清水嘉与子

しみずかよこ



当選回数回

清水嘉与子の2000年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月07日第147回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○清水国務大臣 今、先生から、まず、発がん性物質あるいは環境ホルモン物質について、大気汚染がどうなっているかという御質問でございましたけれども、平成八年に大気汚染防止法が改正されまして、その後、地方公共団体とも連携しつつ、有害な物質にかかわります大気環境のモニタリング調査をしてい...全文を見る
○清水国務大臣 生産者がみずからの生産する製品につきまして今おっしゃるような責任を持つ、そういった拡大生産者責任の考え方というのは、先生御指摘のように、循環型社会の構築に極めて重要であるというふうに認識しているところでございます。したがいまして、政府が今検討しております循環型社会...全文を見る
○清水国務大臣 今申し上げたとおりに、これからの御検討もおありでございますので、どういう方向になるかわかりませんけれども、私どもとしては、この問題を十分考えていきたい、対処していきたいというふうに考えているところでございます。
02月10日第147回国会 参議院 本会議 第5号
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○国務大臣(清水嘉与子君) 山本先生から自然エネルギーについてのお尋ねをちょうだいいたしました。  既に総理並びに通産大臣からも御答弁があったところでございますけれども、現在、環境基本計画及び地球温暖化対策に関する基本方針のもとにおきまして、政府一体となりまして太陽光発電、風力...全文を見る
02月16日第147回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○清水国務大臣 先生御指摘のように、廃棄物の問題につきましては、大量に廃棄物が出ておりますにもかかわらず、発生抑制でありますとかリサイクルが十分でないために、最終処分場が逼迫しておりますとか、不法投棄の問題でありますとか、燃やせばダイオキシンの問題でありますとか、さまざまな問題を...全文を見る
○清水国務大臣 そのような法律となるように頑張ってまいりたいと思っております。
○清水国務大臣 先生御指摘の一九九五年の第三回バーゼル条約締約国会議におきまして、OECD加盟国等の先進国からそれ以外の諸国への有害廃棄物の移動を輸入国の同意の有無にかかわらず禁止にするという改正が行われました。しかし、この改正が発効するためには六十二カ国の締結が必要でございます...全文を見る
02月18日第147回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○清水国務大臣 先生御指摘の地球温暖化対策推進大綱でございますけれども、これは、京都議定書の採択を受けまして、我が国として二〇一〇年に向けての緊急に推進すべき地球温暖化対策を取りまとめたものでございまして、ここには我が国の六%削減目標の達成に向けた当面の方針について数値を書いたと...全文を見る
○清水国務大臣 初めに、環境税についてのお尋ねがございましたけれども、環境庁も、先生御指摘のように、かねてから地球温暖化対策でありますとか大気汚染対策などについて大変有効な手段であるという認識を持っているわけでございます。  ただ、環境税を新税として導入するに当たりましては、や...全文を見る
○清水国務大臣 もう少し丁寧に御説明申し上げなきゃいけないと思いますけれども、一応一月の二十一日に政府の素案をつくりました。この中に拡大生産者責任の問題あるいは排出者責任の問題、こういうことを明確にしたいというふうに思っているわけでございますけれども、政府素案の中では、まず物品の...全文を見る
○清水国務大臣 先生御指摘でございますけれども、先ほど御指摘ございましたように、平成七年に政府としては閣議了解いたしまして、愛知万博をやることを決めているわけでございます。  しかし、その際にも、やはりこれが自然との共生あるいは自然の叡智を考えるというような万博でございますので...全文を見る
○清水国務大臣 御指摘のように、環境庁長官の意見といたしましては、このオオタカの調査検討会での結論を十分踏まえるというようなことを指摘しているわけでございまして、今、この検討会、国際博覧会協会が設けましたオオタカ調査検討会がもう既に第六回の会合を済まされまして、三月に暫定的なオオ...全文を見る
○清水国務大臣 今やっている事業につきましては、営巣に支障が生ずるおそれがあると見込まれる区域内における工事等については、その保護対策が具体的に示されるまで着工を控えることというふうにしてきております。
○清水国務大臣 今の私が申し上げた、そういう指摘に対しまして、今の調査会が検討しているというふうに考えております。
02月22日第147回国会 衆議院 環境委員会 第1号
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○清水国務大臣 第百四十七回国会における衆議院環境委員会の御審議に先立ちまして、環境行政に対する私の所信を申し述べ、委員各位の御理解と御協力をお願いしたいと存じます。  二十世紀の最後の年を迎え、二十一世紀において国民が真に豊かで安心できる暮らしを実現していく上で、その基盤とな...全文を見る
02月25日第147回国会 衆議院 環境委員会 第2号
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○清水国務大臣 日本で初めて開かれますG8の環境大臣会議が、先生御指摘のように、全国の中でも環境に対して先進的な滋賀県で開かれること、大変うれしく思っております。  滋賀県及び大津市の協力もいただきながら、会合のスケジュール等の概要がもう固まりまして、ことしの一月に、私の方から...全文を見る
○清水国務大臣 今回の会合につきましては、これまでのG8の各国で開かれた環境大臣会合の例に倣いまして、首都以外のところで開こうというふうにしたわけでございます。  そこで、受け入れ施設あるいは周辺の環境の問題、あるいは、今部長も申しましたけれども、日本の伝統文化へのアクセス、あ...全文を見る
○清水国務大臣 G8環境大臣会議の開催というのは、今も申し上げましたように、滋賀県の環境保全の先駆的な取り組みを世界に発信するというだけでなくて、やはりこういうのを機会にして、県民の皆様方があるいは市民の皆様方が地球環境問題について理解を深める、そしてまた、その環境保全の取り組み...全文を見る
○清水国務大臣 従来のG8の環境大臣会合と同様に、この結果、ここで討議されました内容につきましては、当然総理に御報告を申し上げまして、七月の九州・沖縄サミットに環境の面から貢献することといたしたいと思っておりますし、また、ことしは十一月にオランダのハーグにおきましてCOP6の会議...全文を見る
○清水国務大臣 ごみの問題でございますけれども、先生御指摘のように、さまざまな問題が今出されております。  こうした廃棄物・リサイクルに関します課題を解決するために、今までのように、ごみを出して、それを処分するのではなくて、大量生産、大量消費、大量廃棄といったような今までの経済...全文を見る
○清水国務大臣 先生御指摘のように、こうして国会の中で循環社会の問題についてたくさんの機運が盛り上がってまいりましたことは大変うれしく思っております。  今、廃棄物をめぐる現状についての認識はどうかという御質問でございます。  毎年、およそ四億五千万トンの大量の廃棄物が排出さ...全文を見る
○清水国務大臣 今環境庁が中心になってつくろうとしております法律は、全体的なそうした廃棄物・リサイクルを進めるための基本的な枠組みでございます。  そういう中で考えておりますのは、先ほども申しましたけれども、まず、先生も御指摘のように、今までのように、たくさんのものをどんどん生...全文を見る
○清水国務大臣 これだけの大きな法律をつくるわけでございますから、当然最初から、申し上げますように、発生抑制の段階できちんとしなければいけないわけでございますから、拡大生産者責任の考え方をぜひ取り入れてまいりたいというふうに思っているところでございます。
○清水国務大臣 何分にもまだ成案になっていないものですから、次回は御審議いただけると思いますけれども、今、定義については、表現については検討中でございますので、よろしくお願いいたします。
○清水国務大臣 重ねて恐縮でございますが、発生資源というのもまだ決められたことではございませんで、その辺の議論が十分あると思いますので、これからもう少し検討させていただきまして、成案を得てぜひまた御議論をいただきたいと思います。
○清水国務大臣 まだこれは成案になっていないことをお断りした上で申し上げたいと思うのですけれども、廃棄物とリサイクルされるようなものを含めて、循環資源という言葉を今考えております。
○清水国務大臣 先生今御議論いただいていますのは、あくまでも、循環型社会基本法といって枠組み法でございまして、それぞれまたそこに今の個別法がつくわけでございますから、今の廃棄物の法律については名称が変わることはないというふうに思っております。
○清水国務大臣 まだはっきりしていないもので議論しているのはちょっとあれかもしれませんけれども、一応、循環資源という言葉を今は案として考えているわけでございますけれども、この中には、廃棄物とそれからリサイクルされるようなものも含まれると申しましたけれども、これを、さらにこれから、...全文を見る
○清水国務大臣 御説のとおりだと思いますけれども、今までのような廃棄物の考え方がやはりこれで変わるというふうに御理解いただきたいと思うのです。  今までのように、とにかく捨てるときになって全部廃棄物になるのではなくて、これからこの中で、再使用できるもの、再利用できるもの、熱回収...全文を見る
○清水国務大臣 今の考え方の優先順位につきましては、まず発生抑制、リデュース、それから第二に、使用済み製品の再使用、リユース、そして第三に、回収されたものを原料として、そのリサイクル、そして、それが適切でない場合には熱回収による利用を促進する、それでも最後にどうしても発生する廃棄...全文を見る
○清水国務大臣 先生の御指摘、ごもっともだと思います。  やはりそういう覚悟で、このごみの考え方を本当に変えるという覚悟でこの法律をつくりたいというふうに思っておりますので、どうぞ御協力をお願いしたいと思います。
○清水国務大臣 ただいまのところ、この法案は環境省が所管する法律と考えておりますけれども、当然、これまで政府部内で詰めるときにも厚生省が十分関与して、各省そうでございますけれども、この考え方にのっとって、それぞれの各省の連携のもとにできた素案でございますので、このことは十分に浸透...全文を見る
○清水国務大臣 この愛知の国際博覧会、お地元の皆様方の非常に熱い熱意があって、そして政府でも、平成七年に閣議了解のもとにこれを開くということを決めて、そしてみんなで前向きに取り組んでいるわけでございます。しかも、今先生が御指摘のように、そこのテーマが自然の叡智を生かした博覧会にし...全文を見る
○清水国務大臣 先生御指摘のように、今の問題、こんなに動いてきたというのは、通産省が確かに前に立ってやっているわけでありますけれども、環境の問題を十分配慮して、しかもそのテーマが自然の叡智という大きなテーマを取り上げたわけでございますから、二十一世紀初めての万博を、国際博覧会をい...全文を見る
○清水国務大臣 就任早々、その海上の森のところだけでございましたけれども、拝見させていただきました。非常に自然環境に恵まれた、周りがずっと開拓されてしまっているものですから、そこだけ残された、非常にすばらしいところだというふうに思いました。  しかも、そこが今度の会場に当たる、...全文を見る
○清水国務大臣 ちょうど今オオタカも営巣が始まるというようなことでもございますし、それこそいろいろな、国会のお許しなどがあれば、またぜひ見せていただく機会があればと思っております。
○清水国務大臣 具体的にどういう形でというふうに御指摘でございますけれども、私も今具体的にこういう形がいいということは全く申すことはできません。  しかし、あの里山を利用し、そして青少年公園を利用し、愛知県が今、やはり二十一世紀の人々がああいう環境の中で生活をしながら、しかも動...全文を見る
○清水国務大臣 余りいいアイデアもないのですけれども、しかし、そこにたくさん子供たちも行くわけでございますから、そこに行っただけで、日本の環境をどういうふうに守る、どういうふうに環境に優しい生活ができるのかということが勉強できるような、環境学習もできるような場になってほしいなとい...全文を見る
○清水国務大臣 この海上の森を使って事業が始まるということに対しまして、このオオタカの問題は環境庁としても大変に関心を持ち、そして、何とかオオタカを守る姿勢でいろいろ御指摘を申し上げてきたところでございます。  さはさりながら、これは具体的にどこにいて、一体いつごろどうなるのか...全文を見る
○清水国務大臣 大変答えにくい難しい問題をいただきましたけれども、閣議了解をされたときの話、やはり会場建設費の圧縮というのは、事業実施の効果性の観点からこういうふうなことが決まったと思っております。しかし、今現実問題として、計画がどんどん変わり、そしてその中でまた新たな需要も増し...全文を見る
○清水国務大臣 今の御質問でございますけれども、今のアセスは通産省の要領に従ってやっているわけでございますけれども、事業が縮小されるあるいは環境負荷が低減される、そういう場合には、環境アセスの手続の再実施は必要ないというふうなことになっておりまして、そういうことだと理解しておりま...全文を見る
○清水国務大臣 つまり、どのくらいの規模でどのくらいのものになるのかというようなこともまだ全然承知しておりませんけれども、今のままでいきますと、最初に申し上げたように、海上の森の環境負荷低減のためにああいった青少年公園に移ったということもあって、このたびは環境アセスの対象にならな...全文を見る
○清水国務大臣 失礼しました。  いわゆる新しいアセス法に基づいてやるかどうかということになりますと個別に検討しなければいけませんけれども、通産省の要領に従ってアセスは既に行われておりますので、ここでさっき申し上げたように、環境負荷低減のためには特に何もしなくていい、何もしなく...全文を見る
○清水国務大臣 済みません。ちょっと誤解を招いたかもしれませんけれども、今でも青少年公園を使うということになっているわけでございますから、今のアセスでもやっているわけでございますけれども、先生おっしゃるように、全く新たな事態が出てきたときにそれにどう対応するかというのは、個別に検...全文を見る
○清水国務大臣 与党PTの中で大変重要な役割をしていらっしゃる先生の御質問でございますので、もう十分中身については御承知でいらっしゃると思いますけれども、まだ、今先生の御指摘の法案につきましては、内閣の法制局の審査も終了していないということもありまして、調整中であるということをま...全文を見る
○清水国務大臣 閣議決定でございます。
○清水国務大臣 今先生御指摘の閣議決定、なかなか進まないじゃないかということもございまして、環境庁では、このグリーン調達についての法案を一つ出そうということを考えて、今検討しているところでございます。  こういうことによりまして、国が率先してやらなければならないことを具体的に進...全文を見る
○清水国務大臣 国の役割としてそういうことが出てまいると思います。
○清水国務大臣 先生の御指摘は、前向きに検討してみたいと思います。
○清水国務大臣 はい、つけております。
○清水国務大臣 よくレクチャーを受けております。
○清水国務大臣 いろいろ御指摘でございましたけれども、現実問題として、かなり環境会計を導入する企業もふえておりますし、またそういう中ではやはり何かよりどころとなる指針をつくってほしいという要望も出ているのも事実でございます。そういうことで、今環境庁では、検討会を設けて検討会で十分...全文を見る
○清水国務大臣 ダイオキシン対策特別措置法の施行によりまして、具体的に排出の規制などもかかりまして、今厚生省が申しましたように、非常につくりにくくなる、また廃止に向かうということに対して大変危惧は持っておりますけれども、やはり排出責任については押さえていかなきゃいけないということ...全文を見る
○清水国務大臣 この貿易と環境の問題につきまして、各般にわたって関心が高まっていることも事実でございますし、今部長からお話し申し上げたとおりでございます。  国内におきましても、いろいろ議論もあると思いますので、私といたしましても、非常に関心を持ちながら、十分前向きに検討してま...全文を見る
○清水国務大臣 吉野川の問題でございますけれども、吉野川というのは非常に水質もいい、そしてまた、河口の部分には渡り鳥が飛来してくる干潟もあるというようなことで、非常に環境のいい場所だというふうに伺っております。  ことしの一月の徳島市の住民投票、これは非常に高い反対の票があった...全文を見る
○清水国務大臣 BIEの御指摘があって、そして五月の登録もしなくなったということはよく存じておりますけれども、今、通産省なり愛知県なりで、環境の英知、自然の叡智を生かした事業がどういうことにできるのかということを具体的に協議していらっしゃるというふうに思いますので、事業者において...全文を見る
○清水国務大臣 環境庁といたしましては、やらなければならない環境庁の役割として、きちんと事業が行われるときに注意していただきたいことについて、環境庁長官の意見としてお出ししたわけでございまして、できるだけ環境負荷を低減すること、あるいは自然環境の中で、オオタカの営巣等についても十...全文を見る
○清水国務大臣 今の御指摘でございますけれども、私も具体的なやりとりがよくわかりませんけれども、恐らく、その跡地利用の問題が大きな問題になっているのかなという感じをしております。
○清水国務大臣 この万博の環境庁長官意見の前に、新住の建設に対してのアセスメントを行って、そこにも御意見を申し上げました。  その中でも十分、一応別々には参りましたけれども、当然のことながら、関連のある事業としての新住の問題でもございますし、海上の森で行う意味をぜひきちんと御理...全文を見る
○清水国務大臣 東京都が出されました、この方向でございます。石原知事も御就任以来、ディーゼル車NO作戦等を掲げて、問題を提起されておるわけでございまして、私どもにとっても非常に重要な問題提起だというふうに理解をしております。  環境庁におきましても、従来から、ディーゼル排気微粒...全文を見る
○清水国務大臣 具体的なディーゼルの問題でございますけれども、おっしゃるように、これは東京都だけでやってもなかなか問題のあるところだと思います。やはり全国的に取り組まなければならない問題でございます。  そんなことで、環境庁が今考えておりますディーゼルの排出ガスの規制を、一応、...全文を見る
○清水国務大臣 あした、あさって、土曜、日曜にかけまして、中国に行かせていただきます。  この会議は、ことしで二回目の会議でございまして、昨年第一回の会合を開きまして、それぞれの国が関心を持っている部分について意見を交換いたしました。今回は、その第一回会合以降、環境協力と国内対...全文を見る
○清水国務大臣 日中韓におきましても、それぞれの国の対応を協議したいというふうに考えているところでございます。
○清水国務大臣 滋賀県で行われますG8の環境大臣会議、これは、今度日本では初めて開かれるわけでございますけれども、国際社会が直面する主要な環境問題について率直な意見を交換しようということで開かれるわけでございまして、この成果、ぜひ七月に開かれます九州・沖縄サミットに反映したいとい...全文を見る
○清水国務大臣 京都でお約束しましたマイナス六%、どうしても二〇〇二年までに京都議定書を発効させようという強い意思をみんなで持っているわけでございまして、何といいましても、この十一月にオランダのハーグでCOP6が開かれますけれども、ぜひここで京都議定書の締結の引き金となります合意...全文を見る
○清水国務大臣 なかなか難しい点もございますけれども、昨年制定されました地球温暖化対策の推進に関する法律、これは京都議定書の締結に備えた今後の対策の土台となる法律でございます。  現在、この法に基づきまして閣議決定されました、先ほども申したと思います地球温暖化対策に関する基本方...全文を見る
○清水国務大臣 来年一月の六日から環境省にさせていただきますけれども、環境省に課された問題というのは本当にたくさんあります。いろいろ努力いたしました結果、昨年末の予算編成の過程で、一官房四局三部、百十一人の増員が認められまして、それでもう千百三十一人という体制で発足することが決ま...全文を見る
○清水国務大臣 総理は大変このことに関して御理解があるというふうに私も受けとめております。
○清水国務大臣 国といたしましては、判決の内容を十分見せていただきまして、これでは不服があるということから控訴したところでございますけれども、しかし、そこで盛られました大気汚染防止対策、これは強化しなければならないという意識は十分ございまして、私は、自動車の環境対策についてぜひ検...全文を見る
○清水国務大臣 環境庁におきましても、一九七二年の環境基準設定以降、二酸化窒素とともにSPMを指標として疫学調査をずっとやってきたわけなんです。そして、いろいろ科学的知見の充実も図ってまいりました。  さらに、最近では、このSPMの中でも特に健康影響が注目されておりますPM二・...全文を見る
○清水国務大臣 今先生御指摘のように、いろいろ研究が進められてきたことは事実でございます。どちらかといえば、動物実験等に関しまして、国立環境研究所でも進められてきたわけでございますけれども、やはり動物実験だけでなくて、人間の健康にどう影響を及ぼすのかという知見をもっととらなきゃい...全文を見る
○清水国務大臣 ちょっと誤解がおありなんじゃないかなという感じもいたしますけれども、確かに、国環研の研究者の研究の成果が、環境庁といろいろ調整して直ったということがあったことは新聞にも報道されておりました。  しかし、研究者が研究の成果を変えたというようなことは絶対ございません...全文を見る
○清水国務大臣 神戸地裁の判決によりますれば、尼崎市内の国道四十三号線沿道の少なくとも五十メートルの範囲で自動車排出ガスによって形成された局所的な大気汚染、それと気管支ぜんそくの発症または増悪との因果関係を容認している、先生おっしゃったとおりのことでございます。  環境庁では、...全文を見る
○清水国務大臣 今、尼崎市内には、国道四十三号線沿いに一カ所、その他の主要幹線沿道五カ所に自動車の排出ガス測定局が既に設置されております。御承知のとおりだと思います。そして、大気汚染状況の測定を実施しているところでございます。  大気汚染状況をより正確に把握するために、現在、環...全文を見る
○清水国務大臣 機会がありますれば、ぜひお伺いしたいと思います。
○清水国務大臣 先ほど来DPFを義務づけることに対していろいろ御議論があるわけでございますけれども、今の段階で、これは非常に高価なものでございますね、それを全部に義務づけることが本当にできるかどうかという問題もございます。そしてまた、今本当に、かなり効果は期待できるだろうと言って...全文を見る
○清水国務大臣 先生御指摘のように、ぜんそく等の疾患というのは、大気汚染だけでなくてさまざまな原因で発症してくるということがもうわかっているわけでございますけれども、昭和六十一年の中央公害対策審議会の答申におきまして、我が国の大気汚染は、ぜんそく等の疾病の主たる原因をなすものと考...全文を見る
○清水国務大臣 先生本当にお近くに住んでいらしてよくわかっていらっしゃる御質問だというふうに思います。  ダイオキシンの問題、大変国民の皆様方に御不安を与えているわけでございますけれども、昨年つくられましたダイオキシン類対策特別措置法、これが一月に施行されました。これに基づきま...全文を見る
○清水国務大臣 今の御指摘でございますけれども、あれだけの高濃度の土壌を何とかやはり浄化したいというふうな気持ちを私ども持っているわけでございますけれども、なかなか先生御指摘のように住民の方々に十分御理解いただけない状況になっているのも事実でございます。  そこで、あのままにし...全文を見る
02月25日第147回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号
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○清水国務大臣 平成十二年度総理府所管一般会計環境庁予算案及び環境省所管一般会計予算案について、その概要を御説明申し上げます。  まず、予算の基礎となっております環境政策の基本的な考え方について御説明申し上げます。  二十世紀の最後の年を迎え、二十一世紀において国民が真に豊か...全文を見る
○清水国務大臣 平成十二年度以降におきますチッソ株式会社に対する支援措置につきましては、関係者によります措置という前提が満たされましたものですから、本年二月八日の閣議了解によりまして、チッソが経常利益の中から優先的に患者補償金を支払うことを支援するための措置を講ずることにいたしま...全文を見る
○清水国務大臣 この会議でございますけれども、地球環境汚染物質としての水銀に関する国際会議という名称でございまして、世界じゅうの水銀環境汚染に関する研究者が一堂に会する唯一の学術会議というふうに伺っております。第一回が一九九〇年スウェーデンで開かれまして、今度日本の水俣市で開かれ...全文を見る
○清水国務大臣 御指摘のように、水俣病問題に対しましてはいろいろ教訓があるわけでございます。  今、二点についての御指摘でございますけれども、平成七年の与党、当時は自社さでございますけれども、与党三党の最終解決策に基づきまして解決を図るという関係者の合意があるわけでございまして...全文を見る
○清水国務大臣 今、この冊子をちょうだいいたしまして、まだ十分拝見しておりませんけれども、そういう御指摘をいただきました。  確かに水俣病というのは、チッソの工場から出された有機水銀中毒の中でも、工場排水によるメチル水銀を魚介類を通して摂取することによって起きたということでござ...全文を見る
○清水国務大臣 先生の御趣旨、私もよくわかります。  しかし、いずれにいたしましても、この問題、かなり長い歴史の中で今そういった水俣病の地位を得ているわけでございまして、それについて今すぐに改正するということについてはなかなか難しいということを、申しわけありません、重ねて申し上...全文を見る
02月28日第147回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第2号
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○清水国務大臣 先生の御指摘のように、四月の七日から九日まで、大津におきましてG8環境大臣会合が開かれるわけでございまして、日本の中では環境先進県でございます滋賀県がお引き受けいただいたことは、大変うれしく思っているわけでございます。  御存じのように、G8の環境大臣会合という...全文を見る
○清水国務大臣 今先生御指摘のように、フロンの回収状況が一向に進められていないということに対して、私どもも大変心配しているわけでございます。  そういう状況のもとで、先生今御指摘のように、市民ネットワークでこういった回収について法制化を進めようというような会ができたということを...全文を見る
○清水国務大臣 元環境委員長でいらっしゃる山元先生からの大変お励ましをいただきまして、ぜひ、きょうの論議にもございましたけれども、またしっかりと地球環境保全のために努力してまいります。  ありがとうございました。
○清水国務大臣 先生の御指摘のように、今、あの事件が起きましてから、どうしてこの事件が防げなかったのか、どうしたら防げるのかということにつきまして、関係省庁、特にバーゼル法の主務官庁でございます環境庁、厚生省、通産省、さらに外務省、大蔵省、警察庁及び運輸省、こうした関係七省庁にお...全文を見る
○清水国務大臣 先生の御指摘のように、御党におきましても、大変この問題について御関心が高く、今与党三党におきまして、この法案を着実なものにしようということで準備が進められているところでございます。  御指摘のように、今までのように、たくさんのごみをつくって、そして資源をむだにし...全文を見る
○清水国務大臣 先生御指摘のように、オオタカは、絶滅のおそれのある野生生物の保護を進めるための科学的基礎資料でありますレッドリストにおいて、絶滅危惧2種に位置づけられております。そして、種の保存法におきましても国内希少野生動植物種に指定されているところでございます。  したがい...全文を見る
○清水国務大臣 そのとおりでございます。
○清水国務大臣 今先生の御指摘のように、静岡県が環境影響評価のための調査として、六十三年から平成六年にかけて空港予定地周辺で鳥類全般の調査をしている、そのときの調査では、空港予定地内ではオオタカの営巣が確認されなかったということでございまして、しかし隣接区域でその営巣が確認されて...全文を見る
○清水国務大臣 先生の御指摘でございますけれども、今局長が申しましたように、恐らく、今新しい形でこの空港が出てくればかなり広範な調査が行われたかもしれませんけれども、この時点では、県が責任を持って、事業者が責任を持って調査をされたということでございまして、そのときにはとにかく見つ...全文を見る
○清水国務大臣 先生ずっと御指摘でございますけれども、今局長が答弁しましたように、環境庁の意見が出されましてから早速に、次の月には静岡空港のオオタカ保護対策検討委員会が設置されて、そして先生の御指摘のように、昨年、その提言書が出されたわけでございます。  確かに先生おっしゃるよ...全文を見る
○清水国務大臣 環境庁といたしまして、瀬戸内海国立公園にあります旧陸軍の毒ガス工場が存在しておりました大久野島、その土地の管理者として、従来から国立公園の利用者の安全の確保に万全を期してきたところでございます。  平成七年に毒ガス製造に由来いたします土壌汚染が環境庁の調査により...全文を見る
○清水国務大臣 希少動物についての御質問でございましたけれども、そのお答えをする前に、先ほど先生から、ダイオキシンの問題について、環境庁はただデータを出すだけではだめだという、大変おしかりをいただきました。  確かに、先月の一月十五日からダイオキシン類対策特別措置法が施行されま...全文を見る
03月01日第147回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(清水嘉与子君) お答え申し上げます。  今燃料電池のお話でございましたけれども、次世代のエネルギーとして大変期待されるところでございまして、今、日本だけではございませんで、ヨーロッパ、アメリカ、それぞれでこの開発が競争になっているところでございまして、私どもも大変期...全文を見る
03月02日第147回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(清水嘉与子君) 公明党の方からたくさんの御提言をいただいていることも十分承知しております。  しかし、今廃棄物リサイクルの対策につきましては非常に緊急を要することでございまして、政府といたしましてはまずそこに焦点を当てまして基本的な枠組みとなる法制定をしたいというふ...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 御承知のように、先生、環境先進県でございます滋賀県がお引き受けいただきまして、G8の環境大臣会議を開かせていただきます。  着々と準備を進めてくださっているわけでございますけれども、ことしは地球温暖化問題等が重要な課題になるわけでございまして、気候変...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 済みません、G8の御質問をいただいたものですから、肝心のサマータイムの環境庁の姿勢をちょっと申し上げたいというふうに思います。  このサマータイムの導入につきましては、先生御指摘のように、地球温暖化対策の一環といたしまして、また国民が地球環境に優しい...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) ただいま総理が御答弁されたとおりでございますけれども、代替施設につきましては環境影響評価が実施されるわけでございますので、その際、今後その建設場所あるいは工法等具体的な検討とともに、その環境影響評価、そして環境への影響についても十分環境庁としても役割を...全文を見る
03月06日第147回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(清水嘉与子君) 遺伝子組みかえ農作物につきましては、国の内外におきましてかなり開発が進んでいるわけでございます。そしてまた、実用化されているわけでございまして、それに対しましては、先生御指摘のように、生態系に対しまして何か悪い影響があるんじゃないだろうかという御心配を...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 我が国の亜熱帯から亜寒帯に及びます多様な森林、国土の六七%を占めるということでございまして、非常に我が国の豊かな自然環境の最も重要な構成要素だというふうに考えております。  これらの森林、生物多様性の保全あるいは人と自然との豊かな触れ合いの観点から見...全文を見る
03月08日第147回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(清水嘉与子君) 尼崎の訴訟判決につきましては、極めて限られた資料に基づいて因果関係を認定するなど、科学的な根拠が必ずしも十分でないと認識しております。  しかし、さはさりながら、大都市におきます大気汚染が一向に改善されない、環境基準を達成していないという現状でござい...全文を見る
03月09日第147回国会 参議院 国土・環境委員会 第1号
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○国務大臣(清水嘉与子君) 第百四十七回国会における参議院国土・環境委員会の御審議に先立ちまして、環境行政に対する私の所信を申し述べ、委員各位の御理解と御協力をお願いしたいと存じます。  二十世紀の最後の年を迎え、二十一世紀において国民が真に豊かで安心できる暮らしを実現していく...全文を見る
03月09日第147回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(清水嘉与子君) 今、厚生大臣が御答弁なさいましたように、産業廃棄物の処理業者の許可、取り消し、最終処分場の維持管理の指導に関する事務、これは厚生大臣の監督のもとに都道府県知事が行うこととされているわけでございます。  環境庁としてはこの埋立処分場に関してどうかかわっ...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 先生御指摘のように、水道水源の水質の保全というのは人々の健康を保護していく上では大変大事なことだというふうに承知しております。  今、厚生大臣が御答弁なさいましたように、廃棄物の最終処理場の設置につきましては、平成九年の廃棄物処理法の改正によりまして...全文を見る
03月10日第147回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(清水嘉与子君) 昨年の七月に参議院がダイオキシン類対策特別措置法を議員立法されたこと、そのときに先生が大変御活躍されたことをよく存じております。  大変短い期間ではございましたけれども、中央環境審議会におきまして具体的に大気、水質、土壌にかかわります基準等をつくらせ...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 循環型社会基本法と私ども仮称で申しておりますけれども、この法案につきましては、ぜひ今国会にお出ししたいと思っているところでございます。  先生も与党の循環型社会づくりのプロジェクトのメンバーとして今最後の詰めをしていただけるというふうに伺っております...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 先生御指摘のように、循環型社会を構築するために、ライフスタイルあるいは経済社会システムを見直すことが非常に重要なことでございます。そのためには、どうしても法律をつくるだけではどうしようもないわけでございまして、国民一人一人の意識改革をしなければならない...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 私ども考えておりますのは環境基本法、これは同法に基づく環境基本計画におきまして、環境の保全に関するすべての政策分野を対象にいたしまして、環境の保全に関する総合的かつ長期的な施策の大綱を定め、そして長期的な視野に立った着実な取り組みを求めているところでご...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) この循環型社会基本法というのは、廃棄物リサイクル対策を総合的に推進するというわけでございますけれども、リサイクルが幾ら進みましても、それを購入するところがないと行き詰まってしまうわけでございますので、私どもとしては需要面からの取り組みをあわせて講ずると...全文を見る
03月13日第147回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(清水嘉与子君) クマタカは今、日本で九百羽から千羽ぐらいいるんじゃないかというふうに言われております。しかし、クマタカにつきましては全国的な範囲で、今、先生御指摘のような繁殖の成功率というのを把握している調査というのは行われておりません。しかし、西中国山地におきまして...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 今環境庁におきましては、平成九年度から五カ年計画によりましてイヌワシとクマタカにつきまして、これは関係省庁、建設省、通産省、林野庁共同いたしまして全国的な分布状況の把握に努めております。さらに、つがいの行動範囲でありますとか、あるいは生息環境等を知るた...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) クマタカを保護していくためには、今、先生おっしゃいましたように、それぞれのつがいの行動範囲を繁殖期に主に利用します区域、割合に同じ巣を何度も使うんだそうでございますけれども、そういった区域あるいは通年利用いたしますえさ場などに区分いたしまして、それぞれ...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) クマタカは絶滅のおそれのある野生生物の保護を進めるための科学的基礎資料でありますレッドリストにおきまして絶滅危惧種ⅠB類に位置づけられている、これは先ほど自然保護局長が御説明申したとおりでございます。ⅠAほどではないけれども近い将来には絶滅の危険性が高...全文を見る
03月15日第147回国会 参議院 国土・環境委員会 第3号
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○国務大臣(清水嘉与子君) 平成十二年度総理府所管一般会計環境庁予算案及び環境省所管一般会計予算案並びに環境保全経費等について御説明申し上げます。  まず、平成十二年度の環境庁及び環境省関係の予算案について、その概要を御説明申し上げます。  平成十二年度総理府及び環境省所管一...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 非常に環境問題にお詳しい先生からの御質問でございます。  御指摘のように、今、日本の国で、これまでのような大量に生産し、大量に使い、そして大量に捨てていたような経済社会の仕組みを変えなきゃいけないという意識が随分広がってきていることも事実でございます...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) まず、先生は、環境基本法があるじゃないかと環境基本法のことをおっしゃいましたけれども、環境基本法は、確かに環境の保全に関するすべての施策分野を対象に環境基本計画、これにおきまして環境の保全に関する総合的かつ長期的な施策の大綱を定めることとされているわけ...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) そういう方向で努力しております。
○国務大臣(清水嘉与子君) 吉野川について環境庁から考えましても、ここは渡り鳥の飛来地でもあります干潟を河口部に持っているというようなことで、良好な環境を有している河川だというふうに了解しております。  この一月の徳島市におきます住民投票、この関係地域でございます徳島市の住民の...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) そういうことでございます。
○国務大臣(清水嘉与子君) 先ほど申しましたように、私は、住民投票というやり方に対しては、やはり住民の方々の御意見が直接反映できる一つの方法であるというふうにもちろん理解をしているわけでございますけれども、ただ、どういう事項に対してそういうことが有効であるのかどうかということは問...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 今、先生の突然のお尋ねなんですけれども、特に今環境庁の中でそういうことについて検討しようという体制をつくっているわけではございませんけれども、一つの問題提起として受けとめていきたいというふうに思います。
○国務大臣(清水嘉与子君) 先生御指摘のように、二〇〇二年に予定されておりますリオ・プラス10、二十一世紀最初の地球規模の環境会議でもございますし、その成功というのは世界の環境政策の飛躍にとっては非常に重要であるというふうに認識しております。  最初の会議についての検討というの...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 今申しましたように、私もアジア開催について関心があるということでお二人の御意見を伺ったところそういう御返事が返ってまいりましたということを申し上げました。
○国務大臣(清水嘉与子君) まず、開催場所の検討の手順でございますけれども、四月二十四日から五月五日まで国連の持続可能な開発委員会第八回会合というのがございます。そこで最初の議論が行われるのではないかというふうに思っております。次には秋に開かれます第五十五回の国連総会でございまし...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 前回のときにも先生から御質問いただきましたけれども、我が国が京都でCOP3をやったということもありまして、二〇〇二年までには京都の議定書を発効させようということを昨年のボンでもそういうふうに表明したわけでございます。そのためには、ことしの十一月に開かれ...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) この原発、原発と言わずに現在の長期エネルギーの需給見通し策をこれから見直しするということでございまして、この原発がどういうふうになるかはこれからの問題だというふうに思いますけれども、特に原発についてのお尋ねでございますので、今の段階では、この京都議定書...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 今の先生の御質問でございますけれども、前回は確かに最適生産、最適消費、最少廃棄という考え方を申し上げました。そして、循環を基調として持続的に発展することができる社会のために経済のあり方をどのようにしていく必要があるかということで、象徴的にそういう表現を...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 今、局長と先生との質疑のやりとりを伺っていたわけですけれども、おっしゃるように、今までは環境庁が環境庁としての報告を出すために研究者といろいろ意見を交わしながらまとめていたということでございますけれども、やはり研究者が高い自律性、透明性のもとに引き続き...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 今先生おっしゃいますように、原子力が今、日本のエネルギーの中で非常に大きな位置を占めていることは事実でございますし、今これをすぐにチェンジすることは難しいというふうに思います。しかし、いろいろな問題があって、国民の皆様方に原子力の安全性についてもっと御...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 私どもの承っているところでは、今北米局長が御答弁されましたように、米軍住宅のあるところ、ちょっと立地が悪いわけです、あそこの条件が。ちょうど谷の底というか、下の方になったところに産廃業者があって、そこの風が吹いてくるわけです。そういうことで、それを何と...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 今先生御指摘でございますけれども、昨年、環境庁といたしましてもこのモニタリングをいたしまして、その結果に基づきまして神奈川県が改善命令を出し、そしてそれに従ってこの業者がバグフィルターをつけることを実際にやっているわけです。そういう中で、これからもまた...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 昨年のモニタリングの結果……
○国務大臣(清水嘉与子君) 調べて、一カ所だけそういう先生おっしゃるような状況が出まして、その後、神奈川県におきましてこの業者に対しまして改善命令を出す、そしてそれに従いまして、何度も繰り返しになりますけれども、今バグフィルターをつける作業が進んでいるものですから、この後の経過を...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 最終処分場の環境対策につきましては、廃棄物処理法に基づきまして廃棄物の埋立処分の基準、これは環境庁がつくっているわけでございます。そしてまた、厚生省と共同で最終処分場の構造基準及びその維持管理基準を定め、環境汚染の未然防止を図っているところでございます...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 厚生省ともいろいろ協力いたしましてこの辺については十分対応していきたいと思います。
○国務大臣(清水嘉与子君) ジュゴンでございますけれども、文化財保護法による天然記念物に指定されておりまして、これも捕獲が制限されているわけでございます。また、水産資源保護法によりましても捕獲が禁止されている。ワシントン条約によります附属書Ⅰにも掲載されているというふうなことで、...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 今申しましたように、ジュゴンの生態とか分布というのは資料も少なくて、特に沖縄あたりにつきましてなかなか難しいわけですけれども、今、環境庁といたしましても、できるだけの情報収集に努めているところでございます。
○国務大臣(清水嘉与子君) 先生に御質問をちょうだいしまして、サンゴの白化というのを勉強させていただきました。  異常に高水温が続いたり、淡水の流入によりまして海水等の塩分が急激に低下した場合にサンゴの白化現象が起きるということでございますけれども、一九九八年の夏に世界各地で海...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 御指摘のとおり、ヨーロッパ等でこういった税制を入れているところもあるわけでございます。確かに、地球温暖化対策あるいは大気汚染対策などからこの環境税が有効な手段だろうというふうに考えております。  環境基本法あるいは環境基本計画ではその有効性が期待され...全文を見る
03月16日第147回国会 参議院 国土・環境委員会 第4号
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○国務大臣(清水嘉与子君) 先生から環境行政に対する基本的な考え方について御質問がございました。  環境省になるから特にということではないのですけれども、やっぱり今、二十一世紀、新しい時期に向かって、この環境を大きなテーマにして、これは世界じゅうと思いますが、特に日本がこの問題...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 先生の御指摘、ごもっともだというふうに今承っております。  たまたま平成十一年度の環境白書におきましても、これからの時代、「それぞれの主体が、経済社会活動を持続的に行えるよう資源効率を高め環境負荷を最少限にとどめるなど、環境が人類にもたらす価値を重視...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 先生から環境教育、環境学習の問題について御指摘がございました。  確かに、日本じゅうでそういう環境に配慮したような生活をみんながしていれば、別に特別なプログラムをつくらなくてもいいのかもしれませんけれども、今先生おっしゃるように、なかなか自然にも触れ...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 先生御指摘のように、これから社会の仕組みを大きく変えていこうというところでございますので、今先生おっしゃったような経済的な負担を課す措置というのはやっぱり極めて有効なことであろうというふうに思います。  ただ、こういった問題につきましては、やはり国民...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 循環型社会ということのイメージでございます。  確かに、今までの生活の仕方、余りにも大量につくって大量に使って大量に捨てていたということを改めようということでございますので、ともすれば何か耐乏生活というふうにつながるかもしれませんけれども、そうではな...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 先生御指摘のような、物を所有するという時代からレンタルとかリースというような時代に変わるんじゃないかという御指摘、まことに説得力のある御意見かなというふうにお伺いしました。これが日本の社会でどれだけ定着するのかはわかりませんけれども、かなり今でもそうい...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 先生御承知のとおり、京都でそれぞれ先進国の間での削減計画、目標を決めたわけでございまして、日本は一九九〇年に比べてマイナス六%ということを決めたわけでございますが、昨年の四月には世界に先駆けまして地球温暖化対策推進法という法律をつくりました。今、それに...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) お答えする前に、先ほど私は言い間違えたようでございまして、環境基本計画の見直しをしているということを申し上げるつもりでございましたのに環境基本法の見直しと申し上げてしまったようで、済みません、訂正させていただきます。  今の先生からの六%削減の実効性...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) ぜひ御理解いただきたいのですけれども、環境庁といたしまして、この件に関しましては、まず国際博覧会の開催が閣議了解されたのが平成七年、そのときにも通産省等と協議いたしまして、自然環境の保全上極めて重要な地域を万博事業の対象地域から外しているわけです。そし...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 私も就任早々予定地を見せていただきまして、大変すばらしい環境のところだなというふうに拝見してまいりました。  しかし、いずれにいたしましても、会場予定地とか周辺、人とのかかわりの中でできてきた二次林を主体とした里山的な環境のところでございます。そして...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 今先生も御指摘のように、生物多様性国家戦略というのができておりまして、平成七年に関係閣僚会議で決定したわけでございますけれども、そうした長期的目標といたしまして多様な生態系の保全が掲げられております。これに基づきまして、湿原だとか干潟などの湿地あるいは...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 特に愛知県の地域に絞っての御質問でございますけれども、まず環境教育。けさほども環境教育・学習の必要性がずっとうたわれておりましたけれども、やはり愛知県におきましてもぜひそれを進めていただきたいと思っているわけでございます。  環境庁といたしまして、ち...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 環境省ができますことに当たりまして、環境問題についてしっかりとせよというお励ましの言葉とお受けいたしました。そしてまた、各省庁に対してもリーダーシップをとれというふうなお言葉だと思います。そのとおりだというふうに思います。  私ども、新しい省になりま...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 先生の御指摘のとおりに、昨年のG8環境大臣会合におきまして、気候変動枠組み条約及び京都議定書に基づきます義務を果たすために、国内的に効果的な措置をとることによりまして排出量の増加傾向を低減するための努力をするということを約束したわけでございまして、今も...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) この長良川の河口堰に関しまして、建設途上の平成二年に環境庁長官が建設省に働きかけをいたしまして、調査検討を要請いたしまして、それからモニタリング等が始まったというふうに伺っております。その後、建設省が具体的にモニタリングを始めてきたわけでございます。そ...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 先生のお気持ちもわからないではないのですけれども、河口堰の環境への影響についての調査につきましては、やっぱり事業者であります建設省が行うべきものだというふうにまず考えております。  ただ、当然のことでございますけれども、その調査の中身、環境庁と建設省...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 私ども同じ行政をやっている者といたしまして、当然、漁民の方々からの御意見もちょうだいしておりますし、そのことにつきましても十分配慮しながらこれから行政を進めてまいりたいと思います。  一次的にはやはり事業者であります建設省に調査をしていただきますけれ...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) そういうふうに誤解していただくと大変困るのですけれども、環境庁としてもこの問題について非常に関心を持っておりますので、そして建設省がなさることについても、十分環境を配慮してやっていただくという姿勢でこれから各省も臨んでいただかなきゃいけないと思います。...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 今の先生御指摘の日本バイエルアグロケムの問題でございますけれども、この八王子工場の跡地で水銀による土壌汚染が発覚したということで、環境庁が昨年一月、土壌・地下水汚染に係る調査・対策指針というのをつくったわけでございますけれども、そういったものにのっとり...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 土壌についての先生の御指摘でございます。  私ども、土壌の情報をやはり的確に収集して管理するというために、環境庁は昨年一月に先ほど申しましたように土壌汚染の調査・対策指針を策定いたしまして、まず事業者がみずから調査を行って汚染が判明した場合に地方公共...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 今のワシントン条約の締約国会議でございますが、実はこれは実務者の会議なものですから、私は出席いたしません。  この四月十日から、先生御指摘のようにケニアのナイロビで開催いたします。本会議は、国際取引の規制対象を定める附属書の見直しを初め、条約を実施す...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 希少野生動植物でありますトラが違法に取引されておりまして、しかもそのトラによりましてこの若い飼育担当者が亡くなられたということは本当にお気の毒なことだというふうに思っておりますし、本当に心から御冥福をお祈りしたいというふうに思っております。  環境庁...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 幾つかの事件が起きて、そしてその実態を見ますと本当にいろいろ問題が出てきたということでございます。  この国際的な違法取引を防止するためには、まず水際できちんと違法な持ち込みを禁ずる、チェックするということが基本になるわけでございますけれども、しかし...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 今いろいろと御議論いただきましたけれども、種の保存法、そしてまた動物愛護及び管理に関する法律、これはきちんと、環境省に来るわけでございますから、今それの実際に問題が起きていることについては十分問題を洗い、そして対処していきたいというふうに思っております...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 今、先生BIEの記事を読み上げてくださったわけでございますけれども、そうした指摘に対しまして、今、万博の協会、通産省、愛知県、それぞれに見直しが進められているというふうに私も伺っております。  何はともあれ、この万博が自然の英知を生かした万博にならな...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 先生御指摘のように、六月から施行されましたアセス法に基づきましてアセスを行ったわけでございまして、先ほども末広先生の御質問でお答え申しましたけれども、平成七年に閣議決定をいたして以降ずっと、環境保全という立場から会場が少し縮小され、場所が変わりというよ...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 今、先生がおっしゃってくださいました環境影響評価法が施行されてどんな変化があったかということでございますけれども、例えば予算面について考えますと、環境影響評価法の企画立案作業に入る以前、平成五年あたりには八千四百万円くらいでございましたけれども、実際に...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 基本的には事業者において行うのが当然でございますけれども、特別な問題につきましては環境庁自身がそういうことも行うということを申し上げておきたいと思います。
○国務大臣(清水嘉与子君) 先生の御指摘でございますたばこの健康影響、今は厚生省が所管しておられるわけでございますけれども、きれいなそれこそ空気を確保するという意味で環境庁も関心を持たざるを得ないと思います。  個人的なことでございますけれども、環境庁といたしましては、やっぱり...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 環境庁長官として今のことにお答え申し上げることはちょっとなかなかできにくいのですけれども、私個人としては、特に若い女性が非常にたばこを吸うことが多くなっていることを大変心配しております。そういう意味では、たばこの害をきちんと教育していくということは非常...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) これは日米問題になっている大きな問題でございますけれども、向こうからの御要望というのはやはり米軍の皆さんの健康の問題から、住んでいる環境をよくしてほしいという御要望と思います。  私ども環境庁といたしましては、そこの環境がどのような状況になっているの...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) まず、環境省へ移行するための準備でございます。  法的な準備をしなきゃならないわけでございまして、廃棄物処理法など既存の各法律の所管を整理いたしました中央省庁等改革関係法施行令や環境省設置法などによりまして、法律のレベルではもう既に整理が済んでおりま...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 人のお尋ねでございますれば、今申し上げた範囲での千百三十一名体制で環境省はスタートいたしますけれども、今ここで申し上げたのは、環境省が所管しなきゃならない、所管というか共管しなきゃならない部分については一つの法律で二つの大臣が共管するという形になるわけ...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 先ほどもお話を申し上げたところでございますけれども、今、長良川河口堰の環境調査の問題の御指摘でございますが、確かに建設省がモニタリングを五年いたしました。そして、市民団体も独自に調査をしてきたということでございますけれども、この市民団体の皆様方の調査を...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 先般、中国に参りまして日中韓の三カ国の大臣会議をしてまいりました。そのときに朱鎔基総理にもお目にかかりましたが、その中でもやはり日中韓、空気にしろ水にしろ鳥にしろ、みんな運命共同体なんだ、環境共同体というような意識でしっかりしなきゃいけないんじゃないか...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 大変いい質問をしていただいたわけです。  私も短い経験でございますけれども、先進国の皆様方、途上国の皆様方とお話をいたしまして、日本が非常に環境の面で期待されている、リーダーシップを発揮してほしいということを本当に期待されているということをつくづく思...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 騒音の問題について、住民の皆様方が大変苦しんでいらっしゃるということをよく承りました。  今後とも、環境庁といたしましても、防衛施設庁とよく連携をとりながら一層の努力をしてまいりたいというふうに思います。
03月17日第147回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(清水嘉与子君) 今、先生お尋ねのありました、環境対策としてこれまで施設だとか土地を買い上げた例があるかというようなお話でございまして、先生の御質問があるということで調べてみましたけれども、自治体で廃棄物処理施設について、買い上げではないんですけれども、例えば施設を撤去...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 先生お尋ねのことでございますけれども、まず廃棄物の焼却施設から出ますダイオキシン類の濃度基準、これが廃棄物処理法でありますとか大気汚染防止法でありますとか、ことしの一月から施行されましたダイオキシン類対策特別措置法等で決まっているわけでございますが、こ...全文を見る
04月14日第147回国会 参議院 本会議 第16号
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○国務大臣(清水嘉与子君) 河川審議会の答申を環境行政にどのように生かしていくのかというお尋ねでございます。  この答申でうたわれております川の伝統技術の活用という考え方は、より自然な河川生態系の形成に資するという点で、環境行政の立場から見ましても非常に共感するところの多いもの...全文を見る
04月18日第147回国会 衆議院 環境委員会 第3号
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○清水国務大臣 おはようございます。  このたびの森内閣の発足に際しまして、国務大臣環境庁長官及び地球環境問題担当を拝命いたしました。引き続きよろしくお願い申し上げます。  本年のG8環境大臣会合は、四月七日から九日にかけて、G8各国の環境担当大臣等を滋賀県大津市にお迎えして...全文を見る
○清水国務大臣 G8環境大臣会合におきましては、本年十一月のCOP6を何とか成功させなければならない、そしてできるだけ早く京都議定書を発効させなければならない、そういう共通認識のもとで、G8各国の環境大臣が、COP6の成功のために必要な政治的リーダーシップを発揮するということを決...全文を見る
○清水国務大臣 日本でも二〇〇二年までに京都議定書を発効させようという意思を表明したわけでございますけれども、これは、どういたしましてもCOP6で、各国の京都議定書の締結の引き金となります合意を確実に得るということが不可欠でございます。とりわけ、京都メカニズム、遵守制度、吸収源の...全文を見る
○清水国務大臣 このたびは、美しい琵琶湖のほとりでこの会議をしたということもございまして、淡水資源について取り上げたわけでございますけれども、淡水資源につきましては、今回のG8環境大臣会合の議論の結果を取りまとめたコミュニケにおきましても、淡水がすべての生物にとって貴重な資源であ...全文を見る
○清水国務大臣 先ほどの目片先生の御質問に対する答弁と重なってしまいますけれども、このG8の環境大臣会合におきましては、すべての方々が、この十一月に開かれますCOP6を何とか成功させなければいけないという強い意思、そしてまた、できるだけ早く京都議定書を発効させなければならないとい...全文を見る
○清水国務大臣 先生三つにお分けになりましたけれども、私がG8のこの環境大臣会合でいろいろ議論していた中では、やはり二つだと思うのですね。私ども日本及びヨーロッパのやはり二〇〇二年までという意思をはっきりした国々、そして、早期に発効することについては賛成だけれども、時期を明記しな...全文を見る
○清水国務大臣 先生がおっしゃるとおり、時期を明記すべきでないというふうに言われたのはアメリカとカナダでございます。
○清水国務大臣 アメリカが消極的であるというふうに見られた点というのは、やはり議会、上院において批准を決めなければならない。このときに、先にこの二〇〇二年ありきというのではやはり難しいという御発言があったわけでございます。  また、アメリカで今問題にしておりますのは、議会の決議...全文を見る
○清水国務大臣 途上国の参加の問題、非常に大きな問題であるということ、先生の御指摘もそのとおりでございますし、また、G8環境大臣会合の中でもこの問題が随分問題にされて、議論もされました。  やはり途上国の参加問題、今申しましたように、アメリカが既に締結の条件としているわけでござ...全文を見る
○清水国務大臣 今先生の御指摘でございますけれども、地球温暖化対策に関する基本方針におきましても、京都メカニズムの活用は補足的なものとし、国内対策を基本とするという規定をしているわけでございまして、現在、環境庁におきまして、環境基本計画の見直しについて中央環境審議会に諮問いたしま...全文を見る
○清水国務大臣 このたびのG8会議で、ヨーロッパの国々から、この経済的手法の問題について随分取り組んでいる姿を聞くことができました。  いわゆる環境税、従来の規制的措置になじまないような不特定多数の排出源からの環境負荷を効率よく抑制することが可能な政策手段として、環境基本法ある...全文を見る
○清水国務大臣 まず最初に、消費者の環境意識の向上という点についてお触れになりました。  環境教育の必要性がますます高くなってきているというふうに思うわけでございますけれども、持続可能な社会を実現するために、環境教育を進め、そして消費者の環境意識の向上を図ることによって、消費生...全文を見る
○清水国務大臣 万博の会場計画、跡地利用につきましては、これまで、愛知県あるいは博覧会協会等におきまして、自然保護団体の皆様方とも意見を交換しながらいろいろ検討されてきて、そして、四月四日に先生御指摘のような結果が、方向が出されたということでございます。  昨年十二月に環境庁が...全文を見る
○清水国務大臣 これまでのお考えからすれば、英断と言ってよろしいのではないかというふうに思います。
○清水国務大臣 今先生愛知万博のことを御指摘でございましたけれども、これが平成七年、一九九五年に、「愛知県における国際博覧会の開催要請について」、これが閣議了解で決まったときに、既に、環境庁等も御相談させていただきながら、非常に環境保全上重要な地域、これは万博の会場から外す、対象...全文を見る
○清水国務大臣 NGOの方々がそういう御指摘をしてくださっているそうでございますけれども、私どもとしては、かなり積極的にこの問題に取り組んでいるつもりでございます。  日本でございますけれども、昨年の四月から、世界に先駆けまして、地球温暖化対策推進法を施行しております。この法律...全文を見る
○清水国務大臣 ことしの二月、葉山で、G8環境未来フォーラム、そこでG8各国及び欧州委員会から提出されました八十一の事例の地球温暖化にかかわる国内対策のベストプラクティスの経験の交流をいたしました。  我が国は、国、地方公共団体、NGO、産業界等の各主体が積極的に取り組んでいる...全文を見る
○清水国務大臣 まず、NGOの方々の「おうみ宣言」でございます。それがG8コミュニケの中にどう反映されたのか、特に、税制のグリーン化に関する問題についての御指摘でございました。  今回のように、NGOの方々の御意見を直接伺いながらいろいろな政策に反映させていくというやり方、とて...全文を見る
○清水国務大臣 けさほど来この問題については御答弁申し上げているところでございますけれども、我が国といたしましては、COP3の開催国といたしまして、できるだけ早期の発効ということで、二〇〇二年までの発効、これを訴えたところでございます。何といたしましても、COP6の成功に全力を注...全文を見る
○清水国務大臣 先生御指摘のように、コミュニケの中では「できるだけ早く京都議定書の批准・発効を促進することを確保するというコミットメントを確認する。ほとんどの国々にとって、これは遅くとも二〇〇二年までにということを意味する。」というふうな合意を得た。この合意は、先ほども申しました...全文を見る
○清水国務大臣 それはできないことはないかもしれませんけれども、現実問題といたしまして、温室効果ガスを二二%以上も出しているようなこの大きな国が、アメリカが全くこれに入らなかったら実効は上がらないのではないかということで、私どもとしては、何とかしてアメリカが参加できるような条件を...全文を見る
○清水国務大臣 日本は、二〇〇二年までに発効させようということで努力をする、国内対策もするというようなことで努力をしているわけでございますから、できるだけ国内の努力をし、そして国際的な取り組みもいたしまして、この目標に向かって私たちは努力してまいります。それはもう確実に申し上げら...全文を見る
○清水国務大臣 その点に関しましては、先生御指摘のとおりでございます。アメリカが途上国の意味ある参加ということにこだわっているわけでございますけれども、日本におきましても、この途上国の参加は非常に重要な問題であるというふうに考えております。なぜならば、途上国からの排出量というのは...全文を見る
○清水国務大臣 御指摘のように、運輸部門は排出量の伸びが顕著でございます。産業部門は、排出量はほぼ横ばいということで推移しているわけでございますけれども、しかし、排出量の寄与割合が全体の約四割ということで非常に大きいわけでございまして、さらなる努力を着実に進めなきゃいけないという...全文を見る
○清水国務大臣 先生御承知の地球温暖化対策推進大綱におきましては、今、吸収源による温室効果ガスの吸収量は、目標期間の植林、再植林等によります純吸収分を考えますと約〇・三%、二〇一〇年ころにおける我が国全体の森林等による純吸収量を考えると約三・七%と推計しているわけです。そしてまた...全文を見る
○清水国務大臣 二〇〇二年までに京都議定書を発効させるためには、先生御指摘のCOP6、これが非常に大きな会議になるわけでございます。  ここで、各国の京都議定書の締結の引き金となります合意を確実に得なければならないというわけでございまして、特に、京都メカニズム、遵守制度、吸収源...全文を見る
○清水国務大臣 この問題につきましては、今までも何回か御指摘がございましたけれども、今環境庁におきまして、環境基本計画の見直しをいたしておりまして、中央環境審議会におきまして、この問題についても諮問をさせていただき、御審議いただいているわけでございます。その一環といたしまして、地...全文を見る
○清水国務大臣 地球温暖化に関する科学的研究をどのように進めるのかという御指摘でございます。  環境庁におきまして、今、地球環境研究総合推進費、平成十二年度の予算でいきますと二十六億五千万円、これを活用いたしまして、地球温暖化の現象解明、影響、対策を初めとした地球環境研究を関係...全文を見る
○清水国務大臣 私も直接拝見いたしまして、今までいろいろと話は聞いておりましたけれども、直接にあの白いもくもくとした煙を見て、やはり大変だなというふうに思いました。  長い間かけてこの問題が提起されてきているわけですけれども、それなりにみんなが努力をして、ちょうど私が行ったのは...全文を見る
○清水国務大臣 ごみの問題、これは環境庁が環境省として所管することになるわけでございますけれども、この数カ月にわたりましても、ごみにまつわるいろいろな問題、不法投棄の問題あるいはダイオキシンの問題、たくさんの問題が提起されているわけでございまして、これはもう並々ならぬ決意を持って...全文を見る
○清水国務大臣 愛知万博の問題でございますけれども、愛知万博の問題につきましては、会場の計画でありますとか跡地の利用の問題につきまして、愛知県、博覧会協会等におきまして、自然保護団体等の方々と御意見を交換しながらいろいろ御検討なすってきたということはよく承知しております。そして、...全文を見る
○清水国務大臣 環境庁の意見が取り入れられなかったというふうに思っておりません。その後出てきた状況に従って、いろいろ御検討なすった結果ああいう結論が出たというふうに認識しております。
○清水国務大臣 京都議定書の発効、批准に必要となります国内制度、これにつきましては、今環境庁は、中央環境審議会に諮問いたしまして、審議していただいております環境基本計画の見直しの一環といたしまして、地球温暖化対策のあり方について精力的に御検討いただいているところでございます。 ...全文を見る
○清水国務大臣 今環境税のお話でございますけれども、従来の規制的措置になじまないような不特定多数の排出源からの環境負荷を効率よく抑制することが可能な政策手段として、これは環境基本法あるいは環境基本計画においてもその有効性が期待されているところでございます。  欧州におきましては...全文を見る
○清水国務大臣 本年一月に、バイオセーフティーにかかわるカルタヘナ議定書、モントリオールで検討が行われました。この議定書の作成交渉におきましては、遺伝子組み換え農作物等の輸出国と輸入国の間、あるいは先進国と途上国の間で意見の相違が見られたところでございます。  具体的にどういう...全文を見る
○清水国務大臣 ただいま議題となりました循環型社会形成推進基本法案につきまして、提案の理由及びその内容の概要を御説明申し上げます。  近年、我が国における社会経済活動が拡大し、国民生活が物質的に豊かになる一方で、廃棄物の排出量の高水準での推移、最終処分場の残余容量の逼迫、廃棄物...全文を見る
04月18日第147回国会 衆議院 本会議 第26号
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○国務大臣(清水嘉与子君) ただいま議題となりました循環型社会形成推進基本法案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  近年、我が国における社会経済活動が拡大し、国民生活が物質的に豊かになる一方で、廃棄物の排出量の高水準での推移、最終処分場の残余容量の逼迫、廃棄物の焼却施...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 小林先生にお答え申し上げます。  まず、ドイツ循環経済法に対する評価及びドイツ循環経済法と比較した本法案の長所についてお尋ねがございました。  ドイツ循環経済法におきましては、廃棄物の処理対策とリサイクル対策を一体的に規定し、対策の優先順位、拡大生...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) まず、私に対します一番最初の質問でございます循環型社会形成推進基本法案の今国会における成立と、循環型社会の形成を推進する決意についてのお尋ねがございました。  近年、大量の廃棄物が排出されることに起因するさまざまな問題が発生しており、総合的な廃棄物・...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 北沢先生から、まず、現行の環境基本法のもとで個別法を改正強化すれば十分じゃないかという御指摘がございました。  環境基本法は、第一に、環境の保全に関するすべての施策分野を対象とするものでございます。また、第二に、その施策につき、長期的な視点に立った着...全文を見る
04月20日第147回国会 衆議院 決算行政監視委員会第三分科会 第1号
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○清水国務大臣 環境庁の平成八年度及び平成九年度歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  まず、平成八年度の当初予算額は七百五十六億三千六百三十四万円余でありましたが、これに、予算補正追加額二十四億九千三百五十九万円、予算補正修正減少額十九億二千六百七十九万円余、...全文を見る
○清水国務大臣 私も、本件の重大さにかんがみまして、三月三十一日にこの荏原製作所の藤沢工場に赴きまして現地を見せていただきました。率直に申しまして、非常に単純とは言えないと思いますけれども、事が七年間そうなっていたということに対して、大変驚きを持ったわけでございます。  あのと...全文を見る
○清水国務大臣 ダイオキシンに関しましては、廃棄物処理場の問題からいろいろ出てまいりまして、日本でも大きな問題になったわけでございまして、こうした点から、昨年、ダイオキシン対策特別措置法ができて、そして具体的にこの一月からそれぞれの環境基準がつくられ、そしてこれからきちんとした整...全文を見る
○清水国務大臣 実は、この事件が起きましてから、藤村会長の方からは、直ちに中央環境審議会の委員を辞任したいという申し出がございまして、既に手続中でございます。
○清水国務大臣 今先生御指摘のような、風評被害に対しまして住民の方々から補償要求が出された場合には、やはり民事上の問題として解決すべきものだというふうに考えます。  私といたしましては、そうした問題については、やはり当事者同士のお話し合いが進められて、そして円満な解決がされるこ...全文を見る
○清水国務大臣 最終処分場での適正な処分についての御指摘でございましたけれども、先生御指摘のように、NGOの方々、一般の方々がお調べになったデータで非常に高い濃度が出たというふうなことにつきましても、こういったデータが得られた場合には、その測定場所でありますとか測定方法等が適切で...全文を見る
04月21日第147回国会 衆議院 環境委員会 第4号
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○清水国務大臣 今先生御指摘なさいましたように、環境基本計画におきましては、循環を環境政策の長期目標の一つとして定めまして、一つには、自然の物質循環の保全、そして二つ目には、経済社会システムにおける物質循環の確保という目標を掲げているわけでございます。  この今御審議いただきま...全文を見る
○清水国務大臣 今の先生の御質問でございますけれども、今おっしゃったことがまず一番大事なことであろうというふうに思います。  リサイクルを進めるというよりも前に、まず大量生産をやめていく、つまり、この法案の中でも、製品等が廃棄物となることを抑制すべきであるという認識をまず初めに...全文を見る
○清水国務大臣 河野先生は本当にこういった問題について長いこと研究しておられて、いろいろいつもすばらしい御提言をいただいていることを感謝しているところでございます。  まず基本的なことを御質問いただきました。  この廃棄物の取り扱いにつきまして、有価、無価をめぐりまして現場で...全文を見る
○清水国務大臣 ここで言っています廃棄物は、廃掃法で言っています廃棄物でございますから、これは無価のものでございます。
○清水国務大臣 先生、私が初めに申し上げましたとおり、私どもが御提案申し上げている基本法におきましては、有価、無価にかかわらず、第二条の二項で言っております廃棄物等のうちに、循環資源となるもの、つまりこれは、有用なものはもう循環資源として認識しているわけでございまして、廃掃法で言...全文を見る
○清水国務大臣 先生、この一号の廃棄物、これは廃掃法で言っております廃棄物。これは廃掃法の解釈そのとおりでございます。そして、ここで今御提案しております定義の中では、廃棄物等というのは、今申し上げたそのものと、それから二号のものが含まれているわけでございまして、さらに三項におきま...全文を見る
○清水国務大臣 本法案におきましては、第十五条の第一項におきまして、政府が施策を総合的かつ計画的に推進するためには、循環型社会形成推進基本計画を定めることを規定しております。  この基本計画の策定に当たりましては、中央環境審議会の意見を聞くこととされておりますので、計画の具体的...全文を見る
○清水国務大臣 今、具体的にということでございますけれども、基本的に私がお答え申し上げておりますのは、先ほど福永先生からも御質問がございましたが、まず発生抑制である、次に再利用、リサイクルというようなことでございまして、それでどうしても出てくるものについては熱回収、処分というふう...全文を見る
○清水国務大臣 今、熱回収、処分のところをおっしゃられましたけれども、まず廃棄物を半減しようという目標を掲げているわけでございます。御承知のように、ダイオキシン対策関係閣僚会議におきましても、平成二十二年までを目標年度といたしまして、廃棄物を半減しようという目標を掲げているわけで...全文を見る
○清水国務大臣 本法案におきましては、第十九条で再生品の使用を促進するための措置を規定しております。また、二十三条で再生品の製造施設に対する助成措置も規定しているところでございます。これらの規定は、再生品の供給と需要を増進する、そして、今先生御指摘のようなバージン材からリサイクル...全文を見る
○清水国務大臣 この法案を立案する過程におきましては、通商産業省に限らず、資源の有効な利用の確保に関する事務を所掌いたします省庁、政府部内におきます緊密な連携のもとに検討を進めてきたわけでございます。  このような中で、法文の意味、内容につきましても共通の理解を得るということで...全文を見る
○清水国務大臣 特に書類としてはございません。
○清水国務大臣 国民の間に非常に定着しつつあるというふうに思っております。
○清水国務大臣 特に環境庁としては、私は直接意見を求められておりませんし、事務方にも恐らく来ていないというふうに思います。こういうことを改正したいという議員の方々がいらっしゃることも承知しております。
○清水国務大臣 私はこの議員のグループの中には入っておりません。
○清水国務大臣 いろいろなお考えの方がおありになると思いますし、今便宜的に日を変えるというようなお話がございましたけれども、私はちょっとその点につきましては何ともコメントしかねるところでございます。
○清水国務大臣 私はテレビの報道で知りました。
○清水国務大臣 二日の夜、青木官房長官が発表されましたそれをNHKで拝見いたしました。
○清水国務大臣 済みません。私は正確に今時間がわからないのですけれども、とにかく三日の日に臨時閣議がございまして、そこで御報告いただきました。
○清水国務大臣 いろいろな機会に国民の多くの方々の御意見を伺って事を進めることは大事なことである、これは基本的にそうだと思います。  今先生が、この法案につきまして非常に国民の意見を聞いていないんじゃないかという御指摘でございます。  確かに、出方を見れば、早い時期にまとまっ...全文を見る
○清水国務大臣 少なくとも、この取りまとめに至るまでにつきましては、かなり多くの方々の御意見をちょうだいしているというふうに考えております。
○清水国務大臣 先ほど申し上げましたように、この法案は中央環境審議会の取りまとめの考えを基礎に置いて立案したということを申し上げたわけでございますけれども、具体的に申しますれば、まず一つには、廃棄物・リサイクル対策の優先順位でございます。まず第一に発生抑制、第二にリユース、第三に...全文を見る
○清水国務大臣 環境基本法は、第一に、環境の保全に関するすべての施策分野を対象にしております。第二に、その施策につきまして長期的な視点に立った着実な取り組みを追求するというものでございます。  これに対しまして、この御審議いただきます法案は、第一に、施策の対象を、社会の物質循環...全文を見る
○清水国務大臣 一つの例といたしましては、いずれも中小企業の経営基盤の強化、中小企業の技術の向上などをねらいといたします中小企業基本法というのがまずございます。そのもとに、ものづくり基盤技術振興基本法というのがありまして、まあそれも一つの例として挙げられると思います。
○清水国務大臣 今先生お尋ねのございました環境の保全の問題というのは、公害の防止、自然環境の保全あるいは地球環境保全など、非常に幅広い分野を対象としているわけでございます。一方におきまして、御提案いたしました法案は、これらのうち、人間社会の物質循環の確保を図る上で喫緊かつ中心的課...全文を見る
○清水国務大臣 その考えについては、私どもも全く同じ考えでございます。
○清水国務大臣 考え方は、非常に大きな考え方も環境基本法の中でしっかり示されているわけでございますけれども、先ほど来御答弁申し上げておりますように、この法案に関しましては、今の喫緊の課題でございます廃棄物・リサイクルという、人間の経済社会活動にかかわるものに絞って御提案させていた...全文を見る
○清水国務大臣 今、この法案に関係する個別法といたしまして、新たには、建設工事に係る資材の再資源化に関する法律案、あるいは食品循環資源の再生利用等の促進に関する法律案がございますけれども、それに加えまして、廃棄物の処理及び清掃に関する法律、再生資源の利用の促進に関する法律、これの...全文を見る
○清水国務大臣 今先生が御指摘なすったこと、大変重要な問題であると思いますけれども、環境教育とか環境学習、これは平成五年の環境基本法の制定に際しましても、環境行政を推進するための新しい施策として位置づけられました。そして、環境基本計画におきましても、長期的な目標の一つであります参...全文を見る
○清水国務大臣 廃棄物の処理だとかリサイクルに伴います有害物質の排出につきましては、第二十一条におきまして、その際生じる環境の保全上の支障を防止するために、公害の原因となる物質の排出の規制等の措置を位置づけております。  また、廃棄物の処理やリサイクルに伴う有害物質の排出をより...全文を見る
○清水国務大臣 今先生御指摘のように、平成十年のダイオキシン緊急全国一斉調査の結果を受けまして、藤沢市は引地川のダイオキシンを調査してそういう結果が出たわけでございますけれども、藤沢市のほかにどういうところがあるのかというお尋ねに対しましては、例えば、三重県の津市にあります岩田川...全文を見る
○清水国務大臣 大体、五月中にはできるのではないかということでございます。
○清水国務大臣 いたち川の調査地点は、いたち川が柏尾川に合流する地点から二百メートルくらい上流のいたち川橋ということでございます。
○清水国務大臣 今、地点の選定のことについてお尋ねでございますけれども、地点の選定に当たりましては、対象地域内の廃棄物焼却炉の発生源から大気中に、ダイオキシンは大気中に放出されるのがほとんどなわけでございますけれども、周辺の状況から見て地上のダイオキシン濃度が最も高くなるだろうと...全文を見る
○清水国務大臣 いたち川周辺につきましては、まず、十年度のダイオキシン緊急全国一斉調査の結果を踏まえて、横浜市は自発的に追加調査をされたわけでございまして、その結果につきましては、環境基準を満足した結果であるというふうに報告を受けているわけでございます。  また、いたち川周辺に...全文を見る
○清水国務大臣 このダイオキシンの調査というのは、従来は十分されていなかったわけでございまして、平成十年に補正予算をもって環境庁がやったというのが大きなものだというふうに思います。  そういう中で初めて全国の水域のダイオキシン汚染の状況が明らかになったということでございまして、...全文を見る
○清水国務大臣 一応、提出されております。
○清水国務大臣 先生御心配のこの藤沢の住民の方々とも、きのう環境庁に来ていただきまして、いろいろお話も伺いました。そして、どういう御心配があるか、これからどうしたらいいのかというようなことにつきましても御相談申し上げたところでございます。  こういったものが、多くのところで問題...全文を見る
○清水国務大臣 今先生の御指摘のように、廃棄物・リサイクル対策は喫緊の課題だということを何度も申し上げているわけでございます。  少し具体的に申し上げますれば、いろいろな廃棄物・リサイクル対策によりまして随分改善をされてきたとは思いますけれども、しかし、今我が国におきましては、...全文を見る
○清水国務大臣 今私が申し上げましたデータは、厚生省が取りまとめたデータなのでございますけれども、平成八年度のデータでございます。  今全体的に厳しいということを申し上げたわけでございますけれども、特に、産業廃棄物については三・一年と申し上げたのですけれども、さらに十一年の十月...全文を見る
○清水国務大臣 まず、法案が成立いたしましてから作業に移りますまでに、中央環境審議会におきまして、十四年の四月一日までに循環型社会形成推進基本計画の策定のための具体的な指針が出され、そして環境大臣に意見を述べるというのが十四年に設定されておりまして、さらに環境大臣が、この具体的な...全文を見る
○清水国務大臣 先ほど来この御質問がございますけれども、今考えておりますこの基本法、廃棄物・リサイクルを一体として動かしていかなければならない中で、幾つかの個別法が既に動いているものもございますし、それから、これから新しくつくられようあるいは改正されようというものもあるわけでござ...全文を見る
○清水国務大臣 これは私の決意でもあり、また政府全体でこういう決意をしてやってもらいたい、いこうということでございますけれども、今個別の法案についての見直し、こういった基本法との関係で個別の法案との問題について御指摘もございました。  当然来年になりますれば、環境庁は環境省にな...全文を見る
○清水国務大臣 言い方が悪かったのかもしれません。私ももちろんでございますし、政府全体として、このことをきちんと立ち上げるということについては、既に政府の方針として決めているところでございますので、強い決意を持って立ち向かってまいります。
○清水国務大臣 先生御指摘でございますけれども、第七条におきましては、循環資源の循環的な利用及び処分に当たっての優先順位を明らかにしているわけでございまして、当該条文におきましては、熱回収というのは、循環資源が再使用及び再生利用されない場合に、その処分に優先して行うべき行為として...全文を見る
○清水国務大臣 この法案の中では、そういう認識で規定させていただいております。
○清水国務大臣 有害物質を含む循環資源につきましては、環境の保全上その支障が生じないように、適正な循環的な利用及び処分が行われなきゃいけないというのは、そのとおりでございます。  この法案では、この旨を基本原則におきまして明らかにするとともに、第二十一条におきまして、国に規制等...全文を見る
○清水国務大臣 先に先生がおっしゃったのでございますけれども、考え方は今おっしゃったようなことだと思います。しかし、具体的に実施するのにはやはり個別の法案が動いているわけでございまして、私どもの今御提案申し上げている形でも、基本的にはそういった趣旨も踏まえた考え方を取り入れている...全文を見る
○清水国務大臣 今申し上げましたのは、今具体的に先生が幾つかお読みになりましたけれども、考え方として、もちろん、ドイツのものと比較することがなかなかできない点がございます。しかし、基本法の中でそういった考え方をはっきり述べて、そして具体的には個別の法案で動かしているというのがドイ...全文を見る
○清水国務大臣 先生の御指摘でございます二十九条でございますけれども、国は、循環資源の発生、循環的な利用及び処分の状況等に関する調査を実施する旨の規定がございます。これは、今先生まさに御指摘のように、やはり廃棄物等の発生とかリサイクルの状況の現状を把握することが、今後講ずべき施策...全文を見る
○清水国務大臣 当然のことでございます。  今も既に関係省庁で廃棄物の発生実態等の調査をしているわけでございますけれども、環境庁といたしましても、この循環型社会の形成のための施策立案に必要な情報を、今申し上げたような手法で適切に把握するための調査をいたし、そして、当然のことなが...全文を見る
○清水国務大臣 それでは、私の方からは、まず、一般の住民の声をどう反映するかというお話でございます。  先ほども佐藤先生にもお話し申しましたけれども、この法案の作成過程におきまして、もう既に平成八年の十一月に、中央環境審議会に対しまして、廃棄物に係る環境負荷低減対策のあり方につ...全文を見る
○清水国務大臣 循環型社会の形成に向けまして、基本法と同時に必要な個別法が充実されなきゃいけないということは当然のことでございます。  今国会におきまして、先生御指摘のように、先行して廃棄物・リサイクルの個別法が出されているわけでございますけれども、この基本法の提出に当たりまし...全文を見る
○清水国務大臣 私も、戦前の物質がなかった、物がなかったころの生活をずっとしておりましたものですから、考えてみますれば、そのときには、本当に物を大事に、何度もリサイクルして使っていたなというふうに思うんです。ところが、とにかく使い捨てを美徳とするがごとく、清貧の教えはだめで、むし...全文を見る
○清水国務大臣 まず、循環型社会構築への決意ということのお尋ねがございました。  本当に、近年、大量の廃棄物が排出される中でいろいろな問題が起きているわけでございまして、まず、総合的な廃棄物・リサイクル対策、これは喫緊の国民的な課題であるというふうに認識しているわけでございます...全文を見る
○清水国務大臣 先生御指摘くださいましたけれども、この十二年の予算につきましても、循環を基調とした経済社会の実現というくくりで、そういった政府全体の環境保全に関する経費を環境庁が取りまとめをしているところでございます。  そして、その中での施策の効果ないし成果を国民にわかりやす...全文を見る
○清水国務大臣 循環型社会形成推進基本計画の策定に当たりまして、第三者の意見を聞くということは重要なことであるわけでございますけれども、この法案におきましては、それを中央環境審議会の役割にしているわけでございます。循環型社会形成推進基本計画の策定とか見直しに際しましては、この審議...全文を見る
○清水国務大臣 来年環境省になりますと、当然廃棄物対策を一元化いたしまして、所掌事務の充実強化を図ることができます。また、環境庁だけではなくて政府全体の環境保全に関する基本的政策の企画立案機能も、この環境省が担当するということになります。そしてまた、各省庁への勧告権というものも環...全文を見る
○清水国務大臣 環境省になりますれば、廃棄物対策でありますとか自然保護対策など、専ら環境の保全を目的とする事務につきましては、補助金の交付など助成措置も含めまして、すべて環境省の所管の権限として一元化されることになります。  また、公害防止施設の整備等についての助成など、他の府...全文を見る
○清水国務大臣 環境省が創設されますと、これまでの厚生省が所管していた廃棄物行政が環境省に一元化されるわけでございまして、そういたしますと、従来厚生省が行っておられました廃棄物処理施設等に対します自治体への補助金の交付などの権限は環境省に引き継がれます。  次に、廃棄物の適正処...全文を見る
○清水国務大臣 循環型社会の形成は、当然、我が国だけではなくて、全世界の持続可能な発展にとっても重要なことでございますし、国際的協調のもとにこれを進めなきゃならないというふうに認識しているところでございます。  例えばバーゼル条約等の国際的枠組みに基づきます取り組みの実施、ある...全文を見る
○清水国務大臣 ディーゼル車対策については、かねてから環境庁におきましても関心を持っているところでございまして、従来から、ディーゼル排気微粒子除去装置、DPFと言っておりますけれども、この普及を図ることを前提といたしまして、技術開発の促進等に取り組んでまいりました。一定の効果は確...全文を見る
○清水国務大臣 本法案によりまして、循環型社会の形成に関する確固たる方針が示され、そして基本計画の策定及びフォローアップによりまして、個別施策の総合的、計画的な推進が確保されるということによりまして、事業者及び国民の意識の向上が期待できるというふうに思います。また、廃棄物・リサイ...全文を見る
○清水国務大臣 生産者に対する製品の再商品化やリユースを促進するために、第十八条三項におきまして、当該循環資源の処分の技術上の困難性、循環的な利用の可能性等を勘案し、関係者の適切な役割分担のもとに、当該製品等に係る設計及び原材料の選択、当該製品等の収集等の観点から、その事業者の果...全文を見る
○清水国務大臣 みずから製品をつくるだけでなくて、生産者が、生産、使用段階だけでなくて、使用後の廃棄物となった後まで一定の責任を負うという拡大生産者責任の考え方というのは、どうしても循環型社会の構築のためには避けられない重要な視点でございます。  このため、この基本法案の中では...全文を見る
○清水国務大臣 先生御指摘の、拡大生産者責任に基づきまして、業者に使用済み製品の処理責任を義務づけることによって、廃棄物の発生抑制、リサイクルを進めるべきでないかということでございますけれども、本法案によりましては、一つには、物品の耐久性の向上あるいはリサイクルの容易化等のための...全文を見る
○清水国務大臣 有害物質でございますけれども、これは、第二十条の第一項第四号におきまして、製品等に含まれる人の健康または生活環境に係る被害が生じるおそれがある物質の種類及び量その他その製品の処分に伴う環境への負荷の程度に関することを事前評価すべき事項として、その結果に基づき、事業...全文を見る
○清水国務大臣 この法案の第二十条第二項におきまして、製品等が廃棄物となることが抑制され、またはこれが循環資源となった場合に、その適正な循環的な利用及び処分が行われるために必要な材質または成分等の情報を広く提供するよう、国は必要な措置を講ずるものと規定しているわけでございまして、...全文を見る
○清水国務大臣 先生御指摘の第三者機関のことでございます。  私どもは、第三者機関を置くかどうかというお話がありましたときに、やはり今は、行政機関をできるだけ簡素化するということで中央省庁の改編もなされたわけでございます。そして、環境庁が環境省になって、環境省が廃棄物行政を一元...全文を見る
○清水国務大臣 循環型社会形成推進基本計画は、政府におきます循環型社会の形成にかかわる基本的な計画として定められることとされているわけでございまして、この中で、御指摘のように、個別事業に関する数値目標を定めることは、その性格上、必ずしも適切ではないというふうに考えます。  御指...全文を見る
○清水国務大臣 武山先生が昨年来ずっとこの問題にかかわって、中心的に御発言をしておまとめになっていらしたことは十分承知しているわけでございまして、今までの御議論は随分中でいろいろやっていただいたものだというふうに承知しております。  まず最初に、対象範囲をなぜ絞ったのかという問...全文を見る
○清水国務大臣 済みません。  今、全体の循環というのは、もう環境基本法の中で大きくとらえておる問題でございます。その中で、あえて絞り込みをして、環境基本法の理念のもとにこの循環型社会形成推進基本法を制定しようということでございます。
○清水国務大臣 今先生御指摘のフロンという具体的な名前を挙げてくださいましたけれども、これは廃棄物の処理、リサイクルに際しまして、それに起因いたしますオゾン層の破壊などの環境の保全上の支障を生ずることがないように、国としても必要な措置を講ずべき旨を明確に位置づけているところでござ...全文を見る
○清水国務大臣 この問題につきましては、人の管理下にある気体は本法の対象というふうに考えてよろしいと思います。  いろいろな気体というのがあるわけでございまして、どこまで入れるかというのは非常に難しゅうございますけれども、人が管理し、制御し得る気体であれば、例えば家電製品の中の...全文を見る
○清水国務大臣 これは、三党のPTの中でも大変御議論があった点、最後まで残った点だということは私も伺っております。  しかしながら、この第三者機関の設置につきましては、先ほどもほかの方に御答弁を申し上げましたけれども、行政機関をできるだけ簡素化しようという方向になってきているわ...全文を見る
○清水国務大臣 まず、本法案におきましては、中央環境審議会の役割といたしまして、第十五条三項をごらんいただきますと、循環型社会形成推進基本計画の策定に先立ちまして、その策定のための具体的な指針について意見を述べること、また十五条の第四項におきまして、環境大臣が基本計画を策定するに...全文を見る
○清水国務大臣 今申しましたように、中央環境審議会は、計画の策定等に関しまして重要な役割を担っておりますので、委員の人選等につきましては、審議会がその任務を適切に果たすことができるように配慮することが重要でございます。  委員の任命につきましては、環境基本法の規定を踏まえまして...全文を見る
○清水国務大臣 いわゆるパブリックコメントの実施というのは、国民の意見を具体的な施策に反映させる意味では非常に重要なことであるというふうに考えております。  政府におきまして、パブリックコメントの実施に関しまして、昨年の三月三十一日に、規制の設定または改廃に係る意見提出手続、い...全文を見る
○清水国務大臣 そもそも、このパブリックコメントというのが閣議決定において決められまして、それに従って皆やっているわけでございまして、当然のことながら、基本計画の策定に際しましても、この閣議決定の精神を十分生かしていくということでございます。
○清水国務大臣 ちょっと先ほどのパブリックコメントについて追加したいと思いますけれども、これは政府のルールでございますので、ぜひ御理解いただきたいと思います。私どもも、そのルールに従って当然のことながらきちんとするということを申し上げているわけでございます。  それから、今、中...全文を見る
○清水国務大臣 従来と何が変わったかという御質問でございますけれども、やり方そのものについて特にどう変わったわけじゃございませんけれども、すべてこれは透明性の高い、公開を旨としてやるわけでございますから、その点についてはぜひ御理解をいただきたいというふうに思います。
○清水国務大臣 今先生御指摘の法制上だとか財政上の措置ということにつきましては、第十三条におきまして、政府は、循環型社会の形成にかかわる施策を実施するために必要な法制上または財政上の措置その他の措置を講じなければならないというふうに明記しているところでございます。したがって、基本...全文を見る
○清水国務大臣 この基本法案は、循環型社会の形成に関します施策の基盤となる枠組みを確立することにより、関係する個別法、今ですと廃棄物処理法、再生資源利用促進法、容器包装リサイクル法、あるいは家電リサイクル法、建設資材リサイクル法案、食品リサイクル法案等によります廃棄物・リサイクル...全文を見る
○清水国務大臣 御指摘のように、そういう数値目標を設定するということはやはり大事なことではあろうと思います。しかし、基本計画の策定に当たりましては、先ほど来御説明申し上げておりますように、中央環境審議会の意見を聞くこととされておりますので、確定的なことをここで申し上げることはでき...全文を見る
○清水国務大臣 これは先ほども御説明したかと思いますけれども、今回の法案におきましては、今深刻化しております廃棄物問題の解決ということから考えますと、やはり人間社会における物質循環の確保ということをねらいといたしまして、その緊急かつ中心的な課題であります廃棄物・リサイクル対策に焦...全文を見る
○清水国務大臣 この熱の回収でございますけれども、循環資源の取り扱いに関する基本原則におきましては、技術的及び経済的に可能な範囲内におきまして、廃棄物等の発生抑制、そして循環資源の再使用及び再生利用を行い、それが不可能な場合には、処分に先立って御指摘の熱回収を実施すべきものという...全文を見る
○清水国務大臣 排出者責任につきましては、廃棄物などの排出事業者に対して、その排出したものをみずからの責任において適切に処理すべき責務を明確にし、また、国として、事業者に対する規制などの適切な措置を講ずべきことを十八条一項に定めているところでございます。またさらに、国として、不法...全文を見る
○清水国務大臣 排出者責任につきましては、すべて盛り込まれているというふうに考えております。
○清水国務大臣 もう既に先生十分御理解の上で御質問してくださっていると思いますけれども、環境基本法は、環境保全施策全般を総合的、計画的に推進しようというものでございます。一方におきまして、この御提案申し上げている法案は、深刻化する廃棄物問題の解決が一刻の猶予も許されぬ状況にあると...全文を見る
○清水国務大臣 説明が悪いのか、なかなか御理解いただけないのですけれども、まず施策の対象が、環境基本法というのは、もう本当に環境保全施策全般のことを含めているわけでございますけれども、私どもが今御提案申し上げている基本法におきましては、かなりその対象を狭めているわけでございます。...全文を見る
○清水国務大臣 先生、今きつい御指摘でございますけれども、この法案の成立過程におきまして、環境庁が確かにたたき台をお示ししたことは事実でございます。しかし、その後は、まさに政治主導で、三党PTでいろいろと議論されたことも事実でございますし、先ほど先生も、環境庁を排除していろいろ議...全文を見る
○清水国務大臣 私どもの理解は先ほど申し上げたとおりなのでございますけれども、最後に政治主導で検討されたものがなぜ閣法になったのかというような御趣旨の御発言でございました。  これは、一つには、やはり廃棄物・リサイクル、それぞれの個別法がございまして、これが既にもう動いていたと...全文を見る
○清水国務大臣 二十一世紀を目前にして、日本でもこういった法律をつくり、そしてこれまでの二十世紀の人々の生活の仕方を大きく変えようという大きなうねりになってきたというふうに思っております。  ただ法律をつくっただけでは、いろいろな問題もあり、なかなか進まないことも事実でございま...全文を見る
○清水国務大臣 先生の御質問でございますけれども、既に政府におきましては、これまで、環境基本法に基づきまして、環境の保全に関するすべての施策分野を対象にいたしまして、長期的な視点に立った施策の立案、実施に努めてきたところでございます。  そういう意味では、エネルギーとか生態系と...全文を見る
○清水国務大臣 先生の方からは、今の対象に、放射性廃棄物でありますとか遺伝子組み換え食品の問題にも踏み込むべきじゃなかったかという御指摘でございます。  ただ、放射性廃棄物を循環させる、これはいろいろと問題がございます。放射性物質に関しましては、原子力行政の体系のもとで措置して...全文を見る
○清水国務大臣 私も、大臣就任以来、各般のNPOの方々、もう本当にいろいろな分野で活躍していらっしゃる方々の意見をなるたけお聞きしたいということで、伺っているわけでございます。本当にさまざまな形で、皆さんどちらかというとみんな生き生きして活躍しておられますね。そして、いろいろな専...全文を見る
○清水国務大臣 国民の皆様方の声を直接伺うのは非常に大事なことだというふうにまた重ねて申し上げるわけでございますけれども、この法案の中では、まず十二条に、国民がみずから循環型社会の形成に努めるべきことを責務として明らかにしております。また、二十七条におきまして、国の講ずる施策とい...全文を見る
○清水国務大臣 先ほど御説明申し上げましたけれども、確かに、この成案を得るまでには、昨年、自自公、与党の政策合意を受けまして、三党で精力的な議論が行われ、そして、見ていらっしゃると、割と短い時間でこの成案ができ上がったというふうに御理解いただいているかもしれませんけれども、先ほど...全文を見る
○清水国務大臣 今御指摘のOECDのガイダンスマニュアル、これは加盟国政府が政策を立案する際の参考資料として今取りまとめられているわけでございまして、今後、本法案に基づきまして、拡大生産者責任の具体化をこれから日本でも検討していかなければいけないわけですから、OECDのガイダンス...全文を見る
○清水国務大臣 おっしゃいますように、環境基本法がまずあるわけです。そして、それに基づいて、その理念に従って、御提案申し上げております基本法が動いていくわけでございますけれども、先生御指摘のように、環境基本法第四条、基本理念といたしまして、環境への負荷の少ない健全な経済の発展を図...全文を見る
○清水国務大臣 拡大生産者責任の考え方は、循環型社会の形成のために非常に重要な視点でございまして、本法案におきましては、その考え方を第十一条、事業者の責務、それから第十八条、循環資源の適正な循環的利用及び処分のための措置のところ、それから第二十条、製品、容器等に関する事前評価の促...全文を見る
○清水国務大臣 廃棄物処理費用の製品価格への上乗せの問題でございます。  本法案は、第四条におきまして、循環型社会の形成のために必要な費用が国、地方公共団体、事業者または国民により適正かつ公平に負担されることの重要性を基本原則としてうたっているところでございます。  とりわけ...全文を見る
○清水国務大臣 先生、すべての物品を同じように取り扱うことはできないわけでございまして、取り扱われる商品によりまして、その上積みされる費用についてはいろいろな取り扱いがあるのじゃないかというふうに思います。
○清水国務大臣 今先生御指摘のような気持ちで私も御答弁申し上げたところでございます。技術的及び経済的に可能というのが、お金がなければやらなくてもいいのかという趣旨の御意見でございましたので、そうではなくて、これは、国民や事業者に対して、単に経済的に見合う措置を求めるだけじゃないん...全文を見る
04月25日第147回国会 参議院 国土・環境委員会 第12号
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○国務大臣(清水嘉与子君) ただいま議題となりました悪臭防止法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  近年問題となっている中古タイヤ集積場の火災などの事故時の悪臭被害については、一時的に多量の悪臭物質が放出され大きな被害をもたらす傾向...全文を見る
04月25日第147回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○国務大臣(清水嘉与子君) 環境税でございますけれども、従来のような規制的な措置になじまないような不特定多数の排出源からの環境負荷を効率よく抑制するという意味ではより可能な政策手段だというふうに思っておりますし、これは環境基本法でありますとか環境基本計画におきましてもその有効性が...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 今、先生が御指摘のように、デポジット制度を含みます経済的な負担措置というのは環境政策上非常に重要な政策課題だというふうに思っております。  しかし、こうしたデポジット制度を導入するということに対しましては、やはり国民の皆様方に具体的に御負担を求めるわ...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 本年のG8環境大臣会合は、新たな千年紀を目前にいたしまして国際社会が直面する環境問題、G8各国の環境大臣が本当に率直にまた真剣に意見交換を行いまして、そしてその結果をコミュニケにまとめたところでございます。  まず、気候変動につきましては、本年十一月...全文を見る
04月27日第147回国会 参議院 国土・環境委員会 第13号
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○国務大臣(清水嘉与子君) 先生御指摘のように、近年悪臭の苦情が非常にふえているわけでございまして、平成十年で二万件を超えるというようなものになってきているわけでございます。その要因でございますけれども、野外焼却に係ります苦情がふえていること、あるいはやはりこういった問題に対する...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 先生御指摘のように、以前は確かに畜産業でありますとか、あるいは化学工場からのアンモニアでありますとか、そういった物質があったわけでございますけれども、今はかなり複合的なといいましょうか、一つのにおいだけでない、いろんなにおいがまざったようなもの、例えば...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 今の改正の中で出しておりますことでございますけれども、もしそういうことになりますと、当然事故の発生したときに直ちにその事故についての応急措置ということが講じられなきゃいけないわけでございまして、そういう問題が起きますと当然市町村長にその事業者が通報しな...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 中央環境審議会からの御答申もいただきまして、今回の改正案に事業者の責務規定を設けるということについても私ども実は検討したわけでございます。  しかし、あらかじめ指定した地域において規制を行う制度をとっております現在の悪臭防止法の体系でございますと、必...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) この野焼きの問題もいろいろ問題になったのでございますけれども、廃棄物の野外焼却につきましては、既に今国会に提出されております廃棄物処理法の改正案におきまして一定の廃棄物の焼却行為の禁止が規定されております。そしてまた、その違反者に対する直罰の適用も規定...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 例えば古タイヤなんかにいたしましても、これが廃棄物であるのかあるいは有価のものであるのかという問題はいつも起きているわけでございますけれども、大体は廃棄物のものが多いわけでございます。しかし、そういったところで問題が起きているということもよく承知してい...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 今ずっと御審議いただいていました中で野積みタイヤの問題が出ておりますけれども、使用済みタイヤというのがリサイクルするための有価物であるとして廃棄物処理法の適用を受けずに、そして結果的にはリサイクルもされずに放置されている、そして火災による事故を起こすと...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 中央環境審議会の答申は、環境庁が環境行政を進めていくに当たりましての非常に重要な指針であるというふうに認識をしているところでございます。  今回の悪臭防止法の改正に際しましても、本年三月に「悪臭防止対策の強化のため講ずべき方策の在り方について」という...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 先ほどこの点につきましては、福山先生からも御質問をちょうだいいたしまして御答弁申し上げたわけでございますけれども、実は私どもも今回の改正案につきましては事業者の責務規定を設けることも検討いたしました。  しかし、あらかじめ指定した地域において規制を行...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 先ほども申しましたように、私どももこの改定に当たりまして、そのことについて十分考慮したわけでございます。  法制上の規定のしぶりによることに関しまして今回はこのままにしたわけでございますけれども、十分検討してまいりたいと思います。
○国務大臣(清水嘉与子君) 野外焼却、特に問題になります例えば野積みタイヤによる火災に伴いまして発生する悪臭等がございますけれども、こうしたことに対しましては、今回の改正法案第十条第三項に設けられた事故時の応急措置命令によりまして住民の生活環境を保全することができるというふうに考...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) その点があるわけでございますけれども、今、有価物の問題について出てきている事件、事例というのが実際にはそれほど多くないというふうに聞いております。  ただ、タイヤの場合につきましては、これが本当に有価物であるのか無価物であるのか。有価物ということで廃...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 悪臭防止法で野外焼却の禁止規定をいたしまして、そして罰則を伴う強化を行うことについては、これは法制的に非常に困難なところがございます。  しかし、これは非常に国民的な関心も高いところではございますし、今後の悪臭苦情の状況等も見ながら、どのような対応が...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 廃棄物の安定型最終処分場におきまして、今後こういった硫化水素が発生するような事故があった場合、今回の法改正によりまして事故時の応急措置命令等の適用によりまして周辺住民の悪臭被害の発生を防止することが可能であるというふうに考えております。
○国務大臣(清水嘉与子君) ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして努力をいたす所存でございます。
04月28日第147回国会 衆議院 環境委員会 第6号
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○清水国務大臣 今、廃棄物等と廃棄物との関係について現場が混乱するのではないかというような御趣旨の御質問だというふうに受けとめました。  今先生御指摘のように、法律の第二条におきまして、廃棄物等の定義をしているわけでございますけれども、廃棄物処理法上の廃棄物、これはいわゆる無価...全文を見る
○清水国務大臣 今の先生の御指摘は、この法律が、環境基本法との関係におきまして必要であるかどうかということの御指摘でございましたけれども、環境基本法、これは公害の防止あるいは地球環境の保全及び自然環境保全という、大きく三つの分野を中心といたしました環境保全施策全般を対象にしている...全文を見る
○清水国務大臣 本法案は基本法でございます。循環型社会の形成に関する施策の基本的な方向を示すものでございます。  地方公共団体につきましては、第三十二条におきまして、「その地方公共団体の区域の自然的社会的条件に応じた循環型社会の形成のために必要な施策を、その総合的かつ計画的な推...全文を見る
○清水国務大臣 みずからが生産する製品につきまして、生産者が、生産、使用段階だけでなくて、使用後の廃棄物になった後まで一定の責任を負うという拡大生産者責任の考え方というのは、循環型社会の構築のために極めて重要な視点でございます。  このため、循環型社会形成推進基本法案におきまし...全文を見る
○清水国務大臣 今の御指摘に対しましては、先ほど先生御指摘の第四条の適切な役割分担のところの規定に基づきまして、個別具体的な品目につきましての費用の負担をどうするのかということについては、これから検討されるものであるというふうに考えます。
○清水国務大臣 循環資源の再使用、再生利用、熱回収につきましては、法制的には、廃棄物処理法上の廃棄物処理に該当するものは地方公共団体が指導監督する、そして、再生資源利用促進法に基づきます再資源化やあるいは容器包装リサイクル法に基づきます再商品化等に該当するものは、それぞれの業種ご...全文を見る
○清水国務大臣 今の先生の御指摘、計画の策定に当たってどのように国民の意見を聞くかということでございますけれども、まず中央環境審議会、この中央環境審議会というのは学界あるいは産業界、市民団体等、各階各層の有識者から成っているわけでございまして、多方面の関係者の意見が反映されるもの...全文を見る
○清水国務大臣 今、基本計画について国会承認にすべきだという御指摘でございます。  この法案の第十五条第四項におきましては、循環型社会形成推進基本計画は、政府において閣議決定の上定めるものとされているわけでございまして、これは、法案の具体的施行には行政責任があるわけでございまし...全文を見る
○清水国務大臣 中央環境審議会のお尋ねでございますけれども、この法案におきましては、中央環境審議会が、一つには、循環型社会形成推進基本計画案の作成に先立ち示される具体的な指針、二つ目には、計画の案についてそれぞれ意見を述べることになっているわけでございまして、当然のことながら、学...全文を見る
○清水国務大臣 いわゆるPL法は、製造物の欠陥によりまして、人の健康だとか財産等に被害が及ぶときに、その製造者に、過失の有無を問わず、損害賠償責任が及ぶということでございます。  一般に、先生も御指摘でございましたけれども、再使用あるいは再生利用によって得られた再生品というのは...全文を見る
○清水国務大臣 先生御指摘のように、中央環境審議会の役割が非常に大きくなることでございます。  第三者機関としての役割をきちんとしなければならないということでございまして、審議会そのものは来年の一月から大きく改組されるわけでございまして、この中で、この循環型社会推進に向けての審...全文を見る
○清水国務大臣 先生御指摘のように、現代文明は、科学技術の発展あるいは飛躍的な経済発展によりまして、私たちに大変な豊かさ、経済的な豊かさだけはもたらしてくれましたけれども、それに伴いまして、環境に大きな負荷を与えてまいりました。  中でも、廃棄物の発生量の増大あるいは最終処分場...全文を見る
○清水国務大臣 この循環型社会形成推進基本計画の内容につきましては、法の第十五条第二項におきまして、循環型社会の形成に関する施策の基本方針、それから循環型社会の形成に関し政府が総合的かつ計画的に講ずべき施策、それからさらに、その他循環型社会の形成に関する施策を総合的かつ計画的に推...全文を見る
○清水国務大臣 この第三者機関ということに関しましては、もう御党からも大変強い御要請があったということも伺っております。  循環型社会の形成に関する施策、とりわけ循環型社会形成推進基本計画の策定に当たりまして、中央環境審議会の役割が、今言ったようなことで、第三者機関としての役割...全文を見る
○清水国務大臣 法案第三条の技術的及び経済的可能性を踏まえつつというのは、この法案が、事業者や国民に対しまして、個別具体的な義務づけを行うものではないとはいえ、施策の実施に当たりましてその基本的な考え方を示しているものでございまして、どのような範囲でその施策を実施するかということ...全文を見る
○清水国務大臣 みずから生産します製品について、生産者が、生産、使用段階だけでなくて使用後廃棄物となった後まで一定の責任を負うという拡大生産者責任の考え方は、今、循環型社会の構築のために極めて重要な視点であるというのは、もう前からこの委員会で御指摘いただいたところでございますし、...全文を見る
○清水国務大臣 本法案におきましては、循環型社会の形成の重要性や緊急性にかんがみまして、廃棄物等の発生抑制あるいは循環資源のリサイクル利用等を行う者に対しまして、相当な努力を行うことによりまして利用可能となる技術あるいは経済的な条件を追求して、積極的なリサイクル利用を行うことを求...全文を見る
○清水国務大臣 本法案の第四条におきまして、今先生がお読みになったように、国、地方公共団体、事業者及び国民が適切に役割分担を行い、かつ、これらの者が費用を適切かつ公平に負担しなければならないということが規定されているわけでございます。  では、適切かつ公平な負担、具体的にはどう...全文を見る
○清水国務大臣 本法二十条第一項におきまして、事業者が、物品の耐久性の向上あるいはリサイクルの容易化等のための製品の設計でありますとか、材質の工夫をすることを促しているわけでございまして、そのために、技術的な支援その他の必要な措置が行われるということを規定しているわけでございます...全文を見る
○清水国務大臣 先ほども同趣旨の御質問があったかと存じますけれども、本法案は、基本法という性格でございますので、直接に個別の権利や義務を生じさせるものではございませんけれども、この規定は、個別の措置を講ずる際の基本的な考え方を示したものでございます。  したがいまして、個別の製...全文を見る
○清水国務大臣 この二十二条の規定でございます。今先生がお示しになりましたように、不法投棄によりまして生じた環境の保全上の支障については、あくまでもその投棄行為を行った者が、みずからの負担により解決すべきものであることが基本である、そしてその点は排出者責任の考え方としてこの法律で...全文を見る
○清水国務大臣 本法案のねらいは、循環型社会の形成を推進する基本的枠組みとなる法律を制定することによりまして、廃棄物・リサイクル対策を総合的かつ計画的に推進しよう、そのための基盤をつくるということでございますし、また、個別の廃棄物・リサイクル関係法律の整備と相まって、循環型社会の...全文を見る
○清水国務大臣 循環型社会を形成し、廃棄物・リサイクル問題に適切に対応していくためには、もう一刻も猶予が許されないという緊急の課題だというふうに考えているわけでございまして、私といたしましては、本法案に基づきまして、強力に施策を推進してまいりたいというふうに考えているところでござ...全文を見る
○清水国務大臣 環境基本法と本法案との違い、どこにあるのかという御質問でございます。  私ども、これまでお答え申し上げてきたのは、環境基本法というのは、まず公害防止、地球環境保全及び自然環境保全という、大きく三つの分野を中心とした環境保全施策全般を対象といたしまして、しかもその...全文を見る
○清水国務大臣 私も、日本国憲法は世界に誇るべき非常にすばらしい憲法であるというふうに思っております。御指摘のありましたような、主権在民、平和主義そして基本的人権の尊重、本当にこういったものは堅持すべきものでございますし、憲法制定以来、一貫して国民からも高い支持を得てきたものだと...全文を見る
○清水国務大臣 先ほど先生がおっしゃいましたように、かつての環境庁が、本当に公害対策で追われていた時期、今は本当にさま変わりでございます。環境問題は、本当に身近なダイオキシン問題、廃棄物問題から、地球温暖化、そして広範な問題が広がっているわけでございまして、そういった意味では、国...全文を見る
○清水国務大臣 環境省になりますと、具体的には、廃棄物対策などのような、専ら環境の保全を目的とする事務事業は一元的に実施するということになっておりますし、それから、今御審議いただいていますリサイクル対策等、環境の保全を目的の一部に持つ事務についても、他の府省と共同で推進するという...全文を見る
○清水国務大臣 先生がリオデジャネイロの会議での日本の立場に対して、いろいろ失望されたというお話をいただきましたけれども、あれからもうそろそろ十年になるわけでございまして、今、二〇〇二年、リオ・プラス10ということで、その会議をどのような形で持つかということが国際的に問題になって...全文を見る
○清水国務大臣 今、自然循環がどうして中に入っていないのかというお尋ねでございます。  環境基本法に基づきます環境基本計画の中では、循環を環境政策の長期目標の一つとして定めまして、自然の物質循環の保全、そして経済社会システムにおける物質循環の確保ということを目標に掲げております...全文を見る
○清水国務大臣 今御指摘の循環型社会形成推進基本法案で言います技術的及び経済的に可能という言葉でございますけれども、この趣旨は、単に事業者が技術的に無理または経済的に無理と言えばやらなくていい、こういう現状追認的なものじゃないのです。それで、事業者が新しい技術を活用したりあるいは...全文を見る
○清水国務大臣 安易に熱回収を行うのではないかという先生の御指摘でございますけれども、この法案におきましては、第五条におきまして、循環型社会の形成についての基本原則といたしまして、循環資源の循環的な利用または処分に伴う環境への負荷をできる限り低減する観点から、原材料、製品等が廃棄...全文を見る
○清水国務大臣 済みません。さっきのドイツの問題なんですけれども、ドイツでは、いわゆるサーマルリサイクルとマテリアルリサイクルというのを同じリサイクルということでくくっているということでございますけれども、そのために、サーマルリサイクルについては一定の条件をつけているというふうに...全文を見る
○清水国務大臣 本法案におきましては、循環型社会の形成の推進に関する基本原則、あるいは国、地方公共団体、事業者及び国民の責務、あるいは国が講じようとする施策、こういったものを規定いたしまして、形成すべき循環型社会とその形成のために果たすべき関係者の役割を明記しているわけでございま...全文を見る
○清水国務大臣 これからいろいろと具体的なことが家電法なんかでも決まっていくと思いますけれども、どのくらいが公平な負担であるのかどうか、これはやはり多くの方々のこれからの検討にかかわってくると思うのですけれども、いずれにいたしましても、この処理をいたしますのに、事業者も負担の努力...全文を見る
○清水国務大臣 今までは、やはりすぐに進めることができませんもので、国民の御理解と御協力をいただくためにも、制度の効果等について調査研究を進めるというふうに申し上げておりました。  実は、この十二年度の予算におきまして、欧米のリサイクル先進国におきますこういった制度、関連制度で...全文を見る
○清水国務大臣 大変応援をいただきましてありがとうございます。環境庁が環境省になりますけれども、破格だと思います、百十一名の人員をちょうだいいたしまして、ぜひ大きな仕事をしていきたいというふうに思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
○清水国務大臣 前回のときにも先生からNGO、NPOの活動の支援についてお話がございまして、私も環境庁に参りまして、NGOの方々が非常に積極的に環境行政に参加してくださっているという姿を体験いたしておりまして、その姿勢は環境庁においては大変すばらしいことだというふうに思っているわ...全文を見る
○清水国務大臣 今、私は地球環境基金のことを申し上げたのですけれども、この基金が、たくさん集まれば本当にたくさん差し上げられるわけですけれども、やはり全体に企業の景気も落ちているというようなこともありまして、それほど思ったほど集まっていないのは確かでございます。  しかし、こう...全文を見る
○清水国務大臣 中央環境審議会が第三者機関としての役割をこれから果たすということで、非常に大きな期待が寄せられているわけでございますし、またその機能が十分発揮できるような人選等もしなきゃいけないわけでございますけれども、中央環境審議会の中には、当然のことながら、学界の方、産業界の...全文を見る
○清水国務大臣 先生の御指摘は、基本法の中に、新法の制定でありますとか法律の改正でありますとかというようなことまで書いたらどうかという御指摘でございますね。基本計画は、これは行政の計画になるわけでございまして、環境大臣が決めるということになるわけでございますけれども、立法権、立法...全文を見る
○清水国務大臣 先生には大変長い質疑をちょうだいしましたけれども、この中でいろいろな問題が具体的に出されてきたというふうに思います。  しかし、今日、我が国は、廃棄物の発生量が非常に多くなってこれを何とかしなければならない、あるいは廃棄物の処理施設の立地の困難性、あるいは不法投...全文を見る
○清水国務大臣 ただいま議題となりました悪臭防止法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  近年問題となっている中古タイヤ集積場の火災などの事故時の悪臭被害については、一時的に多量の悪臭物質が放出され、大きな被害をもたらす傾向にあること...全文を見る
05月09日第147回国会 衆議院 環境委員会 第7号
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○清水国務大臣 ただいまの悪臭防止法におきましては、規制地域内に事業場を設置している事業者に対しては、規制基準の遵守義務規定が設けられているわけでございますけれども、先生今、事業者による事業活動一般に対する責務規定をさらに設けたらどうかという御指摘でございました。  実は、環境...全文を見る
○清水国務大臣 このたびはこういう整理になりましたけれども、事業者一般に対する悪臭防止のための責務規定を設けるという先生の御指摘に対しましては、悪臭苦情の状況を見ながら、附則第二条に基づきます検討とあわせまして、さらに考えていきたいというふうに思っているわけでございます。  た...全文を見る
○清水国務大臣 先生御指摘のように、最近、中古タイヤの火災、こういったものが多くて、そして悪臭苦情が非常にふえている、それが今回の法改正の一つの発端にもなったわけでございます。  従来ですと、タイヤ火災事故で悪臭が発生いたしましても、現行の悪臭防止法では実効的な措置が講じられな...全文を見る
○清水国務大臣 タイヤだけに限って申しますれば、やはり中古タイヤの活用を進めるというようなこと、リサイクルを進めるというような、循環型社会にふさわしいような方向にすべきものだというふうに考えます。  いわゆる野積みタイヤの問題につきましては、今までは、使用済みタイヤはリサイクル...全文を見る
○清水国務大臣 私も、この「かんきょう」の特集号も拝見しているところでございますけれども、今の岩崎さんの御指摘に関して、臭気環境アセスメントについての御質問でございました。  環境アセスメントの中で、臭気については評価手法がなかなか難しいというところでございますけれども、におい...全文を見る
○清水国務大臣 今回の改正案を提出いたしました一番の理由というのは、悪臭防止法が制定されてからおおむね減少傾向でございました悪臭問題に対します苦情が、ここ数年急激に増加してきているということでございます。これの要因は、先ほどから御議論ございます中古タイヤの火災事故等の問題、あるい...全文を見る
○清水国務大臣 先生御質問の有価物の野外焼却、これにつきましては、規制地域内であれば、現行の悪臭防止法の規制措置、例えば、改善勧告でありますとか改善命令といったようなことができますけれども、しかし、規制地域外の行為につきましては、規制対象にはなりません。  規制地域外の野外焼却...全文を見る
○清水国務大臣 野外焼却行為につきましては、今国会に提案されております廃棄物処理法の改正案、これで焼却禁止の規定もございますし、罰則もついているわけでございます。この廃棄物の焼却行為の禁止、違反者への直罰、こういったことによりまして、現行の悪臭防止法の改善勧告、改善命令によりまし...全文を見る
○清水国務大臣 先ほど来、指定されている地域が少ないじゃないかという御指摘が何度もございました。これは、これから臭気指数の測定体制もきちんと整備されて、そして臭気指数の測定がきちんとできるようになりますれば、当然のことながら箇所数もふえてくるのではないかと期待するところでございま...全文を見る
○清水国務大臣 ただいまの件につきましては、政府参考人から御答弁いたしましたように、滋賀県において、専門家によります調査委員会が設置されて、硫化水素の発生状況の現地調査でございますとか、原因究明等について調査しているというふうに伺っております。環境庁といたしましても、県からも十分...全文を見る
○清水国務大臣 悪臭防止法というのは、規制地域内におきます事業活動に伴って発生する悪臭を規制するという性格のものでございます。したがいまして、規制地域外における事業活動に伴います悪臭は規制対象外になります。したがいまして、環境庁といたしましては、現在、規制地域外の地域につきまして...全文を見る
○清水国務大臣 今先生御質問のエンバイロテックを含む周辺地域というのは、悪臭防止法の規制地域外でございます。したがいまして、悪臭防止法に基づく規制措置を講ずることはできません。  今の御指摘のように、そこで起きている悪臭というのは、エンバイロテック周辺にあります豚舎から出る悪臭...全文を見る
○清水国務大臣 その地域を規制地域にするかどうかというのは、これはあくまでも都道府県知事の御判断でございます。そして、その御判断のもとは、やはり住民からの苦情等も参考にしているというふうに思います。  今、それでは何もしないのかということでございますけれども、今出てきております...全文を見る
○清水国務大臣 必ずしもそう決めたわけじゃございませんけれども、恐らくそういうふうになるだろうというふうに考えます。
○清水国務大臣 実際に調べまして、もし問題があれば、当然のことながら指導をいたします。
○清水国務大臣 例えば農業が原因で出てきているにおいなのか、あるいは化学工場から出てきているにおいなのかというようなことは、かなりわかるそうでございます。
○清水国務大臣 今、臭気判定士が十一年度末で約千六百人だということでございますけれども、これから市町村が臭気測定体制をきちんと確保するために、臭気判定士をさらに増加しなければならないというふうに私ども思っているわけでございます。今後、規制地域を拡大する自治体がどのくらいふえていく...全文を見る
○清水国務大臣 それは、このたびの対応で確実に減るだろうというふうに考えております。
○清水国務大臣 この法律は事業活動に伴って起きます悪臭に関して地域を指定しているわけでございまして、考え方といたしましては、今先生のおっしゃるように、指定地域外でも悪臭苦情が問題になっているんだからもっと広げたらいいんじゃないかという御趣旨の御質問でございますけれども、私どもも、...全文を見る
○清水国務大臣 先生の御指摘でございますけれども、では、今具体的に苦情の状況がどうなっているかといいますと、エンバイロテックに関しましては、平成十年に一件ございました。十一年にはゼロでございます。養豚場に関しましては、平成十年で八件、それから十一年になりまして一件というふうなこと...全文を見る
○清水国務大臣 これが指定地域になりますれば、罰則としまして一年以下の懲役それから百万円の罰金がございます。
○清水国務大臣 罰則をつけたら減るかどうかというお尋ねでございますけれども、罰則があるからではなくて、やはり私どもといたしましては、こういった法改正をいたしまして、そして実効が上がるようにしていくわけでございますので、指定地域内の事業所の方々には、当然のことながら、この趣旨を徹底...全文を見る
○清水国務大臣 中央環境審議会、これは環境庁が環境行政を進める上で非常に重要な委員会でございまして、そこでいただきます答申、重要な指針であるというふうに認識しているところでございます。  御指摘のように、今回の悪臭防止法の改正にいたしましても、ことしの三月に中央環境審議会の答申...全文を見る
○清水国務大臣 まず一つ、事業者の責務規定をどうして設けなかったのかという御質問でございますけれども、実は環境庁におきまして、この法案作成に当たりまして、これを入れることを検討したわけでございますけれども、あらかじめ地域を指定して、そして規制を行う制度をとっております現行の悪臭防...全文を見る
○清水国務大臣 悪臭防止法の性格がやはり事業活動に伴って起きます悪臭をいかにするかというようなことから発想しておりますし、地域を指定しながらやらなければいけないということもございますものですから、そういう規定になっているわけでございますが、先ほど来この問題は随分審議されました。し...全文を見る
05月15日第147回国会 参議院 行政監視委員会 第8号
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○国務大臣(清水嘉与子君) 今、先生御指摘のように、この引地川の汚染事故につきましては、今、局長も申しましたけれども、速やかな全貌の解明に向けて県、市と協力して努めておりますので、もうしばらくお時間をいただきたいと思います。  また、今御指摘がございましたダイオキシン類対策特別...全文を見る
05月19日第147回国会 参議院 本会議 第26号
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○国務大臣(清水嘉与子君) ただいま議題となりました循環型社会形成推進基本法案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  近年、我が国における社会経済活動が拡大し、国民生活が物質的に豊かになる一方で、廃棄物の排出量の高水準での推移、最終処分場の残余容量の逼迫、廃棄物の焼却施...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 初めに、神道政治連盟国会議員懇談会におきます総理の御発言についてのお尋ねでございますけれども、総理の御説明がありましたとおり、日本国憲法に定める主権在民、信教の自由の考え方に反することを発言されたものではないと私は理解しております。そこで問題はないと考...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 福本先生から、まず、この法案におきます排出者責任、また拡大生産者責任の位置づけについてのお尋ねがございました。  まず、排出者責任の位置づけでございますけれども、本法案におきましては、廃棄物等の排出事業者に対して、その排出したものをみずからの責任にお...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 製造事業者等の製品の廃棄後の処理責任があいまいであるというお尋ねでございました。  みずから生産します製品について、生産者が生産・使用段階だけでなくて、使用後、廃棄物になった後まで一定の責任を負うという拡大生産者責任の考え方は、循環型社会の構築のため...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) まず、大渕先生からは、本法案が廃棄物・リサイクル対策に限定されている理念法案ではないのかというお尋ねがございました。  深刻化しております廃棄物問題の解決はもはや一刻の猶予も許されない状況にございます。本法案は、廃棄物・リサイクル対策に焦点を当てなが...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 堂本先生から、初めに基本計画におきます回収率等の目標値の設定及び事業者に対する基礎データの提出の義務づけに関するお尋ねがございました。  基本計画の具体的な内容につきましては、法案の規定に基づきまして中央環境審議会の御意見を待つ必要があるわけでござい...全文を見る
05月23日第147回国会 参議院 国土・環境委員会 第18号
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○国務大臣(清水嘉与子君) ただいま議題となりました循環型社会形成推進基本法案につきまして、提案の理由及びその内容の概要を御説明申し上げます。  近年、我が国における社会経済活動が拡大し、国民生活が物質的に豊かになる一方で、廃棄物の排出量の高水準での推移、最終処分場の残余容量の...全文を見る
05月25日第147回国会 参議院 国土・環境委員会 第19号
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○国務大臣(清水嘉与子君) 今先生御指摘の引地川の水系で高濃度のダイオキシン類が認められたということがわかって以来、直ちに環境庁は神奈川県、藤沢市、三者によりまして引地川水系ダイオキシン汚染事件対策連絡調整会議というのを設置いたしまして、原因究明でありますとか周辺の環境調査等を進...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 先生方の御努力によりましてできたダイオキシン類対策特別措置法でございますが、この一月にその施行に伴いまして、環境の基準、排出基準等の各種の基準が定められたところでございます。これらの基準の定め方にいたしましても、やはり法施行時点において得られております...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) この底質につきましては、神奈川県の調査によりますと、引地川の底質は検出範囲の中では一グラム当たり二・六から二十一ピコグラム、平均八・二ピコグラムというふうになっております。環境庁が平成十年に全国調査をいたしましたときは、検出範囲で〇・一〇から二百六十ピ...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) おっしゃるように、今はまだ底質の環境基準ができていない、今検討しているところだというふうに申し上げるしかないわけでございます。  しかし、これまで得られています調査の結果、先ほども御紹介申し上げましたけれども、今回の引地川の底質の状態が、環境庁が十年...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 一言で言うのはなかなか難しいかもしれませんけれども、私ども本当に資源のない日本で、特に戦後の生活を考えてみますと、何もなかったところから物だけはあふれかえるというくらいにあると思います。よその国からたくさん持ってきた資源を利用して、そして豊かにはなりま...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 確かに、基本法の中で一番重要な点だというふうに思っております十五条の基本計画でございますけれども、これは環境大臣が、中央環境審議会が意見を述べる指針に即してかつ審議会の意見を聞いて基本計画の案を策定し、閣議決定を求めるというふうになっているわけでござい...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 一九九九年のエネルギー起源の二酸化炭素量というのが、これは民間の機関が発表されたデータだと思いますけれども、発表されたことを承知しているところでございます。  環境庁といたしましては、環境庁としてのデータもきちんと把握したいと思っているわけでございま...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 地球温暖化防止行動計画というのは、政府として地球温暖化対策の方針あるいは広範な施策等を明らかにしたものでございまして、これに基づきまして温暖化対策に対する多くの取り組みが実施されているわけでございます。行動計画の目標の内容につきましては、一九九〇年レベ...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 先生の御指摘でございますけれども、この基本法ができ、そして各個別法との一体となった成果によりまして、まずリデュースが図られ、そしてリサイクルが図られといったこと、そして最終的には廃棄という循環を促すということを考えているわけでございます。  特に先生...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 先生の今のやりとりは、もう何度も先生はこの点について御指摘でございますので、よく理解できますし、こういった法律ができることによりまして、容器包装リサイクル法にも影響を与えられれば大変いいというふうに考えます。  ただ、先生御指摘のように、ある一定の生...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 今先生の御指摘のとおりであろうと思います。この問題についてはたくさんございますけれども、環境庁といたしましても今問題意識をきちんと持ちながら前向きに進めていきたいというふうに思っております。  特に、先生が最後の方でいろいろおっしゃってくださいました...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) この問題につきましては、この法案によりましても、拡大生産者責任の問題としても表示の問題というのは非常に大きな問題であろうというふうに思っております。よく通産省とも御相談しながら可能性を探っていきたいというふうに思っております。
○国務大臣(清水嘉与子君) ただいま申し上げましたけれども、国民に情報公開をしていくこの表示の問題というのは非常に大きな問題だというふうに理解しておりますので、これからの施策の中で具体的にどういうふうにしていくのかということを十分前向きに検討していきたいというふうに思っております...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 廃棄物・リサイクル対策につきましては、これまでは個別法の制定によりまして拡充整備が図られてきたところでございますけれども、循環型社会形成のためにこれを総合的かつ計画的に推進することが不可欠となっているわけでございまして、まさにこの法案はそのための基盤を...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) いろいろと御心配のようでございますけれども、この基本法によりまして、きちんとした基本計画をつくり、そのときにもその考え方が必ず各個別法はそれに準じて、準じてといいましょうか、その考え方に基づいてつくられる仕組みになっておりますし、そして基本法の考え方が...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) この法案が成立いたしますと、第三者機関としての中央環境審議会の役割が非常に大きいというふうに思うわけでございます。  この中央環境審議会が、基本計画の作成のための具体的な指針及び計画案につきまして意見を述べるということが規定されているわけでございます...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) これは、最初の先生の御質問にもお答え申し上げたところでございますけれども、本法案のねらいというのは循環型社会の形成を推進する基本的な枠組みとなります法律を制定することによりまして、廃棄物・リサイクル対策を総合的にまた計画的にあるいは一体的に推進するため...全文を見る
○国務大臣(清水嘉与子君) 大変強いお励ましをちょうだいしましたけれども、その決意で、きょうはペットボトルの話なんかがたくさん出ましたけれども、この法案そのものがことしから本格実施になったということもありますし、家電も来年からということもありますので、ぜひフォローするとき、チェッ...全文を見る
11月08日第150回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第1号
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○清水嘉与子君 自由民主党の清水と申します。  済みません。きょうは、皆様方のお話を直接伺わないで、資料で拝見しながら御質問させていただきます。大変失礼でございますけれども、よろしくお願いしたいと思います。  まず、合田さんにお願いしたいんですけれども、大変この横浜保育室、関...全文を見る
○清水嘉与子君 まず、合田さんの方から実態をちょっと教えていただきたいと思います。
○清水嘉与子君 ありがとうございます。
11月15日第150回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第2号
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○清水嘉与子君 自由民主党の清水と申します。  まず、小倉参考人にお願いしたいんですけれども、先生のお話を伺っておりまして、私たちは、今まで女性が非常に進学率も高くなり、学歴も高くなり、そして社会進出をして、それなりに自己実現ができる社会になったということに対してそれなりに評価...全文を見る