島袋宗康
しまぶくろそうこう
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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02月14日 | 第147回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第1号 議事録を見る | ○島袋宗康君 まず功刀参考人にお伺いしたいんですけれども、アジアの安全保障の枠組みについて今後いかようにすべきであるかということと、現状が問題であれば将来どういう改善が必要なのか、その辺についてお教え願いたいと思います。 それから、大泉先生、大変御苦労さまです。 今、世界...全文を見る |
02月21日 | 第147回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第2号 議事録を見る | ○島袋宗康君 二院クラブ・自由連合の島袋宗康です。きょうは本当に貴重な御意見を賜って、ありがたく感謝申し上げます。 二、三点お伺いしたいんですけれども、最近、国連の役割に限界があるのではないかというようなことをよく言われておるんだけれども、先生としては、その限界を克服するため...全文を見る |
○島袋宗康君 ありがとうございます。 | ||
02月23日 | 第147回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第3号 議事録を見る | ○島袋宗康君 田所先生にお伺いします。 先生のこの資料によりますと、二の「アメリカの国連政策と国連財政」というところで詳しく、六〇年代の時代にはアメリカは非常に国連に対して大きな期待を持っていたと、ところが七〇年代にまた変わっていくと、こういう年代によって非常に大きな変動が出...全文を見る |
03月01日 | 第147回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第4号 議事録を見る | ○島袋宗康君 武者小路さん、きょうは本当に貴重な時間を割いていただきまして参考になります。 そこで、ちょっとお尋ねしたいことは、冷戦期において、東西対立により五大国一致による国際平和の安全と維持という主要な機能が思うように果たせなかった国連は、冷戦終結後の一時期、本来の平和維...全文を見る |
03月02日 | 第147回国会 参議院 予算委員会 第3号 議事録を見る | ○島袋宗康君 二院クラブ・自由連合の島袋宗康でございます。 現在の国政における最大の課題は、いろいろな見方はあるでしょうが、私は普天間飛行場の移設がいわゆる大きな課題だと思っております。当然、沖縄県政においても最大の課題はこの普天間飛行場の問題であります。 この問題を最大...全文を見る |
○島袋宗康君 県民所得は二百十六万、そして全国平均の六九・八%、四十七位、本当に最低の県民所得であります。このようなことを脱するために、政府はいかような政策をこれからとろうとしているのか、お伺いいたします。 | ||
○島袋宗康君 さて、この北部に対する年間百億円の問題でありますけれども、いわゆる沖縄の名護市を中心とした北部圏は山原と呼ばれ、豊かな自然と温かい人情にあふれた地域であります。 この地域では、かつて我が国の著名な建築、都市計画家の集団、象グループが基本構想の原案を作成し、全国的...全文を見る | ||
○島袋宗康君 さて、普天間の移設の問題を挙げれば切りがないわけでありますけれども、時間の都合上、ここでもう二、三点お伺いいたします。 一九九六年十二月二日に発表されたSACO最終報告の附属文書に「3準拠すべき方針」という項目が設けられております。その(f)に「日本政府は、沖縄...全文を見る | ||
○島袋宗康君 その場所は、キャンプ・シュワブ沖に間違いありませんか。 | ||
○島袋宗康君 さて、そのキャンプ・シュワブ沖の問題でありますけれども、基地建設計画が発表された海域は、水産庁編の希少野生水生生物に関するデータブックによって絶滅危惧種、国の天然記念物ジュゴンの国内唯一の生息地として推定されております。しかも、この海域は、沖縄県自然環境保全審議会が...全文を見る | ||
○島袋宗康君 時間ですので、終わります。 | ||
03月03日 | 第147回国会 参議院 予算委員会 第4号 議事録を見る | ○島袋宗康君 私は、昨日の委員会で時間の都合で十分な質疑ができませんでしたけれども、やはり沖縄の基地問題を一、二点質問したいと思います。 まず、普天間飛行場の代替施設については、工法及び具体的建設場所の検討を含めて基本計画の策定はいつまでに行う予定であるのか、七月の沖縄サミッ...全文を見る |
○島袋宗康君 官房長官、昨年の十二月二十八日の閣議における発言として伝えられております中で、代替施設は最小限の規模とするというような発言をなさっております。長官としては、この最小限の規模の施設というのは、どのような想定のもとにそういう発言をなされたのか、お伺いいたします。 | ||
○島袋宗康君 ちょっと外務大臣にお伺いしたいんですけれども、アメリカ側からこれまで、こういうふうなものをつくってほしいとか、そういった施設の問題についてどういうふうな希望があるのか。あるいは、外務省として今まで何回か交渉する中で、どういった移設の基地をつくってほしいとかというよう...全文を見る | ||
○島袋宗康君 やはり長い間経過しているだけに、アメリカ側から何のアプローチもないということは非常に不自然な感じがするわけでありますけれども、防衛庁長官、その辺の、アメリカを訪問されてそういったふうな関係でもし向こうとして何かありましたら、御所見を承りたい。 | ||
○島袋宗康君 私は、きのうも指摘をしたわけでありますけれども、環境影響評価の実施をすることになっておりますけれども、その結果、もし自然環境に著しい影響を及ぼすことが避けられないというふうなことが判明した場合に、一体この施設をそのまま、キャンプ・シュワブ沖の建設をそのまま進める状況...全文を見る | ||
○島袋宗康君 環境問題については非常に重要でありますので、よほど気をつけていただきたいと要望します。 それで、地元の辺野古の行政委員会というのがありますけれども、そこでこの間、新聞報道によりますと、まず承認はするけれども、ただし三キロ沖につくってほしいというような要望がござい...全文を見る | ||
○島袋宗康君 では、その海上案とか陸上案とかというふうなものについてはまだ政府としては整理はされていないということを確認してよろしいですね。陸上案と海上案。 | ||
○島袋宗康君 去る一月六日の朝日新聞の報道によりますれば、米国国務省東アジア・太平洋局は、従来、核密約が存在するのではないかと言われている一九六九年十一月の「ニクソン米大統領と佐藤首相の共同声明に関する合意議事録」と題する文書の存在を認め、しかも該当する二つの文書の存在が確認され...全文を見る | ||
○島袋宗康君 委員長、一言だけ。 この問題については非常に重要なことであります。密約の問題についてはいろいろな証言が今日まであるわけですから、この問題についても何らかのこういった自由使用の問題が、やはり隠された問題があるんじゃないかというような疑念がありますから、ひとつその辺...全文を見る | ||
03月14日 | 第147回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号 議事録を見る | ○島袋宗康君 二院クラブ・自由連合の島袋宗康でございます。きょうは、本当に貴重な御意見を賜りましてありがとうございます。 本当にこの予算委員会というものが、多額のいわゆる赤字、累積赤字といいますか、そういったものを抱えている中で、これからの日本の累積赤字をどう解消していくか、...全文を見る |
○島袋宗康君 両先生には本当にきょうはありがとうございました。 私は、時間の都合で両先生に一点ずつお伺いしたいと思います。 まず、消費税の引き下げですね。五%から三%というような声があります。その問題で、いわゆる消費税を引き下げることによって景気浮揚にどのように影響がある...全文を見る | ||
○島袋宗康君 ありがとうございました。 | ||
○島袋宗康君 二院クラブ・自由連合の島袋宗康でございます。きょうは本当に御苦労さまです。 私、「医療・医療保険制度の抜本改革二〇〇〇年度実施を求めて」というふうなことで、今これをちょっと読ませていただいたんですけれども、要するに膨張する国民医療費と日本の医療と、それから先生が...全文を見る | ||
○島袋宗康君 本来は、本当の抜本的改革は何かというふうなことをお聞きしたいんですが、もう時間の都合がありますのでこの辺で終わります。 次は、いわゆるグローバルな地球環境問題が今相当指摘されておりますけれども、我が国の環境行政、いわゆる環境庁の行政そのものがやはりまだ、省に昇格...全文を見る | ||
○島袋宗康君 どうもありがとうございました。 | ||
03月15日 | 第147回国会 参議院 国土・環境委員会 第3号 議事録を見る | ○島袋宗康君 環境庁は、重点施策の一つとして国土のそれぞれの場所に応じた多様性のある自然の積極的な保全ということをうたっておられます。その観点から、沖縄の自然環境の保全について若干質問をしたいと思います。 まず第一に、やんばる野生生物保護センターの開所以来現在までの活動状況と...全文を見る |
○島袋宗康君 よくわかりました。ひとつ頑張って山原の自然保護について積極的に取り組んでいただきたいと要望しておきます。 二番目に、トキやオオタカなどの希少な野生動植物の保護、増殖や生息環境の保全等については、平成十二年度予算においても一定の手当てがなされております。しかし、我...全文を見る | ||
○島袋宗康君 ジュゴンはフィリピンあたりでも相当生息しているようでありますけれども、沖縄で生息しているジュゴンの生態系をフィリピンあたりから持ってくるというふうなわけにはいかないそうです。 ですから、やっぱりジュゴンの生息地は北限が沖縄だというふうなことになりますと、しかも山...全文を見る | ||
○島袋宗康君 沖縄県の西表島の西表国立公園の管理状況は現在どのようになっているのか、お聞かせいただきたい。 また、同島では農地開発問題が生起しておりますが、その後の状況及び環境庁のこれに対する考え方をお聞かせ願いたい。 また、希少動物のイリオモテヤマネコの生息数や生息状況...全文を見る | ||
○島袋宗康君 開発かあるいは自然保護が大事かという面では判断は非常に難しいとは思うんです。ただ、貴重な動植物がそこに生息しているという状況でありますから、やはり環境を守るという立場からは、一言でいいですから、皆さんの姿勢を、ノーなのかあるいはイエスなのか、その辺はどういうことを考...全文を見る | ||
○島袋宗康君 よろしくお願いしたいと思います。 それから、沖縄周辺海域のサンゴ礁が貴重なものであることは申し上げるまでもありませんが、先年、いわゆる白化現象が発生してかなりの被害をこうむっているというふうな状況でございます。その後の再生状況、育成状況はどのようになっているのか...全文を見る | ||
○島袋宗康君 最後になりましたけれども、ヨーロッパ諸国では既に導入している国が多い、いわゆる税制面からの環境対策に資するという環境税の導入について、環境庁としてどのような取り組みをなされているのか、そしてその実現の見込みについてどういう見通しでおられますか、お聞かせください。 | ||
○島袋宗康君 終わります。 | ||
○島袋宗康君 連日大変御苦労さまです。 ところで、大臣は、施策の中に豊かな環境の保全と創造を掲げておられます。そして、ゆとりある住生活を実現するために、高齢者や子育て世代に対応した良質な住宅の供給促進を進めていくとおっしゃっておられます。 その具体化はどのように進めていか...全文を見る | ||
○島袋宗康君 国土の均衡ある発展、地域の競争条件を確保し、地域間の連携交流を強化する観点から、引き続き高規格幹線道路、地域高規格道路等の体系的な整備を重点的に進めていくと言われております。 ところで、沖縄県は我が国唯一の離島県として地域間の連携交流という点では相当なハンディが...全文を見る | ||
○島袋宗康君 いろいろ沖縄の思いについて語っていただいたわけでありますけれども、本論にちょっとそれたような感じもありますけれども、それはまたそれで、また後ほど質問させていただきたいと思います。 ところで、行政改革の一環として来年一月六日には国土交通省という巨大官庁が誕生するわ...全文を見る | ||
○島袋宗康君 中山大臣は、来年国土交通省に移行する建設省における最後の建設大臣というふうになるわけであります。ぜひ有終の美を飾っていただきたいと思っております。 それで、平成十二年度における予算執行に関して、円滑な建設行政を推進していくために、新たな建設大臣としての決意のほど...全文を見る | ||
○島袋宗康君 沖縄の問題に関してはぜひ適切な措置をしていただきたいというふうに、御高配をお願いしたいと思います。 最後に、昨日の朝日新聞によりますと、「不適正補助金 四年で三百二十万円」という見出しでありますけれども、これは農水、建設両省として、農水省と建設省が過去四年間に民...全文を見る | ||
○島袋宗康君 終わります。 | ||
03月16日 | 第147回国会 参議院 国土・環境委員会 第4号 議事録を見る | ○島袋宗康君 防衛施設庁はいらっしゃいますか。 |
○島袋宗康君 沖縄県における環境問題の大部分は、米軍基地絡みの問題が非常に多くございます。本日は、その幾つかの問題についてお尋ねしたいというふうに思っております。 まず最初は、米軍のキャンプ・ハンセン演習場における山火事の問題であります。 そこでは過去数え切れないほどの山...全文を見る | ||
○島袋宗康君 面積は。 | ||
○島袋宗康君 今回燃えた面積は食い違っていますので、その面積を今皆さんはお手持ちじゃないんですか。正式の皆さん方のデータとして何ヘクタール燃えたのか、その辺を聞きたいんです。 | ||
○島袋宗康君 米軍としては、山火事が起きても消火体制が非常に不十分である。要するに一機のヘリコプターが周辺をぐるぐる回って消火しているというふうな状況で、何かしらわざわざ燃えさせているような感じがあるというふうな、付近の住民も非常にその点については批判しているわけです。その辺につ...全文を見る | ||
○島袋宗康君 次に、米軍北部訓練場の半分ほどが返還されるということで合意されておりますけれども、その合意に基づいて海兵隊の七つのヘリパッドが新たにつくられる、つくって提供するというふうなことになっていると思いますけれども、その予定地に非常に貴重な動植物がすんでいる、生息していると...全文を見る | ||
○島袋宗康君 やはり絶対に貴重な自然を破壊することのないようにというふうなことが、私の最大限のきょうのもう精いっぱいの質問でありますけれども、今申し上げたようにやはり自然破壊というものが、非常に山原で貴重な動植物が失われる結果になりはしないかというような心配がございます。 そ...全文を見る | ||
○島袋宗康君 以前、恩納通信所が返還されました。その返還地に多量のPCBが米軍によって放置されたというような大問題が起きたわけでありますけれども、そのPCBの現在の保管量と保管状況はどのようになっているか、そのことからお伺いします。 | ||
○島袋宗康君 PCBの処理についてはかなり私は技術が開発されているんじゃないかというふうに思うんですけれども、まだまだその辺まで至っていないんですか、そのPCBの処理の問題については。環境庁でもよろしゅうございます。 | ||
○島袋宗康君 PCBがいつまでも分屯地に保管されるという事態がおかしいのであって、やはり早目に処理してもらうよう適切な処理をしていただくように要望しておきます。 それから、騒音問題についてでありますけれども、騒音に対する環境基準はどういうふうなことになっているのか。環境庁、騒...全文を見る | ||
○島袋宗康君 それで、嘉手納基地周辺の米軍航空機による騒音の発生状況はどのようになっているのか、防衛施設庁、御説明願いたいと思います。 | ||
○島袋宗康君 防衛施設庁としては、その騒音の対策についてはどのようにお考えですか。 | ||
○島袋宗康君 この騒音の問題について、嘉手納飛行場周辺の住民五千人以上が原告となって第二次嘉手納騒音訴訟が、爆音訴訟が提起されることになっております。前回の裁判は確定し、国に対し総額十三億七千三百万円の支払いが命じられているところでございます。基地の訴訟では、住民の健康被害、生活...全文を見る | ||
○島袋宗康君 もっと質問したいんですけれども、時間ですのでこれで終わりたいと思います。 ありがとうございました。 | ||
03月21日 | 第147回国会 参議院 国土・環境委員会 第5号 議事録を見る | ○島袋宗康君 特定市街化区域農地の固定資産税の課税の適正化に伴う宅地化促進臨時措置法の一部を改正する法律案について、二、三質問をしたいと思います。 三大都市圏における特定市街化区域農地面積の推移を見ると、平成四年から十年までの間におよそ三分の一が宅地化されているが、平成十年時...全文を見る |
○島袋宗康君 土地区画整理事業の施行の要請をすることができる期限及び住宅金融公庫の貸し付けの特例を適用する期限を平成十八年三月三十一日まで六年間の延長をすることとしているが、平成四年から十年までの七カ年間で三分の一しか進捗していなかったのが、あと六年間で所期の目的がすべて達成でき...全文を見る | ||
○島袋宗康君 住宅金融公庫・農地転用賃貸住宅融資の融資契約実績を見てみますと、平成四年と平成五年に戸数で四万五千余ですか、金額で平成四年は五千五百六十二億円、平成五年が五千九百二十五億円と、昭和五十年から平成十年までの各年度の中でこの二カ年だけが非常に突出しておりますけれども、そ...全文を見る | ||
○島袋宗康君 いろいろな説明をされておりますけれども、そういう突出した形での実績というのは、やはりずっと継続していくべき数字だと思うんですけれども、どうもその辺の説明が余り詳しくわかりません。急に突出しているんですね。 今のような説明だけではちょっと納得いかないんですけれども...全文を見る | ||
○島袋宗康君 住宅宅地審議会、住宅部会、宅地部会の「二十一世紀の豊かな生活を支える住宅・宅地政策について」中間報告がなされております。 それによると、「新たな政策体系への転換のための具体的方向性」の中で、「敷地分割や農地の無計画な転用等による宅地ストックの劣化の進行」を解決す...全文を見る | ||
○島袋宗康君 日本の敗戦後の都市計画あるいは地方における都市形態というものは、スプロール現象というものが多く見られます。最近は空き店舗が非常に目立っている。都市間、都市、地方といったところに非常に格差が見られるという状況になっておりますけれども、大臣としてはどういう方向でこれから...全文を見る | ||
○島袋宗康君 大変な構想で、余りよくわかりませんけれども。 ただ、私が言いたいことは、要するに各地方都市で都市の中心部が空洞化をだんだんしていく。先ほど申し上げたように、空き店舗が非常に多くなっている。地方都市で悩んでいるのは、やっぱり都市再開発事業が必要だというふうなことが...全文を見る | ||
○島袋宗康君 私がお尋ねしているのは、これからの都市再開発の問題をどう建設省として認識されておられるか。御説明願いたい。 | ||
○島袋宗康君 そういう御決意でひとつ頑張っていただきたいと思います。 それから、国土調査促進特別措置法の一部を改正する法律案について質問したいと思います。 地籍調査の促進方策として、一筆地調査において市町村職員みずからが一筆地調査を実施している原則を転換し、外部の専門技術...全文を見る | ||
○島袋宗康君 一筆地調査における立ち会い手続の弾力化を図るため、土地所有者等の立ち会いを必須とする制度を見直すということになっているようでありますけれども、土地所有者のいわゆる権利を侵害するおそれはないのか、その辺について説明願いたいと思います。 | ||
○島袋宗康君 市街地集中対策事業として、市街地において特に調査を促進させる市町村に対し予算を重点的に配分するとともに、事業の包括的な委託によって短期集中的に調査を実施するとしておりますけれども、平成十一年四月現在で地籍調査進捗率を一〇〇%達成している都道府県は皆無であるわけであり...全文を見る | ||
○島袋宗康君 平成十一年における「地籍調査都道府県別進捗状況」というのがありますけれども、これを見ると沖縄県が断トツでございますけれども、その原因は何か説明ができるでしょうか。 | ||
○島袋宗康君 軍用地とかいろいろ、あるいは戦後灰じんに帰した沖縄でありますけれども、やはり集団和解方式というのを採用してこの数字になっていると思いますので、私は集団和解方式というのがいい方法ではないかなというふうなことを申し上げて、時間ですので質問を終わります。 | ||
03月28日 | 第147回国会 参議院 国土・環境委員会 第7号 議事録を見る | ○島袋宗康君 最後になりますけれども、重複するかもしれませんので、よろしくお願いしたいと思います。 平成十一年三月二十五日の歴史的風土審議会の答申、「明日香村における歴史的風土の保存及び生活環境の整備等を今後一層進めるための方策について」の中の「第一 明日香村の将来像について...全文を見る |
○島袋宗康君 いろいろな事業を推進するために、説明がありましたけれども、一億円で十分なのかどうか、その辺についてお伺いします。 | ||
○島袋宗康君 平成十年三月十九日の歴史的風土審議会の意見具申で、「最近の歴史的風土の保存をめぐる状況と課題」の中で、「古都以外の都市における歴史的・文化的資産や歴史的な風土についても、国民の理解と協力の下に保存、継承が図られるべきものである。地域の歴史的な風土をその土地固有の資産...全文を見る | ||
○島袋宗康君 ぜひそのように心がけていただきたいと思います。 歴風審の意見具申では、「現在までに文化財の発掘調査は着実に進み、」「発掘調査の状況によっては、新たな古都の指定等国家的見地から対応を図るべき必要性も考えられ、引き続き今後の発掘調査の結果を見守る必要がある。」と述べ...全文を見る | ||
○島袋宗康君 同じく歴風審の意見具申で、(3)の「歴史的風土の保存と農林業等との調和問題」の中で、「京都市嵯峨嵐山地区における農業経営形態の変化等による水田から畑地への転換や、明日香村における農業後継者の減少による耕作放棄地の増加等、歴史的風土の重要な構成要素である田園景観が変化...全文を見る | ||
○島袋宗康君 平成十一年五月に文化庁は、琉球王国のグスク及び関連遺産群として、沖縄県の首里城址等九カ所を世界遺産に推薦されました。 この点に関して、今後の世界遺産としての登録の見通し及びこれらの遺産群に対する国内法上の保全策についてどのようにお考えなのか、お伺いいたします。 | ||
○島袋宗康君 このグスクのいわゆる九カ所の世界遺産の問題については、非常に沖縄県民は関心を持っておりますので、文化庁の今までの御労苦に対して非常に感謝を申し上げて、ぜひそのことが実現できるように政府としても努力していただきたいと思います。 それから、沖縄県与那国島の沖合の海底...全文を見る | ||
○島袋宗康君 これは本当に夢のような、あるいはまた本当なのかうそなのかというふうな疑問などたくさんあるようであります。 しかし、ここに書いてありますけれども、長さが百二十メートル、幅が四十メートル、高さが二十メートルと、小さな丘状になっているようであります。こういうふうにちゃ...全文を見る | ||
○島袋宗康君 国宝の指定要件と指定件数及びその現況についても概要を説明いただきたいと思います。 | ||
○島袋宗康君 沖縄のことを話しますと、戦前は国宝クラスの遺跡が相当あったわけでありますけれども、残念ながら戦争によって全部破壊されまして、やっと首里城が四年前ですか完成をしたわけでありますけれども、それによって沖縄県民は非常にこの沖縄の文化、歴史、そういったものを非常に大事にしよ...全文を見る | ||
03月30日 | 第147回国会 参議院 国土・環境委員会 第8号 議事録を見る | ○島袋宗康君 質問に入る前に、今、有珠山の緊急火山情報が入っております。今のところ地下活動に大きな変動はないというようなことでありますけれども、地域の皆さん方にとっては大変なことだと思います。大事に至らないようにお互い祈っている次第でございます。 私が最後の質問者でありますの...全文を見る |
○島袋宗康君 国内においても港湾間の競争の激化、そして限られた財源が各港湾に対して分散してしまう懸念を抱えております。全国的、広域的な視点に立った整備計画のもとで重点的な投資を行うことが求められているのではないかと思っております。 しかし、一方では、我が国は細長い列島から構成...全文を見る | ||
○島袋宗康君 誠意ある御答弁ありがとうございました。沖縄県は、後でやりますけれども、非常に離島の離島県ですから、よろしくお願いしたいと思います。 次に、港湾分類の見直しが行われますけれども、重要港湾の四つの役割の中の一つに政策的な要請への対応という一項があります。 この点...全文を見る | ||
○島袋宗康君 有事法制あるいは周辺事態法やACSA等、そういったものが法制化されておりますので、やはり港湾整備というものもそういうふうな方向にあるんじゃないかというふうに思うんですけれども、これは大臣どうですか、そういう面の対応については。いわゆる有事法制に関連したような港湾整備...全文を見る | ||
○島袋宗康君 港湾工事の費用に対する国の負担割合が十分の五から十分の五・五それから十分の四に見直されることになっておりますけれども、これによって負担率が上下する事業規模はどの程度になるでしょうか。 | ||
○島袋宗康君 現在の港湾は耐用年数五十年という設計思想のもとで建設されているというふうに思っております。 そこで、もう既に四十年を経過しておりますけれども、そろそろ更新需要への適切かつ計画的な対応が求められているのではないかというふうに思います。その点については、政府のこれに...全文を見る | ||
○島袋宗康君 港湾のこういった耐用年数、余り見てすぐわかるようなものじゃありませんけれども、その辺は慎重にやっていただきたい、対応していただきたいというふうに思っております。 平成十一年十二月十七日の港湾審議会の答申、「経済・社会の変化に対応した港湾の整備・管理のあり方につい...全文を見る | ||
○島袋宗康君 前述の港湾審の答申で、「港と地域が一体となって発展してきた歴史を有している我が国では、地域づくりと一体となった港湾計画の策定について、地域の実情に応じて機動的な対応を講ずることができるよう、これまで以上に港湾管理者の裁量の範囲を拡大することが必要である。」というふう...全文を見る | ||
○島袋宗康君 昭和二十五年の港湾法案の提案理由で大屋国務大臣は、港湾管理者としての港務局の効用についてかなり力説されております。 現在の港湾管理者の中にはたった一つの港務局しかありません。我が国でこの制度が普及しなかった理由はどのような点にあったとお考えですか。ちなみに、港務...全文を見る | ||
○島袋宗康君 沖縄県内の重要港湾六港、那覇、中城湾、金武湾、運天、平良、石垣の現在の取扱貨物量はどのような状況になっているか、お尋ねしたいんです。 | ||
○島袋宗康君 この数字によりますと、金武湾が一番多いんですか。その理由は何ですか。 | ||
○島袋宗康君 平成十一年度、中止・休止及び見直しをする事業で、休止港湾等二十六事業の中に沖縄県の竹富東港、小浜港、船浦港の三事業が入っておりますけれども、その理由についてお尋ねいたします。 | ||
○島袋宗康君 大体わかりましたけれども、平成十二年度の港湾関係予算の港湾整備事業費の沖縄開発庁分として三百二十九億六千万円が計上されておりますけれども、その内訳と事業の概要について御説明いただきたいと思います。 | ||
○島袋宗康君 ちょっと質問事項にはないんですけれども、今、石垣港でクリアランスをしておりますね。その実態、どういうふうな状況になっているか、御説明いただけますか。わかりますか。 | ||
○島袋宗康君 これはかなり石垣市においては収入源になっております。ですから、私はクリアランスをやっている状況を業者から話を聞いて、土日を税関の方が全く閉鎖してしまって、せっかく港に着いてもそこで停泊して、あるいは那覇に向かっていってやるというふうな状況があるということで、七年ぐら...全文を見る | ||
○島袋宗康君 よろしくお願いします。 日本全体が島嶼国でありますけれども、その中にあっても我が沖縄県は唯一の離島県であります。さらに広大な海域に広がる多島県であるわけであります。それゆえに沖縄の振興にとって港湾整備はまことに重要であり、大切なことであります。沖縄の港湾整備に対...全文を見る | ||
○島袋宗康君 せんだって、嘉手納RAPCONが返還されるということでコーエン国防長官がわざわざ、恐らく大臣もお会いしたと思いますけれども、その御尽力に対して本当に感謝申し上げます。 それで、那覇港の軍港の返還問題について、これはやはり合意は見ているわけでありますけれども、残念...全文を見る | ||
○島袋宗康君 ぜひ、無条件の返還を県民は願っておりますので、その方向で運輸省としても努力されていただきたいということを要望しておきたいと思います。 ありがとうございました。 | ||
04月04日 | 第147回国会 参議院 国土・環境委員会 第9号 議事録を見る | ○島袋宗康君 質問に入ります前に、有珠山の火山活動について、国土庁を中心として各関係省庁がその地域住民の安全確保のために日夜努力されていることに対して、敬意を表する次第です。今後はまた、その対策に万全が期せられるように祈ってやまない次第です。よろしくお願いしたいと思います。 ...全文を見る |
○島袋宗康君 結局、百二十万戸で二・七%がバリアフリーの状況が完備されているということでありますけれども、今後のこの対策、それについてどういうふうな考えを持っておるのか、その辺についてお聞きしたいと思います。 | ||
○島袋宗康君 既設の建物は相当あるわけですから大変難しい問題とは思いますけれども、高齢化社会に向けて、ぜひその辺を考えながらこれからの建設を進めていただきたいというふうに思っております。 それから、ゆとりのある住生活を実現するためには、一人当たりの居住面積が適切に確保されなけ...全文を見る | ||
○島袋宗康君 次に、住宅金融公庫の公庫融資利用者調査報告によりますと、公庫資金利用者の主要指標で、マイホーム新築融資利用者の年齢はほぼ四十一歳、マンション購入融資利用者は三十七歳、建て売り住宅購入融資利用者は三十八歳というようになっておりますけれども、今後このような状況が続くとす...全文を見る | ||
○島袋宗康君 三十五年にするからということで、一概にそういうものが解決できるということにはちょっとならないんじゃないかと思いますけれども、もっと若い者に住宅を与えていくというふうな政策、そういった誘導的なものがないかどうか。三十五年だけでそういったものが済まされるのかどうか、その...全文を見る | ||
○島袋宗康君 住宅金融公庫の資料によりますと、住宅金融公庫に対する繰り上げ償還額が年々増加しております。低金利の民間金融機関からの借りかえ等もあろうかと思いますが、その理由をお聞かせ願いたいと思います。 | ||
○島袋宗康君 公庫金利が高くて民間金融機関の金利が低いという状況が現出していることは、政府の金利政策の整合性がとれていないんじゃないかというふうに思います。それは一種の政策破綻ではないのかというふうに思われます。 ここに表がありますけれども、平成七年度では物すごい倍近くの繰り...全文を見る | ||
○島袋宗康君 資料によりますと、公庫融資に係る延滞債権の件数と金額の年次別の増加の状況、公庫債権に係る公庫信用保証協会代位弁済の件数と金額の年次別の増加の状況は平成十年度に急増しております。その原因はどの辺にあるのか、お尋ねいたします。 | ||
○島袋宗康君 資料によりますと、住宅ローン貸出残高の推移を沖縄振興開発金融公庫について見ますと、件数約八万件、金額にして約八十四億円であります。ともにこの数年ほぼ横ばいの状況でありますけれども、これはどういう状況なのか、御説明いただけませんか。 | ||
○島袋宗康君 現在、沖縄県における住宅の需給の状況はどのようになっているか、お尋ねします。 | ||
○島袋宗康君 最後の部分がちょっと聞こえにくかったんですけれども、沖縄県の状況というものは全国に比べてどういう位置づけですか。 | ||
○島袋宗康君 どうもありがとうございました。 さきに住宅のバリアフリー化等、高齢化に対応した住宅対策についてお尋ねいたしましたけれども、この点についての沖縄県の現状はどうなっているのか、お伺いします。 | ||
○島袋宗康君 全国よりも低いということですけれども、これからの対策としてはどのようにお考えですか。 | ||
○島袋宗康君 沖縄における住宅政策として、もう一点、沖縄の風土に適合した伝統的な赤がわら屋根住宅の普及を図るべく、その辺の景観も配慮しながら住宅政策を進める必要があるのではないかというふうに思っております。その辺についての御見解を承りたいと思います。 | ||
○島袋宗康君 県民も赤がわら屋根住宅については非常に関心が大きいわけです。ここで申し上げるのは何かと思いますけれども、実は四月一日から開館されております平和祈念資料館、これは集落を模造した赤がわら屋根で大きな建物がずっと並んでいて、本当に沖縄らしい建物ができ上がっております。大変...全文を見る | ||
○島袋宗康君 今後ともその融資アップをひとつ図って、赤がわら屋根の普及を進めていただきたいと要望しておきたいと思います。 最後になりましたけれども、ゆとりある住宅の普及対策に対する建設大臣の御意見、御決意を承って、私の質問を終わりたいと思います。 | ||
○島袋宗康君 御丁寧な御答弁をありがとうございます。 終わります。 | ||
04月20日 | 第147回国会 参議院 国土・環境委員会 第11号 議事録を見る | ○島袋宗康君 しんがりでございますので、よろしくお願いします。 中山建設大臣は、先日の本院本会議の河川法の一部改正法案の趣旨説明に関する質疑に対する答弁で、河川整備基本方針及び河川整備計画について、一級河川につきましては六水系で河川整備基本方針を策定し、引き続き河川整備計画を...全文を見る |
○島袋宗康君 他の地域の河川につきまして、この二水系については計画があるけれども他についてはこれからということでありますけれども、大体いつごろまでにそういったふうな計画が完了するのか、その辺についてお尋ねします。 | ||
○島袋宗康君 建設大臣は、同じ本会議質疑に対する答弁で、今回の法改正による市町村工事の財政負担について、都道府県の場合と同様に地方財政の観点からも適切なものになるように対応していきたいというふうに述べておられます。 これは具体的にどのような対応をされるおつもりなのか、御説明願...全文を見る | ||
○島袋宗康君 そこで、一級河川、二級河川につきまして、国の方針として今全国でどの程度の、何%ぐらいの整備計画が進んでいるのか、もしデータがありましたらお示し願いたいと思います。 | ||
○島袋宗康君 本年の一月二十一日の河川審議会の答申に沿って、本改正案においては市町村工事制度の適用対象河川の拡大を行うこととされておりますけれども、市町村においてはおのずから財政力に強弱の格差が存在するわけであります。 したがって、その際、財政力の弱い市町村に対しては何らかの...全文を見る | ||
○島袋宗康君 この法改正によって市町村の財政が圧迫されるというふうな懸念は各市町村の方からは出てこなくて、これは全国的な河川が整備される条件整備であるというふうに考えてよろしゅうございますか。 | ||
○島袋宗康君 九九河川ハンドブックの河川環境整備事業河川名一覧表の中に、沖縄県では久茂地川、報得川、国場川の三河川の名が挙がっております。 これらの河川環境整備事業の経過と現状についての概要を御説明いただきたいと思います。 | ||
○島袋宗康君 この国場川、報得川のいわゆる河川の整備状況というものはどの程度進んでいますか。 | ||
○島袋宗康君 前述の九九河川ハンドブックによれば、平成十年における一級河川の水質事故件数は五百十六件で、その八五%が重油、軽油などの油流出事故であるということであります。二級河川についての資料は整っていないようでありますけれども、この点については他日に譲ることにいたしまして、本日...全文を見る | ||
○島袋宗康君 沖縄県においては、しばしば米軍基地から流出した油が河川を汚染する事故が発生しております。ちなみに、復帰後、平成十一年十二月までに十七回も発生しております。 そこで、その事故の原因と事故に対する防衛施設庁の対応及び米軍の事故予防策について、近年の主要な油流出事故の...全文を見る | ||
○島袋宗康君 嘉手納飛行場からの油漏れというのは、再三再四油漏れが続発しているという状況でございます。キャンプ瑞慶覧についても本当に、きょう発生したかと思ったらまた次何日かには発生しているというふうな、これも非常に続発をしているわけです。 ただいま、防衛施設庁長官のお話により...全文を見る | ||
○島袋宗康君 キャンプ瑞慶覧についてはまだどちらが負担するということが決まっていないようでありますけれども、これはあくまでも米軍の施設ですから米軍の責任において処置してもらうというのが当然の姿勢じゃないかと思いますので、その辺は慎重に対応していただきたいというふうに思います。 ...全文を見る | ||
○島袋宗康君 ことしは沖縄は非常に雨が多くて貯水量は今八八%ですか、そういう状況でありますからことしは心配ないようでありますけれども、従来のような断水騒ぎが続く状況でありましたから、ダムの整備をしていただいて、将来人口増とかあるいは観光産業に影響のないようにぜひ努力をしていただき...全文を見る | ||
○島袋宗康君 質問事項にはなかったんですけれども、御丁寧な御答弁をいただきました。ぜひ積極的な御支援をよろしくお願い申し上げまして、終わります。 ありがとうございました。 | ||
04月21日 | 第147回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第6号 議事録を見る | ○島袋宗康君 横田先生にちょっとお伺いしたいんですけれども、ちょっと準備不足で大変失礼しております。 実は、横田先生の方で国連機関を沖縄に誘致してはどうかというようなお話がございました。私もこれは非常に大賛成でございまして、ぜひ沖縄の方に国連機関の誘致を図っていただきたい、こ...全文を見る |
○島袋宗康君 ありがとうございました。 | ||
05月09日 | 第147回国会 参議院 国土・環境委員会 第14号 議事録を見る | ○島袋宗康君 最後でありますが、同僚議員からたくさんの質問があって重複するかもしれませんが、誠意を持ってお答えいただければありがたいと思います。 まず、今回の法改正が必要となった背景について御説明を願いたいと思います。 |
○島袋宗康君 現行法では、都市計画区域外や市街化調整区域の開発規制が不十分なために中心市街地の衰退を招いていると言われています。郊外へのショッピングセンターの出店等による影響が原因の一つに挙げられております。しかし、現代はモータリゼーションの普及と国民のライフスタイルが変化してお...全文を見る | ||
○島袋宗康君 それで、中心市街地の再活性化に対して法律が整備されたということでありますけれども、全国でいわゆる中心市街地再活性化といいますか、そういったものを必要としている都市、それは何カ所ぐらいであるのか、そういったことについては調査されたことがありますか。 | ||
○島袋宗康君 わかりました。 現行の開発計画制度にはさまざまな抜け穴が存在するために、有効に機能していないと言われております。例えば、市街化区域と市街化調整区域との線引きが行われる以前に既に開発された地域は、市街化調整区域内であっても既存宅地制度が適用され建築物の増改築が自由...全文を見る | ||
○島袋宗康君 本改正案は平成十二年二月八日の都市計画中央審議会の建設大臣への第二次答申を踏まえてまとめられ、同三月十四日閣議決定、翌十五日国会に提出されたということでありますけれども、この第二次答申は、平成十一年九月に都市計画中央審議会基本政策部会計画制度小委員会が示した中間報告...全文を見る | ||
○島袋宗康君 本法案とは直接関係ありませんけれども、せっかくの機会でございますので、沖縄の五十八号線沿いにあります那覇市内のつぶれ地補償についてちょっと問題を提起しながら、ぜひ補償問題についての明確な御答弁をいただいた上で、そしてこれがどういう経過になっているかということを、おわ...全文を見る | ||
○島袋宗康君 もう時間がないんですけれども、ただ私が言いたいことは、やはり布令百十七号というのが市道認定をして、後に区画整理が完成した。同時に布令を改正して、この軍道の一号線の補完道路としてわざわざ布令を改正しているんです。そういったところの問題があるものですから、やはり米軍のそ...全文を見る | ||
05月11日 | 第147回国会 参議院 国土・環境委員会 第15号 議事録を見る | ○島袋宗康君 四名の先生方から大変貴重な御意見を賜りまして、ありがとうございます。これほど参考人の皆さんと和気あいあいと和やかな委員会が開かれるのは初めてでございます。大変そういった面では濃密なお互いの意見交換ができたというふうに評価をしております。 先ほど伊藤先生のお話の中...全文を見る |
○島袋宗康君 大変貴重な御意見を賜って、本当にありがとうございました。 どうもありがとうございました。 | ||
05月12日 | 第147回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第7号 議事録を見る | ○島袋宗康君 二院クラブ・自由連合の島袋宗康でございます。ありがとうございます。 ことしはいみじくも二十世紀の最終年であり、新しいミレニアムを迎える節目の年であります。 顧みますと、二十世紀の前半には二つの世界大戦があり、なかんずく第二次世界大戦においては、我が国はアジア...全文を見る |
05月18日 | 第147回国会 参議院 国土・環境委員会 第17号 議事録を見る | ○島袋宗康君 私は、法案自体の問題点について若干の質問をしたいと思います。 まず、現時点にこの法案を提出する必要性及び背景は何であるのか、お尋ねいたします。 |
○島袋宗康君 約十年前に各省庁がこのような法案を検討されたというふうなことがございます。今回の本法案は当時検討された法案の内容と何が異なっているのか、また、なぜこの法案が国土庁のみの所管になっているか、それをただします。 | ||
○島袋宗康君 大深度地下の定義については二つの号から成っておるようであります。しかも、政令で数値を定めることとしておりますけれども、単純に地下何メートル以深というように法律で定義することはできないんでしょうか。それを御説明願いたいと思います。 | ||
○島袋宗康君 大深度地下にも所有権が及んでいると解釈をするならば、地権者の意思をそんたくすることなく使用権を設定することは問題があるのではないか。また、必ず損失補償が必要ではないのか。その辺をお尋ねいたします。 | ||
○島袋宗康君 例外的に、損失があれば権利者の請求を待って事後的に補償するという仕組みとしておりますけれども、それはどういうことですか。これはむしろ事前に積極的に補償をすべきではないかと考えますけれども、その辺を御説明願いたいと思います。 | ||
○島袋宗康君 本法案の対象地域を限定することは、観念上所有権の制約を受けるものと受けないものとに分けられると思いますけれども、国民の間に不平等をもたらすのではないか。 したがって、公平の観点から全国に適用すべきではないかと考えますけれども、その点についてはどうお考えですか。 | ||
○島袋宗康君 事業対象について、「大深度地下を使用する必要があるものとして政令で定めるもの」との規定がありますが、無限定に広がるおそれがあるのではないかというふうに危惧いたしますけれども、その辺についていかがですか。 | ||
○島袋宗康君 大深度地下に構造物を設置すると地下水の流れを遮断することになり、地盤沈下等環境破壊をもたらすおそれが皆無とは言えないと思いますけれども、その点についてどのように対処されるか、お考えをお聞かせください。 | ||
○島袋宗康君 大深度地下使用協議会の構成員に学識経験者を加える必要があるのではないかと考えられますけれども、いかがですか。 また、協議会で協議が調った事項の拘束力はどこまで及ぶのか、その点について御説明願いたい。 | ||
○島袋宗康君 いわゆるできる規定になっておりますので、使用の認可の要件を満たしていたとしても使用の認可を行わない場合があるという解釈になりますけれども、どのような場合が想定されますか。 | ||
○島袋宗康君 許可された使用権は譲渡できる旨規定されております。譲渡を受けた事業主体によっては、事業の安全性等に問題が生ずるおそれがあるのではないかと思います。 したがって、譲渡を認めること自体問題ではないかと思いますけれども、その点についてはどのようにお考えなのか、お伺いし...全文を見る | ||
○島袋宗康君 終わります。 | ||
08月09日 | 第149回国会 参議院 国土・環境委員会 第1号 議事録を見る | ○島袋宗康君 二院クラブ・自由連合の島袋宗康でございます。 ことしは有珠山噴火に始まって、最近また神津島で地震が続発しております。私は、昨日沖縄から来たんですけれども、その前にさきおとといから昨日まで台風に追われて、ようやく出てきた次第でございます。 そういうことで、日本...全文を見る |
○島袋宗康君 どの防止計画でも大気汚染、水質汚濁、騒音、土壌汚染などの環境基準の達成を掲げながら、補助金の大半は廃棄物処理施設に使われているというふうなことでございます。補助金の大半は、例えば昨年度の公害防止計画地域全体の補助金のかさ上げ分四百八十五億円の九六%が廃棄物処理施設に...全文を見る | ||
○島袋宗康君 中央環境審議会廃棄物対策検討チームは、廃棄物の量を減らしリサイクルを進めるため、経済的な負担措置の活用を求める報告案をまとめたようであります。一般廃棄物の排出量に応じたごみ手数料の徴収や、空き缶、空き瓶を回収する際に預り金を返す預託金払い戻し制度、いわゆるデポジット...全文を見る | ||
○島袋宗康君 廃棄物の量の削減といいますか、減らすということは非常に大事なことでありますので、ぜひその辺を努力していただきたいというふうに思います。 次は、PCBの対策についてお伺いいたします。 ポリ塩化ビフェニル、PCBやダイオキシンなどの有害化学物質や農薬などによる健...全文を見る | ||
○島袋宗康君 その会議では二〇〇四年までに処理の計画を確立するというふうな話し合いがなされたようでありますけれども、二〇〇四年というとあと三年ちょっとでございますけれども、それに向けて日本政府としてはその計画が確立できるというふうな自信はおありですか。 | ||
○島袋宗康君 次に、地域温暖化対策についてお尋ねいたします。 環境庁は二酸化炭素、CO2の温室効果ガスの排出を六%削減する目標を達成するため、国内での地域温暖化対策を計画的に進める新法を制定する方針を固めたと報じられております。来る二十三日から中央環境審議会の小委員会で審議を...全文を見る | ||
○島袋宗康君 川口長官、沖縄の自然環境問題について、就任早々でありますので決意をひとつ賜りたいというふうな気持ちで質問いたしますけれども、沖縄の山原地域や西表地域を初めとする沖縄の自然環境についてはどのような御認識を持っておられるのか、そしてそれらの保全についてどういう御所見を持...全文を見る | ||
○島袋宗康君 唯一の亜熱帯地域でございますので、ぜひ沖縄の自然環境というものをこれからも大事にしていただくように、そして、おっしゃったような基本的な問題についてもぜひ保全を完璧にするような形でこれからの環境行政にぜひ力を入れていただきたいというふうに要望しておきます。 次に、...全文を見る | ||
○島袋宗康君 多くの国民がこの公共、予算についていろいろと問題が指摘されておりますので、ぜひそのことに国民の皆さんにこたえられるような検討をしていただきたいというふうに思っております。 次に、国土庁、運輸省に対する質問をしていきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ...全文を見る | ||
○島袋宗康君 航空運賃については、一昨年でしたか、片道四千円、往復八千円の低減をしていただいたわけでありますけれども、なおやはり県民感情としては航空運賃が高過ぎるというふうなことを皆さん言っております。また、海上輸送についても非常に農産物の輸送関係がコストが高いと、いわゆる海上輸...全文を見る | ||
○島袋宗康君 ありがとうございました。 | ||
11月15日 | 第150回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第3号 議事録を見る | ○島袋宗康君 お三方の参考人、大変参考になる御意見を賜りましてありがとうございます。 私からは三名の方々にそれぞれ一問ずつお願いしたいと思います。 まず、秋月参考人にお願いしたいと思います。 我が国の各種のNGOのいわゆる国連の専門機関、そういったところとの連携関係は...全文を見る |
○島袋宗康君 ありがとうございました。 | ||
11月16日 | 第150回国会 参議院 国土・環境委員会 第4号 議事録を見る | ○島袋宗康君 二院クラブの島袋宗康でございます。 きょうは、朝から本当に貴重な御意見を賜りまして、ありがとうございます。 まず、金本参考人にお伺いいたします。 発注者の責務の明確化によって発注者の意識改革が期待できるというふうに述べられておりますけれども、これについて...全文を見る |
○島袋宗康君 それで、こういった従来の建設業関係の構造そのものがやはりいろんな贈収賄とか問題を起こしたんじゃないか、あるいは工事の施工状況というものが実際には発注者の思いどおりいっていないというふうなこともあったんじゃないかというふうに思うんですけれども、建設業の構造改革というも...全文を見る | ||
○島袋宗康君 ありがとうございます。 宮坂参考人にお伺いしますけれども、先生は地方の首長をなさっていますので特にお聞きしたいんですけれども、公共事業の見直し問題が盛んに今言われておりますけれども、地方自治体の方ではこの公共事業の見直しについてどういうふうな見解を持っておられる...全文を見る | ||
○島袋宗康君 ところで、各地方においては地元企業を優先、あるいは地元企業を育成するというふうな面で分離分割発注というのが今相当各地方自治体で行われているわけでありますけれども、先生の方では、その分離分割発注というもの、それから地元企業優先という問題についてはどういうふうな姿勢で臨...全文を見る | ||
○島袋宗康君 栗山参考人にお伺いいたします。 先ほどJVの話が出たんですけれども、この問題については危険を未然にある程度分散するというふうな御説明がありましたけれども、いわゆるいい面も悪い面も出てきているというふうなことでありますけれども、そのよしあしについてもう少し御説明願...全文を見る | ||
○島袋宗康君 もう一点お伺いしたいんですけれども、いわゆる建設市場の国際化というふうな問題についてどう対応すればいいのかということについて、何かありましたらお聞かせ願いたいと思います。 | ||
○島袋宗康君 お三名の方々、どうもありがとうございました。終わります。 | ||
○島袋宗康君 最後の質問者になりましたけれども、重複する部分がたくさんあるかと思いますけれども、せっかく準備しておりますので、御誠意ある御答弁をお願いします。 平成六年の建設業法の改正によって、建設工事の適正な施行の確保及び請負契約の適正化の措置がとられたはずでありますけれど...全文を見る | ||
○島袋宗康君 よくわかりました。ありがとうございます。 平成六年六月二十日の本院建設委員会における建設業法の改正に当たっての附帯決議の趣旨に対してはどのような措置がとられたのか、お伺いいたします。 | ||
○島袋宗康君 次に、本法案第一条中に、「建設業の健全な発達を図る」という目的規定が入っておりますけれども、これは建設業法第一条の目的規定にも入っている文言であります。必ずしも重複して規定する必要はないのではないかと。 したがって、本法案第一条は、国民の信頼の確保を目的とすると...全文を見る | ||
○島袋宗康君 現在、本院の特別委員会においていわゆるあっせん利得処罰法案が審査中でありますが、本法案との直接的なかかわりはないにしても、今公共工事をめぐって国民の信頼を回復すべく重要な時期にあるという点においては、両法案は軌を一にする側面を持っていると言えると思います。 公共...全文を見る | ||
○島袋宗康君 そこで、先ほどから言われておりますように、この公共工事の発注に際して談合が頻発しているというふうなことがよく言われておるんですけれども、この要因というものはどこにあるのか、それをもっと具体的に説明していただけませんか。 | ||
○島袋宗康君 公共工事にかかわるいわゆる談合に類する不祥事、それは欧米諸国においてはどういう発生状況があるのか、もしおわかりでしたら御説明願いたいと思います。 | ||
○島袋宗康君 この法案をつくるに当たって、そういった談合の問題について、欧米諸国ではどういうふうなことが実際行われているかということは調査されていないんですか。 | ||
○島袋宗康君 建設市場の国際化によって我が国の企業はいかなる影響を受けているのか、その辺でもし具体的な説明ができましたら、よろしくお願いします。 | ||
○島袋宗康君 外国の企業が受注をした場合、工事の施工、監督上の問題点はどういったものがあるのか、それを説明していただけませんか。 | ||
○島袋宗康君 監督上の問題。 | ||
○島袋宗康君 平成十年二月四日の中央建設業審議会の「建設市場の構造変化に対応した今後の建設業の目指すべき方向について」と題する建議において、建設業の構造改革の推進が強くうたわれておりますが、この構造改革の現状はどのようになっているのか、お伺いします。 | ||
○島袋宗康君 皆さん方の指導によって会社の合併とかそういったふうなものが成功事例として何件ぐらい今あって、いい方向に進んでいるのか、その辺についてもし説明できるのだったらお願いします。 | ||
○島袋宗康君 ぜひそういったことを促進していただきたいというふうに要望しておきます。 平成十一年十二月二十七日付で公正取引委員会の経済取引局長及び建設省建設経済局長の連名で「行き過ぎた地域要件の設定及び過度の分割発注について(要請)」という都道府県知事あての通達がありますが、...全文を見る | ||
○島袋宗康君 その通達によって地元の業者がびびらないような形でぜひ御指導をお願いしたいと思います。 そこで、時間がちょっとありますので、質問事項にはないんですけれども、実は四、五年前に私、沖縄の建設業界の皆さん方から陳情を受けた、要請を受けたことがありますけれども、当時、沖縄...全文を見る | ||
○島袋宗康君 最後に非常に沖縄に対する思い、決意を込められた御答弁に対して、ありがたく感謝します。よろしくお願いします。 終わります。 | ||
12月06日 | 第150回国会 参議院 国土・環境委員会 閉会後第1号 議事録を見る | ○島袋宗康君 島袋宗康でございます。 まずは、川口環境庁長官、再任おめでとうございます。 二十一世紀に向けて環境問題というのは非常にすぐれて世界的な問題になって、大変重要な課題を抱えていると思います。そういうことで非常に大切な省でありますから頑張っていただきたいというふう...全文を見る |
○島袋宗康君 それで、経団連が一九九七年に加盟業界からの二〇一〇年の排出量を一九九〇年レベルに抑制するというふうなことを環境自主行動計画に決めておられるようであります。政府もこれにお墨つきを与えていることであると思いますけれども、経団連によると九九年度の産業界からの排出量は九〇年...全文を見る | ||
○島袋宗康君 大変努力はしておると思いますので、頑張っていただきたいと思います。 そこで三番目に、世界自然保護会議は、その第二回の会議で日本政府と米国政府に対して数項目の要請決議をしております。 その中に、ジュゴン生息域やその周辺における軍事施設の建設に関する自発的環境影...全文を見る | ||
○島袋宗康君 私は、前のこの委員会で前清水環境庁長官に対して、その問題、ジュゴンの調査、取り組みについてどうお考えですかということを質問したんですけれども、そのときは資料収集をしてその対策を考えていきたいというふうなことでありましたけれども、その資料収集というのはどの辺まで進んで...全文を見る | ||
○島袋宗康君 今説明がありましたように、非常に、このジュゴンそのものが沖縄地域においてしか生存していないということがあります。この七年間の間に五体のジュゴンが定置網にかかって死亡したり、また沿岸に死亡して押し上げられたというふうな経緯もありますから、やはり沖縄だけにすむジュゴンに...全文を見る | ||
○島袋宗康君 今防衛施設庁で、説明がありますように、ジュゴンの調査あるいは藻場あるいはその他の問題について調査を実施しているようでありますけれども、やはりこれは環境庁としても大事なことですので、ぜひ、テスト結果あるいは調査の結果、その辺のことを踏まえて、防衛施設庁、どういうふうな...全文を見る | ||
○島袋宗康君 終わります。 |