首相「北朝鮮のほほえみ外交に目を奪われてはならない」



安倍総理大臣は、衆議院予算委員会で、北朝鮮が韓国に南北首脳会談の開催を提案したことに関連して、韓国のムン・ジェイン(文在寅)大統領には先の首脳会談でほほえみ外交に目を奪われてはならないと指摘したとしたうえで、アメリカのトランプ大統領との間でも対話を重ねていく考えを示しました。

この中で安倍総理大臣は、北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長が妹のキム・ヨジョン(金与正)氏を通じて、韓国のムン・ジェイン大統領に南北首脳会談の開催を提案したことに関連して、「北朝鮮は核・ミサイル開発を継続しており、ムン大統領には『ほほえみ外交に目を奪われてはならない』と指摘した」と述べました。

そのうえで安倍総理大臣は、「北朝鮮への圧力を最大限まで高め、北朝鮮の側から対話を求めてくる状況をつくらなければならない。日米でも完全に連携を密にしていくため、トランプ大統領との間でも電話会談を通じて頻繁に対話を行う方針だ」と述べました。

またアメリカの有力紙が、ペンス副大統領が北朝鮮との対話の可能性を示唆したと報じたことについて安倍総理大臣は、「ペンス副大統領とは北朝鮮への圧力を最大限まで高めていく方針で完全に一致しており、アメリカ政府関係者にも方針に変わりがないことを確認済みで、綿密にしっかりと連携している」と述べました。

一方、働き方改革をめぐり、安倍総理大臣は先月の委員会で、「厚生労働省の調査によれば、裁量労働制で働く人の労働時間の長さは、平均的な人で比べれば一般労働者よりも短いというデータもある」と答弁したことに対し、野党側が「誤りだ」と批判していることを踏まえ、「引き続き精査が必要なデータを基に行った私の答弁を撤回するとともに、おわび申し上げたい」と述べました。

このほか小野寺防衛大臣は、地上配備型の新型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の導入に関連し、配備先が攻撃の標的にされるという不安の声があると指摘されたのに対し、「抑止力が大きく向上し、標的にされる危険性はむしろ減少すると考えるが、重要な防衛装備となるため、警備に万全を期す」と述べました。

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