島袋宗康

しまぶくろそうこう



当選回数回

島袋宗康の1999年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月03日第145回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第1号
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○島袋宗康君 船橋参考人に三点ばかりお願いしたいと思います。  私の政治的立場は日米安保条約廃棄論でありますけれども、きょうは長期的な視点に立ってお伺いしたいというふうに思っております。  第一点は、仮に我が国の安全保障上、日米安保条約が有効だとしても、余りにも対米依存的じゃ...全文を見る
02月10日第145回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第2号
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○島袋宗康君 岡本先生には、しょっちゅう沖縄にいらして沖縄の基地問題について取り組んでいらっしゃることに対して、敬意を表します。ありがとうございます。  二十一世紀における唯一の超大国米国と二十一世紀において超大国となることが予想されている中国、このはざまにある日本、この両国と...全文を見る
03月08日第145回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○島袋宗康君 私は、那覇軍港の浦添移設問題について質問をしたいと思います。  去る二月十八日、十九日の両日にわたって、地元沖縄の琉球新報が一面トップで沖縄県民にとって大変ショッキングな報道がなされております。それによりますと、日米両政府が合意した米軍那覇軍港の移設先の構造が、こ...全文を見る
○島袋宗康君 すると、それはいつごろ提案をされるか、あるいはまた政府に対してこういった報道が事実なのかどうかというふうな点についてはいつごろ皆さんとしては判明するのか、その辺をお聞かせ願いたいと思います。
○島袋宗康君 県民が知っているのは、浦添に移設をして三十五・五ヘクタールが軍港に使われるというような程度の問題でございます。そういうものが大々的にしかも一面トップで、軍港の整備をいわゆる出撃機能を有する軍港にしていくというような報道がなされているわけです。もしそれが仮に事実であれ...全文を見る
○島袋宗康君 それはおかしいんじゃないですか。次年度予算にちゃんと那覇軍港のいわゆる移設の費用として二千八百万円の予算が計上されております。こういうふうなものを想定しない限り、予算の調査費というものはつけられるはずがないんじゃないですか。
○島袋宗康君 いわゆる日米両政府の合意に基づいてそういった調査費が計上されるのが私は常識だというふうに考えております。  確かに今の知事とかあるいは商工会議所あたりから、那覇軍港の浦添の移設先についてはいわゆる軍民共用というような形の要請がなされていることは私も承知しております...全文を見る
○島袋宗康君 では、その調査費を計上して浦添施設に対してどういう形態で整備しようとするのかというようなこと、そういったふうな具体的な内容まで調査費として計上されるのか。その辺についてちょっと詳しくお願いいたします。
○島袋宗康君 具体的な内容がよくわかりませんが、時間がないので次に進めたいと思います。  米軍嘉手納飛行場におけるパラシュート降下訓練についてお尋ねします。  小渕総理は、昨年の五月三十日に実施された嘉手納飛行場における米軍パラシュート降下訓練に関して、昨年六月十七日の本委員...全文を見る
○島袋宗康君 具体的に真意を、昨年とことしはどう違うかというふうな点で質問したわけでありますけれども、その御答弁は余り私ちょっと理解し得ないんです。  ただ、これはやっぱり中止じゃなくして、沖縄のあの小さい島で、どの地域でもパラシュート降下訓練をやるということは非常に不適切な訓...全文を見る
○島袋宗康君 終わります。
03月09日第145回国会 参議院 国土・環境委員会 第2号
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○島袋宗康君 しんがりでございます。島袋宗康です。大変御苦労さまでございます。  国土庁長官は所信表明の中で、二十一世紀を展望する重点国土政策の第一番目に、多軸型国土構造の形成に向け、新しい全国総合開発計画である二十一世紀の国土のグランドデザインを効果的かつ着実に推進するため、...全文を見る
○島袋宗康君 それはここにありますように夏までには計画できるという話でございますか。
○島袋宗康君 九六年九月に閣議決定されました内閣総理大臣談話によりますと、沖縄政策協議会の第三回会合で各省庁から提案されました八十八項目の沖縄振興策の中から三十四項目の具体的検討事項が決まっております。その中に国土庁が取りまとめる省庁となっているのが二項目あります。  一つは、...全文を見る
○島袋宗康君 沖縄を平和のメッカとして、アジアのいわゆる交流拠点とするというふうな形で、非常に日本の国として重要な位置にあると思いますから、今のような策定を政府としてもぜひ努力していただきたいというふうに思っております。  今述べました三十四項目には入っていませんが、さきに各省...全文を見る
○島袋宗康君 了解いたします。  平成八年十一月に沖縄県が策定しております「国際都市形成構想 二十一世紀に向けた沖縄のグランドデザイン」において、沖縄県は、「東アジア経済圏や環太平洋交流圏における国々との多面的かつ多様な交流を展開するとともに、亜熱帯環境交流圏の国々や我が国を結...全文を見る
○島袋宗康君 今の御答弁のように、ぜひ政府として努力していただきたいというふうに要望しておきたいと思います。  長官は、所信の冒頭に、「我が国経済の再生を図るとともに、新しい世紀に向けて、豊かでゆとりがあり、安心して暮らせる社会を実現する上で、幅広い分野を担当する国土行政の役割...全文を見る
○島袋宗康君 県民は基地の整理・縮小あるいは基地の撤去といったものに非常に関心を持って、政府の対応を、いかようにしてこれを打開していくかというふうなことについて非常に関心がありますから、ぜひ平和のメッカとして沖縄をどういうように位置づけていくかということを含めて、やはり今の米軍基...全文を見る
03月11日第145回国会 参議院 国土・環境委員会 第3号
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○島袋宗康君 一番最後でありますので、大変お疲れのところ、ぜひ御誠意のあるところを御答弁願いたいと思います。  大臣を初め環境庁当局におきましては、環境行政の推進に日夜御尽力を賜っていることに対して大変御苦労を多といたします。しかし本日は、大臣の所信に対して率直な感想を申し上げ...全文を見る
○島袋宗康君 すばらしい御答弁をいただきましてありがとうございます。  諸先生方の御意見と質問等に対して多少重複するかもしれませんが、角度を変えて申し上げたいと思います。  所信において、大量生産、大量消費、大量廃棄という経済社会システムや生活慣行を見直して、環境への負荷の少...全文を見る
○島袋宗康君 大気汚染の問題について、先ほどもあったように思いますが、その中で低公害車の普及に対する制度的方策を検討されるということになっているようでありますけれども、その制度を念頭に置いて実際にやれるのかどうか、その辺をお伺いいたします。
○島袋宗康君 この物質循環、水循環の確保に触れられた中で、水循環の保全でパイロット事業を実施するとされております。これに関連して、平成八年度予算の中に、沖縄政策協議会で沖縄振興に対する特別調整費五十億円の中から環境庁の赤土流出による水環境保全事業に六千万円が配分されております。そ...全文を見る
○島袋宗康君 沖縄の赤土問題については、もう既に手おくれじゃないかということさえ感じているこのごろでございます。  もうほとんど復帰直後あるいは現在に至るまで、そういった赤土条例というのが最近できたのにもかかわらず、なお米軍や軍事演習によっていろんな赤土がまだ北部において流出し...全文を見る
○島袋宗康君 所信の第五の柱として、自然と人間との共生について触れられております。  九六年九月に設置されました沖縄政策協議会の三つの部会の一つ、環境・技術・国際交流部会のもとに環境共生型地域の形成プロジェクトチームが設置されております。環境庁が取りまとめ省庁となってやんばる地...全文を見る
○島袋宗康君 沖縄の北部の自然というものは本当にすばらしい今環境にありますから、ぜひそれを後世に残すために、やはり環境庁の任務というのは非常に大きいんじゃないかというふうに私は思っております。  したがって、今度SACOによって北部の訓練地域が一部返されるわけでありますけれども...全文を見る
○島袋宗康君 最後になりましたけれども、環境庁長官はつい先ごろ沖縄を訪問されて沖縄の自然に対されて、そしていろいろな視察をされておることは新聞で承知しておりますけれども、沖縄のそういった環境問題についてどういう御感想をお持ちになったか、その辺をお聞かせ願いたいというふうに思います...全文を見る
○島袋宗康君 もう時間がありませんけれども。  要するに、今沖縄の観光客が非常にふえております。それはやっぱり、沖縄の自然、いわゆる海、そして空、そしていろんな環境問題、あるいは沖縄の文化、そういったふうなものが非常に今国民の間から沖縄を見直していこうじゃないかということもあり...全文を見る
03月12日第145回国会 参議院 国土・環境委員会 第4号
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○島袋宗康君 運輸省にお聞きしたいと思います。  沖縄政策協議会に対して、沖縄振興策として運輸省から提案が七項目出されていると聞いております。それには那覇港そして国際流通港湾実現可能性調査という一項目がありましたが、それがどのようになったのかという点と、那覇港を中心とする沖縄の...全文を見る
○島袋宗康君 沖縄の主要空港である那覇空港に対してどのような整備方針を持っておるのか、今現在の那覇空港。
○島袋宗康君 ひところ、現在の那覇空港の先のいわゆる沖合展開という形で空港拡張、新たな空港をつくろうというふうな動きが盛んでありましたけれども、航空局としてはこの辺についてどういう御見解を持っておられるのか、ちょっとお尋ねします。
○島袋宗康君 おっしゃったように、那覇空港は自衛隊の共用空港となっておりまして、民間機と自衛隊機とは運用の目的も性能もまた離発着等の頻度等におきましても随分差があるわけであります。その点、運輸省としては運航上安全に支障がないのかどうか。  これは民間専用空港として、復帰直後から...全文を見る
○島袋宗康君 時たま衝突事故があったりニアミスがあったり、大変危険な空港であるということはもう私がここで申し上げるまでもないと思います。そういうふうな危険な状態にあるということは、観光客にとっても大変危険の伴う空港を利用していただくということは非常に心もとない気がしておりますので...全文を見る
○島袋宗康君 復帰直後、米軍のP3Cというのがそこに十機ほどおったんです。我々は、復帰の時点で民間専用空港として整備するんだというようなことが盛られておりましたから、やっぱりアメリカのP3Cについても撤去すべきであるというふうなことで要請したことがありますけれども、その当時のいわ...全文を見る
○島袋宗康君 その辺が理解できないからこそ努力してくれと言っているわけです。非常に危険な状態だということをよく御承知だと思います。指摘しておきたいと思います。  それから、観光立県、沖縄経済振興の一つの柱と考えて、沖縄県では鋭意努力をしているところであります。観光業にかかわる人...全文を見る
○島袋宗康君 昨年でしたか、八千円の運賃の引き下げがございまして、観光客もそれなりにふえているということは本当にありがたく、感謝申し上げます。  そこで、これは大臣がおられればいいんですけれども、運輸省の平成十一年度予算案の最大の特徴は何であるか、その辺をお聞かせ願いたいと思い...全文を見る
○島袋宗康君 どうもありがとうございました。  次に、環境庁にお尋ねします。  昨日、大臣は、沖縄海域等におけるサンゴの白化現象についてもお触れになっておられました。環境庁が沖縄政策協議会に提案されました国際サンゴ礁研究・モニタリングセンター構想について御説明を願いたいと思い...全文を見る
○島袋宗康君 そのセンターはいつごろ完成する予定ですか。
○島袋宗康君 沖縄周辺海域のいわゆる東シナ海、南シナ海、北西太平洋の海洋環境保全のための基本構想の策定については、どのような趣旨の御提案であったのか、それをお聞かせ願いたいと思います。
○島袋宗康君 サンゴ礁の保全に関する国際会議を沖縄で定期的に開催するというような提案については、どのようなお考えになっておりますか。
○島袋宗康君 その国際会議というのは、やっぱり沖縄を中心として開催される予定でありますか。
○島袋宗康君 サンゴ礁の保全ということでありますから、ぜひ沖縄で開催していただいて、そして沖縄の白化現象のサンゴ礁を、あるいはまたそれを活性化させるための問題についてぜひ沖縄で開催してもらうように働きかけていただきたいと、このように要望しておきたいと思います。  それで、たくさ...全文を見る
○島袋宗康君 長官の御決意を聞いて非常に喜んでおります。我々は小会派でありますけれども、事環境問題において一生懸命頑張っていきたいと思いますので、ぜひ御協力させてください。  どうもありがとうございました。
03月15日第145回国会 参議院 国土・環境委員会 第5号
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○島袋宗康君 それでは、防衛施設庁はまだ御出席でないようですので、まず建設省の方からお尋ねいたします。  沖縄県における陸上交通は専ら道路に依存しております。道路整備は、県民生活や産業活動にとって極めて重要であることは私が申し上げるまでもありません。  道路の整備水準について...全文を見る
○島袋宗康君 数年前の統計に比べるとやや好転をしていると思いますけれども、那覇市内を中心として、中部一帯はほとんど交通渋滞が激しい状態であります。それで、いろんな道路整備をやっている状況ではありますけれども、何しろ基地内をスムーズに通れないというネックが非常にあります。それで交通...全文を見る
○島袋宗康君 平成十一年度の整備方針、重点事業というものはどういうふうに計画をされているのか、お伺いをいたします。
○島袋宗康君 那覇の都心部の再開発、これは大体いつごろ終わる予定でございますか。
○島袋宗康君 生活水準向上を図るとともに、地域の多様なニーズや高齢化社会等に対応して、沖縄県の気候風土に適した住宅、住環境の整備を推進する必要があると考えておりますけれども、その辺について御所見を伺いたいと思います。    〔理事太田豊秋君退席、委員長着席〕
○島袋宗康君 沖縄県内だけじゃないと思いますけれども、公営住宅を建設する場合に、建設省から一定の割り当てが毎年指示をされて、沖縄県にどれぐらい公営住宅を建設するというふうな内容の指示があると思います。  御承知のように、土地も狭隘でありますし、県でいろいろ各市町村に割り当てして...全文を見る
○島袋宗康君 それをぜひ努力していただきたいと思います。  では、国土庁にお伺いします。  災害は忘れたころにやってくる、また備えあれば憂いなしというようなことがよく言われておりますけれども、大規模地震災害に対する備えという観点から、沖縄県における防災体制の整備の状況がどのよ...全文を見る
○島袋宗康君 生活空間倍増戦略プランの一環として地域戦略プランを積極的に推進するとされておりますが、この地域戦略プランは具体的にはどのような手順と方策によって推進されるのか、また国土庁と各地域の関係は予算面に限られるのか、ほかにも支援の方策はあるのか、お伺いいたします。
○島袋宗康君 国土庁長官に、平成十一年度予算の最大の特徴はどういうことか、お伺いします。
○島袋宗康君 相当決意を込めてのお話で、大変感謝申し上げます。沖縄問題はこれからだというふうな気持ちでございますので、ぜひ御尽力いただきたいというふうに私は思います。  防衛施設庁に、那覇防衛施設局管内の建設工事についてお尋ねいたします。  まず、平成十一年度予算案の概要を説...全文を見る
○島袋宗康君 過去五年間の工事額とその予算の推移について御説明願えますか。
○島袋宗康君 では、ちょっと整理して申し上げます。  過去五年間の地元県内業者とその他の業者の受注割合がどのような比率になっているか。これは重複するかもしれませんが、さっきのものとあわせて御説明願いたいと思います。
○島袋宗康君 年々地元業者に発注をしている状況が数字で示されたわけでありますけれども、今後も、県内の基地に依存している状況というものは非常に強いわけですから、やっぱり県内業者の育成という意味でも優先的に県内業者に発注されるようにできるだけ努力をしていただきたいというふうに思います...全文を見る
○島袋宗康君 最後に、防衛施設周辺整備事業について、現在どのようになっているか、その状況を説明していただきたいと思います。
○島袋宗康君 時間ですので終わります。(拍手)
03月16日第145回国会 参議院 国土・環境委員会 第6号
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○島袋宗康君 奄美群島が沖縄よりも先に、十八年前に返還されて、沖縄県民の一人として非常にうらやましい限りでございました。そういった中で振興開発計画というものが現在進んでおりますけれども、そういったふうな三次にわたって振興開発計画をやってもなおかつ格差が縮まらない、あるいはまた、若...全文を見る
○島袋宗康君 復帰後四十六年経過しておるわけです。そういう中で三次振計をやっていただいておりますけれども、説明がありましたように、いろんな空港あるいは港湾の整備に非常に取り組んで充実しているように思われますが、なおかつまだおくれた部分が相当あるというふうな状況であります。  い...全文を見る
○島袋宗康君 奄美群島は自然的、地理的、あるいは歴史的、文化的に沖縄の諸島と深いかかわりが歴史的にもあります。そこで、その振興開発に当たっても、沖縄の振興開発と有機的提携のもとに一体的な振興開発を図ることが効率的であるとともに、目標達成への近道であると考えておりますけれども、御所...全文を見る
○島袋宗康君 沖縄も一人当たりの所得というものはまだ全国平均の七〇%、奄美も六三%、こういった離島に限って非常に所得が低い。そういった面からすると、やっぱり経済的な自立というものをいかに図っていくかということはそこに住んでいる方々の大きな願いだと思います。  そこで、そういうふ...全文を見る
○島袋宗康君 終わります。
03月23日第145回国会 参議院 国土・環境委員会 第7号
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○島袋宗康君 本改正法案の提案理由の中で、良好な都市環境を整備するためには、「再開発により防災、居住環境、交通、景観等の機能の充実、改善を図り、都市の再構築を強力に進めていく必要が」あると説かれております。また、「現下の経済状況の中で、都市の再開発は民間投資を誘発する効果も大きく...全文を見る
○島袋宗康君 平和、自立、共生、それから稲嶺知事の誕生によって産業振興というものが図られるということで大変期待をしております。  せんだって、稲嶺知事は台湾に行かれまして、李登輝総統とお会いしまして、沖縄の経済振興、そして沖縄の観光振興という面で具体的な話し合いをなされたようで...全文を見る
○島袋宗康君 お願いいたしたいと思います。  二つ目に、沖縄県に広範かつ濃密に存在する米軍基地が沖縄県内の都市計画及び産業振興にとって非常に大きな障害となっていることは、県外の人々には身近で切実な問題として実感されることは極めて少ないように思われます。それどころか、沖縄県民は基...全文を見る
○島袋宗康君 環境問題、特に文化財の問題等については、今沖縄県からも、例えば嘉手納基地の環境汚染の問題、これは御承知のようにPCBの問題でありますけれども、そういった環境調査の問題について提起しておりますけれども、残念ながら米軍は言うことを聞いてくれない、実態の調査がわからないと...全文を見る
○島袋宗康君 ぜひその辺を努力していただきたいと要望しておきます。  今申し上げました沖縄の返還米軍用地の跡利用の問題の延長線上にあって、現在、地域振興整備公団のもとで事業が進められております那覇市天久の新都心地区の整備について、その進捗状況及び問題点、事業の進め方と事業の終了...全文を見る
○島袋宗康君 私は、この新都心の問題に非常に関心がありまして、私がちょうど国会に出て間もなく、新都心の整備公団が直接担当するというふうなことに決まったわけであります。そこで、県内業者に果たしてこういった指名が回ってくるのかということで、大変県内業者が不安に思って、何とかこれを国会...全文を見る
○島袋宗康君 県内の建設業者の話では、ちょうど今、復帰後沖縄に投資された金額が大体五兆三千億と思いますけれども、そういうふうな内容の投資をされているにもかかわらず、実際に本土業者の方々の請負金額というのが七二%です。これは、あくまでも建設業者の皆さんの私に対する説明です。ですから...全文を見る
○島袋宗康君 そういった意味での配慮はぜひお願いしたいということで、時間ですので終わります。
03月30日第145回国会 参議院 国土・環境委員会 第8号
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○島袋宗康君 私は、この改正法案に対して若干の質問をさせていただきます。  現在、民間都市開発推進機構の参加業務に要する資金の貸し付け、民間都市開発推進資金の償還期限を二十年均等半年賦償還となっているが、今般新たに十年一括償還の方法を追加することになっているが、その理由をお聞か...全文を見る
○島袋宗康君 この機構の土地取得・譲渡業務のうち、事業見込み地の取得を行うことのできる期限を平成十一年三月三十一日から三年間延長し、これは大渕先生からも少し質問がありましたけれども、その三年間の延長した理由は何か、それで十分に目的が達成できるのかどうか、お伺いいたします。
○島袋宗康君 機構の土地取得・譲渡業務にかかわる土地の取得資金の政府保証枠が、現在、累計で一兆五千億円ありますけれども、平成十年十二月三十一日現在における取得総額は四千七百八十億円となっております。実際の取得額は保証枠の三分の一弱にすぎないわけであります。それは一体どういうことか...全文を見る
○島袋宗康君 八千億が予定されておるといいますけれども、いわゆる枠は一兆五千億あるわけです。これプラス残り、ちょっともう一遍。
○島袋宗康君 機構の土地取得状況一覧表を見ますと、平成八年十月と平成九年六月に沖縄県那覇市における土地取得の事例が掲載されております。  この二件の事例について、その取得事業の経緯あるいはその状況をお伺いしたいと思います。
○島袋宗康君 これは場所はどこですか。
○島袋宗康君 それはわかりませんか。
○島袋宗康君 機構は、融通業務において国から無利子借入金及び政府保証債の発行により調達した資金を日本開発銀行、北海道開発公庫または沖縄振興開発公庫に寄託し、これらの銀行、公庫等はその寄託金とみずからの財投資金を原資として低利の資金をつくり上げ、それを特定民間都市開発事業を行う民間...全文を見る
○島袋宗康君 八億一千万という累計額でありますけれども、有効に利用されているというふうに理解してよろしゅうございますか。
○島袋宗康君 融通業務の実績額が、平成九年度において特に落ち込んでいる理由は何でしょうか。また、寄託額においては平成七年度、八年度において大幅に落ち込んでおります。平成九年度に至ってはゼロになっておりますけれども、その理由をあわせてひとつ説明願いたいと思います。
○島袋宗康君 これは、都市の開発あるいは再開発あるいは区画整理事業等において、もう全国でどこもかしこも虫食い状態の都市が相当あると思いますし、また中心市街地が空き家状態が続いているというふうなことは全国各地にあると思いますけれども、そういった問題をこれからどう整理し開発していくか...全文を見る
○島袋宗康君 国としては、民間の主導でやった方がいいのか、あるいは地方自治体で取り組んだ方がいいのか、いずれの方法がいいとお考えですか。
○島袋宗康君 機構の予算額が、昭和六十二年の創設事業を別として、昭和六十三年度以来平成九年度まで百億円から三百億円台の水準を維持していたものが、平成十年度において八十八億円余に落ち込んだ原因は何か、お伺いしたいと思います。
○島袋宗康君 経済情勢が非常に逼迫している状況からやむを得ないと思いますけれども、これからそういった予算額をもっと確保して事業計画を立てて、そして先ほど申し上げましたあらゆる事業に取り組んでいくというふうなことが、結果的には国民の生活を保障していくというふうなことになりますけれど...全文を見る
○島袋宗康君 都市研究センターの業務の主な研究テーマの中に、二十一世紀型都市像の研究、都市景観に関する研究、諸外国の都市開発、整備方策の調査、高齢化社会における都市像の研究等興味を引かれるものが含まれておりますけれども、これらの研究の現状について、その概要を御説明いただきたいと思...全文を見る
○島袋宗康君 諸外国の都市開発、整備方策の調査というふうなことについては、日本にとってどういうことが参考になるのか、もし調査されておればお伺いしたいと思います。
○島袋宗康君 諸外国の都市を見てきた場合、やはり建築物が二百年たったとかいろいろ大変な建築物でありますけれども、内部を改造して使っている。日本では全くこれは考えられないような状況ですね。  そういうふうなことからすると、外国のそういった建築物、都市計画というものはかなりずっと以...全文を見る
○島袋宗康君 終わります。(拍手)     ─────────────
04月15日第145回国会 参議院 国土・環境委員会 第10号
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○島袋宗康君 今、堂本先生の質問を拝聴いたしまして、非常に胸を打たれる気持ちでこの重要な法案を審議する立場にあるわけであります。  私は、質問に入る前に、実は二十年ほど前に大阪府の箕面公園に行ったことがあるんですけれども、箕面公園のことについて書かれた文章がありますので、読んで...全文を見る
○島袋宗康君 非常に難しい問題でありますけれども、要するに今日まで、戦後この方ずっと開発行為を行って、ある意味においては動植物のすみかを人間が侵してきたというような、これまでの問題提起をこれで整理できるのかどうかというのは非常に大きな課題だというふうに私は思っております。そういう...全文を見る
○島袋宗康君 被害防除対策の現状及び課題についてどのようになっているか、お伺いします。
○島袋宗康君 本改正法案は、平成十年十二月十四日の自然環境保全審議会野生生物部会の答申を受けて法案化されておると思います。  同答申においては、都道府県の「一部において、保護管理計画の策定手順や内容に関して一定の水準が確実に保証される仕組みになっていない、」との指摘及び「地域の...全文を見る
○島袋宗康君 都道府県が策定する計画と鳥獣保護事業計画制度の体系との整合性は確保されているのかどうか、確保されているとすればどのように確保されているのか、お伺いいたします。
○島袋宗康君 「計画の策定及び変更に当たっては適切な情報公開の下に合意形成を」図る必要があると指摘がなされておりますが、この点についての制度上の保証はどのようになされているのか、お伺いします。
○島袋宗康君 計画の対象とする個体群が都道府県の行政界を越えて分布する場合に、計画の策定及び実施に当たり関係都道府県間で必要な調整が実施されることとされておりますけれども、その点についてはやはり国がイニシアチブをとるべきじゃないかというふうなことを指摘したいわけでありますけれども...全文を見る
○島袋宗康君 今の件ですけれども、例えば境界のところでお互いに責任のなすり合い等いろんなトラブルが起きると思いますけれども、そういうふうなことが想定された場合に、国として積極的になさるのか、あるいは県のそれぞれの立場で調整したものをさらにまた国が関与していくのか、その辺の問題等に...全文を見る
○島袋宗康君 個体群の動向、捕獲実態及び被害推移にかかわるモニタリングはどのような手段、仕組みで、だれが実施するのか、お聞かせください。
○島袋宗康君 この仕組みはいわゆる環境庁が主体になってやるのか、あるいは市町村に任せていくのか、その辺はどうなんですか。
○島袋宗康君 国の都道府県の計画策定に対する助言、勧告の仕組みは確保されているのかどうか、お尋ねいたします。
○島袋宗康君 計画の策定及び実施に関するガイドラインの策定等による技術的指導、生息動向等の調査、計画の策定及び計画の実行に関する予算的支援はなされるのかどうか、その辺についてお聞かせください。
○島袋宗康君 提案理由によれば、「都道府県知事は、特定鳥獣保護管理計画の達成を図るため必要がある場合には、」「環境庁長官が定める特定鳥獣についての捕獲の禁止又は制限に代えて当該特定鳥獣について捕獲の禁止又は制限を定める等の措置を講ずることができる」としております。  一方、「環...全文を見る
○島袋宗康君 終わります。     ─────────────
05月10日第145回国会 参議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第3号
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○島袋宗康君 まず、二〇〇〇年のサミットについて我が沖縄県で開催することを決定していただきまして、また衆参両沖縄県出身の国会議員が要請してきたところでありますその目標がかなえられたという点で、非常に喜びと感謝を申し上げておきたいと思います。ありがとうございました。  このサミッ...全文を見る
○島袋宗康君 二十一世紀の我が日本の外交姿勢及び安全保障政策はいかにあるべきかということをお尋ねしたいと思います。  現在の日本は余りにも対米一辺倒ではないか、外交姿勢等、日米安保条約頼みの安全保障政策ではないかと思われます。その上さらに、今回のガイドライン関連法案によって日本...全文を見る
○島袋宗康君 私が懸念しているのは、アメリカのいわゆる対中政策というものは非常に振幅が激しいわけです。そういう中で、こういったガイドラインのようなものがアメリカと協力して、いろいろ出ておりますけれども、ある意味では中国を敵対視するというふうな感じのものがこのガイドラインじゃないか...全文を見る
○島袋宗康君 時間ですので、終わります。
05月11日第145回国会 参議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第4号
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○島袋宗康君 アメリカは、アジア太平洋地域に十万人の兵力を維持しているわけであります。御承知のように、その大半は在日米軍でありますけれども、またその多くも沖縄の基地に駐留しているというふうな状況であります。また、歴史的にも第二次大戦で地上戦を強いられ、朝鮮半島、ベトナム戦争、そし...全文を見る
○島袋宗康君 それでは、沖縄にとってはこの周辺事態の問題はあり得るというお話でありますから、大変な状況になるということのおそれを感じております。  そこで、この法案に対し沖縄県民及び国民の最大の関心事は周辺事態として扱うのかということであります。  政府はあらかじめ地域を特定...全文を見る
○島袋宗康君 さきの北朝鮮テポドン事件では何の被害もないままに大騒ぎをしたわけでありますけれども、周辺国から奇異な目で見られた記憶は新しいわけであります。しかし、一方において中国のミサイル発射事件が台湾近海でありました。そのときには、我が沖縄県の与那国町では実際に漁民が出漁できな...全文を見る
○島袋宗康君 沖縄県石垣市登野城の番地が付されている尖閣列島、これは現在二カ所の米軍の射爆場がありますけれども、その一つの島は久場島といって、これは個人有地でありますから賃料が払われております。もしも尖閣列島で領有権問題で紛争が発生した場合は当然に日本有事になるものと思われますが...全文を見る
○島袋宗康君 一言でいいんです。仮に尖閣列島が紛争地域になった場合に米軍は協力するんですか、しないんですか、その辺を一言でいいです。
○島袋宗康君 一九七二年の沖縄返還協定を締結するに当たって、一九七一年十月二十七日の米国上院の外交委員会の聴聞会において、当時のロジャーズ国務長官は、一、米軍兵員数の重要な変更、二、装備の重要な変更、三、直接的な戦闘作戦行動のための基地使用につき、明確に我が国との事前協議によって...全文を見る
○島袋宗康君 では、もっと具体的にお尋ねしたいんですけれども、朝鮮戦争の際、米軍を主体とした国連軍が組織されました。それは、現在も形式としては残っていると理解しております。しかし、この国連軍の実態は米軍であるため、在韓米軍、在日米軍はいつでも国連軍の指揮下に入ることがあり得るとい...全文を見る
○島袋宗康君 引き続きまだ質問はありますけれども、時間でありますので、あした行います。  ありがとうございました。(拍手)
05月12日第145回国会 参議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第5号
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○島袋宗康君 丁重な御発言でありますけれども、昨日の防衛庁長官の率直な御答弁に対して本日の修正発言は、私としては非常に残念に思っております。長官は正確でなく舌足らずな面があったと釈明しておられますけれども、むしろ私は的確な御見解と承っております。また県民のほとんども、長官の発言が...全文を見る
○島袋宗康君 長官は、朝の釈明等を聞いておりますと、沖縄の米軍基地が使用される状況も考えられることを一般論として述べたというふうなことを強調されております。再三申し上げるように、沖縄では一般論は通用しない、日常的な危険が伴っている。そういうふうなことからいたしますと、本当に私は昨...全文を見る
○島袋宗康君 総理はこの点についてはどうお考えですか、いま一度。
○島袋宗康君 防衛庁長官は、沖縄県民のこの法案に対する関心の高さを認め、周辺事態の趣旨や内容について地元への説明に努めるというふうなことをおっしゃっております。そういう県民への具体的な説明というふうなことについて、どういうふうな具体的な説明をされるおつもりですか。
○島袋宗康君 戦後五十四年になりますけれども、過去の二十七年間、沖縄は異民族の支配、そして二十七年間また同様な軍事的、植民地的な支配を受けている。これは私は絶対言い過ぎではないというふうに思っております。陸海空ともにほとんどが米軍の管轄下にあります。そういうふうな状況を我々は強い...全文を見る
○島袋宗康君 私は、昨日もちょっと質問なり触れましたけれども、一九五四年に発効した国連軍地位協定によって政府は沖縄の嘉手納、普天間、ホワイトビーチの三米軍基地を国連軍が使用することを承認しておると思います。その実態は、実際は不明であります。  また、国連軍の我が国内での基地使用...全文を見る
○島袋宗康君 もし、朝鮮半島で周辺事態が発生した場合、在沖米軍は発進基地となる可能性が非常に高い。その場合、その米軍の作戦行動は事前協議の対象になるかどうか、御見解を賜りたい。
○島袋宗康君 それは、外務大臣、今の国連軍に対しても事前協議の対象になるという意味も含まれますか、国連軍に対しても。
○島袋宗康君 今、日本に国連軍が存在しているわけですよ。
○島袋宗康君 昨日の私の質問に対して、在日米軍が朝鮮国連軍として出撃するか否かは米国政府の判断で決めるという趣旨の外務省竹内北米局長の答弁がありました。その際、国連の関与、すなわち安保理決議等は必要がないのかどうか。
○島袋宗康君 よくわかりませんけれども、朝鮮国連軍、いわゆる韓国国連軍ですか、その国連軍というのは現在沖縄に、先ほど申し上げたように三カ所あるわけですね。そのいわゆる国連軍というものは、日本に駐留している国連軍と朝鮮におる国連軍とは全然違うという意味ですか。
○島袋宗康君 その問題については、よくわかりませんけれども、また機会があれば議論していきたいと思います。  時間がありませんので、進みます。  総理は本委員会でもしばしば、沖縄返還に関連して、戦争によって占領された領土が平和裏に米国から日本に返還されたことに感謝の意を表明され...全文を見る
○島袋宗康君 時間ですので、終わります。
05月13日第145回国会 参議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第6号
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○島袋宗康君 参考人の御三方、きょうは貴重な時間を割いていただきまして、大変御苦労さまです。  二院クラブ・自由連合の島袋宗康でございます。  私の一昨日、十一日の質問内容をちょっと御紹介したいと思いますけれども、沖縄の米軍基地がいわゆる朝鮮戦争、ベトナム戦争では出撃拠点とな...全文を見る
○島袋宗康君 このガイドラインの法案そのものが自衛隊の海外においてのいろいろな集団的自衛権、そういったものに抵触をするだろう、違憲じゃないかというふうなことがよく言われております。しかし、国民の本当のコンセンサスを得てこの法案が提出されているのかというふうなことについて非常に私は...全文を見る
○島袋宗康君 おっしゃるとおり、そういった国民に本当にわかりやすいような法案であるのか、あるいは説明はされてきたのかというようなことについて、私は、先ほど来話がありますように、総理の訪米に当たって、四月二十七日に急遽といいますか、本当に国民がびっくりするような形で早い時期に衆議院...全文を見る
○島袋宗康君 最後に、そのわかりにくい周辺の範囲、いわゆる周辺事態の範囲です。  そこで、政府はあらかじめその地域を特定したものではないと。非常にまたあいまいな形で進んでおります。私も非常にこれはあいまいであるというふうに思っております。  この新ガイドラインについて近隣諸国...全文を見る
○島袋宗康君 ありがとうございました。
○島袋宗康君 二院クラブ・自由連合の島袋宗康といいます。  本日は長時間にわたって貴重な御意見を賜って、非常に参考になっております。ありがとうございます。  お三方にちょっとお聞きしたいんですけれども、もうこれは時間がないので単刀直入に申し上げますと、日本国の憲法九条について...全文を見る
○島袋宗康君 日米安保条約の極東条項と今回の周辺事態法案のいわゆる周辺事態の生起し得る地理的範囲との関係、その辺についてお考えがありましたら御説明願いたいと思います。御三方にお願いします。
○島袋宗康君 時間ですので終わります。  ありがとうございました。
05月14日第145回国会 参議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第7号
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○島袋宗康君 防衛庁長官にいま一つ確認したいことがございます。例の台湾海峡でのミサイル発射事件に関して周辺事態の概念をどうとらえているかということであります。  三党の共同修正案によれば、周辺事態とは「そのまま放置すれば我が国に対する直接の武力攻撃に至るおそれのある事態等」と例...全文を見る
○島袋宗康君 今の答弁からいたしますと、漁民に犠牲者が出た場合においても同様な考え方でございますか。
○島袋宗康君 国家は通常、領土、国民及び統治権の三要素に着目して定義される。とすれば、公海上の我が国の漁船や漁民は我が国という文言に該当するというふうに思いますけれども、その御見解を承りたいと思います。
○島袋宗康君 それでは確認をいたしますけれども、物的被害や人的犠牲が発生した場合でも、我が国の平和及び安全に重要な影響を与える事態にはならないのかどうか、この点についてお伺いします。
○島袋宗康君 運輸大臣にお伺いいたします。  この法律が成立いたしますと、我が国の領土、領海の近隣地区は現在より高度な警戒態勢が必要であると思われますけれども、海上保安庁は警備体制の強化、そういったもろもろのことについてどういうふうにお考えですか。
○島袋宗康君 それでは、沖縄の自衛隊問題についてちょっとお伺いします。  この法律が成立をいたしますと、沖縄の自衛隊の役割やその配備等について変更があるのかどうか、それをお伺いします。
○島袋宗康君 現在の沖縄の自衛隊の問題なんですけれども、これからの役割、そして人員配置とその状況というものは今どうなっておりますか。
○島袋宗康君 そこで、その六千六百人の自衛隊が沖縄に今現に駐留しているわけでありますけれども、この自衛隊の役割分担そして連絡調整、そういったもろもろの状況についてちょっと説明を願いたいと思うんです。役割分担そして連絡調整、そのほかのもろもろの米軍との関係はどのように対応していくの...全文を見る
○島袋宗康君 もう時間ですから終わります。(拍手)
05月17日第145回国会 参議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第8号
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○島袋宗康君 沖縄は、おとといの五月十五日で我が国に施政権が返還されて二十七年になりました。ちょうど米軍統治と同じ年月がたったわけであります。  地元のマスコミはいろいろと特集を組んでおります。ところが、これらの特集とは全く別のニュースが五月十五日の地元紙の紙面に出ております。...全文を見る
○島袋宗康君 外務大臣は、五月十日の本委員会において、中国との友好関係を強調されました。また、十二日の本委員会においては、尖閣列島をめぐる紛争の可能性はない、現時点でそういうことになるような兆候はないというような所感を述べられております。  この事態をどのように分析しておられる...全文を見る
○島袋宗康君 この中国の一連の動きは、その目的が周辺事態法の国会審議と何らかの関連があるのではないかというふうに思われますけれども、その辺について御見解を賜りたいと思います。
○島袋宗康君 その点は、防衛庁長官はどのように受けとめておりますか。
○島袋宗康君 私がせんだっても申し上げたように、尖閣列島の領有権問題については、やはり周辺諸国との外交努力によって解決すべき問題だと思っております。  外務大臣は紛争の兆候なしとされるような、私は、沖縄県民の立場からすると、あの周辺で中国の軍艦がうろうろするということは、何かし...全文を見る
○島袋宗康君 私が前の委員会で申し上げましたように、トウ小平の時代にこの問題については次世代に譲って解決されるようにやりましょうというようなコメントもしているわけです。ですから、中国とされては、まだこの問題については解決されていないというようなコメントもずっとあるわけです。  ...全文を見る
○島袋宗康君 それでは、この新聞報道の中で、尖閣列島を行政管轄する石垣市長は、紛争の火種に発展することのないように心から願っているというふうなコメントをしております。中央のマスコミは余りこれらの報道はしておりません。例えば、自分の住んでいる近くに外国からミサイルが飛んできたという...全文を見る
○島袋宗康君 ですから、今の問題について、今お答えになったような、まだ私としては問題解決をされていないというような印象を与えておりますから、国民として。そういったふうなことで、おっしゃるような中国との友好関係を、もっともっとそういった疑惑を持たれないような形で努力していただきたい...全文を見る
○島袋宗康君 そういった大変細かい点まで及んでいるわけでありますけれども、これを地方自治体にどのようにこれから具体的に説明し徹底していかれるおつもりなのか。
○島袋宗康君 それから、九条二項の「必要な協力」の内容についてお伺いします。  これはどういう業種に協力を依頼するのか、その業種の実態はどういったものが想定されるのか、その辺について御説明願います。
○島袋宗康君 防衛庁長官はさきの衆議院特別委員会で、協力するのが常識だと答弁されております。もし常識に反して協力しない自治体やあるいは民間人に対してどういうふうな対処の仕方をするおつもりなのか、お聞かせください。
○島袋宗康君 協力してもらうというのが基本でありますけれども、もし協力を拒否した場合、憲法第十九条の思想及び良心の自由に照らして可能だと思いますけれども、やはりこれは国との関係ですから非常に難しいんじゃないか。政府は再三協力は強制しないと弁解しておられますけれども、それはあくまで...全文を見る
○島袋宗康君 時間ですから、終わります。
05月18日第145回国会 参議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会公聴会 第1号
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○島袋宗康君 二院クラブ・自由連合の島袋宗康です。  本日は御三名の公述人の方々大変御苦労さまです。  まず、平山公述人にお伺いいたします。平山さんのインタビュー記事を拝見いたしましたが、多くの点で海運業に従事される労働者と我が沖縄と非常に共通点があるような気がしております。...全文を見る
○島袋宗康君 我が国の戦後処理をリードしてこられました外務省出身の吉田元総理でありますけれども、一方で、我が国の外交政策の裏で大きな打撃を受けてきたのはほかならぬ米軍施政下で二十七年を過ごしてきました沖縄であります。サンフランシスコ条約の締結によって我が国は独立を実現いたしました...全文を見る
○島袋宗康君 自衛隊の最高責任者であられました冨澤公述人、今の点についてどうお考えですか。
○島袋宗康君 栗山公述人にあと一つお伺いしたいと思います。  栗山さんは、日米関係が非常に重要であるということを強調されておりますけれども、一方において外務省の国内での役割、とりわけ沖縄問題への配慮が足りなかったのではないかというふうな率直な感想を私は持っております。  外務...全文を見る
○島袋宗康君 ありがとうございました。時間ですので、終わります。(拍手)
○島袋宗康君 二院クラブ・自由連合の島袋宗康でございます。御苦労さまでございます。  本委員会の一連の審議におきまして、政府側の答弁は、例えば周辺事態の範囲や概念などが余りにも漠然としておりまして、したがって法律案の細かい点に論議が集中しがちであります。  この際、藤井先生に...全文を見る
○島袋宗康君 今おっしゃるように、新ガイドライン法案に多くの問題点があるというふうに思います。  もう一点、藤井公述人はその大きな問題点は何だというふうにお考えですか。何点か御指摘願いたいと思います。
○島袋宗康君 では、再度お聞きしますけれども、米軍は十分な兵たんを確保しない限り作戦は開始しないというような先生の御指摘がございます。今回の法案は、その兵たんを確保することに主眼があると思われます。したがって、この法案が成立すれば、米軍はいよいよ作戦を開始できる状況になったと理解...全文を見る
○島袋宗康君 岡本公述人にお願いします。  岡本さんは四月七日の衆議院特別委員会でも、また先ほどの意見陳述でも、日本への危機という観点からいえば、日本への直接攻撃よりは、日本周辺における紛争が日本に波及した場合に引き起こされる可能性が高いというふうなことをおっしゃっております。...全文を見る
○島袋宗康君 あと何点かまだお聞きしたかったわけでありますが、時間ですので終わります。  ありがとうございました。(拍手)
05月20日第145回国会 参議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第9号
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○島袋宗康君 野中官房長官が別の委員会の出席要求があるようでありますので、官房長官から先にお尋ねしたいと思います。  昨日の地方公聴会に臨んでみて、やはり私は東京と沖縄の温度差を感じてまいりました。一連の報道などから率直な御感想をお伺いしたいと思います。官房長官、よろしくお願い...全文を見る
○島袋宗康君 沖縄では、やはり公平に見て、この法案に反対する意見が大多数であります。また、各種の意識調査においてもそういう状況になっていることは確かであります。また、けさの朝日新聞によれば、代表的な自治体の首長の意見もそれを反映しているように思われます。  私は、この法案に国民...全文を見る
○島袋宗康君 官房長官、どうもありがとうございました。  それでは、昨日の沖縄の公聴会でありますけれども、それを踏まえて、まず公聴会沖縄開催の意義をどのようにとらえておられるのか、外務大臣と防衛庁長官にお伺いいたします。
○島袋宗康君 もう時間が余りないので、前に進みます。  この法案はだれに聞いても議論が足りない、深まっていないという答えが返ってきます。私も何度か指摘してきましたけれども、仮定の論議ではやはり問題があると思います。一般論としても何としても答弁がちゃんとしていない、こういうふうな...全文を見る
○島袋宗康君 だから、そういう説明では漠然として、やはり国民はこの法案について私は理解していないと思うんです。ですから、どういうふうな理解をさせていくかということが今非常に問われているというふうに思うわけです。もう一遍、その辺をちゃんとして答えていただけませんか。
○島袋宗康君 先ほど照屋寛徳委員からもお話がありましたけれども、どうも、例えば法律が成立した場合の事態を想定して、一体現場はどうなるのか、あるいは地方自治体ではどのようなことが起きるのかというふうなことについて余りしっかりした、目に見えないんですね。  だから、こういったふうな...全文を見る
○島袋宗康君 内閣の方で検討しているということでありますけれども、やはりこういった法案、成立する前にちゃんとマニュアルというものを公表して、そして地方自治体あるいは業者の皆さん方に、こういうことで協力をお願いするというようなことを公表していかなければ全然わからぬじゃないですか。ど...全文を見る
○島袋宗康君 これは逆じゃないですか。こういったものを説明して、この法案はこうなるから協力をしてくれというふうなことでなけりゃいかぬと思うんですよ。法ができてから処罰云々とかといったものがどういうようなことになるかということは、これは非常に心配ですよ。  そういった面で、じゃ、...全文を見る
○島袋宗康君 もう時間がありませんけれども、最後に、有事法制の提案云々というものが新聞等でちょいちょい出てきますけれども、やはり有事法制というものは提案されるんですか。また、どういうふうに今政府としてはお考えになっておりますか。
○島袋宗康君 終わります。(拍手)
○島袋宗康君 二院クラブ・自由連合の島袋宗康でございます。  きょうは、六名の方々に沖縄での公聴会、公述人として意見を述べていただきまして、本当にありがとうございました。  ちょうど十日から始まったこのガイドラインの問題でありますけれども、二日目の十一日に私はこういったことを...全文を見る
○島袋宗康君 受けるかどうかということを短目にお願いします、全員ですから。受けるか受けないかを聞いているんです。受けないなら受けないでいいんです。簡潔に。
○島袋宗康君 それでは、次の比嘉公述人。
○島袋宗康君 新崎公述人にお伺いいたします。  今資料を配られましたけれども、この韓国市民団体の声明といったふうなものを見て、韓国の反応に非常に驚いているんですけれども、我が国は隣でありますけれども、そのことがなかなか伝わってこない。韓国のそういった事情をもう少し詳細に御説明い...全文を見る
○島袋宗康君 最後に、このガイドラインや有事法制の確立、それはいいんです。アジア諸国との対話、そういったものが非常に今必要ではないかというふうに考えておりますけれども、何か御意見がありましたら、高良公述人。アジアとの対話あるいは平和外交ですね。
05月21日第145回国会 参議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第10号
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○島袋宗康君 昨日に引き続き、沖縄の公聴会を踏まえて官房長官にお伺いいたします。  新聞報道にもありますように、沖縄はこの問題に相当な高い関心があります。恐らく、基地を抱える自治体としては全国で一番関心があるのではないかというふうに思っております。各首長の意見で特徴的なことは、...全文を見る
○島袋宗康君 私の質問に直接お答えになっていないんですけれども、要するに二十一世紀に向けて沖縄の基地は何とか削減をしていかなくちゃいけない。官房長官がおっしゃるように、なるほど安波訓練場とかいろんなSACOの合意があって、それでもなおかつ米軍基地は全国の七〇%、今七五%ですけれど...全文を見る
○島袋宗康君 今の件はかみ合っておりませんけれども、私としては、政府として何らかの削減方策にこれから真剣に取り組んでいただかないと、もう戦後五十四年、また二十一世紀がまさにやってくる、そういう状況の中で、非常にこれは沖縄県民としては耐えがたい問題であります。  この問題について...全文を見る
○島袋宗康君 角度を変えて、いわゆる第二次世界大戦が終結してもう既に五十有余年になっているわけですけれども、御承知のように、我が国に今米軍が駐留し続けているのは私は非常に矛盾だと、いわゆる独立国である日本の国に米軍が駐留するということは矛盾しているんじゃないかというふうな考えを持...全文を見る
○島袋宗康君 この問題は非常にテーマが大き過ぎますので、また後ほど議論していきたいと思います。  私は昨日お伺いいたしましたけれども、この法案の成立によって自治体へどのような協力を求められるのか、いわゆるマニュアルは現在準備中ということでありますけれども。  そこで、再度お伺...全文を見る
○島袋宗康君 この法案が通ることは、沖縄では米軍基地や自衛隊の現状を追認するものであり、基地の永久固定化につながるというふうなことを意味している、私はそのことを危惧するものであります。  地元の自民党県連が言うように、今後積極的にSACO2やSACO3があり得るのか。自民党県連...全文を見る
○島袋宗康君 それでは自民党沖縄県連の、新聞によりますと、さっき申し上げましたようなSACO2、SACO3まで考えていけというような報道がありましたけれども、そのことは政府には伝わっていないわけですね。要するに否定しているわけですね。
○島袋宗康君 一昨日の地方公聴会で明らかになりましたけれども、韓国のたくさんの市民団体からこの法案に対する強い懸念が表明されているようであります。これは小渕総理にもその多くの市民団体からの要請が行っているというふうに聞いております。また、中国、ロシアもこのガイドライン法案には当然...全文を見る
○島袋宗康君 実は、韓国の民衆もガイドラインに非常に恐怖感を持っている。従来それほど関心は強くなかったけれども、さっきおっしゃったように、三月に小渕総理が韓国においでになったその後にむしろ韓国はこのガイドラインに対して非常に反対し、そして民衆が相当な反対行動をしているというような...全文を見る
○島袋宗康君 時間ですから、終わります。
05月24日第145回国会 参議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第11号
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○島袋宗康君 これまで再三申し上げてきましたが、外国の軍隊が戦争終結後半世紀以上も駐留し続け、県民生活に大きな不安を与え、人権をじゅうりんする異常さは、御承知のとおり沖縄で顕著にあらわれております。この現状に加えて、今度はガイドライン関連法を制定しようというのでありますが、これら...全文を見る
○島袋宗康君 官房長官として、また沖縄開発庁長官としてどのようにお考えですか。官房長官、よろしくお願いします。
○島袋宗康君 二十一日の本委員会におきまして官房長官に伺ったことでありますけれども、沖縄の基地の重圧は限界であることは既に客観的な事実であります。  そこで私は、沖縄の基地負担を解消するためには、従来の手法を廃し、新たな手法で臨まなければならないと考えております。SACOの合意...全文を見る
○島袋宗康君 時間がありませんので前に進めますけれども、ぜひ沖縄の基地の縮小、この問題については真剣に取り組んでいただきたいということを要望しておきたいと思います。  一九九七年に外務省沖縄事務所が開設されました。残念ながら余りにも遅過ぎたという感じを持っております。そのことを...全文を見る
○島袋宗康君 終わります。(拍手)
○島袋宗康君 私は、周辺事態法及び関連法案すべてに反対する立場から討論を行います。  去る五月十九日、沖縄で地方公聴会が開催されましたが、その中で提起された意見は、単に沖縄だけの意見にとどまらず、同法案の成立による国民生活への影響に対する危惧と不安が公の場で明確に表明されたもの...全文を見る
05月27日第145回国会 参議院 国土・環境委員会 第16号
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○島袋宗康君 四名の参考人の皆さん、大変御苦労さまです。二院クラブ・自由連合の島袋宗康でございます。  現公団、いわゆる住宅・都市整備公団の立法目的は、「国民生活の安定と福祉の増進に寄与すること」というふうになっております。新公団、いわゆる都市基盤整備公団の立法目的では、「国民...全文を見る
○島袋宗康君 井上参考人にちょっとお伺いします。  賃貸住宅に対する国の考え方の変化、家賃の算定方式の変化などについて、もし御意見があれば承りたいと思います。
○島袋宗康君 国としてはできるだけ公営住宅といいますか、そういったものから手を引いて民間の住宅に変えていこうという姿勢が見えているような感じがするんですけれども、例えば公団住宅と民間のマンションといいますか、そういったものとの違いを、もし公団住宅にお住まいであられる皆さん方が、ど...全文を見る
○島袋宗康君 阪神・淡路大震災における被害者、多くの方々が亡くなられたわけですけれども、公団団地にお住まいの方で一人も犠牲者が、犠牲者といいますか死亡がなかったというふうなことを聞かされております。多くの犠牲者が出ておりますけれども、団地にお住まいの方々で一人もいわゆる犠牲者が出...全文を見る
○島袋宗康君 では、もう時間ですので終わります。
06月03日第145回国会 参議院 国土・環境委員会 第18号
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○島袋宗康君 私はきょうの最後の質問ですから、他の同僚委員から同様な質問があったかと思いますけれども、せっかく準備してきておりますので順次質問いたしますので、誠意ある御答弁をよろしくお願いしたいと思います。  まず、現公団の立法目的は、「国民生活の安定と福祉の増進に寄与すること...全文を見る
○島袋宗康君 他の委員からもその問題について触れておりましたから、ぜひ福祉が経済にかわっていくということじゃなくして、経済も含めて福祉の増進というものが観念的にあるということを踏まえて頑張っていただきたいというふうに思っております。よろしくお願いします。  そこで、新規賃貸住宅...全文を見る
○島袋宗康君 そこで、既存賃貸住宅について適切な管理を実施すると説明しておりますけれども、適切な管理とはどのような内容なのか、具体的に説明していただきたいと思います。
○島袋宗康君 ぜひ説明のとおりに管理をよろしくお願いしたいと思います。  そこで、一九九六年六月にトルコのイスタンブールで第二回国連人間居住会議、ハビタットⅡが開かれ、世界百七十一カ国の政府代表、国連機関、NGO代表などが集まり、人間居住に関するイスタンブール宣言をまとめ、行動...全文を見る
○島袋宗康君 この宣言、アジェンダの日本語版はありますか。
○島袋宗康君 これは全文欲しいんですけれども、どこに請求すればもらえますか。
○島袋宗康君 外務省であれば、後でまた外務省に次の機会にただしていきたいというふうに思っております。  宣言が言う適切な居住について、国連人間居住センター事務局長は七つの要件を挙げております。すなわち、一、風雨から守られていること。二、安全な飲料水や衛生施設があること。三、強制...全文を見る
○島袋宗康君 公営住宅との連携について、公営住宅入居希望者に対する特別な配慮を行うというふうになっておりますけれども、その特別な配慮とはどういうことなのか、お聞かせください。
○島袋宗康君 賃貸住宅の家賃について、原価基準方式から市場基準方式へ移行する理由は何ですか、お尋ねいたします。
○島袋宗康君 新公団を設立する、これを決めたいわゆる自社さ三党の合意では、新公団移行に当たって居住者が生活不安を抱かないよう万全の措置を講ずるというふうに決めているわけですね。公団住宅居住者の不安は、新公団法が市場家賃化を決めているため、家賃が今後どうなるかということが非常に不安...全文を見る
○島袋宗康君 公団は居住者の実態調査を五年ごとに実施しておりますけれども、既存住宅居住者の世帯主の高齢化と収入分位の実態はどのようになっているのか、また十年先についてはどのような予測をしておりますか、公団側からお聞かせください。
○島袋宗康君 近傍同種家賃、つまり市場家賃は居住者の負担能力とは無関係に変動するというふうに思われます。政策的な手当てをしないで、市場家賃が基準だといってそれに準じて値上げをすれば、住めなくなる人が出てくるのではないかというふうに思います。  居住の安定に配慮するということであ...全文を見る
○島袋宗康君 新公団法三十三条二項は、継続家賃の変更に当たっては、近傍同種の家賃、変更前の家賃額、経済事情の変動等としております。居住者の家賃負担能力は算定要因としないのか。六十五歳以上の低所得高齢者の措置については配慮しているが、それ以外に居住の安定への配慮はしないのか、その辺...全文を見る
○島袋宗康君 公団住宅は施策目的を持つ公共住宅であるわけですから、単に市場家賃を追認するのではなしに政策家賃の立場を堅持すべきではないかというふうに思います。  今、研究中だとおっしゃいますが、やっぱり具体的に示してもらった方が入居者にとっては非常に安心できるんじゃないかと思い...全文を見る
○島袋宗康君 公団側にお聞きしますけれども、中堅所得層を施策対象としてきたわけですけれども、高家賃のため大量の空き家を発生させてきた。今後、三十三条で近傍同種の住宅の家賃額と均衡を失しないようなされるということになりますと、家賃はどのようになるのか。また、高家賃の空き家が今後発生...全文を見る
○島袋宗康君 公団家賃の値上げが検討されているようでありますけれども、この経済不況のさなかに公共の家賃を値上げいたしますと民間借家にも大きく波及すると思われますので、公団家賃のあり方は十分時間をかけて慎重にやるべきじゃないかというふうに思います。  経済不況の中で、公の家賃を上...全文を見る
○島袋宗康君 むしろ、今おっしゃるように、引き下げも検討するというふうなことになれば、本当に入居者にとっては留飲が下がる思いだと思いますから、ぜひその辺も慎重に検討していただきたいというふうに思います。  そこで、継続居住者について、特に居住の安定を図る必要がある者を限定してお...全文を見る
○島袋宗康君 家賃上昇抑制措置の内容について、具体的に詳細な御説明を願えますか。
○島袋宗康君 終わります。
06月04日第145回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第4号
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○島袋宗康君 重村先生にちょっとお伺いしますけれども、先ほどお話の中に、日朝の外交問題について日本との交渉の相手がいないというふうなことになると、それはこちらが幾ら外交交渉をやるにしても相手がいなければできないわけですから、その辺の整備、どういうふうな形での日朝交渉をやっていくの...全文を見る
06月08日第145回国会 参議院 国土・環境委員会 第19号
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○島袋宗康君 都市公園の整備について、まずお伺いいたします。  第一条の目的規定の中に、公団は大都市地域だけでなくその他の都市地域においても業務を行うことになっているが、どの程度の規模の都市を想定しておられるか、お尋ねいたします。
○島袋宗康君 そこで、同条には「都市環境の改善の効果の大きい根幹的な都市公園の整備を行う」というふうな規定がございます。しかし、第二十八条の業務規定の十一、十二、十三、十四の各号に規定する都市公園の整備に関する業務は、業務の内容が非常に限定的で狭いように思うわけです。  その点...全文を見る
○島袋宗康君 今年度は、第六次都市公園等整備七カ年計画の第四年目に当たります。今年度の事業について、その概要と現在までの累計、進捗率及び今後の事業の達成見通し等について、御説明をいただきたいと思います。
○島袋宗康君 次に、沖縄の都市公園の整備状況についてお伺いいたします。  まず第一に、公園供用面積はどれぐらいになっているのか、それをお聞かせください。
○島袋宗康君 それでは、都市計画区域内の人口ないし県人口当たりの面積はどれだけあるのか、その点について、全国平均との比較、それをお聞かせください。
○島袋宗康君 まだまだ公園整備が非常におくれているというふうな印象をぬぐえないわけであります。  それでは、国営沖縄記念公園、海洋博覧会地区と首里城地区の整備状況についてお尋ねいたします。  首里城地区は、昭和六十一年から首里城跡地一帯十八ヘクタールを都市公園として整備を進め...全文を見る
○島袋宗康君 それでは、大臣にお伺いいたします。  首里城は、去る五月二十一日、文化庁が琉球王国のグスク及び関連遺産群として世界遺産に推薦することが決まりました。その関連遺産群の中には首里城のほかに中城城址、勝連城址、座喜味城址そして今帰仁城址と五つの箇所が決まっておりますけれ...全文を見る
○島袋宗康君 沖縄の代表的な首里城の問題については、これは米軍の統治下にありましても県民の総意で石垣の修復をしたりあるいはそこに沖縄の泉がありますけれども、そういった地域の整備あるいは龍潭池の整備等着々と周辺の整備をして七年前ですか、首里城が正殿として完成したわけであります。これ...全文を見る
○島袋宗康君 ぜひ強く取り組んでいただきたいということを要望しておきたいと思います。  次に、賃貸住宅業務についての問題でありますけれども、バブル期以降非常に高家賃が続いているというふうな御指摘があります。家賃の値下げをしてほしいというのが居住者の偽らざる声だと私は思っておりま...全文を見る
○島袋宗康君 先だって、空き家について状況を説明してほしいという私の質問に対して、公団側から一団地当たり一軒にもならないとの御答弁がありました。しかし、利用者の皆さん方の話によりますと、やはりそれ以上に多いのではないかというふうな声があります。  その辺の認識のギャップがあるん...全文を見る
○島袋宗康君 それでは、この前答弁していただきました一団地当たり一軒にも足らないということで確認してよろしゅうございますか。
○島袋宗康君 最後に、公団が新たに供給する賃貸住宅について、都心居住住宅を政策的に推進すべきものとしておられますけれども、それはどのような手法で確保、供給していかれるお考えなのかを承って、私の質問を終わります。
○島袋宗康君 時間ですので終わります。
06月10日第145回国会 参議院 国土・環境委員会 第20号
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○島袋宗康君 先生方、大変御苦労さまでございます。貴重な意見を拝聴いたしまして、感謝申し上げます。  早速でございますけれども、四名の方にそれぞれの立場でお伺いします。このPRTRの現在の政府案に対して、基本的にそれぞれの立場でどのようにお考えなのか、お聞かせいただけますか。
○島袋宗康君 私の持ち時間はあと四分少々でありますけれども、あと一点。  諸外国、特に、今のこの法案というのは非常に画期的な法案だとおっしゃっておりますので、欧米等のそういったPRTRの現在施行されている法律と、それから今これから審議されようとしているこの法案とどういうふうな違...全文を見る
○島袋宗康君 もし何かありましたら、一言ずつお願いします。
○島袋宗康君 ありがとうございました。
06月29日第145回国会 参議院 国土・環境委員会 第21号
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○島袋宗康君 ようやくこの特定化学物質の環境への排出量規制問題で議論することができまして、遅きに失したというふうな感じもありますけれども、環境庁が本当に真剣に取り組んでいただいたおかげでこういったものが今法案として提出されていることに対して敬意を表する次第であります。  ところ...全文を見る
○島袋宗康君 今連絡をとってやるというふうなことで非常に抽象的なことでありますけれども、九条による届け出られた排出量以外の排出量の算出の対象になるのかどうか、その辺について再度御質問させていただきます。
○島袋宗康君 それでは、自治体で条例を定めて独自に届け出の対象にすることができるのかどうか、その辺についてはお考えになっているかどうか、お伺いします。
○島袋宗康君 沖縄にとっては第一次産業が非常に乏しいために、むしろこういった化学物質が出る工場等企業は非常に少ないんです。ただ私が心配しているのは、米軍基地の問題について真剣に取り組んでいただきたいということは、ごくきのう、きょうの問題でありますけれども、読谷村のいわゆる嘉手納弾...全文を見る
○島袋宗康君 環境庁長官は五月二十六日の本会議で、「修正により、都道府県がより主体的に制度運営に参画することになりました。」「届け出のない事業者への指導や記載ミスの書きかえの指導など、届け出義務履行の確保に責任を持っていただくことを期待しております。」というふうな答弁をされており...全文を見る
○島袋宗康君 社民案の対象化学物質の考え方はどのようなものであるか、政府案とはどう違うのか、御説明をしていただきたいと思います。
○島袋宗康君 例えば、農薬では有害性が判明した場合に販売禁止となるが、有害性が疑われる時点では自由に使用され、その把握も全くなされない。水田の除草剤であるCNPは、一九六五年に製造が開始されたわけですけれども、胆のうがんの原因ではないかということなど、早くから有害性の疑いがあるこ...全文を見る
○島袋宗康君 社民案に倣って、有害性の疑いがある化学物質も明確に対象とすべきであると思います。  ところで、衆議院における指定化学物質の政令の配慮事項の修正により、指定化学物質の定義の範囲内ではあるが、未然防止の観点が発揮されたと考えます。また附帯決議では、「いわゆる環境ホルモ...全文を見る
○島袋宗康君 もう時間がないですけれども、あと一点で質問を終わりたいと思います。  政府案では、指定化学物質の政令の制定または改正の立案に当たってはあらかじめ三審議会、環境庁中央環境審議会、通産省化学品審議会、厚生省生活環境審議会の意見を聞くことになっているが、法案十八条の政令...全文を見る
○島袋宗康君 終わります。
07月01日第145回国会 参議院 国土・環境委員会、経済・産業委員会連合審査会 第1号
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○島袋宗康君 最後になりましたけれども、よろしくお願いしたいと思います。  私は、化学物質に係る環境リスク対策の促進に関する法律案、これは社民党の発議でありますけれども、その賛成者としての立場から質問をさせていただきたいというふうに思います。  まず最初に、社民党案について清...全文を見る
○島袋宗康君 環境庁長官、今の社民党案に対して政府としてはどのように対応されるか、また、どういうお考えなのか、ちょっとお聞かせ願えますか。
○島袋宗康君 本法案は、従来の環境法規である大気汚染防止法、水質汚濁防止法とはどのような関係になるのか、これの相関関係ないし連携関係について御説明願いたいと思います。
○島袋宗康君 大気保全行政、水質保全行政の立場からはPRTRの結果をどのように利用するお考えなのか、お聞かせください。
○島袋宗康君 通産省にちょっと説明していただきたいのですけれども、この第一種指定化学物質と第二種指定化学物質との関係を具体的に説明してください。
○島袋宗康君 本法案では、個別事業所データを環境庁長官及び通商産業大臣が電子ファイル化して都道府県に提供することになっております。この電子ファイル化したデータは、都道府県において自由に活用して環境保全、化学物質管理を進めることができることが重要であるというふうに思います。  都...全文を見る
○島袋宗康君 できるだけ制限を設けないように、自治体が安心して対応できるようなことがこの法案については非常に重要な問題だと思いますので、ぜひ制限なしで開示していただくように要望しておきたいと思います。  次に、化学物質管理指針は事業者のガイドラインという性格を持つとの答弁がなさ...全文を見る
○島袋宗康君 本法案は、事業者による化学物質の自主的な管理の改善を促進し、環境の保全上の支障を未然に防止することが目的となっております。  環境庁長官は、この法律を環境保全行政の推進にどのように生かしていかれるか、御決意を承りたいと思います。
○島袋宗康君 ぜひその決意が法案に生かされるように全力を挙げて取り組んでいただきたいということを要望して、終わりたいと思います。  ありがとうございました。
07月06日第145回国会 参議院 国土・環境委員会 第22号
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○島袋宗康君 私は、本案に関連して、沖縄の米軍基地の問題で質問をさせていただきたいと思います。  まず、在日米軍基地絡みの環境汚染事故は、復帰後現在まで何件発生しているか。ごく最近でも嘉手納弾薬庫の一部返還地域から鉛が検出されております。そのほかにも、PCBや劣化ウランによる環...全文を見る
○島袋宗康君 劣化ウランの問題については、そのほかに外務省は何か御存じないですか。
○島袋宗康君 このような、復帰後でもたくさんの環境汚染が米軍基地絡みで発生しております。米軍基地内の環境汚染事故に関しては、日本側がいわゆる立入調査するというふうなことはできるのかどうか、その辺の地位協定の問題について、法令等に関連して今どういうふうな状況になっているか、説明願い...全文を見る
○島袋宗康君 いわゆるSACOの合意によってしか立入調査ができないというふうなことからすると、日常的なそういった環境問題についての基地内における日本政府のいわゆるPRの問題も含めて、やはり基地内の問題については、こういった法律ができるわけですから、基地内であっても属地主義でちゃん...全文を見る
○島袋宗康君 先ほど嘉手納飛行場内におけるPCBの問題で、池を掘ってそこにPCBを埋めたというような新聞報道もあったわけであります。それが、アメリカのいわゆる環境調査団によって調査が実施されたわけでありますけれども、そのときには外務省も立ち入りされたと思います。  その辺のPC...全文を見る
○島袋宗康君 もう約一年も調査してからたつと思うんですけれども、いまだにその調査結果が出ないということはちょっと理解しかねるんです。いつごろそういった調査の結果が出るんですか。
○島袋宗康君 この件については住民が非常に関心を持っておりますから、ぜひ早目に調査結果を発表して、そして遺憾のないようにしていただきたいというふうに要望しておきたいと思います。  そこで、在日米軍基地内で発生した環境汚染事故について、関係都道府県及び基地所在市町村にはどのような...全文を見る
○島袋宗康君 要するに、私が申し上げたいことは、疑わしい環境汚染の問題について即刻調査に入っていくという市町村の権限そのものが全く与えられていないんじゃないか、環境汚染が発覚をしてから調査に入るというふうな状況ではそれはおかしいんじゃないか。  このPRTRの問題においても、事...全文を見る
○島袋宗康君 私は、この法令に基づいて米軍基地内においても網をかぶせるべきじゃないかということを問うているのであって、全く関係ありませんと言われたら、味もそっけもないじゃないですか。やはりそういうふうな努力をしていくと言うとか、あるいは日米合同委員会でそういった問題を取り上げてい...全文を見る
○島袋宗康君 今のような説明であれば少しは理解できますけれども、全く関係ないという話になりますと、もう何のためにこういった環境問題を重視して法律をつくるかということがはっきりしませんので、その辺は今外務省が答弁されたように、ぜひ御努力をいただきたいというふうに思っております。 ...全文を見る
○島袋宗康君 このヘリパッドは七十五メートルの四角です。北部のやんばるで七十五メートルのヘリパッドを七カ所つくる、しかも三・八メートルという誘導路を六キロに及んでつくるというふうな実態。本当に皆さん方、自然の豊かな東洋のガラパゴスと言われているあのやんばるの自然を破壊してまで米軍...全文を見る
○島袋宗康君 環境問題については。
○島袋宗康君 ヘリパッドの問題について。環境でのこうした問題がどうなるかということを。
○島袋宗康君 終わります。     ─────────────
08月03日第145回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第5号
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○島袋宗康君 沖縄県選出議員の島袋宗康でございます。  私は、県会議員時代からよくアメリカ大使館に行きまして、米軍基地の問題等について要請したりあるいは抗議をしたりというふうな関係で、きょうは直接フォーリー大使閣下にお目にかかるこういう機会を与えていただき、また、御質問できます...全文を見る
11月16日第146回国会 参議院 国土・環境委員会 第2号
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○島袋宗康君 二院クラブの島袋でございます。  中山建設大臣、清水環境庁長官、御就任おめでとうございます。  時間の都合あるいは日程の都合で運輸省の関係を先にやりたいと思いますので、御了承をお願いしたいと思います。  半世紀前の戦後間もないころ、東京でもGHQが君臨していて...全文を見る
○島袋宗康君 那覇空港から嘉手納近くまでずっと三百メートル以上上空には飛べないといういわゆる管制的な取り決めがありますね。そういったふうなことを考えると、飛行機というのは離陸するときにずっと上がっていくのが普通の飛行の状況でありますけれども、相当制限を加えられて三百メートル以上上...全文を見る
○島袋宗康君 いずれにしても、今は米軍機それから自衛隊共同、那覇空港は自衛隊との軍民共用ですから。それと同時に、いわゆる米軍、民間機、自衛隊三者が一体と、一体というのはおかしいんですけれども、三者が共同して沖縄の上空を飛び交っているわけですから。しかも、沖縄は今五百万人という観光...全文を見る
○島袋宗康君 次は、建設大臣にお伺いしたいんです。  建設大臣は、所信あいさつの中で、現下の最重要課題は経済を回復軌道につなげること、新たな発展基盤を築き未来に向け経済を新生させることと強調しておられます。そして、そのために建設省として、平成十一年度所管事業の過去最高の前倒し執...全文を見る
○島袋宗康君 先ほども同僚議員から話がありましたけれども、最近の山陽新幹線のトンネル壁崩壊事故をきっかけにコンクリート建造物の安全性が問題になっておる。鉄道施設だけでなく民間のマンションなどについても、総合的な点検や不良建築物を防ぐ体制の必要性が専門家の間から指摘されております。...全文を見る
○島袋宗康君 それでは、そういった検証していく組織を国として指導してつくっていかれるということですね。よろしくお願いします。  次は、環境庁長官にお願いいたします。  先日の所信表明あいさつの中で、科学的に未解明な部分が残っている環境ホルモンについては、科学的な調査研究を早急...全文を見る
○島袋宗康君 国民の安心と安全にかかわる問題としてダイオキシン、環境ホルモン等の化学物質問題を挙げておられますけれども、米軍や自衛隊の基地公害も国民の安心と安全にかかわる環境問題という側面からとらえることができると私は考えます。特に過密な沖縄の米軍基地周辺では、いつ起こるかわから...全文を見る
○島袋宗康君 大変立派なお言葉でありますけれども、現実は相当県民は被害を受けているという実態でございますから、そのお言葉どおりにぜひそういった意味での努力をしていただきたいというふうに要望しておきたいと思います。  沖縄県の西表島や沖縄本島北部の山原と言われる地域は、イリオモテ...全文を見る
○島袋宗康君 この山原地域に存在する米軍の北部訓練場の一部返還に伴って、新たに山原の自然を破壊する米軍のヘリコプター発着用のヘリパッドの建設問題が持ち上がっております、既に御承知だと思いますけれども。これには科学者や専門家の間から危惧の声、反対の声が上がっております。  環境庁...全文を見る
○島袋宗康君 今ヘリパッドを七カ所新たにつくるということで根回しされております。その七カ所をつくる予定のところは山頂から海岸までずっと森林がいっぱいつながっているところ、沖縄で唯一つながっているところ、そういうところに東洋のガラパゴスといったような感じの動植物がいっぱいおるわけで...全文を見る
○島袋宗康君 よろしくお願いいたします。
11月22日第146回国会 参議院 中小企業対策特別委員会 第5号
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○島袋宗康君 二院クラブの島袋宗康でございます。  本日は、大西参考人、和田参考人、大変御苦労さまでございます。日ごろは日本商工会議所あるいは全国中小企業団体の育成そして発展のために御尽力されていることに対して敬意を表したいと思います。  私は、質疑というよりは、むしろそれぞ...全文を見る
○島袋宗康君 時間はないんですけれども、ちょっとお尋ねしたかったことは、各地方で昔繁栄した商店街がもうほとんどシャッターがおりているというような状況を見たときに、この日本のすべての経済に大きく影響しているんじゃないかというふうな感じがして本当に心を痛めております。時間があればその...全文を見る
○島袋宗康君 ありがとうございました。
○島袋宗康君 二院クラブの島袋宗康でございます。  本日は、黒瀬参考人、折口参考人、本当にすばらしい意見を賜りまして、感謝しています。ありがとうございます。  まず、黒瀬参考人にお聞きしたいんですけれども、近年、我が国の新規事業の開業率が非常に落ち込んでいるというふうなことが...全文を見る
○島袋宗康君 ありがとうございます。  折口参考人にお伺いいたします。  政府のベンチャー企業対策、創業支援策は現在まで十分であったかどうか、これから特にどのような点に力を入れるべきであるのか、その辺のひとつ御意見を承りたいと思います。
○島袋宗康君 折口先生にちょっとお伺いしたいんですけれども、せんだってアメリカに行ってまいりましたけれども、そこの中小企業、いわゆるベンチャー企業に対する考え方というものが日本の投資家とアメリカの投資家と随分違っているんじゃないかなという感じを受けたんです。  日本人というのは...全文を見る
○島袋宗康君 どうもありがとうございました。
○島袋宗康君 しんがりを務めることになりました二院クラブの島袋宗康でございます。  まず最初に、中小企業政策の基本理念が企業間における生産性等の諸格差是正から、独立した中小企業の多様で活力ある成長発展へと転換することになった社会的、経済的な背景はどういうことか、お尋ねいたします...全文を見る
○島袋宗康君 過去三十年間を振り返ってみますと、中小企業対策費の予算総額における比率が昭和四十四年から昭和五十四年までは〇・六%台であったわけであります。ところが、昭和五十五年度を境に〇・五%、〇・四%、〇・三%台へと次第に下がっていっております。平成二年度以降の十年間は実に〇・...全文を見る
○島袋宗康君 私は沖縄県の出身でありますけれども、数少ない沖縄の地場産業の一つであります泡盛産業の振興について、御意見がありましたら承りたいと思います。
○島袋宗康君 特段の配慮をいただけるように、よろしくお願いしたいと思います。  沖縄は、戦後五十四年、復帰後も二十七年続いているわけでありますけれども、第三次振計で五兆円余の公共投資が行われているという実態でありますけれども、依然として国民所得を平均いたしますと本土の七〇・一%...全文を見る
○島袋宗康君 沖縄の経済自立の問題については、県政にとって非常に重要な課題でありますし、県民にとっても大きな願いでありますから、また今後こういう機会を設定していただきまして、ぜひ沖縄の自立の問題についていろいろと議論させていただきたいと思います。  ありがとうございました。
11月24日第146回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第2号
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○島袋宗康君 私は、去る七月十九日から五泊六日で北朝鮮へ行ってまいりましたけれども、非常に歓迎を受けました。私、初めて行くんですけれども、非常に日本の外交をこれからどう展開していくかについて幾つかの重要な、これは北朝鮮の公的な話でありますからやはりこれは重要じゃないかなというふう...全文を見る
12月07日第146回国会 参議院 国土・環境委員会 第4号
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○島袋宗康君 二院クラブ・自由連合の島袋宗康でございます。  四方の参考人の皆様方、本当に朝から御苦労さまでございます。  まず、原田参考人にお伺いしたいんです。  一般的な定期借家制度が導入されるというふうなことになると思うんですけれども、先ほど福井先生からもありましたけ...全文を見る
○島袋宗康君 今回の法案に対しての。
○島袋宗康君 良質な賃貸住宅を供給するというふうなことがこの法的な根拠をなしているようでありますけれども、その件で甲斐先生にお伺いしたいんです。  本法案に対しては、社会的弱者に対して配慮が足りないんじゃないかというような指摘がなされております。その辺について先生の御見解をもう...全文を見る
○島袋宗康君 本郷参考人にお伺いします。  良質な賃貸住宅は、この法案の意図するとおりに供給が盛んになるのか。さっき非常に供給が盛んになってよくなるというふうなお話のようでありましたけれども、それをもう少し具体的にお伺いしたいと思います。
○島袋宗康君 福井先生にお伺いします。  この法案は借地借家法の法体系を根本的に変えていくのではないかというような指摘がありますけれども、その辺についての御見解をお願いします。
○島袋宗康君 法案提出者の皆さんに質問いたします。  今回の法案は、平成十年五月に提出され衆院法務委員会に付託されたわけであります。世論の強い批判のため、一度も審議されることなく廃案となりました借地借家法の一部を改正する法律案と同様の一般的な定期借家制度を導入しようとするもので...全文を見る
○島袋宗康君 借地借家法の法制定を根底から崩すというふうな批判もあります。社会的弱者に対する十分な配慮もなされていないという指摘もあるわけです。ある意味では非常に弱者が心配されておる、こういうことに余り配慮されていないんじゃないかという気もするわけであります。  そういった問題...全文を見る
○島袋宗康君 特に高齢者や母子家庭、そして交渉力の弱い方々、そういった方々に対して十分配慮されているかどうかというふうな点、そして狭い借家は定期借家制度の適用除外になる等の弱者対策をもっともっと講ずる必要があるというふうに指摘されているわけであります。    〔委員長退席、理事...全文を見る
○島袋宗康君 もう一つ、公営住宅の整備充実に具体性がないということ、この制度のもたらす社会的影響について、実態に照らした十分な検証がなされているかどうかということについても懸念が示されております。  そこで、ここでは建設省に対して、公営住宅の整備の状況そして今後の整備の見通しに...全文を見る
○島袋宗康君 地方の都市では公営住宅、いわゆる市営住宅あるいは県営住宅といったようなものがほとんど財政状況が厳しいですからつくれない状況があって、せっかく建設省でまとまった県あるいは市営といったようなものがある程度一定の形で幾らつくると計画があっても、地方ではそれを受け入れること...全文を見る
○島袋宗康君 私は具体的にどういうお考えがあるのかということをお聞きしているわけでありまして、これから検討すると言われてもどういう内容で検討されるのかというふうなことがはっきりしませんので、その辺のことをちゃんと説明いただきたいと思います。
○島袋宗康君 地方都市では、非常に公営住宅というものは切り下げているという実態ですから、建設省とされても、せっかく計画を立てながらそれが地方で流れていっているというのが実態ですから、やはりマイナスの繰り返しじゃなくして、基本的な、抜本的な問題をどうするかということをもっと研究して...全文を見る
○島袋宗康君 法曹界においても、根本的な法改正であるということで十分な審議を必要とするという提言をされているわけですから、やっぱり法務省とされても根本的な法改正であると言う以上は、もっとその辺の法整備を提言すべきじゃないかというふうに私は考えておりますけれども、その辺についてもう...全文を見る
○島袋宗康君 時間ですので、終わります。    〔理事市川一朗君退席、委員長着席〕