清水嘉与子

しみずかよこ



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清水嘉与子の1994年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月24日第129回国会 参議院 厚生委員会 第2号
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○清水嘉与子君 東京に住んでおりますと、お水といいますと水道水のことでありますし、その水道水の味が水というものの味だというふうに思っているわけでありますけれども、地方に出かけますとその水道水の水が違うというふうに感ずることがございます。  ありがたいことに、先ほどの局長の御答弁...全文を見る
○清水嘉与子君 今回は、水道水質基準のほかに監視項目それから快適水質項目というものをつくっていらっしゃるわけですけれども、それはどのような目的でつくったことなのでしょうか。  また、その化学物質につきましては、水道水質基準としたものとそれから監視項目としたものがあるようでござい...全文を見る
○清水嘉与子君 この新しい水道水質基準の中にトリハロメタンがあるわけですけれども、このトリハロメタンというのは水道原水の中の有機物質と浄水場で注入します塩素が反応してできるものだというふうに伺っておりますけれども、この法案とトリハロメタンの関係につきまして厚生省に再度お尋ねしたい...全文を見る
○清水嘉与子君 本法案とは別に環境庁がトリハロメタン対策の特別措置法を提案しているわけでございますけれども、この特別措置法では、規制だけではなくて事業についてもその計画に含めるというふうになっているわけです。  環境庁にお伺いしますけれども、事業促進に関しては本法がありますにも...全文を見る
○清水嘉与子君 今御説明も伺いましたし、事前にも環境庁と厚生省のペーパーを読ませていただいたんですけれども、なぜこうして独立した法律にならなきゃいけないのか、一緒になってもいいんじゃないかという疑問がどうも解けません。しかし、そうはいいましても、両省におきまして両方の守備範囲とい...全文を見る
○清水嘉与子君 しつこいようで恐縮なんですけれども、水質汚濁防止法では、そのもの自身が必ずしも有害でないような、例えば大腸菌でありますとか、そもそも有害でないBODまで厳しく規制しているわけですね。発がん性物質のトリハロメタンそのものが直接人に害を及ぼすのではないということでござ...全文を見る
○清水嘉与子君 環境庁、ありがとうございました。  それでは厚生省にお尋ねいたしますけれども、トリハロメタンは昔から水道水に、こういう消毒の仕方をやってきたわけですから昔から入っていたわけですね。そしてまた、かなり以前からトリハロメタンの発がん性については指摘されてきたというふ...全文を見る
○清水嘉与子君 これで終わりでなくてこれからさらに検討を続けていただきたい、恒常的に検討を続けていっていただきたいというふうに思うわけですけれども、これについては厚生省いかがですか。
○清水嘉与子君 平成六年からそれの予算が準備されているわけでございますね。ありがとうございます。とりあえず今後の検討に期待することにいたしたいと思います。  次に、少し観点を変えまして外国の問題に触れてみたいと思います。  私ども外国旅行をいたしますと、どこの国でありましても...全文を見る
○清水嘉与子君 各国ともそれぞれ水道の水の安全性につきましてはいろいろ工夫していらっしゃると思うんです。例えばライン川の水はスイス、フランス、ドイツ、オランダと流れていくわけですけれども、一番最後になりますオランダ、最下流ですから水道の水の安全性の確保に相当いろいろ知恵を絞ってや...全文を見る
○清水嘉与子君 今お答えいただきましたように、水道についての努力というのは相当大変なことだと思いますが、それの前に水源の水質確保ということがまず大事ではないかと思うわけです。  その面で、ヨーロッパでは水質、水道水の水源の保全のためにいろいろこれも手段を講じているというふうに伺...全文を見る
○清水嘉与子君 今幾つかのお話を伺いましたけれども、そういうヨーロッパの国々の水道水源保全対策に比べますと、我が国では安全で良質な水道水を供給するための施策というものに高いプライオリティーが与えられているのだろうかというふうに疑問に思うわけです。  そこで、本法案では土地の買い...全文を見る
○清水嘉与子君 次に、林野庁にお伺いをしたいと思うんですけれども、今ずっとお話を伺っていますと、やはり原水を確保するために相当な規模のもの、例えば井戸を中心としてその周辺の森林を囲い込んで開発を規制するというようなことも必要ではないかというふうに思うんですが、林野庁では例えば森林...全文を見る
○清水嘉与子君 その保安林の指定の実績はどういうふうになっているでしょうか。特に、水道事業者の要請によりまして保安林を指定する仕組みになっているというふうに思うのですけれども、水源涵養保安林の指定状況等につきましてちょっと教えていただきたいと思います。
○清水嘉与子君 先ほどの保安林と指定されたところに開発は許可制度になっているということでなかなか開発されるようなことはないという御趣旨のお話があったわけでありますけれども、保安林というのは水道原水の水質保全のために指定したわけですから、一度指定しましたならば指定したもととなりまし...全文を見る
○清水嘉与子君 私は今森林の保全の例を取り上げて伺ってまいったわけでありますけれども、特にヨーロッパの諸国に比べてみますとどうもまだ飲み水の水質を守るという重要性の認識がちょっと薄いんじゃないかという感じがしてなりません。  そこで、ちょうどこういう法案が出されている機会に、で...全文を見る
○清水嘉与子君 私も外務省から少しデータをちょうだいしたんですが、ちょっと数字が合わないのですが、全体的に見て環境関係のODAがかなりふえて、特に九二年には国連の環境開発会議がございましたから急にふえているわけですが、その中でもかなり上下水道の援助が多くなっているわけですね。 ...全文を見る
○清水嘉与子君 特に私は、こういう仕事の中身を見ますと、一人一人の技術者の努力、専門家の派遣、こういった事業が非常に有効ではないかというふうに思うわけですね。今局長も言われましたけれども、これはこの分野だけではないと思いますけれども、この分野は今おっしゃるようにほとんど公務員でご...全文を見る
○清水嘉与子君 最後にもう一問お願いしたいんですが、先ほど大島委員も指摘されましたけれども、全国の水道事業者の一万三百九十は簡易水道事業者であるというようなことで、給水人口も平均六百九十人程度、小さな水道事業者ですね。そうしますと、こういうところでもまた大都市の水道でも、同じよう...全文を見る
○清水嘉与子君 最後でございます。大臣にお伺いしたいわけですが、先ほども大臣の開発途上国に対する姿勢等をお伺いしたわけでありますけれども、国内だけでこれが済むわけじゃないということでございます。安全で良質な水道水の供給というのは、現在の世代だけではありません、将来の世代に責任を果...全文を見る
○清水嘉与子君 ありがとうございました。
02月24日第129回国会 参議院 国民生活に関する調査会 第2号
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○清水嘉与子君 自由民主党の清水でございます。  大変貴重なお話をありがとうございました。  二、三御質問をさせていただきたいと思いますけれども、先生の御指摘によりまして、私たちは核家族がどんどんふえてきたというふうに思っておりましたけれども、決してそうじゃないんだ、昔からそ...全文を見る
○清水嘉与子君 ありがとうございました。  この八表のように、これからまた日本では単身の世帯がふえていくと思いますので、家族が三世代のようにいるときには多少家族が面倒を見れるけれども、これから夫婦だけの年寄りだとかそれから単身の世帯の中で老人がふえていく、この欧米の姿になったと...全文を見る
○清水嘉与子君 それじゃ、ちょっと視点を変えまして、今家族の介護力が非常に落ちてきておりまして、そしてどちらかというと、医療・福祉施設を中心にそういうお年寄りを受け取るような仕組みができているわけです。本来でしたら家庭で生活してほしい、したい方々も、やむを得ず病院に入っている あ...全文を見る
○清水嘉与子君 ありがとうございました。本当に御説明していただきたかったところが先生のお話を伺いまして大変参考になりました。  ただ、今のお話ですといわゆる福祉サービスの拠点というような感じがいたしますけれども、実際問題としてこれを支えるためには多少医療面の支えがなければできな...全文を見る
○清水嘉与子君 ありがとうございました。  実際に、サービスを提供する機関としてでなくても、医療の中でも情報が全く伝わっていかないという問題があるわけでして、この状態でどこに入ったらいいのかということが、福祉もそうですが、医療の場面でもわからないことがたくさんございますので、そ...全文を見る
03月29日第129回国会 参議院 厚生委員会 第3号
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○清水嘉与子君 自民党の清水でございます。  私は、専ら児童手当法の一部を改正する法律案につきまして御質問させていただきたいと存じます。  二十一世紀を迎えて、我が国の内政上の最大の課題は高齢化対策であろうというふうに思います。高齢化社会といいますと、高齢者がふえてくるという...全文を見る
○清水嘉与子君 今、大臣から合計特殊出生率のアップの傾向が見られる、推計されているというお話でございましたけれども、これはやはり子供を産みたい、産んでもいいという女性がふえてこなければ、そしてまた今おっしゃるようなエンゼルプラン・プレリュード、こういった施策が進んでこなければ改善...全文を見る
○清水嘉与子君 その児童育成事業の内容についてでございますけれども、少しその概要について御説明いただきたいと思いますし、またそれを具体的にどんな形で進めようとしていらっしゃるのか、お伺いしたいと思います。
○清水嘉与子君 今お話を伺いまして、この児童育成事業を拡大することはまことに結構なことだというふうに思いますけれども、この事業はサラリーマンの子供以外の子供、例えば自営業者の子供等も当然対象になるというふうに思いますが、それでよろしいでしょうか。
○清水嘉与子君 そうすると、一般の家庭にいる自営業者の子供たちは余り対象にしないというふうなことですか。
○清水嘉与子君 私は、この児童手当の給付を受ける子供のこれからの数からいいましても、現行法の考え方だけでいきますと事業主の拠出金率というのは当然下がっていくはずだというふうに思うんです。  ところが、今回はこの率を下げることをせずに新たにこういう事業を拡充するということで、その...全文を見る
○清水嘉与子君 ありがとうございました。ぜひ、そういう方向で差別をすることなく進めていただきたいというふうに思っているわけでございます。  ただ、今はとにかく一般事業主の拠出金で賄うということになるわけですが、いろいろ伺っておりますと、大変内容の濃い事業が行われるわけでございま...全文を見る
○清水嘉与子君 この児童手当制度というのはヨーロッパの先進諸国におきましてもかなりもう定着している制度でございまして、金額におきましてもまた給付の期間におきましても、我が国の制度に比べますとかなり充実しているというふうに理解をしております。  我が国は、平成三年の改正で第一子か...全文を見る
○清水嘉与子君 厚生省が子供の問題についてこれだけ一生懸命やろうとしていらっしゃるわけですので、やっぱり重要な施策だというふうに思いますので、ぜひ今後とも充実を図っていただきたいというふうに思うところでございます。  次に、保育所の問題に移りたいと思いますけれども、今全国のいわ...全文を見る
○清水嘉与子君 次に、この児童育成事業は無認可保育所も対象にするということでございまして、今回の改正によりまして看護婦の子供のための育児保育所が児童手当勘定に移るということで、内容的には今までよりもっと充実するというふうなお話も伺っておりまして、大変これはありがたいことだというふ...全文を見る
○清水嘉与子君 かつて私は、厚生省で院内保育所ができるときの行政を担当していたわけでございまして、今お話を伺っておりまして、随分さま変わりしたなというふうに驚いているわけでございます。  本来は、子供の健全な育成という観点からやはり整備された認可保育所で子供は保育されるものだと...全文を見る
○清水嘉与子君 今、局長も言われましたけれども、本来やはり認可保育所の中でサービスの多様化を図っていくのが必要だというふうなことでございます。  その点についてお伺いしたいわけですけれども、サービスの多様化といいましても、具体的には例えば保育時間の延長の問題でありますとか、ある...全文を見る
○清水嘉与子君 予算では随分配慮してくださっているようでありますけれども、実際にこの実施状況を拝見いたしますと、なかなかそのニードに合ったような形では進んでいっていないのではないかという感じがするんです。  特に、延長保育、乳児保育あるいは障害児の保育などを拝見いたしますと、公...全文を見る
○清水嘉与子君 私は、サービスの多様化が図れないというのは、やはり今の市町村長さんに措置権限を与えている措置制度の限界があるんじゃないだろうかというような気がしてならないんです。保母さんたちのお話を聞きますと、いろんなことをやってみたい、しかしやはり市町村長の考え方によっては自主...全文を見る
○清水嘉与子君 ぜひよろしくお願い申し上げたいと思います。  次に、母子保健対策の問題につきまして二、三お伺いをしたいというふうに思います。  子供の数も減ってまいりました。核家族化が進み、そしてまた地域での隣組感覚なんというのも本当になくなりました。そういうことで、出産とか...全文を見る
○清水嘉与子君 今御指摘のように、これまでの母子保健の対人サービスというのは、保健所あるいは市町村の保健婦あるいは開業助産婦、こういう方々が担ってきたわけです。今おっしゃるように、母子保健法の一部改正によってこれから直接のサービスが市町村に移っていくということでございまして、かな...全文を見る
○清水嘉与子君 この指導料はやはり県によって違いますので、低いところで九百円、千円というふうに伺っておりますので、もし予算が千五百円でとれているのであれば、せめてそのくらいの水準までいくようにぜひ各県をお調べいただけたらというふうに思います。ぜひよろしくお願いいたします。  そ...全文を見る
○清水嘉与子君 本当にきめ細かい事業をたくさんやっていらっしゃるわけですけれども、なかなか一般に活用する方々がそういう事業をやっているのを知らないということがあるんですね。ぜひその辺のPRもよろしくお願いをしたいと思います。  それからもう一点ですが、ちょっと珍しいというんでし...全文を見る
○清水嘉与子君 今後の国際化を考えてという御説明でございますけれども、国際化を考えたら、むしろ本来そこを利用する外国人のためにも、そこの国がそういうサービスをするというのが必要じゃないかというふうに思うわけです。日本にも外国人がたくさん来ておられて、逆にそういう不安を持っていらっ...全文を見る
○清水嘉与子君 次代を担う子供たちのために本当に役立つすばらしいエンゼルプランを作成し、そして実行していただきますように期待して、私の質問を終わります。  ありがとうございました。
04月13日第129回国会 参議院 国民生活に関する調査会 第6号
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○清水嘉与子君 自民党の清水でございます。  きょうは大変具体的に関心のあるお話を聞かせていただきまして、ありがとうございました。この調査会でもずっと高齢者問題を勉強しているわけですけれども、本日初めてこういった高齢者の被害の問題をお話しいただいたわけでございます。  非常に...全文を見る
○清水嘉与子君 ありがとうございました。  拝見いたしますと、そういうお話はあったけれどもうまい話はそんなないんじゃないかとか、信用できないとか、結構そう、うことをちゃんと理解していらっしゃる方が多くいらっしゃいますので、中にはひっかかる方もあるかもしれませんけれども、かなりな...全文を見る
○清水嘉与子君 これだけ人の生き方が多様化してまいりましたからいろんなニードに対応できる施設があって、そしてサービスの中身がある程度満足したものであればそれもいいのかなというふうに思いますが、今お話を伺いますと、かなりその内容について、サービスについて不適切なものが多いというよう...全文を見る
○清水嘉与子君 このホームの類型なんか拝見いたしましても、例えば終身利用の同一施設内の介護、終身介護をいたします、こういうふうに表示があります。終身介護をすると言われたら最後の最後までここにいていいだろうというふうに普通は考えてしまうというふうに思うんですね。しかし実際問題として...全文を見る
○清水嘉与子君 ありがとうございました。  私もこれからより関心を持って勉強したいと思います。本当にありがとうございました。
05月18日第129回国会 参議院 国民生活に関する調査会公聴会 第1号
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○清水嘉与子君 大変貴重な御意見をありがとうございました。  時間が限られておりますので、村松さんと樗木さんにちょっとお伺いしたいと思います。  今やっと訪問看護の必要性が認められていろいろな施策が進められてまいりましたけれども、村松さんのお話を伺ってみて、まだまだ行政の施策...全文を見る
○清水嘉与子君 ひとり暮らしの人がこれからふえてくるわけですが、家族の支えがなくてひとりで家庭で最期を迎えるということが可能であるのかどうか。
06月03日第129回国会 参議院 国民生活に関する調査会 第9号
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○清水嘉与子君 各省庁のお話を伺っておりまして、平成六年から新しい施策を大分考えてくださっている、あるいは重要な法案を大分提案してくださっていると伺いまして、ちょっと胸が痛くなったところでございます。早く私たちも頑張って皆様方が本当に仕事ができるようにしなきゃいけないなと痛感した...全文を見る
○清水嘉与子君 この福祉ビジョン、私もよく読ませていただいたわけですけれども、全体的には、少子・高齢社会で必要と考えられるサービスを網羅的に全体像を描いてあり、そして、かなり幅広にその問題点を指摘し、改善すべき提言をしているというようなことで、一々うなずける点が多いわけであります...全文を見る
○清水嘉与子君 今御説明伺ったわけですけれども、「いつでもどこでも受けられる介護サービス」というふうに書いてありまして、今おっしゃったように、かなり今のサービスに比べれば頻度が高くサービスが受けられるんだという御説明でございました。  先ほどの阿部審議官の説明でもありましたけれ...全文を見る
○清水嘉与子君 私は、日本のこれからの介護サービスというのは民間の方々、民間のサービスを相当導入してこなければできないのじゃないかというふうに思うんですね。  ただ、そのときにやはり問題になるのは、サービスの質の確保でありますとか、それからそれを使いたい利用者が非常に負担がかか...全文を見る
○清水嘉与子君 今おっしゃいました後半の、社会福祉法人等が市町村の委託を受けてやっているというのは、まさにこのビジョンのサービスの中に入っているというふうに考えてよろしいわけですよね。  それで、私はそれで十分だろうかというふうに申し上げたわけでして、恐らくまたそれ以外にも出て...全文を見る
○清水嘉与子君 大変安心いたしました。ぜひ頑張っていただきたいと思います。  これから在宅看護あるいは介護を充実させるということは大変必要なことですけれども、やはり問題は、どうしてもこの介護費用の負担の問題になります。  今は在宅サービスの量も種類も不十分だということもありま...全文を見る
○清水嘉与子君 最後におっしゃいましたけれども、確かに現金収入はないけれども資産、土地だとか住宅があって、そしてお金がないばかりに生活保護になるというような実態もあるわけでございまして、この問題をこのビジョンでも指摘しておられるわけですが、やはり介護費用に活用するということをもっ...全文を見る
○清水嘉与子君 一つ労働省にお伺いしたいんですけれども、働く人が家族の在宅介護をするために介護休暇の制度が必要だということで、これはまだ随分先になるのかなと思っていましたけれども、かなり法制化の方向に向けて検討が進んできたということを大変うれしく思っておるわけです。  しかし、...全文を見る
○清水嘉与子君 まあそこまでしかお答えできないだろうと思いますけれども、育児休業制度あるいは労働時間短縮、そして今度また介護休暇制度というようなことで、今のこの不景気な状況の中でやはり企業の方々には相当大変なことだろうというふうに思うんですよね。  しかし、それを労働省がどんど...全文を見る
○清水嘉与子君 ちょうど昨日、アメリカ大使館の方がアメリカの訪問看護の状況を見てきたということでお話を伺ったんですが、今、非常にアメリカでは訪問看護が普及してきているというお話でございまして、看護婦も非常に生き生きと働いている。十年前には相当専門家がやっていたような技術がもう素人...全文を見る
06月08日第129回国会 参議院 国民生活に関する調査会 第10号
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○清水嘉与子君 私は、皆さんのお話を伺っていてかなり共通な部分が非常に多く出てきたし、皆さんの認識が、やはり今の現在の日本の状況ではまだまだケアが十分じゃないということを御指摘になったと思うんです。  特に私は、それはそれでいいんですけれども、やはり基本的な考え方の違いというの...全文を見る
06月21日第129回国会 参議院 厚生委員会 第7号
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○清水嘉与子君 戦後の結核、感染症対策あるいは母子保健対策を中心に、我が国の保健所は公衆衛生活動の第一線機関として輝かしい成果を上げてきたわけでございます。しかし、その後の目覚ましい医療供給体制の整備、あるいは医療保険制度の充実によりまして、人々の保健所に対する期待も大きく変わっ...全文を見る
○清水嘉与子君 それでは、また別の角度からでございますが、公衆衛生活動推進のための経費の問題でございます。  国は長い間、保健所職員でありますとかあるいは市町村保健婦の人件費を含めまして、運営費になったりあるいは交付金になったりしたものもございますけれども、補助をしてまいりまし...全文を見る
○清水嘉与子君 それでは次に、都道府県の保健所の所管区域設定に当たりまして、二次医療圏だとかあるいは老人保健福祉圏を参酌して決めるというふうになっておりますけれども、その理由をお伺いしたいわけでございます。  この二次医療圏では、地域によっては広過ぎたりあるいは生活圏に必ずしも...全文を見る
○清水嘉与子君 そういたしますと、その具体的な数はそれからになるのかもしれませんけれども、仮に今の法律で示してあります二次医療圏あるいは老人保健福祉圏を参酌してそのとおりに保健所の数を考えますと、今の保健所は一体幾つぐらいの数になるんでしょうか。
○清水嘉与子君 局長はなかなか御答弁しにくいようでございますけれども、既にいろいろな数が出回っていることも事実でございます。いずれにしてもふえるわけはないのでございまして、縮小と言ったらいいんでしょうか、機能を強化した保健所がふえると言ったらいいんでしょうか。  しかし問題は、...全文を見る
○清水嘉与子君 解雇されることはないのではないかというのは随分心配でございまして、今お話を伺っていますと、新しい保健所に期待する役割がかなり大きくなってくるわけでございまして、むしろこれまで九千人足らずの保健所の保健婦がいろいろやろうと思ってもできなかった対象に、もっと近づいてい...全文を見る
○清水嘉与子君 ぜひ、その辺よろしくお願いをしたいと思います。  そこで、次に市町村の問題なんですが、地域保健法の成功というのはやはり住民と身近なところで働きます市町村の対応がどうできるかということにかかっているんじゃないかというふうに思います。昭和五十三年の国民の健康づくり政...全文を見る
○清水嘉与子君 大変具体的なお話をいただきましてありがとうございました。  厚生省は、この保健婦の平成十一年までの計画につきまして、これは市町村がやることでございますから何らかのガイドラインを示すということを聞いておりますけれども、具体的にはどのようなものになるのでしょうか、お...全文を見る
○清水嘉与子君 ありがとうございます。  具体的にそれを示していただいて、そして市町村で必要な保健婦さんが設置されていくということは大変ありがたいことでございます。しかし、実際に保健婦さんの運営費はなくなりまして一般財源化されたわけでございまして、この一般財源化された保健婦さん...全文を見る
○清水嘉与子君 ぜひよろしくお願いをしたいと思います。  次に、市町村保健センターの整備の問題についてでございます。  昨年の十二月末の整備状況を見ますと、まだ全市町村の三分の一程度に市町村保健センターが整備されているにすぎません。これがどのような形で整備されていくのかという...全文を見る
○清水嘉与子君 最後の質問だったんですけれども、この地域保健法の中に市町村保健センターを位置づけたということで何か今までの市町村保健センターの役割が全く変わってしまって、いろんな人的物的規制を厳しくしたような、ミニ保健所じゃありませんが、そういう形まで考えていらっしゃるのかどうか...全文を見る
○清水嘉与子君 地域保健法の考え方には原則的にだれも反対はできないだろうというふうに思います。ただし、市町村の唯一の保健分野の専門家であります保健婦の設置状況でありますとか活動状況、または市町村保健センターの整備状況などを見ますと、第一線の公衆衛生活動の実施機関としてはまだまこと...全文を見る
○清水嘉与子君 ありがとうございました。
06月22日第129回国会 参議院 厚生委員会 第8号
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○清水嘉与子君 非常に時間が限られておりますので、私は看護の問題に絞って御質問をしたいと思います。  今回の医療保険制度の改正の目玉の一つに、付き添いの廃止ということがあるわけでございますけれども、この付き添いの廃止というのは基準看護をとっていない病院の問題なわけですね。ところ...全文を見る
○清水嘉与子君 非常に類型化が複雑になってしまっている、そしてまたそれに応じて必ずしもサービスの内容と適合していないというような御説明でございますけれども、確かに複雑にはなっておりますが、その基準看護制度があることによって各病院が何とか看護婦を採用しようというようなことで努力して...全文を見る
○清水嘉与子君 今度の改定では、看護婦、准看護婦の要するに有資格グループと、それから補助者といいましょうか、介護者のグループと分けて診療報酬を設定するという考え方ですね。その中で、有資格者の中でも看護婦と准看護婦というのがあって、従来はこの比率がかなり診療報酬に影響があったという...全文を見る
○清水嘉与子君 ぜひその辺についてはよろしくお願いをしたいと思います。そうでありませんと、看護婦を確保しようとせっかく努力している医療機関が評価されないような仕組みになっては困りますので、ぜひお願いをしたいと思います。  それから、一般病院におきましては患者二対一というのが今最...全文を見る
○清水嘉与子君 ぜひよろしくお願いをしたいと思います。  次に、看護と介護の問題でございます。  一般病院におきましては、患者の看護に当たるいわゆる看護チームというのは看護婦、准看護婦あるいは看護補助者という名前を厚生省でも使っておられます。ところが、老人病院になりますと、看...全文を見る
○清水嘉与子君 今のお言葉なのですけれども、やはり看護婦の仕事というのは、法律の言葉じゃありませんが、診療の補助と療養上の世話と。老人病院におきましても、その具体的な日常生活のお世話はすべてやはり看護婦の仕事の範疇に当然入るわけでございます。しかしその中で、当然のことながら看護婦...全文を見る
○清水嘉与子君 これを議論しておりますと余り時間がなくなってしまいますので、現場で余り混乱させないように、ぜひその辺をよろしくお願いしたいというふうに思うのです。  実際に老人病院で看護婦と介護職がどんな業務分担をしているか見ていますと、やはり医療的なものはもちろん看護婦ですが...全文を見る
○清水嘉与子君 これはあくまでも例の看護職員六対一、それから介護者が六対一というふうなことを当てはめて出てくる数と考えてよろしいですか。
○清水嘉与子君 基準看護がとれない病院の中で今村き添いの問題が出ているわけですが、今の数、看護婦が三千人、補助者が六万人という数は何か少しおかしいんじゃないかという感じを持ちます。  それは確かにある程度の看護婦なり准看護婦の数が要るからだろうというふうに思いますが、付き添いを...全文を見る
○清水嘉与子君 ぜひいい結果を期待したいというふうに思います。  そこで労働省に対して、労働省でも直接付き添いの方々の所管をしておられていろんな心配を聞いていらっしゃると思うのですが、新しいこの平成六年度の予算でもいろいろと再就業対策をしているというふうなことをさっき大臣も本会...全文を見る
○清水嘉与子君 新しいことをいろいろ考えてくださっているようですが、いずれにいたしましても、病院の中で働く場所が得られなくなりますれば、当然のことながら地域に出てこなきゃいけないわけです。いろいろと資質の向上等で研修もしていらっしゃるようですけれども、片や厚生省におきましてもヘル...全文を見る
○清水嘉与子君 ぜひ実効性のある形でやっていただきたいと思います。その辺のところについては恐らく医師の判断というのが相当出てくるんだろうと思いますので、よろしくお願いをしたいと思います。  この場合には、診療行為ごとにあるいはやってくる内容によって料金が設定されますでしょうか、...全文を見る
○清水嘉与子君 ありがとうございます。  ぜひそれはお願いしたいというふうに思っていたのですが、老人訪問看護ステーションをやっている経験からいろんな要望が出されてきております。今おっしゃったような重障患者へのサービスの問題でありますとか、あるいは二十四時間、深夜だとか時間外サー...全文を見る
○清水嘉与子君 最近は、在宅でも医療が受けられるというキャッチフレーズでマルチメディア孝利用した在宅医療の構想が話題になってきております。こういったことに対しては医師法との関係とかいろんな問題があると思いますが、もしうまく利用できればこの訪問看護なども相当進むのじゃないかというふ...全文を見る
○清水嘉与子君 よろしくお願いします。ありがとうございました。
10月20日第131回国会 参議院 厚生委員会 第3号
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○清水嘉与子君 先日の大臣の所信の中で、厚生省の重要施策として少子化問題の話、次代を担う子供が健やかに生まれ育つための環境づくりを目指すということが出されました。  そこで、その問題に絡んで一つ御質問させていただきたいと思います。  先月、カイロにおきまして国際人口・開発会議...全文を見る
○清水嘉与子君 余り時間がありませんので、この問題につきましてはもう厚生省は随分いろいろやっていらっしゃるようでございますので、ぜひ実効の上がるような対策を立てていただきたいというふうに思うわけです。  実際、日本で十代の少女がどのような妊娠とか出産を経験して、そして子供が一体...全文を見る
○清水嘉与子君 今、大学、短大への移行が大分早く進んでいるというふうに伺いました。恐らく短大になったところからも大学にしてほしいという声が、今おっしゃるように非常に要請が強いというふうに思います。  厚生省はこれまで、医療関係者の需給の責任を持っているということから、必ずしも大...全文を見る
○清水嘉与子君 そこで今、文部省はどんどん自分のところの附属の養成所を大学なり短大なりに切りかえてきたというお話があったわけですが、一番問題になりますのが厚生省の附属の看護学校等でございます。  看護婦教育に関して見ますと、歴史的にはもう本当に教育をリードし、そして指導者をずっ...全文を見る
○清水嘉与子君 大変力強いお言葉をいただきましてありがとうございました。今、概算要求の段階でございますので、ぜひ実らせていただきたいというふうに思っております。  さて、こういうふうに大学がどんどんふえてまいりますと、私はかねてから文部省にお願いしていたんですけれども、同じ指定...全文を見る
○清水嘉与子君 今までより前に進んだ御答弁なのかどうかちょっとよくわからないんですけれども。  一般の専門学校すべてをそういうふうにしろというのはやっぱり無理があるんじゃないかというふうに思います。しかし、少なくとも医療関係者につきましては、厚生省、文部省が両方で共管している指...全文を見る
10月31日第131回国会 参議院 厚生委員会 第5号
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○清水嘉与子君 ただいまは自民党の一番バッターとして前島委員の方から、今回の年金改正全般についての基本的な枠組みあるいは障害年金についての御質問がございましたので、私は女性の年金権を中心に、また国民年金の未加入の問題について質問をさせていただきたいと存じます。  まず、女性の年...全文を見る
○清水嘉与子君 年金の世界では大変恩恵を受けられている三号被保険者だと思いますけれども、ただ、この該当者になったときに届け出が必要になるというふうになっているわけです。  ところが、この届け出をつい忘れてしまったという人が結構いるというふうに聞いております。この三号被保険者とし...全文を見る
○清水嘉与子君 今回の年金法改正におきましては、三号被保険者につきまして過去の届け出漏れの期間につきまして特例的に届け出ができる措置がとられるというふうに伺っておりまして、大変よかったというふうに思います。  その内容について少し伺いたいわけでございますけれども、これまで届け出...全文を見る
○清水嘉与子君 大変いいお話と思いますけれども、この四十万人の漏れている方々にぜひそれを徹底していただきまして、今回だけの措置だというふうなことでございましたけれども、しかし今のままの仕組みだったら数年後にまた同じようなことになって漏れてしまうということが出てくるんじゃないかと思...全文を見る
○清水嘉与子君 先ほどのお話ですと、この年金番号制度が八年からというお話でございました。今のこの特例が七年からということになりますと、その間にまた抜けてくる人がいないか心配になりますので、ぜひその辺はよろしくお願いをしたいというふうに思います。  それから、今後女性の就労がもっ...全文を見る
○清水嘉与子君 今のデータだけ伺いましても、相当な女性が就労するということでございます。  労働省にお伺いしたいのでございますけれども、今後女性の就労がふえることは間違いないにいたしましても、恐らく就労の形態というのは大分バラエティーに富んだものになるんじゃないかというふうに思...全文を見る
○清水嘉与子君 今お話がありましたように、いわゆる専業主婦でずっと家庭にいるという方よりも何らかの形で社会に出てくる方が多くなるというふうに私も思うわけですが、今お話しのように、しかしパートのような形で働く女性もたくさん出てくる。そうすると、パートの場合は今は二号被保険者になれな...全文を見る
○清水嘉与子君 この年金審議会意見書におきましても、パートタイム労働者の厚生年金への適用について指摘がされておりますけれども、女性の就業形態が本当にこれからいろんな形で多様化してまいります。この問題について厚生省はどんなふうにお考えでしょうか。
○清水嘉与子君 働く女性が夫に先立たれましたときに、これまでですと夫の拠出によります遺族厚生年金、あるいは妻自身の拠出に基づきます老齢厚生年金、いずれかを選ぶというふうになっております。多くの場合は遺族厚生年金の方が多いというようなことがあって、ほとんどの方かどうかわかりませんけ...全文を見る
○清水嘉与子君 何か妥協の産物で本当にこれでいいんだろうかという気がいたしますけれども、今までよりは多少選択の幅が広がっていいのかなと私も妥協せざるを得ないという感じがしております。  今いろいろお話を伺いましたけれども、女性の年金権というものにつきましては、本来、夫の陰に隠れ...全文を見る
○清水嘉与子君 さっき三号被保険者の問題が出て、無収入の人から保険料を取るのはどうかというお話がありましたけれども、平成三年から学生も国民年金への加入が義務づけられたわけで、学生も今、年額一万一千何がしかのお金を払わなきゃいけないということになりました。しかし、学生にとりましては...全文を見る
○清水嘉与子君 人が自分の年金のことを考えるのは一体何歳くらいになってからのことでしょうか。また、いよいよ年金のことを考えるという時期になりましても、本当にわかりにくいのが年金の仕組みでございます。未納者とか未加入者をこのまま放置しておきますと、全く個人の老後の生活が不安定という...全文を見る
○清水嘉与子君 年金番号制度というのがいよいよ実現するというふうなお話でございました。ぜひその機会に、年金スタートの時期には恐らく連絡が行くんでしょうけれども、さらに三十歳、四十歳、五十歳、こういったときに、あなたの年金はこうなっていますというようなことをぜひサービスをよくして注...全文を見る
11月09日第131回国会 参議院 国民生活に関する調査会 第4号
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○清水嘉与子君 きょうは大変ありがとうございました。  具体的な映像を通して、福祉先進国の高齢者の問題、そしてまた日本の問題、かなりいろんな問題を如実に示していただきました。  よく北欧の先進国の話をいたしますと、国の規模でありますとか、それからほとんど公的サービスで、税金で...全文を見る
○清水嘉与子君 ありがとうございました。  これから新ゴールドプランが具体的に実現されていくようになるわけでございましょうけれども、国民の目の前には一体それで自分たちがどのくらい安心できるのかという姿が全くあらわれてこないわけでございますのですので、まだまだ不安が残るのではない...全文を見る
○清水嘉与子君 いろいろ伺いたいことはたくさんあるんですけれども、時間がなくなりましたので二つ質問を続けていたしたいと思います。  一つは、先生のお書きになったものの中に在宅ケアの充実、これはしなければいけないわけですけれども、看護婦の権限の拡大というようなことがちょっと書いて...全文を見る
○清水嘉与子君 ありがとうございました。  私どもの調査会でも先年ヨーロッパの国々を回りまして、かいま見ただけですけれども、福祉の実態を見てまいりました。  私の立場から見てやっぱり違うという感じがいたしましたのは、一人一人が本当に個人として尊厳を守られているといいましょうか...全文を見る
11月18日第131回国会 参議院 国民生活に関する調査会 第5号
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○理事(清水嘉与子君) 以上で堀参考人に対する質疑は終了いたしました。  堀参考人には、お忙しい中、本調査会に御出席をいただきましてまことにありがとうございました。  本日お述べいただきました貴重な御意見は今後の調査の参考にさせていただきます。本調査会を代表いたしまして厚く御...全文を見る