清水嘉与子

しみずかよこ



当選回数回

清水嘉与子の1999年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月03日第145回国会 参議院 予算委員会 第9号
議事録を見る
○清水嘉与子君 おはようございます。自由民主党の清水嘉与子でございます。閣僚の皆様方、連日御苦労さまでございます。どうぞよろしくお願いいたします。  本日私は、初めに経済戦略会議の最終報告について少しお話を伺いたいと思っております。  小渕総理、総理は内閣発足のときに経済再生...全文を見る
○清水嘉与子君 総理から大変並々ならぬ御決意を伺ったわけでございますけれども、これから具体的には各省の検討を待ってできるものからやるというお話でございます。  現実問題、この二百三十四項目を拝見いたしましても、なかなかこれ本当にできるんだろうかと。やる前から疑っちゃいけないんで...全文を見る
○清水嘉与子君 今、企画庁長官からお話をいただきましたけれども、すべてそうだと思いますけれども、なかなか実際に現場でやっておる者にとっては、新しいことにチャレンジするということは難しいことでございまして、どうしても足を引っ張ると言ってはなんですけれども、改革に向かっていけないよう...全文を見る
○清水嘉与子君 大蔵大臣にもこの報告書につきまして少し御意見をちょうだいしたいと思います。よろしくお願いいたします。
○清水嘉与子君 ありがとうございました。  少し時間がなくなりましたもので、厚生大臣にお伺いしたいと思うんですけれども、特に厚生大臣には年金改革についてのコメントをちょうだいしたいと思うんです。  基礎年金部分を、やっと国庫負担を三分の一から二分の一にしようという御提案をなさ...全文を見る
○清水嘉与子君 ありがとうございました。  今、詳しく御説明いただきましたけれども、基礎年金の部分を全額国庫負担にすることに関して割とデメリットだけお話しいただきましたけれども、今、国民皆年金といいながら、実際に加入していない人たちが、お金も払わない、あるいは免除されている人た...全文を見る
○清水嘉与子君 ありがとうございました。  それでは次に、雇用サミットの話で少し労働大臣にお話を伺いたいと思います。  大臣、御苦労さまでございました。大変に短い日程でワシントンに飛んでくだすったわけでございますけれども、今回で五回目ということでございまして、当然各国は大変厳...全文を見る
○清水嘉与子君 ありがとうございました。  今度の会議で、何か、国内産業の保護を目的として自由貿易の推進を抑制しようというような動きがあったというようなこともちょっと漏れ伺いました。開発途上国のように労働基準が守られていない状況のもとでつくられた製品に貿易制限措置を加えよ、こう...全文を見る
○清水嘉与子君 アジア太平洋地域の代表として、そういった御活躍が大変歓迎されるんじゃないかというふうに思います。  今労働基準のことをずっとお話しくださったんですけれども、この過程で私も少し勉強をさせていただきましたが、いわゆる中核的労働基準と言われるものの中に日本でもまだ批准...全文を見る
○清水嘉与子君 この分野、文部省だけでなくて、通産省におきましても起業家精神を有する人材を育成しようというようなことでいろいろやっていらっしゃるというふうに伺っているわけです。そういう発想がやはり教育行政にもリンクしていかなきゃいけないんじゃないかというふうに思いますけれども、通...全文を見る
○清水嘉与子君 現在の雇用状況の認識についてお伺いしたいと思います。  昨日の労働省の発表で一月の完全失業率が四・四%、約三百万近い二百九十八万人に上る完全失業者が出ているという発表でございます。また、解雇によって失業した人がついに百万人を超えたということで、もうこれは大変なこ...全文を見る
○清水嘉与子君 今、積極的な対策を立てていらっしゃることのお話を伺いましたし、また国際的にも、さっき甘利労働大臣がお話しくださいましたように、日本ではもうかなり幅広にいろんなことをやっている、もう外国に学ぶことはないくらいにやっているというお話でございました。確かにお金もこれだけ...全文を見る
○清水嘉与子君 だれでもいいです。早くホームランを打ってほしいというふうに思う次第でございます。  いろいろ考えますと、何といっても新しい雇用の場が出てこなければいけないわけでございまして、通産省の経済構造改革行動計画で、情報通信、環境、医療等の十五の産業分野で二〇一〇年までに...全文を見る
○清水嘉与子君 今挙げられました十五の分野の中で、これから雇用が創出されると期待されているのが医療・福祉関連分野ということになっております。経済効果も非常に大きいんじゃないかということでございます。  そこで、厚生大臣にお伺いしたいわけでございますけれども、とりわけ来年から始ま...全文を見る
○清水嘉与子君 先日、ケアマネジャーの試験というのがあったんですけれども、四万人の募集というか、必要だと思っているところに二十数万人集まってきたというような、こういう関心の深さでございます。  また、実際にヘルパーの研修を受けている人がもう二十九万人もいる。そして看護婦でも、資...全文を見る
○清水嘉与子君 ありがとうございました。
04月22日第145回国会 参議院 国民福祉委員会 第10号
議事録を見る
○清水嘉与子君 既にこの法案につきましては先週同僚議員の方から総括的な質問が随分出されておりますので、なるたけ重ならないように三十分の時間を使わせていただきたいと思っております。  まず初めに、この精神障害者の定義のところでございますけれども、このたびの改正によりまして「中毒性...全文を見る
○清水嘉与子君 この薬物中毒依存症、これは非常に犯罪につながるケースも多いというふうに伺っておりますし、なかなか医療だけでは徹底して治療ができないという問題もあると思いますけれども、やはり専門的に治療をしなきゃいけない問題だというふうに思っております。  ところが、これを拝見い...全文を見る
○清水嘉与子君 ぜひよろしくお願いしたいと思います。  それから、あわせてアルコール中毒・依存症の問題なんですけれども、精神障害者二百十七万と言われているわけですが、いわゆる治療を必要とするアルコール依存症が二百二十万くらいいるんじゃないかというふうに言われております。この中で...全文を見る
○清水嘉与子君 アルコール依存症は特に女性だとか若い人たちがどんどんふえているそうでございますので、ぜひこういったところについても気を配っていただきたいというふうに思います。  次に、精神病院の長期入院の問題なんですが、これはもうこの前の委員会でも随分皆様から御指摘をいただいた...全文を見る
○清水嘉与子君 既に一般の病院の方ではその転換がどんどん進められているわけでございまして、少しゆっくりし過ぎるんじゃないかという感じもいたします。なぜなら、入院している患者さんたちも介護保険に関しては保険料を払うわけです。被保険者になるわけでございまして、やっぱり当然サービスを受...全文を見る
○清水嘉与子君 行政指導で直っているんだったらもうとっくに直っているんだろうと思います。しかし、ずっと長いことこのままで来ているということがやっぱりおかしいんじゃないかというふうに思うんです。確かに、患者さんの方からいえばサービスを受けていないということを訴えることもできない。サ...全文を見る
○清水嘉与子君 ぜひそういう方向でよろしくお願いしたいと思います。  次に、精神障害者の就労・雇用支援の問題でございます。労働省、よろしくお願いします。  精神障害者の中で六〇%以上を占めているのが精神分裂病、かつては本当に治らない病気というふうに私たちも習っておりました。し...全文を見る
○清水嘉与子君 ぜひ研究を進めていただきたいと思います。  最後の質問になると思いますけれども、先日の参考人の意見を伺っておりますと、今度の改正を皆さん前向きに、非常に喜んでいらっしゃるという感じでございます。やはり地域に在宅で生活ができる障害者がふえるということに対しては大変...全文を見る
04月27日第145回国会 参議院 国民福祉委員会 第11号
議事録を見る
○清水嘉与子君 私は、ただいま議題となっております精神保健及び精神障害者福祉に関する法律等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、日本共産党、社会民主党・護憲連合、自由党、参議院の会及び二院クラブ・自由連合を代表いたしまして、修正の動議を提出いたします...全文を見る
05月11日第145回国会 衆議院 法務委員会 第10号
議事録を見る
○清水(嘉)参議院議員 児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  平成六年に批准されました児童の権利に関する条約では、児童はあらゆる形態の性的搾取及び性的虐待から保護されることが定められ...全文を見る
05月12日第145回国会 参議院 共生社会に関する調査会 第4号
議事録を見る
○清水嘉与子君 私は、知り合いにまさにこういう状況になった女性がいまして、結婚するときは恋愛結婚で大変すばらしい男性だと思っていたんですけれども、子供が二人もできているにもかかわらず、いつの間にかこういうことになって婦人相談所に逃げ込んで、そこもいつまでもいられませんから出て、そ...全文を見る
05月17日第145回国会 参議院 決算委員会 第4号
議事録を見る
○清水嘉与子君 厚生省の問題につきまして幾つか御質問申し上げたいと思います。  まず、平成八年度、九年度、会計検査院が、特に社会福祉施設の整備費補助金、これに関しまして検査をしておられるわけですが、特に平成八年度には集中してこの問題を検査しておられます。そして、この検査結果を拝...全文を見る
○清水嘉与子君 会計検査院のお立場から当然のことかと思いますけれども、この会計検査院が不当とした五億二千万円、あるいは彩グループに限っていいと思いますが、三億三千万何がしかのお金、この過大補助金、当然これは返還を求められるものかと思いますけれども、この処理、その後どうなさったのか...全文を見る
○清水嘉与子君 そうしますと、三億三千万円の不当と指摘されたものの中で、今おっしゃるような調査をして三千万円は返してもらった。あとは、これでもういいということになるのでしょうか。  伺うところによりますと、山形県あたりでは県が裁判を起こしているというようなことでございますけれど...全文を見る
○清水嘉与子君 会計検査院の指摘がこれで終わるというのもちょっとおかしな話だと思いますけれども、検査院の指摘のように、法人の理事長が経営する会社と工事契約を結び、そしてその会社が全く仕事をしないでいわゆる丸投げをして三億三千万というもうけをつくった、こういうことに関して、法的には...全文を見る
○清水嘉与子君 厚生省もこういった彩福祉グループの事件を踏まえて、特別養護老人ホームの施設整備費の不正受給を防ぐための措置をその後講じたというふうに伺っております。ポイントだけ教えていただきたいと思います。
○清水嘉与子君 彩福祉グループの事件というのは、特に行政官もかかわった特異な事件だというふうには言えると思いますけれども、当時の検査院の指摘の中にも彩グループ以外の福祉施設も指摘されておりますし、また厚生省がことしの厚生省自己点検の日にまとめられた報告書の進捗状況によりましても、...全文を見る
○清水嘉与子君 ぜひよろしくお願いいたします。  ところで、彩福祉グループの社会福祉事業、これは今どんなふうになっているのかお教えいただきたいと思います。
○清水嘉与子君 いずれもほぼ順調に運営されているという御報告でございますけれども、今御指摘ございましたように、埼玉県の一つの施設を看護協会が譲り受けてやっているわけで、そこの会長にもお話を伺ったんですけれども、いわゆる事業団から融資を受けた二億数千万の返還、これを看護協会が引き受...全文を見る
○清水嘉与子君 大臣が大分踏み込んでお話しくださいましたけれども、全体的に見ると需要よりも供給がだんだん過剰になってきつつあるというお話でございまして、そういう中からこの准看の問題、准看をそろそろ看護婦と教育を一緒にしたらいいんじゃないかという方向が平成八年十二月に出てきた、こう...全文を見る
○清水嘉与子君 内容はわかりましたけれども、この移行措置というのは准看の養成の停止、これを前提として考えておられるんでしょうか。その点についてお願いします。
○清水嘉与子君 そこで、この辺がはっきりしないところが問題だと思うんですが、十年の准看護婦業務経験、五年間、一体予定される対象者というのはどのくらいいるんでしょうか。そして、現に働いていない家庭にいる准看護婦、これも対象にしているんでしょうか、どうでしょうか、お伺いします。
○清水嘉与子君 そうすると、今の十一万七千人というのは、あくまでもこれは就業している准看護婦を土台にして計算した数なんです。ですから、当然のことながら、家庭にいる人でチャンスが開けたらやりたいという人ももっとふえてくる可能性はあるんじゃないかと思うんです。  それで、私がちょっ...全文を見る
○清水嘉与子君 そうおっしゃいますけれども、今私が指摘しましたように、もっと長い経験の人たちが学校に行けなかった、この人たちを救うべき措置ではないのかという問題が一点。それから、これだけたくさんの対象の人がいるにもかかわらず五年間だけで切って本当に意味があるのかという問題が残され...全文を見る
○清水嘉与子君 移行措置、九百三十時間の中で約七〇%は放送大学にお願いする、理論教育だと、こういうことでございます。  しかし、十科目二十二単位ですか、こういう理論教育を担当するわけですけれども、実際、放送開始までに、教科ごとの担当教授の決定でありますとか教科内容の確定、あるい...全文を見る
○清水嘉与子君 二年でも随分特急な方だと思います。  この準備、今予算が全くとられていないんだと思いますけれども、実際準備までに、あるいは運営にかかる経費というのはどうなるんでしょうか。これは文部省がおとりになるんでしょうかということと、それから学生が実際に受講するのにどのくら...全文を見る
○清水嘉与子君 概略ということでございますけれども、かなりな経費がかかる。そして、受講する学生自身もお金が相当かかる、準備しなきゃできないということでございます。この辺についてまたぜひ御検討もいただきたいというふうに思います。  それからもう一つ、技術学習の移行教育所というのが...全文を見る
○清水嘉与子君 そもそもこの移行措置を開始するというのは、経験の長い人で、そしてその人たちが就業しながら自宅で資格が取れるんだということで始まったと思うんです。  ところが、移行教育所、また学校をつくり、学校に行かなきゃいけない、しかも二百七十時間。しかも、学校で技術学習をする...全文を見る
05月18日第145回国会 参議院 総務委員会 第9号
議事録を見る
○清水嘉与子君 おはようございます。  私は、政府提案の男女共同参画社会基本法を中心に質疑をしたいと思います。  今日、こうして私にもこの法案の審議に参加する機会をいただきまして、政府関係の皆様方、そして我が党理事の皆さんにも感謝を申し上げるところでございます。  選挙のた...全文を見る
○清水嘉与子君 一九七九年第三十四回国連総会におきまして採択された女子差別撤廃条約、我が国では一九八〇年に同条約を署名したわけですけれども、実際に批准できたのが一九八五年にずれ込んだわけでございます。  この条約批准に向けて、我が国では何点かの条件の整備をしたというふうに伺って...全文を見る
○清水嘉与子君 政府が非常に積極的に取り組んできたとおっしゃるわけでございますけれども、しかしその取り組みにもかかわらず、例えば意思決定レベルへの男女共同参画というのは、国際的な水準から見るととてもおくれているというふうに聞いているわけでございます。各国の比較におきまして我が国の...全文を見る
○清水嘉与子君 さきの統一地方選挙におきましても、大分女性の進出は進んだようではありますけれども、しかしまだ立ちおくれている状況にあるということだと思います。  本法案におきまして、第五条において、「政策等の立案及び決定への共同参画」、これを基本理念として掲げているというふうに...全文を見る
○清水嘉与子君 今おっしゃいましたように、二〇〇〇年プランの中でできるだけ早い時期に二〇%、女性の委員にしたいということでございましたけれども、昨年九月の様子では一八・三%、かなり近づいてきたとはいえまだまだではないか。  中央省庁の再編が行われます。そのときにも、これから審議...全文を見る
○清水嘉与子君 ぜひよろしくお願いを申し上げたいと思います。  また一方、今のような女性の方が少し出おくれているというような分野もございますけれども、そこだけでなくて男性の参画がおくれている分野というのもやっぱり問題じゃないかというふうに私は思っているわけでございます。  取...全文を見る
○清水嘉与子君 そんなところかなという感じもいたします。  この法案の審議に際しまして、官房長官が御自分の体験から、昔の男性の方がいろんな育児等にも参加していたんじゃないかと言われたということが新聞に載っております。意外なことに、昔の方が女性の労働力率も高かった。専業主婦化が進...全文を見る
○清水嘉与子君 男性の参画がおくれている分野ということでは、私が今まで取り組んできました看護の分野というのはまさにそういう分野でございます。どちらかというと医師が男性で看護婦が女性、こういう構図が看護の分野の近代化をおくらせてきたという点は否めないというふうに思います。しかし、こ...全文を見る
○清水嘉与子君 今のお話でございますが、実際に苦情処理等の問題をこの法案の体系の中に明確に位置づけたことを大変評価するわけでございますけれども、苦情処理のための必要な措置、被害者救済のための措置など具体的にはどのように対応していくのか、もう少し具体的に教えていただきたいと思います...全文を見る
○清水嘉与子君 この四月から、保育に従事する保母さんという名前にかえて、男女共通の保育士という名称がつくられたわけでございます。このきっかけになったのが、総務庁が行っております行政相談に、男子の保育従事者から何とか変えてほしいという声があって、そしてそれが実現したというふうに聞い...全文を見る
○清水嘉与子君 ありがとうございました。  終わります。
06月28日第145回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第5号
議事録を見る
○清水嘉与子君 自由民主党の清水嘉与子でございます。  明治維新、戦後の改革に続く大改革と言われます今期の改正法案の審議に、短い時間でありましても参加できますこと、大変幸せに思っているところでございます。  まず、総理にお伺いしたいと思います。  小渕総理、現下の厳しい雇用...全文を見る
○清水嘉与子君 それでは次に、国家公務員の定員削減の問題、太田総務庁長官にお伺いしたいと思います。  この問題は随分衆議院におきましても審議されておりまして、いろいろ大臣の御答弁も読ませていただきました。そこで、ちょっと確認させていただきたいんですけれども、政府が四月に発表され...全文を見る
○清水嘉与子君 これまでも非常に厳しい削減計画があったせいだと思います。現在の省庁の機構、これもスクラップ・アンド・ビルドの原則で貫かれた結果だと思います。こう見てみますと、かなり省庁別の局だとか課の人員配置に差がございますよね。  例えば、私が調べた範囲で、間違っているかもし...全文を見る
○清水嘉与子君 ありがとうございます。  いずれにいたしましても大変厳しい状況のようでございますけれども、公務員が本当に生き生きと働けるようにするために公務員の制度の問題がまたあろうかと思います。  先週、人事院が公表されました国家公務員の白書、年次報告書によりますと、現に公...全文を見る
○清水嘉与子君 人事院はそうした試験をし、そして人材登用のいろいろな基本的な考え方を進めるわけですけれども、具体的にそれを採用し、そして成長させていくのは各省でもありますし、総務庁のお考え方が非常に大きいと思いますが、総務庁長官のお話も伺いたいと思います。
○清水嘉与子君 今までのようにⅠ種の試験を受けた人たちが特別なルートでさっと行くというような形から、またいろんな方々に、Ⅱ種、Ⅲ種の試験を受けた方にも門戸が開かれると。ぜひ女性にも目を開いていただきたいというふうに思います。  また、例えば研究者とか医者とか看護婦など、こういっ...全文を見る
○清水嘉与子君 かつて医療とか看護の内容も国立病院といいますと日本の上位ランクにあったというふうに思います。しかし、戦後の新しい今の状況になりますと、他の施設から大分差をつけられているというのが本当のところ、正直なところなんです。  統廃合によりましてセンターができて充実する、...全文を見る
○清水嘉与子君 国立医療機関というのは非常に希望者も多いですし、優秀な人材が集まっていることも事実だと思います。  しかし、力の発揮できる環境にないという不満を持っている職員が今おっしゃったようなメリットを本当に生かせるようにするために、何といっても運営費の交付金の額にもかかわ...全文を見る
○清水嘉与子君 ありがとうございました。
07月07日第145回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第10号
議事録を見る
○清水嘉与子君 おはようございます。  締めくくり総括質疑に当たりまして、私は、これまでの論議を踏まえ、さらに前回伺えなかった部分につきまして、中央省庁改革法案を中心に若干の御質問をさせていただきたいと存じます。  これまでの行政システムというのは、限られた資源を中央に集中し...全文を見る
○清水嘉与子君 ありがとうございました。  次に、これは経企庁長官にお願いしたいんですけれども、一昨日、経済審議会から総理に対して「経済社会のあるべき姿と経済新生の政策方針」が答申されたということでございます。  総理からの御諮問というのは、「二十一世紀初頭の我が国経済社会の...全文を見る
○清水嘉与子君 大変多角的にいろんな御指摘がちょうだいできております。  さっと私も拝見したところでございますけれども、今、長官が最初に言われた自由を正義の一つにしてとらえるんだということ、そしてそれだけではなくて、自己責任を基調とした多様な知恵の社会である、そして個人個人が夢...全文を見る
○清水嘉与子君 ありがとうございました。  経済審議会のお出しになりました政策方針について少し的を絞ってしばらくお話を伺いたいんですけれども、いろんな御提言がございましたけれども、特に、私は今回は、少子問題、人口減少社会への備えということで、この辺に絞ってお話を伺いたいと思うん...全文を見る
○清水嘉与子君 ありがとうございました。  総理は、殊のほかこの少子化問題に強い御関心、そして大変憂慮されているということで、もう内閣全体でこの少子化対策に取り組んでおられるというふうに伺っております。今、どのような検討を具体的に進めていらっしゃるのか、その辺について総理、よろ...全文を見る
○清水嘉与子君 大変ありがとうございました。  ところで、今、総理がおっしゃいました関係閣僚会議、これが十八の省庁の大臣が御出席というふうに伺っております。そこでいろいろ御討議されていらっしゃると思いますけれども、特に関係の深い厚生省、文部省、労働省、建設省それぞれの大臣から、...全文を見る
○清水嘉与子君 ありがとうございました。  子育ての問題につきましては、既にエンゼルプランがつくられておりまして、計画的に進められているわけでございますけれども、エンゼルプランというのは率直に申し上げて各省の施策がただ並んでいるだけだという感じがしておりました。今、大臣たちのお...全文を見る
○清水嘉与子君 新しいところでは厚生労働省が担うということでございますけれども、今の関係閣僚会議におきましても十八省庁の大臣が加わるというくらいにこの問題は非常に横断的に大きな問題でございます。厚生省の取り仕切りで、例えば私たちが非常に問題にしております幼稚園と保育所の問題、この...全文を見る
○清水嘉与子君 ぜひよろしくお願いを申し上げたいと思います。  ところで、中央省庁の再編が行われましても、実際にそこでどんな仕事が行われるか、仕事の中身が本当に変わっていくのかどうかということが一番の問題だと思うわけでございます。そして、それを本当に変えられるのは働く人々の意識...全文を見る
○清水嘉与子君 明るい職場にしていただきますように、そして女性も本当に働き続けられる職場にぜひしていただきたいというふうに思う次第でございます。  ところで、この中央省庁改革法によりまして経済審議会は廃止されるというふうに伺っております。そして、その任務は経済財政諮問会議の任務...全文を見る
○清水嘉与子君 ありがとうございます。  まだいろいろな質問を用意しましたけれども、時間も少なくなってまいりました。あと一問だけ私の方からお願いしたいと思います。  実は政府委員制度の廃止の問題と決算審査の関係なんでございます。参議院が決算を重視するということで、私どもいろい...全文を見る
○清水嘉与子君 少し時間が早うございますけれども、これで終わります。  どうもありがとうございました。(拍手)
○清水嘉与子君 自由民主党の清水嘉与子と申します。  きょうは、四人の公述人の皆様方、本当にお忙しいところ私どものためにお出ましいただきまして、ありがとうございました。  大変参考になる御意見を、またそれぞれ違った立場からお話をちょうだいいたしまして、大変参考になったところで...全文を見る
○清水嘉与子君 それから、何度も指摘されているところが、いわゆる縦割り行政の弊害を何とかなくさなきゃいけないんじゃないかという御指摘でございます。  これは、確かに例えば厚生省と労働省が一緒になれば、厚生省と労働省で今までなかなか進まなかった、例えば障害者の問題なんかまさにそう...全文を見る
○清水嘉与子君 もう一点お伺いしたいんですけれども、今回の改正の中で政策評価の関係でございます。  これは新たに、今までなかったのもおかしな話なんですけれども、ほとんど十分な評価がされていないで行われてきたことについて、今回きちんとというか、こういう政策評価の制度をつくったとい...全文を見る
○清水嘉与子君 ありがとうございます。  次に、加藤先生にぜひお願いしたいと思います。  先生がおっしゃいましたように、組織を変え、行政組織を再編してもそれだけではだめなんだ、実際にはその仕事の中身をどうするかが問題なんだというようなことが大変重く響きました。具体的にそれをす...全文を見る
○清水嘉与子君 ありがとうございます。  まだいろいろとお伺いしたいんですけれども、時間もなくなりまして、済みません、藤原先生にお願いしたいと思います。  藤原公述人のおっしゃいました環境省の問題、そして森林の関係が環境省に入らなかったことについてのいろいろ問題を御指摘いただ...全文を見る
○清水嘉与子君 ありがとうございます。  遠山公述人に最後に、本当に短い時間になってしまいました。  私も前に厚生省におりまして、看護行政をやっていた関係でこの問題に一番関心があるんですけれども、国会でも取り上げて、独立行政法人化になったときに、本当に働いている方々が意欲を持...全文を見る
○清水嘉与子君 ありがとうございました。終わります。
07月27日第145回国会 参議院 国民福祉委員会 第13号
議事録を見る
○清水嘉与子君 おはようございます。  私は、先般この委員会で御報告いただきました臓器移植の問題について若干お伺いしたいと思います。  平成九年十月に臓器移植法が施行されましてから一年四カ月たったことしの二月に第一例が、そしてまた引き続き今日まで四例の脳死下での臓器移植が行わ...全文を見る
○清水嘉与子君 今御指摘の中にもございましたけれども、臓器提供施設について少しお伺いしたいんです。  このいただきましたデータを拝見いたしましても、臓器移植を希望する人に対しまして提供される臓器が非常に少ないという実態でございます。最近では生体からの腎臓あるいは肝臓の移植が行わ...全文を見る
○清水嘉与子君 この四つのカテゴリーに分けた三百五十三施設でありますけれども、実際にこの中に入っていても臓器提供施設になるかならぬかというのはそこの施設が決めることであって、厚生省がやれと言ってもそれはできる話じゃないと思いますし、今そうなっても実際問題余り病院自身のメリットはな...全文を見る
○清水嘉与子君 御意見はわかりましたけれども、実際問題、現場の中で随分いろんな動きがあるんじゃないかというふうに思いますし、そういう能力を生かそうという病院ができているとすれば、ぜひその辺の実態も聞いていただいて、本当にできるのかどうかということを客観的に評価していただいて、道も...全文を見る
○清水嘉与子君 それでは次に、移植医療の経費の問題について少しお伺いしたいと思います。  現在、厚生省からいただいた資料によりますと、腎臓と角膜は移植も摘出も保険が適用される。肝臓については、生体肝移植については摘出も移植もいずれも保険が適用される、脳死肝移植については高度先進...全文を見る
○清水嘉与子君 手術をすることによって、しなかったときのずっと治療をしている費用の問題だとかいろいろ考えてみて、やっぱりここに費用を投ずる、国費を投ずる、あるいは保険料を投ずることのメリットというのはあるんだろうと思いますけれども、その辺、ぜひ国民にわかりやすく表示していただきた...全文を見る
○清水嘉与子君 ぜひまたよろしくお願いしたいと思います。  それから、もう一つは第三者の検証機関の問題です。臓器移植について多くの国民が心配していたことは、一体脳死の判定が本当にきちんと行われるのだろうかとか、それが密室の中で行われちゃうんじゃないだろうかとか、あるいはレシピエ...全文を見る
○清水嘉与子君 ありがとうございました。いろいろと問題があろうかと思いますけれども、ぜひ国民の中にこういった臓器移植の問題が広く浸透していって一般的な医療として行われますように、そういう環境を整えていただきたいということをお願いしておきます。  次に、結核の問題についてお伺いし...全文を見る
○清水嘉与子君 結核が、非常に高齢者の発病が多いとか、あるいは多剤耐性結核など厄介な問題を抱えているというのはかなり知られていたわけですけれども、最近問題なのは集団感染のニュースが非常に多いということだと思うんですね。そのことはもちろん緊急事態宣言の中にも入っているわけでございま...全文を見る
○清水嘉与子君 結核による死亡率というのは戦後ずっと飛躍的に減少してきたわけです。しかし、今日、先進諸国と比較するとまだ日本は高いんですね、死亡率が。この機会に結核が大変な感染症であるということを再確認していただく。と同時に、ぜひ厚生省は医学界の英知を集めて、せめて先進国並みに死...全文を見る
08月05日第145回国会 参議院 国民福祉委員会 第14号
議事録を見る
○理事(清水嘉与子君) この際、委員の異動について御報告いたします。  本日、櫻井充さんが委員を辞任され、その補欠として谷林正昭さんが選任されました。     ─────────────
10月26日第145回国会 参議院 決算委員会 閉会後第7号
議事録を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 本年九月二十八日に開催されましたダイオキシン対策関係閣僚会議におきまして、廃棄物の減量化目標が決定されました。先生の御関心の産業廃棄物につきましても、平成二十二年度の最終処分量を現状の半分にするという目標が決められたわけでございます。  政府といたし...全文を見る
11月09日第146回国会 衆議院 環境委員会 第1号
議事録を見る
○清水国務大臣 去る十月五日に国務大臣環境庁長官及び地球環境問題担当を拝命いたしました清水嘉与子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  衆議院環境委員会の御審議に先立ちまして、一言ごあいさつ申し上げるとともに、気候変動枠組み条約の第五回締約国会議の報告を申し述べさせて...全文を見る
11月11日第146回国会 参議院 国土・環境委員会 第1号
議事録を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 去る十月五日に国務大臣環境庁長官及び地球環境問題担当を拝命いたしました清水嘉与子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  参議院国土・環境委員会の御審議に先立ち、当面の主要課題について所信の一端を申し述べるとともに、気候変動枠組み条約の第五回...全文を見る
11月16日第146回国会 衆議院 環境委員会 第2号
議事録を見る
○清水国務大臣 先般、国会のお許しをいただきまして、COP5に出席させていただきました。ちょうど十一月の二日から四日まで閣僚級の会合がございまして、二日はちょっと間に合わなかったものですから、これは山本外務政務次官に出ていただきまして政策演説をしていただきました。私は、三日、四日...全文を見る
○清水国務大臣 先生から大変御理解のあるお言葉をいただきまして、ありがとうございます。  今御指摘のように、COP6、各国の京都議定書の締結の引き金となる合意を確実に得るということが非常に大事なわけでございますけれども、特に京都メカニズム、遵守あるいは吸収源等につきまして、ブエ...全文を見る
○清水国務大臣 今の三番瀬のお話でございますけれども、たまたま幕張で行われておりますモーターショーを視察に行きました少しの時間に三番瀬へ行くチャンスがございました。非常にきれいなところで、もう本当に東京湾で残されたところというふうに伺って、私も楽しみにして行きました。  しかし...全文を見る
○清水国務大臣 先生御指摘でございますけれども、この残された自然環境をできるだけ壊さない、そして、しかもその三番瀬が非常に豊かな生態系であることも、もちろん私も見てきたわけでございますけれども、そういった点で、開発に当たってはそこをできるだけ必要最小限のものにするというようなこと...全文を見る
○清水国務大臣 今のことは一般論として申し上げたわけでございまして、今の三番瀬についてはそういうことではございません。
○清水国務大臣 何度も申し上げますけれども、この件につきまして、今県が具体的に検討をされているところでございますので、その検討の結果をお待ちしたいという態度でございますので、よろしくお願いしたいと思います。
○清水国務大臣 今先生の御指摘でございますけれども、そういったところも含めて、非常に大事なところであるというふうに私は認識しております。  しかし、何度も繰り返して申しわけないのですけれども、今環境庁が県の方に申し上げているような、できるだけ自然環境を壊すことのないような、最小...全文を見る
○清水国務大臣 このヘドロも、実際にどういう形でああいうふうな形になってきたのか、まだわからないところがたくさんあるんじゃないかと思います。そういうことも含めまして、これを一体どういう形で県がお扱いになろうとしていらっしゃるのかということも、実を言うと余りまだ十分存じていないわけ...全文を見る
○清水国務大臣 今先生の御指摘でございますけれども、私もその辺、十分な承知もしておりませんで、多分そういうこともあろうかと思いますし、もう少し県の方の御意見も伺いながら、それを一体どうしたらいいのか。  確かに、問題を市川市が持っていらっしゃることも事実でございます。それをどう...全文を見る
○清水国務大臣 まだお答えをいただいておりません。
○清水国務大臣 千葉県の方で開発の計画があり、そして環境との整合性の問題でいろいろ苦労していらっしゃる。そして、環境庁も、今先生御指摘のような申し入れをしているというようなこともあって、そこでどういう工夫ができるのかということについて大変悩んでいらっしゃるのだろうと思うのですね。...全文を見る
○清水国務大臣 環境庁長官として、当然のことながら、環境をできるだけ壊すことがないよう、そして、今おっしゃったようなことも留意しながらと思いますけれども、やはり今の仕組みの中で環境庁が申し上げていることをお考えいただきながら、今県が準備している、検討しているというところでございま...全文を見る
○清水国務大臣 私は、西村議員を直接存じ上げているものでございませんし、また、日ごろどういう政治姿勢で臨んでいらっしゃるのか全然わからないので、出されました記事でお答えをするしかないことをお許しいただきたいと思うんです。  政務次官というお仕事をされておられた、しかも、その御自...全文を見る
○清水国務大臣 私も、女性議員の一人として、女性侮辱に当たるような発言をされたことに対して、皆がそういう感情を持つということに対しては、十分理解できるところでございます。
○清水国務大臣 森山先生の率直な御意見ではないかというふうに私は受けとめます。
○清水国務大臣 今、森山先生の御発言に対してどうかという御発言でございましたからそういうふうに申し上げましたけれども、先ほど来から申し上げますように、私としても、西村先生の発言について、内容的にも、それからところと場所をわきまえない発言についても非常に不適切だったというふうに申し...全文を見る
○清水国務大臣 特に発言をしておりません。
○清水国務大臣 特段発言する機会もございませんし、そういうチャンスもございませんでしたから特に言っておりませんけれども、ということでよろしいでしょうか。
○清水国務大臣 私も、発言されたことをそこまで、先生がおっしゃったところまで十分承知しておりませんで、それに対して少し怒りが足りないという御発言でございますけれども、国会議員としていろいろな方がいろいろなことをおっしゃる、それは言ってみれば自由じゃないか。しかし、それが本当に適正...全文を見る
○清水国務大臣 私の環境に対する姿勢とかあるいは人権に対する姿勢についても御指摘でございますけれども、私はそれはやはりわきまえているつもりではございます。  ただ、今の個別の問題につきましては、これ以上コメントしたくないという感じでございますけれども、それはやはりみんなが、その...全文を見る
○清水国務大臣 今の御指摘でございますけれども、私の方で出させていただきました意見のとおり、やはり自然をあの状況の中で守りながら、そして十分自然に配慮しながら工事を進めていただく、開発を進めていただくということについて、細かい点について御指摘申し上げたわけでございまして、あそこに...全文を見る
○清水国務大臣 環境庁がこういう事業に対して意見を言うに際しまして、排除すべき点について御指摘申し上げるのは当然のことではございます。  そこで、今申し上げましたような、残された里山の自然環境をできるだけ保全すること、あるいは万博事業等の関連事業との十分な連携を行うというような...全文を見る
○清水国務大臣 今の仕組みでは、私どもが御注意というか御指摘申し上げたところを十分御配慮いただいて、そして計画に盛り込んでいただくという趣旨でございますので、ぜひそういう方向でお願いしたいと思っておりますし、また、先生がおっしゃったような二度、三度返すような仕組みではございません...全文を見る
○清水国務大臣 今御指摘をいただきましたけれども、上がってきた段階で、建設大臣がそれを許認可する、その段階で、環境庁が示したものについてそれがきちんとされているかどうか、そういうことのチェックはできるというふうに考えております。
○清水国務大臣 評価書につきましては、そのとおりでございます。
○清水国務大臣 今私どもがやっているのはアセスの段階でございます。今先生がおっしゃることでございますけれども、それは、繰り返しになりますけれども、許認可をする段階でそのことをきちんとできるというふうに考えております。
○清水国務大臣 環境庁がお示ししている意見というのは建設省も十分御存じでいらっしゃるわけでございまして、確かに仕組みとしては、評価書が来たときにそれを環境庁がさらにチェックするという仕組みにはございませんけれども、実際に認可をいたします段階で、当然のことながら、環境庁にも建設省か...全文を見る
○清水国務大臣 これは環境庁長官の意見として出した内容でございまして、これにつきましては、やはりこちらが出しているわけでございますので、あちらの専門家で十分御検討いただきまして、もしそれが、おそれがある、いろいろ問題が出てきて中断しなければならないという問題が出たときには、そうい...全文を見る
○清水国務大臣 当然のことながら、専門家がたくさん検討しておられるわけですから、その専門家の御意見を徴して、最後には、やはり事業者が決めることではないか、事業をする方が判断することであるというふうに考えております。
○清水国務大臣 これは、何度も繰り返しになって申しわけないのでございますけれども、環境庁の意見、それは当然のことながら、きちんとその委員会の中で評価書の中に盛り込まれてくる内容として御指摘申し上げているわけでございまして、その結果、それをどう具体的に評価するというか、その事業をす...全文を見る
○清水国務大臣 先生御指摘のとおり、今までの経済至上主義の姿から、やはり今おっしゃるような循環型の姿に変えていかなきゃいけない、そして環境と経済活動が共存していって発展できるような姿にしていかなきゃいけないという認識は、私も同様でございます。  これまでのような大量生産、大量消...全文を見る
○清水国務大臣 今、先生具体的にドイツの循環経済廃棄物法を御指摘になったわけでございますけれども、恐らくこれも一つのこれからの非常に大きな参考になるんじゃないかというふうに受けとめております。  ただ、私の理解では、これは廃棄物の処理とリサイクルの対策を一体化して規定している、...全文を見る
○清水国務大臣 今御指摘のことでございますけれども、中央環境審議会の廃棄物部会におきまして、総合的体系的な廃棄物・リサイクル対策の基本的考え方に関するとりまとめ、これをことしの三月に基本的考え方の取りまとめをしたところでございます。  中身については、先生もう御承知のとおりかと...全文を見る
○清水国務大臣 今おっしゃってくださいましたように、具体的に法律が制定され、そしてそれに従って具体的な目標を達成するために、当然おっしゃるようなことが必要ではないかというふうに思っております。  ごみを少なくするために、ダイオキシンのときにも減らすための具体的目標をつくったり、...全文を見る
○清水国務大臣 循環型社会構築のための基本的な法制がどういう形になるのか、まだ具体的になっていないわけでございますけれども、一つの考え方として、今先生がおっしゃっているような大きな法制の中で基本的な法制をつくる、そしてその中で、それぞれがやっているようなものが整合性を持った形で出...全文を見る
○清水国務大臣 御指摘なさいましたように、環境に配慮したことが経済の足を引っ張るんじゃないかという御懸念を持っていらっしゃる方がかなりまだいらっしゃると思います。  しかし、私も決してそうではないというふうに思っております。むしろ、環境のことを考えないで、これから産業ができてい...全文を見る
○清水国務大臣 先生おっしゃるとおりでございまして、具体的に国内で六%減らすということはなかなか至難のわざでございますけれども、これから京都メカニズムの国際的なルールの交渉に入るわけでございます。そうした中で、我が国にふさわしい、我が国ができるような仕組みが当然つくられていくとい...全文を見る
○清水国務大臣 先ほども小林委員に対して申し上げましたけれども、私は西村議員を全然存じ上げないわけでございまして、日ごろどういう政治信条を持っていらっしゃる方か存じ上げません。しかし、その書かれた物、書かれた物もじっくり読んでいるわけじゃないものですから、そこの中でどういう感想を...全文を見る
○清水国務大臣 来年、ちょうど新たな千年紀を迎えまして、また、COP6で重要な決定を行う、重要な節目に当たる年でございます。そういうところで、世界の環境問題がぐっと飛躍することを期待しているわけでございまして、G8の各国はもとより、関係省庁及び地元県、市とも非常に密接な連携を持ち...全文を見る
○清水国務大臣 原子力の問題、これは常に緊張感を持って、安全確保ということを、慎重の上にも慎重にしなきゃいけないという大きな問題であるというふうに認識しております。  したがいまして、今回も、こうした事故が起きたりして、また人々の不安が大きくなったわけでございますけれども、これ...全文を見る
○清水国務大臣 原子力は、確かにそういう意味では慎重にしなきゃいけないという御指摘でございますけれども、温暖化の原因となる二酸化炭素の排出という面から見れば、非常に少ないエネルギーでございます。そして、日本は今その恩恵を受けているわけでございますけれども、おっしゃるように、これだ...全文を見る
○清水国務大臣 今の代償措置で埋め立てるというお話でございますが、この代償措置については、環境への影響の回避でありますとか低減を十分に検討して、どうしても残る影響がある場合には代償措置も検討することというふうなことが、先ほど先生が御指摘なさった審議会の答申にもうたわれているわけで...全文を見る
○清水国務大臣 瀬戸内海の汚染を未然に防止する、そして汚れたものはきれいにするというのは、もう本当に喫緊の課題ではないかというふうに考えます。同じ考えでございます。
○清水国務大臣 いろいろ今具体的な問題があって、これを解決しなければならないという具体的なことがあるわけでございますので、これは一生懸命努力をいたします。
○清水国務大臣 今先生御指摘の、瀬戸内海における新たな環境保全・創造施策のあり方についての答申、今後の環境保全の取り組みに対する基本的考え方として、今先生がおっしゃいましたけれども、規制から創造へということではないのですね。規制を中心とする保全型施策の充実に加え、さらに、失われた...全文を見る
○清水国務大臣 そういうことではございませんで、これはもう代償措置はできるだけしない、つまり壊さない、壊さなくて済むところは絶対壊さない。  しかし、そうはいいましても、実際に壊してしまったところ、自然を開発等で失ってしまったところを回復させる。確かに、十分な技術がまだないわけ...全文を見る
○清水国務大臣 私は一般的なお話を申し上げました。具体的に、今の上関の先生の御指摘の問題につきましては、これから具体的に上がってまいると思いますので、その時点で十分検討したいと思います。
○清水国務大臣 この中海の干拓事業、もう随分長い歴史があるわけでございますけれども、今、事業主体であります農林水産省がいろいろな御意見の中で見直しを始めている、学識者から成ります検討委員会を設けて、事業のあり方についていろいろな検討をされているというふうに伺っております。  そ...全文を見る
○清水国務大臣 環境税を初めといたします経済的手法の導入は、規制的な措置になじまない不特定多数の排出源からの環境負荷を効率よく抑制するということにおいて非常に可能な政策手段であろうと考えております。このため、私も、地球温暖化対策として非常に有効だというふうに認識しておりますし、関...全文を見る
○清水国務大臣 いわゆる環境ホルモンが非常に国民の皆様方に不安を与えているということは事実でございます。  しかし、この環境ホルモンと言われている内分泌攪乱化学物質は、世界的に見ましても、まだ科学的に解明されていないところが非常に多うございます。そしてまた、その試験方法について...全文を見る
11月16日第146回国会 参議院 国土・環境委員会 第2号
議事録を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 大変励ましのお言葉をいただきまして、ありがとうございます。  私も人々の生活の目線からいろいろ仕事をしてまいりましたけれども、この環境庁の仕事は非常に大きな仕事だというふうに思っております。今までも環境の問題に非常に関心を持っておりましたけれども、こ...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 大変御配慮いただきましてCOP5に出かけさせていただきました。  出発する日の午後にやっと御許可をいただきまして出かけましたけれども、十一月二日から四日、ちょうどそこで閣僚級の会議がございました。二日には間に合いませんで、これは外務政務次官が出まして...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) まず、私は我が国がどうこの問題に取り組んでいるのかという御紹介を申し上げたわけでございます。  COP3直後に内閣総理大臣を長といたします地球温暖化対策推進本部を設置いたしまして、一九九八年六月には地球温暖化対策推進大綱を策定し、実施に着手している。...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) とりあえず各国の取り組みについて紹介する時間に私もそういう発言をさせていただいたわけでございますけれども、果たして六%、これはできるのかという先生の御指摘については、確かにいろいろの不安もございます。  しかし、私は温室効果ガスの排出量が一九九七年以...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 日本もこの二〇〇二年、これは何かといえばリオプラス10、十年ということを一つの目標にして何か発効を目指したいという姿勢を明らかにいたしました。COP3の主催国、開催国として、ぜひこの地球温暖化対策のためにこの早期発効が重要であるということで、このことの...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) そのとおりでございます。
○国務大臣(清水嘉与子君) 今、先生御指摘のように、締約国数で五十五カ国以上、そして排出量が先進国で五五%以上を占めなければ発効しないということの中で日本が八・六%になっていますが、そういう量を持っているわけでございます。  具体的に、二〇〇二年までに発効するということになりま...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 私たちは、ぜひCOP6でこの具体的な中身について合意が得られるように努力したいということを考えているわけでございます。来年の十一月十三日でしたか、十三日から二十四日。
○国務大臣(清水嘉与子君) 当然な御指摘だというふうに私も思っております。  しかし、今申し上げましたように、国内の対策をもちろん私たちはメーンにして、中心にしてやりますけれども、さらに先ほど申し上げました京都メカニズムの詳細なルールづくりをCOP6で合意したい、そしてそれを含...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 国内といたしましては、先ほど申しましたような地球温暖化対策の推進に関する法律をつくりまして、それぞれの主体に応じて、国が何ができるのか、都道府県が何ができるのか、企業が何ができるのか、あるいは国民の皆様が何ができるのかというようなことについて進めている...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 先生、細かいことを御存じの上でそういう御指摘、本当に応援をしていただいているというふうに思っておりますけれども、これは環境庁だけでなくて政府挙げて取り組んでいる仕事でございまして、各部門でどういうことができるのかということを全部挙げていただいているわけ...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 大変ありがとうございます。  環境庁も、非常にみんな環境省になるということで熱心に取り組んでおりまして、決して単なる調整官庁じゃなくて、相当なリーダーシップを発揮できるようになっているというふうに思っております。  しかし、このことは、確かに環境庁...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 今、先生がゼロとおっしゃいましたが、二酸化炭素、メタン及び亜酸化窒素の三ガス合計で二・五%減らせるという一応計画になっているわけでございます。  具体的にどうするのかということでございますけれども、これは先ほど先生も御指摘くださいましたけれども、省エ...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 先般の東海村の事故等もございまして、原子力に対する皆さんの不安、不信というのが大きくなってしまったこと、大変残念なことでございます。  原子力は、先ほど申しましたように温暖化のためには二酸化炭素の排出が少ないというエネルギーでございますから、どうして...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 先生御指摘でございますけれども、そこの部分だけでなくて、いろんな点で私たち努力しなければいけない点がたくさん出てきているわけでございます。  COP6、来年国際的な合意も取りつけ、そして国内の準備もし、そして締結に向けての作業をするということについて...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) いずれにいたしましても、そのときにどういう状況になっているかということをフォローしなきゃいけないというふうに言ったらいいんでしょうか、今までの計画が実際どうなっているのかというふうなことが当然出てくると思いますので、そのときに一体日本が批准できる状況に...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) そうでございます。
○国務大臣(清水嘉与子君) 今、先生の御指摘でございますけれども、国内におきましては、政府が決めております地球温暖化対策に対する基本方針でありますとか、推進大綱でありますとか、あるいは推進のための法律でありますとか、そういったものに従ってとにかく着々と準備をしていく、そしてCOP...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) ちょっと重なったようなお答えになるのかもしれませんけれども、一つには京都メカニズムの国際交渉を、合意を得てきちんと国際交渉を進めて、そこの中での問題をきちんとしていく。それから国内的には、先ほど私が申しましたけれども、地球温暖化対策の推進大綱に従いまし...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) いずれにしても、この六%が変わるわけじゃございませんよね。
○国務大臣(清水嘉与子君) ですから、今各般にわたって、みんな今申し上げたようないろんなところで努力しているわけでございますから、非常に早く達成するところもあるかもしれません。そうでないところもあるかもしれませんけれども、そういった状況をぜひ確認してフォローしたいというふうに思っ...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 我が国の環境政策の大綱を定めました環境基本計画におきまして、環境政策の長期的目標といたしまして環境への負荷をできるだけ少なくし、循環を基調とする経済社会システムを実現すること、健全な生態系を維持回復し自然と人間との共生を確保することを掲げるとともに、こ...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 今御指摘のように、国際紛争が一度勃発しますれば、湾岸危機の問題あるいはコソボの問題のように平常時とはもう比較にならないような環境汚染が発生するわけでございます。こういった戦争、国際紛争によって生ずる環境汚染、もう紛争そのものの脅威とともに人々に対する重...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 今御指摘くださいました最適生産、最適消費という考え方は、今後の循環を基調とした持続的に発展することができる社会のために経済のあり方をどのようなものにしていくか、そういうことを象徴的に表現したものというふうに御理解いただきたいと思います。  これは、こ...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 今回初めてということだそうでございます。
○国務大臣(清水嘉与子君) 今御指摘のことは、資源を本当に有効に活用して、そして今申し上げたように、適切な資源を有効に利用できるような形で生産していくというふうなことを意味しております。
○国務大臣(清水嘉与子君) 今、突然の御質問でございまして、確認しておりませんけれども、使っているところがあるんじゃないだろうか。  これはどこの国でしょうか、持続可能な生産量というようなことについての表現は出ているそうでございまして、それで今のお答えになりますでしょうか。
○国務大臣(清水嘉与子君) 具体的な成果を挙げるとすれば、やはりCOP6を来年十一月十三日から二十三日、オランダのハーグで開催するということが決まり、それまでの間に具体的に何をしていくのかということ、日程を決めたわけでございます。それまでに二回の準備会合あるいは各種のワークショッ...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) ただいまの御質問でございますが、先ほど来申し上げておりますように、今の六%削減の中では原子力に相当日本が負うているということは事実でございます。  いろいろ原子力に関しては御議論もございますでしょうけれども、日本の政府としては今の計画の中ではこれを安...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 御説のとおり、自然エネルギー、太陽光、風力等、私もボンに行きましたときに、ボンの会場の前にも大きな風車がございましたけれども、そういった形で具体的に自然エネルギーの開発を進めていくということは非常に大事なことだというふうに認識しております。  やはり...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 自動車の排気、排出ガスは、地球温暖化や大気汚染の主要な原因でございます。その解決のためにこれまでも規制等の措置を講じてまいりましたけれども、やっぱりより効果をあらしめるためには、税制改正によりまして消費者が環境負荷の小さな自動車を選ぶように誘導するとい...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 午後からずっと地球温暖化の問題について、そしてCOP3で約束したマイナス六%が本当にできるのかどうか、今のような体制ではできないんじゃないかというような大変厳しい御指摘がございました。  今のこの自動車の問題も、これはまさに大きな問題でございまして、...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 今、先生の御指摘のように、廃棄物をめぐりましてはさまざまな問題が生じていることはよく存じております。二〇〇一年一月以降に廃棄物行政が環境省に一元化されるわけでございまして、環境省といたしましてはこの廃棄物問題、環境行政の重要な課題として取り組みたいとい...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 実際にこのCOP6へ向けて批准ができるかどうかというお話でございますけれども、ことしの四月に施行されました地球温暖化対策の推進に関する法律、これは京都議定書の締結あるいはその履行の確保に備えた今後の対策の土台となる法律というふうに私も理解しております。...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) ありがとうございます。  このG8の環境大臣会議、COP6に向けてのG8の大臣とお話しする非常にいい機会だというふうに思っております。また、先ほど先生も滋賀県は環境こだわり県だとおっしゃいましたけれども、滋賀県がこの大変なサミットをお引き受けいただき...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) ありがとうございます。  地元としては非常に努力してくださっていると思いますので、これ以上お願いすることもないのですけれども、先ほど私が申し上げましたように、本当に各国の大臣たちが集まってきてあのすばらしい環境の中で討議をするわけですけれども、そのと...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 大変いい御指摘だと思います。本当に環境政策の中に、今おっしゃるようなボランティアで済むかどうかわかりませんけれども、自分の能力を提供したい、そういう時間のある方々や能力のある方がそういう場を得たいという方がたくさんいらっしゃるというふうに私も思います。...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 今おっしゃいましたいわゆる環境ホルモン、これは今世界的に見ましても科学的にまだ未解明なところが多くて、またその試験方法についても確立されていないというのが現状でございます。このために、OECDが中心になりまして、専門家の国際的連携のもとに、試験法の開発...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 今御指摘の山原地域一帯というのは、イタジイに代表されます亜熱帯性の自然林に広く覆われ、ノグチゲラだとかヤンバルクイナ、そうした多くの固有種が生息している。そしてまた、全国的に見ましても野生動植物の保護上非常に重要な地域だというふうに認識しているところで...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 今御指摘ございましたヘリパッドの移設候補地と報道されております北部訓練場南東部、亜熱帯性の自然が広がり、固有種あるいは希少の種が生息している自然性の高い地域だというふうに認識しております。  現在、那覇防衛施設局が独自に自然環境調査を実施しているわけ...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 先生のお気持ちはよくわかりました。しかし、今御答弁申し上げましたように防衛施設局の方とも必要に応じましてよく連絡いたしまして、今お話し申し上げましたような環境庁の姿勢で取り組んでまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
12月07日第146回国会 衆議院 予算委員会 第4号
議事録を見る
○清水国務大臣 たくさんの御指摘をちょうだいいたしましたけれども、まず、環境税について申し上げたいと思います。  環境税を初めといたします経済的手法の導入、これは、いわゆる規制的措置になじまない不特定多数の排出源からの環境負荷を効率よく抑制することが可能な政策手段であると心得て...全文を見る
12月07日第146回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第4号
議事録を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 国立環境研究所の研究というのは、先生が御指摘のように、有害物質による健康影響に関する研究など、環境行政の科学的基盤を支えるために不可欠なものでございます。これは全く民間にゆだねてしまうことはできないというふうに認識しております。  しかし、独立行政法...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 独立行政法人に対して非常に御心配がございますようですけれども、国立環境研究所の業務の実績評価というのは環境省に設置されます評価委員会が行うことになります。これは研究所の目的だとか業務の性格に照らして研究所が定めます中期目標、中期計画、あるいは年度計画に...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) この研究所の目的、これは環境の保全に関する科学的知見を得ること、知識の普及を図ることとございます。この目的に照らしまして、適切な運営がなされるよう国の予算において所要の財源措置も行うこととしているわけでございますけれども、また先生御指摘のように、研究所...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 環境問題の未然防止の観点から創造的かつ先進的な研究がどうしても必要でございます。また、環境問題が顕在化した場合でもそれに即応できるよう基礎的な知見を充実しておくことがどうしても必要でございます。このためには、問題対応的な研究だけでなくて、基礎的な、先導...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 環境省になりますと、廃棄物の対策など、それがまた所掌事務になってくるわけでございまして、研究所におきましても従来にも増して幅広い研究分野に取り組むことになります。そういうわけで、引き続き体制を充実するということが本当に大事なことではないかというふうに思...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 御指摘のとおりだというふうに思います。環境研究におきましては、社会ニーズの高い環境問題にタイムリーに対応していくための研究だけでなくて、ある程度長期的スパンで考えることが必要な先導的な基礎研究が重要だというふうに考えております。  長期的な視野に立つ...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 今御指摘のような問題ですけれども、環境問題というのは非常に学際的な、あるいは国際的な視野を持たなければ進まない問題でございます。しかも、まだまだ知見のわからないものがたくさんございますものですから、さまざまな主体が連携、交流を図りつつ、それぞれの立場で...全文を見る
12月08日第146回国会 参議院 予算委員会 第4号
議事録を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 先生今御指摘のように、その地域にジュゴンの目撃情報があったということも存じておりますし、またあの地域が沖縄県が作成いたしました自然環境の保全に関する指針におきまして評価ランク一に区分されているということもよく存じております。  しかし、今ほど御議論が...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 存じております。
○国務大臣(清水嘉与子君) 環境庁におきましては、毎年の我が国経済への物質の出入りの総量を示しますマテリアルバランスを試算しております。平成四年度からずっと環境白書に掲載しているわけでございまして、この試算で申し上げますと、我が国の輸入物質量は平成九年約八億トンとなっております。
○国務大臣(清水嘉与子君) 御指摘のように、大量の廃棄物が出される一方におきまして、リサイクルが非常にまだ十分じゃございません。一般廃棄物で一〇%、産廃で四二%ということでございまして、このおかげで廃棄物処理場が逼迫しておりますこと、あるいは不法投棄の問題、あるいは有害物質の発生...全文を見る