島村宜伸

しまむらよしのぶ



当選回数回

島村宜伸の1997年の発言一覧

開催日 会議名 発言
05月21日第140回国会 衆議院 文教委員会 第14号
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○島村議員 ただいま議題となりました三法律案について、私が提出者を代表して、その提案理由及びその内容の概要を御説明申し上げます。  スポーツは、心身ともに健やかな人間を育て、生活に潤いと活力を与え、また、世界の人々をつなぐ大切な人類共通の文化であります。二十一世紀に向けて、我が...全文を見る
05月23日第140回国会 衆議院 文教委員会 第15号
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○島村議員 この最終の責任は、御承知のように、日本体育・学校健康センターが責任を持ってこれを運営する、こういうことでございます。  それから、収益金の配分についての御質問と受けとめてよろしゅうございますか。(栗原(裕)委員「はい」と呼ぶ)これにつきましては、スポーツ議員連盟にお...全文を見る
○島村議員 実は、いろいろ専門的な御質問が出ても責任ある回答ができるために、きょうは各党の提案者がみんなで分担して勉強をいたしまして用意をいたしております。したがって、私だけから御答弁申し上げる前に、私なりの分野からまず申し上げたいと思います。  ただいまの点で、よく御質問の中...全文を見る
○島村議員 対面販売、現実はどうかとおっしゃいますが、やはり対面販売自身についても、御承知のように、ペナルティーを設けて責任を持っていただく、販売のマニュアルをつくって社員の教育を徹底していただく、こういうことをいたしておりますけれども、やはり衆人環視といいましょうか、皆さんどな...全文を見る
○島村議員 先ほど与党を代表して胸をたたけということですが、胸をたたいたところで議事録に残りませんので少しく言葉を添えますが、私も鳩山元文部大臣のおっしゃったように、スポーツに対してこれからもっと大きな力を入れないと日本の将来がないと思っている一人でありまして、そういう意味では積...全文を見る
○島村議員 ただいま席を外しておりましたので多少答弁が的確さを欠くかもしれませんが、少なくも、この問題は平成四年からずっといわば体育関係者あるいはオリンピック委員会関係者等から御要望があって検討を進めてきたところでありますし、山原委員の党においてもこれをいろいろ御検討いただいてき...全文を見る
○島村議員 私は、堀込委員と全く同じ考えであります。  スポーツは、何といっても、目で見、あるいは耳で聞いて覚えられない、体験を通じて楽しみ、かつ身につく体力、精神力、これが人間社会にどれだけの活力を与えていくか、今御指摘のとおりだと思います。  そういう意味で、私ども、戦後...全文を見る
06月18日第140回国会 参議院 文教委員会 第18号
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○衆議院議員(島村宜伸君) ただいま議題となりました三法律案について、私が提出者を代表して、その提案理由及びその内容の概要を御説明申し上げます。  スポーツは、心身ともに健やかな人間を育て、生活に潤いと活力を与え、また、世界の人々をつなぐ大切な人類共通の文化であります。二十一世...全文を見る
10月01日第141回国会 衆議院 本会議 第2号
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○国務大臣(島村宜伸君) 干拓事業についてのお尋ねでありますが、自給率の低い我が国の食糧の安定供給及び地域の農業振興を図るためには、生産性の高い農業経営を実現し得る優良な農地を確保することが必要であります。諌早湾干拓事業は、平たんかつ大規模な農地を造成し、意欲ある農家による生産性...全文を見る
10月03日第141回国会 参議院 本会議 第3号
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○国務大臣(島村宜伸君) 今井議員にお答えいたします。  まず、米政策に関するお尋ねでありますが、三年連続の豊作等による需給緩和を背景に、自主流通米の価格が低下し、また計画外米が増大しております。さらに、政府の備蓄も上限となる水準を大幅に超過しており、生産調整についても不公平感...全文を見る
○国務大臣(島村宜伸君) 及川議員の御質問にお答えいたします。  まず、米政策に関するお尋ねでありますが、御高承のとおり、米は三年連続の豊作等による需給緩和を背景に自主流通米価格が低下し、その一方で計画外米が増大いたしております。また、政府の備蓄も上限となる水準を大幅に超過して...全文を見る
10月13日第141回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○島村国務大臣 お答えいたします。  我が省といたしましては、国民に対する食糧供給の確保を図る観点から、優良農地を確保しつつ、社会経済上必要な農業以外の土地利用に対しましても適切に対応してきているところであります。  具体的には、集団的な優良農地は農用地区域として指定し農地と...全文を見る
10月14日第141回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(島村宜伸君) お答えいたします。  まず初めに、私のような不敏な者に御期待を寄せていただきまして、心から感謝いたします。あえて申し上げるならば、十四年前に私は自分で志願して農林水産政務次官にしていただいた経緯がございます。爾来、この仕事にほれ込んでいる人間であります...全文を見る
○国務大臣(島村宜伸君) まず、在庫の見通しについてでございますが、現在まだ年度途中であり確たることは申し上げられませんけれども、現在の販売状況を踏まえますと、本年十月末の在庫は、国内産の政府米が、備蓄米は二百五十万トン程度、それから自主流通米八十万トン程度、ミニマムアクセス米が...全文を見る
○国務大臣(島村宜伸君) 御指摘の稲作所得を補てんする保険制度の意味するところがどのようなものかはまだよくわかりませんが、稲作経営安定対策につきましては、総合的な米政策の検討の一環として、各方面の御意見も踏まえつつそのあり方の検討を進めていきたい、その中でいろいろまた検討されるも...全文を見る
○国務大臣(島村宜伸君) お答えいたします。  ウルグアイ・ラウンド農業合意関連対策につきましては、農業合意受け入れ後、農業の将来的展望を切り開き、農村の活性化を図るために真に必要な事業として決定されたものであり、今後とも着実な推進が必要であると認識をいたしております。  こ...全文を見る
10月15日第141回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(島村宜伸君) 中間報告の内容につきましては、現在与党内でいろいろ議論をされているところでございますので、これを見守っているところでございます。  当省の立場で申すならば、農林水産政策を基本といたしまして、国土・環境政策をもカバーする効率的な行政の展開が可能となるよう...全文を見る
10月17日第141回国会 衆議院 財政構造改革の推進等に関する特別委員会 第2号
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○島村国務大臣 漁港整備計画の一部変更について承認を求めるの件につきまして、その提案の理由及び主な内容を御説明申し上げます。  漁港につきましては、漁業生産の基盤であり、かつ、水産物流通の拠点であるという重要性にかんがみ、漁港法に基づき、漁港整備計画を定め、国会の承認を受けて、...全文を見る
10月17日第141回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
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○島村国務大臣 農林水産大臣を拝命いたしました島村宜伸でございます。  農林水産業並びに農山漁村は、申し上げるまでもなく、国民生活に欠かすことのできない食糧の安定供給や、国土・自然環境の保全にとって極めて重要な役割を担っております。  現在、農林水産業については、幾多の重要な...全文を見る
10月17日第141回国会 衆議院 本会議 第5号
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○国務大臣(島村宜伸君) ただいま議題となりました漁港整備計画の一部変更について承認を求めるの件につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  漁港につきましては、漁業生産の基盤であり、かつ、水産物流通の拠点であるという重要性にかんがみ、漁港法に基づき、漁港整備計画を定め、国会...全文を見る
10月20日第141回国会 衆議院 財政構造改革の推進等に関する特別委員会 第3号
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○島村国務大臣 一定の機械的な試算を前提とした数値であることは承知しておりますが、補正予算で措置することとした場合の具体的な計上額につきましては、今後、予算の編成過程で財政当局とも十分議論した上でこれを詰めていくべきだ、そう受けとめております。
○島村国務大臣 御承知のとおり、ウルグアイ・ラウンド農業合意関連対策は、これは農業合意受け入れ後の農業の将来展望を切り開き、あわせて農村の活性化を図るためにこれは必要不可欠である、いわばこういうことで決定されたものでありまして、今後とも着実にこれを推進していくことが必要であると私...全文を見る
10月21日第141回国会 衆議院 財政構造改革の推進等に関する特別委員会 第4号
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○島村国務大臣 お答えいたします。  ウルグアイ・ラウンド農業合意関連対策は、農業の将来展望を切り開くための必要不可欠な事業として決定されたものでありまして、その着実な推進が必要であると認識しております。このため、これまでも本対策につきましては、本対策の趣旨、緊急性を踏まえまし...全文を見る
○島村国務大臣 まず、御指摘のありました農家を生産農家と環境農家に区分することについてですが、環境保全は適切な農業生産を通じて維持発揮されるものでありまして、両者は密接不可分の関係にあることにかんがみ、区分して施策を講ずることは難しいと考えます。  生方議員は、あるいはEU型の...全文を見る
○島村国務大臣 お答えいたします。  きょうは敬愛する秋葉先生といろいろじっくりこの問題をお話ししたいと思っておりましたが、時間もありません。簡潔に御質問をいただきましたので、私の方からも簡潔に申し上げます。  現在、正直言いますと、この結果がどうであったかといえば、この潮受...全文を見る
10月21日第141回国会 参議院 農林水産委員会 第1号
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○国務大臣(島村宜伸君) 農林水産大臣を拝命いたしました島村宜伸でございます。  農林水産業並びに農山漁村は、申し上げるまでもなく、国民生活に欠かすことのできない食糧の安定供給や、国土、自然環境の保全にとって極めて重要な役割を担っております。  現在、農林水産業については幾多...全文を見る
10月22日第141回国会 衆議院 財政構造改革の推進等に関する特別委員会 第5号
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○島村国務大臣 お答えいたします。  ウルグアイ・ラウンド農業合意関連対策は、農業の将来的展望を切り開き、かつ農村の活性化を図るために必要不可欠な事業ということで決定されたものでありまして、その着実な推進が必要である、こう認識いたしております。  このため、これまでも本対策に...全文を見る
○島村国務大臣 今の申し出に沿ったこれからの活動を徹底したい、こう思います。
10月23日第141回国会 衆議院 財政構造改革の推進等に関する特別委員会 第6号
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○島村国務大臣 穂積議員御高承のとおり、漁港法は昭和二十五年に議員立法によって制定されたものであります。当時の我が国は食糧難に直面しておりまして、国民の食糧確保の見地から、水産業の振興を図ることが大きな課題でありました。このため、漁業生産の基盤であり、かつ水産物の流通拠点である漁...全文を見る
○島村国務大臣 冒頭、都会の私が農林水産大臣となったことについて、御理解をいただいたように思いますが、大変ありがたいと思います。  前にも私、一度申し上げたことがあるのですが、私は十四年前に、農林水産省の政務次官を志願いたしまして、幸い認められて、約一年間農林水産行政に携わりま...全文を見る
○島村国務大臣 財特法二十三条には、担い手への施策の集中等による予算の重点化、効率化が規定されておりますが、農林水産政策の主要課題であります国民食糧の安定供給や経営体の体質強化等を推進していく上で、農林水産業の担い手の育成や経営改善等のための施策の周知を図り、政策効果をより高めて...全文を見る
○島村国務大臣 現在の厳しい財政状況に照らしまして、ウルグアイ・ラウンドの対策費といえども例外ではないわけでございますが、ウルグアイ・ラウンドの農業合意を受け入れるということは、それは、にわかにまさに国際化の波をかぶるということでございますから、国際化の中で農業が将来的にきちんと...全文を見る
○島村国務大臣 お答えいたします。  日中間につきましては、先般の橋本総理訪中直前、九月三日でございますが、新協定について実質合意を見たところでございます。恐らく李鵬首相訪日の際に正式調印の運びになるのかな、こんなふうに受けとめております。  他方、日韓間におきましては、水域...全文を見る
○島村国務大臣 十分御承知で御質問と思いますが、ある程度、水域問題で大変な対立が正直言ってございます。これについては、与党側からも大変厳しい意見も寄せられているところでございますが、我々はあくまで円満妥結に向けて努力をしているところであります。  ただ、将来に向かって悔いを残す...全文を見る
○島村国務大臣 世界の人口は、私の記憶に間違いがなければ、一九五〇年、昭和二十五年当時二十五億、現在が約六十億を少し欠けるぐらいでしょうか。それで、二〇五〇年、ちょうどこの百年間で約四倍、百億近くになるであろう、こう言われています。このペースで世界人口がふえるとなれば、当然、世界...全文を見る
○島村国務大臣 確かに、素人考えで言えば、お米が余っているなら飢餓に苦しむ人たちにお米を送ればいいではないかと言えば、農村もそれなりに活性化するのではないかという御意見があるところですけれども、やはりお米をつくっているのは日本だけでございませんで、例えばタイにしてもアメリカにして...全文を見る
○島村国務大臣 これは、私ども農林水産省が一方的に考え、あるいはこれを主張していることだけでなくて、JAの方でも極めて最近は物の考え方が前向きでございまして、将来に向かって米の生産はいかにあるべきか、相ともどもによく勉強していきたい、向こうからもそういう積極的なお申し込みがあると...全文を見る
○島村国務大臣 私からお答えしたいと思うのですけれども、せっかくの御質問ですから、きょうは、専門に長年汗を流してきている食糧庁長官、農産園芸局長等がおります。少しく専門的に御返事をいたしたいと思います。
○島村国務大臣 前々から御説明がなされておりますように、この諌早の干拓事業というのは、大きく言って二つの目的を持っております。一つは、御承知の、平たんかつ大規模な農地を造成し、意欲のある農家による生産性の高い野菜や畜産の農業を実現するための事業、いま一つは、高潮、洪水の常襲地帯で...全文を見る
○島村国務大臣 はい。一市四町のいわば代表者の感謝状であります。
10月24日第141回国会 衆議院 財政構造改革の推進等に関する特別委員会 第7号
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○島村国務大臣 お答えいたします。  ウルグアイ・ラウンド農業合意関連対策、これは御承知のように、ウルグアイ・ラウンドの農業合意を受け入れたという時点で、にわかにいわば国際化の荒波をかぶるということです。  日本の農業は、御承知のように条件的には極めて恵まれておりません。単純...全文を見る
○島村国務大臣 まずもって、御理解をいただいていることに感謝を申し上げます。  国有林野事業、御承知のように累積債務三兆五千億円になるなど、極めて厳しい財務状況に置かれております。このため、農林水産省といたしましては、七月九日の林政審議会の御答申も踏まえまして、公益的機能を重視...全文を見る
○島村国務大臣 そういうことが言えると思います。
○島村国務大臣 御承知のように、補正予算の編成は財政法二十九条に則することが当然でありまして、これまでの三年間にわたるウルグアイ・ラウンド農業合意関連対策の実施について補正予算を計上するに当たりましても、財政法二十九条に基づき所要額を計上し、国会の御審議をいただいてきたところであ...全文を見る
10月27日第141回国会 衆議院 財政構造改革の推進等に関する特別委員会 第8号
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○島村国務大臣 お答えいたします。  私なりに説明を受けて、内容についてはある程度のことは承知いたしておりますが、個別案件、正確を期して、今までの事例に照らして御報告するために、山本構造改善局長から御説明いたさせます。(発言する者あり)
○島村国務大臣 せっかくの委員長の御指名でございますから……。  国は、国営干拓事業を行うに当たりましては、土地改良法等によりまして、その費用の七割を国が負担し、残りの三割を財政投融資の資金をもってその財源とすることができるとされております。私の知る範囲で恐縮でございますが、国...全文を見る
○島村国務大臣 冒頭申された尊農上位、私も東京の人間ですが、常にその姿勢を持ち、言い続けてきた人間です。私は、前にも申し上げたのですが、十四年前に自分が進んで農林水産省の政務次官を志願した人間です。都会では、御存じのとおり、農村は過保護である、我が党も農村過保護政党だという批判を...全文を見る
○島村国務大臣 その考えでおります。     〔甘利委員長代理退席、委員長着席〕
○島村国務大臣 本件につきましては、まだ予算の検討の段階、予算編成に向けて検討作業をさせていただきますと再三御答弁申し上げております。私は、先ほど申した考え方に立ってこのことの対応をしていきたい、こう考えます。
○島村国務大臣 御承知かと思いますが、橋本総理も、ウルグアイ・ラウンド農業合意関連対策の予算上の取り扱いについては、事業内容の見直しとあわせて予算編成過程で検討することとするとはっきり申されておりますし、このことは報道もされておりますことですから、御理解いただきたいと思います。
10月28日第141回国会 衆議院 財政構造改革の推進等に関する特別委員会 第9号
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○島村国務大臣 御承知のように、UR対策は農業のいわば活性化を図り将来展望を切り開く、こういう目的のものでありますし、特に、にわかに国際化の波をかぶっているわけでありますから、余り条件的に恵まれない我が国農業の従事者に将来的な希望を抱いていただくために必要不可欠な事業である、これ...全文を見る
○島村国務大臣 ただいまも御答弁申し上げたとおり、財政当局とはこれからも真剣に議論をし検討を進めていきたい、こう考えます。
10月29日第141回国会 衆議院 財政構造改革の推進等に関する特別委員会 第10号
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○島村国務大臣 初めから御質問にお答えするべく、あらかじめいただいた御意思もこれあり、私どもなりに誠実にお答えしょうと思ったんですが、今こうやってずっとしゃべられてしまうと答弁がいささかしにくいわけであります。  しかしながら、今藤田委員のおっしゃったことの中で、例えば、いわば...全文を見る
○島村国務大臣 例えば価格・所得関係費の割合等について最初御質問になって、日本の率だけが極端に低いという御指摘がありました。しかしながら、これはそれなりにそれぞれの国々の事情もあるわけでございまして、ここにおられるほかの委員の方にも知っていただきたいのでちょっと申し上げたいのです...全文を見る
○島村国務大臣 御質問があらかじめあって、それに対して私も誠実にお答えするべく準備をしてあります。したがって、それを全部羅列をされて、それでそちらなりの解釈に立って、これはゆがんでいるということを言われて話の答えだけを求められても、実はこちらも困るわけであります。  そこで申し...全文を見る
○島村国務大臣 農業の厳しい環境は重々承知をしておりますし、だからこそ私は喜んでこの仕事に取り組ませていただいておりますが、例えば中小企業問題におきましても、あるいはエネルギー問題にいたしましても、一切聖域なしにそれぞれにきちんとした対応をするということがまず基本にあるわけであり...全文を見る
○島村国務大臣 御存じのとおり、米は極端な過剰状態にあります。米の政府買い入れ価格につきましては、食糧法のもとで、自主流通米が制度的にも実態的にももう米流通の主体になったことを踏まえ、自主流通米の価格動向を反映させるほか、生産コスト等を参酌し、米穀の再生産を確保するために我々は努...全文を見る
○島村国務大臣 私どもは、構造的縮小でなくて構造的前進を図りたい、将来に向かってやはり国際的な流れの中でも自立し得るような農業に置きかえていきたい、そういうことを考えておるわけでございます。  また、例えば米の問題が今主題になっておりますが、ついこの間は御承知のでん粉やサトウキ...全文を見る
○島村国務大臣 委員の御質問をあらかじめいただいたときに、さすがに農政に長くかかわってきた方だなと、私はむしろ敬意を覚えました。  しかしながら、肝心の私が答弁申し上げる段階になりましたら、いろいろなお話が一遍に出てきてしまって、どこに主眼があるのかわかりにくくなったために、い...全文を見る
10月31日第141回国会 衆議院 財政構造改革の推進等に関する特別委員会 第12号
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○島村国務大臣 お答えいたします。  まず、米の問題についてでありますが、三年連続の豊作に加えまして、本年も作況一〇二を記録するなど、需給がかなり緩和をいたしております。  これらを背景に、自主流通米の価格の低下、あるいは計画外米の増大が顕著であります。御承知のように、政府の...全文を見る
○島村国務大臣 大変御熱心な御質問にお答えして前にも申し上げたところでございますが、いわゆるUR対策は、農村の体質を強化し、しかもにわかな国際化の波に対応し得るような、あるいはまた将来の展望を切り開くためにどうしても必要な事業だ、こう考えます。そういう意味で今までも、御承知のよう...全文を見る
11月07日第141回国会 参議院 本会議 第4号
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○国務大臣(島村宜伸君) 谷本議員にお答え申し上げます。  株式会社の農地取得についてのお尋ねでありますが、このことにつきましては、先ほど総理から御答弁がありましたように、技術、情報、資金力を有する株式会社の参入により農業の体質強化が図られ、農業の活性化に役立つという意見がある...全文を見る
11月10日第141回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第3号
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○国務大臣(島村宜伸君) お答えいたします。  ウルグアイ・ラウンド農業合意関連対策は、この合意を受け入れることによってにわかに国際化の波をかぶることになったいわば農業農村の体質を強化し、将来の展望を切り開くことをねらいとしておりまして、必要不可欠な事業として決定されたものであ...全文を見る
○国務大臣(島村宜伸君) ただいま御答弁申し上げたとおり、予算編成に向けてこれから鋭意調整を図っていくという考えに立っております。  また、緊急性の問題につきましては、今までのURはずっと三年間やってきたという経緯もございますので、ここでにわかに中断することが果たして緊急性を損...全文を見る
○国務大臣(島村宜伸君) 今までずっと継続して行われてきた事業その他がございます。これらをもし予算編成の過程でこの補正は一切だめであるということで、本予算への軌道に乗せるということのためにこの事業を中断したり、あるいは先ほど委員が申されたように国民との約束に触れるというようなこと...全文を見る
○国務大臣(島村宜伸君) 大変重要な御指摘だと思います。  世界の穀物需給の中長期見通しにつきましては、世界の各種の研究機関がいろいろな研究の結果を発表いたしております。中には比較的いわば安定して推移するというものもございますが、逆に大変タイトになり将来が非常に危険視される、こ...全文を見る
○国務大臣(島村宜伸君) これまた大変大事な御指摘だと思いますが、今二・四倍というお話がございましたけれども、日本の農業の農家二戸当たりの面積を例えば先進国と比較いたしますと、ドイツがざっと十九倍、フランスが二十三倍、イギリスが四十五倍、何とアメリカにおいては百二十七倍と、もう圧...全文を見る
○国務大臣(島村宜伸君) お答えいたします。  実は、十四年前に私は農林水産省の政務次官を約一年いたしました。その当時、昭和五十六、五十七、五十八、五十九は作況八七、九六、九六、九六と大変な不作でお米が足りなくなりまして、韓国から十五万トン返していただく等々苦しんだ記憶があるわ...全文を見る
○国務大臣(島村宜伸君) 社会情勢の変化や国際化の進展に対応いたしまして新たな基本法の制定を含む農政の抜本的な改革が必要となっておりまして、現在、先ほども申しました食料・農業・農村基本問題調査会において幅広い議論が進められているところであります。  その具体的な検討事項といたし...全文を見る
11月11日第141回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第4号
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○国務大臣(島村宜伸君) 社会情勢の変化や国際化の進展に対応いたしまして、新たな基本法の制定を含む農政の改革が必要となっております。現在、食料・農業・農村基本問題調査会におきまして幅広い御議論をいただいているところでございまして、具体的な検討事項といたしましては、食糧の安定供給の...全文を見る
○国務大臣(島村宜伸君) お答えいたします。  いわゆるUR対策は我が国農業の体質を強化し将来展望を切り開くために必要不可欠な事業である、こういう認識であります。このため、その趣旨、緊急性を踏まえまして、各年度予算に補正を含む所要額を計上し適切に対応してきたところであります。 ...全文を見る
○国務大臣(島村宜伸君) お答えいたします。  米につきましては、ただいま御指摘のとおり三年連続の豊作に続いて本年もまた豊作、数字の上では一〇九、一〇二、一〇五、一〇二と、こういうぐあいで来ておりまして、このような需給関係を背景に、今御指摘がありました自主流通米の価格が下落し、...全文を見る
○国務大臣(島村宜伸君) 御指名順に私からまず答弁をさせていただきますが、農村地域では、急速に高齢化が進行する中で特に介護を要する高齢者の増大が見込まれておりまして、高齢者福祉活動の強化が重要な課題となっておるところであります。  このような中で、農業者の協同組織であります農協...全文を見る
11月12日第141回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第5号
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○国務大臣(島村宜伸君) 私はそう考えております。
11月13日第141回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
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○島村国務大臣 農水産業協同組合貯金保険法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  農水産業協同組合貯金保険制度は、信用事業を行う農協、漁協等の組合の貯金者の保護を図るため、これらの組合が貯金の払い戻しを停止した場合に必要な保険金...全文を見る
11月13日第141回国会 衆議院 本会議 第11号
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○国務大臣(島村宜伸君) ただいま議題となりました農水産業協同組合貯金保険法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  本法律案は、現在の我が国の金融を取り巻く環境の変化に対処して、貯金者の保護とあわせて信用秩序の維持に資する環境を早急に整備するべく、...全文を見る
○国務大臣(島村宜伸君) 谷口議員の御質問にお答えいたします。  経営内容の悪い農協同士の合併のあっせんについてのお尋ねでありますが、農協の監督は、農業協同組合法により、地域の農業事情等に精通した都道府県知事に機関委任していることから、今回の改正による合併のあっせんについても都...全文を見る
○国務大臣(島村宜伸君) 末松議員の御質問にお答えいたします。  まず、農協系統の改革とディスクロージャーについてのお尋ねでありますが、農協系統金融機関は、我が国金融システムの一員として、事業機能の一層の強化と経営の効率化、健全化を進めるべく、昨年末に成立した農協改革二法に基づ...全文を見る
11月13日第141回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第6号
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○国務大臣(島村宜伸君) お答えいたします。  土地改良事業につきましては、財政構造改革の方針に基づきまして第四次土地改良長期計画の四年間の延長を行いまして、投資規模の実質的縮減を図ることといたしております。  また、この事業の実施に当たりましては、担い手の育成や中山間地域の...全文を見る
○国務大臣(島村宜伸君) 小川議員が御指摘になったことは非常に大事なことだと思います。  御記憶にあるとおり、我が国は四十年代の終わりと五十年代の初めに二度にわたる石油ショックを経験しました。エネルギーの安全保障もまさに産業の血液として大事ですが、食糧の安全保障はまさに国民の死...全文を見る
○国務大臣(島村宜伸君) 御高承のとおり、我が国は今六六・六%の森林率を誇る世界第三位の緑豊かな国であります。その森林は、今御指摘がありましたように、木材の供給のほか、国土の保全、自然環境の保護等、またあるいは水資源の涵養という大きな役割を担っておりまして、この多面的な機能を有す...全文を見る
11月14日第141回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第7号
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○国務大臣(島村宜伸君) 率直に申して、全く同感でございます。  御高承のとおり、我が国の食糧自給率はカロリー換算では四二%、穀物では三〇%でございまして、先進国の中ではもう比較にならない大変な低い水準にあります。一たん有事の際にこれに対する備えがあるのか、これが私たちにとって...全文を見る
○国務大臣(島村宜伸君) お答えいたします。  ウルグアイ・ラウンド農業合意関連対策は、もう先生には釈迦に説法になりますが、まさににわかに国際化の波をかぶることになった我が国農業のいわば体質を強化し、将来展望を開き、もって農村の活性化を促そう、こういうことで必要不可欠な事業とし...全文を見る
○国務大臣(島村宜伸君) 須藤委員の御指摘でございますが、この間も少しくお話をしたところですけれども、山形県鶴岡市といえば須藤委員の生まれ育った郷里であり、また我が党の幹事長加藤紘一さんの生まれ育ったところであります。また同時に、私ごとで恐縮ですが、私も子供のころ集団疎開児童とし...全文を見る
○国務大臣(島村宜伸君) そのとおりであります。
○国務大臣(島村宜伸君) お答えいたします。  財政構造改革の推進に関する特別措置法案においては、主要食糧関係費を引き続き対前年度同額以下とすることとされたところでありますが、限られた財源の中でこの仕組みがより政策的効果が上がり、実効性が確保されるものとなるよう最大限の工夫をす...全文を見る
○国務大臣(島村宜伸君) 再三答弁の機会にも申し上げているところですが、我が党のいわば農業の基本政策にかかわる小委員会で鋭意検討し、近く結論が出るのを待って我々はさらに協議を進めたい、こういうところでございまして、別に先行き無制限に期限を引き延ばしているものではございません。
○国務大臣(島村宜伸君) お答えいたします。  新たな米政策は十年産米以降の対応として検討しているものでありますが、生産者の不安を解消し、新たな米システムへの円滑な移行のため、九年産米については特別な対応策を講ずるよう強い要請がなされていることは十分承知をいたしております。しか...全文を見る
○国務大臣(島村宜伸君) 食糧法の目指す米の需給と価格の安定を図るために、現在、生産調整、稲作経営あるいは計画流通制度の運営と米政策全般の再構築に向け、財政構造改革の趣旨を踏まえつつ鋭意検討を進めているところであります。今後、遅くとも月内には結論を得るべく、関係方面との間で協議、...全文を見る
○国務大臣(島村宜伸君) 御指摘の農産物の価格政策につきましては、これまでも農家の経営の安定を図るとともに、需給事情その他の経済事情等を参酌し、市場動向が反映されるよう運用しております。農産物の価格政策は、農業者の経営安定方策として、今後ともその適切な運営が重要であるという考えに...全文を見る
○国務大臣(島村宜伸君) いずれにいたしましても、この四月に設置されました食料・農業・農村基本問題調査会で現在各方面から幅広い議論を重ねていただいておりまして、この十二月中に第一次答申がいただけることになっております。これらを踏まえて、我々も当然に検討を進めてまいりますが、来年夏...全文を見る
○国務大臣(島村宜伸君) 学校給食用米穀の値引き措置につきましては、六月三日の「財政構造改革の推進について」の閣議決定において廃止の方向で見直すこととされたことを踏まえ、現在、具体的実施方策について、米政策全般の見直しの一環として、遅くとも月内に結論を得るべく鋭意検討中であります...全文を見る
○国務大臣(島村宜伸君) なるほど庄内米をかみしめかみしめ大変甘い甘さを感じるまでにいただきましたが、たまたま私の疎開仲間に落語家で有名な橘家圓蔵、月の家圓鏡と言った方がわかりやすいかもしれませんが、師匠がいます。彼と今でも言うんです。当時の私たちの夢は、一年に一遍でいいから腹い...全文を見る
○国務大臣(島村宜伸君) 実は、私は十四年前に農林水産省の政務次官を一年させていただきました。そのときにも、日本の主食のお米がわずか十年間でたしか一四・七%激減をしている現実を見て驚きました。そして、食糧の自給率もどんどん落ち込んでいくことも驚きました。  内容に踏み込んで見て...全文を見る
○国務大臣(島村宜伸君) 我が国はいわば貿易立国を国是としている国でありまして、自由貿易の最大の受益者でありますが、この自由貿易の恩恵を今後とも受け続けていくためには、やはり入れたくないものも入れざるを得ないという面も出てくるわけでございまして、私どもにしても、これはだれしも共通...全文を見る
○国務大臣(島村宜伸君) これは釈迦に説法かもしれませんが、我が国の農業の現実を見ますと、農家一戸当たりの農地面積、これは先進国各国と比較になりませんですね。ドイツが約十九倍、フランス二十三倍、イギリス四十五倍、アメリカが百二十七倍と記憶をいたしますが、こういう比較にならない農業...全文を見る
11月18日第141回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
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○国務大臣(島村宜伸君) 漁港整備計画の一部変更について承認を求めるの件につきまして、その提案の理由及び主な内容を御説明申し上げます。  漁港につきましては、漁業生産の基盤であり、かつ水産物流通の拠点であるという重要性にかんがみ、漁港法に基づき、漁港整備計画を定め、国会の承認を...全文を見る
11月18日第141回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(島村宜伸君) 外国産米の輸入について御批判がまずありましたけれども、これは私どもが好んで入れるということではなくて、やはりお互いにいわば自由貿易の体制を享受するという立場に立ては、自国だけの事情を主張していくことは国際的に孤立を招くことになりますから、これらにつきまし...全文を見る
○国務大臣(島村宜伸君) 適地適作の話に触れる前に、先ほど私がミニマムアクセス米のお話をいたしました。その前に、先生御指摘の例の緊急輸入の問題につきましては、平成五年、作況七四のときになるほど二百六十万トン、二百五十九万トンが正確ですが、輸入をいたしましたけれども、この米について...全文を見る
11月19日第141回国会 衆議院 決算委員会 第5号
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○島村国務大臣 お答えいたします。  八二年が三九・九%、九〇年が五一・九%、九七年度が五四・六%であります。
○島村国務大臣 ここのところ、公共事業というのは大変評判が悪いわけであります。  例えば当省の公共事業も、私、就任以来すぐ調べてみたところですけれども、いわゆる公共事業と言われるものを除いて、例えば、国民ひとしく求める緑の造成とか、あるいは災害の際の災害を未然に防ぐ等の災害防除...全文を見る
○島村国務大臣 実は私は、優秀さに自信があればあるいは官庁を目指したかもしれませんが、民間会社に入りました。しかし、私は、その民間会社は約十五年弱の経験の中で、人事を四年本社で担当いたしました。企業が合理化をし健全な体制を維持しようとすれば、当然人事が一番の基本になりますが、全く...全文を見る
○島村国務大臣 農林水産省といたしましては、今までも人事院規則にのっとって適法にいろいろ対応してきておりますが、現在、営利企業への再就職規制につきましては、人事院において制度運用の見直しに着手していると聞いておるところであります。当省といたしましても、この検討結果を踏まえて対応し...全文を見る
11月21日第141回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
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○国務大臣(島村宜伸君) 新たな日韓漁業協定の締結に向けましては昨年五月以来、鋭意努力をしてきたところであります。具体的に申し上げますと、首脳会談五回、今の外務省のお話を伺うともう一つ加わるわけでありますが、外務大臣の会談が十一回、農林水産大臣が一回、実務者レベルが九回、最近でも...全文を見る
○国務大臣(島村宜伸君) 二年いわば期間を延長することにつきましては、緊急を要するもの、あるいは効果の早期発現が期待できるもの等を重点的に整備することといたしておるところでございます。  何といいましても、漁港は漁業生産あるいは水産物流通の基地としてばかりでなく、漁業関連産業を...全文を見る
○国務大臣(島村宜伸君) ただいま委員が御指摘になりましたように、漁村の生活排水処理など生活環境施設、いわば社会資本が大きく立ちおくれていることは事実でありまして、農村との比較においてもこの事実が確認できるわけであります。  今お話がありましたけれども、なるほど地理的にも環境的...全文を見る
○国務大臣(島村宜伸君) 一井委員にお答え申し上げます。  御指摘のとおり、漁港は漁業生産あるいは水産物流通の基地としてばかりでなく、漁業関連産業を初めとする地域経済の発展の中心として重要な役割を果たしているところであります。このため、第九次漁港整備長期計画では、我が国周辺水域...全文を見る
○国務大臣(島村宜伸君) 私も委員と同じ考えに実は立っております。  昨年五月以来、まさに誠意を尽くしてずっと交渉を続けてきているところでございますし、その内容につきましては、五回にわたる首脳会談を初めといたしまして、外務大臣との交渉は十一回プラス先ほどの報告にありました一、十...全文を見る
○国務大臣(島村宜伸君) まず、省庁再編の検討についてでありますが、省庁再編を含む行政改革につきましては、現在、政府の行政改革会議、また与党の行政改革協議会、政府、与党間で大詰めの議論がなされているところでありまして、私としてはこれを見守っているところであります。新聞報道あるいは...全文を見る
○国務大臣(島村宜伸君) ただいま先生の申されたものをテープにそのままとって行政改革会議なりなんなりに持っていって聞いてほしい、まさに専門的に知識と経験をお持ちの方の御意見と承りました。  いずれにいたしましても、例えば米の検査にいたしましても、これは民営化に向けるという言葉は...全文を見る
○国務大臣(島村宜伸君) 水産庁からもいろいろ報告を受けているところでありますが、なるほどその高齢化というのは全国的な規模でどんどん進んでおりますけれども、特に漁村あるいは僻地の農村等にはこれが顕著であります。  そういう意味合いから、例えば転倒とか転落とか、高齢者がともすれば...全文を見る
○国務大臣(島村宜伸君) 近年、自然海浜あるいは藻場・干潟の保全や野生生物の保護に代表されますように、環境問題に関する国民の関心が非常に高まっております。これは関心が高まらなくても、当然農林水産行政を所管する省といたしましては、これら正しい意味での、要するに海を確保するためには、...全文を見る
○国務大臣(島村宜伸君) たとえ中小の漁港でありましても、水産物供給ネットワーク上の重要性のみならず、周辺水域の漁場の管理、災害時の危機管理等の重要な役割を有している漁港につきましては重点的な投資を行い、早期に完成を図るように努めておるところであります。  また、それ以外の中小...全文を見る
11月26日第141回国会 衆議院 決算委員会 第6号
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○島村国務大臣 国有林野事業の現状及び抜本的改革の方向につきまして御説明申し上げます。我が国の国有林は、森林面積二千五百万ヘクタールの約三割に当たる七百六十五万ヘクタールを占め、その大部分は我が国の脊梁山脈にあり、国土保全、水資源の涵養などの上で重要な役割を果たしております。 ...全文を見る
○島村国務大臣 さすがに林野事業に直接取り組まれた御経験が生々しく感じられ、感服いたしておったところであります。  国有林野事業につきましては、昭和三十九年の木材輸入の完全自由化以後、木材輸入の増加等により木材価格が低迷していること、また、戦中そして戦後の高度成長期に旺盛な木材...全文を見る
○島村国務大臣 国有林野事業につきましては、昭和五十三年以降四次にわたる改善計画を策定いたしまして、これに基づき、組織・要員の削減合理化、民間請負の徹底、一般会計繰り入れの拡充等、でき得る限りの経営改善努力を尽くしてきたところであります。  例えば、要員については、昭和五十三年...全文を見る
○島村国務大臣 森林の持ついわば公益性というのは極めて高いという認識は委員も共通だと思いますが、いずれにせよ、日本の国は世界第三位の森林率を誇っておりますし、まさに八割が急峻な山に覆われているという地形等を考えますと、山の管理、すなわち森林の管理というのは極めて重要でありまして、...全文を見る
○島村国務大臣 なるほど、こういう財政事情になりますればいろいろなそういう検討は当然求められることになるとは思いますが、従前は、これは私長く携わったわけではございませんけれども、やはり林業関係者あるいは農業関係者も含めて、林道、農道等をできるだけ切り開いて、それで効率のいい集出荷...全文を見る
○島村国務大臣 大変貴重な御指摘と思います。賛成でございますので、ぜひ進めたいと思います。
○島村国務大臣 私は、農水相に就任以来、暇さえあれば全国を回ってできるだけ現地の実情に触れたいと常に願っているところであります。このところ委員会がずっと重なりましたけれども、国会審議の暇を少しいただけるようになりましたら、できるだけ委員御指摘のように現地を見て、効率性の高い、やは...全文を見る
○島村国務大臣 御高承のとおり、我が国の国土の約七割は森林でありまして、緑と水の源泉であります。森林の果たす役割、先ほど来お話が出ておりますが、木材の供給とかあるいは水資源の涵養、清浄な空気の確保等、極めて高い、我々の生活に不可欠な公益的機能を発揮しているわけでありますが、豊かで...全文を見る
○島村国務大臣 全く同感でございまして、私は誠心誠意この問題に取り組みたい、こう思います。
○島村国務大臣 御指摘のとおり、まさに森林というのは、国有、民有を問わずきちんと管理をしていくことが、私たちのいわば生活を守る上でもこれは絶対に必要なことだと思います。  先ほど来いろいろ御指摘がありましたように、我が国は木の文化で栄えたという歴史を有しておりますが、これからも...全文を見る
○島村国務大臣 世界的な立場で見ますと、日本の農地面積に匹敵するような、いわば砂漠化がどんどん進んでいる。過度の放牧あるいは過度の伐採等によってどんどん砂漠化が進むということは、世界の急激な人口増加等に照らしましても、食糧資源の確保、安全保障を確保するためにも好ましくないし、いわ...全文を見る
○島村国務大臣 そういう話は実は聞いておりまして、実は先般も、宮崎に行きまして、宮崎の林業関係の責任者の方々にお話を伺ったところでありますが、いや、大臣、それは何も国有林だけじゃないよ、我々も手がつけられないで、もう民有林もみすみす指をくわえて見ておるということ、先行きが大変不安...全文を見る
○島村国務大臣 お答えいたします。  なるほど、官に責任がないのか、もともと独立採算が無理だというようなことがわかっていながらこのまま放置されてきたということについて、さらにこれをもっと早めて、無理は無理としてきちんとした認識のもとに改善すべきであったという御指摘は、それは一方...全文を見る
○島村国務大臣 そういう意味合いも含めまして、御承知のように、平成十年度予算編成に当たりましては我が省は九六・四%に今度は減額されるわけですけれども、この国有林の予算についてはむしろ二二%増、いわばこの支援といったらおかしいですけれども、林野行政の厳しさをよく勘案してそういう予算...全文を見る
○島村国務大臣 委員御指摘のとおり、やはり今までは右肩上がりの経済を背景に投資をし、そこにまた新たな生産あるいは経済の活力を生むという意識に立ってやってきたものが多いと思います。  もう一つは、全国の過密過疎対策とかあるいは担い手を確保するという意味合いも含めて、それぞれの地域...全文を見る
○島村国務大臣 一言だけですが、私は、要は今長官が申しましたように、災害の防止という意味合いがやはり大きいと思うのですね。先ほど佐々木委員からいただいた写真など、あそこへぽっとマッチ一本入ったら大変な火事になるのだろうなというおそれをすぐに抱かざるを得ない、こういう面もあります。...全文を見る
○島村国務大臣 全く同感でして、私は、この在任中、許される範囲で、できるだけマスコミ関係者にも御協力をお願いして、森林から受ける恩恵というものがいかに大きいかということを国民の皆さんによく知っていただこう、そのためのPRを徹底的にやろう、こういうふうに考えています。  また、こ...全文を見る
○島村国務大臣 私、全く同感でございまして、私自身、住んでいる家も全部木でございますが、これは、ただ住んでいて日本的な雰囲気がいいというよりは、健康にいいように思います。住んで住みやすいようにも思います。  やはりそういうことも含めて、やはり木の文化の中にただ知らず知らずに恩恵...全文を見る
11月26日第141回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号
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○島村国務大臣 お答え申し上げます。  米の需給は、御高承のとおり、この四年来豊作続きでございまして、そのことを反映して、自主流通米の価格の停滞や、あるいはまた計画外米の増大等、大変厳しい状況にあるわけであります。  そこで我々は、この米を取り巻く厳しい状況を踏まえまして、食...全文を見る
○島村国務大臣 お答えをいたします。  今回の貯金保険法の改正は、資金援助の対象といたしまして、経営の健全な組合と経営の困難な組合との新設合併の追加、そしてまた平成十三年三月末までの時限的措置といたしまして、経営の困難な組合同士による新設合併に対する資金援助を可能にすることを主...全文を見る
○島村国務大臣 園田委員の御質問にお答えいたします。  二〇〇一年の金融ビッグバンに向けて、農協系統においても他の金融機関との競争がますます激化し、経営環境が厳しくなることが予想されます。銀行あるいは保険あるいは証券、まさに入り乱れてのことでありますし、今までの非常に背景のしっ...全文を見る
○島村国務大臣 先ほどはありがとうございました。  経済学御専門の宮本博士の御質問ですから、余り軽々しい答弁もいかがかと思いますが、私の今感じているままのことを申し上げて、答弁にかえさせていただきたいと思います。  なるほど、景気が悪くなれば、従来ならば、減税をやり、あるいは...全文を見る
○島村国務大臣 お答えいたします。  農業、農村、やはり土地柄、仕事柄、非常に保守的、ある意味で堅実な性格を持っていると私は思います。そういう従前からの長い歴史をはぐくんでずっと、どちらかといえば保守的な生活をしてきた方々、そして、その方々の組織である農協組織、これが新しいビッ...全文を見る
○島村国務大臣 木村委員にお答え申し上げます。  昨今、確かに金融機関の大型の経営破綻が生じておりまして、農協系統においても、今後他の金融機関等との競争が激化する中でこういう問題が生じては大変だと、毎日が大変に身の引き締まる思いのするわけであります。  このような中で、農協系...全文を見る
○島村国務大臣 学校給食用のいわば米穀の値引き措置を廃止することにつきましては、財政構造改革推進についての六月三日の閣議決定において、廃止の方向で見直すこととされたところであります。値引き措置という手法ではこれ以上米飯学校給食の進展が期待できないこと、あるいはまた、保護者の負担軽...全文を見る
○島村国務大臣 我が国のとっている品種ごとの輸入解禁措置は、科学的根拠に基づいて行っているものであります。また、これはWTO協定の関連協定であります衛生植物検疫措置の適用に関する協定、俗に言うSPS協定を遵守したものであるというのが我が国の基本的な立場であります。  また、農林...全文を見る
○島村国務大臣 私どもは、二〇〇一年の金融ビッグバンを控えまして、最近、金融機関の経営破綻が見られますが、農協系統においても、他の金融機関との競争がますます激化するわけでありますから、環境が厳しくなってもこれに対応し得るような、今いろいろな配慮を進めているところであります。  ...全文を見る
○島村国務大臣 お言葉ではございますが、なるほど、官僚諸君がいろいろな意味で基礎づくりをいたしますけれども、私はこれを全部大体精査しまして、文章その他についても日本語らしくしまして自分なりのものをつくらせておりますので、御理解いただきたいと思います。ただ、肝心なことを言い漏らした...全文を見る
○島村国務大臣 戦後伸び続けた日本の経済を背景に、銀行とか証券あるいは農協を初めとする農協系統にも非常に信頼の厚い金融機関があったわけでありますけれども、今般の山一証券の廃業宣言というのは大変大きな衝撃でありましたし、また、いろいろ聞いておりますと、間際まで何らそういう報告らしい...全文を見る
○島村国務大臣 何しろ突然何が出てくるかわからない御質問でございますので、内容等について、急でございましたので準備が悪くて恐縮でございましたけれども、我々は、金融システム安定化のための追加的方策としては、一般金融機関の経営問題を契機に各方面で議論がなされ、大蔵省においても検討が開...全文を見る
○島村国務大臣 私、就任前のこれは経済局長の通達の内容でございますが、今いろいろ御指摘いただきましたこと、それなりに私たちはよくこれから検討させていただきたいと思います。  また、最近のいろいろな、相次ぐ事件等もございますので、さらに、いわば預金者の不安というものが募っていると...全文を見る
○島村国務大臣 先ほど来お伺いしていると、生産調整によって農民が迷惑だけしているように受けとめるのですけれども、現実に私は最近全国を回る機会が多いのですが、どこへ行っても農民の方々には、今回我々のとった措置については非常に誠意を感じるという評価をいただいておることを、まず申し添え...全文を見る
○島村国務大臣 私の答弁、ここに今記録はありませんが、少なくも閣議決定の際に、値引き措置というものが米飯給食、学校給食の進展に影響がないというふうに言ったのではないはずであります。  ただ、私ども農林水産省の判断では、なるほど日本人の主食である米、そしてまた稲作経営に依存する農...全文を見る
○島村国務大臣 百九十二億は確かに巨額でありますけれども、学校体育予算が百九十億、そして社会体育予算が百七十六億とたしか記憶をいたします。私は、なるほど米飯学校給食も続けたらよりよいとは思いますものの、国家のこの財政事情にかんがみまして、大所高所の判断でそういうことになったという...全文を見る
○島村国務大臣 先ほど来、御意見を承っておりまして、私は同感であります。
○島村国務大臣 まさに我が意を得たりでありまして、私は終始この主張を貫いてまいりました。まずそのことが認められるのだろう、そう考えております。  改めて釈迦に説法をする気はございませんが、国有林の果たす役割は極めて大きいものがございますし、特に、国土や環境の保全あるいは空気の清...全文を見る
○島村国務大臣 委員御指摘になられましたように、確かに初めは地域に根差すというだけであったかもしれませんが、その後は木材の販売等で国家の財政にも経済的に貢献した時期も実はあったわけであります。それが三十年代に入りまして、木材が輸入の自由化を見まして、三十九年からは完全自由化という...全文を見る
○島村国務大臣 経営の困難な農協について貯金保険機構が資金援助等で対応しておりますが、貯金保険機構については、先ほど来お話し申し上げておりますように、責任準備金を取りましたことがなく、平成八年度末責任準備金で一千三百六十二億円であることからすれば、当面財源的な心配はないという判断...全文を見る
11月27日第141回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
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○島村国務大臣 栗原委員にお答えいたします。  なるほど、生産調整について確たる数字が長期にわたって示し得ない。これは何といっても自然が相手でありまして、私十四年前に政務次官当時、五十六、五十七、五十八は、まさに八七、九六、九六、九六、四年の不作で大変米の需給が心配されたところ...全文を見る
○島村国務大臣 かつては全国農業者の代表としてリーダーシップを発揮された熊谷先生から御評価をいただきましたこと、感謝申し上げます。  ただいまお話がありましたように、私もできるだけ注意をして、農村の皆さん、特に、指導者の方だけでなくて、第一線の青年やあるいは農業従事者の方々のお...全文を見る
○島村国務大臣 お答えいたします。  米につきましては、平成七年に施行いたしました食糧法に基づきまして、全体需給のバランスを図るための生産調整の推進、豊凶変動に備えた備蓄・調整保管の適切な運用、また、需給実勢を反映した適切な価格形成等の施策を的確に組み合わせることにより、その需...全文を見る
○島村国務大臣 なるほど米政策については、ある長い期間をとらえて見れば一貫性を欠いているとかあるいは多少その間に内容の変更があったということは、これは事実だと思います。  ただ、何より、先生は専門家ですから釈迦に説法ですけれども、自然が相手のことでもありますし、また消費者のニー...全文を見る
○島村国務大臣 我が国は、米につきまして、WTO農業協定上の特例措置を適用して、関税化を行わず、輸入数量制限と国家貿易を維持いたしました。このことから、ミニマムアクセスを超える輸入は確実に避けられることになったわけでありまして、国内産米と輸入米を通じた全体的な数量調整が可能になっ...全文を見る
○島村国務大臣 なるほどおっしゃるとおり、米の需給の状況によって稲作にいろいろな制限が加えられて、これがしかも極めて不安定ということでは、これはまさに米を主生産品とする方々は安心して農業に取り組めないということにもなります。  そこで、今回のいろいろな改正の中で盛り込まれました...全文を見る
○島村国務大臣 何回か申し上げたのですが、私は、十四年前政務次官に就任の際に、消費者の意見として、いわば積み残しの古米、古々米、古々々米と、古い古いお米を、当時の保管の技術の中で劣化したお米を無理やり新米に突っ込んでやっていることは、かえって米の需要をどんどん減退させてしまう、あ...全文を見る
○島村国務大臣 今回新たに実施することといたしております稲作経営安定対策については、需給実勢に応じた価格形成を基本に据えまして、その価格変動が稲作経営に及ぼす影響等を緩和するという点で画期的な施策だろうと考えております。  なお、本対策は、自主流通米価格の下落の程度に応じて一定...全文を見る
○島村国務大臣 これからの農家、まさに大規模農家ほど生産調整による米価の安定というメリットを受けるものであること、また、大規模農家であることをもって特別の扱いをすれば、地域のほかの農業者に大きなしわ寄せが行くこととなりその理解が得られないことから、大規模農家の方々にも理解と参加を...全文を見る
○島村国務大臣 まず、冒頭の御激励、心から感謝申し上げます。  私は、なるほど大都会選出の政治家ではありますが、もともと私は、集団疎開とかあるいは転勤生活とか、農村との交わりを深く持った経緯がありますし、政治家になってからもずっと地方にかかわる問題に取り組みましたので、むしろ私...全文を見る
○島村国務大臣 新食糧法の御検討をいただいている段階というのは、私はたまたま党の国対委員長を務めておりまして、それで、三党の座長なども務めておりましたので、当時の国会の大変熱心な御審議、大変生々しく記憶をいたしております。  その際にもいろいろ御指摘はございましたけれども、今般...全文を見る
○島村国務大臣 それは、国際社会で我が国がこれだけの大きな力をこれからも維持しようというためには、各国間との調和、協調、これは当然でありますから、いろいろな角度での話し合いはあるかもしれませんが、少なくも、この次期交渉は、平成十二年の交渉で決められる、こういうことになっているわけ...全文を見る
○島村国務大臣 平成十二年の交渉に向けまして、我が国の基本的な姿勢は、あくまで長期的な視点から我が国の主食である米の安定供給を図るとの観点に立ち、我が国農業の重要性や特例措置の継続に伴う代償等を総合的に検討し、交渉に臨むことになると考えております。  具体的には官房長からお答え...全文を見る
○島村国務大臣 米の備蓄は、改めて申し上げるまでもなく、不測の事態に備えて、主食の安定供給のため、一定期間米を保有するものでありますが、現行の備蓄の運用につきましては、回転備蓄においては順次在庫の年産が更新されるため、棚上げ備蓄に比べまして品質が一定に保持されることから、主食用へ...全文を見る
○島村国務大臣 お答えしたいのはやまやまですし、私は、かつていろいろな機会に答弁をする場 においても私なりに誠心誠意御答弁申し上げてきたわけでありますが、にわかにそちらの試算を持ち出されて、数字をるる挙げられて、それに対して答えよというのは、いささか私たち自身も対応に困るわけで...全文を見る
○島村国務大臣 我が国は、御高承のとおり、世界的な比較の中でも大変に劣悪、非常に恵まれない環境のもとでいわば農業が営まれているわけでありますから、それを何としても、その体質を少しでも強化し、またこれをいろいろな角度から支え、農村、農業の一つの活性化につなげようと我々は毎日腐心をし...全文を見る
○島村国務大臣 新たな米政策に係る所要額は、総額六千百一億円であります。  この財源といたしましては、従来の米関係助成金二年分四千四億円に加えまして、食管の事業の抜本的見直し、一般農政費の見直し、九年度予算での対応、そして後年度の財源の充当等により財源を確保することとしたもので...全文を見る
○島村国務大臣 ただいま次長から御説明したとおりでありますが、少なくも、長期的な視点から主食である米の安定供給を図るとの観点に立って、我が国農業の重要性や特例措置の継続に伴う代償等を総合的に検討し、交渉に臨むという考えに立っております。
○島村国務大臣 もう一度申し上げます。  私どもは、長期的な視点に立って主食である米の安定供給を図るとの観点に立ち、我が国農業の重要性や特例措置の継続に伴う代償等を総合的に検討し、交渉に臨むことになる、そう考えております。
○島村国務大臣 私どもは、あくまで、ミニマムアクセス米を決めた経緯にいたしましても、要するに我々の国家の主食というのは米であるという認識に立ってぎりぎりの選択をしたところでありまして、あえてWTO農業協定上の特例措置を適用し関税化を避けたということでございます。  したがって、...全文を見る
○島村国務大臣 御指摘の東アジア食糧備蓄機構の設立につきましては、既存の食糧援助に関する国際機関との重複や国際ルールとの整合性、また新たな財政負担等の問題に留意する必要があります。いずれにいたしましても、備蓄米の活用方策の検討は重要な課題であると認識しておりまして、現在、諸外国等...全文を見る
○島村国務大臣 すべておわかりの上でおっしゃっている、こういうふうに思いますが、少なくも回転備蓄は、順次在庫の年産が更新されて、いわば古米とはいっても十分新米に準ずるような味覚が得られる。そういう意味では、棚上げ備蓄に比べて品質が一定に保持されることから、主食用への円滑な供給が可...全文を見る
○島村国務大臣 お答えいたします。  今御指摘がありました新たな米政策についての財源不足の問題でありますが、この米政策に係る所要額は、総額で、御承知のように六千百一億であります。この財源は米関係助成金二年分四千四億円のほか、九年度予算での対応あるいは後年度の財源の充当、食管の事...全文を見る
○島村国務大臣 実は十四年前に私が政務次官になりましたときには、農林水産省の職員は七万六千人でありました。現在四万五千人でございます。これは食糧庁、林野庁、いろいろな関係者を思い切って人員削減をしてきた、大変な思いでスリム化を図ってきたところでございまして、むしろ私の方が驚いてい...全文を見る
11月27日第141回国会 参議院 農林水産委員会 第4号
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○国務大臣(島村宜伸君) お答えいたします。  米につきましては、WTO農業協定上の特例措置を適用して、関税化を行わず、輸入数量制限と国家管理を維持したことからミニマムアクセスを超える輸入は確実に避けられることとなりました。その結果、国産米と輸入米を通じた全体的な数量調整が可能...全文を見る
○国務大臣(島村宜伸君) 関税化の特例措置の七年目以降についてでありますが、平成十三年以降の取り扱いにつきましては、六年目である平成十二年の交渉で決められることとなっております。その際には、長期的な視点から、主食である米の安定供給を図るとの観点に立ち、我が国農業の重要性や特例措置...全文を見る
○国務大臣(島村宜伸君) 御趣旨はそのとおりと私も受けとめますので、できるだけそういう努力を進めたいと思います。
○国務大臣(島村宜伸君) まさに農林水産業、それぞれに転換期に立っておりまして、この時期の対応が二十一世紀のいわば農林水産業の展望を切り開くか否か、大事な意味合いを、責任を私たちは持っていると思っています。  冒頭、都会出身の私が農林水産大臣を拝命したことについて御評価をいただ...全文を見る
○国務大臣(島村宜伸君) 何といっても農林水産業は自然を対象にいたしておりまして、こればかりは全く予測のつかないところでございます。  現に、私、前の政務次官のときには四年来の凶作ということで、八七、九六、九六、九六と、二五ポイントもへこんだ時期がございまして、にわかに韓国から...全文を見る
○国務大臣(島村宜伸君) 岩永委員と私どもの局長との話は、はたで聞いておりますとそれほど開きがないのではないかと私は感じます。  それはどういうことかといいますとへ農林水産省といたしましては、これからの日本の農業のあり方を求める一つの指針というものがありまして、それに従って農家...全文を見る
○国務大臣(島村宜伸君) 今申し上げたとおりでございまして、いろいろなケースがあろうかと思いますから、それはそれなりに現場の実情をよく伺って、それが我が国農政のあり方に沿うものであれば当然こちらも前向きに御協力申し上げる、  こういうことだろうと思います。  ただ、農業と一口...全文を見る
○国務大臣(島村宜伸君) 御高承のとおり、米を取り巻く厳しい状況を踏まえまして、食糧法の目指す米の需給と価格の安定を図るために、生産調整、稲作経営、計画流通制度の運営改善等、米政策全般の再構築に向け検討を行ってきたところであり、先般、その成果として新たな米政策大綱を取りまとめたと...全文を見る
○国務大臣(島村宜伸君) 米のミニマムアクセスにつきましては、ウルグアイ・ラウンド交渉全体の成功のために応分の貢献を果たすことが我が国の国際的な責務であるとの判断から、当時の政権がぎりぎりの決断として決めたことであります。  いずれにいたしましても、我が国が望んでこういうものを...全文を見る
○国務大臣(島村宜伸君) お答え申し上げます。  四年来の豊作ということで、今日では七〇%を占めるに至りました自主流通米の価格が大きく下落した、このことについては委員もよく御承知かと思います。食糧法のもとでの政府買い入れ米価は、自主流通米が制度的にも実態的にも米流通の主体となっ...全文を見る
○国務大臣(島村宜伸君) お答えいたします。  生産調整の推進に当たりましては、水田の有効利用と合理的な営農の実現を図る観点から、麦、大豆等の他作物を適切に取り込み、転作と稲作とが一体となった営農体系の実現を図ることが必要であります。この場合、規模の大きな経営体の育成、そしてま...全文を見る
○国務大臣(島村宜伸君) 私は、あなたの今のお考えと全く同じ考えに立つ人間であります。なるほど、東京生まれ、東京育ち、東京選出の国会議員ではありますが、私の場合は終始一貫、農政を守る、まさに農は国の基であり、農は国の大本であるということを私の選挙区でもいろんな機会に講演させていた...全文を見る
○国務大臣(島村宜伸君) ただいま委員も申されたとおり、我が国の農業を他の例えば先進国と同じ条件に考えることは間違いであります。何より世界で六十番目以下の狭い国土で八割が急峻な山に覆われておりますし、平たんな優良な農地といえばほかの国とは比較にもならない。また、そのスケールで考え...全文を見る
○国務大臣(島村宜伸君) 食糧法が目指す米の需給と価格の安定を図るために、米政策全般の再構築に向けてこのところ検討を行ってきたところであります。その意味で、今回、新たな米政策大綱を発表いたしましたけれども、これらにつきましては、当然、農村・農業の皆さんの御意向も十分盛り込んだつも...全文を見る
○国務大臣(島村宜伸君) ここにおられるどなたでも、ミニマムアクセス米大歓迎という方はおられないと思いますし、また必要でないお金をかけることについて心から納得しているという人はいないのではないかと思います。  しかしながら、先ほど申しましたように、ウルグアイ・ラウンドの交渉を成...全文を見る
○国務大臣(島村宜伸君) 冒頭おっしゃっていただきました行政改革あるいは一連の稲作対策について御評価をいただいたことに感謝を申し上げますが、むしろ私は、この気持ちをそのままいろいろ御指導いただき、アドバイスも貴重なものを非常にたくさんくださいました谷本委員にお返しを申し上げたいと...全文を見る
○国務大臣(島村宜伸君) まず初めに、政省令に匹敵するものかどうか、私はそこまでに該当するものだとは思いません。  今回の備蓄運営ルールは、政府国産米在庫が備蓄水準の上限を超えている場合に、これを確実に適正水準に戻していくためのルールということであります。したがって、このルール...全文を見る
○国務大臣(島村宜伸君) 現有の水田面積で米生産を自由にやっていただいたらどうなるか。推計では千四百万トンということで、今、日本の需要の一千万トンをはるかに超えるわけでございますし、もしそういうことになりますと、現状からは想像もできないような米市場の現実を生むようになるだろうと思...全文を見る
○国務大臣(島村宜伸君) 私が短いということですから短くやりますが、ただ、いかがでしょうか、もしこれで生産調整が全く行われていなかったらどういう結果を生じたか、ここをお考えいただければ御理解がいただけるんじゃないかと思います。
○国務大臣(島村宜伸君) 沖縄農業の特殊性、実は私も就任して改めてそれを思い知ったわけでございますが、例えば就任早々にサトウキビの価格の問題が起きました。国際比較では七対一で、とても比較になりません。しかし、我々も時期になると天気予報で毎日のように見るわけでありますが、台風の常襲...全文を見る
12月10日第141回国会 参議院 農林水産委員会 第5号
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○国務大臣(島村宜伸君) 農水産業協同組合貯金保険法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  農水産業協同組合貯金保険制度は、信用事業を行う農協、漁協等の組合の貯金者の保護を図るため、これらの組合が貯金の払い戻しを停止した場合に必...全文を見る
12月11日第141回国会 参議院 農林水産委員会 第6号
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○国務大臣(島村宜伸君) 農産物価格につきましては、自然条件等、人為的に対応しにくい面も含めて乱高下しやすいという特性を持っておりますから、単に市場動向のみにゆだねた場合にはいろいろな予測し得ない動向が出てまいります。そういう意味で、米を初めとして、価格の維持その他につきましては...全文を見る
○国務大臣(島村宜伸君) 実は、この話はたった今伺ったばかりでござしまして、私はよく承知いたしておりません。そこで、熊澤経済局長から御答弁いたさせます。
○国務大臣(島村宜伸君) 私がこの文書をつくる、あるいは送付するについて事前の相談を受けたり、私の方から依頼をしたり指示をしたり、そういう事実があれば当然のことにこれは私がお答えすべきだと思いますが、たった今この文書を拝見した、こういう動きがあることも実は初めて知りました。これは...全文を見る
○国務大臣(島村宜伸君) 二〇〇一年の金融ビッグバンに向けまして、農漁協系統におきましても他の金融機関との競争がますます激化されることは容易に想像されるところでございます。そのために経営環境が厳しくなり、結果においていろいろな問題を起こしてもいけません。そのため、農漁協系統につき...全文を見る
○国務大臣(島村宜伸君) お答えいたします。  農協系統金融機関につきましても、銀行等のいわば金融機関と同様、我が国金融システムの一翼を担っているわけであります。その貯金者の保護に万全を期することが必要だというまずその基本に立って、今回同時にこの法案の御審議を願っているわけであ...全文を見る
12月16日第141回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
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○国務大臣(島村宜伸君) お答えいたします。  我が国は欧米先進国と異なりまして国土資源に制約がございます。そのような中で、食生活が近年大きく変化してきているということが一つの大きな理由であります。すなわち、所得水準の向上に伴いまして、主食である米の消費が減少する一方で畜産物や...全文を見る
○国務大臣(島村宜伸君) 先生御高承のとおり、我が国は二次にわたる石油ショックで大変な思いをいたしました。ただ、二回目の石油ショックの際には、一回目に比べると比較にならないくらい国内は平穏であったわけであります。これは、一回目の石油ショックの経験を生かして備蓄を進め、かつその他の...全文を見る
○国務大臣(島村宜伸君) お答えいたします。  国有林野事業につきましては、昭和三十九年に木材輸入の完全自由化以後、外材とのいわば競争にはとても対抗できませんで、木材輸入が年々増加の傾向にあり、かつ木材価格が低迷しておるところであります。戦中、高度成長期に旺盛な木材需要にこたえ...全文を見る
○国務大臣(島村宜伸君) お答えいたします。  干拓事業にいたしましてもその他の事業にいたしましても、すべて農林水産省の独自に判断をしていることではありませんで、地方自治体ともいろいろ検討をし、十分に話し合い、長年の要請を受けてその中から選択をし、事業計画をつくり、そして実施を...全文を見る
○国務大臣(島村宜伸君) 御指摘のとおり、先般、総理より公共事業の効率的な執行と透明性の確保を図る観点から、公共事業全体について再評価システムを導入すべき旨の御指示をいただいたところでございます。  この御指示に基づきまして、農林水産省といたしましても、干拓を含む農業農村整備事...全文を見る
12月17日第141回国会 参議院 決算委員会 閉会後第2号
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○国務大臣(島村宜伸君) ただいま御決議のありました国有林野事業につきましては、今後、御決議の趣旨を踏まえ、抜本的改革の実現に努力してまいる所存であります。