時な...全文を見る